JP2003343923A - 給湯機の安全装置 - Google Patents

給湯機の安全装置

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JP2003343923A
JP2003343923A JP2002157147A JP2002157147A JP2003343923A JP 2003343923 A JP2003343923 A JP 2003343923A JP 2002157147 A JP2002157147 A JP 2002157147A JP 2002157147 A JP2002157147 A JP 2002157147A JP 2003343923 A JP2003343923 A JP 2003343923A
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JP2002157147A
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Kiyonobu Ito
清信 伊藤
Tomohiro Hirano
智大 平野
Tadao Seguchi
忠夫 瀬口
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湯温センサの故障や空焚きによる缶体の異常
加熱時にバーナを確実に停止する為の給湯機の安全装置
に関する。 【構成】 筒状の缶体1下部の内側に燃焼室3を配置
し、缶体1の上面板1aと燃焼室天板3aとの間、及
び、缶体1と燃焼室側壁3bとの間隙によって貯湯室4
を構成する。上面板1aと燃焼室天板3aとの間には燃
焼室3と排気室2とを連通する複数本の煙道パイプ5を
取付け、缶体1下部側壁に給水管7を、缶体1上部側壁
に出湯管8を開口し、給水管7と出湯管8との間の缶体
1の側壁に湯温センサ9を取付ける。出湯管8と湯温セ
ンサ9との間に温度過昇防止装置10を、湯温センサ9
と同じ高さもしくは下方には温度過昇防止装置10より
も作動温度の低い第2の温度過昇防止装置11を取付
け、湯温センサ9の故障時は第2の温度過昇防止装置1
1が作動し、缶体1の空焚き時は温度過昇防止装置10
が作動して、バーナ6の燃焼を停止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、湯温センサの故障や
空焚きによって缶体が異常加熱したときにバーナの燃焼
を停止する為の給湯機の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】缶体の内部にバーナをのぞませた燃焼室
を配置し、上面板と燃焼室天板との間に複数本の煙道パ
イプを取付け、燃焼室側壁と煙道パイプ側壁と缶体の上
面板を伝熱面積とする熱交換部分を構成し、缶体内部に
貯えられた水を加熱する給湯機が知られている。
【0003】そして、冷水を供給する給水管を缶体下部
側壁に開口し、温水を取り出す出湯管を缶体上部側壁に
開口し、ユーザーが蛇口を開いて温水を使用すると使用
した温水量を貯湯室に補う為、給水管から冷水を缶体内
部の貯湯室に供給する。
【0004】缶体側壁には湯温センサを設け、操作部に
は温度設定部を設けており、湯温センサが操作部で設定
された温度以下を検出すると、バーナに燃焼指令を出し
て燃焼を開始し、湯温センサの信号によってバーナの発
熱量を選択することで操作部で設定された湯温の温水を
得る構成となっている。
【0005】一般的に湯温センサは給水管と出湯管の間
の缶体側壁に取付けて、早めに水温の変化を検出してバ
ーナに燃焼要求を出すようにしており、バーナの着火か
ら安定燃焼に移行するには一定時間が必要であっても、
湯温のバラツキのない安定した温水を取り出せるように
なっている。
【0006】一方、湯温センサが故障して湯温の検出が
できなくなると、設定温度を超えてもバーナが燃焼を続
けてしまうから、貯湯室のお湯が沸騰する前にバーナの
燃焼を停止させる為の安全装置が必要となる。この対策
として、出湯管と湯温センサとの間の缶体側壁には温度
過昇防止装置を取付けてあり、湯温センサの故障によっ
て缶体側壁の温度が上昇すると温度過昇防止装置が作動
してバーナの燃焼を停止することで、湯温センサの故障
時に沸騰を防止できるようになっている。
【0007】また、貯湯室の湯量が少ない状態でバーナ
が燃焼して、温水のない缶体上部で空焚きすると、缶体
が異常加熱して孔あきなどの重大なトラブルを発生させ
る恐れがあるが、温度過昇防止装置はこのときにも作動
してバーナを停止するので、缶体の空焚きも防止できる
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の給湯機は、
バーナ停止後の後沸きによって缶体上部の温度が上昇
し、缶体上部の湯温は湯温センサ付近よりも高くなるも
のであり、温度過昇防止装置の作動温度はバーナ停止後
の温度上昇があっても缶体上部のお湯が沸騰しない温度
に設定しなければならない。
【0009】一方、温度過昇防止装置の作動温度は設定
温度を最高にしたときのバーナ停止温度よりも高くし
て、湯温センサが設定温度を検出してバーナが停止した
ときに誤作動しないようにする必要があり、湯温センサ
の故障時に確実に沸騰を防止する為には温度過昇防止装
置の作動温度を低くした方がよく、温度過昇防止装置の
作動温度を低くする為には、温度過昇防止装置の取付け
位置をバーナ停止後の温度上昇が少ない位置まで下げる
必要がある。
【0010】また、貯湯室の湯量が少ない状態でバーナ
が作動したときには、温水のない缶体上部側壁の温度が
上昇しても、温水のある缶体下部側壁では温度上昇しに
くいから、温度過昇防止装置の取付け位置を下げてしま
うと作動が遅れ、温度過昇防止装置が作動するまでに缶
体上部で空焚きを繰り返す恐れがあった。
【0011】しかし、缶体上部で空焚きを繰り返さない
為に温度過昇防止装置の取付け位置を高くすると、温度
過昇防止装置の作動温度を高くしなければならず、湯温
センサの故障時に沸騰する恐れがあり、湯温センサの故
障時と空焚きの両方に対応した安全装置の開発が課題と
なっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決するもので、筒状の缶体1の上面板1aに隣接して
排気室2を設け、かつ、缶体1下部の内側には燃焼室天
板3aが上面板1aと対向すると共に筒状の燃焼室側壁
3bの下端が缶体1に接続する燃焼室3を配置し、前記
缶体1の上面板1aと燃焼室天板3aとの間、及び、缶
体1と燃焼室側壁3bとの間隙によって貯湯室4を構成
し、上面板1aと燃焼室天板3aとの間に複数本の煙道
パイプ5を取付けてバーナ6を接続した燃焼室3と排気
室2とを連通し、かつ、缶体1下部側壁に給水管7を、
缶体1上部側壁に出湯管8を開口し、給水管7と出湯管
8との間の缶体1の側壁に湯温センサ9を取付けると共
に、出湯管8と湯温センサ9との間の缶体1の側壁に温
度過昇防止装置10を取付けた給湯機において、前記湯
温センサ9と同じ高さもしくは下方の缶体1の側壁には
第2の温度過昇防止装置11を取付け、該第2の温度過
昇防止装置11の作動温度は温度過昇防止装置10の作
動温度よりも低く設定したものである。
【0013】また、前記缶体1の異常温度上昇時に作動
する警告手段12を設け、前記温度過昇防止装置10も
しくは第2の温度過昇防止装置11が作動したときは、
バーナ6を停止すると共に警告手段12を作動し、か
つ、警告手段12は温度過昇防止装置10の作動時と第
2の温度過昇防止装置11の作動時とで異なる警報を発
するもので、湯温センサ9の故障か空焚きかを判断でき
るから、対応が簡単にできるものである。
【0014】
【作用】缶体1の側壁に取付けた湯温センサ9が設定さ
れた温度以下を検出するとバーナ6を燃焼して缶体1内
の温水を設定温度まで沸き上げ、湯温センサ9が設定さ
れた温度以上を検出するとバーナ6の燃焼を停止し、バ
ーナ6が燃焼と停止を繰り返すことで設定された湯温の
温水を得ている。
【0015】一方、湯温センサ9が故障したときは、設
定温度を超えてもバーナ6の燃焼が停止しなくなるの
で、貯湯室4のお湯が沸騰する前にバーナ6を停止する
必要がある。この発明では、出湯管8と湯温センサ9と
の間の缶体1側壁に温度過昇防止装置10を取付け、湯
温センサ9と同じ高さもしくは下方の缶体1側壁に第2
の温度過昇防止装置11を取付けたもので、第2の温度
過昇防止装置11付近ではバーナ6停止後の温度上昇が
ほとんどないから、第2の温度過昇防止装置11の作動
温度は温度過昇防止装置10の作動温度よりも低く設定
することができる。
【0016】湯温センサ9の故障によって設定温度を超
えてもバーナ6の燃焼が停止しないときは、作動温度の
低い第2の温度過昇防止装置11が作動してバーナ6の
燃焼を停止するので、バーナ6停止後の缶体1上部の湯
温を低く抑えることができた。
【0017】一方、貯湯室4の水が少ない状態でバーナ
6が燃焼して、水の無い缶体1上部が高温となったとき
は、温度過昇防止装置10が作動してバーナ6の燃焼を
停止するから、空焚きを防止することができるものであ
る。
【0018】
【実施例】図に示す実施例によってこの発明を説明する
と、1は筒状の缶体、1aは缶体1の上面板、3は缶体
1の下部内側に設けた燃焼室、3aは上面板1aと対向
する燃焼室天板、6は燃焼室3内にのぞませたバーナで
あり、燃焼室3の下端は缶体1に接続されて二重構造に
構成され、バーナ6の火炎を燃焼室3に吹き込んでい
る。
【0019】5は上面板1aと燃焼室天板3aとの間に
取付けた複数本の煙道パイプ、2は上面板1aの上部に
隣接して設けた排気室、13は排気室2に接続する排気
筒であり、燃焼室3の燃焼ガスは煙道パイプ5内を通っ
て排気室2に送られ、排気筒13から室外に排気されて
いる。
【0020】4は缶体1の上面板1aと燃焼室天板3a
との間、及び、缶体1と燃焼室側壁3bとの間隙によっ
て構成される貯湯室、7は缶体1の下部側壁に開口した
給水管、8は缶体1の上部側壁に開口した出湯管、14
は給水管6の途中に取付けた減圧弁であり、図示しない
蛇口を開くと給水管7から送られる水道水が減圧弁14
で所定の水圧に減圧されて貯湯室4に送られる。
【0021】15はバーナ6に燃焼指令を出すバーナ制
御手段、16は給湯機の出湯温度を決定する温度設定
部、9は給水管7と出湯管8との間で煙道パイプ5の側
方の缶体1の側壁に設けた湯温センサであり、貯湯室4
内の水温は湯温センサ9で検知され、温度設定部16で
設定された温度以下を検出した時にはバーナ制御手段1
5がバーナ6に燃焼指令を出して、貯湯室4に貯えた水
を指定温度に沸き上げる。
【0022】そして、蛇口を開くと貯湯室4で加熱した
温水が出湯管8から吐出し、換わって貯湯室4に冷水が
入れば、湯温センサ9がこれを検知して再びバーナ6を
作動させ、連続して所定温度の温水が供給できるもので
ある。
【0023】湯温センサ9が故障したときは、設定温度
を超えてもバーナ6が燃焼を続けてしまうから、貯湯室
4のお湯が沸騰する前にバーナ6を停止する安全装置が
必要となる。10は出湯管8と湯温センサ9との間の缶
体1の側壁に設けたバイメタルで構成する温度過昇防止
装置であり、湯温センサ9の故障によって設定温度を超
えてもバーナ6が燃焼を続け、缶体1が高温になったと
きに作動してバーナ6の燃焼を停止するものである。
【0024】また、温度過昇防止装置10の作動温度は
設定温度を最高にしたときのバーナ6の停止温度よりも
高く設定され、湯温センサ9が正常に動作しているとき
に誤作動しないようになっている。
【0025】一方、貯湯室4の湯量が少ない状態でバー
ナ6が燃焼したときは温水の無い缶体1上部で空焚きと
なり、缶体1側壁が異常加熱するから、温度過昇防止装
置10はこのときにも作動してバーナ6の燃焼を停止す
るものとなっている。このとき、温水のない缶体1上部
では高温となるが、温水のある缶体1下部側壁の温度は
通常とほとんど変わらないので、温度過昇防止装置10
の取付け位置が低いと作動が遅れて缶体1上部で空焚き
を繰り返してしまい、缶体1の孔あきや割れなどの重大
なトラブルを発生させる恐れがある。
【0026】この為、温度過昇防止装置10を缶体1の
できるだけ上部に取付ける必要があるが、缶体1上部で
はバーナ6の燃焼中の温度上昇が速く、バーナ6停止後
には後沸きによる温度上昇があり、バーナ6停止後の缶
体1上部の湯温は湯温センサ9付近よりも高くなるか
ら、温度過昇防止装置10を缶体1上部に取付けたとき
は、温度過昇防止装置10の作動温度が高くなってしま
い、温度過昇防止装置10の作動に遅れが生じたときに
缶体1上部のお湯を沸騰させる恐れがあった。
【0027】具体的な実施例として、設定温度を最高に
したときのバーナ6の停止温度を65℃とした場合、バ
ーナ6が停止したときの缶体1上部の温度は70℃前後
であり、この後更に後沸きによる温度上昇によって80
℃近くまで上昇するものであった。
【0028】この為、湯温センサ9が正常に動作したと
きに温度過昇防止装置10が誤作動しないよう、温度過
昇防止装置10の作動温度を85℃に設定していたか
ら、湯温センサ9の故障時にはバーナ6停止後の缶体1
上部の湯温が95℃前後まで上昇するものとなり、温度
過昇防止装置10の作動に遅れが生じたときには缶体1
上部のお湯が100℃を超えてしまうことがあった。
【0029】この発明は上記の課題を解決するもので、
11は湯温センサ9と同じ高さもしくは下方の缶体1の
側壁に設けた第2の温度過昇防止装置であり、該第2の
温度過昇防止装置11の作動温度は温度過昇防止装置1
0の作動温度よりも低く設定する。第2の温度過昇防止
装置11付近ではバーナ6停止後の温度上昇がほとんど
ないから、バーナ6の停止温度を65℃とした場合に
は、第2の温度過昇防止装置11の作動温度を75℃に
設定すれば誤作動する恐れはない。
【0030】そして、湯温センサ9の故障によってバー
ナ6が燃焼を続け、缶体1全体の温度が上昇してくる
と、第2の温度過昇防止装置11が作動してバーナ6の
燃焼を停止するものとなり、このときの缶体1上部の温
度は80℃前後であり、後沸きによる温度上昇があって
も缶体1上部の温度は90℃前後であるから、第2の温
度過昇防止装置11の作動に遅れが生じても確実に沸騰
を防止することができるものとなった。
【0031】このように、湯温センサ9の故障時には第
2の温度過昇防止装置11が作動してバーナ6を停止で
きるようになったことで、温度過昇防止装置10は作動
温度を高くして缶体1上部に取付けることができ、貯湯
室4の湯量が少ない状態でバーナ6が燃焼して缶体1上
部側壁が異常加熱したときは、温度過昇防止装置10が
すぐに作動してバーナ6の燃焼を停止するから、空焚き
の防止も確実にできるものとなった。
【0032】12は缶体1の異常温度上昇時に警告ラン
プを点灯したり警報を鳴らしたりする警告手段であり、
湯温センサ9の異常や缶体1の空焚きによって温度過昇
防止装置10もしくは第2の温度過昇防止装置11が作
動したときには、警告手段12が作動して取扱者に異常
を知らせると共に、バーナ6を停止するものである。
【0033】そして、湯温センサ9の故障時には第2の
温度過昇防止装置11が作動し、缶体1上部の空焚き時
には温度過昇防止装置10が作動するので、警告手段1
2は温度過昇防止装置10が作動したときと、第2の温
度過昇防止装置11が作動したときで異なる警報を発す
るようにすれば、取扱者は湯温センサ9の故障で停止し
たのか空焚きで停止したのかを判断することができ、空
焚きであれば取扱者が貯湯室4に水を補給すれば運転が
再開でき、一方、湯温センサ9の故障時にはすぐに専門
の修理業者に修理を依頼すればよく、修理等の対応が簡
単にできるものとなった。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、出湯管8と
湯温センサ9との間の缶体1の側壁に温度過昇防止装置
10を取付け、湯温センサ9と同じ高さもしくは下方の
缶体1の側壁に第2の温度過昇防止装置11を取付けた
ものであり、第2の温度過昇防止装置11付近ではバー
ナ6停止後の温度上昇がほとんどないから、第2の温度
過昇防止装置11の作動温度を温度過昇防止装置10の
作動温度よりも低く設定することができたものである。
【0035】この為、湯温センサ9の故障によって缶体
1全体の温度が上昇したときは、作動温度の低い第2の
温度過昇防止装置11が作動してバーナ6の燃焼を停止
し、バーナ6停止後の缶体1上部の湯温を低くすること
ができたから、第2の温度過昇防止装置11の作動に遅
れが生じても缶体1上部のお湯が沸騰する恐れはなく、
確実に沸騰を防止することができるものとなった。
【0036】一方、缶体1上部で空焚きしたときは、温
度過昇防止装置10が作動してバーナ6の燃焼を停止す
ることができるので、湯温センサ9付近までお湯がある
ときでも空焚きを繰り返すことはなく、湯温センサ9の
故障時と缶体1の空焚きの両方に対応できる安全装置と
して信頼性の高い構造が実現できるものとなった。
【0037】また、温度過昇防止装置10の作動時と第
2の温度過昇防止装置11の作動時で異なる警報を発す
る警告手段12を設けたから、湯温センサ9の故障によ
る停止か空焚きによる停止かの判断が簡単にでき、修理
等の対応が簡単にできるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す給湯機の断面図であ
る。
【図2】この発明の他の実施例を示す給湯機の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 缶体 1a 上面板 2 排気室 3 燃焼室 3a 燃焼室天板 3b 燃焼室側壁 4 貯湯室 5 煙道パイプ 6 バーナ 7 給水管 8 出湯管 9 湯温センサ 10 温度過昇防止装置 11 第2の温度過昇防止装置 12 警告手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の缶体1の上面板1aに隣接して排
    気室2を設け、かつ、缶体1下部の内側には燃焼室天板
    3aが上面板1aと対向すると共に筒状の燃焼室側壁3
    bの下端が缶体1に接続する燃焼室3を配置し、前記缶
    体1の上面板1aと燃焼室天板3aとの間、及び、缶体
    1と燃焼室側壁3bとの間隙によって貯湯室4を構成
    し、上面板1aと燃焼室天板3aとの間に複数本の煙道
    パイプ5を取付けてバーナ6を接続した燃焼室3と排気
    室2とを連通し、かつ、缶体1下部側壁に給水管7を、
    缶体1上部側壁に出湯管8を開口し、給水管7と出湯管
    8との間の缶体1の側壁に湯温センサ9を取付けると共
    に、出湯管8と湯温センサ9との間の缶体1の側壁に温
    度過昇防止装置10を取付けた給湯機において、前記湯
    温センサ9と同じ高さもしくは下方の缶体1の側壁には
    第2の温度過昇防止装置11を取付け、該第2の温度過
    昇防止装置11の作動温度は温度過昇防止装置10の作
    動温度よりも低く設定したことを特徴とする給湯機の安
    全装置。
  2. 【請求項2】 前記缶体1の異常温度上昇時に作動する
    警告手段12を設け、前記温度過昇防止装置10もしく
    は第2の温度過昇防止装置11が作動したときは、バー
    ナ6を停止すると共に警告手段12を作動し、かつ、警
    告手段12は温度過昇防止装置10の作動時と第2の温
    度過昇防止装置11の作動時とで異なる警報を発するこ
    とを特徴とする請求項1記載の給湯機の安全装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236389A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Toto Ltd 貯湯式電気温水器
EP2622281B1 (en) 2010-09-30 2019-03-27 Coway Co., Ltd. Hot water tank having overheating prevention function

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