JP2003508793A - 時 計 - Google Patents

時 計

Info

Publication number
JP2003508793A
JP2003508793A JP2001522146A JP2001522146A JP2003508793A JP 2003508793 A JP2003508793 A JP 2003508793A JP 2001522146 A JP2001522146 A JP 2001522146A JP 2001522146 A JP2001522146 A JP 2001522146A JP 2003508793 A JP2003508793 A JP 2003508793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
conchoid
radius
hour
curve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001522146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4471548B2 (ja
Inventor
エルメル,ジヨン,シイ.
グルベル,ロバート
フロルセイ,スティーブン
Original Assignee
エルメル,ジヨン,シイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルメル,ジヨン,シイ. filed Critical エルメル,ジヨン,シイ.
Publication of JP2003508793A publication Critical patent/JP2003508793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4471548B2 publication Critical patent/JP4471548B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/06Dials
    • G04B19/08Geometrical arrangement of the graduations

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 分針(1)、秒針(2)、分指針面(4)及び日付ディスプレイの様な既知の要素に加えて、本発明は、二つのループによるカーブ(limacon)(7)上の時間指針面を有し、そのカーブは、0600から1800までの昼間の時間用の外ループ(8)と、1800から0600までの夜間用の内ループとを備え、二つのループが、0600/1800で交差するポイントを有する。時針(5)が、よりクリアーな表示のため、長さを調整可能に形成される。案内要素が、時針(5)の内部分によって、第二カーブ(10)において方位角方向に移動され、前記内カーブが、一定の値で第一カーブ(7)から内側に偏り、例えば時計の面に溝をつけられる。案内要素は、第二カーブ(19)の形状により、重なり合う径方向の動きが行われる。案内要素を具備した第二カーブ(10)が、時針(5)の内部分に接続され且つ、それと共に回転するディスク(11)によって、カバーされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、機械、電気または電子モーターによって動かされ、請求項1の前文
に関するアナログで正確な24時間ディスプレイを具備した時計に関するものであ
る。アナログ及び正確な24時間ディスプレイを具備した時計の幾つかは、例えば
ドイツ国特許明細書DE 267 810(D1)、米国特許明細書US 5,696,740(D2)、P
CT特許明細書WO 91/03774(D3)により知られている。
【0002】 (背景技術) D1及びD2の両方において、24時間正確に、各12時間の二つの同一の数字目盛り
によって得られて、その際に第一の12時間の組は0〜12時の時間から成り、第二
の12時間の組は12〜24時の時間から成る。一方の目盛りから他方のそれへ移る際
、時針は常に唐突な方法でその位置を変えており、外方へ進むかまたは短くなる
【0003】 D3において、時間の正確なディスプレイは、同様に、二つの同一の12時間目盛
りが指針面上に配置されるように設けられるが、同時に一周24時間で、一実施例
では、適用しない時間の値をカバーする二つの半円形カバーを有する透明ディス
クが配置されている。
【0004】 別の明細書、(すなわちDE 33 05 414及び、DE 40 376 57)は、ここでは考慮
しないが、疑似アナログ表示(pseude-analog presentation)と称されるものを
具備した時計を示しており、それは、LED及び液晶ディスプレイのような、電子
補助手段を利用して、正確な24時間ディスプレイを作っている。
【0005】 D1及びD2に記載されている装置は、時針の長さを変えるために、バネに応力を
与える時計モーターからの付加的なエネルギー(D1)または、付加的なエネルギ
ー源(D2)を必要としている。D3に提案された解決手段は、異なる半径の二つの
半円上に、昼間及び夜間の全ての時に関する時間を示している。生産技術に関す
る、または市場での評価によると、これらの解決手段は成功してはいない。
【0006】 そにことは記載された手段で可能であろうが、一方の目盛りから他方への移行
が、正午及び真夜中の他では決して選択されない。
【0007】 更に、例えばDE 196 41 885(D4)、DE 299 03 950(D5)及び、DE 299 04 45
1(D6)のような非円形目盛りを有する時計が知られている。D4において、一時
間を示す要素は、案内要素として何らかの任意のカーブ上を移動させ、D5におい
て指示要素は、四つのジョイントドライブによって作られる、サイクロイド上を
、補助歯車によって案内される。ここではその手段を、前記指示要素を非円形ト
ラック上で動くことに関して説明するが、24時間インジケーターの明確な特徴は
、ここでは記述しない。
【0008】 従って本発明の目的は、時間マーキング指示要素、すなわち時針または明確且
つ視覚な要素を、この構造体のトラック上で動かして、日による24時間経過の間
に指示要素の位置を正確にすることであり、その位置によって、昼間と夜中の時
間の間の著しい差異を、インジケーターの通常の角位置を変える必要なく、もた
らす。
【0009】 (発明の開示) この目的への取組は、その本質的な特徴に関する請求項1の特徴部分と、本発
明の更なる進歩に関して従属の請求項に記されている。
【0010】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の概念を、数個の実施例である添付図面を利用して、さらに詳しく説明
する。
【0011】 図1は、本発明による時計の第一実施例の平面図である。従来型で、ここに適
する要素に加えて、分針1、秒針2、日付ディスプレイ3及び、従来型円形分目
盛り4、長さが可変な時針5が示されている。時針5のポイントは、交差ポイン
ト6を有する外ループ8及び内ループ9に関して、二つのループで取り囲まれた
カーブ7(a two loop enclosed curve)をまわる。6時から18時までの昼の時間
が、外ループ8に配置され、18時から6時までの夜の時間が、内ループ9に配置
されている。それらの配置が単に図式的であるため、配置が確実に逆転できる。
その様なループのカーブの一つは、例えばコンコイド(らし線、conchoid)であ
り、またパスカル渦巻きカーブ(Pascal snail curve)と称される(例としてKa
rel Rektorys, Applicable Mathematics, Cambridge, Mass., USA 1969を参照の
こと)。図1は、点線で書かれた第二コンコイド10を示しており、それは外ル
ープ8及び内ループ9によるカーブ7から径方向へ一定に偏っている。この秒コ
ンコイド10は、ディスク11によってカバーされ得るので、点線で示されてお
り、それは案内カーブとして形成され且つ、案内要素と共に図2でより詳しく説
明される。
【0012】 図2は単に時計の本発明による部分を示している。ディスク11は、ここでは
単に点線で透視的に示されて、下に配置し且つディスク11によって覆われてい
たコンコイド10を明確にしている。時針5は、図1で既に示したように、二つ
の部分から構成されている。符号13で示されたその外部分は、回動手段で摺動
要素12に接合されており、この摺動要素12は、例えばコンコイド10を形成
する溝に配置し、時針5が内部分を周回する間、このコンコイドのトラックを進
む。時針5の内部分は、符号14を有し、ディスク11に堅く接合されている。
ゆえにディスク11が、12時間分の回転が、時針5の内部分14と共に行われる
。摺動要素12は、この実施例において、鎌形に形成されており、それは外側配
置面におけるカーブの半径が、コンコイド10の外面におけるカーブの最小半径
よりも小さく、内側配置面におけるカーブの半径が、コンコイド10の内面にお
けるカーブの最大半径よりも大きい。接線方向にある摺動要素12の長手延長部
は、充分な大きさで作られており、コンコイド10の(符号15、16の)二つ
のループの交差ポイントにおいて、摺動要素12が、外ループ15から内ループ
16へ確実に、または内ループ16から外ループ15へ確実に案内される。
【0013】 図3は、例えば24時間計の図1の実施例を介した長手方向断面図である。指針
面24はここでは、更に挙げられる、または今までの要素の全てに対する装着プ
ラットフォームの限定されない例に関して作用する。この指針面24として下記
に挙げられる要素は、作動部分及びケースに取付けられる。それは本質的には時
計の動作の際、実際の指針面に関して固定されるだけである。外ループ15及び
内ループ16によるコンコイド10は、例えばミリング(milling)によって、
指針面24に仕掛けられる。時間管18と称される中空シャフトが、指針面24
内に装着され、それによってディスク11及び、時針5の内部分14が、堅く接
合されている。安定のため、時針5の内部分14が、例えば支持部19によって
、ディスク11に接合されている。ディスク11は、時針5の内部分14と並行
に走る放射スリット20を有している。案内ピン12は、このスリット20を移
動することができ、その案内ピンによって時針5の外部分13が、摺動要素12
に接合されている。従って、摺動要素21はディスク11によって、方位角方向
に移動する。案内ピン21は、例えば摺動要素12に堅く固定されており、時針
5の外部分13に、その長手軸の周囲を回動するように装着されている。しかし
本発明によると、これも案内ピン21が時針5の外部分13に堅く固定され且つ
、摺動要素5上で、その長手軸の周囲を回動するように装着されて、配置するこ
とができる。
【0014】 時針5の外部分13は、その内部分14に関して長手方向に摺動することがで
きるように、配置されており、その配置に関して、幾つかの解決手段が知られて
いるが、ここでは記述しない。
【0015】 他の要素、すなわち分針1を具備した分管22及び、秒針2を備えた秒軸23
は、既に知られている通りで、単に完全な形状を示すために記されている。指針
面の概念は、ここでは広く解釈することができ、それに関すること、またそれに
現れる形態は、単に美的特長により決定する。指針面24の技術的に重要な点は
、前記載に関する前記の要素の全てに対する基礎になる特徴部分である。
【0016】 コンコイド10の部分が、図2、図3の摺動要素12とは別の実施例である案
内要素17と共に、図4に示されている。これは、支持部材25及び、また例え
ばその中に回動可能に装着された三つのホイール26、27、28を備えている
。その配置は、中央のホイール26が外側に位置するように選択されて、コンコ
イド10の外面に触れることができるようになっており、別の二つのホイール2
7、28が、コンコイド10の内面に接触することができるようになっている。
三つのホイール26、27、28の配置は、また案内要素17が、最大半径のコ
ンコイド10の一部分と、最小半径のコンコイドの一部分の両方において、径方
向の遊びにより、接線方向に移動することができるように設計されている。中央
のホイール26の領域では、支持部材25が、案内ピン21を支持しており、そ
れに関しては、図3で以前に説明したのと同じように利用している。
【0017】 また図4において、支持部材25の変形例が点線で示されている。支持部材2
5の一方のアーム29は、固定バネ30として構成されており、三つのホイール
26、27、28の全てが、それらに配置されるコンコイド10の側面に、常に
触れることができる。また、支持部材25の両方のアームを、固定バネ30とし
て構成することができ、それによってホイール26、27、28の側面に対して
加わる圧力が、適切に加えることができる。
【0018】 案内要素17の長さは、ホイール27、28の離隔であり、コンコイド10の
二つのループ15、16の交差ポイントを、適切な程度で押すことができるよう
に選択される。ホイール26、27、28の数は、明らかに支持要素25の構造
及び形状に対応する適合性と、例えば大きさにより異なるように選択される。
【0019】 図5及び図6は、二つのループカーブ7に備えられた時針のポイントを案内す
る第二実施例を示している。図5は、指針面24の平面に対して垂直な断面図で
あり、図6は平面図である。より理解を深めるため、図5は全ての連続軸が、同
一平面に位置するようにしているが、実際にはそうではない。
【0020】 図6には、(パスカル渦巻きと称される)二つのループカーブ31が、外ルー
プ40及び内ループ42と共に点線で示されている。これは図2からのコンコイ
ド10に対し、機能的に対応しており、またそれが少なくとも案内ピン21のト
ラックを指示する場合、明らかに一定の、または例えば比例的に可変である径方
向の偏りが、本発明の概念に含まれている。このカーブ31は、この実施例にお
いて、幾つかの歯車及び案内アームの相互作用によって作られ、このことは以下
で詳しく述べる。 指針面24、またはそれに対応する組立プラットフォームに堅く固定されている
、半径r(A)の歯車Aは、時間管18と同軸である。時間管18は、アーム3
2を支持して、それと共に周回し、アームには半径r(B)の歯車Bの軸36が
、装着されている。 r(B) =2r(A) 等式(1) 更にこれらの半径及び、カーブ31における二つのループ40、41の交差ポイ
ント42は、時針からのその距離がd(31)で示されており、以下の関係にな
る。 r(A) +r(B) =d(31) 等式(2)
【0021】 アーム32は、歯車の平面に対して平行な平面において、平形の構成部分であ
り得る。アームは、ここではアームに固定された、半径(C)の第三歯車Cを支
持し、第三歯車は、軸33に装着される半径r(D1)の第四歯車D1に噛み合
っている。その軸は第二アーム34に装着されている。第二アーム34は、第二
歯車Bの軸に堅固に配置され、これによって周囲をまわる。第四歯車D1の軸3
3は、同じように歯車に堅く接合されて、半径r(E)の第六歯車Eに噛み合う
、半径r(D2)の第五歯車D2を支持している。この第六歯車Eが、軸35上
に装着されており、その軸35は軸36から距離d(E)をあけて第二アーム3
4に固定されており、前記の軸の全てと並行に延びている。第六歯車Eは、軸3
5から距離d(F)をおいて、軸33、36と並行に延びる案内ピン21を支持
している。
【0022】 以下の等式は、他に挙げられる半径及び距離に応用する。 r(D1)=1/2r(C) 等式(3) r(E) =r(D2) 等式(4) d(E) =d(F) 等式(5) そして、二つのループ40、41の交差ポイント42は、等式(2)によって固
定され、二つのループ40、41は、それら自体単に等式(3)、(4)、(5
)及び(6)によって定義される。 d(40)−d(41)=4d(E) 等式(6)
【0023】 r(C)の選択は、r(A)に依存しないが、明らか且つ適切に、限定条件のある
利用空間を基にしている。もし時間管18が半径r(18)であると、 R(C)<r(A)+r(B)−r(18) 等式(7) である。
【0024】 時針5の外部分13及び内部分14は、図5、図6には示されていない。それ
ら全ての要素は、第一実施例に示されたように配置され得る。
【0025】 この様に変形されると、実際の指針面24は、少なくとも部分的に透明に作ら
れ、分針1及び秒針2がその上を動くが、ディスプレイはその下にある。案内ピ
ン21の代わりに、歯車Eは、その明るさ或いは色により、特別浮き出るマーキ
ング、例えば小さな円形ディスクを支え、それは二つのループカーブ31をまわ
る。そしてこの小さなディスクは、時針5のポイントをかえる。時針及び前記小
さなディスクは、指示要素である。
【0026】 歯車の専門家にとって、歯車及びそれを指示し得るアームの別の配置は、明ら
かで、発明の概念に含まれており、それによって、案内ピン21または対応する
構成部分を使用して、指示要素用のトラックとして、任意にコンコイドを形成す
る目的を果たす。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例の平面図
【図2】 案内要素の第一実施例を具備した図1の一部分
【図3】 図1における実施例を介した長手方向断面図
【図4】 案内要素の第二実施例を具備した図3による詳細図
【図5】 第二実施例の図解的長手方向断面図
【図6】 図5における実施例の図解的平面図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械、電気または電子モーターと、アナログで正確な24時間
    ディスプレイと、時間管(18)によって駆動される少なくとも一つの時間用の
    指示要素とを備える時計であり、 −時間用の指示要素(5)が、コンコイドまたはパスカル渦巻きと称される、二
    つのループで囲まれたカーブ(7、31)を周り、その各ポイントが指示要素(
    5)によって24時間に一度、確実に接触され、前記カーブ(7、31)が、外ル
    ープ(8、40)と、内ループ(9、41)と、二つのループ(8、40;9、
    41)の交差ポイントを有し、 −指示要素(5)を、前記二つのループカーブ(7、31)に沿って案内する手
    段を有し、 −指示要素(5)の角位置が、12時間と24時間における時間のゼロポイントに関
    して、既知の時計と同じである ことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 −指示要素が前記二つのループカーブ(7、31)に沿って案内される手段が、
    以下の要素、すなわち、 −少なくとも指針面(24)に直接接続され、また二つのループで囲まれたカー
    ブとして、コンコイド(10)の形で形成された溝と、 −前記コンコイド(10)に沿って移動することができ、案内ピン(21)を支
    持する案内要素(12、17)と、 −コンコイド(10)において少なくとも間接的に案内要素(12、17)を移
    動させる時間管(18)に堅く固定された、要素(11、14)と、 −案内ピン(21)によって径方向に、時間管(18)に堅く固定された要素(
    11、14)によって 方位角方向に移動させられる指示要素(13)と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 【請求項3】 −長さが可変な時間針(5)が、内部分(14)及び外部分
    (13)を備え、内部分(14)を時間管(18)に堅く接合された要素に接合
    することができ、 −時間針(5)の外部分(13)を、内部分(14)に関して径方向に摺動させ
    、それによって方位角方向に移動させることができ、 −時針(5)の外部分(13)の径方向の移動が、少なくとも間接的に、前記外
    部分(13)に関連する案内ピン(21)によって行われ、 −指示要素が、時間管(5)の外部分(13)のポイントである、 ことを特徴とする請求項2に記載の時計。
  4. 【請求項4】 案内ピン(21)を支持する案内要素が、溝形成コンコイド
    (10)における径方向の遊びにより、方位角方に移動することができる鎌形摺
    動要素(12)であり、鎌形摺動要素(12)のカーブの外半径が、溝形コンコ
    イド(10)の外面におけるカーブの最小半径よりも小さく、鎌形摺動要素(1
    2)のカーブの内半径が、溝形コンコイド(10)の内面におけるカーブの最大
    半径よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の時計。
  5. 【請求項5】 −案内ピン(21)を支持する案内要素が、案内要素(17
    )であり、少なくとも三つの歯車(26、27、28)と、指針面(24)の平
    面に対して垂直な複数の並行軸と、二つのアーム(29)と、更に支持部材(2
    5)を備え、その支持部材に三つの前記歯車(26、27、28)が装着されて
    おり、二つのアーム(29)の各々が、一つの歯車(26、28)を支持し、第
    三の歯車(27)が、二つの歯車(26、28)の間で、支持部材(25)に装
    着されること、 −歯車(26、27、28)が、コンコイド(10)のトラックの方向に、お互
    い後方に配置され、第一及び第三歯車(26、28)が、コンコイド(10)の
    内面に接触でき、中央の歯車(27)が、コンコイド(10)の外面に接触でき
    ること、 −前記三つの歯車は更に、コンコイド(10)において、カーブの最大半径の位
    置と、カーブの最小半径の位置との両方で、充分な径方向の遊びにより、案内要
    素(17)の方位角方向の移動を容易に行えるように利用できること、 −案内ピン(21)が、中央の歯車(27)の領域に配置されること、 を特徴とする請求項3に記載の時計。
  6. 【請求項6】 中央の歯車(27)と外の歯車(26、28)との間のアー
    ム(29)の少なくとも一つが、径方向に動作する可撓性バネ(30)として製
    造されることを特徴とする請求項5に記載の時計。
  7. 【請求項7】 前記二つのループカーブ(7、31)上で指示要素を案内す
    る手段が、歯車及びそれらを支持するために必要なアームを備えることを特徴と
    する請求項1に記載の時計。
  8. 【請求項8】 −前記二つのループカーブ(7、31)上で指示要素を案内
    する手段が、以下の要素すなわち、 −半径r(18)の時管(18)と同軸に配置され、指針面(24)に少なくと
    も間接的に堅く接続された半径r(A)の第一歯車(A)と、 −時管(18)に堅く固定されて、外方向へ延び、半径r(B)の第二歯車(B
    )の第一軸(36)が回転可能に装着された第一アーム(32)と、 −第一歯車(A)と同じ平面に配置され、第一歯車に噛み合う第二歯車(B)と
    、 −第二歯車(B)と同軸に設けられて配置され、且つ第一アーム(32)に堅く
    接続される、半径r(C)の第三歯車(C)と、 −同じ軸で第二歯車(B)に設けられて、ほぼ固定された第二アーム(34)と
    、 −第三歯車(C)と同じ平面に配置し、第三歯車と噛み合うように設けられる半
    径r(D1)の第四歯車と、 −第二アーム(34)に回転可能に装着される軸(36)に対して並行に延びる
    軸(33)上に固定される第四歯車(D1)と、 −軸(36)から距離d(E)はなれ、それと並行に延びて固定される軸(35
    )を支持する、第二アーム(34)と、 −前記軸(35)の周囲を回転し、軸から距離d(F)を置いて、軸と並行に配
    置された案内ピン(21)を支持するように設けられた第五歯車(E)と、 −第五歯車(E)と同じ平面に配置され、第五歯車(D2)と噛み合い、それに
    よって、同軸の第四歯車(D1)と同じ軸(33)上に固定される、半径r(D
    2)の第六歯車(D2)と、 を備え、 −以下の関係、 r(B)=2r(A) r(C)=2r(D1) r(E)=r(D2) を半径r(A)、r(B)、r(C)、r(D1)、r(D2)に利用する、 ことを特徴とする請求項7に記載の時計。
  9. 【請求項9】 −二つのループカーブ(31)の二つのループ(40、41
    )の交差ポイント(42)が、時管(18)の中心から距離(31)があり、そ
    れは、 r(A)+r(B)=d(31) であり、 −二つのループカーブ(31)の二つの各ループ(40、41)の最大径方向距
    離が、d(40)またはd(41)になり、下記の等式のように距離d(E)及
    びd(F)に関連し、 d(E) =d(F) d(40)−d(41)=4d(E) −時管(18)が外半径r(18)を有し、r(A)とr(B)とr(C)と共
    に、条件を定義する、 r(C)<r(A)+r(B)−r(18) ことを特徴とする請求項8に記載の時計。
  10. 【請求項10】 −時管(18)に堅く接合された要素が、時管と同軸に配
    置されたディスク(11)であり、 −長さ可変の時針(5)が、内部分(14)及び外部分(13)を備え、内部分
    (14)をディスク(11)に接合されることができ、 −時針(5)の外部分(13)が、内部分(14)に関して径方向に摺動するこ
    とができ、 −時針(5)の外部分(13)の径方向の動きが、案内ピン(21)によって行
    われ、案内ピンが、少なくとも間接的に前記外部分(13)と結合し、 −支持要素が、時針(5)における外部分(13)のポイントであり、 −ディスク(11)が、その下に配置する指示要素(5)を案内する構成要素を
    カバーすることができるように設計される、 ことを特徴とする請求項3または7に記載の時計。
  11. 【請求項11】 ディスク(11)が案内ピン(21)用に径方向に延びる
    スロットを有することを特徴とする請求項10に記載の時計。
  12. 【請求項12】 −案内ピン(21)における指示要素が、歯車(E)に利
    用されるマーキングであり、 −案内ピン(21)のトラックを示す二つのループカーブ(31)が、指示要素
    におけるトラックの二つのループで囲まれたカーブ(7)と同じ大きさである、
    ことを特徴とする請求項9に記載の時計。
JP2001522146A 1999-09-02 2000-09-01 時計 Expired - Lifetime JP4471548B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH160399 1999-09-02
CH1603/99 1999-09-02
PCT/CH2000/000466 WO2001018612A1 (de) 1999-09-02 2000-09-01 Uhr

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003508793A true JP2003508793A (ja) 2003-03-04
JP4471548B2 JP4471548B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=4214284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001522146A Expired - Lifetime JP4471548B2 (ja) 1999-09-02 2000-09-01 時計

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6809992B1 (ja)
EP (1) EP1125172B1 (ja)
JP (1) JP4471548B2 (ja)
CN (1) CN1154027C (ja)
AT (1) ATE448510T1 (ja)
AU (1) AU6679600A (ja)
CA (1) CA2347860A1 (ja)
DE (1) DE50015790D1 (ja)
HK (1) HK1042343B (ja)
WO (1) WO2001018612A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH697635B1 (fr) * 2003-06-23 2008-12-31 Franck Mueller Watchland S A Dispositif d'affichage analogique.
US20070121426A1 (en) * 2005-11-29 2007-05-31 Simonian Rouben A 24-hour watch or clock
CH704067B1 (fr) * 2010-11-12 2015-11-30 Hublot Sa Genève Mécanisme indicateur de repères disposés chronologiquement comprenant un organe indicateur à déplacement radial rotatif.
WO2013056303A1 (en) * 2011-10-17 2013-04-25 Zaja Tomislav Dial assembly
US10012958B1 (en) 2015-08-10 2018-07-03 Paul Antoney Gallimore Time keeping assembly with plurality of display appearances and associated systems
US9791833B1 (en) 2016-04-13 2017-10-17 Google Inc. Physical watch hands for a computerized watch
USD854944S1 (en) 2017-10-30 2019-07-30 Franklin Kemp Trigonometric display clock
US10338532B2 (en) * 2017-10-30 2019-07-02 L. Franklin KEMP Trigonometric display and method thereof
EP3798744B1 (fr) * 2019-09-25 2022-05-11 Blancpain SA Mécanisme d'affichage d'horlogerie à guidage multipistes
EP3798743B1 (fr) * 2019-09-25 2022-05-18 Blancpain SA Mécanisme d'affichage d'horlogerie à guidage multipistes

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239080A (ja) * 1986-04-11 1987-10-19 Nishihara Shokai:Kk 指針の伸縮機能をもつ時計
JPH0238989A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Seikosha Co Ltd アナログ式針装置およびこの針装置を有するアナログ時計
JPH07318664A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Shohei Mogi 変形時計

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE525062C (de) 1931-05-18 Theophil Rieder Kurvenfoermig angeordnetes 24-Stundenzifferblatt
DE8122028U1 (de) 1981-07-28 1982-01-07 Pinkall, Ulrich, 7801 Buchenbach Lemniskatenuhr
DE3305414A1 (de) 1983-02-17 1984-08-23 Klaus 5840 Schwerte Exsternbrink Elektrische oder elektronische uhr mit zifferblatt
CH681265B5 (ja) 1989-08-29 1993-08-31 Stefano Gori
DE4037657A1 (de) 1990-11-27 1992-06-04 Thomas M Kretzschmar Anzeigevorrichtung einer uhr
US5172350A (en) * 1991-01-14 1992-12-15 Alec Walen Timekeeping device
US5696740A (en) * 1996-06-12 1997-12-09 Inabinet; Lawrence E. Timepiece for converting between military and civilian time
DE19641885A1 (de) 1996-10-10 1998-05-20 Dirk Hillgruber Anzeigevorrichtung
DE29903950U1 (de) 1999-03-04 1999-05-27 Langer, Horst, Prof. Dr.-Ing., 33178 Borchen Nichtlinear anzeigende Uhr mit Zykloidengetriebe
DE29904451U1 (de) 1999-03-11 1999-07-29 Langer, Horst, Prof. Dr.-Ing., 33178 Borchen Nichtlinear anzeigende Uhr mit Viergelenk-Koppelkurven

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239080A (ja) * 1986-04-11 1987-10-19 Nishihara Shokai:Kk 指針の伸縮機能をもつ時計
JPH0238989A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Seikosha Co Ltd アナログ式針装置およびこの針装置を有するアナログ時計
JPH07318664A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Shohei Mogi 変形時計

Also Published As

Publication number Publication date
EP1125172A1 (de) 2001-08-22
AU6679600A (en) 2001-04-10
EP1125172B1 (de) 2009-11-11
HK1042343A1 (en) 2002-08-09
CA2347860A1 (en) 2001-03-15
ATE448510T1 (de) 2009-11-15
WO2001018612A1 (de) 2001-03-15
HK1042343B (zh) 2005-03-24
US6809992B1 (en) 2004-10-26
CN1154027C (zh) 2004-06-16
DE50015790D1 (de) 2009-12-24
CN1335947A (zh) 2002-02-13
JP4471548B2 (ja) 2010-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5871811B2 (ja) 時計用の文字板モジュールおよび文字板モジュールを備えた時計
CN1719351B (zh) 尤其用于手表的显示月亮图像周期的方法和装置
US9075392B2 (en) Flexible resilient hand
JP2013513115A5 (ja)
US11860577B2 (en) Variable-geometry timepiece display mechanism with resilient hand
JPH02183195A (ja) 天文時計及び該天文時計に用いる円盤
CN1137414C (zh) 包含动力储备指示装置的机械时计
JP2003508793A (ja) 時 計
JP4410024B2 (ja) 時計向けの月齢位相表示デバイス
JP7251272B2 (ja) 月齢表示時計
CN212749544U (zh) 一种读数显示装置
EP0354194B1 (en) A timepiece with an eccentric display module
CN217606247U (zh) 一种用于手表机芯的传动机构和手表
CN214375862U (zh) 转轴式显示时间的机构及手表
CN219302883U (zh) 一种手表时针读数结构及具有该结构的表盘
JP2515219B2 (ja) 時計の時、分表示装置
CN112925187A (zh) 转轴式显示时间的机构及手表
JP7430123B2 (ja) 時計用ムーブメントおよび時計
EP3537227B1 (en) Timepiece device for the display of the duration of day and night
CN106557011B (zh) 具有高不平衡性的钟表显示装置
JPH05126965A (ja) 季節の関数として地球の昼地帯を表示する時計
CN111983915A (zh) 一种读数显示装置
WO2013056303A1 (en) Dial assembly
CN112684691A (zh) 钟表用机芯和钟表
GB2308206A (en) Clock face

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080723

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081023

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081030

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081125

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090708

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091008

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091016

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091109

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091116

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091208

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100302

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150