JP2003333209A - 情報通知装置及び情報通知方法並びに情報通知プログラム - Google Patents

情報通知装置及び情報通知方法並びに情報通知プログラム

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JP2003333209A
JP2003333209A JP2002138736A JP2002138736A JP2003333209A JP 2003333209 A JP2003333209 A JP 2003333209A JP 2002138736 A JP2002138736 A JP 2002138736A JP 2002138736 A JP2002138736 A JP 2002138736A JP 2003333209 A JP2003333209 A JP 2003333209A
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聡子 松尾
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麻知子 鈴木
Toshio Kanai
俊夫 金井
Shinichiro Seki
真一郎 関
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浩二 後藤
Yoshinori Kashiwakura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人情報の流用を防止でき、通知先が多数の
場合であっても情報提供者が特別の通信設備を設置する
ことなく情報通知サービスを実現する技術を提供する。 【解決手段】 所定の契機になった場合に利用者端末装
置に対して情報の通知を行うための情報通知装置であ
り、サービス利用者及び該サービス利用者が利用する情
報通知サービスを識別するためのサービス利用識別情報
を生成し、前記情報通知装置に接続された情報提供者装
置に対して該サービス利用識別情報を送信する手段と、
該サービス利用識別情報に対応する通知情報に関する所
定の契機に前記情報提供者装置が送信する要求に基づ
き、該サービス利用識別情報に対応する利用者端末装置
に対してその通知情報を送信する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供者がある
契機になった場合にサービス利用者に対して情報の通知
を行う情報通知サービスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刻々と変化する情報をタイミング
良く得るには、情報を入手したい者が直接、その情報の
変化を常時監視し、自己の設定した条件に合致するか否
かを比較し続ける必要があった。
【0003】また、情報の変化を常に監視しつづける作
業を他者(以下、情報提供者という)に依頼した場合で
あって、自己の設定した条件に合致した場合には、情報
提供者が依頼者(以下、サービス利用者という)に対
し、電話、ファクシミリ等を用いて通知を行う必要があ
った。
【0004】これら通知を実施するには、サービス利用
者が情報提供者に対し、電話番号、ファクシミリ番号等
をあらかじめ伝えておく必要があった。また、情報の通
知を電子メールで実施する場合もあったが、その場合
は、サービス利用者は電子メールアドレスを情報提供者
に伝えておく必要があった。
【0005】次に、株価の場合を例に挙げて、上記従来
の技術について具体的に説明する。
【0006】株価は数秒の間に大きく変化する場合があ
り、株券を保有する者にとっては価格の変動に対して常
に注意を払っておく必要がある。このため、証券会社な
ど株式売買の代行業務を行う会社は、株価の監視を引き
受けている。株価が変化し、株券保有者が予め指定した
株価の範囲を逸脱した場合には、証券会社のオペレータ
が電話、ファクシミリ、電子メールなどの通信手段を用
いて株券保有者に連絡を取り、株価の通知を行ってい
る。
【0007】証券会社は1)保有している株式銘柄、
2)株価の設定範囲、3)通知連絡先などの情報を各株
券保有者ごとに管理しており、数千に及ぶ株式銘柄それ
ぞれの株価を逐次監視すると共に、各株価がそれぞれの
株券保有者が設定した範囲を逸脱していないかを常時比
較している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術における情報通知サービスにおいては
以下のような問題点がある。
【0009】すなわち、刻々と変化する情報をタイミン
グよく入手したい者は、自分で情報の変化を監視する必
要があった。また、前記情報の監視を第三者である情報
提供者に委託した場合、情報提供者は、情報の通知を行
う際に情報通知を希望する多数のサービス利用者に対し
て、大量の電話発信あるいはファクシミリ通信を行う必
要があり、このサービスを提供するために十分な通信設
備を設置する必要があった。
【0010】また、前記の通信設備を使って電話、ファ
クシミリでの情報通知を行う場合、情報提供者は一般に
電話発信あるいはファクシミリ送信を人手で実施してお
り、サービス提供のためには多数のオペレータを擁する
必要があった。更に、電子メールでの情報通知の場合に
は、情報提供者が十分な通信設備を設置したとしても、
通知先が数万ヶ所にものぼる場合には、電子メールの遅
延、不達などが発生する場合があり、サービス利用者に
とって十分なサービスとは言えない場合があった。
【0011】また、情報の通知を受けるサービス利用者
は、自己の電話番号、ファクシミリ番号などの個人情報
を情報提供者に対し公開する必要があり、情報提供者が
これら個人情報を流用したり、これらの個人情報が漏洩
あるいは転用される恐れがあった。これにより、サービ
スを利用する者にとって入手する必要のない情報が提供
されたり(いわゆる迷惑メール等)、プライバシーが漏
洩する原因となる場合があった。
【0012】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、個人情報の流用を防止でき、通知先が多数の場
合であっても情報提供者が特別の通信設備を設置するこ
となく情報通知サービスを実現する技術を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は次のように構成することができる。
【0014】本発明は、所定の契機になった場合に利用
者端末装置に対して情報の通知を行うための情報通知装
置において、利用者端末装置から受信した利用者識別情
報及び通知情報識別情報に基づき、サービス利用者及び
該サービス利用者が利用する情報通知サービスを識別す
るためのサービス利用識別情報を生成し、前記情報通知
装置に接続された情報提供者装置に対して該サービス利
用識別情報を送信する手段と、該サービス利用識別情報
に対応する通知情報に関する所定の契機に前記情報提供
者装置が送信する要求に基づき、該サービス利用識別情
報に対応する利用者端末装置に対してその通知情報を送
信するための処理を行う情報通知代行手段とを有して構
成される。
【0015】本発明によれば、従来のように情報提供者
装置が直接利用者に情報を通知するのではなく、情報通
知装置が情報提供者装置の要求に基づき情報を通知する
ので、情報提供者は特別の通信設備を準備しなくても情
報通知サービスを提供できる。
【0016】また、利用者を識別するための情報を情報
提供者に持たせず、利用者を識別するための情報を変換
した情報(サービス利用識別情報)を情報提供者に持た
せることとしたので、個人情報が流用されるという問題
点が解決される。なお、利用者識別情報とは、例えば情
報の通知先等、利用者を識別できる情報であり、通知情
報識別情報とは、例えば情報通知サービス名等、通知情
報を識別できる情報である。また、サービス利用識別情
報は、実施例におけるサービス利用識別番号に対応す
る。
【0017】そのサービス利用識別情報は、例えば、サ
ービス利用者を特定できないように前記利用者識別情報
を変換した情報を含むようにして生成する。
【0018】また、前記情報通知代行手段は、前記通知
情報の送信を電話網を介して音声により行う手段と、通
知情報を送信した後に前記利用者端末装置からのDTM
F(Dual Tone Multi Frequency)信号を受信することに
より、サービス利用者が通知情報を聴取したか否かを記
録する手段とを有するようにしてもよい。この場合、情
報通知代行手段は、電話による音声自動応答機能や音声
認識機能を用いて利用者と電話でやりとりを行うように
構成することもできる。更に、通知情報を送信した後に
前記利用者端末装置から送信されたサービス利用者の入
力音声を認識することにより、サービス利用者が通知情
報を聴取したか否かを記録するようにしてもよい。ま
た、情報提供者装置から通知情報をテキストデータとし
て受信した場合には、それを音声に変換して送信するこ
ともできる。
【0019】また、本発明は、所定の契機になった場合
に利用者端末装置に対して情報の通知を行うための情報
提供者装置であり、利用者端末装置に対して通知情報の
送信を行う情報通知装置に接続し、サービス利用者及び
該サービス利用者が利用する情報通知サービスを識別す
るためのサービス利用識別情報を受信する手段と、利用
者端末装置から各サービス利用者の情報を通知する契機
の登録を受け付ける手段と、サービス利用者に通知すべ
き情報を蓄積及び管理する手段と、あるサービス利用識
別情報に対応する通知情報が、前記登録した契機に対応
する状態にあるか否かを判定する手段と、該通知情報が
前記登録した契機に対応する状態にある場合に、そのサ
ービス利用識別情報に対応する利用者端末装置への通知
情報の送信を前記情報通知装置に対して要求する情報通
知手段とを有するように構成される。
【0020】本発明によれば、上記情報通知装置に接続
される情報提供者装置を提供することが可能となる。
【0021】上記情報提供者装置における情報通知手段
は、情報提供者及び情報通知を一意に特定するための情
報通知要求情報を生成する手段と、該情報通知要求情報
を、情報通知装置との間で通知情報の送達確認のために
使用する手段とを更に有してもよい。情報通知要求情報
を用いることにより、情報提供者装置と情報通知装置間
において情報通知セッション毎に送達確認を行うことが
可能となる。
【0022】また、本発明は、所定の契機になった場合
に利用者端末装置に対して情報の通知を行うための情報
通知装置において、利用者端末装置から受信した利用者
識別情報及び通知情報識別情報に基づき、サービス利用
者及び当該サービス利用者が利用する情報通知サービス
を識別するためのサービス利用識別情報を生成する手段
と、利用者端末装置から各サービス利用者の情報を通知
する契機の登録を受け付ける手段と、サービス利用者に
通知すべき情報を蓄積及び管理する手段と、あるサービ
ス利用識別情報に対応する通知情報が、前記登録した契
機に対応する状態にあるか否かを判定する手段と、該通
知情報が前記登録した契機に対応する状態にある場合
に、該サービス利用識別情報に対応する利用者端末装置
に対してその通知情報を送信するための処理を行う手段
とを有して構成してもよい。
【0023】本発明は、上述した情報通知装置が情報提
供者装置の機能も有している場合の構成である。
【0024】また、本発明により、上記の各装置が処理
を行う方法、及び上記各装置に処理を実行させるプログ
ラムが提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施形態の概要)まず、図1を
用いて本発明の実施の形態の概要を説明する。
【0026】本発明では、電気通信網により接続された
情報提供者、電気通信事業者、サービス利用者の三者に
よって情報通知サービスが成立し、情報通知の設定及び
情報の通知という2つの手続きを実現することにより、
特定の利用者に情報の通知を行う。以下、各手続きにお
ける三者の情報通知サービスでの役割についてまず説明
し、三者間で行われる手続きの概要を説明する。
【0027】まず、「情報通知の設定」について説明す
る。
【0028】電気通信事業者は各情報提供者が提供を希
望する通知情報をサービス利用者に公開し(ステップ
1)、各サービス利用者が選択した通知情報と、各サー
ビス利用者の電話番号、ファクシミリ番号、電子メール
アドレスのいずれか1つ以上を情報通知先として登録す
る(ステップ2)。
【0029】電気通信事業者はサービス利用者の通知情
報の選択に基づき、情報提供者に対し、どのサービス利
用者が何の情報を通知してもらいたいのかを送付する
(ステップ3)。情報提供者は自身が提供すべき情報に
関して、各サービス利用者に当該情報がどのような内容
になった場合に通知してもらいたいのか、即ち通知契機
を事前に設定してもらう(ステップ4)。
【0030】次に、「情報の通知」について説明する。
【0031】情報提供者は自身が提供すべき情報の変化
を監視すると共に、各サービス利用者が設定した通知契
機と情報の変化を比較し、情報内容と通知契機とが合致
した場合には、当該サービス利用者への情報の通知を電
気通信事業者に対し依頼する。その際、情報提供者が電
気通信事業者に対して通知先となるサービス利用者と通
知すべき情報を伝え、情報の通知を依頼する(ステップ
5)。
【0032】電気通信事業者は前記の依頼を受けた場合
には、自身の持つ電気通信設備を用いて当該情報をサー
ビス利用者に通知する(ステップ6)。
【0033】上記の手続きの概要を「株価通知サービ
ス」を例に採り、具体的に説明する。
【0034】電気通信事業者は情報提供者が「株価通知
サービス」を提供することをサービス利用者に公開し
(ステップ1)、このサービスの利用登録をしたサービ
ス利用者の電話番号を情報通知先として登録する(ステ
ップ2)。
【0035】電気通信事業者はサービス利用者の前記登
録内容に基づき、「株価通知サービス」の情報提供者に
対し、サービス利用者の情報を送付する(ステップ
3)。そして、「株価通知サービス」の情報提供者は、
各サービス利用者に株式銘柄、通知すべき株価の上限値
あるいは下限値を設定させ、これらの値を登録、管理す
る(ステップ4)。
【0036】「株価通知サービス」の情報提供者は、各
株式銘柄の株価を常時監視し、サービス利用者の指定し
た銘柄の株価がサービス利用者の指定した上限値を上回
っていないか、あるいは下限値を下回っていないかなど
を判定する。
【0037】「株価通知サービス」の情報提供者は、前
記株価が上限値を上回った、あるいは下限値を下回った
場合には情報通知を実行するため、電気通信事業者に対
しサービス利用者への情報通知を依頼する(ステップ
5)。そして、電気通信事業者は前記の依頼を受け、サ
ービス利用者の登録電話番号を決定し、当該電話番号へ
発信する(ステップ6)。
【0038】発信された通話がサービス利用者先に着信
した場合は、例えば「A社の株価が設定された150円
を超えました。」などといった音声メッセージを送出
し、情報の通知を行う。
【0039】(実施例)次に、本発明の実施例について
説明する。
【0040】図2は、本発明の実施例における情報通知
システムの構成図である。
【0041】当該情報通知システムは、利用者端末装置
1、電気通信事業者装置2、情報提供者装置3が電気通
信網4、5により接続されて構成される。
【0042】利用者端末装置1としては、例えば固定電
話端末、インターネット対応型携帯電話機、PHS端
末、PC等を使用することができる。電気通信事業者装
置2は、情報通知先受付部21、情報通知先管理部2
2、情報通知代行部23を有する。また、情報提供者装
置3は、情報通知契機受付部31、利用者管理部32、
通知情報管理部33、情報通知部34を有する。
【0043】電気通信事業者装置2及び情報提供者装置
3の各々はコンピュータに本発明の処理を実行するプロ
グラムを備えることにより実現できる。なお、各装置は
1つのコンピュータで構成することもできるし、複数の
コンピュータに適宜各機能部を分散して配置することに
より、複数のコンピュータで構成することもできる。電
気通信事業者装置2又は情報提供者装置3が複数のコン
ピュータで構成される場合でも、本明細書では電気通信
事業者装置、情報提供者装置のように称することとす
る。また、本明細書中「情報通知装置」は、実施例にお
ける電気通信事業者装置に対応する装置である。電気通
信網4、5は、例えば、電話網、インターネット等であ
る。
【0044】また、利用者端末1、電気通信事業者装置
2、情報提供者装置3は、適宜各種のインターネット技
術(WWW、メール等)を用いて構成することができ
る。
【0045】また、以下の実施例では図2に示す構成を
基に説明するが、電気通信事業者装置2が、情報通知契
機受付部31、利用者管理部32、通知情報管理部33
及び情報通知部34のうちの全部又は一部を更に有する
構成とすることも可能である。例えば、電気通信事業者
装置2が、情報通知先受付部21、情報通知先管理部2
2、情報通知代行部23、情報通知契機受付部31、利
用者管理部32、通知情報管理部33及び情報通知部3
4の全部を持つ構成とすることができる。
【0046】上記の情報通知システムにより提供される
情報通知サービスは、「情報通知の設定」と「情報の通
知」という二段階の手順により実現される。
【0047】<情報通知の設定>以下、まず、「情報通
知の設定」における手順について図3のシーケンスチャ
ートを用いて説明する。
【0048】まず、図3のステップ11の処理の前に次
の処理が行われる。
【0049】利用者端末装置1は電気通信網2を経由し
て情報通知先受付部21にアクセスする。情報通知先受
付部21は、本発明が適用される情報通知サービスが会
員制サービスあるいは有料サービス等の場合であって、
各会員に対して会員番号等が払い出されている場合に
は、利用者端末装置1に対して当該番号等を入力するよ
う要求する。
【0050】前記番号が入力された場合、情報通知先受
付部21は前記番号を受理し、情報通知先管理部22に
対し、前記番号の照会を要求する。情報通知先管理部2
2は、前記番号の照会要求を受けて、当該番号が情報通
知管理部22に格納されているか否かを検索する。
【0051】情報通知先管理部22は、前記番号が格納
されている場合には、当該会員が情報通知サービスを利
用できると判別し、また格納されていない場合には、当
該会員は情報通知サービスを利用できないと判別する。
【0052】情報通知先管理部22における前記判別結
果は、情報通知先受付部21を経由して利用者端末装置
1に送信され、情報通知サービスの利用可否が利用者に
通知される。このような処理の後、図3の処理が行われ
る。
【0053】本発明が適用される情報通知サービスが会
員制サービスあるいは有料サービス等の場合であって、
前記会員番号等を用いたサービス利用可否の判別が行わ
れた結果、利用可能とされた場合、あるいは、本発明が
適用される情報通知サービスが不特定多数の利用者が利
用可能な場合には、情報通知先受付部21は、アクセス
のあった利用者端末装置1に対し、情報の通知先となる
電話番号、ファクシミリ番号あるいは電子メールアドレ
スのうち少なくとも1つ以上の番号もしくはアドレス
(通知先番号)を入力し、かつ、複数の情報通知サービ
スの中から、利用したいサービスを指定するよう要求す
る。そして、利用者端末装置1は電気通信網4を経由し
て情報通知先受付部21に対して前記要求に対応した、
情報通知サービス名と、情報の通知先番号を送信する
(図3のステップ11)。
【0054】なお、利用者端末装置1は、インターネッ
ト上のホームページや、電気通信事業者装置側の電話に
よる音声自動応答処理等を利用して、通知先番号や利用
したいサービスを通知できる。
【0055】情報通知先受付部21は、情報通知サービ
ス名と通知先番号を受理すると共に、利用者端末装置1
に対し、情報通知サービス名と通知先番号を受理したこ
とを通知する(ステップ12)。
【0056】以下の説明では、サービス利用者を特定で
きる、前記会員番号あるいは、情報の通知先となる電話
番号、ファクシミリ番号あるいは電子メールアドレスの
うち少なくとも1つ以上の番号もしくはアドレスのこと
を利用者識別番号と呼ぶこととする。
【0057】情報通知先受付部21は、前記利用者識別
番号と情報通知サービス名と一対一に対応する通知情報
識別番号とから、情報提供者と電気通信事業者との間で
サービス利用者及びサービス利用者が利用している情報
通知サービスを識別するための番号であるサービス利用
識別番号を生成する。すなわち、サービス利用識別番号
とは、情報通知サービス(通知情報識別番号)の利用者
識別番号毎に付与される識別番号である。また、サービ
ス利用識別番号は、情報提供者が情報通知サービスを識
別でき、かつ、サービス利用者の電話番号等の個人情報
を特定できないようにすることを目的に生成される番号
である。
【0058】ここで、図4を参照してサービス利用識別
番号を生成する処理手順の一例を示す。
【0059】まず、情報通知先受付部21における図示
しないサービス利用識別番号生成手段が利用者端末装置
1に対して利用者識別番号及び通知情報の入力要求を行
う。(ステップ31)。利用者端末装置1において通知
情報が選択されると、利用者識別番号が利用者端末装置
1からサービス利用識別番号生成手段に送信される(ス
テップ32)。利用者識別番号を受理すると(ステップ
33)、情報通知先管理部22は、利用者識別番号が利
用者データベースに登録されているか否かの照合を行い
(ステップ34)、利用者識別番号が利用者データベー
スに登録されていない場合には(ステップ35における
No)、利用者端末装置1に対して利用者識別番号エラ
ー通知を行って(ステップ36)処理を終了し、登録さ
れている場合には(ステップ35におけるYes)次の
処理に進む。
【0060】続いて、情報通知先受付部21は通知情報
を受理し(ステップ37)、上記と同様にして通知情報
識別番号が情報通知先管理部22に存在するか否かを確
認した後(ステップ38〜ステップ40)、利用者識別
番号をユーザ番号に変換する(ステップ41)。
【0061】前記変換は、利用者端末装置1から「情報
通知の設定」要求があるごとに実行され、実行ごとに異
なるユーザ番号が生成される。なお、ユーザ番号は、そ
の番号だけでは当該ユーザを特定できない番号である。
【0062】そして、情報通知先受付部21は、通知情
報識別番号とユーザ番号とを結合することにより、サー
ビス利用識別番号を生成する(ステップ42)。
【0063】上記の手順により、情報通知先受付部21
は、利用者端末装置1から「情報通知の設定」要求があ
るごとに異なるサービス利用識別番号を生成することが
できる。
【0064】図3に戻り情報通知の設定の手順について
更に説明する。
【0065】情報通知先受付部21は、通知情報識別番
号と、情報の通知先となる電話番号、ファクシミリ番号
あるいは電子メールアドレスのうち少なくとも1つ以上
の番号もしくはアドレスと、前記の手順によって生成さ
れたサービス利用識別番号とを相互に関連性のあるデー
タとして情報通知先管理部22に蓄積する(ステップ1
3)。情報通知先管理部22に蓄積される情報の例を図
5に示す。情報通知先管理部22にはこれらの情報が、
例えばサービス利用識別番号毎に蓄積される。
【0066】情報通知先受付部21は、上記の蓄積が完
了した場合、情報提供者装置3の情報通知契機受付部3
1に対し、通知情報識別番号とサービス利用識別番号を
送信する(図3のステップ14)。そして、情報通知先
受付部21は、通知情報識別番号とサービス利用識別番
号を情報通知契機受付部31に送信した後、利用者端末
装置1の接続先を情報通知先受付部21から情報通知契
機受付部31へ接続しなおし、情報提供者とサービス利
用者が情報の通知契機の設定に関してデータのやり取り
が行えるようにする(ステップ15)。
【0067】なお、利用者端末装置1は、インターネッ
ト上のホームページや、電気通信事業者装置側の電話に
よる音声自動応答処理等を利用して、通知契機の設定を
行うことができる。
【0068】その後、サービス利用者は、情報提供者が
情報通知契機受付部31にあらかじめ提示した情報通知
内容、情報通知契機などを、利用者端末装置1を用いて
適宜選択あるいは設定することにより、自己の希望を情
報提供者に伝える(ステップ16)。
【0069】サービス利用者が利用者端末装置1によっ
て自己の希望する情報通知の内容を伝え終わり、通知内
容の登録の要求を情報通知契機受付部31に対し送信し
た時点で、情報通知契機受付部31は、サービス利用識
別番号と、通知情報識別番号と、内容識別子と、通知契
機とを組にして情報提供者装置3における利用者管理部
32に蓄積する(ステップ17)。そして、情報通知契
機受付部31は情報通知先受付部21に通知情報識別番
号等の通知を行い(ステップ18)、また、利用者が希
望した情報通知契機や通知情報等の承認の連絡を利用者
端末装置1に対して必要に応じて行う(ステップ1
9)。
【0070】上記の利用者管理32に蓄積される例を図
6に示す。以下、情報提供装置により管理される情報に
ついて説明する。
【0071】情報提供者は、サービス利用者に対して提
供できる複数の情報通知サービスを情報通知契機受付部
31において音声データ、テキストデータ、画像データ
あるいはそれらの組み合わせによって公開しており、ま
た、情報提供者は一般に自己が提供する複数の情報通知
サービスを識別するため、内容識別子を個々の情報通知
内容に付与している。更に、電気通信事業者と情報提供
者との間で情報通知サービスを識別するため、個々のサ
ービスごとに前記通知情報識別番号を付与している。
【0072】これらの情報について以下に例を挙げて詳
述する。
【0073】例えば、情報提供者Aが「株価通知サービ
ス」を、本発明を適用した情報通知サービスの一つとし
て提供している場合、情報提供者Aから通知される「a
社の株価」と「b社の株価」を区別するため、情報提供
者は内容識別子を各通知内容に付与する。また、情報提
供者Aの「株価通知サービス」と他の情報提供者Bが提
供するサービスとを識別するため、通知情報識別番号が
付与され、情報提供者と電気通信事業者との間で授受さ
れる。
【0074】更に、前記内容識別子が同じである「a社
の株価」が頻繁に変化し、通知契機に合致した場合、情
報提供者Aは電気通信事業者に対して、同一のサービス
利用者に対する情報通知を頻繁に要求することになる。
このように、前記のような通知情報識別番号と、内容識
別子と、情報通知先のサービス利用者が同一である、複
数の情報通知要求があって、これら複数の情報通知要求
に基づく通知を電気通信事業者が行った場合、利用者端
末への送達が完了できた情報通知と完了できなかった情
報通知が混在する場合があるが、上記の通知情報識別番
号を、このような通知結果の混在を区別して情報提供者
に知らせるために利用することも可能である。
【0075】図3を用いた「情報通知の設定」における
実施例では、まず、利用者端末装置1からの送信情報
に基づいて情報通知先受付部21における利用者識別番
号の設定を行い、次に、利用者端末装置1からの送信
情報に基づいて情報通知契機受付部31における通知契
機等の設定を行うようにしたが、情報通知先受付部2
1における利用者識別番号の設定と、情報通知契機受
付部31における通知契機等の設定とに依存関係は無い
ので、これら2つの設定の順序を入れ換えて実行しても
よい。
【0076】次に、「情報の通知」の手順の例について
図7、図8を用いて説明する。図7はファクシミリ、電
子メールによる通知の場合の手順を示し、図8は電話に
よる通知の場合の手順を示す。
【0077】<情報の通知―ファクシミリ、電子メール
による通知の場合>まず、図7に基づき説明を行う。
【0078】情報提供者装置3は、上述した情報通知の
設定に基づき、情報提供者が提供する情報通知サービス
において必要となる情報を観察しており、逐次、通知情
報管理部33に通知すべき情報を蓄積している。また、
観察している情報に変化があり、通知すべき情報を更新
する必要がある場合、情報提供者装置3は通知情報管理
部33に蓄積されている情報を更新する。これは例え
ば、「株価通知サービス」を提供している情報提供者の
場合、刻々と変化する各企業の株価を観察し、最新の各
社の株価を蓄積あるいは更新することに相当する。
【0079】上記の情報の観察、蓄積及び更新は、各情
報提供者によって実施され、その実施方法あるいは実施
手段は、個々の情報提供者によって異なる。
【0080】情報提供者装置3は、観察している情報と
利用者管理部32に蓄積された通知契機とを比較し、観
察している情報が通知契機に合致した場合には、情報通
知部34が情報の通知を実行する(ステップ51)。
【0081】情報通知部34は、利用者管理部32か
ら、該当するサービス利用識別番号と、通知情報識別番
号と、内容識別子を取り出すと共に、通知情報管理部3
3に蓄積されている通知情報を取り出す(ステップ5
2、53)。
【0082】そして、情報通知部34は情報通知要求番
号を生成する(ステップ54)。情報通知要求番号と
は、情報提供者装置3と電気通信事業者装置2の間で、
電気通信事業者装置2が複数の情報提供者の中の特定の
情報提供者を一意に特定することが可能であり、かつ、
電気通信事業者装置2が特定の情報提供者が要求した複
数の情報通知の中の特定の情報通知を一意に特定できる
番号である。
【0083】次に、情報通知部34は、電気通信網5を
介して電気通信事業者装置2における情報通知代行部2
3に接続し、情報通知要求番号と、サービス利用識別番
号と、通知情報識別番号とを情報通知代行部23に送信
すると共に、通知情報管理部33から取り出された前記
通知情報をファクシミリあるいは電子メールで受理可能
な形式に変換して、ディジタルデータとして情報通知代
行部23に送信する(ステップ55)。
【0084】情報通知代行部23は、ディジタルデータ
として送信された前記通知情報を一旦、情報通知データ
として蓄積すると共に、受信した前記情報通知要求番号
を蓄積し、受信した前記サービス利用識別番号と、通知
情報識別番号が情報通知先管理部22に蓄積されている
か否かを判定する(ステップ56)。
【0085】情報通知代行部23における上記判定の結
果、前記サービス利用識別番号と通知情報識別番号が組
として共に情報通知先管理部22において蓄積されてい
ない場合には、情報通知代行部23は蓄積した情報通知
要求番号を読み出し、情報通知部34に対し、前記情報
通知要求番号によって特定される情報通知要求につい
て、送信されたサービス利用識別番号と通知情報識別番
号の組み合わせ、あるいは各番号自体がエラーであるこ
とを電気通信網5を介して通知すると共に、当該情報通
知サービスに関連する処理を終了する。
【0086】情報通知代行部23における判定の結果、
前記サービス利用識別番号と通知情報識別番号が組とし
て共に情報通知先管理部22において蓄積されている場
合には、情報通知代行部23は、前記サービス利用識別
番号から通知先であるファクシミリ番号あるいは電子メ
ールアドレスを得る。
【0087】そして、情報通知代行部23は、前記ファ
クシミリ番号あるいは電子メールアドレスに対して発信
処理を実施し、前記ディジタルデータを通知情報として
利用者端末装置1に送信する(ステップ57)。
【0088】なお、情報通知代行部23は、上記の送信
を実施した結果を確認するため以下の手順で送達確認を
行っても良い。
【0089】ファクシミリ通信による情報通知の場合で
あって、通知情報が利用者端末装置1に送付できた場合
には、情報通知代行部23は、「ファクシミリ送信完
了」のメッセージを、対応する情報通知要求番号と、サ
ービス利用識別番号と、通知情報識別番号との組にし
て、情報通知部34に対して送信し、当該情報通知サー
ビスに関する処理を終了する。
【0090】また、ファクシミリ通信による情報通知の
場合であって、送信先の当該ファクシミリ番号が存在し
なかった場合には、情報通知代行部23は、「ファクシ
ミリ番号なし」のエラーメッセージを、対応する情報通
知要求番号と、サービス利用識別番号と通知情報識別番
号との組にして情報通知部34に対して送信し、当該情
報通知サービスに関連する処理を終了する。
【0091】また、ファクシミリ通信による情報通知の
場合であって、当該ファクシミリ番号の利用者端末装置
1が話中あるいは不出の場合、情報通知代行部23は、
あらかじめ決められた回数だけ再発信し、再発信によっ
て不出あるいは話中が解消され、利用者端末装置1へ通
知情報が送達された場合には、情報通知代行部23は、
「ファクシミリ送信完了」のメッセージを、対応する情
報通知要求番号と、サービス利用識別番号と、通知情報
識別番号との組にして、情報通知部34に対して送信
し、当該情報通知サービスに関する処理を終了する。前
記再発信によって不出あるいは話中が解消されなかった
場合は、情報通知代行部23は、「ファクシミリ応答無
し」のエラーメッセージを、対応する情報通知要求番号
と、サービス利用識別番号と通知情報識別番号との組に
して、情報通知部34に対して送信し、当該情報通知サ
ービスに関連する処理を終了する。
【0092】<情報の通知―電話による通知の場合>次
に、通知先が電話の場合についての情報の通知の手順に
ついて図8を用いて説明する。図8におけるステップ6
1〜ステップ64の処理は図7におけるステップ51〜
ステップ54の処理と同様である。以下、ステップ65
から説明する。
【0093】情報通知部34は、電気通信網5を介して
情報通知代行部23に接続し、情報通知要求番号と、サ
ービス利用識別番号と、通知情報識別番号を情報通知代
行部23に送信すると共に、通知情報管理部33から取
り出された前記通知情報を電話で受理可能な形式に変換
して、ディジタルデータとして情報通知代行部23に送
信する(ステップ65)。
【0094】電話による通知における通知情報の送信形
式には、音声データの場合と、テキストデータの場合が
あり、情報通知部34が通知情報として音声データを情
報通知代行部23に送信した場合には、情報通知代行部
23は、受信した音声データをそのまま利用者端末装置
1に対して送出し、情報通知部34が通知情報としてテ
キストデータを情報通知代行部23に送信した場合に
は、情報通知代行部23は、音声合成処理により受信し
たテキストデータから音声データを生成し、利用者端末
装置1に対して音声データを送出する。
【0095】ディジタルデータとして通知情報を受信し
た(ステップ65)後、情報通知代行部23は、当該通
知情報を一旦、情報通知データとして蓄積すると共に、
受信した前記情報通知要求番号を蓄積し、受信した前記
サービス利用識別番号と、通知情報識別番号が情報通知
先管理部22に蓄積されているか否かを判定する(ステ
ップ66)。前記、情報通知代行部23における判定の
結果、前記サービス利用識別番号と通知情報識別番号が
組として共に情報通知先管理部22において蓄積されて
いない場合には、情報通知代行部23は蓄積した前記情
報通知要求番号を読み出し、情報通知部34に対し、前
記情報通知要求番号によって特定される情報通知要求に
ついて、送信されたサービス利用識別番号と通知情報識
別番号の組み合わせ、あるいは各番号自体がエラーであ
ることを電気通信網5を介して通知すると共、当該情報
通知サービスに関連する処理を終了する。
【0096】情報通知代行部23における判定の結果、
前記サービス利用識別番号と通知情報識別番号が組とし
て共に情報通知先管理部22において蓄積されている場
合には、情報通知代行部23は、前記サービス利用識別
番号から通知先である電話番号を得る。
【0097】そして、情報通知代行部23は、当該電話
番号に対して発信処理を実施する(ステップ67)。情
報通知代行部23は、サービス利用者の利用者端末装置
1が着信したことを確認した場合(ステップ68)、当
該情報通知に対応する情報通知要求番号と通知情報識別
番号とを電気通信網5を経由して、情報通知部34に送
付することにより、通知情報を送信するよう要求する
(ステップ69)。
【0098】情報通知部34は上記の通知情報の送信要
求に基づき、情報通知代行部23に対して電気通信網5
を経由して通知情報を送信する(ステップ70)。情報
通知代行部23は、前記通知情報を受信した後、利用者
端末装置1に対し、電気通信網2を経由して音声による
情報の通知を実施する(ステップ71)。
【0099】その後、必要に応じて通知情報の送達確認
を行う。
【0100】すなわち、電話による情報通知の場合であ
って、通知情報が利用者端末装置1に送付できた場合に
は、情報通知代行部23は、「電話通知完了」のメッセ
ージを、対応する情報通知要求番号と、サービス利用識
別番号と、通知情報識別番号との組にして、情報通知部
34に対して送信し、当該情報通知サービスに関する処
理を終了する。
【0101】また、次のようにして送達確認を行うこと
もできる。
【0102】電話による情報通知の場合であって、情報
通知代行部23が、通知情報を利用者端末装置1に送付
し、音声によって通知情報を案内した後に、サービス利
用者に対してプッシュボタンの押下を促した結果、利用
者端末装置1から想定したDTMF信号の入力が一定時
間以内にあった場合、情報通知代行部23は、サービス
利用者が通知情報を聴取したと判断し、「電話通知完
了」のメッセージを、対応する情報通知要求番号と、サ
ービス利用識別番号と、通知情報識別番号との組にし
て、情報通知部34に対して送信し、当該情報通知サー
ビスに関する処理を終了する。
【0103】情報通知代行部23が、利用者端末装置1
からのDTMF信号を一定時間以内に検出できなかった
場合、情報通知代行部23は、サービス利用者が通知情
報を聴取できなかったと判断し、「電話通知完了、ユー
ザ未受理」のメッセージを、対応する情報通知要求番号
と、サービス利用識別番号と、通知情報識別番号との組
にして、情報通知部34に対して送信し、当該情報通知
サービスに関する処理を終了する。
【0104】また、電話による情報通知の場合であっ
て、当該電話番号が存在しない場合、情報通知代行部2
3は、「電話番号なし」のエラーメッセージを、対応す
る情報通知要求番号と、サービス利用識別番号と通知情
報識別番号との組にして、情報通知部34に対して送信
し、当該情報通知サービスに関連する処理を終了する。
【0105】電話番号の利用者端末装置1が話中あるい
は不出の場合には、情報通知代行部23は、あらかじめ
決められた回数だけ再発信し、再発信によって不出ある
いは話中が解消され、利用者端末装置1へ通知情報が送
達された場合には、情報通知代行部23は、「電話通知
完了」のメッセージを、対応する情報通知要求番号と、
サービス利用識別番号と、通知情報識別番号との組にし
て、情報通知部34に対して送信し、当該情報通知サー
ビスに関する処理を終了する。
【0106】再発信によって不出あるいは話中が解消さ
れなかった場合は、情報通知代行部23は、「電話応答
無し」のエラーメッセージを、対応する情報通知要求番
号と、サービス利用識別番号と、通知情報識別番号との
組にして、情報通知部9に対して送信し、当該情報通知
サービスに関連する処理を終了する。
【0107】<情報の通知の他の例>図7を用いて説明
したファクシミリによる情報通知の場合については、情
報通知部34から情報通知代行部23に対し、情報の通
知要求と同時に通知情報を送信し、情報通知代行部23
で通知情報を一旦蓄積するものとして説明したが、ファ
クシミリによる情報通知においても、上述したような電
話による情報通知と同じ手順で情報の通知を行うことが
できる。その場合の処理について図8に示す手順に沿っ
て説明する。
【0108】情報通知部34から情報通知代行部23に
対し、まず、情報通知要求番号と、サービス利用識別番
号と、通知情報識別番号を送信することにより、情報の
通知要求を行う(ステップ65)。情報通知代行部23
は、情報通知部34からの前記情報通知要求を受けた場
合、利用者端末装置1に対し発信する(ステップ6
7)。
【0109】情報通知代行部23が利用者端末装置1の
着信を確認した場合(ステップ68)、情報通知代行部
23は、当該情報通知に対応する情報通知要求番号と、
通知情報識別番号とを電気通信網5を経由して、情報通
知部34に送付することにより、通知情報を送信するよ
う要求する(ステップ69)。
【0110】そして、情報通知部34は上記の通知情報
の送信要求に基づき、情報通知代行部23に対して電気
通信網5を経由して通知情報を送信する(ステップ7
0)。情報通知代行部23は、当該通知情報を受信した
後、利用者端末装置1に対し、電気通信網2を経由して
ファクシミリによる情報の通知を実施する(ステップ7
1)。その後、必要に応じて送達確認を行う。
【0111】本発明は、上記の実施形態に限定されるこ
となく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0112】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、情報
提供者が情報の変化を監視し、あらかじめ設定した条件
になった場合に限り、電気通信事業者を介して情報をサ
ービス利用者に通知するので、サービス利用者は、刻々
と変化する情報を自分自身で監視することなく情報提供
者から必要な情報の通知を得ることができる。
【0113】また、電気通信事業者が情報通知先を管理
し、情報通知を代行するので、情報提供者は、刻々と変
化する自己の情報を、1)サービス利用者が要求する条
件で、2)特別の電気通信設備を持たずに、3)多数の
サービス利用者に対して同時に通知することが可能とな
る。
【0114】更に、サービス利用者の個人情報である電
話番号、電子メールアドレス等を情報提供者に渡さず、
電気通信事業者が管理するので、これら個人情報を情報
提供者が流用あるいは転用することを未然に防止でき、
セキュリティーの高い情報通知サービスを提供すること
が可能となる。
【0115】また、電気通信事業者にとっては、自己の
有する電気通信設備を有効に利用して同時多数の利用者
に対して実時間性を求められる情報提供サービスを提供
するので、通信量を増大させ、以って通信料収入の増加
を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概要を説明するための図
である。
【図2】本発明の実施例における情報通知システムの構
成図である。
【図3】「情報通知の設定」の手順の例を示す図であ
る。
【図4】サービス利用識別番号を生成する処理手順の一
例を示す図である。
【図5】情報通知先管理部22に蓄積される情報の例を
示す図である。
【図6】利用者管理32に蓄積される情報の例を示す図
である。
【図7】ファクシミリ、電子メールによる通知の場合の
「情報の通知」の手順の例を示す図である。
【図8】電話による通知の場合の「情報の通知」の手順
の例を示す図である。
【符号の説明】 1 利用者端末装置 2 電気通信事業者装置 3 情報提供者装置 4 電気通信網(サービス利用者・電気通信事業者間) 5 電気通信網(電気通信事業者・情報提供者間) 21 情報通知先受付部 22 情報通知先管理部 23 情報通知代行部 31 情報通知契機受付部 32 利用者管理部 33 通知情報管理部 34 情報通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 和博 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 笠原 裕道 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 松尾 聡子 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 鈴木 麻知子 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 金井 俊夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 関 真一郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 後藤 浩二 神奈川県横浜市中区不老町2丁目9番1号 エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社内 (72)発明者 柏倉 佳典 神奈川県横浜市中区不老町2丁目9番1号 エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AB01 AF02 5K024 AA06 AA71 CC11 FF03 FF04 FF05 HH01 5K101 KK16 LL12 MM07 NN18 NN21 PP03 RR12 RR13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の契機になった場合に利用者端末装置
    に対して情報の通知を行うための情報通知装置であっ
    て、 利用者端末装置から受信した利用者識別情報及び通知情
    報識別情報に基づき、サービス利用者及び該サービス利
    用者が利用する情報通知サービスを識別するためのサー
    ビス利用識別情報を生成し、前記情報通知装置に接続さ
    れた情報提供者装置に対して該サービス利用識別情報を
    送信する手段と、 該サービス利用識別情報に対応する通知情報に関する所
    定の契機に前記情報提供者装置が送信する要求に基づ
    き、該サービス利用識別情報に対応する利用者端末装置
    に対してその通知情報を送信するための処理を行う情報
    通知代行手段とを有することを特徴とする情報通知装
    置。
  2. 【請求項2】前記サービス利用識別情報は、サービス利
    用者を特定できないように前記利用者識別情報を変換し
    た情報を含む請求項1に記載の情報通知装置。
  3. 【請求項3】前記情報通知代行手段は、 前記通知情報の送信を電話網を介して音声により行う手
    段と、 通知情報を送信した後に前記利用者端末装置からのDT
    MF信号を受信することにより、サービス利用者が通知
    情報を聴取したか否かを記録する手段とを有する請求項
    1に記載の情報通知装置。
  4. 【請求項4】前記情報通知代行手段は、 前記通知情報の送信を電話網を介して音声により行う手
    段と、 通知情報を送信した後に前記利用者端末装置から送信さ
    れたサービス利用者の入力音声を認識することにより、
    サービス利用者が通知情報を聴取したか否かを記録する
    手段とを有する請求項1に記載の情報通知装置。
  5. 【請求項5】前記情報通知代行手段は、 前記情報提供者装置からテキストデータとして受信した
    通知情報を音声に変換する手段を更に有する請求項3又
    は4に記載の情報通知装置。
  6. 【請求項6】所定の契機になった場合に利用者端末装置
    に対して情報の通知を行うための情報提供者装置であっ
    て、 利用者端末装置に対して通知情報の送信を行う情報通知
    装置に接続し、サービス利用者及び該サービス利用者が
    利用する情報通知サービスを識別するためのサービス利
    用識別情報を受信する手段と、 利用者端末装置から各サービス利用者の情報を通知する
    契機の登録を受け付ける手段と、 サービス利用者に通知すべき情報を蓄積及び管理する手
    段と、 あるサービス利用識別情報に対応する通知情報が、前記
    登録した契機に対応する状態にあるか否かを判定する手
    段と、 該通知情報が前記登録した契機に対応する状態にある場
    合に、そのサービス利用識別情報に対応する利用者端末
    装置への通知情報の送信を前記情報通知装置に対して要
    求する情報通知手段とを有することを特徴とする情報提
    供者装置。
  7. 【請求項7】前記情報通知手段は、情報提供者及び情報
    通知を一意に特定するための情報通知要求情報を生成す
    る手段と、 該情報通知要求情報を、情報通知装置との間で通知情報
    の送達確認のために使用する手段とを更に有する請求項
    6に記載の情報提供者装置。
  8. 【請求項8】所定の契機になった場合に利用者端末装置
    に対して情報の通知を行うための情報通知装置であっ
    て、 利用者端末装置から受信した利用者識別情報及び通知情
    報識別情報に基づき、サービス利用者及び当該サービス
    利用者が利用する情報通知サービスを識別するためのサ
    ービス利用識別情報を生成する手段と、 利用者端末装置から各サービス利用者の情報を通知する
    契機の登録を受け付ける手段と、 サービス利用者に通知すべき情報を蓄積及び管理する手
    段と、 あるサービス利用識別情報に対応する通知情報が、前記
    登録した契機に対応する状態にあるか否かを判定する手
    段と、 該通知情報が前記登録した契機に対応する状態にある場
    合に、該サービス利用識別情報に対応する利用者端末装
    置に対してその通知情報を送信するための処理を行う手
    段とを有することを特徴とする情報通知装置。
  9. 【請求項9】所定の契機になった場合に利用者端末装置
    に対して情報の通知を行うための情報通知装置が実行す
    る情報通知方法であって、 利用者端末装置から受信した利用者識別情報及び通知情
    報識別情報に基づき、サービス利用者及び該サービス利
    用者が利用する情報通知サービスを識別するためのサー
    ビス利用識別情報を生成し、前記情報通知装置に接続さ
    れた情報提供者装置に対して該サービス利用識別情報を
    送信する手順と、 該サービス利用識別情報に対応する通知情報に関する所
    定の契機に前記情報提供者装置が送信する要求に基づ
    き、該サービス利用識別情報に対応する利用者端末装置
    に対してその通知情報を送信するための処理を行う手順
    とを有することを特徴とする情報通知方法。
  10. 【請求項10】前記サービス利用識別情報は、サービス
    利用者を特定できないように前記利用者識別情報を変換
    した情報を含む請求項9に記載の情報通知方法。
  11. 【請求項11】所定の契機になった場合に利用者端末装
    置に対して情報の通知を行うための情報提供者装置が実
    行する方法であって、 利用者端末装置に対して通知情報の送信を行う情報通知
    装置に接続し、サービス利用者及び該サービス利用者が
    利用する情報通知サービスを識別するためのサービス利
    用識別情報を受信する手順と、 利用者端末装置から各サービス利用者の情報を通知する
    契機の登録を受け付ける手順と、 サービス利用者に通知すべき情報を蓄積及び管理する手
    順と、 あるサービス利用識別情報に対応する通知情報が、前記
    登録した契機に対応する状態にあるか否かを判定する手
    順と、 該通知情報が前記登録した契機に対応する状態にある場
    合に、そのサービス利用識別情報に対応する利用者端末
    装置への通知情報の送信を前記情報通知装置に対して要
    求する情報通知手順とを有することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】前記情報通知手順は、情報提供者及び情
    報通知を一意に特定するための情報通知要求情報を生成
    する手順と、 該情報通知要求情報を、情報通知装置との間で通知情報
    の送達確認のために使用する手順とを更に有する請求項
    11に記載の方法。
  13. 【請求項13】所定の契機になった場合に利用者端末装
    置に対して情報の通知を行うために、コンピュータに情
    報通知処理を実行させるプログラムであって、 利用者端末装置から受信した利用者識別情報及び通知情
    報識別情報に基づき、サービス利用者及び該サービス利
    用者が利用する情報通知サービスを識別するためのサー
    ビス利用識別情報を生成し、前記コンピュータに接続さ
    れた情報提供者装置に対して該サービス利用識別情報を
    送信する手順と、 該サービス利用識別情報に対応する通知情報に関する所
    定の契機に前記情報提供者装置が送信する要求に基づ
    き、該サービス利用識別情報に対応する利用者端末装置
    に対してその通知情報を送信するための処理を実行する
    手順とをコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 【請求項14】前記サービス利用識別情報は、サービス
    利用者を特定できないように前記利用者識別情報を変換
    した情報を含む請求項13に記載のプログラム。
  15. 【請求項15】所定の契機になった場合に利用者端末装
    置に対して情報の通知を行うために、コンピュータに情
    報提供処理を実行させるプログラムであって、 利用者端末装置に対して通知情報の送信を行う情報通知
    装置に接続し、サービス利用者及び該サービス利用者が
    利用する情報通知サービスを識別するためのサービス利
    用識別情報を受信する手順と、 利用者端末装置から各サービス利用者の情報を通知する
    契機の登録を受け付ける手順と、 サービス利用者に通知すべき情報を蓄積及び管理する手
    順と、 あるサービス利用識別情報に対応する通知情報が、前記
    登録した契機に対応する状態にあるか否かを判定する手
    順と、 該通知情報が前記登録した契機に対応する状態にある場
    合に、そのサービス利用識別情報に対応する利用者端末
    装置への通知情報の送信を前記情報通知装置に対して要
    求する情報通知手順とをコンピュータに実行させるプロ
    グラム。
  16. 【請求項16】前記情報通知手順は、情報提供者及び情
    報通知を一意に特定するための情報通知要求情報を生成
    する手順と、 該情報通知要求情報を、情報通知装置との間で通知情報
    の送達確認のために使用する手順とを有する請求項15
    に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011030155A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Nec Corp 自動連絡システム、自動連絡装置、自動連絡プログラム、および自動連絡方法
JP2015172868A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社Nttドコモ 情報提供システム、情報提供方法、近距離通信デバイス、情報提供装置及びサーバ

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