JP2003347811A - タイヤ圧力センサタグ - Google Patents

タイヤ圧力センサタグ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤ内圧の状態を表す圧力情報を含んだ電波
を良好に安定して伝播させることのできるタイヤ圧力セ
ンサタグを提供する。 【解決手段】上記課題を解決するタイヤ圧力センサタグ
10は、基板24と、この基板24に設けられたタイヤ
内圧を検知する圧力センサと、この圧力センサによって
検知されたタイヤ内圧の状態を表す圧力情報を生成す
る、基板24に設けられた処理回路と、この処理回路で
生成された圧力情報を電波として送信するアンテナ20
とを有し、アンテナ20は、帯状導体部材で構成される
放射部20aを有し、この帯状導体部材は帯状導体部材
の長手方向の少なくとも一部に面外方向の曲率を有して
略ループ形状に形成され、基板24の基板面の上方に設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ内圧を検知
して、タイヤ内圧の状態を表す圧力情報を電波として送
信する、タイヤ圧力センサタグに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、車両走行を安全にするために、タ
イヤ内圧を検知して、タイヤ内圧の状態を車内の運転者
に報知する、タイヤ空気圧監視装置が実用化されてい
る。このようなタイヤ空気圧監視装置は、タイヤ内圧を
検知する圧力センサと、この圧力センサによって検知さ
れたタイヤ内圧の状態を表す圧力情報を生成する処理回
路と、この処理回路で生成された圧力情報を電波として
送信する送信アンテナ等が設けられ、ホイールに装着さ
れるタイヤ圧力センサタグと、タイヤ圧力センサタグか
ら送信される電波を受信する車両側に設けられた受信ア
ンテナと、受信アンテナに接続され、受信アンテナで受
信された圧力情報に基づいて、車内の運転者にタイヤ内
圧の状態を報知する受信装置とを有して構成される。
【0003】ここで、受信アンテナには、送信アンテナ
から放射され、受信アンテナに到来した電波の強さに応
じた電圧が励起され、この励起電圧が所定の値以上の場
合、受信アンテナに接続された受信装置では圧力情報は
受信され、励起電圧が所定の値より小さい場合、圧力情
報は受信されない。このため、送信アンテナから放射さ
れ伝播される電波の放射強度は、受信アンテナで安定し
た受信を得るために、受信アンテナの配置された位置に
おいて常時所定値以上の強さになるように設定しなけれ
ばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイヤ圧力
センサタグは、回転するタイヤの空洞領域に面するホイ
ール面にタイヤ圧力センサタグの基板が装着されるた
め、圧力情報を送信する送信アンテナと圧力情報を受信
する受信アンテナの相対的な位置は、タイヤの回転に伴
って変化する。また、従来のタイヤ圧力センサタグは、
図4(図4(a)は従来のタイヤ圧力センサタグの斜視
図、図4(b)は従来のタイヤ圧力センサタグの側面
図、図4(c)は従来のタイヤ圧力センサタグの平面図
(斜線部はアンテナ42を示す))に示すように、構成
を簡素化する点から基板44にアンテナ42がプリント
形成された平面アンテナが一般に用いられる。そのため
従来のタイヤ圧力センサは、基板44に対して垂直方向
に最大放射強度を有し、主に垂直方向に電波が放射され
る。したがって、受信アンテナにおいては、タイヤの回
転に伴って、送信アンテナが放射する電波の向きと距離
が回転周期にしたがって繰り返し変化することになり、
受信アンテナの受信する電波の強さも、タイヤの回転周
期にしたがって変動する。
【0005】このため、例えば最大放射強度がタイヤの
径方向になるように装着された従来のタイヤ圧力センサ
タグが、タイヤの回転に伴って最下点に到達した場合
は、送信アンテナから放射される電波の向きは、主に地
面方向になる。このような場合、地面方向に放射される
電波は、地面で反射されるとしても、受信アンテナでの
電波の強さは小さくなり、したがって受信アンテナで励
起される電圧は所定値より小さくなり、受信装置が圧力
情報を安定して受信できないことがあった。
【0006】電波法では、放射することができる電波の
放射強度に限度が定められているため、このような不具
合を送信アンテナから放射する電波の放射強度を強くし
て解決することはできない。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、タイヤ内圧の状態を表す圧力情報を含
んだ電波を良好に安定して伝播させることのできるタイ
ヤ圧力センサタグを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、基板と、この基板に設けられたタイヤ内圧
を検知する圧力センサと、この圧力センサによって検知
されたタイヤ内圧の状態を表す圧力情報を生成する、前
記基板に設けられた処理回路と、この処理回路で生成さ
れた圧力情報を電波として送信するアンテナとを有し、
前記アンテナは、帯状導体部材で構成される放射部を有
し、この帯状導体部材は帯状導体部材の長手方向の少な
くとも一部に面外方向の曲率を有して略ループ形状に形
成され、前記基板の基板面の上方に設けられていること
を特徴とするタイヤ圧力センサタグを提供する。
【0009】ここで、前記帯状導体部材の導体面の法線
方向と前記基板の基板面の法線方向との成す角度は70
度以上110度以下であるのが好ましい。また、前記基
板は、タイヤに装着されたホイールのタイヤ空洞領域に
面する表面に取り付けられるのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタイヤ圧力センサ
タグについて、添付の図面に示される好適実施例を基に
詳細を説明する。
【0011】図1は、本発明のタイヤ圧力センサタグ1
0の概略の構成の一例を示すブロック図である。図1に
示すように、タイヤ圧力センサタグ10は、タイヤ内圧
を検出する空気圧センサ12と、空気圧センサ12で検
出されたタイヤ内圧を表す電気信号を増幅するアナログ
アンプ14と、アナログアンプ14から送られてきた電
気信号に基づいて、タイヤ内圧の状態を表す圧力情報を
生成し、圧力信号として出力する処理回路16と、処理
回路16から出力された圧力信号を搬送するための搬送
波を生成し、圧力信号で変調し高周波信号を発振する発
振器18と、圧力信号で変調された搬送波を電波として
放射するアンテナ20と、これら各部を駆動するための
電源を供給する電池22と、これら各部が設けられる基
板24とを有して構成される。
【0012】空気圧センサ12は、シリコンゴム等の弾
性材よりなるダイヤフラムを有し、タイヤ内圧によるダ
イヤフラムの変形を静電容量の変化として検出してタイ
ヤ内圧の状態を電気信号に変換するセンサでもよいし、
他のタイプのセンサでもよい。なお、空気圧センサ12
は本発明の圧力センサに相当するものである。アナログ
アンプ14は、空気圧センサ12より送られるアナログ
の電気信号を増幅する部分であり、公知のものである。
【0013】処理回路16は、図示はしないが、記憶
部、CPU、圧力信号生成部を備え圧力情報を生成する
部分である。記憶部は、空気圧センサ12から出力され
る電気信号に対応する圧力情報を記憶する部分である。
CPUは、アナログアンプ14より送られる電気信号に
基づいて記憶部に記憶された、電気信号に対応する圧力
情報を抽出する部分である。圧力信号生成部は、CPU
によって抽出された圧力情報を表す圧力信号を生成する
部分である。なお、処理回路16は、所定の時間間隔で
生成された圧力情報を表す圧力信号を生成するものでも
よいし、(例えば車内の運転者による)指示入力に基づ
いて、圧力信号を生成するものであってもよい。
【0014】また、処理回路16は、タイヤ内圧が正常
であるか、異常であるかを判別した圧力情報を表す圧力
信号を生成するものであってもよい。この場合、CPU
は、アナログアンプ14から送られる電気信号よりタイ
ヤ内圧を算出し、タイヤ内圧が、記憶部に保存された内
圧許容範囲内にある場合は正常であると判別し、許容範
囲内にない場合は異常であると判別する。またこの場
合、圧力信号生成部は、CPUによってタイヤ内圧の状
態が正常であると判別された場合は、正常である旨を表
す圧力信号を生成し、CPUによってタイヤ内圧の状態
が異常であると判別された場合は、異常である旨を表す
圧力信号を生成する。
【0015】発振器18は、搬送波を生成するととも
に、処理回路16から送られてきた圧力信号に基づい
て、搬送波を周波数変調し、変調した搬送波を発振させ
て電波として送信するためにアンテナ20に送る部分で
ある。なお、変調方式は、周波数変調に限定されず、振
幅変調等であってもよい。なお、搬送波の周波数帯域
は、例えば315MHz〜433MHzであり、本実施
例においては、搬送波の周波数は、375MHzであ
る。
【0016】アンテナ20は、発振器18から送られ
る、変調した搬送波を電波として送信する部分であり、
本発明の特徴部分である。
【0017】図2(a)〜(c)は、アンテナ20の形
状と、アンテナ20と基板24との位置関係を示す。な
お、図2(a)はタイヤ圧力センサタグ10の斜視図、
図2(b)はタイヤ圧力センサタグ10の側面図、図2
(c)はタイヤ圧力センサタグ10の平面図である。こ
こで、基板24には、上述の空気圧センサ12、アナロ
グアンプ14、処理回路16、発振器18、電池22が
設けられているが、図2(a)〜(c)では省略されて
いる。
【0018】図2(a)〜(c)に示すアンテナ20
は、電波を放射する矩形の略ループ形状の帯状導体部材
より構成される放射部20aを有し、この帯状導体部材
は、例えば幅が2mm、厚さが100μmであり、周長
(ループ長)が5cmのリン青銅である。また、この帯
状導体部材の導体面の法線方向と基板24の基板面の法
線方向との成す角度は90度であり、かつ、基板24の
基板面の2mm上方に離間して配置される。すなわち、
放射部20aの導体面が基板24の基板面に対して直交
するように基板24の基板面の上方に略ループ形状に形
成される。ここで、略ループ形状とは、必ずしも周回す
る必要はないが、U字型、コの字型等の、基板24の周
りを囲む4方向のうちの少なくとも3方向に放射部20
aの導体面が面するように形成された形状のことであ
る。
【0019】なお、放射部20aの端にはアンテナ20
を支持する支持部20bが接続されており、この支持部
20bにより放射部20aが基板24の上方に設けられ
ている。また、2つの支持部20bのうちの一方には、
基板24に設けられた発振器18からの伝送線と接続さ
れて給電点が形成されている。
【0020】このように、放射部20aを略ループ形状
の帯状導体部材で構成することにより、図2(a)の矢
印で示す方向に電波を放射することができる。また、放
射部20aは略ループ形状となっているので基板24の
周辺に向かって電波を放射することができる。この点
は、従来のアンテナが基板の基板面の垂直方向に最大放
射強度を持って電波を放射する放射パターンと異なって
いる。このようにアンテナ20を構成することで電波を
基板24の周囲に略等方向的に放射することができ、タ
イヤの空洞領域内で電波を効率よく伝播させることがで
きる。
【0021】なお、アンテナ20の帯状導体部材の導体
面上の法線方向と基板24の基板面の法線方向での成す
角度は90度には限定されず、70度〜110度である
のが好ましい。この範囲において、タイヤ空洞領域内で
放射した電波を効率よく伝播することができる。また、
図2(a)〜(c)に示すアンテナ20の放射部20a
の形状は4箇所で曲率が極めて大きくなって角を形成し
た矩形のループ形状であるが、放射部20aの形状は矩
形のループ形状に限定されず、帯状導体部材の長手方向
の少なくとも一部に面外方向の曲率を有するループ形状
であればよく、例えば、円、楕円等の円弧のループ形状
であってもよい。特に、放射部20aは、基板24の基
板面の法線方向に対して90度(直角)の方向に均等に
電波を放射するループ形状であるのが好ましい。また、
ループ形状はねじれた帯状導体部材によって構成されて
もよいし、帯状導体部材の幅が部分的に不均一になって
いてもよいし、厚さが部分的に不均一の帯状部材になっ
ていてもよい。
【0022】電池22は、基板24に取り付けられるよ
うに、サイズの小さいボタン型電池やコイン型電池(例
えばCR−2032(コイン型二酸化マンガンリチウム
電池))が用いられる。基板24は、シリコン基板また
はガリウム砒素基板の他に、機械的支持と絶縁の目的に
適した、例えば磁器、プラスチック、ガラス等の材質の
ものが用いられる。また、従来のタイヤ圧力センサタグ
の基板44のように、アンテナ42を基板44に密着さ
せる必要がなくなるため、例えば比誘電率の大きい材質
に限定することなく用いることができるようになり、基
板材料の選択の自由度が高くなるという利点も生じる。
【0023】本発明のタイヤ圧力センサタグ10は以上
のように構成される。また本実施例では、基板24はタ
イヤに装着されたホイールのタイヤ空洞領域に面する表
面に取り付けられる。
【0024】次に、本発明のタイヤ圧力センサタグ10
の作用について説明する。タイヤ圧力センサタグ10
は、タイヤ空洞領域に面するホイールの表面に取り付け
られ、タイヤの回転とともに位置が移動する。空気圧セ
ンサ12では、タイヤ内圧の状態が電気信号に変換さ
れ、アナログアンプ14によって増幅され、処理回路1
6に送られる。処理回路16では、予め設定された所定
の間隔で、あるいは、運転者等の指示による、受信装置
から送信される指示にしたがい、図示されないCPUに
よって、アナログアンプ14から受け取った電気信号に
対応する、圧力情報が抽出され、圧力信号生成部におい
てタイヤ内圧の状態を表す圧力信号が生成される。処理
回路16で生成された圧力信号は、発振器18に送られ
る。
【0025】発振器18では、生成した375MHzの
搬送波が圧力信号によって変調され、変調された搬送波
は高調波信号として発振し、電波として送信されるため
にアンテナ20に送られる。
【0026】アンテナ20では、発振器18から送られ
た変調された375MHzの搬送波に基づいて、基板2
4の基板面の法線方向に対して90度(直角)の方向に
最大放射強度を有する放射パターンで電波が放射され
る。しかも、電波は、放射部20aから基板24の周辺
部に向かって4方に放射されるので、タイヤ空洞領域内
に伝播される。
【0027】図3は、本実施例のタイヤ圧力センサタグ
10と従来のタイヤ圧力センサタグから放射された電波
の、車両本体の受信アンテナの取り付けられる位置にお
ける受信レベル(電波の強さ)を同一条件で実際に測定
して比較した図である。
【0028】図3に示されるように、従来のタイヤ圧力
センサタグが用いられた場合は、時間によって、すなわ
ちタイヤの回転周期に伴って、受信アンテナにおける電
波の受信レベルが激しく変動する。したがって、受信レ
ベルが弱くなる位置にタイヤ圧力センサタグが位置する
時に電波が放射された場合は、受信装置が圧力信号を受
信できるための所定の電圧よりも低い電圧しか受信アン
テナにおいて励起されない。そのため、運転者にタイヤ
内圧の状態を安定して報知することができない場合があ
った。
【0029】しかし、図3に示されるように、本発明に
よるタイヤ圧力センサタグ10が用いられた場合は、時
間によって、すなわちタイヤの回転周期によって影響を
受けることは小さく、受信アンテナではほぼ一定の受信
レベルで電波が受信される。したがって、タイヤ圧力セ
ンサタグ10を用いることで、タイヤの回転に伴って位
置を移動するタイヤ圧力センサタグ10がどの位置にあ
っても、受信装置が圧力信号を受信できるための所定の
電圧以上の電圧が励起され、車両内の運転者にタイヤ内
圧の状態が安定して報知される。
【0030】以上、本発明のタイヤ圧力センサタグにつ
いて詳細に説明したが、本発明は上記実施例には限定さ
れず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、各種の
改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のタイ
ヤ圧力センサタグを用いることで、タイヤ内圧の状態を
表す圧力情報を含んだ電波をタイヤ空洞領域で安定して
良好に伝播させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタイヤ圧力センサタグの構成の一例
を示すブロック図である。
【図2】 (a)は本発明のタイヤ圧力センサタグの一
例の斜視図、(b)は本発明のタイヤ圧力センサタグの
一例の側面図、(c)は本発明のタイヤ圧力センサタグ
の一例の平面図である。
【図3】 図2に示すタイヤ圧力センサタグで得られる
受信レベルの変動の一例と、従来のタイヤ圧力センサタ
グで得られる受信レベルの変動の一例を示した図であ
る。
【図4】 (a)は従来のタイヤ圧力センサタグの斜視
図、(b)は従来のタイヤ圧力センサタグの側面図、
(c)は従来のタイヤ圧力センサタグの平面図である。
【符号の説明】 10 タイヤ圧力センサタグ 12 空気圧センサ 14 アナログアンプ 16 処理回路 18 発振器 20,42 アンテナ 20a 放射部 20b 支持部 22 電池 24,44 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 5/02 H04B 5/02 Fターム(参考) 2F055 AA12 BB19 CC02 DD11 EE25 FF34 GG11 5J046 AA03 AA12 AB11 MA03 MA11 PA07 5J047 AA03 AA12 AB11 EA01 EA06 5K012 AA01 AA05 AC06 BA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、この基板に設けられたタイヤ内圧
    を検知する圧力センサと、この圧力センサによって検知
    されたタイヤ内圧の状態を表す圧力情報を生成する、前
    記基板に設けられた処理回路と、この処理回路で生成さ
    れた圧力情報を電波として送信するアンテナとを有し、 前記アンテナは、帯状導体部材で構成される放射部を有
    し、この帯状導体部材は帯状導体部材の長手方向の少な
    くとも一部に面外方向の曲率を有して略ループ形状に形
    成され、前記基板の基板面の上方に設けられていること
    を特徴とするタイヤ圧力センサタグ。
  2. 【請求項2】前記帯状導体部材の導体面の法線方向と前
    記基板の基板面の法線方向との成す角度は70度以上1
    10度以下であることを特徴とする請求項1に記載のタ
    イヤ圧力センサタグ。
  3. 【請求項3】前記基板は、タイヤに装着されたホイール
    のタイヤ空洞領域に面する表面に取り付けられる請求項
    1または2に記載のタイヤ圧力センサタグ。
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