JP2003501847A - 改良型無線トランシーバ及び信号変換方法 - Google Patents

改良型無線トランシーバ及び信号変換方法

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JP2003501847A
JP2003501847A JP2000559666A JP2000559666A JP2003501847A JP 2003501847 A JP2003501847 A JP 2003501847A JP 2000559666 A JP2000559666 A JP 2000559666A JP 2000559666 A JP2000559666 A JP 2000559666A JP 2003501847 A JP2003501847 A JP 2003501847A
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mhz
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sampling
mixer
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JP2000559666A
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インチュル・カング
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    • H04B1/40Circuits
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    • H04B1/405Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with multiple discrete channels

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Abstract

(57)【要約】 本発明は少数の周波数合成を使用する、改良型トランシーバアーキテクチャを与える。理想的サンプリング周波数からわずかにずれた周波数をもつ既存の周波数ソースを利用することにより、周波数シンセサイザの数が少数になる。一実施形態ではCDMA符号信号を通信することができる改良型トランシーバが与えられる。このトランシーバは、第一混合トーン(261)を生成する第一周波数シンセサイザ(260)と、第二混合トーン(271)を生成する第二周波数シンセサイザ(270)と、第一サンプリング信号を生成する第一サンプリングソース(290)と、受信チャンネルとを含む。受信チャンネルは第一ミキサ(232)、第二ミキサ(235)、及びアナログ−デジタル変換器(ADC)を含む。第一ミキサ(232)は到来するCDMA信号と第一混合トーンを受信して第一IF信号を生成する。第二ミキサ(235)は第一IF信号と第二混合トーンとを受信し、受信すると第二IF信号を生成する。ADCは第二IF信号と第一サンプリング信号とを受信し、受信するとデジタルデータストリームを生成する。それにより第一サンプリング信号の周波数が第二IF信号の周波数からずれるので、デジタルデータはその少量のずれに関連した、かつそのずれに比例した少量のエラーを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [関連出願との相互参照] 共有に係る下記の出願が同時係属中であり、すべての目的上、ここにその全部
を引用する。 「改良型CDMA受信器及びその作動方法」(代理人書類番号939A−45
7) 「CDMA受信器用可変クロックレート相関回路及びその作動方法」(予備出
願、代理人書類番号939A−458)
【0002】 [発明の背景] 本発明は無線トランシーバに関し、特にAMPSデータ及びCDMAデータの
両方を通信するための、既存のセル電話及びPCS電話システムに使用する無線
トランシーバに関する。
【0003】 図1に示すような今日の無線遠距離通信システムでは、セル電話のような第一
の無線トランシーバ120が一つ以上の「セル」130を介して第二の無線トラ
ンシーバ150と通信する。各セルは一つの地理的領域に適用される。とはいえ
、或程度の領域の重複が起こりうる。セル間通信は、セルサイト間で通信される
ハンドオフ(移管)信号136を使って行うことができる。
【0004】 各セルサイト130内のベースステーション140は受信器142及び送信器
144を含んでいる。受信器142は当該セル領域内のユーザー又は隣接するセ
ルのいずれかから信号を受信する。ベースステーションは受信した信号(以下、
受信信号という)132の目的地を確かめ、もしも意図された受信者が当該セル
領域内にいるならば送信器144経由で信号134を再送信し、あるいは意図さ
れた受領者に近い別のセルサイトへ再送信する。
【0005】 各無線トランシーバ120、150はベースステーション140へ信号132
を送信するための送信器124と、ベースステーション140から送信される信
号134を受信するための受信器124を有する。現在のところ、信号の受信及
び送信に二つの周波数帯が使用されている。セル電話システムではベースステー
ションが824.04MHz−848.97MHzの周波数範囲内で信号132
を受信し、869.04MHz−893.97MHzの周波範囲内で信号134
を送信する。PCS周波数帯ベースステーションは1851.25MHz−19
08.75MHzの周波数範囲内で信号132を受信し、1931.25MHz
-1988.75MHzの周波数範囲内で信号134を送信する。
【0006】 利用可能な上記二つの周波数帯に加えて、データを送信するためにデータを暗
号化するため、また当該データが意図されたユーザーに受信されたときにそのデ
ータを解読するため、二つのデータ変調/復調技術が使用される。進歩的移動電
話システム(Advanced Mobile Phone System、AMPS)は、利用可能なRFス
ペクトル帯域幅を区分して再利用するため、周波数分割多重アクセス(Frequenc
y Division Multiple Access、FDMA)方式を使用し、利用可能な利用者数を
増加する。AMPS方式ではキャリヤ(搬送波)は全利用可能な帯域幅の一部で
構成され、その幅は普通、30KHzであり、これが各チャンネルの通信を搬送
する。
【0007】 直接シーケンス(DS)コード分割多重アクセス(Code Division Multiple A
ccess、CDMA)方式は無線遠隔通信で使用される最新の通信モードである。
DS−CDMAシステムでは、固有のコード化されたアドレス(以下、コードア
ドレスという)が各ユーザーに割り当てられる。データは、意図された受信者の
固有コードアドレスに対応するアドレス波形に重畳することにより、意図された
受信者に送信される。データはアドレス波形の帯域幅(普通、1.23MHz)
に比べて比較的狭い帯域幅(普通30kHz)を有し、その結果、データはアド
レス波形のスペクトル上に散布される。(データ+アドレス)の組み合わせ波形
は次いで特定のキャリヤ周波数に変調されて載せられて送信される。すべてのユ
ーザーが全周波数帯にアクセスできるが、意図された受信者のみが当該送信を解
読できる。というのは、その受信者のみが送信された信号から当該データを解読
するのに必要な固有のコードアドレスを有するからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
トランシーバ120,150はある数の周波数シンセサイザを利用し、送信信
号132を発生したり、送られた情報を抽出するために受信信号134を下方変
換する。しかし、周波数シンセサイザは高価であり、大きな電力を消耗するので
トランシーバの電池の寿命を短くする。そこで、最小数の周波数シンセサイザを
使用するトランシーバのアーキテクチャと周波数利用計画とが必要である。さら
に、最小数の周波数シンセサイザを使用しつつAMPS及びCDMA方式で符号
化された信号(以下、それぞれ、AMPS符号信号又はAMPS信号、CDMA
符号信号又はCDMA信号という)を共に取り扱うことができる改良型トランシ
ーバアーキテクチャが必要とされている。
【0009】 [発明の概要] 本発明は、従来必要とされているよりも少数の周波数シンセサイザを使用する
改良型トランシーバアーキテクチャを与える。周波数シンセサイザの数は、トラ
ンシーバの周波数利用計画を注意深く選択することにより減少する。加えて、入
力信号がCDMA信号であるときは理想的周波数よりもわずかにずらされたサン
プリング周波数を使用してデジタルデータに変換される。このずれたサンプリン
グ周波数は、CDMAデータに幾分かのエラーを生じるが、そのずれ(オフセッ
ト)は小さいので、生じるエラーは無視できる。このようにして全体的トランシ
ーバの性能は維持したまま、周波数シンセサイザの数が減少される。
【0010】 一実施例では、CDMA符号信号を通信できる改良型トランシーバが与えられ
る。このトランシーバは、第一混合トーンを生成する第一周波数シンセサイザと
、第二混合トーンを生成する第二周波数シンセサイザと、第一サンプリング信号
を生成する第一サンプリングソースと、受信チャンネルとを含む。受信チャンネ
ルは第一ミキサと、第二ミキサと、アナログ-デジタル変換器(ADC)とを含
む。第一ミキサは到来するCDMA信号と第一混合トーンとを受信して第一IF
信号を生成する。第二ミキサは第一IF信号と第二混合トーンとを受信し、受信
すると第二IF信号を生成する。ADCは第二IF信号と第一サンプリング信号
とを受信し、受信するとその応答としてデジタルデータストリームを生成し、そ
れによって第一サンプリング信号の周波数が、第二IF信号の周波数からオフセ
ットされ、デジタルデータは周波数オフセットに関連したある量の周波数エラー
をもつ。
【0011】 もう一つの実施例では、AMPS符号データ及びCDMA符号データの両方を
通信できる改良型二重モード無線トランシーバが与えられる。この二重モードト
ランシーバは上記実施例の構成を含むとともに、さらに第二サンプリング信号を
与えるための第二周波数ソースと、第一又は第二サンプリングソースをADCに
接続するためのスイッチとを有する。到来する信号がCDMA符号信号であると
きは第一サンプリング信号がADCに接続され、ADCがデジタルデータストリ
ームを生成する。第一サンプリング信号は第二IF信号の周波数からずれており
、その結果、当該周波数オフセットに関連したある量のエラーを有するデジタル
データが生じる。到来する信号がAMPS符号信号であるときは第二サンプリン
グソースがADCに接続され、そのときの第二サンプリングソースの周波数は第
二IF周波数の調和周波数である。
【0012】 本発明の性質と利点は以下の明細書の記載と添付の図面とからさらによく理解
できよう。
【0013】 [好適実施例の説明] 図2は本発明に基づく改良型トランシーバのアーキテクチャを示す。このトラ
ンシーバ200は上記のPCS周波数帯及びセル周波数帯内の信号201を受信
し、信号202を送信するように作動する。この改良型トランシーバアーキテク
チャは、トランシーバアンテナ210、ディプレクサ220、受信チャンネル2
30、及び送信チャンネル250を含む。トランシーバアンテナ210は所望の
動作帯内で信号を送受信するために最適な構造、材料、形状のものであり、この
好適な実施例では所望の動作帯とは上記のセル帯の周波数範囲又はPCS帯の周
波数範囲のいずれかである。ディプレクサ220は、トランシーバが受信モード
と送信モードのいずれのモードで作動していかに応じて、トランシーバ200に
到来する信号とトランシーバ200から発出する信号が通行する方向を制御する
のに使用される。
【0014】 改良型トランシーバ200は上方変換オペレーション及び下方変換オペレーシ
ョンに必要な混合トーンを発生するための二つの周波数シンセサイザを使用する
。各周波数シンセサイザは、ユーザーインターフェース命令ライン264を介し
て、命令があると、ある特定の周波数に同調するように制御でき、必要な混合ト
ーン261,271を発生するための周波数逓倍器、周波数分割器、及び電圧制
御オッシレータ(VCO)を含むことができる。
【0015】 基準周波数発生器280は各周波数シンセサイザ260,279に安定な基準
周波数を与えるのに使用される。好適な実施例では、この基準周波数発生器28
0は、19.2MHzで作動する電圧制御式の温度補償されたクリスタルオッシ
レータ(VCTCXO)を介して与えられる。
【0016】 サンプリングソース290はサンプリング回路292に基準周波数を供給する
。サンプリング回路292は、供給された基準周波数をサンプリング信号294
に翻訳するため、周波数逓倍器、周波数分割器、あるいはVCOを含むことがで
きる。サンプリング信号294は、以下に述べるように、下方変換されたアナロ
グ信号236をデジタルデータストリームに変換するのに使用される。
【0017】 受信チャンネル230はスーパーへテロダイン方式の二重下方変換受信器とし
て動作し、RF回路231、第一ミキサ232、IF回路234、第二ミキサ2
35、及び復調器239を含む。送信チャンネル送信チャンネル250は二重上
方変換送信器として動作し、第三ミキサ252、IF回路254、第四ミキサ2
55、及びRF回路257を含む。
【0018】 I.単一モードPCS帯トランシーバ 図3は本発明に基づくPCS帯域トランシーバを示す。トランシーバ300は
上述したように、トランシーバアンテナ310、ディプレクサ320、受信チャ
ンネル330、送信チャンネル350、第一周波数シンセサイザ360、第二周
波数シンセサイザ370、基準周波数発生器380、サンプリングソース390
、及びサンプリング回路392を含むことができる。
【0019】 送受信アンテナ310は、信号201を受信するためのPCS周波数帯(19
31.25MHz−1988.75MHz)内で信号を受信すべく最適化され、
かつ周波数帯(1851.25MHz−1908.75MHz)内で信号202
を送信すべく最適化されている。ディプレクサ320は同様に、上記送信周波数
及び受信周波数で動作するように設計されている。
【0020】 PCS帯受信チャンネル PCS帯トランシーバの受信チャンネル330は、CDMA信号を受信し、下
方変換するように設計されており、RF回路331、第一ミキサ332、IF回
路334、第二ミキサ335、及び復調器339を含む。図3に例示する実施例
ではRF回路は、入力ノイズ指数(noise figure、NF)を設定するのに使用さ
れる低ノイズ増幅器(LNA)331aと、キャリヤ周波数付近の隣接信号をす
べて減衰させるのに使用するフィルタ331bとを含む。LNA331aの利得
とノイズ指数とはデジタル-アナログ変換器331c(DAC)を使ってLNA
331aに供給される電力を変えることにより制御することが好ましい。このフ
ィルタ331bは、1960MHzに中心をもつ30MHzの広帯域バンドパス
SAWフィルタであることが好ましいが、それに代えて高パス又は低パスフィル
タでもよく、集積回路に外付けにして又はその一部として設けた集合素子又は分
布素子の形で実現できる。
【0021】 第一ミキサ332は上記の条件づけたRF信号(以下、条件RF信号という)
と第一周波数シンセサイザ360からの第一混合トーン361とを受信し、条件
RF信号を第一IF信号333に変換する。図3に示す実施例では第一周波数シ
ンセサイザ360が同調可能であり、1722.0MHz−1779.5MHz
間で1.23MHz毎に混合トーン361を発生することができる。第一混合ミ
キサ332が209.25MHzの(RF−LO)周波数の第一IF信号第一I
F信号333を生成するように、第一混合トーン361の周波数を制御しながら
選択することができる。第一混合ミキサ332はギルバート セルミキサである
ことが好ましいが、それに代わる回路構成を与えることもできる。
【0022】 IF回路334は、第一IF信号333を受信し、フィルタ回路及び/又は増
幅回路を含むことができる。図3に示す実施例ではIF回路334はIFフィル
タ334aと自動利得制御(AGC)増幅器334bとを含み、IFフィルタ3
34a及びAGC増幅器334bは共に209.25MHzに中央周波数を有す
る。IFフィルタ334aは入力チャンネルノイズフロアを低減すると共に第一
ミキサ332の動作により発生される偽の混合生成信号を減衰させるのに使用さ
れる。本発明の好適な実施例ではAGC増幅器334bは受信するチャンネル利
得を調節して入力信号301の受信電力に広い変化を与える。AGC増幅器33
4bの利得はデジタル-アナログ変換器(DAC)334cを使ってAGC増幅
器334bに供給される電力を変化させることにより制御することが好ましい。
AGC増幅器334bの動作は本出願と共に譲渡された、参考関連出願として引
用した「改良型CDMA受信器及びその動作方法」と題する同時係属出願に詳細
に記載されている。
【0023】 第二ミキサ335は条件第一IF信号333と第二周波数シンセサイザ370
からの第二混合トーン337とを受信し、第一IF信号333を第二IF信号3
36に下方変換する。ここに示す実施例では第二混合トーンの周波数は206.
8MHzであり、第二混合ミキサ335はRF−LO周波数2.45MHzの第
二IF信号337を生成する。第二ミキサ335はギルバートセルミキサである
ことが好ましいが、それに代わる回路構成を与えることができる。
【0024】 復調器339は第二IF信号236とサンプリング信号394を与える。図3
に示す実施例では、復調器339は第二ミキサにより発生された偽の混合生成信
号を減衰するためのフィルタ339aと、第二IF信号の信号強度を増大させる
ための増幅器339bと、アナログCDMA信号をデジタルデータストリームに
変換するためのデジタル変換器(ADC)339cとを含む。フィルタ339a
及び増幅器339bは2.45MHzの中央動作周波数を有する。ADC339
cの動作は「改良型CDMA受信器及びその動作方法」と題する前記特許出願に
さらに詳細に記載されている。
【0025】 ADC339cはサンプリング信号394を受信する。この実施例では、サン
プリングソース390は1.2288MHzで動作するシステムクロック信号か
らなり、サンプリング回路392は周波数9.8304MHzをもつサンプリン
グ信号394を発生する8倍周波数逓倍器からなる。
【0026】 通常はサンプリング信号394の周波数は、下記の方程式(1)で与えられる
ナイキスト条件を満たすように第二IF信号336の整数倍に設定される。 (1)サンプリング周波数=N×第二IF周波数 ただし N≧2
【0027】 しかし、サンプリングソース390及びサンプリング回路392は第二IF信
号336の整数倍であるサンプリング周波数394を合成することができないこ
とがある。この場合は、変調過程でIデータ及びOデータとの直交性が失われる
という形でいくらかのエラーが生じる。その損失の程度はサンプリング周波数3
94がどのくらい第二IF周波数336に近いかの程度に比例する。サンプリン
グ信号394が第二IF信号336から僅かにずれても無視できる程度のエラー
しか生じない。
【0028】 図3に示す実施例では、第二IF信号336は周波数2.45MHzで動作し
、他方、サンプリング信号394は調和振動数(2×1.2288MHz)=2
.4576MHzで動作する。したがってサンプリング周波数のもっとも近い調
和振動数は、(2.45−2.4576MHz)すなわち7600Hzだけ、第
二IF周波数からずれる。2.45MHzの第二IF信号周波数における760
0Hzのずれ(オフセット)は、CDMA信号の直角なI成分とQ成分にとって
1%未満の位相の劣化である。この少量の位相の劣化により生じる信号品質の損
失は無視できるものである。したがって、第二IF信号を復調するための第三周
波数シンセサイザは必須でない。第三周波数シンセサイザの代わりに、既存のシ
ステムクロック信号と周波数逓倍器とを使用し、信号品質を大きく減少せずにア
ナログCDMA信号をデジタルCDMAデータストリームに変換する。
【0029】 PCS帯送信チャンネル 送信チャンネル350は受信チャンネル330と反対に動作し 、ベース帯域
Iデータ及びQデータを1851.25MHz−908.75MHz間の周波数
で動作する送信信号302に変換する。送信チャンネル350は第三ミキサ35
2、IF回路354、第四ミキサ355、及びRF回路357を含む。
【0030】 第三ミキサ352は直角なIデータ成分及びQデータ成分を含んだ変調信号3
51を受信する。本発明の好適な実施例では、この変調された信号は周波数10
3.4MHzで動作する。1/8周波数分割器xxが、第二混合トーンを206
.8Mhzから25.95Mhzへ変換する。その変換された第二混合トーンは
第三ミキサ352に供給される。第三ミキサ353が、復調された信号351を
129.25MHzの(LO+RF)周波数のIF信号353に上方変換する。
第三ミキサはギルバート セルミキサであることが好ましいが、その代わりの回
路構成を与えることができる。
【0031】 IF回路354はIF信号353を受信し、図3の実施例に示す実施例ではI
Fフィルタ354a及びIF AGC増幅器354bを含む。IFフィルタ35
4aは第三ミキサ352の動作により発生された偽の混合信号を減衰するために
使用される。AGC増幅器354bは、以下に述べるように、送信される電力の
変動を補償するため、IF信号353に可変信号利得を与える。AGC増幅器3
54bの利得は、デジタル-アナログ変換器(DAC)354cを使用してIF
AGC増幅器354bに供給される電力を変えることにより制御することが好ま
しい。
【0032】 第四ミキサ355は増幅されたIF信号353と第一周波数シンセサイザ36
0からの第一混合トーン361とを受信し、増幅されたIF信号353をRF信
号356に上方変換する。本実施例では、第一周波数シンセサイザ360は17
22.0MHz−1779.5MHzの間で1.228MHz毎に同調可能であ
る。送信期間中、第一混合トーン361の周波数は、1851.25MHz−1
908.75MHzの送信周波数範囲内の(RF+LO)周波数で第四ミキサ3
55がRF信号356を生成するように制御しながら選択することができる。第
四ミキサ355はギルバート セルミキサであることが好ましいが、その代わり
の回路構成を与えることができる。
【0033】 RF回路357はRF信号356を受信し、図3に示す本例では中間利得をも
つ高出力電力増幅器357a、及びカプラ357bを含む。この電力増幅器は、
RF信号356に、この信号を意図された目標へ送信するための十分な出力電力
を与える。電力増幅器357aの利得及び出力電力は、デジタル-アナログ変換
器(DAC)357cを使ってこの増幅器に供給される電力を変えることにより
、制御することが好ましい。
【0034】 カプラ357bは増幅されたRF信号356のレベルをサンプル採取し、サン
プル採取したレベルをADC357dがデジタルデータに変換する。サンプル採
取したレベルデータは中央制御装置(図示せず)に帰還される。中央制御装置は
制御信号をDAC357c及び/又は354cへ送ることにより電力増幅器35
7a及び/又はAGC増幅器354bの利得を調節する。これらの制御信号がD
AC357c及び/又は354cによってアナログ電力設定値に変換されること
により、それぞれの制御信号によって生成された利得と出力電力とを変化させる
。このようにして、送信チャンネルの利得及び出力電力がモニターされ制御され
る。
【0035】 図4は本発明に基づくセル電話帯送信器を例示する。トランシーバ400はト
ランシーバアンテナ410、ディプレクサ420、受信チャンネル430、送信
チャンネル450、第一周波数シンセサイザ460、第二周波数シンセサイザ4
70、サンプリングソース480、及び基準ソース490を含む。
【0036】 トランシーバアンテナ410は受信信号401に対してはセル電話周波数帯8
69.04MHz−893.97MHz内で受信し、送信信号402に対しては
724.94−848.97MHz内で送信するように最適化される。ディプレ
クサ420は同様にこれらの送受信周波数で動作するように設計される。
【0037】 セル電話帯受信チャンネル セル電話帯域トランシーバの受信チャンネル430はCDMA信号及びAMP
S信号を受信して下方変換するように設計されており、RF回路431、第一ミ
キサ432、IF回路434、第二ミキサ435,及び復調器439を含む。図
4に示す実施例ではこのRF回路は、入力ノイズ指数を設定するのに使用される
低ノイズ増幅器(LNA)LNA431aを含む。LNA431aの利得及びノ
イズ指数(NF)は、デジタルアナログ変換器(DAC)431bを使ってLN
A431aに供給される電力を変化させることにより制御することが好ましい。
【0038】 第一ミキサ432は増幅されたRF信号と第一周波数シンセサイザ460から
の第一混合トーン461とを受信し、増幅されたRF信号を第一IF信号433
に下方変換する。図4に示す実施例では、第一周波数シンセサイザ460が同調
可能であり、CDMA受信信号に対しては951.66MHz−976.59M
Hzの間で、またAMPS受信信号に対しては952.20MHz−977.1
3MHzの間で、30KHzごとに混合トーン461を発生することができる。
第一混合トーン461の周波数は (2)LO=(RF+IF) ただし AMPS信号に対して IF=83.16MHz CDMA信号に対して IF=82.62MHz となるように制御しつつ選択することができる。
【0039】 第一ミキサ432はギルバートセルミキサであることが好ましい。前記周波数
で作動するように設計されていれば、それに代えて他のミキサ回路も使用するこ
とができる。
【0040】 IF回路434は第一IF信号433を受信し、図4に示す実施例では第一ス
イッチ434a、AMPS IFフィルタ434b、CDMAIFフィルタ43
4c、及び第二スイッチ434dを含む。AMPS IFフィルタ434b及び
CDMA IFフィルタ434cは第一ミキサ432の動作により発生された偽
の混合生成信号を減衰させるのに使用される。AMPS IFフィルタは83.
16MHzに同調され、CDMA IFフィルタ434cは82.62MHzに
同調される。第一スイッチ434a及び第二スイッチ434dは制御信号434
eに応答してその入力端子と出力端子の間にこれらのIFフィルタの一つを接続
する。
【0041】 第二ミキサ435は濾波された第一IF信号433と第二周波数シンセサイザ
470からの第二混合トーン471とを受信し、第一IF信号433を第二IF
信号436に下方変換する。本実施例では、第二混合トーン471の周波数は受
信したCDMA信号に対しては85.58MHzであり、AMPS信号に対して
は85.08MHzである。第二混合トーン337はAMPS信号に対して2.
40MHzの、そしてCDMA信号に対しては2.46MHzの、(LO−RF
)周波数の第二IF信号436を発生する。
【0042】 復調器439は第二IF信号436とサンプリング信号494とを受信する。
復調器439は第二ミキサによって発生された偽の混合信号を減衰するためのフ
ィルタ439aと、第二IF信号の信号強度を増大させるための増幅器439b
と、アナログAMPS信号又はCDMA信号をデジタルデータストリームに変換
するためのアナログ-デジタル変換器(ADC)439cとを含む。図4に示す
実施例では、サンプリング回路492はスイッチ492a、周波数逓倍器492
bと、周波数分割器492cとを含む。サンプリングソース480は19.2M
Hzで動作するVCTCXO480と、好適な実施例では1.2288MHzで
動作するシステムデータクロック(図示しない)とからなる。
【0043】 スイッチ492aは、AMPS受信信号が検出されるとスイッチ492aが1
9.2MHzのVCTCXOをサンプリングソースとして接続するように、制御
信号492dを介して制御される。周波数分割器492cはADC439cに供
給されるサンプリング周波数9.6MHzを発生し、2.40MHzで正確に4
回、第二IF信号をサンプル採取するので、いかなる信号歪みをも導入すること
なくナイキスト条件を満たす。
【0044】 受信信号がCDMA信号として検出されると、制御信号492dがスイッチ4
92aを制御して1.2288MHzのシステムデータクロックを接続する。2
.4576MHz(=2×1.2288MHz)のサンプリング信号はシステム
クロックの第二調和周波数で発生することができる。2.46MHzにおいて生
じる2400MHzのずれ(オフセット)は、復調したときのI信号及びQ信号
間の直交性に0.3%未満の位相劣化を来すに過ぎず、無視できる信号劣化であ
る。1.2288MHzから9.8304MHzにシステムデータクロック周波
数を増大させるため、8倍周波数逓倍器492bが使用され、サンプリング信号
483として9.8304MHzの信号が使用される。このようにして、ADC
439cはサンプリングソースとして既存のクロック信号を利用するので、別個
のAMPS信号及びCDMA信号をセル電話帯域内で復調するための第三周波数
シンセサイザの必要性が無くなる。
【0045】 セル電話帯送信チャンネル 送信チャンネル450は受信チャンネル430と反対に動作し、ベース帯域I
データ及びQデータを、824.04MHz−848.97MHzのセル電話送
信帯域内で動作する送信信号402へ変換する。送信チャンネル450は変調器
、第三ミキサ452、IF回路454、第四ミキサ455、及びRF回路457
を含む。
【0046】 第三ミキサ452は、直角なIデータ成分とQデータ成分とを含む変調された
信号451を受信する。本好適な実施例ではこの変調信号はAMPS信号送信に
対しては周波数42.6MHzで、またCDMA信号の送信に対しては42.5
4MHzで動作する。第三ミキサ452はまた、第二周波数シンセサイザ470
から第二混合トーン471を受信し、変調信号451をIF信号453に上方変
換する。第二混合トーンはAMPS信号の送信に対しては85.58MHzであ
り、CDMA信号の送信に対しては85.08MHzである。第三ミキサ452
はAMPS信号送信に対しては128.16MHzの(LO+RF)周波数で、
またCDMA信号送信に対しては127.62MHzの(LO+RF)周波数で
、IF信号452を生成する。
【0047】 上述したAMPS IFフィルタ又はCDMAIFフィルタを使ってIF回路
454が上述したようにIF信号453を受信し、濾波する。AMPS IFフ
ィルタ454bは128.16MHzに同調され、CDMAIFフィルタ454
cは127.62MHzに同調される。スイッチ454a及び454dは、制御
信号454eに応答してその入出力端子間のIFフィルタの一つを接続する。
【0048】 第四ミキサ455はフィルタIF信号453と第一周波数シンセサイザ460
からの第一混合トーン461とを受信し、増幅されたIF信号453をRF信号
456に変換する。本実施例では、第一周波数シンセサイザは、CDMA送信信
号に対しては951.68MHz−976.59MHzの周波数帯内で、またA
MPS送信信号に対しては952.20MHz−977.13MHzの周波数帯
内で、30KHz毎に混合トーンを発生する。第四ミキサ455は824.04
MHz乃至848.97MHzの範囲で(LO−RF)周波数のRF信号456
を発生する。
【0049】 RF回路457はRF信号456を受信し、電力増幅器457a及びカプラ4
57bを含む。これらの動作は上述したとおりである。電力増幅器457a及び
カプラ457bは、送信信号402の電力を正確に制御するため、セル電話送信
周波数帯上で動作するように設計されている。
【0050】 上記の説明は本発明の好適な実施例の完全な記述であるが、別の設計変更及び
均等手段が種々可能である。例えば、開示した任意の回路網は、所望の動作周波
数に応じて集積回路の形でも集合的素子の形でも実現できる。本発明は上記の実
施例に適当な設計変更を施しても等しく実施可能であることは明白であろう。そ
れ故、上記の記載は本発明を限定するものと解すべきものではなく、本発明は別
記の特許請求の範囲により確定すべきものと解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知技術による無線通信システムを示す。
【図2】 本発明に基づく改良型無線トランシーバのアーキテクチャを示す
【図3】 本発明に基づくPCS帯CDMA無線トランシーバを示す。
【図4】 本発明に基づくセル帯二重モード無線トランシーバを示す。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 り第一サンプリング信号の周波数が第二IF信号の周波 数からずれるので、デジタルデータはその少量のずれに 関連した、かつそのずれに比例した少量のエラーを有す る。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔ロケーションへCDMA信号を送信することができ、ま
    た遠隔ロケーションからCDMA受信することができる無線トランシーバであっ
    て、 第一混合トーンを与える第一周波数シンセサイザと、 第二混合トーンを与える第二周波数シンセサイザと、 第一ソース周波数を与える第一サンプリングソースと、 前記第一サンプリングソースに結合された、サンプリング信号を与えるサンプ
    リング回路と、 前記第一周波数シンセサイザ、前記第二周波数シンセサイザ、および前記サン
    プリングソースに結合された受信チャンネルにして、 前記第一混合トーンと前記受信した信号(受信信号)とを受信するように
    構成され、受信すると第一IF信号を生成する第一ミキサと、 前記第一IF信号と前記第二混合トーンとを受信するように構成され、受
    信すると第二IF信号を生成する第二ミキサと、 前記第二IF信号と前記サンプリング信号とを受信し、かつ受信するとデ
    ジタルデータストリームを発生するように構成されており、前記受信信号がCD
    MA信号であると、前記サンプリング信号の周波数が前記第二IF信号の周波数
    からオフセットされるように構成されたアナログ-デジタル変換器と を含むことを特徴とする無線トランシーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線トランシーバであって、さらに、 変調されたデータを与えるためのデータソースと、 前記データソース、前記第一周波数シンセサイザ、および前記第二周波数シ
    ンセサイザに結合された送信チャンネルにして 前記第二混合トーンを受信して1/8第二混合トーンを生成するように
    構成された1/8周波数分割器と 前記変調されたデータと前記1/8第二混合トーンとを受信し、受信す
    るとIF信号を生成するように構成された第三ミキサと を含む送信チャンネルと を含むことを特徴とする無線トランシーバ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の無線トランシーバにおいて、 前記受信信号が1931.23MHz−1988.75MHz間で作動するC
    DMA信号であり、 前記送信信号が1851.25MHz−1908.75MHz間で作動するC
    DMA信号であり、 前記第一混合トーンが1722.0MHz−1779.5MHz間で作動し、 前記第二混合トーンが206.8MHzで作動し、 前記サンプリング信号が1.2288MHzの倍数で作動する ことを特徴とする無線トランシーバ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線トランシーバにおいて、前記第一及び
    第二周波数シンセサイザが19.2MHzで作動する共通の参照発生器に結合さ
    れている ことを特徴とする無線トランシーバ。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信チャ
    ンネルがさらに、 前記CDMA信号を送受信するためのアンテナと、 前記アンテナに結合された第一端子と、前記受信チャンネルに結合され、前
    記受信したCDMA信号を前記アンテナから前記受信チャンネルへ送る、第二端
    子とを有するディプレクサと、 前記送信チャンネルに結合され、前記送信した信号を前記送信チャンネルか
    ら前記アンテナへ送信する第三端子と を含む ことを特徴とする無線トランシーバ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信チャ
    ンネルがさらに、前記受信チャンネルがさらに、 前記ディプレクサの前記第二端子に結合された入力端子と前記第一ミキサに結
    合された出力端子とを有し、前記受信信号に対して増幅と濾波とを行うRF回路
    と、 前記第一ミキサに結合された入力端子と前記第二ミキサに結合された出力端子
    とを有し、前記第一IF信号に対して増幅と濾波とを行う、IF回路と を含む ことを特徴とする無線トランシーバ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の無線トランシーバであって、さらに、前記
    サンプリング回路に結合されて第二ソース周波数を与える第二サンプリングソー
    スを含むことを特徴とする無線トランシーバ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信信号
    が、869MHzと894MHzの間で動作するCDMA信号とAMPS信号と
    を含み、前記第一サンプリングソースが1.2288MHzで動作し、前記第二
    サンプリングソースが19.2MHzで動作する ことを特徴とする無線トランシーバ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信信号
    がCDMA信号であるときは、1.2288MHzの整数倍の、かつ前記第二I
    F周波数の整数倍でない、周波数のサンプリング信号を前記サンプリング回路が
    発生する ことを特徴とする無線トランシーバ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信信
    号がAMPS信号であるときは、19.2MHzの整数倍又は約数の、かつ前記
    第二IF周波数の整数倍の、周波数のサンプリング信号を前記サンプリング回路
    が発生する ことを特徴とする無線トランシーバ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信
    信号がCDMA信号であるときは、前記第一混合トーンが952MHzと978
    MHzとの間で動作し、前記第二混合トーンが85.08MHzで動作すること
    を特徴とする無線トランシーバ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信
    信号がAMPS信号であるときは、前記第一混合トーンが951MHzと977
    MHzの間で動作し、前記第二混合トーンが85.58MHzで動作する ことを特徴とする無線トランシーバ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の無線トランシーバであって、さらに、 前記CDMA信号及びAMPS信号を送受信するためのアンテナと、 ディプレクサにして、 前記アンテナに結合された第一端子と、 前記受信信号を前記アンテナから前記受信チャンネルへ送信するための、
    前記受信チャンネルに結合された第二端子と、 前記送信信号を前記送信チャンネルから前記アンテナへ送るための、前記
    送信チャンネルに結合された第三端子とを有するディプレクサと を含むことを特徴とする無線トランシーバ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の無線トランシーバにおいて、前記受信
    チャンネルがさらに、 前記ディプレクサの前記第二端子に結合された入力端子と前記第一ミキサに
    結合された出力端子とを有し、前記受信したAMPS信号及びCDMA信号に対
    して増幅及び濾波を行う、RF回路と、 前記第一ミキサに結合された入力端子と前記第二ミキサに結合された出力端
    子とを有し、前記第一IF信号に対して増幅と濾波とを行う、IF回路と を含む ことを特徴とする無線トランシーバ。
  15. 【請求項15】 遠隔のロケーションからCDMA信号を受信することがで
    きる無線トランシーバにおいて、受信したCDMA信号をデジタルデータストリ
    ームに変換する方法であって、 到来する信号を受信するステップと、 第一混合トーンを合成するステップと、 第二混合トーンを合成するステップと、 第一サンプリングソースから第一サンプリング信号を発生するステップと、 前記受信したCDMA信号を前記デジタルデータストリームに復調するステッ
    プと を含み、前記復調ステップが、 前記受信したCDMA信号を前記第一混合トーンと周波数混合し、該混
    合を行うと第一IF信号を生成するステップと、 前記第一IF信号を前記第二混合トーンと周波数混合し、混合すると第
    二IF信号を生成するステップと、 前記第一サンプリング信号および前記第二IF信号をアナログ-デジタ
    ル変換器に印加するステップにして、印加するとその応答として前記デジタルデ
    ータストリームを生成し、前記受信信号がCDMA信号であるときは前記第一サ
    ンプリング信号の周波数が前記第二IF信号の周波数からオフセットされる印加
    ステップと を含む ことを特徴とする変換方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法において、 前記無線トランシーバがさらに、遠隔のロケーションのためにAMPS信号を
    受信することができ、 前記受信信号を変換する前記方法がさらに、第二サンプリングソースを与える
    ステップを含み、 前記受信信号が前記AMPS信号であるときは、前記印加ステップが前記第二
    サンプリング信号と前記第二IF信号とを前記アナログ-デジタル変換器に印加
    するステップと を含み、 前記第二サンプリング信号が前記第二IF信号の調和波周波数をもつ ことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の方法において、 到来する信号を受信する前記ステップが、1931.25MHz乃至1988
    .75MHzの周波数範囲にあるCDMA符号信号を受信するステップを含み、 第一混合トーンを合成する前記ステップが、1722.0MHz乃至1779
    .5MHzの周波数範囲にある信号を合成するステップを含み、 第二混合トーンを合成する前記ステップが、206.8MHzの信号を合成す
    るステップを含み、 前記発生ステップが1.2288MHzの既存の信号から9.7304MHの
    信号を発生するステップを含む ことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の方法において、 到来する信号を受信する前記ステップが、869MHz乃至894MHzの周
    波数範囲内にあるAMPS符号信号を受信するステップを含み、 第一混合トーンを合成する前記ステップが、952MHz乃至977MHzの
    周波数の範囲内にある信号を合成するステップを含み、 第二混合トーンを合成する前記ステップが周波数85.58MHzをもつ信号
    を合成するステップを含み、 前記発生ステップが19.2MHzの既存の信号から9.8MHzの信号を発
    生するステップを含む ことを特徴とする方法。
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