JP2003341640A - 補強リブを有したプラスチック容器 - Google Patents

補強リブを有したプラスチック容器

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JP2003341640A
JP2003341640A JP2002155092A JP2002155092A JP2003341640A JP 2003341640 A JP2003341640 A JP 2003341640A JP 2002155092 A JP2002155092 A JP 2002155092A JP 2002155092 A JP2002155092 A JP 2002155092A JP 2003341640 A JP2003341640 A JP 2003341640A
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JP
Japan
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plastic container
product
reinforcing rib
thinning
cross
Prior art date
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JP2002155092A
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English (en)
Inventor
Shigeharu Shichi
重治 志知
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Kodama Plastics Co Ltd
Original Assignee
Kodama Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kodama Plastics Co Ltd filed Critical Kodama Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 プラスチック容器には、座屈応力の集中
する箇所に補強リブが設けられている。 【効果】 従来品と同等の製品重量(製品肉厚)であれ
ば、より以上の耐座屈強度を得ることができる。製品重
量を軽くして薄肉化とした場合には、薄肉化していない
ものと同等の耐座屈強度を得ることができ、薄肉化した
分だけ原料費を低減することができる。また、製品重量
を軽くして薄肉化する場合には、成形品の冷却時間を短
くすることができるため、成形サイクルを短縮でき、そ
れだけ製品全体のコストを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック容器
に関するものであり、特に、段積み保管に適したプラス
チック容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の化学薬品類、油、洗剤等の液体、
粒状体を収納して在庫保管したり、運搬したり、現場で
使用したりするためのプラスチック容器が従来から種々
開発され利用されてきている。これらプラスチック容器
の中には、内容物を収納した状態にて数段積み上げ在庫
保管したりトラック輸送したりするのに適したものとし
たものがある。
【0003】このように内部に内容物を充填した容器を
数段積み上げておく場合には、最下段の容器には相当の
加重が掛かることとなる。最下段の容器に掛かる荷重を
受けるのは、角型容器の場合には、ほとんどが容器の角
部、すなわち、コーナーであり、過荷重が掛かる場合最
初に座屈変形が生ずるのは、コーナーおよびコーナー周
辺の一番弱い箇所である。
【0004】従来、角型容器等での段積み強度(座屈強
度)を増大する方策としては、プラスチック容器の場
合、成形品の重量を増し一般肉厚を厚くする等の方法が
とられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
法の如く、成形品の重量を増やすと、その分原料費が増
大してしまうという問題があった。また、肉厚にする
分、冷却時間が長くなり、成形サイクルが長くなり、製
品コストの増加要因となってしまうという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、前述したような従来の問
題点を解消しうるプラスチック容器を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、座屈応
力の集中する箇所に補強リブを設けたことを特徴とする
プラスチック容器が提供される。
【0008】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
補強リブは、横断面形状が角型である容器本体のコーナ
ーに形成された縦リブである。本発明の別の実施の形態
によれば、前記補強リブは、横断面形状が角型である容
器本体のコーナーの周辺に形成された縦リブである。
【0009】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記補強リブの横断面形状は、連続する波形形状であ
る。本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記補強
リブの横断面形状は、単独の波形形状である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例としてのプラス
チック容器の全体を示す斜視図である。この図1に示さ
れるように、この実施例のプラスチック容器1は、収納
すべき内容物に対して適した合成樹脂材料にて角型に成
形された本体を有している。このプラスチック容器1の
本体の上面部には、内容物のための給排出口2と、持ち
手3と、段積みする場合のズレ止め座5とが設けられて
いる。図示の例では、ズレ止め防止座5は、対角関係に
あるコーナー2箇所に近い位置に配置されていて、凸部
を有している。図1には現れていないが、このプラスチ
ック容器1の本体の底面の対応する位置には、これら2
つのプラスチック容器1を互いに段積みした際に、下方
の容器のズレ止め座5の凸部に係合して上下の容器が互
いに対して横方向にズレるのを防止するズレ止め作用を
果たす凸部が形成されている。
【0012】この実施例のプラスチック容器1の本体に
は、本発明により、各角部、すなわち、各コーナー6
に、上面から底面へと垂直に延びる補強リブ4が設けら
れている。これらの各コーナー6における補強リブ4の
横断面形状を示すため、図2に図1のA−A線部分断面
を示している。この図2によく示されるように、この実
施例における各コーナー6における補強リブ4は、横断
面が連続する波形形状のものとされている。
【0013】図3は、本発明の別の実施例としてのプラ
スチック容器の本体の各コーナーの周辺に設けられた補
強リブの横断面形状を示す図2と同様の図である。この
実施例の補強リブ4は、図1および図2に関して説明し
た実施例では各コーナーに設けられたのと違って、各コ
ーナー6の周辺7(図1参照)に設けられている。
【0014】前述した実施例においては、補強リブを複
数個設けるものとしたが、本発明は、これに限らず、十
分な耐座屈強度が得られるのであれば、1個だけ設ける
のでもよい。また、前述した実施例においては、補強リ
ブの横断面形状は波形形状としたのであるが、本発明
は、これに限らず、十分な耐座屈強度が得られるのであ
ればその他の任意の形状であってよい。
【0015】さらにまた、前述した実施例のプラスチッ
ク容器の本体の形状は、横断面形状が正方形である角型
であったが、本発明は、これに限らず、横断面形状が正
方形に近い形状、長方形、または長方形に近い本体を有
する容器にも適用して効果のあるものである。
【0016】
【発明の効果】プラスチック容器のコーナーまたはコー
ナーの周辺に縦リブである補強リブを設けたことによ
り、従来品と同等の製品重量(製品肉厚)であれば、よ
り以上の耐座屈強度を得ることができる。
【0017】製品重量を軽くして薄肉化とした場合に
は、薄肉化していないものと同等の耐座屈強度を得るこ
とができ、薄肉化した分だけ原料費を低減することがで
きる。
【0018】また、製品重量を軽くして薄肉化する場合
には、成形品の冷却時間を短くすることができるため、
成形サイクルを短縮でき、それだけ製品全体のコストを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのプラスチック容器の
全体を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線部分断面図である。
【図3】本発明の別の実施例としてのプラスチック容器
の本体の各コーナーの周辺に設けられた補強リブの横断
面形状を示す図2と同様の図である。
【符号の説明】
1 プラスチック容器 2 給排出口 3 持ち手 4 補強リブ 5 ズレ止め座 6 コーナー 7 コーナーの周辺

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座屈応力の集中する箇所に補強リブを設
    けたことを特徴とするプラスチック容器。
  2. 【請求項2】 前記補強リブは、横断面形状が角型であ
    る容器本体のコーナーに形成された縦リブである請求項
    1に記載のプラスチック容器。
  3. 【請求項3】 前記補強リブは、横断面形状が角型であ
    る容器本体のコーナーの周辺に形成された縦リブである
    請求項1に記載のプラスチック容器。
  4. 【請求項4】 前記補強リブの横断面形状は、連続する
    波形形状である請求項1または2または3に記載のプラ
    スチック容器。
  5. 【請求項5】 前記補強リブの横断面形状は、単独の波
    形形状である請求項1または2または3に記載のプラス
    チック容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157305A (ja) 2005-12-08 2007-06-21 Fuji Xerox Co Ltd データ再生方法及び装置
JP2010137897A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 樹脂製封入容器
JP2010137898A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 樹脂製封入容器
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