JP2003508645A - ポリカルボキシレートポリマーと尿素から誘導された化合物とを含む布帛ケア組成物 - Google Patents

ポリカルボキシレートポリマーと尿素から誘導された化合物とを含む布帛ケア組成物

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Abstract

(57)【要約】 吸湿、芳香物質付着、汚れ除去、アイロンがけ前のしわの低減及びアイロンがけ後のより良好な外観に関する改良された利益を、処理される布帛に提供することに伴う布帛の清浄化または柔軟化のために、洗濯機の洗浄または濯ぎサイクルにおいて使用するための水性布帛ケア組成物であって:(a)ヒドラジンから誘導されたものではなく、陰イオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び陽イオン界面活性剤からなる群から選択される、約0.1〜約30重量%の界面活性剤と;(b)約0.1〜約5重量%の(i)ポリカルボン酸から得られたポリマー及び(ii)尿素から誘導された化合物と;(c)残りとして水及びアジュバントと;を含む組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、処理される布帛(即ち、織物、編み物生地及び布など)に改良され
た利益を提供する、洗浄または濯ぎ浴中で使用するための水性布帛ケア組成物に
関する。より詳細には、本発明は、ポリカルボキシレートポリマーと尿素から誘
導された化合物とを含む布帛ケア組成物に関し、本組成物は、吸湿、芳香物質付
着、汚れ除去、アイロンがけ前のしわの低減及びアイロンがけ後のより良好な外
観に関する改良された利益を、処理される布帛に与える。
【0002】 発明の背景 自動洗濯機の洗浄サイクル若しくは濯ぎサイクルにおいてまたは水性洗浄/濯
ぎ浴中で、柔軟化を提供する布帛ケア組成物は、従来技術において周知である。
こうした布帛ケア組成物は、処理される布帛に非常に良好な柔軟化特性を提供す
るものと一般に認められているが、吸湿、芳香物質付着及びアイロンがけ前の布
帛のしわ等の特性に関して、処理される布帛に悪影響を及ぼすという点で特定の
欠点を有する。
【0003】 デンプン及びデンプン溶液は、様々な市販の洗濯用布帛ケア組成物を使用して
既に洗浄/濯ぎをした布帛のアイロンがけの最中に、この布帛からしわを除去す
る助けとなることが周知の組成物である。しかしながら、このようなデンプン溶
液の使用は、市販の布帛柔軟化組成物の使用に伴う上述の欠点を解決しない。
【0004】 ポリアクリレート型ポリマーは、様々な利益を得るために洗剤中に取り入れら
れてきた。一般的にポリアクリレート型ポリマーは、洗浄水中への汚れの分散性
の増大が理由となって、また、このようなポリマー固有のビルダー特性が理由と
なって、洗剤における清浄化の利益を提供する。こうした型のポリマーは一般に
、布帛表面に付着しない。
【0005】 布帛の防しわ性及び防しみ性(stain resistance)を改良するための努力にお
いて、米国特許第5,879,749号は、例えばポリアクリル酸から誘導された多官能
分子を尿素誘導化合物(urea-derived compound)と組み合わせて含む布帛処理
組成物の使用を説明している。布帛のアイロンプレス処理またはアイロンがけの
最中に、尿素誘導化合物は多官能分子を架橋し、それによって布帛に防しわ性を
提供すると言われている。
【0006】 洗浄液から布帛表面の上に付着することが周知のポリマーのクラスは、汚れ放
出ポリマー(soil release polymer)と呼ばれる。こうしたポリマーは、一般的
にポリエチレンテレフタレート/ポリオキシエチレンテレフタレートポリマーで
あり、布帛表面に、優先的にポリエステル布帛表面に付着する。こうしたものは
表面をより親水性にするように働くので、油性の汚れをより容易に除去できる。
しかしながら、このようなポリマーの利益は汚れ放出に限定され、しかもこの利
益は主にポリエステル含有布帛に限定されている。
【0007】 布帛柔軟剤組成物中にポリカルボキシレートを使用することは周知である。米
国特許第4,043,965号、同第3,993,830号、同第3,821,147号、コルゲート・パー
モリブ(Colgate-Palmolive)に譲渡、は、汚れ放出の利益を提供するための、
ポリアクリレートポリマーを含む柔軟剤組成物を説明している。説明されている
組成物をpH3未満で維持することで、濯ぎ浴に加えた際にポリマーを不溶性にし
、布帛表面に付着させる。
【0008】 従って、従来技術において、ポリアクリレートに基づく材料を、洗浄または濯
ぎ液から布帛表面の上に広範囲のpHにわたって付着させることで、洗浄力と無関
係に、処理される布帛に広く様々なかなりの布帛ケアの利益を提供できるという
ことは認識されていない。
【0009】 発明の要約 本発明は、吸湿、芳香物質付着、汚れ除去、アイロンがけ前のしわの低減及び
アイロンがけ後のより良好な外観に関する改良された利益を、処理される布帛に
提供することに伴う布帛の清浄化または柔軟化のために、洗濯機の洗浄または濯
ぎサイクルにおいて使用するための水性布帛ケア組成物であって: (a)ヒドラジンから誘導されたものではなく、陰イオン界面活性剤、非イオ
ン性界面活性剤及び陽イオン界面活性剤からなる群から選択される、約0.1〜
約30重量%の界面活性剤と; (b)約0.1〜約5重量%の(i)ポリカルボン酸から得られたポリマー及
び(ii)尿素から誘導された化合物と; (c)残りとして水及びアジュバントと;を含む組成物を提供する。
【0010】 本発明は、水性洗浄浴または濯ぎ浴中で本発明の布帛ケア組成物を使用するこ
とで、有効な量のポリマーと尿素誘導化合物とが布帛表面に付着することを可能
にし、それによって、処理される布帛に上述の布帛ケアの利益を提供するという
発見に基づく。ポリアクリル酸ポリマーを含むが界面活性剤が存在しない布帛処
理溶液を、ポンプまたはエアロゾルスプレーを用いて噴霧することで布帛に直接
に施用することを例示している従来技術とは異なり、本組成物は、洗濯機の洗浄
サイクルまたは濯ぎサイクルにおいて布帛表面への付着を達成することができる
。本出願人らは、作動のいかなる理論によっても束縛されることを望むものでは
ないが、本発明の組成物中に界面活性剤が存在することは、二重の目的に役立つ
と考えられている。すなわち、これは、洗浄または濯ぎ浴から布帛の上へのポリ
マーの付着を促進し;これは、従来の布帛処理組成物を使用した場合、これまで
提供も理解もされていなかった、改良された布帛ケアの利益を提供する。
【0011】 布帛をアイロンがけする前は、尿素誘導化合物は架橋をしないが(架橋反応は
熱により活性化される)、ポリマー/尿素誘導化合物組成物はそれにもかかわら
ず、アイロンがけ前の布帛のしわの低減を提供できると考えられている。しわの
低減は、セルロース繊維内水素結合と対立するものとして、ポリマー/尿素誘導
化合物組成物と木綿布帛のセルロース繊維との間の優先的な水素結合が理由であ
るという仮説が立てられている。洗浄/濯ぎの最中の布帛の幾何構造の歪みに続
くセルロース繊維内水素結合は、しわ形成のための機構の一部である。本発明の
使用によってセルロース繊維内水素結合のレベルを低減することで、乾燥するに
つれて布帛に残るしわの数はかなり低減する。
【0012】 最後に、布帛のアイロンがけの最中に、尿素誘導化合物が活性化する。尿素誘
導化合物は次にポリマー鎖同士を結合させ、布帛表面に堅い膜を形成する。これ
は、布帛を、アイロンがけによって強制された形状に有効に保つと考えられてい
る。
【0013】 発明の詳細な説明 本発明にとって有用なポリマーは、ポリカルボン酸から得られる。これは、適
切な不飽和モノマーを、好ましくはその酸形態で重合または共重合することで製
造できる。重合して適切なポリマーを形成できる不飽和モノマー酸としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イ
タコン酸、アコニット酸、メサコン酸、シトラコン酸及びメチレンマロン酸が挙
げられるがこれらに限定されるものではない。
【0014】 特に適切な高分子ポリカルボキシレートは、アクリル酸から得られる。本明細
書において有用な、このようなアクリル酸に基づくポリマーは、重合したアクリ
ル酸の水溶性塩である。酸形態のこのようなポリマーの平均分子量は、好ましく
は2,000〜10,000、より好ましくは4,000〜7,000、最も好
ましくは4,000〜5,000の範囲にわたる。このようなアクリル酸ポリマ
ーの水溶性塩としては例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩及び置換アンモ
ニウム塩が挙げられる。こうした型の可溶性ポリマーは周知の材料である。
【0015】 アクリル酸/マレイン酸に基づくコポリマーも使用してよい。このような材料
としては、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマーの水溶性塩が挙げられる。酸
形態のこのようなコポリマーの平均分子量は、好ましくは2,000〜100,
000、より好ましくは5,000〜75,000、最も好ましくは7,000
〜65,000の範囲にわたる。このようなコポリマー中のアクリレート対マレ
エートのセグメントの比は、一般に30:1〜1:1、より好ましくは10:1
〜2:1の範囲にわたる。このようなアクリル酸/マレイン酸コポリマーの水溶
性塩としては例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩及び置換アンモニウム塩
が挙げられる。こうした型の可溶性アクリレート/マレエートコポリマーは周知
の材料であり、1986年9月3日に公開されたEP 193,360に説明されている。
【0016】 本発明の化合物は尿素から誘導される。本明細書において使用するために好ま
しい化合物は尿素から誘導され、少なくとも2個のヒドロキシル基を含む。ヒド
ロキシアルキル尿素(HAU)の例えばN,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)
尿素は特に好ましい。模範的なHAU化合物としては、N,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)尿素、テトラキス(2−ヒドロキシエチル)尿素、トリス(2−
ヒドロキシエチル)尿素、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素、N,
N’−ビス(3−ヒドロキシプロピル)尿素、N,N’−ビス(4−ヒドロキシ
ブチル)尿素及び2−尿素−2−エチル−1,3−プロパンジオールが挙げられ
るがこれらに限定されるものではない。
【0017】 本発明の組成物を、自動洗濯機の洗浄サイクル若しくは濯ぎサイクルにおいて
または手洗いの最中に水性洗浄浴若しくは濯ぎ浴中で使用できる。 濯ぎ浴中でまたは洗濯機の濯ぎサイクルにおいて使用される場合、本組成物は
陽イオン界面活性剤布帛柔軟剤を含み、ヒドラジン誘導体を含まない。
【0018】 本発明の組成物において有用な布帛柔軟化化合物は、布帛のコンディショニン
グに適した布帛直接(fabric substantive)第四級アンモニウム化合物またはア
ミン化合物である。
【0019】 好ましい柔軟化化合物は、式II:
【0020】
【化1】 [式中、各R4は独立して、8〜22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基
を表し;R5は、(CH2S−R7を表し、ここでR7は、8〜22個の炭素原子
を含むアルコキシカルボニル基、ベンジル、フェニル、(C1〜C4)−アルキル
置換フェニル、OHまたはHを表し;R6は、(CH2t8を表し、ここでR8
は、ベンジル、フェニル、(C1〜C4)アルキル置換フェニル、OHまたはHを
表し;q、r、s及びtは各々独立して、1〜3の数を表し;xは原子価aの陰
イオンである。] の生物分解性脂肪エステル第四級アンモニウム化合物である。
【0021】 脂肪エステル第四級化合物は好ましくはジエステル化合物であり、すなわち、
7は、ベンジル、フェニル、C1〜C4アルキルで置換したフェニル、ヒドロキ
シル(OH)または水素(H)を表す。最も好ましくはR7はOHまたはH、特
に好ましくはOHを表し、例えばR5はヒドロキシエチルである。
【0022】 q、r及びsは各々独立して、1〜3の数を表す。 Xは、原子価aの対イオンを表す。例えば、ジエステル4級化合物種(quat)
は、式:
【0023】
【化2】 [式中、各R4は、例えば、硬質または軟質獣脂、ココ、ステアリル、オレイ
ル、及びその他同様なものに由来してよい。] の化合物としてよい。このような化合物は市販されており、例えば、日本の花王
株式会社製のテトラニルAT1−75(Tetranyl AT1-75)であって、これはジ
獣脂エステルトリエタノールアミン第四級アンモニウムメチルスルフェートであ
る。テトラニルAT1−75は、約25%の硬質獣脂と約75%の軟質獣脂との
混合物を基にしている。第2の例は、ハイポイント・ケミカル・コーポレーショ
ン(High Point Chemical Corporation)製のハイポケムX−89107(Hipoc
hem X-89107)であると思われる。
【0024】 別の好ましい布帛柔軟化化合物は、式(III):
【0025】
【化3】 [式中、R1及びR2は独立して、C12〜C30脂肪族炭化水素基を表し、R3
、(CH2CH2O)pH、CH3またはHを表し;TはNHを表し;nは1〜5の
整数であり、mは1〜5の整数であり、p=1〜10である。] の無機または有機酸塩であるアミド(またはエステル)第三級アミンである。
【0026】 式(III)中のR3は、(CH2CH2O)pH、CH3、若しくはH、または
これらの混合物を表す。R3が好ましい(CH2CH2O)pH基を表す場合、pは
平均エトキシル化度を表す正数であり、好ましくは1〜10、特に1.4〜6、
より好ましくは約1.5〜4、最も好ましくは1.5〜3.0である。n及びm
は1〜5の整数であり、好ましくは1〜3、特に2である。R3が好ましい(C
2CH2O)pH基を表すような式(III)の化合物を、本明細書において一
般的にエトキシル化アミドアミン類(T=NHの場合)またはエトキシル化エス
テルアミン類(T=Oの場合)と呼び、“ヒドロキシエチル”という用語も、(
CH2CH2O)pH基を説明するために使用する。
【0027】 最も特に好ましいのは、ウィトコ・ケミカル・カンパニー(Witco Chemical C
ompany)から入手可能な、バリソフト512(Varisoft 512)(濃度90%、有
機溶媒は10%)、またはバリソフト511(有効成分濃度約100%)という
商品名で市販されている式(III)の化合物であり、これは、以下の式:
【0028】
【化4】 のビス(獣脂−アミドエチル)−ヒドロキシエチルアミンである。
【0029】 非中和(非プロトン化)形態では、脂肪アミドまたは脂肪エステル第三級アミ
ン化合物は、ほとんどまたは全く水中に分散できない。従って、本発明において
は、アミドアミンまたはエステルアミン化合物のアミン官能基を、解離可能な酸
によって与えられるプロトンによって少なくとも部分的に中和し、こうした酸は
、無機の例えば、HCl、H2SO4、HNO3等、または有機の例えば酢酸、プ
ロピオン酸、乳酸、クエン酸、グリコール酸、トルエンスルホン酸、マレイン酸
、フマル酸、及びその他同様なものとしてよい。こうした酸の混合物も使用して
よく、アミン官能基を中和できる任意の他の酸でもよい。酸で中和された化合物
は可逆的な錯体を形成すると、すなわち、アミン官能基とプロトンとの間の結合
はアルカリ性のpH条件下で消失すると考えられている。これは、四級化基は正に
帯電したアミンの窒素と共有結合しており、本質的にpHに依存しないような、例
えばメチル基を用いた四級化とは異なる。
【0030】 使用する酸の量は、酸の“強度”によって決まる。すなわち、HCl及びH2
SO4等の強酸は水中で完全に解離し、従って多量の遊離のプロトン(H+)を提
供するが、一方、クエン酸、グリコール酸、乳酸、及び他の有機酸等のより弱い
酸は、完全に解離するわけではなく、従って同じ中和効果を実現するためにより
高い濃度を必要とする。しかしながら一般に、アミンの完全なプロトン化を実現
するために必要な酸の量は、組成物のpHを強く酸性にした場合に、すなわち約1
.5〜4にした場合に実現される。HCl及びグリコール酸が好ましく、HCl
が特に好ましい。
【0031】 さらに、中和するために使用する酸の量は、酸対布帛柔軟剤の脂肪アミドまた
はエステル第三級アミンの全量のモル比として少なくとも0.5:1、最高約1
:1までを提供するために十分なものとするべきである。しかしながら有機カル
ボン酸の場合、モル過剰の中和用酸を使用することが好ましい。有機カルボン酸
対式(III)の化合物のモル比として最高約6:1まで、例えば1.5:1〜
6:1、例として2:1、3:1または4:1は、安定性及び/または柔軟化性
能という点で有利であることが見い出された。モル過剰のグリコール酸の使用は
特に好ましい。
【0032】 本明細書において使用するための別の好ましいクラスの布帛柔軟化化合物は、
アルキル第四級アミン類として周知の化合物のクラスであり、これは当業者によ
って一般に“4級化合物種(quats)”と呼ばれる。当業者には周知の他の柔軟
化化合物も、本発明のために本布帛ケア組成物中に含ませてよい。
【0033】 本布帛柔軟化組成物中に使用する乳化剤は、組成物を安定化し、相分離を防ぐ
ことが要求される。このために有用な脂肪族アルコールエトキシラートは、高級
脂肪族アルコールのエチレンオキシド縮合物に該当し、高級脂肪族アルコールは
、約9〜15個の炭素原子を有し、1モル当りのエチレンオキシド基の数が約1
0〜30である。本明細書において使用するために好ましい脂肪族アルコールエ
トキシラートにおいては、アルキル鎖長は炭素原子約13〜15個の範囲にわた
り、1モル当りのエチレン基の数は約15〜20の範囲にわたる。本明細書にお
いて使用するために特に好ましいのは、ICIケミカルズ(ICI Chemicals)が
製造するシンペロニックA20(Synperonic A20)であり、このような非イオン
性界面活性剤は、アルコール1モル当り20モルのエチレンオキシドを有しかつ
HLB8.25を有するエトキシル化C13〜C15脂肪族アルコールである。
【0034】 洗浄浴中でまたは洗濯機の洗浄サイクルにおいて使用される場合、本組成物は
陰イオン及び/または非イオン性界面活性剤を含む。 本発明において有用な陰イオン界面活性化合物の中には、その分子構造内に、
約8〜26個の炭素原子、好ましくは約10〜18個の炭素原子を含む有機疎水
基と、水溶性洗剤を形成するためにスルホネート、スルフェート、カルボキシレ
ート、ホスホネート及びホスフェートの群から選択される少なくとも1つの水溶
性化(water-solubilizing)基とを含む界面活性化合物がある。
【0035】 適切な陰イオン洗剤の例としては、約8〜20個の炭素原子、好ましくは10
〜18個の炭素原子を含む高級脂肪酸の水溶性塩(例えば、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩及びアルカノール−アンモニウム塩)または樹脂塩等の
セッケンが挙げられる。特に有用なのは、ヤシ油及び獣脂に由来する脂肪酸混合
物のナトリウム塩及びカリウム塩の例えば、ナトリウムココナッツセッケン及び
カリウム獣脂セッケンである。
【0036】 陰イオンクラスの洗剤はまた、約8〜26個、好ましくは約12〜22個の炭
素原子を含む脂肪族、好ましくはアルキルラジカルを有する水溶性スルフェート
化及びスルホン化洗剤も含む。スルホン化陰イオン洗剤の例は、高級アルキル芳
香族スルホネートの例えば直鎖または分枝鎖の高級アルキル基中に約10〜16
個の炭素原子を含む高級アルキルベンゼンスルホネート、例として高級アルキル
ベンゼンスルホネート、高級アルキルトルエンスルホネート及び高級アルキルフ
ェノールスルホネートのナトリウム塩、カリウム塩及びアンモニウム塩である。
【0037】 他の適切な陰イオン洗剤は、長鎖アルケンスルホネート、長鎖ヒドロキシアル
カンスルホネートまたはアルケンスルホネートとヒドロキシアルカンスルホネー
トとの混合物を含むオレフィンスルホネートである。オレフィンスルホネート洗
剤は従来の方法で、SO3と、式:RCH=CHR1[式中、Rは、約6〜23個
の炭素を有する高級アルキル基であり、R1は、約1〜17個の炭素原子を含む
アルキル基または水素である。]を有し、約8〜25個、好ましくは約12〜2
1個の炭素原子を含む長鎖オレフィンとの反応によってスルホンとアルケンスル
ホン酸との混合物を形成し、これを次に処理して、スルトンをスルホネートに転
換することによって製造される。スルフェートまたはスルホネート洗剤の他の例
は、約10〜20個の炭素原子、好ましくは約15〜20個の炭素原子を含むパ
ラフィンスルホネートである。主パラフィンスルホネートは、長鎖αオレフィン
と重亜硫酸塩とを反応させることで製造される。
【0038】 他の適切な陰イオン洗剤は、式:RO(C24O)mSO3M[式中、Rは10
〜18個の炭素原子を有する脂肪アルキルであり、mは2〜6であり(好ましく
はRの炭素原子数の約1/5〜1/2の値を有する)、Mは例えばアルカリ金属
、アンモニウム、低級アルキルアミノまたは低級アルカノールアミノ等の可溶化
塩形成陽イオンである。]のスルフェート化エトキシル化高級脂肪族アルコール
、または、高級アルキルが10〜15個の炭素原子を有するような高級アルキル
ベンゼンスルホネートである。ポリエトキシル化高級アルカノールスルフェート
中のエチレンオキシドの割合は、好ましくは陰イオン洗剤1モル当りエチレンオ
キシド基2〜5モルであり、特に高級アルカノールが11〜15個の炭素原子を
有する場合には、3モルが最も好ましい。好ましいポリエトキシル化アルコール
スルフェート洗剤は、シェル・ケミカル・カンパニー(Shell Chemical Company
)によってネオドール25−3S(Neodol 25-3S)として販売されている。
【0039】 最大に好ましい水溶性陰イオン洗剤化合物は、高級アルキルベンゼンスルホネ
ート、オレフィンスルホネート及び高級アルキルスルフェートのアンモニウム塩
及び置換アンモニウム(例えば、モノ−、ジ−、及びトリ−エタノールアミン)
塩、アルカリ金属(例えば、ナトリウム及びカリウム)塩並びにアルカリ土類金
属(例えば、カルシウム及びマグネシウム)塩である。上記の陰イオン化合物の
中で最も好ましいのは、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LABS
)、特にアルキル基が12または13個の炭素原子を有する直鎖アルキルラジカ
ルであるものである。
【0040】 任意の適切な非イオン性洗剤化合物を界面活性剤として本組成物中に使用して
よく、その多くが、Detergents and Emulsifiers, by John W. McCutcheonの様
々な年報に説明されている。このような出版物は、米国で販売されている市販の
非イオン性洗剤の化学式及び商品名、並びに、本組成物中に用いることができる
上述の洗剤の実質的に全てを与える。しかしながら、上述の非イオン性洗剤は、
エチレンオキシドと高級脂肪族アルコール(しかし、高級脂肪族アルコールの代
わりに、高級脂肪酸及びアルキル[オクチル、ノニル及びイソオクチル]フェノ
ールも用いてよい)との縮合物であることが非常に好ましい。このようなアルコ
ールの及び得られた縮合物の高級脂肪部分(例えばアルキル)は、通常直鎖であ
り、10〜18個の炭素原子を有し、好ましくは10〜16個の炭素原子を有し
、より好ましくは12〜15個の炭素原子を有し、時には最も好ましくは12〜
14個の炭素原子を有する。このような脂肪族アルコールは通常混合物としての
み市販されているので、与えられる炭素原子数は必然的に平均値であるが、場合
によってはこの炭素原子数の範囲は、用いるアルコール及び対応するアルキルの
実際の限界であるかもしれない。
【0041】 非イオン性洗剤のエチレンオキシド(EtO)含量は通常、高級脂肪族アルコ
ール1モル当りEtO3〜15モルの範囲内であるが、20モルものEtOが存
在することもある。このようなEtO含量は、高級脂肪族アルコール1モル当り
(及び非イオン性洗剤1モル当り)好ましくは3〜10モル、より好ましくは6
〜7モル、例えば6.5または7モルである。高級脂肪族アルコールの場合のよ
うに、与えられるポリエトキシラートの限界は、縮合物中に存在するEtO基の
数の平均値に対する限界でもある。適切な非イオン性洗剤の例としては、ネオド
ール(Neodol(登録商標))という商標でシェル・ケミカル・カンパニーが販売
するもの(ネオドール25−7、ネオドール23−6.5及びネオドール25−
3を含む)が挙げられる。
【0042】 他の有用な非イオン性洗剤化合物としては、従来技術において周知でありまた
詳細に説明されている、アルキルポリグリコシド及びアルキルポリサッカリド界
面活性剤が挙げられる。
【0043】 本明細書において使用するために好ましいアルキルポリサッカリド類は、式:
【0044】
【化5】 [式中、Zはグルコースに由来し、Rは、アルキル、アルキルフェニル、ヒド
ロキシアルキルフェニル、及びこれらの混合物からなる群から選択される疎水基
であり、ここで、前記アルキル基は、約10〜18個、好ましくは約12〜約1
4個の炭素原子を含み;nは2または3、好ましくは2であり;rは0〜10、
好ましくは0であり;xは1.5〜8、好ましくは1.5〜4、最も好ましくは
1.6〜2.7である。] を有するアルキルポリグルコシド類である。こうした化合物を製造するためには
、長鎖アルコール(R2OH[式中、R2は約C10〜C18のアルキル基である。]
)とグルコースとを酸触媒の存在下で反応させることで、所望のグルコシドを形
成することができる。他に、アルキルポリグルコシド類は2工程手順で製造でき
、この手順においては、短鎖アルコール(R1OH[式中、R1は1〜6個の炭素
原子を有するアルキルである。])とグルコースまたはポリグルコシド(x=2
〜4)とを反応させて、短鎖アルキルグルコシド(x=1〜4)を与え、これを
次々により長鎖のアルコール(R2OH)と反応させて、短鎖アルコールと置き
換え、所望のアルキルポリグルコシドを得る。この2工程手順を使用する場合、
最終アルキルポリグルコシド材料の短鎖アルキルグルコシド含量は、アルキルポ
リグルコシドの50%未満、好ましくは10%未満、より好ましくは約5%未満
、最も好ましくは0%とするべきである。実施例1 ポリマー含有液体洗剤に関するアイロンがけ後のしわの低減 この実施例の目的は、自動洗濯機の洗浄サイクルにおいて使用された場合の本
発明の布帛ケア組成物を含む重質液体洗剤に関する、アイロンがけ後のしわの低
減及び改良された防しわ性の利益を証明することだった。以下の組成物を表1に
示すように製造した。試料1及び3は比較組成物であり、試料2及び4は本発明
による組成物である。
【0045】
【表1】 *ポリマー/尿素誘導化合物組成物は、平均分子量4,500〜5,000を有
する16.7gのアルコスパース602N(Alcosperse 602N)ポリ(アクリル酸
)(アルコ・ケミカル・カンパニー、チャタヌーガ、TN(Alco Chemical Comp
any, Chattanooga, TN)から入手可能である)(45%活性)及び1.0gのジ
ヒドロキシエチル尿素(85%活性)で構成された。混合物を、溶液が形成され
るまで一緒に撹拌した。これは50%活性の溶液である。
【0046】 各試料につき、10枚の10インチ×10インチ木綿パーケール見本片を、1
7ガロンのトップローディング洗濯機で、高温洗浄用の設定で、80gの米国の
市販の超濃縮重質洗剤粉末を用いて洗浄することで準備した。洗浄サイクル終了
後、見本片を電気衣類乾燥機中で乾燥させ、保管するために平らに置いた。
【0047】 見本片を4lbの衣類のバラスト負荷に加え、全負荷を、17ガロンのトップロ
ーディング洗濯機で洗浄した。負荷を、高温設定(〜120°F)、硬度100p
pm、10分間の洗浄サイクルで、120gの洗剤を使用して洗浄した。濯ぎサイ
クルには何も加えなかった。洗浄サイクルを合計2サイクル繰り返し、各サイク
ルの5枚の見本片を干して乾燥し(line dried)、5枚を乾燥機で乾燥した。一
晩乾燥した後、見本片を保管するために平らに置いた。木綿の設定でスチームを
使用して各々〜30秒、見本片にアイロンがけした。アイロンがけの後に、見本
片を、10名で構成されるパネルによって目視で比較して、どちらがしわがより
少ないか決定した。パネルは制御された照明条件下で行った。結果を表2に列記
する。
【0048】
【表2】 試験した両方のタイプのHDL配合(HDL formula)に関して表2に示すよう
に、本発明の組成物(試料2及び4)で洗浄した見本片本は、比較組成物(試料
1及び3)で洗浄した見本片よりもアイロンがけ後のしわがかなり少ないことが
示された。実施例2 ポリマー含有布帛柔軟剤に関するアイロンがけ後のしわの低減 この実施例の目的は、洗濯機の濯ぎサイクルにおいて使用するために陽イオン
布帛柔軟剤を含む本発明の布帛ケア組成物に関する、アイロンがけ後のしわの低
減及び改良された防しわ性の利益を証明することだった。以下の組成物を表3に
示すように製造した。試料5は比較組成物であり、試料6は本発明の組成物であ
る。
【0049】
【表3】 *ポリマー/尿素誘導化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じで
ある。
【0050】 各試料につき、20枚の10インチ×10インチ木綿パーケール見本片を、1
7ガロンのトップローディング洗濯機で、高温洗浄用の設定で、80gの米国の
タイドSCHDD(Tide SCHDD)を用いて洗浄することで準備した。洗浄サイク
ル終了後、見本片を電気衣類乾燥機中で乾燥させ、保管するために平らに置いた
【0051】 見本片を17ガロンのトップローディング洗濯機で洗浄した。負荷を、高温設
定(〜120°F)、硬度100ppm、10分間の洗浄サイクルで、62gの市販
のリン酸塩配合陰イオン性粉末洗剤を使用して洗浄した。110mLの柔軟剤製品
を濯ぎサイクルに加えた。各サイクルの5枚の見本片を干して乾燥し、5枚を乾
燥機で乾燥した。一晩乾燥した後、見本片を保管するために平らに置いた。木綿
の設定でスチームを使用して各々〜30秒、見本片にアイロンがけした。アイロ
ンがけの後に、見本片を、20名で構成されるパネルによって目視で比較して、
どちらがしわがより少ないか決定した。パネルは制御された照明条件下で行った
。結果を表4に列記する。
【0052】
【表4】 表4に示すように、洗剤+本発明の組成物を有する柔軟剤(試料6)で洗浄し
た見本片は、比較組成物(試料5)で洗浄したものよりもアイロンがけがより容
易/しわがより少ないとしてパネルのメンバーによって選択された。実施例3 アイロンがけ前のしわの低減 布帛柔軟化組成物を、表5に示すように配合した。試料7、9及び10は比較
組成物であり、試料8は本発明の布帛ケア組成物である。
【0053】
【表5】 *ポリマー/尿素誘導化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じで
ある。
【0054】 各試料につき、1枚の婦人用の木綿100%の白色ブラウス(ランズエンド)
を、17ガロンのトップローディング洗濯機で、55℃で80gの米国の市販の
SCHDD粉末を用いて洗浄することで準備し、次に電気衣類乾燥機中で乾燥さ
せた。
【0055】 各試料につき、ブラウスを、10分間の洗浄サイクル、17ガロンのトップロ
ーディング洗濯機で、120°Fの水を用い、62gの上述のSCHDD粉末を使
用して4lbのバラストと共に洗浄した。過剰の泡を除去するため、2回の濯ぎを
負荷に対して行った。柔軟剤組成物(85mL)を2回目の濯ぎに加え、濯ぎサイ
クルは2分間(洗濯機のサイクル)だった。品物を次に洗浄から除去し、同じ製
品を使用して洗浄/濯ぎサイクルを繰り返した。第2のサイクルの後、一晩品物
を干して乾燥した。目視評価の前にブラウスを掛けて吊るした。
【0056】 ブラウスを、“どちらがしわがより少なく見えるか?”という質問に答える形
の対比較で、10名で構成されるパネルによって個別に比較した。結果を表6に
示す。
【0057】
【表6】 表6に示すように、ポリアクリレートまたはターポリマーを含む比較組成物(
試料9及び10)で洗浄した衣類は、ポリマーを含まない比較組成物(試料7)
に対してしわの低減を示さなかった。ポリマー/尿素誘導化合物組成物を含む本
発明の組成物(試料8)で洗浄した衣類は、3つの比較組成物の全てに対して有
意なしわの低減を示した。実施例4 改良された水分移動特性 濯ぎサイクルにおいて使用するための布帛ケア組成物を、表7に示すように用
意した。試料11は比較組成物であり、試料12は本発明による組成物である。
【0058】
【表7】 *ポリマー/尿素誘導化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じで
ある。
【0059】 10枚の10インチ×10インチ木綿パーケール見本片を、トレーサーとして
、各試料につき4lbの様々な衣類のバラスト負荷に含めた。洗濯用負荷を、17
ガロンのトップローディング洗濯機で、温水中、80gの市販の洗剤を用いて洗
浄した。85mLの柔軟剤組成物を、2分間の濯ぎ(洗濯機の濯ぎサイクル時間)
の濯ぎサイクルに加えた。負荷を、洗浄/濯ぎサイクルの間に電気衣類乾燥機中
で乾燥させた。負荷に、多数のサイクルによって洗浄/濯ぎ/乾燥を行った。
【0060】 布帛における水分移動を試験するために、木綿パーケールトレーサーをアルミ
ニウムホイル表面に平らに置き、1滴の青色に着色された水が表面に広がって吸
着されるのに必要とする時間を測定した。各試料につき10回反復して測定した
。結果は表8に示す通りである。
【0061】
【表8】 表8に示すように、わずか10サイクル後に、本発明の組成物(試料12)で
洗浄した見本片は、対照(試料11)と比較すると、かなり改良された水分移動
を証明した。実施例5 濯ぎサイクルにおけるポリマー/尿素誘導化合物組成物単独の効果 この実施例の目的は、布帛を浸漬する水性洗浄/濯ぎ浴中に希釈し、界面活性
剤が存在しない状態でポリマー/尿素誘導化合物組成物を使用することで(比較
組成物)、何らかの利益が提供されるかどうかを決定することだった。組成物を
表9に示すように用意した。
【0062】
【表9】 *ポリマー/尿素誘導化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じで
ある。
【0063】 試料毎に10枚の10インチ×10インチ木綿パーケール見本片を、55℃の
水中、90gの米国の市販のSCHDD粉末を用い、17ガロンのトップローデ
ィング洗濯機で洗浄することで準備した。見本片を乾燥機で乾燥し、使用前に平
らに置いた。
【0064】 見本片を次に、17ガロンのトップローディング洗濯機で、120°Fで10
分間洗浄した。62gのSCHDD粉末を洗剤として使用した。見本片を予備濯
ぎして、過剰の洗剤を除去した。2回目の濯ぎにおいて、110mLの試料組成物
を加えた。濯ぎサイクルは2分間(洗濯機のサイクル時間)だった。洗浄/濯ぎ
サイクル終了後、洗浄/濯ぎサイクルを繰り返した。第2のサイクルの後、見本
片を乾燥させた(各組のうち5枚を干して乾燥させ、各組のうち5枚を乾燥機で
乾燥した)。乾燥した後、見本片を平らに置き、気密のジップロックビニール袋
中で保管した。
【0065】 見本片の目視評価では、試料14及び15は、試料13(水単独)に対してし
わの低減を示さなかった。一般的に差が増大するアイロンがけの後でさえも、1
0名で構成されるパネルによって目視で比較して、ポリマー/尿素誘導化合物組
成物による濯ぎ(試料14及び15)は、水による濯ぎ(試料13)に対して有
意な差を示さなかった。最後の手段として、ポリマー/尿素誘導化合物組成物の
何らかの付着が起きたかどうかを決定するために、ESCA分析を木綿パーケー
ル見本片に関して実行した。ESCAの結果は、試料14及び15に関して布表
面にポリマーの付着が無いことを示した。
【0066】 上記に基づいて、本発明の組成物中に使用するレベルと同様のレベルでポリマ
ー単独(界面活性剤が存在しない状態)で洗浄/濯ぎ浴に加えた場合、実施例1
〜4において証明されたような、本発明の組成物に関して既に観察された利益を
提供しないことが認められる。実施例6 布帛の上への改良された芳香物質付着 この実施例の目的は、本発明の組成物は、洗濯機の濯ぎサイクルにおいて使用
された場合、布帛表面への改良された芳香物質付着を提供することを証明するこ
とだった。組成物を表10に示すように製造した。試料16は比較組成物であり
、試料17は本発明の組成物である。
【0067】
【表10】 *ポリマー/尿素誘導化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じで
ある。
【0068】 各試料につき、12枚の木綿のテリークロスのハンドタオルを、温水中、12
0mLの芳香未付与粉末洗剤を用いて2回洗浄し、続いて3回濯ぐことで準備した
。次に試料毎に12枚のタオルを、5lbのバラスト負荷と共に洗浄した。負荷を
、92gの米国の市販のHDL(芳香未付与)を用いて米国条件(57Lのトップ
ローディング洗濯機、硬度100ppm、95°F)下で洗浄した。試料16及び1
7で製造した布帛柔軟剤を次に、2分間の濯ぎサイクルに加えた。洗浄/濯ぎ処
理を、各試料につき3回繰り返した。負荷を次に乾燥機で乾燥し、相対湿度40
%のチャンバ中で3日間エージングした。エージングの後、2つの試料を、7名
で構成される訓練を受けたパネルによって、芳香強度に関して比較した。結果は
表11に示す通りである。
【0069】
【表11】 表11に示すように、訓練を受けたパネルは、本発明の組成物(試料17)で
洗浄したタオルは、比較組成物(試料16)で洗浄したタオルよりも大きな芳香
強度(従って布帛表面へのより大きな芳香物質付着)を有するとして選択した。
実施例7 改良された汚れ除去の利益 この実施例の目的は、本発明の組成物は、ポリマー/尿素誘導体組成物が存在
しないことを除けば組成が同一の比較組成物と比べて、洗濯の最中にかなり改良
された汚れ放出の利益を提供することを証明することだった。
【0070】 試料18〜23を、それぞれ表12、13及び14に示すように製造し、試料
18、20及び22は本発明の組成物であり、試料19、21及び23は対照組
成物である。
【0071】
【表12】 *ポリマー/尿素誘導体化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じ
である。
【0072】
【表13】 *ポリマー/架橋化合物組成物は、実施例1において説明したものと同じである
【0073】
【表14】 *ポリマー/尿素誘導体組成物は、実施例1において説明したものと同じである
【0074】 液体布帛柔軟剤である試料18及び19を試験するための試験プロトコールは
次の通り: 42リットル/洗浄の洗濯機洗浄を、5分間のサイクル、3回の予備洗浄、7
7°F、米国の水道水(硬度100ppm)の条件で行った。1回の洗浄当りの用量
は55グラムだった。
【0075】 試験手順は以下の工程からなった: 1.木綿パーケール見本片を、まず市販の重質液体洗剤を用いて洗浄し、濯ぎ
、乾燥機で乾燥した。
【0076】 2.洗濯機に水を満たし、試料18及び19を各々別個の洗濯機に加えた。見
本片を柔軟剤溶液で5分間洗浄し、濯ぎはせず、続いて乾燥機で乾燥した。工程
2を3回繰り返した。
【0077】 3.各試料につき、異なる布帛の24枚の見本片にしみを付けた。この汚れ/
しみを下記に特定する。 4.見本片を一晩乾燥させた。
【0078】 5.見本片を、市販の洗濯機で、ポリマー/尿素誘導体組成物を含まない市販
の洗剤を使用して洗浄した。見本片を電気乾燥機中で乾燥させ、ハンター反射率
計(Hunter reflectometer)を使用して反射率を測定した。
【0079】 試料20、21、22及び23を試験するための試験プロトコールは次の通り
: メイタグ社(Maytag)のトップローディング洗濯機を使用した。17ガロン、
通常のサイクル、77°F、米国の水道水(硬度100ppm)の条件だった。
【0080】 1.洗濯機に水を満たし、試料20、21、22、及び23を各々別個の洗濯
機に加えた。見本片を、完全な通常のサイクル(10分間)のための洗剤溶液で
5分間洗浄し、濯ぎ、続いて電気乾燥機で乾燥した。
【0081】 2.工程1を3回繰り返した。 3.各試料につき、異なる布帛の24枚の見本片に汚れでしみを付けた(この
しみを下記に特定する)。
【0082】 4.見本片を一晩乾燥させた。 5.見本片を最後に、市販の洗濯機で、ポリマー/尿素誘導組成物を含まない
市販の洗剤を使用して洗浄した。次に、見本片を市販の電気乾燥機中で乾燥させ
、ハンター反射率計を使用して反射率を測定した。
【0083】 6.汚れ除去の%の計算を下記に示す。汚れ除去(SR)の%の計算 1.異なる布帛の24枚の見本片をまず、3回、10分間/洗浄で、それぞれ
の液体または粉末洗剤で洗浄した。
【0084】 2.洗浄したばかりの見本片の反射率を測定して、Lcを得た。 3.予備洗浄した見本片に、下記に説明するしみを付け、一晩固定させた。 4.汚し/しみを付けた見本片の反射率を測定して、Lsを得た。
【0085】 5.しみを付けた見本片を次に1回だけ、ポリマー/コポリマー系を含まない
市販の洗剤で洗浄した。 6.次いで、洗浄したばかりの見本片の反射率を測定して、Lwを得た。
【0086】 7.汚れ除去の%(%SR)を次の通り計算した:
【0087】
【数1】 以下の汚れ/しみを使用した: 木綿表面のモーター油 65D/35C(ダクロン/木綿)表面のモーター油 木綿表面のラード 65D/35C表面のラード 木綿表面のスパゲッティソース 65D/35C表面のスパゲッティソース 木綿表面の皮脂微粒子 65D/35C表面の皮脂微粒子 試験プロトコールにおいて使用した用量は次の通り: 試料20及び21−124グラム 試料22及び23−192グラム 試験結果を下記の表15及び16に示す。
【0088】
【表15】
【0089】
【表16】 上記に示した結果に基づいて、本発明の組成物の各々に対する%SRは、それ
ぞれの対照組成物と比べて、アイロンがけした布帛及びアイロンがけしていない
布帛の両方に関してかなり改良されている。本発明の他の実施例 陽イオン柔軟剤を含み、水性濯ぎ浴中で使用するのに適した本発明の組成物を
、他に、乾燥すべき湿った衣類と共に電気乾燥機中に導入してよい。この実施例
においては、本組成物を、ポリエステル、ポリアミンまたは従来技術において周
知の他の材料から製造された不織基体またはシート中に便利に吸着させる。本布
帛ケア組成物を含浸させた不織シートを次に、湿った衣類と共に乾燥機に加え、
本組成物は、不織シートとの物理的接触によって布帛表面の上に付着する。
【0090】 別の他の実施例においては、乾燥の前に、本発明の組成物を、スプレーまたは
未希釈の製品組成物中への衣類の浸漬によって、湿った衣類に直接に施用してよ
い。この施用に続いて、衣類を干して乾燥するかまたは乾燥機で乾燥する。上記
の実施例において説明した利益は、この施用方法を使用して同様に実現される。
【0091】 本発明の組成物を、洗濯の手洗浄及び濯ぎ並びに洗濯の洗濯機洗浄/濯ぎを含
む、従来技術において周知の洗浄及び濯ぎの様々な様式において有効に使用でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 13/17 D06M 13/17 13/256 13/256 13/463 13/463 15/263 15/263 (31)優先権主張番号 09/634,211 (32)優先日 平成12年8月9日(2000.8.9) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ハイベル,マリジャ アメリカ合衆国ニュージャージー州08904, ハイランド・パーク,ベナー・ストリート 115 (72)発明者 イブラヒム・セイド アメリカ合衆国ニュージャージー州08873, サマーセット,キングスベリー・ドライブ 152 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB31 AC08 BA12 BA20 DA01 EA15 EB04 EB08 EB12 EB30 FA21 FA22 FA26 4L033 AC02 AC04 AC07 AC15 BA14 BA26 BA56 BA57 BA79 BA86 CA18

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸湿、芳香物質付着、汚れ除去、アイロンがけ前のしわの低
    減及びアイロンがけ後のより良好な外観に関する改良された利益を、処理される
    布帛に提供することに伴う布帛の清浄化または柔軟化のために、洗濯機の洗浄ま
    たは濯ぎサイクルにおいて使用するための水性布帛ケア組成物であって: (a)ヒドラジンから誘導されたものではなく、陰イオン界面活性剤、非イオ
    ン性界面活性剤及び陽イオン界面活性剤からなる群から選択される、約0.1〜
    約30重量%の界面活性剤と; (b)約0.1〜約5重量%の(i)ポリカルボン酸から得られたポリマー及
    び(ii)尿素から誘導された化合物と; (c)残りとして水及びアジュバントと; を含む組成物。
  2. 【請求項2】 陽イオン界面活性剤布帛柔軟剤を含む、請求項1に記載の布
    帛ケア組成物。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーは、水溶性であり重合したアクリル酸またはそ
    の水溶性塩である、請求項1に記載の布帛ケア組成物。
  4. 【請求項4】 前記尿素から誘導された化合物は、N,N−ビス(2−ヒド
    ロキシエチル)尿素;テトラキス(2−ヒドロキシエチル)尿素;トリス(2−
    ヒドロキシエチル)尿素;N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,
    N’−ビス(3−ヒドロキシプロピル)尿素;N,N’−ビス(4−ヒドロキシ
    ブチル)尿素及び2−尿素−2−エチル−1,3−プロパンジオールからなる群
    から選択される、請求項1に記載の布帛ケア組成物。
  5. 【請求項5】 前記ポリマー中の官能基の当量数の総計対前記尿素から誘導
    された化合物中のヒドロキシル基の当量数は約1:1〜約100:1である、請
    求項1に記載の布帛ケア組成物。
  6. 【請求項6】 吸湿、芳香物質付着、汚れ除去、アイロンがけ前のしわの低
    減及びアイロンがけ後のより良好な外観に関する改良された利益を提供すること
    に伴って布帛を清浄化または柔軟化する、該布帛を処理する方法であって: (a)水性洗浄または濯ぎ浴中で、前記布帛を有効な量の請求項1に記載の布
    帛ケア組成物と接触させること;を含む方法。
  7. 【請求項7】 前記接触は、自動洗濯機の洗浄または濯ぎサイクルにおいて
    起きる、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記布帛ケア組成物は、陽イオン界面活性剤布帛柔軟剤を含
    み、前記接触は、自動洗濯機の濯ぎサイクルにおいてまたは水性濯ぎ浴中で起き
    る、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記布帛ケア組成物は、水溶性であり重合したアクリル酸ま
    たはその水溶性塩を含む、請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 電気乾燥機中で乾燥される衣類に布帛ケアの利益を提供す
    るための乾燥機用シートであって: (a)基体と; (b)前記乾燥機中で、処理される布帛に布帛ケアの利益を提供するための、
    前記基体表面のコーティングと; を備え、該コーティングは本質的に請求項1に記載の布帛ケア組成物からなる、
    乾燥機用シート。
  11. 【請求項11】 前記基体は不織シート材料である、請求項10に記載の乾
    燥機用シート。
  12. 【請求項12】 前記布帛ケア組成物は、陽イオン界面活性剤布帛柔軟剤を
    含む、請求項10に記載の乾燥機用シート。
  13. 【請求項13】 吸湿、芳香物質付着、汚れ除去、アイロンがけ前のしわの
    低減及びアイロンがけ後のより良好な外観に関する改良された利益を提供するこ
    とに伴って布帛を清浄化または柔軟化する、該布帛を処理する方法であって、有
    効な量の請求項1に記載の布帛ケア組成物を前記布帛に施用すること;を含む方
    法。
  14. 【請求項14】 前記布帛ケア組成物は、スプレーディスペンサーによって
    前記布帛に施用される、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記布帛ケア組成物は、前記布帛を前記水性布帛ケア組成
    物中に浸漬させることによって前記布帛に施用される、請求項13に記載の方法
  16. 【請求項16】 前記布帛ケア組成物は、前記布帛を請求項11に記載の乾
    燥機用シートと接触させることによって、電気乾燥機中で前記布帛に施用される
    、請求項13に記載の方法。
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