JP2003339596A - 集塵装置及び電気掃除機 - Google Patents
集塵装置及び電気掃除機Info
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- 102100022749 Aminopeptidase N Human genes 0.000 description 1
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フィルタに付着した塵埃を容易に除去できる集
塵装置及び電気掃除機を提供することを課題とする。 【解決手段】ダストボックス本体５内に配設される外側
フィルタ部６の外側フィルタ９外周部に、外側フィルタ
９に摺接するブラシ４１を有する清掃部材３７を配設す
るとともに、この清掃部材３７をダストボックス本体５
の開口部に固着し、外側フィルタ９が目詰まりした際に
外側フィルタ部６を上蓋部１４とともにダストボックス
本体５から持ち上げることにより、清掃部材３７のブラ
シ４１により外側フィルタ９外周面の塵埃を除去させ
る。
塵装置及び電気掃除機を提供することを課題とする。 【解決手段】ダストボックス本体５内に配設される外側
フィルタ部６の外側フィルタ９外周部に、外側フィルタ
９に摺接するブラシ４１を有する清掃部材３７を配設す
るとともに、この清掃部材３７をダストボックス本体５
の開口部に固着し、外側フィルタ９が目詰まりした際に
外側フィルタ部６を上蓋部１４とともにダストボックス
本体５から持ち上げることにより、清掃部材３７のブラ
シ４１により外側フィルタ９外周面の塵埃を除去させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイクロン式の集
塵装置及び該集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
塵装置及び該集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気掃除機として、使い捨ての集
塵用紙パックを用いずに、掃除機本体の吸引経路に着脱
自在に装着され、内部で渦巻状の空気の流れ（いわゆ
る、サイクロン）を発生させるダストボックス内に筒状
のフィルタを備えて、このフィルタによりろ過された塵
埃をダストボックス内に蓄積できるようにしたサイクロ
ン式の集塵装置を用いたものが知られている。この集塵
装置は、使い捨ての紙パックに比べて、フィルタのメン
テナンスにより半永久的に使用できるので、経済的であ
る。
塵用紙パックを用いずに、掃除機本体の吸引経路に着脱
自在に装着され、内部で渦巻状の空気の流れ（いわゆ
る、サイクロン）を発生させるダストボックス内に筒状
のフィルタを備えて、このフィルタによりろ過された塵
埃をダストボックス内に蓄積できるようにしたサイクロ
ン式の集塵装置を用いたものが知られている。この集塵
装置は、使い捨ての紙パックに比べて、フィルタのメン
テナンスにより半永久的に使用できるので、経済的であ
る。
【０００３】上記構成において、フィルタの孔を小さく
すると集塵力を向上できるとともに、該フィルタを通過
する塵埃が大幅に減少することにより、該フィルタ下流
側に配置される２次フィルタへの負荷を低減できるとと
もに電動機等の故障を防止できるが、フィルタの孔を細
かくすることにより目詰まりしやすくなり、集塵効率が
低下しやすくなるため、フィルタに付着した塵埃をこま
めに除去する必要があり面倒で使用性が悪い問題があっ
た。
すると集塵力を向上できるとともに、該フィルタを通過
する塵埃が大幅に減少することにより、該フィルタ下流
側に配置される２次フィルタへの負荷を低減できるとと
もに電動機等の故障を防止できるが、フィルタの孔を細
かくすることにより目詰まりしやすくなり、集塵効率が
低下しやすくなるため、フィルタに付着した塵埃をこま
めに除去する必要があり面倒で使用性が悪い問題があっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、フィルタに付着した塵埃を容易に
除去できる電気掃除機を提供することを課題とする。
鑑みなされたもので、フィルタに付着した塵埃を容易に
除去できる電気掃除機を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダストボック
スと、該ダストボックス内に配設されダストボックス内
壁との間にサイクロン空間を形成する筒状のフィルタと
を備え、前記フィルタの外周部に、フィルタに当接して
フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部材を配設する
とともに、前記除塵部材とフィルタとをフィルタの軸線
方向に相対的に摺動可能に配設したことを特徴とする。
スと、該ダストボックス内に配設されダストボックス内
壁との間にサイクロン空間を形成する筒状のフィルタと
を備え、前記フィルタの外周部に、フィルタに当接して
フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部材を配設する
とともに、前記除塵部材とフィルタとをフィルタの軸線
方向に相対的に摺動可能に配設したことを特徴とする。
【０００６】また、本発明は、ダストボックスと、該ダ
ストボックス内に着脱自在に配設されダストボックス内
壁との間にサイクロン空間を形成する筒状のフィルタと
を備え、前記フィルタの外周部に、フィルタに当接して
フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部材を配設する
とともに、前記除塵部材をダストボックスに着脱可能に
位置決め装着したことを特徴とする。
ストボックス内に着脱自在に配設されダストボックス内
壁との間にサイクロン空間を形成する筒状のフィルタと
を備え、前記フィルタの外周部に、フィルタに当接して
フィルタに付着した塵埃を除去する除塵部材を配設する
とともに、前記除塵部材をダストボックスに着脱可能に
位置決め装着したことを特徴とする。
【０００７】前記サイクロン空間を軸線方向に区画する
鍔部を備え、前記除塵部材と鍔部とを一体形成すること
が望ましい。
鍔部を備え、前記除塵部材と鍔部とを一体形成すること
が望ましい。
【０００８】さらに、本発明は、掃除機本体と、該掃除
機本体に装着されるダストボックスと、該ダストボック
ス内に配設されダストボックス内壁との間にサイクロン
空間を形成する筒状のフィルタとを備え、前記フィルタ
の外周部に、フィルタに当接してフィルタに付着した塵
埃を除去する除塵部材を配設するとともに、前記除塵部
材とフィルタとをフィルタの軸線方向に相対的に摺動可
能に配設したことを特徴とする。
機本体に装着されるダストボックスと、該ダストボック
ス内に配設されダストボックス内壁との間にサイクロン
空間を形成する筒状のフィルタとを備え、前記フィルタ
の外周部に、フィルタに当接してフィルタに付着した塵
埃を除去する除塵部材を配設するとともに、前記除塵部
材とフィルタとをフィルタの軸線方向に相対的に摺動可
能に配設したことを特徴とする。
【０００９】また、本発明は、掃除機本体と、該掃除機
本体に装着されるダストボックスと、該ダストボックス
内に着脱自在に配設されダストボックス内壁との間にサ
イクロン空間を形成する筒状のフィルタとを備え、前記
フィルタの外周部に、フィルタに当接してフィルタに付
着した塵埃を除去する除塵部材を配設するとともに、前
記除塵部材をダストボックスに着脱可能に位置決め装着
したことを特徴とする。
本体に装着されるダストボックスと、該ダストボックス
内に着脱自在に配設されダストボックス内壁との間にサ
イクロン空間を形成する筒状のフィルタとを備え、前記
フィルタの外周部に、フィルタに当接してフィルタに付
着した塵埃を除去する除塵部材を配設するとともに、前
記除塵部材をダストボックスに着脱可能に位置決め装着
したことを特徴とする。
【００１０】さらに、前記サイクロン空間を軸線方向に
区画する鍔部を備え、前記除塵部材と鍔部とを一体形成
することが望ましい。
区画する鍔部を備え、前記除塵部材と鍔部とを一体形成
することが望ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。
いて以下に説明する。
【００１２】１は掃除機本体で、該掃除機本体１の前部
にサイクロン式のダストボックス２が上方から挿入され
ることにより着脱自在に設けられ、掃除機本体１の後部
には電動送風機３が内蔵されている。前記掃除機本体１
は、床面を移動できるように、前輪１ａ及び一対の後輪
１ｂ、１ｃを備えている。
にサイクロン式のダストボックス２が上方から挿入され
ることにより着脱自在に設けられ、掃除機本体１の後部
には電動送風機３が内蔵されている。前記掃除機本体１
は、床面を移動できるように、前輪１ａ及び一対の後輪
１ｂ、１ｃを備えている。
【００１３】また、掃除機本体１の前端面に形成された
連結口４には、図示しない一連の吸込ホース、吸込管及
び吸込具が連結されるようになっている。
連結口４には、図示しない一連の吸込ホース、吸込管及
び吸込具が連結されるようになっている。
【００１４】ダストボックス２は、略円筒状の透明な合
成樹脂などで形成された透明または半透明のダストボッ
クス本体５の内側に、それぞれ略円筒状の外側フィルタ
部６及び内側フィルタ部７をダストボックス本体５と同
心状に配置している。
成樹脂などで形成された透明または半透明のダストボッ
クス本体５の内側に、それぞれ略円筒状の外側フィルタ
部６及び内側フィルタ部７をダストボックス本体５と同
心状に配置している。
【００１５】前記外側フィルタ部６は、外側筒状部材８
と、該外側筒状部材８の上部側面に縦方向に沿って形成
された複数本のスリット８ａの周囲を被覆する外側フィ
ルタ９とから構成されている。
と、該外側筒状部材８の上部側面に縦方向に沿って形成
された複数本のスリット８ａの周囲を被覆する外側フィ
ルタ９とから構成されている。
【００１６】前記外側筒状部材８の外周側面には、筒状
の清掃部材３７が配設されている。該清掃部材３７は、
前記ダストボックス本体５の上面開口部に固着されて外
側フィルタ９の上端部に位置する支持板３８と、前記外
側フィルタ９の下端部に一体形成され、ダストボックス
本体５の内壁に向かって延びる鍔部１０と、前記支持板
３７と鍔部１０との間を複数箇所にて連結する連結リブ
３９とから構成されており、前記外側フィルタ９に対応
する位置に複数の大開口４０を形成している。
の清掃部材３７が配設されている。該清掃部材３７は、
前記ダストボックス本体５の上面開口部に固着されて外
側フィルタ９の上端部に位置する支持板３８と、前記外
側フィルタ９の下端部に一体形成され、ダストボックス
本体５の内壁に向かって延びる鍔部１０と、前記支持板
３７と鍔部１０との間を複数箇所にて連結する連結リブ
３９とから構成されており、前記外側フィルタ９に対応
する位置に複数の大開口４０を形成している。
【００１７】前記鍔部１０とダストボックス本体５内壁
との間には隙間３４が形成されており、ダストボックス
本体５の内壁と外側フィルタ部６との間の空間は前記鍔
部１０により上下にほぼ区画され、ダストボックス本体
５の内壁、外側フィルタ９及び鍔部１０とによって囲ま
れた第１サイクロン空間２５、及び第１サイクロン空間
２５と隙間３４を介して連通する塵埃を補集する空間部
２６が形成されている。
との間には隙間３４が形成されており、ダストボックス
本体５の内壁と外側フィルタ部６との間の空間は前記鍔
部１０により上下にほぼ区画され、ダストボックス本体
５の内壁、外側フィルタ９及び鍔部１０とによって囲ま
れた第１サイクロン空間２５、及び第１サイクロン空間
２５と隙間３４を介して連通する塵埃を補集する空間部
２６が形成されている。
【００１８】前記鍔部１０の先端部分１０ａは下方に曲
げられており、塵埃が第１サイクロン空間２５から隙間
３４を介して空間部２６へ移動する際に、塵埃が先端部
分１０ａに引っかかりにくくすることができ、塵埃をダ
ストボックス本体５の空間部２６に効率よく蓄積でき
る。
げられており、塵埃が第１サイクロン空間２５から隙間
３４を介して空間部２６へ移動する際に、塵埃が先端部
分１０ａに引っかかりにくくすることができ、塵埃をダ
ストボックス本体５の空間部２６に効率よく蓄積でき
る。
【００１９】前記清掃部材３７の支持板３８内周部に
は、全周にわたって前記外側フィルタ９の外周面に接す
るブラシ４１が配設されており、前記ダストボックス本
体５に固着された支持板３８に対する外側筒状部材８の
相対的な摺動に伴い、該ブラシ４１により外側フィルタ
９に付着した塵埃を除去できるようになっている。
は、全周にわたって前記外側フィルタ９の外周面に接す
るブラシ４１が配設されており、前記ダストボックス本
体５に固着された支持板３８に対する外側筒状部材８の
相対的な摺動に伴い、該ブラシ４１により外側フィルタ
９に付着した塵埃を除去できるようになっている。
【００２０】前記内側フィルタ部７は、内側筒状部材１
１と、該内側筒状部材１１の下部側面に縦方向に沿って
形成された複数本のスリット１１ａの周囲を被覆する内
側フィルタ１２と、内側筒状部材１１の上部に延設され
た複数のスリットを有する円筒状ホルダ１１ｂとから構
成されている。
１と、該内側筒状部材１１の下部側面に縦方向に沿って
形成された複数本のスリット１１ａの周囲を被覆する内
側フィルタ１２と、内側筒状部材１１の上部に延設され
た複数のスリットを有する円筒状ホルダ１１ｂとから構
成されている。
【００２１】前記内側筒状部材１１の外周側面には、前
記外側筒状部材８の内壁に向かって延びる鍔部１３が突
設されており、該鍔部１３と外側筒状部材８の内壁との
間に隙間３５が形成されている。
記外側筒状部材８の内壁に向かって延びる鍔部１３が突
設されており、該鍔部１３と外側筒状部材８の内壁との
間に隙間３５が形成されている。
【００２２】従って、外側筒状部材８内壁と内側フィル
タ部７との間は前記鍔部１３により上下にほぼ区画さ
れ、外側筒状部材８の内壁、内側フィルタ１２及び鍔部
１３によって囲まれた第２サイクロン空間２７、及び第
２サイクロン空間２７と隙間３５を介して連通する塵埃
を補集する空間部２８が形成されている。
タ部７との間は前記鍔部１３により上下にほぼ区画さ
れ、外側筒状部材８の内壁、内側フィルタ１２及び鍔部
１３によって囲まれた第２サイクロン空間２７、及び第
２サイクロン空間２７と隙間３５を介して連通する塵埃
を補集する空間部２８が形成されている。
【００２３】前記鍔部１３の先端部分１３ａは下方に曲
げられており、塵埃が第２サイクロン空間２７から隙間
３５を介して空間部２８へ移動する際に、塵埃が先端部
分１０ａに引っかかりにくくすることができ、塵埃をダ
ストボックス本体５の空間部２６に効率よく蓄積でき
る。
げられており、塵埃が第２サイクロン空間２７から隙間
３５を介して空間部２８へ移動する際に、塵埃が先端部
分１０ａに引っかかりにくくすることができ、塵埃をダ
ストボックス本体５の空間部２６に効率よく蓄積でき
る。
【００２４】前記外側フィルタ部６及び内側フィルタ部
７は、図８に示されるごとく、ダストボックス本体５の
上端開口を閉塞する上蓋部１４の下面に垂下状態に固着
されている。
７は、図８に示されるごとく、ダストボックス本体５の
上端開口を閉塞する上蓋部１４の下面に垂下状態に固着
されている。
【００２５】具体的には、外側筒状部材８の上部に延設
された中蓋部８ｂがシールリング８ｃを挟んだ状態で上
蓋部１４の内壁に嵌合している。中蓋部８ｂとダストボ
ックス本体５との間は、中蓋部８ｂの外周部に形成され
た段部に設けられたシールリング８ｄによって気密的に
封止されている。
された中蓋部８ｂがシールリング８ｃを挟んだ状態で上
蓋部１４の内壁に嵌合している。中蓋部８ｂとダストボ
ックス本体５との間は、中蓋部８ｂの外周部に形成され
た段部に設けられたシールリング８ｄによって気密的に
封止されている。
【００２６】一方、内側筒状部材１１の上部に延設され
た円筒状ホルダ１１ｂは、円筒状フィルタ２９を保持し
た状態で前記上蓋部１４内部に収納されており、該円筒
状ホルダ１１ｂと外側筒状部材８の中蓋部８ｂとの間
は、円筒状ホルダ１１ｂの外周面下端に設けられたシー
ルリング１１ｃによって気密に封止されている。
た円筒状ホルダ１１ｂは、円筒状フィルタ２９を保持し
た状態で前記上蓋部１４内部に収納されており、該円筒
状ホルダ１１ｂと外側筒状部材８の中蓋部８ｂとの間
は、円筒状ホルダ１１ｂの外周面下端に設けられたシー
ルリング１１ｃによって気密に封止されている。
【００２７】前記ダストボックス２の側面には、ダスト
ボックス２を掃除機本体１に装着した際に掃除機本体１
の連結口４に連通する吸気管１５が突設されており、該
吸気管１５の先端側開口１６は、前記掃除機本体１の幅
方向の中心に形成された連結口４と直接連結できるよう
に、ダストボックス２の幅方向の略中心付近に形成され
ている。
ボックス２を掃除機本体１に装着した際に掃除機本体１
の連結口４に連通する吸気管１５が突設されており、該
吸気管１５の先端側開口１６は、前記掃除機本体１の幅
方向の中心に形成された連結口４と直接連結できるよう
に、ダストボックス２の幅方向の略中心付近に形成され
ている。
【００２８】前記吸気管１５の根元側（ダストボックス
２内面側）開口１７付近には、前記ダストボックス２の
内面に沿う方向にガイドリブ１８が延設されており、該
ガイドリブ１８により、吸気管１５を通ってダストボッ
クス２内部へ流入する空気を、ダストボックス２内壁に
沿う方向（図７中時計回りの方向）へ案内することがで
きる。それにより、吸気管１５から吸引される塵埃を含
んだ空気をダストボックス２内面に沿って旋回させてダ
ストボックス２内にサイクロン気流を発生させることが
でき、高い集塵効率を得ることができる。
２内面側）開口１７付近には、前記ダストボックス２の
内面に沿う方向にガイドリブ１８が延設されており、該
ガイドリブ１８により、吸気管１５を通ってダストボッ
クス２内部へ流入する空気を、ダストボックス２内壁に
沿う方向（図７中時計回りの方向）へ案内することがで
きる。それにより、吸気管１５から吸引される塵埃を含
んだ空気をダストボックス２内面に沿って旋回させてダ
ストボックス２内にサイクロン気流を発生させることが
でき、高い集塵効率を得ることができる。
【００２９】前記ダストボックス本体５の外周の掃除機
本体１後面側には、縦方向に取手１９が形成されている
とともに、ダストボックス本体５の底部には、前記取手
１９下部に設けられたヒンジ２０により開閉自在に構成
された底蓋２１が取り付けられている。
本体１後面側には、縦方向に取手１９が形成されている
とともに、ダストボックス本体５の底部には、前記取手
１９下部に設けられたヒンジ２０により開閉自在に構成
された底蓋２１が取り付けられている。
【００３０】前記底蓋２１は、吸気管１５下方に設けら
れたレバー２２の上部を押圧することにより、レバー２
２の下端に形成されたクランプ２３が底蓋２１側の係止
部２４より外れて、ダストボックス本体５の下端開口を
開放するようになっており、ダストボックス本体５内部
の空間部２６及び空間部２８に堆積した塵埃は、底蓋２
１を開けると落下し、ダストボックス２内部を容易に清
掃することができる。
れたレバー２２の上部を押圧することにより、レバー２
２の下端に形成されたクランプ２３が底蓋２１側の係止
部２４より外れて、ダストボックス本体５の下端開口を
開放するようになっており、ダストボックス本体５内部
の空間部２６及び空間部２８に堆積した塵埃は、底蓋２
１を開けると落下し、ダストボックス２内部を容易に清
掃することができる。
【００３１】外側フィルタ９及び内側フィルタ１２の種
類や材質については、本発明では特に限定されるもので
はないが、例えば、ろ過された空気の通気路となる筒状
体の外周にメッシュフィルタが筒状に配設されたフィル
タなどが採用される。また、プリーツ状（蛇腹状）に折
りたたまれた濾紙フィルタを筒状に配設したフィルタな
どの他のフィルタも採用することができる。
類や材質については、本発明では特に限定されるもので
はないが、例えば、ろ過された空気の通気路となる筒状
体の外周にメッシュフィルタが筒状に配設されたフィル
タなどが採用される。また、プリーツ状（蛇腹状）に折
りたたまれた濾紙フィルタを筒状に配設したフィルタな
どの他のフィルタも採用することができる。
【００３２】次に、本実施の形態の電気掃除機における
塵埃及び空気の流れについて説明する。
塵埃及び空気の流れについて説明する。
【００３３】掃除機本体１の外部から吸引された塵埃を
含む空気は、連結口４及び吸気管１５を通してダストボ
ックス２内に入り、ダストボックス本体５の内壁に沿っ
て旋回する。
含む空気は、連結口４及び吸気管１５を通してダストボ
ックス２内に入り、ダストボックス本体５の内壁に沿っ
て旋回する。
【００３４】具体的には、第1サイクロン空間２５内部
において空気が旋回しながら外側フィルタ９へ流れ、塵
埃は隙間３４を通って下方に引かれ、ダストボックス本
体５底部の空間部２６に堆積する。
において空気が旋回しながら外側フィルタ９へ流れ、塵
埃は隙間３４を通って下方に引かれ、ダストボックス本
体５底部の空間部２６に堆積する。
【００３５】同様に、外側フィルタ９内部に流れた空気
もさらに旋回する。具体的には、第２サイクロン空間２
７内部において空気が旋回しながら内側フィルタ１２内
部へ流れ、旋回に伴って鍔部１３下方の空間部２８は負
圧になるため、内側フィルタ１２を通過できない大きさ
の塵埃は、隙間３５を通って下方に引かれ、ダストボッ
クス本体５底部の空間部２８に堆積する。
もさらに旋回する。具体的には、第２サイクロン空間２
７内部において空気が旋回しながら内側フィルタ１２内
部へ流れ、旋回に伴って鍔部１３下方の空間部２８は負
圧になるため、内側フィルタ１２を通過できない大きさ
の塵埃は、隙間３５を通って下方に引かれ、ダストボッ
クス本体５底部の空間部２８に堆積する。
【００３６】尚、底蓋２１には、外側筒状部材８の下端
と底蓋２１との間の隙間を閉塞するためのパッキン３６
が設けられているので、底蓋２１に沿って空間部２６か
ら空間部２８へ空気が漏れることがない。
と底蓋２１との間の隙間を閉塞するためのパッキン３６
が設けられているので、底蓋２１に沿って空間部２６か
ら空間部２８へ空気が漏れることがない。
【００３７】ダストボックス本体５で塵埃がろ過された
空気は、内側筒状部材１１内を旋回しながら上方へ流
れ、上蓋部１４内部の円筒状フィルタ２９によりさらに
ろ過された後、上蓋部１４後端の排気口３０よりダスト
ボックス２外へ出てから、図６に示す連絡通路３１を介
して電動送風機３に取り込まれ、電動送風機３から排気
フィルタ３２を通してろ過され、掃除機本体１の側面に
形成されたメッシュ状の排気口３３及び後輪１ｂまたは
１ｃのメッシュを介して外部へ排気される。
空気は、内側筒状部材１１内を旋回しながら上方へ流
れ、上蓋部１４内部の円筒状フィルタ２９によりさらに
ろ過された後、上蓋部１４後端の排気口３０よりダスト
ボックス２外へ出てから、図６に示す連絡通路３１を介
して電動送風機３に取り込まれ、電動送風機３から排気
フィルタ３２を通してろ過され、掃除機本体１の側面に
形成されたメッシュ状の排気口３３及び後輪１ｂまたは
１ｃのメッシュを介して外部へ排気される。
【００３８】そして、外側フィルタ９が目詰まりした場
合には、上蓋部１４とともに外側フィルタ部６を取り外
して上方へ持ち上げると、ダストボックス本体５の開口
部に固着された清掃部材３７に対して外側フィルタ９が
相対的に摺動するため、清掃部材３７の支持板３８に取
り付けられたブラシ４１により外側フィルタ９に付着し
た塵埃が掻き落とされ、外側フィルタ９の除塵を容易に
行って集塵効率を維持することができる。
合には、上蓋部１４とともに外側フィルタ部６を取り外
して上方へ持ち上げると、ダストボックス本体５の開口
部に固着された清掃部材３７に対して外側フィルタ９が
相対的に摺動するため、清掃部材３７の支持板３８に取
り付けられたブラシ４１により外側フィルタ９に付着し
た塵埃が掻き落とされ、外側フィルタ９の除塵を容易に
行って集塵効率を維持することができる。
【００３９】外側フィルタ部６及び清掃部材３７はいず
れもダストボックス本体５に着脱自在に配設されている
ため、容易に分解洗浄することができ、衛生を保つこと
ができ使用性を向上できる。
れもダストボックス本体５に着脱自在に配設されている
ため、容易に分解洗浄することができ、衛生を保つこと
ができ使用性を向上できる。
【００４０】尚、上記実施の形態では、ダストボックス
２を掃除機本体１に装着した構成として説明したが、例
えば、掃除機本体に接続された延長管の途中に、ダスト
ボックスを配設した構成としてもよい。
２を掃除機本体１に装着した構成として説明したが、例
えば、掃除機本体に接続された延長管の途中に、ダスト
ボックスを配設した構成としてもよい。
【００４１】
【発明の効果】本発明の請求項１または請求項４による
と、フィルタが目詰まりした場合には、フィルタをダス
トボックスから取り外すことにより、除塵部材とフィル
タとが相対的に摺動してフィルタ外周面に付着した塵埃
を容易に除去でき、吸込力を維持できる。
と、フィルタが目詰まりした場合には、フィルタをダス
トボックスから取り外すことにより、除塵部材とフィル
タとが相対的に摺動してフィルタ外周面に付着した塵埃
を容易に除去でき、吸込力を維持できる。
【００４２】また、本発明の請求項２または請求項５に
よると、フィルタが目詰まりした場合には、フィルタを
ダストボックスから取り外すことにより、除塵部材とフ
ィルタとが相対的に摺動してフィルタ外周面に付着した
塵埃を容易に除去でき、吸込力を維持できるとともに、
除塵部材をダストボックスに着脱自在に装着しているた
め、容易に分解して洗浄でき、衛生を保ち使用性を向上
できる。
よると、フィルタが目詰まりした場合には、フィルタを
ダストボックスから取り外すことにより、除塵部材とフ
ィルタとが相対的に摺動してフィルタ外周面に付着した
塵埃を容易に除去でき、吸込力を維持できるとともに、
除塵部材をダストボックスに着脱自在に装着しているた
め、容易に分解して洗浄でき、衛生を保ち使用性を向上
できる。
【００４３】さらに、本発明の請求項３または請求項６
によると、除塵部材と鍔部とを一体形成することによ
り、部品点数を増加させることなくフィルタの除塵を容
易に行うことができ、吸込力を維持できるとともに、除
塵部材と鍔部を一体的に取り外せるため容易に分解可能
で洗浄等しやすくなり、より使用性を向上できる。
によると、除塵部材と鍔部とを一体形成することによ
り、部品点数を増加させることなくフィルタの除塵を容
易に行うことができ、吸込力を維持できるとともに、除
塵部材と鍔部を一体的に取り外せるため容易に分解可能
で洗浄等しやすくなり、より使用性を向上できる。
【図１】本発明の実施の形態を示す電気掃除機の外観斜
視図である。
視図である。
【図２】同上面図である。
【図３】同側面図である。
【図４】同ダストボックスの外観斜視図である。
【図５】同正面図である。
【図６】同電気掃除機の断面図である。
【図７】同図6におけるダストボックスのＡ−Ａ断面矢
視図である。
視図である。
【図８】同ダストボックスの断面図である。
【図９】同上蓋部を取り外した状態を示す断面図であ
る。
る。
１ 掃除機本体
５ ダストボックス本体
６ 外側フィルタ部（フィルタ）
９ 外側フィルタ
３７ 清掃部材（除塵部材）
３８ 支持板
４１ ブラシ（除塵部材）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3B062 AH02
4D053 AA03 AB01 BA03 BB07 BC01
CA01 CB11 CC05 CD13 CE02
DA10
4D058 JA02 JB22 KB11 MA31 QA01
QA08 SA20
Claims (6)
- 【請求項１】 ダストボックスと、該ダストボックス内
に配設されダストボックス内壁との間にサイクロン空間
を形成する筒状のフィルタとを備え、前記フィルタの外
周部に、フィルタに当接してフィルタに付着した塵埃を
除去する除塵部材を配設するとともに、前記除塵部材と
フィルタとをフィルタの軸線方向に相対的に摺動可能に
配設したことを特徴とする集塵装置。 - 【請求項２】 ダストボックスと、該ダストボックス内
に着脱自在に配設されダストボックス内壁との間にサイ
クロン空間を形成する筒状のフィルタとを備え、前記フ
ィルタの外周部に、フィルタに当接してフィルタに付着
した塵埃を除去する除塵部材を配設するとともに、前記
除塵部材をダストボックスに着脱可能に位置決め装着し
たことを特徴とする集塵装置。 - 【請求項３】 前記サイクロン空間を軸線方向に区画す
る鍔部を備え、前記除塵部材と鍔部とを一体形成したこ
とを特徴とする請求項１または請求項２に記載の集塵装
置。 - 【請求項４】 掃除機本体と、該掃除機本体に装着され
るダストボックスと、該ダストボックス内に配設されダ
ストボックス内壁との間にサイクロン空間を形成する筒
状のフィルタとを備え、前記フィルタの外周部に、フィ
ルタに当接してフィルタに付着した塵埃を除去する除塵
部材を配設するとともに、前記除塵部材とフィルタとを
フィルタの軸線方向に相対的に摺動可能に配設したこと
を特徴とする電気掃除機。 - 【請求項５】 掃除機本体と、該掃除機本体に装着され
るダストボックスと、該ダストボックス内に着脱自在に
配設されダストボックス内壁との間にサイクロン空間を
形成する筒状のフィルタとを備え、前記フィルタの外周
部に、フィルタに当接してフィルタに付着した塵埃を除
去する除塵部材を配設するとともに、前記除塵部材をダ
ストボックスに着脱可能に位置決め装着したことを特徴
とする電気掃除機。 - 【請求項６】 前記サイクロン空間を軸線方向に区画す
る鍔部を備え、前記除塵部材と鍔部とを一体形成したこ
とを特徴とする請求項４または請求項５に記載の電気掃
除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002152578A JP2003339596A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 集塵装置及び電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002152578A JP2003339596A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 集塵装置及び電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003339596A true JP2003339596A (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=29769877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002152578A Pending JP2003339596A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 集塵装置及び電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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- 2002-05-27 JP JP2002152578A patent/JP2003339596A/ja active Pending
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