JP2003324442A - 無線ネットワークで効率的なバッファ機構を用いることにより媒体アクセスを高速化する方法 - Google Patents

無線ネットワークで効率的なバッファ機構を用いることにより媒体アクセスを高速化する方法

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JP2003324442A
JP2003324442A JP2002127090A JP2002127090A JP2003324442A JP 2003324442 A JP2003324442 A JP 2003324442A JP 2002127090 A JP2002127090 A JP 2002127090A JP 2002127090 A JP2002127090 A JP 2002127090A JP 2003324442 A JP2003324442 A JP 2003324442A
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JP2002127090A
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Yu Tan Peku
ユー・タン ペク
Wei Lih Lim
リー・リム ウェイ
Yasuo Harada
泰男 原田
Charumupon Ei
エイ・チャルムポン
Kazuhiro Ando
和弘 安道
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、リアルタイム及び非リアルタイム
アプリケーションを同時に供給可能とし、更に無線媒体
がリアルタイムアプリケーションによる要求に応じてサ
ービス品質(QoS)を維持できる効率的な媒体専用ス
ケジュールを生成する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、データパケット肯定応答群に
関する媒体アクセスレイヤで実施されるバッファメモリ
システムを提供する手段、トラフィックストリーム優先
度及びトラフィックパラメータに基づく優先度アクセス
制御を用いて媒体アクセス制御を可能にする手段、送信
器と受信器の両方で遅延肯定応答データを管理する手
段、特定のトラフィックパラメータを有するトラフィッ
クストリームに関して受信器と送信器の双方でバッファ
制御の同期をとる手段、及び接続設定及び接続終了中に
バッファリング機構を制御する手段により問題を解決す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対話型アプリケー
ション、通信アプリケーション及びゲーミング用のリア
ルタイム音声映像データなどの時間依存データのストリ
ーミングに用いられる無線媒体のアクセス制御に関す
る。移動無線端末間及びアクセスポイントすなわち基地
ステーションと移動端末との間に設定された通信セッシ
ョンのサービス品質を満たすために、アクセス機構を統
括しているネットワーク層は、セッションに要するサー
ビス品質がどのように提供されるべきかを知っている必
要がある。アクセスポイントと移動端末との間のリアル
タイムデータの伝送に関するサービスレベルを維持する
必要性は、移動端末の数及び前記アクセスポイントの制
御内のデータトラフィックが増えるにつれて益々高くな
る。無線端末の複雑さ及び必要性が増大するにつれて、
無線アクセス制御機構を実施するための効率的かつ経済
的な方法を持つことが益々重要になる。無線移動端末で
効率的に実施すると、確実にバッテリーが一層少なくな
り、メモリ利用が効率的になる。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、一部の無線LANネ
ットワーク(例えば、802.11)では、ステーショ
ン(STA)とアクセスポイント(AP)との間で重要
な制御及び接続情報を交換するのに共通の無線媒体を用
いる。前記制御及び接続情報は、任意の時点で前記ST
A又は前記APのデータ転送要求によって周期的に又は
オンデマンドで生じる管理フレームの形で交換される。
STAとAPとの間の重要な及び重要でないデータの交
換は、無線媒体の競合によって行われる。これにより、
重要なデータ交換の予測可能性が困難になり、よって、
前記無線媒体に関するリアルタイムデータストリーミン
グが殆ど不可能になる。より高い層でのデータストリー
ムのバッファリングは、メモリ管理のために前記STA
又はAPのオペレーティングシステムにとって計算が非
常に困難になってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バースト伝送及びバー
スト肯定応答を用いると、バッファ管理が複雑になる。
これは、送信ステーションが、送信中であるがまだ肯定
応答がないプロトコルデータ単位をバッファリングする
必要があるからである。このバッファに格納されたプロ
トコルデータ単位は、それに関して否定応答が示されて
いる場合、再送信されるべきである。受信器に関して2
種類の追加バッファが必要とされる。第1番目は、要求
があったときのみ送信される一連のプロトコルデータユ
ニットに対する肯定応答情報を含む肯定応答記録のため
に各プロトコルデータユニットの受信状態を記録するた
めのものである。第2番目は、順序が乱れたプロトコル
データ単位からデータペイロードをバッファリングする
ためである。バースト伝送によれば、プロトコルデータ
ユニットは一連のバーストで到来しており、肯定応答は
前記バースト後に要求があったときにのみ送信される。
故に、一連のバーストからの損失又はエラープロトコル
データユニットをバーストの終了後に再送信できるだけ
である。その結果、順序が乱れてプロトコルデータ単位
を受信することになる。
【0004】リアルタイム音声映像符号化されたペイロ
ード及び音声符号化されたペイロードでデータパケット
の均一な転送を提供するために、低遅延、及び無線チャ
ネルに関する高ビット速度を維持することは、両方のア
クセスポイントで重要であり、無線ステーションについ
て特に当てはまる。誤りのある無線チャネルでは、デー
タパケットストリーム群が順序正しく時宜を得て到来す
ることを保証する媒体アクセスチャネルが必要とされ
る。多くの場合、媒体アクセス層で協調して受信された
データパケットのバッファリング及び肯定応答は、高ビ
ット速度でリアルタイム転送を保証すると同時にアクセ
スポイントにより多数のステーションをサポートする際
に媒体アクセス制御の性能を決める。より低い層でのデ
ータバッファの管理は、誤りのある無線チャネルでデー
タパケットのリアルタイム受信を可能とする際に極めて
重要になっている。
【0005】時間が重要なデータストリームは、リアル
タイム性のニーズを満たすために、無線媒体へのより良
いアクセス権を持つことが必要な他のデータストリーム
よりも高い優先度を必要とする。多くの場合、優先度を
つけられた媒体アクセスと結合したバッファリングは、
高トラフィックバースト期間中にリアルタイムの要件を
満たすことができる。本発明は、1つのトラフィックス
トリームに属するデータパケット群間の内部到達時間を
延長する問題を解決するための、トラフィック速度と、
メモリバッファリングに対するレイテンシとのバランス
をとる方法を提供することを目的とする。
【0006】媒体アクセス層でのメモリバッファの管理
において、時間及びメモリサイズは、これがバーストデ
ータパケットの肯定応答の動作を実現するために、より
大きいメモリサイズを意味しハードウェアを特化するこ
とから、重要である。本発明は、STA及びAPの両方
における複数のデータストリームに対するバッファメモ
リのメモリ管理の複雑さを解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、データパケッ
ト肯定応答のグループについて媒体アクセス層で実施さ
れるべきバッファメモリシステムを提供する手段と、ト
ラフィックストリーム優先度及びトラフィックパラメー
タに基づく優先度アクセス制御を用いて媒体アクセス制
御を可能にする手段と、送信器と受信器の両方で遅延肯
定応答データを管理する手段と、所定のトラフィックパ
ラメータを用いてトラフィックストリームに対して受信
器と送信器の両方にてバッファ制御を同期させる手段
と、接続準備及び接続終了中にバッファリング機構を制
御する手段とにより上記問題を解決する。
【0008】本発明の第1の態様では、受信器に到達す
る複数のデータパケット(plural number of data pack
ets)のバーストによるメモリ利用率を制御する手段
は、 1)必要なビットレートで通信を行うために送信器と受
信器との間で信号伝達を行ない、無線媒体への伝送のた
めにバッファを割当てる処理と、 2)受信器側及び送信器側に到達し、格納された受信デ
ータパケットに対して固定メモリを設定する処理とを行
なう。
【0009】本発明の第2の態様では、入力データフレ
ームをバッファリングするため受信器側への割当てに必
要なバッファサイズを判定する手段は、下限値がバース
トで送信されるデータパケット数の2倍の値で、上限値
がバーストで送信されるデータパケット数の4倍の最小
値であり、1回のメッセージで送信されるべきデータパ
ケット肯定応答レコードの数を有する値を選択する。
【0010】本発明の第3の態様では、受信器側に到来
するデータの正確さを登録する手段において、バッファ
を登録するために生成される2種類のメモリバッファ
は、 1)肯定応答されるデータパケットのためのメモリであ
って、そのデータパケットの肯定応答情報を含む第1の
メモリと、 2)順序が乱れて受信され、連続した正しいデータパケ
ットストリームを形成するデータパケットを記録する第
2のメモリとを含むことを特徴とする手段。
【0011】本発明の第4の態様では、ストリーム毎に
スロットを有するストリームに対する、固定サイズのス
ロットデータ構造を用いて送信器側でメモリバッファを
管理、制御する手段は、 1)伝送されるプロトコルデータユニット(protocol da
ta unit)の順序番号に基づく順序制御番号と、 2)項目iに記載の前記順序制御番号を有し、伝送され
肯定応答を待っているプロトコルデータユニットのメモ
リ位置とを含む。
【0012】本発明の第5の態様では、第3の態様にお
けるバッファのサイズ及び全部を用いて、ストリームに
対してバーストで送信されるべきデータ数を制御する。
【0013】本発明の第6の態様では、第3の態様の項
目1において、順序制御番号を用いて、第3の態様の項
目2における値により参照されるプロトコルデータユニ
ットの何れを再伝送する必要があるかを適時に判定する
ために受信者から返される肯定応答レコードに索引付け
を行なう。
【0014】本発明の第7の態様では、訂正動作を行う
ために第3の態様におけるデータ構造の状態を追跡する
手段は、 1)最も早く伝送され、肯定応答を依然として待ってい
るプロトコルデータウニットを格納しているスロット索
引と、 2)次の伝送プロトコルデータユニットを格納するスロ
ット索引とを含む。
【0015】本発明の第8の態様では、受信器側で受信
プロトコルデータ単位のデータペイロードを格納し、各
ストリームに対して固定サイズのスロットデータ構造を
用いるメモリバッファを管理、制御する手段は、各スロ
ットはリンクサイズを含み、各リンクサイズは配信デー
タユニットに属するプロトコルデータユニットのデータ
ペイロードを保持し、該リンクリストの各要素が、 1)プロトコルデータユニットの順序番号に基づく順序
制御番号と、 2)項目iに記載の順序制御番号を有している、前記プ
ロトコルデータユニットのデータペイロードのメモリ位
置と、 3)次の要素のメモリ位置とを含む。
【0016】本発明の第9の態様では、受信器側で各プ
ロトコルデータユニットの肯定応答を格納し、ストリー
ム毎にスロットを有するストリームに対する固定サイズ
のスロットデータ構造を用いるメモリバッファを管理、
制御する手段であって、 1)最大16のプロトコルデータユニットまでの形式で
伝送可能な配信データユニットに対する肯定応答レコー
ドと、 2)配信データユニットに属するプロトコルデータユニ
ットの全てのデータペイロードを格納するリンクリスト
を含む、第8の態様におけるデータ構造のスロット位置
とを含む。
【0017】本発明の第10の態様では、訂正動作を行
うために第9の態様におけるデータ構造の状態を追跡す
る手段であって、 1)肯定応答情報が前の肯定応答要求フレームから最初
に要求されているプロトコルデータユニットの順序制御
番号と、 2)項目iのプロトコルデータユニットに関する肯定応
答情報を保持するスロット索引とを含む。
【0018】本発明の第11の態様では、媒体と他のス
テーションとを競合させる目的で実際のバックオフ工程
を実行するために、内部競合に勝つた優先待ち行列を決
定する手段であって、 1)空でない優先待ち行列毎に乱数を選択し、 2)項目iから得られた待ち行列及び乱数に関連するバ
ックオフパラメータを用いて、空でない優先待ち行列毎
に必要なバックオフ時間を計算し、 3)最短のバックオフ時間を有する空でない優先待ち行
列を、内部競合に勝つた優先待ち行列とする。
【0019】本発明の第12の態様では、2つの待ち行
列のみを用いることによりそれらのそれぞれのトラフィ
ック要件に違反しないやり方で、関連するTSPECに
より多数の同時トラフィックを供給するステーションの
ための手段であって、 1)周期的(等時性)トラフィックを一の待ち行列に送
出し、非周期的(非同期)トラフィックを他の待ち行列
に送出し、 2)待ち行列が非周期的トラフィックを含む前に周期的
トラフィックを含む待ち行列を供給し、 3)それらの2つの待ち行列を、通常優先待ち行列の1
つが内部競合に勝った場合であっても、他の通常優先待
ち行列の前に供給し、 4)2つの待ち行列の前に供給されるべきトラフィック
手段を含む待ち行列が存在する場合、それがTSPEC
トラフィックストリーム又はネットワークの活発さに関
する構成メッセージでなければならない。
【0020】本発明は、効率的なバッファ管理機構を利
用し、バースト伝送及びバースト肯定応答により得られ
る効果、例えば、損失又はエラーデータフレームを適時
に検出し応答する際にMACの性能を維持すると共にス
ループットを向上する等の効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】無線ネットワークに適用されるO
SIモデルの第2層でのネットワーク資源を制御する装
置が、以下に開示されている。本発明のより容易な理解
を助けるために、次のような定義を用いる。
【0022】以下の説明では、説明目的のために、特定
の数、回数、構造及び他のパラメータが本発明を完全に
理解させるために示されている。以下の段落では、本発
明を実施できる方法を例示している。しかし、これらの
特定の詳細なしで本発明を実施できることは当業者にと
って明らかであろう。
【0023】現在の無線LANのMACでは、別々のサ
ービスを提供するために複数のユーザの優先度が定義さ
れている。各優先度は、バックオフ工程において使用す
るために1組のパラメータに関連付けられている。実施
において、MACレイヤ伝送待ち行列は、実施に必要な
待ち行列の総数を低減するために、1つ以上のユーザ優
先度に対応し得る。バックオフ工程の前に、各々の空で
ない待ち行列は、バックオフカウンタを用いて必要なバ
ックオフ時間を決定する。最短のバックオフ時間を有す
る待ち行列のみが、バックオフ工程に進む。今の競合に
参加した残りの空でない待ち行列は、それらのバックオ
フカウンタから競合に勝つた待ち行列のバックオフカウ
ンタを減算し、それらの次の競合に必要なバックオフ時
間を計算するためにその値を使用する。このようにする
ことにより、多数の待ち行列を供給するために、唯一の
バックオフ工程のみが必要とされる。
【0024】AVストリームを配信するために、無線媒
体は、リソース監視フェーズ、トラフィック要件指示フ
ェーズ、帯域幅最適化フェーズ、媒体専用収集フェーズ
及びコーディネータ存在保存フェーズ等のいくつかのフ
ェーズを含む。ここで、各フェーズ中に実行される動作
を説明するが、それがすべてを含んでいるわけではな
い。リソース監視フェーズ中、ステーションは、コーデ
ィネータが受けるそれらの状態を示すためのメッセージ
を送出す。一定の間隔で、コーディネータは、それ自体
(コーディネータ)により収集された状態パラメータ及
びステーションにより報告された同パラメータから、そ
の間隔内にまとめた統計量を同報通信する。コーディネ
ータは、それらの統計量をそのスケジューラに対する入
力として使用して、図5に示すように、スロットベース
の競合期間及び媒体専用スケジュールを開始する周波数
等の出力に影響を及ぼす。スロットベースの競合期間の
例を、図6に示す。更に、ステーションは、それらの統
計量を使用して、追加媒体専用を要求する必要性、トラ
フィック要件を再指定する必要性、及び媒体占有に関し
て競合する前に利用可能なネットワークリソースを決定
する必要性などの決定に影響を及ぼす。トラフィック要
件指示フェーズ中、ステーションは、それらのトラフィ
ック要件(コーディネータのスケジューラに対する入力
として使用される)をコーディネータに指示するための
メッセージを交換する。IDは、2組のIDを連結する
ことにより形成される各成功(正常)の指示に索引付け
のために使用される。IDの第1の組は関連する工程に
おいて{Q}APにより与えられる。{Q}APは、コ
ーディネータがトラフィックストリームの発信ステーシ
ョンである場合には、目的ステーションの関連IDであ
り、非調整ステーションがトラフィックストリームの発
信ステーションである場合には、発信ステーションの関
連IDである。もう1組のIDは、ストリームの優先
度、又はステーションについてのトラフィック仕様に対
する索引を保持している。第1の場合、IDはTCID
と称され、第2の場合、IDはTSIDと称される。T
CIDからMAC層での伝送待ち行列へのトラフィック
に対するマッピングは、優先待ち行列1に格納されてい
るTCID1からのトラフィック、優先待ち行列2に格
納されているTCID2からのトラフィック等を意味す
る一対一であるか、又は、優先待ち行列1に格納されて
いるTCID1、2、3、4からのトラフィック及び優
先待ち行列2に格納されているTID5、6、7、8か
らのトラフィックを意味する多対一であってもよい。T
SIDにより識別されているトラフィック仕様を有する
全トラフィックストリームは、2つの特定の伝送待ち行
列に送出されている。第1の待ち行列は周期的(isochr
onous:等時性)トラフィックを送出するためであり、第
2の待ち行列は非周期的(asynchronous:非同期)トラ
フィックを送出するためである。第1の待ち行列は、第
2の待ち行列よりも高い優先度で提供される。これは、
周期的トラフィックが一般に一層厳しい要件を有してい
るためである。更に、それらの2つの待ち行列は、TC
IDにより識別されるユーザ優先度トラフィックにマッ
プされた待ち行列よりも高い優先度で提供されている。
ネットワーク構成に関連したメッセージなどの重要なフ
レームは、それらの2つの特定の待ち行列よりも高い優
先度で供給可能である。それらの2つの特定待ち行列は
先入れ先出し方式で機能するために、待ち行列に送出さ
れているトラフィックは、コントローラ(101)によ
り制御される速度である必要がある。このコントローラ
は、2つの特定待ち行列に対するトラフィック伝送レー
トを、トラフィック仕様に準拠するようにするだけであ
る。これらの複数の待ち行列のすべてを実現するのに必
要な構造(102)を、図1に示す。この構造は固定サ
イズの配列であり、そのサイズは実現される伝送待ち行
列の数である。固定サイズの配列の各スロットは、伝送
されるべきMPDUのポインタを含むリンクリストであ
る1つの待ち行列を表す。コントローラ(101)は、
それらのトラフィック仕様に関して2つの特定の待ち行
列に対する送出速度を制御するだけである。
【0025】下記の内容は、トラフィック要件指示フェ
ーズにおける信号方式の例であり、3つの場合に一般化
可能である。 I.アップ及びダウンストリーム用のコーディネータ開
始信号方式:より高いレイヤから信号方式指示を受信し
たときに、コーディネータのSMEは、MLME−AD
DTS.要求プリミティブを用いてこの指示を渡し、A
dd TSQoS Action(TS QoS追加動作)フ
レームをステーションに伝送するようにする。この管理
フレームが正常に受信されると、ACKフレームが肯定
応答として使用され、それにより、コーディネータはM
LME−ADDTS.確認プリミティブを用いて、その
確認をその要求が実行されている上位のレイヤに渡す。
更に、MLME−ADDTS.指示プリミティブを用い
てステーションのより上位のレイヤにTSPEC情報を
渡す(図7参照)。 II.アップ及びダウンストリーム用のステーション開始
信号伝達:より高いレイヤから信号伝達指示を受信する
と、ステーションのSMEは、MLME−ADDTS.
要求プリミティブを用いてこの指示を渡し、それによ
り、Add TS QoS Actionフレームがコ
ーディネータに伝送される。この管理フレームが正常に
受信されると、ACKフレームが返され、MLME−A
DDTS.指示プリミティブを用いてコーディネータの
上位のレイヤにTSPEC情報を渡す。応答として、M
LME−ADDTS.応答がSMEにより使用され、認
められたTSPECを指示し、別のAdd TS Qo
S Actionフレームをステーションに伝送するよ
うにする。この管理フレームが正常に受信されることに
より、ACKフレームが返され、ステーションは、ML
ME−ADDTS.確認プリミティブを用いて、このプ
リミティブに指示されるようなTSPECがコーディネ
ータに登録されていることを上位のレイヤで確認する。
より高いレイヤが指示されたTSPECと一致しない場
合、TSPECの削除を実行すべきである。この場合、
伝送されたACKフレームは、正常に受信されたことを
示すだけである(図8参照)。 III.サイドストリーム用のステーション開始信号伝
達:コーディネータが別の関係ステーションに対するA
dd TS QoS Actionフレームを生成する
ことを追加した、IIの場合と同一の動作を実行する。こ
のフレームが正常に受信されることにより、ステーショ
ンは、MLME−ADDTS.指示プリミティブを用い
て上位のレイヤにTSPECを渡す。
【0026】下記の内容は、BSSにおける既存のTS
PECを削除する3つの場合である。 I.アップ及びダウンストリーム用の信号伝達:より高
いレイヤから信号伝達指示を受信すると、イニシェータ
のSMEは、MLME−DELTS.要求プリミティブ
を用いてこの指示を渡し、それによって、Del TS
QoS Action(TS QoS削除動作)フレームが
別の関係部に伝送される。この管理フレームが正常に受
信されると、ACKフレームが肯定応答として使用さ
れ、それにより、イニシェータがMLME−DELT
S.確認プリミティブを用いて、その確認をその要求が
実行されている上位のレイヤに渡す。更に、MLME−
DELTS.指示プリミティブを用いてこの削除指示を
上位のレイヤに渡す。 II.非活動(inactivity)によりトリガされる信号伝
達:非活動を検出すると、イニシェータのMACは、M
LME−DELTS.指示プリミティブを用いてこの指
示をSMEに渡し、それにより、MLME−DELT
S.応答を用いて別の関係部に伝送すべきDel TS
QoS Actionフレームを生成する。この管理
フレームを正常に受信すると、ACKフレームが返さ
れ、MLME−DELTS.指示プリミティブを用いて
この削除指示を上位のレイヤに渡す。 III.サイドストリーム用の信号伝達:より高いレイヤ
から信号伝達指示を受信すると、ステーションのSME
は、MLME−DELTS.要求プリミティブを用いて
この指示を渡し、それにより、DEL TS QoS
Actionフレームをコーディネータに伝送する。こ
の管理フレームを正常に受信すると、ACKフレームが
肯定応答として使用され、それによりイニシェータがM
LME−DELTS.確認プリミティブを用いて、その
確認を、その要求が実行されている上位のレイヤに渡す
ようにする。更に、MLME−DELTS.指示プリミ
ティブを用いてこの削除指示をコーディネータの上位の
レイヤに渡し、それにより、別の関係部に伝送すべきD
el TSQoS Actionフレームを生成するた
めにMLME−DELTS.応答を伴うようにする。こ
のフレームを正常に受信することにより、ACKフレー
ムが返され、MLME−DELTS.指示プリミティブ
が使用されてこの削除指示が上位のレイヤに渡される。
【0027】帯域幅最適化フェーズにおいて、統合肯定
応答セッションを有するバースト伝送は、より高い帯域
幅使用効率を達成するために設定されている。図9は、
統合肯定応答を有するバースト伝送に関するメッセージ
シーケンスチャートを示す。
【0028】統合肯定応答機構を有するバースト伝送を
適用するためには、相互に作用するそれら無線ステーシ
ョンは、3つのフェーズ(設定フェーズ、伝送フェーズ
及び分解フェーズ)を通過する必要がある。まず、送信
器及び受信器は設定メッセージを交換する。データバー
ストパラメータ及びトラフィック要件を含む要求メッセ
ージを送信器から受信した後で、受信器は、順序が乱れ
たデータフレームを格納するのに割当てられたバッファ
サイズB及び肯定応答情報を格納するのに割当てられ
たレコードサイズRを、送信器に指示する必要があ
る。よりよい性能を得るために、RはBよりも小さ
くてはならず、Bは、バーストで送信されるデータ数
の少なくとも2倍、また、多くともその4倍としなけれ
ばならない。下記の内容は3つのフェーズの例である。
まず、発信器は、下記の情報フィールドを含むDefi
ne Burst Ack request QoS
Action(バーストACK要求QoS定義動作)フレ
ームを受信器に送信する。 ・TID:このフィールドは、そのIDを有する発信器
からのトラフィックストリームに対してバッファ割当て
が必要であることを受信器に示すものである。 ・伝送バッファサイズ(Transmit Buffer Size):このフ
ィールドは、その再配列バッファサイズを決定するため
のガイダンスを受信器に与えるものである。それは、2
304オクテットの単位である。
【0029】このフレームを正常に受信したとき、受信
器は、SIFSでACK応答の必要がある。Define
Burst Ack response QoS A
ction(バーストACK応答QoS定義動作)フレー
ムを、下記の情報フィールドを含むDefine Bu
rst Ack request QoS Actio
nフレームに応答して送信する。 ・拒否(Reject):このフィールドは、受信者がバース
ト肯定応答要求に対応できない場合に1に設定され、バ
ースト肯定応答に関与する受信器の準備を指示するのに
0に設定される。拒否フィールドが1に設定されている
場合、バースト肯定応答ポリシー及び再配列バッファサ
イズのフィールドは、保留され、0に設定される。 ・バースト肯定応答ポリシー(Burst Ack Policy):こ
のフィールドは、即時バースト肯定応答の場合に1に設
定され、遅延バースト肯定応答の場合に0に設定され
る。即時バースト肯定応答に関して、受信器は、発信器
からのBurst Ack Reqフレームを正常に受
信した後、SIFSでBurst ACKフレームを返す
だけである。遅延バースト肯定応答に関して、受信器
は、発信器からBurst Ack Reqフレームを
正常に受信した後TXOPを所有する場合、Burst
ACKフレームを返すだけである。この場合、発信器
は、Burst ACKフレームを正常に受信した後、S
IFSにてACKで応答する必要がある。 ・TID:このフィールドは、応答すべきDefine
Burst Ack request QoS Ac
tionフレーム内の1つで同一の値を有している。 ・再配列バッファサイズ(Re-ordering buffer siz
e):このフィールドは、この特定のTIDに関するバ
ーストに利用できる2304オクテットのサイズのバッ
ファの数を示す。
【0030】このフレームを正常に受信すると、発信器
はSIFSでACKを応答する必要がある。
【0031】統合された肯定応答セッションを有するバ
ースト伝送を準備した後、下記の情報フィールドを含む
制御フレームであるBurst Ack Reqフレー
ムを伝送する前に、発信器は、伝送バッファサイズ(Tr
ansmit Buffer Size)フィールドに示す最大値まで、バ
ーストで複数のデータフレームを、各データフレームを
SIFSのギャップだけ離して、受信器に送信すること
ができる。 ・送信カウント(Sent Count):このフィールドは、バ
ースト肯定応答開始順序制御フィールド(burst Ack st
arting sequence control field)で示すMPDUから
始まる受信器へ発信器により送信されたユニークなMP
DUの数を示す。 ・TID:このフィールドは、Burst ACKフレー
ムが要求されるTIDである。 ・バースト肯定応答開始順序制御(Burst Ack Starting
Sequence Control):このフィールドは、肯定応答レ
コードが要求されている最も容易なMPDUの順序制御
番号を示す。
【0032】ACK及びBurst ACKフレームは正常
に受信されたときに、BurstAck Reqフレー
ムに対する応答として使用可能となる。Burst A
CKフレームは、下記の情報フィールドを含む制御フレー
ムである。 ・再配列バッファサイズ(Re-ordering buffer siz
e):このフィールドは、このバースト伝送に割当てら
れた合計バッファサイズを示す2304オクテットの単
位であり、管理フレーム交換によって最後に処理された
バッファサイズ数よりも小さくないものとする。 ・TID:このフィールドは、Burst Ack R
eqフレームにおける応答時の値と同一の値を有してい
る。 ・バースト肯定応答開始順序制御(Burst Ack Starting
Sequence Control):このフィールドは、肯定応答ビ
ットマップ(Ack Bitmap)のビット0に対応するトラフ
ィックTIDに関する最初のMPDUの順序制御番号を
示す。 ・肯定応答ビットマップ(Ack Bitmap):このフィール
ドは、長さが128オクテットであり、最大64のMS
DUの受信状態を示すものである。ビットマップのビッ
ト位置nは、1に設定されている場合、(バースト肯定
応答開始順序制御+n)に等しいMPDU順序制御番号
を有するMPDUに応答し、それ以外ならば0である。
16フラグメント未満のMSDUの場合、未使用のフラ
グメント番号に対応するビットは、0に設定される。
【0033】Burst Ack Reqフレームは、
受信者によりサポートされている速度で伝送されるもの
とする。Burst Ackフレームは、応答するBu
rst Ack Reqフレームと同一の速度で伝送さ
れるものとする。
【0034】Delete Burst Ack Re
quest QoS Action(バーストACK要
求QoS削除動作)フレームは、下記のフィールドを含む
統合肯定応答セッションを有するバースト伝送を終了す
るのに使用されている。 ・指示(Direction):このフィールドは、データの発
信者又は受信者のいずれがこのフレームを送信したかを
示す。 ・TID:このフィールドは、バースト伝送が分解され
る必要があるトラフィックIDを示す。
【0035】バースト伝送の発信者又は受信器は、この
フレームを開始することができる。response
QoS actionフレームがなく、このフレームの
受信器により送信される即時肯定応答は、肯定的な応答
とみなされる。
【0036】統合肯定応答を有するバースト伝送には2
種類あり、即時Burst ACK及び遅延Burst
Ackがある。図10及び図11は、即時Burst
ACK及び遅延Burst ACKをそれぞれ例示す
る。即時Burst ACKに関し、Burst Ac
k Reqフレームに対する応答フレームは、ACK及
びBurst ACKフレームである。ACKがBur
st Ack Reqの応答フレームである場合、発信
者は、Burst ACKフレームを受信するために後
で別のBurst Ack Reqフレームを伝送しな
ければならない。換言すれば、BurstACKフレー
ムは、Burst Ack Reqを受信した後、SI
FS期間で伝送されているだけである。この機構は、よ
り高い帯域幅及びより小さいジッタを必要とするAV伝
送により使用されるべきである。
【0037】遅延Burst ACKについては、Bu
rst Ack Reqに対する唯一の応答フレーム
は、ACKフレームである。このACKフレームは、E
DCF競合に勝つこと又はポーリングされることによっ
て受信器がTXOPを所有する場合にBurst AC
Kフレームが伝送されることを示す。この場合、Bur
st ACKフレームの受信は、肯定応答される必要が
ある。この機構は、帯域幅を効率的に使用し、SIFS
期間内に復号できないFEC符号化ストリームに対する
肯定応答機構を提供する。
【0038】Burst Ack Reqフレームが失
われ、又は応答フレームが一定の時間内に受信されてい
ない場合、Burst Ack Reqフレームの伝送
は、最も早く伝送されたデータフレームの遅延限度が切
れる前に再試行カウント限界に達するほど積極的なもの
にすべきではない。これは、各々の再伝送間で小さい遅
延を設けることにより達成できる。
【0039】バースト伝送の場合、送信者は、肯定応答
されるまで伝送された全データフレームを格納する必要
がある。より効率的に後処理を行うために、図2に示す
ように、サイズがSの配列(201)が、ストリーム
の全伝送パケットのメモリ参照を格納するために使用さ
れる。Sの値は、肯定応答なしで伝送可能なデータフ
レームの数を制御する。この値は、多くとも遅延限度時
間内で伝送することができるデータフレーム数である、
トラフィックストリームに対する遅延限度の値から推測
可能である。この配列上の動作をサポートするために、
head_index及びcurrent_index
と称する2つの変数を必要とする。head_inde
xは、肯定応答を待っている最も早い伝送パケットを格
納するのに使用されているスロットの索引を記録するた
めのものである。current_indexは、次に
伝送されるパケットを格納するのに使用されているスロ
ットの索引を記録するためのものである。配列の各スロ
ットは、2つの要素を含む、構造(202)に対するメ
モリ参照を含む。それらの2つの要素は、Seq_no
(203)及びMPDU_packet_ptr(20
4)である。Seq_noは、そのMPDUのMACヘ
ッダにおける順序制御番号であり、MPDU_pack
et_ptrは、MACヘッダにおける順序制御フィー
ルド内のSeq_noの値でMPDUが格納されている
メモリ位置に対する参照情報である。受信器からの肯定
応答レコードを受信すると、head_indexが示
すスロットからcurrent_indexの前のスロ
ットまでのSeq_noの各々の値が肯定応答レコード
に対する索引として使用される。索引を付けられた値が
0である場合、これはMPDUが受信されていないこと
を意味するので、対応するスロットから得られたMPD
Uは、再伝送のために属する待ち行列(101)に戻っ
て挿入される。索引付けられた値が0又は1である場
合、配列内の対応するスロットは無効にされ、head
_indexは次のスロットに進められ、配列(20
1)内のすべての有効な項目が供給されるまで動作が継
続する。
【0040】データフレームを受信すると、受信器はバ
ースト伝送のために肯定応答情報レコードを更新する必
要がある。肯定応答情報レコード(301)は、図3に
示すように、各スロットが2つの要素を持つ構造(30
2)を有する配列である。それらの2つの要素は、MS
DU_status(303)、Pos_index
(304)及びFinalである。MSDU_stat
usは固定ビット長の変数である。Pos_index
は図4に示すようにスロット(401)に対する索引で
ある。スロット(401)は、リンクリスト(402)
に対するメモリ参照を保持する。リンクリスト(40
2)は、MSDUに属するフラグメントのデータペイロ
ードを格納するために使用される。Finalは、その
MSDUの全フラグメントが正常に受信されていること
を示す場合に1に設定され、それ以外は0に設定されて
いる。配列(301)の動作をサポートするために、s
tart_sequence_index及びstar
t_seq_control_noと称する2つの変数
が必要とされる。start_seq_control
_noは、その肯定応答情報が前の肯定応答要求フレー
ムから最初に要求されているMPDUの順序制御番号で
ある。start_sequence_indexは、
start_seq_control_noに示す順序
制御番号を有するMPDUに対する肯定応答情報を保持
する配列(301)のスロット索引である。msdu_
statusにおける各ビットはフラグメントの状態を
表す。そのビットは、(start_seq_cont
rol_no+16×(start_sequence
_indexからの現在のスロット索引までの距離)+
MSDU_statusにおけるビット位置)と等しい
順序制御番号を有するMPDUが受信されている場合、
1に設定される。肯定応答要求フレームを受信したとき
に、要求範囲内のそれらのMPDU_statusはシ
フト及びマージされ、要求フレームの送信側で理解され
ているフォーマットで肯定応答レコードを生成する。
【0041】図3の構造は、データフレームが受信され
る度に更新される。その更新後、現在スロット又は前回
スロットのfinalの値が1に設定されていない場
合、受信中のデータフレームの順序制御番号及びデータ
ペイロードを図4に示すような構造に格納する必要があ
る。MSDU_statusが更新されているスロット
のPos_indexが図4の構造に対応する有効なス
ロット索引で割当てられている場合、Pos_inde
xにより索引付けられた図4のリンクリストは、現在受
信中のデータフレームの順序制御番号及びデータペイロ
ードを格納するために使用される。それが無効なスロッ
ト索引である場合、next_slot_indexに
より索引付けられた図4内のリンクリストは、受信中の
データフレームの順序制御番号及びデータペイロードを
格納するために使用される。next_slot_in
dexは、次の格納のために使用されるスロットに索引
付けするために使用される。start_sequen
ce_indexから更新がちょうど行われている現在
スロットまでの全てのFinalの値が1である場合、
対応するPos_indexにより索引付けられるリン
クリストに格納されるペイロードは上位のレイヤに転送
されるための準備ができている。図4の構造は、各スロ
ットがリンクリスト(402)に対するメモリ参照を格
納している配列(401)である。リンクリスト(40
2)は、MSDUに属する一連のMPDUからのデータ
ペイロードを格納するために使用される。リンクリスト
内の各要素は、3つの要素を含む構造(403)であ
る。それらの3つの要素は、Seq_no、Data_
payload_ptr及びNext_ptrである。
Seq_noは、Data_payload_ptrに
より示されるデータペイロードを含むMPDUの順序制
御番号である。Next_ptrは、次のリンクリスト
要素(403)に対するメモリ参照を格納する。
【0042】媒体専用収集フェーズ中、コーディネータ
は、ステーション用のスロットベースの競合期間を開始
して、更なる媒体専用に関するそれらの要求を指示す
る。一例として、コーディネータは、CC制御フレーム
を伝送して制御競合を開始する。このフレームは、下記
の情報フィールドを含む。 ・優先度マスク(Priority Mask):このフィールド
は、高負荷状態下で衝突の可能性を低減するために、H
Cが、特定CCI内で要求が許可される優先度の値のサ
ブセットを指定することを可能にする。HCは、CCI
の間に応答が送信され得る優先度に対応する1sビット
位置を含むよう、優先度マスク(Priority Mask)フィ
ールドを設定する。 ・CCOP時間(CCOP Duration):このフィールド
は、このCCフレームに続くCCI内の各CCOPの時
間を指定する。それは、CCフレーム送信時に使用され
たのと同じデータレート、コーディング及びプリアンブ
ルオプションでRRフレームを送信するためのマイクロ
秒数に、1つのSIFS期間を加えた値である。 ・CCI長(CCI Length):このフィールドは、このC
Cフレームに続くCCI内のCCOPの数を指定する。 ・フィードバックカウント(Feedback Count):このフ
ィールドは、このCCフレーム内のフィードバックTA
IDの数を指定する。 ・フィードバックTAID(Feedback TAID):このフ
ィールドは、CCフレームの最後の伝送以来HCにより
正常に受信された全RRフレームからのTAIDを含
む。
【0043】制御された競合の全時間は、dot11マ
クスドゥエル時間(dotll Max Dwell Time)及び/又は
dot11媒体占有制限(dotll Medium Occupancy Lim
it)に従った媒体占有の単一の場合と同様に、単一のC
P又はCFP内で適合する必要がある。
【0044】CCフレームを受信したとき、BSS内の
QSTAは、下記の応答手順を実行する。 a)受信されたCCフレーム内のCCI長の値が0であ
る場合、又はQSTAが未実効の要求を有していない場
合、そのQSTAはステップ(d)に進み、それ以外な
らば、QSTAはステップ(b)を続ける。 b)要求が待ち状態にあるTIDを有するトラフィック
の転送優先度が、CCフレームの優先度マスクフィール
ドにおいて0に設定されているビット位置に対応する場
合、現在のCCIにおいて、そのTIDに関して要求は
伝送されるべきではない。各QSTAは、各CCI中に
わずか1つの要求を伝送することもある。しかし、新し
い又は修正されたTXOPを必要とする複数のTIDを
有するQSTAは、CCフレームの優先度マスクフィー
ルド内の値に基づいて要求が送信されるTIDを選択す
ることが許される。CCI応答手順のこのステップ
(b)の最後に、各々の潜在的な競合QSTAは、現在
のCCI中に伝送されるべき1つの要求を正確に選択し
たステップ(c)に進む一方、すべての他のQSTAは
ステップ(d)に進む。 c)QSTAは、下記の情報フィールドを含むサブタイ
プRRの制御フレームを伝送する。 ・QoS制御(Qos Control):このフィールドは、T
ID、及び要求されたTXOP時間又は対応するTID
の待ち行列サイズの何れかを指定する。TSPECに基
づいてポーリングされたTXOPを要求するために、Q
oS制御フィールドは、(この場合のTXOP時間はT
SPEC内のパラメータ値を用いて決められるので)待
ち行列サイズフィールドと共にTIDフィールド内の適
切なTSPECについてのTSIDを含む。ポーリング
されたTXOPを要求して現在のトラフィックを処理す
るために、QoS制御フィールドは、要求されたTXO
P時間要求(又は待ち行列サイズ)フィールドと共にT
IDフィールド内の転送優先度を含む。 ・AID:このフィールドは、このRRフレームを伝送
するステーションのAIDを指定する。 RR伝送の開始は、下記の式を用いて計算されたマイク
ロ秒数だけCCフレームの最後に続く。 (SIFS 時間+スロット時間)+(R×Dcco
p) ここで、Rは、区間[0,(Nccop−1)]にわた
る一様分布から取り出されるランダムな整数である。C
CフレームのDuration/IDフィールドからの
更新なしで、QSTAのNAVが、WMがアイドル状態
であることを示す場合にのみ、この伝送が起こる。進行
中のCCOP中に他の競合するQSTAによる伝送の可
能性のために、競合するQSTAは、この伝送を開始す
べきか否かを判定する際にCCAを無視する。RRは、
このCCIを開始したCCフレームと同一データ速度で
伝送されるべきである。RRフレームを伝送した後、又
はNAVが設定されているのでRRを伝送できないと判
定した後、QSTAはステップ(d)に進む。 d)QSTAは、CCI後、そのCCフレームのDur
ation/IDフィールドに示すマイクロ秒数と等し
い、CCフレームの最後に続く、経過時間により判定さ
れるまで更なる伝送を行わない。
【0045】CCIの最後からのPIFS期間で、HC
は、受信されるRRフレームに肯定応答を与える目的で
CCフレームを伝送する。これは、フィードバックTA
IDフィールド内の正常に受信したRRフレームについ
て、CCI長をゼロにし、AIDを指定することにより
実現できる。
【0046】コーディネータ存在の保存に関して、コー
ディネータであることができるステーションは、低いラ
ンクのQAPCSパラメータセットを含むビーコンを受
信する、又はdot 11無ビーコンしきい値(dot 11 Misse
d Beacon Threthold)とビーコン期間の積に等しい期間
に有効なビーコンを受信しない場合、引継ぎを実行する
必要がある。ここで、ビーコン期間は、最後の有効なビ
ーコンフレームからのビーコン間隔、又は開始以来ビー
コンを全く受信していない場合にMLME−STAR
T.要求プリミティブからのビーコン期間値に等しい。
第1の場合、活動中の引継ぎが実行されるべきであり、
QAPCSは、QAPCS表明動作要求フレーム(QAPC
S assertion action request frame)を現在活動中のQ
APCSに送信する。成功(正常)又は応答無しの応答
状態を有するQAPCS表明動作応答フレーム(QAPCS
assertion action response frame)が2ビーコン間隔
内に受信された場合、非活動QAPCSは活動QAPC
Sになる。第2の場合について、非活動QAPCSがそ
のAPの喪失を検出すると、そのQAPCSは、(65
535−QoS制御フィールド)×dot11スロット
時間(dot II Slot Time)に等しい期間だけ遅れるもの
とする。この期間内にビーコンが受信されていない場
合、QAPCSは、TBTTと一致する遅延の終わりに
そのビーコンを伝送して活動QAPCSになる。
【0047】
【発明の効果】本発明を適用することにより、複数スト
リームのリアルタイム転送を媒体アクセスレイヤでの最
小メモリ領域で効率的に実現することができる。効率的
なメモリ制御を用いた複数トラフィックストリームにつ
いてのメモリ管理は、ハードウェアの複雑さを最小に
し、より小さいメモリ領域で、高ビット速度データスト
リームのリアルタイム転送を可能にする。本発明はま
た、送信器と受信器の両方により同時に処理される多数
の低ビット速度データストリームに対するメモリバッフ
ァ管理の方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 関連したTSPECを有するトラフィックを
供給するために使用される各優先度及び2つの待ち行列
に関する待ち行列データ構造である。
【図2】 伝送されて肯定応答を待っているプロトコル
データユニット(protocol data unit)を格納するバッ
ファデータ構造である。
【図3】 要求があったときに肯定応答メッセージを生
成するために使用されるプロトコルデータユニット肯定
応答レコードを格納するバッファデータ構造である。
【図4】 順序が乱れて受信されているプロトコルデー
タユニットのデータのペイロードを格納するバッファデ
ータ構造である。
【図5】 一定の間隔におけるコーディネータのスケジ
ューラの例である。
【図6】 スロットベースの競合(コンテンション)期
間の例である。
【図7】 コーディネータによる開始される信号伝達で
ある。
【図8】 ステーションにより開始された信号伝達であ
る。
【図9】 統合肯定応答によるバースト伝送に関するメ
ッセージシーケンスチャートである。
【図10】 即時バースト肯定応答である。
【図11】 遅延バースト肯定応答である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウェイ リー・リム シンガポール534415シンガポール、タイ・ セン・アベニュー、ブロック1022、04− 3530番、タイ・セン・インダストリアル・ エステイト、パナソニック・シンガポール 研究所株式会社内 (72)発明者 原田 泰男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 エイ・チャルムポン 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安道 和弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K033 BA14 CB06 CC01 DA19 DB13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信器に到達する複数のデータパケット
    のバーストによるメモリ利用率を制御する手段であっ
    て、 i.必要なビットレートで通信を行うために送信器と受
    信器との間で信号伝達を行ない、無線媒体への伝送のた
    めにバッファを割当てる処理と、 ii.受信器側及び送信器側に到達し、格納された受信デ
    ータパケットに対して固定メモリを設定する処理とを行
    なうことを特徴とする手段。
  2. 【請求項2】 入力データフレームをバッファリングす
    るため受信器側への割当てに必要なバッファサイズを判
    定する手段であって、 下限値がバーストで送信されるデータパケット数の2倍
    の値で、上限値がバーストで送信されるデータパケット
    数の4倍の最小値であり、1回のメッセージで送信され
    るべきデータパケット肯定応答レコードの数を有する値
    を選択する、ことを特徴とする手段。
  3. 【請求項3】 受信器側に到来するデータの正確さを登
    録する手段において、 バッファを登録するために生成される2種類のメモリバ
    ッファは、 i.肯定応答されるデータパケットのためのメモリであ
    って、そのデータパケットの肯定応答情報を含む第1の
    メモリと、 ii.順序が乱れて受信され、連続した正しいデータパケ
    ットストリームを形成するデータパケットを記録する第
    2のメモリとを含むことを特徴とする手段。
  4. 【請求項4】 ストリーム毎にスロットを有するストリ
    ームに対する、固定サイズのスロットデータ構造を用い
    て送信器側でメモリバッファを管理、制御する手段であ
    って、 i.伝送されるプロトコルデータユニットの順序番号に
    基づく順序制御番号と、 ii.項目iに記載の前記順序制御番号を有し、伝送され
    肯定応答を待っているプロトコルデータユニットのメモ
    リ位置と、を含む、ことを特徴とする手段。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のバッファのサイズ及び
    全部を用いて、ストリームに対してバーストで送信され
    るべきデータ数を制御することを特徴とする手段。
  6. 【請求項6】 請求項3の項目iにおいて、順序制御番
    号を用いて、 請求項3の項目iiにおける値により参照されるプロトコ
    ルデータユニットの何れを再伝送する必要があるかを適
    時に判定するために受信者から返される肯定応答レコー
    ドに索引付けを行なうことを特徴とする手段。
  7. 【請求項7】 訂正動作を行うために請求項3に記載の
    データ構造の状態を追跡する手段であって、 i.最も早く伝送され、肯定応答を依然として待ってい
    るプロトコルデータウニットを格納しているスロット索
    引と、 ii.次の伝送プロトコルデータユニットを格納するスロ
    ット索引とを含むことを特徴とする手段。
  8. 【請求項8】 受信器側で受信プロトコルデータ単位の
    データペイロードを格納し、各ストリームに対して固定
    サイズのスロットデータ構造を用いるメモリバッファを
    管理、制御する手段であって、 各スロットはリンクサイズを含み、各リンクサイズは配
    信データユニットに属するプロトコルデータユニットの
    データペイロードを保持し、該リンクリストの各要素
    が、 i.プロトコルデータユニットの順序番号に基づく順序
    制御番号と、 ii.項目iに記載の順序制御番号を有している、前記プ
    ロトコルデータユニットのデータペイロードのメモリ位
    置と、 iii.次の要素のメモリ位置と、 を含むことを特徴とする手段。
  9. 【請求項9】 受信器側で各プロトコルデータユニット
    の肯定応答を格納し、ストリーム毎にスロットを有する
    ストリームに対する固定サイズのスロットデータ構造を
    用いるメモリバッファを管理、制御する手段であって、 i.最大16のプロトコルデータユニットまでの形式で
    伝送可能な配信データユニットに対する肯定応答レコー
    ドと、 ii.配信データユニットに属するプロトコルデータユニ
    ットの全てのデータペイロードを格納するリンクリスト
    を含む、請求項8に記載のデータ構造のスロット位置と
    を含むことを特徴とする手段。
  10. 【請求項10】 訂正動作を行うために請求項9に記載
    のデータ構造の状態を追跡する手段であって、 i.肯定応答情報が前の肯定応答要求フレームから最初
    に要求されているプロトコルデータユニットの順序制御
    番号と、 ii.項目iのプロトコルデータユニットに関する肯定応
    答情報を保持するスロット索引とを含むことを特徴とす
    る手段。
  11. 【請求項11】 媒体と他のステーションとを競合させ
    る目的で実際のバックオフ工程を実行するために、内部
    競合に勝つた優先待ち行列を決定する手段であって、 i.空でない優先待ち行列毎に乱数を選択し、 ii.項目iから得られた待ち行列及び乱数に関連するバ
    ックオフパラメータを用いて、空でない優先待ち行列毎
    に必要なバックオフ時間を計算し、 iii.最短のバックオフ時間を有する空でない優先待ち
    行列を、内部競合に勝つた優先待ち行列とすることを特
    徴とする手段。
  12. 【請求項12】 2つの待ち行列のみを用いることによ
    りそれらのそれぞれのトラフィック要件に違反しないや
    り方で、関連するTSPECにより多数の同時トラフィ
    ックを供給するステーションのための手段であって、 i.周期的(等時性)トラフィックを一の待ち行列に送
    出し、非周期的(非同期)トラフィックを他の待ち行列
    に送出し、 ii.待ち行列が非周期的トラフィックを含む前に周期的
    トラフィックを含む待ち行列を供給し、 iii.それらの2つの待ち行列を、通常優先待ち行列の
    1つが内部競合に勝った場合であっても、他の通常優先
    待ち行列の前に供給し、 iv.2つの待ち行列の前に供給されるべきトラフィック
    手段を含む待ち行列が存在する場合、それがTSPEC
    トラフィックストリーム又はネットワークの活発さに関
    する構成メッセージでなければならないことを特徴とす
    る手段。
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