JP2003341191A - 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体

Info

Publication number
JP2003341191A
JP2003341191A JP2002157321A JP2002157321A JP2003341191A JP 2003341191 A JP2003341191 A JP 2003341191A JP 2002157321 A JP2002157321 A JP 2002157321A JP 2002157321 A JP2002157321 A JP 2002157321A JP 2003341191 A JP2003341191 A JP 2003341191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
paper size
paper
printer
relationship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002157321A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yamamura
進一 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002157321A priority Critical patent/JP2003341191A/ja
Publication of JP2003341191A publication Critical patent/JP2003341191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置が給紙可能な用紙サイズと印刷ジョ
ブに対して指定されている用紙サイズとの違いによる印
刷装置の動作停止を極力回避することができる印刷制御
装置を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ3000において
は、プリンタ1500が給紙可能な用紙サイズと、プリ
ンタ1500に送信される印刷ジョブに対して指定され
ている用紙サイズとをそれぞれ取得し、取得されたそれ
ぞれの用紙サイズが所定のサイズ関係にある場合に、印
刷ジョブに対して指定されている用紙サイズを、プリン
タ1500が給紙可能な用紙サイズに置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に対する
印刷ジョブを生成するための印刷制御装置、印刷制御方
法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタとパーソナルコンピュー
タ(以下、PCという)とが接続される印刷システムに
おいては、PCで印刷ジョブを生成する際に、この印刷
ジョブに対する用紙サイズが決定され、この決定された
用紙サイズを示すコマンドが印刷ジョブ内に定義され、
この印刷ジョブがプリンタに送信される。そして、プリ
ンタは、上記印刷ジョブ内に定義されたコマンドに応じ
た用紙サイズの用紙を給紙し、この用紙に印刷を行う。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、用紙サ
イズのデフォルト値がInch系であるPCから印刷ジョブ
を、供給可能な用紙サイズがAB系であるプリンタに送
信する場合、Inch系の用紙サイズが指定されている印刷
ジョブがプリンタに送信されることがある。この場合、
プリンタには、Inch系の用紙がないため、プリンタは
「正しい用紙が入っていません」というエラーメッセー
ジを表示し、出力動作を停止する。
【0004】例えば、用紙サイズがレターサイズ(Inch
系)とA4サイズ(AB系)との関係である場合、また
は11*17サイズとA3サイズとの関係である場合、
いずれの場合もサイズの違いが僅かにあるので、プリン
タの出力動作を停止するように構成されている。ただ
し、レターサイズが指定された印刷ジョブをA4サイズ
の用紙に出力したとしても、その差があまり気にならな
い場合が多いと思われる。
【0005】このような用紙サイズの規格が異なるPC
とプリンタ間で印刷ジョブを実行する際には、PC上で
プリンタが給紙可能な規格の用紙サイズを設定するか、
プリンタ上でPCに対応するサイズ規格の用紙を給紙す
るように設定する必要があり、面倒である。特に、最
近、プリンタはネットワークに接続され、共有化される
ことが多く、このようなネットワークプリンタを用いる
場合においては、プリンタが給紙可能な用紙サイズの規
格と、印刷ジョブに対して指定されている用紙サイズの
規格との違いに対処するために、印刷ジョブを要求する
都度、ユーザが上述したような設定を行うか設定内容を
確認する必要があり、手間が掛かり、非常に面倒であ
る。
【0006】本発明の目的は、印刷装置が給紙可能な用
紙サイズと印刷ジョブに対して指定されている用紙サイ
ズとの違いによる印刷装置の動作停止を極力回避するこ
とができる印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムお
よび記憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、印刷制御装置であって、印刷装置が給紙可
能な用紙サイズを取得する第1の用紙サイズ取得手段
と、前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定
されている用紙サイズを取得する第2の用紙サイズ取得
手段と、前記第1の用紙サイズ取得手段により取得され
た前記印刷装置が給紙可能な用紙サイズと前記第2の用
紙サイズ取得手段により取得された用紙サイズとのサイ
ズ関係に応じて、前記印刷装置に送信される印刷ジョブ
に対して指定されている用紙サイズを前記印刷装置が給
紙可能な用紙サイズに置き換える置換え手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】また、上記印刷制御装置において、前記置
換え手段は、前記第1の用紙サイズ取得手段により取得
された前記印刷装置が給紙可能な用紙サイズと前記第2
の用紙サイズ取得手段により取得された用紙サイズとが
所定のサイズ関係にある場合に、前記印刷装置に送信さ
れる印刷ジョブに対して指定されている用紙サイズを前
記印刷装置が給紙可能な用紙サイズに置き換えることを
特徴とする。
【0009】また、上記印刷制御装置において、前記所
定のサイズ関係とは、前記取得されたそれぞれの用紙サ
イズが、11*17サイズとA3サイズとの関係、レタ
ーサイズとA4サイズとの関係、STMTサイズとA5サイ
ズとの関係であることを特徴とする。
【0010】また、上記印刷制御装置において、ユーザ
の操作に応じて用紙サイズの置換えの許可を設定する設
定手段を備え、前記置換え手段は、前記設定手段により
前記用紙サイズの置換えの許可が設定されているときの
み、前記用紙サイズの置換えを行うことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、印刷制御方法であって、印刷装置が給紙可能な用紙
サイズを取得する第1の用紙サイズ取得工程と、前記印
刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定されている
用紙サイズを取得する第2の用紙サイズ取得工程と、前
記第1の用紙サイズ取得工程により取得された前記印刷
装置が給紙可能な用紙サイズと前記第2の用紙サイズ取
得工程により取得された用紙サイズとのサイズ関係に応
じて、前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指
定されている用紙サイズを前記印刷装置が給紙可能な用
紙サイズに置き換える置換え工程とを備えることを特徴
とする。
【0012】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、印刷制御プログラムであって、印刷装置が給紙可能
な用紙サイズを取得する第1の用紙サイズ取得ステップ
と、前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定
されている用紙サイズを取得する第2の用紙サイズ取得
ステップと、前記第1の用紙サイズ取得ステップにより
取得された前記印刷装置が給紙可能な用紙サイズと前記
第2の用紙サイズ取得ステップにより取得された用紙サ
イズとのサイズ関係に応じて、前記印刷装置に送信され
る印刷ジョブに対して指定されている用紙サイズを前記
印刷装置が給紙可能な用紙サイズに置き換える置換えス
テップとを備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、記憶媒体であって、請求項9記載の印刷制御プログ
ラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0015】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る印刷制御装置が含まれる印刷システムの
構成を示すブロック図である。
【0016】印刷システムは、図1に示すように、ホス
トコンピュータ3000と、ホストコンピュータ300
0と双方向性インタフェース21を介して接続されるプ
リンタ1500とから構成される。
【0017】ホストコンピュータ3000は、本体20
00を備える。本体2000には、ROM3のプログラ
ム用ROMまたは外部メモリ11に格納されているOS
(Operating System)を立ち上げ、このOS上で各種処
理を実行するCPU1が内蔵され、CPU1はシステム
デバイス4に接続される各デバイスを統括的に制御す
る。例えば、CPU1はROM3のプログラム用ROM
または外部メモリ11に格納されている文書処理プログ
ラムに基づき図形、イメージ、文字、表(表計算を含
む)などが混在した文書処理を実行する。CPU1が各
種処理を実行する際の作業領域としては、RAM2が使
用される。
【0018】ROM3には、上記プログラム用ROMと
ともに、フォント用ROMおよびデータ用ROMが設け
られている。フォント用ROMには、上記文書処理など
に使用されるフォントデータが格納されている。また、
同様のフォントデータを外部メモリ11に格納すること
もができる。データ用ROMには、上記文書処理などに
使用されるデータが格納されている。
【0019】上記システムバス4に接続されているデバ
イスとしては、キーボードコントローラ(KBC)5、
CRTコントローラ(CRTC)6、ディスクコントロ
ーラ(DKC)7、プリンタコントローラ(PRTC)
8がある。キーボードコントローラ(KBC)5は、キ
ーボード(KB)9やマウスなどのポインティングデバ
イス(図示せず)からのキー入力を制御する。CRTコ
ントローラ(CRTC)6は、ディスプレイ(CRT)
10の表示を制御する。ディスクコントローラ(DK
C)7は、外部メモリ11へのアクセスを制御する。こ
こで、外部メモリ11は、各種アプリケーション、フォ
ントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ
制御コマンド生成プログラム(以下、プリンタドライ
バ)などを記憶するハードディスク(HD)、フロッピ
ー(登録商標)ディスクなどからなる。プリンタコント
ローラ(PRTC)8は、双方向性インタフェース21
を介してプリンタ1500に接続され、プリンタ150
0との通信制御処理を実行する。
【0020】CPU1は、例えばRAM2上に設けられ
た表示情報用RAMへのアウトラインフォントの展開
(ラスタライズ)処理を実行し、ディスプレイ10上で
WYSIWYGを可能とする。また、CPU1は、ディ
スプレイ10上のマウスカーソル(図示せず)などで指
定されたコマンドに基づき登録された各種ウィンドウを
開き、プリンタの設定や印刷モードの選択を含むプリン
タドライバに対する印刷処理方法の設定を行うことが可
能である。
【0021】プリンタ1500は、プリンタコントロー
ラ1000を備え、プリンタコントローラ1000に
は、ホストコンピュータ3000にインタフェース21
を介して接続される入力部18が設けられている。入力
部18は、ホストコンピュータ3000からプリンタ言
語形式で出力される文字、図形、イメージなどの印刷情
報を取り込み、この取り込まれた印刷情報は、システム
バス15を介してCPU12に供給される。
【0022】CPU12は、ROM13のプログラム用
ROMまたは外部メモリ14に格納されている制御プロ
グラムに基づき、ホストコンピュータ3000からの印
刷情報をRAM19の作業領域に展開し、1ページ分毎
に画像データを画信号としてシステムバス15および印
刷部I/F16を介して印刷部(プリンタエンジン)1
7に送出し、印刷部17を1ページ分毎にその画信号を
記録紙に記録するように制御する。
【0023】ROM13には、上記プログラム用ROM
とともに、フォント用ROMおよびデータ用ROMが設
けられている。フォント用ROMには、上記画信号を生
成する際に使用されるフォントデータが格納され、デー
タ用ROMにはホストコンピュータ3000上で利用さ
れるデータが格納されている。また、このデータは、外
部メモリ14に格納するようにしてもよい。
【0024】RAM19は、演算、処理の結果、入力デ
ータのバッファリング領域、記録紙の両面分の描画情報
の展開領域、環境データ格納領域、NVRAMなどに用
いられる。RAM19に加えて、増設ポート(図示せ
ず)に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を
拡張することが可能なように構成されている。
【0025】外部メモリ14は、ハードディスク、フロ
ッピー(登録商標)ディスクなどの記憶手段からなり、
外部メモリ14へのアクセスはディスクコントローラ
(DKC)20により制御される。外部メモリ14の数
は1つに限らず、内蔵フォントに加えてオプションフォ
ント、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプロ
グラムなどを格納した複数の他の外部メモリを接続する
ように構成することもできる。さらに、NVRAMを設
け、操作部1501からのプリンタモード設定情報を記
憶するようにしてもよい。
【0026】CPU12への指示は、操作部1501か
ら与えられる。操作部1501は、各種モードなどの設
定に用いられるキーおよびLED表示器などを有する。
【0027】次に、ホストコンピュータ3000におけ
る印刷処理について図2および図3と図6および図7と
を参照しながら説明する。図2は図1のホストコンピュ
ータ3000における印刷処理を行うための構成を示す
ブロック図、図3は図2の印刷処理を拡張した、中間コ
ードを生成する構成を示すブロック図、図6は図3のプ
リンタドライバ203が提供するユーザインタフェース
画面の一例を示す図、図7はInch系の用紙サイズとAB
系の用紙サイズとのそれぞれの寸法を示す図である。
【0028】ホストコンピュータ3000においては、
図2に示すように、アプリケーション201、グラフィ
ックエンジン202、プリンタドライバ203、システ
ムスプーラ204が外部メモリ11に格納されているフ
ァイルとして存在し、各ファイルは、プログラムモジュ
ールとして、OSやそのモジュールを利用するモジュー
ルによってRAM2にロードされて、実行される。
【0029】ここで、アプリケーション201およびプ
リンタドライバ203は、後に、CD−ROM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク(FD)などで供給可能なも
のであり、必要に応じて外部メモリ11に格納される。
【0030】上記アプリケーション201からプリンタ
1500に対して印刷を行う際には、RAM2にロード
されて実行可能になっているグラフィックエンジン20
2を利用して出力(描画)を行う。グラフィックエンジ
ン202は、印刷装置毎に用意されたプリンタドライバ
203をRAM2にロードし、プリンタドライバ203
を用いてアプリケーション201の出力をプリンタドラ
イバ203に設定する。そして、グラフィックエンジン
202は、アプリケーション201から受け取ったGD
I(Graphic Device Interface)関数をDDI(Device
Driver Interface)関数に変換し、DDI関数をプリ
ンタへ出力する。プリンタドライバ203は、グラフィ
ックエンジン202からのDDI関数に基づき、プリン
タ1500が認識可能な制御コマンド、例えばPDL
(Page Description Language)を生成する。この制御
コマンドは、OSによってRAM2にロードされたシス
テムスプーラ204からインタフェース21を介してプ
リンタ1500へ出力される。
【0031】本実施形態は、図2に示す構成に加えて、
図3に示す構成を有する。すなわち、本実施形態は、ア
プリケーションからの印刷データを一旦中間コードデー
タでスプールする構成を有する。
【0032】この拡張された処理方式では、図3に示す
ように、グラフィックエンジン202からプリンタドラ
イバ203へ印刷命令を送る際に、一旦中間コードから
なるスプールファイルを生成する構成を採る。図2に示
す処理方式では、アプリケーション201が印刷処理か
ら開放されるのは、プリンタドライバ203がグラフィ
ックエンジン202からの全ての印刷命令をプリンタコ
マンドに変換し終わった時点である。これに対し、図3
の拡張した方式では、スプーラ302が全ての印刷命令
を中間コードデータに変換し、この中間コードデータを
スプールファイル303に出力した時点である。通常、
後者の拡張した方式は、前者の方式により、処理時間を
短くすることができる。また、拡張した方式において
は、スプールファイル303の内容に対して加工するこ
とが可能である。これにより、アプリケーション301
からの印刷データに対し、拡大/縮小、複数ページを1
ページに縮小して印刷するなど、アプリケーション30
1が持たない機能を実現することができる。
【0033】よって、本実施形態では、アプリケーショ
ンからの印刷データを一旦中間コードデータでスプール
する、図3に示す印刷処理方式を採用する。なお、印刷
データの加工を行うためには、通常プリンタドライバ2
03が提供するウィンドウから設定を行い、プリンタド
ライバ203がその設定内容をRAM2上または外部メ
モリ11上に保管する。
【0034】上述の拡張した処理方式をさらに詳細に説
明する。この拡張された処理方式では、グラフィックエ
ンジン202からの印刷命令をディスパチャ301が受
け取る。ディスパッチャ301がグラフィックエンジン
202から受け取った印刷命令が、アプリケーション2
01からグラフィックエンジン202へ発行された印刷
命令の場合には、ディスパッチャ301は、外部メモリ
11に格納されているスプーラ302をRAM2にロー
ドし、プリンタドライバ203ではなく、スプーラ30
2へ印刷命令を送出する。
【0035】スプーラ302は、受け取った印刷命令を
中間コードに変換してスプールファイル303へ出力す
る。また、スプーラ302は、プリンタドライバ203
に対して設定されている印刷データに関する加工設定を
プリンタドライバ203から取得してスプールファイル
303に保存する。なお、スプールファイル303は、
外部メモリ11上にファイルとして生成するが、RAM
2上に生成されても構わない。さらに、スプーラ302
は、外部メモリ11に格納されているスプールファイル
マネージャ304をRAM2にロードし、スプールファ
イルマネージャ304に対してスプールファイル303
の生成状況を通知する。その後、スプールファイルマネ
ージャ304は、スプールファイル303に保存されて
いる印刷データに関する加工設定の内容に従って印刷を
行うことができるか否かを判定する。
【0036】スプールファイルマネージャ304がグラ
フィックエンジン202を利用して印刷を行うことがで
きると判定された場合、外部メモリ11に格納されてい
るデスプーラ305に対して、スプールファイル303
に記述された中間コードの印刷処理を行うように指示す
る。
【0037】デスプーラ305は、スプールファイル3
03に含まれる中間コードをスプールファイル303に
含まれる加工設定内容に従って加工し、再度グラフィッ
クエンジン202経由で出力する。
【0038】ディスパッチャ301がグラフィックエン
ジン202から受け取った印刷命令がデスプーラ305
からグラフィックエンジン202へ発行された印刷命令
の場合、ディスパッチャ301は、スプーラ302では
なく、プリンタドライバ203へ印刷命令を送る。
【0039】プリンタドライバ203は、プリンタ制御
コマンドを生成し、システムスプーラ204経由でプリ
ンタ1500へ出力する。
【0040】本実施形態では、プリンタ1500が給紙
可能な用紙サイズと、プリンタ1500に送信される印
刷ジョブに対して指定されている用紙サイズとをそれぞ
れ取得し、取得されたそれぞれの用紙サイズが所定のサ
イズ関係にある場合に、印刷ジョブに対して指定されて
いる用紙サイズを、プリンタ1500が給紙可能な用紙
サイズに置き換える。ここで、上記所定のサイズ関係と
は、取得された用紙サイズのそれぞれが、11*17サ
イズとA3サイズとの関係である場合、レターサイズと
A4サイズとの関係である場合、またはSTMTサイズ
とA5サイズとの関係である場合、すなわち類似の用紙
サイズの関係がある場合をいう。ここで、図7に、上記
Inch系のサイズの寸法と、AB系のサイズの寸法とを示
すと、本図から分かるように、上記用紙サイズの関係に
おいては、その寸法の差が僅かであるので、例えば、1
1*17サイズをA3サイズに置き換えてプリント出力
したとしてもその差があまり気にならないことが多い。
よって、本実施形態では、上記用紙サイズの関係がある
(類似の用紙サイズの関係がある)場合のみに用紙サイ
ズの置換えを行うように構成されている。
【0041】また、上記用紙サイズの置換えは、プリン
タドライバ203が提供するウィンドウ上で「用紙サイ
ズを置換する」が設定されている場合のみに行われる。
例えば図6に示すようなプリンタのプロパティのウィン
ドウ上で上記「用紙サイズを置換する」のボクッスをチ
ェックすることにより「用紙サイズを置換する」が設定
される。
【0042】次に、ホストコンピュータ3000により
Inch系の用紙サイズが指定された印刷ジョブを、AB系
の用紙サイズの用紙を給紙可能なプリンタ1500で処
理する場合について図4を参照しながら説明する。図4
は図1のホストコンピュータ3000によりInch系の用
紙サイズが指定された印刷ジョブを、AB系の用紙サイ
ズの用紙を給紙可能なプリンタ1500で処理する場合
の手順を示すフローチャートである。図4に示す手順
は、プリンタドライバ203により実行されるものであ
る。
【0043】プリンタドライバ203では、図4に示す
ように、まずステップS401において、双方向性イン
タフェース21を介して、プリンタ1500が給紙可能
な用紙サイズを取得する。このプリンタ1500の用紙
サイズの取得は、プリンタドライバ203の起動時をト
リガーとして行うようにしてもよいし、プリンタ150
0の接続の認識時をトリガーとして行うようにしてもよ
い。また、ユーザがプリンタドライバ203のグラフィ
ックユーザインタフェース(UI)を介して指示を出し
たときを、またはプリンタ1500の操作部1501か
ら指示を出したときを、プリンタ1500の用紙サイズ
取得のタイミングとしてもよい。さらに、ホストコンピ
ュータ3000とプリンタ1500とが所定時間間隔で
情報のやり取りを行い、プリンタ1500が給紙可能な
用紙サイズを取得するようにしてもよい。このようにし
て、プリンタドライバ203は、プリンタ1500が給
紙可能な用紙サイズを取得することができる。
【0044】次いで、ステップS402において、アプ
リケーション201から発行されたプリント実行命令を
受け取ると、ステップS403において、アプリケーシ
ョン201上で選択されている用紙サイズが取得し、こ
の用紙サイズがAB系の用紙サイズであるか否かを判定
する。ここで、アプリケーション201上で選択されて
いる用紙サイズがAB系の用紙サイズであると判定され
た場合、ステップS412において、アプリケーション
で選択されている用紙サイズをプリンタ1500で使用
する用紙サイズとするページサイズコマンド(Page siz
e Command)を生成する。そして、ステップS408に
おいて、上記ページサイズコマンドを含む印刷ジョブを
プリンタ1500に送信し、本処理を終了する。
【0045】上記ステップS403においてアプリケー
ション201上で選択されている用紙サイズがAB系の
用紙サイズでないすなわちInch系であると判定された場
合、ステップS404において、プリンタドライバ20
3のユーザインタフェース(UI)から「用紙サイズを
置換する」が選択されているか否かを判定する。「用紙
サイズを置換する」が選択されていると判定された場
合、用紙サイズの置き換えを行うと判断して、ステップ
S405において、アプリケーション201上で選択さ
れている用紙サイズがInch系の11*17、レター(Le
tter)、STMTのいずれかであるか否かを判定する。
【0046】ここで、アプリケーション201上で選択
されている用紙サイズがInch系の11*17、レター
(Letter)、STMTのいずれかであると、ステップS
406において、Inch系の11*17、レター(Lette
r)、STMTのサイズを、A3、A4、A5のいずれ
かの対応するサイズに置き換え、この置き換えられたサ
イズをプリンタ1500で使用する用紙サイズとするペ
ージサイズコマンド(Pagesize Command)を生成する。
具体的には、11*17はA3に、レター(Letter)は
A4に、STMTはA5にそれぞれ置き換えられる。
【0047】次いで、ステップS407において、上記
用紙サイズの置換えによる印字情報の欠落が発生するこ
とを回避するように、データを90%に縮小する縮小処
理を行う。ここで、Inch系の用紙サイズが指定されたデ
ータをAB系の用紙サイズの用紙に出力する場合、ポー
トレイとのデータに関していえば、横方向に印字欠けが
発生することになるので、横方向のみを縮小すればよい
ことになるが、本実施形態では、出力の体裁を考慮して
縦横それぞれ同じ割合で縮小するものとする。そして、
ステップS408において、上記ページサイズコマンド
を含む印刷ジョブをプリンタ1500に送信し、本処理
を終了する。
【0048】上記ステップS405においてアプリケー
ション201上で選択されている用紙サイズがInch系の
11*17、レター(Letter)、STMTのいずれでも
ないと判定されると、アプリケーション201上で選択
されているInch系の用紙サイズ(例えばリーガル(Lega
l)など)に対して置換え可能なAB系のサイズがない
ので、ステップS410において、「適切な用紙サイズ
を入れください」というエラーメッセージをプリンタ1
500の操作部1501に表示する。そして、ステップ
S411において、正しい用紙サイズの用紙がプリンタ
1500にセットされるのを待ち、正しい用紙サイズの
用紙がプリンタ1500にセットされると、ステップS
408において、アプリケーション201上で選択され
ている用紙サイズをプリンタ1500で使用する用紙サ
イズとするページサイズコマンド(Page size Comman
d)を含む印刷ジョブをプリンタ1500に送信する。
そして、本処理を終了する。
【0049】上記ステップS404においてプリンタド
ライバ203のユーザインタフェース(UI)から「用
紙サイズを置換する」が選択されていないと判定された
場合、ステップS409において、アプリケーション2
01上で選択されている用紙サイズをプリンタ1500
で使用する用紙サイズとするページサイズコマンド(Pa
ge size Command)を生成する。そして、アプリケーシ
ョン201上で選択されているInch系の用紙サイズの用
紙がプリンタ1500に搭載されていないので、ステッ
プS410において、「適切な用紙サイズを入れくださ
い」というエラーメッセージをプリンタ1500の操作
部1501に表示し、続くステップS411で、正しい
用紙サイズの用紙がプリンタ1500にセットされるの
を待ち、正しい用紙サイズの用紙がプリンタ1500に
セットされると、ステップS408において、アプリケ
ーション201上で選択されている用紙サイズをプリン
タ1500で使用する用紙サイズとするページサイズコ
マンド(Page size Command)を含む印刷ジョブをプリ
ンタ1500に送信する。そして、本処理を終了する。
【0050】次に、ホストコンピュータ3000により
AB系の用紙サイズが指定された印刷ジョブを、Inch系
の用紙サイズの用紙を給紙可能なプリンタ1500で処
理する場合について図5を参照しながら説明する。図5
は図1のホストコンピュータ3000によりAB系の用
紙サイズが指定された印刷ジョブを、Inch系の用紙サイ
ズの用紙を給紙可能なプリンタ1500で処理する場合
の手順を示すフローチャートである。図5に示す手順
は、プリンタドライバ203により実行されるものであ
る。
【0051】プリンタドライバ203では、図5に示す
ように、まずステップS501において、双方向性イン
タフェース21を介して、プリンタ1500が給紙可能
な用紙サイズを取得する。このプリンタ1500の用紙
サイズの取得は、ステップS401で述べたと同様に行
われる。次いで、ステップS502において、アプリケ
ーション201から発行されたプリント実行命令を受け
取ると、ステップS503において、アプリケーション
201上で選択されている用紙サイズが取得し、この用
紙サイズがInch系の用紙サイズであるか否かを判定す
る。ここで、アプリケーション201上で選択されてい
る用紙サイズがInch系の用紙サイズであると判定された
場合、ステップS512において、アプリケーション2
01で選択されている用紙サイズをプリンタ1500で
使用する用紙サイズとするページサイズコマンド(Page
size Command)を生成する。そして、ステップS50
8において、上記ページサイズコマンドを含む印刷ジョ
ブ(PDL)をプリンタ1500に送信し、本処理を終
了する。
【0052】上記ステップS503においてアプリケー
ション201上で選択されている用紙サイズがInch系の
用紙サイズでないすなわちAB系であると判定された場
合、ステップS504において、プリンタドライバ20
3のユーザインタフェース(UI)から「用紙サイズを
置換する」が選択されているか否かを判定する。「用紙
サイズを置換する」が選択されていると判定された場
合、用紙サイズの置き換えを行うと判断して、ステップ
S505において、アプリケーション201上で選択さ
れている用紙サイズがAB系のA3、A4、A5のいず
れかであるか否かを判定する。
【0053】ここで、アプリケーション201上で選択
されている用紙サイズがAB系のA3、A4、A5のい
ずれかであると、ステップS506において、AB系の
A3、A4、A5のサイズを、Inch系の11*17、レ
ター(Letter)、STMTのいずれかの対応するサイズ
に置き換え、この置き換えられたサイズをプリンタ15
00で使用する用紙サイズとするページサイズコマンド
(Page size Command)を生成する。具体的には、A3
は11*17に、A4はレター(Letter)に、A5はS
TMTにそれぞれ置き換えられる。
【0054】次いで、ステップS507において、上記
用紙サイズの置換えによる印字情報の欠落が発生するこ
とを回避するように、データを90%に縮小する縮小処
理を行う。ここでは、AB系の用紙サイズが指定された
データをInch系用紙サイズの用紙に出力する場合、ポー
トレイトのデータに関していえば、縦方向に印字欠けが
発生することになるので、縦方向のみを縮小すればよい
ことになるが、本実施形態では、出力の体裁を考慮して
縦横それぞれ同じ割合で縮小するものとする。そして、
ステップS508において、上記ページサイズコマンド
を含む印刷ジョブをプリンタ1500に送信し、本処理
を終了する。
【0055】上記ステップS505においてアプリケー
ション201上で選択されている用紙サイズがAB系の
A3、A4、A5のサイズのいずれでもないと判定され
ると、アプリケーション201上で選択されているAB
系の用紙サイズ(例えばB4など)に対して置換え可能
なInch系のサイズがないので、ステップS510におい
て、「適切な用紙サイズを入れください」というエラー
メッセージをプリンタ1500の操作部1501に表示
する。そして、ステップS511において、正しい用紙
サイズの用紙がプリンタ1500にセットされるのを待
ち、正しい用紙サイズの用紙がプリンタ1500にセッ
トされると、ステップS508において、アプリケーシ
ョン201上で選択されている用紙サイズをプリンタ1
500で使用する用紙サイズとするページサイズコマン
ド(Page size Command)を含む印刷ジョブをプリンタ
1500に送信する。そして、本処理を終了する。
【0056】上記ステップS504においてプリンタド
ライバ203のユーザインタフェース(UI)から「用
紙サイズを置換する」が選択されていないと判定された
場合、ステップS509において、アプリケーション2
01上で選択されている用紙サイズをプリンタ1500
で使用する用紙サイズとするページサイズコマンド(Pa
ge size Command)を生成する。そして、アプリケーシ
ョン201上で選択されているAB系の用紙サイズの用
紙がプリンタ1500に搭載されていないので、ステッ
プS510において、「適切な用紙サイズを入れくださ
い」というエラーメッセージをプリンタ1500の操作
部1501に表示し、続くステップS511で、正しい
用紙サイズの用紙がプリンタ1500にセットされるの
を待ち、正しい用紙サイズの用紙がプリンタ1500に
セットされると、ステップS508において、アプリケ
ーション201上で選択されている用紙サイズをプリン
タ1500で使用する用紙サイズとするページサイズコ
マンド(Page size Command)を含む印刷ジョブをプリ
ンタ1500に送信する。そして、本処理を終了する。
【0057】このように、上記処理により、Inch系の用
紙サイズが指定されたデータをAB系の用紙サイズが給
紙可能なプリンタ1500に出力する場合またはその逆
の場合でも、プリンタ1500が給紙可能な用紙サイズ
と印刷ジョブに対して指定されている用紙サイズとの違
いによるプリンタ1500の動作停止を極力回避するこ
とができる。よって、プリンタ1500が例えばネット
ワーク上の共有プリンタである場合、プリンタ1500
が給紙可能な用紙サイズと印刷ジョブに対して指定され
ている用紙サイズとの違いによるプリンタ1500の動
作停止を極力回避することは、共有プリンタの有効活用
に寄与することになる。
【0058】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について図8および図9を参照しながら説明す
る。図8は本発明の第2の実施形態に係る印刷ジョブに
対して指定されている用紙サイズの置換え処理の手順を
示すフローチャート、図9は本発明の第2の実施形態に
係るプリンタドライバが提供するユーザインタフェース
画面の一例を示す図である。本実施形態は、上述の第1
の実施形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。
【0059】上記第1の実施形態では、プリンタ150
0が給紙可能な用紙サイズと、プリンタ1500に送信
される印刷ジョブに対して指定されている用紙サイズと
が、11*17サイズとA3サイズとの関係である場
合、レターサイズとA4サイズとの関係である場合、ま
たはSTMTサイズとA5サイズとの関係である場合、
すなわち類似の用紙サイズの関係がある場合のみに、用
紙サイズの置換えを行うように構成されている。これに
対し、本実施形態では、ユーザが任意に用紙サイズの置
換えを行う用紙サイズ関係を設定することが可能なよう
に構成されている。
【0060】ユーザは、プリンタドライバ203のプロ
パティから、用紙サイズの置換えを行う用紙サイズ関係
を設定することができる。例えば図9に示すようなプリ
ンタドライバ203のユーザインタフェース画面上で、
オリジナルの用紙サイズ(アプリケーション201上で
選択されている用紙サイズ)に対して置換する用紙サイ
ズを割り当てることが可能であり、この用紙サイズの置
換えを行う場合に発生する情報の欠落を回避するため
に、同時に拡縮率を設定する。このように、オリジナル
の用紙サイズ(アプリケーション201上で選択されて
いる用紙サイズ)に対して置換する用紙サイズを割り当
てると同時に、その割り当てに対応する拡縮率を設定す
ることにより、用紙サイズの置換えが行われた際の出力
の体裁を整えることができる。
【0061】本実施形態において印刷ジョブを出力する
際には、図8に示すように、まずステップS801にお
いて、アプリケーション201から発行されたプリント
実行命令を受け取り、続くステップS802において、
アプリケーション201上で選択されている用紙サイズ
を取得し、この用紙サイズが、プリンタドライバ203
のユーザインタフェース(UI)から設定されている置
換すべき用紙サイズであるか否かを判定する。ここで、
アプリケーション201上で選択されている用紙サイズ
が置換すべき用紙サイズでないと判定された場合、ステ
ップS805において、アプリケーション201で選択
されている用紙サイズをプリンタ1500で使用する用
紙サイズとするページサイズコマンド(Page size Comm
and)を生成する。そして、ステップS805におい
て、上記ページサイズコマンドを含む印刷ジョブ(PD
L)をプリンタ1500に送信し、本処理を終了する。
【0062】これに対し、上記ステップS802におい
てアプリケーション201上で選択されている用紙サイ
ズが置換すべき用紙サイズであると判定された場合、ス
テップS803において、プリンタドライバ203のユ
ーザインタフェース(UI)から設定されている置換用
紙サイズをプリンタ1500で使用する用紙サイズとす
るページサイズコマンド(Page size Command)を生成
する。そして、ステップS804において、プリンタド
ライバ203のユーザインタフェース(UI)から設定
されている拡縮率で拡縮を行う。次いで、ステップS8
05において、上記ページサイズコマンドを含む印刷ジ
ョブ(PDL)をプリンタ1500に送信し、本処理を
終了する。
【0063】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0064】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることはいうまでもない。
【0065】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷装置が給紙可能な用紙サイズを取得し、印刷装置に
送信される印刷ジョブに対して指定されている用紙サイ
ズを取得し、取得されたそれぞれの用紙サイズのサイズ
関係に応じて、印刷装置に送信される印刷ジョブに対し
て指定されている用紙サイズを印刷装置が給紙可能な用
紙サイズに置き換えるので、印刷装置が給紙可能な用紙
サイズと印刷ジョブに対して指定されている用紙サイズ
との違いによる印刷装置の動作停止を極力回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る印刷制御装置が
含まれる印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のホストコンピュータ3000における印
刷処理を行うための構成を示すブロック図である。
【図3】図2の印刷処理を拡張した、中間コードを生成
する構成を示すブロック図である。
【図4】図1のホストコンピュータ3000によりInch
系の用紙サイズが指定された印刷ジョブを、AB系の用
紙サイズの用紙を給紙可能なプリンタ1500で処理す
る場合の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1のホストコンピュータ3000によりAB
系の用紙サイズが指定された印刷ジョブを、Inch系の用
紙サイズの用紙を給紙可能なプリンタ1500で処理す
る場合の手順を示すフローチャートである。
【図6】図3のプリンタドライバ203が提供するユー
ザインタフェース画面の一例を示す図である。
【図7】Inch系の用紙サイズとAB系の用紙サイズとの
それぞれの寸法を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る印刷ジョブに対
して指定されている用紙サイズの置換え処理の手順を示
すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るプリンタドライ
バが提供するユーザインタフェース画面の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 8 PRTC 11 外部メモリ 201 アプリケーション 202 グラフィックエンジン 203 プリンタドライバ 204 システムスプーラ 1500 プリンタ 3000 ホストコンピュータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置が給紙可能な用紙サイズを取得
    する第1の用紙サイズ取得手段と、 前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定され
    ている用紙サイズを取得する第2の用紙サイズ取得手段
    と、 前記第1の用紙サイズ取得手段により取得された前記印
    刷装置が給紙可能な用紙サイズと前記第2の用紙サイズ
    取得手段により取得された用紙サイズとのサイズ関係に
    応じて、前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して
    指定されている用紙サイズを前記印刷装置が給紙可能な
    用紙サイズに置き換える置換え手段とを備えることを特
    徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記置換え手段は、前記第1の用紙サイ
    ズ取得手段により取得された前記印刷装置が給紙可能な
    用紙サイズと前記第2の用紙サイズ取得手段により取得
    された用紙サイズとが所定のサイズ関係にある場合に、
    前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定され
    ている用紙サイズを前記印刷装置が給紙可能な用紙サイ
    ズに置き換えることを特徴とする請求項1記載の印刷制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のサイズ関係とは、前記取得さ
    れたそれぞれの用紙サイズが、11*17サイズとA3
    サイズとの関係、レターサイズとA4サイズとの関係、
    STMTサイズとA5サイズとの関係であることを特徴とす
    る請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 ユーザの操作に応じて用紙サイズの置換
    えの許可を設定する設定手段を備え、 前記置換え手段は、前記設定手段により前記用紙サイズ
    の置換えの許可が設定されているときのみ、前記用紙サ
    イズの置換えを行うことを特徴とする請求項1記載の印
    刷制御装置。
  5. 【請求項5】 印刷装置が給紙可能な用紙サイズを取得
    する第1の用紙サイズ取得工程と、 前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定され
    ている用紙サイズを取得する第2の用紙サイズ取得工程
    と、 前記第1の用紙サイズ取得工程により取得された前記印
    刷装置が給紙可能な用紙サイズと前記第2の用紙サイズ
    取得工程により取得された用紙サイズとのサイズ関係に
    応じて、前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して
    指定されている用紙サイズを前記印刷装置が給紙可能な
    用紙サイズに置き換える置換え工程とを備えることを特
    徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記置換え工程では、前記第1の用紙サ
    イズ取得工程により取得された前記印刷装置が給紙可能
    な用紙サイズと前記第2の用紙サイズ取得工程により取
    得された用紙サイズとが所定のサイズ関係にある場合
    に、前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定
    されている用紙サイズを前記印刷装置が給紙可能な用紙
    サイズに置き換えることを特徴とする請求項5記載の印
    刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記所定のサイズ関係とは、前記取得さ
    れたそれぞれの用紙サイズが、11*17サイズとA3
    サイズとの関係、レターサイズとA4サイズとの関係、
    STMTサイズとA5サイズとの関係であることを特徴とす
    る請求項6記載の印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 ユーザの操作に応じて用紙サイズの置換
    えの許可を設定する設定工程を備え、 前記置換え工程では、前記設定工程により前記用紙サイ
    ズの置換えの許可が設定されているときのみ、前記用紙
    サイズの置換えを行うことを特徴とする請求項5記載の
    印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 印刷装置が給紙可能な用紙サイズを取得
    する第1の用紙サイズ取得ステップと、 前記印刷装置に送信される印刷ジョブに対して指定され
    ている用紙サイズを取得する第2の用紙サイズ取得ステ
    ップと、 前記第1の用紙サイズ取得ステップにより取得された前
    記印刷装置が給紙可能な用紙サイズと前記第2の用紙サ
    イズ取得ステップにより取得された用紙サイズとのサイ
    ズ関係に応じて、前記印刷装置に送信される印刷ジョブ
    に対して指定されている用紙サイズを前記印刷装置が給
    紙可能な用紙サイズに置き換える置換えステップとを備
    えることを特徴とする印刷制御プログラム。
  10. 【請求項10】 前記置換えステップでは、前記第1の
    用紙サイズ取得ステップにより取得された前記印刷装置
    が給紙可能な用紙サイズと前記第2の用紙サイズ取得ス
    テップにより取得された用紙サイズとが所定のサイズ関
    係にある場合に、前記印刷装置に送信される印刷ジョブ
    に対して指定されている用紙サイズを前記印刷装置が給
    紙可能な用紙サイズに置き換えることを特徴とする請求
    項9記載の印刷制御プログラム。
  11. 【請求項11】 前記所定のサイズ関係とは、前記取得
    されたそれぞれの用紙サイズが、11*17サイズとA
    3サイズとの関係、レターサイズとA4サイズとの関
    係、STMTサイズとA5サイズとの関係であることを特徴
    とする請求項10記載の印刷制御プログラム。
  12. 【請求項12】 ユーザの操作に応じて用紙サイズの置
    換えの許可を設定する設定ステップを備え、 前記置換えステップでは、前記設定ステップにより前記
    用紙サイズの置換えの許可が設定されているときのみ、
    前記用紙サイズの置換えを行うことを特徴とする請求項
    9記載の印刷制御プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の印刷制御プログラムを
    コンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
JP2002157321A 2002-05-30 2002-05-30 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体 Pending JP2003341191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002157321A JP2003341191A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002157321A JP2003341191A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003341191A true JP2003341191A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29773244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002157321A Pending JP2003341191A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003341191A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8396409B2 (en) 2009-01-09 2013-03-12 Seiko Epson Corporation Printing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8396409B2 (en) 2009-01-09 2013-03-12 Seiko Epson Corporation Printing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040061897A1 (en) Printing control method and printing control apparatus
JP2009271929A (ja) 印刷制御装置並びに方法及びプログラム
JP3733284B2 (ja) 情報処理装置、印刷システム、及びコマンド生成方法
JP2015230711A (ja) 情報処理装置およびプログラム、制御方法
US8928933B2 (en) Information processing apparatus for generating printing data by different methods, computer readable recording medium and method of controlling the information processing apparatus
US8773692B2 (en) Printing control apparatus and printing control method for document layout processing
US10310788B2 (en) Control method for generating data used for printing and information processing apparatus
US9165225B2 (en) Program and information processing apparatus
JP2006228128A (ja) 情報処理装置、通信機器制御装置およびプログラム
JP2012252635A (ja) 印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体
JP7081113B2 (ja) 情報処理装置、ジョブ振り分け方法及びプログラム
JP2003341191A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2004188865A (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP4100912B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP4054544B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、印刷制御プログラム、印刷処理装置、印刷処理方法及び印刷処理プログラム
JP6376876B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び制御方法
JP2007261172A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006172043A (ja) ダイレクトプリントシステム
JP2003015850A (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP6186926B2 (ja) プログラムおよび情報処理装置
JP5611014B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
JP2004284265A (ja) 印刷制御方法及び印刷制御装置
JP2000218901A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体
JP2005165741A (ja) 情報処理装置、印刷システム、情報処理装置の処理データ生成方法、及び制御プログラム
JP2005148927A (ja) 情報処理装置および印刷制御方法