JP2003346849A - 燃料電池の発電制御装置およびこれを備えた燃料電池システム - Google Patents

燃料電池の発電制御装置およびこれを備えた燃料電池システム

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JP2003346849A
JP2003346849A JP2002149260A JP2002149260A JP2003346849A JP 2003346849 A JP2003346849 A JP 2003346849A JP 2002149260 A JP2002149260 A JP 2002149260A JP 2002149260 A JP2002149260 A JP 2002149260A JP 2003346849 A JP2003346849 A JP 2003346849A
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power
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flow rate
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Toshiyuki Kawai
利幸 河合
Tomohiro Saito
齋藤  友宏
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単電池セルの電圧がばらついた場合に、単電
池セルの劣化を防止しつつ、燃料電池の発電を継続させ
る。 【解決手段】 燃料電池10の発電制御装置50に、主
制御部40から要求発電電力Prを受信する手段と、複
数のセル10aのうち最低電圧セルを決定する手段と、
セルの最低電圧Voと出力電流IFから、最低電圧セル
のIV特性を推定する手段と、複数のセル10aの総電
圧Vsと出力電流IFから、燃料電池10のIV特性を
推定する手段と、最低電圧セルのIV特性から最低電圧
セルが所定下限電圧Vminで出力可能な上限出力電流
I2を求める手段と、上限出力電流I2で燃料電池10
が発電可能な下限電圧発電可能電力Qを求める手段と、
要求発電電力Prあるいは下限電圧発電可能電力Qのい
ずれか小さい方を出力するための必要酸素流量と必要水
素流量を算出し、主制御部40に出力する手段とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池システム
に用いられる発電制御装置およびこれを用いた燃料電池
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、主な燃料として水素と空気
中の酸素とを反応させるため、生成物として水ができ
る。この生成水の影響によって、一時的に燃料電池の特
性が変化してしまうことがあった。特に、低温起動時に
燃料電池内に残留していた水の凍結、あるいは低温環境
下での発電時に生成した水の凍結によって発電が妨げら
れることがあった。
【0003】単電池セルを複数個積層して構成したスタ
ック構造の燃料電池の場合、発電とともに生成してくる
水の凍結によって、個々のセルの特性が大きくばらつ
く、このため、燃料電池の発電電力を大きくすると、特
性の低下した単電池セルは逆電圧がかかって劣化し、寿
命が低下するなどの問題があった。
【0004】そこで、通常は特開平11−34562号
公報に記載されているように、単電池セル個々の電圧を
検出し、所定の設定電圧以下に到達した場合には、速や
かに燃料電池の発電を停止し、システムを停止させると
いった手段が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低温か
らの起動のように、燃料電池の特性が内部の凍結によっ
て刻々と変化したり、生成熱で解凍したりを繰り返すよ
うな場合、発電電力の大きさによっては、スタック内の
単電池セルが容易に設定電圧以下に達してしまい、シス
テムの停止が頻発してしまう。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、単電池セルの電
圧がばらついた場合に、単電池セルの劣化を防止しつ
つ、燃料電池の発電を継続させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、水素と酸素が供給さ
れ、発電する複数のセル(10a)が積層されている燃
料電池(10)と、前記複数のセル(10a)それぞれ
の出力電圧(V1〜Vn)を検出するセル電圧検出手段
(41)と、前記燃料電池(10)の出力電流(IF)
を検出する電流検出手段(12)と、前記燃料電池(1
0)の電力制御を行う主制御部(40)とを備えた燃料
電池システムに用いられる発電制御装置であって、前記
主制御部(40)から前記燃料電池(10)に対する要
求発電電力(Pr)を入力値として受け取る入力値受信
手段と、前記電圧検出手段(41)により検出した前記
出力電圧(V1〜Vn)から前記複数のセル(10a)
のうち最低電圧(Vo)を出力する最低電圧セルを決定
する最低電圧セル決定手段と、前記最低出力電圧(V
o)と前記電流検出手段(12)により検出した前記出
力電流(IF)に基づいて、前記最低電圧セルの出力電
圧と出力電流との関係を示す電流−電圧特性を推定する
最低電圧セル特性推定手段と、前記複数のセル(10
a)の出力電圧(V1〜Vn)の合計である総電圧(V
s)と前記出力電流(IF)とに基づいて、前記燃料電
池(10)の出力電圧と出力電流との関係を示す電流−
電圧特性を推定する燃料電池特性推定手段と、前記最低
電圧セルの電流−電圧特性から、前記最低電圧セルの出
力電圧(Vo)が所定下限電圧(Vmin)となった場
合に前記最低電圧セルが出力可能な上限出力電流(I
2)を求める上限電流決定手段と、前記上限出力電流
(I2)において、前記燃料電池(10)が発電可能な
最大電力である下限電圧発電可能電力(Q)を求める下
限電圧発電可能電力算出手段と、前記要求発電電力(P
r)あるいは前記下限電圧発電可能電力(Q)のいずれ
か小さい方を出力するために必要な酸素流量を算出する
必要酸素流量算出手段と、前記入力値に対する出力値と
して前記酸素流量を前記主制御部(40)に出力する酸
素流量出力手段とを備えることを特徴としている。
【0008】このように、要求発電電力(Pr)が入力
された場合に、燃料電池(10)が出力可能な電力を決
定し、この電力を発電するための必要空気流量を出力値
とすることで、主制御部(40)は、この必要空気流量
に応じて空気供給装置(21)の空気流量を制御するこ
とができる。これにより、最低電圧セルが所定下限電圧
(Vmin)を下回らない範囲(セルが劣化しない範
囲)で、燃料電池(10)の最大電力を得ることがで
き、発電を継続することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、前記要
求電力(Pr)あるいは前記下限電圧発電可能電力
(Q)のいずれか小さい方を出力するために必要な水素
流量を算出する必要水素流量算出手段と、前記入力値に
対する出力値として前記水素流量を前記主制御部(4
0)に出力する水素流量出力手段とを備えることを特徴
としている。
【0010】このように、要求発電電力(Pr)が入力
された場合に、燃料電池(10)が出力可能な電力を発
電するための必要水素流量を出力値とすることで、主制
御部(40)は、この必要水素流量に応じて水素供給装
置(20)の水素流量を制御することができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、前記燃
料電池システムは、前記燃料電池(10)に供給される
水素の流量を検出する水素流量検出手段(22)と、前
記燃料電池(10)に供給される酸素の流量を検出する
酸素流量検出手段(23)とを備えており、前記水素流
量検出手段(22)により検出した水素流量および前記
酸素流量検出手段(23)により検出した酸素流量にお
いて、前記燃料電池(10)が発電可能な最大電力であ
るガス流量発電可能電力(PI)を求めるガス流量発電
可能電力算出手段と、ガス流量発電可能電力(PI)あ
るいは下限電圧発電可能電力(Q)のいずれか小さい方
を、燃料電池(10)が酸素流量および水素流量におい
て発電可能な最大電力である現在発電可能電力(Pf
c)とする現在発電可能電力決定手段と、入力値に対す
る出力値として現在発電可能電力(Pfc)を主制御部
(40)に出力する現在発電可能電力出力手段とを備え
ることを特徴としている。
【0012】このように、要求発電電力(Pr)が入力
された場合に、燃料電池10が現在のガス流量で出力可
能な電力(Pfc)を決定し、この電力(Pfc)を出
力値とすることで、主制御部(40)は、各種機器の消
費電力を最大電力(Pfc)内となるように制御するこ
とができる。これにより、燃料電池(10)の運転を停
止させることなく発電を継続させることができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は燃料電池シ
ステムの発明であって、請求項1ないし3のいずれか1
つに記載の発電制御装置を備えていることを特徴として
いる。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態は、本
発明の燃料電池システムを電気自動車に適用したもので
ある。
【0016】図1は、本実施形態の燃料電池システムの
全体構成を示している。図1に示すように、本実施形態
の燃料電池システムは、燃料電池10、水素供給装置2
0、空気供給装置21、加熱冷却システム30〜35、
主制御部40、副制御部(発電制御装置)50等を備え
ている。
【0017】燃料電池(FCスタック)10は、水素と
酸素との電気化学反応を利用して電力を発生するもので
ある。本実施形態では燃料電池10として固体高分子電
解質型燃料電池を用いており、基本単位となるセルが複
数積層されて構成されている。各セルは、電解質膜が一
対の電極で挟まれた構成となっている。燃料電池10で
は、水素および空気(酸素)が供給されることにより、
以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり電気エネルギ
が発生する。 (水素極側)H2→2H++2e- (酸素極側)2H++1/2O2 +2e-→H2O 燃料電池10で発電した電力は、図示しないインバータ
を介して走行用モータ11を駆動するための負荷電力、
燃料電池10を発電するための補機類の負荷電力、ある
いは図示しない2次電池の充電等に用いられる。本実施
形態の燃料電池システムでは、燃料電池10の出力電流
を検出するための電流センサ12が設けられている。
【0018】水素供給装置20は、水素供給経路を介し
て燃料電池10に水素を供給するものであり、空気供給
装置21は、空気供給経路を介して燃料電池10に酸素
を含んだ空気を供給するものである。水素供給装置20
としては、例えば高圧の水素貯蔵タンクあるいは改質反
応により水素を生成する改質装置を用いることができ、
空気供給装置21としては、例えば断熱圧縮機であるエ
アコンプレッサを用いることができる。
【0019】本実施形態の燃料電池システムには、水素
供給装置20から燃料電池10に供給される水素流量を
検出する水素流量検出装置22と、空気供給装置21か
ら燃料電池10に供給される空気流量を検出する空気流
量検出装置23とが設けられている。水素流量検出装置
22は本発明の水素流量検出手段を構成し、空気流量検
出装置23は本発明の酸素流量検出手段を構成してい
る。
【0020】また、発電時の化学反応のために、燃料電
池10内部の電解質膜が水分を含んだ状態にしておく必
要がある。このため、図示しない加湿器等により予め加
湿された水素および空気が燃料電池10に供給され、燃
料電池10内の電解質膜が加湿されるように構成されて
いる。
【0021】加熱冷却システムは、冷却水(熱媒体)を
燃料電池10に循環させるための熱媒体循環経路30、
熱媒体循環経路30に冷却水を循環させる循環ポンプ3
1、冷却水を冷却するためのラジエータ32、ラジエー
タ32に送風を行うファン33を備えている。また、加
熱冷却システムには、熱媒体循環経路30においてラジ
エータ32と並列的に設けられた加熱ヒータ34、冷却
水の流れをラジエータ32あるいは加熱ヒータ34に切
り替えるための流路切替バルブ(三方弁)35を備えて
いる。加熱ヒータ34としては、例えば電気式ヒータ、
燃焼式ヒータ等を用いることができる。
【0022】通常運転時には、流路切替バルブ35によ
り冷却水がラジエータ32側に流れるように冷却水流路
が切り替えられる。これにより、燃料電池10から熱を
受け取った冷却水が、熱媒体循環流路30を介してラジ
エータ32に循環し、外気と熱交換され冷却される。こ
の結果、燃料電池10で発電により発生した熱を放熱
し、燃料電池10を発電効率のよい一定温度(例えば8
0℃程度)に保持することができる。
【0023】低温起動時には、流路切替バルブ35によ
り冷却水が加熱ヒータ34側に流れるように冷却水流路
が切り替えられる。これにより、加熱ヒータ34にて加
熱された冷却水が、熱媒体流路30を介して燃料電池1
0に循環し、燃料電池10を加熱する。この結果、燃料
電池10を発電可能温度に昇温することができる。
【0024】主制御部40は、走行用モータ11、水素
供給装置20、空気供給装置21、ファン33、循環ポ
ンプ31、流路切替バルブ35等の各種機器の制御を行
う。また、主制御部40は、車両走行に必要な走行用モ
ータ11の負荷、燃料電池10を発電するのに必要な補
機類の負荷、さらに図示しない2次電池の充電に必要な
負荷等をとりまとめ、システム全体の必要負荷を燃料電
池10に対する要求発電電力Prとして算出する。この
要求発電電力Prは、主制御部40から副制御部50に
出力される。
【0025】図2は、副制御部50の構成を示してい
る。図2に示すように、副制御部40は、燃料電池10
を構成する各セル10aの出力電圧を検出する電圧検出
回路51、電流センサ12より入力したセンサ信号から
燃料電池10の出力電流を検出する電流検出回路52、
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路
53、各種演算処理を行うCPU54が設けられてい
る。
【0026】電圧検出回路51は本発明の電圧検出手段
を構成し、電流検出回路52および電流センサ12は本
発明の電流検出手段を構成している。また、A/D変換
回路53は、水素流量検出装置22より入力した水素流
量信号および空気流量検出装置23より入力した空気流
量信号をデジタル信号に変換するものである。
【0027】副制御部50は、主制御部40から燃料電
池10の要求発電電力Prを受信し、この入力信号に対
する出力信号として、要求発電電力を発電するために必
要な水素流量および空気流量(酸素流量)と、燃料電池
10が現在発電可能な最大電力Pfcとを燃料電池10
に出力する。
【0028】ここで、燃料電池10の出力とガス供給量
との関係について説明する。図3は、ガス供給量が変化
した場合における燃料電池10を構成する単電池セル1
0aのIV特性(電流−電圧特性)を示している。図3
中の実線で示した100は、発電電流とともに水素およ
び酸素を適正に供給した場合のIV特性(IV基本特
性)であり、破線で示した101は、水素および酸素の
供給量が不足している場合のIV特性である。図3に示
すように、ガス供給量が不足した場合には、急激に電圧
の低下が発生することが分かる。
【0029】次に、燃料電池10の出力と温度変化との
関係について説明する。図4は、温度が変化した場合の
燃料電池単電池セル10aのIV特性を示している。図
4中の200→201→202→203に従って、IV
特性を測定した温度がより低温となっている。図4に示
すように、低温になるに伴いセル10aの内部抵抗が大
きくなり電圧が低くなる傾向があることが分かる。ま
た、セル10aが半分凍結した場合にも、半分の面積で
発電することとなるので、セル面積全体で電流密度が低
くても、電圧も同様に低くなる特性となる。
【0030】以下、低温時における燃料電池システムの
副制御部50の作動を図5、図6に基づいて説明する。
図5は燃料電池セル10aのIV特性を示す特性図であ
り、図6は副制御部50の作動を示すフローチャートで
ある。
【0031】図5中の300は出力電圧が最も低い最低
電圧セルのIV特性を示し、301は燃料電池10を構
成するセル10aの平均IV特性を示している。燃料電
池10全体の電圧は、平均IV特性301の電圧×セル
数となる。
【0032】燃料電池10全体では、平均IV特性30
1において最大電力となる点で発電を行うことが、発電
電力が大きくなり、発熱量も大きくなることから早期に
暖機の点で有利である。しかしながら、最低電圧セルで
は電圧が低下して逆電位がかかり、セルが劣化する場合
がある。このため、最低電圧セルの電圧が、逆電圧等で
セルの劣化が発生する電圧である所定下限電圧Vmin
を下回らない範囲で燃料電池10の発電を行う必要があ
る。所定下限電圧Vminは任意に設定することがで
き、本実施形態では0.4Vに設定している。
【0033】図6に示すように、まず副制御部50は、
主制御部40より送信された車両要求信号Prを受信す
る(S10)。次に、副制御部50は、電圧検出回路4
1にて燃料電池10を構成する各セル10aの電圧V1
〜Vnおよび各セル10の電圧の合計である総電圧Vs
を測定し、電流センサ12および電流検出回路42にて
燃料電池10の電流IFを測定する(S11)。
【0034】次に、各セル10aの電圧V1〜Vnに基
づいて、最も低い最低電圧Voを出力する最低電圧セル
を決定する(S12)。
【0035】次に、水素流量検出装置22により水素供
給流量を測定し、空気流量検出装置23により空気供給
流量を測定する(S13)。
【0036】次に、最低出力電圧Voを出力する最低電
圧セルのIV特性300を推定する(S14)。最低電
圧セルのIV特性300は、図3で示したIV基本特性
100と相似形で特性が変化すると考えられるので、電
流IFと最低出力電圧VoとIV基本特性100とから
最低電圧セルのIV特性301を推定することができ
る。
【0037】次に、ステップS14と同様に、総電圧V
sと図3のIV基本特性100とから、燃料電池10の
IV特性301を推定する(S15)。ただし、図5の
IV特性301では、各セル10aの平均電圧値Vs/
nを示している。
【0038】次に、発電可能電力Pfc、必要水素流量
Hf、必要空気流量Afを算出し(S16)、これらを
主制御部50に出力する(S17)。発電可能電力Pf
cは、燃料電池10が現在のガス供給量を変更しない範
囲で発電可能な最大電力である。また、必要水素流量H
fおよび必要空気流量Afは、要求電力Prに対して燃
料電池10が発電可能な最大電力を発電するために必要
なガス供給量である。
【0039】次に、発電可能電力Pfc、必要水素流量
Hf、必要空気流量Afの算出方法について図5、図7
に基づいて説明する。図7は図6のステップS16の内
容を詳細に示すフローチャートである。
【0040】まず、最低電圧セルのIV特性301に基
づいて、最低電圧セルが出力可能な上限出力電流I2を
求める(S1601)。上限出力電流I2は、最低電圧
セルの出力電圧が予め定められた所定下限電圧Vmin
を下回らない範囲で出力可能な最大電流である。
【0041】次に、燃料電池10のIV特性301か
ら、上限出力電流I2において燃料電池10が発電可能
な下限電圧発電可能電力Qを求める(S1602)。
【0042】次に、上記ステップS13で求めた現在の
水素流量で発電可能な最大電流である水素上限電流IH
を求め(S1603)、同じく現在の空気流量で発電可
能な最大電流である空気上限電流Iairを求める(S
1604)。水素上限電流IHは、IH〔c/秒〕=水
素流量〔モル/秒〕×2×9600〔c/モル〕×セル
数nで算出することができ、空気上限電流Iairは、
Iair〔c/秒〕=空気流量〔モル/秒〕×4×96
00〔c/モル〕×(21/100)×セル数nで算出
することができる。
【0043】次に、燃料電池10のIV特性301か
ら、水素流量上限電流IHあるいは空気流量上限電流I
airのいずれか小さい方で燃料電池10が発電可能な
最大電力であるガス流量発電可能電力PIを求める(S
1605)。
【0044】次に、燃料電池10が現在出力できる最大
電力Pfcを算出する。現在発電可能電力Pfcは、ガ
ス流量発電可能電力PIあるいは下限電圧発電可能電力
Qのいずれか小さい方で決定される(S1606)。
【0045】次に、要求発電電力Prが下限電圧発電可
能電力Qより小さいか否かを判定する(S1607)。
この結果、要求発電電力Prが下限電圧発電可能電力Q
より小さい場合には、燃料電池10がPrまで発電して
も最低電圧セルは所定下限電圧Vminに達しないと判
断することができる。この場合には、図5のIV特性3
01上で電力がPrになる電流値を特定し、この電流を
発電するために必要な水素供給量Hf、空気供給量Af
を算出する(S1608)。
【0046】一方、要求発電電力Prが下限電圧発電可
能電力Qより大きい場合には、燃料電池10は下限電圧
発電可能電力Qまでしか発電できないと判断することが
できる。この場合には、図5のIV特性301上で電力
がQになる電流値を特定し、この電流を発電するために
必要な水素供給量Hf、空気供給量Afを算出する(S
1609)。その後、図6のステップS17に戻る。
【0047】以上、本実施形態によれば、副制御部50
は、要求発電電力Prが入力された場合に、燃料電池1
0が出力可能な電力を決定し、この電力を発電するため
の必要空気流量を出力値とするので、主制御部40は、
この必要空気流量に応じて空気供給装置21の空気流量
を制御することができる。これにより、最低電圧セルが
所定下限電圧Vminを下回らない範囲(セルが劣化し
ない範囲)で、燃料電池10の最大電力を得ることがで
き、発電を継続することができる。
【0048】同様に、副制御部50は、燃料電池10が
出力可能な電力を発電するための必要水素流量を出力値
とするので、主制御部40は、この必要水素流量に応じ
て水素供給装置20の水素流量を制御することができ
る。
【0049】また、副制御部50は、要求発電電力Pr
が入力された場合に、燃料電池10が現在のガス流量で
出力可能な電力Pfcを決定し、この電力Pfcを出力
値とするので、主制御部40は、走行用モータ11の消
費電力、補機類の消費電力、2次電池の充電に必要な電
力等の合計を、最大電力Pfc内にするように制御する
ことができる。これにより、燃料電池10の運転を停止
させることなく発電を継続させることができる。
【0050】なお、上記ステップS10が入力値受信手
段に相当し、上記ステップS12が最低電圧セル決定手
段に相当し、上記ステップS14が最低電圧セル特性推
定手段に相当し、上記ステップS15が燃料電池特性推
定手段に相当し、上記ステップS1601が上限電流決
定手段に相当し、上記ステップS1602が下限電圧発
電可能電力算出手段に相当し、上記ステップS161
2、S1613が必要酸素流量算出手段および必要水素
流量算出手段に相当し、上記ステップS17が酸素流量
出力手段、水素流量出力手段、現在発電可能電力出力手
段に相当し、上記ステップS1604がガス流量発電可
能電力算出手段に相当し、上記ステップS1606が現
在発電可能電力決定手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施形態の燃料電池システムの全体構成を
示す概念図である。
【図2】副制御部の構成を示す概念図である。
【図3】燃料電池の電流−電圧特性を示す特性図であ
る。
【図4】燃料電池の電流−電圧特性を示す特性図であ
る。
【図5】燃料電池の電流−電圧特性を示す特性図であ
る。
【図6】副制御部の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6のサブルーチンの内容を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…燃料電池(FCスタック)、11…走行用モー
タ、12…電流センサ、20…水素供給装置、21…空
気供給装置、22…水素流量検出装置、23…空気流量
検出装置、30〜35…加熱冷却システム、40…主制
御部、50…副制御部(発電制御装置)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素と酸素が供給され、発電する複数の
    セル(10a)が積層されている燃料電池(10)と、
    前記複数のセル(10a)それぞれの出力電圧(V1〜
    Vn)を検出するセル電圧検出手段(41)と、前記燃
    料電池(10)の出力電流(IF)を検出する電流検出
    手段(12)と、前記燃料電池(10)の電力制御を行
    う主制御部(40)とを備えた燃料電池システムに用い
    られる発電制御装置であって、 前記主制御部(40)から前記燃料電池(10)に対す
    る要求発電電力(Pr)を入力値として受け取る入力値
    受信手段と、 前記電圧検出手段(41)により検出した前記出力電圧
    (V1〜Vn)から前記複数のセル(10a)のうち最
    低電圧(Vo)を出力する最低電圧セルを決定する最低
    電圧セル決定手段と、 前記最低出力電圧(Vo)と前記電流検出手段(12)
    により検出した前記出力電流(IF)に基づいて、前記
    最低電圧セルの出力電圧と出力電流との関係を示す電流
    −電圧特性を推定する最低電圧セル特性推定手段と、 前記複数のセル(10a)の出力電圧(V1〜Vn)の
    合計である総電圧(Vs)と前記出力電流(IF)とに
    基づいて、前記燃料電池(10)の出力電圧と出力電流
    との関係を示す電流−電圧特性を推定する燃料電池特性
    推定手段と、 前記最低電圧セルの電流−電圧特性から、前記最低電圧
    セルの出力電圧(Vo)が所定下限電圧(Vmin)と
    なった場合に前記最低電圧セルが出力可能な上限出力電
    流(I2)を求める上限電流決定手段と、 前記上限出力電流(I2)において、前記燃料電池(1
    0)が発電可能な最大電力である下限電圧発電可能電力
    (Q)を求める下限電圧発電可能電力算出手段と、 前記要求発電電力(Pr)あるいは前記下限電圧発電可
    能電力(Q)のいずれか小さい方を出力するために必要
    な酸素流量を算出する必要酸素流量算出手段と、 前記入力値に対する出力値として前記酸素流量を前記主
    制御部(40)に出力する酸素流量出力手段とを備える
    ことを特徴とする発電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記要求電力(Pr)あるいは前記下限
    電圧発電可能電力(Q)のいずれか小さい方を出力する
    ために必要な水素流量を算出する必要水素流量算出手段
    と、 前記入力値に対する出力値として前記水素流量を前記主
    制御部(40)に出力する水素流量出力手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電制御装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料電池システムは、前記燃料電池
    (10)に供給される水素の流量を検出する水素流量検
    出手段(22)と、前記燃料電池(10)に供給される
    酸素の流量を検出する酸素流量検出手段(23)とを備
    えており、 前記水素流量検出手段(22)により検出した水素流量
    および前記酸素流量検出手段(23)により検出した酸
    素流量において、前記燃料電池(10)が発電可能な最
    大電力であるガス流量発電可能電力(PI)を求めるガ
    ス流量発電可能電力算出手段と、 前記ガス流量発電可能電力(PI)あるいは前記下限電
    圧発電可能電力(Q)のいずれか小さい方を、前記燃料
    電池(10)が前記酸素流量および前記水素流量におい
    て発電可能な最大電力である現在発電可能電力(Pf
    c)とする現在発電可能電力決定手段と、 前記入力値に対する出力値として前記現在発電可能電力
    (Pfc)を前記主制御部(40)に出力する現在発電
    可能電力出力手段とを備えることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の発電制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1つに記載
    の発電制御装置を備えていることを特徴とする燃料電池
    システム。
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