JP2003509640A - トランスミッションユニット - Google Patents

トランスミッションユニット

Info

Publication number
JP2003509640A
JP2003509640A JP2001523544A JP2001523544A JP2003509640A JP 2003509640 A JP2003509640 A JP 2003509640A JP 2001523544 A JP2001523544 A JP 2001523544A JP 2001523544 A JP2001523544 A JP 2001523544A JP 2003509640 A JP2003509640 A JP 2003509640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
transmission unit
bevel gear
basic
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001523544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3827576B2 (ja
Inventor
ティルマン・ケルナー
ハンス−ペーター・オイブラー
Original Assignee
ヴォイス・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE29916006U external-priority patent/DE29916006U1/de
Application filed by ヴォイス・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー filed Critical ヴォイス・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー
Publication of JP2003509640A publication Critical patent/JP2003509640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3827576B2 publication Critical patent/JP3827576B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/04Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
    • F16H1/12Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
    • F16H1/14Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising conical gears only
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/021Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/16Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of differential gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/22Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of main drive shafting, e.g. cardan shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/14Trucks; Load vehicles, Busses
    • B60Y2200/143Busses
    • B60Y2200/1432Low floor busses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19005Nonplanetary gearing differential type [e.g., gearless differentials]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 トランスミッションユニット1のアンギュラードライブは、第1の傘歯車8及び第2の傘歯車9を有する傘歯車段3を少なくとも一つ備え、このとき、前記第2の傘歯車は、間接的に回転が拘束されてトランスミッション出力軸に結合可能とされている。トランスミッションユニットを収納するトランスミッションケーシング5は、アンギュラードライブを部分的に取り囲むトランスミッションケーシング部7に連結可能なトランスミッション基本ケーシング6を備えている。トランスミッションユニットの全長を短くするため、第1の傘歯車と、基本トランスミッションユニットの出力部15を形成するトランスミッション構成部材とは、互いに回転が拘束されて直接的に連結され、空間的に近く隣接させて配置されている。その結果、このトランスミッションユニットは、ケーシングカバーをケーシング壁上に支持する軸方向の力を生成する部材を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、請求項1の前提部分おいて書き部に記載のトランスミッションユニ
ットに関する。 【0002】 【従来の技術】 多くの異なる実施形態のトランスミッションユニットが知られている。これら
は、とりわけ、回転数−/トルク変換装置としてどのような種類が選択されて形
作られているかという点で区別することができる。この回転数−/トルク変換装
置は、例えば、純粋に機械的に、あるいは他の変換方法と組み合わせても実現す
ることができる。この種のトランスミッションユニットでは、車両に取り付ける
条件に応じてトランスミッションユニットの汎用性に対する要求がますます重視
されているため、トランスミッション入力軸に対して異なる角度を有する従動部
を形成するのにアンギュラードライブが用いられている。この場合の主たる問題
は、アンギュラードライブの個々の部材、とくに基本トランスミッションユニッ
トの従動部に結合された部材の取り付けを行なわなければならないために、上述
のような組み合わせによって形成されたトランスミッションユニットが比較的長
い構造の長さを有することにある。トランスミッションユニットに予め用意され
る組立スペースが通常極めて限られていることから、このことがまた、車両内に
取り付ける際に困難を生じさせ得る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 本発明の課題は、組立の手間も、必要になるスペースも少なくて済むよう、機
械的ないしは組み合わせによる動力伝達装置を有する車両用のトランスミッショ
ンユニットをさらに開発することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本発明の解決手段は、請求項1の特徴によって示されている。好ましい実施形
態は、下位請求項に記載されている。 【0005】 トランスミッションユニットは、トランスミッション入力軸とトランスミッシ
ョン出力軸とを備え、この両者の間に機械的トランスミッション部が設けられて
いる。この機械的トランスミッション部は、トランスミッション胴体部とも呼ば
れる基本トランスミッションユニットと、第1の傘歯車および第2の傘歯車を有
する傘歯車段として形成されたアンギュラードライブとを備え、このとき、第2
の傘歯車は、少なくとも間接的に互いに回転しない状態でトランスミッション出
力軸に結合可能とされている。その一方で、本発明により、第1の傘歯車は、基
本トランスミッションユニットの従動部の空間的近くに直接的に配置されるとと
もに、この従動部に相互に回転しない状態で直接的に連結される。すなわち、基
本トランスミッションユニットの従動部と第1の傘歯車を結ぶ特別な連結軸を必
要としない。かくして、アンギュラードライブの第1の傘歯車は、軸を延長した
部分に配置されるということはなく、むしろ、従動部として機能するトランスミ
ッション構成部材を支持する軸、ないしは従動部に連結された軸に、互いに回転
が拘束された状態で連結されている。基本トランスミッション内の軸の配置につ
いては、したがって何も変わらない。トランスミッションケーシングは、基本ト
ランスミッションユニットを取り囲むトランスミッション基本ケーシングを少な
くとも一つ備え、このトランスミッション基本ケーシングは、アンギュラードラ
イブを少なくとも部分的に取り囲むトランスミッションケーシング部として形成
されたケーシングカバーと連結可能とされている。このとき、本発明によれば、
さらに基本トランスミッションユニットは、ケーシングカバーをケーシング壁上
に支持する軸方向の力を生じる部材、例えば軸方向に作用可能なピストンを必要
としない。 【0006】 とりわけ好ましい実施形態における上記基本トランスミッションユニットは、
二つの互いに噛合する平歯車を有する平歯車セットを少なくとも一つ備えるか、
あるいは、太陽歯車、内歯車、遊星歯車、及びキャリヤを少なくとも一つずつ備
える遊星歯車セットを少なくとも一つ備え、これら伝達部材の一つは基本トラン
スミッションユニットの従動部を形成する。そしてこの従動部は、遊星歯車セッ
トの場合には、遊星歯車セットの例えば内歯車、キャリヤ、あるいは太陽歯車か
ら形成され、もしくは、平歯車セットの場合には、ピニオンとかみ合う平歯車に
よって形成される。このとき、アンギュラードライブの入力部は、第1の傘歯車
からそのまま形成される。基本トランスミッションユニットの従動部を形成する
トランスミッション構成部材と、第1の傘歯車との間に互いに回転が拘束された
連結を得るためには、主として次のような手段が挙げられる。 a)確動連結 b)摩擦連結 c)確動連結および摩擦連結の組み合わせ 【0007】 最も簡単な場合においては、基本トランスミッションユニットの従動部を形成
するトランスミッション構成部材側、ならびに第1の傘歯車側に互いに補完しあ
うように形成された噛み合い部材による確動連結および摩擦連結を用いて連結が
行われる。これら噛み合い部材は、互いに作用を及ぼし合う状態にすることがで
きる。これら噛み合い部材は、円周方向に順次均等な間隔で、トランスミッショ
ン構成部材および第1の傘歯車に相互に設けられのが好ましい。これら噛み合い
部材は、例えばそれに対応させて設けられた切り欠きに係合する爪部、あるいは
相応な形状の歯として形成することができる。このとき、主として二つの基本的
配置に区別することができる。 1. 第1の傘歯車側に、及び/又は基本トランスミッションユニットの従動
部を形成するトランスミッション構成部材側に設けられた噛み合い部材と、それ
に対応して基本トランスミッションユニットの従動部を形成するトランスミッシ
ョン構成部材側に、及び/又は第1の傘歯車側に設けられた、例えば噛み合い用
切り欠きといった形状の補完的な噛み合い部材とが、トランスミッション軸線の
伸びる方向、特に取り付け状態でのトランスミッション入力軸の延在する方向に
関して、軸線方向に形成され、かつ、方向付けされた配置。 2. 第1の傘歯車側に、及び/又は基本トランスミッションユニットの従動
部を形成するトランスミッション構成部材側に設けられた噛み合い部材と、それ
に対応して基本トランスミッションユニットの従動部を形成するトランスミッシ
ョン構成部材側に、及び/又は第1の傘歯車側に設けられた、例えば噛み合い用
切り欠きといった形状の補完的な噛み合い部材とが、トランスミッション軸線の
伸びる方向、特に取り付け状態でのトランスミッション入力軸の延在する方向に
関して、半径方向に形成され、かつ、方向付けされた配置。 【0008】 噛み合い部材、およびそれに対して設けられた切り欠き、ないし切り欠きの形
状とすることができる補完的な噛み合い部材は、このとき、第1の傘歯車の外周
領域、及び/又は、基本トランスミッションユニットを形成するトランスミッシ
ョン構成部材の従動部の外周領域に設けられることが好ましい。ここで、噛み合
い部材は、 1. 従動部を形成するトランスミッション構成部材の内周側に形成され、そ
して、これに対して補完する第1の傘歯車側の噛み合い部材は、第1の傘歯車の
外周に形成される。 2. 基本トランスミッションユニットの従動部を形成するトランスミッショ
ン構成部材の外周側に形成され、そして、これに対して補完する部材は、第1の
傘歯車に設けられた内周側に形成される。 【0009】 ここに示した二つの可能な手段は、以下のような利点を有する。すなわち、ア
ンギュラードライブと基本トランスミッションユニットの従動部とを互いに回転
しない状態で連結する場合、他のいかなる追加的な固定手段が無くても可能であ
り、むしろ、はめ込むだけで実現される。このとき、軸方向の固定は、第1の傘
歯車が軸受されているアンギュラードライブのケーシングと、基本トランスミッ
ションとを結合するだけで可能になる。アンギュラードライブを基本トランスミ
ッションユニットに結合するこの方法は、必要になる取り付けスペースが非常に
小さい点ですぐれており、このことは、トランスミッションユニットの全長に関
して有利に働く。 【0010】 本発明のさらなる観点において、アンギュラードライブ、これを取り囲むケー
シング、必要とされる軸受け類を、すべて事前に組み立てられたユニットとして
、基本トランスミッションユニットとともに、一つの全体的トランスミッション
にまとめることができる。アンギュラードライブをモジュラー式のユニットとし
て基本トランスミッションユニットから取り外しできるため、トランスミッショ
ンユニットを既存のアンギュラードライブなしでも単体で検査できるという利点
が得られる。しかしながら、そのための前提条件は、基本トランスミッションユ
ニットが次のような実施形態とされていることである。すなわち、ギヤ段を形成
するように個々のトランスミッション構成部材を働かせるための基本トランスミ
ッションユニットの部材によって、基本トランスミッション用に考えられうる終
端部材やケーシングカバーに対して、いかなる軸方向の力もおよぼされず、その
代わり、この軸方向の力がケーシングの形状によってケーシング内ですでに除去
されるような実施形態とされていることである。すなわち、トランスミッション
ユニットには、基本トランスミッションユニットの従動部の領域ならびにアンギ
ュラードライブの領域において、トランスミッションケーシングカバーに対して
直接軸方向の力を生じる部材が設けられない。 【0011】 とくに好ましい実施形態は、第1の傘歯車と、基本トランスミッションユニッ
トの従動部を形成する機械的トランスミッション部の内歯車とを、互いに回転し
ない状態で結合することである。この実施形態の場合、第1の傘歯車は、とくに
大きな直径で操作できる。このことは、第1の傘歯車と噛合する第2の傘歯車の
形状に影響を与えて、特に短くてコンパクトな構造形態が得られる。従動軸に結
合された第2の傘歯車の取り付けと取り外しは、アンギュラードライブ全体のフ
ランジ止め面上で行うのが好ましい。従動部、すなわちトランスミッション出力
軸のユニットの軸受とは関係なく、アンギュラードライブ構成部材が軸受される
。したがってアンギュラードライブのフランジ止めの際には、軸受の再調整を省
くことができる。 【0012】 全体的トランスミッションケーシングを形成するための、基本トランスミッシ
ョンユニットの基本ケーシングと、アンギュラードライブのケーシング部の結合
は、通常、摩擦連結及び/又は確動連結により行われる。アンギュラードライブ
のためのケーシング部は、このとき一体で形成されるか、あるいは、好ましくは
複数部分から形成される。 【0013】 本発明のさらなる観点において、第1の傘歯車および第2の傘歯車を備えた傘
歯車段として形成される一連の複数のアンギュラードライブに対しては、同一の
外径寸法を有する一つの統一型ケーシングを設けることができる。ここで、アン
ギュラードライブの入力と、アンギュラードライブの出力との間の理論上可能な
すべての角度に対して、変速比は一定であり、かつ、第1の傘歯車と第2の傘歯
車の、個々の傘歯車の外径もほぼ同様に一定に保たれるものとする。従動部の角
度が異なることから必要になる従動軸の位置合わせ、ならびにこれに伴う軸受部
の配置は、ケーシングに組み込み可能で、しかも交換可能な軸受保持装置によっ
て実現されることが好ましい。上記の前提条件下では、つまり、従動部の角度が
異なる複数のアンギュラードライブを有する一連のトランスミッションに関して
、歯すじとトランスミッション対称軸線SGとの各交点は、異なる角度に対して
、対称軸線SGの軸方向に見て或る特定範囲をカバーする。ここで、理論上可能
なすべての角度に対して、変速比は一定であり、かつ、アンギュラードライブの
個々の傘歯車の外径もほぼ同様に一定に保たれるものとする。この範囲に対応し
てトランスミッションケーシング部の設計を行う。アンギュラードライブのため
のトランスミッションケーシング部を含めた統一的な全体的トランスミッション
ケーシングをできる限り保つため、つまり、一つのトランスミッションケーシン
グを維持しながら、基本トランスミッションユニットを異なる従動部の条件に合
わせるため、このアンギュラードライブを取り囲むトランスミッションケーシン
グ部を標準化して、このトランスミッションケーシング部が、全ての理論上可能
な、ないしは所望のアンギュラードライブを収容するのに適した形状となるよう
にする。このとき、予め限界の場合を決める。しかし一般的には、このトランス
ミッションケーシング部の基本ケーシングは、次のような理論上望ましい場合に
対して設計される。すなわち、各傘歯車の歯すじの交点が、軸方向に見て、トラ
ンスミッションの取り付け状態でトランスミッション基本ケーシングに最も近い
ところに位置するという場合である。これは、例えば、アンギュラードライブが
90°、あるいはさらに90°以上の角度の状態に相当しうる。正確に定めるに
は理論上可能な枠内で、その際設計上の実施可能性も考慮されるべきであろう。
もっとも、60〜90°の範囲のアンギュラードライブに適するケーシングを目
標とすることが好ましい。異なるアンギュラードライブへの適合が、トランスミ
ッションユニットの従動部を形成する第2の傘歯車の軸受手段を用いてなされる
一方、異なるアンギュラードライブのためのトランスミッションケーシングの外
側輪郭は一定とされる。ただし、異なるアンギュラードライブは、変速比iがほ
ぼ同じで、個々の傘歯車の外径dAが等しい。これにより、アンギュラードライ
ブを少なくとも部分的に取り囲むケーシング部のための、そして、基本トランス
ミッションユニットのケーシング部のための接続部材が、一連の構造全てに対し
て、角度の大きさとは無関係に維持され得るという利点が得られる。 【0014】 傘歯車に歯を設けるにあたっては、あらゆる歯の付け方が考えられる。 【0015】 本発明のさらに他の観点において、アンギュラードライブがなければ基本トラ
ンスミッションのカバーにフランジ止めされるはずの冷却装置は、アンギュラー
ドライブの末端部分に設けられる。必要となる連結導管は、もはやホース導管に
よって設ける必要はなく、その代わり、ケーシング内に径路として刻設ないしは
内部加工すればよい。 【0016】 統一型ケーシングを有するアンギュラードライブ、すなわち内部に軸受部のた
めの取り付け装置が交換可能に設けられたアンギュラードライブの構成の場合、
そしてトランスミッション出力軸、すなわちアンギュラードライブの出力部を形
成する軸に、第2の傘歯車を取り外し可能な状態で軸受けする場合、従来の構成
に比べて、第2の傘歯車の異なった取り外し方が実現できる。このとき、先ずア
ンギュラードライブを取り囲むトランスミッションケーシング部を、基本トラン
スミッションユニットから離し、同時に第2の傘歯車とトランスミッション出力
軸の間の互いに回転が拘束された連結を解除する。これにより、トランスミッシ
ョンケーシングからトランスミッション出力軸を引き出した後、アンギュラード
ライブを囲むトランスミッションケーシング部が形成する内部スペースから、第
2の傘歯車を回転させながら取り出せるようになる。このようにして、トランス
ミッションユニットにおける傘歯車段全体を、取り付け状態における軸方向に関
して、トランスミッションケーシングのさらに内部へ、すなわちトランスミッシ
ョン入力軸の方に移動させることができるようになる。というのも、第2の傘歯
車をトランスミッション出力軸の対称軸線方向に引き出すための開口部領域、す
なわちトランスミッション出力軸の導入部を有するケーシング壁側の開口部領域
を省くことができるからである。そこに設けられるトランスミッションケーシン
グ側の貫通部は、トランスミッション出力軸を貫通させることができるだけでよ
い。 【0017】 本発明による解決手段は、トランスミッションユニットのいかなる構成にも適
している。このとき、例えば純粋機械式のトランスミッションユニット、あるい
は液圧式と機械式の組み合わせ型トランスミッションに関するものでもよい。 【0018】 【発明の実施の形態】 本発明による解決手段を図面を用いて説明する。 【0019】 図1は、本発明による、基本トランスミッションユニット25へのアンギュラ
ードライブ4の接続を概略的に示す図であって、トランスミッションユニット1
を軸における一部断面図して示す図である。トランスミッションユニットは、ト
ランスミッション入力軸Eを一つ備え、さらに、従動部として機能するトランス
ミッション出力軸Aを少なくとも一つ備えている。トランスミッション入力軸E
とトランスミッション出力軸Aとは、その理論上の回転軸線REとRAが互いに或
る角度をなして延在するように配置されている。トランスミッションユニット1
は、これらトランスミッション入力軸Eとトランスミッション出力軸Aとの間に
配置された基本トランスミッションユニット25を少なくとも一つ備えている。
基本トランスミッションユニット25は、機械的トランスミッション部2と、ア
ンギュラードライブ4として形成されている傘歯車段3とを備え、この傘歯車段
は、トランスミッション出力軸Aと結合されている。トランスミッションユニッ
ト1は、さらに、少なくとも二つの部分からなるトランスミッションケーシング
5を備えている。本実施形態におけるこのトランスミッションケーシングは、少
なくともトランスミッション基本ケーシング6とトランスミッションケーシング
部7とを備え、このトランスミッションケーシング部は、アンギュラードライブ
4を少なくとも一部取り囲んで、トランスミッションケーシング6に接続可能と
されている。トランスミッションケーシング部7はしかし、同じくさらに多くの
部分から構成することもできる。 【0020】 傘歯車段3から形成されるアンギュラードライブ4は、少なくとも二つの互い
に噛合する傘歯車、すなわち、第1の傘歯車8と第2の傘歯車9とを備えている
。第1の傘歯車8は、この場合、トランスミッション入力軸Eと同軸に配置され
ている。トランスミッション出力軸Aに、互いの回転が拘束されて結合可能とさ
れた第2の傘歯車9は、第1の傘歯車8に対して所定の角度をなして配置されて
いる。 【0021】 個々の傘歯車における理論上の回転軸線ないし対称軸線は、トランスミッショ
ン入力軸REおよびトランスミッション出力軸RAに対応するものであり、この場
合トランスミッションユニット1の対称軸線上にある点10で交差している。ト
ランスミッション対称軸線SGを含む共通面Eに、各傘歯車の歯での歯すじFを
投影した場合、これらの歯すじもこの点で交差している。これらの歯すじをここ
ではF81、F82およびF91、F92と称する。各傘歯車の歯は、すぐ歯として形成
されることが好ましいが、はす歯として形成されていてもよいし、あるいは、歯
すじが弓形に延在する弓形に形成されたまがり歯とされていてもよい。弓形の歯
すじを有する傘歯車の場合、この歯すじは円弧形、伸開線形、外サイクロイド形
の形状とすることができる。図示された実施形態において、傘歯車8および9は
、一定の歯たけZH8およびZH9を有している。下記のいくつかの実施形態は、図
1に具体的に示されたすぐ歯に関するものである。これらの実施形態は、その他
の歯付けにも同様に応用できる。 【0022】 或る特定の基本トランスミッションユニット25に対して、トランスミッショ
ン入力軸Eとトランスミッション出力軸Aとの間の異なる角度を実現するために
、複数のアンギュラードライブ4が設けられ、このとき、アンギュラードライブ
4は、すぐ歯の個々の歯すじ、またはトランスミッション軸線SGを含む面に投
影された歯すじが、トランスミッション軸線SGと異なる角度を形成し得るよう
に設計されている。トランスミッション入力軸Eとトランスミッション出力軸A
との間に異なる角度を実現する目的で、理論上ケーシング部7にそれぞれ合わせ
られたアンギュラードライブ4は、先ず、個々の傘歯車8ないし9の間の変速比
がほぼ一定であるという特徴を有するとともに、個々の傘歯車8ないし9が略一
定の外径を備えており、これらのアンギュラードライブにおいては、その歯すじ
81、F82、F91、F92とトランスミッション軸線SGとの交点が、トランスミ
ッション軸線SG上において軸方向における或る一定の範囲をなぞることになる
。この範囲に合わせて、トランスミッションケーシング5、ないしアンギュラー
ドライブを取り囲むケーシング部7の設計が行われる。異なる従動条件を有する
基本トランスミッションユニット1に対して、すなわちトランスミッション入力
軸Eに対するトランスミッション出力軸Aの角度が異なる基本トランスミッショ
ンユニット1に対して、トランスミッションケーシング部7を取り入れたできる
だけ統一的なケーシング5を好適に実現するために、第2のトランスミッション
ケーシング部7は、標準化され、これにより、理論上可能な、もしくは所望の全
てのアンギュラードライブ4を収容するのに適したものにされる。このとき、変
速比ならびに傘歯車の外径は、理論上可能な個々の角度に対して一定に維持され
る一方で、トランスミッション入力軸Eとトランスミッション出力軸Aとの間の
角度が、専らこれらを区別する基準としての役割を果たす。したがって、トラン
スミッションケーシング部7の基本ケーシングは、理論上の二つの限界の場合、
すなわち、傘歯車段3の傘歯車8ないし9の歯すじの交点10が、トランスミッ
ションケーシング5ないしトランスミッションケーシング部7に軸方向に最も近
くに位置する場合、および最も遠く離れて位置する場合の二つの場合に対して設
計がなされる。第一の限界の場合は、例えばアンギュラードライブ4が90°あ
るいは90°より大きい角度の場合に対応するものとすることができる。正確に
定める必要はないが、理論的な枠内に留めて、その際、設計上の実施可能性も考
慮されるべきである。とは言うものの、トランスミッション入力軸Eとトランス
ミッション出力軸Aとの間の角度が90°から180°未満の角度の範囲にある
アンギュラードライブを得るように勤めるのが好ましい。ここで、180°を下
回る程度の角度が第二の限界の場合となる。すでに述べたように、異なるアンギ
ュラードライブ4は、変速比iがほぼ同一で、個々の傘歯車8ないし9の外径d A が等しく、これらアンギュラードライブの外側輪郭は一定である。その一方、
異なる複数のアンギュラードライブを適合させたり、とくに軸受部を構成したり
するのは、ケーシング内側輪郭の、とくにトランスミッションケーシング部7の
造形や加工によって行われる。 【0023】 本発明による、第1の傘歯車8と機械的トランスミッション部2の各部材との
密接な結合は、さまざまなやり方で行うことができる。図示した好ましい実施形
態においては、非常に大きい傘歯車直径を有する第1の傘歯車8を作ることがで
きることから、全トランスミッションユニット1に関して特に小形な組立形状で
ある点で優れた結合が選択されている。ここで、この結合は、基本トランスミッ
ションユニット25の遊星歯車セット27の或るトランスミッション構成部材に
対してなされている。このトランスミッション構成部材は、同時に基本トランス
ミッションユニット25の従動部15を形成するとともに、これにより、アンギ
ュラードライブ4の入力を形成するものである。ここで、上記遊星歯車セットは
、太陽歯車12、内歯車26、遊星歯車13およびキャリヤ14を備えている。
従動部15を形成するトランスミッション構成部材は、遊星歯車セット27の内
歯車26によって形成されている。この結合は、確動クラッチおよび摩擦クラッ
チにより互いに回転が拘束された連結部を設けることによってなされる。この互
いの回転が拘束された連結部を符号33によって示す。この連結部は、内歯車2
6ならびに第1の傘歯車8に設けられた互いに補完的な形状である噛み合い部材
18および19を互いに内と外とで係合させることにより実現されている。この
目的のために、傘歯車8は、内歯車26側の補完的な形状の内歯29と係合状態
にできる相応の外歯28を有して形成されている。これに対しては、いずれにせ
よ内歯車26に設けられている内歯29をそのまま利用することが好ましい。こ
の内歯車は、この目的のために、トランスミッションユニット1に取り付けられ
た状態では、軸方向にのみ延長されて形成され、これにより、遊星歯車セット2
7の遊星歯車34に加えて、この内歯車が傘歯車8の外歯28と噛合するように
なっている。傘歯車8は、この目的のため、傘歯車歯が設けられていない第2の
部分領域35に、対応する形状の外歯28を備えている。 【0024】 アンギュラードライブ4には、さらに、アンギュラードライブ4を取り囲み、
取り付け状態で基本ケーシング6に連結されて一つの構造的なユニットを形成す
るケーシング部7が設けられている。アンギュラードライブ4は、予め取り付け
可能なユニットを実現するために、相応の軸受装置36を備え、さらに、支持の
ために位置を固定されてケーシング部7に配置された軸37を備えている。この
ケーシング部7は、一体型とすることができるが、図1に示すように複数部分か
らなるものとすることもできる。この場合、取り付けを簡単化するには、複数部
分から形成されていることが好ましい。 【0025】 アンギュラードライブ4をモジュラー式の組立ユニットとすることによって、
この組立ユニットを一塊で、簡単な方法で全トランスミッションユニット1に組
み込むことができるという利点が得られる。これは、外歯28と内歯車の内歯2
9とを互いに内と外とに嵌合させ、係合状態にすることによって行われる。軸方
向に移動しないように固定するのは、ケーシング部7に第1の傘歯車8を束縛さ
せることと、そして全トランスミッションユニット1を実現するのに必要な結合
、すなわちケーシング部7と基本トランスミッションユニット25のトランスミ
ッション基本ケーシング6とを連結することとによって行われる。その他の固定
部材は不要である。 【0026】 図2aおよび2bは、トランスミッション入力軸Eとトランスミッション出力
軸Aとの間の二つの異なる角度に対して、トランスミッション出力軸Aの軸受部
を概略的に示す図である。Iと記したバリエーションは、トランスミッション入
力軸Eとトランスミッション出力軸Aのなす角度α1が60°であるものに対応
する。他方IIと記したバリエーションは、トランスミッション出力軸Aのトラ
ンスミッション入力軸Eに対する配置として、角度α2が80°である軸受部を
示す。 【0027】 トランスミッションケーシング部7は、さらに貫通開口部23を備え、この貫
通開口部によってトランスミッション出力軸Aが飛び出すことができるようにな
る。全てのトランスミッションケーシング部7に対して、一定の理論上の開口部
領域23が設けられることが好ましい。その最大の大きさは、トランスミッショ
ン出力軸Aが理論上カバーする角度領域αに対応している。 【0028】 トランスミッションケーシング部7は、摩擦、及び/又は、確動によってトラ
ンスミッションケーシング6と連結可能とされている。好ましくは、結合は、ね
じ締結またはプラグ締結による。基本トランスミッションユニット6ならびにト
ランスミッションケーシング部7に設けられた、連結を実現するために必要とな
る切り欠きならびに貫通開口部は、トランスミッションユニット1の円周方向に
関して回転可能であるように形成されることが好ましい。それによりトランスミ
ッションユニットの取り付け位置に関して、したがってトランスミッションケー
シング5のトランスミッションユニットに対する取り付け位置に関して、傘歯車
段3の、とりわけ第2の傘歯車9の、したがってアンギュラードライブ4の異な
る配置を実現するためである。一例として、可能な姿勢を、図1または図2にお
けるAから見た図として図3に示した。この構成は、とくに、トランスミッショ
ンケーシング5が、所定の取り付け位置に拘束される或る特定の構造を備える場
合に極めて有意義である。こういったことは、例えば潤滑剤用の溝または導管を
設ける場合いつも起こることである。図3において、取り付け位置に関して示さ
れた従動部の幾つかの構成には、それぞれ符号A´、A´´、A´´´が付され
ている。 【0029】 図1および図2に示されたトランスミッションケーシング部7の形状により、
さらに、従来型とは異なる第2の傘歯車9の取り外し方が可能となる。従来の構
成の場合、第2の傘歯車9は、トランスミッション出力軸Aの対称軸線方向に取
り外されたが、トランスミッションケーシング部7の本発明による実施形態によ
って、以下のことが可能になる。すなわち、先ず、残りのトランスミッションケ
ーシング5からトランスミッションケーシング部7を離すことができ、さらに、
トランスミッション出力軸Aを傘歯車9から離した後に、この傘歯車を横方向に
、トランスミッションケーシング部7を形成する内側スペース11から回転させ
ながら取り出すことができる。これにより、傘歯車段3全体をさらに軸方向に、
トランスミッションケーシング5の内部に移動させることができる。というのも
、このトランスミッションケーシング部7は、もはや、トランスミッション出力
軸Aの貫通開口部23の領域の大きさに拘束されず、第2の傘歯車9を取り外す
ことが上記の方向においてやはり可能になるような開口部に拘束されないからで
ある。 【0030】 第2の傘歯車9を取り外すその他の方法には、相応の開口部23の形状が必要
になる。ここには図示しないトランスミッション出力軸Aの他の実施形態では、
この開口部を楕円形に形成することができる。この場合の最大寸法は、第2の傘
歯車9の外径dAに対応する。この場合、取り外しの際には先ず、トランスミッ
ション出力軸Aと第2の傘歯車9の連結を解除し、そして第2の傘車を傾けるこ
とによって楕円形開口部に導く。 【0031】 図1〜図3に示されたトランスミッションケーシング5の構成、とくにトラン
スミッションケーシング部7の構成によって、様々なアンギュラードライブ4を
カバーすることができる統一型ケーシングを得ることができる。単に、トランス
ミッション出力軸Aに結合された第2の傘歯車の領域の内側輪郭を造形ないし成
形し加工することによって、従動部角度が決定される。ケーシングをトランスミ
ッション基本ケーシング6といわゆるトランスミッションケーシング部7とに区
分することにより、アンギュラードライブ4を軸方向に、従来の構成と比較して
さらにトランスミッション入力軸の方向に移動させることができる。したがって
全体的アンギュラードライブのフランジ止め面によって、構造が非常に短くなる
。ここに述べたような好ましい取り外し方によって、従動側が自由に形成される
ようになり、これにより、短くしかも材料節約型の構造につながる。この基本ト
ランスミッションユニットは、アンギュラードライブ4なしでも検査可能である
。 【0032】 図4は、本発明によるトランスミッションユニット1の可能ないくつかの使わ
れ方を具体的に示す図であり、このユニットは、トランスミッション基本ケーシ
ング6とトランスミッションケーシング部7とを備える統一型ケーシングを有し
ている。この場合のトランスミッションケーシング部というものは、このトラン
スミッションケーシング部によって完全に密閉できてしまうようなものを意味す
るのではなく、むしろ、トランスミッションケーシング部には開口部が同様に設
けられていてもよく、この開口部が蓋形状の部材で閉鎖可能とされるようなもの
であると捉えるべきである。 【0033】 図4.1には、本発明によるトランスミッションユニット1をバス駆動装置に
用いた例が示されており、バス駆動装置は、アクスル31を駆動するのに、横に
して取り付けられたエンジン30を備えている。このアクスルは、バスを駆動す
るために、バスの第2ドアと第3ドアとの間に設けられている。エンジン30は
、回転数−/トルク変換のためのトランスミッションユニット1と結合され、そ
の際、機械的トランスミッション部の従動軸32は、トランスミッション入力軸
Eと同軸に延びている。ここでアクスルの駆動は、アンギュラードライブ4.5
1を経由してアクスル31の真ん中に対して行われる。この場合アンギュラード
ライブ4.51の角度は60°または65°である。この実施形態はとくに右側
交通に適している。 【0034】 図4.2は、図4.1と同じような実施形態であって、バス駆動装置を概略的
に示す図である。ここでもエンジン30は横にして取り付けられ、アクスルの駆
動も真ん中で行われる。この実施形態が図4.1に示された実施形態と異なるの
は、エンジン30からトランスミッションユニット1への力の流れの方向が変わ
っていることである。この実施形態はとくに左側通行に適している。 【0035】 図4.3と図4.4には、いわゆる低床式バス駆動装置における使用例が示さ
れている。エンジン30は、ここでも走行方向に対して横にして配置されるが、
センタードロップ型アクスル31の駆動は、真ん中から外して、つまり位置をず
らして、アンギュラードライブ4.53ないし4.54を経由して行われる。図
4.3の実施形態は右側通行に、図4.4の実施形態は左側通行に適している。
アンギュラードライブ、すなわちトランスミッション入力軸Eとトランスミッシ
ョン出力軸Aの角度は、このとき80°とされている。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明による一実施形態のトランスミッションユニットを軸方向
に見て示す概略図である。 【図2a】 トランスミッション出力軸Aの軸受部の概略図であって、トラ
ンスミッション入力軸とトランスミッション出力軸のなす角度が異なる二つの場
合のうちの一つについて示す図である。 【図2b】 トランスミッション出力軸Aの軸受部の概略図であって、トラ
ンスミッション入力軸とトランスミッション出力軸のなす角度が異なる二つの場
合のうちの一つについて示す図である。 【図3】 図1または図2でAの方向に見た図に相当し、アンギュラードラ
イブの取り付け方を簡略化して示す図である。 【図4.1】 異なる仕様を有するバス駆動装置への本発明によるトランス
ミッションユニットの用い方を示す図である。 【図4.2】 異なる仕様を有するバス駆動装置への本発明によるトランス
ミッションユニットの用い方を示す図である。 【図4.3】 異なる仕様を有するバス駆動装置への本発明によるトランス
ミッションユニットの用い方を示す図である。 【図4.4】 異なる仕様を有するバス駆動装置への本発明によるトランス
ミッションユニットの用い方を示す図である。 【符号の説明】 E・・・トランスミッション入力軸 A・・・トランスミッション出力軸 1・・・トランスミッションユニット 2・・・機械的トランスミッション部 3・・・傘歯車段 4・・・アンギュラードライブ 5・・・トランスミッションケーシング 6・・・トランスミッション基本ケーシング 7・・・トランスミッションケーシング部 8・・・第1の傘歯車 9・・・第2の傘歯車 10・・・対称軸線の交点 11・・・内部スペース 12・・・太陽歯車 13・・・遊星歯車 14・・・キャリヤ 15・・・基本トランスミッションの従動部 16・・・第1の傘歯車の外周 17・・・内歯車の内周 18・・・噛み合い部材 19・・・噛み合い部材 23・・・貫通開口部 25・・・基本トランスミッションユニット 26・・・内歯車 27・・・遊星歯車セット 28・・・外歯 29・・・内歯 33・・・互いの回転が拘束された連結部 34・・・遊星歯車 35・・・傘歯車の第2の部分領域 36・・・軸受装置 37・・・アクスル F81、F82、およびF91、F92・・・傘歯車歯の歯すじ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書 【提出日】平成13年11月29日(2001.11.29) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 トランスミッション入力軸(E)と、トランスミッション出
力軸(A)と、これらトランスミッション入力軸(E)及びトランスミッション
出力軸(A)の間に配置された基本トランスミッションユニット(25)とを備
え、この基本トランスミッションユニットがアンギュラードライブ(4)と結合
されており、 このアンギュラードライブ(4)は、第1の傘歯車(8)および第2の傘歯車
(9)を有する傘歯車段(3)を少なくとも一つ備え、この第2の傘歯車(9)
は、少なくとも間接的に互いに回転が拘束された状態で前記トランスミッション
出力軸に結合されており、 トランスミッションケーシング(5)を備えて、このトランスミッションケー
シングは、基本トランスミッションユニット(25)を取り囲むトランスミッシ
ョン基本ケーシング(6)を少なくとも一つ備え、このトランスミッション基本
ケーシングは、アンギュラードライブ(4)を少なくとも部分的に取り囲むトラ
ンスミッションケーシング部(7)として形成されたケーシングカバーに連結可
能とされた、 トランスミッションユニットにおいて、 前記アンギュラードライブ(4)の前記第1の傘歯車(8)と、前記基本トラ
ンスミッションユニット(25)の従動部(15)を形成する、基本トランスミ
ッションユニット(25)のトランスミッション構成部材とは、互いに回転が拘
束された状態で直接的に連結されるとともに、空間的に近く隣り合って配置され
、 前記基本トランスミッションユニット(25)には、ギヤ段を形成するように 個々の前記トランスミッション構成部材を働かせるための部材で、前記トランス ミッションケーシング部に軸方向の力を加える部材を設けず、 前記従動部(15)として機能する前記トランスミッション構成部材、ならび に前記第1の傘歯車(8)の側に、作用を及ぼし合う状態にすることのできる互 いに補完的な噛み合い部材を設けることによって、互いに回転が拘束された連結 が実現され、 前記アンギュラードライブ(4)の前記第1の傘歯車(8)は、前記トランス ミッションケーシング部(7)内に軸受けされている ことを特徴とするトランス
ミッションユニット。 【請求項2】 請求項1に記載のトランスミッションユニットにおいて、 前記基本トランスミッションユニット(25)は、内歯車(26)、太陽歯車
(12)、遊星歯車(13)、およびキャリヤ(14)を少なくとも一つずつ有
する遊星歯車セット(27)を少なくとも一つ備えるか、あるいは平歯車セット
を少なくとも一つ備え、 前記基本トランスミッションユニット(25)の前記従動部(15)は、前記
遊星歯車セット(27)または前記平歯車セットの構成部材から形成されている
ことを特徴とするトランスミッションユニット。 【請求項】 前記第1の傘歯車(8)側に、及び/又は前記基本トランス
ミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッショ
ン構成部材側に設けられた前記噛み合い部材と、それに対応して前記基本トラン
スミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッシ
ョン構成部材側に、及び/又は前記第1の傘歯車(8)側に設けられた補完的な
前記噛み合い部材とは、トランスミッション軸線方向に関して、特に取り付け状
態での前記トランスミッション入力軸(E)が延在する方向に関して、軸線方向
に形成され、かつ、方向付けされていることを特徴とする請求項1または2に記
載のトランスミッションユニット。 【請求項】 前記第1の傘歯車(8)側に、及び/又は前記基本トランス
ミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッショ
ン構成部材側に設けられた前記噛み合い部材と、それに対応して前記基本トラン
スミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッシ
ョン構成部材側に、及び/又は前記第1の傘歯車(8)側に設けられた補完的な
前記噛み合い部材とは、トランスミッション軸線方向に関して、特に取り付け状
態での前記トランスミッション入力軸(E)が延在する方向に関して、半径方向
に形成され、かつ、方向付けされていることを特徴とする請求項1または2に記
載のトランスミッションユニット。 【請求項】 前記噛み合い部材は、前記従動部(15)を形成するトラン
スミッション構成部材の内周領域に形成され、 前記第1の傘歯車(8)に設けられたそれを補完する前記噛み合い部材は、前
記第1の傘歯車の外周(16)領域に設けられることを特徴とする請求項に記
載のトランスミッションユニット。 【請求項】 前記基本トランスミッションユニット(25)の前記従動部
(15)は、前記遊星歯車セット(27)の前記内歯車(26)から形成され、 前記噛み合い部材は、前記内歯車(26)の内歯(29)を補完するように前
記第1の傘歯車(8)側の外歯(28)から形成され、前記内歯車(26)は、
前記遊星歯車(13)が係合しない延長部を軸方向に備え、前記第1の傘歯車(
8)は、傘型の歯が設けられない部分領域(35)を備えていることを特徴とす
る請求項4または5に記載のトランスミッションユニット。 【請求項】 前記基本トランスミッションユニット(25)の前記従動部
(15)は、前記遊星歯車(27)の前記キャリヤ(14)または前記太陽歯車
(12)としてのトランスミッション構成部材から形成されるか、あるいは平歯
車から形成されていることを特徴とする請求項2からのいずれか1項に記載の
トランスミッションユニット。 【請求項】 少なくとも前記アンギュラードライブ(4)の領域において
該トランスミッションユニットを取り囲む前記トランスミッションケーシング部
(7)は、 変速比iがほとんど一定であり、 個々の傘歯車の外径がほとんど同一である、 という特性を有する理論上可能なすべての前記アンギュラードライブに対して
、該トランスミッションケーシング部(7)が同一の外形寸法を有するように形
成され、前記トランスミッション出力軸(A)の最も異なる軸受角度は、前記第
2の傘歯車(9)及び/又は前記トランスミッション出力軸(A)の軸受部を取
り付けるよう交換可能な装置によって形成されていることを特徴とする請求項1
からのいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項】 前記トランスミッションケーシング部(7)は、一体型の組
立部材として形成されていることを特徴とする請求項に記載のトランスミッシ
ョンユニット。 【請求項10】 前記基本トランスミッションユニット(25)は、液圧式
ならびに機械式のトランスミッション部分を備えていることを特徴とする請求項
1からのいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項11】 前記アンギュラードライブ(4)と、このアンギュラード
ライブ(4)を少なくとも部分的に取り囲む前記ケーシング部(7)とは、一つ
のモジュラー式のユニットに統合可能とされていることを特徴とする請求項1か
10のいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項12】 互いに噛合する前記傘歯車の歯は、すぐ歯の形状とされて
いることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のトランスミッシ
ョンユニット。 【請求項13】 前記傘歯車段の互いに噛合する前記傘歯車の歯は、はす歯
の形状とされていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の
トランスミッションユニット。 【請求項14】 前記傘歯車段の前記傘歯車は、一定の歯たけを有する歯の
部材を備えていることを特徴とする請求項12または13に記載のトランスミッ
ションユニット。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0002 【補正方法】変更 【補正の内容】 【0002】 【従来の技術】 多くの異なる実施形態のトランスミッションユニットが知られている。これら
は、とりわけ、回転数−/トルク変換装置としてどのような種類が選択されて形
作られているかという点で区別することができる。この回転数−/トルク変換装
置は、例えば、純粋に機械的に、あるいは他の変換方法と組み合わせても実現す
ることができる。この種のトランスミッションユニットでは、車両に取り付ける
条件に応じてトランスミッションユニットの汎用性に対する要求がますます重視
されているため、トランスミッション入力軸に対して異なる角度を有する従動部
を形成するのにアンギュラードライブが用いられている。この種のトランスミッ ションは、例えば刊行物、英国特許公開第2000734号公報により既に知ら れている。この場合、アンギュラードライブは、液体動力学的回転数−/トルク 変換装置と機械式回転数−/トルク変換装置の間に設けられ、その際アンギュラ ードライブは、機械式回転数−/トルク変換装置の出力部と互いに回転しない状 態で結合されている。 この場合の主たる問題は、アンギュラードライブの個々の
部材、とくに基本トランスミッションユニットの従動部に結合された部材の取り
付けを行なわなければならないために、上述のような組み合わせによって形成さ
れたトランスミッションユニットが比較的長い構造の長さを有することにある。
トランスミッションユニットに予め用意される組立スペースが通常極めて限られ
ていることから、このことがまた、車両内に取り付ける際に困難を生じさせ得る
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US Fターム(参考) 3D035 BA01 CA19 3D039 AA03 AA04 AB01 AC21 AC39 AC65 AC86 3J063 AA03 AB04 AC01 AC03 BA01 BA04 CA01 CA09 CB13 CD06 CD41 XA12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 トランスミッション入力軸(E)と、トランスミッション出
    力軸(A)と、これらトランスミッション入力軸(E)及びトランスミッション
    出力軸(A)の間に配置された基本トランスミッションユニット(25)とを備
    え、この基本トランスミッションユニットがアンギュラードライブ(4)と結合
    されており、 このアンギュラードライブ(4)は、第1の傘歯車(8)および第2の傘歯車
    (9)を有する傘歯車段(3)を少なくとも一つ備え、この第2の傘歯車(9)
    は、少なくとも間接的に互いに回転が拘束された状態で前記トランスミッション
    出力軸に結合されており、 トランスミッションケーシング(5)を備えて、このトランスミッションケー
    シングは、基本トランスミッションユニット(25)を取り囲むトランスミッシ
    ョン基本ケーシング(6)を少なくとも一つ備え、このトランスミッション基本
    ケーシングは、アンギュラードライブ(4)を少なくとも部分的に取り囲むトラ
    ンスミッションケーシング部(7)として形成されたケーシングカバーに連結可
    能とされた、 トランスミッションユニットにおいて、 前記アンギュラードライブ(4)の前記第1の傘歯車(8)と、前記基本トラ
    ンスミッションユニット(25)の従動部(15)を形成する、基本トランスミ
    ッションユニット(25)のトランスミッション構成部材とは、互いに回転が拘
    束された状態で直接的に連結されるとともに、空間的に近く隣り合って配置され
    、 前記基本トランスミッションユニット(25)には、ケーシングカバーをケー
    シング壁上に支持する軸方向の力を生成する部材を設けないことを特徴とするト
    ランスミッションユニット。 【請求項2】 請求項1に記載のトランスミッションユニットにおいて、 前記基本トランスミッションユニット(25)は、内歯車(26)、太陽歯車
    (12)、遊星歯車(13)、およびキャリヤ(14)を少なくとも一つずつ有
    する遊星歯車セット(27)を少なくとも一つ備えるか、あるいは平歯車セット
    を少なくとも一つ備え、 前記基本トランスミッションユニット(25)の前記従動部(15)は、前記
    遊星歯車セット(27)または前記平歯車セットの構成部材から形成されている
    ことを特徴とするトランスミッションユニット。 【請求項3】 前記従動部(15)として機能する前記トランスミッション
    構成部材ならびに前記第1の傘歯車(8)の側に、作用を及ぼし合う状態にする
    ことのできる互いに補完的な噛み合い部材を設けることによって、互いに回転が
    拘束された連結が実現されるように構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のトランスミッションユニット。 【請求項4】 前記第1の傘歯車(8)側に、及び/又は前記基本トランス
    ミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッショ
    ン構成部材側に設けられた前記噛み合い部材と、それに対応して前記基本トラン
    スミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッシ
    ョン構成部材側に、及び/又は前記第1の傘歯車(8)側に設けられた補完的な
    前記噛み合い部材とは、トランスミッション軸線方向に関して、特に取り付け状
    態での前記トランスミッション入力軸(E)が延在する方向に関して、軸線方向
    に形成され、かつ、方向付けされていることを特徴とする請求項2または3に記
    載のトランスミッションユニット。 【請求項5】 前記第1の傘歯車(8)側に、及び/又は前記基本トランス
    ミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッショ
    ン構成部材側に設けられた前記噛み合い部材と、それに対応して前記基本トラン
    スミッションユニット(25)の前記従動部(15)を形成するトランスミッシ
    ョン構成部材側に、及び/又は前記第1の傘歯車(8)側に設けられた補完的な
    前記噛み合い部材とは、トランスミッション軸線方向に関して、特に取り付け状
    態での前記トランスミッション入力軸(E)が延在する方向に関して、半径方向
    に形成され、かつ、方向付けされていることを特徴とする請求項2または3に記
    載のトランスミッションユニット。 【請求項6】 前記噛み合い部材は、前記従動部(15)を形成するトラン
    スミッション構成部材の内周領域に形成され、 前記第1の傘歯車(8)に設けられたそれを補完する前記噛み合い部材は、前
    記第1の傘歯車の外周(16)領域に設けられることを特徴とする請求項5に記
    載のトランスミッションユニット。 【請求項7】 前記基本トランスミッションユニット(25)の前記従動部
    (15)は、前記遊星歯車セット(27)の前記内歯車(26)から形成され、 前記噛み合い部材は、前記内歯車(26)の内歯(29)を補完するように前
    記第1の傘歯車(8)側の外歯(28)から形成され、前記内歯車(26)は、
    前記遊星歯車(13)が係合しない延長部を軸方向に備え、前記第1の傘歯車(
    8)は、傘型の歯が設けられない部分領域(35)を備えていることを特徴とす
    る請求項4から6のいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項8】 前記基本トランスミッションユニット(25)の前記従動部
    (15)は、前記遊星歯車(27)の前記キャリヤ(14)または前記太陽歯車
    (12)としてのトランスミッション構成部材から形成されるか、あるいは平歯
    車から形成されていることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の
    トランスミッションユニット。 【請求項9】 少なくとも前記アンギュラードライブ(4)の領域において
    該トランスミッションユニットを取り囲む前記トランスミッションケーシング部
    (7)は、 変速比iがほとんど一定であり、 個々の傘歯車の外径がほとんど同一である、 という特性を有する理論上可能なすべての前記アンギュラードライブに対して
    、該トランスミッションケーシング部(7)が同一の外形寸法を有するように形
    成され、前記トランスミッション出力軸(A)の最も異なる軸受角度は、前記第
    2の傘歯車(9)及び/又は前記トランスミッション出力軸(A)の軸受部を取
    り付けるよう交換可能な装置によって形成されていることを特徴とする請求項1
    から8のいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項10】 前記トランスミッションケーシング部(7)は、一体型の
    組立部材として形成されていることを特徴とする請求項9に記載のトランスミッ
    ションユニット。 【請求項11】 前記基本トランスミッションユニット(25)は、液圧式
    ならびに機械式のトランスミッション部分を備えていることを特徴とする請求項
    1から10のいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項12】 前記アンギュラードライブ(4)と、このアンギュラード
    ライブ(4)を少なくとも部分的に取り囲む前記ケーシング部(7)とは、一つ
    のモジュラー式のユニットに統合可能とされていることを特徴とする請求項1か
    ら11のいずれか1項に記載のトランスミッションユニット。 【請求項14】 互いに噛合する前記傘歯車の歯は、すぐ歯の形状とされて
    いることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のトランスミッシ
    ョンユニット。 【請求項15】 前記傘歯車段の互いに噛合する前記傘歯車の歯は、はす歯
    の形状とされていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の
    トランスミッションユニット。 【請求項16】 前記傘歯車段の前記傘歯車は、一定の歯たけを有する歯の
    部材を備えていることを特徴とする請求項14または15に記載のトランスミッ
    ションユニット。
JP2001523544A 1999-09-14 2000-09-07 トランスミッションユニット Expired - Fee Related JP3827576B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29916006U DE29916006U1 (de) 1999-09-14 1999-09-14 Einheitsgehäuse für einen Winkeltrieb
DE29916006.8 1999-09-16
DE10042475.9 2000-08-29
DE10042475A DE10042475A1 (de) 1999-09-14 2000-08-29 Getriebebaueinheit
PCT/EP2000/008754 WO2001020195A1 (de) 1999-09-14 2000-09-07 Getriebebaueinheit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003509640A true JP2003509640A (ja) 2003-03-11
JP3827576B2 JP3827576B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=26006848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001523544A Expired - Fee Related JP3827576B2 (ja) 1999-09-14 2000-09-07 トランスミッションユニット

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6969336B1 (ja)
EP (1) EP1212554B1 (ja)
JP (1) JP3827576B2 (ja)
AT (1) ATE244368T1 (ja)
WO (1) WO2001020195A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008509046A (ja) * 2004-08-07 2008-03-27 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト モータ駆動乗物、とりわけ低プラットフォームバス、のための駆動装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29916006U1 (de) * 1999-09-14 2001-02-15 Voith Turbo GmbH & Co. KG, 89522 Heidenheim Einheitsgehäuse für einen Winkeltrieb
US8474347B2 (en) 2009-06-08 2013-07-02 Hub City, Inc. High efficiency right angle gearbox
US8535193B2 (en) 2011-03-16 2013-09-17 Caterpillar Inc. Lower powertrain axle shroud

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US873681A (en) * 1906-04-25 1907-12-10 Edward A Henkle Power-transmission mechanism.
US1289531A (en) * 1917-09-22 1918-12-31 R & P Tractor Company Vehicle drive mechanism.
US1333729A (en) * 1919-01-06 1920-03-16 Menco Elma Syndicate Ltd Speed-changing, reversing, and braking gearing
DE902699C (de) 1951-11-29 1954-01-25 Fritz Hinze Kegelradgetriebe
US2910882A (en) 1957-11-04 1959-11-03 Falk Corp Housed selective-angle speed-reducer
US3226987A (en) * 1963-10-29 1966-01-04 Gen Electric Gear assembly
DE1284804B (de) 1964-04-18 1968-12-05 Wuelfel Eisenwerk Zweiteiliges Getriebegehaeuse
US3803934A (en) 1972-11-29 1974-04-16 Twin Disc Inc Power transmission with helical tooth tapered gears on input and output shafts
US3803834A (en) 1973-02-06 1974-04-16 Time Computer Wristwatch calculator
US4148262A (en) * 1973-05-22 1979-04-10 Carl Hurth Maschinen-Und Zahnradfabrik Railway vehicle drive
US3942387A (en) * 1974-10-15 1976-03-09 United Technologies Corporation Replaceable freewheel unit for helicopters
US3953970A (en) * 1975-02-21 1976-05-04 General Motors Corporation Torque converter transmission
FR2395855A1 (fr) 1977-06-30 1979-01-26 Pont A Mousson Mecanisme de transmission pour vehicules automobiles, notamment pour vehicules automobiles de transport collectif
BE870306A (nl) * 1978-09-08 1979-01-02 Legrand M G J Windvaanstuurinrichting en koppelings-inrichting toe te passen in zulke windvaanstuurinrichting
US4463823A (en) 1981-04-02 1984-08-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Power transmission unit for a motorcycle
CA1211300A (en) 1983-03-02 1986-09-16 Thomas H. Lohr Bevel gear drive
US4553624A (en) 1983-06-06 1985-11-19 Kubota, Ltd. Front-wheel driving apparatus
JPS60189693A (ja) * 1984-03-08 1985-09-27 Kamizaki Kokyu Koki Seisakusho Kk 舶用推進装置
SE469292B (sv) * 1991-09-12 1993-06-14 Volvo Penta Ab Transmissionsanordning i ett utombordsdrev foer baatar
DE19628604A1 (de) * 1996-07-16 1998-01-22 Claas Usines France Antriebssystem für landwirtschaftliche Großballenpresse
US5802918A (en) * 1996-10-16 1998-09-08 Mcdonnell Douglas Helicopter Co. Concentric face gear transmission assembly
DE19650339A1 (de) 1996-12-04 1998-06-10 Voith Turbo Kg Getriebebaueinheit, Verfahren zum Betreiben einer in einen Antriebsstrang integrierten Getriebebaueinheit und hydrodynamische Baueinheit
EP0879370B1 (de) 1996-12-04 2002-09-04 Voith Turbo GmbH & Co. KG Getriebebaueinheit, verfahren zum betreiben einer in einen antriebsstrang integrierten getriebebaueinheit und hydrodynamische baueinheit
DE19727153C2 (de) 1997-06-26 1999-05-20 Voith Turbo Kg Mehrganggetriebe, insbesondere Sechsgang-Getriebe
WO1999045295A1 (de) 1998-03-06 1999-09-10 Voith Turbo Gmbh & Co. Kg Hydrodynamisch-mechanisches mehrgangverbundgetriebe
US5951434A (en) * 1998-08-31 1999-09-14 Richards; Victor Planetary gear transmission for a light vehicle such as a motorcycle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008509046A (ja) * 2004-08-07 2008-03-27 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト モータ駆動乗物、とりわけ低プラットフォームバス、のための駆動装置
JP4660548B2 (ja) * 2004-08-07 2011-03-30 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト モータ駆動乗物、とりわけ低プラットフォームバス、のための駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
ATE244368T1 (de) 2003-07-15
US6969336B1 (en) 2005-11-29
JP3827576B2 (ja) 2006-09-27
WO2001020195A1 (de) 2001-03-22
EP1212554A1 (de) 2002-06-12
EP1212554B1 (de) 2003-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0239555B1 (en) Auxiliary gearbox for motor vehicles
WO2020149411A1 (ja) 車両用駆動装置
US20100130324A1 (en) Coaxial transmission
CN101573247B (zh) 转矩传递单元
EP3144171A1 (en) Traveling axle device
US11376952B1 (en) In-wheel driving device and method for assembling the same
US6810770B1 (en) Unitary case for an angular drive
JP2007533905A (ja) カムシャフト用の調整装置
CN104309473A (zh) 电动汽车用行星减速器总成及电动汽车
JP2003509640A (ja) トランスミッションユニット
CN101523080B (zh) 多级式减速器
ITMI941700A1 (it) Differenziale in particolare per autoveicoli
CN110822055A (zh) 一种谐波减速器
CN110886815A (zh) 一种航空器起落架齿轮传动转向装置
JP2019074207A (ja) 車両用駆動装置
JPH11321371A (ja) 動力取出しユニット
RU2257497C2 (ru) Редуктор скорости
JPH10288062A (ja) 建設機械用の油圧駆動装置
RU2767372C2 (ru) Модуль главной передачи
US11754158B2 (en) Gear unit for a vehicle and powertrain with such a gear unit
JP3931562B2 (ja) 4輪駆動車用駆動装置
US20060219041A1 (en) Automatic transmission shift lever assembly
JP2003106408A (ja) 自動変速機
CN104948684A (zh) 变速器
KR20220092251A (ko) 동력 전달 장치 및 그 동력 전달 장치를 포함하는 자동차

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees