JP2003505151A - 人の外耳の形状を非観血的に矯正するための装置 - Google Patents

人の外耳の形状を非観血的に矯正するための装置

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JP2003505151A
JP2003505151A JP2001511860A JP2001511860A JP2003505151A JP 2003505151 A JP2003505151 A JP 2003505151A JP 2001511860 A JP2001511860 A JP 2001511860A JP 2001511860 A JP2001511860 A JP 2001511860A JP 2003505151 A JP2003505151 A JP 2003505151A
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ears
folds
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JP2001511860A
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マイケル ミラベ ソリベ,
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マイケル ミラベ ソリベ,
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    • A61F11/00Methods or devices for treatment of the ears or hearing sense; Non-electric hearing aids; Methods or devices for enabling ear patients to achieve auditory perception through physiological senses other than hearing sense; Protective devices for the ears, carried on the body or in the hand

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Abstract

(57)【要約】 人の外耳(1)を非観血的に矯正する装置。当該装置は、接着剤(12)を有する装着具(4)を具備し、当該接着剤は、永久的に変形するよう矯正されるべき範囲に沿った折り曲げ線(5−5)の辺りで折り曲げられる耳(1)に、当該装着具を2つの襞部分(7;8)と貼り合わせるためのものであることを特徴とする。上記装着具(4)は、上記装着具(4)が固定された状態において接着剤(12)によって相互に貼り合わせられた2つの襞部分(9;10)によって襞(6)を形成することを特徴とする。当該装置は、容易に且つ便利に耳に固定させることができる。接着した状態では、当該装置を見ることはできないから、患者は、取り付けられていることに対して不快感やイライラ感を感じることがない。好ましくは、当該装置は、エストラジオールの濃度が最も高い生後数週間以内に永久形状とすることが特に容易な幼児の横に張った耳を矯正するために利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人の外耳の形状を非観血的に矯正し、横に張った耳のような変形し
た耳を望ましい通常の形状に矯正するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
子供の全体の約10%の耳が立耳又は横に張った耳であり、それがからかいや
心理的な問題を引き起こす原因となっている場合があり、時には、自信喪失の原
因となる場合もある。大人にとっては、外見的及び/又は心理的問題の原因とな
る場合がある。
【0003】 立耳は、身体的問題でもありうる。夏になると、耳が直ぐに日焼けすることを
経験する人がいる。自転車/オートバイのヘルメットが被りづらい人もいる。
【0004】 デンマークでは、毎年、横に張った耳を持つ約2000人の患者が手術を受け
ている。就学前の年齢の子供を持つ親の殆んどは、我が子が就学後にからかわれ
ることのないように手術を受けさせることを希望する。
【0005】 オーレス・アラティ(Aures alatae)は、しばしば、家系内で発生し、優性遺
伝として現れる傾向がある。横に張る耳の発生率が高くなる場合は、胎児性アル
コール症候群、胎児性ヒダントイン症候群、ダウン症候群(55%が横に張った
耳を持つ)並びにターナー症候群等の遺伝子異常、及び、筋ジストロフィー等の
筋障害、及び、無脳症等の脳障害の場合である。
【0006】 立耳は、2つのタイプに分類され、一方は、対耳輪が欠如又は不完全に発達/
表出しているタイプであり、他方は、耳介甲腔が高い/深いタイプである。これ
ら2つのタイプは、程度の差こそあれ、同時に発生する場合がある。
【0007】 胎児の耳が最終的形態を呈し始めるのは、胎児第3ヶ月目の始めであって、こ
の期間に、耳輪の形成が行われる。この耳輪は非常に速く形成され、胎児の第6
月目になって本格的に形成が開始される対耳輪より先に成長する。胎児としての
残りの期間に、対耳輪が耳輪の成長に追いつけない場合は、耳の***の形態に深
刻な先天性変形が発生する。これは、出生時に、対耳輪に対応する、外耳にある
程度の角度を伴った湾曲が現れていないことに起因する。顕著な場合には、非常
に深い耳介甲腔が見られる場合がある。
【0008】 その後、耳は、10歳になるまで継続的に成長し、大人の耳の大きさに相当す
るまでに成長する。耳の85%は、3歳以降に完全に成長している。しかし、耳
の垂直面が生涯に渡って成長している一方で、頭部に対する幅や耳角度は10歳
以降あまり変化しないことがわかっている。従って、手術に最適の時は、10歳
以降であろう。
【0009】 しかし、就学前児童に手術をすることは、耳の成長の障害とならないだろうと
指摘する専門家がいる。子供にしばしばかなりの影響を及ぼす心理的問題は、し
ばしば、最も懸案される事項となっており、従って、上記に述べたように、両親
は、就学前に子供に手術を受けさせ、子供がからかいの対象となることを回避し
ようとする。
【0010】 横に張った耳に対する手術的な治療は、19世紀から既に始まっている。その
時以来、この目的のために、多くの様々な手術方法が発達してきた。単純なもの
もあれば、より複雑化したものもある。
【0011】 手術に係る不利益とは、しばしば患者に苦痛を与える点であって、その苦痛が
手術後何ヶ月間又は何年間も続く場合もある。患者の約20%は、このように、
手術後1年間が経過しても手術を施した耳に痛み/ヒリヒリする痛みを感じる。
8%の人が再手術を受ける。
【0012】 手術後10日間、軟骨が所望の位置で癒えることができるように、患者は、タ
ーバンのように、包帯を頭部に巻いていなければならない。満足のいく結果とな
る前に、3週間「ナイトキャップ」を被って就寝しなければならない。
【0013】 手術に関してしばしば発生する問題が、小さな軟骨の突起が耳に残って、軟骨
が異常に折り曲げられてなる(対耳輪)形状である。そのような形状は、患者に
とって苦痛であるし、更には、外見上も不満足であろう。
【0014】 しかし、横に張った耳を含む耳の変形を非手術的又は非観血的に永久に矯正す
ることが可能であることが分かっている。
【0015】 子供に関していえば、幼児の軟骨が柔らかくて柔軟な理由は、幼児のエストロ
ゲンの血中濃度が高いためである。新生児の耳は、柔らかくて、しなやかである
。数日が経過すると、その耳は、より弾力的で、硬化するが、これは、新生児の
比較的高いエストロゲン濃度が低下したことに関係していると考えられている。
【0016】 新生児を循環しているエストロゲンが最も高濃度になるのは、生後72時間の
間である。その後、濃度は急激に低下する。生後6週間の時点では、エストロゲ
ンの濃度は、年上の子供と同一レベルである。従って、エストロゲン注射の試験
では、注射の24時間が経過するまでのウサギで、耳軟骨の柔軟性が増加し、弾
力性が減少する結果となった。
【0017】 軟骨の弾力性がプロテオグリカンの濃度に依ることは既知である。プロテオグ
リカンの構成要素であるヒアルロン酸は、エストロゲンの濃縮で増加し、従って
、これによって、新生児の軟骨が柔軟になる。従って、横に張った耳を含めて、
先天的な耳の変形を手術治療を利用せずに最良に治療ができるのは、この期間内
である。
【0018】 折り曲げや外的圧力を受けた軟骨の変形によって、軟骨の軟骨膜に破裂が生じ
ること、及び、それに続いて、当該折り曲げられた襞の凸側の軟骨膜に対応する
軟骨に付加的成長が発生することが分かっている。軟骨は、それよって、厚みを
帯びて成長し、軟骨が永久に折り曲げられた状態を得ることができる。これにつ
いても、新生児の期間に最も良い結果が得られる。
【0019】 本願出願人の特許出願PCT/DK98/00346は、横に張った耳を非観
血的に矯正するための装着具として既知である。この場合、当該装着具の形状は
、耳の選択領域の回りを掴み、比較的長時間、圧縮力を伴って当該領域に作用す
るように、クリップ形状である。それによって、当該領域の軟骨は、永久的に変
形する。つまり、軟骨の軟骨膜に破裂が生じ、それに続いて軟骨の付加的成長が
起こり、これが原因となって、軟骨が永久的に折り曲げられる。
【0020】 この既知のクリップは、患者の外耳を非観血的に矯正するために特に適してい
る。しかし、クリップが存在すると、特に患者が寝る夜間に、患者にとって多少
問題となる場合がある。更に、クリップは、その小ささにも拘わらず、一見して
明らかであるから、患者は、外見的にそのクリップを恥ずかしいと感じる場合が
ある。
【0021】 更に、小さな子供の場合、非常にたやすくクリップを不快でいらいらする物と
思うであろうから、それを直ぐに取り外そうとして、この期間に耳を損傷する恐
れがある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、冒頭段落部で述べたような装着具を提供することである。つ
まり、容易に且つ従来の態様で耳に装着可能であり、装着状態での一見明白性が
なく、治療の間、装着しても患者に不快感やいらいら感を与えない装着具である
【0023】 本発明によって得られる新規且つ独特な特徴とは、当該装置は、永久変形の矯
正がなされることとなる領域に沿った折曲げ線の辺りで折り曲げられる耳に、装
着具を2つの襞部分と一緒に貼付するための接着剤を有する薄型の装着具を具備
する点である。
【0024】 この装着具は、有利には、例えば、上記に記載のように、エストロゲンの濃度
が最高値である生後数週間以内に容易に永久的形状となる幼児の横に張った耳を
非観血的に矯正するために利用することができる。
【0025】 子供は、典型的には耳の後部に固定され、よって、見ることができない当該装
着具を感じることはできない。更に、当該装着具は、非常に単純で、耳からの取
り外しが簡単であるから、例えば、子供の母親は、好都合なことに、子供のリズ
ムに合わせていつでもこの作業を難なくすることが可能となる。
【0026】 ある実施態様では、装着具は、折り曲げられていない耳の両襞部分に固着可能
な程度に、その両面に接着剤を有する。その後、装着具が貼付されている耳を折
り曲げ、装着具の2つの折り曲げ部分が相互に張り合わされる。装着具がこのよ
うに耳に固着している限り、耳は、折り曲げられた状態で固定される。
【0027】 更に、装着具が固定された状態での耳の2つの襞部分相互の接続を強化するた
めに、装着具に芯を設けることができる。芯は、永久的に変形されることが可能
な、金属等の物質から作ることができる。この場合、芯は、装着具を固定状態に
維持することができるように配置することができ、接着材は、装着具の耳に面す
る側にだけ必要となる。
【0028】 第二の実施態様によると、装着具は、2つの独立部分からなってもよく、これ
らは、折り曲げ前の耳の上記各襞部分に固着される。その後、装着具の両独立部
分が貼付された状態で耳を折り曲げることが可能となり、その結果、装着具の2
つの部分が貼り合わさり、それによって、耳が折り曲げられた状態が固定される
【0029】 特に有利な実施態様では、装着具は、折り曲げ端と、両面に一層の接着剤を有
するシートの形態にすることができる。このシートは、最初に、折り曲げ前の耳
の後ろにしっかりと固着され、その後、耳の外層を当該シートの折り曲げ端の辺
りで確実に操作された態様で折り曲げ、シート上に固着させる。
【0030】 更に、装着具の表面は、接着剤に完全に被覆されている必要はない。当該表面
が部分的にのみ被覆されている場合は、接着剤が塗布されていない領域を通じて
皮膚は呼吸をすることができる。
【0031】 特に単純な実施態様では、装着具は、2重に被覆されたテープを具備するだけ
であってもよい。
【0032】 装着具が両面に一層の接着剤を有するガーゼ等の織物を有する場合、皮膚は、
当該織物を通じて有利に呼吸することができる。
【0033】 更に、装着具上の接着剤は、剥離可能な膜によって予め覆われていてもよく、
これにより、当該接着剤を保護し、装着具が意図せずして強固に貼り付くことを
防止することができる。当該保護膜は、装着具の使用時に剥がされる。
【0034】 接着剤の保護に加えて、上記のような膜は、折り曲げ前の耳に装着具を適切な
位置に装着するための有利な手段としても利用することができる。この場合、当
該膜は、透明で、装着具の限界以上に延びており、装着具が耳に対して適切な位
置にあるか否かを作業者が判断できるように座標が印刷されていてもよい。任意
の構造をした耳に最適である座標は、添付説明書で与えられてもよい。
【0035】 折り曲げ前の耳に対する装着具の位置決めは、装着具を着脱可能に保持するた
めの手段を有するゲージと、耳輪に対してゲージを支持するための留め具によっ
て行うことも可能であって、これによって新規の装着具を旧装着具と常に同一の
耳の位置に配置することができる。それによって、耳の折り曲げ線は常に、永久
変形によって矯正されるべき領域に沿って形成される。
【0036】 ゲージの留め具は、更に、任意の耳の構造に適合するように設定することがで
きる。
【0037】 以下においては、図面を参照しながら例示的にすぎない実施例について説明し
、本発明について詳述する。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1は、横に張った耳1の正面図である。この耳の特徴は、通常の耳には見ら
れる対耳輪が欠如している点である。このような横に張った耳を有する人にとっ
てこの変形は、様々な意味で不都合であり、従って、通常の形状を呈するように
、横に張った耳に対耳輪を形成することが望ましい。
【0039】 図2では、上記の耳が本発明の装着具によって非観血的に治療され、それによ
って、対耳輪2が形成され、耳3の形状は、所望のとおり通常のものとなってい
る。
【0040】 図3及び4は、この対耳輪2がどのように形成されるかを示す線図である。図
3では、この時点では、横に張った耳が後方から図示されており、装着具の耳に
面する側に塗布された接着剤(図示せず)によって耳1の後ろに、薄型で柔軟な
装着具4が固着している。装着具の外側にも接着剤が塗布されている(図示せず
)。
【0041】 図4では、耳が折り曲げ線5−5に沿って折り曲げられ、内側襞7と外側襞8
を有する襞6を形成している。耳に固着している、薄型で柔軟な装着具4も同時
に折り曲げられ、装着具の外面の内側の部分9と外側の部分10が相対面してい
る。最後に、装着具を中心に耳の2つの襞部分7、8を共に押圧すると、当該装
着具の2つの部分9、10は、装着具の外側部分の接着剤によって固着し合う。
【0042】 しばらくこのようにして耳を固定し続けると、折り曲げ線5−5に沿った領域
で、当該耳を永久に変形させる過程が徐々に進行し、当該領域は、最終的には、
所望の対耳輪を形成する襞のままの状態となる。
【0043】 上記装着具は、非観血的に幼児の横に張った耳を矯正するために非常に有利に
利用できる。というのも、このような耳は、エストラジオールの濃度が最高値で
ある生後数週間以内は永久的に容易に変形するからである。
【0044】 子供は当該装着具の存在になかなか気づかないし、更に、それは、耳の襞の2
つの襞部分の間に隠れているので、それを掴むことは困難である。
【0045】 装着具は、耳に容易に取付けられ、容易に再度取り外せる。子供の耳の後ろを
洗浄する場合は、装着具を取り外して、洗浄後、新しいものに取り替えて、治療
を継続することができる。
【0046】 図5は、矯正されるべき横に張った耳1の後部に、図3に記載の装着具4と同
様のものが貼付されている図を示し、図6は、当該装着具の断面図を拡大して図
示している。
【0047】 図から分かるように、装着具4は、この場合、柔軟なフォイル11を具備し、
当該フォイルの両側面には、1層の接着剤12が塗布されている。接着剤は、更
に、膜13によって保護されている。
【0048】 装着具を使用する場合、膜13を最初に装着具の一方の側から剥離する。そし
て、図3及び図5に示すように接着剤12によって横に張った耳1の後ろに装着
具を貼付する。
【0049】 そして、図4を参照しながら説明したように耳を折り曲げ、その状態で固定す
る。
【0050】 図7及び8は、図3−6に記載の実施態様の変形例を示す。しかし、この場合
、装着具14は、2つの別個の部分15及び16からなり、耳が折り曲げられた
ときに、相互に貼り合わさる。
【0051】 更に、この装着具は、図3−6を参照して上記に記載された実施態様と同様に
機能し、同様な構造を有する。即ち、柔軟なフォイル11と当該フォイルの両面
に塗布された1層の接着剤12からなり、膜13によって保護されている。
【0052】 図9及び10は、2つの部分がより小さくなった場合の装着具17の1実施態
様を図示しており、各部分は、図3−6に示したものと同様の構造を有し、即ち
、柔軟なフォイル11と当該フォイルの両面に塗布された1層の接着剤12から
なり、膜13によって保護されている。
【0053】 この場合、更に、装着具は、当該装着具が固定された状態での耳の2つの襞部
分の間の接続を補強するために芯21を有する。耳が折り曲がると同時に当該芯
は曲がり、耳が折り曲がった状態を固定する機能の一助となり、又は完全にその
機能を果たす。
【0054】 後者の場合、本発明の装着具の当該実施態様については、耳の前面にのみ貼付
して利用することができるから(図示せず)、装着具の接着材は、耳に面する側
に必要となるだけである。
【0055】 図11及び12は、2つの部分がより小さく分割された場合の装着具22の第
二の実施態様を示す。しかし、柔軟なフォイルについては、両面に接着剤24を
塗布し、両面の接着剤を保護するための膜25を有する一片のガーゼ23が代わ
りに使用されている。
【0056】 ガーゼ23によって、皮膚が装着具を通じて呼吸できる。この利点は、この場
合の留め具の両面に接着剤を部分的にのみ塗布すれば向上する。
【0057】 図13及び14は、本発明の装着具26の特に有利な実施態様を示している。
この場合、装着具は、襞6(図4)の内側の襞部分7に適合する、または、該襞
部分7よりも若干小さい形状を有する、比較的薄い固定シート26を有し、図示
された固定状態にある折り曲げ端27は、襞の所望の折り曲げ線5−5に沿って
いる。
【0058】 薄い固定シート26の両面には、接着剤28が部分的に塗布されており、保護
膜29がその各面を被覆している。
【0059】 上記装着具を使用する場合は、最初に、保護膜29を固定シートの一面から剥
離し、その後、折り曲げ端27を折り曲げ線5−5に沿って配置し、保護膜を剥
離した面に塗布された接着剤で当該シートを横の張った耳の後に固着させる。
【0060】 図13に図示するように、膜29を固着した固定シートの外側から剥がし、そ
の後、耳の外側襞部分8を当該シートの折り曲げ端27の辺りで折り曲げ、当該
シートに固着させる。
【0061】 固定シート26に折り曲げ端27があることによって、容易に且つ簡単に毎回
同様の方法で横に張った耳1を折り曲げることが確実に可能となる。というのも
、この期間、折り曲げ端の輪郭に沿いさえすれば、非常に単純に折り曲げ線を形
成することができるためである。
【0062】 更に、図示されたように、接着剤28を固定シート26に部分的に塗布するこ
とによって、皮膚は、接着剤が未着の範囲を通じて確実に呼吸することができる
【0063】 図15には、横に張った耳1の後に貼付された状態の固定シート26が再び図
示されている。しかし、この場合には、外側保護膜30は、当該シートと折り曲
げ前の耳の双方の限界を超えて延びている。
【0064】 当該フィルムは、透明膜からできており、耳に対する固定シート26の位置決
めのための座標31が印刷されており、この間、作業者が特定の点のレベルに特
定の座標を配置させるように、耳の輪郭に合わせて座標を配置する。1−1で示
す線は、耳の望ましい折り曲げ線5−5に対応するものである。
【0065】 図16は、横に張った耳1に当該シート26を毎回同一の適切な位置に正確に
配置することを可能にするための二股ゲージ32を図示する。
【0066】 ゲージ32の固定シート26に面する側には、3つの横断ピン33が設けられ
ており、これは、保護膜36の末端にある突出タブ35に設けられた対応穴34
と嵌合する。図16では、シート26は、このようにゲージに着脱可能に取付け
られている。
【0067】 ゲージの当該シートに面する側と反対の側面には、3つの留め具37が設けら
れており、これは、当該留め具をゲージ32に対して所望の位置に設定するため
のスロット38と螺子39を有する。
【0068】 更に、ゲージには、取っ手40が設けられており、ゲージの使用の際に作業者
(図示せず)が掴むために便利である。
【0069】 図17は、作業者が固定シート26を有するゲージを折り曲げ前の横に張った
耳1の後ろに配置し、留め具が耳輪41に若干触れる程度に配置された状態の図
である。最も内側の保護膜は、予め固定シート26から剥離されており、当該シ
ートは、耳に適切な位置にあり、従って、少し押圧するだけで、直ぐに、固定シ
ート26の接着剤28によって耳に固着することができる。
【0070】 そして、ゲージを除去し、これによって、突出タブ35と共に依然としてゲー
ジに貼付している最も外側の保護膜36が固定プレートから剥離され、その結果
、当該プレートの最も外側にある接着層28が現れる。その後、シートの折り曲
げ端27辺りで耳を折り曲げ、図13及び14を参照しながら上記で説明したよ
うに折り曲げられた状態で固定される。最後に、フィルム36をゲージ32から
除去し、作業は終了する。
【0071】 ゲージによって新規の固定プレート26を旧固定シートが固着されていたちょ
うど同じ地点に常に確実に固着させることできるので、形状の良い対耳輪が所望
の耳の位置に正確に形成される。
【0072】 固定シートが先のシートと異なる耳の地点に設けられた場合、初期変形が新し
い地点に現れるであろうし、次に再び固定シートを取り替えた際には、これと異
なる新しい地点に初期変形が現れるであろう。
【0073】 耳への固定シートの配置が多少なりとも上記のように乱雑であると、対耳輪の
形成に非常に長期間を要し、最終的に形成される対耳輪は、変形し、醜いものと
なるであろう。
【0074】 図15の座標、及び図16と17のゲージは、従って、人の外耳の矯正のため
の本発明に係る装置の重要要素となる。
【0075】 しかし、言うまでもないことであるが、ゲージと座標の双方の設計は、例示と
してのみ解されるべきであって、両方とも、その設計は、本発明の範囲内であれ
ば他のいかなる便宜的方法によっても可能である。
【0076】 例えば、固定作業を補助する間、ゲージの留め具は、耳の耳輪に対して配置さ
れる代わりに、セファロ・オーリキュラ(cephalo auricular)の角の頂角に相
当する、耳の頭部と根元に配置することができる。
【0077】 更に、座標については、単純に、数字を付した複数の点によって印が付けられ
ているだけであってもよい。これらの点は、穴であって、(図示しない)ペグを
設けてペグを留め具として使用し、固定シート26上の突出している最外層の保
護フィルム30をゲージとして使用するものであってもよい。
【0078】 記載されている装着具の実施態様も、例示として解されなければならない。
【0079】 それらは、更に、耳の前面上で、又は、耳と頭部の間で利用されるように配置
することができる。
【0080】 本発明は、更に上記のように記載され、横に張った耳に対耳輪を形成するため
に利用されたと例示的に想定されている図面に示した。
【0081】 しかし、当該装着具は、同じ程度で非常に有利に、人の外耳の他の変形を矯正
するために使用することが可能で、更に、明らかではあるが、子供と大人の両者
に使用することができる。
【0082】 横に張った耳を含む変形した耳を矯正するための手術作業では、耳の後ろが切
開され、その後縫合される。そして、頭部に包帯を巻いて、耳を頭部に対して所
望の位置にしたまま10日間保持すると、当該位置で耳を治癒させることができ
る。
【0083】 患者は、この頭部の包帯をしばしば身体的又は外見的に恥ずかしいと感じる場
合がある。他方で、本発明の装着具によると、都合よく、又は何ら不都合なく、
手術後の耳を上記の場所に固定させることができる。
【0084】 この場合、同時に、装着具は、傷口を被覆する絆創膏としても機能しうるであ
ろう。その際、絆創膏は、縫合を控えることができるような態様で配置してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 横に張った耳の正面図である。
【図2】 図1の耳が本発明の装着具によって治療された後の図である。
【図3】 図1の横に張った耳に本発明の装着具がしっかり貼付された場合
の背面図である。
【図4】 図3の線IV−IVに沿って観察した断面図であるが、ただし、
耳は折り曲げられた状態であり、装着具は固定状態の場合を図示する。
【図5】 横に張った耳に貼付されている本発明の装着具に係る第一の実施
態様を図示する背面図である。
【図6】 図5の装着具の断面図を拡大した図である。
【図7】 横に張った耳に貼付されている本発明の装着具に係る第二の実施
態様を図示する背面図である。
【図8】 図7の装着具の断面図を拡大した図である。
【図9】 横に張った耳に貼付されている本発明の装着具に係る第三の実施
態様を図示する背面図である。
【図10】 図9の装着具の断面図を拡大した図である。
【図11】 横に張った耳に貼付されている本発明の装着具に係る第四の実
施態様を図示する背面図である。
【図12】 図11の装着具の断面図を拡大した図である。
【図13】 横に張った耳に貼付されている本発明の装着具に係る第五の実
施態様を図示する背面図である。
【図14】 図13の装着具の断面図を拡大した図である。
【図15】 耳に対する装着具の位置決めをするための座標が設けられ、張
り出た形状をした透明膜を有する図13の装着具に係る第5の実施態様を示す。
【図16】 耳に対する装着具の位置決めをするためのゲージに取付けられ
た図13の装着具に係る第五の実施態様を示す。
【図17】 装着具を固定し、耳に配置された図16のゲージを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW 【要約の続き】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の外耳を非観血的に矯正するための装置であって、当該装
    置は、接着剤(12)を有する装着具(4)を具備し、当該接着剤は、永久的に
    変形するよう矯正されるべき範囲に沿った折り曲げ線(5−5)の辺りで折り曲
    げられる耳(1)に、当該装着具を2つの襞部分(7;8)と貼り合わせるため
    のものであることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記装着具(4)は、上記装着具(4)が固定された状態に
    おいて接着剤(12)によって相互に貼り合わせられた2つの襞部分(9;10
    )によって襞(6)を形成することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記装着具(17)は、金属等の永久的に変形される物質か
    らなる芯を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記装着具(14)は、上記装着具の固定状態において接着
    剤(12)で相互に貼り合わせられた2つの独立部分(15;16)を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記装着具は、耳(1)を折り曲げる際に当該耳の折り曲げ
    線(5−5)を画定するための折り曲げ端(27)を有する固定シート(26)
    状であって、当該固定シート(26)の両側面には、折り曲げられた耳(1)の
    2つの襞部分(7;8)と当該シートを貼り合わせるための接着剤(29)が塗
    布されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記装着具は、2重に被覆されたテープを具備することを特
    徴とする請求項1−4のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記装着具(22)は、両面に接着剤(24)が塗布された
    ガーゼ等の布(23)を具備することを特徴とする請求項1−4のいずれか1項
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記装着具(26)は、接着剤(28)を被覆するための剥
    離可能な少なくとも1つの膜(29)を予め有することを特徴とする請求項1−
    7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記の膜(29)は、上記装着具(26)の限界を超えて延
    びており、折り曲げ前の耳(1)に対する上記装着具(26)の配置を決めるた
    めの座標(31)を有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 折り曲げ前の耳(1)に対する上記装着具(26)の配置
    を決めるためのゲージ(32)が上記装置の一部であることを特徴とする請求項
    1−8のいずれか1項に記載の装置。
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