JP2003338204A - 埋込型標識灯 - Google Patents

埋込型標識灯

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JP2003338204A
JP2003338204A JP2002146743A JP2002146743A JP2003338204A JP 2003338204 A JP2003338204 A JP 2003338204A JP 2002146743 A JP2002146743 A JP 2002146743A JP 2002146743 A JP2002146743 A JP 2002146743A JP 2003338204 A JP2003338204 A JP 2003338204A
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Japan
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light
lamp
prism
optical unit
lamp body
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JP2002146743A
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English (en)
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Yasushi Ishida
康史 石田
Katsuyuki Ide
勝幸 井手
Shingo Shinno
真吾 新野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品の共用化を進めて配光特性またはおよび光
度の異なる多品種に対応が可能な埋込型標識灯置を提供
する。 【解決手段】埋込型標識灯11は、上面に配設された光
導出溝1a、光導出溝1aに連通する内部空間IE、お
よび光導出溝1aと内部空間1Eとの間に液密に配設さ
れた光路規制用のプリズム1eを備えた灯体1と、ラン
プ2aおよびランプ2aからの発光をプリズム1eに向
かって反射する反射鏡2bを備えた光学ユニット2と、
光学ユニット2を支持して光学ユニット2を灯体1内の
プリズム1eに対面する位置に配置する基板3と、ラン
プ2aおよび反射鏡2bから基板3に入射する光を再帰
反射するように基板3に形成された再帰反射層4とを具
備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港において航空
機のパイロットに対するマーカーライトなどとして用い
たり、道路などに用いたりする埋込型標識灯に関する。
【0002】
【従来の技術】埋込型標識灯は、その上を通過する車両
に大きな衝撃を与えないために、地面からの突出高さが
制限され、工事の都合から埋設深さが限定されるため
に、内容積が制限されるとともに、雨水などの不所望な
浸入を防止するために密閉構造を採用する必要がある。
このように種々の制約を受けることから、内部に収容す
るランプの消費電力およびランプの発光を所望方向に指
向させる反射鏡の大きさもが比較的小さなものに限定さ
れる。
【0003】一方、埋込型標識灯には、その用途に応じ
て所定の配光特性および光度が規格として規定されてい
て、これを規格を満足しなければならない。
【0004】また、空港用の埋込型標識灯においては、
同一用途であっても設置場所ごとに規格が多様化されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の埋込
型標識灯においては、上述の各種制約をクリヤーして、
規格を満足するために、用途や設置場所などに応じて個
々に設計する必要があった。そのため、設計が煩雑であ
るばかりか、部品点数が多くなって製造が面倒で、結局
コストも高くなるという問題があった。
【0006】本発明は、構成部品の共用化を進めて配光
特性またはおよび光度の異なる多品種に対応が可能な埋
込型標識灯を提供することを目的とする。
【0007】本発明は、加えて簡単な構造の追加により
無駄になる光を有効に利用するようにして、光度向上を
図った埋込型標識灯を提供することを他の目的とする。
【0008】本発明は、加えて簡単な構造の追加により
相対的に広角の配光特性を有する埋込型標識灯を提供す
ることをさらに他の目的とする。
【0009】本発明は、加えて簡単な構造の追加により
相対的に狭角の配光特性を有する埋込型標識灯を提供す
ることをさらに他の目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の埋込型
標識灯装置は、上面に配設された光導出溝、光導出溝に
連通する内部空間、および光導出溝と内部空間との間に
液密に配設された光路規制用のプリズムを備えた灯体
と;ランプおよびランプからの発光をプリズムに向かっ
て反射する反射鏡を備えた光学ユニットと;光学ユニッ
トを支持して光学ユニットを灯体内のプリズムに対面す
る位置に配置する基板と;ランプおよび反射鏡から基板
に入射する光を再帰反射するように基板に形成された再
帰反射層と;を具備していることを特徴としている。
【0011】本発明および以下の各発明において、用語
の定義および技術的意味は次による。
【0012】本発明の埋込型標識灯は、空港用としては
滑走路中心線灯、誘導路中心線灯、停止線灯など、道路
用としては交叉点標識用など所望の用途に適応すること
ができる。
【0013】<灯体について> 灯体は、光導出溝、
内部空間およびプリズムを備えている。光導出溝は、灯
体の路面上に露出している上面部に配設されている。こ
の種の埋込型標識灯は光を路面に対して小さな仰角で照
射する必要があり、そのために光導出溝を形成してい
る。内部空間は、一般に路面内に埋設される位置にあ
る。そして、後述する光学ユニットを始め、受電部分な
どを収容する。プリズムは、光学ユニットから放射され
た光路を屈折させる、すなわち光路を規制するために用
いられる。すなわち、灯体の内部空間においては、ラン
プの光軸を路面に対して小角度で設定することが困難で
ある。そこで、中間にプリズムを介在させて路面方向へ
屈折させる。光路規制とは、光路を例えば上述のように
所定の方向に規制することを意味する。
【0014】<光学ユニットについて> 光学ユニッ
トは、少なくともランプおよび反射鏡を備えている。ま
た、所望により、位置規制枠、押圧片および弾性脱落阻
止体などを備えることが許容される。
【0015】ランプは、小形高光出力の点からハロゲン
電球が好ましいが、クリプトンやキセノンガスを封入し
た白熱電球においても比較的小形高光出力のものが得ら
れるので、またそれほど小形高光出力を要求されない場
合も含めて、その他の白熱電球または発光ダイオードな
どの使用を許容する。ハロゲン電球にはバルブの表面に
赤外線反射膜を形成したものがあるが、発光効率が高い
ので、この構成は本発明に好適である。
【0016】反射鏡は、基体の内面に高反射率の反射膜
を被着したものが好適であるが、基体自体が反射率の高
い物質たとえば高純度アルミニウムなどからなる場合は
別に反射膜を被着させる必要はない。また、基体として
はガラスや金属が適している。さらに、反射鏡の高さを
小さくするために、基本形が回転2次曲面をなしている
椀形の反射鏡の上下を平行にカットした薄形の反射鏡を
用いることができる。
【0017】なお、所望により、ランプと反射鏡とを一
体化することができる。これにより、反射鏡の焦点位置
にランプの発光中心が固定されるため、配光が乱れにく
くなるとともに、集光効率が高くなる。
【0018】次に、本発明において、光学ユニットの必
須要素ではないが、以下に説明する部材を含むことがで
きる。
【0019】1 位置規制枠 位置規制枠は、光学ユ
ニットが所定の配光特性を示すように一体化されたラン
プおよび反射鏡の配設位置を規制するとともに、その取
り付けをサポートする部材である。位置規制枠を用いる
場合、光学ユニットは、プリズムに正対する位置に配置
されるように位置規制枠を介して後述する基板にねじな
どの固着手段を用いて取り付けられる。ランプおよび反
射鏡の配設位置を規制するには、反射鏡の前面を位置規
制枠の背面に当接するのが効果的である。なお、反射鏡
が左右または上下に動かないように位置規制枠に起立片
を形成することができる。
【0020】2 押圧片 押圧片は、リフレクタをそ
の背面から押圧して、前面が位置規制枠に当接させるた
めに用いられる。なお、押圧片の基端を位置規制枠に固
定することで、ユニット化しやすくなる。
【0021】3 弾性脱落阻止体 弾性脱落阻止体
は、埋込型標識灯に大きな衝撃が加わったときでも反射
鏡が所定の位置から脱落しないように作用する手段であ
り、位置規制枠に着脱自在に装着される。しかし、その
装着のそれ以上の態様は問わない。したがって、弾性脱
落阻止体は、たとえばばね性部材からなるか、ばね性部
材を有しており、その弾性を利用して少なくとも衝撃が
加わったときに、リフレクタを直接または間接弾性的に
押さえてその脱落を阻止する。また、弾性脱落阻止体を
位置規制枠に着脱自在に装着するには、どのような手段
によってもよい。たとえば、弾性脱落阻止体の弾性を利
用して着脱すると構造が簡単になるので好ましいが、要
すればねじなどの固着手段を用いてもよい。また、閂構
造を用いることもできる。また、弾性脱落阻止体を装着
するために、位置規制枠に孔、凹み、鉤状部分などを適
宜形成することができる。
【0022】<基板について> 基板は、光学ユニッ
トを支持して、光学ユニットを灯体内のプリズムに対面
する位置に配置する手段である。また、基板は、灯体の
一部を構成しているのでもよいし、灯体とは別であって
もよい。灯体の一部の場合、灯体の背面板および天板の
いずれであってもよい。また、灯体とは別に構成されて
いる場合、灯体の内面に直接重ねて配置したり、スペー
サを介して浮かして配置したりすることができる。そし
て、ビス、ねじ、接着などにより灯体に固着することが
できる。
【0023】<再帰反射層について> 再帰反射層
は、本来プリズムに入射し得なくて無駄になる光を再帰
反射させて、なるべくプリズムに入射させるための手段
である。ランプの有する配光特性や反射鏡の反射特性が
優れていて、ランプから放射する光の全部がプリズムに
入射すればよいのであるが、実際にはランプを点灯する
と、プリズムに入射し得ない無駄になる光が生じる。無
駄になる光の多くは、光学ユニットを支持する基板の光
学ユニットの前方周辺を照射する。
【0024】本発明においては、無駄になる光が入射し
やすい基板の部位を中心に再帰反射層を形成している。
再帰反射層は、反射膜の前面に多数のガラスビーズの背
面部を埋設することによって構成されている。反射膜と
しては、白色系の無機質接着剤を主体として構成された
ものを用いるのが好適である。また、ガラスビーズとし
ては、直径0.5〜1.0mm程度のものが好適であ
る。
【0025】再帰反射層を形成するには、たとえば予め
白色系の無機質接着剤の溶液中にガラスビーズを分散さ
せてなる塗布液を基板の表面に塗布し、硬化させればよ
い。そうすれば、塗布液を塗布すると、塗布液の表面張
力によってガラスビーズの頭部が無機質接着剤の表面か
ら突出した状態となるので、固化すれば再帰反射層が形
成される。なお、基板に対する再帰反射層の形成は、光
学ユニットを支持させる前および後のいずれであっても
よい。また、要すれば、再帰反射層の前面側に透明保護
膜を形成することができる。
【0026】<その他の構成について> 本発明の必
須構成要件ではないが、以下の構成を所望により選択的
に付加することにより、埋込型標識灯の性能が向上した
り、機能が増加したりする。
【0027】1 埋込型標識灯取付装置 埋込型標識
灯取付装置は、埋込型標識灯を路面に着脱可能に取り付
ける手段である。埋込型標識灯取付装置としては、基台
に直接取り付ける第1の態様と、調整リングを介して基
台に取り付ける第2の態様とがある。
【0028】第1の態様は、基台が、その開口端に埋込
型標識灯を受容して固定するように構成されている。基
台は、路面に埋設されて、配線を導入するとともに、埋
込型標識灯を取り付ける際の基礎を提供する。なお、基
台は、まず配管工法に適合するように構成されていても
よい。具体的には配管と接続し得る構造を備えることも
できる。配管との接続は、基台の側面を利用するのが最
適であるが、要すれば、底面を利用してもよい。また、
基台は、埋込型標識灯を取り付ける基礎を提供するため
に、上面が開口している。そして、埋込型標識灯の水平
方向の取付角度を調整可能になっている。さらに、基台
は、埋込型標識灯に電源を供給するために、配管内の配
線に接続するレセプタクルを内部に収容する。レセプタ
クルは、後述するアダプタから導出されたプラグと接続
する。
【0029】第2の態様は、基台の開口端にさらに調整
リングを取り付け、調整リングを介して埋込型標識灯を
取り付ける構成である。調整リングは、埋込型標識灯を
その水平角度を調整してから取り付けるように構成され
ている。
【0030】2 埋込深さ方向調整装置 埋込深さ方
向調整装置は、基台の埋込深さが大きい場合に埋込型標
識灯と基台との間に介在する手段であり、一般に間座と
称されている。そして、結合した2つまたは3つのねじ
部材からなり、基台と埋込型標識灯との間に介在してそ
れらを固定する。
【0031】<本発明の作用について> 本発明にお
いては、上記の構成を具備していることにより、以下の
作用を奏する。
【0032】1 ランプおよび反射鏡を備えた光学ユニ
ットを基板に支持させることにより、埋込型標識灯の組
み立てが容易になるとともに、配光特性が多様な品種の
埋込型標識灯に適応させることができる。このため、設
計の共通化を図ることができて設計作業が容易になると
ともに、部品点数が少なくて、しかも、多様な品種に対
応することができるので、多品種生産が容易になる。
【0033】2 再帰反射層が基板に形成されているの
で、ランプおよび反射鏡から基板に入射する本来無駄に
なる光が再帰反射層において再帰反射してランプに戻
り、改めてプリズムへ向かう光が増加する。その結果、
5〜10%程度の光度向上を得ることが可能になる。こ
のため、光度にも柔軟性を持たせることによって、より
多様な品種に適応させることができる。
【0034】請求項2の発明の埋込型標識灯は、上面に
配設された光導出溝、光導出溝に連通する内部空間、お
よび光導出溝と内部空間との間に液密に配設された光路
規制用のプリズムを備えた灯体と;ランプおよびランプ
からの発光をプリズムに向かって反射する反射鏡を備え
た光学ユニットと;光学ユニットを支持して光学ユニッ
トを灯体内のプリズムに対面する位置に配置する基板
と;プリズムの光入射面に対向して配設された光拡散板
と;光拡散板を挟んでプリズムの光入射面に対向して配
設された色フィルタと;を具備していることを特徴とし
ている。
【0035】本発明は、相対的に広角の配光特性を有す
る埋込型標識灯に好適な構成を規定している。広角の配
光特性を得るには、プリズムの開口角を予め大きく設定
すればよいのであるが、これでは広角専用の設計になっ
てしまい、既述のように問題がある。
【0036】そこで、本発明においては、拡散板を付加
することで、均整度を損なうことなく広角の配光特性を
得ようとするものである。プリズムの直前に拡散板を配
置して、プリズムに入射する光を予め拡散しておくこと
により、広角の配光に変換することが可能になる。した
がって、本発明においては、プリズムと色フィルタとの
間に拡散板を配置する。
【0037】また、拡散板は、透明ガラス板の一面を均
一に粗面化してなるものが特に優れている。なお、砥石
を用いて粗面化された拡散板を用いることにより、粗面
が均一化されていて、良好な光拡散が得られる。
【0038】さらに、拡散板の粗面化された面がプリズ
ムの光入射面の直前において対面するように拡散板を配
設することによって、一層良好な拡散光が得られる。
【0039】さらにまた、要すれば、色フィルタのプリ
ズム側の面を粗面化することにより、拡散板を構成する
こともできる。なお、要すれば、請求項1の構成を付加
することが許容されるのはいうまでもない。
【0040】色フィルタは、光路に出射される光ビーム
を所定の光色になるように波長を選択するための光学手
段であり、ランプとプリズムとの間の光路に配設され
る。また、色フィルタとしては、ダイクロイックフィル
タフィルタ膜をガラス板の表面に蒸着などにより被着さ
せてなるダイクロイック色フィルタが所望の光色の光の
みを効率よく得られるので好適である。さらに、色フィ
ルタを所定の位置に配設するには、たとえば色フィルタ
を金属枠によって支持し、この金属枠をプリズムの押さ
え金具に共締めする。なお、この場合、拡散板を一緒に
取り付けることができる。
【0041】そうして、本発明においては、上記の構成
を具備していることにより、以下の作用を奏する。
【0042】1 ランプおよび反射鏡を備えた光学ユニ
ットを基板に支持させることにより、埋込型標識灯の組
み立てが容易になるとともに、配光特性が多様な複数種
の埋込型標識灯に適応させることができる。このため、
設計が容易で、部品点数が少なくて、しかも、多様な機
種に対応することができるので、多品種生産が容易にな
る。
【0043】2 拡散板をプリズムと色フィルタとの間
に配設することにより、相対的に広角の配光特性を有す
る埋込型標識灯を得ることができる。また、その構造が
簡単で、拡散板を除去すれば、広角以外の配光特性たと
えば中角の配光特性が得られる。
【0044】請求項3の発明の埋込型標識灯は、上面に
配設された光導出溝、光導出溝に連通する内部空間、お
よび光導出溝と内部空間との間に液密に配設された光路
規制用のプリズムを備えた灯体と;ランプおよびランプ
からの発光をプリズムに向かって反射する反射鏡を備え
た光学ユニットと;光学ユニットを支持して光学ユニッ
トを灯体内のプリズムに対面する位置に配置する基板
と;プリズムの光入射面に配設されて光入射範囲を規制
する遮光板と;を具備していることを特徴としている。
【0045】本発明は、相対的に狭角の配光特性を有す
る埋込型標識灯に好適な構成を規定している。相対的に
狭角の配光特性を得るには、プリズムの開口角を予め小
さく設定すればよいのであるが、これでは狭角専用の設
計になってしまい、既述のように問題がある。
【0046】そこで、本発明においては、基本設計は相
対的に広角の配光特性を満足するようにしておき、相対
的に狭角の配光特性に対しては、プリズムの光入射面に
遮光板を配設して所定範囲以外の入射光を遮断すること
で、プリズムに入射する光を予め遮光板を用いないとき
より相対的に狭角になるようにする。プリズムの光入射
面は、好適には中角配光に適合するように構成してお
く。そうすれば、請求項2に規定しているように拡散板
を付加して広角の配光特性を得るばかりか、本発明によ
り狭角の配光特性を得ることができる。しかし、要すれ
ば、プリズムの光入射面を予め広角配光に適合するよう
に構成しておき、遮光板の開口角を中角ないし狭角に設
定することもできる。それゆえ、プリズムの光入射面の
角度は限定されない。なお、要すれば、請求項1の構成
を付加することが許容されるのはいうまでもない。
【0047】本発明は、上記の構成を具備していること
により、以下に示す作用を奏する。
【0048】1 ランプおよび反射鏡を備えた光学ユニ
ットを基板に支持させることにより、埋込型標識灯の組
み立てが容易になるとともに、配光特性が多様な複数種
の埋込型標識灯に適応させることができる。このため、
設計が容易で、部品点数が少なくて、しかも、多様な機
種に対応することができるので、多品種生産が容易にな
る。
【0049】2 遮光板をプリズムとプリズムの光入射
面に配設することにより、相対的に狭角の配光特性を有
する埋込型標識灯を得ることができる。また、その構造
が簡単で、遮光板を除去すれば、相対的に広角の配光特
性たとえば中角の配光特性が得られる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0051】図1ないし図5は、請求項1に規定する本
発明の埋込型標識灯の一実施形態を示し、図1は断面
図、図2は光学ユニットの正面図、図3は光学ユニット
の分解斜視図、図4はランプの光軸方向から見た光学ユ
ニットの分解斜視図、図5は基板および再帰反射層の概
念的要部拡大断面図である。各図において、埋込型標識
灯11は、灯体1、光学ユニット2、基板3、再帰反射
層4、色フィルタ5およびコネクタ6などからなる。
【0052】<灯体1> 灯体1は、上部灯体1A、
下部灯体1B、Oリング1Cおよび取付ビス1Dからな
る。
【0053】上部灯体1Aは、上面に光導出溝1a、平
坦部1b、傾斜面1cおよび取付孔1dを備えるととも
に、光導出溝1aにプリズム1eを装着し、下面に下部
周段部1fを備えている。光導出溝1aは、上部灯体1
Aの上面において、斜め上方に向かうように形成されて
いる。平坦部1bは、上部灯体1Aの上面中心領域に形
成されている。傾斜面1cは、平坦部1bの周囲から周
縁に形成され、したがって上部灯体1Aの上面は全体と
して切頭円錐形状をなしている。なお、光導出溝1aは
上面の平坦部1bおよび傾斜面1cに跨って開口してい
る。取付孔1dは、上部灯体1Aおよび下部灯体1Bの
周辺部に両者を貫通して形成されていて、灯体1を図示
しない基台や調整リングに取り付けるためのものであ
る。なお、上部灯体1Aの上面には、取付孔1dの周囲
に凹み部1d1が形成されている。プリズム1eは、光
路規制用の手段で光導出溝1aと後述する内部空間1E
との間にパッキング1e1および押さえ金具1e2によ
り液密に配設されている。下部周段部1fは、下部灯体
1Aの下面周縁部に形成されている。
【0054】下部灯体1bは、上部灯体1Aの下面に後
述するOリング1Cを介して液密に覆合する。また、下
部灯体1Bの下面には、周縁部に当接面1gが、中央部
に当接面1gより下方へ突出する円盤状部分1hが、そ
れぞれ形成されている。そして、当接面1gは、上部灯
体1Aの下部周段部1fに下方から当接する。また、当
接面1gには、上部灯体1Aの取付孔1dに正対する位
置に取付孔1iが形成されている。
【0055】Oリング1Cは、上部灯体1Aの下部周段
部1fと、下部灯体1Bの当接面1gに隣接する部分と
の間に装着され、上部灯体1Aおよび下部灯体1Bを液
密に覆合させる。その結果、灯体1の内部に外部に対し
て液密な内部空間1Eが形成される。
【0056】取付ビス1Dは、下部灯体1Bの当接面1
gと上部灯体1Aの下部周段部1fとを固着する。
【0057】<光学ユニット2> 光学ユニット2
は、ランプ2a、反射鏡2b、位置規制枠2c、押圧片
2d、弾性脱落阻止体2eおよびランプソケット2fか
らなる。
【0058】ランプ2aは、ハロゲン電球からなる。そ
して、背面から口金ピン2a1が突出している。後述す
る反射鏡2bと口金セメントによって、ランプ2aの発
光中心が反射鏡2bの焦点に合致する位置で一体化され
ている。
【0059】反射鏡2bは、ガラス基体と、その内面に
形成されたダイクロイックミラーからなる。そして、図
4に示すように、回転方物面の上下部分を平行にカット
されて薄形になっていて、反射面には複数のファセット
が形成されている。
【0060】位置規制枠2cは、当接面2c1、下受け
片2c2、取付片2c3および側片2c4からなり、金
属板を切り抜き、かつ、折り曲げて形成されている。当
接面2c1には、反射鏡2bの前面が当接する。下受け
片2c2には、反射鏡2bの下部が支承される。取付片
2c3は、位置規制枠2cを下部灯体1Bに固定する。
側片2c4は、以上の部材を連結しているとともに、係
止窓2c41を形成している。
【0061】押圧片2dは、ばね性の金属条片からな
り、基端が位置規制枠2cの側片に溶接され、先端部が
反射鏡2bの背面を押圧する。
【0062】弾性脱落阻止体2eは、弓状に湾曲したば
ね条片からなり、両端が折り曲げられて係止部2e1を
形成している。そして、両端の係止部2e1を狭めて位
置規制枠2cの側片2c4の係止窓2c41に内側から
係合することにより、位置規制枠2cに装着している。
なお、弾性脱落阻止体2eは、図2に示すように、主と
して後述するランプソケット2fを介して反射鏡2bを
弾性的に押さえる。
【0063】ランプソケット2fは、ランプ2aの背面
側の頂部から突出した口金ピン2a1に接続して電源を
供給する。
【0064】以上の説明から理解できるように、ランプ
2aと一体化された反射鏡2bの前面部を位置規制枠2
cの当接面2c1と押圧片2dとの間をスライドさせて
押し入れると、その下端部が下受け片2c2に支承され
る位置で停止して所定の位置に装着される。
【0065】<基板3> 基板3は、下部灯体1Bが兼
ねている。そして、光学ユニット2をビス3aによって
灯体1内のプリズム1eに対面する位置に支持してい
る。
【0066】<再帰反射層4> 再帰反射層4は、図
5に概念的に示すように、直径約0.5mmのガラスビ
ーズ4aを白色の無機質反射膜4bに一部を埋設してな
る層である。そして、基板3の光学ユニット2の周辺に
おいて、ランプ2aおよび反射鏡2bから基板3に入射
する部位に形成されている。
【0067】<色フィルタ5> 色フィルタ5は、抑
え金具1e2共締めされる金属枠5aに支持されてプリ
ズム1eの前面側に配置されている。
【0068】<コネクタ6> コネクタ6は、下部灯
体1Bを液密に貫通して取り付けられていて、図示しな
い電源コネクタに接続して受電する。そして、図1にお
いて図示を省略している配線を経由してランプソケット
2fに給電する。
【0069】図6および図7は、図1ないし図5に示す
本発明の埋込型標識灯の一実施形態を用いた埋込型標識
灯装置を示し、図6は平面図、図7は断面図である。各
図において、図1と同一部分に付いては同一符号を付し
て説明は省略する。埋込型標識灯装置10は、埋込型標
識灯11、基台12、袋ナット13およびOリング14
からなる。
【0070】<基台12> 基台12は、皿状をなし
ていて、周段部12a、起立縁12b、凹部12c、環
状テーパ面12d、通孔12e、スタッドボルト12
f、電源導入部12g、電源コネクタ12hおよびOリ
ング12jを備えている。
【0071】周段部12aは、基台12の上部内周に形
成され、埋込型標識灯11の当接面1gの下面が載置さ
れる。
【0072】起立縁12bは、周段部12aの外側から
環状に起立して形成されている。基台12は、起立縁1
2bの位置まで路面に埋設される。
【0073】凹部12cは、周段部12aの奥に形成さ
れている。そして、埋込型標識灯11の円盤状部分1h
を受け入れる。
【0074】環状テーパ面12dは、周段部12aおよ
び凹部12cの境界部位すなわち周段部12aの内周縁
の上側の角部に形成されている。
【0075】取付孔12eは、周段部12aの複数位置
に埋込型標識灯11の取付孔1d、1iと同一ピッチお
よび同一内径に形成されている。
【0076】スタッドボルト12fは、取付孔12eに
基台12の背面から挿入されて上方へ突出している。
【0077】電源導入部12gは、基台12の側面を液
密に貫通して配設され、外部から電源を導入する。
【0078】電源コネクタ12hは、基台の内底部に装
着されている。そして、埋込型標識灯11のコネクタ6
に着脱可能に接続するとともに、電源導入部12gに接
続する。
【0079】Oリング12Jは、環状テーパ面12dと
埋込型標識灯11との間に挟持される。
【0080】そうして、埋込型標識灯11を基台12に
取り付けるには、埋込型標識灯11の取付孔1d、1i
を基台12のスタッドボルト12fに合わせて埋込型標
識灯11を基台12の中に落とし入れると、スタッドボ
ルト12fに取付孔1d、1iが挿入されながら下部灯
体1Bの当接面1gが周段部12aに当接するととも
に、円盤状部分1hが凹部12cの内部に収容され、O
リング12j4が環状テーパ面12dに当接する。ま
た、このときスタッドボルト12fの脚部の先端は、上
部灯体1aの周縁に分散して形成された凹み部1d1内
に突出している。次に、凹み部1d1内のスタッドボル
ト12fに袋ナット13をねじ込むと、灯体1が基台1
2に押し付けられ、Oリング14が環状テーパ面12
d、円盤状部分1hおよび当接面1gの間のコーナー部
に圧接して変形する。この状態で、埋込型標識灯11
は、基台12に液密にシールされて取り付けられる。
【0081】図8は、本発明の埋込型標識灯を調整リン
グを介して基台に取り付けた例を示す断面図である。図
において、図7と同一部分に付いては同一符号を付して
説明は省略する。
【0082】調整リング14は、リング状をなしてい
て、リングの内側に周段部14a、周縁部14aに取付
孔14b、周縁部に円弧状の通孔14c、背面から通孔
14cに挿通されて上方へ突出するスタッドボルト14
d、管状テーパ面14eおよびOリング14fをそれぞ
れ備えている。
【0083】基台12´は、皿状をなしていて、開口端
には調整リング14の円弧状の通孔14cに正対する取
付ねじ孔12iおよび受電コネクタ12jを備えてい
る。
【0084】そうして、調整リング14を基台12´の
上に載置して、通孔14cを取付ねじ孔12iに対向さ
せるとともに、所定の水平角度に調整してから、ボルト
15を通孔14cを経由して取付ねじ孔12iにねじ込
むことにより、調整リング14を基台12´の上に固定
する。次に、埋込型標識灯11の取付孔1d、1iを調
整リング14のスタッドボルト14dに合わせて、周段
部14aに嵌合させ、袋ナット13をスタッドボルト1
4dねじ込むことにより、Oリング14fが環状テーパ
面14eと埋込型標識灯11の埋込型標識灯11の円盤
状部分1hおよび当接面1gの下面間にできているコー
ナー部分との間に圧接されて変形する。この状態で、調
整リング14を介して埋込型標識灯11を基台12´に
液密に取り付けることができる。
【0085】図9〜図11は、請求項2に規定する本発
明の埋込型標識灯の一実施形態を示し、図9は要部拡大
断面図、図10はプリズム、拡散板および色フィルタを
示す分解斜視図、図11は同じく変形例を示す分解斜視
図である。なお、各図において、図1と同一部分につい
ては同一符号を付して説明は省略する。本実施形態は、
相対的に広角の配光特性を得るのに好適な構成である。
【0086】すなわち、プリズム1eの光入射面の前面
に拡散板7および色フィルタ5を重ねて配設している。
拡散板7は、透明ガラス板7aおよび拡散面7bからな
る。拡散面7bは、透明ガラス板7a表面を砥石で研削
することにより形成されている。そして、拡散面7bが
プリズム1eの光入射面に対面するように配置されてい
る。
【0087】色フィルタ5は、ダイクロイックフィルタ
からなる。
【0088】図11に示す変形例は、色フィルタ5の背
面に拡散面7bを形成している。なお、色フィルタ5の
ダイクロイックフィルタは、その前面に被着している。
【0089】図12および図13は、請求項3に規定す
る本発明の埋込型標識灯の一実施形態を示し、図12は
要部分解斜視図、図13は遮光板の正面図である。な
お、各図において、図1と同一部分については同一符号
を付して説明は省略する。本実施形態は、相対的に狭角
の配光特性を得るのに好適な構成である。本実施形態に
おいては、プリズム1eの光入射面に遮光板8が配設さ
れている。遮光板8は、中央に光通過開口幅が規制され
た光通過スリット8aを備えている。遮光板8は、プリ
ズム1eと押さえ金具1e2との間にパッキング1e3
を介して挟持される。
【0090】なお、5aは金属枠で、色フィルタ5をプ
リズム1eの前方おいてビス1e4により押さえ金具1
e2と共締めで上部灯体1Aの内面に取り付けている。
【0091】そうして、遮光板8を配設することによ
り、プリズム1eに入射する光の幅が狭められる。これ
に伴って、プリズム1eから出射する光ビームの幅も狭
くなり、配光特性が相対的に狭角になる。しかし、遮光
板8を除去すれば、再び設計とおりの相対的に幅が広が
って配光特性が相対的に広角な光ビームを得ることがで
きる。
【0092】
【発明の効果】請求項1発明によれば、上面の光導出
溝、これに連通する内部空間、ならびに光導出溝および
内部空間の間に液密に配設された光路規制用のプリズム
を備えた灯体と、ランプおよび反射鏡を備えた光学ユニ
ットと、光学ユニットを支持して光学ユニットを灯体内
のプリズムに対面する位置に配置する基板と、ランプお
よび反射鏡から基板に入射する光を再帰反射するように
基板に形成された再帰反射層とを具備していることによ
り、構成部品の共用化を進めて配光特性またはおよび光
度の異なる多品種に対応が可能になるとともに、ランプ
および反射鏡から基板に入射する本来無駄になる光を有
効に利用して光度向上が得られる埋込型標識灯を提供す
ることができる。
【0093】請求項2の発明によれば、上面の光導出
溝、これに連通する内部空間、ならびに光導出溝および
内部空間の間に液密に配設された光路規制用のプリズム
を備えた灯体と、ランプおよび反射鏡を備えた光学ユニ
ットと、光学ユニットを支持して光学ユニットを灯体内
のプリズムに対面する位置に配置する基板と、プリズム
の光入射面に対向する光拡散板と、光拡散板を挟んでプ
リズムの光入射面に対向する色フィルタとを具備してい
ることにより、構成部品の共用化を進めて配光特性また
はおよび光度の異なる多品種に対応が可能になるととも
に、相対的に広角の配光特性を有する埋込型標識灯を得
ることができる。
【0094】請求項3の発明によれば、上面の光導出
溝、これに連通する内部空間、ならびに光導出溝および
内部空間の間に液密に配設された光路規制用のプリズム
を備えた灯体と、ランプおよび反射鏡を備えた光学ユニ
ットと、光学ユニットを支持して光学ユニットを灯体内
のプリズムに対面する位置に配置する基板と、プリズム
の光入射面に配設されて光入射範囲を規制する遮光板と
を具備していることにより、構成部品の共用化を進めて
配光特性またはおよび光度の異なる多品種に対応が可能
になるとともに、相対的に狭角の配光特性を有する埋込
型標識灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に規定する本発明の埋込型標識灯の一
実施形態を示す断面図
【図2】同じく光学ユニットの正面図
【図3】同じく光学ユニットの分解斜視図
【図4】同じくランプの光軸方向から見た光学ユニット
の分解斜視図
【図5】同じく基板および再帰反射層の概念的要部拡大
断面図
【図6】図1ないし図5に示す本発明の埋込型標識灯の
一実施形態を用いた埋込型標識灯装置を示す平面図
【図7】同じく断面図
【図8】本発明の埋込型標識灯を調整リングを介して基
台に取り付けた例を示す断面図
【図9】請求項2に規定する本発明の埋込型標識灯の一
実施形態を示す要部拡大断面図
【図10】同じくプリズム、拡散板および色フィルタを
示す分解斜視図
【図11】同じく変形例を示す分解斜視図
【図12】請求項3に規定する本発明の埋込型標識灯の
一実施形態を示す要部分解斜視図
【図13】同じく遮光板の正面図
【符号の説明】
1…灯体、1A…上部灯体、1B…下部灯体、1a…光
導出溝、1e…プリズム、2…ランプユニット、2a…
ランプ、2b…反射鏡、3…基板部、4…再帰反射層、
11…埋込型標識灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Y 101:00 F21Q 3/00 C F21S 1/00 C (72)発明者 新野 真吾 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 Fターム(参考) 2D064 AA02 AA22 DB11 EB02 EB23 EB34 EB35 HA14 HA17 3K080 AA08 AA12 AB13 AB18 BA01 BB02 BB18 BC01 BD01 BE02 BE07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に配設された光導出溝、光導出溝に連
    通する内部空間、および光導出溝と内部空間との間に液
    密に配設された光路規制用のプリズムを備えた灯体と;
    ランプおよびランプからの発光をプリズムに向かって反
    射する反射鏡を備えた光学ユニットと;光学ユニットを
    支持して光学ユニットを灯体内のプリズムに対面する位
    置に配置する基板と;ランプおよび反射鏡から基板に入
    射する光を再帰反射するように基板に形成された再帰反
    射層と;を具備していることを特徴とする埋込型標識
    灯。
  2. 【請求項2】上面に配設された光導出溝、光導出溝に連
    通する内部空間、および光導出溝と内部空間との間に液
    密に配設された光路規制用のプリズムを備えた灯体と;
    ランプおよびランプからの発光をプリズムに向かって反
    射する反射鏡を備えた光学ユニットと;光学ユニットを
    支持して光学ユニットを灯体内のプリズムに対面する位
    置に配置する基板と;プリズムの光入射面に対向して配
    設された光拡散板と;光拡散板を挟んでプリズムの光入
    射面に対向して配設された色フィルタと;を具備してい
    ることを特徴とする埋込型標識灯。
  3. 【請求項3】上面に配設された光導出溝、光導出溝に連
    通する内部空間、および光導出溝と内部空間との間に液
    密に配設された光路規制用のプリズムを備えた灯体と;
    ランプおよびランプからの発光をプリズムに向かって反
    射する反射鏡を備えた光学ユニットと;光学ユニットを
    支持して光学ユニットを灯体内のプリズムに対面する位
    置に配置する基板と;プリズムの光入射面に配設されて
    光入射範囲を規制する遮光板と;を具備していることを
    特徴とする埋込型標識灯。
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