JP2003330037A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JP2003330037A
JP2003330037A JP2002137630A JP2002137630A JP2003330037A JP 2003330037 A JP2003330037 A JP 2003330037A JP 2002137630 A JP2002137630 A JP 2002137630A JP 2002137630 A JP2002137630 A JP 2002137630A JP 2003330037 A JP2003330037 A JP 2003330037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
liquid crystal
dot
electrically connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002137630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3723526B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Hebiguchi
広行 蛇口
Akira Nakano
陽 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2002137630A priority Critical patent/JP3723526B2/ja
Priority to US10/434,951 priority patent/US7301517B2/en
Priority to KR10-2003-0029268A priority patent/KR100520263B1/ko
Priority to TW092112686A priority patent/TWI229773B/zh
Priority to CNB031251447A priority patent/CN1226656C/zh
Priority to CNB2005100670822A priority patent/CN100394292C/zh
Publication of JP2003330037A publication Critical patent/JP2003330037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3723526B2 publication Critical patent/JP3723526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数倍走査線方式の特徴を生かしつつ、ライ
ンクローリングを充分に低減できることで画質に優れた
液晶表示装置を得る。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置の一つのカラー画
素1は3個のドットを含み、各ドット内にスイッチング
素子5とドット電極6A,6B,6Cとが設けられてい
る。各カラー画素1内には、コンタクトホール7を介し
てドット電極6A,6B,6Cと電気的に接続された3
個の表示電極8R,8G,8Bが設けられている。そし
て、各表示電極8R,8G,8Bは3個のドット電極6
A,6B,6Cにわたって配置されるとともに、1個の
表示電極が1個のドット電極にのみ電気的に接続されて
いる。スイッチング素子5と表示電極8R,8G,8B
は平面的に重ならないように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特にアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス駆動方式のカラー
液晶表示装置(Liquid Crystal Display, 以下、LCD
と略記することもある)では、複数の基本色を組み合わ
せて一つの色を表示するカラー画素がマトリクス状に多
数配列されている。そして、多数の走査線(ゲートバ
ス)と多数の信号線(ソースバス)とによって前記多数
のカラー画素がマトリクス駆動される。
【0003】この種のLCDにおいて、各信号線方向に
沿って複数の基本色、例えばR(赤)、G(緑)、B
(青)の3原色の組み合わせが繰り返し配列され、走査
線の本数を、1本の信号線に沿う方向の画素数と基本色
数とを乗算した数としたパネル(基本色数は3が一般的
であり、その場合の構成を以下では「3倍走査線方式」
と呼ぶ)が採用され、3:1のインターレース駆動(3
本毎に1本のみ走査する飛び越し走査)を行う技術が提
案されている。この3倍走査線方式では、従来一般の構
成に比べてゲートドライバの数が3倍になるものの、ゲ
ートドライバに比べて消費電力が大きくかつ高価なソー
スドライバの数が1/3で済むため、LCD全体として
消費電力削減とコスト削減を図ることができる。また、
3:1インターレース駆動の採用によりフレーム周波数
(1画面全てを書き換える周波数)が1/3になること
で、消費電力が削減できるという効果も期待できる。な
お、3:1インターレース駆動を行うことによってフレ
ーム周波数は通常の1/3になるため、動画表示におい
ては動きのスムーズさにやや欠ける場合がある。ただ
し、動きのスムーズさがあまり要求されない携帯端末な
どの用途であれば、問題ないレベルである。
【0004】ところが、インターレース駆動を採用した
場合、ラインクローリングと呼ばれる表示ムラが認識さ
れやすくなる、という問題が生じる。ラインクローリン
グ対策として、各ドットに書き込まれる信号の極性に着
目し、同一極性の駆動電圧で駆動される同一基本色
(R、G、Bのうちの例えばG)の各ドットの直近のも
の同士を結んだときに得られる複数のラインの間隔Dを
小さくするのが良いということが従来から知られてい
る。特に視距離30cmの場合、ライン間隔Dは260
μm以下が望ましいことが知られている。この基本的な
考え方に則れば、ドット反転駆動を用いることでライン
クローリングを低減する効果が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、LCDの極
性反転駆動方式には、画質を重視したドット反転方式や
省電力を重視したコモン反転方式などがある。先に述べ
た3倍走査線方式でかつインターレース駆動を行う方式
は、動画表示性能をあまり重視せず、省電力や低コスト
の方をより重視する携帯端末などの用途に向いていると
考えられる。したがって、この種の用途における極性反
転方式としては、消費電力の大きいドット反転方式より
も省電力化しやすいコモン反転方式を用いる方が望まし
い。
【0006】しかしながら、従来の3倍走査線方式の構
成で3:1インターレース駆動を行う場合、コモン反転
駆動を採用すると、同一極性の駆動電圧で駆動される同
一基本色の各ドットの直近のもの同士を結んだときに得
られる複数のライン間の間隔Dが、6P(P:3ドット
で構成されるカラー画素のピッチ)と大きくなってしま
う。
【0007】図15はこれを説明するための図であり、
マトリクス状に配列された30行のドットを示してい
る。図の左側に記した「A」、「B」、「C」は3:1
インターレース駆動の書き込みタイミングを示してお
り、例えば最初に「A」で示した行が上から下まで順次
書き込まれたら、次に「B」で示した行が上から下まで
順次書き込まれ、最後に「C」で示した行が上から下ま
で順次書き込まれる。なお、「A」、「B」、「C」が
規則的に並んでいないのは、R、G、Bは縦方向に規則
的に並んでいるため、「A」のタイミングで常に同一色
のみが書き込まれるのを防ぐためである。また、コモン
反転駆動の場合、各行毎の横方向に並ぶ全てのドットが
同一極性となる。図15において、最上行から1行目、
2行目、3行目、…の順に基本色がR,G,B,…の順
に繰り返し並んでいたとすると、第5行目は「A」のタ
イミングで書き込まれる「−」極性のGのドットとな
り、その次の「−」極性のGのドットは第23行目に現
れることになる。よって、上記のライン間隔Dは18ド
ット分、すなわち6画素分となる。
【0008】ここで、カラー画素ピッチPの具体例とし
ては、一般に高精細と言われる200ppi(Pixel pe
r Inch)の画素密度で127μmであり、上記のライン
間隔Dは、D=6P=762μmとなる。このライン間
隔Dはラインクローリングが視認されてしまうのに充分
な大きさである。例えば、現在の携帯端末で主流となっ
ている3.5インチのQVGA(320×240画素)
のディスプレイではP=223.5μmであり、D=6
P=1341μmとなるため、論外と言わざるを得な
い。逆に、ライン間隔Dを260μm以下に抑えようと
すると、カラー画素ピッチPを43μm以下としなけれ
ばならず、これ程の高画素密度のディスプレイを製作す
ることは現時点では困難であり、実用的でない。すなわ
ち、従来の3倍走査線方式でコモン反転駆動を採用した
場合、充分なラインクローリング対策を施すことは困難
であった。
【0009】なお、ラインクローリング低減効果が大き
いドット反転駆動を採用した場合、コモン反転駆動の場
合と異なり、図14に示すように、各行毎の横方向に並
ぶ隣接するドットが逆極性となる。この場合、上記のラ
イン間隔Dは、D=1.9Pとなる。200ppi(P
=127μm)の画素密度においてはD=241.3μ
mとなり、260μmを下回るため、望ましいラインク
ローリング対策ができる。その一方、ドット反転駆動を
採用した場合、コモン反転駆動に比べて信号振幅がおよ
そ2倍になるため、消費電力が増え、ソースドライバだ
けで比較すると消費電力が4倍程度にまで増大してしま
う、という欠点を有している。
【0010】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、複数倍走査線方式の特徴を生かし
つつ、ラインクローリングを充分に低減できることで画
質に優れた液晶表示装置を得ることを目的とする。さら
には上記の目的を達成した上で省電力化を図ることので
きる液晶表示装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の液晶表示装置は、対向配置された
一対の基板間に液晶が挟持され、前記一対の基板のうち
の一方の基板上に、複数の信号線と複数の走査線とがマ
トリクス状に設けられるとともに、異なる複数の基本色
からなる画素が複数設けられ、一つの画素は、各々が隣
接する信号線と隣接する走査線とによって囲まれた前記
基本色数分のドットを含み、各ドット内に、各走査線と
各信号線とに電気的に接続されたスイッチング素子と、
前記スイッチング素子に電気的に接続された第1電極と
が設けられ、前記各画素内に、前記第1電極を覆う絶縁
層上に形成され、前記絶縁層を貫通するコンタクトホー
ルを介して前記第1電極に電気的に接続された前記基本
色数分の第2電極が設けられ、各第2電極が前記基本色
数分の第1電極にわたって配置されるとともに、一つの
第2電極は前記基本色数分の第1電極のうちのいずれか
一つにのみ電気的に接続され、一つの第1電極は一つの
第2電極にのみ電気的に接続され、前記スイッチング素
子と前記第2電極とが平面的に重ならないように配置さ
れたことを特徴とする。
【0012】本発明の液晶表示装置においては、第1電
極がスイッチング素子を介して各信号線に電気的に接続
され、第1電極とその上方の第2電極とがコンタクトホ
ールを介して各信号線に電気的に接続されているため、
画像信号は第1電極からコンタクトホールを介して第2
電極に書き込まれ、第2電極によって液晶が駆動される
構成である。つまり、液晶を駆動することで直接的に表
示に寄与しているのは第2電極である。この構成におい
て、第2電極が基本色数(例えば基本色が3色の場合、
3個)の第1電極にわたって配置されているので、コン
タクトホールの形成位置を適宜選択することにより、同
一の走査線で同時に画像信号が書き込まれる第2電極を
任意に選択することができる。したがって、インターレ
ース駆動を行った際に同時に書き込む基本色も任意に選
択することができる。言い換えると、各ドットに信号を
書き込むタイミングと、表示される基本色の平面的配列
とを各々独立に決めることができる。その結果、基本色
の配列をモザイク配列などの複雑な配列にすることな
く、有効なラインクローリング対策を実施することがで
きる。なお、ラインクローリングの心配のないノンイン
ターレース(プログレッシブ)駆動を行う場合には、同
一走査線で同時に信号が書き込まれる第2電極の基本色
を全て同じにすれば、画像補完や輪郭強調などの画像処
理が行い易くなるという効果が得られる。
【0013】ところで、本発明者は、上記構成の液晶表
示装置の発明を既に出願している。しかしながら、ただ
単に上記基本構成を採用しただけでは、複数の第2電極
のうち、第2電極とスイッチング素子とが平面的に重な
り、第2電極の下側にスイッチング素子がある個所とな
い個所とが存在する場合がある。その場合、これらの間
で第2電極とスイッチング素子とで構成される寄生容量
が不均一になるため、オフセット電圧が複数の第2電極
間でばらつくことになる。ここで、第2電極とスイッチ
ング素子との間の層間絶縁膜の誘電率を小さくしたり、
膜厚を厚くするなどして寄生容量自体を小さくして寄生
容量のばらつきの絶対値を抑えるか、もしくは保持容量
を大きくして寄生容量のばらつきの絶対値が保持容量に
対して許容できる範囲に収まるように設計できる場合に
は、このオフセット電圧のばらつきはさほど問題になら
ない。しかしながら、画素密度を高くしようとした場合
などには、上記のような設計条件にすることは困難であ
り、場合によってはフリッカや焼き付きという問題が生
じる。
【0014】そこで、本発明の第1の液晶表示装置にお
いては、スイッチング素子と第2電極とが平面的に重な
らないように配置されているので、第2電極とスイッチ
ング素子とで形成される寄生容量を小さくすることがで
き、複数の第2電極間でのオフセット電圧のばらつきを
小さくすることができる。その結果、設計の自由度を確
保した上で、フリッカや焼き付きなどの表示上の不具合
を改善することができる。既出願の液晶表示装置と本発
明の液晶表示装置の具体例については、[発明の実施の
形態]の項で説明する。
【0015】本発明の第2の液晶表示装置は、対向配置
された一対の基板間に液晶が挟持され、前記一対の基板
のうちの一方の基板上に、複数の信号線と複数の走査線
とがマトリクス状に設けられるとともに、異なる複数の
基本色からなる画素が複数設けられ、一つの画素は、各
々が隣接する信号線と隣接する走査線とによって囲まれ
た前記基本色数分のドットを含み、各ドット内に、各走
査線と各信号線とに電気的に接続されたスイッチング素
子と、前記スイッチング素子に電気的に接続された第1
電極とが設けられ、前記各画素内に、前記第1電極を覆
う絶縁層上に形成され、前記絶縁層を貫通するコンタク
トホールを介して前記第1電極に電気的に接続された前
記基本色数分の第2電極が設けられ、各第2電極が前記
基本色数分の第1電極にわたって配置されるとともに、
一つの第2電極は前記基本色数分の第1電極のうちのい
ずれか一つにのみ電気的に接続され、一つの第1電極は
一つの第2電極にのみ電気的に接続され、前記各画素内
において、少なくとも複数の前記スイッチング素子のい
ずれか一つと複数の前記第2電極のいずれか一つとが平
面的に重なるように配置され、かつ、各第2電極と重な
る前記スイッチング素子の数が全ての第2電極にわたっ
て等しいことを特徴とする。
【0016】本発明の第2の液晶表示装置は、本発明の
第1の液晶表示装置と異なり、各画素内において、複数
のスイッチング素子のいずれか一つと複数の第2電極の
いずれか一つとが平面的に重なっているものである。た
だし、各第2電極と重なるスイッチング素子の数が全て
の第2電極にわたって等しいので、第2電極とスイッチ
ング素子とで構成される寄生容量のばらつきが抑えら
れ、オフセット電圧のばらつきも抑えることができる。
その結果、設計の自由度を確保した上でフリッカや焼き
付きなどの表示上の不具合が改善できる、という本発明
の第1の液晶表示装置と同様の効果を得ることができ
る。
【0017】また、本発明の第1の液晶表示装置では、
スイッチング素子と第2電極とが重ならないように配置
する必要があるため、隣接する第2電極間の間隔がスイ
ッチング素子がある場所とない場所とで異なり、色によ
って間隔の広い場所と狭い場所とが存在することにな
り、例えば液晶表示装置の上面にフロントライトを配置
した場合などに導光板の条などとの干渉でモアレ縞が発
生し、見栄えが悪くなる等の不具合があった。また、ス
イッチング素子を配置した個所は表示に寄与できないた
め、表示に寄与できる面積(開口率)が小さくなり、画
像が暗くなるという問題もあった。これに対して、本発
明の第2の液晶表示装置では、スイッチング素子と第2
電極とが重なる構成としたため、表示に寄与できない第
2電極間の間隔部分を全て均一の幅で狭くできるため、
見栄えが良く、明るい画像を表示することができる。
【0018】また、本発明の第2の液晶表示装置におけ
る信号線として、例えば以下の3つの形態を採ることが
望ましい。各ドット内に、前記信号線から分岐して前記
走査線の延在方向に当該ドットの端部まで延びる信号支
線を設け、当該ドット内に設けられた前記スイッチング
素子を前記信号支線に電気的に接続する構成とすること
ができる。この構成とすれば、各第2電極と信号支線と
の重なり部分の面積が全ての第2電極にわたって略等し
くなるので、寄生容量のばらつきをさらに抑えることが
でき、表示品位をより向上させることができる。
【0019】もしくは、各画素内に、当該画素内の複数
のドットにわたって階段状に延びる信号支線を設け、当
該画素内に設けられた複数の前記スイッチング素子を前
記信号支線に電気的に接続する構成とすることができ
る。この構成にしても、上記と同様、各第2電極と信号
支線との重なり部分の面積が全ての第2電極にわたって
略等しくなるので、寄生容量のばらつきをさらに抑える
ことができ、表示品位をより向上させることができる。
さらに本構成の場合、1本の信号支線を階段状の形状に
したことで各第2電極と信号支線との重なり部分の面積
を上記の構成よりも小さくできるので、寄生容量の絶対
値をより小さくすることができる。
【0020】もしくは、一つの画素を構成する基本色数
分のドットに対応する基本色数分の信号線が互いに平行
に設けられ、これら基本色数分の信号線の端部を電気的
に接続する構成とすることができる。換言すると、本構
成は、一つの画素に対応する信号線をその根元で基本色
数分に分岐させたものと言うことができる。この構成に
よれば、上記スイッチング素子や信号支線で生じる寄生
容量のみならず、信号線の本線と第2電極との間に生じ
る寄生容量をも含めて全ての第2電極の寄生容量を均一
にすることができ、これら3つの信号線の形態の中で寄
生容量のばらつきを最も小さくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の第1の実施の形態を図1ないし図3を参照して説明
する。本実施の形態の液晶表示装置は、アクティブマト
リクス方式の液晶表示装置であり、対向配置されたアク
ティブマトリクス基板と対向基板との間に液晶が挟持さ
れている。アクティブマトリクス基板上には、複数の信
号線と複数の走査線とが格子状に設けられるとともに、
R、G、Bの3色の基本色からなるカラー画素がマトリ
クス状に多数設けられている。
【0022】図1および図2は、アクティブマトリクス
基板を構成する多数のカラー画素のうち、2行×3列分
のみの概略構成を示したものである。本実施の形態で
は、電極が2階建て構造となっており、図2は後述する
下側のドット電極のみを示す平面図、図1はさらにドッ
ト電極の上方の表示電極を重ねて示す平面図、である。
アクティブマトリクス基板を構成する一つのカラー画素
1は、図2に示すように、各々が隣接する信号線2と隣
接する走査線3A,3B,3Cとによって囲まれた3個
のドット4A,4B,4Cから構成されている。そし
て、各ドット4A,4B,4C内には、各走査線3A,
3B,3Cと各信号線2との交差点の近傍にこれら走査
線3A,3B,3Cおよび信号線2に電気的に接続され
たTFT等のスイッチング素子5が設けられ、スイッチ
ング素子5に電気的に接続された横長矩形状のドット電
極6A,6B,6C(第1電極)が設けられている。
【0023】さらにドット電極6A,6B,6Cを覆う
絶縁層(図示せず)が設けられ、図1に示すように、各
カラー画素1内に、絶縁層を貫通するコンタクトホール
7を介してドット電極6A,6B,6Cと電気的に接続
された縦長矩形状の3個の表示電極8R,8G,8B
(第2電極)が、絶縁層上に設けられている。各表示電
極8R,8G,8Bは、ドット電極6A,6B,6Cと
交差する方向に延び、3個のドット電極6A,6B,6
Cにわたって配置されている。表示電極8R,8G,8
Bはコンタクトホール7を介してドット電極6A,6
B,6Cと電気的に接続されているが、1個の表示電極
は3個のドット電極のうちのいずれか1個にのみ電気的
に接続されており、1個のドット電極は1個の表示電極
にのみ電気的に接続されている。
【0024】また本実施の形態の場合、スイッチング素
子5と表示電極8R,8G,8Bとは、平面的に重なら
ない位置に配置されている。よって、スイッチング素子
5の上方は絶縁層で覆われているが、表示電極8R,8
G,8Bは存在していない。
【0025】そして、各表示電極8R,8G,8Bに対
応してカラーフィルターのR、G、Bの各着色層(図示
せず)が設けられており、例えば各カラー画素1の左側
の表示電極8RがRの色、中央の表示電極8GがGの
色、右側の表示電極8BがBの色に対応している。この
配列は複数のカラー画素1にわたって規則的であり、カ
ラーフィルター全体の配列はいわゆる縦ストライプとな
っている。
【0026】一方、コンタクトホール7の配置はカラー
画素1間で異なっており、すなわち、各カラー画素1内
においてどのドット電極がどの表示電極に接続されてい
るかはカラー画素1間で異なっている。本実施の形態の
場合、1行目の左側のカラー画素1では、上側のドット
電極6Aが左側の表示電極8Rに接続され、中央のドッ
ト電極6Bが中央の表示電極8Gに接続され、下側のド
ット電極6Cが右側の表示電極8Bに接続されている。
これに対して、1行目の中央のカラー画素1では、上側
のドット電極6Aが中央の表示電極8Gに接続され、中
央のドット電極6Bが右側の表示電極8Bに接続され、
下側のドット電極6Cが左側の表示電極8Rに接続され
ている。さらに、1行目の右側のカラー画素1では、上
側のドット電極6Aが右側の表示電極8Bに接続され、
中央のドット電極6Bが左側の表示電極8Rに接続さ
れ、下側のドット電極6Cが中央の表示電極8Gに接続
されている。また、1行目でさらに横方向に並ぶ図示し
ないカラー画素1のコンタクトホール7の配置はこの3
個のカラー画素のパターンの繰り返しである。また、2
行目の各カラー画素におけるコンタクトホールの配置は
1行目と同じである。すなわち、カラー画素を縦方向に
見ると同じパターンの繰り返しである。
【0027】以上のことからわかるように、コンタクト
ホール7の位置をどこにするかによって、同一の走査線
3A,3B,3Cで同時に画像信号が書き込まれる表示
電極8R,8G,8B、およびその表示電極8R,8
G,8Bに対応する色R,G,Bを任意に選択できる。
つまり図1の例で言えば、最も上の走査線3Aによって
画像信号が書き込まれる色は、左側のカラー画素1では
R、中央のカラー画素1ではG、右側のカラー画素1で
はBとなっており、同一の走査線に電気的に接続された
表示電極の基本色の割合は略等しくなっている。
【0028】上記構成の本実施の形態の液晶表示装置に
おいて、図1の3画素分のユニットをそのまま並べ、各
表示電極8R,8G,8Bに画像信号が書き込まれるタ
イミングと、各表示電極8R,8G,8Bに書き込まれ
る画像信号の極性を模式的に表したものが図3である。
上記コンタクトホール7の配置で3:1インターレース
のコモン反転駆動を行った場合、同一極性の駆動電圧で
駆動される同一基本色の各ドットの直近のもの同士を結
んだときに得られる複数のラインの間隔Dが、D=1.
7P(P:3ドットで構成されるカラー画素のピッチ)
となる。なお、図3においては、「A」のタイミングで
書き込まれる「+」極性のGのドットに着目してライン
を引いた。
【0029】このように、本実施の形態の場合、従来技
術でのコモン反転駆動のD=6P(図15参照)は言う
に及ばず、ドット反転駆動のD=1.9P(図14参
照)と比べても改善されており、ラインクローリングを
より視認され難くすることができる。例えばP=127
μm(200ppi)でD=216μmとなり、Dを2
60μm以下の望ましい状態とすることができる。逆に
D=260μmとなるためにはP=153μmでよく、
この程度であれば充分に実用的である。そして、コモン
反転駆動の採用により、液晶表示装置の省電力化を図る
ことができる。
【0030】ところで、本発明者は、図12、図13に
示す構成の液晶表示装置を既に出願している。図13は
下側のドット電極6A,6B,6Cのみを示す平面図、
図12はさらにドット電極6A,6B,6Cの上方の表
示電極8R,8G,8Bを重ねて示す平面図であり、図
1、図2と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明
は省略する。図12、図13に示す液晶表示装置の場
合、スイッチング素子5と一部の表示電極とが平面的に
重なっており、特にR(赤)に対応する全ての表示電極
8Rがスイッチング素子5と重なっている反面、G
(緑)、B(青)に対応する全ての表示電極8G,8B
がスイッチング素子5と重なっていない。このような構
成では、表示電極8Rと表示電極8G,8Bとでこれら
表示電極8R,8G,8Bとスイッチング素子5とで形
成される寄生容量の値が不均一になるため、オフセット
電圧がばらつき、場合によってはフリッカや焼き付きと
いう表示上の問題が生じる。
【0031】これに対して、本実施の形態の液晶表示装
置においては、図1に示したように、スイッチング素子
5と表示電極8R,8G,8Bとが平面的に重ならない
ように配置されているので、スイッチング素子5と表示
電極8R,8G,8Bとで形成される寄生容量が充分に
小さくなり、複数の表示電極8R,8G,8B間でのオ
フセット電圧のばらつきを小さくすることができる。そ
の結果、設計の自由度を確保した上でフリッカや焼き付
きなどの表示上の不具合を解消することができる。
【0032】[第2の実施の形態]以下、本発明の第2
の実施の形態を図4、図5を参照して説明する。本実施
形態の液晶表示装置の基本構成は第1の実施の形態とほ
ぼ同様であり、図5は本実施形態の液晶表示装置のドッ
ト電極6A,6B,6Cのみを示す平面図、図4はさら
にドット電極6A,6B,6Cの上方の表示電極8R,
8G,8Bを重ねて示す平面図である。図4、図5にお
いて、図1、図2と共通の構成要素には同一の符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0033】第1の実施の形態の液晶表示装置は、全て
のスイッチング素子5がいずれの表示電極8R,8G,
8Bとも平面的に重ならない構成であったのに対し、本
実施の形態の液晶表示装置は、図4および図5に示すよ
うに、一つのカラー画素1内における3個のスイッチン
グ素子5A,5B,5Cが当該カラー画素1内の3個の
表示電極8R,8G,8Bとそれぞれ平面的に重なって
いる。また、一つのカラー画素1内において、例えば2
個のスイッチング素子が同じ表示電極に重なるようなこ
とはなく、3個のスイッチング素子5A,5B,5Cは
それぞれ別の表示電極8R,8G,8Bと重なってい
る。すなわち、各表示電極8R,8G,8Bは1個ずつ
のスイッチング素子5A,5B,5Cと重なっており、
各表示電極8R,8G,8Bと重なるスイッチング素子
5A,5B,5Cの数が全ての表示電極8R,8G,8
Bにわたって等しくなっている。
【0034】下層側の構成としては、図5に示すよう
に、一つのカラー画素1内の上側のドット4Aではドッ
トの左寄りにスイッチング素子5Aが配置され、中央の
ドット4Bではドットの中央にスイッチング素子5Bが
配置され、下側のドット4Cではドットの右寄りにスイ
ッチング素子5Cが配置されている。そして、各ドット
電極6A,6B,6Cに画像信号を供給するための信号
線2が各ドット4A,4B,4Cの左側に配置されてお
り、信号線2の本線が分岐した信号支線12A,12
B,12Cが各ドット毎に設けられている。各信号支線
12A,12B,12Cが各スイッチング素子5A,5
B,5Cにそれぞれ接続され、各スイッチング素子5
A,5B,5Cには信号支線12A,12B,12Cを
通じて画像信号が供給される構成となっている。本実施
の形態の場合、信号支線12A,12B,12Cの一端
が信号線2に接続される一方、他端はスイッチング素子
5A,5B,5Cを構成するTFTのソースに接続され
ている。したがって、ドット4A,4B,4Cによって
スイッチング素子5A,5B,5Cの位置が異なるた
め、信号支線12A,12B,12Cの長さも異なるも
のとなっている。
【0035】本実施の形態の液晶表示装置は、第1の実
施の形態と異なり、スイッチング素子5A,5B,5C
と表示電極8R,8G,8Bとが平面的に重なる構成で
ある。しかしながら、各表示電極8R,8G,8Bと重
なるスイッチング素子5A,5B,5Cの数が全ての表
示電極8R,8G,8Bにわたって等しいので、各表示
電極8R,8G,8Bとスイッチング素子5A,5B,
5Cとで構成される寄生容量のばらつきが抑えられ、オ
フセット電圧のばらつきも抑えることができる。その結
果、設計の自由度を確保した上でフリッカや焼き付きな
どの表示上の不具合が改善できる、という第1の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。
【0036】また、第1の実施の形態では、スイッチン
グ素子5と表示電極8R,8G,8Bとが重ならないよ
うに配置する必要があるため、隣接する表示電極8R,
8G,8B間の間隔がスイッチング素子5がある場所と
ない場所とで異なり、例えば表示電極8Rと表示電極8
Gとの間隔および表示電極8Gと表示電極8Bとの間隔
が狭く、表示電極8Bと表示電極8Rとの間隔が広くな
っていた。その結果、液晶表示装置の上面にフロントラ
イトを配置した場合などに導光板の条などとの干渉でモ
アレ縞が発生し、見栄えが悪くなる等の不具合が生じて
いた。また、スイッチング素子5を配置した場所は通常
ブラックマトリクスを配置し、表示に寄与できないた
め、表示に寄与できる面積(開口率)が小さくなり、画
像が暗くなるという問題もあった。これに対して、本実
施の形態の液晶表示装置では、スイッチング素子5A,
5B,5Cと表示電極8R,8G,8Bとが重なる構成
としたため、表示に寄与できない表示電極8R,8G,
8B間の間隔部分を場所によらずに全て均等の幅で狭く
できるため、見栄えが良く明るい画像を表示することが
できる。
【0037】[第3の実施の形態]以下、本発明の第3
の実施の形態を図6、図7を参照して説明する。本実施
の形態の液晶表示装置の基本構成は第1、第2の実施の
形態とほぼ同様であり、図7は本実施形態の液晶表示装
置のドット電極6A,6B,6Cのみを示す平面図、図
6はさらにドット電極6A,6B,6Cの上方の表示電
極8R,8G,8Bを重ねて示す平面図である。図6、
図7において、図1、図2と共通の構成要素には同一の
符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0038】第1の実施の形態の液晶表示装置は、全て
のスイッチング素子5がいずれの表示電極8R,8G,
8Bとも平面的に重ならない構成であったのに対し、本
実施の形態の液晶表示装置は第2の実施の形態と同様、
図6および図7に示すように、一つのカラー画素1内に
おける3個のスイッチング素子5A,5B,5Cが当該
カラー画素1内の3個の表示電極8R,8G,8Bとそ
れぞれ平面的に重なっている。また、一つのカラー画素
1内において、3個のスイッチング素子5A,5B,5
Cはそれぞれ別の表示電極8R,8G,8Bと重なって
おり、各表示電極8R,8G,8Bと重なるスイッチン
グ素子5A,5B,5Cの数が全ての表示電極8R,8
G,8Bにわたって等しくなっている。
【0039】ただし、本実施の形態の液晶表示装置が第
2の実施の形態と異なる点は、図7に示すように、スイ
ッチング素子5A,5B,5CであるTFTのソース、
ゲート、ドレインの並ぶ方向が第2の実施形態では走査
線3A,3B,3Cの延在方向であったのに対し、本実
施形態では信号線2の延在方向となっており、90°回
転させた点である。そして、各ドット4A,4B,4C
内に信号線2から分岐して設けられた信号支線12A,
12B,12Cは、走査線3A,3B,3Cの延在方向
に当該ドット4A,4B,4Cの端部まで延びており、
全てのドット4A,4B,4Cにわたって同一の長さと
なっている。信号支線12A,12B,12Cの途中に
TFTのソースが接続され、走査線2にTFTのゲート
が接続されている。
【0040】本実施の形態の液晶表示装置も、各表示電
極8R,8G,8Bと重なるスイッチング素子5A,5
B,5Cの数が全ての表示電極8R,8G,8Bにわた
って等しいので、各表示電極8R,8G,8Bとスイッ
チング素子5A,5B,5Cとで構成される寄生容量の
ばらつきが抑えられ、ひいてはオフセット電圧のばらつ
きが抑えられる結果、設計の自由度を確保した上でフリ
ッカや焼き付きなどの表示上の不具合が改善できる、と
いう第2の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0041】また第2の実施の形態では、そのドット4
A,4B,4Cによって信号支線12A,12B,12
Cの長さが異なっていたため、表示電極8R,8G,8
Bと信号支線12A,12B,12Cとで形成される寄
生容量がドット4A,4B,4Cによって異なってい
た。これに対して、本実施の形態では、全てのドット4
A,4B,4Cで信号支線12A,12B,12Cの長
さが等しく、各表示電極8R,8G,8Bと信号支線1
2A,12B,12Cとの重なり部分の面積が全てのド
ット4A,4B,4Cにわたって等しいため、寄生容量
のばらつきをさらに抑えることができ、表示品位をより
向上させることができる。
【0042】[第4の実施の形態]以下、本発明の第4
の実施の形態を図8、図9を参照して説明する。本実施
の形態の液晶表示装置の基本構成は第1〜第3の実施の
形態とほぼ同様であり、図9は本実施形態の液晶表示装
置のドット電極6A,6B,6Cのみを示す平面図、図
8はさらにドット電極6A,6B,6Cの上方の表示電
極8R,8G,8Bを重ねて示す平面図である。図8、
図9において、図1、図2と共通の構成要素には同一の
符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0043】本実施の形態の液晶表示装置においては、
第2、第3の実施の形態と同様、図8および図9に示す
ように、一つのカラー画素1内における3個のスイッチ
ング素子5A,5B,5Cが当該カラー画素1内の3個
の表示電極8R,8G,8Bとそれぞれ平面的に重なっ
ている。一つのカラー画素1内において、3個のスイッ
チング素子5A,5B,5Cはそれぞれ別の表示電極8
R,8G,8Bと重なっており、各表示電極8R,8
G,8Bと重なるスイッチング素子5A,5B,5Cの
数が全ての表示電極8R,8G,8Bにわたって等しく
なっている。また図9に示すように、第3の実施の形態
と同様、スイッチング素子5A,5B,5CであるTF
Tのソース、ゲート、ドレインが信号線2の延在方向に
並んだ配置となっている。
【0044】ただし、本実施の形態の液晶表示装置が第
3の実施の形態と異なる点は、第3の実施の形態では、
図7に示すように、各ドット4A,4B,4C内に1本
ずつの信号支線12A,12B,12Cが走査線3A,
3B,3Cの延在方向にドットの端部まで設けられてい
たのに対し、本実施の形態では、図9に示すように、1
つのカラー画素1内の3つのドット4A,4B,4Cに
わたって階段状に屈曲した1本の信号支線12が設けら
れている点である。また、階段状の1本の信号支線12
の途中に3つのドット電極6A,6B,6Cに対応する
3つのスイッチング素子5A,5B,5CのTFTのソ
ースが接続されるとともに、走査線3A,3B,3Cに
TFTのゲートが接続されている。
【0045】本実施の形態の液晶表示装置も、各表示電
極8R,8G,8Bと重なるスイッチング素子5A,5
B,5Cの数が全ての表示電極8R,8G,8Bにわた
って等しいので、各表示電極8R,8G,8Bとスイッ
チング素子5A,5B,5Cとで構成される寄生容量の
ばらつきが抑えられ、ひいてはオフセット電圧のばらつ
きが抑えられる結果、設計の自由度を確保した上でフリ
ッカや焼き付きなどの表示上の不具合が改善できる、と
いう第2、第3の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0046】また第3の実施の形態では、一つの表示電
極8R,8G,8Bに対して3本の信号支線12A,1
2B,12Cが交差していたが、本実施の形態では、1
本の信号支線12を階段状の形状にしたことで一つの表
示電極8R,8G,8Bに1本の信号支線12しか交差
しない構成となっている。そのため、第3の実施の形態
に比べて表示電極8R,8G,8Bと信号支線12との
重なり部分の面積を小さくでき、寄生容量のばらつきの
みならず、寄生容量の絶対値を小さくすることができ
る。その結果、オフセット電圧そのものの絶対値を小さ
くでき、駆動回路の設計が簡便になった上で、フリッ
カ、焼き付きを抑えられる他に、クロストークも抑えら
れるという効果を得ることができる。
【0047】[第5の実施の形態]以下、本発明の第5
の実施の形態を図10、図11を参照して説明する。本
実施の形態の液晶表示装置の基本構成は第1〜第4の実
施の形態とほぼ同様であり、図11は本実施形態の液晶
表示装置のドット電極6A,6B,6Cのみを示す平面
図、図10はさらにドット電極6A,6B,6Cの上方
の表示電極8R,8G,8Bを重ねて示す平面図であ
る。図10、図11において、図1、図2と共通の構成
要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0048】本実施の形態の液晶表示装置において、ス
イッチング素子5A,5B,5Cの配置に着目すると、
図10、図11に示すように、図4、図5に示した第2
の実施の形態の液晶表示装置と同様である。すなわち、
一つのカラー画素1内における3個のスイッチング素子
5A,5B,5Cが当該カラー画素1内の3個の表示電
極8R,8G,8Bとそれぞれ平面的に重なっており、
各表示電極8R,8G,8Bと重なるスイッチング素子
5A,5B,5Cの数が全ての表示電極8R,8G,8
Bにわたって等しくなっている(1個ずつ重なってい
る)。
【0049】ところが、本実施の形態の液晶表示装置が
第2の実施の形態と異なる点は、信号線2の構成であ
る。第2の実施の形態では、図5に示すように、各ドッ
ト4A,4B,4C毎に信号線2から分岐した長さの異
なる信号支線12A,12B,12Cが設けられていた
のに対し、本実施の形態では、図11に示すように、図
示縦方向に並ぶ1列のドット電極6A,6B,6Cに対
応する信号線2の本線をその根元で3本に分岐させ、そ
の分岐した各信号線2R,2G,2Bに対して1つのカ
ラー画素1内の各ドット電極6A,6B,6Cに対応す
る3個のスイッチング素子5A,5B,5Cがそれぞれ
接続されている。
【0050】本実施の形態の液晶表示装置も、各表示電
極8R,8G,8Bと重なるスイッチング素子5A,5
B,5Cの数が全ての表示電極8R,8G,8Bにわた
って等しいので、各表示電極8R,8G,8Bとスイッ
チング素子5A,5B,5Cとで構成される寄生容量の
ばらつきが抑えられ、ひいてはオフセット電圧のばらつ
きが抑えられる結果、設計の自由度を確保した上でフリ
ッカや焼き付きなどの表示上の不具合が改善できる、と
いう第2〜第4の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。さらに本実施の形態の構成によれば、スイッチ
ング素子5A,5B,5Cや信号支線と表示電極8R,
8G,8Bとの間で生じる寄生容量のみならず、信号線
2R,2G,2Bと表示電極8R,8G,8Bとの間に
生じる寄生容量をも含めて全ての表示電極8R,8G,
8Bで寄生容量を均一にすることができ、全ての実施の
形態の中で寄生容量のばらつきを最も低減することがで
き、表示品位の向上を図ることができる。
【0051】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態では液晶表示装置のタイプとして透
過型、反射型を問わず説明したが、本発明はいずれのタ
イプにおいてもラインクローリング対策として有効であ
る。ただし、開口率の制約のない反射型の方がより実現
性が高いと考えられる。さらに、反射型の場合はバック
ライトが不要なため、コモン反転駆動による省電力化の
効果をさらに大きくすることもできる。また、第1の実
施の形態において、3:1インターレースのコモン反転
駆動を行った場合についてのみラインクローリング対策
の効果を示したが、3:1インターレース以外、例えば
4:1インターレース駆動、5:1インターレース駆動
などを適用することもできる。
【0052】また、コンタクトホールの配置は、上記実
施の形態で示したパターン以外、適宜変更することがで
き、例えばスイッチング素子の配置とリンクさせること
も可能である。カラー画素部のレイアウトに関しては、
ドット電極を信号電圧保持用の蓄積容量Csと兼用する
ことが可能である。一例として、走査線と並行に、かつ
ドット電極の下方に蓄積容量用のコモン電極を形成し、
ゲート絶縁膜を介して各ドット電極との間で蓄積容量を
作ることが可能である。この場合、いわゆるCson Gate
ではなくCs on Common構造となり、コモン反転駆動に適
したものとなる。また、この構造によれば、走査線に付
加される容量が減るため、ゲートドライバを基板上にT
FT等で作ろうとした場合、負荷が減ることを意味して
おり、ゲートドライバの設計上有利である。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
構成によれば、複数倍走査線方式の特徴を生かしつつ、
ラインクローリングを充分に低減できることで画質に優
れた液晶表示装置を得ることができるのと同時に省電力
化を図ることができる。また、第2電極とスイッチング
素子とで構成される寄生容量のばらつきが抑えられ、オ
フセット電圧のばらつきを抑えることができるので、設
計の自由度を確保した上でフリッカや焼き付きなどの表
示上の不具合を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の液晶表示装置を構成
するアクティブマトリクス基板において、ドット電極と
その上方の表示電極とを重ねて示す平面図である。
【図2】 同、アクティブマトリクス基板において、下
側のドット電極のみを示す平面図である。
【図3】 図1に示すコンタクト配置例において、各表
示電極に画像信号が書き込まれるタイミングと、各表示
電極に書き込まれる画像信号の極性を模式的に示す図で
ある(3:1インターレース)。
【図4】 本発明の第2実施形態の液晶表示装置を構成
するアクティブマトリクス基板において、ドット電極と
その上方の表示電極とを重ねて示す平面図である。
【図5】 同、アクティブマトリクス基板において、下
側のドット電極のみを示す平面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態の液晶表示装置を構成
するアクティブマトリクス基板において、ドット電極と
その上方の表示電極とを重ねて示す平面図である。
【図7】 同、アクティブマトリクス基板において、下
側のドット電極のみを示す平面図である。
【図8】 本発明の第4実施形態の液晶表示装置を構成
するアクティブマトリクス基板において、ドット電極と
その上方の表示電極とを重ねて示す平面図である。
【図9】 同、アクティブマトリクス基板において、下
側のドット電極のみを示す平面図である。
【図10】 本発明の第5実施形態の液晶表示装置を構
成するアクティブマトリクス基板において、ドット電極
とその上方の表示電極とを重ねて示す平面図である。
【図11】 同、アクティブマトリクス基板において、
下側のドット電極のみを示す平面図である。
【図12】 本発明者が既に出願した液晶表示装置を構
成するアクティブマトリクス基板において、ドット電極
とその上方の表示電極とを重ねて示す平面図である。
【図13】 同、アクティブマトリクス基板において、
下側のドット電極のみを示す平面図である。
【図14】 従来の3:1インターレース、ドット反転
駆動における同図である。
【図15】 従来の3:1インターレース、コモン反転
駆動における同図である。
【符号の説明】
1 カラー画素 2,2R,2G,2B 信号線 3A,3B,3C 走査線 4A,4B,4C ドット 5,5A,5B,5C スイッチング素子 6A,6B,6C ドット電極(第1電極) 7 コンタクトホール 8R,8G,8B 表示電極(第2電極) 12,12A,12B,12C 信号支線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA13 GA21 GA23 GA26 GA29 GA30 JB02 JB04 JB05 JB31 NA01 NA23 NA26 2H093 NA31 NA45 NA63 ND10 ND12 ND39

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置された一対の基板間に液晶が挟
    持され、前記一対の基板のうちの一方の基板上に、複数
    の信号線と複数の走査線とがマトリクス状に設けられる
    とともに、異なる複数の基本色からなる画素が複数設け
    られ、 一つの画素は、各々が隣接する信号線と隣接する走査線
    とによって囲まれた前記基本色数分のドットを含み、各
    ドット内に、各走査線と各信号線とに電気的に接続され
    たスイッチング素子と、前記スイッチング素子に電気的
    に接続された第1電極とが設けられ、 前記各画素内に、前記第1電極を覆う絶縁層上に形成さ
    れ、前記絶縁層を貫通するコンタクトホールを介して前
    記第1電極に電気的に接続された前記基本色数分の第2
    電極が設けられ、各第2電極が前記基本色数分の第1電
    極にわたって配置されるとともに、一つの第2電極は前
    記基本色数分の第1電極のうちのいずれか一つにのみ電
    気的に接続され、一つの第1電極は一つの第2電極にの
    み電気的に接続され、 前記スイッチング素子と前記第2電極とが平面的に重な
    らないように配置されたことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 対向配置された一対の基板間に液晶が挟
    持され、前記一対の基板のうちの一方の基板上に、複数
    の信号線と複数の走査線とがマトリクス状に設けられる
    とともに、異なる複数の基本色からなる画素が複数設け
    られ、 一つの画素は、各々が隣接する信号線と隣接する走査線
    とによって囲まれた前記基本色数分のドットを含み、各
    ドット内に、各走査線と各信号線とに電気的に接続され
    たスイッチング素子と、前記スイッチング素子に電気的
    に接続された第1電極とが設けられ、 前記各画素内に、前記第1電極を覆う絶縁層上に形成さ
    れ、前記絶縁層を貫通するコンタクトホールを介して前
    記第1電極に電気的に接続された前記基本色数分の第2
    電極が設けられ、各第2電極が前記基本色数分の第1電
    極にわたって配置されるとともに、一つの第2電極は前
    記基本色数分の第1電極のうちのいずれか一つにのみ電
    気的に接続され、一つの第1電極は一つの第2電極にの
    み電気的に接続され、 前記各画素内において、少なくとも複数の前記スイッチ
    ング素子のいずれか一つと複数の前記第2電極のいずれ
    か一つとが平面的に重なるように配置され、かつ、各第
    2電極と重なる前記スイッチング素子の数が全ての第2
    電極にわたって等しいことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 各ドット内に、前記信号線から分岐して
    前記走査線の延在方向に当該ドットの端部まで延びる信
    号支線が設けられ、当該ドット内に設けられた前記スイ
    ッチング素子が前記信号支線に電気的に接続されたこと
    を特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 各画素内に、当該画素内の複数のドット
    にわたって階段状に延びる信号支線が設けられ、当該画
    素内に設けられた複数の前記スイッチング素子が前記信
    号支線に電気的に接続されたことを特徴とする請求項2
    に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 一つの画素を構成する前記基本色数分の
    ドットに対応する基本色数分の信号線が互いに平行に設
    けられ、前記基本色数分の信号線の端部が電気的に接続
    されたことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装
    置。
JP2002137630A 2002-05-10 2002-05-13 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP3723526B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137630A JP3723526B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 液晶表示装置
US10/434,951 US7301517B2 (en) 2002-05-10 2003-05-08 Liquid-crystal display apparatus capable of reducing line crawling
KR10-2003-0029268A KR100520263B1 (ko) 2002-05-10 2003-05-09 라인 크롤링을 저감할 수 있는 액정표시장치
TW092112686A TWI229773B (en) 2002-05-10 2003-05-09 Liquid crystal display device for reducing line crawling
CNB031251447A CN1226656C (zh) 2002-05-10 2003-05-12 能降低行蠕动的液晶显示装置
CNB2005100670822A CN100394292C (zh) 2002-05-10 2003-05-12 能降低行蠕动的液晶显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137630A JP3723526B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003330037A true JP2003330037A (ja) 2003-11-19
JP3723526B2 JP3723526B2 (ja) 2005-12-07

Family

ID=29699331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002137630A Expired - Fee Related JP3723526B2 (ja) 2002-05-10 2002-05-13 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3723526B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041588A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Samsung Electronics Co Ltd ディスプレイ装置
WO2008072704A1 (ja) * 2006-12-14 2008-06-19 Kyocera Corporation 画像表示装置
JP2009541805A (ja) * 2006-06-30 2009-11-26 トムソン ライセンシング アクティブマトリクス有機発光ディスプレイ(am−oled)装置
US7894006B2 (en) 2006-07-24 2011-02-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display with m x 1 inversion drive
JP2011221478A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機電界発光表示装置
US8446538B2 (en) 2009-03-23 2013-05-21 Samsung Display Co., Ltd. Display substrate and display apparatus having the same

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041588A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Samsung Electronics Co Ltd ディスプレイ装置
JP4579204B2 (ja) * 2005-08-04 2010-11-10 三星電子株式会社 ディスプレイ装置
US8013832B2 (en) 2005-08-04 2011-09-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display
JP2009541805A (ja) * 2006-06-30 2009-11-26 トムソン ライセンシング アクティブマトリクス有機発光ディスプレイ(am−oled)装置
US7894006B2 (en) 2006-07-24 2011-02-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display with m x 1 inversion drive
WO2008072704A1 (ja) * 2006-12-14 2008-06-19 Kyocera Corporation 画像表示装置
JPWO2008072704A1 (ja) * 2006-12-14 2010-04-02 京セラ株式会社 画像表示装置
US8446538B2 (en) 2009-03-23 2013-05-21 Samsung Display Co., Ltd. Display substrate and display apparatus having the same
JP2011221478A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機電界発光表示装置
US8508438B2 (en) 2010-04-13 2013-08-13 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display with reduced dead space

Also Published As

Publication number Publication date
JP3723526B2 (ja) 2005-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3349935B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
US8902141B2 (en) Display apparatus and driving method
US5247289A (en) Liquid crystal display device with commonly connected capacitor electrodes
JP4508870B2 (ja) 液晶表示装置
US7944513B2 (en) Display device
US7573448B2 (en) Dot inversion on novel display panel layouts with extra drivers
KR100704817B1 (ko) 액정 패널 및 액정 표시 장치
JPH08179341A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP2007086791A (ja) 液晶パネル、その駆動方法、及びそれを用いた液晶表示装置
KR20010021217A (ko) 액정 표시 장치의 배선 패턴, 액정 표시 장치 및 전자기기
US6022646A (en) Color filter panel of an LCD device and method of Manufacturing the same
KR100272152B1 (ko) 액정표시장치의 구동방법
US7301517B2 (en) Liquid-crystal display apparatus capable of reducing line crawling
JP2006189477A (ja) カラー液晶表示装置
JP3723526B2 (ja) 液晶表示装置
JP5589018B2 (ja) 液晶表示装置
JP2828981B2 (ja) 液晶ディスプレイパネル
JP3665773B2 (ja) 液晶表示装置
JP2541446B2 (ja) アクティブマトリックスパネル
CN111650792A (zh) 阵列基板、显示面板及显示装置
JP2004037905A (ja) 液晶表示装置
US20230408875A1 (en) Liquid crystal display device
US20230314880A1 (en) Liquid crystal display device
JP2006267544A (ja) 電気光学装置及び電子機器
KR100920356B1 (ko) 액정 표시 장치용 박막 다이오드 표시판 및 이를 포함하는액정 표시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050915

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees