JP2003327548A - 光学活性化合物の製造方法 - Google Patents

光学活性化合物の製造方法

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JP2003327548A
JP2003327548A JP2002134419A JP2002134419A JP2003327548A JP 2003327548 A JP2003327548 A JP 2003327548A JP 2002134419 A JP2002134419 A JP 2002134419A JP 2002134419 A JP2002134419 A JP 2002134419A JP 2003327548 A JP2003327548 A JP 2003327548A
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昌祥 田畑
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Nippon Kasei Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に光学活性化合物を得る方法を提供するこ
と。 【解決手段】(A)、(B)、(C)または、(A)、
(B)、(D)、(E)の工程を有する光学活性化合物
の製造方法。 (A)下記一般式(1)で表される(R,S)−化合物
と、下記一般式(2)で表されるアセチレン系化合物と
を反応させ、下記一般式(3)で表される(R,S)−
アセチレン系モノマーを得る工程。 R−Z …(1) CH≡C−X−OH …(2) CH≡C−X−Z'−R …(3) (B)該(S,R)−アセチレン系モノマーのR体とS
体のいずれか一方を選択的に重合しうる触媒を用いて重
合し、一方の光学活性重合体を得る工程。 (C)該光学活性重合体と未反応のアセチレン系モノマ
ーとを分離し、該光学活性重合体を分解して光学活性化
合物を得る工程。 (D)未反応のアセチレン系モノマーを分離する工程。 (E)該アセチレン系モノマーを分解して光学活性化合
物を得る工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、農薬、生理
活性物質、液晶ディスプレイなどの合成原料などとして
有用な光学活性化合物を、(R,S)−化合物の光学分
割により製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学活性アルコールの製造方法として
は、アキラル(ラセミ体)なアルコールを原料とし、酵
素を用いて光学分割する方法(例えば、特開2001−
019650号公報)、ケトンを不斉の配位子を有する
金属錯体触媒を用いて、不斉還元する方法(例えば、特
開平11−322649号公報)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酵素を
用いる方法では、副反応が起きる、収率や光学純度が低
いという問題があり、また、不斉の配位子を有する金属
錯体触媒を用いる方法では、不斉配位子が高価である、
適当なケトンを選択しなければならないという問題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、安価なア
キラルな化合物を原料に、工業的に価値の高い光学活性
な化合物を製造する方法を鋭意検討した結果、R体とS
体の混合物である化合物から得られるキラルなアセチレ
ン系モノマーのうち、R体またはS体の一方を重合さ
せ、得られた重合体または残ったモノマーを分解するこ
とにより、容易に光学分割が行えることを見出し、本発
明に到達した。
【0005】本発明の第1の要旨は、(A)、(B)、
(C)の工程を有する光学活性化合物の製造方法であ
る。また、本発明の第2の要旨は、(A)、(B)、
(D)、(E)の工程を有する光学活性アルコールの製
造方法である。 (A)下記一般式(1)で表される(R,S)−化合物
と、下記一般式(2)で表されるアセチレン系化合物と
を反応させ、下記一般式(3)で表される(R,S)−
アセチレン系モノマーを得る工程。
【化17】R−Z …(1) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Zは
−OH、−COOH、−NH2、−CHO、−CHS、
−CSOH、−CSSH、−SeHまたは−SHを表
す。)
【化18】CH≡C−X−OH …(2) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
Xは連結基を表す。)
【化19】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
Xは一般式(2)におけるXと同じ基を表し、Z'は一
般式(1)におけるZの残基を表す。)
【0006】(B)該(S,R)−アセチレン系モノマ
ーのR体とS体のいずれか一方を選択的に重合しうる触
媒を用いて重合し、一方の光学活性重合体を得る工程。 (C)該光学活性重合体と未反応のアセチレン系モノマ
ーとを分離し、該光学活性重合体を分解して光学活性化
合物を得る工程。 (D)未反応のアセチレン系モノマーを分離する工程。 (E)該アセチレン系モノマーを分解して光学活性化合
物を得る工程。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】<工程(A)>本発明に用いられる一般式
(1)で表される(R,S)−化合物は、不斉炭素を有
するラセミの化合物である。一般式(1)において、R
は不斉炭素を有する炭化水素基、好ましくは不斉炭素を
有するアルキル基を表す。Rで表される炭化水素基の炭
素数は、通常1〜30、好ましくは1〜14である。特
に好ましくは、1−メチルブチル基、1−メチルペンチ
ル基、1−エチルヘキシル基、1−メチルヘキシル基、
1−メチルオクチル基などが挙げられる。
【0009】一般式(1)において、Zは−OH、−C
OOH、−NH2、−CHO、−CHS、−CSOH、
−CSSH、−SeHまたは−SHを表す。好ましくは
−OHである。一般式(1)において、Zが−OHの場
合、一般式(1)で表される化合物は不斉炭素を有する
アルコールであり、具体的には、2−ブタノール、2−
ペンタノール、2−ヘキサノール、2−ヘプタノール、
2−オクタノール、3−オクタノール、4−オクタノー
ルなどが挙げられる。
【0010】本発明において、一般式(1)で表される
(R,S)−化合物と一般式(2)で表されるアセチレ
ン系化合物とを反応させて、一般式(3)で表される
(S,R)−アセチレン系モノマーを得る。
【化20】CH≡C−X−OH …(2)
【0011】一般式(2)において、Xは連結基を表
す。Xは、好ましくは(CH2y(ただし、yは1〜1
4の整数を表す。)、−C(CH32−などの脂肪族炭
化水素基、S、O、Se、−Si(CH32−、2価の
芳香族基、−CO−、−OCO−、−SO3−、−PO3
−などから選ばれる1以上を表す。特に好ましくは、−
1 x−X2−を表す。(xが1の場合は、X1が三重結合
を有する炭素原子に結合する。)X1は、(CH2
y(ただし、yは1〜14の整数を表す。)、−C(CH
32−などの脂肪族炭化水素基、−CO−、S、O、S
e、−Si(CH32−、2価の芳香族基などを表す。
xは0または1を表し、好ましくは0である。X2は、
具体的には電子吸引性基または電子供与性基のいずれで
もよく、好ましくは−CO−、−OCO−、−SO
3−、−PO3−などを表す。
【0012】一般式(2)で表される化合物としては、
プロピオール酸(CH≡C−COOH)、CH≡C−C
2−COOH、CH≡C−(CH22−COOH、C
H≡C−Ph−COOH、CH≡C−C(=O)−Ph
−COOH、CH≡C−C(=O)−Ph−COOHな
どが挙げられ、好ましくはプロピオール酸が用いられ
る。Phはフェニレン基を表す
【0013】
【化21】CH≡C−X−Z'−R …(3)
【0014】一般式(3)において、Rは一般式(1)
で表されるのと同じ不斉炭素を有する炭化水素基を表
す。Xは一般式(2)におけるのと同じ連結基を表す。
Z'は、一般式(2)におけるZと、一般式(1)にお
ける−OH基との反応の結果生じる、Zに由来する残基
を表す。Zが−OHの場合、Z'は−O−であり、Zが
−COOHの場合、Z'は−OCO−、Zが−NH2の場
合、Z'は−NH−であり、Zが−CHOの場合、Z'は
−CO−であり、Zが−SHの場合、Z'は−S−とな
る。Zが−SHの場合、Z'は−S−であり、Zが−C
SOHの場合、Z'は−CSO−となり、Zが−CSS
Hの場合、Z'は−CSS−となり、Zが−CHSの場
合、Z'は−CS−となり、Zが−SeHの場合、Z'は
−Se−となる。
【0015】一般式(1)で表される(R,S)−化合
物と一般式(2)で表されるアセチレン系化合物とを反
応させ、一般式(3)で表される(S,R)−アセチレ
ン系モノマーを得る方法は特に限定されないが、Xが−
CO−(x=0、X2=−CO−)、Z'が−O−である
(S,R)−アセチレン系モノマーを得る方法として
は、一般式(1)で表される(R,S)−アルコールと
プロピオール酸とを脱水触媒の存在下、通常室温℃以
上、好ましくは60℃以上であり、通常150℃以下、
好ましくは100℃以下で、通常0.1時間以上、好ま
しくは1時間以上であり、通常240時間以下、好まし
くは10時間以下の加熱により反応させて得ることがで
きる。
【0016】脱水触媒としては、p−トルエンスルホン
酸、五酸化リン、リン酸、ポリリン酸、硫酸、ブレンシ
ュテット酸、ジシクロカルジイミド、C611−N=C
=N−C611とジメチルアミノビピリジンとの組合せ
などが挙げられる。脱水反応は、通常、溶媒の存在下行
われ、溶媒としては、通常、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素、クロロフォルムなどのハロゲン化溶媒などが用
いられる。
【0017】<工程(B)>工程(A)で得られた
(R,S)−アセチレン系モノマーのR体とS体のいず
れか一方を選択的に重合しうる触媒を用いて重合し、一
方の光学活性重合体を得る。例えば、R体のアセチレン
系モノマーを選択的に重合させると、R体の光学活性重
合体が得られ、S体のアセチレン系モノマーを選択的に
重合させると、S体の光学活性重合体が得られる。
【0018】(R,S)−アセチレン系モノマーから、
R体とS体のいずれか一方を選択的に重合しうる触媒と
しては、特に限定されないが、VIIb族又はVIII族の元
素を含有する化合物、好ましくはロジウム、ルテニウ
ム、レ二ウム、ニッケル、白金、パラジウム、イリジウ
ムなどの元素を含有する化合物、特に好ましくはロジウ
ムを含有する化合物が用いられる。最も好ましくは、下
記一般式(4)で表される触媒の存在下、R体とS体の
等量混合物のラセミモノマーを重合させることにより、
S体を選択的に重合させることができる。
【0019】
【化22】 [MLmL'n]pQq ・・・(4)
【0020】一般式(3)において、MはVIIb族又はV
III族の元素を表す。Mは、好ましくはロジウム、ルテ
ニウム、レ二ウム、ニッケル、白金、パラジウム、イリ
ジウムなどが挙げられ、特に好ましくはロジウムが用い
られる。
【0021】Lは多重結合を有する化合物に由来する配
位子を表す。Lは、好ましくはオレフィン、アセチレ
ン、ジエン、シクロジエン、一酸化炭素などが挙げら
れ、特に好ましくはシクロオレフィン、アリル、一酸化
炭素、フェニルアセチレニルなどが挙げられ、より好ま
しくはシクロオレフィンが挙げられる。シクロオレフィ
ンとしては、シクロオクタジエン、ノルボルナジエンが
好ましく用いられる。
【0022】L'は孤立電子対を有する化合物に由来す
る配位子を表す。L'は、好ましくは窒素、リン、ヒ
素、酸素、イオウなどの原子を有する配位子、ハロゲン
原子などが挙げられる。特に好ましくはリンを有する配
位子、ハロゲン原子が挙げられ、最も好ましくはハロゲ
ン原子が挙げられる。具体的には、窒素を有する配位子
としては、ピリジン、ビピリジル、エチレンジアミン、
トリエチレンジアミン、フェナンスロリンなどが挙げら
れる。リンを有する化合物としては、トリフェニルホス
フィン、トリオクチルホスフィン、トリフェニルホスフ
ァイト、トリフェニルホスフェート、ビスジフェニルホ
スフィン、n−ノニルフェニルホスフィン、エチレンビ
スフェニルホスフィンなどが挙げられ、トリフェニルホ
スフィンが特に好ましい。ヒ素を有する配位子としては
トリフェニルアルシンなどが挙げられる。酸素を有する
配位子としてはジフェニルエーテル、アルコキシなどが
挙げられる。イオウを有する配位子としては、ジフェニ
ルチオエーテルなどが挙げられる。ハロゲン原子として
は、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられ、塩素が特に好
ましい。
【0023】Qは陰イオンを表す。Qは、具体的には、
PF6 -、BF4 -、ClO4 -、SO3CF3 -などが挙げら
れ、PF6 -が好ましく用いられる。mは0〜7の整数、
好ましくは0〜6の整数、特に好ましくは1〜2の整数
を表す。nは0〜6の整数、好ましくは0〜5の整数、
特に好ましくは1〜2の整数を表す。pは1〜2の整数
を表す。qは0〜2の整数、好ましくは1〜2の整数を
表す。
【0024】一般式(3)で表される触媒の具体例とし
ては、[Rh(COD)Cl]2、[Rh(NBD)C
l]2、[Rh(NBD)OCH32、[Rh(CO
D)bipy]SO3CF3、[Rh(COD)bip
y]PF6、[Rh(NBD)bipy]PF6、[Rh
(COD)bipyam]PF6、[Rh(COD)
(PPh32]PF6、[Rh(COD)EDA]C
l、[Rh(COD)TEDA]Cl、Re(Co)5
Z、[Re(CO)2Cl]2、[Re(CO)4
l]2、Re(CO)4(PPh3)Cl、Re(CO)3
(PPh33Cl、Re(CO)3(bipy)Cl、
Re(CO)5(C≡CPh)、Re(CO)3(Ph2
PCH2CH2PPh2)Cl、Ni(CO)2(PP
32、Ni(PPh32 2、Pt(PPh33(C
≡CPh)2、Pt(PPh3)HCl、Pt(PP
33Cl2などが挙げられる。但し、CODはシクロ
オクタジエニル、NBDはノルボナジエニル、bipy
はビピリジル、bipyamはビピラン、Phはフェニ
ル、EDAはエチレンジアミン、TEDAはトリエチレ
ンジアミン、Zはハロゲン原子を示す。
【0025】重合は、通常、溶媒の存在下で行われる。
溶媒としては、触媒または一般式(2)で表されるアセ
チレン系モノマーと反応しないものであればよい。触媒
として一般式(3)で表される触媒を用いる場合は、一
般式(2)で表されるアセチレン系モノマーを溶解する
溶媒が好ましく、具体的には、エタノール、メタノー
ル、ブタノール、サイクリックアルコールなどのアルコ
ール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、アニソールなどのエーテル類、アセトニトリル
などのシアノ化合物などが挙げられ、より好ましくはア
ルコール、特に好ましくは炭素数1〜6のアルコールが
用いられる。
【0026】溶媒に溶解するモノマー濃度は、触媒に対
して、通常0.01モル%以上、好ましくは0.1モル
%以上であり、通常10モル%以下、好ましくは5モル
%以下である。触媒濃度は、モノマーに対して、通常1
×10-5モル%以上、好ましくは1×10-4モル%以上
であり、通常1×10-1モル%以下、好ましくは1×1
-2モル%以下である。重合時間は、通常1分以上、好
ましくは3時間以上であり、通常4日以下、好ましくは
48時間以下である。重合温度は、通常−30℃以上、
好ましくは0℃以上、特に好ましくは10℃以上であ
り、通常120℃以下、好ましくは100℃以下、特に
好ましくは80℃以下である。
【0027】<工程(C)>工程(B)で得られた光学
活性重合体と未反応のアセチレン系モノマーとを分離
し、該光学活性重合体を加水分解など分解することによ
り光学活性化合物が得られる。通常光学活性重合体は、
溶媒に不溶なので、濾過などの常法により、未反応のア
セチレン系モノマーと分離することができる。得られた
光学活性重合体は、通常、アルコール等で洗浄した後、
通常減圧下で乾燥させる。
【0028】このようにして得られる光学活性重合体
は、下記一般式(5)で表される(R,S)−繰り返し
単位からなり、R体が通常40重量%以下、好ましくは
30重量%以下、特に好ましくは20重量%以下であ
り、R体の割合が非常に低い。R体は通常0重量%以
上、好ましくは1重量%以上である。また、S体は通常
60重量%以上、好ましくは70重量%以上、特に好ま
しくは80重量%以上であり、S体の割合が非常に高
い。S体は通常100%以下、好ましくは99重量%以
下である。また、数平均分子量は通常100以上、好ま
しくは500以上、特に好ましくは1,000以上であ
り、通常10,000,000以下、好ましくは1,00
0,000以下である。分子量分散(数平均分子量/重
量平均分子量の比)は通常2以上、好ましくは5以上で
あり、通常100以下、好ましくは20以下である。
【化23】
【0029】Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、
好ましくは不斉炭素を有するアルキル基を表す。Rで表
される炭化水素基の炭素数は、通常1〜30、好ましく
は1〜14である。特に好ましくは、1−メチルブチル
基、1−メチルヘキシル基、1−メチルヘキシル基、1
−メチルオクチル基などが挙げられる。
【0030】Xは連結基を表す。Xは、好ましくは(C
2y(ただし、yは1〜14の整数を表す。)、−C
(CH32−などの脂肪族炭化水素基、S、O、Se、
−Si(CH32−、2価の芳香族基、−CO−、−O
CO−、−SO3−、−PO3−などから選ばれる1以上
を表す。特に好ましくは、−X1 x−X2−を表す。(x
が1の場合は、X1が三重結合を有する炭素原子に結合
する。)X1は、(CH 2y(ただし、yは1〜14の
整数を表す。)、−C(CH32−などの脂肪族炭化水
素基、−CO−、S、O、Se、−Si(CH32−、
2価の芳香族基などを表す。xは0または1を表し、好
ましくは0である。X2は、具体的には電子吸引性基ま
たは電子供与性基のいずれでもよく、好ましくは−CO
−、−OCO−、−SO3−、−PO3−などを表す。
【0031】Z'は−O−、−OCO−、−SCO−、
−SCS−、−NH−、−CO−、−CS−、−S−又
は−Se−などを表し、好ましくは−O−である。
【0032】例えば、工程(B)でR体を選択的に重合
させて得られたR体の光学活性重合体からは、原料より
高純度なR体の光学活性化合物を得ることができ、工程
(B)でS体を選択的に重合させて得られたS体の光学
活性重合体からは、原料より高純度なS体の光学活性化
合物を得ることができる。工程(B)で得られた光学活
性重合体から光学活性化合物を得る方法は、特に限定さ
れないが、加水分解などにより光学活性な一般式(1)
で表される化合物を生成させることができる。
【0033】加水分解の方法は特に限定されないが、通
常、水、ベンゼン、トルエン、エーテルなどの溶媒中、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基性物質の
存在下、通常4℃以上、好ましくは80℃以上であり、
通常120℃以下、好ましくは100℃以下で、通常
0.5時間以上、好ましくは1時間以上であり、通常2
4時間以下、好ましくは10時間以下加熱することによ
り、光学活性化合物を生成させることができる。
【0034】生成した光学活性化合物がアルコールの場
合、その回収は、まず、反応液に溶媒を添加し、アルコ
ールを抽出する。ついで、溶媒層を分取した後、溶媒を
留去することにより、光学活性アルコールを得ることが
できる。光学活性アルコールの回収に用いる溶媒は、エ
ーテルなどの光学活性アルコールは溶解するが、光学活
性重合体に基づく塩および反応液には溶解しない溶媒が
用いられ、好ましくは、前述の条件に加え、光学活性ア
ルコールよりも沸点の低い溶媒が用いられる。具体的に
は、エーテル、n−ヘキサンが挙げられる。このように
して得られる光学活性化合物の光学純度は、通常60%
以上、好ましくは70%以上、特に好ましくは80%以
上であり、通常100%以下、好ましくは99%以下で
ある。
【0035】<工程(D)>工程(B)で得られた光学
活性重合体を除去することにより、選択的に重合された
光学異性体とは異なる光学異性体のアセチレン系モノマ
ーと、選択的に重合された光学異性体モノマーのうち、
重合反応を起こさなかった未反応アセチレン系モノマー
を分離することができる。
【0036】このように、一方の光学活性体は、選択的
に重合され、光学活性重合体として、工程(B)で除去
しているので、未反応のアセチレン系モノマーは、工程
(A)で選択的に重合されたのとは異なる光学異性体の
アセチレン系モノマーの割合が高くなっている。例え
ば、R体のアセチレン系モノマーを選択的に重合させた
場合、未反応のアセチレン系モノマーは、S体の割合が
高くなり、S体のアセチレン系モノマーを選択的に重合
させた場合、未反応のアセチレン系モノマーは、R体の
割合が高くなっている。
【0037】未反応のアセチレン系モノマーは、光学活
性重合体を除去することにより未反応のアセチレン系モ
ノマーの溶液として得ることができる。未反応のアセチ
レン系モノマーを溶媒から分離するには、常法にしたが
って、溶媒を除去すればよい。このようにして回収され
た、一方の光学活性異性体の割合が高くなっている未反
応のアセチレン系モノマーは、必要に応じて、溶媒とし
てn−ヘキサンなどを用い、シリカゲルカラムなどによ
り精製してもよい。
【0038】また、回収された未反応のアセチレン系モ
ノマーは、再度、工程(B)に従って、一方の光学活性
体を重合し、さらに、工程(D)に従って、未反応のア
セチレン系モノマーを回収することで、選択的に重合さ
れた光学異性体とは異なる光学異性体の割合をさらに高
めることができ、最終的には純度100%の光学活性の
未反応のアセチレン系モノマーを得ることができる。
【0039】このようにして回収される光学活性アセチ
レン系モノマーの光学純度は、工程(B)における反応
率、選択率および、工程(B)、(D)の繰り返しの有
無などにより異なるが、通常60%以上、好ましくは7
0%以上、特に好ましくは80%以上であり、通常10
0%も可能であり、好ましくは100%以下、好ましく
は99%以下である。
【0040】<工程(E)>工程(D)により回収され
た一方の光学異性体を多く含む光学活性アセチレン系モ
ノマーを分解して光学活性化合物を得る。分解方法は、
特に限定されないが、加水分解などにより光学活性な一
般式(1)で表される化合物を生成させることができ
る。
【0041】加水分解の方法は特に限定されないが、通
常、水、ベンゼン、トルエン、アルカンなどの溶媒中、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基性物質の
存在下、通常5℃以上、好ましくは30℃以上であり、
通常150℃以下、好ましくは110℃以下、通常0.
1時間以上、好ましくは0.5時間以上であり、通常2
4時間以下、好ましくは10時間以下の条件で加熱する
ことにより、光学活性化合物を生成させることができ
る。
【0042】生成した光学活性化合物がアルコールなど
の場合、その回収は、反応液に溶媒を添加し、アルコー
ルを抽出する。溶媒層を分取した後、溶媒を留去するこ
とにより、光学活性アルコールを得ることができる。光
学活性アルコールの回収に用いる溶媒は、エーテルなど
の光学活性アルコールは溶解するが、光学活性重合体に
基づく塩および反応液には溶解しない溶媒が用いられ、
好ましくは、前述の条件に加え、光学活性アルコールよ
りも沸点の低い溶媒が用いられる。具体的には、エーテ
ルが挙げられる。
【0043】このようにして回収される光学活性化合物
の光学純度は、工程(B)における反応率、選択率およ
び、工程(B)、(D)の繰り返しの有無などにより異
なるが、通常60%以上、好ましくは70%以上、特に
好ましくは80%以上であり、通常100%以下、好ま
しくは99%以下である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、化合物、特にアルコー
ルの光学分割を容易に行うことができ、光学活性なモノ
マーおよび重合体を容易に得ることができる。本発明に
より得られた光学活性化合物は、医薬、農薬、生理活性
物質、液晶ディスプレイ材料などの合成原料として、ま
た、光学活性アセチレン系モノマーは、光学活性重合体
の原料として、光学活性重合体は導電性材料、光導電性
材料などの光学材料として有用である。さらに、本発明
においては、光学活性体の分離工程が温和な条件で行わ
れるため、目的の化合物のラセミ化が起きないという利
点がある。
【0045】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。<実
施例1><モノマーの合成>下記式(6)で表されるラ
セミ体のアルコール(東京化成社製、[α]D=0.0
3°)10ml(6.2×10-2モル)、プロピオール
酸(東京化成社製)5.29g(6.35モル)、p−
トルエンスルホン酸(東京化成社製)2.0gとを、溶
媒である脱水したベンゼン(純正化学社製)100ml
に添加し、溶解させた。
【化24】 この混合溶液を約100℃で6時間反応させた後、蒸留
し、式(7)で表されるラセミ体のアセチレン系モノマ
ーを得た。得られたアセチレン系モノマーの旋光度
[α]Dは0.51°だった。
【化25】 <重合体の合成>得られたラセミ体のアセチレン系モノ
マー0.55g、触媒として[Rh(NBD)Cl]2
(アルドリッチ社製)27mg、溶媒としてメタノール
(純正化学社製)6mlを混合し、30℃で4時間反応
を行ったところ、重合体が不溶物として析出した。反応
液にメタノール100mlを添加し、重合体を濾別し
た。得られた重合体をアルコールで洗浄、乾燥した。重
合体の重量は0.22g、旋光度[α]Dは+48°だ
った。 <重合体からアルコールの回収>得られた重合体を、
水、水酸化ナトリウムを混合し、加熱することにより、
加水分解を行う。反応終了後、エーテルを添加して、振
とうした後、静置し、エーテル層を回収する。エーテル
層からエーテルを留去し、光学活性アルコールを得るこ
とができる。 <未反応のモノマーの回収><重合体の合成>におい
て、重合体を濾別した後の、褐色の濾液からメタノール
を留去し、さらに、溶媒としてn−ヘキサンを用い、シ
リカゲルカラムで2回精製を行い、溶媒を留去して、
0.2gの未反応モノマー(液体。オリゴマーを含む)
を得た。得られた未反応モノマーの旋光度[α]Dは−
171.07°だった。なお、S体として市販されてい
る式(6)で表されるアルコールから、本実施例と同様
にして得られるS体の式(7)で表されるモノマーの旋
光度[α]Dは+23.4°であった。R体として市販
されている式(6)で表されるアルコールから、本実施
例と同様にして得られるモノマーの旋光度[α]Dは−
17.5°であった。 <未反応モノマーからのアルコールの回収>得られた未
反応モノマーに、水、水酸化ナトリウムを混合し、加熱
することにより、加水分解を行う。反応終了後、エーテ
ルを添加して、振とうした後、静置し、エーテル層を回
収する。エーテル層からエーテルを留去し、光学活性ア
ルコールを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 67/475 C07C 67/475 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC21 AC48 AC83 AC91 BA22 BA44 BA45 BA46 BA47 BA48 BB14 BB15 BB25 BC34 BC35 FE11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)、(B)、(C)の工程を有する
    光学活性化合物の製造方法。 (A)下記一般式(1)で表される(R,S)−化合物
    と、下記一般式(2)で表されるアセチレン系化合物と
    を反応させ、下記一般式(3)で表される(R,S)−
    アセチレン系モノマーを得る工程。 【化1】R−Z …(1) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Zは
    −OH、−COOH、−NH2、−CHO、−CHS、
    −CSOH、−CSSH、−SeHまたは−SHを表
    す。) 【化2】CH≡C−X−OH …(2) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは連結基を表す。) 【化3】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは一般式(2)におけるXと同じ基を表し、Z'は一
    般式(1)におけるZの残基を表す。) (B)該(S,R)−アセチレン系モノマーのR体とS
    体のいずれか一方を選択的に重合しうる触媒を用いて重
    合し、一方の光学活性重合体を得る工程。 (C)該光学活性重合体と未反応のアセチレン系モノマ
    ーとを分離し、該光学活性重合体を分解して光学活性化
    合物を得る工程。
  2. 【請求項2】(A)、(B)、(D)、(E)の工程を
    有する光学活性化合物の製造方法。 (A)下記一般式(1)で表される(R,S)−化合物
    と、下記一般式(2)で表されるアセチレン系化合物と
    を反応させ、下記一般式(3)で表される(R,S)−
    アセチレン系モノマーを得る工程。 【化4】R−Z …(1) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Zは
    −OH、−COOH、−NH2、−CHO、−CHS、
    −CSOH、−CSSH、−SeHまたは−SHを表
    す。) 【化5】CH≡C−X−OH …(2) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは連結基を表す。) 【化6】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは一般式(2)におけるXと同じ基を表し、Z'は一
    般式(1)におけるZの残基を表す。) (B)該(S,R)−アセチレン系モノマーのR体とS
    体のいずれか一方を選択的に重合しうる触媒を用いて重
    合し、一方の光学活性重合体を得る工程。 (D)未反応のアセチレン系モノマーを分離する工程。 (E)該アセチレン系モノマーを分解して光学活性化合
    物を得る工程。
  3. 【請求項3】(B)、(C)の工程を有する光学活性化
    合物の製造方法。 (B)下記一般式(3)で表される(S,R)−アセチ
    レン系モノマーのR体とS体のいずれか一方を選択的に
    重合しうる触媒を用いて重合し、一方の光学活性重合体
    を得る工程。 【化7】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Xは
    連結基を表し、Z'は−O−、−OCO−、−SCO
    −、−SCS−、−NH−、−CO−、−CS−、−S
    −又は−Se−を表す。) (C)該光学活性重合体と未反応のアセチレン系モノマ
    ーとを分離し、該光学活性重合体を分解して光学活性化
    合物を得る工程。
  4. 【請求項4】(B)、(D)、(E)の工程を有する光
    学活性化合物の製造方法。(B)下記一般式(3)で表
    される(S,R)−アセチレン系モノマーのR体とS体
    のいずれか一方を選択的に重合しうる触媒を用いて重合
    し、一方の光学活性重合体を得る工程。 【化8】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Xは
    連結基を表し、Z'は−O−、−OCO−、−SCO
    −、−SCS−、−NH−、−CO−、−CS−、−S
    −又は−Se−を表す。) (D)未反応のアセチレン系モノマーを分離する工程。 (E)該アセチレン系モノマーを分解して光学活性化合
    物を得る工程。
  5. 【請求項5】工程(B)において、(R,S)−アセチ
    レン系モノマーを下記一般式(4)で表される触媒の存
    在下、S体を選択的に重合する請求項1ないし4のいず
    れかに記載の光学活性化合物の製造方法。 【化9】[MLmL'n]pQq …(4) (式中、MはVIIb族又はVIII族の元素、Lは多重結合
    を有する化合物に由来する配位子、L'は孤立電子対を
    有する化合物に由来する配位子、Qは陰イオン、mは0
    〜5の整数、nは0〜1の整数、pは1〜2の整数、q
    は0〜2の整数を表す。)
  6. 【請求項6】(A)、(B)の工程を有する光学活性重
    合体の製造方法。 (A)下記一般式(1)で表される(R,S)−化合物
    と、下記一般式(2)で表されるアセチレン系化合物と
    を反応させ、下記一般式(3)で表される(R,S)−
    アセチレン系モノマーを得る工程。 【化10】R−Z …(1) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Zは
    −OH、−COOH、−NH2、−CHO、−CHS、
    −CSOH、−CSSH、−SeHまたは−SHを表
    す。) 【化11】CH≡C−X−OH …(2) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは連結基を表す。) 【化12】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは一般式(2)におけるXと同じ基を表し、Z'は一
    般式(1)におけるZの残基を表す。)(B)該(S,
    R)−アセチレン系モノマーのR体とS体のいずれか一
    方を選択的に重合しうる触媒を用いて重合し、一方の光
    学活性重合体を得る工程。
  7. 【請求項7】(A)、(B)、(D)の工程を有する光
    学活性アセチレン系モノマーの製造方法。 (A)下記一般式(1)で表される(R,S)−化合物
    と、下記一般式(2)で表されるアセチレン系化合物と
    を反応させ、下記一般式(3)で表される(R,S)−
    アセチレン系モノマーを得る工程。 【化13】R−Z …(1) (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基を表し、Zは
    −OH、−COOH、−NH2、−CHO、−CHS、
    −CSOH、−CSSH、−SeHまたは−SHを表
    す。) 【化14】CH≡C−X−OH …(2) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは連結基を表す。) 【化15】CH≡C−X−Z'−R …(3) (式中、Rは一般式(1)におけるRと同じ基を表し、
    Xは一般式(2)におけるXと同じ基を表し、Z'は一
    般式(1)におけるZの残基を表す。) (B)該(S,R)−アセチレン系モノマーのR体とS
    体のいずれか一方を選択的に重合しうる触媒を用いて重
    合し、一方の光学活性重合体を得る工程。 (D)未反応のアセチレン系モノマーを分離する工程。
  8. 【請求項8】下記一般式(5)で表される(S,R)−
    繰り返し単位を有する重合体であって、該繰り返し単位
    のうちR体の割合が40重量%以下、S体の割合が60
    重量%以上であり、数平均分子量が500〜10,00
    0,000である重合体。 【化16】 (式中、Rは不斉炭素を有する炭化水素基、Xは連結
    基、Z'は−O−、−OCO−、−SCO−、−SCS
    −、−NH−、−CO−、−CS−、−S−又は−Se
    −を表す。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012020984A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Nippon Surfactant Kogyo Kk エステル誘導体並びに該エステル誘導体を含有する化粧料、外用剤、塗料及びインキ組成物

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