JP2003515506A - 製品パックを包装し移動し保管し分配するための、および、特に薬剤用の可撓性のある容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 製品パックを包装し移動し保管し分配するための、および、特に薬剤用の、袋を具備する可撓性のある容器が記載される。本発明にしたがって、袋は、底部で閉じる管状壁（２、１１）から構成され、それ自体に閉じられる縁（３、１２）を頂部に有し、重ね合わせ可能であり、重ね合わせ可能な部分の少なくとも１つは、剛性材料のヘッドストリップ（４、５、１３）に固定して接続される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 （技術分野） 本発明は、請求項１の分類部にしたがって、製品パックを包装し移動し保管し
分配するための、および、特に薬剤用の可撓性のある容器に関する。

【０００２】 （背景技術） 公知のように、薬瓶の薬剤、経口固体、単回使用注射器、および、たとえばカ
リプソという名によって知られている包装機械によってパックされる他の物品の
単一投与ユニットパックを移動し、取り扱い、保管するために、明確な区画に別
々の量で製品を受け取るように設計された整理ダンス式容器が使用される。した
がって、公知のシステムは、異なる分量の場合、他のサイズの容器を使用しなけ
ればならないか、または過剰サイズの容器が、区画が空のまま運ばれるという欠
点によって影響をうける。したがって、使用の際にシステム全体がむしろ剛性で
あり、可変寸法を連続して受けることはできない。

【０００３】 （発明の開示） 本発明の目的は、公知型容器の前記欠点を改善し、空の容器の全体的サイズお
よび運ばれる製品が占有している容器の全体的サイズを最小限に削減することが
できるように、柔軟な方法で様々な寸法の製品を受けることができる容器を提案
することである。

【０００４】 さらに、製品の処理、材料および組立のコストをできるだけ抑える方法を求め
なければならない。

【０００５】 前記の目的は、請求項１の特徴的特性を備えた可撓性のある容器によって達成
される。

【０００６】 特に、それ自体に閉じられる上部縁の少なくとも一部が剛性ヘッドストリップ
にしっかり付け加えられる袋の形態の容器を見ると、縁の他の部分を第１の部分
に閉じることができ、たとえば支持足場から吊されたカードのように吊す袋とと
もにヘッドをフックすることができる。

【０００７】 実施形態の１つでは、２つの縁部分の一方のみが単一のヘッドストリップにし
っかり締結され、第２の縁部分を第１の縁部分へ、たとえば溶接で連結すること
ができる。変形例では、引き剥がし糸が２つの縁部分の間に挿入され、たとえば
、薬剤、注射器等の内容物を取り出すために、即座に袋を開けることができる。

【０００８】 この第１の実施形態は、剛性厚紙ヘッドストリップ用に特に適切であり、一方
、袋は紙材料から実現される。

【０００９】 第２の実施形態において、２つのヘッドストリップが見られ、その各々が、袋
の開口の縁部分の一方に、たとえば熱溶接で固定して接続される。この場合、袋
の開口の内部から上部縁の反対側に、ベルクロ（登録商標）型のストリップが見
られ、このストリップ上で袋を閉じることができ、一方、開けるためには、両方
のヘッドストリップが必要である。この場合、ヘッドストリップは、剛性プラス
チック材料から作られることが適切であり、一方、袋は熱可塑性材料から作られ
る。有利なことに、剛性ヘッドストリップは、内容物の特性、宛先、製造業者等
を示すために、ラベルによってまたは印刷することによって、書込、標識および
画像を加えるために使用することができる。

【００１０】 別の実施形態において、本発明による物品は、共に連結されるときに完成した
容器を形成する２つのプラスチック部材から構成される。剛性後部部分は、アコ
ーディオン形状の袋を支持し、袋を閉じた位置に保持して内容物がそこから出る
のを防止する。閉鎖装置の歯付端は短いレバーを使用して、袋の剛性縁の上部を
抑える。閉鎖装置は、基部すなわち剛性後部部分とともに単一片を形成する。閉
鎖装置の反対部分を指で押すことによって開口操作が起こり、バタフライのよう
な円形形状が有用なスペースで作られる。閉鎖装置の長いレバーを指で押すこと
によって、袋を下に抑える歯を回転させる。袋は、袋の剛性縁に一定の圧力で２
つのホーンの形態にプラスチック材料で形状づけられた平らなばねの弾性エネル
ギにより、押されて開く。開口は、縁の可動セクターすなわちヒンジ止めアーム
の移動セグメントの端によって強制された完全に開いた位置においてスナップで
発生する。袋は開口位置で、ハイペリオン機械によってまたはピッキングステー
ションから手動で薬の自動挿入を可能にする。これは、手を挿入することによっ
て内部から薬を取ることに適用される。閉鎖操作は、単に、閉鎖装置の歯がはま
るまで、剛性縁の前部すなわち袋のバーを押すことによって、発生する。閉鎖段
階と同時に、下の平らな形状のばねが隠れた位置へ強制的に移動される。

【００１１】 剛性部分の形状は、２つの部分に分割され、すなわち、 −蛇腹袋を収容する下部部分であって、袋のすなわち容器の剛性部分の内側の反
対側で、容器内部に完全空気通路、および、アセンブリ全体の内部および外部を
完全にクリーニングするための洗浄液体を有するように表面全体が適切に貫通さ
れる下部部分と、 −上部部分またはヘッドであって、内部部分から広げられ、下部部分の対向する
隅に対応する２つの下方突起物またはフックが、吊りカード型の２つのブレード
ガイドの間に物品全体を吊すことができ、左側には運ぶために指を掛けるのに有
用な開口部または穴があり、中央には完全開閉装置があり、右側には意図される
患者のデータを備えた接着ラベルを配置するのに有用なスペースがあり、形状付
けられたスロットがラベル用に用意されたスペースの中心に位置してラベルを即
座に除去することを可能にするか、または、上述の穴内のサポートを対抗する手
段によってすべてのものを水平位置に保持することさえできる上部部分と、 である。

【００１２】 上部部分と下部部分との間に、スナップはめの平らなばねが作られる。上述の
ように剛性後部部分のすべての部分は、単一成形の単一の金型から得られる。

【００１３】 袋は３つの部分から構成され、すなわち、 −透明な部分であって、すべての平らな側部は透明であり、右側、左側および底
部は２つのセクターでプリーツ状になり、３つの側部の各々用の締結蛇腹で前部
をくくる透明な部分と、 −袋締結部分であって、蛇腹のプロファイルは剛性でなければならず、剛性後部
部分の対応する１つの反対側に押印を有し、剛性後部部分を備えた袋の舌状突起
は、確実な係止を有し、部材の組立および組立を解くのが容易でなければならな
い袋締結部分と、 −剛性上部縁部分であって、個別の断続したセクターがその部分であり、断続し
た部分は、折り目で厚さが最小限に減少する同一材料製のジョイント状ヒンジに
よってのみ一緒に結合され、合間に、専門家には公知であるプラスチック材料の
フィルムヒンジを形成するように、直角での最高降伏および軸方向に曲がる最大
抵抗が保証されなければならず、アームの端側はそれぞれ同一材料製の円筒形ピ
ンで終端し、連結点は、縁の端セクションと、端でさらに展開する円筒形部分の
本体との間に位置し、上述のピンは、たとえば、剛性部分から突出し上に覆いか
ぶさるブラケットの剛性後部平面のハウジングでフックするように配列され、ハ
ウジングは、閉じた位置および開いた位置にある袋の展開にしたがってピンの完
全回転を可能にしなければならない剛性上部縁部分と、 である。

【００１４】 （発明を実施するための最良の形態） 本発明による容器の他の特性および詳細は、添付の図面に示される好ましい実
施形態の下記詳細から明らかである。

【００１５】 図１および２は、ともに容器１を示す。これは、透明なプラスチック材料の管
状壁２から構成される。管状壁２のそれ自体に閉じられる上部縁３の部分は、ヘ
ッドストリップ４の支持部分８にしっかり締結され、一方、縁３の他方の部分は
、図２に示されるように、ヘッド５の支持部分８に溶接される。

【００１６】 係合解除可能なように閉じた容器を保持するように、内側の上部縁３の部分の
間にベルクロ（登録商標）型ストリップ９が加えられる。このようにして、一方
の手でそれぞれヘッド４および５を把持し、ストリップ９からヘッド４および５
を離して動かすことによって、すぐに再度、閉じた開口部分を引き開けることが
できる。

【００１７】 この実施形態は、プラスチック材料の完全実施形態用に、および、同一容器を
数回以上使用するために、特に適切である。

【００１８】 図３および４は、たとえば半透明の紙材料製の管状壁、閉じられた底部及び一
方の上部縁１２から構成された容器１０を示し、縁１２自体が閉じられる場合は
、ヘッドストリップ１３の支持部分１６にしっかり付け加えられる。ヘッドスト
リップ１３は、適切に管状壁１１の上方に水平に延在し、容器自体を吊りカード
のように吊すために、袋のフック１４および１５を側方向に形成する。

【００１９】 包装されるべき物品を挿入した後に、自由上縁部分１２が、たとえば、溶接ス
トリップ１７に沿ってヘッド１６へ熱溶接することによって、締結された他方の
縁部分に溶接される。それ自体に閉じられる縁１２の部分の内側の間には、引き
剥がし糸１８が挿入され、中に含まれた製品を取り出すために容器を開けること
ができる。

【００２０】 前記実施形態は、厚紙の実施形態に特に適切であり、ごみ箱へ捨てるかまたは
焼却されるいわゆる単回使用容器として設計される。

【００２１】 図５乃至１１に示されるように、参照符号１０１は、全体として、本発明によ
る容器を示す。

【００２２】 この容器１０１は、剛性部分１０２と可撓性のある部分１０３とから構成され
る。

【００２３】 可撓性のある部分１０３は、底部１０４と使用位置における垂直側部縁とを有
し、その自由縁は、必要に応じてアンダーカットまたはスナップ突起物を有する
連結バー１０５、１０６を有する。

【００２４】 可撓性のある部分１０３の上部縁は、１０９および１１０でヒンジ止めされた
アーム１０７および１０８、および、バー１１１に締結される。各アーム１０７
および１０８は、バー１１１のそれぞれの端の端につなげられ、各アーム１０７
、１０８の他方の端には回転ピン１１２および１１３を有する。回転ピン１１２
および１１３は、可撓性のある部分１０３の縁、すなわちアーム１０７と１０８
およびバー１１１がある平面に垂直に配列された相互に平行な軸を有する。アー
ム１０７および１０８が矢印１１４および１１５にしたがって回転し、ヒンジ１
０９および１１０を動かして一緒に引いて、アーム１０７および１０８を短くす
るように、ヒンジ１０９および１１０は、たとえば、アーム１０７および１０８
の成型品とともに作られるフィルムヒンジであることが好ましい。

【００２５】 アーム１０７および１０８のピン１１２および１１３に近い部分は、ストップ
突起物１１６を有する。

【００２６】 図７に示されるように、容器の剛性部分１０２は実質的に、Ｕ字型の３つの側
部に配列されたスロット１１８を有し、バー１０５、１０６にまたは可撓性のあ
る部分１０３のＵ字型縁に連結するように設計されたパネル１１７から構成され
る。

【００２７】 パネル１１７には、剛性部分１０２と可撓性のある部分１０３とから構成され
る容器の外部と内部とを接続する通路１１９も作られている。

【００２８】 パネル１１７はヘッド１４０からも構成され、これから２つのブラケット１２
０および１２１が上部縁の下を延在する。各ブラケット１２０、１２１において
、それぞれピン１１２および１１３を受け取るように設計された支持シート１２
２が作られ、アーム１０７および１０８がそのピン１１２および１１３のまわり
を回転するのを可能にする。

【００２９】 共通中心部分１２５から延在しそのシート１２６から突出する弾性ホーン１２
３および１２４が、パネル１１７の材料からブラケット１２０と１２１との間に
作られ、装填されないときに、アーム１０７および１０８の実質的に拡張した位
置でストップ突起物１１６に係合する。

【００３０】 さらに、アーム１０７および１０８の折り返された位置でバー１１１にフック
するように設計された歯１２７が、図示されないレバーによって覆いかぶさりヘ
ッド１４０から延在し、一方、２つの弾性的に予め装填されたホーン１２３およ
び１２４をシート１２６内に押し込む。

【００３１】 歯１２７のレバーは、好ましくはヘッド１４０から切り取られたバタフライ１
２９によって支持され、バー１１１に平行な軸１２９のまわりを回転する。

【００３２】 したがって歯１２７の係合を解除するためには、バー１１１から歯１２７を係
合解除するように、単にバタフライ１２８が押される。

【００３３】 ヘッド１４０は、適切に側方向に延在して、公知の型の吊りカードとしてパネ
ル１１７を使用することができるように設計されたそれぞれのフック１３０を形
成する。

【００３４】 ヘッド１４０には、パネル１１７を把持するかまたはフックさえするのに便利
なように、穴１３１も作られる。穴１３１に対して水平中央軸に対する反対側に
レリーフ１３２が設けられ、このレリーフ１３２は、パネル１１７が穴１３１に
フックして、パネルを水平位置に保持するか、または、容器に入れられた製品の
識別のためにヘッド１４０に加えられたラベルを都合よく取り外すときに、障害
物に係合するように設計されている。

【００３５】 本発明の保護的範囲を超えることなく、数多くの変形および変更を取り入れる
ことができる。

【００３６】 本発明による容器の使用は、医薬の分野に限定されない。たとえば、デパート
のディスプレイおよび一般製品販売に使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、本発明による容器の第１実施形態の正面図である。

【図２】 図２は、図１と同一の容器の背面図である。

【図３】 図３は、本発明による容器の第２実施形態の正面図である。

【図４】 図４は、図３の容器の背面図である。

【図５】 図５は、本発明による容器の第３実施形態の正面図である。

【図６】 図６は、図５の容器の可撓性のある部分の側面図である。

【図７】 図７は、図５の本発明による容器の剛性部分の図である。

【図８】 図８は、図５の容器の可撓性のある部分の正面図である。

【図９】 図９は、図５の本発明による容器の閉鎖位置にある閉鎖装置の図である。

【図１０】 図１０は、回転サポートを一緒に備えた図９の閉鎖装置の図である。

【図１１】 図１１は、図９の本発明による容器の開位置にある閉鎖装置の図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 製品パックを包装し移動し保管し分配するための、および、
   特に薬剤用の、袋を具備する可撓性のある容器であって、該袋が、底部で閉じる
   管状壁（２、１１、１０３）から構成され、それ自体に閉じられる縁（３、１２
   、１１１、１１３）を頂部に有し、重ね合わせ可能であり、重ね合わせ可能な部
   分の少なくとも１つは、剛性材料製のヘッドストリップ（４、５、１３、１４０
   ）に固定して接続されることを特徴とする容器。
2. 【請求項２】 単一の縁部分（１２）のみが前記ヘッドストリップ（１３）
   に固定して接続され、それに対して第２の縁部分が固定して連結可能であること
   を特徴とする請求項１に記載の容器。
3. 【請求項３】 自由縁部分が、縁部分の間の引き剥がし糸で、ヘッドに支え
   られる縁部分へ熱溶接によって締結されることを特徴とする請求項２に記載の容
   器。
4. 【請求項４】 各縁部分（３）がそれぞれヘッドストリップ（４、５）に溶
   接されることを特徴とする請求項１に記載の容器。
5. 【請求項５】 連結手段が縁部分の内部の間に設けられることを特徴とする
   請求項４に記載の容器。
6. 【請求項６】 連結手段が、ベルクロ（登録商標）型ストリップから構成さ
   れることを特徴とする請求項５に記載の容器。
7. 【請求項７】 ヘッドストリップが剛性厚紙から作られ、一方、管状壁が可
   撓性のある紙から作られることを特徴とする請求項１または２に記載の容器。
8. 【請求項８】 ヘッドストリップが剛性プラスチック材料から構成され、一
   方、管状壁が可撓性のあるプラスチック材料から構成されることを特徴とする請
   求項４に記載の容器。
9. 【請求項９】 剛性ヘッドストリップが、内容物の特性、宛先、製造業者等
   を述べるために、ラベルを使用するかまたは印刷するかによって、書込、標識お
   よび画像を加えるために使用されることを特徴とする請求項１乃至８に記載の容
   器。
10. 【請求項１０】 剛性部分（１０２）と、該剛性部分（１０２）に接続され
    た底部（１０４）を備えた可撓性のある部分（１０３）と、から構成され、包含
    スペースの形成は該底部（１０４）とは反対側からのアクセスを備え、アクセス
    開閉装置が、アクセスの縁を、安定した完全開放位置から、該アクセス縁が該剛
    性部分にそれ自体に閉じて保持される閉鎖位置へもたらすように設計されること
    を特徴とする請求項１に記載の容器。
11. 【請求項１１】 開閉装置が、ヒンジ（１０９、１１０）でつなげられたア
    ーム（１０７、１０８）と、可撓性のある部分（１０３）のアクセス縁と一体化
    されたバー（１１１）と、から構成され、各アーム（１０７、１０８）が、一端
    でバー（１１１）のそれぞれの端につなげられ、他端で、アーム（１０７、１０
    ８）およびバー（１１１）がある平面に垂直に配列された軸を備えた回転ピン（
    １１２、１１３）を有し、アーム（１０７、１０８）のピン（１１２、１１３）
    に近い部分が、ストップ突起物（１１６）を備え、ピン（１１２、１１３）は２
    つのブラケット（１２０、１２１）によって回転するように支えられ、ブラケッ
    ト（１２０、１２１）の間にパネル材料（１１７）から作られた弾性ホーン（１
    ２３、１２４）が、共通中央部分（１２５）から延在してそのシート（１２６）
    から突出し、装填されていない状態で該アーム（１０７、１０８）の実質的に延
    びた位置で該ストップ突起物（１１６）に係合し、アーム（１０７、１０８）の
    折り返された位置で該バー（１１１）にフックするように設計された歯（１２７
    ）が、レバーによって覆いかぶさり剛性部分（１０２）から延在し、２つの弾性
    的に予め装填されたホーン（１２３、１２４）を該シート（１２６）内に押し込
    むことを特徴とする請求項１０に記載の容器。
12. 【請求項１２】 歯（１２７）のレバーが、剛性部分（１０２）のヘッド（
    １４０）から切り取られたバタフライ（１２９）によって支えられて、バー（１
    １）に平行な軸（１２９）のまわりを回転し、歯（１２７）の係合を解除するた
    めに、歯（１２７）を上げる方向に、バタフライ（１２８）が操作されることを
    特徴とする請求項１０に記載の容器。
13. 【請求項１３】 可撓性のある部分（１０３）の壁と、開閉装置の部分と、
    剛性部分へ連結するための部材とが、射出成形方法によってプラスチック材料の
    単一片で作られることを特徴とする請求項１乃至１２に記載の容器。
14. 【請求項１４】 可撓性のある部分の壁が透明であることを特徴とする請求
    項１乃至１３に記載の容器。
15. 【請求項１５】 ヒンジ（１０９、１１０）が、アーム（１０７、１０８）
    の成形とともに実現されるフィルムヒンジであることを特徴とする請求項１乃至
    １４に記載の容器。
16. 【請求項１６】 容器壁の１つを形成する剛性部分の一部が、空気通路を有
    することを特徴とする請求項１乃至１５に記載の容器。
17. 【請求項１７】 剛性部分（１０２）のヘッド（１０４）が、吊すカードの
    ような吊りフックを有することを特徴とする請求項１乃至１６に記載の容器。