JP2003324689A - ビデオ再生装置及びdvdビデオ再生装置 - Google Patents

ビデオ再生装置及びdvdビデオ再生装置

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JP2003324689A
JP2003324689A JP2002132976A JP2002132976A JP2003324689A JP 2003324689 A JP2003324689 A JP 2003324689A JP 2002132976 A JP2002132976 A JP 2002132976A JP 2002132976 A JP2002132976 A JP 2002132976A JP 2003324689 A JP2003324689 A JP 2003324689A
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video
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JP2002132976A
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English (en)
Inventor
Koji Akita
幸治 秋田
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチアングル設定されたシーンの各アングル
映像を提示する。 【解決手段】プレゼンテーションシーケンス制御ユニッ
ト111は、アングルブロックのセルの再生の開始を検
出したならば、アングルブロックの連続期間をアングル
数で割った時間毎に、表示するアングルの次アングル番
号への切替指示をナビゲーション制御ユニット112に
投入することにより自動的にアングルを切り替える。ユ
ーザからアングル決定の指示をインタフェース制御部1
13を介して受け取った場合には、アングルの切替を停
止し、表示アングルを、アングル決定指示を受け取った
時点で表示していたアングルに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD-VIDEOディス
クに記録されたビデオコンテンツを再生するDVDビデオ
再生装置に関し、特に、ビデオコンテンツ中に設定され
たアングルブロックの再生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオコンテンツ記録用の記録媒体とし
てDVD-VIDEO規格によって規定されたDVD-VIDEOディスク
が知られている。そして、このDVD-VIDEO規格によれ
ば、同一シーンを複数の異なるアングルから撮影した映
像をアングルブロックと呼ばれる形式で、DVD-VIDEOデ
ィスクに記録するビデオコンテンツ中に含めることがで
きる。
【0003】一方、DVD-VIDEOディスクに記録されたビ
デオコンテンツを再生するDVDビデオ再生装置として
は、このようなアングルブロックについては、ユーザか
らアングル番号によって指定されたアングルから撮影し
た映像を選択して再生するDVDビデオ再生装置が知られ
ている。以下、このような異なるアングルから撮影され
た映像を選択的に再生することのできる機能を、便宜
上、マルチアングル再生機能と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したアングルブロ
ックは、ビデオタイトルの一部についてのみ設定するこ
とも可能である。すなわち、ビデオタイトルを視聴中の
ユーザは、常にアングルの選択を行うことができるとい
う訳ではない。したがって、マルチアングル再生機能を
適正に利用するためには、ユーザは、各時点において、
アングルの選択を行うことができるのかできないのかを
把握する必要がある。しかしながら、従来のDVDビデオ
再生装置によれば、現在、アングルの選択を行うことが
できるのかできないを適正かつ効果的にユーザに通知す
る手段を持たなかった。たとえば、特開平10-155138号
公報では、アングルブロック再生中に、そのことを示す
表示ランプを点灯する技術が提案されているが、このよ
うな表示ランプは、ビデオタイトルの視聴に熱中してい
るユーザには見落とされ易い。一方で、再生を一時中断
してアングルブロックの再生開始を表示画面上で通知す
る手法や、アングルブロックの再生開始をブザーなどの
音声により強制的にユーザに通知する手法は、ユーザの
ビデオタイトルの快適な視聴の妨げとなる。
【0005】このため、従来は、ビデオタイトル中にア
ングルブロックが含まれていても、ユーザは、そのこと
を認知できず、結局そのままデフォルトのアングルで視
聴を継続してしまうことが多かった。すなわち、せっか
くのマルチアングル機能が生かされず、ユーザは複数の
アングルでの映像を楽しむことができない場合が多かっ
た。
【0006】一方で、たとえ、ユーザが現在アングルブ
ロックの再生中であること、すなわち、アングルの変更
を行うことができることを認知したとしても、アングル
変更の操作を行うことが困難な状況にある場合もある。
また、予め他のアングルの映像がどのようなものである
か分からないため、再生するアングルの現在再生中の映
像のアングルからの変更をためらってしまい、結局、他
のアングルによる興味ある映像がビデオタイトルに含ま
れていても、そのアングルによる映像を楽しめずに終わ
ってしまうような場合もある。
【0007】以上のように、従来DVDビデオ再生装置
は、マルチアングル再生機能のユーザの利用し易さの点
で不十分なものであった。そこで、本発明は、DVDビデ
オ再生装置などのマルチアングル再生機能を備えたビデ
オ再生装置において、マルチアングル再生機能のユーザ
の利用を支援することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、ビデオタイトルを再生するビデオ
再生装置に、前記ビデオタイトルが、複数のビデオスト
リームの内の一つのビデオストリームをユーザが選択し
て再生することのできる再生区間であるマルチビデオブ
ロック含む場合に、当該マルチビデオブロックの再生区
間の再生期間中において、当該マルチビデオブロックで
ユーザが選択可能な複数のビデオストリームのうちの一
つのビデオストリームを、順次、選択するビデオストリ
ーム選択手段と、前記ビデオストリーム選択手段が選択
したビデオストリームを再生表示する再生表示手段とを
備えたものである。なお、このビデオタイトルは予め記
録媒体に記録されてビデオ再生装置に供給されるもので
あっても、放送または通信の形態によってビデオ再生装
置に供給されるものであってもよい。
【0009】このようなビデオ再生装置によれば、複数
のビデオストリームの内の一つのビデオストリームをユ
ーザが選択して再生することのできる再生区間では、自
動的に、ユーザが選択できる各ビデオストリームが順次
切り替って表示される。したがって、ユーザは特段の操
作を必要とすることなしに、マルチビデオブロックの再
生区間中であることを認知することができると共に、各
ビデオストリームの内容を順知ることもできるようにな
る。また、特段の操作を必要とすることなしに、マルチ
ビデオブロック中の各ビデオストリームを楽しむことが
できる。
【0010】また、前記課題達成のために、本発明は、
DVD-VIDEOに記録されたビデオタイトルを再生するDVDビ
デオ再生装置を、前記ビデオタイトルが、アングルブロ
ック含む場合に、前記アングルブロック、又は、連続し
た複数の前記アングルブロックの再生期間中において、
当該ビデオタイトルに含まれるアングルのうちの一つの
アングルを、順次、再生アングルとして選択するアング
ル選択手段と、前記アングル選択手段が選択した再生ア
ングルを再生表示するアングルとして前記ビデオタイト
ルの再生表示を行う再生表示手段とを備えて構成したも
のである。
【0011】ここで、前記アングル選択手段は、前記ア
ングルブロックの再生時間、又は、連続した複数の前記
アングルブロックの総再生時間を、当該ビデオタイトル
に含まれるアングル数で割った期間である再生単位期間
ごとに、前記再生アングルとして選択するアングルを切
り替えるようにしてもよいし、前記アングルブロックの
再生期間、又は、連続した複数の前記アングルブロック
の再生期間中において、当該ビデオタイトルに含まれる
全てのアングルをそれぞれ再生アングルとして1度選択
した後は、前記再生アングルを一つのアングルに固定す
るようにしてもよい。
【0012】このようなDVDビデオ再生装置によれば、
複数のアングルの内の一つのアングルをユーザが選択し
て再生することのできるアングルブロックの再生区間で
は、自動的に、ユーザが選択できる各アングルに、再生
出力が順次切り替る。したがって、ユーザは特段の操作
を必要とすることなしに、アングルブロックの再生区間
中であることを認知することができると共に、各アング
ルによるシーンの内容を順知ることもできるようにな
る。また、特段の操作を必要とすることなしに、アング
ルブロック中の各アングルによるシーンを楽しむことが
できる。
【0013】また、このようなDVDビデオ再生装置に、
ユーザよりアングル決定操作を受け付ける操作受付手段
を設け、前記アングル選択手段が、前記操作受付手段が
アングル決定操作を受け付けた場合には、当該アングル
決定操作を受け付けた時点で再生アングルとして選択し
ていたアングルに、その後の前記再生アングルを固定す
るようにすれば、ユーザは、気に入ったアングルが再生
出力されているときにアングル決定操作を行うだけで、
その後は、そのアングルによるシーンの視聴を継続する
ことができるようになる。
【0014】さて、本発明は、前記課題達成のために、
さらに、DVD-VIDEOに記録されたビデオタイトルを再生
するDVDビデオ再生装置であって、ビデオタイトルを表
示装置の表示画面上に設けたメインウインドウ中に再生
表示するビデオタイトル再生表示手段と、ビデオタイト
ルを表示装置の表示画面上に設けた前記メインウインド
ウよりも小さな表示領域を有するサブウインドウ中に動
画の再生表示を行うサブ動画再生表示手段とを有し、前
記サブ動画再生表示手段は、前記ビデオタイトル再生表
示手段が、アングルブロックを再生している場合に、当
該アングルブロックの再生期間中において、当該ビデオ
タイトルに含まれるアングルのうちの一つのアングル
を、順次、サブ動画再生アングルとして選択するサブ動
画アングル選択手段と、ビデオタイトル再生表示手段が
再生しているアングルブロックと同アングルブロック中
の、前記サブ動画再生アングル選択手段が選択したサブ
動画再生アングルの動画を、前記サブウインドウ中に再
生表示するサブ動画再生表示手段とを有することを特徴
とするDVDビデオ再生装置をも提供する。
【0015】このようなDVDビデオ再生装置によれば、
ユーザは、メインウインドウでビデオタイトルの視聴を
楽しみながら、メインウインドウより小さい、たとえば
メインウインドウの視聴の妨げにならないように設けた
サブウインドウの表示から、アングルブロックの再生区
間中であることを認知することができると共に、各アン
グルによるシーンの内容を順知ることもできるようにな
る。
【0016】また、さらに、このようなDVDビデオ再生
装置において、ユーザよりアングル決定操作を受け付け
る操作受付手段を設け、前記ビデオタイトル再生表示手
段は、前記操作受付手段がアングル決定操作を受け付け
た場合に、当該アングル決定操作を受け付けた時点で前
記サブ動画アングル選択手段がサブ動画再生アングルと
して選択していたアングルを再生表示するアングルとし
て、前記メインウインドウ中の前記ビデオタイトルの再
生表示を行うようにすれば、ユーザは、サブウインドウ
に気に入ったアングルが再生出力されているときにアン
グル決定操作を行うだけで、その後は、メインウインド
ウで、そのアングルによるシーンの視聴を行うことがで
きるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明
する。図1に、本第1実施形態に係るDVDビデオ再生装
置の構成を示す。図示するように、DVDビデオ音声再生
装置は、DVD-VIDEOディスク1にリードアクセスするDVD
-ROMドライバ10、ナビゲーションマネージャ11、ビ
デオ再生出力を行うプレゼンテーションエンジン12、
動画を出力する表示装置13、音声を出力するスピーカ
等の音声出力装置14、リモートコントローラなどのユ
ーザインタフェース15とを有する。
【0018】DVD-VIDEOディスク1は、DVD-ROM規格(物
理規格)に従ったリードイン領域とリードアウト領域と
その間のデータ領域とを有し、データ領域には、UDF-Br
idge規格(ファイル規格)に従ってボリューム及びファ
イル構造を記述したボリューム及びファイル構造領域が
設けられている。また、データ領域には、複数のファイ
ルよりなるファイル群が格納されており、これらファイ
ル群中のデータがDVD-VIDEO規格に従ったアプリケーシ
ョンデータとなる。このアプリケーションデータは、大
別して音声データや動画データなどのプレゼンテーショ
ンの実体を格納したプレゼンテーションデータと、プレ
ゼンテーションの実行を制御するためのナビゲーション
データとよりなる。
【0019】プレゼンテーションエンジン12におい
て、デマルチプレクサ機能部121は、DVD-VIDEOディ
スクから、プレゼンテーションデータを読み込み、プレ
ゼンテーションデータから音声データ、動画データ、サ
ブピクチャデータ、ボタンのハイライト情報などを抽出
する。オーディオデコーダ122は、抽出された音声デ
ータをデコードして音声出力装置14に出力し、ビデオ
デコーダ123は抽出された動画データをデコードして
描画し、サブピクチャデコーダ124はサブピクチャを
デコードし必要に応じてPCI、HLIデコーダ125がデコ
ードしたハイライト情報(ボタン領域色等を示すもの)
を用いながら描画し、合成制御部126は、動画、サブ
ピクチャを合成して表示装置13に出力する。
【0020】また、ナビゲーションマネージャ11は、
ナビゲーション制御ユニット112と、ユーザインタフ
ェース制御部113と、プレゼンテーションシーケンス
制御ユニット111を有する。プレゼンテーションシー
ケンス制御ユニット111は、DVD-ROMドライバ10を
介して読み込んだナビゲーションデータと、ユーザイン
タフェース制御部113がユーザインタフェース13よ
り受け取ったユーザ操作とに応じて、プレゼンテーショ
ンのシーケンスを決定する。ナビゲーション制御ユニッ
ト112は、決定された各シーケンスにおける、プレゼ
ンテーションエンジン12の再生出力動作を制御する。
【0021】ここで、DVD-VIDEO規格において、プレゼ
ンテーションデータの再生がどのように定義されている
か、その一例を簡単に示しておく。ここで、プレゼンテ
ーションデータは1以上のビデオタイトルVTTを含み、
図2は、このVTTの再生構造を示したものである。図示
するように、各VTTは、1以上のプログラムチェインPGC
よりなる、PGCの構成を定義するのがプログラムチェイ
ン情報PGCIであり、このPGCIによって、PGCに含まれる
プログラムPGとPGの再生順序、PGC中の先頭のPGの再生
前に実行するPRE COMMAND、PGC中の最後のPGの再生後に
実行するPOST COMMANDが定義される。また、PGCIでは、
PGC再生終了後に次に実行すべきPGCの指定NEXT_PGCNな
ども定義することができる。
【0022】各PGは、1以上のセルCELLからなり、複数
のセルからなるアングルブロックを1以上含むことがで
きる。アングルブロックを含まないPG内においては、セ
ルは、通常、予め定められた順番に順次再生される。一
方、アングルブロックを含むPGは、アングルブロックを
含まないPG中の順次再生されるセルの一部を、アングル
ブロックに置き換えた構成を有しており、そのアングル
ブロックに置き換えたセルの再生の代わりに、そのアン
グルブロック中の一つのセルがアングル番号によって選
択され再生されるものとなる。したがって、たとえば、
アングル番号nが選択されているときは、セル再生順序
は、図中の太い矢印付き破線で示したようになる。な
お、VTT内の全アングルブロックのアングル数は同一で
ある。
【0023】さて、各CELLは複数のビデオオブジェクト
ユニットVOBUからなり、各VOBUは一つのナビゲーション
パックNV_PCKの他に複数のビデオパックV_PCKと複数の
オーディオパッックA_PCKと複数のスティルピクチャパ
ックSP_PCKを持つことができる。そして、ビデオパック
V_PCKには動画データがA_PCKには音声データがSP_PCKに
は静止画データが格納されている。そして、NV_PCKに
は、前述したハイライト情報が含まれている。
【0024】次に、以上のような再生構造が、DVD-VIDE
O規格に従ったアプリケーションデータ中において、ど
のように定義されているのかについて、その一例を説明
する。図3に示すように、DVD-VIDEO規格に従ったアプ
リケーションデータは、一つのビデオマネージャVMG
と、複数のビデオタイトルセットVTSを含む(3a)。そ
して、VMGは、ビデオマネージャ情報VMGIと、ビデオマ
ネージャメニュー用ビデオオブジェクトセットVMGM_VOB
Sを含む(3b)。一方、VTSは、ビデオタイトルセット
情報VTSIと、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオ
ブジェクトセットVTSM_VOBSと、ビデオタイトルセット
タイトル用ビデオオブジェクトセットVTSTT_VOBSを有す
る(3f)。ここで、図2中の破線のブロックは、再生
構造と、以上のVTSI、VTSTT_VOBSとの対応を示してい
る。
【0025】さて、VMGIは、タイトルサーチポインタテ
ーブルTT_SPRTを有する(3c)。そして、タイトルサ
ーチポインタテーブルTT_SPRTは、各タイトル毎のタイ
トルサーチポインタTT_SPR#を有し(3d)、各TT_SPR
#には、そのタイトルに含まれるアングルブロック共通
のアングル数AGL_Ns、そのタイトルが属するVTSの番号V
TSN、そのタイトルのVTS内の番号VTS_TTN、そのタイト
ルが属するVTSの先頭アドレスVTS_SAなどが定義されて
いる(3e)。
【0026】一方、VTSIは、ビデオタイトルセットプロ
グラムチェーン情報テーブルVTS_PGCITを有する(3
g)。そして、VTS_PGCITは、そのVTS内のタイトル毎に
設けられたビデオタイトルセットPGCIサーチポインタVT
S_PGCI_SRP#と、1以上のビデオタイトルセットプログ
ラムチェイン情報VTS_PGCIを有する(3h)。そして、
このVTS_PGCIが、図2に示したタイトルを構成するPGC
を規定するPGCIとなる。
【0027】また、VTS_PGCI_SRP#は、各タイトルのVTS
_PGCIを指し示すポインタであり、VTS_PGCI_SRP#の記述
によって、各VTS_PGCIの属するVTS_タイトル番号VTS_TT
Nと、各タイトルの先頭のPGCであるエントリPGCのVTS_P
GCIが規定される。そして、VTS_PGCIは、プログラムチ
ェイン一般情報PGC_GI、PGCコマンドテーブルPGC_CMD
T、プログラムチェーンプログラムマップPGC_PGMAP、セ
ル再生情報テーブルC_PBIT、セル位置情報テーブルC_PO
SITを有する(3i)。そして、図4に示すように、PGC_G
Iは、プログラムチェインナビゲーションコントロールP
GC_NV_CTLを有する(4a)。そして、PGC_NV_CTLは、図
2に示した自PGCの次に実行すべきPGCを指し示すNEXT_
PGCなどが記述される(4b)。次に、PGC_PGMAPには、PGC
内の各プログラム内の先頭セルのセル番号CNがEN_CNと
して格納される(4c)。セル番号CNは、次のセル再生情
報テーブルC_PBITで規定される(4d)。次に、セル再生
情報テーブルC_PBITには、プログラムチェイン内の各プ
ログラム内の各セルについてセル再生情報C_PBI#が、セ
ル(またはアングルブロック)の再生順に格納される
(4d)。そして、アングルブロックの各セルについて
は、そのセルのセル再生情報C_PBI#が、アングル番号の
順に連続して格納される。
【0028】そして、各C_POSI#には格納順にセル番号C
Nが付与される。そして、各C_PBI#は、セルカテゴリC_C
ATと、セルの再生時間を表すC_PBTMと、セルの先頭VOBU
のアドレスを示すC_FVOBU_SAと、セルの最終VOBUのアド
レスを示すC_LVOBU_SAを有する(4e)。
【0029】そして、C_CATには、そのセルの、アング
ルブロック内の先頭末尾以外のセル/アングルブロック
先頭のセル/アングルブロック末尾のセルの区別を表す
CELLBLOCK MODEと、そのセルがアングルブロック内のセ
ルであるかどうかを表すCELL BLOCK TYPE、アングル切
替を非シームレスアングル切替により行うかシームレス
アングル切替により行うかを示すSEAMLESS ANGLE CHANG
E FLAGを有する。非シームレスアングル切替、シームレ
スアングル切替については後述する。
【0030】そして最後に、C_POSITは、プログラムチ
ェイン内の各プログラム内の各セルについてのセル位置
情報C_POSI#が、C_PBIT内と同順に格納されており(4
g)、Cellが属するVOBの番号C_VOB_IDNと、CellのセルI
D番号C_IDNが記述される(4h)。
【0031】さて、図3に戻り、VTSTT_VOBS(3f)
は、図5に示すように、1以上のビデオオブジェクトVO
Bを有し(5a)、各VOBは1以上のCELLを有する(5
b)。そして、前述したように、各CELLは1以上のVOBU
を有する(5c)。そして、各VOBUは一つのNV_PCKの他
に複数のV_PCKと複数のA_PCKと複数のSP_PCKを持つこと
ができる(5d)。また、NV_PCKは、再生制御情報PCIと
データサーチ情報DSIを有する(5e)。
【0032】ここで、前述した非シームレスアングル切
替、シームレスアングル切替について説明する。図6a
に示すように、各VOB中の区間は、1または複数のVOBU
毎のインターリーブドブロックユニットILVUを単位とし
て、他のVOBの区間とインタリーブして、DVD-VIDEOディ
スク上に記録することができる。このように複数のVOB
のILUVがインターリーブされて記録されている記録区間
をインターリーブドブロックと呼ぶ。そして、アングル
ブロックのセルは、このインターリーブドブロックに属
している。
【0033】非シームレスアングル再生とは、図6bに
示すように、アングルブロック中のセル再生中にアング
ル切替の指示を受けたときに、同アングルブロック中の
切替先のアングルブロック番号を持つセル中の、切替前
に再生中のVOBUと、セル中の順番が同じVOUBの先頭から
再生を開始するものである。図示した例では、アングル
番号AGL_C#がAGL_C2のセルを再生中のTcmdのタイミン
グで、AGL_C1への切替を指示された場合の再生シーケ
ンスを示している。この非シームレスアングル再生を行
う場合には、再生される映像は時間的に連続しないもの
となる。
【0034】一方、シームレスアングル再生とは、図6
cに示すように、アングルブロック中のセル再生中にア
ングル切替の指示を受けたときに、再生中のILVUの再生
が終了してから、同アングルブロック中の切替先のアン
グルブロック番号を持つセル中の、切替前に再生中のIL
VUの次の順番をセル中の順番として持つILVUの先頭から
再生を開始するものである。図示した例では、アングル
番号AGL_C#がAGL_C2のセルを再生中のTcmdのタイミン
グで、AGL_C1への切替を指示された場合の再生シーケ
ンスを示している。このシームレスアングル再生を行う
場合には、再生される映像は時間的に連続したものとな
る。
【0035】さて、図5に戻り、各VOBUのNV_PCKのPCI
は、非シームレスアングル情報NSML_AGLIを有し(5
f)、NSML_AGLIには、そのVOBU再生中にアングル切替が
指定された時の行き先のVOBUの先頭アドレスが、NSML_A
GL_C#_DSTAとして、各アングル番号について記述されて
いる。(5g)。
【0036】一方、各VOBUのNV_PCKのDSIは、シームレ
スアングル情報SML_AGLIを有し(5h)、SML_AGLIに
は、そのVOBU再生中にアングル切替が指定された時の行
き先のILVUの先頭アドレスが、SML_AGL_C#_DSTAとし
て、各アングル番号について記述されている。(5i)。
【0037】ここで、以上のPCI、DSI、VMGI、VTSIがお
およそ前述したナビゲーションデータに対応し、VOBUの
NV_PCKを除く部分が前述したプレゼンテーションデータ
におおよそ対応する。以上、タイトルーの再生構造と、
DVD-VIDEO規格に従ったアプリケーションデータのデー
タ構造との関係の一例を示した。なお、以上はDVD-VIDE
O規格で規定される再生構造とデータ構造の本実施形態
と関連の強い部分を示したに過ぎず、実際には、この
他、パレンタルレベルに応じた再生や、メニュー表示や
ユーザ操作受付などのための再生構造とデータ構造など
をも有している。
【0038】以下、本第1実施形態に係るDVDビデオ再
生装置の再生動作について説明する。プレゼンテーショ
ンシーケンス制御ユニット111は、ビデオタイトルの
再生シーケンスを以上に説明した再生構造とデータ構造
に基づいて決定し、決定したシーケンスによる再生の実
行をナビゲーション制御ユニット112に行わせるが、
アングルの切替については、以下に示す自動アングル切
替処理とユーザ指定アングル切替処理によってこれを制
御する。
【0039】図7aに本DVDビデオ音声再生装置のプレゼ
ンテーションシーケンス制御ユニット111が行う自動
アングル切替処理の手順を、図7bにユーザ指定アング
ル切替処理の手順を示す。図7aに示すように、自動ア
ングル切替処理では、プレゼンテーションシーケンス制
御ユニット111は再生するPGCがVTS_PGCかどうか監視
し(ステップ702)、VTS_PGCであれば、再生するセ
ルが連続アングルブロックの先頭セルかどうかを調べる
(ステップ704)。連続アングルブロックとは、他の
アングルブロックと連続していない単一のアングルブロ
ックか、PG内の複数のアングルブロックの連続区間を指
す。そして、連続アングルブロックの先頭のセルとは、
PG内における他のアングルブロックと連続していないア
ングルブロックのセルか、PG内における他のアングルブ
ロックと連続しているアングルブロックのうちの先頭の
アングルブロックのセルを指す。このような連続アング
ルブロックの先頭のセルかどうかの調査は、CELL BLOCK
TYPE(4f)を参照することにより行う。
【0040】次に、再生するセルがVTS_PGCの連続アン
グルブロックの先頭のセルであれば、現在再生中のタイ
トルのアングル数AGLNを、AGL_Ns(3e)を参照して取
得する(ステップ706)。そして、次に、PG内の連続
アングルブロックの再生時間を求めAGLTとする(ステッ
プ708)。PG内の連続アングルブロックの再生時間
は、連続アングルブロックが他のアングルブロックと連
続していないアングルブロックあれば、そのアングルブ
ロック中の任意のセルのC_PBTM(4e)として、連続ア
ングルブロックが複数のアングルブロックの連続区間で
あれば、連続アングルブロック中の各アングルブロック
の任意の一つのセルのC_PBTM(4e)の、連続アングル
ブロック中の各アングルブロックについての総和として
求める。
【0041】次に、現在、再生するアングルとして設定
されているアングル番号iを取得し(ステップ71
0)、開始時アングル番号Stn=i、現アングル番号n=i
とする(ステップ712)。そして、連続アングルブロ
ック再生時間AGLTをアングル数AGLNで割った時間が、予
め定めた最小切替時間Th1より大きいかどうかを調べ
(ステップ714)、大きくなければ、ステップ702
に戻り、次のVTS_PGCの連続アングルブロックの先頭セ
ルを待つ。
【0042】一方、最小切替時間Th1より大きければ、
やはり連続アングルブロック再生時間AGLTをアングル数
AGLNで割った時間が、予め定めた最大切替時間Th2より
小さいかどうかを調べ(ステップ716)、小さくなけ
れば予め定めた標準切替時間PTDFを切替単位時間AGLPT
とし(ステップ720)、最大切替時間Th2より小さけ
れば、連続アングルブロック再生時間AGLTをアングル数
AGLNで割った時間を切替単位時間AGLPTとする(ステッ
プ718)。
【0043】そして、再生時間タイマPTをセットし(ス
テップ722)、再生時間タイマPTが、切替単位時間AG
LPT以を超えたならば(ステップ728)、現アングル
番号nを一つ循環的に進める(ステップ730)。ここ
で、循環的に進めるとは、アングル数AGLNを同じ現アン
グル番号の次の現アングル番号は、アングル番号1とす
ることを意味している。なお、図中のmod AGLN(x)
は、xのアングル数AGLNによる剰余を示す。
【0044】なお、再生時間タイマPTは、ビデオタイト
ル再生上の経過時間を測定するものである。ある期間の
ビデオタイトル再生上の経過時間は、たとえば、その期
間に再生したビデオのフレーム数として定義できる。た
だし、再生時間タイマPTは、再生時間として実時間を測
定するものとするようにすることもできる。そして、現
アングル番号nへのアングル切替指示を投入する(ステ
ップ732)。このアングル切替指示の投入により、ナ
ビゲーション制御ユニット112は、前述のように現ア
ングル番号nへの、再生対象セルの切替を、現再生セル
がシームレスアングル切替対象か、非シームレスアング
ル切替対象かに応じて行う。
【0045】次に、現アングル番号nが、開始時アング
ル番号Stnと等しくなったかどうかを調べ(ステップ7
34)、等しくなってなければ、ステップ722に戻っ
て再生時間タイマPTをセットし、以上の処理を繰り返
す。一方、開始時アングル番号Stnと等しくなったなら
ば、ステップ702に戻り、次のVTS_PGCの連続アング
ルブロックの先頭セルを待つ。
【0046】また、以上の、タイマPTの切替単位時間AG
LPTのタイムアップを待つステップ724〜ステップ7
28のループの処理中において、ユーザインタフェー
ス、ユーザインタフェース制御部113を介してユーザ
からアングル決定またはアングル切替の指示を受けるか
(ステップ724)、再生シーケンスが、ユーザ操作そ
の他の事象の発生により、PG内のセルのシーケンシャル
再生から離脱した場合には(ステップ726)、ステッ
プ702に戻り、次のVTS_PGCの連続アングルブロック
の先頭セルを待つ。
【0047】さて、一方、図7bに示すように、ユーザ
指定アングル切替処理では、プレゼンテーションシーケ
ンス制御ユニット111は、ユーザからアングル切替の
指示を受けたならば(ステップ752)、現在アングル
ブロックを再生中かどうかを調べ(ステップ754)、
アングルブロックを再生中であれば、アングル切替を指
示されたアングル番号へのアングル切替指示を投入する
(ステップ756)。
【0048】このアングル切替指示の投入により、ナビ
ゲーション制御ユニット112は、前述のように現アン
グル番号nへの、再生対象セルの切替を、現再生セルが
シームレスアングル切替対象か、非シームレスアングル
切替対象かに応じて行う。ここで、以上の処理により実
現される、アングルの切替シーケンスの例を図8を用い
て説明する。まず、連続アングルブロック再生時間AGLT
をアングル数AGLNで割った時間が、予め定めた最小切替
時間Th1より大きく、予め定めた最大切替時間Th2より小
さい場合には、図8aに示すように、連続アングル再生
時間をアングル数で割った時間毎に、アングルが順次切
り替わる自動アングル切替が行われる。
【0049】一方、連続アングルブロック再生時間AGLT
をアングル数AGLNで割った時間が、予め定めた最小切替
時間Th1より大きく、予め定めた最大切替時間より大き
い場合には、図8bに示すように、標準切替時間PTDF毎
に、アングルが順次切り替わる自動アングル切替が行わ
れ、全てのアングルについての表示が終了したならば、
最初に表示していたアングルの再生に戻る。
【0050】ここで、最小切替時間Th1 < 標準切替時
間PTDF < 最大切替時間Th2であり、最大切替時間Th2
は、それ以上長い周期でアングル切替をすると、ユーザ
のアングルの認知のためには、アングル切替の間隔が長
すぎることになる時間を設定する。また、全てのアング
ルについての表示が終了したならば、最初に表示してい
たアングルの再生に戻るのは、全アングルを順次表示す
る切替が何度も繰り返し行われることによるユーザの不
快感と、ユーザのアングル認知の充分性を考慮したもの
である。ただし、全てのアングルについての表示が終了
したならば、最初に表示していたアングルの再生に戻
り、また、しばらくの期間をおいて、各アングルが順次
切り替わる自動アングル切替を行うようにしてもかまわ
ない。
【0051】さて、以上の図8a、8bのアングル自動切
替シーケンス中において、ユーザのアングル決定操作が
あると、図8cに示すように、自動アングル切替が中止
され、その時点で再生していたアングルの再生が継続さ
れるようになる。したがって、ユーザは、自動アングル
切替中に気に入ったアングルを見つけたならば、アング
ル決定操作を行って、そのアングルの映像の視聴を継続
することができるようになる。
【0052】また、図8a、8bのアングル自動切替シー
ケンス中において、ユーザのアングル切替操作がある
と、自動アングル切替が中止され、図7bのユーザ指定
アングル切替処理により、アングル切替を指示されたア
ングル番号のアングルへの切替が行われることになる。
【0053】また、連続アングルブロック再生時間AGLT
をアングル数AGLNで割った時間が、予め定めた最小切替
時間Th1より小さい場合には、以上のような自動アング
ル切替は行われない。連続ブロック再生時間中に全ての
アングルが順次表示されるようにアングルを切り替える
と、アングルが切替られる周期が短すぎて、代えってユ
ーザに不快感を与える場合があるからである。すなわ
ち、最小切替時間Th1は、ユーザがその時間以下のアン
グル切替で不快感を感じる時間として設定する。
【0054】以上、本発明の第1の実施形態について説
明した。なお、以上では連続アングルブロックを単位と
してアングル切替の処理を行っているが、これはアング
ルブロック単位としてアングル切替の処理を行うように
してもよい。また、以上では、個々のPG内において連続
アングルブロックを算出するようにしたが、これは、PG
Cにおいて隣接するPGの境界を跨いで連続する複数のア
ングルブロックの区間も連続アングルブロックとして処
理を行うようにすることもできる。
【0055】以上のように、本第1実施形態によれば、
アングルブロックの再生中は、自動的なアングル切替を
行う。また、ユーザよりのアングル決定操作に応じて、
再生表示するアングルを、その時点で再生していたアン
グルに固定する。したがって、ユーザは、特段の操作を
要することなく、アングルブロックの再生中であること
の認知と、各アングルによるシーンの順次把握または視
聴を行うことができる。また、再生されるアングルが気
に入ったアングルとなったならば、アングル決定操作を
行うだけで、そのアングルを継続視聴するアングルとす
ることができる。
【0056】以下、本発明の第2の実施形態について説
明する。図9に、本第2実施形態に係るDVD-VIDEO再生
装置の構成を示す。図示するように、本第2実施形態に
係るDVD-VIDEO装置の構成は、前記第1実施形態に係るD
VD-ビデオ再生装置の構成とほぼ同様であるが、プレゼ
ンテーションエンジン12は、二つ目のビデオデコーダ
127を備えている。また、合成制御部126は、図1
0aに示すように、一つ目のビデオデコーダ123が再
生出力する動画を前述のようにサブピクチャとハイライ
ト画像と合成して、表示装置13の表示画面上に設けた
メインウインドウ101に表示し、二つ目のビデオデコ
ーダ127が再生出力する動画を、メインウインドウ1
01上に設けた子画面であるサブウインドウ102に表
示する。
【0057】さて、本第2実施形態においては、二つの
再生処理を並行して行う。一つは、メインウインドウ1
01上への再生表示の処理であり、もう一つはサブウイ
ンドウ102上への再生表示の処理である。そして、メ
インウインドウ101上への再生表示の処理は、メイン
ウインドウ101上にサブウインドウ102が設けられ
ていることを除き従来の標準的なDVDビデオ再生装置の
再生処理と同様である。
【0058】すなわち、プレゼンテーションシーケンス
制御ユニット111は、ビデオタイトルの再生シーケン
スを以上に説明した再生構造とデータ構造に基づいて決
定し、決定したシーケンスによる再生の実行を、ナビゲ
ーション制御ユニット112に一つ目のビデオデコーダ
123を用いさせて行わせることにより、メインウイン
ドウ101上への再生表示の処理を行う。また、プレゼ
ンテーションシーケンス制御ユニット111は、このメ
インウインドウ101に表示するアングルの切替を、ユ
ーザからのアングル番号を指定したアングル切替操作に
応じて、ナビゲーション制御ユニット112に行わせ
る。
【0059】一方、プレゼンテーションシーケンス制御
ユニット111は、サブウインドウ102上への再生表
示の処理を、サブウインドウ表示処理により行う。ま
た、このサブウインドウ表示処理中において、メインウ
インドウ101に表示するアングルの切替を、ユーザか
らのアングル決定操作に応じて、ナビゲーション制御ユ
ニット112に行わせる。
【0060】図11に、このサブウインドウ表示処理の
手順を示す。図示するように、この処理では、まず、メ
インウインドウ101で再生するセルがアングルブロッ
クのセルかどうかを調べ(ステップ1102)、そうで
あれば、メインウインドウ101で表示中のタイトルの
アングル数AGLNを取得し(ステップ1104)、さら
に、メインウインドウ101で表示中のアングル番号i
を取得し現アングル番号n=iとする(ステップ110
6)。
【0061】そして、現アングル番号nをiより循環的に
一つ進め(ステップ1110)、サブウインドウ102
の合成指示を合成制御部126に指示する(ステップ1
112)。この指示があるまで、合成制御部126は、
メインウインドウ101上にサブウインドウ102を合
成しない。すなわち、メインウインドウ101のみが表
示装置13上に表示される。
【0062】次に、現アングル番号nのアングルのサブ
ウインドウ102での再生をナビゲーション制御ユニッ
ト112に指示する(ステップ1114)。指示を受け
たナビゲーション制御ユニット112は、ナビゲーショ
ン制御ユニット112に二つ目のビデオデコーダ127
を用いて、現在メインウインドウ101で再生中のアン
グルブロックの、再生を指示されたアングル番号のセル
をサブウインドウ102に再生する。なお、ここで、再
生するのは動画のみであり、音声等の再生は行わない。
【0063】そして、プレゼンテーションシーケンス制
御ユニット111は、再生時間タイマPTをセットし(ス
テップ1116)、再生時間タイマPTが予め定めた切替
時間AGLPT以上となったならば(ステップ1122)、
現アングル番号nを循環的に1進める(ステップ112
4)。そして、メインウインドウ101で表示中のアン
グル番号iを取得し(ステップ1126)、アングル番
号iが現アングル番号nと一致するかどうかを調べ(ステ
ップ1128)、一致しなければ、現アングル番号nの
アングルのサブウインドウ102での再生をナビゲーシ
ョン制御ユニット112に指示する(ステップ113
2)。一方、アングル番号iが現アングル番号と一致す
る場合には、現アングル番号nをさらに1進めた上で
(ステップ1130)、現アングル番号nのアングルの
サブウインドウ102での再生をナビゲーション制御ユ
ニット112に指示する(ステップ1132)。
【0064】そして、ステップ1116)に戻りタイマ
PTをセットし以上の処理を繰り返す。また、以上のステ
ップ1118〜ステップ1122のタイマPTの切替時間
AGLPTのタイムアップを待つループ中において、メイン
ウインドウ101で再生されているセルがステップ11
02でセルが属すると判定したアングルブロック中のも
のでなくなったならば、サブウインドウ102の表示の
消去を合成制御部126に指示し(ステップ114
3)、ステップ1102に戻る。この指示により、合成
制御部126は、メインウインドウ101上にサブウイ
ンドウ102の合成は中止され、メインウインドウ10
1のみが表示装置13上に表示される。
【0065】また、以上のステップ1118〜ステップ
1122のループ中において、ユーザから、アングル決
定操作を受けた場合には(ステップ1120)、メイン
ウインドウ101で表示の対象とするアングルの現アン
グル番号nへのアングル切替指示を投入する(ステップ
1136)。このアングル切替指示の投入により、ナビ
ゲーション制御ユニット112は、メインウインドウ1
01に再生するアングルの、指示された現アングル番号
nへの切替を、現再生セルがシームレスアングル切替対
象か、非シームレスアングル切替対象かに応じて前述の
ように行う。
【0066】以上の処理により、図10bに示すよう
に、サブウインドウ102には、メインウインドウ10
1でアングルブロックを再生中の期間、メインウインド
ウ101で表示されているアングルを除く各アングルの
動画が順次、自動的に切り替えられて表示される。ま
た、ユーザがアングル決定操作を行うと、その時点でサ
ブウインドウ102に表示されているアングルに、メイ
ンウインドウ101のアングルが切り替わる。
【0067】以上、本発明の第2の実施形態について説
明した。以上のように、本第2実施形態によれば、アン
グルブロックの再生中は、サブウインドウ102に、メ
インウインドウ101で表示されているシーンの他アン
グルによる動画を、アングルを切り替えながら表示す
る。また、ユーザよりのアングル決定操作に応じて、メ
インウインドウ101で再生表示するアングルを、その
時点でサブウインドウ102で再生していたアングルに
固定する。
【0068】したがって、ユーザは、メインウインドウ
101によるビデオタイトルの視聴を妨げられることな
く、アングルブロックの再生中であることの認知と、各
アングルによるシーンの順次把握をサブウインドウ10
2の表示より行うことができる。また、サブウインドウ
102において再生されるアングルが気に入ったアング
ルとなったならば、アングル決定操作を行うだけで、そ
のアングルをメインウインドウ101で視聴するアング
ルとすることができる。
【0069】以上、本発明の実施形態について説明し
た。なお、以上の第1実施形態においては現アングル番
号nを表示装置13に表示し、第2実施形態においては
現アングル番号nをサブウインドウ102中に表示する
ことにより、ユーザが表示されているアングルのアング
ル番号を認知可能なようにしてもよい。
【0070】なお、以上の第1、第2実施形態は、DVD
ビデオ再生装置のみならずマルチアングル機能、また
は、類似の機能を備えた任意のビデオ再生装置におい
て、同様に適用可能である。また、以上のようなビデオ
タイトルを放送又は通信により受信して再生するビデオ
受信再生装置においても、同様に適用可能である。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、DVDビ
デオ再生装置などのマルチアングル再生機能を備えたビ
デオ再生装置において、マルチアングル再生機能のユー
ザの利用を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るDVDビデオ再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】DVD-VIDEO規格におけるタイトル再生構造を示
す図である。
【図3】DVD-VIDEO規格におけるデータ構造を示す図で
ある。
【図4】DVD-VIDEO規格におけるデータ構造を示す図で
ある。
【図5】DVD-VIDEO規格におけるデータ構造を示す図で
ある。
【図6】DVD-VIDEO規格におけるアングル切替動作を示
す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るDVDビデオ再生装
置のプレゼンテーションシーケンス制御ユニットの処理
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1実施形態に係るDVDビデオ再生装
置によるアングル制御動作を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るDVDビデオ再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るDVDビデオ再生
装置によるアングル制御動作を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るDVDビデオ再生
装置のプレゼンテーションシーケンス制御ユニットの処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:DVD-VIDEOディスク、2:DVD-AUDIOディスク、1
0:DVD-ROMドライバ、11:ナビゲーションマネージ
ャ、12:プレゼンテーションエンジン、13:ユーザ
インタフェース、14:表示装置、15:音声出力装
置、16:ユーザインタフェース、111:プレゼンテ
ーションシーケンス制御ユニット、112:ナビゲーシ
ョン制御ユニット、113:ユーザインタフェース制御
部、121:デマルチプレクサ機能部、122:オーデ
ィオデコーダ、123:ビデオデコーダ、124:サブ
ピクチャデコーダ、125:PCI.HLIデコーダ、12
6:合成制御部、127:ビデオデコーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオタイトルを再生するビデオ再生装置
    であって、 前記ビデオタイトルが、複数のビデオストリームの内の
    一つのビデオストリームをユーザが選択して再生するこ
    とのできる再生区間であるマルチビデオブロック含む場
    合に、当該マルチビデオブロックの再生区間の再生期間
    中において、当該マルチビデオブロックでユーザが選択
    可能な複数のビデオストリームのうちの一つのビデオス
    トリームを、順次、選択するビデオストリーム選択手段
    と、 前記ビデオストリーム選択手段が選択したビデオストリ
    ームを再生表示する再生表示手段とを有することを特徴
    とするビデオ再生装置。
  2. 【請求項2】DVD-VIDEOに記録されたビデオタイトルを
    再生するDVDビデオ再生装置であって、 前記ビデオタイトルが、アングルブロック含む場合に、
    前記アングルブロック、又は、連続した複数の前記アン
    グルブロックの再生期間中において、当該ビデオタイト
    ルに含まれるアングルのうちの一つのアングルを、順
    次、再生アングルとして選択するアングル選択手段と、 前記アングル選択手段が選択した再生アングルを再生表
    示するアングルとして前記ビデオタイトルの再生表示を
    行う再生表示手段とを有することを特徴とするビデオ再
    生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のDVDビデオ再生装置であっ
    て、 前記アングル選択手段は、前記アングルブロックの再生
    時間、又は、連続した複数の前記アングルブロックの総
    再生時間を、当該ビデオタイトルに含まれるアングル数
    で割った期間である再生単位期間ごとに、前記再生アン
    グルとして選択するアングルを切り替えることを特徴と
    するDVDビデオ再生装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載のDVDビデオ再生装置であっ
    て、 前記アングル選択手段は、前記アングルブロックの再生
    期間、又は、連続した複数の前記アングルブロックの再
    生期間中において、当該ビデオタイトルに含まれる全て
    のアングルのそれぞれを前記再生アングルとして1度選
    択した後は、前記再生アングルを一つのアングルに固定
    することを特徴とする数DVDビデオ再生装置。
  5. 【請求項5】請求項2、3または4記載のDVDビデオ再
    生装置であって、 ユーザよりアングル決定操作を受け付ける操作受付手段
    を有し、 前記アングル選択手段は、前記操作受付手段がアングル
    決定操作を受け付けた場合には、当該アングル決定操作
    を受け付けた時点で再生アングルとして選択していたア
    ングルに、その後の前記再生アングルを固定することを
    特徴とするDVDビデオ再生装置。
  6. 【請求項6】DVD-VIDEOに記録されたビデオタイトルを
    再生するDVDビデオ再生装置であって、 ビデオタイトルを表示装置の表示画面上に設けたメイン
    ウインドウ中に再生表示するビデオタイトル再生表示手
    段と、 ビデオタイトルを表示装置の表示画面上に設けた前記メ
    インウインドウよりも小さな表示領域を有するサブウイ
    ンドウ中に動画の再生表示を行うサブ動画再生表示手段
    とを有し、 前記サブ動画再生表示手段は、 前記ビデオタイトル再生表示手段が、アングルブロック
    を再生している場合に、当該アングルブロックの再生期
    間中において、当該ビデオタイトルに含まれるアングル
    のうちの一つのアングルを、順次、サブ動画再生アング
    ルとして選択するサブ動画アングル選択手段と、 ビデオタイトル再生表示手段が再生しているアングルブ
    ロックと同アングルブロック中の、前記サブ動画再生ア
    ングル選択手段が選択したサブ動画再生アングルの動画
    を、前記サブウインドウ中に再生表示するサブ動画再生
    表示手段とを有することを特徴とするDVDビデオ再生装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のDVDビデオ再生装置であっ
    て、 ユーザよりアングル決定操作を受け付ける操作受付手段
    を有し、 前記ビデオタイトル再生表示手段は、前記操作受付手段
    がアングル決定操作を受け付けた場合に、当該アングル
    決定操作を受け付けた時点で前記サブ動画アングル選択
    手段がサブ動画再生アングルとして選択していたアング
    ルを再生表示するアングルとして、前記メインウインド
    ウ中の前記ビデオタイトルの再生表示を行うことを特徴
    とするDVDビデオ再生装置。
  8. 【請求項8】ビデオタイトルを再生するビデオ再生装置
    において、複数のビデオストリームの内の一つのビデオ
    ストリームをユーザが選択して再生することのできる、
    前記ビデオタイトル中の再生区間であるマルチビデオブ
    ロックの再生を行う方法であって、 前記マルチビデオブロックの再生区間の再生期間中にお
    いて、当該マルチビデオブロックでユーザが選択可能な
    複数のビデオストリームのうちの一つのビデオストリー
    ムを、順次、選択するステップと、 前記ビデオストリーム選択手段が選択したビデオストリ
    ームを再生表示するステップとを有することを特徴とす
    るビデオタイトル再生方法。
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