JP2003517645A - データ記憶装置および記憶方法 - Google Patents

データ記憶装置および記憶方法

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JP2003517645A JP2000506576A JP2000506576A JP2003517645A JP 2003517645 A JP2003517645 A JP 2003517645A JP 2000506576 A JP2000506576 A JP 2000506576A JP 2000506576 A JP2000506576 A JP 2000506576A JP 2003517645 A JP2003517645 A JP 2003517645A
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Abstract

(57)【要約】 データ記憶装置(110、112)は、各々がオブジェクトの特性を示す属性を有する、複数のオブジェクト(124、126)として構成されたデータをその上に格納している記憶媒体(132)を含む。制御要素(150)が記憶媒体(132)に接続されておりオブジェクト(124、126)へのインターフェイス(128)を提供するように構成されている。インターフェイスはオブジェクト(124、126)へアクセスするように呼び出される方法(φ−N)を呈示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明はデータ記憶装置に関する。特に、本発明はデータがオブジェクトとし
て構成されアクセスされるディスクドライブ、テープドライブ、もしくは光ドラ
イブ等のデータ記憶装置に関する。
【0002】 (発明の背景) 2つの従来の計算機モデルが計算機業界においてよく知られるようになってき
ている。第1はメインフレーム計算モデルであり、第2はクラスタ計算モデルで
ある。
【0003】 メインフレーム計算モデルにおけるエンドユーザの一般的な改善は初期システ
ムを購入し、その後、付加処理能力が必要になった時に初期システムをより大型
のシステムに入れ換えることである。このようなサイクルのさまざまな時点にお
いて、大きな不連続が生じる。例えば、ユーザが初期システムのアーキテクチュ
アを凌ぐ場合、第2のアップグレードメインフレームシステムを購入する時に、
ユーザは1つのオペレーティングシステムから別のオペレーティングシステムへ
、さらには1つのベンダーが所有するアーキテクチュアから別のベンダーが所有
するアーキテクチュアへの変換を必要とすることがある。このような変更には金
額および従業員の時間の両方において機構をグレードアップさせるのに莫大なコ
ストを伴う。したがって、多くの場合このような入れ換えは回避される。
【0004】 さらに、メインフレームモデルはコンピュータ装置にわずかながらも残存価値
を持っているが、初期システムをグレードアップシステムに置換する時に当初の
投下資本は実質的に完全に失われてしまうことがある。さらに、大型のグレード
アップされたシステムは小型システムよりも少量で売られる傾向がある。したが
って、新たにシステムをグレードアップするたびに典型的には前のシステムより
も計算コストが高くなる。
【0005】 クラスタ計算モデルでは、メインフレームコンピュータは小型の標準ベースサ
ーバに置換される。そりにより、メインフレームモデルよりも多くの利点が得ら
れる。クラスタは単一システムとしてのみ始動できるため、クラスタモデルに入
る閾値は低い。さらに、このような小型システムは典型的には大量で売られるた
め、計算コストは低くなる。また、このようなシステムは所有権アーキテクチュ
アへの依存性を示さない点で標準ベースである。そのため、多数のソースから装
置を利用することができユーザは後で購入するたびに最善の代替策を選択するこ
とができる。
【0006】 クラスタ計算モデルには他にも利点がある。グレードアップコストは現在およ
び緊急な将来のニーズを満たすのに必要な量の付加資源を加えるだけでより精密
に管理することができる。さらに、ユーザは新しいアーキテクチュアへの移行や
変換に無関係に広範なベンダーから選択することができる。同様に、正しいアー
キテクチュアにより別のオペレーティングシステムへの変換が必要になることが
ない。
【0007】 それでも、クラスタ計算モデルには欠点および問題点がある。たとえば、クラ
スタ計算モデルは単一メインフレームが実施することができるワークロードをク
ラスタが引き受けるようにデータを共有する能力をクラスタシステムに提供する
際に困難に遭遇する。例えば、クラスタ内の各サーバが同じデータのトランザク
ションを処理する必要があるようなクラスタモデルを実現することは現在非常に
困難である。このような応用の例として航空機予約や金融機関の取引の完全な一
覧表が含まれる。
【0008】 クラスタ計算モデルの第2の欠点はメインフレーム環境内に存在する記憶装置
およびデータの管理において広範な経験が欠落していることである。このような
経験から管理ソフトウェアが展開されるが、それは標準ベースクラスタ環境では
まだ利用できない。
【0009】 本発明はこれらおよびその他の問題点に取り組んで、従来技術に優る利点を提
供するものである。
【0010】 (発明の概要) データ記憶装置は各々がオブジェクトの特性を示す属性を有する複数のオブジ
ェクトとして構成されたデータが格納されている記憶媒体を含んでいる。制御要
素が記憶媒体に接続されておりオブジェクトヘのインターフェイスを提供するよ
うに構成されている。インターフェイスはオブジェクトにアクセスするために呼
び出される方法を呈示する。
【0011】 (好ましい実施例の詳細な説明) 図1は本発明の1つの特徴に従ったデータ記憶システム100のブロック図で
ある。システム100はオブジェクトオリエンテッドデータ記憶装置110およ
び112、ファイルサーバ114、リクエスタ116、118、120およびイ
ンターコネクト122を含んでいる。システム100は多くの異なるベンダーか
らの装置およびソフトウェアにより構成することができ、ユーザには単一の大型
コンピュータシステムに見えるネットワーク接続記憶構成を示す。
【0012】 オブジェクトオリエンテッドデータ記憶装置110−112はシステム100
のデータ記憶機能を実施する記憶要素である。記憶装置110−112は好まし
くはディスクドライブ、独立ディスク(RAID)サブシステムの冗長アレイ、
テープドライブ、テープライブラリ、光ドライブ、ジュークボックスもしくは任
意他の共有できる記憶装置を含んでいる。記憶装置110−112にはそこへア
クセスするリクエスタ116、118、120(I/O)への(I/O)チャネ
ルアタッチメントも設けられている。
【0013】 リクエスタ116、118、120は装置110,112に格納された情報を
共有するサーバやクライアントのような要素である。リクエスタ116−120
も好ましくは記憶装置110、112上の情報に直接アクセスするように構成さ
れる。
【0014】 ファイルサーバ114は要求確認および資源配置等の管理およびセキュリティ
機能を実施する。小型システムでは、好ましくは専用ファイルサーバは使用され
ない。替わりに、リクエスタ116−120の1つがファイルサーバ114によ
り実施されるシステム100の操作を監督する機能および責任を引き受ける。さ
らに、ファイルサーバ114により提供されるセキュリティおよび機能性が不要
であったり望ましくない場合、あるいは性能に対するオーバライドの必要性によ
りリクエスタ116−120のクラスタが記憶装置110、112と直接話す必
要がある場合には、ファイルサーバ114はシステム100から除去される。
【0015】 1実施例において、インターコネクト122はネットワーク接続記憶装置10
0内の全ての構成要素が互いに通信する物理的インフラストラクチュアである。
【0016】 動作において、システム100がパワーアップされると、好ましくは全装置が
互いにもしくは、ファイルサーバ114やインターコネクト122等の、共通基
準点に対して識別を行う。例えば、ファイバチャネルベースシステム100では
、オブジェクトオリエンテッド記憶装置110、112、およびリクエスタ11
6−120はシステムのファブリック上にログオンする。このようなインプリメ
ンテーションにおいて、動作構成を決定したいシステム110の任意の構成要素
がファブリックサービスを使用して他の全ての構成要素を識別することができる
。ファイルサーバ114からリクエスタ116−120はそれとアクセスするこ
とができる記憶装置110、112の存在を学習する。同様に、記憶装置110
、112はシステム100内の他の装置を探すのに必要な情報の位置およびバッ
クアップ等の管理サービスを呼び出すのに使用しなければならないアドレスを学
習する。
【0017】 特定のシステム100のセキュリティ慣行に応じて、リクエスタ116−12
0もしくはそのいずれかのシステム100のある構成要素へのアクセスを否定す
ることができる。各リクエスタに利用できる1組の記憶装置110、112から
、そのリクエスタは次にファイル、データベース、およびそれに利用できるフリ
ースペースを識別することができる。
【0018】 同時に、システム100内の各構成要素は好ましくはそりに関連する任意の特
別な要件をファイルサーバ114に対して識別する。例えば、任意の記憶装置レ
ベルサービス属性を一度ファイルサーバ114へ通信して、システム100内の
他の全ての構成要素がこれらの属性をファイルサーバ114から学習するように
することができる。たとえば、特定のリクエスタ116−120が始動に続いて
付加記憶装置の導入を知らせて欲しいことがある。このような属性は、例えば、
リクエスタがファイルサーバ114へログオンする時に与えることができる。次
に、ファイルサーバ114はシステム100に新しい記憶装置が付加される時は
常にその特定のリクエスタ116−120を自動的にアドバイスすることができ
る。典型的には、ファイルサーバ114は次に記憶装置がRAID5、ミラード
等の記憶装置であるかといった他の重要な特性をリクエスタに通すこともできる
【0019】 本発明の1つの特徴に従って、記憶装置110,112に記憶される情報は図
2に示すシステムにより記憶される。好ましくは、各記憶装置110,112は
データが順序付けられたセクターのシーケンスとしてではなくオブジェクト12
4−126として構成されアクセスされるモードで動作するオブジェクトオリエ
ンテド装置である。オブジェクトオリエンテド装置110,112は特定の装置
の各パーティションに対するオブジェクトの単一レベルリストを含むように例示
されているオブジェクトファイルシステムによりオブジェクト124‐126を
管理する。それはフラットファイルシステムとも呼ばれる。各装置110,11
2内の記憶媒体上に格納されるオブジェクト124−126は好ましくはオブジ
ェクトオリエンテド装置モードで動作する装置110,112上の容量割当ての
最小可視単位である。このような記憶装置上のオブジェクトは一意的な識別子に
関連する1組の順序付けられたセクターを含む。データは識別子により参照され
オブジェクト内にオフセットされる。オブジェクトは記憶装置110,112自
体により記憶媒体上に割り当てられて配置され、オペレーティングシステムは従
来のアーキテクチュアのようにデータのセクターを管理するのではなく、そのフ
ァイルおよびこれらのオブジェクト構造内のメタデータを管理する。
【0020】 オブジェクト124−126はインターフェイス128によりアクセスされ、
そこでオブジェクトはオブジェクト124−126内の属性およびデータにアク
セスして操作するためにリクエスタ116−120により呼び出すことができる
複数の方法を呈示する。したがって、図2に示すように、リクエスタ116−1
20から要求130が出される。好ましい実施例では、リクエスタ116−12
0はコンピュータシステムもしくはシステムのクラスタやネットワーク内の構成
要素であり、それはオブジェクト124−126を含む記憶装置上のアクション
に対する要求130を出す。したがって、リクエスタ116−120はクライア
ントおよびサーバーの両方とすることができる。いずれの場合も、1つのリクエ
スタ116−120から出される要求130はインターフェイス128内の1つ
の方法を呼び出し、後述するように、それにより1つ以上のオブジェクト124
−126が操作される。
【0021】 図3−1および図3−2は記憶装置110−112上に格納されるオブジェク
トへアクセスするために使用できる2つの異なる構成を示す。簡単にするために
、図3−1および図3−2には単一リクエスタ116および単一オブジェクトオ
リエンテッド記憶装置110しか図示されていない。オブジェクト(オブジェク
ト124−126等)を開きたい場合、リクエスタ116は記憶装置110を直
接アクセスすることができるか、あるいは記憶装置110上のオブジェクトにア
クセスするためにファイルサーバ114からの許可および位置情報を要求するこ
とが必要となる場合がある。ファイルサーバ114が記憶装置110へのアクセ
スを制御する程度は主としてシステム100の特定のインプリテーションのセキ
ュリティ必要条件の関数である。
【0022】 図3−1のブロック図では、システム100は安全であると仮定する。すなわ
ち、リクエスタ116と記憶装置110間のコマンド情報およびデータの伝送を
保護する必要がない。このようなインプリメンテーションでは、管理機能のため
のファイルサーバ114がまだ存在することがあるが、ファイルサーバ114は
記憶装置110とのリクエスタインタラクションを監督する必要がない。
【0023】 このようなインプリメンテーションでは、リクエスタ116は記憶装置110
上で直接オブジェクトをアクセスして生成する位置にある。したがって、リクエ
スタ116は元々それに付いていたかのようにオブジェクトを開き、読み出し、
および書き込み閉じることができる。このような操作については後述する。しか
しながら、判り易くするためにここで簡単に概説する。記憶装置110上のオブ
ジェクトを読み出すために、好ましくはリクエスタ116は記憶装置110上の
論理的ボリュームすなわちパーティション、およびその上に格納されたオブジェ
クトの探索をどのように開始するかを示す1つ以上のオブジェクトからの読出し
を最初に行うことができる。次に、リクエスタ116はルートディクショナリと
することができるオブジェクトを開いて読み出す。このオブジェクトから他のオ
ブジェクトを探し出すのは回りくどいことではなく、ルートディクショナリの内
容に基づいている。リクエスタ116は所望のデータが見つかるまでプロセスを
繰り返す。データはオブジェクト内のオブジェクト識別(ID)およびディスプ
レースメントにより参照される。
【0024】 図3−2に示す第2のインプリメンテーションでは、セキュリティが要求され
る。したがって、リクエスタ116と記憶装置110間のI/Oチェーン内に、
所望の保護レベルに必要な程度、ファイルサーバ114が介在される。1つの好
ましい実施例では、リクエスタ116は最初にI/O操作を実施するためのファ
イルサーバ114からの許可を要求しなければならない。次に、ファイルサーバ
114(付加セキュリティに対するリクエスタ116からの記憶位置情報を差し
止めていることがある)はリクエスタ116が記憶装置110と直接通信できる
のに十分な情報を戻すことによりリクエスタ116からの要求を認可する。記憶
装置110は好ましくはファイルサーバ114にログオンする時のセキュリティ
パラメータを知らされるため、適切に構成されかつファイルサーバ114からの
有効な許可を含む符号化データを含んでいない限り好ましくはI/O要求を許可
しない。
【0025】 次に、プロセスは図3−1に関して説明したのと同様に進む。しかしながら、
各コマンドに関連するペイロードは全く異なることがある。たとえば、セキュリ
ティが要求される場合には(図3−2に示す)、リクエスタ116および記憶装
置110間を通過するコマンドおよびデータは共に暗号化されることがある。さ
らに、好ましくはリクエスタ116から記憶装置110へ与えられるコマンドパ
ラメータに許可情報を付加しなければならない。
【0026】 1つの好ましい実施例では、記憶装置110,112はハードディスクドライ
ブを含むことができ、次にディスクドライブについて簡単に検討する。図4は記
憶装置110として実現することができるハードディスクドライブの斜視図であ
る。ディスクドライブ110において、複数のデイスク132がハウジング13
6内でスピンドルモータアセンブリ134周りに軸支されている。各ディスク1
32は138に略示する多数の同心円形記録トラックを有する。各トラック13
8は複数のパーティションへ再分割されている(図6に関して詳細に説明する)
。トラック138内の特定のパーティションを参照することによりディスク13
2にデータを格納したり検索することができる。好ましくは、ハウジング136
の1つのコーナーにアクチュエータアームアセンブリ140が回転可能に搭載さ
れている。アクチュエータアームアセンブリ140は複数のヘッドジンバルアセ
ンブリ142を備え、各々がリード/ライトヘッドを有するスライダ、もしくは
ディスク132に対して情報を読み書きするトランスジューサ(図示せず)を備
えている。
【0027】 ボイスコイルモータ114はアクチュエータアームアセンブリ140を前後に
精密に回転させてスライダ142上のトランスジューサがディスク132の表面
上を一般的に矢符146で示す円弧に沿って横切するようにする。図4には、ブ
ロック図形式で、ディスクドライブコントローラ148も図示されており、それ
はディスクドライブ110のある動作を既知の方法で制御するのに使用される。
しかしながら、本発明に従って、ディスクドライブコントローラ148はディス
ク132上に格納されたオブジェクト124−126とのインターフェイス12
8を実現するのにも使用される。
【0028】 図5は図1に示すシステム100内にはめ込まれる時のディスクドライブ11
0の一部のブロックである。図5において、ディスクドライブコントローラ14
8はインターフェイス128を実現する制御要素150を含む。ディスク132
を構成する記憶媒体上にオブジェクト124−126が格納される。要求要素1
52はリクエスタ116−120上で実現され、インターフェイス128におい
て方法を呼び出す要求を論理的に表現するように形成される。方法が呼び出され
ると、制御要素150は識別したオブジェクトを所望の方法で操作するためにあ
るタスクを実施する。制御要素150はイベントを戻し、それは識別した任意の
オブジェクトに関連するデータや属性を含むことができる。イベントはまたリク
エスタ116−120により呼び出される特定の方法に基づいて戻される。
【0029】 オブジェクトオリエンテッド装置110−112がブロックオブジェクトオリ
エンテッド装置を有するオペレーティングシステムから配られるものと同じ機能
性を提供するためには、記憶装置110−112上の記憶スペースは同程度に管
理可能でなければならない。したがって、1実施例では、記憶装置110−11
2上の機構レイヤがその上に格納されるオブジェクト124−126上に設けら
れる。1実施例では、オブジェクトオリエンテッド記憶装置110−112は、
パーティションと呼ばれる、1つ以上の相互排他的領域内に割当てディスクスペ
ースを提供する。パーティションについては図6に関して詳細に説明する。パー
ティション内で、リクエスタ116−120はオブジェクトを生成することがで
きる。1実施例では、パーティション内の構造は単純であり、フラット機構であ
る。この機構上に、任意のオペレーティングシステムがそれ自体の構造をマップ
にすることができる。
【0030】 図6はディスク132の1つ等の、記憶媒体上の記憶スペースの一部を示す。
記憶スペースは装置制御オブジェクト154、装置関連オブジェクト156、等
のいくつかのオブジェクト、およびパーティション0(番号158でも表示され
る)、パーティション1(番号160でも表示される)およびパーティションN
(番号162でも表示される) として表示される複数のパーティションを含む
。各パーティションはパーティション制御オブジェクト164、パーティション
オブジェクトリスト166、および複数のデータオブジェクト138(データオ
ブジェクト0−データオブジェクトNで示す)等のいくつかのオブジェクトも含
むことができる。
【0031】 各オブジェクトには1組の属性が関連している。本発明の1つの特徴に従って
、アクセス制御属性が与えられそれは属性設定方法(後で詳細に検討する)によ
り設定され、特定のオブジェクトへのアクセスが制御される手段を提供する。ア
クセス制御属性のバージョン番号を変えることにより、あるリクエスタ116−
120は特定のオブジェクトへのアクセスを否定されたり与えられたりすること
ができる。
【0032】 クラスタ属性は特定のオブジェクトを記憶システム内の他のオブジェクトの近
くに配置することが望ましいかどうかを示す属性である。クローニング属性は特
定のオブジェクトが記憶システム内の他のオブジェクトをコピーして生成された
かどうかを示す。1群のサイズ属性が特定のオブジェクトのサイズ特性を定義す
る。たとえば、サイズ属性のグループはオブジェクト内に書き込まれる最大オフ
セット、オブジェクトに対して割り当てられるオブジェクト数、オブジェクト内
にデータを格納するのに使用されるブロック数およびオブジェクト内のブロック
当りバイト数を示す情報を含む。
【0033】 1群の時間属性がオブジェクトの生成時間、オブジェクト内のデータが最後に
修正された時間、およびオブジェクト内で属性が最後に修正された時間を示す。
オブジェクトは好ましくはファイルシステム内の任意のデータが最後に修正され
た時間およびファイルシステム内の任意の属性が最後に修正された時間を定義す
る1組の属性も含むことができる。任意所与のオブジェクトの他のパラメータ、
特性もしくは特徴を表示するために、他の属性を設けることもできる。
【0034】 各オブジェクトは特定の記憶装置110−112により選択されオブジェクト
を生成するコマンドに応答してリクエスタ116−120へ戻されるオブジェク
ト識別子にも関連している。好ましくは、識別子は指定した長さの符号無し整数
である。1つの好ましい実施例では、識別子の長さは特定の記憶装置110−1
12により指定されるサイズヘデフオルトするか、あるいは装置属性としてセッ
トすることができる。さらに、1つの好ましい実施例では、識別子(ID)の予
め定義されたサブセットが所望により実施することができる既知のオブジェクト
、特殊用途、および他の特殊機能のために保存される。
【0035】 図6は記憶媒体が常に特定のオブジェクトIDを有するいくつかの既知のオブ
ジェクトを典型的に含むことを示している。このような既知のオブジェクトは各
装置もしくは各パーティションに存在する場合がある。
【0036】 たとえば、このような既知のオブジェクトの1つは装置制御オブジェクト15
4であり、好ましくは各装置110−112により保守される属性を含み、装置
自体もしくは装置上の全オブジェクトに関連している。属性は後述するSet−
Attribute方法により保守される。1つの好ましい実施例では、各装置
110−112当り1つの装置制御オブジ154がある。
【0037】 表1は1組の好ましい装置制御オブジェクト(DCO)属性を示す。
【表1】
【0038】 1つの好ましい実施例では、DCO属性は単なる単調カウンタにすぎないクロ
ック、暗号鍵を含むマスターキー、もしくは装置上の他の全てのキーを制御する
他のマスターキー、およびパーティションキーを制御しかつパーティションをロ
ックするのに使用することができる装置鍵を含む。属性は所定の保護レベルを識
別し関連するセキュリティポリシーを有する保護レベルキー、装置上のいくつか
のパーティションを定義するパーティションカンント、およびアクセスされる特
定の装置上の全オブジェクトに関連する性質を定義するオブジェクト属性も含む
【0039】 多数の記憶装置110−112に跨るオブジェクトを適切に管理するために、
各記憶装置110−112は好ましくはさまざまな装置110−112間の関連
性を定義する装置関連オブジェクト156も含む。例えば、記憶装置110、1
12が装置のミラー対、もしくはアレイセットの構成要素である場合には、装置
関連オブジェクト156はこの関係を識別する。表2は装置関連オブジェクト1
56の好ましい属性を示す。
【表2】
【0040】 このような属性は好ましくは関連識別子を含み、それは関連装置の各所与セッ
トに対する一意的識別子である。属性は好ましくは装置間の関連の種別(例えば
、ミラー対、RIAID5、等)を定義する関連タイプも含む。属性はさらに好
ましくは前記関連の構成要素である装置110−112を識別するだけのメンバ
ーシップリストも含む。
【0041】 記憶装置110−112上の各パーティション158、160、162は好ま
しくは単一パーティションの性質を含むパーティション制御オブジェクト164
も含む。オブジェクト164は好ましくはパーティションだけでなくその中の全
オブジェクトに関与する任意のオブジェクト属性も含む。各装置110−112
は好ましくは装置上で定義される各パーティションに対する1つのパーティショ
ン制御オブジェクト164を含む。図6は各パーティション内に格納されたパー
ティション制御オブジェクトを含んでいるが、そうする必要はない。パーティシ
ョン制御オブジェクトはパーティションの上のフラットファイルシステム内に格
納することができる。
【0042】 表3は好ましくはパーティション制御オブジェクト168内に含まれるいくつ
かの属性を示す。
【表3】
【0043】 このような属性は好ましくは全パーティションに対する暗合鍵を定義するマス
ターキーを含み、現在の作用鍵をセットするのに使用することができる。属性は
好ましくはコマンドおよびデータメッセージの暗号化および復号に使用される現
在の作用鍵および前の作用鍵も含む。パーティション制御オブジェクト164は
好ましくは指示したパーティション内の全オブジェクトに関連するオブジェクト
属性も含む。
【0044】 図6は各パーティションが好ましくは記憶媒体上にパーティションが生成され
る時に制御要素150により作り出されるオブジェクトであるパーティションオ
ブジェクトリスト166を含むことも示している。パーティションオブジェクト
リスト166166は好ましくは各パーティション内に同じ識別子を有し、記憶
媒体上に実現したオブジェクトファイルシステムをナビゲートするための出発点
を構成する。表5は好ましくは各パーティションオブジェクトリストに関連する
属性のリストを示す。
【表4】
【0045】 表4に示すように、好ましくはオブジェクトはパーティション内に常駐する全
オブジェクトに対するオブジェクト識別子(すなわちオブジェクトID)のリス
ト、および各オブジェクトに割り当てられるユーザスペースのボリュームを含む
。オブジェクト識別子はオブジェクトを開き、読出し、書込んで閉じるためにリ
クエスタにより使用される。さらに、ユーザは好ましくはパーティションオブジ
ェクトリスト内にユーザデータ属性をセットすることにより各オブジェクトID
に対してユーザスペースを割り当てる。パーティションオブジェクトリスト16
6の後に、各パーティションは好ましくは複数のデータオブジェクト168を含
む。各データオブジェクト168は好ましくは表1に示した1つ以上の属性を含
み、データ記憶システムの特定のインプリメンテーションに応じて付加属性を含
むことができる。
【0046】 オブジェクトオリエンテッド記憶装置110−112は好ましくはリクエスタ
116−120にデータを与えたり格納したりする要求をサポートする。さらに
、記憶装置110−112は好ましくは従来技術における他の構成要素、恐らく
はオペレーティングシステム、において行われる他の機能に対して責任を負う。
装置110−112上のオブジェクトに関連する属性の保守だけでなく、スペー
ス管理が好ましくは装置110−112自体により実施される。このような機能
は好ましくは各記憶装置110−112内の制御要素150により実現されるイ
ンターフェイス128によりサポートされる方法を呼び出して実施される。呼び
出すことができるいくつかの方法については後述する。しかしながら、このよう
な方法をよく理解できるようにするために、図7−1および図7−2に本発明の
1つの特徴に従ったオブジェクトオリエンテッドファイルシステムのナビゲーシ
ョンを示すフロー図を示す。以下に説明する各方法の詳細検討を行う前に図7−
1および図7−2の検討を行えば本発明を容易に理解できるものと信じる。
【0047】 ブロック170−204の図7−1および図7−2は1つの記憶装置110−
112上の指定したパーティション内でオブジェクトを見つけ出すことを示す。
最初に、リクエスタ116は装置制御オブジェクト154内の装置属性を得る。
それはブロック172により示される。Get−DCO−Attributes
方法の呼出しにより制御要素150は装置制御オブジェクト154内に格納され
た属性を戻す。それはブロック174により示される。次にリクエスタ116は
装置制御オブジェクト154から戻された属性に基づいて所与のパーティション
を選択する。それはブロック176により示される。
【0048】 リクエスタ116によりパーティションが選択されると、次にリクエスタ11
6はブロック173に示すようにGet−DAO−Attributes方法を
呼び出す。それにより制御要素150は記憶媒体110上に格納された装置関連
オブジェクト156から属性を得る。次にブロック175に示すように、制御要
素150は装置関連属性をリクエスタ116に戻す。装置関連属性および装置制
御属性に基づいて、リクエスタ116は質問するパーティションを選択する。そ
れはブロック176により示される。
【0049】 次にリクエスタ116はGet−PCO−Attributes方法を呼び出
し、それにより制御要素158はリクエスタ116により質問される特定のパー
ティションに関連するパーティション制御オブジェクト164内で見つかった属
性を得る。それにより制御要素150はパーティション制御オブジェクト属性を
得てそれを戻す。それはブロック178および180により示される。選択した
パーティション内のオブジェクトがリクエスタにとって興味のないオブジェクト
であれば、ブロック182および176に示すように次にリクエスタは別のパー
ティションを選択する。
【0050】 しかしながら、リクエスタ116が興味あるパーティションを見つけ出したと
仮定すると、ブロック184に示すようにリクエスタはGet−POL−Att
ributesを呼び出す。この方法により制御要素150は選択したパーティ
ションに関連するパーティションオブジェクトリスト166から属性を得る。ブ
ロック186に示すように、次にこれらの属性はリクエスタ116へ与えられる
【0051】 次にリクエスタ116はOpen−Read−Only−POL方法を呼び出
す。それはブロック188により示される。後述するように、制御要素150は
選択したパーティションに関連するパーティションオブジェクトリスト166内
に格納されたデータを得るが、データは修正もしくは拡張できないようにリード
オンリーベースで与えられることを示すようにそのオブジェクト内の属性を修正
する。それはブロック190により示される。
【0052】 次にリクエスタ116はそれが見直すために選択したパーティション内のオブ
ジェクトのリストを制御要素150に提出させるRead−POL方法を呼び出
す。それはブロック194により示される。選択したパーティション内の所望の
オブジェクトを選択した後で、リクエスタ116は制御要素150にパーティシ
ョンオブジェクトリストを閉じさせるclose−POL方法を呼び出す。それ
はブロック196により示される。
【0053】 所望のオブジェクトに対するオブジェクトIDを見つけたら、次にリクエスタ
116はOpen−xxx−Objectx方法呼び出す。xxxはリクエスタ
が所望する特定のデータ操作に基づいてリクエスタにより呼び出される特定の開
く方法である。Objectxはリクエスタにより操作もしくはアクセスされる
オブジェクトを識別するパーティションオブジェクトリストからのオブジェクト
IDを示す。xxxは、例えば、Open−Update操作、もしくはOpe
n−Read−Only操作を表すことができる。それらについては後述し、こ
のステップはブロック198により示される。
【0054】 次にリクエスタは制御要素150により戻されるオブジェクトの所望の操作を
実施する。オブジェクトを操作するのに使用できるさまざまな方法について後述
する。それはブロック200により示される。
【0055】 最後に、所望のオブジェクト操作やアクセスがリクエスタにより完了すると、
リクエスタ116はやはり後述されリクエスタ116によりアクセスされたオブ
ジェクトを閉じるように動作するClose−Objectx方法を呼び出す。
【0056】 図8−24は装置110等のオブジェクトオリエンテッド装置上に格納された
オブジェクトの所望の機能および所望の操作を遂行するために、リクエスタによ
り呼び出すことができるさまざまな典型的方法を示すフロー図である。
【0057】 図8は特にOpen−Create−Object方法を示すフロー図である
。リクエスタ116がこの方法を呼び出すと、ブロック208に示すように、制
御要素150は新しいIDを生成してオブジェクトが生成される特定のパーティ
ションに関連するパーティションオブジェクトリスト内にIDを入れる。それは
ブロック210により示される。次に制御要素150はオブジェクトに関連する
ブロック数等を割当て、オブジェクト生成時間を示しかつオブジェクトに関連し
表1に載っている他の属性をセットするすようにオブジェクト属性を修正するこ
とにより新しいオブジェクトを生成する。これはブロック212により示される
。次に、制御要素150は生成されたばかりのオブジェクトの新しいIDと共に
要求の状態を戻す。これはブロック214により示される。
【0058】 単にオブジェクトを生成する他に、リクエスタ116はいくつかのオプション
を指定することができる。例えば、好ましい実施例では、リクエスタ116はオ
ブジェクトがパスワード保護されるか、オブジェクトは暗号化されるか、ある品
質サービス(例えば、オブジェクトがバックアップされるか)、ロック特性(た
とえば、パーティションおよび装置ロック等の任意他のロックだけでなくオブジ
ェクトロックによりオブジェクトがロックされるか)、アクセス制御バージョン
、ミラーその他のバックアップサポート(それにより全ての更新が他のオブジェ
クト上にミラーされるか、あるいは指定される他の方法でバックアップされる)
を指定して、指定した最小サイズでスペースが割り当てられることを表示し、衝
突特性(UNIX−タイプシステムへの書込み)をセットすることができる。
【0059】 この方法を呼び出すためにリクエスタ116が制御要素150へ与える特定の
情報にはセキュリティのためにそれを要求するシステム内の許可情報、オブジェ
クトが生成される装置のパーティション、および前記した任意のオプションが含
まれる。それに応答して、1実施例において制御要素15は装置上で利用可能な
容量、要求の状態を新しいオブジェクトIDと共に戻す。
【0060】 オブジェクトに関連する全データを含むこの方法の特殊なインスタンスを呼び
出せることもお判り願いたい。その場合、オブジェクトを生成し、オブジェクト
に書き込み、オブジェクトを閉じることができる1つの方法を呼び出すことがで
きる。
【0061】 図9はOpen−Update−Objectx方法を示すフロー図である。
リクエスタ116がこの方法を呼び出すと、ブロック220に示すように、リク
エスタ116は指定したオブジェクトを読み書きすることができる。またオブジ
ェクトの長さの延長も行われる。この方法が呼び出されると、制御要素150は
オブジェクトが使用されていることを示す指定したオブジェクト内に属性をセッ
トする。リクエスタ116は許可情報、オブジェクトを含むパーティションID
、アクセスされるオブジェクトの識別子、とられるアクションの(更新や読出し
)および前記した任意のオプションを提供する。それに応答して、制御要素15
0は要求の状態および指定したオブジェクトの長さを、リクエスタ116が利用
可能な残りの容量と共に戻す。
【0062】 図10はWrire−Object方法を示すフロー図である。リクエスタ1
16がこの方法を呼び出すと、ブロック242に示すように、制御要素150は
指定した数のブロックを指定した場所の指示されたオブジェクト内に書き込む。
【0063】 またWrite方法により他の方法を呼び出すこともできる。例えば、アクセ
スされる装置110−112上でパリティサポートが呼び出される場合、ライト
は書き込まれるデータおよび予め指定した1つ以上のパリティ装置に書き込まれ
るパリティデータに対して排他的OR操作を実施する排他的OR方法を自動的に
呼び出すことができる。
【0064】 この方法を呼び出すために、リクエスタ116は許可情報、オブジェクト識別
子、パーティションID、オブジェクト内の書き込まれるブロックの開始位置、
オブジェクトに書き込まれるいくつかのブロック、オプション情報、および書き
込まれるデータを与える。この方法が呼び出されると、制御要素150は与えら
れる特定のデータで指定したオブジェクトを修正する。これはブロック244に
より示される。次に制御要素150はオブジェクトの長さ、オブジェクトに関連
するタイムスタンプ、等の指定したオブジェクト内の必要な属性を修正する。こ
れはブロック246により示される。次に制御要素150は、必要であれば、パ
ーティションオブジェクトリスト等の他のオブジェクトの必要な属性を修正する
。これはブロック248により示される。次に制御要素150は要求の状態を特
定のリクエスタへ戻す。これはブロック250により示される。
【0065】 図11はOpen−Read−Only−Objectx方法を示すフロー図
である。この方法が呼び出されると、制御要素150によりリクエスタ116は
読取専用の目的で指定したオブジェクトへアクセスすることができる。したがっ
て、このオブジェクトが呼び出されると、ブロック230に示すように、リクエ
スタは許可情報、パーティションID、オブジェクトID、およびオプション情
報を与える。次に制御要素150は指定したオブジェクト内に属性をセットして
オブジェクトが使用されていることを示す。これはブロック232により示され
る。次に制御要素150はオブジェクト内に読取専用属性をセットしてオブジェ
クトはリクエスタにより書き込めないことを示す。これはブロック234により
示される。次に制御要素150は要求の状態および指定したオブジェクトの長さ
を戻す。これはブロック236により示される。
【0066】 図12はRead−Objects方法を示すフロー図である。この方法は装
置110が指定したオブジェクトからデータを戻すことをリクエスタ116が望
む場合にリクエスタ116により呼び出される。リクエスタは許可情報、オブジ
ェクトID、パーティションID、読み出されるブロックの開始位置、読み出さ
れるいくつかのブロック、および任意他の所望のオプション情報を与える。それ
に応答して、制御要素150は要求の状態、戻されるデータの長さ、およびこの
方法に応答して戻される実際のデータを戻す。これはブロック256および25
8により示される。
【0067】 図13はClose−Objectx方法を示すフロー図である。この方法が
リクエスタ116により呼び出されると、ブロック264に示すように、リクエ
スタは許可情報、オブジェクトID、および任意所望のオプション情報を与える
。それに応答して、制御要素150はブロック266に示すように指定したオブ
ジェクト内のデータを修正する。さらに、すでに記憶媒体に書き込まれていなけ
れば、オブジェクトへの書込みにより生じるオブジェクトの任意の変化がこの時
点で書き込まれる。ブロック268に示すように、制御要素150はオブジェク
トxの属性も更新する。例えば、新たに生成されたオブジェクトであれば、この
属性は生成時間および他の必要な属性情報により更新される。さらに、属性はオ
ブジェクト内のデータが修正された最後の時間、変化している場合のデータの長
さを表示するように修正され、オブジェクトが所与のリクエスタによりもはや使
用されていないことを示す属性が制御要素150によりセットされる。
【0068】 制御要素150は、随意、オブジェクトに関連しかつオブジェクト属性に反映
される残りのキュッシュ情報を更新することもできる。これはブロック270に
より示される。例えば、要求を行う特定のリクエスタ116が閉じたオブジェク
トに対してまだデータがキャッシュされている、あるいはもはやキャッシュされ
ていないことを記憶装置110に知らせるように構成されている場合には、オブ
ジェクトが迅速に連続して再度閉じたり開いたりされるこれらのアプリケーショ
ンに対して記憶装置110のオペレーティングシステムはキャッシュ情報を保持
することができる。しかしながら、同時に、別のリクエスタがこのオブジェクト
へのアクセスを要求する場合、記憶装置110はシステム100内のいずれの構
成要素にコヒーレンシ衝突知らせる必要があるかを追跡し続けることができる。
ブロック272に示すように、次に制御要素150は要求の状態を戻す。
【0069】 図14はRemove−Object方法を示すフロー図である。この方法が
呼び出されると、ブロック278に示すように、制御要素150は記憶媒体から
オブジェクトを削除するのに必要なステップをとる。これはブロック280に示
される。次に制御要素150は指定したオブジェクトIDが利用できることを反
映させるために、オブジェクトが削除されたパーティションに関連するパーティ
ションオブジェクトリストを修正する。これはブロック282に示される。次に
制御要素150はブロック284に示すように要求の状態を戻す。この方法を呼
び出すために、リクエスタ116は許可情報、パーティションID、オブジェク
トID、および任意所望のオプション情報を与える。ブロック284に示すよう
に、次に制御要素150は要求の状態を戻す。
【0070】 図15は、ブロック290に示すように、記憶装置110上にパーティション
を生成するためにリクエスタにより呼び出すことができるCreate−Par
titionx方法を示すフロー図である。Create−Partition
x方法はドライブを1つ以上の領域へ仕切るが、記憶媒体上の全てのスペースを
考慮する必要はないことをお判り願いたい。さらに、パーティション領域はディ
スク上のさまざまなゾーンにわたることができる。
【0071】 1実施例では、この方法はタイル配置でパーティションを生成するのに使用さ
れ、パーティションは装置上の記憶スペースの真の分割を表す。この配置はデー
タアレイ等のサービスレベルによりスペースを分割するのに使用される。このよ
うなパーティションはリサイズすることができないが、除去および再生成するこ
とができる。
【0072】 本発明の別の特徴に従って、スペースをオブジェクトをサービスレベルに従っ
て管理するのではなくオブジェクトを論理的に構成するために、パーティション
は論理的パーティショニングとして使用される。この第2の実施例では、パーテ
ィションはダイナミックにリサイズすることができる。
【0073】 この方法を呼び出すために、リクエスタは許可情報、任意所望のオプション、
パーティションID、および識別された特定の部分へ割り当てられるスペースを
識別する初期スペース割当てを与える。それに応答して、ブロック292に示す
ように、制御要素150は記憶媒体上のスペースを特定のパーティションへ割り
当てる。ブロック294および296に示すように、次に制御要素150はパー
ティション制御オブジェクトおよびパーティションオブジェクトリストを確立す
る。前記したように、パーティションオブジェクトリストは除去できずパーティ
ション内のオブジェクトをナビゲートするための開始点としての役を果たす。次
に制御要素150は要求の状態および行われているパーティショニングを示すパ
ーティションマップを戻す。これはブロック298に示されている。
【0074】 図16はRemove−partitionx方法を示すフロー図である。こ
の方法を呼び出すために、リクエスタ116は許可情報、オプション情報、およ
び除去されるパーティションを識別するパーティションIDを与える。これはブ
ロック304に示されている。それに応答して、制御要素150はブロック30
6に示すように予めパーティションに関連しているスペースを再割当てする。次
に制御要素150は削除されるパーティションに関連するパーティションオブジ
ェクト内の全オブジェクトを除去し、パーティションオブジェクトリストを削除
してパーティション制御オブジェクトを削除する。これはブロック308、31
0、312に示されている。次に制御要素150は要求の状態およびパーティシ
ョニングになされた変化を示すパーティションマップを戻す。これはブロック3
14に示されている。
【0075】 本発明の1つの特徴によれば、データ管理ポリシーが各記憶装置110−11
2へ通信され、記憶装置は互いに独立に作用して管理ポリシーを実行するように
される。それにより、人間の介入が少なくなるだけでなくより予測可能でタイム
リーな管理制御となる著しい利点が得られる。
【0076】 例えば、記憶装置110−112上のデータは毎週バックアップすることが望
ましいことがある。従来のシステムは典型的に週末のアイドル期間中にバックア
ップされて、営業日中はシステムの稼動性が中断されないようにされる。しかし
ながら、システム容量が増大してくると同時に稼動性のウィンドウは次第に収縮
してくる。したがって、可能性のあるテラバイトのデータをバックアップするの
に十分な長さのシステム中断時間を見出すことは非常に困難になる。
【0077】 したがって、本発明の1つの特徴に従って、割り当てられる属性に基づいてオ
ブジェクトに対してアクションをとることにより、オブジェクトオリエンテッド
記憶装置110−112はオブジェクトがそのとられるバックアップに対して正
しい状態に達するときは常にバックアップ情報を知らせることができる。また、
全ファイルのバックアップを長期間にわたって−その間に他はまだ更新中−デー
タの完全性に影響を及ぼすことなく引き延ばすことができる。
【0078】 オブジェクトオリエンテッド記憶装置110−112によりアクションを呼び
出すことができる属性の他の例として暗号化、圧縮、バージョンニングおよびパ
リティ冗長性が含まれる。これらの各例において、記憶装置110−112は好
ましくは特定のオブジェクトもしくはオブジェクトセットに関するポリシーしか
知らせる必要がない。次に装置自体が機能を実施するかもしくはサービスを提供
するように指示されたエージェントに知らせることができる。
【0079】 例えば、圧縮および暗号化は記憶装置110−112自体上で実施することが
できる。したがって、装置と通信する必要があるのはオブジェクトに対して圧縮
もしくは暗号化が必要であるという事実だけである。エージェントにより実施さ
れる管理機能に対しては、管理機能ポリシーを記憶装置に知らせるだけでなく、
機能を実施するエージェントの識別も知らせて機能を実施する時に記憶装置がエ
ージェントにアクセスできるようにしなければならない。
【0080】 本発明の1つの特徴によれば、オブジェクト間に関連(associatio
n)が確立されて同じ属性を有するか従属性を有するものを識別できるようにさ
れる。例えば、データベースは6ファイルすなわちオブジェクトを含み、全てが
閉じられるかあるいは他の全てが従属するオブジェクトとして指示されたものが
閉じられるまでどれもバックアップできないものとする。オブジェクト間のこの
種の関係を管理するためにファイルサーバ14が必要となることもある。さらに
、本発明はアレイパリティセットの場合のように装置間従属性も確立する。グル
ープの残りが同じ本質的性質を有することを1つの装置もしくはオブジェクトが
確かめるグループを確立できるようにすれば、グループの管理はより効率的で有
効なものとなる。
【0081】 図17−24は記憶装置上のオブジェクトにより呈示される方法を呼び出すこ
とにより実施することができる管理機能を示すフロー図である。方法を呼び出す
ことにより制御要素150および/もしくは関連する制御要素は呼び出した方法
に関連する管理機能を実施するためのステップをとる。
【0082】 図17はExpose−Object方法を示すフロー図である。ブロック3
20に示すように、リクエスタ116は許可情報、オプション情報、オブジェク
トID、ターゲットIDおよびターゲットパーティションIDを与えることによ
りこの方法を呼び出す。輸出(export)方法により記憶装置110−11
2が所与のオブジェクトに関連する属性で表現されるルールに基づいてアクショ
ンをとることができるようにする。例えば、それは他の装置へのオブジェクトの
バックアップもしくはサポートバージョニングを開始するに使用することができ
る。
【0083】 Expose−Objectx方法が呼び出されると、ブロック32に示すよ
うに、制御要素150は記憶媒体から指定したオブジェクトを得る。次に制御要
素150はリクエスタ116により指定されるターゲット装置においてOpen
−Create方法を呼び出す。これはブロック324により示される。次に制
御要素150は指定したオブジェクトのデータおよび属性を供給するターゲット
装置において書込み方法を呼び出す。これはブロック326により示される。次
に制御要素150はターゲット装置に書き込まれた後でその上のオブジェクトを
閉じるターゲット装置においてClose方法を呼び出す。これはブロック32
8により示される。最後に、制御要素150はターゲット装置に書き込まれてい
るオブジェクトの新しいオブジェクトIDと共に要求の状態をリクエスタに戻す
。これはブロック330により示される。
【0084】 制御要素150により実現されるインターフェイス128はリクエスタが見直
し用のオブジェクト属性を得て、オブジェクト属性をセットできるようにする方
法もサポートする。図18および図19はそれぞれ対応するGet−Objec
tx−AttributesおよびGet−Objectx−Attribut
es方法を示すフロー図である。
【0085】 ブロック336に示すように、図18に示す方法が呼び出されると、制御要素
150は指定したオブジェクトに対する属性を得る。1実施例では、リクエスタ
は許可情報、オブジェクトID、もしくはオブジェクトIDのリスト、およびオ
プション情報を与える。次に制御要素150はオブジェクトIDに関連する属性
もしくはオブジェクトIDのリストを得てこれらの属性を要求の状態と共にリク
エスタへ戻す。これはブロック338により示される。
【0086】 ブロック344に示すように、図19に示すGet−Objectx−Att
ributes方法は許可情報、オブジェクトID、およびオプション情報を制
御要素150へ与えるリクエスタにより呼び出すことができる。次に制御要素1
50は指定したオブジェクトの属性をリクエスタから与えられる情報で修正し、
指定したオブジェクトの属性と共に要求の状態を戻す。これはブロック346お
よび348により示される。
【0087】 本発明の別の実施例では、オブジェクトをロックしてオブジェクト上に配置さ
れたそのロックを所有するサーバによりアンロックされないかぎりアクセスでき
ないようにすることができる。1実施例では、オブジェクトはオブジェクトレベ
ル、パーティションレベル、もしくは装置レベルでロックすることができる。ロ
ック機構はザーバ間アクセスリソルーションを与える。好ましい実施例では、こ
のようなロックは保守機能期間間のアクセスを禁止するだけでなく同時更新をス
ケジュールするのに使用される。図20,21,22はGet−Attribu
teおよびSet−Attribute方法のインスタンスと考えることができ
るロック方法を示すフロー図である。しかしながら、それらがリクエスタのクラ
スター間でデータの共有に使用できるように、これらの方法のこれら特定のイン
スタンスについてさらに詳細に説明する。
【0088】 図20はRead−Rock−Attributes方法を示すフロー図であ
る。ブロック344に示すように、この方法は許可情報、オブジェクト、パーテ
ィションもしくはID、ロックパラメータ、および制御要素150へのリクエス
タ116からの任意所望のオプション情報を与えて呼び出すことができる。それ
に応答して、制御要素150は指定したオブジェクトがセットされるロックを有
するかどうかを確認する。次に制御要素150はロックを所有するリクエスタの
要求の状態を戻す。これはブロック356により示される。
【0089】 図21はSet−Lock−Attributes方法を示すフロー図である
。ブロック362に示すように、この方法は許可情報、オブジェクト、パーティ
ションもしくは装置識別子情報、ロックパラメータ、オプション情報を与えてリ
クエスタにより呼び出すことができる。この方法が呼び出されると、制御要素1
50は識別されたオブジェクトに関連するロックを調べる。これはブロック36
4により示される。次に制御要素はリクエスタの識別によりロックもしくはアン
ロック操作を実施しようと試みる。これはブロック366により示される。操作
を要求するリクエスタがロックのオーナーであれば、操作は実施される。そうで
なければ、操作は実施されない。いずれにせよ、制御要素150はロックを所有
するサーバのIDと共に要求の状態を戻す。これはブロック368により示され
る。
【0090】 図22はReset−Lock−Attribute方法を示すフロー図であ
る。この機能はロックを所有するサーバがもはや機能しない場合にロックをリセ
ットしようとするのに使用される。ブロック374に示すように、この方法は許
可情報、オブジェクト、パーティションもしくは装置識別情報、ロックパラメー
タ、および任意所望のオプション情報を与えて呼び出すことができる。ブロック
376に示すように、それに応答して制御要素150は指定したオブジェクト、
パーティションもしくは装置をロックし、ロックを所有するサーバの識別と共に
要求の状態を戻す。これはブロック378により示される。
【0091】 図23および図24はGetおよびSet−Device−Associat
ion方法を示すフロー図である。これらの方法は装置110−112間の関係
を定義もしくは質問する。このような関係の1つのインプリメンテーションは記
憶装置110−112の1つが第1セットの装置のマスターとして識別され、他
はそのセットの従属メンバーであることを含む。第1すなわちマスターセットは
セット属性の変化を他のメンバーへ広める責任を負う。第1すなわちマスターセ
ットから供給されなければ、他のメンバーは属性設定を拒絶できる。記憶装置1
10−112はこれらの機能を実施するために、自己検査を実施する能力を与え
られる。それにより装置は装置自体を調べて大きい装置グループのメンバーシッ
プに含まれるかどうかを確認することができる。
【0092】 図23にGet−Device−Associations方法を示す。ブロ
ック384に示すように、この方法は許可情報、オプション情報を与えて呼び出
すことができる。それに応答して、制御要素150は要求の状態および装置がメ
ンバーである要求した関連を戻す。これはブロック386により示される。図2
4はSet−Device−Associations方法を示すフロー図であ
る。ブロック392に示すように、この方法は許可情報、オプション情報、およ
びメンバーリストおよび関連を定義する属性を与えて呼び出すことができる。そ
れに応答して、ブロック394に示すように、制御要素150は記憶媒体上に含
まれる装置関連オブジェクト156を修正する。装置関連オブジェクトはリクエ
スタから与えられる属性を含み、オブジェクト属性が最後に修正される時間を示
すタイムスタンプ、等を含むように修正される。ブロック396に示すように、
制御要素150は要求の状態を戻す。
【0093】 前記した許可情報により、ファイルサーバ114が記憶装置110−112か
ら応答を得るのに必要な証明書を与えるのはどのリクエスタ116−120であ
るかを制御することにより、ファイルサーバ114は記憶装置へゲートアクセス
することができる。また、ファイルサーバ114はインスタレーションセキュリ
ティポリシーに追従するI/O要求しか引き受けてはならないことを記憶装置1
10−112に指令する。許可セキュリティ能力の基礎をなす鍵はSet−De
vice−Attributes方法により記憶装置110−112と通信する
ように図示されている。記憶装置110−112に対して適切なセキュリティが
セットされておれば、その記憶装置はセキュリティコンプライアンスに対するあ
らゆるI/Oコマンドをチェックするように構成することができる。しかしなが
ら、前記したように、あるアプリケーションはセキュリティを利用する必要がな
い。さらに、特定のサーバクラスターが別の物理的ファシリティ内に配置された
ある装置を有する場合には、遠隔配置された装置との通信にはハイレベルのセキ
ュリティを定義するが、ローカルトラフィックからの通信に対してはそうしない
ことが望ましい。それにより、遠隔配置リクエスタもしくはサーバに対するセキ
ュリティを利用するが、ローカルリクエスタもしくはサーバに対してこのような
セキュリティを利用することに伴う性能ロスを回避することができる。
【0094】 さらに、各記憶装置110−112が好ましくはタイムスタンプセキュリティ
メッセージおよびオブジェクトに使用される読取可能な単調増分クロックを含む
。1実施例では、さまざまな装置に対するクロックがシステムワイドベースで同
期化されている。別の実施例では、ファイルサーバ114は記憶装置ごとの相違
および値を調整する。
【0095】 したがって、本発明は従来の記憶装置を凌ぐ著しい利点を有するディスクドラ
イブのようなオブジェクトオリエンテッド記憶装置を提供することがお判りであ
ろう。オブジェクトオリエンテッド記憶装置はクラスタアーキテクチュアを著し
く改善する。例えば、オブジェクトオリエンテッド式にデータを格納することに
より、データは記憶装置自体により管理することができる。オブジェクトはそれ
自体のスペースを管理する責任を負うことができるように記憶装置にその常駐デ
ータの十分な知識を与える。さらに、装置が論理的エンティティを構成するもの
に関する情報を有する場合は、データ共有はよりインテリジェントに制御するこ
とができる。他例えば、2つのシステムがブロックオリエンテッド装置上に格納
されたデータを共有する場合、全てのメタデータアクティビティを同時アクセス
に対して制御しなければならない。これに対して、オブジェクトオリエンテッド
装置では大部分のメタデータアクティビティがそれにアクセスするシステムに対
して不透明である。したがって、システムはユーザデータとのアクセス競合しか
関わる必要がない。さらに、装置自体により実施されるスペース管理により、同
じ時間に同じ記憶装置上のスペースを管理しようとする2つのシステムから生じ
ることがあるいかなる衝突や混乱も解消される。
【0096】 さらに、混交計算はオブジェクト抽象により遥かに容易とされる。オブジェク
トオリエンテッド記憶装置はオペレーティングシステムが解釈することができる
機構を少なくとも有する能力を提供する。
【0097】 さらに、クラスターシステムにおける性能はいくつかの理由に対してオブジェ
クトオリエンテッド記憶装置を使用することにより向上される。例えば、メタデ
ータは装置自体を離れることは決してなく、I/O操作が解消される。
【0098】 さらに、装置は任意の時間にどのオブジェクトが開いているか閉じているかを
知り、この情報を使用してより効果的にデータをキャッシュすることができる。
装置は読み出されるオブジェクトのレイアウトを知っているため、プリフェッチ
ングも遥かに有効となる。記憶装置は逐次アクセスパターンをより効果的に決定
することができる。装置内のキャッシュもそれにアクセスする多数のシステムに
対して一度メタデータを保持することができる。さらに、装置はどこでより適切
にデータを探し出せるか等のサービス判断の品質に関与することができる。典型
的に、装置がそれをできるのは記憶装置を割り当てる責任がある場合だけである
。それに対して、ほとんどいかなるオペレーティングシステムもディスクドライ
ブ上にゾーンでデータを割り当てることはできない。したがって、この能力をド
ライブ自体に与えることにより性能が向上する。
【0099】 本発明は各々がオブジェクトの特性を示す属性を有する複数のオブジェクト1
24−126として構成されたデータが格納されている記憶媒体132を含む記
憶装置112を提供する。制御要素150が記憶装置132に接続されておりオ
ブジェクト124−126とのインターフェイス128を提供するように構成さ
れている。インターフェイスはオブジェクト124−126をアクセスするため
に呼び出される(方法0−方法N)を呈示する。
【0100】 好ましい実施例では、複数のオブジェクト124−126はデータ記憶装置1
10の特性を示す属性を有する装置制御オブジェクト154を含んでいる。別の
実施例では、記憶媒体は複数のパーティション158,160,162へ分割さ
れ、各パーティションは複数のオブジェクト124−126を含んでいる。複数
のオブジェクトは複数のパーティション158,160,162に対応する複数
の制御オブジェクト164を含んで図示されており、各パーティション制御オブ
ジェクト164は対応するパーティションの特性を示す属性を含んでいる。パー
ティション制御オブジェクト164は対応するパーティション内の全オブジェク
トに関連する特性を含むこともできる。複数のパーティションリストオブジェク
ト166が複数のパーティション158,160,162に関連しており、関連
するパーティション内に格納された識別データ、識別オブジェクトを示す属性を
含んでいる。
【0101】 インターフェイス128により呈示される方法には指定したオブジェクトに予
め関連する識別データを解放することにより制御要素150に記憶媒体132か
ら指定したオブジェクトを削除させる除去方法が含まれる。また、呼び出される
と制御要素150に記憶媒体132を複数のパーティションへ分割させるパーテ
ィション生成方法も含まれる。パーティション除去方法が呼び出されて制御要素
150に指定したパーティションを記憶媒体132から除去させる。
【0102】 別の実施例では、複数のオブジェクトは2つ以上のデータ記憶装置間の関連を
示す属性を含む装置関連オブジェクト156を含んでいる。装置関連方法が呼び
出されて制御要素150は関連属性にアクセスするようにされる。装置関連方法
は制御要素150に関連属性を得たり戻したりさせあるいは関連属性にアクセス
させるのに使用することができる。
【0103】 別の実施例では、開く方法が含まれ、リクエスタ116により呼び出されると
記憶装置110上のオブジェクトへのアクセスを与える。
【0104】 生成を開く方法はリクエスタ116により呼び出されると、制御要素150は
リクエスタ116により指定される属性を有する新しいオブジェクトを記憶媒体
132内に生成するようにされる。
【0105】 別の実施例では、更新を開く方法が設けられリクエスタ116により呼び出さ
れると、制御要素150はリクエスタにより識別されるオブジェクトをリクエス
タ116により指定された方法で修正するようにされる。書込み方法を呼び出し
て制御要素150に指定したオブジェクトにデータを書き込ませ、閉じる方法を
呼び出して制御要素150に指定したオブジェクトを閉じさせることができる。
【0106】 別の実施例では、オブジェクト輸出方法を呼び出して制御要素150に指定し
たオブジェクトを第2のデータ記憶装置112へコピーさせることができる。オ
ブジェクト属性を得る方法およびオブジェクト属性をセットする方法も設けられ
、それらを呼び出して制御要素150に指定したオブジェクトの属性を得て戻し
たり、あるいは指定したオブジェクトの属性をセットさせることができる。また
、ロック方法を使用して制御要素150に指定したオブジェクトのロック属性へ
アクセスさせることができる。
【0107】 本発明はディスクドライブ上にデータを格納する方法として実現することもで
きる。この方法は情報をオブジェクトとしてディスク上に格納するステップと、
前記したようにいくつかの方法(もしくは機能)を呼び出すことにより情報にア
クセスするステップとを含む。また、本発明はデータ記憶装置に関して前記した
ように構成された1つ以上のディスクドライブを含むデータ記憶システムとして
実現することもできる。また、本発明はデータ記憶システム内のコンピュータに
より実行されると、コンピュータにオブジェクトの特性を示す属性を有する複数
のオブジェクト124−126としてデータをディスク132上に記憶させる命
令を格納するコンピュータ読取可能媒体(制御要素150内のメモリ、ディスク
132の1つ、もしくは別のコンピュータ読取可能媒体)として実現することも
できる。また、命令は実行されるとインターフェイスにより呈示される機能を呼
び出すことによりコンピュータをオブジェクトとのインターフェイスを介してデ
ィスク132上のオブジェクトにアクセスさせる。
【0108】 本発明のさまざまな実施例の非常にたくさんの特性および利点について、本発
明のさまざまな構造および機能の詳細と共に説明してきたが、本開示は単なる説
明用にすぎず詳細、特に本発明の原理内の部品の構造および配列に関して、添付
請求の範囲が表現される用語の広範な一般的意味により示される全範囲まで変更
することができる。例えば、本発明の範囲および精神を逸脱することなく実質的
に同じ機能性を維持しながら使用する特定のインターフェイスに応じて特定の要
素を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの特徴に従ったネットワーク接続記憶システムのブロック図。
【図2】 本発明の1つの特徴に従ったオブジェクトモデルを示す図。
【図3−1】 記憶装置上のオブジェクトがリクエスタによりアクセスされる第1の構成のブ
ロック図。
【図3−2】 記憶装置上のオブジェクトがリクエスタによりアクセスされる第2の構成のブ
ロック図。
【図4】 本発明の1つの特徴に従ったディスクドライブの斜視図。
【図5】 リクエスタによるオブジェクトのアクセスを示す機能ブロック図。
【図6】 本発明の1つの特徴に従って仕切られる記憶媒体の部分図。
【図7−1】 本発明の1つの特徴に従ったリクエスタによるオブジェクトのアクセスを示す
フロー図。
【図7−2】 本発明の1つの特徴に従ったリクエスタによるオブジェクトのアクセスを示す
フロー図。
【図8】 本発明の1つの特徴に従ったオブジェクトの生成を示すフロー図。
【図9】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクトを開き更新することを示すフロー図
【図10】 本発明の1つの特徴に従ったオブジェクトへの書込みを示すフロー図。
【図11】 本発明の1つの特徴に従って読取専用のためにオブジェクトを開くことを示す
フロー図。
【図12】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクトを読出すことを示すフロー図。
【図13】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクトを閉じることを示すフロー図。
【図14】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクトを除去することを示すフロー図。
【図15】 本発明の1つの特徴に従ってパーティションを生成することを示すフロー図。
【図16】 本発明の1つの特徴に従ってパーティションを除去することを示すフロー図。
【図17】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクトを輸出することを示すフロー図。
【図18】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクト属性を得ることを示すフロー図。
【図19】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクト属性をセットもしくは修正すること
を示すフロー図。
【図20】 本発明の1つの特徴に従ってロック属性を読み出すことを示すフロー図。
【図21】 本発明の1つの特徴に従ってロック属性をセットすることを示すフロー図。
【図22】 本発明の1つの特徴に従ってオブジェクトのロック属性をリセットすることを
示すフロー図。
【図23】 本発明の1つの特徴に従って装置関連を得ることを示すフロー図。
【図24】 本発明の1つの特徴に従って装置関連をセットすることを示すフロー図。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記憶装置であって、 各々の特性を示す属性を有する複数のオブジェクトとして構成されたデータを
    格納する記憶媒体と、 記憶媒体に接続され、前記オブジェクトへアクセスするために呼び出される方
    法を呈示するインターフェイスを前記オブジェクトに対して提供するように構成
    された制御要素と、 を含むデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、複数のオブジェク
    トは、 データ記憶装置の特性を示す属性を含む装置制御オブジェクトを含むデータ記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ記憶装置であって、装置制御オブジェ
    クトは記憶媒体上の複数のオブジェクトの他のオブジェクトの特性を示す属性を
    含むデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、記憶媒体は各々が
    複数のオブジェクトを含む複数のパーティションへ分割され、複数のオブジェク
    トは、 各々が対応するパーティションの特性を示す属性を含む、複数のパーティショ
    ンに対応する複数のパーティション制御オブジェクトを含むデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ記憶装置であって、各パーティション
    制御オブジェクトが対応するパーティション内の全オブジェクトに関連する特性
    を示す属性を含むデータ記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のデータ記憶装置であって、複数のオブジェク
    トは、 各々が関連するパーティション内に格納されたオブジェクトを識別する識別デ
    ータを示す属性を含む、複数のパーティションに関連する複数のパーティション
    リストオブジェクトを含むデータ記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 呼び出されると、指定したオブジェクトに予め関連付けられている識別データ
    を解放することにより制御要素に記憶媒体から指定したオブジェクトを削除させ
    る除去方法を含むデータ記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 呼び出されると制御要素に記憶媒体を複数のパーティションへ分割させるパー
    ティション生成方法を含むデータ記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 呼び出されると制御要素に記憶媒体から指定したパーティションを除去させる
    パーティション除去方法を含むデータ記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、複数のオブジェク トのいくつかは複数の記憶装置上に格納された部分を有し、複数のオブジェクト
    は、 2つ以上のデータ記憶装置間の関連を示す関連属性を含む装置関連オブジェク
    トを含むデータ記憶装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 呼び出されると制御要素に関連属性へアクセスさせる装置関連方法を含むデー
    タ記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 リクエスタにより呼び出されると、制御要素にリクエスタが指定した属性を有
    する記憶媒体上に新しいオブジェクトを生成させる生成を開く方法を含むデータ
    記憶装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 リクエスタにより呼び出されると、制御要素にリクエスタが指定した方法でリ
    クエスタにより識別されるオブジェクトを修正させる更新を開く方法を含むデー
    タ記憶装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 リクエスタにより呼び出されると、制御要素にリクエスタが読取専用のために
    識別したオブジェクトを開かせる読出しを開く方法を含むデータ記憶装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、記憶装置はリク
    エスタに接続することができ、該方法は、 リクエスタにより呼び出されると、制御要素にリクエスタが指定したオブジェ
    クト内に格納されたデータを戻させる読出し方法を含むデータ記憶装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 リクエスタにより呼び出されると、制御要素にリクエスタが指定したデータを
    リクエスタが指定したオブジェクトに書き込ませる書込み方法を含むデータ記憶
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 リクエスタにより呼び出されると、制御要素にリクエスタが予め開いた指定し
    たオブジェクトを閉じたものとして識別させる、閉じる方法を含むデータ記憶装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、データ記憶装置
    は第2のデータ記憶装置に接続することができ、該方法は、 呼び出されると、制御要素に指定したオブジェクトを第2のデータ記憶装置に
    コピーさせる輸出オブジェクトを含むデータ記憶装置。
  19. 【請求項19】 請求項1記載のデータ記憶装置であって、該方法は、 呼び出されると制御要素に指定したオブジェクトのロック属性にアクセスさせ
    、ロック属性は指定したオブジェクト、指定したパーティション、およびデータ
    記憶装置。の1つが現在アクセス可能であるかどうかを示すロック方法を含むデ
    ータ記憶装置。
  20. 【請求項20】 ディスクドライブ上にデータを格納する方法であって、該
    方法は、 (a)各々がオブジェクトの特性を示す属性を有する複数のオブジェクトとし
    てディスク上にデータを格納するステップと、 (b)インターフェイスにより呈示される機能を呼び出すことによりオブジェ
    クトとのインターフェイスを介してディスク上のオブジェクトにアクセスするス
    テップと、 を含むデータ格納方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の方法であって、格納するステップ(a)
    は、 2つ以上のディスクドライブ間の関連を示す関連属性を含む装置関連オブジェ
    クトを格納するステップを含む方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の方法であって、アクセスするステップ(
    b)は、 関連属性を得る機能を呼び出して関連属性を得て戻すステップと、 関連属性をセットする機能を呼び出して関連属性を装置関連オブジェクト内に
    セットするステップと、を含む方法。
  23. 【請求項23】 第1のディスクドライブを含むデータ記憶システムであっ
    て、第1のディスクドライブは、 データヘッドと、 データヘッドに対して回転可能に搭載され、かつ各々がオブジェクトの特性を
    示す属性を有する複数のオブジェクトとして構成されたデータがその上に格納さ
    れているデータ記憶ディスクと、 データ記憶ディスクに接続され、オブジェクトへアクセスするために呼び出さ
    れる方法を呈示するオブジェクトとのインターフェイスを提供するように構成さ
    れた制御要素と、 を含むデータ記憶システム。
  24. 【請求項24】 その上に格納された命令を有するコンピュータ読取可能媒
    体であって、データ記憶システム内のコンピュータにより実行されると、コンピ
    ュータに、 (a)各々がオブジェクトの特性を示す属性を有する複数のオブジェクトとし
    てデータ記憶ディスク上にデータを格納するステップと、 (b)インターフェイスにより呈示される機能を呼び出すことによりオブジェ
    クトとのインターフェイスを介してデータ記憶ディスク上のオブジェクトにアク
    セスするステップと、 を実施させるコンピュータ読取可能媒体。
JP2000506576A 1997-08-11 1998-08-10 データ記憶装置および記憶方法 Pending JP2003517645A (ja)

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