JP2003324801A - 電気自動車における電源接続方法 - Google Patents

電気自動車における電源接続方法

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JP2003324801A
JP2003324801A JP2002129895A JP2002129895A JP2003324801A JP 2003324801 A JP2003324801 A JP 2003324801A JP 2002129895 A JP2002129895 A JP 2002129895A JP 2002129895 A JP2002129895 A JP 2002129895A JP 2003324801 A JP2003324801 A JP 2003324801A
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Tadashi Shimada
正 嶋田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気負荷に備えられた平滑コンデンサをプリチ
ャージする際に、電池と電気負荷間の接続回路の故障が
生じることを防止した電気自動車における電源接続方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】コントローラ42は、燃料電池2と電気負
荷3を接続するときに、先ず、第3の開閉接点33を閉
成した後に第1の開閉接点31を閉成して、電気負荷3
に備えられた平滑コンデンサ21を充電するプリチャー
ジ処理を行い、該プリチャージ処理の終了後、第3の開
閉接点33を開成すると共に第2の開閉接点32を閉成
する直結処理を行って、燃料電池2と電気負荷3とを接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車に備え
られた電池と電気負荷とを接続する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば燃料電池のように出力電圧が高い
電池を駆動源とする電気自動車においては、該燃料電池
と該燃料電池から供給される電力により作動する電気負
荷は、車体から絶縁して(浮かせて)搭載される。
【0003】図2(a)は、電気自動車の車体から絶縁
して設けられた燃料電池50と電気負荷51とを接続す
るための回路構成を示したものであり、燃料電池50の
セル52の正極53と車体アースBE間には静電容量5
5が存在し、負極56と車体アースBE間には静電容量
56が存在する。
【0004】また、電気負荷51には、電力を消費する
負荷抵抗60の他に正側の電源ライン64と負側の電源
ライン64間に平滑コンデンサ61が備えられ、正側の
電源ライン64と車体アースBE間には静電容量62が
存在し、負側の電源ライン65と車体アースBE間には
静電容量63が存在する。
【0005】そして、燃料電池50と電気負荷51とを
接続するために、開閉接点70,71,73,74と、
これらの開閉接点の作動を制御するコントローラ80と
が備えられている。開閉接点70,71は燃料電池50
と電気負荷51を直結するためのものであり、2接点リ
レーに備えられて同時に開閉する。一方、開閉接点7
3,74は電気負荷51に備えられた平滑コンデンサ6
1をプリチャージするためのものであり、2接点リレー
に備えられて同時に開閉する。
【0006】ここで、燃料電池50と電気負荷51を接
続する場合、開閉接点70,71をいきなり閉成する
と、燃料電池50から平滑コンデンサ61に過大な充電
電流が流れて開閉接点70の溶着が生じるおそれがあ
る。そこで、コントローラ80は、先ず、開閉接点7
3,74を閉成して燃料電池50の正極53から電流制
限用抵抗72を介して平滑コンデンサ61に充電電流を
供給し、平滑コンデンサ61を充電するプリチャージを
行うようにしていた。
【0007】そして、平滑コンデンサ61を充電した
後、開閉接点70,71を閉成すると共に開閉接点7
3,74を開成して、燃料電池50と電気負荷51を直
接接続することにより、平滑コンデンサ61に過大な充
電電流が流れることを防止していた。
【0008】しかし、図2(a)に示した回路構成によ
り平滑コンデンサ61のプリチャージを行った場合に、
開閉接点74に過大な電流が流れて、開閉接点74の破
損する場合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記背景を
鑑みてなされたものであり、電気負荷に備えられた平滑
コンデンサをプリチャージする際に、電池と電気負荷を
接続する開閉接点の故障が生じることを防止した電気自
動車における電源接続方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、上述し
た図2(a)に示した開閉接点74の破損が生じる要因
を調査検討した結果、主として機械的な要因により2接
点リレーに備えられた開閉接点73,74の閉成タイミ
ングにずれが生じると、開閉接点73,74を閉成して
平滑コンデンサ61のプリチャージを行うときに、開閉
接点74が開閉接点73よりも先に閉成した場合に、開
閉接点74に過大な電流が流れて開閉接点74の溶着等
が生じることを解明した。
【0011】具体的には、開閉接点74に過大な電流が
流れる原因は、図2(b)を参照して、開閉接点74の
みが閉成された場合、燃料電池50に存在する静電容量
56から、車体アースBE、電気負荷51に存在する静
電容量63、電気負荷51の負側の電源ライン65、及
び開閉接点74を経由して燃料電池50の負極54に至
る閉回路が形成され、そのため、静電容量56に充電さ
れていた電荷が開閉接点74に流れて開閉接点74の溶
着が生じるためであると考えられる。
【0012】そこで、本発明の電気自動車における電源
接続方法は、車体から絶縁して設けられた電池と、車体
から絶縁して設けられて直流電源ライン間に平滑コンデ
ンサが接続された電気負荷とを備えた電気自動車におい
て、該電池と該電気負荷とを接続する方法であって、前
記電池の正極を電流制限用抵抗を介して前記電気負荷の
正側の電源ラインと接続した後、前記電池の負極を前記
電気負荷の負側の電源ラインと接続して、前記電池の正
極から前記電流制限用抵抗を介して前記電気負荷の正側
の電源ラインに供給される電流により前記平滑コンデン
サを充電するプリチャージ処理と、該プリチャージ処理
の終了後、前記電池の負極を前記電気負荷の負側の電源
ラインに接続すると共に、前記電池の正極を前記電流制
限用抵抗を介さずに前記電気負荷の正側の電源ラインと
接続する直結処理とを行って、前記電池と前記電気負荷
とを接続することを特徴とする。
【0013】かかる本発明によれば、前記プリチャージ
処理において、先ず前記電池の正極を電流制限用抵抗を
介して前記電気負荷の正側の電源ラインと接続され、こ
れにより、前記電池の正極と車体間の静電容量に充電さ
れていた電荷が前記電流制限用抵抗を介して前記電気負
荷の正側の電源ライン間の静電容量に流れるが、電流制
限用抵抗により流れる電流が制限されるため、接続回路
に過大な電流が流れて該接続回路の破損が生じることが
ない。そして、次に前記電池の負極と前記電気負荷の負
側の電源ラインと接続され、これにより前記電流制限用
抵抗により制限された電流により前記平滑コンデンサを
充電することができる。
【0014】また、前記電気自動車が、前記電気負荷の
正負の電源ライン間の電圧を検出する電源電圧検出手段
と、前記電池の負極と前記電気負荷の負側の電源ライン
間の導通/遮断を切り替える第1の開閉手段と、前記電
池の正極と前記電気負荷の正側の電源ライン間の導通/
遮断を切り替える第2の開閉手段と、前記第2の開閉手
段と並列に接続された第3の開閉手段と電流制限用抵抗
とからなる直列回路とを備え、前記プリチャージ処理を
前記第3の開閉手段を閉成した後に前記第1の開閉手段
を閉成して行った後、前記直結処理を前記第3の開閉手
段を開成すると共に前記第2の開閉手段を閉成して行う
場合には、前記第1の開閉手段と前記第3の開閉手段の
故障を検知することができる。
【0015】すなわち、前記プリチャージ処理におい
て、前記第3の開閉手段を閉成する制御を行なうったと
きに前記電源電圧検出手段の検出電圧が上昇したときに
は、前記第1の開閉手段が既に閉成された状態にあっ
て、前記平滑コンデンサの充電が開始されたと判断する
ことができる。そのため、この場合には、前記故障検知
手段は、前記第1の開閉手段が閉故障状態にあると判断
することができる。
【0016】また、前記プリチャージ処理において、前
記第1の開閉手段を閉成する制御を行なったときに前記
電源電圧検出手段の検出電圧が上昇しなかったときに
は、前記第1の開閉手段と前記第3の開閉手段とのうち
の少なくともいずれか一方が開故障状態にあり、そのた
めに前記平滑コンデンサの充電がなされていないと判断
することができる。そのため、この場合は、前記故障検
知手段は前記第1の開閉手段と第3の開閉手段とのうち
の少なくともいすれか一方が開故障状態にあると判断す
ることができる。
【0017】さらに、前記電気自動車が前記電池の出力
電圧を検出する電池電圧検出手段を備えた場合は、前記
第2の開閉手段の故障を検知することができる。
【0018】すなわち、前記直結処理において、前記第
2の開閉手段を閉成する制御がなされたときに前記電源
電圧検出手段の検出電圧と前記電池電圧検出手段の検出
電圧が異なるときには、前記第2の開閉手段が開故障状
態にあるために、前記電池の正極と前記電気負荷の正側
の電源ラインが導通した状態となっていないと判断する
ことができる。そのため、この場合は、前記第2の開閉
手段が開故障状態にあると判断することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図1を参照して説明する。図1は、電気自動車に備
えられた燃料電池と電気負荷とを接続する電源接続装置
の回路構成図である。
【0020】図3を参照して、電気自動車の電源接続装
置1(以下、単に電源接続装置1という)は、燃料電池
2(本発明の電池に相当する)を駆動源とする電気自動
車に搭載されて、燃料電池2と電気負荷3(空調機器等
の電装補機)の接続と遮断を行う。
【0021】燃料電池2と電気負荷3は電気自動車の車
体から絶縁して設けられている。そのため、燃料電池セ
ル10の正極11と車体アースBE間には静電容量13
が存在し、燃料電池セル10の負極12と車体アースB
E間にも静電容量14が存在する。また、電気負荷3に
も、正側の電源ライン24と車体アースBE間に静電容
量22が存在し、負側の電源ライン25と車体アースB
E間に静電容量23が存在する。さらに、電気負荷3の
正側の電源ライン24と負側の電源ライン25間には、
電源電圧の変動を抑制するための平滑コンデンサ21が
備えられている。
【0022】ここで、燃料電池2と電気負荷3とを常時
接続状態とすると、電気負荷3が作動していないときに
も燃料電池から電気負荷3に漏れ電流が流れて無駄な電
流が消費される。そのため、電気負荷が作動していない
ときには燃料電池2と電気負荷3とを遮断して漏れ電流
が流れることを防止し、電気負荷3を作動させるときに
のみ燃料電池2と電気負荷3を接続するため、電源接続
装置1が備えられている。
【0023】電源接続装置1は、燃料電池2の負極12
と電気負荷3の負側の電源ライン25間を導通/遮断す
る第1の開閉接点31(本発明の第1の開閉手段に相当
する)、燃料電池2の正極11と電気負荷3の正側の電
源ライン24間を導通/遮断する第2の開閉接点32
(本発明の第2の開閉手段に相当する)、燃料電池2の
正極11と電気負荷3の正側の電源ライン24を電流制
限用抵抗34を介して接続する第3の開閉接点33(本
発明の第3の開閉手段に相当する)、燃料電池2の出力
電圧を検出する電池電圧検出器40(本発明の電池電圧
検出手段に相当する)、及び電気負荷3の正負の電源ラ
イン24,25間の電圧を検出する電源電圧検出器41
(本発明の電源電圧検出手段に相当する)を備えてい
る。
【0024】そして、マイクロコンピュータやメモリ等
により構成されたコントローラ42から出力される制御
信号により、第1の開閉接点31、第2の開閉接点3
2、及び第3の開閉接点33の開閉状態が切り替えら
れ、電池電圧検出器40と電源電圧検出器41の電圧検
出信号がコントローラ42に入力される。
【0025】ここで、第1の開閉接点31、第2の開閉
接点32、及び第3の開閉接点33は、それぞれ別個の
リレーに備えられた機械接点であり、各リレーの駆動コ
イルに通電されたときに閉成し、該駆動コイルへの通電
が遮断されたときに開成する。そして、コントローラ4
2は、別個の制御信号により第1の開閉接点31、第2
の開閉接点、及び第3の開閉接点の開閉状態を独立して
切り替える。
【0026】次に、コントローラ42により燃料電池2
と電器抵抗3とを接続する手順について説明する。
【0027】燃料電池2を電気抵抗3と接続して電器抵
抗3を作動させるときに、第1の開閉接点31と第2の
開閉接点32を直ちに閉成して、燃料電池2と電気抵抗
3を直接接続すると、燃料電池2の正極11から第2の
開閉接点32を介して、インピーダンスの低い平滑コン
デンサ21に過大な電流が流れ、第2の開閉手段32に
溶着等が生じて第2の開閉接点32が故障してしまう。
【0028】そこで、コントローラ42は、先に平滑コ
ンデンサ21を充電するプリチャージ処理を行った後
に、燃料電池2と電気負荷3を直接接続する直結処理を
行うことによって、燃料電池2から電気負荷3に過大な
電流が流れることを防止している。
【0029】プリチャージ処理において、コントローラ
42は、先ず第3の開閉接点33を閉成する。これによ
り、燃料電池2の正極11から、電流制限用抵抗34、
正側の静電量22、車体アースBE、及び燃料電池2の
負極12側の静電容量14を介して電流が流れるが、こ
の電流は電流制限用抵抗34により制限されるため、過
大な電流が第3の開閉接点33を流れることはなく、第
3の開閉接点33の溶着等の故障が生じることはない。
なお、第3の開閉接点33と電流制限用抵抗とにより、
本発明の直列回路が構成される。
【0030】そして、次に、コントローラ42は、第1
の開閉接点31を閉成し、これにより、燃料電池2の正
極11から電流制限用抵抗34を介して供給される電流
により平滑コンデンサ21が充電される。
【0031】ここで、第3の開閉接点33を閉成してか
ら第1の開閉接点31を閉成するまでの時間間隔は、静
電容量14,23に充電された電荷が放電されるのに十
分な時間として、例えば0.5〜1.0秒に設定されて
いる。
【0032】コントローラ42は、電源電圧器41の検
出電圧から平滑コンデンサ21の充電完了を検知したと
きにプリチャージ処理を終了し、第3の開閉接点33を
開成すると共に第2の開閉接点32を閉成して、燃料電
池2と電気負荷3を直接(電流制限用抵抗を介すること
なく)接続する直結処理を行う。
【0033】以上説明したプリチャージ処理と直結処理
を行うことによって、燃料電池2と電気負荷3とを接続
する際に、燃料電池2から電気負荷3に過大な電流が流
れて、電流経路中に故障が生じることを防止することが
できる。
【0034】また、コントローラ42は、上述したプリ
チャージ処理及び直結処理において、第1の開閉接点3
1、第2の開閉接点32、及び第3の開閉接点33の故
障検知を行う。
【0035】先ず、プリチャージ処理において、コント
ローラ42は、第3の開閉接点33を閉成したときの電
源電圧検出器41の検出電圧の上昇の有無を確認する。
第3の開閉接点33を閉成したときに、第1の開閉接点
31が開成状態であれば、平滑コンデンサ21は充電さ
れないために電源電圧検出器41の検出電圧は上昇しな
い。
【0036】一方、第3の開閉接点33を閉成したとき
に、第1の開閉接点31が閉故障状態にあったときに
は、平滑コンデンサ21が充電されるため、電源電圧検
出器41の検出電圧は上昇する。そこで、コントローラ
42は、電源電圧検出器41の検出電圧の上昇を検知し
たときには、第1の開閉接点31の閉故障状態にあると
判断して故障報知(運転席のディスプレイへのエラー表
示やブザーの鳴動等)を行う。
【0037】また、プリチャージ処理において、コント
ローラ42は、第3の開成接点33を閉成し、続いて第
1の開成接点31を閉成したときの電源電圧検出器41
の検出電圧の上昇の有無を確認する。コントローラ42
が第1の開閉接点31と第3の開閉接点33を閉成する
制御信号を出力したときに、第1の開閉接点31と第3
の開閉接点33が共に正常に作動して閉成されれば、平
滑コンデンサ21が充電されるために電源電圧検出器4
1の検出電圧が上昇する。
【0038】一方、第1の開閉接点31と第3の開閉接
点33のうちの少なくともいづれか一方が開故障状態に
あるときには、平滑コンデンサ21が充電されないた
め、電源電圧検出器41の検出電圧は上昇しない。そこ
で、コントローラ42は、電源電圧検出器41の検出電
圧の上昇を検知したときには、第1の開閉接点31と第
3の開閉接点33とのうちの少なくともいずれか一方が
開故障状態にあると判断して故障報知を行う。
【0039】また、上述した直結処理において、コント
ローラ42は、第3の開閉接点を開成して第2の開閉接
点32を閉成したときに、電池電圧検出器40の検出電
圧(V1)と電源電圧検出器41の検出電圧(V2)が等
しくなるか否かを確認する。
【0040】コントローラ42が第2の開閉接点32を
閉成する制御信号を出力したときに、第2の開閉接点3
2が正常に作動して閉成状態となれば、第1の開成接点
31は既に閉成された状態にあるので、電池電圧検出器
40と電源電圧検出器41の正側及び負側の端子同士が
導通状態となるため、電池電圧検出器40の検出電圧
(V1)と電源電圧検出器41の検出電圧(V2)は等し
くなる。
【0041】一方、第2の開閉接点32が開故障状態で
あるときには、電池電圧検出器40と電源電圧検出器4
1の正側の端子が導通状態とならないため、電池電圧検
出器40の検出電圧(V1)と電源電圧検出器41の検
出器(V2)は等しくならない。そこで、コントローラ
42は、電池電圧検出器40の検出電圧(V1)と電源
電圧検出器41の検出電圧(V2)が異なるときに、第
2の開閉接点32が開故障状態にあると判断して故障報
知を行う。
【0042】なお、本実施の形態では、本発明の電池と
して燃料電池を示したが、電気自動車の車体から絶縁し
て搭載される電池と電気負荷を接続する場合であれば、
他の種類の電池であっても、本発明の適用が可能であ
る。
【0043】また、本実施の形態では、本発明の第1の
開閉手段、第2の開閉手段、及び第3の開閉手段として
リレー接点を用いたが、トランジスタやFET等の無接
点の開閉手段を用いる場合であっても、本発明の適用が
可能である。
【0044】また、本実施の形態では、上述したプリチ
ャージ処理及び直結処理において、開閉接点の故障の有
無を検知する処理を行ったが、該処理を行わない場合で
あっても、本発明の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気自動車に備えられた燃料電池と電気負荷と
を接続する本発明の電源接続装置の回路構成図。
【図2】電気自動車に備えら得た燃料電池と電気負荷と
を接続する従来の電源接続装置の回路構成図。
【符号の説明】
1…電気自動車の電源接続装置、2…燃料電池、3…電
気負荷、11…燃料電池の正極、12…燃料電池の負
極、13,14…燃料電池の静電容量、21…平滑コン
デンサ、22,23…電気負荷の静電容量、24…電気
負荷の正側の電源ライン、25…電気負荷の負側の電源
ライン、31…第1の開閉接点、32…第2の開閉接
点、33…第3の開閉接点、34…電流制限用抵抗、4
0…電池電圧検出器、41…電源電圧検出器、42…コ
ントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体から絶縁して設けられた電池と、車体
    から絶縁して設けられて直流電源ライン間に平滑コンデ
    ンサが接続された電気負荷とを備えた電気自動車におい
    て、該電池と該電気負荷とを接続する方法であって、 前記電池の正極を電流制限用抵抗を介して前記電気負荷
    の正側の電源ラインと接続した後、前記電池の負極を前
    記電気負荷の負側の電源ラインと接続して、前記電池の
    正極から前記電流制限用抵抗を介して前記電気負荷の正
    側の電源ラインに供給される電流により前記平滑コンデ
    ンサを充電するプリチャージ処理と、 該プリチャージ処理の終了後、前記電池の負極を前記電
    気負荷の負側の電源ラインに接続すると共に、前記電池
    の正極を前記電流制限用抵抗を介さずに前記電気負荷の
    正側の電源ラインと接続する直結処理とを行って、前記
    電池と前記電気負荷とを接続することを特徴とする電気
    自動車における電源接続方法。
  2. 【請求項2】前記電気自動車は、前記電気負荷の正負の
    電源ライン間の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前
    記電池の負極と前記電気負荷の負側の電源ライン間の導
    通/遮断を切り替える第1の開閉手段と、前記電池の正
    極と前記電気負荷の正側の電源ライン間の導通/遮断を
    切り替える第2の開閉手段と、前記第2の開閉手段と並
    列に接続された第3の開閉手段と電流制限用抵抗とから
    なる直列回路とを備え、 前記プリチャージ処理を前記第3の開閉手段を閉成した
    後に前記第1の開閉手段を閉成して行った後、前記直結
    処理を前記第3の開閉手段を開成すると共に前記第2の
    開閉手段を閉成して行い、 前記プリチャージ処理において、前記第3の開閉手段を
    閉成する制御を行なったときに前記電源電圧検出手段の
    検出電圧が上昇したときには、前記第1の開閉手段が閉
    故障していると判断することを特徴とする請求項1記載
    の電気自動車における電源接続方法。
  3. 【請求項3】前記電気自動車は、前記電気負荷の正負の
    電源ライン間の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前
    記電池の負極と前記電気負荷の負側の電源ライン間の導
    通/遮断を切り替える第1の開閉手段と、前記電池の正
    極と前記電気負荷の正側の電源ライン間の導通/遮断を
    切り替える第2の開閉手段と、前記第2の開閉手段と並
    列に接続された第3の開閉手段と電流制限用抵抗とから
    なる直列回路とを備え、 前記プリチャージ処理を前記第3の開閉手段を閉成した
    後に前記第1の開閉手段を閉成して行った後、前記直結
    処理を前記第3の開閉手段を開成すると共に前記第2の
    開閉手段を閉成して行い、 前記プリチャージ処理において、前記第1の開閉手段を
    閉成する制御を行ったときに前記電源電圧検出手段の検
    出電圧が上昇しなかったときには、前記第1の開閉手段
    と前記第3の開閉手段のうちの少なくともいずれか一方
    が開故障していると判断することを特徴とする請求項1
    記載の電気自動車における電源接続方法。
  4. 【請求項4】前記電気自動車は、前記電気負荷の正負の
    電源ライン間の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前
    記電池の出力電圧を検出する電池電圧検出手段と、前記
    電池の負極と前記電気負荷の負側の電源ライン間の導通
    /遮断を切り替える第1の開閉手段と、前記電池の正極
    と前記電気負荷の正側の電源ライン間の導通/遮断を切
    り替える第2の開閉手段と、前記第2の開閉手段と並列
    に接続された第3の開閉手段と電流制限用抵抗とからな
    る直列回路とを備え、 前記プリチャージ処理を前記第3の開閉手段を閉成した
    後に前記第1の開閉手段を閉成して行った後、前記直結
    処理を前記第3の開閉手段を開成すると共に前記第2の
    開閉手段を閉成して行い、 前記直結処理において、前記第2の開閉手段を閉成する
    制御がなされたときに前記電源電圧検出手段の検出電圧
    と前記電池電圧検出手段の検出電圧が異なったときに
    は、前記第2の開閉手段が開故障していると判断するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気自動車における電源
    接続方法。
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