JP2003502000A - 機械的変動から電力を取出す方法及びシステム - Google Patents

機械的変動から電力を取出す方法及びシステム

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JP2003502000A
JP2003502000A JP2001500422A JP2001500422A JP2003502000A JP 2003502000 A JP2003502000 A JP 2003502000A JP 2001500422 A JP2001500422 A JP 2001500422A JP 2001500422 A JP2001500422 A JP 2001500422A JP 2003502000 A JP2003502000 A JP 2003502000A
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converter
power
circuit
coupling
electrical circuit
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Inventor
ダブリュ.ザ フォース ハーグッド,ネスビット
ガンディ,カムヤー
アール. リーヘイ,ジョナサン
エー. ベント,アーロン
Original Assignee
コンティニューム コントロール コーポレイション
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/18Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing electrical output from mechanical input, e.g. generators
    • H02N2/181Circuits; Control arrangements or methods

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 機械的パワーを電力へと変換する変換器(12)を変動(14)に結合する段階と;上記変換器におけるピーク電圧が、上記変動のみによる開放変換器のピーク電圧の2倍より大きくなるように、上記変換器に対して電気回路(18)を結合する段階と;上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と;エネルギを蓄電素子(20)に蓄積する段階と;を含むパワー取出方法。スイッチング増幅器(16)を使用し、上記変動の過程における異なる時間間隔の間に、パワーは上記変換器から取出され、上記変換器に付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の背景〕 本発明は、機械的変動からエネルギを取出すこと、特に電力を取出すことに関
する。
【0002】 機械的エネルギを電気エネルギに変換するたとえば圧電変換器などの変換器は
、変動から電力を取出すべく使用され得る。たとえば海洋波などからパワーを取
出すべく圧電変換器を使用することは公知である。 〔発明の要約〕 たとえば、圧電変換器、反強誘電変換器、電歪型変換器、圧磁変換器、磁歪型
変換器もしくは磁気形状記憶変換器などの変換器は、たとえば機械的変動の形態
のエネルギを電気エネルギに変換すべく使用され得る。機械的エネルギ源として
は:風、海洋波および地動などの環境源;回転機、コンプレッサ、ギヤおよびベ
アリングなどの振動機械;歩行、走行、登坂、手振りなどの人体運動;デバイス
を巻き上げもしくはデバイスを振るなどによる手動入力;自動車の運動、航空機
の運動、衛星の運動などの移動体の運動;橋梁およびビルディングなどの土木構
造の動き;騒音および音声などの音源;ならびに、運動器具に対する衝撃もしく
は運動器具の動作;が挙げられる。
【0003】 たとえば人間の歩行(locomotion)などから取出される電力は、携帯電話、ペー
ジャ、パーソナル・オーガナイザ、および携帯テープ・プレーヤ、CDプレーヤお
よびラジオの如き消費者個人用電子機器などの、携帯用電力が必要とされる任意
のデバイスに対して使用され得る。たとえばテニス・ラケット(もしくは他の任
意の運動器具)などの振動構造から取出された電力は、変換器と、該変換器の制
振アクチュエータとして使用される支援用電子機器とに自己給電すべく、または
、運動器具もしくは他の特殊効果に関するセンサに給電すべく、使用され得る。
また、たとえば機械運動などから取出されたパワーは、制振アクチュエータとし
て使用される変換器を自己給電すべく、または、たとえば機械および構造の状態
依存保守(condition based maintenance)における遠隔センサおよび無線遠隔測
定に対するパワーを提供すべく使用され得る。
【0004】 本発明の一態様によれば、パワー取出方法は、機械的パワーを電力へと変換す
る変換器を変動に結合する段階と、上記変換器により知覚されるピーク電圧が、
上記変動のみに依る開放(open circuit)変換器の一切のピーク電圧の2倍より
大きくなるように、上記変換器に対して電気回路を結合する段階と、上記電気回
路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と、取出されたパワーを蓄積す
る段階と、を含む。
【0005】 本発明のこの側面の各実施例は、以下の特徴の一個以上を含み得る。
【0006】 取出されて蓄積されたパワーは外部負荷に付与される。上記電気回路を結合す
る段階は、取出されて蓄積されたパワーを上記変換器に付与する段階を含む。上
記電気回路を結合する段階は、上記変換器に対して共振回路を結合する段階を含
む。上記電気回路を結合する段階は、上記変換器に電気接続されたスィッチを制
御する段階を含む。システム状態が監視されると共に、上記スィッチはシステム
状態に基づき制御される。上記スィッチのデューティ・サイクルは制御される。
【0007】 上記電気回路を結合する段階は、上記変動の振動を増加すべく作用する。代替
的に、上記電気回路を結合する段階は上記変動の振動を減衰すべく作用する。上
記電気回路を結合する段階は、上記変動から取出されたパワーにより上記電気回
路に給電する段階を含む。
【0008】 ひとつの説明のための実施例においては、上記変動に対して複数の変換器が結
合される。上記変換器を結合する段階は、上記変換器を構造体に対して取付ける
段階を含む。
【0009】 本発明の別の態様によれば、パワー取出方法は、機械的パワーを電力へと変換
する変換器を変動に結合する段階と、上記変換器に対する電流および該変換器か
らの電流の積分のピークが、上記変動のみに依る短絡(short circuit)変換器
の電流の積分のいずれのピークの2倍より大きくなるように、上記変換器に対し
て電気回路を結合する段階と、上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを
取出す段階と、取出されたパワーを蓄積する段階と、を含む。
【0010】 本発明の別の態様によれば、パワー取出方法は、機械的パワーを電力へと変換
する変換器を変動に結合する段階と、センサにより機械的状態を測定する段階と
、測定された機械的状態に基づき、上記変換器に結合された電気回路を制御する
段階と、上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と、取出さ
れたパワーを蓄積する段階と、を含む。
【0011】 本発明の他の態様によれば、パワー取出方法は、機械的パワーを電力へと変換
する変換器を変動に結合する段階と、上記変動の励起周波数の2倍より大きな周
波数にて当該電気回路のスィッチが切換わるように、上記変換器に結合された電
気回路のスィッチを制御する段階と、上記電気回路を使用して上記変換器からパ
ワーを取出す段階と、取出されたパワーを蓄積する段階と、を含む。
【0012】 本発明の他の態様によれば、パワー取出方法は、機械的パワーを電力へと変換
する変換器を機械的変動に結合する段階と、上記変動の過程における異なる時間
間隔の間に、上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器に付与する段
階と、取出されたパワーを蓄積する段階と、を含む。
【0013】 本発明のこの側面の各実施例は、以下の特徴の一個以上を含み得る。
【0014】 上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器に付与する上記段階は、
単一サイクルで生ずる。また、上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変
換器に付与する上記段階は、共振回路もしくは増幅器(amplifier electronics
)を使用する。
【0015】 本発明の他の態様によれば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器と、電気回路と、取出されたパワーを蓄積する蓄電素子(storag
e element)とを含む。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。
上記電気回路は、上記変換器により変換されるピーク電圧が、上記変動のみに依
る開放変換器のいずれのピーク電圧の2倍より大きくなるように、上記変換器の
両端子間に接続される。
【0016】 本発明のこの側面の各実施例は、以下の特徴の一個以上を含み得る。
【0017】 上記回路は、共振回路および整流回路を含む。代替的に、上記回路はたとえば
H形ブリッジもしくは半ブリッジとして配置された増幅器を含む。上記増幅器は
制御回路(control electronics)が制御する。上記制御回路は上記増幅器のデ
ューティ・サイクルを制御する。上記電気回路は、上記電気回路を制御すべく使
用されるシステム状態を監視するセンサを含む。
【0018】 上記電気回路は、第1および第2端子を備えたインダクタを含む。上記インダク
タの上記第1端子は上記変換器の第1端子に接続される。上記インダクタの上記第
2端子および上記変換器の第2端子には、第1副回路が接続される。上記第1副回路
はスィッチを含む。上記インダクタの上記第2端子および上記変換器の上記第2端
子には、第2副回路が接続される。上記第2副回路はスィッチを含む。
【0019】 図示実施例において上記電気回路は、第1および第2入力端子ならびに第1およ
び第2出力端子を有する整流回路を含む。上記第1および第2入力端子は、上記変
換器の第1および第2端子間に接続される。インダクタは第1および第2端子を含む
。上記インダクタの上記第1端子は、上記整流回路の上記第1出力端子に接続され
る。上記インダクタの上記第2端子および上記整流回路の上記第2出力端子に対し
ては、スィッチを含む副回路が接続される。
【0020】 上記蓄電素子はたとえば、コンデンサもしくは充電式バッテリである。上記蓄
電素子は直列接続された2個のコンポーネントを含み得ると共に;上記変換器の
一側は上記2個のコンポーネント間のノードに対して接続される。上記蓄電素子
および上記電気回路は、上記蓄電素子が上記電気回路に対してパワーを供給すべ
く接続される。上記電気回路に対しては独立電源がパワーを供給する。
【0021】 本発明の他の態様によれば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器と、電気回路と、取出されたパワーを蓄積する蓄電素子とを含む
。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。上記電気回路は、上記
変換器に対する電流および該変換器からの電流の積分のピークが、上記変動のみ
による短絡変換器の電流の積分の一切のピークの2倍より大きくなる如く、上記
変換器の両端子間に接続される。
【0022】 本発明の他の態様によれば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器と、電気回路と、制御ロジックと、取出されたパワーを蓄積する
蓄電素子とを含む。上記変換器は、機械的変動に結合されるべく配置構成される
。上記電気回路は、上記変換器の両端子間に接続されたスィッチング用電子機器
を含む。上記制御ロジックは、上記変動の励起周波数の2倍より大きな周波数で
上記スィッチング用電子機器を切換える。
【0023】 本発明のこの側面の各実施例は、以下の特徴の一個以上を含み得る。
【0024】 センサがシステム状態を測定すると共に、制御されたスィッチの動作は測定さ
れたシステム状態に基づく。上記制御ロジックは上記スィッチング用電子機器を
制御する。上記スィッチング用電子機器のデューティ・サイクルが制御される。
【0025】 本発明の他の態様によれば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器と、電気回路と、取出されたパワーを蓄積する蓄電素子とを含む
。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。上記電気回路は、上記
変換器の両端子間に接続されると共に、上記変動の過程における異なる時間間隔
の間に、上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器に付与し得る。
【0026】 本発明の他の態様によれば、パワー取出方法は、機械的パワーを電力へと変換
する変換器を変動に結合する段階と、上記変換器に対して共振回路を結合する段
階と、上記共振回路に対して整流器を結合する段階と、を含む。取出された電力
は外部用途に直接的に給電すべく使用される。
【0027】 本発明の他の見地に依れば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器を含む。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。
上記変換器には共振回路が結合され、該共振回路には整流器が結合される。取出
された電力は外部用途に直接的に給電すべく使用される。
【0028】 本発明の他の見地に依れば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器を含む。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。
上記変換器の両端子間には、受動的倍電圧整流器が接続される。代替的に、上記
変換器の両端子間にはN段並列給電電圧増倍器(N-stage parallel fed voltage
multiplier)が接続される。
【0029】 本発明の他の態様によれば、たとえば振動機械もしくは運動用具などにおける
変動の振動を減衰する方法は:機械的パワーを電力へと変換する変換器を上記変
動に結合する段階と;上記変換器により変換されるピーク電圧が、上記変動のみ
による開放変換器の一切のピーク電圧の2倍より大きくなるように、上記変換器
に対して電気回路を結合する段階と;上記電気回路を使用して上記変換器からパ
ワーを取出す段階と;取出されたパワーを蓄積もしくは消散する段階と;を含む
【0030】 本発明の他の態様によれば、パワー取出システムは、機械的パワーを電力へと
変換する変換器を含む。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。
センサは機械的状態を測定し、上記変換器に結合された電気回路は測定された機
械的状態に基づき制御される。上記電気回路は、上記変換器からパワーを取出し
、取出されたパワーを蓄積すべく配置構成される。
【0031】 本発明の他の態様による方法は、機械的パワーを電力へと変換する変換器を変
動に結合する段階と、上記変動に対して電気回路を結合する段階と、を含む。上
記電気回路を結合する段階は、上記変換器に供給される全てのパワーが、上記機
械的変動から取出されたパワーから導出されるようにスィッチを制御する段階を
含む。
【0032】 本発明のこの側面の各実施例は、以下の特徴の一個以上を含み得る。
【0033】 上記回路全体に対するパワーは、上記機械的変動から取出されたパワーから導
出される。代替的に、上記回路の一部はたとえばバッテリなどの外部電源により
給電される。
【0034】 本発明の他の態様によるシステムは、機械的パワーを電力へと変換する変換器
を含む。上記変換器は、変動に結合されるべく配置構成される。上記変換器の両
端子間には電気回路が接続される。上記電気回路は、上記変換器に供給される全
てのパワーが、上記機械的変動から取出されたパワーから導出されるように、能
動スイッチを含む。
【0035】 本発明の他の目的、特徴および利点は添付図面を参照した以下の説明から明ら
かとなろう。 〔好適実施例の説明〕 図1Aを参照すると、変動14により作用される変換器12から電力を取出す電子
的回路10は:変換器12に対する双方向のパワーの流れ(power flow)を許容するた
とえばスイッチング増幅器、スイッチドキャパシタ増幅器または容量電荷ポンプ
などの任意の増幅器である増幅回路(amplifier electronics)15;制御ロジッ
ク18;および、充電式バッテリ、コンデンサもしくはその組合せなどの蓄電素子
20を含む。増幅回路15は電力の流れを、変換器12から蓄電素子20へ、並びに、蓄
電素子20から変換器12へと提供する。
【0036】 図1Bを参照するとスイッチング増幅器16は、半ブリッジで配置された例えば
MOSFET 32、34、バイポーラ・トランジスタ、IGBTもしくはSCRなどのスィッチと
、ダイオード36、38とを含んでいる。(これに代えて、上記スィッチはダイオー
ド無しで双方向的とすることができる。)MOSFET 32、34は、例えば約10kHz乃至1
00kHzの高周波にてONおよびOFF切換えが行われる。スイッチング増幅器16はイン
ダクタ30を介して変換器12へと接続される。インダクタ30が回路16の高周波スイ
ッチング信号をフィルタリングすべく作用する様に、該インダクタ30の値は、MO
SFET 32、34をスイッチングする高周波数以下で、変動14のエネルギにおける重
要な最高周波数以上に調整されるように選択される。
【0037】 インダクタ30を通る電流はMOSFET 32、34のスイッチングにより決定されると
共に、以下の4つの段階に分割され得る: 段階I:MOSFET 32はoffとされ、MOSFET 34はonに切換えられ、インダクタ30
における電流は、該インダクタが変換器12からのエネルギを蓄積するにつれて、
増加する。
【0038】 段階II:MOSFET 34はoffとされると共にMOSFET 32はonに切換えられ、インダ
クタ30が上記エネルギを放出するにつれて電流はダイオード36を介して蓄電素子
20へと押しやられる。
【0039】 段階III :インダクタ30における電流が負になると該電流はダイオード36を流
れるのを止めてMOSFET 32を介して流れ、蓄電素子20からのエネルギはインダク
タ30へと転送される。
【0040】 段階IV:次にMOSFET 32はoffとされてMOSFET 34はonとされ、ダイオード38を
介して流れる電流は増大し且つインダクタ30に蓄積されたエネルギは変換器12へ
と転送される。
【0041】 図2Aは、(i)時間に関してインダクタ30を通る電流、(ii)各段階においてど
のMOSFETもしくはどのダイオードに電流が流れるか、且つ、(iii)各段階におけ
る各MOSFETの状態、を示す4つの段階グラフ的表現である。各スイッチング段階
の間における正味電流は、上記変動の状態と上記各スィッチのデューティ・サイ
クルとに依存して正もしくは負とされ得る。図2Bを参照すると電流は全ての4
つの段階の間において正となり得るが、この場合に電流はスィッチ34およびダイ
オード36を介して流れる。代りに図2Cを参照すると、電流は全ての4つの段階
の間において負となり得るが、この場合に電流はスィッチ 32およびダイオード3
8を介して流れる。
【0042】 段階IIの間MOSFET 32はoffとされ段階IVの間MOSFET 34はoffとされ得る、と言
うのも、各段階においてこれらのMOSFETには電流が流れないからである。もし段
階IIおよび段階IVの間MOSFET 32、34がonであれば、MOSFET 32、34にわたるクロ
スコンダクタンス(cross conductance)からのスイッチング損失を減少させるた
めに、一方のMOSFETのoffへの切換えと他方のMOSFETのonへの切換えとの間にデ
ッドタイム(deadtime)が挿入され得る。
【0043】 図3A乃至図3Gを参照すると変換器12から取出されたパワーの例がグラフ的
に表されており、開放変換器(open circuit transducer)の電圧の大きさは10ボ
ルトである(図4A)。この例において、変換器12は2mmの厚さ及び10cm2の面積を
有するPZT-5H圧電変換器である。この変換器の特性は:コンプライアンスSE 33
2.07×10-11m2/N、誘電比(dielectric)εT 33/ε0=3400、および、結合定数d33 =593×10-12m/Vである。該変換器のキャパシタンスは15nFである。それに続く
各波形は、厚み方向に250Nの振幅を有する100Hz正弦波変動に対応し、これは上
記変換器上に10Vの開放電圧(open circuit voltage)を生成する。
【0044】 図3Aは、変換器12の電圧を時間の関数として示している。電圧のピーク振幅
は、開放変換器のいずれのピーク電圧の2倍より大きい。ここで、上記電圧のピ
ーク振幅は約60ボルトである。図3Bは変換器12に関する電流波形を示し、図
3Cは変換器12に関する電荷の波形を示している。蓄電素子20から変換器12への
電流の流れにより、変換器12へのかつ変換器12からの電流の積分のピークは、上
記変動のみに依る短絡変換器(short circuit transducer)の電流の積分のいずれ
のピークの2倍より大きい(図4Bおよび図4Cを参照)。
【0045】 上記電圧波形および電流波形の位相調整(phasing)によると、図3Dの如く変
換器12に出入りするパワーは、約0.021ワットおよび−0.016ワットのピーク間で
交互発生する。故に、たとえば単一の正弦波サイクル46のような、変換器12に関
する変動14の過程において、パワーは蓄電素子20から変換器12へとかつ変換器12
から蓄電素子20へと流れ、正味パワーは変換器12から蓄電素子20へと流れる。上
記サイクルは正弦波である必要は無く、たとえばその場合に上記変動は、方形波
、三角波、鋸歯状波および制限された帯域幅のホワイトノイズその他におけると
同様複数の周波数の高調波もしくは広範囲な周波数成分を有する。
【0046】 インダクタ30へのパワーは図3Eに示される。上記のMOSFET 32、34の高周波
スイッチングは、パワー波形において理解される。波形が正の場合にパワーはイ
ンダクタ30に蓄積されており、波形が負の場合にパワーはインダクタ30から放出
されている。
【0047】 図3Fおよび図3Gには、取出されたパワーおよびエネルギが示される。0.06
秒の期間にわたり、約1.5×10-4ジュールのエネルギが取出される。回路10の利
点は、上記変換器により、その他の場合には生じないであろうより高いピーク電
圧およびピーク電荷(peak charge)が得られることから、上記入力変動から更に
大きなパワーが取出され得ることである。変換器12に対しては適切な振幅を有す
る電圧を印加すると共に変動14に対して位相調整を行うことにより、所定負荷時
において変換器12はその他の場合には生じないであろうより大きな機械的歪みを
受ける。故に、変動14により変換器12に対して更なる仕事が行われ、かつ、回路
10により更なるエネルギが取出され得る。
【0048】 図1Bを再び参照するとMOSFET 32、34のデューティ・サイクルは、変動14の
動きを測定するとともに、変動14の動きに整合すべく時的変化デューティ・サイ
クルを選択することで制御される。これにより、広い周波数範囲の変動に対する
効率的なパワー取出が行われる。制御ロジック18は、変動14の動きもしくは他の
特性を測定するたとえば歪計、微小圧力センサ、PVDF膜、加速度計、もしくは、
アクティブファイバ複合体センサの如き複合体センサ、などのセンサ40および、
制御回路44を含む。センサ40は、スイッチング増幅器16のMOSFET 32、34を駆動
する制御回路44に対してセンサ信号42を供給する。センサ40が測定し得るシステ
ム状態としてはたとえば、力、圧力、電圧もしくは電流の如き振動振幅、振動モ
ード、物理的歪み、位置、変位、加速、電気的もしくは機械的状態、および、そ
れらの任意の組合せもしくはそれらの変化の速度、ならびに、温度、湿度、高度
もしくは大気速度方位(air speed orientation)などが挙げられる。一般に、上
記システムの機械的もしくは電気的な特性に対応する一切の物理的測定可能量で
ある。
【0049】 MOSFET 32、34のデューティ・サイクルを決定する可能な制御方法もしくはプ
ロセスとしては、速度フィードバック、能動的位置フィードバック、位置・積分
・微分フィードバック(position-integral-derivative feedback)(PID)、線形2
次ガウシアン(linear quadratic Gaussian)(LQG)、モデルベース制御器、または
、多種の動的補償器のいずれか、が挙げられる。
【0050】 図3A乃至図3Gに関して上述された例に関し、100Hzの変動では100kHzのス
イッチング周波数が使用された。インダクタ30と変換器12の時定数が1,000Hzに
対応するように、1.68Hのインダクタ値が選択された。また、MOSFET 32、34のデ
ューティ・サイクルは速度フィードバックを用いて制御された。蓄電素子20に対
する電圧は、60ボルトに設定された。
【0051】 図1Aを参照すると、変換器12からパワーを取出す他の代替的制御方法もしく
はプロセスにおいて、回路15で制御される各スィッチのデューティ・サイクルは
、変換器電圧が上記蓄電素子の電圧へと昇圧もしくは降圧されるように、ブース
ト(Boost)変換器もしくはバック(Buck)変換器に対する支配方程式(governi
g equation)に基づき特定される。上記ブースト(Boost)変換器によれば、変
換器12の両端子間に生じる開放電圧が蓄電素子20の電圧より低いときに、変換器
12からのパワー取出が許容される。上記バック(Buck)変換器によれば、変換器
12の両端子間に生じる開放電圧が蓄電素子20の電圧より高いときに、変換器12か
らの効率的なパワー取出が許容される。
【0052】 上記制御方法もしくはプロセスは、変換器12の電圧の大きさが一定限界値より
低いときにMOSFET 32、34および支援用電子回路(supporting electronics)の
一部がoffとされ、蓄電素子20からの不要なパワーの散逸を防止するような動作
のシャット・ダウン・モードを有することができる。その代りに、上記制御方法
により必要とされるデューティ・サイクルが一定スレッショルド値より大きくも
しくは小さいときに、MOSFET 32、34はシャット・ダウンされることもできる。
【0053】 図5は、変動14と蓄電素子20との間のパワーの流れと、情報の流れ(点線)とを
示している。機械的変動14からのパワーは、機械的パワーを電力へと変換する変
換器12へと転送される。変換器12からのパワーは、スイッチング増幅器16を介し
て蓄電素子20へと転送される。パワーはまた、蓄電素子20からスイッチング増幅
器16を介して変換器12へも流れ得る。変換器12はつぎに受取った電力を、変動14
を生成する構造体50(図6)に作用する機械的パワーへと変換する。正味パワーは
蓄電素子20へと流れる。
【0054】 センサ40および制御回路44に対するパワー、ならびに、変換器12により必要と
される周期的なピーク・パワーは、変動14から取出されて蓄電素子20に蓄積され
たエネルギにより供給される。蓄電素子20に蓄積されたエネルギは、更にもしく
はそれに代えて、外部用途48もしくは上記パワー取出回路自体に給電すべく使用
され得る。
【0055】 上記システムにおける損失としては、変換器12によるエネルギ変換における損
失、ダイオード36、38およびMOSFET 32、34における電圧低下による損失、スイ
ッチング損失、および、回路10を通る寄生抵抗もしくは寄生キャパシタンスが挙
げられる。
【0056】 上記制御方法もしくはプロセスは、最大パワー生成が望まれるのか、または、
振動減衰アクチュエータとしての変換器の自己給電が望まれるかに依存して変化
し得る。最大パワー生成が所望されるとき、フィードバック制御ループはセンサ
40からの信号を使用してMOSFET 32、34により変換器12に対し電圧を印加するが
、該電圧は、変動14と同相で該変換器12を伸縮する該変換器12への機械的仕事を
増加すべく作用し、本質的に変動14に対して変換器12をやわらかくする。変動14
からは更なるエネルギが取出されるが、変動14を生成する構造体50(図6)の振動
は増大されるだろう。
【0057】 変換器20が機械的変動14の振動を減衰すべく使用されているとき、フィードバ
ック制御ループはセンサ40からの信号を使用してMOSFET 32、34のデューティ・
サイクルを調節して変換器12に対し電圧を印加するが、該電圧は振動を減衰すべ
く作用する。上記システムは自己給電式の振動減衰を提供する、と言うのも、変
換器12により生成されたパワーは該変換器12に給電して減衰を行うべく使用され
るからである。
【0058】 図6を参照すると1個以上の変換器20は、たとえば航空機胴体50などの構造体
上の一箇所以上に対して接合、埋設、掛止、リベット止めされるなどして取付け
られると共に、1個の取得/駆動回路(harvesting/drive circuit)16(もしくは
1個以上の取得/駆動回路)に対して接続され得る。機械的変動の負荷および/
または歪みを変換器12に対して伝達し得る任意の機械的接続が使用され得る。機
体50が動くと、変換器12上には機械的変動14が生成される。構造体に対する直接
的取付以外で変換器20に対して機械的入力を転送する他の機械的インタフェース
としては、該機械的インタフェースの外部となる機械的変動が変換器12に対して
連結される機械的増幅器もしくは油圧増幅器の使用が挙げられる。一例はMoonie
(登録商標)構成であるが、該構成は、外部静水圧を、変換器12に好適な方法で作
用する変動へと転換し、機械的変動に応じて電圧もしくは電流を最大化するもの
である。
【0059】 変換器12はたとえば、圧電変換器、反強誘電変換器、電歪型変換器、圧磁変換
器、磁歪型変換器もしくは磁気形状記憶変換器などである。圧電変換器の例とし
ては、PZT 5H、PZT 4、PZT 8、PMN-PT、微粒子PZTおよびPLZTなどの多結晶質セ
ラミクス;たとえばPVDFおよびPVDF-TFEなどの電歪および強誘電ポリマ;PZN-PT
、PMN-PT、NaBiTi-BaTiおよびBaTiなどの単結晶強誘電材料;および、一般的に1
-3、3-3、0-3もしくは2-2の結合パターンによるアクティブファイバ複合体およ
び粒子複合体などの、これらの材料の複合体;が挙げられる。
【0060】 変換器12の可能な機械的形態としては:厚み貫通(through thickness)(33)
モード、横断(transverse)(31)もしくは平坦(planer)(p)モード、または剪
断(shear)(15)モードによるディスクもしくはシート;単一層もしくは多層、
バイモルフ、モノモルフ、厚み貫通(33)モードにおける積層配置;ファイバを横
断しもしくはファイバに沿って磁極化されたロッドもしくはファイバ、径方向、
円周方向もしくは軸方向に磁極化されたリング、シリンダもしくはチューブ、径
方向に磁極化された球体、磁気系に対して積層されたロール;が挙げられる。変
換器12は、当該機械的デバイスに対する外部の力/圧力および変形を、変換器12
に対する適切で有益な力/圧力および変形へと変換する機械的デバイスに一体化
され得る。
【0061】 変動14は、付与された力、付与された変位、または、その組合せとされ得る。
33方向において変換器12に付与された変動に関し、もし変換器12に対する応力振
幅を特定してシステムが設計されるなら、変換器12を形成する材料は、たとえば
k33 2s33 Eなどのkgen 2sgen Eを最大化すべく選択されねばならない。もし変換器12
に対する歪みを特定してシステムが設計されるなら、材料はたとえばk33 2/s33 D などのkgen 2/sgen Dを最大化すべく選択されねばならない。此処で、kgenは変換
器12に関して特に一般化された変動に対する実効材料結合係数であり、sgen E
短絡状態における上記変換器の一般化された変動もしくは変位に関する実効コン
プライアンスであり、且つ、sgen Dは開放状態(open circuit condition)におけ
る上記変換器の一般化された変動もしくは変位に関する実効コンプライアンスで
ある。
【0062】 図7を参照すると好適実施例において、変換器12からパワーを取出す回路110
は、直列接続された2個の蓄積コンポーネント122、124を含む蓄電素子120を含
んでいる。変換器12の一側126は、コンポーネント122、124の中間ノード128に接
続される。この接続は変換器12をバイアスすることから、変換器12に対する電圧
が正もしくは負のときに回路110の作動を可能にする。
【0063】 図8を参照すると、回路210はH形ブリッジスイッチング増幅器216を含む。第1
の手法において制御ロジック218は、MOSFET 232、232aを共に、MOSFET 234、234
aを共に作動する。
【0064】 段階I:MOSFET 232、232aはoffとされ、MOSFET 234、234aはonとされ、電流
はMOSFET 234、234aを通って流れ、変換器12からのエネルギはインダクタ240、2
40aに蓄積される。
【0065】 段階II:MOSFET 234、234aはoffとされ、MOSFET 232、232aはonに切換えられ
、電流はダイオード236、236aを通って流れ、インダクタ240、240aに蓄積された
エネルギは蓄電素子20へと転送される。
【0066】 段階III :電流が負になると電流はダイオード236、236aを通って流れるのを
停止してMOSFET 232、232aを通って流れ、蓄電素子20からのエネルギはインダク
タ240、240aへと転送される。
【0067】 段階IV:MOSFET 232、232aはoffとされ、ダイオード238、238aを通って流れる
電流は増大し、インダクタ240、240aに蓄積されたエネルギは変換器12へと転送
される。
【0068】 第2の動作手法においては、変換器12に求められる電圧の極性に依存して任意
の所定時点にて上記H形ブリッジの半分のみが作動される。正電圧が求められる
とき、MOSFET 234aはoff、MOSFET 232aはonとされ、変換器12の接地側226aを接
地する。次に、図2に関して上述したように、MOSFET 232および234が夫々onお
よびoffとされ、変換器12の側226の電圧に影響を与える。変換器12に対する負電
圧が求められるとき、MOSFET 232はoff、MOSFET 234はonとされ、変換器12の側
面226を接地する。次にMOSFET 232aおよび234aは図2に関して上述したようにon
およびoffとされ、変換器12の側面226aの電圧に影響を与える。
【0069】 図9を参照すると、図8の回路はセンサ40および制御回路44に給電するたとえ
ばバッテリ250などの独立電源を含むことで改変されている。蓄電素子20は依然
として、変換器20に転送し、かつ変換器20から受取るパワーを蓄積する。
【0070】 図10Aを参照すると、簡素化された共振パワー取出回路300は、変換器12か
らのパワーを取出すべく増幅器15の代わりに採用され得る。回路300は、共振回
路302と、整流器304と、制御ロジック306と、たとえば充電式バッテリもしくは
コンデンサなどの蓄電素子20とを含む。共振回路302は、上記変換器に結合され
たときに当該システムにおける電気的共振を生成するコンデンサおよびインダク
タなどの各素子を含む。共振回路302は、変換器12に出入りする電力の流れを提
供する。センサ40および制御回路308は、たとえば分巻調整器を使用して蓄電素
子20の電圧レベルを適合させるため、または、一連の(a bank of)コンポーネ
ントにおいて異なる値を有する種々のインダクタもしくはコンデンサを切換えて
上記共振回路を調整するために使用され得る。
【0071】 たとえば図10Bを参照すると、圧電変換器12はインダクタ312により形成さ
れた共振回路302に接続される。共振回路302は、インダクタ312の値に依存する
狭周波数帯域で有効である。圧電変換器12のキャパシタンスとインダクタ312の
インダクタンスとの共振周波数が、変動14もしくは機械的システムの共振の支配
的な振動数、複数の振動数もしくはある範囲の振動数に調整されるか、もしくは
その近傍に調整されるように、インダクタ312の値が、選択される。整流器304は
、ダイオード314、316を含む倍電圧整流器である。変換器12から取出されたパワ
ーは、蓄電素子318、320に蓄積される。
【0072】 磁歪変換器12に対し、共振回路302は変換器12と並列接続されたコンデンサを
含み得る。
【0073】 インダクタ312の電圧の大きさは、電圧がダイオード314、316の一方を順方向
バイアスするに十分となるまで、共振の結果として増加する。これは、インダク
タ312の電圧が蓄電素子318、320の一方の電圧より大きいときに生ずる。
【0074】 正弦波変動の場合、回路310を通る電流は、4つの段階で記述され得る。
【0075】 段階I:変換器電圧がゼロから増大するとき、該変換器電圧が蓄電素子318、3
20の電圧より小さい間、ダイオード314、316に電流は流れない。
【0076】 段階II:変換器電圧が蓄電素子318の電圧より大きく増加したとき、ダイオー
ド314は順方向バイアスされ、電流はダイオード314を介して蓄電素子318へと流
れる。
【0077】 段階III :変換器電圧が低下するにつれ、ダイオード314、316は逆方向バイア
スされ、再び各ダイオードに電流は流れなくなる。
【0078】 段階IV:変換器電圧が負となり、蓄電素子320の電圧を超える大きさを有した
とき、ダイオード316は順方向バイアスされると共に電流はダイオード316を介し
て蓄電素子320へと流れる。変換器電圧が増大し始めたとき、ダイオード314、31
6は再び逆方向バイアスされて段階Iが反復される。
【0079】 図11A乃至図11Gを参照すると、回路310における変換器12から取出され
るパワーの例がグラフとして表されており、変換器12の電圧の開放振幅(open ci
rcuit amplitude)は10ボルトであった。この例においては、図3に関して上述し
たのと同一の変換器および変動が使用される。インダクタおよび変換器の時定数
が100Hzに対応すべく、この例にては168Hのインダクタが使用される。
【0080】 図11Aは、図10の変換器12の電圧を時間の関数として示している。上記電
圧のピーク振幅は、該電圧が蓄電素子318、320の電圧より大きくなるまで、共振
の結果として増加する。この電圧は、変動14のみによる変換器12の開放電圧(図
4A参照)のいずれのピーク電圧の2倍より大きい。ここで、上記電圧のピーク
振幅は約60ボルトである。(過渡から定常状態が示されているが、上記回路は純
粋な過渡状態のシナリオ(scenario)で動作可能である。) 図11Bは、変換器12の電流波形を示し且つ図11Cは変換器12の充電波形を
示している。上記回路の共振により、変換器12への、かつ変換器12からの電流の
積分のピークは、上記変動のみによる短絡変換器の電流の積分のいずれのピーク
の2倍より大きい(図4Bおよび図4Cを参照)。
【0081】 上記電圧波形および電流波形の位相調整によって、図11Dのように変換器12
に出入りするパワーの流れは、約0.02ワットおよび−0.02ワットのピーク間で交
互発生する。したがって、たとえば単一の正弦波サイクル346の間などのように
、変換器12に関する変動14の過程においてパワーは共振回路312から変換器12へ
、また変換器12から共振回路312へと流れ、正味パワーは変換器12から蓄電素子3
18、320へと流れる。上記サイクルは正弦波である必要はなく、たとえばその場
合には、上記変動は、方形波、三角波、鋸歯状波および広帯域ノイズにおけると
同様の複数の周波数の高調波もしくは広範囲な周波数成分を有する。
【0082】 図11Eには、インダクタ312へのパワーが示される。波形が正のときにパワ
ーはインダクタ312に蓄積され、波形が負のときにパワーはインダクタ312から放
出される。
【0083】 図11Fおよび図11Gには、取出されたパワーおよびエネルギが示される。
約0.06秒の期間にわたり、約1.0×10-4ジュールのエネルギが取出される。
【0084】 蓄電素子318、320の電圧は、上記パワー取出の効率を最適化すべく調整される
。たとえば、もし上記変換器に整流器が結合されず、並列接続された変換器およ
びインダクタが同一変動の下で共振しているとすれば、蓄電素子318、320の電圧
は最適には、変換器の定常状態ピーク電圧(peak steady state voltage)の約半
分である。適応システムは、システムの振動数、減衰もしくは挙動を変更すべく
センサを使用することで、共振器に適合しまたは蓄電素子の電圧レベルに適合す
る。
【0085】 図12は、変動14と蓄電素子20との間のパワーの流れと、情報の流れ(点線)と
を示している。機械的変動14からのパワーは、機械的パワーを電力へと変換する
変換器12へと転送される。変換器12からのパワーは、共振回路302および整流器3
04を介して蓄電素子20へと転送される。パワーはまた、共振回路302から変換器1
2へも流れ得る。変換器12はつぎに一切の受取電力を、機械的変動14に作用する
機械的パワーへと変換する。
【0086】 センサ40および制御回路308に対するパワーは、変動14から取出されて蓄電素
子20に蓄積されたエネルギにより供給される。変換器12により必要とされる周期
的ピーク・パワーは、共振回路302により供給される。蓄電素子20に蓄積された
エネルギは振動抑制のために、さらにもしくはこれに代って、外部用途48もしく
は上記パワー取出回路自体に給電するために使用され得る。
【0087】 蓄電素子を採用するのではなく、外部用途48を直接的に給電するために取出済
パワーが使用され得る。
【0088】 図13には、代替的な共振回路322が示される。回路322は、1個のインダクタ
312および全波ブリッジとして接続された4個のダイオード324、326、328、330
を含んでいる。変換器12から取出されたパワーは、蓄電素子332に蓄積される。
【0089】 回路322を通る電流は4つの段階で記述され得る: 段階I:変換器電圧がゼロから増大するとき、該変換器電圧が蓄電素子332の
電圧より小さい間、ダイオード324、326、328、330に電流は流れない。
【0090】 段階II:変換器電圧が蓄電素子332の電圧より大きく増加したとき、ダイオー
ド324、326は順方向バイアスされ且つ電流はダイオード324、326を介して蓄電素
子332へと流れる。
【0091】 段階III :変換器電圧が低下するにつれ、全てのダイオードは逆方向バイアス
され、システムは開放回路として作動する。
【0092】 段階IV:変換器電圧が負となり、蓄電素子332の電圧を超える大きさを有した
とき、ダイオード328および330は順方向バイアスされると共に電流はダイオード
328および330を介して蓄電素子332へと流れる。変換器電圧が増大し始めたとき
、全てのダイオードは逆方向バイアスされて段階Iが反復される。
【0093】 図14を参照すると、さらに洗練された共振回路350は、2組のコンデンサ/
インダクタ対352、354および355、356と、2個の共振インダクタ357、358とを含
んでいる。各コンデンサ/インダクタ対は、異なる関心周波数に調整される。回
路350は、複数の変動周波数もしくは機械的システムの複数の共振点(resonance)
に調整されるか、もしくはその近傍に調整され得る複数の共振点を有する。回路
350における共振点の個数を増加すべく、付加的なコンデンサおよびインダクタ
が取入れられ得る。各インダクタに対して抵抗を直列もしくは並列に配置するこ
とにより、広帯域動作が達成され得る。図14は、図10Bと同様に作動する倍
電圧整流器360に接続された共振回路350を示している。
【0094】 図10Bおよび図14の異なる共振回路は、全ブリッジ整流器もしくは並列給
電N倍電圧整流器(N-stage parallel-fed rectifier)などの異なる整流器に対し
て取付けられ得る。
【0095】 図15には、変換器12からエネルギを取出す受動的倍電圧整流回路410が示さ
れる。回路410は、ダイオード414、416を含んでいる。変換器12から取出された
パワーは蓄電素子418、420に蓄積される。
【0096】 回路410を通る電流は4つの段階で記述され得る: 段階I:変換器電圧がゼロから増大するとき、該変換器電圧が蓄電素子418の
電圧より小さい間、ダイオード414、416に電流は流れない。
【0097】 段階II:変換器電圧が蓄電素子418の電圧より大きく増加したとき、ダイオー
ド414は順方向バイアスされ、電流はダイオード414を介して蓄電素子418へと流
れる。
【0098】 段階III :変換器電圧が低下するにつれ、ダイオード414、416は逆方向バイア
スされ、システムは開放回路として作動する。
【0099】 段階IV:変換器電圧4が負となり、蓄電素子420の電圧を超える大きさを有した
とき、ダイオード416は順方向バイアスされると共に電流はダイオード416を介し
て蓄電素子420へと流れる。変換器電圧が増大し始めたとき、ダイオード414、41
6は逆方向バイアスされて段階Iが反復される。
【0100】 図16A乃至図16Fを参照すると、回路410における変換器12から取出され
るパワーの例がグラフとして表されており、変換器12の電圧の開放振幅は10ボル
トであった。図16Aは、変換器12の電圧を時間の関数として示している。上記
電圧のピーク振幅は、約5ボルトである。図16Bは、変換器12の電流波形を示
し且つ図16Cは充電波形を示している。
【0101】 変換器12に出入りする図16Dのパワーは、約5×10-4ワットのピーク値を有
する。図16Eおよび図16Fには、取出されたパワーおよびエネルギが示され
る。0.06秒の期間にわたり、約0.75×10-5ジュールのエネルギが取出される。
【0102】 蓄電素子418、420の電圧はパワー取出を最適化すべく調整される。蓄電素子41
8、420の電圧は最適には、同一の機械的変動を受ける開放変換器に現れる電圧の
約半分である。
【0103】 図17を参照すると、受動的並列給電N倍電圧整流器430において、蓄電素子4
32の電圧は変動14の電圧の大きさのN倍である。コンデンサ434、436はエネルギ
蓄電素子として作用し、各段階における電圧は前段における電圧より大きい。コ
ンデンサ438、440および442は、ダイオード444乃至449を介して各段階から次段
階へと電荷を移転するポンプとして作用する。整流器430には、上述の共振回路
が取入れられ得る。
【0104】 変換器は分割され得ると共に、異なる電極もしくはコイル配置、すなわち、変
換器12に対する様々な電気接続が、電気特性を最適化するために使用され得る。
かかる形態は図18Aおよび図18Bにおける圧電変換器に示されるが、この場
合には同一体積の材料および同一の外部変動に対し、異なる電極配置が変換器12
の電圧および電流出力間のトレードオフを与える。たとえば図18Aにおいて変
換器12は、長手方向にセグメント化されて電極450、452および454に電気的に並
列接続され、更に大きな電流および更に低い電圧を供給する。図18Bにおいて
、上記変換器はセグメント化されると共に電極456、458、460および462に電気的
に直列接続され、更に大きな電圧および更に小さな電流を供給する。
【0105】 図19を参照すると、変換器501から電力を取出す回路500はインダクタ502と
、2個の対称的な副回路504a、504bとを含んでいる。各副回路504a、504bは、ダ
イオード505a、505b、スィッチング素子506a、506b、蓄電素子507a、507b、およ
び、制御回路508a、508bをそれぞれ有する。スィッチング素子506a、506bはたと
えば、MOSFET、バイポーラ・トランジスタ、IGBTもしくはSCRである。蓄電素子5
07a、507bはたとえば、コンデンサ、充電式バッテリもしくはその組合せである
【0106】 回路500はまた、変換器501が結合されるたとえば振動機械もしくは運動用具な
どの構造体の振動を減衰するためにも使用され得る。
【0107】 回路500の作動は、図20A乃至図20Cに関して記述される。参考のために
図20Aは、回路500が存在しない場合の振動する外部変動による変換器501の電
圧を示している。回路500の動作は4つの段階に分割され得る。図20Bおよび
図20Cは上記4つの段階をグラフとして表しており、図20Bは変換器501の
電圧を時間の関数として示し、図20Cは変換器501を通る電流を時間の関数と
して示している。
【0108】 段階I:変換器501の電圧が振動変動(oscillatory disturbance)に応じて増大
するとき、スィッチ506aおよび506bは両者ともにoff位置であり、各スィッチに
電流は流れない。
【0109】 段階II:変換器501の電圧がピークに到達した後、制御回路508aはスィッチ506
aをonとする。変換器501からの電流は、インダクタ502、ダイオード505aおよび
スィッチ506aを介し、エネルギ蓄電素子507aへと流れる。
【0110】 段階IIa:スィッチ506aがonの間、変換器501からの電流の大きさは増大し
、インダクタ502および蓄電素子507aにエネルギを蓄積する。上記プロセスにお
いて、変換器501の電圧は減少すると共に蓄電素子507aの電圧は増大する。イン
ダクタ502の電圧がゼロに到達するまで、電流は変換器501から増大し続ける。
【0111】 段階IIb:変換器501からの電流が減少し始めると、インダクタ502に蓄積さ
れたエネルギは放出され、変換器501の電圧はゼロ以下へ低下する。これはイン
ダクタ502のエネルギが枯渇するまで継続し、その時点で変換器501の電圧は、段
階IIの開始以前に変換器501が有していた値の負値へと接近する。
【0112】 段階III :スィッチ506a、506bの両者が次の半サイクルに対してoffとされ、
変換器501の電圧は上記振動変動に応じて減少し続ける。
【0113】 段階IV:変換器501の電圧が最小値に到達した後、上記回路の対称部分504bが
起動される。制御回路508bはスィッチ506bをonとする。変換器501からの電流は
、インダクタ502、ダイオード505bおよびスィッチ506bを介してエネルギ蓄電素
子507bへと流れる。
【0114】 段階IVa:上記スィッチがonである間、変換器501からの電流の大きさは増
大し、インダクタ502および蓄電素子507bにエネルギを蓄積する。上記プロセス
において、変換器501の電圧は減少すると共に蓄電素子507bの電圧は増大する。
変換器501からの電流は、インダクタ502の電圧がゼロに到達するまで増加する。
【0115】 段階IVb:変換器501からの電流が減少し始めると、インダクタ502に蓄積さ
れたエネルギは放出され、変換器501の電圧はゼロ以下へ低下する。これはイン
ダクタ502のエネルギが枯渇するまで継続し、その時点で変換器501の電圧は、段
階IVの開始以前に変換器501が有していた値の負値へと接近する。
【0116】 上記4つの段階が反復されるとき、変換器501の電圧の大きさは増加する。上
記電圧は、回路500が不在の場合において変換器501の両端子間で測定されるはず
の電圧よりも数倍も高くなり得る。結果として、段階IIおよび段階IVの間におい
て変換器501からは更なるエネルギが取出される。
【0117】 図21を参照すると制御回路508a、508bは、スィッチ506a、506bの電圧を夫々
処理するフィルタ回路531と、スイッチ駆動回路532とを含む。該実施例において
上記制御回路は、バッテリもしくは電源などの図示しない外部電圧源から給電さ
れる。フィルタ回路531は信号を微分し、上記スィッチの電圧が減少し始めたと
きに上記スィッチをonとする。これに加えてフィルタ回路531は、ノイズ除去を
行うコンポーネントと、上記スィッチの電圧が事前指定スレッショルド値より大
きくなれば上記スィッチをonとするためのコンポーネントとを含み得る。フィル
タ回路531はまた、変動の特定モードに応答する共振素子も含み得る。
【0118】 図22を参照すると、代替実施例において上記制御回路は、変換器501からの
電流により充電される蓄電素子541を含む。その場合に蓄電素子541は、フィルタ
回路531およびスイッチ駆動回路532に給電すべく使用される。該実施例は、外部
電源が不要であるという意味において自己給電されている。
【0119】 図23を参照すると、変換器501から電力を取出す自己給電回路550は、制御回
路549a、549bおよび変換器501を作動する外部電力を必要としない。上記回路動
作の段階Iの間において(すなわち上記変換器の電圧が増加している間において)
抵抗器552および/または抵抗器554、コンデンサ555およびダイオード557を介し
て充電されるコンデンサ551は、蓄電素子541として作用する。ツェナーダイオー
ド553は、コンデンサ551の電圧が所望制限値を超えるのを防止する。変換器501
の電圧が減少し始めたとき、フィルタ(抵抗器554およびコンデンサ555)はpチャ
ネルMOSFET 556をonとする。MOSFET 556は次にスィッチ506aをonとし、コンデン
サ551に蓄積されたエネルギを使用してMOSFET 556のゲートに給電する。上記プ
ロセスにおいてコンデンサ551は充電され、所望時間間隔の後でスィッチ506aをo
ffとする。次に、上記回路の半分である第2部分(second half)において同一の
プロセスが反復される。
【0120】 図24を参照すると、変換器570から電力を取出す回路569は、整流器571、イ
ンダクタ572、スィッチング素子573、蓄電素子574および制御回路575を含んでい
る。スィッチング素子573はたとえば、MOSFET、バイポーラ・トランジスタ、IGB
TもしくはSCRである。蓄電素子574はたとえば、コンデンサ、充電式バッテリも
しくはその組合せである。制御回路575は、図23に関して上述した自己給電式
の制御回路549aに対応する。整流器571は、第1および第2入力端子571a、571bな
らびに第1および第2出力端子571c、571dを有する。第1および第2入力端子571a、
571bは変換器570の第1および第2端子570a、570bを介して接続される。インダク
タ572は、第1および第2端子572a、572bを含んでいる。インダクタ572の第1端子5
72aは整流器571の第1出力端子571cに接続される。スィッチング素子573は、イン
ダクタ572の第2端子572bと整流器571の第2出力端子571dとに対して接続される。
【0121】 回路569はまた、たとえば振動機械もしくは運動用具などの構造体の振動を減
衰するためにも使用され得る。
【0122】 図25を参照すると、変換器511が取付けられる構造体の振動を減衰する回路5
10は、当該回路内の抵抗器などのエネルギ消散素子513を含んでいる。回路10は
また、インダクタ512および2個の対称的な副回路514a、514bも含んでいる。各
副回路514a、514bは夫々、ダイオード516a、516b、スィッチング素子517a、517b
および制御回路518a、518bを含んでいる。スィッチング素子517a、517bはたとえ
ば、MOSFET、バイポーラ・トランジスタ、IGBTもしくはSCRである。もし、その
他の回路コンポーネントにおける本来的なエネルギ損失が十分なエネルギ消散を
提供するなら、エネルギ消散素子513は省略され得る。
【0123】 図26は、図23に関して上述された自己給電式の制御回路549a、549bを取入
れた図25の回路の実施方式を示している。
【0124】 図27を参照すると、変換器521が取付けられる構造の振動を減衰する回路520
は、インダクタ522と、抵抗器などのエネルギ消散素子523と、2個の対称的な副
回路524a、524bとを含んでいる。各副回路524a、524bは夫々、ダイオード525a、
525b、スィッチング素子526a、526bおよび制御回路527a、527bを含んでいる。ス
ィッチング素子516a、526bはたとえば、MOSFET、バイポーラ・トランジスタ、IG
BTもしくはSCRである。もし、その他の回路コンポーネントにおける本来的なエ
ネルギ損失が十分なエネルギ消散を提供するなら、エネルギ消散素子523は省略
され得る。制御回路527a、527bは、図26に関して上述したようにされ得る。
【0125】 図25および図27において上記消散素子を配置することにより、所望消散を
提供すべく選択される回路コンポーネントのサイズに影響を与える。個々の配置
は、機械的変動の振動の振幅および周波数と、変換器のキャパシタンスとに依存
する。
【0126】 図28を参照すると、変換器581から電力を取出す回路580は、インダクタ582
と、2個の対称的な副回路583a、583bとを含んでいる。副回路583a、583bの各々
は、一対のダイオード584aおよび585a、584bおよび585b、コンデンサ586a、586b
、インダクタ587a、587b、スィッチング素子588a、588b、制御回路589a、589b、
および、蓄電素子593a、593bを含んでいる。スィッチング素子588a、588bはたと
えば、MOSFET、バイポーラ・トランジスタ、IGBTもしくはSCRである。インダク
タ582は、変換器581の第1端子581aに接続され第1端子582aと、副回路583aに接続
された第2端子582bとを有する。副回路583aはまた、変換器581の第2端子581bに
も接続される。副回路583bもまた、インダクタ582の第2端子582bと変換器581の
第2端子581bとに接続される。蓄電素子593a、593bは比較的に大きなキャパシタ
ンス値を有することから、それらの電圧は、変換器電圧に対して、または、コン
デンサ586a、586bの電圧に対して小さい。ダイオード584a、584b、585a、585bに
よれば、パワーは確実に蓄電素子593a、593bへと流れる。
【0127】 回路580はまた、変換器531が結合される振動機械もしくは運動用具などの構造
体の振動を減衰するためにも使用され得る。この目的のために蓄電素子593a、59
3bは、たとえば図25における如き各抵抗器などの消散素子により置き換えられ
得る。代替的に、図27におけるのと同様に変換器581に対して並列に消散素子
が接続され得る。もし、その他の回路コンポーネントにおける本来的なエネルギ
損失が十分なエネルギ消散を提供するなら、上記消散素子は省略され得る。
【0128】 回路580の動作は、図29A乃至図29Cを参照して記述される。図29Aは
変換器581の電圧を時間の関数として示すと共に、図20Bの波形と比較され得
る。以下に更に記述される、制御回路589a、589bと組合される各副回路中の付加
的なインダクタ587a、587bおよびコンデンサ586a、586bによれば、段階IIおよび
段階IVの間における電圧には複数のステップが引き起こされる。図29Bおよび
図29Cは、段階IIの間における変換器581の電圧およびコンデンサ586aの電圧
を更に詳細に示している。
【0129】 段階I:変換器581の電圧が振動変動に応じて増加するとき、スィッチ588a、5
88bは両者ともにoff位置であり、電流は各スィッチを流れない。コンデンサ586a
の電圧は実効的に、変換器581の電圧と等しい。
【0130】 段階II:変換器586aの電圧がピークに到達した後、制御回路589aはスィッチ58
8aをonとする。コンデンサ586aからの電流590は、スィッチ588aを通り、ダイオ
ード585aおよびインダクタ587aを介して流れる。故に、コンデンサ586aの電圧は
迅速に低下する。コンデンサ586aの電圧が変換器581の電圧以下に低下するにつ
れ、電流592は変換器581からインダクタ582およびダイオード584aを介してコン
デンサ586aへと流れる。電流592が電流590より大きくなると、コンデンサ586aの
電圧は減少を停止し、増加し始める。スィッチ588aは、コンデンサ586aの電圧が
増加し始めると、直ちにoffとされる。次に変換器581からの電流により、コンデ
ンサ586aの電圧は、段階IIの開始前における該電圧の値よりも大きくなり得る値
へと迅速に増加する。このプロセスの間に変換器581の電圧は、段階IIの前にお
ける該電圧の値の数分の一へと減少する。短い遅延の後、上記制御回路はスィッ
チ588aを再びonとし、上記プロセスは段階IIの間に数回反復される。故に、変換
器581の電圧は多数のステップで減少する。
【0131】 段階III :次の半サイクルに対してスィッチ588a、588bの両者がoffとされ、
変換器581の電圧は振動的変動に応じて減少し続ける。コンデンサ586bの電圧は
実効的に、変換器581の電圧と等しい。
【0132】 段階IV:コンデンサ586bの電圧がピークに到達した後、段階IIのプロセスが副
回路583bに対して反復される。
【0133】 上記4つの段階が反復されるにつれ、変換器581の電圧は増大する。段階IIお
よび段階IVの間に生ずる複数のスイチングイベントによって、これらの段階の間
に生ずる変換器電圧の遷移が事実上、遅くされる。結果として、図19の回路と
比較すると、低周波振動を減衰するプロセスにおいて、変換器581が結合される
構造で引き起こされる高周波ノイズは少なくなる。
【0134】 図30を参照すると、制御回路589aの好適実施例は自己給電しており、外部電
力を必要としない。上記回路動作の段階Iの間に(すなわち上記変換器の電圧が
増加している間に)抵抗器610および/または抵抗器615、コンデンサ616、ダイオ
ード621およびトランジスタ617を介し、コンデンサ611が充電される。ツェナー
ダイオード612は、コンデンサ611の電圧が所望制限値を超えるのを防止する。コ
ンデンサ586aの電圧が減少し始めたとき、ハイパスフィルタ(抵抗器615およびコ
ンデンサ616)はpチャネルMOSFET 614をonとする。MOSFET 614は次にスィッチ588
aをonとし、コンデンサ611に蓄積されたエネルギを使用してスィッチ588aのゲー
トに給電する。インダクタ587aおよびスィッチ588aを流れる電流590により、コ
ンデンサ586aの電圧は迅速に減少する。コンデンサ586aの電圧が減少するにつれ
、電流592は変換器581からインダクタ582およびダイオード584aを介してコンデ
ンサ586aへと流れる。電流592が電流590より大きくなると、コンデンサ586aの電
圧は減少を停止して増大を開始し、この時点において、ハイパスフィルタ(コン
デンサ613)はダイオード621を介してMOSFET 614をoffとし、トランジスタ617をo
nとするが、該トランジスタ617はトランジスタ619をonとする。結果として、ス
ィッチ588aはoffとされる。上記プロセスは数回にわたり反復され、変換器581の
電圧は図29に示された如く多数のステップにより減少する。
【0135】 他の実施例は、添付の請求の範囲の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 パワー取出システムのブロック図ある。
【図1B】 図1Aのパワー取出システムの特定実施例の回路図である。
【図2A】 図1Bの回路のインダクタを通る電流の各段階のグラフである。
【図2B】 上記インダクタを通る交代的(alternative)電流を示す図である。
【図2C】 上記インダクタを通る交代的(alternative)電流を示す図である。
【図3A】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図3B】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図3C】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図3D】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図3E】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図3F】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図3G】 図1Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図4A】 開放変換器の電圧の波形を示す図である。
【図4B】 短絡変換器を通る電流の波形を示す図である。
【図4C】 短絡変換器を通る電荷の波形を示す図である。
【図5】 図1Bのパワー取出システムのブロック図である。
【図6】 図1Bのパワー取出システムの変換器を所定構造に取付けた該システムの実施
態様を示す図である。
【図7】 パワー取出システムの代替実施例の回路図である。
【図8】 パワー取出システムの付加的代替実施例の回路図である。
【図9】 パワー取出システムの付加的代替実施例の回路図である。
【図10A】 共振回路および整流器を含むパワー取出システムのブロック図である。
【図10B】 図10Aのパワー取出システムの特定実施例の回路図である。
【図11A】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図11B】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図11C】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図11D】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図11E】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図11F】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図11G】 図10Bの回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図12】 図10Bのパワー取出システムのブロック図である。
【図13】 共振整流器パワー取出システムの代替実施例の回路図である。
【図14】 共振整流器パワー取出システムの付加的代替実施例の回路図である。
【図15】 受動整流器パワー取出システムの回路図である。
【図16A】 図15の回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図16B】 図15の回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図16C】 図15の回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図16D】 図15の回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図16E】 図15の回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図16F】 図15の回路の種々の電圧、電流、パワーおよびエネルギの波形図である。
【図17】 受動整流器パワー取出システムの代替実施例の回路図である。
【図18A】 変換器の分割を示す図である。
【図18B】 変換器の分割を示す図である。
【図19】 パワー取出システムの代替実施例の回路図である。
【図20A】 時間に対する電圧および電流のグラフである。
【図20B】 時間に対する電圧および電流のグラフである。
【図20C】 時間に対する電圧および電流のグラフである。
【図21】 図19のパワー取出システムの制御回路のブロック図である。
【図22】 自己給電制御回路のブロック図である。
【図23】 自己給電制御回路を採用したパワー取出システムの回路図である。
【図24】 パワー取出システムの代替実施例の回路図である。
【図25】 パワー減衰システムの回路図である。
【図26】 自己給電式パワー減衰システムの回路図である。
【図27】 パワー減衰システムの代替実施例の回路図である。
【図28】 パワー取出システムの付加的代替実施例の回路図である。
【図29A】 時間対電圧のグラフである。
【図29B】 時間対電圧のグラフである。
【図29C】 時間対電圧のグラフである。
【図30】 図28の回路の制御回路の回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ガンディ,カムヤー アメリカ合衆国,マサチューセッツ 02476,アーリントン,ハワード ストリ ート 15 #2 (72)発明者 リーヘイ,ジョナサン アール. アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01778,ウェイランド,ブルック トレイ ル ロード 3 (72)発明者 ベント,アーロン エー. アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01778,ウェイランド,ワイマン タレイ ス 15 Fターム(参考) 5H730 AS17 BB14 BB57 DD04 EE48 FG05

Claims (154)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を変動に結合する段
    階と、 上記変換器により変換されるピーク電圧が、上記変動のみによる開放変換器の
    いずれのピーク電圧の2倍より大きくなるように、上記変換器に対して電気回路
    を結合する段階と、 上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と、 取出されたパワーを蓄積する段階と、 を含む、パワー取出方法。
  2. 【請求項2】 取出されて蓄積されたパワーを外部負荷に付与する段階を更
    に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記電気回路を結合する上記段階は、取出されて蓄積された
    パワーを上記変換器に付与する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変換器に対して共
    振回路を結合する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変換器に電気接続
    されたスィッチの制御を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記スィッチの制御は上記スィッチのデューティ・サイクル
    を制御することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記制御段階はシステム状態を監視する段階を含む、請求項
    5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記スィッチの制御は、上記システム状態に基づき上記スィ
    ッチのデューティ・サイクルを制御することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を増加
    すべく作用する、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を減
    衰すべく作用する、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動から取出さ
    れたパワーにより上記電気回路に給電する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記変換器を結合する上記段階は、複数の変換器を上記変
    動に結合する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記変換器を結合する上記段階は該変換器を構造体に取付
    ける段階を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を変動に結合する
    段階と、 上記変換器に対する電流および該変換器からの電流の積分のピークが、上記変
    動のみによる短絡変換器の電流の積分のいずれのピークの2倍より大きくなるよ
    うに、上記変換器に対して電気回路を結合する段階と、 上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と、 取出されたパワーを蓄積する段階と、 を有する、パワー取出方法。
  15. 【請求項15】 取出されたパワーを外部負荷に付与する段階を更に含む、
    請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記電気回路を結合する上記段階は、取出されたパワーを
    上記変換器に付与する段階を含む、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変換器に対して
    共振回路を結合する段階を含む、請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変換器に電気接
    続されたスィッチの制御を含む、請求項14に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記スィッチの制御は上記スィッチのデューティ・サイク
    ルを制御することを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記制御段階はシステム状態を監視する段階を含む、請求
    項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 上記スィッチの制御は、上記システム状態に基づき上記ス
    ィッチのデューティ・サイクルを制御することを含む、請求項20に記載の方法
  22. 【請求項22】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を増
    加すべく作用する、請求項14に記載の方法。
  23. 【請求項23】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を減
    衰すべく作用する、請求項14に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動から取出さ
    れたパワーにより上記電気回路に給電する段階を含む、請求項14に記載の方法
  25. 【請求項25】 上記変換器を結合する上記段階は、複数の変換器を上記変
    動に結合する段階を含む、請求項14に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上記変換器を結合する上記段階は該変換器を構造体に取付
    ける段階を含む、請求項14に記載の方法。
  27. 【請求項27】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を変動に結合する
    段階と、 センサにより機械的状態を測定する段階と、 測定された機械的状態に基づき、上記変換器に結合された電気回路を制御する
    段階と、 上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と、 取出されたパワーを蓄積する段階と、 を含む、パワー取出方法。
  28. 【請求項28】 取出されたパワーを外部負荷に付与する段階を更に含む、
    請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 上記電気回路を結合する上記段階は、取出されたパワーを
    上記変換器に付与する段階を含む、請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変換器に対して
    共振回路を結合する段階を含む、請求項27に記載の方法。
  31. 【請求項31】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変換器に電気接
    続されたスィッチの制御を含む、請求項27に記載の方法。
  32. 【請求項32】 上記スィッチの制御は上記スィッチのデューティ・サイク
    ルを制御することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を増
    加すべく作用する、請求項27に記載の方法。
  34. 【請求項34】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を減
    衰すべく作用する、請求項27に記載の方法。
  35. 【請求項35】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動から取出さ
    れたパワーにより上記電気回路に給電する段階を含む、請求項27に記載の方法
  36. 【請求項36】 上記変換器を結合する上記段階は、複数の変換器を上記変
    動に結合する段階を含む、請求項27に記載の方法。
  37. 【請求項37】 上記変換器を結合する上記段階は該変換器を構造体に取付
    ける段階を含む、請求項27に記載の方法。
  38. 【請求項38】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を変動に結合する
    段階と、 上記変換器に対して電気回路を結合する段階と、 上記変動の励起周波数の2倍より大きな周波数で上記電気回路のスィッチが切
    換わるように該スィッチを制御する段階と、 上記電気回路を使用して上記変換器からパワーを取出す段階と、 取出されたパワーを蓄積する段階と、 を含む、パワー取出方法。
  39. 【請求項39】 取出されたパワーを外部負荷に付与する段階を更に含む、
    請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 上記電気回路を結合する上記段階は、取出されたパワーを
    上記変換器に付与する段階を含む、請求項38に記載の方法。
  41. 【請求項41】 上記スィッチを制御する段階は上記スィッチのデューティ
    ・サイクルを制御する段階を含む、請求項38に記載の方法。
  42. 【請求項42】 上記スィッチを制御する上記段階はシステム状態を監視す
    る段階を含む、請求項38に記載の方法。
  43. 【請求項43】 上記スィッチを制御する段階は、上記システム状態に基づ
    き上記スィッチのデューティ・サイクルを制御する段階を含む、請求項42に記
    載の方法。
  44. 【請求項44】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を増
    加すべく作用する、請求項38に記載の方法。
  45. 【請求項45】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を減
    衰すべく作用する、請求項38に記載の方法。
  46. 【請求項46】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動から取出さ
    れたパワーにより上記電気回路に給電する段階を含む、請求項38に記載の方法
  47. 【請求項47】 上記変換器を結合する上記段階は、複数の変換器を上記変
    動に結合する段階を含む、請求項38に記載の方法。
  48. 【請求項48】 上記変換器を結合する上記段階は該変換器を構造体に取付
    ける段階を含む、請求項38に記載の方法。
  49. 【請求項49】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を機械的変動に結
    合する段階と、 上記変動の過程における異なる時間間隔の間に、上記変換器からパワーを取出
    し、パワーを上記変換器に付与する段階と、 取出されたパワーを蓄積する段階と、 を含む、パワー取出方法。
  50. 【請求項50】 上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器に付
    与する上記段階は単一サイクル内に生ずる、請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 取出されたパワーを外部負荷に付与する段階を更に含む、
    請求項49に記載の方法。
  52. 【請求項52】 パワーを付与する上記段階は、取出されたパワーを上記変
    換器に付与する段階を含む、請求項49に記載の方法。
  53. 【請求項53】 上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器に付
    与する上記段階は、共振回路を使用する、請求項49に記載の方法。
  54. 【請求項54】 上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器に付
    与する上記段階は、増幅器を使用する、請求項49に記載の方法。
  55. 【請求項55】 上記変換器を結合する上記段階は、複数の変換器を上記変
    動に結合する段階を含む、請求項49に記載の方法。
  56. 【請求項56】 上記変換器を結合する上記段階は該変換器を構造体に取付
    ける段階を含む、請求項49に記載の方法。
  57. 【請求項57】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に結
    合されるべく配置された変換器と、 上記変換器により変換されるピーク電圧が、上記変動のみによる開放変換器の
    いずれのピーク電圧の2倍より大きくなるように、上記変換器の両端子間に接続
    された電気回路と、 取出されたパワーを蓄積する蓄電素子と、 を含むパワー取出システム。
  58. 【請求項58】 上記電気回路は共振回路および整流回路を含む、請求項5
    7に記載のシステム。
  59. 【請求項59】 上記電気回路は、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記変換器の第1端
    子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の第2端子とに接続された第1副回
    路であって、スィッチを含む第1副回路と、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の上記第2端子とに接続された第2
    副回路であって、スィッチを含む第2副回路と、 を含む、請求項57に記載のシステム。
  60. 【請求項60】 上記電気回路は、 第1および第2入力端子と第1および第2出力端子とを含む整流回路であって、上
    記第1および第2入力端子は上記変換器の第1および第2端子間に接続された整流回
    路と、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記整流回路の上
    記第1出力端子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記整流回路の上記第2出力端子とに接続され
    た副回路であって、スィッチを含む副回路と、 を含む、請求項57に記載のシステム。
  61. 【請求項61】 上記電気回路は増幅器を含む、請求項57に記載のシステ
    ム。
  62. 【請求項62】 上記増幅器はH形ブリッジから成る、請求項61に記載の
    システム。
  63. 【請求項63】 上記増幅器は半ブリッジから成る、請求項61に記載のシ
    ステム。
  64. 【請求項64】 上記電気回路は、上記増幅器を制御する制御回路を更に含
    む、請求項61に記載のシステム。
  65. 【請求項65】 上記制御回路は上記増幅器のデューティ・サイクルを制御
    する、請求項64に記載のシステム。
  66. 【請求項66】 上記電気回路は、該電気回路を制御すべく使用されるシス
    テム状態を監視するセンサを更に含む、請求項57に記載のシステム。
  67. 【請求項67】 上記蓄電素子はコンデンサから成る、請求項57に記載の
    システム。
  68. 【請求項68】 上記蓄電素子は充電式バッテリから成る、請求項57に記
    載のシステム。
  69. 【請求項69】 上記蓄電素子は直列接続された2個のコンポーネントから
    成り、上記変換器の一側は上記2個のコンポーネント間のノードに対して接続さ
    れる、請求項57に記載のシステム。
  70. 【請求項70】 上記蓄電素子および上記電気回路は、上記蓄電素子が上記
    電気回路に対してパワーを供給するように接続される、請求項57に記載のシス
    テム。
  71. 【請求項71】 上記電気回路に対してパワーを供給する独立電源を更に含
    む、請求項57に記載のシステム。
  72. 【請求項72】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に結
    合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器に対する電流および該変換器からの電流の積分のピークが、上記変
    動のみによる短絡変換器の電流の積分のいずれのピークの2倍より大きくなるよ
    うに、上記変換器の両端子間に接続された電気回路と、 取出されたパワーを蓄積する蓄電素子と、 を含むパワー取出システム。
  73. 【請求項73】 上記電気回路は共振回路および整流回路を含む、請求項7
    2に記載のシステム。
  74. 【請求項74】 上記電気回路は、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記変換器の第1端
    子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の第2端子とに接続された第1副回
    路であって、スィッチを含む第1副回路と、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の上記第2端子とに接続された第2
    副回路であって、スィッチを含む第2副回路と、 を含む、請求項72に記載のシステム。
  75. 【請求項75】 上記電気回路は、 第1および第2入力端子と第1および第2出力端子とを含む整流回路であって、上
    記第1および第2入力端子は上記変換器の第1および第2端子間に接続された整流回
    路と、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記整流回路の上
    記第1出力端子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記整流回路の上記第2出力端子とに接続され
    た副回路であって、スィッチを含む副回路と、 を含む、請求項72に記載のシステム。
  76. 【請求項76】 上記電気回路は増幅器を含む、請求項72に記載のシステ
    ム。
  77. 【請求項77】 上記増幅器はH形ブリッジから成る、請求項76に記載の
    システム。
  78. 【請求項78】 上記増幅器は半ブリッジから成る、請求項76に記載のシ
    ステム。
  79. 【請求項79】 上記電気回路は、上記増幅器を制御する制御回路を更に含
    む、請求項76に記載のシステム。
  80. 【請求項80】 上記制御回路は上記増幅器のデューティ・サイクルを制御
    する、請求項79に記載のシステム。
  81. 【請求項81】 上記電気回路は、該電気回路を制御すべく使用されるシス
    テム状態を監視するセンサを更に含む、請求項72に記載のシステム。
  82. 【請求項82】 上記蓄電素子はコンデンサから成る、請求項72に記載の
    システム。
  83. 【請求項83】 上記蓄電素子は充電式バッテリから成る、請求項72に記
    載のシステム。
  84. 【請求項84】 上記蓄電素子は直列接続された2個の蓄積コンポーネント
    から成り、上記変換器の一側は上記2個のコンポーネント間のノードに対して接
    続される、請求項72に記載のシステム。
  85. 【請求項85】 上記蓄電素子および上記電気回路は、上記蓄電素子が上記
    電気回路に対してパワーを供給するように接続される、請求項72に記載のシス
    テム。
  86. 【請求項86】 上記電気回路に対してパワーを供給する独立電源を更に含
    む、請求項72に記載のシステム。
  87. 【請求項87】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって機械的変
    動に結合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器の両端子間に接続されたスィッチング回路を含む電気回路と、 上記変動の励起周波数の2倍より大きな周波数にて上記スィッチング回路を切
    換える制御ロジックと、 取出されたパワーを蓄積する蓄電素子と、 を含むパワー取出システム。
  88. 【請求項88】 上記電気回路は、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記変換器の第1端
    子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の第2端子とに接続された第1副回
    路であって、スィッチを含む第1副回路と、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の上記第2端子とに接続された第2
    副回路であって、スィッチを含む第2副回路と、 を含む、請求項87に記載のシステム。
  89. 【請求項89】 上記電気回路は、 第1および第2入力端子と第1および第2出力端子とを含む整流回路であって、上
    記第1および第2入力端子は上記変換器の第1および第2端子間に接続された整流回
    路と、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記整流回路の上
    記第1出力端子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記整流回路の上記第2出力端子とに接続され
    た副回路であって、スィッチを含む副回路と、 を含む、請求項87に記載のシステム。
  90. 【請求項90】 当該システムはシステム状態を測定するセンサを更に備え
    、上記制御されたスィッチの動作は測定されたシステム状態に基づく、請求項8
    7に記載のシステム。
  91. 【請求項91】 上記制御ロジックは上記スィッチング用電子機器のデュー
    ティ・サイクルを制御する、請求項87に記載のシステム。
  92. 【請求項92】 上記スィッチング用電子機器はH形ブリッジから成る、請
    求項87に記載のシステム。
  93. 【請求項93】 上記スィッチング回路は半ブリッジから成る、請求項87
    に記載のシステム。
  94. 【請求項94】 上記蓄電素子はコンデンサから成る、請求項87に記載の
    システム。
  95. 【請求項95】 上記蓄電素子は充電式バッテリから成る、請求項87に記
    載のシステム。
  96. 【請求項96】 上記蓄電素子は直列接続された2個の蓄電コンポーネント
    から成り、上記変換器の一側は上記2個のコンポーネント間のノードに対して接
    続される、請求項87に記載のシステム。
  97. 【請求項97】 上記蓄電素子および上記電気回路は、上記蓄電素子が上記
    電気回路に対してパワーを供給するように接続される、請求項87に記載のシス
    テム。
  98. 【請求項98】 上記電気回路に対してパワーを供給する独立電源を更に含
    む、請求項87に記載のシステム。
  99. 【請求項99】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に結
    合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器の両端子間に接続された電気回路であって、上記変動の過程におけ
    る異なる時間間隔の間に、上記変換器からパワーを取出し、パワーを上記変換器
    に付与し得る電気回路と、 取出されたパワーを蓄積する蓄電素子と、 を含むパワー取出システム。
  100. 【請求項100】 上記電気回路は単一サイクル内において上記変換器から
    パワーを取出し、パワーを上記変換器に付与し得る、請求項99に記載のシステ
    ム。
  101. 【請求項101】 上記電気回路は共振回路および整流回路を含む、請求項
    99に記載のシステム。
  102. 【請求項102】 上記電気回路は、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記変換器の第1端
    子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の第2端子とに接続された第1副回
    路であって、スィッチを含む第1副回路と、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の上記第2端子とに接続された第2
    副回路であって、スィッチを含む第2副回路と、 を含む、請求項99に記載のシステム。
  103. 【請求項103】 上記電気回路は、 第1および第2入力端子と第1および第2出力端子とを含む整流回路であって、上
    記第1および第2入力端子は上記変換器の第1および第2端子間に接続された整流回
    路と、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記整流回路の上
    記第1出力端子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記整流回路の上記第2出力端子とに接続され
    た副回路であって、スィッチを含む副回路と、 を含む、請求項99に記載のシステム。
  104. 【請求項104】 上記電気回路は増幅器を含む、請求項99に記載のシス
    テム。
  105. 【請求項105】 上記増幅器はH形ブリッジから成る、請求項104に記
    載のシステム。
  106. 【請求項106】 上記増幅器は半ブリッジから成る、請求項104に記載
    のシステム。
  107. 【請求項107】 上記電気回路は、上記増幅器を制御する制御回路を更に
    含む、請求項104に記載のシステム。
  108. 【請求項108】 上記制御回路は上記増幅器のデューティ・サイクルを制
    御する、請求項107に記載のシステム。
  109. 【請求項109】 上記電気回路は、該電気回路を制御すべく使用されるシ
    ステム状態を監視するセンサを更に含む、請求項99に記載のシステム。
  110. 【請求項110】 上記蓄電素子はコンデンサから成る、請求項99に記載
    のシステム。
  111. 【請求項111】 上記蓄電素子は充電式バッテリから成る、請求項99に
    記載のシステム。
  112. 【請求項112】 上記蓄電素子は直列接続された2個の蓄電コンポーネン
    トから成り、上記変換器の一側は上記2個のコンポーネント間のノードに対して
    接続される、請求項99に記載のシステム。
  113. 【請求項113】 上記蓄電素子および上記電気回路は、上記蓄電素子が上
    記電気回路に対してパワーを供給するように接続される、請求項99に記載のシ
    ステム。
  114. 【請求項114】 上記電気回路に対してパワーを供給する独立電源を更に
    含む、請求項99に記載のシステム。
  115. 【請求項115】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を変動に結合す
    る段階と、 上記変換器に対して共振回路を結合する段階と、 上記共振回路に対して整流器を結合する段階と、 を含む、パワー取出方法。
  116. 【請求項116】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に
    結合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器に結合された共振回路と、 上記共振回路に結合された整流器と、 を含むパワー取出システム。
  117. 【請求項117】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に
    結合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器の両端子間に接続された受動的倍電圧整流器と、 を含むパワー取出システム。
  118. 【請求項118】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に
    結合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器の両端子間に接続されたN段並列給電電圧増倍器と、 を含むパワー取出システム。
  119. 【請求項119】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に
    結合されるべく配置構成された変換器と、 機械的状態を測定するセンサと、 上記変換器に結合された電気回路であって、測定された機械的状態に基づき制
    御されると共に、上記変換器からパワーを取出し且つ該取出パワーを蓄積すべく
    配置構成された電気回路と、 を含むパワー取出システム。
  120. 【請求項120】 上記電気回路は共振回路を含む、請求項119に記載の
    システム。
  121. 【請求項121】 上記電気回路は、測定された機械的状態に基づき制御さ
    れるスィッチを備える、請求項119に記載のシステム。
  122. 【請求項122】 上記変換器に結合すべく配置構成された複数の変換器を
    更に含む、請求項119に記載のシステム。
  123. 【請求項123】 機械的パワーを電力へと変換する変換器を変動に結合す
    る段階と、 上記変動に対して電気回路を結合する段階であって、 上記電気回路を結合する段階は、上記変換器に供給される全ての電力が、上記
    機械的変動から取出されたパワーから導出されるようにスィッチの制御を行うこ
    とを含む、 パワー取出方法。
  124. 【請求項124】 上記回路全体に対するパワーは、上記機械的変動から取
    出されたパワーから導出される、請求項123に記載の方法。
  125. 【請求項125】 上記回路の一部は外部電源により給電される、請求項1
    23に記載の方法。
  126. 【請求項126】 上記回路の一部はバッテリにより給電される、請求項1
    23に記載の方法。
  127. 【請求項127】 取出されたパワーを外部負荷に付与する段階を更に含む
    、請求項123に記載の方法。
  128. 【請求項128】 上記電気回路を結合する上記段階は上記変換器に対して
    共振回路を結合する段階を含む、請求項123に記載の方法。
  129. 【請求項129】 上記スィッチの制御は上記スィッチのデューティ・サイ
    クルを制御することを含む、請求項123に記載の方法。
  130. 【請求項130】 上記制御段階はシステム状態を監視する段階を含む、請
    求項123に記載の方法。
  131. 【請求項131】 上記スィッチの制御は、上記システム状態に基づき上記
    スィッチのデューティ・サイクルを制御することを含む、請求項130に記載の
    方法。
  132. 【請求項132】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を
    増加すべく作用する、請求項123に記載の方法。
  133. 【請求項133】 上記電気回路を結合する上記段階は、上記変動の振動を
    減衰すべく作用する、請求項123に記載の方法。
  134. 【請求項134】 上記変換器を結合する上記段階は、複数の変換器を上記
    変動に結合する段階を含む、請求項123に記載の方法。
  135. 【請求項135】 機械的パワーを電力へと変換する変換器であって変動に
    結合されるべく配置構成された変換器と、 上記変換器の両端子間に接続された電気回路であって、上記変換器に供給され
    る全ての電力が、上記機械的変動から取出されたパワーから導出されるように、
    能動スイッチを含む電気回路と、 を含むシステム。
  136. 【請求項136】 上記回路の全てに対するパワーは、上記機械的変動から
    取出されたパワーから導出されるように配置構成された、請求項135に記載の
    システム。
  137. 【請求項137】 上記回路の一部に対してパワーを供給する外部電源を更
    に含む、請求項135に記載のシステム。
  138. 【請求項138】 上記外部電源はバッテリから成る、請求項137に記載
    のシステム。
  139. 【請求項139】 変動の振動を減衰すべく配置構成された請求項135に
    記載のシステム。
  140. 【請求項140】 上記電気回路は、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記変換器の第1端
    子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の第2端子とに接続された第1副回
    路であって、スィッチを含む第1副回路と、 上記インダクタの上記第2端子と上記変換器の上記第2端子とに接続された第2
    副回路であって、スィッチを含む第2副回路と、 を含む、請求項135に記載のシステム。
  141. 【請求項141】 上記電気回路は、 第1および第2入力端子と第1および第2出力端子とを含む整流回路であって、上
    記第1および第2入力端子は上記変換器の第1および第2端子間に接続された整流回
    路と、 第1および第2端子を含むインダクタであって、該第1端子は上記整流回路の上
    記第1出力端子に接続されたインダクタと、 上記インダクタの上記第2端子と上記整流回路の上記第2出力端子とに接続され
    た副回路であって、スィッチを含む副回路と、 を含む、請求項135に記載のシステム。
  142. 【請求項142】 上記電気回路は増幅器を含む、請求項135に記載のシ
    ステム。
  143. 【請求項143】 上記増幅器はH形ブリッジから成る、請求項142に記
    載のシステム。
  144. 【請求項144】 上記増幅器は半ブリッジから成る、請求項142に記載
    のシステム。
  145. 【請求項145】 上記電気回路は、上記増幅器を制御する制御回路を更に
    含む、請求項142に記載のシステム。
  146. 【請求項146】 上記制御回路は上記増幅器のデューティ・サイクルを制
    御する、請求項145に記載のシステム。
  147. 【請求項147】 上記電気回路は、システム状態を監視するセンサを更に
    含む、請求項135に記載のシステム。
  148. 【請求項148】 蓄電素子を更に含む、請求項135に記載のシステム。
  149. 【請求項149】 上記蓄電素子はコンデンサから成る、請求項148に記
    載のシステム。
  150. 【請求項150】 上記蓄電素子は充電式バッテリから成る、請求項148
    に記載のシステム。
  151. 【請求項151】 上記蓄電素子は直列接続された2個のコンポーネントか
    ら成り、上記変換器の一側は上記2個のコンポーネント間のノードに対して接続
    される、請求項148に記載のシステム。
  152. 【請求項152】 上記変換器により知覚されるピーク電圧が、上記機械的
    変動のみによる開放変換器のいずれのピーク電圧より高くなるように、上記スィ
    ッチング用電子機器は上記変換器の両端子間に接続される、請求項87に記載の
    システム。
  153. 【請求項153】 取出された電力は外部用途を直接的に給電すべく使用さ
    れる、請求項115に記載の方法。
  154. 【請求項154】 取出された電力は外部用途を直接的に給電すべく使用さ
    れるように配置構成された請求項116に記載のシステム。
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