JP2003508359A - 接触脱水素反応によるジベンゾスベレノン誘導体の製造 - Google Patents

接触脱水素反応によるジベンゾスベレノン誘導体の製造

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JP2003508359A JP2001519635A JP2001519635A JP2003508359A JP 2003508359 A JP2003508359 A JP 2003508359A JP 2001519635 A JP2001519635 A JP 2001519635A JP 2001519635 A JP2001519635 A JP 2001519635A JP 2003508359 A JP2003508359 A JP 2003508359A
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ランブレヒト,シユテフアン
ズルブルク,ホルスト
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ハーマン・ウント・ライマー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 ジベンゾスベロンに接触脱水素反応を受けさせることで置換ジベンゾスベレノンを生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ジベンゾスベレノン誘導体をジベンゾスベロン誘導体の接触脱水素
反応で製造する方法に関する。
【0002】 ジベンゾスベレノン(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−オン)
は薬理学的活性化合物を製造する時の重要な原料である。
【0003】 ジベンゾスベレノンは薬剤産業でいろいろな薬理学的活性化合物用の出発材料
として用いられる。そのような活性化合物は例えばアミトリプチリンおよびノル
トリプチリンである(E.Mutschler Arzneimittelwi
rkungen、第6版、Wiss.Ver.−Ges.、Stuttgart
、1991、120−123頁)。従って、ジベンゾスベレノンおよびそれの誘
導体の需要は永久的にある。
【0004】 ジベンゾスベレノンは、例えば、ジベンゾスベロンにN−ブロモスクシニミド
による臭素置換を受けさせそしてその臭素置換を受けた中間体に脱離を受けさせ
ることなどで入手可能である(英国特許出願公開第2132618号、米国特許
第3,448,102号)。前記臭素置換をまた臭素を用いて実施することも可
能である(Chem.Ber.1989、122、1595−1597)。脱臭
素ではまたいろいろな可能性が知られている。脱臭素は例えば亜セレン酸ナトリ
ウム(J.Chem.Soc.、Chem.Commun.1990、730−
732)または二塩化クロム(米国特許第3,836,585号)などを用いて
実施可能である。
【0005】 ジベンゾスベレノンを生じさせる他の可能性は、例えば光化学的に進行させる
(Tetrahedron 1994、50、8773−8780)か或はモリ
ブデンの錯体化合物の使用を伴う(J.Chem.Soc.、Perkin T
rans.2、1993、1923−1936)。
【0006】 しかしながら、そのような公知の製造方法は欠点を有する。このように、危険
な出発材料、例えば臭素または亜セレン酸ナトリウムなどが用いられているか、
出発材料を必要な量で商業的に入手することができないか、製造が高価であるか
、反応収率が充分でないか、生成物の純度が劣る(例えば有機ハロゲン化合物が
残存する)か、反応を産業規模で実施することができないか、或は出発材料の取
り扱いが危険である。
【0007】 ジベンゾスベレノン誘導体を生じさせる可能性としてジベンゾスベロン誘導体
に脱水素反応を受けさせることは本質的に公知である(Acta Chim.A
cad.Sci.Hung.、1978、98、393)。しかしながら、如何
なる水素受容体も用いられておらず、その結果として、そのような反応は出発材
料の不均化反応となる。結果として、出発材料の損失が高くかつ収率も低い。
【0008】 本発明を用いて上述した欠点を克服することができかつ産業で用いるに好まし
い方法を提供することができた。
【0009】 従って、本発明は、式
【0010】
【化3】
【0011】 [式中、 R1からR10は、同一もしくは異なり、水素、フッ素、塩素、ヨウ素、臭素、シ
アノ、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝脂肪族炭化水素基、炭素原子数
が1から8の直鎖もしくは分枝アシル基、置換アリール基、置換ヘタリール基、
または基 −X−R12−X−C(=O)−Y−R11または−C(=O)−Y−R11
(ここで、 R11は、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝アルキル基を表し、 R12は、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝アルキル基もしくはアシル基
を表し、そして XおよびYは、同一もしくは異なり、−O−、−N(H)−、−S−、−N(R 13 )−を表し、ここで、 R13は、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝アルキル基を表す) の1つを表す] で表される置換ジベンゾスベレノンの製造方法を提供し、この方法は、式
【0012】
【化4】
【0013】 [式中、 R1からR10は各々この上で定義した通りである] で表されるジベンゾスベロンに接触脱水素反応を受けさせることを特徴とする。
【0014】 本発明に従う方法では不都合な反応体を用いていないことから問題なく実施さ
れる。その上、商業的に入手可能な出発材料を用いている。最終生成物は望まし
くないハロゲン含有副生成物を全く含有しない。
【0015】 直鎖もしくは分枝脂肪族炭化水素基(R1からR13)が含む炭素原子の数は一
般に1から8、好適には1から6、特に好適には1から4である。下記の基を具
体的に挙げることができる:メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
、イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプチル、
イソヘプチル、オクチルおよびイソオクチル。メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチルが好適である。
【0016】 直鎖もしくは分枝脂肪族アシル基(R1からR12)が含む炭素原子の数は一般
に1から8、好適には1から6、特に好適には1から4である。アシル、プロピ
オニル、ブチリル、イソブチリルが好適である。
【0017】 アリール基は一般に炭素原子数が6の芳香族環状炭化水素基である。1つの基
に複数、例えば2または3個の基が融合していてもよい。フェニル、ナフチルが
好適である。
【0018】 ヘタリール基は一般に炭素原子を2から5個とヘテロ原子を1個以上、好適に
は1個有する芳香族環状炭化水素基である。可能なヘテロ原子は例えば窒素、酸
素および硫黄、好適には窒素である。1つの基に複数、例えば2または3個のア
リールおよびヘタリール基が融合していてもよい。下記の基を具体的に挙げるこ
とができる:フラン、チオフェン、ピロール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン
、インドール、キノリン、イソキノリン。フラン、チオフェン、ピロール、ピリ
ジンが好適である。
【0019】 アリールおよびヘタリール基の可能な置換基は例えば下記である:アルキル、
アシル、OR13、NR13、ハロゲン原子。
【0020】 基X−C(=O)−Y−R11は例えば下記であり得る:カルバミン酸メチル、
メチルカーボネート、カルバミン酸エチル、エチルカーボネート。
【0021】 本発明に従う方法で用いるに適したジベンゾスベロンは、式
【0022】
【化5】
【0023】 [式中、 R1からR10は各々この上で定義した通りである] で表される化合物である。
【0024】 本発明に従う方法で用いるに適したジベンゾスベロンは本質的に公知である(
J.Org.Chem.1994、59、7968−75)。
【0025】 第8遷移族の触媒作用元素は、例えば白金、パラジウム、ルテニウムおよびロ
ジウムである。パラジウムが好適である。
【0026】 第8遷移族の触媒作用元素用の支持体は、例えば活性炭およびアルミナである
。活性炭が好適である。
【0027】 本発明に従う方法では、一般に、第8遷移族の元素を0.5から15重量%、
好適には1から10重量%含んで成る触媒を用いる。
【0028】 用いるα,β−不飽和カルボニル化合物は、フマル酸エステル、マレイン酸エ
ステル、メシチルオキサイド、ベンザルアセトン、イソホロン、ベルベノン、ク
ロトン酸エステルなどの如き化合物である。液相中で示す溶解特性が結晶化で余
分な脱水素反応剤(dehydrogenating agent)と反応生成
物の分離が完全に起こるような溶解特性を示す脱水素反応剤、例えばマレイン酸
ジブチルの使用が特に好適である。
【0029】 本発明に従う方法ではα,β−不飽和カルボニル化合物を出発材料1重量部を
基準にして0.2から10重量部の比率で用いる。
【0030】 このようなα,β−不飽和カルボニル化合物を好適には過剰量で用い、このよ
うにして、前記化合物が同時に溶媒として働くようにする。従って、さらなる溶
媒の使用を排除することができる。
【0031】 本発明に従う方法では、脱水素反応を好適には液相中で実施する。この用いる
液相が反応混合物である。
【0032】 本発明に従う方法を一般に100から300℃の範囲の温度で実施する。マレ
イン酸ジブチルを用いる場合、本方法を好適には220−260℃で実施する。
本方法は大気圧下で実施可能でありまた加圧または減圧下でも実施可能である。
例として、下記の範囲の圧力を挙げることができる:0.2から10バール。
【0033】 前記触媒の量は出発材料を基準にして0.001から30重量%、好適には0
.2から15重量%であってもよい。
【0034】 本発明に従う方法は下記の式スキームで説明可能である:
【0035】
【化6】
【0036】 本発明に従う方法は例えば下記の如く実施可能である:Pd/C(Pdが10
重量%)を10重量%およびマレイン酸ジブチルを1.5倍の量(重量を基準)
で用いてジベンゾスベロンを反応させる。反応後、混合物を濾別し、脱水素反応
剤を蒸留で除去した後、生成物を結晶化で精製する。
【0037】 飽和および部分飽和前駆体に接触脱水素反応を受けさせることで芳香族化合物
を生じさせる手順は有機化学で本質的に公知の手順である[Methoden
d.Org.Chemie(Houben−Weyl)、第4版、1981、5
/2b巻、107−130頁]。α,β−不飽和カルボニル化合物を水素受容体
として用いることも同様に記述されている(Tetrahedron、1994
、50、973−978)。また、2(3H)−ベンゾフラノンの芳香族化(a
romatizing)を相当する部分水添前駆体を用いて行うそのような方法
も記述されている(ドイツ特許出願公開第19 909 980号)。ジベンゾ
スベレノン誘導体を生じさせる可能性としてジベンゾスベロン誘導体に脱水素反
応を受けさせることは本質的に公知である(Acta Chim.Acad.S
ci.Hung.、1978、98、393)。しかしながら、如何なる水素受
容体も用いられておらず、結果として、そのような反応は実際のところ出発材料
の不均化反応となる。その結果として、出発材料の損失が高くかつ収率も低い。
【0038】 本発明に従う方法を、好適には、式
【0039】
【化7】
【0040】 で表されるジベンゾスベレノンを生じさせる目的で用いる。
【0041】 本発明に従う方法は、競合反応として起こる不均化反応が水素受容体の添加に
よってほとんど完全に抑制されることから驚くべきことである。その結果として
、収率がかなり向上する。その上、出発材料のいずれもさらなる使用が不可能な
副生成物には変化しない。加うるに、前記水素受容体は毒性および取り扱いの点
で危険でなく、この理由で、まず第一に、産業的実現が可能である。
【0042】 (実施例)実施例1 マレイン酸ジブチルを水素受容体として用いた接触脱水素反応によるジベンゾス
ベレノンの製造 ジベンゾスベロンを500g、マレイン酸ジブチルを792g、シクロヘキサ
ンを125g、および活性炭に5重量%支持されているパラジウムを25g用い
て、これらを窒素下で220℃に加熱する。加熱中にシクロヘキサンを留出させ
る。この反応混合物を220℃で6時間加熱する。
【0043】 次に、この混合物を80℃で濾過し、エステルを留出させた後、エタノールを
用いて粗生成物を再結晶化する。 収率:72% 純度:99.1%(GC) 融点:89℃。実施例2 5−オキソ−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテ
ン−4−カルボン酸メチルを20mg、マレイン酸ジブチルを2.7g、および
活性炭に5重量%支持されているパラジウムを100mg用いて、これらを一緒
にして210℃で4時間撹拌する。次に、この混合物をアセトンで希釈し、濾過
した後、濃縮する。
【0044】 ガスクロ分析により、5−オキソ−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[
a,d]シクロヘプテン−4−カルボン酸メチルと5−オキソ−5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−4−カルボン酸メチルの比率は1.4:1であるこ
とが分かった。 5−オキソ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−4−カルボン酸メチル
【0045】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H006 AA02 AC12 AC44 BA22 BA25 BA32 BA50 BA55 4H039 CA29 CC10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、 R1からR10は、同一もしくは異なり、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、ヨ
    ウ素、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝脂肪族炭化水素基、炭素原子数
    が1から8の直鎖もしくは分枝アシル基、置換アリール基、置換ヘタリール基、
    または基 −X−R12−X−C(=O)−Y−R11または−C(=O)−Y−R11
    (ここで、 R11は、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝アルキル基を表し、 R12は、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝アルキル基もしくはアシル基
    を表し、そして XおよびYは、同一もしくは異なり、−O−、−N(H)−、−S−、−N(R 13 )−を表し、ここで、 R13は、炭素原子数が1から8の直鎖もしくは分枝アルキル基を表す) の1つを表す] で表される置換ジベンゾスベレノンの製造方法であって、式 【化2】 [式中、 R1からR10は各々この上で定義した通りである] で表されるジベンゾスベロンに接触脱水素反応を受けさせることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ジベンゾスベロンに接触脱水素反応を場合により支持さ
    れていてもよい第8遷移族の元素および水素受容体としてのα,β−不飽和カル
    ボニル化合物の存在下で受けさせることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 使用する第8遷移族の元素がパラジウムであることを特徴と
    する請求項1および2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第8遷移族の元素の支持のために用いる支持体が活性炭
    または炭素であることを特徴とする請求項1から3記載の方法。
  5. 【請求項5】 使用するα,β−不飽和カルボニル化合物がフマル酸エステ
    ルまたはマレイン酸エステルであることを特徴とする請求項1から4記載の方法
  6. 【請求項6】 使用するα,β−不飽和カルボニル化合物がフマル酸ジブチ
    ルエステルまたはマレイン酸ジブチルエステルであることを特徴とする請求項1
    から5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記脱水素反応を活性炭に支持(5−15重量%)されてい
    るパラジウムを0.001から30重量%用いかつ水素受容体としてフマル酸ジ
    ブチルエステルまたはマレイン酸ジブチルエステルを用いて100から300℃
    で実施することを特徴とする請求項1から6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記脱水素反応を活性炭に支持(5−15重量%)されてい
    るパラジウムを0.2から15重量%用いかつ水素受容体としてフマル酸ジブチ
    ルエステルまたはマレイン酸ジブチルエステルを用いて200から260℃で実
    施することを特徴とする請求項1から7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記脱水素反応を活性炭に支持(5−15重量%)されてい
    るパラジウムを1から10重量%用いかつ水素受容体としてマレイン酸ジブチル
    を用いて220−260℃で実施することを特徴とする請求項1から8記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 ジベンゾスベレノンを製造するための、請求項1から9記
    載の方法の使用。
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