JP2003501867A - 無線通信システムにおける閉ループ電力制御 - Google Patents

無線通信システムにおける閉ループ電力制御

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Abstract

(57)【要約】 一次局及び複数の二次局を持つ無線通信システムにおいて、前記一次局と二次局との間のアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルの電力は、各局が他方の局に電力制御指令を送信することにより閉ループの手法で制御される。これらの指令に応じて受信局は該受信局の出力電力をステップ単位で調整する。複数の受信された電力制御指令を考慮に入れることにより、受信局は、該受信局が直接に実施するステップサイズ以外の電力制御ステップサイズ、例えば、該受信局の最小ステップサイズより小さいステップサイズ、又は実施されるステップサイズの中間のステップサイズを用いる能力をエミュレートし得る。以って、あるチャネル条件の下で性能を向上させることが出来る。所要電力制御ステップサイズが受信局の最小ステップサイズより小さい場合のある実施例においては、該局が電力制御指令のグループを処理して、該局の最小ステップサイズによって該局の出力電力を調整すべきかどうかを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は無線通信システムに関し、更に斯様なシステムに用いる一次局及び二
次局、並びに斯様なシステムを動作させる方法に関する。本明細書はとりわけ台
頭しつつある(emerging)ユニバーサル移動電話システム(Universal Mobile T
elecommunication System )(UMTS)に関するシステムについて記載しているが、
斯様な技術は他の移動無線システムにおいて使用するために等しく適用可能であ
ることを理解されたい。
【0002】
【背景技術】
無線通信システムにおいて基地局(BS)と移動局(MS)との間で必要とされる
通信の基本タイプは2つある。第1のタイプはユーザトラヒック、例えば音声デ
ータ又はパケットデータである。第2のタイプは、BS及びMSが所要ユーザトラヒ
ックを交換することを可能にするために伝送チャネルの様々なパラメータを設定
し、監視するのに必要とされる制御情報である。
【0003】 多くの通信システムにおいて制御情報の機能の1つは、電力制御を可能にする
ことである。MSからBSに送信される信号の電力制御は、BSが異なるMSか
らほぼ同じ電力レベルで信号を受信する一方で、各MSにより必要とされる伝送
電力を最小化するために必要とされる。BSによりMSに送信される信号の電力
制御は、MSが他のセル及び無線システムとの干渉を低減すべく伝送電力を最小
化する一方で、BSから誤り率の小さい信号を受信するために必要とされる。双
方向無線通信システム(two-way radio communication system)においては、電
力制御は閉ループの手法で又は開ループの手法で動作され得る。閉ループシステ
ムにおいては、MSが、BSからの伝送電力において必要とされる変更を決定し
、この変更をBSに信号で伝え、またその反対にBSが、MSからの伝送電力に
おいて必要とされる変更を決定し、この変更をMSに信号で伝える。TDDシス
テムにおいて用いられ得る開ループシステムでは、MSがBSからの受信信号を
測定し、この測定を使用してMSの伝送電力において必要とされる変更を決定す
る。
【0004】 電力制御を用いる時分割多元接続と周波数分割複合多元接続とが組合わされた
システム(combined time and frequency division multiple access system)
の例に、BS送信機とMS送信機との両方の伝送電力が2dBのステップ単位で
制御される移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile commu
nication)(GSM)がある。同様に、スペクトル拡散符号分割多元接続(spre
ad spectrum Code Division Multiple Access)(CDMA)技術を用いるシス
テムにおける電力制御の実施が、米国特許第5,056,109において開示さ
れている。
【0005】 閉ループ電力制御を考察する際には、いかなる任意のチャネル条件に対しても
所要E/N(ビット当たりのエネルギー/雑音密度)を最小にする電力制御
の最適ステップサイズがあることを示すことが出来る。チャネルが非常にゆっく
り変化する場合、最適ステップサイズは1dBよりも小さくなり得る。これは、
斯様な値がトラッキングエラー(tracking error)を最小にしながらチャネルに
おける変化を追跡する(track)のに十分であるからである。ドップラー周波数
(Doppler frequency)が増大するにつれ、ステップサイズが大きいほど性能が
良くなり、最適値は2dBよりも大きくなる。しかしながら、ドップラー周波数
がさらに増加するときに、電力制御ループの待ち時間(又は、更新速度)が非常
に大きくなってチャネルを適切に追跡できなくなり、最適ステップサイズは再び
減少して、恐らく0.5dBよりも小さくなる。この理由は、速いチャネルの変
化は追跡できないので、必要となるのはただ、一般に遅いプロセスである投影を
追う能力だけであるからである。
【0006】 最適電力制御ステップサイズは動的に変化し得るので、MSからBSへのアッ
プリンク伝送及びBSからMSへのダウンリンク伝送で使用する適切な電力制御
ステップサイズを、BSが決定して、それに応じてMSに知らせれば、性能が改
善される可能性がある。斯様な方法を使用する可能性のあるシステムの例には、
UMTS周波数分割双方向(Frequency Division Duplex)(FDD)規格があ
る。この規格では、CDMA技術を使用するために電力制御が重要である。小さ
な最小ステップサイズ、例えば0.25dBを持つことで性能の向上は得られる
が、これによって局のコストは相当に高くなるだろう。しかし、局が最小ステッ
プサイズを実施する必要がなければ、局は要求されたステップサイズを実施する
ことができなくてもよい。
【0007】 局による電力制御ステップサイズのいくつかの実施がオプションであるシステ
ムでは、他の問題が起こる可能性がある。例えば、UMTS仕様に従って動作す
るシステムで、BSは、ダウンリンク伝送電力を変更する時に、複数の異なる電
力制御ステップサイズを、例えば0.5dB、1dB、1.5dB、及び2dB
の4つのステップサイズを使用することが出来る。しかし、1dBのステップサ
イズの実施だけを義務付けられている場合がそうである可能性がある。場合によ
っては、異なるBSが確実に同じように動作するようにすることが望ましい可能
性がある。例えば、ソフトウェア引渡しの間、MSは(BSの「アクティブセッ
ト」として知られている)複数のBSと通信を行って、もしあれば、どのBSに
転送すべきかを決定する。したがって、アクティブセットのBSの伝送電力が大
きく異なることがないようにする必要がある。これが最適に達成されるのは、ア
クティブセットのBSが同じ様な方法で、例えば受信された電力制御指令に応じ
て同じ様な電力ステップサイズを使用して、伝送電力を変更する場合である。
【0008】 2つのBSが1つのMSとソフトウェア引渡し状態にあり、そのMSが1.5
dBのステップサイズが最適であるような速度で移動しているが、BSの1つだ
けが1.5dBステップをサポートする場合、両方のBSの最適電力制御は可能
でない。BSに異なるステップサイズを使用するように命令し、その結果最適な
ステップサイズはそれをサポートするBSで使用できるようになるか(2つのB
Sの伝送電力が大きく異なるという危険がある)、又は、伝送電力の過度な相違
を避けるために、両方のBSに同じ最適でないステップサイズ(例えば、1dB
又は2dB)を使用するように命令するか、どちらかをネットワークは選ばなけ
ればならない。明らかに、どちらの選択も最適ではない。
【0009】
【発明の開示】
本発明の目的は、全ての局が同一セットのステップサイズを実施することを必
要としない、最適電力制御ステップサイズの選択を可能にすることにある。
【0010】 本発明の第1の特徴によれば、一次局と二次局との間に通信チャネルを持つ無
線通信システムを供し、前記一次局及び前記二次局のうち一方(送信局)が、電
力制御指令を他方の局(受信局)に送信して、該他方の局の出力伝送電力を調整
するよう該他方の局に指示するための手段を持ち、前記受信局が、少なくとも1
つのサポートされているサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポート
されていない電力制御ステップサイズをエミュレートするためのエミュレーショ
ン手段を持つ。
【0011】 本発明の第2の特徴によれば、無線通信システムにおいて用いる一次局を供し
、前記無線通信システムは当該一次局と二次局との間に通信チャネルを持ち、当
該一次局が、前記二次局によって送信される電力制御指令に応じて該一次局の出
力伝送電力をステップ単位で調整するための手段を持ち、少なくとも1つのサポ
ートされているサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポートされてい
ない電力制御ステップサイズをエミュレートするためのエミュレーション手段が
設けられている。
【0012】 本発明の第3の特徴によれば、無線通信システムにおいて用いる二次局を供し
、前記無線通信システムは当該二次局と一次局との間に通信チャネルを持ち、当
該二次局が、前記一次局によって送信される電力制御指令に応じて該二次局の出
力伝送電力をステップ単位で調整するための手段を持ち、少なくとも1つのサポ
ートされているサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポートされてい
ない電力制御ステップサイズをエミュレートするためのエミュレーション手段が
設けられている。
【0013】 本発明の第4の特徴によれば、一次局と二次局との間に通信チャネルを持つ無
線通信システムを動作させる方法を供し、前記一次局及び前記二次局のうち一方
(送信局)が、電力制御指令を他方の局(受信局)に送信して、該他方の局の電
力をステップ単位で調整するよう該他方の局に指示し、前記受信局が、少なくと
も1つのサポートされているサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポ
ートされていない電力制御ステップサイズをエミュレートする。
【0014】 本発明は、従来技術では存在しなかったことであるが、局による小さな電力制
御ステップサイズのエミュレーションが優れた性能を供することが出来るという
認識に基づいている。
【0015】 一例として、添付の図面を参照して本発明の実施例を以下に説明する。
【0016】
【本発明を実施するための最良の形態】
図1を参照して、周波数分割二重通信モード(frequency division duplex mo
de)又は時分割二重通信モード(time division duplex mode)で動作すること
が出来る無線通信システムは、一次局(BS)100及び複数の二次局(MS)
110を含む。BS100は、マイクロコントローラ(μC)102、無線伝送
手段106に接続されたトランシーバ手段(Tx/Rx)104、伝送電力レベ
ルを変更するための電力制御手段(PC)107、及びPSTN又は他の適当な
ネットワークに接続するための接続手段108を含む。各MS110は、マイク
ロコントローラ(μC)112、無線伝送手段116に接続されたトランシーバ
手段(Tx/Rx)114、及び伝送電力レベルを変更するための電力制御手段
(PC)118を含む。BS100からMS110への通信は、ダウンリンクチ
ャネル122上で行われ、一方で、MS110からBS100への通信はアップ
リンクチャネル124上で行われる。
【0017】 UMTS FDDシステムで、データは、各々が15のタイムスロットを有す
る10msのフレームで送信される。BS100は、スロット当たり1つの電力
制御指令(2ビットで構成される)を送信する。ここで、ビット11(今後簡単
にするために1の値と呼ぶ)は、MS110に電力を増加させるように要求し、
ビット00(今後0と呼ぶ)はMS110に電力を減少させるように要求する。
必要な電力制御ステップサイズの変更は、制御チャネル上で個別に通知される。
【0018】 本発明によるシステムでは、MS110が、MS110の可能な最小ステップ
サイズよりも小さな電力制御ステップサイズを実施するように要求された時に、
この動作が修正される。この状況で、MS110が一連の同一電力制御指令を受
信しない場合、MS110は何も処置を講じないで、それによって、より正確な
電力制御を有するMS110の性能をエミュレートする。
【0019】 例えば、要求されたステップサイズが0.5dBであり、MS110で実施さ
れる最小ステップサイズが1dBである場合を考えよう。MS110は、電力制
御指令を2つずつ処理し、両方の指令が等しい場合にだけ、出力電力を変える。
したがって、受信された指令が11である場合は電力を増加させる。受信された
指令が00である場合は、電力を減少させる。受信された指令が10か01であ
る場合は、電力を変えない。フレームの伝送との比較を整列して、したがって、
特定のフレームのスロット1と2で送信された電力制御指令、それからスロット
3と4で送信された指令、その他を組合せるのが有利である可能性がある。
【0020】 同様に、要求されたステップサイズが0.25dBであり、最小ステップサイ
ズが1dBである場合、MS110は、電力制御指令を一度に4つ処理し、4つ
の指令が全て等しいときにだけ、出力電力を変える。したがって、受信された指
令が1111である場合は、電力を増加させ、0000である場合は、電力を減
少させ、そうでない場合は、変えない。再び、フレーム伝送との比較を整列して
、特定のフレームのスロット1から4で送信された指令、それからスロット5か
ら8で送信された指令、その他を組み合わせるのが有利である可能性がある。
【0021】 3又は5のスロットで受信された指令を組み合わせることは、考察しているU
MTSの実施例においてとりわけ有利である。その理由は、UMTSは15スロ
ットのフレームで整列が維持するからである。しかし、本方法は斯様なシステム
に限定されない。MS110で実施される最小ステップサイズがSであり、BS
100で要求されたステップサイズがRである一般的な場合を考えよう。この場
合に、電力制御指令はGのグループに組み合わせることが出来る。ここで、G=
S/Rである。
【0022】 図2は、MS110の最小ステップよりも小さな電力制御ステップをエミュレ
ートする方法を図示する。202で、MS110がグループに組み合わせるべき
指令の数Gを決定し、受信された電力制御指令用の計数器iをゼロに設定するこ
とから方法は始まる。204で、MS110は、電力制御指令を受信し、計数器
iをインクリメントする。次に、206で、iの値をGと比較する。iがGより
も小さい場合、受信された指令は格納され、MS110は次の指令を受信するの
を待つ。そうでない場合、必要な数の電力制御指令が受信されており、MS11
0は、208で、受信された電力制御指令に基づいて電力を調整すべきかどうか
を決定する。これが行われると、計数器iはゼロ(iがGに等しい場合)か1(
iがGよりも大きい場合、これはGが整数でないときに起こる)にリセットされ
、MS110は次の電力制御指令を受信するのを待つ。
【0023】 他の実施例においては、電力制御指令をGのグループに組み合わせないで、M
S110は要求された電力変化の現在の合計(running total)を保持し、合計
の要求された電力変化が最小ステップサイズに達した時に、変更を行う。例えば
、要求されたステップサイズが0.25dBであり、最小ステップサイズが1d
Bである場合、受信された指令のシーケンス11010111で、電力が1dB
だけ増加されることになる。その時にMS110は、要求された電力変化の現在
の合計から実際に実施されたステップを差し引く。しかし、斯様な方法は実施す
るには比較的複雑であり(というのは、要求された電力変化の現在の合計を維持
することが必要であるから)、方法の性能に最小限度の改善をもたらすに過ぎな
いようである。
【0024】 この他の実施例の変形例においては、MS110は、個々の電力制御指令各々
に対してハードウェアによる決定を採用しないで、要求された電力変化の現在の
合計の保持にソフトウェアによる決定方法を使用する。各電力制御指令は、現在
の合計に加えるまえに、MS110が正しくその指令を解釈している可能性の目
安として、その指令の受信信号の振幅の関数で重み付けする。例えば、シーケン
ス11010111011は、重み付けされると、要求された電力変化のシーケ
ンス0.8、0.3、−0.3、0.4、−0.1、0.5、0.9、0.8、
−0.4、0.7、0.5(0.25dBの単位で)に相当するかもしれない。
このシーケンスの現在の合計は4.1であり、これによって、MS110は1d
Bの上向きのステップを実行し、現在の合計を0.1に減らすように起動される
。この変形形態で、方法の性能は僅かに改良される筈である。
【0025】 本発明による方法の有効性を例証するために、2つのシミュレーションを行っ
た。これらのシミュレーションは、1dBの最小ステップサイズを有するMS1
10の性能を、0.25dBの最小ステップサイズを有するMS110の性能と
比較して調べる。シミュレーションでは、次のいくつかの理想化の仮定を行う。
・ 電力制御ループに1スロットの遅延があること、 ・ チャネル符号化はないこと、 ・ 受信機による完全なチャネル推定があること、 ・ 受信機での等化は完全なRAKE受信機で実行されること、 ・ 制御チャネルオーバヘッドはE/N指数に含まれないこと、 ・ 電力制御指令の伝送の誤り率は一定であること、 ・ チャネルは単純なN経路レイリーチャネルとしてモデル化されること。
【0026】 第1のシミュレーションは急速に変化するチャネルと関係があり、ここで、M
S110は、電力制御指令の誤り率0.01で、単一経路レイリーチャネル中を
毎時300kmで移動している。図3は、dB単位で使用された電力制御ステッ
プサイズに対する0.01のアップリンクビット誤り率を得るのに必要なdB単
位の受信されたE/Nのグラフである。実線は、0.25dB又はそれより
小さい最小電力制御ステップサイズを有するMS110についての結果を示す。
一方で、破線は、1dBの最小ステップサイズを有するMS110についての結
果を示し、ここで、MS110は電力制御ビットを2又は4のグループで組み合
わせて、それぞれ0.5dB及び0.25dBの電力制御ステップサイズをエミ
ュレートする。
【0027】 この状況で、最良の性能は1dB未満の小さなステップサイズで得られる。0
.25dB及び0.5dBステップのエミュレーションで約0.05dBだけの
小さな実施損失となり、これは、エミュレーションが行われない場合の約0.6
dBに比べると、エミュレーション方法の有効性を実証している。電力制御指令
の誤り率を0.1に増すと、受信されたE/Nは一般に約0.2dB低下す
るが、エミュレートされた小さなステップを有するMS110の性能は、依然と
して、小さなステップを直接実施するMS110の性能に近くなっている。
【0028】 第2のシミュレーションはゆっくり変化するチャネルに関係があり、ここでM
S110は、0.01の電力制御指令の誤り率で、6経路レイリーチャネルで毎
時1kmで移動している。図4は、dB単位で使用された電力制御ステップサイ
ズに対する0.01のアップリンクビット誤り率を得るのに必要なdB単位の受
信されたE/Nのグラフである。グラフの線は図3と同様に識別される。
【0029】 この場合、1dB未満の電力制御ステップを使用する方が少し有利である。第
1のシミュレーションに関するように、エミュレートされた小さなステップを使
用して得られた結果は、小さなステップを直接実施した結果に非常に近い。
【0030】 この方法の他の応用では、(例えば、より長い期間にわたって平均することで
)送信された電力制御指令の解釈の誤りの影響を軽減するような理由のために有
利であると考えられる場合に、Gの値はS/R以外の値に設定することが出来る
。したがって、いくつかの環境では、MS110は、実施可能な最小ステップサ
イズよりも大きなステップサイズを使用することを選ぶ可能性がある。
【0031】 上記の方法の変形形態を、局で実施される最小ステップサイズよりも大きなサ
ポートされない電力制御ステップサイズをエミュレートするために使用すること
が出来る。UMTS仕様に従って動作するシステムのBS100の場合を考えよ
う。斯様なシステムの一例で、BS100は、ダウンリンク伝送122の電力を
調整する時に4つのステップサイズの1つ使用することが出来る。すなわち、0
.5dB、1dB、1.5dB、及び2dBであり、そのうちで1dBだけが義
務付けられている。
【0032】 BS100は、ネットワークインフラストラクチャで1.5dBステップを使
用するように命令されているが、1dBステップと2dBステップだけを実施で
きる場合を考えよう。本発明による方法で、BS100は受信された電力制御指
令を2つずつ考慮に入れる。ソフトウェア引渡し中の使用について、フレームは
奇数(15)のタイムスロットを含むので、これらのグループは奇数番又は偶数
番のフレーム境界に整列されるのが有利である。偶数又は奇数フレームの定義は
、結合フレーム数又はシステムフレーム数から定義することが出来る。斯様な整
列によって、本発明によるエミュレーションアルゴリズムを実行している、アク
ティブセットの異なるBS100は、確実に同じ様に動作するようになる。
【0033】 各対の第1のタイムスロットで、BS100は常に、受信された電力制御指令
の符号で与えられた方向に1dBの電力ステップを実施する。ここでその符号は
、受信された指令が0である場合は負であり、受信された指令が1である場合は
正であると考える。第2のタイムスロットで、受信された電力制御指令が第1の
スロットで受信されたものと同じ符号である場合、BS100は2dBの電力ス
テップを実施し、または符号が反対である場合は、BS100は大きさ1dBの
電力ステップを実施する。BS100が1dBステップだけを実施する場合、エ
ミュレーションアルゴリズムでより大きなステップサイズが要求される時には、
1つよりも多い1dBステップを単一のタイムスロットで実施することが出来る
。結果として得られる電力変化は、次の表のようになる。
【表1】
【0034】 上の方法は、(χ+0.5)dBに等しいステップサイズをエミュレートする
場合を取り扱うように一般化することが出来る。ここでBS100は、χdBの
第1のタイムスロットの電力ステップと、適宜にχdB又は(χ+1)dBの第
2のタイムスロットの電力ステップとを有して、χdB及び(χ+1)dBのス
テップを実施することが出来る。
【0035】 また、他の一般化も可能である。(χ+a)ΔdBに等しいステップサイズを
エミュレートする場合を考えよう。ここで、ΔはBS100でサポートされた最
小ステップサイズであり、χは整数であり、0<a<1である。BS100が電
力制御指令を受信する度に、BS100は次の計算を行う。 S=Si−1+Pa ここで、Pは、受信された指令が0の値を持つ時に−1に等しく、受信された指
令が1の値を持つ時に+1に等しい。第1のタイムスロットで、Si−1はゼロ
に初期設定され、その後、前のタイムスロットのSの値に等しくなる。
【0036】 S≦0.5の場合、BS100で実施される電力ステップのサイズはχΔd
Bである。S>0.5の場合、BS100で実施される電力ステップのサイズ
は(χ+1)ΔdBであり、BS100はSからPを引く。
【0037】 次に、(χ+a/b)ΔdBに等しいステップサイズをエミュレートする場合
を考えよう。ここで、χ,a及びbは整数であり、a<bである。BS100が
bのグループの受信された電力制御指令を考慮に入れる。ソフトウェア引渡しの
場合について、基本的なエミュレーションアルゴリズムに関して上に述べたのと
同じ理由のために、グループは奇数番又は偶数番のフレーム境界に整列されるの
が好ましい。
【0038】 BS100は、各サブグループのタイムスロットの数の差がせいぜい1である
ように、bのタイムスロットのグループをサブグループに分割する。各サブグル
ープの最後のタイムスロット以外の全てのタイムスロットで、BS100は常に
、そのスロットの受信された電力制御指令の符号で与えられた方向に大きさχΔ
dBの電力ステップを実施する。各サブグループの最後のスロットで、そのサブ
グループの全てのスロットの受信された電力制御指令が同じ符号である場合、B
S100は大きさ(χ+1)ΔdBの電力ステップを実施し、そうでないない場
合は、BS100は大きさχΔdBの電力ステップを実施する。この方法によっ
て、電力レベルの誤りは、a/bdBと(1−a/b)dBのうちの大きい方よ
りも決して大きくなることはなくなる。
【0039】 上記の方法はまた、BS100又はMS110でサポートされた2つのステッ
プサイズの中間のどのようなステップサイズのエミュレーションも含むようにさ
らに一般化することが出来る。
【0040】 上の説明において、アップリンク伝送124の電力を制御するためのMS11
0によるステップサイズのエミュレーションについての記載は全て、ダウンリン
ク伝送122の電力を制御するためにBS100で同様に使用することが出来る
。また、逆も可能である。
【0041】 さらに、上の詳細な説明は、電力制御指令が、電力制御ステップサイズを設定
するための局への命令とは別個に送信されるシステムに関係している。しかし、
本発明は他のシステムの範囲での使用にも適応する。特に、本発明は、電力制御
ステップサイズが可変であり、かつ局がこのステップに特定の値を使用するよう
に命令される任意のシステムで使用することが出来る。また、本発明は、電力制
御ステップサイズが一定であるシステム、又は、電力制御ステップサイズのエミ
ュレーション方法が使用されている間は少なくとも一定であるシステムでも使用
することが出来る。局で使用すべき特定のステップサイズは、ネットワークイン
フラストラクチャ、BS100、又はMS110によって決定される可能性があ
る。また、そのステップサイズは、任意のこれらのエンティティの間の交渉で決
定することも出来る。
【0042】 本開示を読むことから、他の修正形態が当業者には明らかになるであろう。斯
様な修正形態は、無線通信システムで既に知られており、かつここで既に記述さ
れた特徴の代わりに、又はそれに付け加えて使用することが出来る他の特徴を包
含することが出来る。
【0043】 本明細書及び特許請求の範囲で、要素の前にある「1つ」は、複数の斯様な要
素を除外するものではない。さらに、「有する」という用語は、他の要素又は列
挙されたステップ以外のステップの存在を除外するものではない。
【0044】
【産業上の応用範囲】
本発明は無線通信システムの範囲、例えばUMTSに応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線通信システムのブロック概略図である。
【図2】 二次局において電力制御をなすための本発明による方法を例示す
る流れ図である。
【図3】 時間当たり300Kmで移動するMSに対してdB単位で使用さ
れる電力制御ステップサイズと0.01のビット誤り率を得るのに必要なdB単
位の受信E/Nのグラフ。
【図4】 時間当たり1Kmで移動するMSに対してdB単位で使用される
電力制御ステップサイズと0.01のビット誤り率を得るのに必要なdB単位の
受信E/Nのグラフ。
【符号の説明】
100 一次局(BS) 102 マイクロコントローラ 104 トランシーバ手段 106 無線伝送手段 107 電力制御手段 110 二次局(MS) 112 マイクロコントローラ 114 トランシーバ手段 116 無線伝送手段 118 電力制御手段 122 ダウンリンクチャネル 124 アップリンクチャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 0011007.2 (32)優先日 平成12年5月9日(2000.5.9) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CN,IN,J P,KR (72)発明者 フント ベルナルド オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 バーカー マシュー ピー ジェイ オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5K067 AA03 BB04 EE02 EE10 GG09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次局と二次局との間に通信チャネルを持つ無線通信システ
    ムであって、前記一次局及び前記二次局のうち一方(送信局)が、電力制御指令
    を他方の局(受信局)に送信して、該他方の局の出力伝送電力を調整するよう該
    他方の局に指示するための手段を持ち、前記受信局が、少なくとも1つのサポー
    トされているサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポートされていな
    い電力制御ステップサイズをエミュレートするためのエミュレーション手段を持
    つ無線通信システム。
  2. 【請求項2】 無線通信システムにおいて用いる一次局であって、前記無線
    通信システムは当該一次局と二次局との間に通信チャネルを持ち、当該一次局が
    、前記二次局によって送信される電力制御指令に応じて該一次局の出力伝送電力
    をステップ単位で調整するための手段を持ち、少なくとも1つのサポートされて
    いるサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポートされていない電力制
    御ステップサイズをエミュレートするためのエミュレーション手段が設けられて
    いる一次局。
  3. 【請求項3】 前記エミュレーション手段が(χ+0.5)ΔdBのステッ
    プサイズをエミュレートし、但しχは整数、Δは当該局により実施される最小ス
    テップサイズであり、前記エミュレーション手段は、受信された電力制御指令を
    対で考慮に入れ、第1の前記電力制御指令に応じて大きさχΔdBのステップを
    実施し、これに続いて、第2の前記電力制御指令が前記第1の電力制御指令と同
    じ符号を持つ場合には大きさ(χ+1)ΔdBのステップを実施し、これらの電
    力制御指令の符号が逆である場合にはχΔdBのステップを実施することを特徴
    とする請求項2に記載の一次局。
  4. 【請求項4】 無線通信システムにおいて用いる二次局であって、前記無線
    通信システムは当該二次局と一次局との間に通信チャネルを持ち、当該二次局が
    、前記一次局によって送信される電力制御指令に応じて該二次局の出力伝送電力
    をステップ単位で調整するための手段を持ち、少なくとも1つのサポートされて
    いるサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポートされていない電力制
    御ステップサイズをエミュレートするためのエミュレーション手段が設けられて
    いる二次局。
  5. 【請求項5】 前記エミュレーション手段が、複数の電力制御指令をグルー
    プとして処理して、当該二次局の出力電力を調整すべきかどうかを決定し、以っ
    て最小ステップサイズより小さい電力制御ステップサイズをエミュレートするこ
    とを特徴とする請求項4に記載の二次局。
  6. 【請求項6】 一次局と二次局との間に通信チャネルを持つ無線通信システ
    ムを動作させる方法であって、前記一次局及び前記二次局のうち一方(送信局)
    が、電力制御指令を他方の局(受信局)に送信して、該他方の局の電力をステッ
    プ単位で調整するよう該他方の局に指示し、前記受信局が、少なくとも1つのサ
    ポートされているサイズの電力制御ステップの組合せによって、サポートされて
    いない電力制御ステップサイズをエミュレートする方法。
  7. 【請求項7】 (χ+0.5)ΔdBのステップサイズのエミュレーション
    を行い、但しχは整数、Δは前記受信局により実施される最小ステップサイズで
    あり、前記エミュレーションは、受信された電力制御指令を対で考慮に入れるこ
    と、及び第1の前記電力制御指令に応じて大きさχΔdBのステップを実施し、
    これに続いて、第2の前記電力制御指令が前記第1の電力制御指令と同じ符号を
    持つ場合には大きさ(χ+1)ΔdBのステップを実施し、これらの電力制御指
    令の符号が逆である場合にはχΔdBのステップを実施することによりなされる
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記チャネル上の伝送がフレーム単位で行われ、前記電力制
    御指令の対が偶数番のフレームの始りに対して位置合せされることを特徴とする
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記チャネル上の伝送がフレーム単位で行われ、前記電力制
    御指令の対が奇数番のフレームの始りに対して位置合せされることを特徴とする
    請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 (χ+a)ΔdBのステップサイズのエミュレーションを
    行い、但しχは整数、aは0と1との間、Δは前記受信局により実施される最小
    ステップサイズであり、前記エミュレーションは、所要の電力制御ステップの合
    計と実施された電力制御ステップの合計との間の差の現在の合計を維持すること
    、及びこれらの合計の間の差が0.5Δより大きい場合には大きさ(χ+1)Δ
    dBのステップを実施し、そうでない場合には大きさχΔdBのステップを実施
    することによりなされることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記受信局が、複数の電力制御指令をグループとして処理
    して、該受信局の出力電力を調整すべきかどうかを決定し、以って該受信局の最
    小ステップサイズより小さい電力制御ステップサイズをエミュレートすることを
    特徴とする請求項6に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記チャネル上の伝送がフレーム単位で行われ、前記電力
    制御指令のグループが各フレームの始りに対して所定の位置を持つことを特徴と
    する請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記グループのサイズが、フレームで送信される電力制御
    指令の数に正確に分割可能であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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