JP2003505219A - 改良された人形組立体 - Google Patents

改良された人形組立体

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JP2003505219A JP2001513497A JP2001513497A JP2003505219A JP 2003505219 A JP2003505219 A JP 2003505219A JP 2001513497 A JP2001513497 A JP 2001513497A JP 2001513497 A JP2001513497 A JP 2001513497A JP 2003505219 A JP2003505219 A JP 2003505219A
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マクマホン,ジョン
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H3/00Dolls
    • A63H3/36Details; Accessories
    • A63H3/46Connections for limbs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】小さい構成要素部品を有しかつ製造が困難であるか高価であるような人形の製造によく適した改良された人形組立体を提供すること。 【解決手段】人形10は、上部導体12、本体11、下部胴体20を含む。上部胴体12は、頭13、首14を含む。頭は、シャフト頭92が挿入される穴35を画定する。上部胴体は、1対の肩継手50、60をさらに画定する。各継手は、ボール54、64および腕15、16を有する。肩継手50は、さらに腕パッド51を含む。本体は、腰パッド25を有する腰基台21に連通する。脚パッド32、30を有する1対の脚17、18が下部胴体に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に人形の組立体に関し、さらに詳しく言えば、「ファッション
」人形として当業界において広く知られているものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ファッション人形は、周知でかつ普及した形式の人形製品である。このような
人形は相当に変更されてきたが、すべてではないが大部分のものは男性または女
性の人間に似せて形成されており、完全な人形を形成するように結合された複数
の鋳造プラスチック要素を含む。多くの例においては、人形は胴体およびそれに
形成された下半身のみならず首および肩を有する本体を含む。頭は首に固定され
、1対の腕が関節連結を与えるように胴体に固定される。同様に、1対の脚が可
動または関節連結脚を与えるように下半身に結合される。このような人形のほと
んどは、腕および脚が肘および膝継手を与えるように形成されて、各肘および膝
継手において本体に対して可動でかつ曲がる腕および脚をつくる。さらに、最も
多くのファッション人形においては、頭が首に可動に支持され、その取付け部に
おいて、横に頭を回すことを容易にし、ある例においては前後に頭を傾けること
を容易にしている。その結果、代表的なファッション人形は、直立、座り、俯せ
、またはその他の類似の姿勢を含む様々な姿勢を採るように形成されることがで
きる。しばしば、このようなファッション人形は、この姿勢を要求する様々な付
属品を設けられている。このような付属品の例は、異なる形式の遊び小屋、自動
車、事務所環境を含んでいた。このようなファッション人形の長続きして高まる
人気にもかかわらず、それらは人形自体の組立に関連して起こる多くの問題を提
起している。代表的なファッション人形組立体は、しばしば比較的小さく、迅速
な取扱いおよび組立に困難である多数の部品を必要とする。さらに、製造および
組立の費用が、多数の部品のためにしばしば高価になる。このような問題および
高い人気の人形を効率的かつ経済的に製造するための要望に直面して、当業者は
人形のための改良された組立体を提供するために努力してきた。例えば、Ter
zian等に発行された米国特許第3,921,332号は、枢動取付けを与え
るために腕および脚の各球端を受ける肩および臀ソケットを画定する胴体を有す
る「関節付き玩具人形」を開示している。腕および脚は、腕および脚の対間に相
互接続された弾性部材によって胴体および臀に互いに固定される。
【0003】 Kublanに発行された米国特許第3,942,284号は、頭、上下胴体
部分、1対の腕、1対の脚が人形を形成するように相互に連結された「3つの固
定プラスチック部材によって7つの球形胴体部分および5つの付属頭を備えた人
形」を開示している。3つの弾性部材が人形組立体を維持するために腕、下部胴
体、頭、脚間に固定される。
【0004】 Ostranderに発行された米国特許第3,634,966号は、胴体に
結合された1対の腕および1対の脚を有する「結合人形」を開示している。胴体
は、上部胴体と、ボールおよびソケット継手によって結合された下部胴体とを含
む。弾性部材が、腕間および上部胴体と脚間に連結されて結合人形の組立体を維
持する。
【0005】 Isaacson等に発行された米国特許第3,862,513号は、垂直軸
のまわりの腰領域で回転できかつ前方に向けてスプリング作用を受けている胴体
を有する「関節結合玩具人形」を開示している。スプリング作用を受けている腕
は、胴体に関して回転自在に装着されて、腕および胴体が一方の方向に動かされ
、その後迅速な本体移動を行うように解除される。
【0006】 Callusに発行された米国特許第1,597,600号は、脚間に連結さ
れかつ人形胴体を貫通する1対の脚を支持する胴体を有する「人形」を開示して
いる。Cabanaに発行された米国特許第1,359,030号および同1,
128,385号は、人形のボールおよびソケット組立体を開示している。
【0007】 Wolfに発行された米国特許第3,273,283号は、胴体を貫通する共
通の弾性部材によってすべて相互に結合された1対の枢結腕と枢結頭とを支持す
る胴体をもつ「人形および玩具動物用関節結合頭および手足」を開示している。
【0008】 Crabtree等に発行された米国特許第3,988,855号は、玩具人
形の脚まで伸び込みかつ玩具人形の組み立てられた姿勢を維持するように躯幹部
分および胴体に相互連結される伸縮自在内側コネクタを有する「胴体および脚用
一体コネクタを有するポーズ可能人形」を開示している。
【0009】 Torres等に発行された米国特許第4,696,656号は、人間ロボッ
ト人形および岩石形体に選択的に似るように用いられる「再構築可能玩具」を開
示している。
【0010】 Kaelin等に発行された米国特許第3,940,880号は、1対の肩ソ
ケットおよび1対の臀ソケットを画定する胴体および本体を有する「人形継手構
造」を開示している。1対のボール取付け部が各ソケット内に受けられ、各スナ
ップ嵌め締付け具によってそこに固定される。
【0011】 Schoenに発行された米国特許第1,356,405号、Schwart
eに発行された米国特許第1,551,852号、Senior等に発行された
米国特許第2,611,998号および、Rudigerに発行された米国特許
第2,766,849号は、腕および/または脚が胴体または本体を貫通する延
長弾性部材を用いて胴体または本体に可動結合された人形組立体の初期の例を開
示している。
【0012】 上述した従来の装置は、技術を改善し、ある例においては商業的成功を収めて
いたが、それにもかかわらず、ファッション人形等の人形の絶えず改良された組
立体について、当業界では引き続いて要請している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】 したがって、本発明の一般的な目的は、改良された人形組立体を得ることにあ
る。本発明のさらに格別な目的は、小さい構成要素部品を有しかつ製造が困難で
あるか高価であるような人形の製造によく適した改良された人形組立体を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、首凹所を画定する首、1対の腕ソケット、下方開口腰凹所を
画定する腰部分を有する上部胴体と、両臀面および上方延長ポストを有する上方
延長腰基台を画定する下部胴体と、腰凹所内で上部胴体に固定されていて、上部
胴体および下部胴体を結合するためにポストに係合ように形成された腰コネクタ
と、内部頭空所を画定する頭と、頭空所に受けられることができ、頭に固定され
、ボールを有する頭コネクタと、首凹所内に固定され、頭を首に結合するために
ボールに係合ように形成されたクラスプを有する首コネクタと、下部胴体に脚を
取り付ける手段を有する1対の脚と、上部胴体に腕を取り付ける手段を有する1
対の腕とからなる人形が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明にもとづいて構成された人形10の一部正面斜視図である。人
形10は、上部胴体12と下部胴体20とからなる本体11を含む。1対の脚1
7、18は、後述する仕方で下部胴体20に結合される。1対の脚パッド30、
32は、脚17と下部胴体20との間および脚18と下部胴体20との間にそれ
ぞれ配置される。下部胴体20は、さらに上方延長概略円筒形腰基台21を画定
する。後に詳細に述べるように、上部胴体12は、基台21に組み付けられ、そ
こに支持される。腰パッド25は、上部胴体12と腰基台21との間に配置され
る。上部胴体12は、後に詳細に述べるように、頭13を支持する上方延長首1
4を含む。頭13は、シャフト頭92が固定される穴35を画定する。1対の腕
15、16は、1対の肩継手50、60においてそれぞれ上部胴体12に固定さ
れる。肩継手50、60は、図2を参照して後に詳述する。しかし、肩継手50
は、腕15に形成されたボール端54と、ボール端54を上部胴体12に相互に
結合する腕パッド51とを含むことを注目することでここでは十分である。同様
に、肩継手60は、腕16に形成されたボール端64と腕パッド61とを含む(
図2)。本発明の好適組立体においては、上部胴体12、頭13、腕15、16
、下部胴体20、脚17、18が、鋳造プラスチック材料等の比較的硬い材料か
らつくられる。本発明の好適組立体によれば、脚パッド30、32、腰パッド2
5、腕パッド51、61は、フェルト材料等のような比較的柔らかいクッション
材料からつくられる。代案として、ナイロン等のような自滑性材料が、本発明の
精神および範囲から逸脱せずに用いられてもよい。腕15、16、頭13ばかり
ではなく、脚17、18が比較的に特徴のない形状に示されていることに注目さ
れるであろう。それらの無特徴外観におけるこのような本体部材の準備が、製造
されるべき完成人形においてファッション人形の販売された特性が人形10に与
えられることを意図している。このようにして、例えば、完成されたファッショ
ン人形においては、頭13は、顔の特徴および髪の毛等を有する代表的な人間の
頭を形成するように鋳造される。同様に、脚17、18ばかりではなく、腕15
、16が、より実物そっくりな形状および輪郭を与えるように好ましくは形成さ
れる。同様に、上部胴体12および下部胴体20は、製品人形においてより人間
らしい形状および輪郭を画定するように追加の整形を受ける。しかし、本体11
についての比較的単純かつ無特徴要素の使用が、本発明の実体を形成する新規な
組立体の明瞭な理解および記載を容易にすると信じられる。
【0016】 本発明にもとづいてかつ後に詳細に述べるように、一旦組み立てられた人形1
0は、枢動脚17、18ばかりではなく、枢動自在に支持された頭13、腕15
、16を与える。後に述べることに加えて、上部胴体12は、人間の動作の捩り
または横向き捩り移動特性を描くように下部胴体20の腰基台21上で垂直軸の
まわりに回動できる。下部胴体20上での上部胴体12の回動移動は、下部胴体
20のリブ41、42と共に締め具71、73の頭72、74の協同作業によっ
て運動の所定のかつ現実的な程度に制限される(すべての要素が図5に最もよく
示されている)。上部胴体12が所定の範囲の捩り運動にわたって下部胴体20
に関して枢動自在であることだけで、ここでは十分である。本発明の重要な考え
方によれば、複数の締め具が本体11を一体に形成する要素を固定するように用
いられるが、これらの締め具のいずれも本体11の外部から見えないことに注意
されたい。これは、このようなファッション人形において非常に望ましい特徴で
ある。本発明の組立体が、比較的小型のファッション人形に適用されたときに特
に有利であるが、本発明は本発明の精神および範囲から逸脱せずに大型人形にも
実施されうることにも注意されたい。
【0017】 図2は、人形10の部分正面断面図である。上述したように、人形10は、下
部胴体20に支持された上部胴体12を含む。上述したように、1対の脚17、
18は下部胴体20に固定され、他方、1対の腕15、16は対応する対の肩継
手50、60によって上部胴体12に固定される。上部胴体12は、頭13を支
持する上方延長首14を画定する。
【0018】 さらに詳しく言えば、下部胴体20は、穴40、48を有する1対の側面43
、44を画定する。穴31、33を有する1対の脚パッド30、32は、側面4
3、44に定置される。脚17は、脚パッド30に定置され、溝45を有する内
方延長アイレット37を含む。同様に、脚18は、脚パッド32に定置され、溝
46を有する内方延長アイレット38を含む。ゴム等のような弾性材料からなる
弾性リング36は、溝45、46をかいしてアイレット37、38内に受けられ
、また、脚パッド30、32に対して脚17、18を引っ張る弾性力を与えるよ
うにアイレット37、38間に延長される。
【0019】 下部胴体20は、上方に延長するポスト23を有する上方延長円筒形腰基台2
1を含む。ポスト23は、膨張頭28を画定する。基台21は、ポスト23のい
ずれかの側に向かって外方に延びる1対のリブ41、42を含む。
【0020】 上部胴体12は、腰コネクタ70が固定される内部空所47を画定する。腰コ
ネクタ70が1対の締め具71、72(図5に示す)によって内部空所47内に
固定される。腰コネクタ70は、本発明にもとづいてクラスプ76がポスト23
を捕らえるように頭28の下で弾性嵌合するまで、頭28をクラスプ76から押
すことによって前方に支持されたスナップ嵌合取付け状態にポスト23を受ける
弾性クラスプ76を含む。このようにして、上部胴体12と下部胴体20との間
の取付けは、単純なスナップ嵌合組立体を与えられる。フェルト等のような柔ら
かいクッション材料からなる腰パッド25は、上部胴体12と腰基台21との間
に捕らえられ、上部胴体12の捩れ運動に対して衝撃吸収軸受を与える。
【0021】 上部胴体12は、腕15、16を受けかつ支持する1対の肩継手50、60を
さらに含む。肩継手50は、腕15に形成されたボール端54と、上部胴体12
に形成された対応する形状のソケット53とを含む。ソケット腕パッド51は、
ボール端54とソケット53との間に配置される。ボール端54の内部は、溝5
6を有する内方延長アイレット55をさらに支持する。対応して、肩継手60は
、溝66を有する内方延長アイレット65と共に腕16に形成されたボール端6
4を含む。上部胴体12に形成されたソケット63は、ボール端64を受け、間
挿腕パッド61を支持する。弾性環状バンド99は、溝56、66をかいしてア
イレット55、65に組み立てられ、ソケット53、63に対してそれぞれ内方
にボール54、64を引っ張る弾性力を与えるようにそれらの間に伸長される。
バンド99の弾性力は、腕15、16の組立体を維持する。
【0022】 弾性バンド36、99の組立体に関して、その代表的組立体が各バンドの一端
を最初に挿入し、アイレットを人形本体からその反対側に引っ張り、腕または脚
の取付けを容易にするために十分な距離だけバンドを延長することを含んでいる
。このような取付けの後、バンド36、99の弾性が、図2に示すように、腕お
よび脚を内方に引っ張る。
【0023】 首14は、その上端において球面87と、穴86とを画定する。首14は、円
筒形内部空所89と、下方延長穴88とをさらに画定する。首コネクタ80は、
首14に形成された内部空所89に受けられ、穴81およびクラスプ82を含む
。頭84を有するネジ切り締め具83が穴81に通され、首コネクタ80を首1
4に固定するように穴88にネジ係合される。
【0024】 頭13は、穴35を有する内部100と、そこに形成されたリップ101とを
画定する。穴102は、リップ101からソケット面103を通って下方に延び
る。穴35を通って上方に延びかつ内部100を通って下方に延びる細長いシャ
フト91を有する頭コネクタ90が、フランジ95およびボール96を含む。穴
35を貫通できないように拡大されたシャフト頭92は、シャフト91の上端を
頭13に固定する。フランジ95は、穴102内に受けられ、ボール96が首コ
ネクタ80のクラスプ82内でスナップ嵌合組立される。弾性パッド95は、締
め具83の頭84と頭コネクタ90のボール96との間に配置される。ボール9
6への頭13の取付けが、首14への頭13の組立を維持する。図3に示すよう
に、頭コネクタ90は、内部100内に受けられかつ頭13への頭コネクタ90
の組立を完成するためにリップ101に係合する1対の弾性スナップ・リテーナ
93、94をさらに含む。
【0025】 図2に戻って、本発明の人形組立体は、単純で比較的に低い複雑性の組立工程
で人形の組立を容易にする。このようにして、最初に首コネクタ80および腰コ
ネクタ70が、ネジ切り締め具によって上部胴体12に組み付けられる。その後
、腕15、16は、弾性バンド99を用いて上部胴体12に組み付けられ、脚1
7、18が弾性バンド36を用いて下部胴体20に組み付けられる。下部胴体2
0は、ポスト23を腰コネクタ70のクラスプ76から上方に単に押すことによ
って上部胴体12に組み付けられて、スナップ嵌合組立をつくってもよい。最後
に、頭コネクタ90が、シャフト91を穴102から上方にシャフト91を動か
しかつリップ101に対してリテーナ93、94をスナップ嵌合するように穴1
02から上方に頭コネクタ90を単に挿入することによって頭13に組み付けら
れる。この組立中に、頭92は、シャフト91が穴35を通過した後に形成され
ることが理解されるであろう。このようにして、頭92は、シャフト91の上端
を穴35に捕らえるために十分な拡大を与えるように熱形成、または機械的カシ
メ等を用いて形成されてもよい。同様に、スナップ・リテーナ93、94(図3
)の弾性材料は、弾性変形して、頭13の穴102への挿入を容易にし、その後
、それらが頭コネクタ90をリップ101に捕らえるように外方に弾性スナップ
嵌合する。頭13の最終組立は、締め具83の頭84に頭パッド95を単に置き
、その後、ボール96をスナップ嵌合取付け状態にクラスプ82に下方に押し込
むことを要求する。その結果、最少の締め具で実施され、大量生産環境の下で比
較的に低い技術で低い能力の組立工によって容易に着手される組立体となる。事
実、本発明の組立体すべての要素は、プラスチック等の射出成形を用いて製造さ
れうる。一旦組み立てられると、人形10は組立を容易にすることもある締め具
またはその他の器具が子供の利用者に接近しない非常に高度に完成した仕方で形
成される。これは、本発明の人形が飲込み等の危険を与えることもある小さな部
品に容易に縮小されないので、相当に安全な利点を有する。
【0026】 図3は、本発明人形組立体の頭および首組立体の部分側断面図である。大要と
して、図3と4との比較は、ほぼ同じ構造が図4の正面断面図において見えなが
図3の側断面図において見える頭コネクタ90のスナップ・リテーナが現れてい
る点で差違がることを示す。さらに、図4の断面図は、首コネクタ80のクラス
プ82の構造をよりよく示す。
【0027】 さらに詳しく言えば、上部胴体12は内部凹所89および穴88を画定する首
14を含む。首14は、ほぼ球面87をさらに画定する。首コネクタ80は、ク
ラスプ82を含み、穴81を画定する。首コネクタ80は内部空所89に受けら
れ、穴88にネジ係合される。弾性材料からなる頭パッド85は、締め具83の
頭84に定置される。
【0028】 頭13は、内部空所100および穴35を画定する。頭13は、包囲リップ1
01を有する穴102をさらに画定する。ソケット103は、頭13の穴102
の下に形成される。
【0029】 頭コネクタ90は、フランジ95と球形ボール96とを有する細長いシャフト
91を含む。頭コネクタ90は、穴35をかいしてシャフト91の上端を通過さ
せ、フランジ95を穴102に定置することによって、内部100内で頭13に
組み付けられる。その後、細長いシャフト頭92が、熱形成または機械的カシメ
等によってシャフト91の上端に形成されて、シャフト91の上端を頭13に保
持する。次いで、頭13は、ソケット103を面87に整合させ、その後ボール
96をクラスプ82の中に下方に押し込むことによって首14に組み付けられる
。クラスプ82は、ボール96をクラスプ82にスナップ嵌合させることを容易
にするのに十分な弾性がある。頭パッド85は、締め具83の頭84とボール9
6との間に捕らえられる。
【0030】 頭コネクタ90は、スナップ・リテーナ93、94を頭13のリップ101に
スナップ嵌合係合させることによって頭13内に保持される。スナップ・リテー
ナ93、94は、頭コネクタ90が穴102から頭13内に上方に押し込まれた
とき、シャフト91に対して内方に変形しかつ曲がるのに十分な弾性がある。ス
ナップ・リテーナ93、94が一旦穴102を超えて動かされてしまうと、それ
らの弾性特性によってそれらがリップ101に係合するように外方に反発し、頭
コネクタ90を頭13内に固定する。上述したように、頭13への頭コネクタ9
0の取付けが、拡大シャフト頭92を形成するようにシャフト91の上端を変形
することによって完成される。完成組立体は、頭コネクタ90が頭13に完全に
固定されることを保証する。その結果、クラスプ82とボール96とが係合して
、組立体を完成する。パッド85と共に、球面87とソケット103との協同に
よって、頭13が首14の垂直軸のまわりに回動でき、かつ、一定の角度だけ傾
けられる。
【0031】 図4は、頭13、首、組立体構造の正面断面図である。さらに詳しく言えば、
上部胴体12は、内部凹所89および穴88を画定する首14を含む。首14は
、ほぼ球面87をさらに画定する。首コネクタ80は、クラスプ82を含み、穴
81を画定する。首コネクタ80は、内部空所89に受けられ、かつ、首コネク
タ80の穴81を貫通し、穴88にネジ係合した締め具83によって固定される
。弾性材料からなる頭パッド85は、締め具83の頭84に定置される。
【0032】 頭13は、内部空所100および穴35を画定する。頭13は、そこに形成さ
れた包囲リップ101を有する穴102をさらに画定する。ソケット103は、
頭13の穴102の下に形成される。
【0033】 頭コネクタ90は、フランジ95と球形ボール96とを有する細長いシャフト
91を含む。頭コネクタ90は、穴35からシャフト91の上端を通過させ、フ
ランジ95を穴102に定置することによって、内部100内で頭13に組み付
けられる。その後、拡大シャフト頭92が、熱形成または機械的カシメ等によっ
てシャフト91の上端に形成されて、シャフト91の上端を頭13に保持する。
次いで、頭13は、ソケット103を球面87に整合させ、その後ボール96を
クラスプ82の中に下方に押し込むことによって首14に組み付けられる。クラ
スプ82は、ボール96をクラスプ82にスナップ嵌合させることを容易にする
のに十分な弾性がある。頭パッド85は、締め具83の頭84とボール96との
間に捕らえられる。
【0034】 図5は、人形10の組立斜視図である。人形10は、側面43、44と、穴4
0、48(図2)とを有する下部胴体20を含む。下部胴体20は、拡大頭28
と、1対の側リブ41、42とを支持するポスト23を有する上方延長腰基台2
1をさらに含む。1対の脚17、18は、溝45、46を有する各アイレット3
7、38を画定する。穴31、33を有する1対の環状脚パッド30、32が、
脚17、18と側面43、44との間に配置される。弾性バンド46が、脚17
、18を保持するためにアイレット37、38間で引き伸ばされる。
【0035】 腰パッド25は、穴26と、1対の溝24、27とを画定する。腰パッド25
は、ポスト23およびリブ41、42に受けられる。 上部胴体12は、内部空所47(図2)および1対のソケット53、63を画
定する。上部胴体12は、内部凹所89および球面87を有する首14をさらに
画定する。腰コネクタ70は、穴75およびクラスプ76を含み、また、図2に
示すように、1対の締め具71、73を用いて上部胴体12に組み付けられる。
締め具71、73は、上部胴体12に組み付けられたとき、腰コネクタ70から
下方に延びる各頭72、74を含む。頭72、74は、下部胴体20上での上部
胴体12の回動を制限するように、腰基台21のリブ41、42と協同する。腕
15は、ボール54と、ソケット56を有するアイレット55とを含む。同様に
、腕16は、溝66を画定するアイレット65を有するボール64を含む。1対
の腕パッド51、61は、各穴52、62を画定し、ソケット53、63内でボ
ール端54、64間に定置される。弾性バンド99が腕15、16を上部胴体1
2に固定するためにアイレット55、65間で引き伸ばされる。
【0036】 上部胴体12に固定された腰コネクタ70と、腰基台21に置かれた腰パッド
25と共に、上部胴体12は、図2に示す仕方でポスト23をクラスプ76に押
し込むことによって下部胴体20に組み付けられる。腰パッド25は、上部胴体
12と腰基台21の面22との間に配置される。
【0037】 図3によりよく示すように、頭13は穴35および内部100を画定する。頭
13は、頭コネクタ90を受け、ボール96と、フランジ95と、シャフト91
と、1対のスナップ・リテーナ93、94とを含む。上述した手段によって、頭
コネクタ90は、図3に示すように、頭13にスナップ嵌合され、拡大シャフト
頭92(図3)を形成するためにシャフト91の上端を変形することによってそ
こに捕らえられる。クラスプ82を含みかつ穴81を画定する首コネクタ80が
、締め具83を用いて図3に示す仕方で首14の内部凹所89内で組み付けられ
る。締め具83は頭84を含む。弾性頭パッド85は、首コネクタ80の組立に
続いて頭84に定置される。最終組立工程として、そこに組み立てられた頭コネ
クタ90を有する頭13が、首14に下方に押し付けられてボール96をクラス
プ82に挿入し、パッド85を捕らえる。その後、穴35を通過するシャフト9
1の上端は、ボール96およびクラスプ82と協同して頭13を首14に保持す
る。この時点で、本発明の人形組立体が完成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづいて構成された人形組立体の斜視図である。
【図2】本発明の人形組立体の部分断面正面図である。
【図3】本発明人形組立体の首および首取付け部の拡大部分断面側面図であ
る。
【図4】本発明人形組立体の首および首取付け部の拡大部分断面正面図であ
る。
【図5】本発明人形組立体の分解斜視図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月8日(2002.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】首凹所を画定する首、1対の腕ソケット、下方開口腰凹所を画
    定する腰部分を有する上部胴体と、 両臀面および上方延長ポストを有する上方延長腰基台を画定する下部胴体と、 前記腰凹所内で前記上部胴体に固定されていて、前記上部胴体および下部胴体
    を結合するために前記ポストに係合ように形成された腰コネクタと、 内部頭空所を画定する頭と、 前記頭空所に受けられることができ、前記頭に固定され、ボールを有する頭コ
    ネクタと、 前記首凹所内に固定され、前記頭を前記首に結合するために前記ボールに係合
    ように形成されたクラスプを有する首コネクタと、 前記下部胴体に脚を取り付ける手段を有する1対の脚と、 前記上部胴体に腕を取り付ける手段を有する1対の腕と からなる人形。
  2. 【請求項2】前記ポストを受ける穴を有し、前記上部胴体と前記下部胴体と
    の間に配置されたパッドをさらに含む、請求項1に記載の人形。
  3. 【請求項3】前記コネクタを前記首凹所内に固定する第1ファスナと、該第
    1ファスナと前記人形との間に配置された弾性パッドとをさらに含む、請求項2
    に記載の人形。
  4. 【請求項4】前記頭空所が下方開放開口および包囲リップを画定し、前記頭
    コネクタが、 前記ボールから上方に延びる細長いシャフトと、 前記リップに係合しかつ前記頭コネクタを前記頭に捕らえるように前記シャフ
    トが前記穴を貫通しかつ外方に弾性反発するとき、前記シャフトに弾性変形する
    ように形成された前記シャフトから外方に延びる1対の弾性スナップ保持部材と
    を含む、請求項3に記載の人形。
  5. 【請求項5】前記頭が上部穴を画定し、前記細長いシャフトが前記上部穴を
    貫通して拡大シャフト頭部を形成する、請求項4に記載の人形。
  6. 【請求項6】前記腕を取り付ける手段が、 第1の1対穴を有する1対の腕に形成され、前記ソケットに受けられる1対の
    ボール端と、 前記第1の1対穴間に引き伸ばされて、前記ボール端を前記ソケットから引っ
    張る第1弾性バンドとを含む、請求項5に記載の人形。
  7. 【請求項7】前記腕を取り付ける手段が前記ボール端と前記ソケットとの間
    に配置された1対の環状腕パッドをさらに含む、請求項6に記載の人形。
  8. 【請求項8】前記脚を取り付ける手段が、 前記1対の脚から内方に延びる第2の1対穴と、 前記第2の1対穴間に引き伸ばされて、前記脚を前記臀面から引っ張る第2弾
    性バンドとを含む、請求項7に記載の人形。
  9. 【請求項9】前記脚を取り付ける手段が前記1対の脚と前記臀面との間に配
    置された1対の環状脚パッドを含む、請求項8に記載の人形。
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