JP2003323772A - 磁気記録装置および磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録装置および磁気記録媒体

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、磁気記録装置に関し、磁気ディ
スクに周波数を検出するサーボパターンを設け、偏芯の
ある磁気ディスクのトラッキングを正確にし、サーボパ
ターンの占有率を下げること。 【解決手段】 磁気ヘッドと、磁気ヘッドの位置を調整
するためのサーボパターンを有する磁気記録媒体と、磁
気ヘッドがサーボパターンを読み取ることにより得た再
生信号をもとに、磁気記録媒体のトラックの半径方向の
位置に対応した周波数を検出する周波数検出部と、磁気
記録媒体の各トラック位置に対応する所定の周波数情報
を予め記憶した記憶部と、前記周波数検出部が検出した
周波数と、記録部に記憶された同一のトラックに対応し
た周波数情報とを比較し、その周波数差に基づく磁気ヘ
ッドの位置調整信号を生成するトラッキング部とからな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気記録装置に
関し、特に、ディスク上に記録されたサーボパターンを
用いて記録再生ヘッドのトラッキングサーボを行う磁気
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録装置では情報の記録再生
に磁気ヘッドが用いられるが、この磁気ヘッドの磁気デ
ィスクに対する位置決めをするために、磁気ディスク上
に、サーボパターンが形成されている。従来の磁気ディ
スクは、ユーザのデータを記録するためのデータ領域
と、磁気記録装置の磁気ヘッドの位置決めをするための
信号が予め記録されたサーボ領域とに分けられる。サー
ボ領域は、円板状の磁気ディスクの中心より放射線状に
所定の間隔をあけて数十本程度形成されている。
【0003】また、サーボ領域は、一般的には、オート
ゲインコントロール(AGC)のための一定周期パターン
と、1回転の先頭を示すインデックスパターンと、何本
目のトラックかを示すグレイコードパターンと、トラッ
クの位置情報を得るためのサーボパターン(位置信号パ
ターンとも呼ぶ)とから構成される。ここで、サーボパ
ターンは、磁気記録装置の磁気ヘッドを位置決めするた
めに必要なパターンからなり、たとえば所定のトラック
間隔ごとに複数のサーボビットが千鳥配置されたもので
ある。このサーボビットの各々を磁気ヘッドで読み取
り、再生信号を得て、その信号の振幅差を比較すること
により、トラック幅方向の位置情報を取得し、磁気ヘッ
ドの位置決め(トラッキング)を行っている(特公昭4
7−32012号公報)。
【0004】図15に、従来の「振幅検出サーボ」方式
の概略説明図を示す。図15(a)はトラックとサーボ
パターンの関係を示す図、図15(b)はサーボパター
ン上を移動する磁気ヘッドから得られる再生信号の一例
を示す図である。トラック幅Twrの磁気ヘッド10をト
ラック♯Nに位置決めする場合を考える。図15(a)
に示すように、磁気ヘッド10が図のx方向に進行し、
パターンP、A〜Dを通過するとき、図15(b)に示
すような再生信号を得る。ここで、P、A〜Dの各パタ
ーンの白い部分と黒い部分はそれぞれ、磁気記録媒体上
に記録されたサーボパターンの磁化の向きが互いに逆で
あることを表す。すなわち、面内磁気記録であれば、白
い部分と黒い部分の磁化の向きは媒体面内にトラック方
向(x方向)成分を持つ互いに逆方向を向いたベクトル
であり、垂直記録であれば、白い部分と黒い部分の磁化
の向きは媒体表面に垂直な成分を持つ互いに逆方向を向
いたベクトルである。また、図15(a)のパターンは
模式図であり、実際には図15(b)の信号周期とは一
致する。
【0005】パターンAの再生信号振幅SAと、パター
ンBの再生信号振幅SBとの差分であるSA−SBの演算
を行い、トラック幅方向yへ磁気ヘッド10を移動させ
ると、演算結果は図15(a)の右に示したN−POS
となる。同様に、パターンCの再生信号振幅SCと、パ
ターンDの再生信号振幅SDとの差分であるSC−SD
演算を行い、トラック幅方向yへ磁気ヘッド10を移動
させると、演算結果は図15(a)の右に示したQ−P
OSとなる。上記で求めたN−POS、Q−POSの信
号を位置信号として適宜用いることにより、磁気ヘッド
10の現在位置を知ることができる。
【0006】一方、上記とは別のサーボ方式として「位
相検出サーボ」なる方式が、たとえば特開昭60−10
472号公報に開示されている。図16に、従来の「位
相検出サーボ」方式の概略説明図を示す。トラック幅T
wrの磁気ヘッド10をトラック♯Nに位置決めする場合
を考える。磁気ヘッド10がx方向に進行し、図16
(a)に示すパターンP、A〜Cを通過するとき、例えば
図16(b)に示すような再生信号を得る。ここで、
P、A〜Cの各パターンの白い部分と黒い部分の表記法は
図15と同様である。パターンは磁気ヘッド10に対し
てアジマスがついているが、その角度は再生信号の劣化
(アジマスロス)が問題とならない程度に小さいので、
それぞれの再生信号の波形は図15とほとんど変わらな
い。但し、パターンPに対する各パターンA、B、Cの位相
は、トラック幅方向yの位置により異なり、ここでは♯
Nトラックでの位相をそれぞれPA、PB、PCとする。
ここで、図16(a)のパターンは模式図であり、実際
には図16(b)の信号周期とは一致する。
【0007】いま、それぞれの位相の差PB−PA、PC
−PBを計算したとき、トラック幅方向yにおけるこの
演算結果は、一例として図16(a)の右に示したもの
となる。上記で求めたPB−PA、PC−PBの信号を位置
信号として適宜用いることにより、磁気ヘッド10の現
在位置を知ることができる。なお、図16(b)の再生
信号より位相PA、PB、PCを求める方法としては、例
えば、特開平9−312073号公報に開示されている
方法を用いることができる。この位相検出サーボ方式の
パターンでは、1周期を多数のトラックで構成するの
で、ディスク上の位置を示すコード情報は、振幅検出方
式のパターンよりも少なくて済む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、今日、記憶密
度をさらに向上させることが要求されており、記憶の単
位ビットを小さくすることや、ディスク上を占めるサー
ボ領域の占有率を少しでも下げることが求められてい
る。しかし、前記した従来のようなサーボ検出方式で
は、記録再生の信頼性を維持したまま記憶密度の向上を
図ることは難しい。
【0009】また、サーボ領域に記録される情報は、従
来、サーボトラックライター(STW)を用いて記録さ
れていたが、これは磁気ヘッドを用いて記録する方式で
あるため、その記録時間が長いという問題があった。そ
こで、この問題を解決するべく、磁気転写技術を用い
て、マスタディスクに記録されたサーボパターン等を一
括して、従来よりも短時間で、スレーブディスクに転写
するサーボ情報転写方法が提案されている。
【0010】しかし、この転写方法では、ダスト等の存
在によりマスタディスクとスレーブディスクとの間が密
着不足となると均一な転写をすることが難しくなる。均
一に転写できなかった場合、サーボパターンを磁気ヘッ
ドで再生すると、その再生信号に振幅の変動が生じ、位
置決めの信頼性に欠けることになる。特にパターンの密
度が上がるとより顕著になる。また、マスタとスレーブ
の位置合わせがずれていると、偏芯が生じたスレーブデ
ィスクとなってしまうおそれがある。
【0011】そこで、この発明は、以上のような事情を
考慮してなされたものであり、ディスク全体に対するサ
ーボ領域の占有率を下げて記録密度を向上させ、磁気転
写方法により作成された磁気ディスクにおいて偏芯が生
じても正確なトラッキングを可能とする磁気記録装置を
提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気ヘッド
と、磁気ヘッドの位置を調整するためのサーボパターン
を有する磁気記録媒体と、磁気ヘッドがサーボパターン
を読み取ることにより得た再生信号をもとに、磁気記録
媒体のトラックの半径方向の位置に対応した周波数を検
出する周波数検出部と、磁気記録媒体の各トラック位置
に対応する所定の周波数情報を予め記憶した記憶部と、
前記周波数検出部が検出した周波数と、記録部に記憶さ
れた同一のトラックに対応した周波数情報とを比較し、
その周波数差に基づく磁気ヘッドの位置調整信号を生成
するトラッキング部とからなることを特徴とする磁気記
録装置を提供するものである。これによれば、サーボパ
ターンを利用して周波数を検出しているので、磁気記録
媒体全体に対するサーボ領域の占有率を従来よりも下げ
ることができ、記録密度を向上させることができる。
【0013】また、前記サーボパターンは、複数のトラ
ックを横断する細長いパターンであって、所定数のトラ
ックからなるトラックグループ内において、磁気記録媒
体の円周方向に沿うサーボパターンの長さが連続的に変
化しており、前記記憶部には、各トラックごとに異なる
周波数情報が記憶されるようにしてもよい。
【0014】さらに、前記サーボパターンは、複数のト
ラックを横断する細長いパターンであって、所定数のト
ラックからなるトラックグループ内において、磁気記録
媒体の円周方向に沿うサーボパターンの長さが離散的に
変化しており、前記記憶部には、各トラックごとに異な
る周波数情報が記憶されるようにしてもよい。
【0015】また、前記サーボパターンが、複数のトラ
ックを横断する細長いパターンであって、所定数のトラ
ックからなるトラックグループ内において磁気記録媒体
の円周方向のパターン長が連続的に変化し、かつ磁気記
録媒体の円周方向に並設された第1のバーストパターン
および第2のバーストパターンからなり、第1のバース
トパターンのパターン長の変化の傾向と、第2のバース
トパターンのパターン長の変化の傾向とが逆であり、前
記記憶部には、前記第1および第2のバーストパターン
についての周波数情報が、各トラックごとに記憶される
ようにしてもよい。これによれば、サーボパターンとし
て円周方向のパターン長の変化の傾向が異なる2つのバ
ーストパターンを形成しているので、磁気転写方法など
により作成された磁気記録媒体が装置に搭載する際など
において偏芯が生じている場合でも、正確なトラッキン
グができる。
【0016】さらに、前記サーボパターンが、複数のト
ラックを横断する細長いパターンであって、所定数のト
ラックからなるトラックグループ内において磁気記録媒
体の円周方向のパターン長が離散的に変化し、かつ磁気
記録媒体の円周方向に並設された第1のバーストパター
ンおよび第2のバーストパターンからなり、第1のバー
ストパターンのパターン長の変化の傾向と、第2のバー
ストパターンのパターン長の変化の傾向とが逆であり、
前記記憶部には、前記第1および第2のバーストパター
ンについての周波数情報が、各トラックごとに記憶され
るようにしてもよい。また、特に磁気記録媒体は、円板
状の媒体であって、設計上の回転中心とは異なる位置に
回転中心が存在する偏芯媒体であっても、正確なトラッ
キングができる。
【0017】また、磁気記録媒体が、外周近傍領域に外
周に沿って複数の放射状パターンを配列した円板状の媒
体であって、前記周波数検出部が、前記放射状パターン
を1周にわたって読み取ることにより、1周分の周波数
を測定し、測定された1周分の周波数に変化がある場合
には、周波数に変化がない場合に検出されるべき周波数
と測定された周波数を比較して、前記記憶部に記憶され
た周波数情報を補正するようにしてもよい。これによれ
ば、偏芯のある場合でも、正確なトラッキングができ
る。
【0018】この発明は、磁気ヘッドの位置を調整する
ためのサーボパターンを有する磁気記録媒体であって、
前記サーボパターンが、複数のトラックを横断する細長
いパターンであって、所定数のトラックからなるトラッ
クグループ内において、磁気記録媒体の円周方向に沿う
サーボパターンの長さが連続的に変化していることを特
徴とする磁気記録媒体を提供するものである。ここで、
円周方向に沿うサーボパターンの長さは、離散的に変化
していてもよい。
【0019】また、磁気ヘッドの位置を調整するための
サーボパターンを有する磁気記録媒体であって、前記サ
ーボパターンが、複数のトラックを横断する細長いパタ
ーンであって、所定数のトラックからなるトラックグル
ープ内において磁気記録媒体の円周方向に沿うサーボパ
ターンのパターン長が連続的に変化し、かつ磁気記録媒
体の円周方向に並設された第1のバーストパターンおよ
び第2のバーストパターンからなり、第1のバーストパ
ターンのパターン長の変化の傾向と、第2のバーストパ
ターンのパターン長の変化の傾向とが逆でることを特徴
とする磁気記録媒体を提供するものである。ここで、円
周方向に沿うサーボパターンのパターン長は、離散的に
変化していてもよい。
【0020】磁気記録媒体は、大別して2つの領域に分
けられる。一つはユーザの情報を記録するデータ領域で
あり、もう一つは媒体に対する磁気ヘッドの位置決め、
トラックやセクタの位置の識別などの情報を記録するサ
ーボ領域である。サーボ領域は、従来と同様な種々の情
報が記録された領域であるが、この発明ではそのうちの
サーボパターンに特徴を有し、さらにサーボパターンを
利用して周波数を検出してトラッキングを行うことを特
徴とする。
【0021】磁気ヘッドが設計どおりのトラック位置を
進行するときは、予め設定された周波数そのものが検出
されるが、一般的には装置の振動や温度変化などの種々
の外乱によって設計上のトラック位置から少しずれた位
置を進行する場合がある。そのような場合には、設定値
と異なる周波数が検出されるので、設定値と検出周波数
との周波数差をもとに、磁気ヘッドを本来の設計上のト
ラック位置に戻すための位置調整信号を生成し、この位
置調整信号をもとに、磁気ヘッドの位置を微調整(トラ
ッキング)する。
【0022】また、この発明では、サーボ領域は複数の
トラックを横断する細長いパターンであって、円板状磁
気記録媒体では、半径方向に長いパターンである。サー
ボ領域に含まれるサーボパターンも半径方向に細長いパ
ターンであるが、その領域をできるだけ少ない面積とす
るために、この発明ではサーボパターンは半径方向に一
定の周期をもって形成されることが好ましい。
【0023】すなわち、半径方向には数十本のトラック
が同心円状に形成されているが、サーボパターンは、所
定数のトラックごとに一定周期を有するように形成す
る。この所定数のトラックを、トラックグループまたは
周期nのグループと呼ぶ。この1つの周期内において、
サーボパターンの円周方向に沿う長さは、連続的に、あ
るいは離散的に変化していることを必要とする。これは
1周期のグループ内部の隣接するトラックにおいて必ず
異なる周波数を検出するようにするためである。この発
明の周波数検出部は、PLL(フェーズ ロックド ル
ープ)回路を用いればよいが、この他に、DFT(デジ
タルフーリエ変換)(特開平9−312073号公報参
照)回路を用いてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発
明が限定されるものではない。 <実施例1>図1に、この発明の実施例1のサーボパタ
ーンの説明図を示す。図1(a)はこの発明の磁気ディ
スク1の平面図を示したものである。半径方向に延びた
線状のサーボ領域2が円周方向に一定間隔で形成されて
いるようすを示している。サーボ領域2は、従来と同様
に、一定周期のパターンインデックスパターン,グレイ
コードパターン,サーボパターン等から構成される。こ
の発明の以下の実施例では、サーボ領域のうち、磁気ヘ
ッドの位置決めに用いるサーボパターンの形状に注目し
て説明する。
【0025】図1(b)は、図1(a)のサーボ領域2
を拡大し、特にサーボパターン3の部分を示した図であ
る。磁気ディスクには同心円状に複数本のトラックが形
成されているが、サーボパターン3は、磁気ディスクの
半径方向に、このトラックを横断するように形成されて
いる。図1(b)では、サーボパターンの幅5の中に、
4つのサーボパターンSP1,SP2,SP3およびS
P4が配置されているが、これに限るものではない。
【0026】また、サーボパターン3は、半径方向のn
本のトラックを1周期として形成されており、図1
(b)では、m個の周期を持つパターンとして形成され
ている。すなわち、図1(b)は、m個のトラックグル
ープからなる。1つの周期の中に注目すると、トラック
1からトラックnまで、円周方向のパターン幅a(クロ
ック幅とも呼ぶ)を連続的に変化させたパターン、すな
わちバーストの周波数を異ならせたパターンとなってい
る。
【0027】たとえば、図1(b)の周期1の中では、
トラック1のサーボパターン3のパターン幅aが最も短
く、トラックnのサーボパターン3のパターン幅が最も
長くなるように連続的に変化している。すなわち、周期
1のトラック1のパターン周期をt1、トラックnのパ
ターン周期をtnとすると、t1<tnである。言いかえ
れば、周期1の最外周のトラック1のサーボパターンの
繰り返しの周波数をf1とし、周期1の最内周のトラッ
クnのパターンの繰り返し周波数をfnとすると、f1
nである。
【0028】磁気ヘッドは、理想的にはこのトラックの
ほぼ中央を円周方向に進行し、このサーボパターン3を
読み取り、再生信号を生成する。
【0029】あるトラックにおけるサーボパターンから
生成される再生信号の周波数は、そのトラック内のパタ
ーン幅aによって決定され、トラックの位置により再生
信号から検出される周波数が異なることになる。一般に
ある周期内におけるI番目のトラックにおいて検出され
る周波数fiは、次式で表される。 fi=f1+(f1−fn)×(2i−1)/n ここで、周波数f1,fi,fnは、いずれも、磁気ヘ
ッドが理想的な位置である各トラックの中央を進行した
場合の数値とすると、これらの理想的な周波数は、サー
ボパターンの設計時に予め決定することができる。
【0030】図4に、各トラックに対して検出されるべ
き理想的な周波数と、この周波数に対応して、後述する
D/Aコンバータから出力される理想信号Bの電圧値の
テーブルの説明図を示す。このテーブルは、RAM又は
ROM等の記憶素子に予め記憶される。
【0031】磁気ヘッドがトラックの中央位置を進行す
るときは、再生信号からこの理想的な周波数に一致する
周波数が検出されるので、磁気ヘッドの位置を半径方向
に調整する必要はないが、磁気ヘッドがトラックの中央
位置から上方向又は下方向にずれている場合は、理想的
な周波数と異なる周波数fxが検出されることになる。
理想的な周波数と検出された周波数fxとの差と、磁気
ヘッドの半径方向のずれは1対1に対応するので、周波
数の差(Δfi=fx−fi)を検出することにより、
磁気ヘッドの調整すなわちトラッキングをすることがで
きる。
【0032】図5に、この発明の一実施例において検出
される周波数の比較とトラッキングの説明図を示す。こ
の図は、トラックiの部分を拡大表示したものであり、
サーボパターンのうちSP1のみを示している。トラッ
クiの中央位置、すなわち図の点線上を磁気ヘッドが進
行する場合は、図4のテーブルに記憶されたトラックi
に対応する周波数fiが検出されることになる。ここ
で、周波数fiは、サーボパターンSP1の幅L1に相
当するものである。
【0033】一方、磁気ヘッドがトラックiの中央位置
よりも少し下方向へずれて進行する場合を考えると、こ
の位置でのサーボパターンSP1の幅L1’に相当する
周波数fxが検出されることになる。この場合、幅L
1’>L1であるので、周波数はfx<fiの関係にあ
る。この周波数の差Δfi=fx−fiは、磁気ヘッド
の上下方向のずれ量に1対1に対応するので、周波数差
Δfiに対応する磁気ヘッドの位置調整量を算出し、磁
気ヘッドをこの位置調整量分だけ上下方向(図5の場合
は上方向)に移動させれば、磁気ヘッドをトラックiの
中央位置に調整することができる。
【0034】図3に、この発明の磁気記録装置の一実施
例においてトラッキング処理の部分の回路構成ブロック
図を示す。図3の磁気ヘッド101からVCO105ま
でのブロックにより、磁気ヘッドの位置に対応した周波
数の検出信号Aが生成される。周波数テーブル106と
D/A変換部107により、磁気ヘッドによってトラッ
キングすべきトラックの番号に対応する理想的な周波数
fiと対となって記憶されている電圧値Vi(理想信号
B)が出力される。比較器108で、この検出信号Aと
理想信号Bとの比較、すなわち減算を行い、周波数差に
相当する誤差信号Cを生成する。トラッキング回路10
9では、この誤差信号Cを得て、磁気ヘッド101が接
続されているアクチュエータ110を微動させるための
位置移動信号を生成し、アクチュエータを駆動させる。
【0035】具体的には、まず、磁気ヘッド101があ
るトラックiのサーボパターンを横切ると、再生信号が
生成され、これが2値化回路部102に与えられる。2
値化回路部102では、立上りと立下りを検出してパル
ス信号を生成し、サーボ領域のうちサーボパターン3に
対応する部分のみを位相比較部104に与えるため、タ
イミング遮断部103にこのパルス信号が出力される。
この後、サーボパターン3に対応するパルス信号が、位
相比較部104とVCO105からなるPLL回路に与
えられ、位相比較部104から、磁気ヘッド101で検
出された周波数に対応した電圧値の検出信号Aが、比較
器108へ出力される。
【0036】一方、図4に示した周波数テーブル106
から同じトラックiに対応する電圧値が読み出され、D
/A変換部107によりアナログ電圧の理想信号Bが、
比較器108へ出力される。比較器108では、検出信
号Aと理想信号Bとの減算が行われ、図5で説明した周
波数差Δfiに相当する誤差信号Cが、トラッキング部
109へ出力される。トラッキング部109がこの誤差
信号Cからアクチュエータ110に対して、アクチュエ
ータの位置移動信号を出力すると、アクチュエータ11
0は、この信号に相当する距離だけ磁気ヘッドを移動さ
せ、トラッキングをする。
【0037】以上のように、この発明では、磁気ディス
クに記録されているサーボパターンを読み取り、このサ
ーボパターンの位置によって異なる周波数に相当する信
号を検出し、理想的な周波数と比較することにより、磁
気ヘッドのトラッキングを行う。
【0038】サーボパターン(SP1〜SP4)の数
は、図1(b)では4本からなるものを示したが、これ
に限るものではなく、原理的には少なくとも2本あれば
よい。ただし、安定したトラッキングを実現するために
は、現実的には、サーボパターンの幅5は80クロック
分程度は必要である。このときグレイコードパターン等
も含めたサーボ領域2は1040クロック分程度の幅と
なる。また、各サーボパターンの1クロック分の幅はた
とえば0.25μm程度である。従来の振幅検出方法で
は、サーボパターンの幅5は少なくとも240クロック
分(サーボ領域2は1200クロック分)は必要として
いたのと比べると、サーボパターンの占有率を1/3程
度に減少させることができ、記録密度の向上を図ること
ができる。
【0039】また、サーボパターンの形状は、図1
(b)に限るものではなく、種々の形状のものが考えら
れる。トラックごとに異なる周波数を検出できるような
サーボパターンであればよく、位相の連続性を保つため
に隣接するトラックの各クロック幅が連続的に変化する
ようなパターンが好ましい。
【0040】この実施例1によれば、図1に示したサー
ボパターンの幅5を従来よりも小さくしても、記録再生
の信頼性を維持したままトラッキングできるので、ユー
ザデータの記録密度を向上させた磁気記録装置を提供す
ることができる。なお、図3では、周波数検出のため
に、PLL回路を使用しているが、これに限るものでは
なく、DFT回路を使用してデジタルサンプリングによ
る検出を行ってもよい(特開平9−312073号公報
参照)。
【0041】<実施例2>図6に、この発明の実施例2
のサーボパターンの説明図を示す。図6では、2つのバ
ーストパターン(31,32)からなるサーボパターン
を示している。第1バースト31は図2に示したパター
ンと同一であり、第2バースト32は、1周期内におい
て第1バーストの周波数の変化の傾向を反転させたパタ
ーンである。たとえば、周期1において第1バースト3
1では、トラック1とトラックnの周波数はf11>f1n
の関係にあったが、第2バースト32のトラック1の周
波数f21と第2バーストのトラックnの周波数f2nの関
係はf21<f 2nとなる。すなわち、周期1において、第
1バーストの周波数の変化は増加傾向にあるが、第2バ
ーストの周波数は減少傾向にある。
【0042】このサーボパターン3では、図1(b)と
比べるとサーボパターンの幅5は2倍となり、サーボパ
ターンの占有率が増加することになるが、前記したよう
な磁気転写方法や、サーボ埋め込み型磁気ディスクな
ど、偏芯が生じる可能性のある磁気ディスクで利用する
場合に有効である。すなわち、図6のサーボパターンを
形成すれば、以下に示す原理により磁気ディスクの偏芯
を検出することができ、偏芯量に対応した誤差信号を生
成することにより、偏芯が生じている磁気ディスクでも
正確にトラッキングをすることができる。
【0043】図6の第1バースト31および第2バース
ト32のサーボパターン幅はそれぞれ、80クロックと
すればよく、サーボパターン3としては160クロック
分の幅が必要となるが、この場合も従来よりはサーボパ
ターンの占有率を少なくすることができる。
【0044】以下に、図6のサーボパターンを用いたト
ラッキングについて説明する。まず、偏芯がない場合を
考える。磁気ヘッドで検出されるあるトラックiにおけ
る周波数は、第1バースト31の周波数と第2バースト
32の周波数の2種類である。たとえば、トラックiに
おいて第1バーストおよび第2バーストのサーボパター
ンで検出される周波数は、それぞれ、 f1i=f11+(f1n−f11)×(2i−1)/n, f2i=f21+(f2n−f21)×(2i−1)/nで表さ
れる。ここで、f11,f1nは、第1バーストの最外周ト
ラック1および最内周トラックnの中央で検出されるべ
き周波数であり、f21,f2nは、第2バーストの最外周
トラック1および最内周トラックnの中央で検出される
べき周波数である。この2種類の周波数について、実施
例1と同様に、検出信号Aとテーブルに記憶された理想
的な周波数に対応する理想信号Bとを比較することによ
り、トラッキングすることができる。この場合、2種類
の周波数を検出してトラッキングを行うので、トラッキ
ングの精度を向上させることができる。
【0045】次に、偏芯があった場合のトラッキングに
ついて説明する。図7に、この発明の実施例2の偏芯が
あった場合の周波数変化の説明図を示す。図7のサーボ
パターンは、図6に示したものと同じである。今、周期
1全体の中央部分を磁気ヘッドが横切ったときに検出さ
れるべき周波数をfc(以下、中心周波数)とする。第
1バーストのトラック1で検出されるべき周波数を
1,第1バーストのトラックnで検出されるべき周波
数をfnとすると、fc=(f1+fn)/2で表される。
【0046】周期1の中央から距離ΔXだけ内周方向に
ずれた位置(図の点線)上を磁気ヘッドが進行した場合
を考え、この距離ΔXに相当する周波数変化量がΔfで
あったとする。このとき、図7によれば第1バーストで
は、中心周波数fcよりもΔfだけ低い周波数が検出さ
れ、第2バーストでは、中心周波数fcよりもΔfだけ
高い周波数が検出されることになる。すなわち、第1バ
ースト31により検出周波数f1x=fc−Δf,第2バ
ースト32により検出周波数f2x=fc+Δfが検出さ
れる。
【0047】言いかえれば、任意のΔXの値に対応する
周波数差Δfを、中心周波数fcに加算又は減算した周
波数(f1x、f2x)が、第1バーストと第2バーストか
ら必ず検出されることになる。さらに、前記したf1x
2xの式よりf2x−f1x=2Δfが必ず成立する。この
式は、第1バーストと第2バーストの検出周波数の差
(f2x−f1x)はその位置ΔXに対応する周波数変化量
Δfの2倍に等しいことを意味している。
【0048】ところで、磁気ディスクに偏芯があった場
合は、中心周波数は、偏芯がないとしたときの中心周波
数fcから一定量だけ変化する。この偏芯があった場合
の中心周波数をfc’とすると、周期1の中央から距離
ΔXだけ離れた位置で検出される周波数(f1x,f2x
は、やはり±Δfだけずれたものであり(f1x=fc
−Δf,f2x=fc’+Δf)、その周波数差(f 2x
1x)は、偏芯のないときと同じ2Δfである。したが
って、図6に示したサーボパターンを利用すれば、偏芯
の有無によらず、磁気ヘッドが進行する位置のみに関係
した周波数変化を検出すればトラッキングを行うことが
できる。すなわち、この実施例2によれば、磁気ディス
クに偏芯があった場合でも、正確にトラッキングするこ
とができ、安定した記録再生が可能である。
【0049】図9に、この発明の実施例2で検出される
べき周波数差2Δfを記憶した周波数テーブルの一実施
例の説明図を示す。このテーブルは、前記したように、
1周期の中央位置からの距離ΔXと、これに対応する周
波数差2Δfとを対にして記憶したものである。
【0050】図8に、この発明の実施例2の磁気記録装
置の構成ブロック図を示す。ここでは、図3のPLL回
路ブロックの後に第1バースト31および第2バースト
32の検出周波数に対応するデジタル化された電圧値を
記録するメモリ112,113と、A/D変換部111
と減算器114を設ける。周波数テーブル115は、図
9に示したテーブルを意味する。
【0051】PLL回路の位相比較部104の出力とし
て、第1バースト31から得られた電圧はA/D変換部
111でA/D変換され、メモリ112に記憶される。
同様に第2バースト32から得られた電圧はA/D変換
され、メモリ113に記憶される。この2つのメモリ1
12,113の数値を減算器114で引き算すると、2
Δfに相当する周波数差電圧(検出信号A)が、減算器
114から比較器108へ出力される。また、周波数テ
ーブル115からは、磁気ヘッドが進行したトラックの
位置ΔXに対する周波数差2Δfに対応する電圧(理想
信号B)が、比較器108へ出力される。以後、図3と
同様にして比較器108から誤差信号Cが出力され、ト
ラッキングが行われる。
【0052】<実施例3>図10に、この発明の実施例
3のサーボパターンの一実施例の説明図を示す。これ
は、図1に示したサーボパターンと類似する形状である
が、各トラック内のバーストの周波数を離散的に変化さ
せたパターンとしたものである。図10では、1つのト
ラック内について、2つの長方形状のパターンを配置し
たものであるが、3つ以上の長方形状パターンで構成し
てもよい。2つのパターンの場合は、トラックピッチ
(=0.3μm)の半分を単位として周波数が変わる。
【0053】たとえば、図7のトラック1では、2つの
周波数f1a,f1bが検出されることになる。すなわち、
磁気ヘッドがトラック1の上半分を進行するときは、周
波数f1aが検出され、トラック1の下半分を進行すると
きは、周波数f1bが検出される。磁気ヘッドのコア幅と
長方形状パターンの半径方向の単位幅との関係から、こ
の2つの周波数が検出され、理想的な目標トラックテー
ブルの周波数と検出された周波数とを比較することで、
目標トラック±0.5トラックが分かり、±0.5トラッ
ク以下の誤差信号は検出された2つの周波数の振幅を比
較することで、トラッキング誤差信号を生成することが
できる。
【0054】図11に、この発明の第3実施例のサーボ
パターンの他の実施例の説明図を示す。ここでは、第1
及び第2のバーストからなるサーボパターンであって、
各バーストのトラックの中のパターンが、図7に示した
ような離散的な長方形状パターンとなったものを示して
いる。この場合も、図10と同様にして誤差信号を生成
すればよい。図11の場合は、前記した実施例2のよう
に、偏芯がある場合でも、正確なトラッキングをするこ
とができる。
【0055】<実施例4>ここでは、偏芯がある磁気デ
ィスクの正確なトラッキングをするために、磁気ディス
クの外周部分に放射状パターンを形成した実施例を示
す。図12に、この発明の実施例4の放射状パターンの
説明図を示す。図12に示す符号41が放射状パターン
である。放射状パターン41のそれぞれは、半径方向に
細長い長方形状のパターンであり、磁気ディスクの最外
周の円周全体にわたって中心から等距離の位置に図のよ
うに配置する。1つの放射状パターン41の大きさは、
たとえば半径方向の長さを50μm,円周方向の幅を
0.25μm程度とする。
【0056】偏芯がない場合、磁気ディスクを1回転さ
せて磁気ヘッドでこの放射状パターン41の部分を再生
したとすると、一定の周波数(=f0とする)が検出さ
れる。しかし、偏芯がある場合、現実の回転中心が理想
的な中心からずれているため、放射状パターン41の位
置によって検出される周波数は異なる。一定の回転速度
で回転している場合、現実の回転中心からの距離が短い
位置にある放射状パターン41からは、前記した周波数
0よりも低い周波数が検出されることになる。逆に現
実の回転中心からの距離が長い位置にある放射状パター
ン41からは、周波数f0よりも高い周波数が検出され
ることになる。
【0057】このように偏芯がある場合は、磁気ディス
ク1周分にわたって、異なる周波数が検出されることに
なるが、検出される周波数の最大値をf2,最小値をf1
とし、1周分(0〜360°)にわたって見ると、前記
した周波数f0を中心として、f1からf2の範囲を変化
する周波数が検出されることなる(図13参照)。
【0058】図13のように放射状パターンから検出さ
れた周波数の変化は、回転中心に対するパターンの偏芯
量によって一義的に定められる。すなわち、放射状パタ
ーン41を利用して、1周分の周波数変化の数値を検出
すれば、その磁気ディスクの偏芯量がわかる。この偏芯
量から図14に示すような目標周波数テーブルを求め、
メモリに記憶しておく。図14において、角度とは、例
えばスピンドルのインデックスからの角度を表す。放射
状パターン41により角度に対する周波数がわかってい
るので、放射状パターンで検出されるこの偏芯分を考慮
した周波数,電圧が記憶されている。次に、このような
放射状パターン41を用いて、偏芯分を考慮した周波数
を求め、図14のテーブルを参照してこの周波数に対応
する電圧を設定して、トラッキングを行う方法について
説明する。
【0059】まず、磁気ディスクをスピンドルに装着し
て、磁気ヘッドで放射状パターン41を再生し、スピン
ドルのインデックスに同期させて1周にわたって周波数
を測定し、位置(角度)ごとにメモリに記憶する。偏芯
があると、この検出周波数は一定の幅で変化し、位置に
よって異なる数値となっている。この測定周波数の値を
もとに、角度ごとの周波数すなわち電圧を設定し、図1
4に示したような目標周波数テーブルを作成する。
【0060】次に、磁気ヘッドで各トラックのサーボパ
ターンを読み出す場合、サーボパターンとしては、図
1,図2等のようなパターンが形成されているので、各
トラックごとにそのパターンに対応する周波数が検出さ
れることになる。偏芯がある場合は、この検出周波数
を、作成した目標周波数テーブルの中においてその偏芯
量に対応する角度の図14に示した周波数(電圧)に置
換して検出信号Aとして出力する。この後は、実施例1
と同様にして、誤差信号Cを作成してトラッキングを行
う。このようにすれば、偏芯がある磁気ディスクでも、
正確なトラッキングをすることができるようになる。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、磁気ディスク上に形
成されたサーボパターンから周波数を検出して磁気ヘッ
ドのトラッキングを行うようにしているので、偏芯のあ
る磁気ディスクでも正確にトラッキングすることがで
き、そのサーボパターンの占有率を従来よりも下げるこ
とができるので、磁気ディスクの記憶密度を上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁気ディスクのサーボパターンの一
実施例の説明図である。
【図2】この発明の磁気ディスクのサーボパターンの一
実施例の説明図である。
【図3】この発明の磁気記録装置の一実施例の構成ブロ
ック図である。
【図4】この発明の磁気ディスクに対する周波数テーブ
ルの説明図である。
【図5】この発明の周波数の比較とトラッキングの説明
図である。
【図6】この発明の磁気ディスクのサーボパターンの一
実施例の説明図である。
【図7】この発明の実施例2の偏芯があった場合の周波
数変化の説明図である。
【図8】この発明の磁気記録装置の実施例2の構成ブロ
ック図である。
【図9】この発明の磁気ディスクに対する周波数テーブ
ルの説明図である。
【図10】この発明の実施例3のサーボパターンの説明
図である。
【図11】この発明の実施例3のサーボパターンの説明
図である。
【図12】この発明の実施例4の放射状のパターンの説
明図である。
【図13】この発明の実施例4の偏芯ディスクの周波数
変化の説明図である。
【図14】この発明の実施例4の目標周波数テーブルの
説明図である。
【図15】従来の「振幅検出サーボ」方式の概略説明図
である。
【図16】従来の「位相検出サーボ」方式の概略説明図
である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 サーボ領域 3 サーボパターン 4 データ領域 5 サーボパターン幅 31 第1バースト 32 第2バースト 101 磁気ヘッド 102 2値化部 103 タイミング遮断部 104 位相比較部 105 VCO 106 周波数テーブル 107 D/A変換器 108 比較器 109 トラッキング部 110 アクチュエータ A 検出信号 B 理想信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドと、磁気ヘッドの位置を調整
    するためのサーボパターンを有する磁気記録媒体と、磁
    気ヘッドがサーボパターンを読み取ることにより得た再
    生信号をもとに、磁気記録媒体のトラックの半径方向の
    位置に対応した周波数を検出する周波数検出部と、磁気
    記録媒体の各トラック位置に対応する所定の周波数情報
    を予め記憶した記憶部と、前記周波数検出部が検出した
    周波数と、記録部に記憶された同一のトラックに対応し
    た周波数情報とを比較し、その周波数差に基づく磁気ヘ
    ッドの位置調整信号を生成するトラッキング部とからな
    ることを特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 前記サーボパターンが、複数のトラック
    を横断する細長いパターンであって、所定数のトラック
    からなるトラックグループ内において、磁気記録媒体の
    円周方向に沿うサーボパターンの長さが連続的に変化し
    ており、前記記憶部には、各トラックごとに異なる周波
    数情報が記憶されていることを特徴とする請求項1の磁
    気記録装置。
  3. 【請求項3】 前記サーボパターンが、複数のトラック
    を横断する細長いパターンであって、所定数のトラック
    からなるトラックグループ内において、磁気記録媒体の
    円周方向に沿うサーボパターンの長さが離散的に変化し
    ており、前記記憶部には、各トラックごとに異なる周波
    数情報が記憶されていることを特徴とする請求項1の磁
    気記録装置。
  4. 【請求項4】 前記サーボパターンが、複数のトラック
    を横断する細長いパターンであって、所定数のトラック
    からなるトラックグループ内において磁気記録媒体の円
    周方向に沿うサーボパターンのパターン長が連続的に変
    化し、かつ磁気記録媒体の円周方向に並設された第1の
    バーストパターンおよび第2のバーストパターンからな
    り、第1のバーストパターンのパターン長の変化の傾向
    と、第2のバーストパターンのパターン長の変化の傾向
    とが逆であり、前記記憶部には、前記第1および第2の
    バーストパターンについての周波数情報が、各トラック
    ごとに記憶されていることを特徴とする請求項1の磁気
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記サーボパターンが、複数のトラック
    を横断する細長いパターンであって、所定数のトラック
    からなるトラックグループ内において磁気記録媒体の円
    周方向に沿うサーボパターンのパターン長が離散的に変
    化し、かつ磁気記録媒体の円周方向に並設された第1の
    バーストパターンおよび第2のバーストパターンからな
    り、第1のバーストパターンのパターン長の変化の傾向
    と、第2のバーストパターンのパターン長の変化の傾向
    とが逆であり、前記記憶部には、前記第1および第2の
    バーストパターンについての周波数情報が、各トラック
    ごとに記憶されていることを特徴とする請求項1の磁気
    記録装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気記録媒体が円板状の媒体であっ
    て、設計上の回転中心とは異なる位置に回転中心が存在
    する偏芯媒体である請求項4または5のいずれかの磁気
    記録装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気記録媒体が、外周近傍領域に外
    周に沿って複数の放射状パターンを配列した円板状の媒
    体であって、前記周波数検出部が、前記放射状パターン
    を1周にわたって読み取ることにより、1周分の周波数
    を測定し、測定された1周分の周波数に変化がある場合
    には、周波数に変化がない場合に検出されるべき周波数
    と前記測定された周波数を比較して、前記記憶部に記憶
    された周波数情報を補正することを特徴とする請求項1
    の磁気記録装置。
  8. 【請求項8】 磁気ヘッドの位置を調整するためのサー
    ボパターンを有する磁気記録媒体であって、前記サーボ
    パターンが、複数のトラックを横断する細長いパターン
    であって、所定数のトラックからなるトラックグループ
    内において、磁気記録媒体の円周方向に沿うサーボパタ
    ーンの長さが連続的または離散的に変化していることを
    特徴とする磁気記録媒体。
  9. 【請求項9】 磁気ヘッドの位置を調整するためのサー
    ボパターンを有する磁気記録媒体であって、前記サーボ
    パターンが、複数のトラックを横断する細長いパターン
    であって、所定数のトラックからなるトラックグループ
    内において磁気記録媒体の円周方向に沿うサーボパター
    ンのパターン長が連続的または離散的に変化し、かつ磁
    気記録媒体の円周方向に並設された第1のバーストパタ
    ーンおよび第2のバーストパターンからなり、第1のバ
    ーストパターンのパターン長の変化の傾向と、第2のバ
    ーストパターンのパターン長の変化の傾向とが逆である
    ことを特徴とする磁気記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記請求項8または9のいずれかに記
    載された磁気記録媒体が、外周近傍領域に外周に沿って
    複数の放射状パターンを配列した円板状の媒体であっ
    て、前記放射状パターンが、磁気ヘッドによってこの放
    射状パターンを1周にわたって読み取ることにより、1
    周分の周波数変化を測定することが可能なパターンであ
    ることを特徴とする磁気記録媒体。
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