JP2003509304A - 冷凍炭酸飲料分配装置 - Google Patents

冷凍炭酸飲料分配装置

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Abstract

(57)【要約】 改良された冷凍炭酸飲料分配装置（１０）は改良された完全性を含む飲料製品及び改良された公衆衛生、製品視覚化及び低いプロフィルの特徴を含む装置を与える。この分配装置はシールされた端部を有するスリーブとして形成された円筒形オーガ室（１１０）を含み、該室内には混合オーガ（１２０）（スクリュー）が収容されている。混合オーガ（１２０）は外部モータ（１１８）から回転可能に駆動され、そして室中で飲料製品の如き冷却／冷凍された製品を混合しそして移動させる（ポンピングする）ように作動する。混合オーガはその中心軸線を通る中心導管又は穴（１１２）を含み、この導管又は穴（１１２）は混合された製品の戻り通路として働く。製品は分配レバー組立体（１３０）の使用により混合室内から分配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【技術分野】
本発明は飲料分配（ｂｅｖｅｒａｇｅ ｄｉｓｐｅｎｓｉｎｇ）、特に部分的
に冷凍された（ｆｒｏｚｅｎ）飲料を分配するための方法及び装置に関する。
【０００２】
【発明の背景】
人の消費のための飲料の分配装置（ｄｉｓｐｅｎｓｅｒｓ）は当該技術分野で
周知である。このような分配装置は冷凍された水又は冷凍された飲料を含む飲料
を分配することができる分配装置を包含する。
【０００３】 ただ単に例として、“Ｓｏｆｔ Ｆｒｏｚｅｎ Ｂｅｖｅｒａｇｅ Ｄｉｓｐ
ｅｎｓｅｒ Ａｐｐａｒａｔｕｓ ａｎｄ Ｍｅｔｈｏｄ”と題する、Ｓｗｉｅ
ｒへの米国特許第５，６９２，３９２号は、ホイール上に支持されたハウジング
を有しそして、その中にソフト冷凍飲料（ｓｏｆｔ ｆｒｅｅｚｅｄ ｂｅｖｅ
ｒａｇｅ）の貯蔵のための冷凍された（ｒｅｆｒｉｇｅｒａｔｅｄ）貯蔵タンク
を有しそしてタンク内にモータ駆動式回転混合ブレードを有するポータブルソフ
ト冷凍飲料分配装置を開示している。冷凍された分配装置貯蔵タンクは、ソフト
冷凍飲料の更なる貯蔵及び分配のために使用され、そしてその中に回転している
混合ブレードも有する。管は冷凍された貯蔵タンクをモータ駆動式ポンプを介し
て分配装置貯蔵タンクと連結し、このポンプはソフト冷凍飲料を貯蔵タンクから
分配装置貯蔵タンクへポンピングし、一方第２の管はソフト冷凍飲料を分配装置
貯蔵タンクから冷凍された貯蔵タンクに再循環させて戻す。分配装置貯蔵タンク
のノズルは、貯蔵されたソフト冷凍飲料が車輪のある貯蔵車両から迅速に分配さ
れうるように、ソフト冷凍飲料を分配する。この方法はポータブルソフト冷凍飲
料分配装置を選ぶこと、冷凍された貯蔵タンクにソフト冷凍飲料を充填すること
を含み、そしてソフト冷凍飲料を分配装置貯蔵タンクにポンピングし、そこでソ
フト冷凍飲料は分配され、そしてポンプが作動しているときはいつもソフト冷凍
飲料を再循環させる。
【０００４】 “Ｆｒｏｚｅｎ Ｂｅｖｅｒａｇｅ Ｄｉｓｐｅｎｓｅｒ”と題するＳｍｉ
ｔｈへの米国特許第４，９６４，５４２号は、液体／氷スラリー機械と共に使用
するための冷凍された飲料分配装置を開示しており、該液体／氷スラリー機械は
、液体を冷凍してスラリーを形成しそして該機械を通してスラリーを連続的に循
環させてスラリーを所望の状態に維持する。分配装置は同心内側及び外側管を有
する柔軟性配管により機械に接続されたノズルを含み、スラリーは機械とノズル
との間の配管を通して連続的に循環させられている。ノズルはそれを通る流路を
有しており、流路はその一端に接続された配管を有しておりそして他端からの流
出を制御するための弁を有しそして弁が閉じられるときスラリーの戻り流のため
の内側管と外側管との間のバイパス通路を有する。
【０００５】 “Ａｐｐａｒａｔｕｓ ａｎｄ Ｍｅｔｈｏｄ ｆｏｒ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｉ
ｎｇ ｔｈｅ Ｃｏｎｓｉｓｔｅｎｃｙ ａｎｄ Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ ａ
Ｆｒｏｚｅｎ Ｃａｒｂｏｎａｔｅｄ Ｂｅｖｅｒａｇｅ Ｐｒｏｄｕｃｔ”と
題するＦｒａｎｋへの米国特許第５，７０６，６６１号は、冷凍炭酸飲料機械の
混合室でシロップ、水及び二酸化炭素を含むいくつかの成分を混合することによ
り製造された冷凍炭酸飲料製品のばらつきのないこと及び品質を制御するために
提供される装置及び方法を開示している。この装置は、成分供給源から混合室へ
の成分の流れを制御するプロセスフローブロック（ｐｒｏｃｅｓｓ ｆｌｏｗ
ｂｌｏｃｋ）を含む。混合室に注入されるべき二酸化炭素の圧力及び混合室中の
製品の圧力を測定するためのトランスデューサの対も設けられている。中央処理
装置は、測定された圧力をＥＰＲＯＭに伝え、ＥＰＲＯＭは混合室に注入される
べき二酸化炭素の圧力に基づいて低い設定点圧力値及び高い設定点圧力値を決定
するためのアルゴリズムを使用する。中央処理装置からの指令信号に応答して混
合室への成分の供給を制御するソレノイドの対も設けられている。中央処理装置
は、混合室内の圧力が低い設定点圧力値より低いときは成分の１種以上を混合室
に供給するように、ソレノイドの１つ以上に開くように指示し、そして混合室内
の圧力が高い設定点圧力値より高いときは、混合室への成分の１種以上の供給を
遮断するように、ソレノイドの１つ以上に閉じるように指示する。
【０００６】 “Ｆｒｏｚｅｎ Ｄｒｉｎｋ Ｍｉｘｅｒ”と題するＲｅｅｓｅへの米国特許
第５，３２３，６９１号は、ブレンドされた飲料、特に冷凍された飲料を製造す
るための装置を開示しており、この装置では、氷分配装置、液体混合物分配装置
及びブレンダユニットが単一ユニットにおいて組み合わされている。プログラマ
ブルタイミング機構は、氷分配装置、液体混合物分配装置及びブレンドユニット
が作動する時間の期間を調節し、それにより操作者は装置の操作を行うために瞬
間押しボタンを押しさえすればよい。この装置は適当な量の氷及び液体をブレン
ダユニットに自動的に送り、そして適当な時間に且つ所望の大きさの冷凍された
ドリンクを製造するのに適当な長さの時間ターンオンするであろう。
【０００７】 上記の開示は利点を含みうるけれども、改良された冷凍炭酸飲料分配装置を提
供する必要は当該技術分野では常に存在している。
【０００８】
【発明の要約】
本発明は、改良された冷凍炭酸飲料分配装置（ｆｒｏｚｅｎ ｃａｒｂｏｎａ
ｔｅｄ ｂｅｖｅｒａｇｅ ｄｉｓｐｅｎｓｅｒ）を提供することにより先行技
術の欠陥を克服するものであり、該飲料製品は改良された完全性（ｉｎｔｅｇｒ
ｉｔｙ）を含み、そして装置は改良された公衆衛生、製品視覚化（ｖｉｓｕａｌ
ｉｚａｔｉｏｎ）及び低いプロフィル（ｌｏｗ ｐｒｏｆｉｌｅ）の特徴を含む
。
【０００９】 一般的に言えば、本発明は、キャビティを規定するハウジングと、混合オーガ
（ｍｉｘｉｎｇ ａｕｇｅｒ）であって、少なくとも１つの外側混合フィンを有
しそして実質的に該オーガの長さにわたり延びている内部穴を有する混合オーガ
とを具備し、少なくとも部分的に冷凍された飲料が該外側フィンにより混合され
そして該中空穴内に戻るようになっている、冷凍された飲料を分配する装置を指
向する。
【００１０】 従って、本発明の目的は、改良された冷凍炭酸飲料を提供することである。
【００１１】 従って、本発明の目的は、改良された完全性を有する改良された冷凍炭酸飲料
を提供することである。
【００１２】 本発明の更なる目的は、改良された冷凍炭酸飲料分配装置を提供することであ
る。
【００１３】 本発明の更なる目的は、操作が簡単な改良された冷凍炭酸飲料分配装置を提供
することである。
【００１４】 本発明の更なる目的は、改良された製品視覚化の特徴を与える改良された冷凍
炭酸飲料分配装置を提供することである。
【００１５】 本発明の更なる目的は、改良された公衆衛生の特徴を与える改良された冷凍炭
酸飲料分配装置を提供することである。
【００１６】 本発明の更なる目的は、低いプロフィルの特徴を与える改良された冷凍炭酸飲
料分配装置を提供することである。
【００１７】 発明の他の目的、特徴及び利点は図面及び特許請求の範囲に関してなされる本
発明の好ましい態様の下記の詳細な説明を読めば明らかになるであろう。
【００１８】
【好ましい態様の詳細な説明】
いくつかの図全体にわたり同様な番号は同様な要素を示す図面をここで参照す
る。
【００１９】 一般的説明 一般的に言えば、本発明に従う装置１００は、シールされた端部を有するスリ
ーブとして形成された円筒形混合室１１０を含み、該混合室１１０内には鉛直混
合オーガ１２０（別名スクリュー）が収容されている。混合オーガ１２０は外部
源から回転可能に駆動されそして混合室において飲料製品の如き冷却（ｃｈｉｌ
ｌｅｄ）／冷凍された（ｆｒｏｚｅｎ）製品を混合及び移動させる（ポンピング
する）ように作動する。混合オーガ１２０は、その鉛直中心軸線を通る中心導管
又は穴１２２を含み、該導管又は穴１２２は混合された製品の戻り通路として働
く。
【００２０】 製品は分配レバー組立体１３０の使用により室１１０内から分配される。
【００２１】 種々の要素 図１は図２の一般的環境で使用される装置の説明図である。装置１００は、下
記のもの： 混合室１１０、 混合オーガ１２０（中心管１２２を有する）、 分配レバー組立体１３０、 底部部分１５０、 冷媒管１６０、 絶縁体１７０、 モータ１８０、 駆動カップリング１８１、 混合飲料入り口１９０、 を含む。
【００２２】 混合室 図３にも示されている混合室１１０は、一般に円筒形でありそして混合オーガ
及び飲料製品を受け入れる内部混合キャビティを規定する。１つの態様では、混
合室の壁は、消費者が製品の混合を見ることができるように少なくとも部分的に
透明である。
【００２３】 混合室１１０は、後で詳細に検討される入り口１９０及び出口１３０を含む。
【００２４】 混合オーガ スクリュー状混合オーガ１２０は混合室１１０により規定されたキャビティ内
に配置されそして後に検討されるとおりモータ１９０により回転されるような構
成である。
【００２５】 混合オーガ１２０は中心管１２２を含み、中心管１２２は、混合オーガフィン
のための支持体を与え、しかも混合室の上端から下端に混合された製品を再循環
もさせるという二重の目的を果たす穴を規定する。穴１２３は中心管において製
品を戻らせるのに使用することができる。
【００２６】 好ましい態様では、混合オーガは、一般に鉛直混合軸線の回りに回転する且つ
一般に鉛直方向に向けられた細長い混合室１１０内で回転する鉛直混合オーガで
あると理解することができる。
【００２７】 分配レバー組立体 分配レバー組立体１３０は冷凍炭酸飲料を室１１０内から分配する手段を与え
るように構成されている。
【００２８】 底部部分 底部部分１５０は冷媒管１６０、絶縁体１７０、モータ１８０、駆動カップリ
ング１８１（モータと混合オーガとの中間）及び混合飲料入り口１９０の如き要
素を含む。このような要素は典型的な消費者により見られたりアクセスされたり
する必要はなく、従って図２に示された態様の下では、底部部分は、必要に応じ
て権限のある人によりアクセスされるように、小売の環境内の典型的な底部キャ
ビネット内に示される。
【００２９】 冷却（ｃｈｉｌｌｉｎｇ） 冷却は、冷凍された媒体を製品熱交換表面と接触している蒸発器又は熱交換コ
イルに通すことにより達成される。冷凍（ｒｅｆｒｉｇｅｒａｔｉｏｎ）は、遠
隔冷却ユニットから又はキャビネトリー内の室の下に配置された機内ユニットか
ら蒸発器に供給される。冷凍は、密封、半密封蒸気圧縮型システム又は冷却され
た媒体（冷却液）に基づくシステムを利用することができる。
【００３０】 製品成分は、直接注入技術により室内へと調整されて、ブレンド室（ホッパー
及び弁組立体）をなくする。シールされたシステムの使用はＣＩＰ（所定の場所
で清浄）能力を含む。
【００３１】 装置の１つの態様は、製品と冷却媒体間の一次熱移動表面として室壁（又はそ
れらの一部）を利用する。
【００３２】 デザインの第２の態様（示されていない）は製品と冷却媒体間の熱移動のため
の手段として製品戻り導管表面を利用する。
【００３３】 操作 理解されうるとおり、駆動モータ１８０は、オーガ１２０を、飲料が中心導管
１２２を通って下に且つ室１１０内でオーガ１２０の外側をまわって上に混合及
び移動させられるようにオーガ１２０を駆動する。製品は分配レバー組立体１３
０の使用により所望に応じて分配することができる。
【００３４】 代替物 本発明は、図に示された蒸発器の外に他の型の蒸発器の使用も包含すると理解
されるへきである。広く多様な冷却源を本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく使用することもできる。
【００３５】 磁性駆動構成の如き、しかしそれに限定はされない、別のオーガ駆動機構も本
発明の下に包含され、磁性駆動構成は、容器の下部壁を通るシャフトの必要をな
くすることができ、同様に生じるシールの困難をなくする。
【００３６】 混合オーガの回転方向及び混合室内の生じる流れ方向は、同様に、本発明の精
神及び範囲から逸脱することなく示された方向とは逆にすることができる。
【００３７】 更に、追加のオーガを、混合オーガの中心長手方向穴内で使用してその中の流
れを促進することができる。
【００３８】 混合は、混合室に１つより多くの入り口を設け、各入り口は異なるドリンク成
分を供給するように構成されることにより、混合室内で完全に行うこともできる
。このような入り口は販売上の理由で消費者に見える頂部に配置することができ
る。
【００３９】 モータは頂部又は底部にあることもでき、あるいはモータまで下がっている頂
部のギアを含むことができる。
【００４０】 本発明の他の目的、特徴及び利点は図面及び特許請求の範囲に関してなされた
本発明の好ましい態様の下記の詳細な説明を読めば明らかになるであろう。
【００４１】 結論 従って、本発明は冷凍炭酸飲料製品を分配するための改良された装置を提供す
る。飲料製品は改良された完全性を含みそして装置は改良された公衆衛生、製品
視覚化及び低いプロフィルの特徴を含む。
【００４２】 本発明を開示された態様に関して特に詳細に説明してきたが、多くの変更及び
改変が特許請求の範囲に記載の本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行わ
れ得ることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に従って使用される装置の例示的側面図である。
【図２】 キャビネトリー２００及び分配容器（カップ）３００との組み合わせにおける
、通常の小売環境で使用中の装置１００を示す。
【図３】 混合室１１０の更に詳細な図を示す。
【図４】 混合オーガ１２０の長手方向穴内に配置された補足オーガ２２０の使用を含む
別の態様を示す。
【符号の説明】
１１０ 混合室 １２０ 混合オーガ（中空中心導管１２２を有する） １３０ 分配レバー組立体 １５０ 底部部分 １６０ 冷媒管 １７０ 絶縁体 １８０ モータ １８１ 駆動カップリング １９０ 混合飲料入り口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステイトン，リチヤード アメリカ合衆国ジヨージア州30075ロスウ エル・ラーニーコート115 Ｆターム(参考） 3E082 AA06 BB07 CC01 CC03 EE02 3L045 AA04 BA01 CA01 PA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 キャビティを規定するハウジングと、 混合オーガであって、少なくとも１つの外側混合フィンを有しそして実質的に
    該オーガの長さにわたり延びている内部穴を有する混合オーガとを具備し、 少なくとも部分的に冷凍された飲料が該外側フィンにより混合されそして該中
    空穴内に戻るようになっている、冷凍された飲料を分配する装置。
  2. 【請求項２】 該混合オーガの該内部穴内に配置されそして該内部穴に対し
    て回転可能な第２オーガを更に具備する請求項１に記載の冷凍された飲料を分配
    する装置。
  3. 【請求項３】 該ハウジングが該混合を外から見ることを可能とする透明な
    部分を有する請求項２に記載の冷凍された飲料を分配する装置。
  4. 【請求項４】 該ハウジングが該混合を外から見ることを可能とする透明な
    部分を有する請求項１に記載の冷凍された飲料を分配する装置。
  5. 【請求項５】 キャビティを規定するハウジングと、 混合オーガであって、少なくとも１つの外側混合フィンを有しそして実質的に
    該オーガの長さにわたり延びている内部穴を有する混合オーガと、 該オーガをその鉛直軸線のまわりに回転させるためのモータとを具備し、 少なくとも部分的に冷凍された飲料が該外側フィンにより混合されそして該中
    空穴内に戻るようになっている、冷凍された飲料を分配する装置。
  6. 【請求項６】 該混合オーガの該内部穴内に配置されそして該内部穴に対し
    て回転可能な第２オーガを更に具備する請求項５に記載の冷凍された飲料を分配
    する装置。
  7. 【請求項７】 該ハウジングが該混合を外から見ることを可能とする透明な
    部分を有する請求項６に記載の冷凍された飲料を分配する装置。
  8. 【請求項８】 該ハウジングが該混合を外から見ることを可能とする透明な
    部分を有する請求項５に記載の冷凍された飲料を分配する装置。
  9. 【請求項９】 Ａ）それ自体、 １）キャビティを規定するハウジングと、 ２）混合オーガであって、少なくとも１つの外側混合フィンを有しそして実
    質的に該オーガの長さにわたり延びている内部穴を有する混合オーガと、 該オーガをその鉛直軸線のまわりに回転させるためのモータ、 を具備する装置を用意し、そして Ｂ）少なくとも部分的に冷凍された飲料が該外側フィンにより混合されそして
    該中空穴内に戻るように飲料を該ハウジングに導入すること、 を含んでなる冷凍された飲料を混合及び分配する方法。
JP2001524447A 1999-09-23 2000-09-22 冷凍炭酸飲料分配装置 Pending JP2003509304A (ja)

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US09/404,286 1999-09-23
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