JP2003333205A - 加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換 - Google Patents

加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換

Info

Publication number
JP2003333205A
JP2003333205A JP2002138645A JP2002138645A JP2003333205A JP 2003333205 A JP2003333205 A JP 2003333205A JP 2002138645 A JP2002138645 A JP 2002138645A JP 2002138645 A JP2002138645 A JP 2002138645A JP 2003333205 A JP2003333205 A JP 2003333205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
signal
data
line
calling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002138645A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatomo Ouchi
雅智 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002138645A priority Critical patent/JP2003333205A/ja
Publication of JP2003333205A publication Critical patent/JP2003333205A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話と重畳するxDSL通信において、ダイ
ヤルパルスによるxDSL通信への影響を減少させる。 【解決手段】 データ端末を収容するインターフェース
と、電話回線を介して電話機を収容するインターフェー
スと電話交換機に接続するインターフェースとを備え、
電話が使用する周波数帯域と重ならない周波数帯域の信
号となるようにデータ端末からのデータを符号/変調し
て電話回線に載せ、データ通信と電話通信を分ける分波
器を用いて、対向の機器と通信するモデムにおいて、電
話回線からの発呼用PB信号(多周波信号)を検出する
手段とダイヤルパルスを送出する手段とを備え、電話機
からの発呼用PB信号(多周波信号)を対応するダイヤ
ルパルスに変換して交換機に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、xDSL(Dig
ital Subscriber Line)モデムと
呼ばれる変調復調機器の拡張機能に関するものである。
その拡張機能とは、xDSLモデムによるデータ通信に
電話通信を重畳する場合に、電話通信の発呼時のダイヤ
ル方式をxDSLモデムで変換することである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及にともな
い、一般家庭などと事業者(Internet Ser
vice Provider)との接続を高速におこな
いたいという要求が増加している。コストの面から、従
来から電話通信で使われているメタリックケーブルをそ
のまま用いて、高速なデータ伝送を実現する技術が提案
されている。
【0003】これらの技術には、Digital Su
bscriber LineをのDSLと略して、AD
SL(Asymmetric DSL)、HDSL(H
igh bit rate DSL),IDSL(IS
DN DSL),SDSL(Symetric DS
L),SHDSL(Single Pair DS
L),VDSL(Very high bit rat
e DLS),HDSL2,などがあり、一般的に、x
DSLと総称される。
【0004】また、これらを実現するものは変調復調機
器(モデム)であり、宅内側の機器はxTU−R(xD
SL Transceiver Unit−Remot
eend)、電話局舎側の機器はxTU−C(xDSL
TransceiverUnit−Central
office)、と呼ばれる。
【0005】xDSLの中で、従来の電話と共存できる
のは、ADSLとVDSLである。
【0006】これらのモデムは、既存の電話がしようす
る周波数帯域とは別の帯域にデータを重畳するものであ
る。
【0007】しかし、電話機でダイヤルパルスを発生さ
せると、回線インピーダンスの変化を引き起こし、モデ
ム間のデータ伝送に影響し、通信のリンクが切れること
もある。
【0008】この障害を復旧させるためには、回線の新
たなインピーダンス状態に合致するように、モデムの動
作パラメータを再設定しなければならないが、この処理
には相応の時間がかかる。
【0009】ITU標準G.992.2(G.Lit
e)では、DSLモデムが、電話側(POTS:Pla
in Old Telephone Service)
のフックスイッチの状態変化を監視して、変化が起きた
ときに素早く復旧させる手順”Fast Retrai
n)“を定めている。
【0010】また、回線インピーダンス変化に高速に適
応するための具体的な実装として、以下のものがある。
【0011】特開平11−289403号公報「ディジ
タル加入者伝送システム」は、”周波数多重した複数の
搬送波をそれぞれ直交振幅変調した変調信号の時間軸上
の付加データ長を可変とし、付加データ長を可変とする
ための制御情報を電話回線から受信した変調信号から生
成する”ものである。
【0012】特開平11−308334号公報「ディジ
タル加入者伝送システム」は、”周波数多重した複数の
搬送波をそれぞれ直交振幅変調した変調信号の時間軸上
の付加データ長を可変とする、または、付加データ長を
回線のインパルス応答よりも長く設定する”ものであ
る。
【0013】このふたつの実装は、従来のアダプティブ
時間領域線路等化器の代わりに固定時間領域線路等化器
を用いて、回線状態の変化に対応するための複雑なパラ
メータ調節を簡単なものにすることによって、対応時間
の短縮を図ったものである。
【0014】さらに、特開平11−308357号公報
「データ通信装置」は、”オン・オフフック検出回路
は、電話線の電圧レベルを検出して、その電話線を利用
しての音声帯域通信がオンフック状態にあるか、オフフ
ック状態にあるかを検出して、状態検出信号として出力
する。TEQ(タイムドメンイコライザ)、FEQ(周
波数ドメンイコライザ)、コンステレーションエンコー
ダ・ゲインスケーリングは、その状態検出信号に基づい
て、オンフック時、オフフック時、別々のテーブルを使
用して、時間領域および周波数領域で適応等化、ビット
配分、ゲイン配分を行なってデータ通信を行う。また、
オンフック時は、電話は使用されていないため、この音
声帯域に近い帯域まで伝送サブキャリアを拡大あるいは
シフトさせたり、さらには音声帯域まで使って通信を行
う。”ようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の”Fast Retraim”や特開平11−289
403号公報や特開平11−308334号公報は、い
ずれも復旧時間の短縮を図ったものである。また、特開
平11−308357号公報は、回線特性が変化しても
効率よくデータ伝送をおこなうことを目的としている。
【0016】通話を切断するときのように、1回きりの
オフフック→オンフックの状態変化に対しては、上記の
従来例でも、ある程度の障害時間短縮効果はある。
【0017】しかし、ダイヤルパルスによる発呼の場合
は、電話番号の最終桁の送出が終わるまでフックスイッ
チの変動状態が続いてしまう。例えば、20PPS(P
ulse Per Second)の環境において、1
0個のパルスからなる”0”(ゼロ)をダイヤルするに
は、10/20=0.5秒かかる。人間の操作間隔も考
慮すると、5桁から11桁程度の電話番号を送出するに
は、10秒前後必要となる。この間、データ伝送側に影
響が出ることになる。
【0018】つまり、従来例は、回線インピータンスの
変化が起こった後の対策であり、発呼時のダイヤルのよ
うにインピーダンス変化が長く続くこと自体には対応し
ていないのである。
【0019】また、特開平11−289403号公報や
特開平11−308334号公報は、ITU標準などで
は固定である付加データ長を可変にするために、対向の
機器も可変であることに対応しなけばならなくなる。
【0020】同様に、特開平11−308357号公報
も、対向の機器がテーブルの変更に対応する手段を備え
なければならない。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ端末を
収容するインタフェースと、電話回線を介して電話機を
収容するインタフェースと、電話交換機に接続するイン
タフェースとを備え、電話が使用する周波数帯域と重な
らない周波数帯域の信号となるように、データ端末から
のデータを符号/変調して電話回線に載せ、データ通信
と電話通信を分ける分波器を用いて、対向の機器と通信
するモデムにおいて、電話回線からの発呼用PB信号
(多周波信号)を検出する手段とダイヤルパルスを送出
する手段とを備え、電話機からの発呼用PB信号(多周
波信号)を対応するダイヤルパルスに変換して交換機に
送出するようにしたので、xTU−C側の対応だけで、
データ通信に影響を与えないで、ダイヤルパレス契約に
よる発呼ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1に、一般
的なシステムの機器構成を示す。大きく分けて3つの部
分からなる。
【0023】第1の部分は、電話サービスをおこなう電
話事業者であり、交換機と各加入者への回線を備える。
【0024】第2の部分は、DSLサービスを提供する
通信事業者であり、電話事業者の局舎内にxDSL通信
用のモデムを備える。
【0025】第3の部分は、一般加入者であり、一般電
話機とデータ端末とxDSL通信事業者が指定するモデ
ムとを備える。
【0026】100は電話事業者の局舎で、150は電
話交換機、500は電話網、701は電話網に直接接続
可能な電話機である。
【0027】102はATU−Cである。なお、複数の
ATU−Cを束ねて、DSLAM(Digital S
ubscriber Line Access Mul
tiplexer、ディジタル加入者回線アクセス多重
化装置)とする構成もある。
【0028】200はATU−R、201は分岐で、回
線501を流れる信号をATU−Rと電話機に接続させ
るためのものである。
【0029】301はデータ網に接続されている端末、
302は宅内のデータ端末である。
【0030】600はインターネットなどのデータ網で
ある。
【0031】702は電話網に直接接続可能な電話機
で、宅内に置かれる。
【0032】電話機701と電話機702の通話は、宅
内←→電話局の交換機←→電話網←→通話相手という流
れでおこなわれる。
【0033】また、データ端末301とデータ端末30
2の通信は、宅内←→電話局に設置されたモデム←→デ
ータ網←→通信相手という流れでおこなわれる。
【0034】なお、電話機702の利用者は、電話事業
者との間で、回線501にういてのダイヤルパルス発呼
契約をしているものとする。
【0035】図2から図4を用いて、個々のブロックに
ついて、説明する。
【0036】図2は、ATU−Cのブロック構成図であ
る(102)。
【0037】101は回線501と接続させるためのR
J−11コネクタ、116は回線501を介して電話機
702を収容するためのインタフェース、117は回線
501からの信号から電話信号とDSLモデム信号を分
けて取り出すための帯域通過フィルタなどからなり、P
B信号(多周波信号)も検出するスプリッタ、115は
交換機にダイヤルパルスを送出したり、交換機の極性反
転を検出したり、着信信号を検出するインタフェース、
103は交換機と接続させるためのコネクタ、104は
パルストランス、105はドライバである。
【0038】106はアナログフロントエンド回路で、
フィルタとAD/DAコンバータからなる。
【0039】107はADSLモデムで、アナログフロ
ントエンドとのインタフェース機能、符号/復号/変調
などの信号処理機能、STMやATMなどとのインタフ
ェース機能などを備える。
【0040】108はATU−C全体の制御をおこなう
CPUなどで構成される制御装置、109はCPUの処
理を決定するプログラムや固定データを格納するための
ROMなどからなる記憶装置、110はROMからプラ
グラムや初期データをコピーして実行したり、運用デー
タなどを保持するRAM(EEPROMなどを含む)な
どからなる書き換え可能メモリである。
【0041】111はEthernet(R)ドライ
バ、112は10/100Base−Tなどを収容する
ためのRJ−45コネクタ、113は電源回路、114
はタイムアウトを発生させたり時間を計測する計時装
置、である。
【0042】なお、ここでは、CPU108がシリアル
通信コントローラを内蔵しており、Ethernet
(R)やHDLC やATMのフレームやパケットを処
理できるものとする。
【0043】図3、ATU−Rのブロック構成図であ
る。基本的には、ATU−Cを対称的に構成したもので
ある。
【0044】202は回線501を収容するためのRJ
−11コネクタ、203はパルストランス、204はド
ライバ、205はアナログフロントエンド回路で、フィ
ルタ機能とAD/DAコンバータ機能からなる。206
はADSLモデムで、アナログフロントエンドとのイン
ターフェース機能、符号/復号/変調などの信号処理機
能、パケット化機能からなる。
【0045】207はATW・温全体の制御をおこなう
CPUなどで構成される制御装置、208はCPUの処
理を決定するプログラムや固定データを格納するための
ROMなどからなる記憶装置、209はROMからプラ
グラムや初期データをコピーして実行したり、運用デー
タなどを保持するRAM(EEPROMなどを含む)な
どからなる書き換え可能メモリである。
【0046】210はEthernet(R)ドライ
バ、211は10/100Base−Tなどを収容する
ためのRJ−45コネクタ、212は、宅内側の電話機
702と接続するためのRJ−45コネクタ、213は
電源回路、214は計時装置、である。
【0047】ATU−Cのものと同様に、CPU207
はシリアル通信コントローラを内蔵しているものとす
る。
【0048】このように、ATU−CとATU−Rは、
回線501と接続されているRJ−11択側からのデー
タをEthernet(R)側へ、逆にEtherne
t(R)側からのデータを回線501と接続されている
RJ−11側へ伝送する。
【0049】回線501上のレイヤ2通信には、例え
ば、PPP(Point To Point Prot
ocol』を用いる。
【0050】図4は電話機701および702のブロッ
ク図である。
【0051】401は電話回線と接続するためのRJ−
11コネクタ、402は着信検出回路、403はフック
スイッチ、404は直流回路、405は電源、406は
トランス、407は受話器、408は入出力ポート、4
09は電話機全体の制御をおこなうCPUなどで構成さ
れる制御装置、410はCPUの処理を決定するプログ
ラムや固定データを格納するためのROMなどからなる
記憶装置、411はROMからプラグラムや初期データ
をコピーして実行したり、運用データなどを保持するR
AM(EEPROMなどを含む)などからなる書き換え
可能メモリ、412はビジートーンやダイヤルトーンや
PB信号などを発生させるための音源、413は計時装
置、414は着信音や通話音声などを出力するスピーカ
ーである。
【0052】ここで、ATU−C/ATU−R/電話機
の共通なソフトウェア構造を述べる。
【0053】まず、基盤にはオペレーティングシステム
(OS)がある。
【0054】また、電話やEthernet(R)など
の回線インタフェースを制御するデバイスドライバが、
OSに適合する形で組み込まれる。
【0055】その上の階層に、ネットワークレイヤとト
ランスボートレイヤのプロトコルを処理するプログラム
があり、一番上の階層にアプリケーションプログラムが
ある。
【0056】アプリケーションプログラムは、用いるデ
バイスを初期化して、送受信をおこなう。
【0057】データを受信すると、割り込みが発生し、
割り込みハンドラや対応するデバイスドライバ部分が実
行され、受信データをアプリケーションに送る。これら
の制御を実現するのが、オペレーティングシステムであ
る。
【0058】ところで、この種の通信装置では、以下に
説明する状態遷移によって制御する。
【0059】まず、RAM額域に状態変数を保持する領
域を確保する。初期状態をアイドル状態と呼ぶ。通信デ
ータや利用者の操作が発生したとき、それに対応するた
めの処理をおこない、状態変数を更新する。本発明で
は、通信データや利用者の操作を総称して、イベントと
呼ぶ。データ受信という同じイベントが発生しても、状
態変数の値によっては、それに対する処理が異なるので
ある。
【0060】ここで、図5を用いて、本発明に最も特徴
的な動作を説明する。
【0061】フロー中の各ステップは、アルファベット
1文字と数字3文字で参照することにする。アルファベ
ットは、機器の種額を示し、ATU−Cの処理はC、で
ある。 1.ATU−Cのフローの説明(図5−1から図5−
2) [C100:アイドル]まず、全てが初期状態にあると
する(ステップC100)。この状態は、電源立ち上が
り直後で、初期化が終了し、回線やデータ端末からのデ
ータを受信できる状態である。
【0062】ここで、電話機702の利用者が、オフフ
ックしたとすると、ATU−Cのインタフェースがそれ
を検出して、交換機に対するループを閉結する(ステッ
プC102)。続いて、電話機側の回線と交換機側の回
線が接続されるように、COT I/F115とSLT
I/F116との通話路を接続し(ステップC10
3)、状態をダイヤル待ち状態にする(ステップC20
0へ)。
【0063】[C200:ダイヤル待ち] <PBダイヤル検出>この状態でも、同様にイベントを
監視している(ステップC201)。スプリッタ11
7、が電話機からの信号にPB成分を検出すると、CP
U108は、COT I/Fを制御して、PB信号に対
応したダイヤルパルスを交換機に送出する(ステップC
202)。続いて、タイマーを開始させる(ステップC
203)。このとき、状態は、そのままである。
【0064】<タイマー満了イベント>ステップC20
0で、タイマー満了になったときは、状態を通話中に遷
移させる(ステップC300)。
【0065】なお、フロー図には示さないが、ステップ
C300通話中以降の段階で、電話機からPB信号を受
信したときは、そのまま交換機側へ送出する。
【0066】(第2の実施形態)第2の実施形態は、通
話中に遷移させるイベントを99交換機側からの信号成
分”とする方法である。
【0067】これには、以下のものがある。
【0068】(あ)信号中の音声成分 これは、”電話機701の利用者が応答して、何らかの
声を発した”と判断することである。
【0069】(い)RBT(リングバックトーン)の停
止 これは、電話機701の利用者が応答したことを”交換
機が検出してATU−Cに対するRBTの送出を止め
た”とを判断することである。
【0070】(第3の実施形態)第3の実施形態は、通
話中に遷移させるイベントを”交換機側の回線の極性反
転”でおこなう。
【0071】これは、着呼側の応答を極性反転により発
呼側に伝える交換機を使用している場合である。
【0072】なお、本実施形態では、具体的な例として
ADSLを用いているが、電話と共用するVDSLなど
の他のxDSLについても同様に適用できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ端末を収容するインタフェースと電話回線を介し
て電話機を収容するインターフェースと電話交換機に接
続するインタフェースとを備え、電話が使用する周波数
帯域と重ならない周波数帯域の信号となるようにデータ
端末からのデータを符号/変調して電話回線に載せ、デ
ータ通信と電話通信を分ける分波器を用いて対向の機器
と通信するモデムにおいて、電話回線からの発呼用PB
信号(多周波信号)を検出する手段とダイヤルパルスを
送出する手段とを備え、電話機からの発呼用PB信号
(多周波信号)を対応するダイヤルパルスに変換して交
換機に送出するようにしたので、ダイヤルパルス発呼の
ような回線インピーダンス変動が発生せず、データ通信
を安定しておこなえるようになるこのときの制御は、電
話局側のみでおこなっていて、特開平11−30835
7などのように対向のモデムとの通信を必要としないの
で、システムとしての負荷や制御情報の通信量を減少さ
せることができる。
【0074】また、ダイヤルパルス発信契約の方がPB
発信契約よりも安い電話回線に適用する場合は、回線契
約料金を減額できるという効果も発生する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの機器構成図。
【図2】ATU−Cのブロック図。
【図3】鬼∬V一温のブロック図。
【図4】本発明システムで使用する電話機のブロック
図。
【図5】本発明第1の実施形態のフロー(ATU−C
側)。
【符号の説明】
100 電話事業者の局舎 102 ATU−C 103 コネクタ 104 パルストランス 105 ドライバ 106 アナログフロントエンド回路 107 ADSLモデム 108 CPUなどで構成される制御装置 109 ROMなどからなる記憶装置 110 RAM(EEPROMなどを含む)などからな
る書き換え可能メモリ 111 Ethernet(R)ドライバ 112 RJ−45コネクタ 113 電源回路 114 計時装置 115 インタフェース 116 インタフェース 150 電話交換機 200 ATU−R 201 分岐 301 データ網上のデータ端末 302 宅内のデータ端末 500 電話網 600 データ網 702 宅内の電話機 701 電話機
フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA06 GC01 5K027 AA01 AA02 BB07 BB12 CC01 EE03 EE12 EE13 EE14 5K051 AA04 BB01 BB02 CC00 CC01 DD07 DD12 EE04 FF02 HH01 HH18 HH22 JJ02 5K101 KK20 LL00 LL01 MM05 MM06 NN02 NN34 PP06 QQ17 UU03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ端末を収容するインタフェースと
    電話回線を介して電話機を収容するインタフェースと電
    話交換機に接続するインタフェースとを備え、 電話が使用する周波数帯域と重ならない周波数帯域の信
    号となるようにデータ端末からのデータを符号/変調し
    て電話回線に載せデータ通信と電話通信を分ける分波器
    を用いて対向の機器と通信するモデムにおいて、 電話回線からの発呼用PB信号(多周波信号)を検出す
    る手段とダイヤルパルスを送出する手段とを備え、 電話機からの発呼用PB信号(多周波信号)を対応する
    ダイヤルパルスに変換して交換機に送出することを特徴
    とする加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその
    電話機のダイヤル方式変換。
  2. 【請求項2】 請求項1において、分波器が電話回線か
    らの発呼用PB信号(多周波信号)を検出する手段を兼
    ねることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1における”電話回線からの発呼
    用PB信号(多周波信号)を検出する手段”は、定時間
    の経過を検出することを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1における”電話回線からの発呼
    用PB信号(多周波信号)を検出する手段”は、交換機
    からの信号を解析することを特徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項1における”電話回線からの発呼
    用PB信号(多周波信号)を検出する手段”は、交換機
    と接続されている回線の極性反転を検出することを特徴
    とする。
JP2002138645A 2002-05-14 2002-05-14 加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換 Withdrawn JP2003333205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002138645A JP2003333205A (ja) 2002-05-14 2002-05-14 加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002138645A JP2003333205A (ja) 2002-05-14 2002-05-14 加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003333205A true JP2003333205A (ja) 2003-11-21

Family

ID=29700027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002138645A Withdrawn JP2003333205A (ja) 2002-05-14 2002-05-14 加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003333205A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6522730B1 (en) DSL communication system with improved bandwidth
US8036212B2 (en) Systems and methods for integrating analog voice service and derived POTS voice service in a digital subscriber line environment
US6091722A (en) Subscriber loop bypass modem
EP1155564B1 (en) Splitter-less digital subscriber loop modem
US6269154B1 (en) Splitterless modem with integrated off-hook detector
US20020010818A1 (en) Combination analog and digital modem
CN101729699B (zh) 一种分离设备及语音信号传输的方法
US6002682A (en) Dual band bypass modem
US6058110A (en) Bypassing telephone network with dual band modem
US6456650B1 (en) Splitterless modem using harmonics reduction
US6898280B1 (en) Line card and method for supporting pots, asymmetric DSL and symmetric DSL services
US5982768A (en) Dual band modem for high bandwidth communications
CN101019338B (zh) 用于抑制分组交换网络中的回声消除的方法和设备
US6647024B1 (en) System and method for an all digital communication system with a life line
WO2004109433A2 (en) Method and apparatus for stand-alone voice over internet protocol with pots telephone support
US6922415B1 (en) Apparatus and method for a non-symmetrical half-duplex DSL modem
KR20010062529A (ko) 완전 디지탈 루프를 위한 중앙국
EP1077560A1 (en) Improved VoDSL service Provision
Cisco Voice over IP Commands
JP2003333205A (ja) 加入者線にデジタル信号を重畳するモデムとその電話機のダイヤル方式変換
KR100359476B1 (ko) 기존 전화기를 접목한 내장형 에이디에스엘 모뎀
US20020141428A1 (en) Line card and method for supporting a plurality of telecommunication services
US11974173B2 (en) Wired telephone to volte adapter
US7082125B1 (en) Communication model for linecard modems
JP4197636B2 (ja) Dsl通信方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802