JP2003521791A - 不法複製からのコンテンツ保護 - Google Patents
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- G06T1/005—Robust watermarking, e.g. average attack or collusion attack resistant
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Storage Device Security (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
インターネットのような制限された帯域幅の通信経路（１３０）を介して全体のデータセットの伝送の意思を失わせるためにデータセット内に含めるために、十分な数のデータアイテムが選択（１１２）される。各データアイテムは、１つ又はそれ以上の部分を有し、ともに完全なデータセットを構成する。データセットの各部分はデータセットの他の部分にリンクされ、そして、各部分のリンクは１つ又はそれ以上のウォータマークの使用を介してその部分に結び付けられている。表現するための素材の表示に際し、完全なデータセットの存在が、リンクされた部分の存在を確かめることにより確認（１２６）される。更なる安全のために、部分間のリンクが各リンクされている部分のランダムな選択により構成される。各リンクされている部分がリンクされていたもとの部分に対応することを確認するために、各リンクは、リンクされている部分の取り出しが元々割り当てられたリンクされている部分に対応することを決定するために使用されることが可能なリンクされている部分の識別子を含む。リンクされている部分に関連する識別子が表示されているリンクされている部分と適切に一致しない場合には、データセットのデータアイテムの表示が妨げられる。好適な実施例では、閉じたリンクされたリストが構成され、それによって、データセットの各部分は、必要ならば、確認処理内に含めることが可能である。
Description
【０００１】
発明の背景
１．発明の分野
本発明は、主に民生用電子機器の分野に関連し、特にコピー保護されたコンテ
ンツ素材の保護に関連する。
ンツ素材の保護に関連する。
【０００２】
２．関連技術の説明
著作権素材の不法な配布は、この素材に対する著作権者の合法な使用料を奪い
、そして、この不法に配布された素材の供給者に、不法な配布を継続させるのを
助長する利益を与える。インターネットにより提供される情報転送の容易から考
えて、芸術的表現又は制限された配布権を有する他の素材のような、コピー保護
されることが意図されたコンテンツ素材は、広範囲な不法配布を受けやすい。圧
縮オーディオファイルを蓄積しかつ伝送するためのＭＰ３フォーマットは、歌曲
の３０又は４０メガバイトのディジタルオーディオ記録物を３又は４メガバイト
のＭＰ３ファイルに圧縮できるので、オーディオ記録物の広範囲な配布を可能と
する。インターネットへの典型的な５６ｋｂｐｓダイアルアップ接続を使用して
、このＭＰ３ファイルは、数分でユーザコンピュータにダウンロードできる。こ
のように、悪意のある者は、オリジナルの合法なＣＤから歌曲を読出し、歌曲を
ＭＰ３フォーマットに符号化し、そして、ＭＰ３符号化された歌曲を広範囲な不
法配布のためにインターネット上に配置する。代わりに、悪意のある者は、ＭＰ
３符号化された歌曲をダウンロードするために、ダイアルインサービスを提供し
うる。ＭＰ３符号化された歌曲の不法コピーは、後に続いて、ソフトウェア又は
、ハードウェア装置により演奏され、又は、従来のＣＤプレーヤで再生するため
に、記録可能なＣＤに逆圧縮されて蓄積される。
、そして、この不法に配布された素材の供給者に、不法な配布を継続させるのを
助長する利益を与える。インターネットにより提供される情報転送の容易から考
えて、芸術的表現又は制限された配布権を有する他の素材のような、コピー保護
されることが意図されたコンテンツ素材は、広範囲な不法配布を受けやすい。圧
縮オーディオファイルを蓄積しかつ伝送するためのＭＰ３フォーマットは、歌曲
の３０又は４０メガバイトのディジタルオーディオ記録物を３又は４メガバイト
のＭＰ３ファイルに圧縮できるので、オーディオ記録物の広範囲な配布を可能と
する。インターネットへの典型的な５６ｋｂｐｓダイアルアップ接続を使用して
、このＭＰ３ファイルは、数分でユーザコンピュータにダウンロードできる。こ
のように、悪意のある者は、オリジナルの合法なＣＤから歌曲を読出し、歌曲を
ＭＰ３フォーマットに符号化し、そして、ＭＰ３符号化された歌曲を広範囲な不
法配布のためにインターネット上に配置する。代わりに、悪意のある者は、ＭＰ
３符号化された歌曲をダウンロードするために、ダイアルインサービスを提供し
うる。ＭＰ３符号化された歌曲の不法コピーは、後に続いて、ソフトウェア又は
、ハードウェア装置により演奏され、又は、従来のＣＤプレーヤで再生するため
に、記録可能なＣＤに逆圧縮されて蓄積される。
【０００３】
幾つかの機構が、コピー保護されたコンテンツ材料を再生を制限するために提
案されている。安全ディジタル音楽イニシアティブ（ＳＤＭＩ）及びその他は、
許可を得たコンテンツ素材を識別するために”ディジタルウォータマーク”の使
用を唱導する。２０００年３月１日に発行されたＥＰ０９８１９０１の”信号内
への補助データの埋めこみ”は、電子的素材にウォータマークを入れるための技
術を開示する。紙のウォータマークのように、ディジタルウォータマークは、検
出可能であるように且つ人目につかないように、コンテンツ素材中に埋めこまれ
る。ウォータマークを有するディジタル音楽記録物のオーディオ再生は、例えば
、実質的にウォータマーク無しの同じ記録物の再生から区別できない。しかし、
ウォータマーク検出装置は、ウォータマークの存在又は不存在に基づいてこれら
の２つの記録を区別できる。幾つかのコンテンツ素材は、コピー保護されておら
ずそして、これゆえにウォータマークを含まないので、ウォータマークの不存在
は不法な素材と合法な素材の区別に使用できない。対照的に、ウォータマークの
不存在は、合法的に自由にコピーできるコンテンツ素材を示す。
案されている。安全ディジタル音楽イニシアティブ（ＳＤＭＩ）及びその他は、
許可を得たコンテンツ素材を識別するために”ディジタルウォータマーク”の使
用を唱導する。２０００年３月１日に発行されたＥＰ０９８１９０１の”信号内
への補助データの埋めこみ”は、電子的素材にウォータマークを入れるための技
術を開示する。紙のウォータマークのように、ディジタルウォータマークは、検
出可能であるように且つ人目につかないように、コンテンツ素材中に埋めこまれ
る。ウォータマークを有するディジタル音楽記録物のオーディオ再生は、例えば
、実質的にウォータマーク無しの同じ記録物の再生から区別できない。しかし、
ウォータマーク検出装置は、ウォータマークの存在又は不存在に基づいてこれら
の２つの記録を区別できる。幾つかのコンテンツ素材は、コピー保護されておら
ずそして、これゆえにウォータマークを含まないので、ウォータマークの不存在
は不法な素材と合法な素材の区別に使用できない。対照的に、ウォータマークの
不存在は、合法的に自由にコピーできるコンテンツ素材を示す。
【０００４】
他のコピー保護機構も使用できる。例えば、１９９９年４月７日に発行された
欧州特許ＥＰ０９０６７００の”コンテンツ情報とそれに関連する補足の情報を
伝送する方法及びシステム”は、保護された素材が映される回数を制御するウォ
ータマーク”チケット”の使用を介した著作権素材の保護の技術を提示する。
欧州特許ＥＰ０９０６７００の”コンテンツ情報とそれに関連する補足の情報を
伝送する方法及びシステム”は、保護された素材が映される回数を制御するウォ
ータマーク”チケット”の使用を介した著作権素材の保護の技術を提示する。
【０００５】
ウォータマーク素材の正確な再生は、ウォータマークがウォータマーク素材の
コピー内で再生されることを発生する。ウォータマークの不正確な又は損失の多
い再生は、しかしながら、素材の損失の多いコピー内のウォータマークの再生を
提供しない可能性がある。ＳＤＭＩの保護機構を含む幾つかの保護機構は、不法
素材から合法素材を区別するために、適切なウォータマークの存在又は不存在に
基づいて、損失の多い再生のこの特性を利用する。ＳＤＭＩのシナリオでは、”
強い”ウォータマークと”もろい”ウォータマークの２つの形式のウォータマー
クが定義される。強いウォータマークは、オーディオ記録のＭＰ３符号化のよう
な、もとのコンテンツ素材の実質的な部分を保持するように設計された損失のあ
る再生で生き残ることが期待されているものである。即ち、再生は、オリジナル
の記録の合理的な演奏を可能とする十分な情報を維持し、強いウォータマークも
維持される。一方、もろいウォータマークは、損失の多い再生又は、他の不法な
不正操作により壊されることが期待されているものである。
コピー内で再生されることを発生する。ウォータマークの不正確な又は損失の多
い再生は、しかしながら、素材の損失の多いコピー内のウォータマークの再生を
提供しない可能性がある。ＳＤＭＩの保護機構を含む幾つかの保護機構は、不法
素材から合法素材を区別するために、適切なウォータマークの存在又は不存在に
基づいて、損失の多い再生のこの特性を利用する。ＳＤＭＩのシナリオでは、”
強い”ウォータマークと”もろい”ウォータマークの２つの形式のウォータマー
クが定義される。強いウォータマークは、オーディオ記録のＭＰ３符号化のよう
な、もとのコンテンツ素材の実質的な部分を保持するように設計された損失のあ
る再生で生き残ることが期待されているものである。即ち、再生は、オリジナル
の記録の合理的な演奏を可能とする十分な情報を維持し、強いウォータマークも
維持される。一方、もろいウォータマークは、損失の多い再生又は、他の不法な
不正操作により壊されることが期待されているものである。
【０００６】
ＳＤＭＩ機構では、強いウォータマークの存在は、コンテンツ素材がコピー保
護されていることを示し、そして、対応するもろいウォータマークの不存在又は
崩壊は、強いウォータマークが存在するときに、コピー保護された素材は、ある
方法で不正操作されたことを示す。ＳＤＭＩ準拠装置は、ウォータマークの崩壊
又は不存在が、携帯プレーヤで使用するためのコピー保護された素材のＳＤＭＩ
圧縮のような、”ＳＤＭＩ保証された”処理により正当化されている場合を除き
、崩壊されたウォータマークを伴なう又は検出された強いウォータマークを伴な
うがしかしもろいウォータマークが存在しないウォータマーク素材を表現するこ
とを拒絶する。参照と理解の容易のために、用語”表現”はここでは、再生、記
録、変換、有効化、蓄積、ローディング、及び、同様なもののような、コンテン
ツ素材のどのような処理又は伝送も含むように使用される。この機構は、ＭＰ３
又は他の圧縮技術を介したコンテンツ素材の配布を制限するのに役立つが、しか
し、コンテンツ素材の偽造の変更されない（未圧縮の）再生の配布には影響しな
い。この制限された保護は、歌曲を得るためにコストの係る不便な非常に大きな
ファイルのダウンロードは、未圧縮コンテンツ素材の盗用の意思を失わせる傾向
にあるので、商業的に実行可能であると考えられる。
護されていることを示し、そして、対応するもろいウォータマークの不存在又は
崩壊は、強いウォータマークが存在するときに、コピー保護された素材は、ある
方法で不正操作されたことを示す。ＳＤＭＩ準拠装置は、ウォータマークの崩壊
又は不存在が、携帯プレーヤで使用するためのコピー保護された素材のＳＤＭＩ
圧縮のような、”ＳＤＭＩ保証された”処理により正当化されている場合を除き
、崩壊されたウォータマークを伴なう又は検出された強いウォータマークを伴な
うがしかしもろいウォータマークが存在しないウォータマーク素材を表現するこ
とを拒絶する。参照と理解の容易のために、用語”表現”はここでは、再生、記
録、変換、有効化、蓄積、ローディング、及び、同様なもののような、コンテン
ツ素材のどのような処理又は伝送も含むように使用される。この機構は、ＭＰ３
又は他の圧縮技術を介したコンテンツ素材の配布を制限するのに役立つが、しか
し、コンテンツ素材の偽造の変更されない（未圧縮の）再生の配布には影響しな
い。この制限された保護は、歌曲を得るためにコストの係る不便な非常に大きな
ファイルのダウンロードは、未圧縮コンテンツ素材の盗用の意思を失わせる傾向
にあるので、商業的に実行可能であると考えられる。
【０００７】
発明の概要
本発明の目的は、コピー保護された素材の保護を、未圧縮コンテンツ素材の保
護を含むように拡張することである。このために、本発明は、独立請求項に記載
されているように、盗用を発見するための方法、復号方法、蓄積媒体、符号化器
及び復号器を提供する。優位な実施例は、独立請求項に記載されている。
護を含むように拡張することである。このために、本発明は、独立請求項に記載
されているように、盗用を発見するための方法、復号方法、蓄積媒体、符号化器
及び復号器を提供する。優位な実施例は、独立請求項に記載されている。
【０００８】
インターネットのような制限された帯域幅の通信経路を介して全体のデータセ
ットの伝送の意思を失わせるためにデータセット内に十分な数のデータアイテム
を含めるように選択することにより達成される。各データアイテムは、１つ又は
それ以上の部分を有し、全ての部分の全体は完全なデータセットを含む。データ
セットの各部分はデータセットの他の部分にリンクされ、そして、各部分のリン
クは１つ又はそれ以上のウォータマークの使用を介してその部分に結び付けられ
ている。表現するための素材の表示に際し、完全なデータセットの存在が、リン
クされた部分の存在を確かめることにより確認される。更なる安全のために、部
分間のリンクが各リンクされている部分のランダムな選択により構成される。各
リンクされている部分がリンクされていたもとの部分に対応することを確認する
ために、各リンクは、リンクされている部分の取り出しが元々割り当てられたリ
ンクされている部分に対応することを決定するために使用されることが可能なリ
ンクされている部分の識別子を含む。リンクされている部分に関連する識別子が
表示されているリンクされている部分と適切に一致しない場合には、データセッ
トのデータアイテムの表示が妨げられる。好適な実施例では、閉じたリンクされ
たリストが構成され、それによって、データセットの各部分は、必要ならば、確
認処理内に含めることが可能である。
ットの伝送の意思を失わせるためにデータセット内に十分な数のデータアイテム
を含めるように選択することにより達成される。各データアイテムは、１つ又は
それ以上の部分を有し、全ての部分の全体は完全なデータセットを含む。データ
セットの各部分はデータセットの他の部分にリンクされ、そして、各部分のリン
クは１つ又はそれ以上のウォータマークの使用を介してその部分に結び付けられ
ている。表現するための素材の表示に際し、完全なデータセットの存在が、リン
クされた部分の存在を確かめることにより確認される。更なる安全のために、部
分間のリンクが各リンクされている部分のランダムな選択により構成される。各
リンクされている部分がリンクされていたもとの部分に対応することを確認する
ために、各リンクは、リンクされている部分の取り出しが元々割り当てられたリ
ンクされている部分に対応することを決定するために使用されることが可能なリ
ンクされている部分の識別子を含む。リンクされている部分に関連する識別子が
表示されているリンクされている部分と適切に一致しない場合には、データセッ
トのデータアイテムの表示が妨げられる。好適な実施例では、閉じたリンクされ
たリストが構成され、それによって、データセットの各部分は、必要ならば、確
認処理内に含めることが可能である。
【０００９】
本発明を、添付の図面を参照して、例により更に詳細に説明する。
【００１０】
図面を通して、同じ参照番号は同様な又は、対応する特徴又は機能を示す。
【００１１】
発明の詳細な説明
理解の容易のために、本発明は、ここで、ディジタル的に記録された歌曲の状
況で説明される。当業者には明らかなように、本発明は、制限された帯域幅の通
信経路を介して、伝送されることが意図された、どのような記録された情報にも
適用可能である。例えば、個々のコンテンツ素材アイテムは、アルバムの歌曲以
外の、大きなデータベース内のデータレコードでもよい。
況で説明される。当業者には明らかなように、本発明は、制限された帯域幅の通
信経路を介して、伝送されることが意図された、どのような記録された情報にも
適用可能である。例えば、個々のコンテンツ素材アイテムは、アルバムの歌曲以
外の、大きなデータベース内のデータレコードでもよい。
【００１２】
物の盗用は、盗用される物の価値よりも、盗用を、時間がかかり且つ不便にす
ることにより意思を失わせることができる。例えば、通常は金庫を盗むのに要す
る労力が、金庫を盗むことにより期待できる利得を超えるので、施錠された金庫
は、小さな貴重品を保護するのに使用される。Ｍｉｃｈａｅｌ Ｅｐｓｔｅｉｎ
の２００１年３月２８日に出願された、発明の名称”完全なデータセットの存在
の保証による不法複製からのコンテンツの保護”の米国特許出願番号Ｕ．Ｓ．０
９／５３７，８１５、弁護士名簿番号ＵＳ００００３５（開示７０９９９９Ｂ）
は、インターネットのような帯域幅制限された通信システムを介してデータセッ
トの伝送の意思を失わせるために十分大きなデータアイテムデータセット内に選
択し且つ結びつけることを教示する。その出願は、データセット完全パラメータ
を含むウォータマークを形成し且つこのウォータマークを各データアイテムの各
部分内に埋めこむことにより、データセット内のデータ項目を結びつけることを
教示する。その出願は、部分特定パラメータ（各部分に割り当てられたランダム
番号）をウォーマーク内に含むことを教示する。
ることにより意思を失わせることができる。例えば、通常は金庫を盗むのに要す
る労力が、金庫を盗むことにより期待できる利得を超えるので、施錠された金庫
は、小さな貴重品を保護するのに使用される。Ｍｉｃｈａｅｌ Ｅｐｓｔｅｉｎ
の２００１年３月２８日に出願された、発明の名称”完全なデータセットの存在
の保証による不法複製からのコンテンツの保護”の米国特許出願番号Ｕ．Ｓ．０
９／５３７，８１５、弁護士名簿番号ＵＳ００００３５（開示７０９９９９Ｂ）
は、インターネットのような帯域幅制限された通信システムを介してデータセッ
トの伝送の意思を失わせるために十分大きなデータアイテムデータセット内に選
択し且つ結びつけることを教示する。その出願は、データセット完全パラメータ
を含むウォータマークを形成し且つこのウォータマークを各データアイテムの各
部分内に埋めこむことにより、データセット内のデータ項目を結びつけることを
教示する。その出願は、部分特定パラメータ（各部分に割り当てられたランダム
番号）をウォーマーク内に含むことを教示する。
【００１３】
参照された出願は、完全パラメータ又は、完全パラメータを決定するのに使用
できる情報を含めるために、”バンド外データ”の使用を教示する。部分ウォー
タマークは、それらがそのデータセットとこの完全パラメータを形成するのに使
用された同じ部分であることを保証するために、この完全パラメータと比較され
る。偽造の可能性を最小にするために、完全パラメータは、部分に特定の識別子
の複合値のハッシュに基づいている。参照された出願は、ハッシュ等のような暗
号化技術に頼る、ディジタル的に署名された証明書と他の技術も教示する。
できる情報を含めるために、”バンド外データ”の使用を教示する。部分ウォー
タマークは、それらがそのデータセットとこの完全パラメータを形成するのに使
用された同じ部分であることを保証するために、この完全パラメータと比較され
る。偽造の可能性を最小にするために、完全パラメータは、部分に特定の識別子
の複合値のハッシュに基づいている。参照された出願は、ハッシュ等のような暗
号化技術に頼る、ディジタル的に署名された証明書と他の技術も教示する。
【００１４】
本発明に従って、バンド外データを使用せずに且つハッシュ関数のような暗号
関数を使用せずに、完全データセットが存在するか否かを決定することを容易に
する、自己指示データセットが使用される。完全なデータセットが存在しない場
合には、データセットのデータアイテムの後続の処理は終了される。ディジタル
オーディオ記録の状況では、準拠する再生又は記録装置は、ＣＤの完全なコンテ
ンツ無しでは、個々の歌曲を表現することを拒絶するようになされる。未圧縮の
ディジタル形式で、ＣＤ上のアルバム全体をダウンロードすることに必要とされ
る時間は、ＤＳＬ及びケーブルモデムの速度でさえも、ネットワーク負荷と他の
要因により、１時間以上であると予想できる。このように、ＣＤの完全なコンテ
ンツが未圧縮の形式で存在することを要求することにより、１時間以上のダウン
ロード”コスト”で、インターネット上の広範囲な配布を介しての歌曲の盗用の
可能性は実質的に減少される。
関数を使用せずに、完全データセットが存在するか否かを決定することを容易に
する、自己指示データセットが使用される。完全なデータセットが存在しない場
合には、データセットのデータアイテムの後続の処理は終了される。ディジタル
オーディオ記録の状況では、準拠する再生又は記録装置は、ＣＤの完全なコンテ
ンツ無しでは、個々の歌曲を表現することを拒絶するようになされる。未圧縮の
ディジタル形式で、ＣＤ上のアルバム全体をダウンロードすることに必要とされ
る時間は、ＤＳＬ及びケーブルモデムの速度でさえも、ネットワーク負荷と他の
要因により、１時間以上であると予想できる。このように、ＣＤの完全なコンテ
ンツが未圧縮の形式で存在することを要求することにより、１時間以上のダウン
ロード”コスト”で、インターネット上の広範囲な配布を介しての歌曲の盗用の
可能性は実質的に減少される。
【００１５】
図１は、本発明に従った保護システム１００の例示のブロック図を示す。保護
システム１００は、媒体１３０上にコンテンツ素材を符号化する符号化器１１０
、媒体１３０からコンテンツ素材を表現する復号器１２０を有する。符号化器１
１０は、ソースＳＲＣからコンテンツ素材を選択するセレクタ１１２、完全な確
認構造を構築するバインダ１１６及び、媒体１３０上にコンテンツ素材を記録す
るレコーダ１１４を有する。例えば、セレクタ１１２は、アルバム内に集められ
る歌曲に対応するコンテンツ素材を選択するように構成されても良い。参照の簡
単のために、各選択されたコンテンツ素材アイテムは、”データアイテム”と呼
ばれ、完全なデータアイテムは”データセット”を構成する。各データアイテム
は、データアイテムを構成する１つ又はそれ以上のデータの部分を含み、全体の
部分は”データセット”も構成する。バインダ１１６はデータセットの部分の間
のリンクを構成するデータ構造を形成し、それによって完全なデータセットが確
認されることが可能である。各部分のリンクは、１つ又はそれ以上のウォータマ
ークの使用を介してその部分に結び付けられる。レコーダ１１４は、従来技術で
一般的な技術を使用して、適切に、データセットをフォーマットし、符号化しそ
して、前述のデータ構造と共に、媒体１３０に蓄積する。
システム１００は、媒体１３０上にコンテンツ素材を符号化する符号化器１１０
、媒体１３０からコンテンツ素材を表現する復号器１２０を有する。符号化器１
１０は、ソースＳＲＣからコンテンツ素材を選択するセレクタ１１２、完全な確
認構造を構築するバインダ１１６及び、媒体１３０上にコンテンツ素材を記録す
るレコーダ１１４を有する。例えば、セレクタ１１２は、アルバム内に集められ
る歌曲に対応するコンテンツ素材を選択するように構成されても良い。参照の簡
単のために、各選択されたコンテンツ素材アイテムは、”データアイテム”と呼
ばれ、完全なデータアイテムは”データセット”を構成する。各データアイテム
は、データアイテムを構成する１つ又はそれ以上のデータの部分を含み、全体の
部分は”データセット”も構成する。バインダ１１６はデータセットの部分の間
のリンクを構成するデータ構造を形成し、それによって完全なデータセットが確
認されることが可能である。各部分のリンクは、１つ又はそれ以上のウォータマ
ークの使用を介してその部分に結び付けられる。レコーダ１１４は、従来技術で
一般的な技術を使用して、適切に、データセットをフォーマットし、符号化しそ
して、前述のデータ構造と共に、媒体１３０に蓄積する。
【００１６】
本発明に従って、セレクタ１１２は、データセットのサイズが、制限された帯
域幅通信チャネルを介してデータセットの後続の伝送の意思を失わせるのに十分
に大きいと考えられるまで、データセットに追加されるデータアイテムを選択す
る。この”意思を失わせるサイズ”は、主観的な値であり、そして、仮定された
利用できる通信帯域幅、伝送により起こされる損失等に依存する。他の基準も追
加のデータアイテムをデータセットに追加するか否かを決定するのにも使用され
る。例えば、データアイテムが存在するアルバム集合の歌曲に対応する場合には
、データセットのサイズが決定された意思を失わせるサイズを超えるか否かに関
わらず、全ての歌曲は、典型的には、データセットに追加される。アルバム集合
の全ての歌曲が選択された場合には、そして、意思を失わせるサイズの基準にま
だ達していない場合には、他のデータ項目は必要な意思を失わせるサイズを累積
するために選択される。例えば、ランダムデータビットを有するデータアイテム
は、そのサイズを増加するためにデータセットに追加される。これらのランダム
ビットは、従来のＣＤプレーヤにより可聴音として再生されることを防止するた
めに、典型的には、バンド外データ、ＣＤ−ＲＯＭデータ等として蓄積される。
代わりにデータアイテムは、他のアルバムの販売を促進するために設けられた他
のサンプル歌曲又は、記録されたコンテンツ素材に関連する画像とビデオ部分を
含んでもよい。同様に、インターネットアクセス加入プログラムのような販売促
進素材も媒体上に記録された情報内に含まれてもよい。データセットにサイズを
追加するこれらの及び他の手段は、この発明の技術分野の当業者には明らかであ
ろう。
域幅通信チャネルを介してデータセットの後続の伝送の意思を失わせるのに十分
に大きいと考えられるまで、データセットに追加されるデータアイテムを選択す
る。この”意思を失わせるサイズ”は、主観的な値であり、そして、仮定された
利用できる通信帯域幅、伝送により起こされる損失等に依存する。他の基準も追
加のデータアイテムをデータセットに追加するか否かを決定するのにも使用され
る。例えば、データアイテムが存在するアルバム集合の歌曲に対応する場合には
、データセットのサイズが決定された意思を失わせるサイズを超えるか否かに関
わらず、全ての歌曲は、典型的には、データセットに追加される。アルバム集合
の全ての歌曲が選択された場合には、そして、意思を失わせるサイズの基準にま
だ達していない場合には、他のデータ項目は必要な意思を失わせるサイズを累積
するために選択される。例えば、ランダムデータビットを有するデータアイテム
は、そのサイズを増加するためにデータセットに追加される。これらのランダム
ビットは、従来のＣＤプレーヤにより可聴音として再生されることを防止するた
めに、典型的には、バンド外データ、ＣＤ−ＲＯＭデータ等として蓄積される。
代わりにデータアイテムは、他のアルバムの販売を促進するために設けられた他
のサンプル歌曲又は、記録されたコンテンツ素材に関連する画像とビデオ部分を
含んでもよい。同様に、インターネットアクセス加入プログラムのような販売促
進素材も媒体上に記録された情報内に含まれてもよい。データセットにサイズを
追加するこれらの及び他の手段は、この発明の技術分野の当業者には明らかであ
ろう。
【００１７】
本発明に従った復号器１２０は、完全性チェッカー１２６により制御される表
現器１２２とゲート１２４を有する。表現器１２２は、ＣＤリーダ１３２のよう
な媒体読出し装置から情報を取り出すように構成される。従来技術で既知のよう
に、表現器１２２は、位置インデックスを規定することにより情報を取り出し、
そして、それに応じて、リーダ１３２は、媒体１３０上の規定された位置インデ
ックスに配置されるデータを供給する。媒体１３０上の連続する位置でのデータ
のブロック読出しは、位置インデックスとブロックサイズを規定することにより
実行される。
現器１２２とゲート１２４を有する。表現器１２２は、ＣＤリーダ１３２のよう
な媒体読出し装置から情報を取り出すように構成される。従来技術で既知のよう
に、表現器１２２は、位置インデックスを規定することにより情報を取り出し、
そして、それに応じて、リーダ１３２は、媒体１３０上の規定された位置インデ
ックスに配置されるデータを供給する。媒体１３０上の連続する位置でのデータ
のブロック読出しは、位置インデックスとブロックサイズを規定することにより
実行される。
【００１８】
図１の点線は、媒体１３０から歌曲を抽出し且つ例示のＣＤ模造器１４４にそ
れを通信する例示の歌曲抽出器１４２を示す。ＣＤ模造器１４４は、例えば、従
来のＣＤリードコマンドに応答する情報を提供するソフトウェアプログラムであ
る。代わりに、歌曲抽出器から受信された情報は、ＣＤ媒体に書きこまれ、そし
て、従来のＣＤリーダ１３２に供給される。上述のように、媒体１３０の完全な
コンテンツの伝送は媒体１３０のコンテンツの意図された大きなサイズにより意
思を失わさせられると仮定されるので、歌曲抽出器１４２は、使用されそうであ
る。
れを通信する例示の歌曲抽出器１４２を示す。ＣＤ模造器１４４は、例えば、従
来のＣＤリードコマンドに応答する情報を提供するソフトウェアプログラムであ
る。代わりに、歌曲抽出器から受信された情報は、ＣＤ媒体に書きこまれ、そし
て、従来のＣＤリーダ１３２に供給される。上述のように、媒体１３０の完全な
コンテンツの伝送は媒体１３０のコンテンツの意図された大きなサイズにより意
思を失わさせられると仮定されるので、歌曲抽出器１４２は、使用されそうであ
る。
【００１９】
本発明に従って、完全性チェッカー１２６は、全体のデータセットが存在する
か否かを決定するために、典型的には表現器１２２を介して媒体１３０からデー
タを得るように構成される。
か否かを決定するために、典型的には表現器１２２を介して媒体１３０からデー
タを得るように構成される。
【００２０】
図２は、完全なもとのセットが存在するか否かを決定するのを容易にするデー
タセット内のデータ項目を蓄積する例示のデータ構造２００を示す。トラックＴ
２１０と部分Ｓ２２０構造が示されており、従来のＣＤのメモリ構造及び他の蓄
積媒体と一貫性がある。示されているように、各トラックＴ２１０は、異なる数
の部分Ｓ２２０を有する。例示のデータ構造２００では、各部分Ｓ２２０はデー
タ構造内２００の他の部分Ｓへのリンク２３０を含む。好適な実施例では、各部
分２２０のリンク２３０は、利用できる他のリンクのランダム選択に基づいてい
る。例えば、トラックＴ０での第１の部分Ｓ（０，０）では、部分Ｓ（０，０）
２２０ａはトラックＴ１での部分Ｓ（１，１），部分Ｓ（１，１）２２０ｆにリ
ンクするリンクＬａ２３０ａを有する。この部分２２０ｆは、トラックＴｍでの
部分（ｍ，０）にリンクする関連するリンクＬｆ２３０ｆを有する。好適な実施
例では、データセットを通して、リンからリンクへの横断が閉じたループを構成
するように、リンクは閉じたリンクされたリストを構成する。ランダムのリンク
された部分を受ける第１の部分（この例では部分Ｓ（０，０）２２０ａ）は、ラ
ンダム選択処理がデータセットを通して進行するに従って、逆に保持され、そし
て、ランダムに選択された利用できる部分を各リンクされた部分に割り当てる。
全ての部分がリンクされた部分として割り当てられたときに、第１の部分は、最
後の部分のリンクされた部分として割り当てられる。例えば、図２の例示のデー
タ構造２００内の部分Ｓ（１，ｎ１）２２０ｈは、データセット２００の最後の
リンクされた部分を示し、そして、そのリンクされた部分Ｌｈ２３０ｈは第１の
部分Ｓ（０，０）２２０ａであり、それにより、データセット２００の全ての部
分２２０の閉じたリンクされたリストを構成する。完全なデータセット２００は
、リンクＬ２３０を介してデータセット２００を通して進むことにより確認され
、そして、各リンクされた部分が存在することを確認する。ランダムのリンクさ
れたリストを設けることにより、完全な歌曲を含む偽造された短縮されたリスト
を形成することの困難さが、増加される。リンク割り当ての代用を避けるために
、各部分２２０のリンクリストＬ２３０は、例えば、リンクされたトラック番号
が強いウォータマークとして符号化され、そして、トラック内のリンクされた部
分番号がもろいウォータマークとして符号化されるように、強い及びもろいウォ
ータマークの混合されたものとして符号化されるのが好ましい。上述のように強
いウォータマークは、その除去がウォータマークが埋めこまれているデータの実
質的な損害又は崩壊を起こすものであり、そして、もろいウォータマークは、そ
れが埋めこまれているデータが、例えばデータが圧縮によって、変更又は削除さ
れたときに損害又は崩壊が起きるものである。
タセット内のデータ項目を蓄積する例示のデータ構造２００を示す。トラックＴ
２１０と部分Ｓ２２０構造が示されており、従来のＣＤのメモリ構造及び他の蓄
積媒体と一貫性がある。示されているように、各トラックＴ２１０は、異なる数
の部分Ｓ２２０を有する。例示のデータ構造２００では、各部分Ｓ２２０はデー
タ構造内２００の他の部分Ｓへのリンク２３０を含む。好適な実施例では、各部
分２２０のリンク２３０は、利用できる他のリンクのランダム選択に基づいてい
る。例えば、トラックＴ０での第１の部分Ｓ（０，０）では、部分Ｓ（０，０）
２２０ａはトラックＴ１での部分Ｓ（１，１），部分Ｓ（１，１）２２０ｆにリ
ンクするリンクＬａ２３０ａを有する。この部分２２０ｆは、トラックＴｍでの
部分（ｍ，０）にリンクする関連するリンクＬｆ２３０ｆを有する。好適な実施
例では、データセットを通して、リンからリンクへの横断が閉じたループを構成
するように、リンクは閉じたリンクされたリストを構成する。ランダムのリンク
された部分を受ける第１の部分（この例では部分Ｓ（０，０）２２０ａ）は、ラ
ンダム選択処理がデータセットを通して進行するに従って、逆に保持され、そし
て、ランダムに選択された利用できる部分を各リンクされた部分に割り当てる。
全ての部分がリンクされた部分として割り当てられたときに、第１の部分は、最
後の部分のリンクされた部分として割り当てられる。例えば、図２の例示のデー
タ構造２００内の部分Ｓ（１，ｎ１）２２０ｈは、データセット２００の最後の
リンクされた部分を示し、そして、そのリンクされた部分Ｌｈ２３０ｈは第１の
部分Ｓ（０，０）２２０ａであり、それにより、データセット２００の全ての部
分２２０の閉じたリンクされたリストを構成する。完全なデータセット２００は
、リンクＬ２３０を介してデータセット２００を通して進むことにより確認され
、そして、各リンクされた部分が存在することを確認する。ランダムのリンクさ
れたリストを設けることにより、完全な歌曲を含む偽造された短縮されたリスト
を形成することの困難さが、増加される。リンク割り当ての代用を避けるために
、各部分２２０のリンクリストＬ２３０は、例えば、リンクされたトラック番号
が強いウォータマークとして符号化され、そして、トラック内のリンクされた部
分番号がもろいウォータマークとして符号化されるように、強い及びもろいウォ
ータマークの混合されたものとして符号化されるのが好ましい。上述のように強
いウォータマークは、その除去がウォータマークが埋めこまれているデータの実
質的な損害又は崩壊を起こすものであり、そして、もろいウォータマークは、そ
れが埋めこまれているデータが、例えばデータが圧縮によって、変更又は削除さ
れたときに損害又は崩壊が起きるものである。
【００２１】
図３は、リンクされたリスト及び各リンクされた部分が変更又は置換されてい
ないかを更に確認することを容易にする例示の代わりのデータ構造３００を示す
。データ構造３００では、参照した出願のように、ランダム番号Ｒ（Ｔ，Ｓ）３
３２が各トラックＴ２１０の各部分Ｓ２２０に割り当てられており、そして、各
部分のリンクされた部分Ｒ（Ｌ）３３６のランダム番号も各部分Ｓ２２０に割り
当てられている。ランダムの閉じたリンクされたリストが、部分２２０に関連す
るリンク２３０を介して、横断されながら、割り当てられたリンクされた部分の
ランダム番号Ｒ（Ｌ）３３６が、リンクされた部分でランダム番号Ｒ（Ｔ，Ｓ）
３３２と比較される。これらのランダム番号は、部分２２０内に目込まれたウォ
ータマークとして符号化もされる。もろいウォータマークは強いウォータマーク
よりも少ない資源を消費し、そして、もろいウォータマークは、それが埋めこま
れている部分データの圧縮のような変更に感度が高いので、これらの番号は、も
ろいウォータマークとして符号化されるのが好ましい。強い及びもろいウォータ
マークの他の配置は、この発明に関する当業者には明らかである。同様に、１つ
の部分の番号及びそのリンクされた部分内の番号の関数値を置くことにより、各
部分内に識別子を形成する他の方法を使用することが可能である。
ないかを更に確認することを容易にする例示の代わりのデータ構造３００を示す
。データ構造３００では、参照した出願のように、ランダム番号Ｒ（Ｔ，Ｓ）３
３２が各トラックＴ２１０の各部分Ｓ２２０に割り当てられており、そして、各
部分のリンクされた部分Ｒ（Ｌ）３３６のランダム番号も各部分Ｓ２２０に割り
当てられている。ランダムの閉じたリンクされたリストが、部分２２０に関連す
るリンク２３０を介して、横断されながら、割り当てられたリンクされた部分の
ランダム番号Ｒ（Ｌ）３３６が、リンクされた部分でランダム番号Ｒ（Ｔ，Ｓ）
３３２と比較される。これらのランダム番号は、部分２２０内に目込まれたウォ
ータマークとして符号化もされる。もろいウォータマークは強いウォータマーク
よりも少ない資源を消費し、そして、もろいウォータマークは、それが埋めこま
れている部分データの圧縮のような変更に感度が高いので、これらの番号は、も
ろいウォータマークとして符号化されるのが好ましい。強い及びもろいウォータ
マークの他の配置は、この発明に関する当業者には明らかである。同様に、１つ
の部分の番号及びそのリンクされた部分内の番号の関数値を置くことにより、各
部分内に識別子を形成する他の方法を使用することが可能である。
【００２２】
ここで、図３の例示のデータ構造３００を形成することに関する説明を行う。
データアイテムは、インターネットからのダウンロードのような、制限された帯
域幅の通信チャネルを介して、データセットの伝送の意思を失わせるために、十
分に大きいデータセットを構成するために累積される。各データ項目が選択され
ながら、データアイテムを含む部分が部分を識別するのに使用されるランダム番
号を割り当てられ、そして、そのサイズはデータセットの累積されたサイズに加
算される。十分なサイズのデータセットを累積した後に、上述のように、データ
セットの部分のランダムの閉じたリンクされたリストが形成される。その部分に
割り当てられたランダム番号、リンクされた部分及び、リンクされた部分に割り
当てられたランダム番号を含む１つ又はそれ以上のウォータマークが各部分に対
して形成される。上述のように、強い及びもろいウォータマークの組合せは、各
部分に関連する情報を符号化するために使用されるのが好ましい。この部分とそ
の埋めこまれたウォータマークは、ＣＤのような記録媒体上に記録される。
データアイテムは、インターネットからのダウンロードのような、制限された帯
域幅の通信チャネルを介して、データセットの伝送の意思を失わせるために、十
分に大きいデータセットを構成するために累積される。各データ項目が選択され
ながら、データアイテムを含む部分が部分を識別するのに使用されるランダム番
号を割り当てられ、そして、そのサイズはデータセットの累積されたサイズに加
算される。十分なサイズのデータセットを累積した後に、上述のように、データ
セットの部分のランダムの閉じたリンクされたリストが形成される。その部分に
割り当てられたランダム番号、リンクされた部分及び、リンクされた部分に割り
当てられたランダム番号を含む１つ又はそれ以上のウォータマークが各部分に対
して形成される。上述のように、強い及びもろいウォータマークの組合せは、各
部分に関連する情報を符号化するために使用されるのが好ましい。この部分とそ
の埋めこまれたウォータマークは、ＣＤのような記録媒体上に記録される。
【００２３】
ここで、完全なデータセットの存在を決定するために、図３の例示のデータ構
造３００を使用して、完全なデータセットの存在に依存して、データセットのデ
ータアイテムを表現することについて説明する。表現装置は、コピー保護された
素材の存在を、例えば、ウォータマーク又素材の他のマーキングの検出を介して
、検出したとする。開始部分Ｓが好ましくはランダムに選択される。開始部分Ｓ
のウォータマークが読み出される。ウォータマークは、他の部分のトラック番号
と部分番号を規定するリンクアドレス及び、リンクアドレスでの部分に関連する
ランダム番号を含む。リンクされた部分のウォータマークが読み出される。この
ウォータマークは、リンクされた部分に割り当てられたランダム番号と、そのリ
ンクアドレス及び関連するランダム番号を含む。開始部分に含まれているリンク
された部分に関連するランダム番号は、リンクされた部分に含まれるランダム番
号と比較される。ランダム番号が等しくない場合には、歌曲の再生のようなデー
タセット内のデータアイテムの後続の処理は、終了される。上述のように、１つ
の部分内にランダム番号及び、リンクされた部分内のこの番号のハッシュのよう
な関数値を蓄積するというような、他のリンクされた識別子技術も使用すること
が可能である。代わりの符号化機構が使用される場合には、圧縮はそれに従って
変更される。
造３００を使用して、完全なデータセットの存在に依存して、データセットのデ
ータアイテムを表現することについて説明する。表現装置は、コピー保護された
素材の存在を、例えば、ウォータマーク又素材の他のマーキングの検出を介して
、検出したとする。開始部分Ｓが好ましくはランダムに選択される。開始部分Ｓ
のウォータマークが読み出される。ウォータマークは、他の部分のトラック番号
と部分番号を規定するリンクアドレス及び、リンクアドレスでの部分に関連する
ランダム番号を含む。リンクされた部分のウォータマークが読み出される。この
ウォータマークは、リンクされた部分に割り当てられたランダム番号と、そのリ
ンクアドレス及び関連するランダム番号を含む。開始部分に含まれているリンク
された部分に関連するランダム番号は、リンクされた部分に含まれるランダム番
号と比較される。ランダム番号が等しくない場合には、歌曲の再生のようなデー
タセット内のデータアイテムの後続の処理は、終了される。上述のように、１つ
の部分内にランダム番号及び、リンクされた部分内のこの番号のハッシュのよう
な関数値を蓄積するというような、他のリンクされた識別子技術も使用すること
が可能である。代わりの符号化機構が使用される場合には、圧縮はそれに従って
変更される。
【００２４】
部分識別子が等しいと見つけられた場合には、処理はリンクされた部分に進む
ように継続する。上述の部分識別子の一致は、完全なデータセットが存在すると
いう十分な信頼性が得られるまで、各後続のリンクされた部分に対して継続され
る。この実施例では、閉じられたリンクされたリスト内の全てのリンクが処理さ
れたことを示す、リンクされた部分がもとの開始部分になるまで継続することに
より、絶対的な信頼が得られる。しかしながら、各ウォータマークの読出しは時
間を消費し且つ、歌曲を表現する前の実質的な遅延が消費者に許容されない場合
もある。好適な実施例では、歌曲の表現は、幾つかの成功したランダム番号の一
致後にすぐに開始される。その後に、表現システムが、素材が表現されるのに必
要とされるよりも高速に媒体から情報を読むことができる場合には、更なるリン
クされた部分ウォータマークが読み出され且つ確認され、そして、不一致が発見
された場合には、表現することが終了される。
ように継続する。上述の部分識別子の一致は、完全なデータセットが存在すると
いう十分な信頼性が得られるまで、各後続のリンクされた部分に対して継続され
る。この実施例では、閉じられたリンクされたリスト内の全てのリンクが処理さ
れたことを示す、リンクされた部分がもとの開始部分になるまで継続することに
より、絶対的な信頼が得られる。しかしながら、各ウォータマークの読出しは時
間を消費し且つ、歌曲を表現する前の実質的な遅延が消費者に許容されない場合
もある。好適な実施例では、歌曲の表現は、幾つかの成功したランダム番号の一
致後にすぐに開始される。その後に、表現システムが、素材が表現されるのに必
要とされるよりも高速に媒体から情報を読むことができる場合には、更なるリン
クされた部分ウォータマークが読み出され且つ確認され、そして、不一致が発見
された場合には、表現することが終了される。
【００２５】
他のデータ構造と対応する符号化と復号処理は、本発明に関する当業者には明
らかである。図４は、完全なデータセットの存在を確認するために、部分のラン
ダムにリンクされた組みを使用する代わりのデータ構造６００を示す。図４では
、各部分６２０は、関連するリンクされた部分Ｌ６３４と関連するランダム番号
Ｒ６３６を有する。この例示の代わりの実施例では、リンクされた部分６２０’
は、リンクされて来た部分６２０への戻りを示すリンクされた部分Ｌ６３４’を
示す。即ち、リンクされたアドレスＬ６３４、６３４’は、リンクされた組みの
部分６２０，６２０’を構成する。このデータ構造では、共通のランダム番号Ｒ
６３６が、リンクされた組みの部分６２０，６２０’の各部分に割り当てられる
。完全なデータセットが存在するか否かを決定するために、ランダムに選択され
た部分は、各部分のランダム番号がリンクされた部分でのランダム番号に等しい
ことを確認することによりテストされる。部分アドレスの範囲又は概略の範囲が
決定されることが可能であり、それによって、第１の”ランダムに選択された部
分”は、記録媒体上の実行可能な部分であるとする。例えば、媒体のテーブルオ
ブコンテンツは、実行可能なトラックアドレスを決定するのに使用され、テーブ
ルオブコンテンツは埋め込まれたもろいウォータマーク又は、テーブルオブコン
テンツの有効性を決定するのに使用できる他の安全装置を有すると仮定する。範
囲が決定できない場合には、第１のランダムに選択された部分は表現するために
選択されたトラックからである。この方法で、悪意のある者がＣＤから歌曲を”
切り取る”ために歌曲抽出器１４２（図１）を使用し、そしてそれをインターネ
ットを介して、圧縮された又は未圧縮の形式で通信する場合には、リンクの確認
は、もとのデータセット内の他の歌曲の部分にリンクされる歌曲の部分のどのリ
ンクに対しても、ＣＤリーダ１３２又は、ＣＤ模造器１４４から、”トラック−
部分は発見できません”という応答となろう。ＣＤ模造器１４４が、この確認要
求に応答して、にせもの部分を代理する場合には、にせもの部分は適切なランダ
ム番号ウォータマークを含まず、そして、完全性チェッカー１２６は、切り取ら
れた歌曲の更なる表現を除外する。
らかである。図４は、完全なデータセットの存在を確認するために、部分のラン
ダムにリンクされた組みを使用する代わりのデータ構造６００を示す。図４では
、各部分６２０は、関連するリンクされた部分Ｌ６３４と関連するランダム番号
Ｒ６３６を有する。この例示の代わりの実施例では、リンクされた部分６２０’
は、リンクされて来た部分６２０への戻りを示すリンクされた部分Ｌ６３４’を
示す。即ち、リンクされたアドレスＬ６３４、６３４’は、リンクされた組みの
部分６２０，６２０’を構成する。このデータ構造では、共通のランダム番号Ｒ
６３６が、リンクされた組みの部分６２０，６２０’の各部分に割り当てられる
。完全なデータセットが存在するか否かを決定するために、ランダムに選択され
た部分は、各部分のランダム番号がリンクされた部分でのランダム番号に等しい
ことを確認することによりテストされる。部分アドレスの範囲又は概略の範囲が
決定されることが可能であり、それによって、第１の”ランダムに選択された部
分”は、記録媒体上の実行可能な部分であるとする。例えば、媒体のテーブルオ
ブコンテンツは、実行可能なトラックアドレスを決定するのに使用され、テーブ
ルオブコンテンツは埋め込まれたもろいウォータマーク又は、テーブルオブコン
テンツの有効性を決定するのに使用できる他の安全装置を有すると仮定する。範
囲が決定できない場合には、第１のランダムに選択された部分は表現するために
選択されたトラックからである。この方法で、悪意のある者がＣＤから歌曲を”
切り取る”ために歌曲抽出器１４２（図１）を使用し、そしてそれをインターネ
ットを介して、圧縮された又は未圧縮の形式で通信する場合には、リンクの確認
は、もとのデータセット内の他の歌曲の部分にリンクされる歌曲の部分のどのリ
ンクに対しても、ＣＤリーダ１３２又は、ＣＤ模造器１４４から、”トラック−
部分は発見できません”という応答となろう。ＣＤ模造器１４４が、この確認要
求に応答して、にせもの部分を代理する場合には、にせもの部分は適切なランダ
ム番号ウォータマークを含まず、そして、完全性チェッカー１２６は、切り取ら
れた歌曲の更なる表現を除外する。
【００２６】
選択された歌曲が確認のために第１の部分を発生するか否かに関わらず、全て
の部分が存在するという絶対的な確かさは、テストされた部分のリストと、全て
の組がテストされるまで続けられる確認を維持することにより、達成することが
できる。このアプローチは、部分アドレスの範囲が決定され又は推定され、それ
により、データセットの切捨てが検出されることが可能であるということを仮定
する。選択された歌曲が確認を開始するのに使用される場合には、部分アドレス
の範囲は、選択された歌曲内のリンクアドレスの範囲を通して連即していると仮
定することができる。例えば、１つのリンクアドレスが、トラック１０、部分９
である場合には、トラック１０の各部分０から９の確認が行われ、そして、トラ
ック０から１０の部分０の確認が行われる。検索領域をうめるためのこれらのそ
して他の技術は、この開示に関する当業者には明らかである。
の部分が存在するという絶対的な確かさは、テストされた部分のリストと、全て
の組がテストされるまで続けられる確認を維持することにより、達成することが
できる。このアプローチは、部分アドレスの範囲が決定され又は推定され、それ
により、データセットの切捨てが検出されることが可能であるということを仮定
する。選択された歌曲が確認を開始するのに使用される場合には、部分アドレス
の範囲は、選択された歌曲内のリンクアドレスの範囲を通して連即していると仮
定することができる。例えば、１つのリンクアドレスが、トラック１０、部分９
である場合には、トラック１０の各部分０から９の確認が行われ、そして、トラ
ック０から１０の部分０の確認が行われる。検索領域をうめるためのこれらのそ
して他の技術は、この開示に関する当業者には明らかである。
【００２７】
好適な実施例では、完全なデータセットが存在することを決定するのに要求さ
れる時間を最小化するために、実質的な統計的な確かさで、決定を正当化するた
めに十分な信頼性が得られるまで、ランダム部分の組みはテストされる。即ち、
例えば、半分のデータセットが実際に存在する場合には、全ての部分の合計範囲
内からの第１の部分のランダム選択は、５０％の時間でこの部分の不存在を検出
できそうであり、この部分が存在する場合には、そのリンクされた部分が存在す
る確率は５０％である。このように、成功の組み−テストは、少なくとも半分の
データセットが存在する７５％の信頼性を提供する。各々の連続するテストは、
信頼性レベルか又は、データセットが存在する期待された割合の何れかを又は、
その両方を増加させる。統計的なテストは、一般的には、データセットの所定の
割合が存在する所望のレベルの信頼性を達成するために、適切な幾つかの組み−
テストを決定するために利用できる。典型的な実施例では、少なくとも５つのラ
ンダムに選択された組みの確認は、完全なデータセットの存在又は不存在を決定
するために十分であると考えられる。
れる時間を最小化するために、実質的な統計的な確かさで、決定を正当化するた
めに十分な信頼性が得られるまで、ランダム部分の組みはテストされる。即ち、
例えば、半分のデータセットが実際に存在する場合には、全ての部分の合計範囲
内からの第１の部分のランダム選択は、５０％の時間でこの部分の不存在を検出
できそうであり、この部分が存在する場合には、そのリンクされた部分が存在す
る確率は５０％である。このように、成功の組み−テストは、少なくとも半分の
データセットが存在する７５％の信頼性を提供する。各々の連続するテストは、
信頼性レベルか又は、データセットが存在する期待された割合の何れかを又は、
その両方を増加させる。統計的なテストは、一般的には、データセットの所定の
割合が存在する所望のレベルの信頼性を達成するために、適切な幾つかの組み−
テストを決定するために利用できる。典型的な実施例では、少なくとも５つのラ
ンダムに選択された組みの確認は、完全なデータセットの存在又は不存在を決定
するために十分であると考えられる。
【００２８】
前述したものは、単に本発明の原理を示す。当業者には、ここには明確に示さ
れてはいないが、本発明の原理を具体化し、且つ本発明の範囲内である種々の組
合せを工夫することが可能であることは理解されよう。例えば、上述の例は、記
録された素材の各部分が、データセットの一部であることを示す。代わりの実施
例では、効率のために、選択データアイテム又はデータアイテムの選択部分は、
データセットを構成するのに使用されることが可能である。例えば、ウォータマ
ーク処理は各ウォータマークに対して固定のブロックサイズ又はウォータマーク
の各冗長コピーに基づき得るので、歌曲の末尾は、ここに定義された”データセ
ット”の一部ではない。例えば、ウォーマーク又は他のパラメータが、信頼性あ
る埋めこみに関して数１０秒の記録を必要とする場合には、（（１０秒）を法と
する（歌曲の長さ））の余りは、媒体上に記録されるが、しかし、その完全性が
チェックされる”データセット”内には含まれない。同様に、幾つかの販売促進
素材が、記録媒体上に含まれてもよいが、しかし、データセットから故意に除外
され、それにより、どこでも自由にコピーされ且つ表現されうる。例示のフロー
図が理解の容易のために提示されており、そして、特定の配置とステップのシー
ケンスが説明のために提示されている。例えば、単純な等価は、一致を決定する
ための判断ブロック内で示されており、一方、パラメータを符号化又は復号する
特定の技術に依存して、読出し項目が決定された項目に一致するか否かに関する
評価は、種々の中間処理を含むことが可能である。これらの処理は、例えば、対
応を暗示するために２つの値が”十分に近い”かどうか及び同様なものを決定す
るために、特定のキー、ファジー論理又は、静的なテストに基づく項目の解読を
含む。これらのそして他の変形は、本発明に関する当業者には明らかであり、そ
して、請求の範囲内に含まれる。請求項では、括弧の間に配置された参照記号は
、請求項を制限しない。単語”含む”は請求項に記載された以外の他の構成要素
又はステップの存在を除外しない。本発明は、幾つかの特徴的な構成要素を含む
ハードウェアによりそして、好適にプログラムされたコンピュータにより実行で
きる。幾つかの手段を列挙する装置の請求項では、これらの手段の幾つかはハー
ドウェアの同じもので実現できる。特定の手段が相互に異なる従属請求項で引用
されているという単なることは、これらの手段が優位に使用されないことを示す
ものではない。
れてはいないが、本発明の原理を具体化し、且つ本発明の範囲内である種々の組
合せを工夫することが可能であることは理解されよう。例えば、上述の例は、記
録された素材の各部分が、データセットの一部であることを示す。代わりの実施
例では、効率のために、選択データアイテム又はデータアイテムの選択部分は、
データセットを構成するのに使用されることが可能である。例えば、ウォータマ
ーク処理は各ウォータマークに対して固定のブロックサイズ又はウォータマーク
の各冗長コピーに基づき得るので、歌曲の末尾は、ここに定義された”データセ
ット”の一部ではない。例えば、ウォーマーク又は他のパラメータが、信頼性あ
る埋めこみに関して数１０秒の記録を必要とする場合には、（（１０秒）を法と
する（歌曲の長さ））の余りは、媒体上に記録されるが、しかし、その完全性が
チェックされる”データセット”内には含まれない。同様に、幾つかの販売促進
素材が、記録媒体上に含まれてもよいが、しかし、データセットから故意に除外
され、それにより、どこでも自由にコピーされ且つ表現されうる。例示のフロー
図が理解の容易のために提示されており、そして、特定の配置とステップのシー
ケンスが説明のために提示されている。例えば、単純な等価は、一致を決定する
ための判断ブロック内で示されており、一方、パラメータを符号化又は復号する
特定の技術に依存して、読出し項目が決定された項目に一致するか否かに関する
評価は、種々の中間処理を含むことが可能である。これらの処理は、例えば、対
応を暗示するために２つの値が”十分に近い”かどうか及び同様なものを決定す
るために、特定のキー、ファジー論理又は、静的なテストに基づく項目の解読を
含む。これらのそして他の変形は、本発明に関する当業者には明らかであり、そ
して、請求の範囲内に含まれる。請求項では、括弧の間に配置された参照記号は
、請求項を制限しない。単語”含む”は請求項に記載された以外の他の構成要素
又はステップの存在を除外しない。本発明は、幾つかの特徴的な構成要素を含む
ハードウェアによりそして、好適にプログラムされたコンピュータにより実行で
きる。幾つかの手段を列挙する装置の請求項では、これらの手段の幾つかはハー
ドウェアの同じもので実現できる。特定の手段が相互に異なる従属請求項で引用
されているという単なることは、これらの手段が優位に使用されないことを示す
ものではない。
【図１】
本発明に従って、コピー保護されたコンテンツ素材を保護する例示のシステム
を示す図である。
を示す図である。
【図２】
本発明に従って、完全なデータセットの存在の決定を容易にする例示のデータ
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図３】
本発明に従って、完全なデータセットの存在の決定と、データセット内の部分
の確認を容易にする例示の代わりのデータ構造を示す図である。
の確認を容易にする例示の代わりのデータ構造を示す図である。
【図４】
本発明に従って、統計的な程度の確かさに基づいて、完全なデータセットが存
在していることの決定を容易にする例示の代わりのデータ構造を示す図である。
在していることの決定を容易にする例示の代わりのデータ構造を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ１１Ｂ 20/10 Ｈ０４Ｎ 1/387
Ｈ０４Ｎ 1/387 Ｇ１０Ｌ 9/00 Ｅ
1/40 Ｈ０４Ｎ 1/40 Ｚ
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，
ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ
Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＣＮ，Ｊ
Ｐ
(72)発明者 エプスタイン，マイケル エイ
オランダ国，5656 アーアー アインドー
フェン，プロフ・ホルストラーン ６
Ｆターム(参考） 5B017 AA06 BA09 CA16
5B057 CB19 CE08 CG07 CH12
5C076 AA14 BA06
5C077 LL14 PP23 PP65 PP66 PQ08
PQ22 RR21
5D044 AB05 AB07 DE17 DE50 GK17
HL11
【要約の続き】
れているリンクされている部分と適切に一致しない場合
には、データセットのデータアイテムの表示が妨げられ
る。好適な実施例では、閉じたリンクされたリストが構
成され、それによって、データセットの各部分は、必要
ならば、確認処理内に含めることが可能である。
Claims (25)
- 【請求項１】 コンテンツ素材の盗用の意思を失わせる方法であって、 制限された帯域幅の通信チャネルを介してデータセット後続の伝送の意思を失
わせるために十分に大きなサイズにされたデータセットを構成するために、コン
テンツ素材を有する複数のデータアイテムを収集し、 データアイテムの各データアイテムは、１つ又はそれ以上の部分を含み、それ
によりデータセットを含む複数の部分を構成し、 複数の部分の１つ又はそれ以上の選択部分のリンクアドレスに対応するリンク
された部分の不存在に基づいて、完全なデータセットの不存在の後続の検出を容
易にするために、複数の部分の各部分にリンクアドレスを割り当て、リンクアド
レスは、複数の部分の他の部分に関連している方法。 - 【請求項２】 更に、各部分のリンクアドレスをその部分に埋めこまれた１
つ又はそれ以上のウォータマークとして符号化する請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 １つ又はそれ以上のウォータマークは、 強いウォータマークの除去がその部分に含まれるデータの崩壊を起こすように
構成される強いウォータマークと、 その部分に含まれるデータの変更がもろいウォータマークの崩壊を起こすよう
に構成されたもろいウォータマークを有する請求項２に記載の方法。 - 【請求項４】 各部分にリンクアドレスを割り当てることは、 各部分のリンクアドレスを介して完全な部分をリンクする閉じたリンクされた
リストを生成することを含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項５】 閉じたリンクされたリストを形成することは、ランダム部分
を含む請求項４に記載の方法。 - 【請求項６】 各部分にリンクアドレスを割り当てることは、 リンクアドレスを介して部分にリンクさせるために、ランダムな他の部分を選
択することを含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項７】 更に、各リンクアドレスに対応する各部分は有効な部分であ
ることの後の確認を容易にするために、複数の部分の各部分へ確認パラメータを
割り当てることを含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項８】 更に、その部分に埋めこまれている１つ又はそれ以上のウォ
ータマークとして、各部分のリンクアドレスと確認パラメータを符号化する請求
項７に記載の方法。 - 【請求項９】 １つ又はそれ以上のウォータマークは、 強いウォータマークの除去がその部分に含まれるデータの崩壊を起こすように
構成される強いウォータマークと、 その部分に含まれるデータの変更がもろいウォータマークの崩壊を起こすよう
に構成されたもろいウォータマークを有する請求項８に記載の方法。 - 【請求項１０】 ソースからのコンテンツ素材を復号する方法であって、 データセットの第１の部分に関連する１つ又はそれ以上の第１の完全性パラメ
ータを読み出し、 １つ又はそれ以上の第１の完全性パラメータは、データセットの第２の部分へ
のリンクアドレスを有し、 データセットの第２の部分に関連する１つ又はそれ以上の第２の完全性パラメ
ータを読み出し、 １つ又はそれ以上の第２の完全性パラメータの読出しに依存して、データセッ
トの後続の部分を復号する方法。 - 【請求項１１】 １つ又はそれ以上の第２の完全性パラメータは、部分確認
パラメータを有し、 後続の部分の復号は、部分確認パラメータに依存している請求項１０に記載の
方法。 - 【請求項１２】 部分確認パラメータは、データセットが形成されたときに
、第２の部分に関連しているランダム番号を有する請求項１１に記載の方法。 - 【請求項１３】 更に、第２の完全性パラメータの読出しに基づいて、デー
タセットの他の部分に関連する後続の完全性パラメータを読み出し、 データセットの後続の部分の復号は更に、後続の完全性パラメータの読出しに
依存している請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１４】 更に、後続の完全性パラメータの読出しがデータセットの
全ての部分の読出しの完了を有するときを決定することを含む請求項１３に記載
の方法。 - 【請求項１５】 更に、データセットの後続の部分に対応するコンテンツ素
材を表現する請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１６】 １つ又はそれ以上の第２の完全パラメータは、１つ又はそ
れ以上のウォータマークとして第２の部分に埋めこまれている請求項１０に記載
の方法。 - 【請求項１７】 １つ又はそれ以上のウォータマークは、 強いウォータマークの除去が第２の部分に含まれるデータの崩壊を起こすよう
に構成される強いウォータマークと、 第２の部分に含まれるデータの変更がもろいウォータマークの崩壊を起こすよ
うに構成されたもろいウォータマークを有する請求項１６に記載の方法。 - 【請求項１８】 コンテンツ素材を含むように構成された蓄積媒体であって
、 蓄積媒体は、 複数の部分と、 複数の部分の各部分に対応する１つ又はそれ以上の完全パラメータを含むデー
タ構造を有し、 完全な複数の部分が、複数の部分の少なくとも一部の後続のコピー上に存在す
るか否かを決定することを容易にするために、１つ又はそれ以上の完全性パラメ
ータは、対応する部分を、複数の部分の他の部分へリンクするリンクアドレスを
含む蓄積媒体。 - 【請求項１９】 データセットの累積されたサイズが、制限された帯域幅の
通信チャネルを介したデータセットの伝送の意思を失わせるのに十分であるよう
に、データセットを有するデータアイテムを選択するように構成されているセレ
クタを有し、 データアイテムの各データアイテムは１つ又はそれ以上の部分を有し、 リンクアドレスを、データセットを有するデータアイテムの各部分に関連付け
るように構成されたバインダを有し、リンクアドレスは、データセットを含むデ
ータアイテムの他の部分に対応し、 データセットの１つ又はそれ以上の部分のリンクアドレスに対応するデータア
イテムの１つ又はそれ以上の他の部分の存在に依存して、データアイテムを後に
表現することを容易にするために、各部分と各関連するリンクアドレスを媒体へ
記録するように構成されたレコーダとを有する符号化器。 - 【請求項２０】 バインダは、更に、ランダム処理を介して、リンクアドレ
スを各部分に関連付けるように構成された請求項１９に記載の符号化器。 - 【請求項２１】 バインダは、更に、部分確認パラメータを各部分に関連付
けるように構成され、 レコーダは、更に、部分がデータアイテムの後続の表現内に存在することの確
認を容易にするために、各部分とともに部分確認パラメータを記録するように構
成される請求項１９に記載の符号化器。 - 【請求項２２】 バインダは、ランダム処理に基づいて、部分確認パラメー
タを各部分に割り当てる請求項１９に記載の符号化器。 - 【請求項２３】 データセットに対応するデータアイテムを受信し且つ、そ
れから選択データアイテムに対応する表現を発生するように構成された表現器を
有し、 データアイテムの各データアイテムは１つ又はそれ以上の部分を含み、それに
より、データセットを含む複数の部分を構成し、 複数の部分の各部分はデータセットの他の部分に対応するリンクアドレスを含
み、 表現器に機能的に接続され、複数の部分の１つ又はそれ以上の部分のリンクア
ドレスに対応する１つ又はそれ以上の他の部分の存在に依存して、選択データア
イテムに対応する表現を除外するように構成された完全性チェッカーとを有する
復号器。 - 【請求項２４】 完全性チェッカーは、更に、複数の部分の全ての部分のリ
ンクアドレスに対応する全ての他の部分の存在を決定するように構成されている
請求項２３に記載の復号器。 - 【請求項２５】 完全性チェッカーは、更に、各部分に関連する確認パラメ
ータに基づいて１つ又はそれ以上の他の部分の存在を確認するように構成されて
いる請求項２３に記載の復号器。
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