JP2003337892A - 知的財産権売買システム、知的財産権売買方法及びそのプログラム並びに記録媒体 - Google Patents

知的財産権売買システム、知的財産権売買方法及びそのプログラム並びに記録媒体

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JP2003337892A
JP2003337892A JP2002146607A JP2002146607A JP2003337892A JP 2003337892 A JP2003337892 A JP 2003337892A JP 2002146607 A JP2002146607 A JP 2002146607A JP 2002146607 A JP2002146607 A JP 2002146607A JP 2003337892 A JP2003337892 A JP 2003337892A
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Yasuo Kodera
康夫 小寺
Takao Tazawa
孝雄 田澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 知的財産権を市場で売買するには、豊富な経
験を持つ仲介人を利用することが効率的である。また、
知的財産権を売却する企業にとっては、仲介人が知的財
産権を買い取ってくれることが資金運用の面から望まし
い。しかし、仲介人が知的財産権を買い取って販売する
と、資金負担が大きくなり、また売れ残った場合のリス
クも大きい。 【解決手段】 Webサイト21は申請者11から知的
財産権の売却申請を受け付け、その価値評価額と、コー
ルオプション料と、売価とを算出する。仲介人20がコ
ールオプション料を申請者11に支払い、売買権を取得
した場合は、権利の内容と売価を取引市場1に上場し入
札を受け付ける。買い手12が入札し売買が成立した場
合は、買い手12は仲介人20へ代金を支払い、仲介人
20は申請者11に払戻金(価値評価額−コールオプシ
ョン料)を支払う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、知的財産権の売買
を取引市場で行うための知的財産権売買システムに関
し、特に、特許権、実用新案権、それらを受ける権利、
及び許諾権(専用実施権、通常実施権)などの知的財産
権を取引市場で売買すると共に、これらの権利の売買権
を仲介人にコールオプション料を取って譲渡する知的財
産権売買システム、知的財産権売買方法及びそのプログ
ラム並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、知的財産権を取り巻く環境は、以
下のようになっている。ベンチャービジネス企業などで
は、優れた技術力がありながら、資金不足のために事業
を拡張できない場合があり、このような場合に、その事
業者が保有する知的財産権(特に特許権)に注目し、資
金運用の機会を提供することが強く望まれるようになっ
ている。また、企業や大学が保有する知的財産権の内、
特に特許権については、使用されないままに保有されて
いる休眠特許権が数多くあり、これらの特許権の流動化
と有効活用を図り、経済活性化に資することが強く望ま
れるようになっている。
【0003】これらの、社会的要請に応えるために、知
的財産権のうち、特に特許権については、企業が保有す
る休眠特許権を市場で売買できるようにする制度の創設
(例えば、TLO(技術移転機関)など)、特許権やライ
センス権を証券化して市場で売買できるようするなど
(資産流動化法の制定)、特許権の流動化を促進するた
めの各種の方策が練られている。
【0004】このために、幅広い特許権の売り手と買い
手が参加できる特許流通・技術移転市場の構築と、その
市場を効果的に運用するための知的財産権売買システム
の開発が急がれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】知的財産権を市場で売
買するには、その売買に豊富な経験を有する専門の仲介
人(または仲介機関)を介して行うのが効率的である。
また、知的財産権を販売する知的財産権提供企業にとっ
ては、仲介人が売却対象となる知的財産権を買い取って
くれることが資金運用の面から望ましい。しかしなが
ら、仲介人が売却対象となる知的財産権を買い取って販
売する場合は、仲介人の購入資金の負担が大きくなり、
また売れ残った場合のリスクも大きいため、仲介人とし
ては、知的財産権を極力安く購入しようとするようにな
る。このため、知的財産権提供企業としては、開発費と
権利化及び維持費用の点から、知的財産権の販売に採算
性が取れなくなり、知的財産権の販売に消極的になる場
合も生じていた。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、本発明は、知的財産権の売却を仲介人を介して行う
場合に、コールオプション(売買権の取得)制を採用
し、コールオプション料を取って仲介人に知的財産権の
売買権を譲渡する知的財産権売買システム、知的財産権
売買方法及びそのプログラム並びに記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、本発明の知的財産権売
買システムは、知的財産権の売却を申請する申請者の端
末から、売却対象となる権利の売却申請と、権利内容
と、売却期間の情報とを受信する売却申請受付手段と、
前記売却対象となる権利の権利状況と該権利の評価に使
用する評価用データを保持するデータベースを参照し、
前記売却対象となる権利の価値評価額を決定する価値評
価額算出手段と、前記売却期間と価値評価額を基に、所
定の基準よりコールオプション料を算出するコールオプ
ション料算出手段と、前記価値評価額とコールオプショ
ン料を基に、売却対象となる知的財産権の売価を決定す
る売価決定手段と、前記売却対象となる知的財産権を購
入する買い手の端末から購入を申し込む旨の情報を受信
するための入札受付手段と、前記買い手の端末から購入
の申し込みがあり売買が成立した場合には、購入代金を
仲介人へ送金するための指示情報を、前記買い手の端末
に送信する購入代金送金指示手段と、前記買い手の端末
から購入の申し込みがあり売買が成立した場合には、価
値評価額とコールオプション料を基に定められる払戻金
を申請者へ送金するための指示情報を、前記仲介人の端
末に送信する払戻金送金指示手段とを具備することを特
徴とする。これにより、仲介人は低廉な金額で、知的財
産権の販売を引き受けることができ、売れなかった場合
のリスクを回避できる。また、価値評価額とコールオプ
ション料と売価を自動的に決定することができる。
【0008】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記コールオプション料を算出する際には、前記売
却期間と、前記価値評価額と、コールオプション料の算
出比率データとが対応づけられて記録されたデータベー
スを参照して算出する手段をさらに具備することを特徴
とする。これにより、コールオプション料を容易に算出
できる。
【0009】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記申請者から知的財産権の売却申請を受け付ける
際には、申請者の希望売価の情報を合わせ受信するため
の希望売価受付手段と、前記価値評価額と前記コールオ
プション料から算出した計算売価と、前記希望売価とを
比較するための売価比較手段と、希望売価<=計算売価
の場合には、前記売却対象となる知的財産権の内容と、
前記計算売価とを掲載するための手段とをさらに具備す
ることを特徴とする。これにより、掲載する知的財産権
を絞り、経済的効率の高い知的財産権を選別して掲載す
る。
【0010】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記売却期間の残存期間が所定の制限期間以下にな
った場合には、一定期間ごとに前記コールオプション料
を増加させるためのコールオプション料増加手段をさら
に具備することを特徴とする。これにより、仲介人に対
してペナルティーを与えることで、知的財産権の売却を
促すことができる。
【0011】また、本発明の知的財産権売買システム
は、現時点の買い値とコールオプション料が、買い値−
コールオプション料<評価額を満たす場合に前記コール
オプション料増加手段は、前記コールオプション料の増
加を停止することを特徴とする。これにより、仲介人が
損失を出すことを防止することが可能となる。
【0012】また、本発明の知的財産権売買システム
は、前記コールオプション料を増加させた場合には、該
コールオプション料の増加の情報を、前記仲介人の端末
に送信するためのコールオプション料増加通知手段をさ
らに具備することを特徴とする。これにより、仲介人が
コールオプション料の増加を認識することができるので
知的財産権の売却を促すことができる。
【0013】また、本発明の知的財産権売買システム
は、売却対象となる知的財産権が売却された場合には、
前記申請者に支払われたコールオプション料の返還指示
情報を、前記申請者の端末に送信するためのコールオプ
ション料返還指示手段をさらに具備することを特徴とす
る。これにより、知的財産権が売却された場合には、仲
介人がさらに得をすることができるので、仲介人の営業
活動を促進することができる。
【0014】また、本発明の知的財産権売買方法は、知
的財産権の売却を申請する申請者の端末から、売却対象
となる権利の売却申請と、権利内容と、売却期間の情報
とを受信する売却申請受付過程と、前記売却対象となる
権利の権利状況と該権利の評価に使用する評価用データ
を保持するデータベースを参照し、前記売却対象となる
権利の価値評価額を決定する価値評価額算出過程と、前
記売却期間と価値評価額を基に、所定の基準よりコール
オプション料を算出するコールオプション料算出過程
と、前記価値評価額とコールオプション料を基に、売却
対象となる知的財産権の売価を決定する売価決定過程
と、前記売却対象となる知的財産権を購入する買い手の
端末から購入を申し込む旨の情報を受信するための入札
受付過程と、前記買い手の端末から購入の申し込みがあ
り売買が成立した場合には、購入代金を仲介人へ送金す
るための指示情報を、前記買い手の端末に送信する購入
代金送金指示過程と、前記買い手の端末から購入の申し
込みがあり売買が成立した場合には、価値評価額とコー
ルオプション料を基に定められる払戻金を申請者へ送金
するための指示情報を、前記仲介人の端末に送信する払
戻金送金指示過程とを有することを特徴とする。これに
より、仲介人は低廉な金額で、知的財産権の販売を引き
受けることができ、売れなかった場合のリスクを回避で
きる。また、価値評価額とコールオプション料と売価を
自動的に決定することができる。
【0015】また、本発明のコンピュータプログラム
は、知的財産権の売却を申請する申請者の端末から、売
却対象となる権利の売却申請と、権利内容と、売却期間
の情報とを受信する売却申請受付処理と、前記売却対象
となる権利の権利状況と該権利の評価に使用する評価用
データを保持するデータベースを参照し、前記売却対象
となる権利の価値評価額を決定する価値評価額算出処理
と、前記売却期間と価値評価額を基に、所定の基準より
コールオプション料を算出するコールオプション料算出
処理と、前記価値評価額とコールオプション料を基に、
売却対象となる知的財産権の売価を決定する売価決定処
理と、前記売却対象となる知的財産権を購入する買い手
の端末から購入を申し込む旨の情報を受信するための入
札受付処理と、前記買い手の端末から購入の申し込みが
あり売買が成立した場合には、購入代金を仲介人へ送金
するための指示情報を、前記買い手の端末に送信する購
入代金送金指示処理と、前記買い手の端末から購入の申
し込みがあり売買が成立した場合には、価値評価額とコ
ールオプション料を基に定められる払戻金を申請者へ送
金するための指示情報を、前記仲介人の端末に送信する
払戻金送金指示処理とをコンピュータに行わせることを
特徴とする。
【0016】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、知的財産権売買の処理を行う知的財産権
売買プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、知的財産権の売却を申請する申請者
の端末から、売却対象となる権利の売却申請と、権利内
容と、売却期間の情報とを受信する売却申請受付処理
と、前記売却対象となる権利の権利状況と該権利の評価
に使用する評価用データを保持するデータベースを参照
し、前記売却対象となる権利の価値評価額を決定する価
値評価額算出処理と、前記売却期間と価値評価額を基
に、所定の基準よりコールオプション料を算出するコー
ルオプション料算出処理と、前記価値評価額とコールオ
プション料を基に、売却対象となる知的財産権の売価を
決定する売価決定処理と、前記売却対象となる知的財産
権を購入する買い手の端末から購入を申し込む旨の情報
を受信するための入札受付処理と、前記買い手の端末か
ら購入の申し込みがあり売買が成立した場合には、購入
代金を仲介人へ送金するための指示情報を、前記買い手
の端末に送信する購入代金送金指示処理と、前記買い手
の端末から購入の申し込みがあり売買が成立した場合に
は、価値評価額とコールオプション料を基に定められる
払戻金を申請者へ送金するための指示情報を、前記仲介
人の端末に送信する払戻金送金指示処理とをコンピュー
タに行わせるプログラムを記録媒体に記録したことを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】<知的財産権取引市場の概念説明
>図1は、本発明の工業所有権売買システムが適用され
る知的財産権取引市場の概念を示す図である。以下、図
1を参照して、本発明が適用される知的財産権取引市場
について説明する。
【0018】特許権などの知的財産権を売却しようとす
る申請者(知的財産権提供企業)11は、知的財産権取
引市場1を運用するWebサイト21に、売却対象とな
る知的財産権の売却申請を行う(矢付線a)。
【0019】次に、Webサイト21では、売却申請さ
れた知的財産権の価値評価額とコールオプション料を決
定し、申請者11に提示する。申請者11が提示された
価値評価額とコールオプション料に同意した場合には、
Webサイト21に掲載して仲介人20に知らせる(矢
付線b)。
【0020】次に、仲介人20が売却対象となる知的財
産権の売買権を購入する場合は、コールオプション料を
申請者11に支払い(矢付線c)、知的財産権の売買権
を取得する。Webサイト21では、売却対象となる知
的財産権の内容と、その売価を知的財産権取引市場1に
上場(Webサイト21に掲載)する。
【0021】一方、知的財産権の買い手(知的財産権購
入企業)12は、知的財産権取引市場1に上場された知
的財産権を閲覧し(矢付線d)、Webサイト21に
「購入の申し込み(入札)」を行う(矢付線e)。な
お、知的財産権の購入の申し込みを行う買い手12が複
数ある場合には、最も高い買値を提示した買い手12’
が落札する。
【0022】次に、Webサイト21では、買い手1
2’からの「購入の申し込み(入札)」を仲介人20に
通知し、知的財産権の売買が成立すると、買い手12’
は仲介人20に購入代金を送金する(矢付線f)。
【0023】これを受けて、仲介人20は、買い手1
2’から購入代金を受領すると、払戻金(価値評価額−
コールオプション料)を申請者11に支払う(矢付線
g)。
【0024】なお、売却対象となる知的財産権を所定の
期間(例えば、「1年間」)に渡り知的財産権取引市場
1に上場しても、買い手12が現れなかった場合は、知
的財産権の上場を中止する。この場合は、コールオプシ
ョン料は仲介人20の損出となる。
【0025】以上説明した知的財産権取引市場1を前提
にして、本発明の知的財産権売買システムは適用され
る。
【0026】<資金の流れの概要説明>次に、図2を参
照して、本発明の知的財産権売買システムにおける資金
の流れの概要について説明する。ここでは、販売される
知的財産権の評価額が500万円であるものとして説明
する。
【0027】まず、知的財産権を売却しようとする申請
者(知的財産権提供企業)11は、Webサイト21
(知的財産権取引市場)に対して知的財産権の売却を申
請する(ステップS1)。このとき、売却期間の希望を
申請する。
【0028】次に、売却対象となる知的財産権の売買権
を購入する仲介人20は、コールオプション料として、
例えば、知的財産権の価値評価額の10%である50万
円を申請者11に支払う(ステップS2)。コールオプ
ションとは、一定期間の間、売却対象となる知的財産権
を一定の価格で購入する権利と、自由な価格で買い手に
売却する権利である。
【0029】次に、知的財産権が700万円で売れた場
合、知的財産権を購入する買い手(知的財産権購入企
業)12が購入代金700万円を仲介人20へ送金する
(ステップS3、S4)。
【0030】次に、申請者11から買い手12への知的
財産権の権利の移転登録が完了すると(ステップS
5)、仲介人20は、買い手12から受領した購入代金
700万円から、「価値評価額−コールオプション料」
の金額「(500万−50万)=450万を申請者11
に支払う(ステップS6)。
【0031】なお、申請者11と仲介人20が価値評価
額(500万)を参考にして取り決め価格(例えば、
「600万円」)を決めて、この取り決め価格に応じて
コールオプション料、払戻金を算出するようにしてもよ
い。例えば、価値評価額「500万円」、取り決め価格
「600万円」、コールオプション料を価値評価額の9
%(図4参照)として「54万円」、販売代金「700
万円」の場合、仲介人20の儲けは、100万「700
−(54+546)」となる。
【0032】<知的財産権取引市場の具体的なシステム
構成>次に、図3を参照して、本発明の知的財産権売買
システムによる知的財産権取引市場の具体的なシステム
構成を説明する。図3において、11aは特許権などの
知的財産権の売却を申請する申請者11が所有する申請
者端末、12aは特許権などの知的財産権を購入しよう
とする買い手12が所有するの買い手端末、20aは知
的財産権の売買権を取得して販売する仲介人20が所有
する仲介人端末である。22はインターネット10上に
知的財産権取引市場1を構築しオークション形式で知的
財産権の売買を行うためのWebサイトを運用するサー
バである。25はサーバ22内のデータベースであり、
知的財産権の評価用情報26、オプション比率テーブル
27、オプション増加率テーブル28から構成される。
【0033】本発明の知的財産権売買システムにおいて
は、Webサイト21のサーバ22がその中核となり、
知的財産権取引市場をインターネット10上に構築し、
売却対象となる特許権などの知的財産権の売買を行える
ようにしたものである。
【0034】<コールオプションの具体的な運用例>次
に、本発明によるコールオプションの具体的な運用例に
ついて説明する。 (1)コールオプション料の決定方法 コールオプション料は、データベースに予め定義されて
いるオプション比率を用いて決定される。図4は、デー
タベース25に保持されるオプション比率テーブル27
のテーブル構造を示す図である。図4に示すコールオプ
ション比率テーブル27は、オプション比率(%)は、
売買期間(知的財産権取引市場1への上場期間
(年))、価値評価額(万円)に応じてオプション比率
が変わり、コールオプション料は以下の式により算定さ
れる。コールオプション料=価値評価額(万円)×オプ
ション比率(%)/100ここでは、オプション比率テ
ーブル27が売却期間が1年である場合のテーブルT1
と、売却期間が2年である場合のテーブルT2と、売却
期間が0.5年である場合のテーブルT3とから構成さ
れるものとして説明する。各テーブルT1、T2、T3
は、それぞれ価値評価額の価格帯ごとにオプション比率
が定義される。例えば、売却期間が1年である場合、価
値評価額0〜500万円のオプション比率が10%であ
り、以下同様に501〜1000万円が9%、1001
〜3000万円が8%、3001万円以上が7%と定義
される。このテーブルに定義されているオプション比率
に応じて、仲介人20が申請者11に支払うコールオプ
ション料が算定される。
【0035】なお、コールオプション料の算定には、図
4に示すテーブルを使用せずに、下記に示す式により一
律に算出するようにしてもよい。コールオプション料=
価値評価額(万円)×10%×売却期間(年)/100
【0036】(2)初売価の付け方 知的財産権取引市場1に上場する場合の売り出し売価
(初売価)の付け方については、最低でもコールオプシ
ョン料分の利益を仲介人20に出させるために、初売価
を以下の式により算出する。売り出し売価=価値評価額
+価値評価額×コールオプション比率/100
【0037】この方法によれば、仲介人20が自己の判
断で価格をつりあげることが防止でき、適正な売り出し
価格を設定できる。この場合、売値は知的財産権の価値
評価額に近くなり、知的財産権の価値に応じた売価を設
定できることになる。
【0038】(3)売価に知的財産権の価値変動を反映
させる場合 また、図5に示すように、知的財産権取引市場1に上場
した知的財産権が特許権や実用新案権の場合は、権利の
残存期間及び技術耐用年数によりその価値が下がって行
くが、これを売価に反映させる場合の一例を示すと、売
価は以下のようにして計算される。売却対象となる特許
権を取引市場に上場(Webサイト21に掲載)した日
t0から「一定期間a」を経過した現在日t1の時点
で、第1回目の変動売価の算出を行い、以後、「期間
a」を経過するごとに、以下の算定式により変動売価の
算出を行う。 変動後売価Vn(計算n回目の売価)=変動前売価V0
×(1−n×a/c) ここで、nは変動売価を算出した処理回数である。上式
内の「耐用基礎日数c」は、変動価格の計算を行う時点
での、販売対象となる特許権の耐用基礎日数であり、上
場日から特許権の存続期間の満了日と、技術耐用期間の
最終日とを比較し、いずれか早い方の日までを「耐用基
礎日数c」とする。
【0039】図5に示す例では、売価は計算を行うごと
に階段状に減少して行くが、以下の計算式で示す最低限
度額VL以下になると、変動売価の減額を中止する。 最低限度額VL=売り出し売価−コールオプション料=
価値評価額
【0040】(4)コールオプション料の増額について また、図6は、オプション増加率テーブル28の例を示
す図であり、売却期間の残存期間(残り月数)が少なく
なった場合に、売却期間と、売却期間の残り月数とに応
じて、コールオプション料を増加させる場合に参照する
テーブルである。ここでは、オプション増加率テーブル
28が売却期間が1年である場合のテーブルT4と、売
却期間が2年である場合のテーブルT5と、売却期間が
0.5年である場合のテーブルT6とから構成されるも
のとして説明する。各テーブルT4、T5、T6は、そ
れぞれ売却期間の残り月数ごとに増加率が定義される。
例えば、売却期間が1年である場合、売却期間の残り月
数3である場合の増加率が5%であり、以下同様に売却
期間の残り月数2が10%、売却期間の残り月数1が2
0%と定義される。コールオプション料の増額は、仲介
人20に対して、知的財産権の売却を促すために使用す
る方法である。すなわち、この取引形態では、売買対象
が一つなので、ある程度の期間を待って、複数の言い値
(買値)の中から最も高い言い値で売買成立ということ
になるが、この方法により仲介人20は早く権利を売却
しなくてはならなくなり、売却期間が短くなり、結果的
に妥当な価格で権利を売却することになる。また、「現
在の売価−増減されたコールオプション量<価値評価
額」の関係を保つようにして、期間が経過してもコール
オプション料を増加させないようにしてもよい。このよ
うにすることで、仲介人が損失を出すことを防止するこ
とが可能となる。
【0041】<知的財産権の売買手順の処理動作>次
に、図7を参照して、図3に示す知的財産権取引市場1
における知的財産権の売買手順の詳細な流れを説明す
る。
【0042】まず、申請者11は申請者端末11aか
ら、Webサイト21のサーバ22に自己の所有する特
許権などの知的財産権の「売却申請(売却要求)」の情
報を送信する(ステップS1)。
【0043】次に、Webサイト21のサーバ22は、
「売却申請」を受け付け、データベース25中の知的財
産権の評価用情報26を参照して、売却対象となる知的
財産権の権利状況と価値評価額を決定する(ステップS
2)。なお、売却対象となる知的財産権についての情報
がデータベース25中に含まれていない場合には、外部
の知的財産権情報提供機関(特許権の場合は「日本特許
情報機構」など)から必要な情報を入手してデータベー
ス25に登録する。
【0044】次に、価値評価額の決定後に、データベー
ス25中のオプション比率テーブル27を参照して、コ
ールオプション料の算出を行う(ステップS3)。
【0045】続いて、価値評価額とコールオプション料
を、申請者と仲介人用のWebページに表示する(ステ
ップS4)。または、電子メールにより、価値評価額と
コールオプション料を、申請者11の申請者端末11a
と仲介人20の仲介人端末20aに送信する。
【0046】これを受けて、申請者11の申請者端末1
1aは、Webサイト21のサーバ22から、価値評価
額とコールオプション料の情報を受信し、その価値評価
額とコールオプション料で売却するかどうかを判断する
(ステップS5)。売却する場合は、売却を了承する旨
の「売却信号」を、Webサイト21のサーバ22に送
信する(ステップS6)。
【0047】次に、Webサイト21のサーバ22は、
申請者11の申請者端末11aから、「売却信号」を受
信した場合には、申請者と仲介人用のWebページに
「売却可能である旨」を表示する(ステップS7)。
【0048】次に、仲介人20は、売却対象となる知的
財産権の売買権を購入する場合は、コールオプション料
を申請者に送金する(ステップS8、S9)。また、仲
介人20の仲介人端末20aからWebサイト21のサ
ーバ22に、コールオプション料を申請者11に支払っ
た旨の情報を送信する。また、申請者11の申請者端末
11aでは、コールオプション料を受領したかどうかを
判断する(ステップS10)。
【0049】次に、Webサイト21のサーバ22は、
売却対象となる知的財産権の内容(特許番号や売価)
を、入札用のWebページに表示し(ステップS1
1)、買い手12の入札を受け付ける。
【0050】これを受けて、買い手12が、売却対象と
なる知的財産権を購入する場合は、買い手12の買い手
端末12aからWebサイト21のサーバ22に、「購
入信号」を送信する(ステップS12、S13)。ま
た、売買が成立した場合には、買い手12は仲介人20
へ「購入代金」を送金する(ステップS14)。
【0051】また、Webサイト21のサーバ22は、
買い手12の買い手端末12aから「購入信号」を受信
すると、申請者と仲介人用のWebページに「売れた
旨」を表示し、申請者と仲介人の両者に通知する(ステ
ップS15、S16)。または、電子メールにより、申
請者11の申請者端末11a及び仲介人20の仲介人端
末20aに、「売れた旨」の情報を送信する。
【0052】次に、Webサイト21のサーバ22から
「売れた旨」の通知を受けた仲介人20は、売却するか
どうかを判断し(ステップS17)、売却する場合は、
買い手12から代金を受領する(ステップS18)。ま
た、買い手12から代金を受領した場合には、払戻金
(価値評価額−コールオプション料)を申請者11に送
金する(ステップS19)。申請者11は払戻金を受領
する(ステップS20、S21)。
【0053】また、売却対象となる知的財産権に買い手
がつかず、売却期間の残存期間が所定の月数以下になっ
た場合は、一定期間ごとに、コールオプション料を増加
して仲介人20にペナルティを課す(ステップS22、
S23)。
【0054】また、売却対象となる知的財産権に買い手
がつかず、売却期間を経過した場合には、申請者と仲介
人用のWebページに「売れなかった旨」を表示する
(ステップS22、S24)。または、「売れなかった
旨」の電子メールを申請者11の申請者端末11aと、
仲介人20の仲介人端末20aに送信する。
【0055】<Webサイトのサーバの構成>次に、図
8を参照して、Webサイト21のサーバ22の構成を
説明する。図8には、本発明に直接関係する部分につい
てのみ示したものである。図8において、23はサーバ
22をインターネット10に接続するための通信用イン
タフェース、サーバ22の全体を統括制御する制御部、
25はデータベースである。
【0056】データベース25の知的財産権の評価用情
報26は、売却申請がなされた知的財産権の価値評価を
行うための情報である。売却申請された知的財産権につ
いての情報がデータベース25中に含まれていない場合
には、外部の知的財産権情報提供機関(特許権の場合
は、「日本特許情報機構」など)から必要な情報を入手
してデータベース25に補充する。また、オプション比
率テーブル27は、前述したようにコールオプション料
の算出に使用するオプション比率の情報が記録される。
また、オプション増加率テーブル28は、前述したよう
に、売却期間の残存期間が所定の期間以下になった場合
に、一定期間ごとにコールオプション料を増加させる
が、この増加額を算出する場合に使用するテーブルであ
る。
【0057】また、処理プログラム部30には、以下の
処理部が含まれている。売却申請受付処理部31は、申
請者11の端末11aから、売却対象となる権利の売却
申請と、権利内容と、売却期間の情報とを受信するため
の処理部である。価値評価額算出処理部32は、売却対
象となる権利の権利状況と該権利の評価用の情報を保持
するデータベース25を参照し、売却対象となる権利の
価値評価額を決定するための処理部である。コールオプ
ション料算出処理部33は、売却期間と価値評価額を基
に、オプション比率テーブル27を参照して、コールオ
プション料を算出するための処理部である。売価決定処
理部34は、価値評価額とコールオプション料を基に、
売却対象となる知的財産権の売価を決定するための処理
部である。売却確認処理部35は、価値評価額と、コー
ルオプション料と、売価の情報を申請者11の端末11
aに送信し、該申請者11の端末11aから売却を了承
する旨の「売却確認情報」を受信するための処理部であ
る。売買権譲渡情報通知処理部36は、申請者11の端
末11aから「売却確認情報」を受信し、売却対象とな
る知的財産権の売買権が仲介人20に譲渡され得ること
をWebサイトに掲載するか、又は電子メールにより仲
介人20の端末20aに通知するための処理部である。
【0058】入札受付処理部37は、売却対象となる知
的財産権の売却情報をWebサイトに掲載し、買い手1
2の端末12aからの入札を受け付けるための処理部で
ある。タイマー処理部38は、売却対象となる知的財産
権の売却情報をWebサイトに掲載した日と、売却期間
とを監視するための処理部である。購入代金送金指示処
理部39は、買い手12の端末12aから購入の申し込
みがあり売買が成立した場合には、買い手12の端末1
2aに対して、仲介人20への購入代金の送金指示情報
を送信するための処理部である。払戻金送金指示処理部
40は、買い手12の端末12aから購入の申し込みが
あり売買が成立し、知的財産権が申請者11から買い手
12に移転された場合に場合に、仲介人20の端末20
aに対して、申請者11への払戻金(価値評価額−コー
ルオプション料)の送金指示情報を送信するための処理
部である。掲載中止処理部41は、買い手12の端末1
2aからの「購入信号」が受信されず、かつ売却期間を
越えた場合には、タイマー処理部38からの信号によ
り、売却対象となる知的財産権のWebサイトへの掲載
を中止すると共に、仲介人20の端末20a及び申請者
11の端末11aに「売買不成立の旨の信号」を送信す
るための処理部である。
【0059】売価比較処理部42は、価値評価額とコー
ルオプション料から算出した計算売価と、申請者11の
希望売価とを比較し、希望売価<=計算売価の場合にW
ebサイトに売却対象となる知的財産権の内容と売価と
を掲載するための処理部である。なお、この処理部42
は必要に応じて設ける。コールオプション料増加処理部
43は、売却期間の残存期間が所定の制限期間以下にな
った場合に、一定期間ごとにコールオプション料を増加
させ、また、コールオプション料の増加の情報を、仲介
人20の端末20aに送信するための処理部である。な
お、この処理部42は必要に応じて設ける。コールオプ
ション料返還指示処理部44は、売却対象となる知的財
産権が売却された場合には、申請者11に支払われたコ
ールオプション料の返還指示情報を、申請者11の端末
11aに送信するための処理部である。なお、この処理
部42は必要に応じて設ける。
【0060】なお、この処理プログラム部30は専用の
ハードウエアにより実現されるものであってもよく、ま
たこの処理プログラム部はメモリおよびCPU(中央処
理装置)等の汎用の情報処理装置により構成され、この
処理部の機能を実現するためのプログラム(図示せず)
をメモリにロードして実行することによりその機能を実
現させるものであってもよい。また、このWebサイト
のサーバ22には、周辺機器として入力装置、表示装置
等(いずれも表示せず)が接続されているものとする。
ここで、入力装置としては、キーボード、マウス等の入
力デバイスのことをいう。表示装置とは、CRT(Cath
ode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
【0061】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、図8に示すWebサイトのサーバ22内の処理プ
ログラム部30の機能を実現するためのプログラムをコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記
録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステム
に読み込ませ、実行することにより、図8に示すWeb
サイトのサーバ22内の処理プログラム部30に必要な
処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータ
システム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含
むものとする。
【0062】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
メモリカード、CD−ROM等の可般媒体、コンピュー
タシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置の
ことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバや
クライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性
メモリのように、一定時間プログラムを保持しているも
のも含むものとする。また上記プログラムは、前述した
機能の一部を実現するためのものであっても良く、さら
に前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録さ
れているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、
いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0063】以上、本発明の知的財産権売買システムの
実施の形態について説明したが、本発明は上述の図示例
にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の知的財産
権売買システム及び知的財産権売買方法においては、知
的財産権の売却申請を受け付け、その価値評価額と、コ
ールオプション料と、売価とを算出する。仲介人がコー
ルオプション料を支払い、知的財産権の売買権を取得し
た場合は、知的財産権の内容と売価をWebサイトに掲
載し買い手からの入札を受け付ける。買い手から購入の
申し込みがあり売買が成立した場合には、買い手は仲介
人へ購入代金を支払い、仲介人は申請者に払戻金(価値
評価額−コールオプション料)を支払う。これにより、
仲介人は低廉な金額で、知的財産権の販売を引き受ける
ことができ、売れなかった場合のリスクを回避できる。
また、価値評価額とコールオプション料と売価を自動的
に決定することができる。また、本発明の知的財産権売
買システムにおいては、コールオプション料を算出する
際には、売却期間と、価値評価額と、コールオプション
料の算出比率データとが対応づけられて記録されたデー
タベースを参照する。これにより、コールオプション料
を容易に算出できる。また、本発明の知的財産権売買シ
ステムにおいては、知的財産権の売却申請を行う申請者
から希望売価の情報を受信し、価値評価額とコールオプ
ション料から算出した計算売価と希望売価とを比較し、
希望売価<=計算売価の場合に、売却対象となる知的財
産権の内容と、価値評価額とコールオプション料から算
出した売価とをWebサイトに掲載する。これにより、
Webサイトに掲載する知的財産権を絞り、経済的効率
の高い知的財産権を選別して掲載する。また、本発明の
知的財産権売買システムにおいては、売却期間の残存期
間が所定の期間以下になった場合には、一定期間ごとに
コールオプション料を増加させる。これにより、仲介人
に対してペナルティーを与えることで、知的財産権の売
却を促すことができる。また、本発明の知的財産権売買
システムは、現時点の買い値とコールオプション料が、
買い値−コールオプション料<評価額を満たす場合に前
記コールオプション料増加手段は、前記コールオプショ
ン料の増加を停止することを特徴とする。これにより、
仲介人が損失を出すことを防止することが可能となる。
また、本発明の知的財産権売買システムにおいては、コ
ールオプション料を増加させた場合には、該コールオプ
ション料の増加の情報を、仲介人の端末に送信する。こ
れにより、仲介人がコールオプション料の増加を認識す
ることができるので知的財産権の売却を促すことができ
る。また、本発明の知的財産権売買システムにおいて
は、売却対象となる知的財産権が売却された場合には、
申請者に支払われたコールオプション料の仲介人への返
還指示情報を申請者の端末に送信する。これにより、知
的財産権が売却された場合には、仲介人がさらに得をす
ることができるので、仲介人の営業活動を促進すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される知的財産権取引市場の概
念について説明するための図である。
【図2】 本発明の知的財産権売買システムにおける資
金の流れの概要について説明するための図である。
【図3】 本発明の知的財産権売買システムによる知的
財産権取引市場の具体的なシステム構成例を示す図であ
る。
【図4】 オプション比率テーブルのデータ構成例を示
す図である。
【図5】 特許権などの知的財産権の変動売価の計算方
法について説明するための図である。
【図6】 オプション増加率テーブルの例を示す図であ
る。
【図7】 知的財産権の売買手順の詳細な流れについて
説明するための図である。
【図8】 Webサイトのサーバの構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 知的財産権取引市場 10 インターネット 11 申請者 11a 申請者の端末 12 買い手 12a 買い手の端末 20 仲介人 20a 仲介人の端末 21 Webサイト 22 Webサイトのサーバ 23 通信用インタフェース 24 制御部 25 データベース 26 知的財産権の価値評価用情報 27 オプション比率テーブル 28 オプション増加率テーブル 30 処理プログラム部 31 売却申請受付処理部 32 価値評価額算出処理部 33 コールオプション料算出処理部 34 売価決定処理部 35 売却確認処理部 36 売買権譲渡情報通知処理部 37 入札受付処理部 38 タイマー処理部 39 購入代金送金指示処理部 40 払戻金送金指示処理部 41 掲載中止処理部 42 売価比較処理部 43 コールオプション料増加処理部 44 コールオプション料返還指示処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 知的財産権の売却を申請する申請者の端
    末から、売却対象となる権利の売却申請と、権利内容
    と、売却期間の情報とを受信する売却申請受付手段と、 前記売却対象となる権利の権利状況と該権利の評価に使
    用する評価用データを保持するデータベースを参照し、
    前記売却対象となる権利の価値評価額を決定する価値評
    価額算出手段と、 前記売却期間と価値評価額を基に、所定の基準よりコー
    ルオプション料を算出するコールオプション料算出手段
    と、 前記価値評価額とコールオプション料を基に、売却対象
    となる知的財産権の売価を決定する売価決定手段と、 前記売却対象となる知的財産権を購入する買い手の端末
    から購入を申し込む旨の情報を受信するための入札受付
    手段と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、購入代金を仲介人へ送金するための指示
    情報を、前記買い手の端末に送信する購入代金送金指示
    手段と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、価値評価額とコールオプション料を基に
    定められる払戻金を申請者へ送金するための指示情報
    を、前記仲介人の端末に送信する払戻金送金指示手段と
    を具備することを特徴とする知的財産権売買システム。
  2. 【請求項2】 前記コールオプション料を算出する際に
    は、 前記売却期間と、前記価値評価額と、コールオプション
    料の算出比率データとが対応づけられて記録されたデー
    タベースを参照して算出する手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の知的財産権売買システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記申請者から知的財産権の売却申請を
    受け付ける際には、申請者の希望売価の情報を合わせ受
    信するための希望売価受付手段と、 前記価値評価額と前記コールオプション料から算出した
    計算売価と、前記希望売価とを比較するための売価比較
    手段と、 希望売価<=計算売価の場合には、前記売却対象となる
    知的財産権の内容と、前記計算売価とを掲載するための
    手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の知的財産権売買システム。
  4. 【請求項4】 前記売却期間の残存期間が所定の制限期
    間以下になった場合には、一定期間ごとに前記コールオ
    プション料を増加させるためのコールオプション料増加
    手段をさらに具備することを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載の知的財産権売買システム。
  5. 【請求項5】 現時点の買い値とコールオプション料
    が、 買い値−コールオプション料<評価額を満たす場合に前
    記コールオプション料増加手段は、前記コールオプショ
    ン料の増加を停止することを特徴とする請求項4に記載
    の知的財産権売買システム。
  6. 【請求項6】 前記コールオプション料を増加させた場
    合には、該コールオプション料の増加の情報を、前記仲
    介人の端末に送信するためのコールオプション料増加通
    知手段をさらに具備することを特徴とする請求項4に記
    載の知的財産権売買システム。
  7. 【請求項7】 売却対象となる知的財産権が売却された
    場合には、前記申請者に支払われたコールオプション料
    の返還指示情報を、前記申請者の端末に送信するための
    コールオプション料返還指示手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の知的財
    産権売買システム。
  8. 【請求項8】 知的財産権の売却を申請する申請者の端
    末から、売却対象となる権利の売却申請と、権利内容
    と、売却期間の情報とを受信する売却申請受付過程と、 前記売却対象となる権利の権利状況と該権利の評価に使
    用する評価用データを保持するデータベースを参照し、
    前記売却対象となる権利の価値評価額を決定する価値評
    価額算出過程と、 前記売却期間と価値評価額を基に、所定の基準よりコー
    ルオプション料を算出するコールオプション料算出過程
    と、 前記価値評価額とコールオプション料を基に、売却対象
    となる知的財産権の売価を決定する売価決定過程と、 前記売却対象となる知的財産権を購入する買い手の端末
    から購入を申し込む旨の情報を受信するための入札受付
    過程と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、購入代金を仲介人へ送金するための指示
    情報を、前記買い手の端末に送信する購入代金送金指示
    過程と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、価値評価額とコールオプション料を基に
    定められる払戻金を申請者へ送金するための指示情報
    を、前記仲介人の端末に送信する払戻金送金指示過程と
    を有することを特徴とする知的財産権売買方法。
  9. 【請求項9】 知的財産権の売却を申請する申請者の端
    末から、売却対象となる権利の売却申請と、権利内容
    と、売却期間の情報とを受信する売却申請受付処理と、 前記売却対象となる権利の権利状況と該権利の評価に使
    用する評価用データを保持するデータベースを参照し、
    前記売却対象となる権利の価値評価額を決定する価値評
    価額算出処理と、 前記売却期間と価値評価額を基に、所定の基準よりコー
    ルオプション料を算出するコールオプション料算出処理
    と、 前記価値評価額とコールオプション料を基に、売却対象
    となる知的財産権の売価を決定する売価決定処理と、 前記売却対象となる知的財産権を購入する買い手の端末
    から購入を申し込む旨の情報を受信するための入札受付
    処理と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、購入代金を仲介人へ送金するための指示
    情報を、前記買い手の端末に送信する購入代金送金指示
    処理と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、価値評価額とコールオプション料を基に
    定められる払戻金を申請者へ送金するための指示情報
    を、前記仲介人の端末に送信する払戻金送金指示処理と
    をコンピュータに行わせることを特徴とする知的財産権
    売買プログラム。
  10. 【請求項10】 知的財産権売買の処理を行う知的財産
    権売買プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 知的財産権の売却を申請する申請者の端末から、売却対
    象となる権利の売却申請と、権利内容と、売却期間の情
    報とを受信する売却申請受付処理と、 前記売却対象となる権利の権利状況と該権利の評価に使
    用する評価用データを保持するデータベースを参照し、
    前記売却対象となる権利の価値評価額を決定する価値評
    価額算出処理と、 前記売却期間と価値評価額を基に、所定の基準よりコー
    ルオプション料を算出するコールオプション料算出処理
    と、 前記価値評価額とコールオプション料を基に、売却対象
    となる知的財産権の売価を決定する売価決定処理と、 前記売却対象となる知的財産権を購入する買い手の端末
    から購入を申し込む旨の情報を受信するための入札受付
    処理と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、購入代金を仲介人へ送金するための指示
    情報を、前記買い手の端末に送信する購入代金送金指示
    処理と、 前記買い手の端末から購入の申し込みがあり売買が成立
    した場合には、価値評価額とコールオプション料を基に
    定められる払戻金を申請者へ送金するための指示情報
    を、前記仲介人の端末に送信する払戻金送金指示処理と
    をコンピュータに行わせることを特徴とする知的財産権
    売買プログラムを記録した記録媒体。
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