JP2003332487A - 高周波ic接続構造 - Google Patents

高周波ic接続構造

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JP2003332487A
JP2003332487A JP2002138117A JP2002138117A JP2003332487A JP 2003332487 A JP2003332487 A JP 2003332487A JP 2002138117 A JP2002138117 A JP 2002138117A JP 2002138117 A JP2002138117 A JP 2002138117A JP 2003332487 A JP2003332487 A JP 2003332487A
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JP
Japan
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connection structure
housing
high frequency
hole
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JP2002138117A
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English (en)
Inventor
Shinya Kurose
信也 黒瀬
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波ICを接続するにあたって装置の特性
の劣化を招くことなく、装置の小型化を図る。 【解決手段】 上面3aと下面3bとを有するハウジン
グ3と、ハウジング3の上面3a及び下面3bを貫通す
る貫通孔9と、貫通孔9に挿入される筒状の誘電体2
と、誘電体2に囲繞された状態で貫通孔9に挿入され、
ハウジング3の上面3a及び下面3b側端部に高周波I
C5の高周波信号入出力ピン4を保持する保持部1aを
備えた接続用ピン1とを備えた高周波IC接続構造。接
続用ピン1の保持部1aを、高周波IC5の高周波信号
入出力ピン4を弾性的に保持するように構成する。誘電
体2を、異なる誘電率を有する複数の誘電体2、8で構
成することで整合回路を形成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波IC接続構
造に関し、特に、高周波ICを接続するにあたって装置
の特性の劣化を招くことなく、装置の小型化を図った高
周波IC接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波ICを接続するにあたっ
て、例えば、図5に示すような接続構造が使用されてい
る。この高周波IC接続構造は、2つの高周波IC15
を、ハウジング13を利用し、誘電体17に囲繞された
導体16及び高周波信号入出力ピン14を介して接続し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の高
周波IC接続構造においては、接続線路が直線にならず
に不連続となるため、高周波信号の不整合が生じて装置
の特性が劣化してしまうという問題があった。
【0004】また、第2の問題点として、ハウジング1
3の片方の面のみに高周波IC15が実装されているた
め、複数個の高周波IC15を装置内に実装する場合に
は、実装面積が増加し、装置の小型化を図るのが困難で
あるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の高周波IC
接続構造における問題点に鑑みてなされたものであっ
て、高周波ICを接続するにあたって装置の特性の劣化
を招くことなく、装置の小型化を図ることのできる高周
波IC接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、高周波IC接続構造であっ
て、上面と下面とを有するハウジングと、該ハウジング
の前記上面及び下面を貫通する貫通孔と、該貫通孔に挿
入される筒状の誘電体と、該誘電体に囲繞された状態で
前記貫通孔に挿入され、前記ハウジングの前記上面及び
下面側端部に高周波ICの高周波信号入出力ピンを保持
する保持部を備えた接続用ピンとを備えることを特徴と
する。
【0007】そして、請求項1記載の発明によれば、ハ
ウジングに穿設した貫通孔、貫通孔に挿入した誘電体、
及び接続用ピンとによって高周波ICの高周波信号入出
力ピンを直線上で接続することができるため、接続線路
において不連続性を減らすことができ、高周波ICを接
続するにあたって装置の特性の劣化を招くことがない。
また、ハウジングの両面に高周波ICを配置することに
よって装置の小型化を実現することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の高
周波IC接続構造の好ましい一形態として、前記接続用
ピンの保持部を、前記高周波ICの高周波信号入出力ピ
ンを弾性的に保持するように構成したことを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の高周波IC接続構造において、前記誘電体を、異
なる誘電率を有する複数の誘電体で構成したことを特徴
とする。これによって、整合回路を構成することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる高周波IC
接続構造の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説
明する。
【0011】図1乃至図3は、本発明にかかる高周波I
C接続構造の第1実施例を示し、この高周波IC接続構
造は、ハウジング3と、ハウジング3を貫通する貫通孔
9と、貫通孔9に挿入される筒状の誘電体2と、誘電体
2に囲繞された状態で貫通孔9に挿入される接続用ピン
1とで構成される。
【0012】接続用ピン1は、図3に示すように、両端
部にすり割り部1aを有する円筒状に形成され、両端部
において高周波ICの高周波信号入出力ピンを弾性的に
保持することができる。そして、図2に示すように、接
続用ピン1の両端部において高周波IC5の高周波信号
入出力ピン4を保持した状態で、接続用ピン1、誘電体
2及びハウジング3が各々中心導体、外部誘電体及び外
部導体として機能し、同軸線路(分布定数線路)を構成
することができる。
【0013】これによって、高周波IC5の高周波信号
入出力ピン4の間を同一直線上で接続することができ、
接続線路の連続性を維持することができ、高周波信号の
不整合が生じるのを防止することができる。また、2つ
の高周波IC5をハウジング3の上面3a及び下面3b
の両面に実装することができるため、装置の小型化を図
ることもできる。
【0014】ここで、誘電体2の誘電率をε、内径を
D、接続用ピン1の外径をdとすると、接続用ピン1、
誘電体2及びハウジング3で構成されるコネクタ部の特
性インピーダンスZ0は、式(1)によって求めること
ができる。
【0015】
【数1】 高周波IC5の特性インピーダンスに上記コネクタ部の
特性インピーダンスを合わせるには、式(1)によって
求められるZ0を使用する。
【0016】また、上記の理論を利用し、誘電体2の材
質を変更して誘電率を変化させてZ 0を適切なインピー
ダンスに設定することにより、コネクタ部で高周波信号
の整合を取ることも可能である。
【0017】図4は、本発明にかかる高周波IC接続構
造の第2実施例を示し、この高周波IC接続構造は、ハ
ウジング3と、ハウジング3を貫通する貫通孔9と、貫
通孔9に挿入される筒状の2種類の誘電体2、8と、誘
電体2、8に囲繞された状態で貫通孔9に挿入される接
続用ピン1とで構成される。本実施例においては、誘電
体2、8の誘電率を互いに異なるようにして、整合回路
を構成している。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる高
周波IC接続構造によれば、高周波ICを接続するにあ
たって装置の特性の劣化を招くことなく、装置の小型化
を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる高周波IC接続構造の第1実施
例を示す斜視図である。
【図2】図1の高周波IC接続構造において2つの高周
波ICを接続した状態を示す断面図である。
【図3】図1の高周波IC接続構造の接続用ピンを示す
図であって、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A
線断面図である。
【図4】本発明にかかる高周波IC接続構造の第2実施
例において2つの高周波ICを接続した状態を示す断面
図である。
【図5】従来の高周波IC接続構造の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 接続用ピン 1a すり割り部 2 誘電体 3 ハウジング 3a 上面 3b 下面 4 高周波信号入出力ピン 5 高周波IC 8 誘電体 9 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面と下面とを有するハウジングと、 該ハウジングの前記上面及び下面を貫通する貫通孔と、 該貫通孔に挿入される筒状の誘電体と、 該誘電体に囲繞された状態で前記貫通孔に挿入され、前
    記ハウジングの前記上面及び下面側端部に高周波ICの
    高周波信号入出力ピンを保持する保持部を備えた接続用
    ピンとを備えることを特徴とする高周波IC接続構造。
  2. 【請求項2】 前記接続用ピンの保持部は、前記高周波
    ICの高周波信号入出力ピンを弾性的に保持することを
    特徴とする請求項1記載の高周波IC接続構造。
  3. 【請求項3】 前記誘電体を、異なる誘電率を有する複
    数の誘電体で構成したことを特徴とする請求項1または
    2記載の高周波IC接続構造。
JP2002138117A 2002-05-14 2002-05-14 高周波ic接続構造 Pending JP2003332487A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146882A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 同軸コネクタ
JP2008181738A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Nec Corp 接続コネクタ、接続方法、及び接続構造
JP2009267319A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Jiaotong Univ 高周波遷移線の垂直遷移構造

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