JP2003322909A - プロジェクタ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置

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JP2003322909A
JP2003322909A JP2002129532A JP2002129532A JP2003322909A JP 2003322909 A JP2003322909 A JP 2003322909A JP 2002129532 A JP2002129532 A JP 2002129532A JP 2002129532 A JP2002129532 A JP 2002129532A JP 2003322909 A JP2003322909 A JP 2003322909A
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Masahiro Funada
政宏 船田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投射型表示装置(液晶プロジェクタ、DLP
プロジェクタ)において、冷却用ファンの回転速度を変
化させる際の騒音を緩和すること。 【解決手段】 筐体内部の温度を検出するための内部温
度検出部及びオーディオ回路の出力している音量を検出
するためのオーディオ音量検出部を設置した投影型表示
装置において、筐体内部温度の上昇あるいは下降時に必
要となる冷却用ファンの回転速度の変化の際、オーディ
オの音量または外部騒音が大きい時にはそれに紛れさせ
る、一方、そうでない時には回転速度の変化を緩やかに
させる制御を行うことにより、ユーザが感知できるファ
ンの回転速度の変化による騒音を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
装置(投影型表示装置)に関するもので、冷却用ファン
の雑音を低減する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクタ装置では、液晶
パネルに光を投射する照明光として高圧水銀ランプ等を
利用している。この種の液晶プロジェクタ装置では、高
輝度化を図るためには照明光の光量を増大する必要があ
る。この光量の増大はランプの熱量も増大するのでそれ
を放散するため、この種のプロジェクタ装置ではファン
を駆動し内部温度の上昇を低減している。さらにこの種
のプロジェクタ装置では、ファンの回転速度を多段階で
制御することりより、内部温度が低音である時のファン
の駆動による騒音及び消費電力の低減を図っている。ま
た、冷却用ファンの風きり音による騒音を緩和するた
め、プロジェクタ筐体外面部に集音マイクを設けて、装
置周辺の騒音が大きい場合にはファンを高速回転にし、
逆に装置周辺が静寂な場合は低速回転にする手段も公知
されている。
【0003】上記従来例について図7a、図7bを参照
し説明する。まず、図7aに示される従来例について簡
単に説明する。まず、構成を説明する。図7aは液晶プ
ロジェクタ13の要部ブロック構成図である。この図に
おいて、液晶プロジェクタ14は、制御部2、メモリ
3、内部温度検出部5、タイマー6、冷却用ファン駆動
回路7及び8、冷却用ファン9及び10、液晶プロジェ
クタ主体本部11、温度センサ12により構成されてい
る。制御部2は、CPU(Central Processing Unit)、
ROM(Read Only Memory)等により構成され、ROM内に
格納された各種制御プログラムに従って液晶プロジェク
タ14内部の各部を制御し、液晶プロジェクタ主体本部
11によりスクリーン上に画像を投影表示させる。
【0004】さらに、制御部2は、タイマー6に設定さ
れる一定周期で冷却用ファン制御処理を実行することに
より、内部温度検出部5の内部温度検出結果に応じて駆
動回路7及び8に制御データを出力してファン9及び1
0の回転速度を制御する。メモリ3は、制御部2が冷却
用ファン制御処理を実行する際に参照する設定(基準)
温度データ、及び制御部2が冷却用ファン駆動回路7及
び8へ出力する回転速度データ等を格納するメモリエリ
アを形成する。内部温度検出部5は、液晶プロジェクタ
14の筐体内部の所定位置に取り付けられた温度センサ
12を介して、液晶プロジェクタ13内部の温度を検出
し、その検出温度信号を制御部2に出力する。タイマー
部6は、温度検出部5から出力される内部温度検出間隔
として1〜5秒程度を設定する。
【0005】冷却用ファン駆動回路7及び8は、制御部
2から入力される冷却用ファン回転速度制御用のデジタ
ル信号をアナログ信号に変換して冷却用ファン9及び1
0に出力し、冷却用ファン9及び10を所定の回転速度
で回転させる。冷却用ファン9及び10は、液晶プロジ
ェクタ14の筐体に取り付けられ、冷却用ファン駆動回
路7及び8から入力されるアナログ信号により所定の回
転数で回転して、液晶プロジェクタ14の内部を冷却す
る。プロジェクタ主体本部9は、液晶パネル、照明光
(高圧水銀ランプ等)、液晶制御駆動回路等のアセンブ
リユニットであり、制御部2の制御により液晶制御駆動
回路に入力される画像データにより液晶パネルを駆動し
て表示画像を形成し、光源からの照明光を液晶パネルに
投射して、液晶プロジェクタの外部に設置されるスクリ
ーン上に画面を投影して表示する。
【0006】制御部2で行われる冷却用ファン制御処理
について簡単に説明する。タイマー6に設定される一定
周期で内部温度検出部5による内部温度検出結果を参照
し、それが規定の温度を越えない範囲で納まるよう、冷
却用ファン9及び10の回転速度を必要最小限度の低い
回転速度に保持することを行う。
【0007】上述のように本従来例では、冷却対象の温
度を検出しその温度検出結果により、ファンの回転速度
を制御している。そして、このファンの回転速度を必要
最小限の回転速度に設定することによりファンの騒音を
低減している。
【0008】次に、図7bに示される従来例について簡
単に説明する。まず、構成を説明する。図7bは液晶プ
ロジェクタ15の要部ブロック構成図である。この図に
おいて、液晶プロジェクタ15は、制御部2、メモリ
3、タイマー6、冷却用ファン駆動回路7及び8、冷却
用ファン9及び10、液晶プロジェクタ主体本部11、
音検出部16、集音マイク17により構成されている。
制御部2は、上記の従来例同様に液晶プロジェクタ15
内部の各部を制御し、液晶プロジェクタ主体本部11に
よりスクリーン上に画像を投影表示させる。
【0009】さらに、本従来例では制御部2は、タイマ
ー6に設定される一定周期で冷却用ファン制御処理を実
行することにより、音検出部16の音検出結果に応じて
冷却用ファン駆動回路7及び8に制御データを出力して
冷却用ファン9及び10の回転速度を制御する。メモリ
3は、騒音レベルに対応する冷却用ファン9及び10の
回転速度のルックアップテーブル等を格納するメモリエ
リアを形成する。タイマー部6は、音検出部16から出
力される音検出間隔として1〜5秒程度を設定する。冷
却用ファン駆動回路7、8、冷却用ファン9、10、及
び、プロジェクタ主体本部11は、先の従来例と同様で
ある。音検出部16は、集音マイク17を介して液晶プ
ロジェクタ15周辺の騒音レベルを検出し、その検出音
信号を制御部2に出力する。集音マイク17は液晶プロ
ジェクタ15の筐体後部外側の所定位置に取り付けられ
装置周辺の騒音等を集音する。
【0010】次に、本従来例による冷却用ファン制御処
理の動作を簡単に説明する。音検出部16からの信号は
制御部2に出力され、メモリ3のルックアップテーブル
を参照し、冷却用ファン駆動回路7及び8に回転速度信
号を出力し、所要の回転速度で冷却用ファン9及び10
を制御する。上記のメモリ3に格納されるルックアップ
テーブルは、冷却用ファン9及び10の回転速度がプロ
ジェクタ装置15内の冷却に必要な風量を確保し、か
つ、ファンの回転による風切り音が耳障りにならないよ
うに設定する。
【0011】上述のように本従来例では、プロジェクタ
装置内部の冷却用ファンは、装置周辺が静寂な場合は低
速で回転させ、逆に、装置周辺の騒音が大きい場合はフ
ァンを高速で回転させるので、ファンの風きり音が耳障
りになるのを緩和することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7a
で示される従来例のような制御の場合、ファンの回転速
度を変化させる時に、その変化が急激であるためファン
の風きり音による騒音レベルも急激に増加、あるいは減
少することとなり、この行為自体が一種の騒音となって
いた。また、図7bで示される従来例のような制御の場
合、騒音レベルが低い環境においては、液晶プロジェク
タ内部温度が高くなりがちになる問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内部温度を検出して温度検出結果を出力する温度検出手
段と、オーディオの音量を検出する音量検出手段と、フ
ァンの回転により筐体内を冷却し、先の内部温度の上昇
を低減する冷却手段と、前記温度検出結果及び前記音量
検出結果に応じて冷却手段の動作を制御し、前記ファン
の回転速度を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
している。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
プロジェクタ装置におけるオーディオの音量を検出する
音量検出手段の代わりに、装置周辺の騒音レベル等を検
出する音量検出手段を備えたことを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、上記プロジェクタ
において、制御部にファン回転速度を変化させる場合に
それを緩やかに行わせるよって、ユーザに騒音レベルの
変化を意識させないようにする。
【0016】請求項4記載の発明は、上記プロジェクタ
において、オーディオ音量、筐体外部の騒音レベルの検
出結果によりオーディオ音量が大きいと判断したとき
に、ファンの回転速度を変化させるタイミングを同期さ
せることにより、ファンの回転速度の変化から生じる騒
音レベルの変化を外部音に紛れさせ、ユーザに騒音レベ
ルの変化を意識させないようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1〜図5を参照し
て実施例を詳細に説明する。図1〜図5は、本発明を適
用した液晶プロジェクタの一実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明する。
【0018】図1は、液晶プロジェクタ1の要部ブロッ
ク構成図である。この図において、液晶プロジェクタ1
は、図7aに示した従来例に、さらにオーディオ回路1
3からの出力を受けているオーディオ音量検出部4を加
えた構成となっている。制御部2は、図7aに示した従
来例の処理よりさらに、後述する冷却ファン制御処理に
従って、温度検出部5により検出される液晶プロジェク
タ1の内部温度やオーディオ音量検出部4により検出さ
れる液晶プロジェクタ1外部のオーディオ回路の音量
と、メモリ3に格納される設定(基準)温度や設定(基
準)音量等とを比較して、必要に応じて冷却用ファン9
及び10の回転速度を緩やかにあるいは一気に増減する
ように制御を行う。
【0019】メモリ3は、制御部2が冷却用ファン制御
処理を実行する際に参照する設定(基準)温度データや
設定(基準)音量データ、及び制御部2が冷却用ファン
駆動回路7及び8へ出力する回転速度データ等を格納す
るメモリエリアを形成する。オーディオ音量検出部4
は、オーディオ回路13からの出力を読み込みその検出
音量信号を制御部2に出力する。内部温度検出部5は、
液晶プロジェクタ1の筐体内部の所定位置に取り付けら
れて、液晶プロジェクタ1内部の温度を検出し、その検
出温度信号を制御部2に出力する。タイマー部6は、温
度検出部5から出力される内部温度検出間隔として1〜
5秒程度を設定するタイマーAと、回転速度を緩やかに
変化させる際に、段階的に回転速度を変化させる間隔と
して数秒を設定するタイマーBとを有する。冷却用ファ
ン駆動回路7、8、冷却用ファン9、10、及び、プロ
ジェクタ主体本部11は、図7aに示した従来例と同様
である。
【0020】次に、動作の説明をする。まずメモリ3に
格納させる設定温度データ、設定音量データ及び回転速
度データについて説明する。本実施例の冷却用ファン9
及び10の回転速度を制御する際の条件となる液晶プロ
ジェクタ内の温度と回転速度との関係を図2に示す。
【0021】図2において、Tlowは低い方の閾値温
度、Thighは高い方の閾値温度の設定温度であり、
図3において、VFlowは低速回転の目標値、VFh
ighは高速回転の目標値、VF1〜VF6はその中間
値である。
【0022】本実施例では、タイマー部6のタイマーA
により設定される計測時間1〜5秒間隔で、制御部2に
おいて内部温度検出結果Tとそれぞれの閾値温度データ
とを比較し、Tlow≦T≦Thighの範囲をはみ出
した時に回転速度の変更処理を行う。この回転速度変更
処理は、制御部2においてオーディオ音声検出部4によ
る音量検出結果VOLと設定音量VOLthを比較し、
VOLth<VOLである時には回転速度を低速回転の
目標値VFlowあるいは高速回転の目標値VFhig
hを冷却用ファン駆動回路7及び8に出力し処理完了と
なる。
【0023】一方、VOLth≧VOLの時には、タイ
マー部6のタイマーBにより設定される数秒間の間隔
で、一段階低速あるいは高速の回転速度VFnを冷却用
ファン駆動回路7及び8に出力し、回転速度が目標値V
FlowあるいはVFhighに達した時点で処理は完
了となる。
【0024】次に、上記制御部2により実行される冷却
用ファン制御処理について、図4に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0025】図4で示される冷却用ファン制御処理は、
タイマー部6のタイマーAによって設定された時間1〜
5秒間隔で発生する割り込み要求によってスタートされ
る割り込みプログラムである。まず、タイマーAによる
割り込み要求を解除した後、内部温度検出部5による内
部温度検出結果Tが、2つの閾値温度Tlow、Thi
ghで区切られる3つの領域の何処に位置されるかを判
断する。Thigh<Tの場合には、内部温度が高いの
で冷却用ファンの回転速度を高速にする必要があるの
で、回転速度制御フラグVFCFを1とセットする。こ
こで、回転速度制御フラグVFCFとはメモリ3に格納
される回転速度を高速にする場合には1を、低速にする
場合には2をセットし、回転速度制御処理において参照
される。Tlow>Tの場合には、内部温度が低いので
冷却用ファンの回転速度を低速にする必要があるので、
回転速度制御フラグVFCFを2とセットする。
【0026】上記2つの条件では冷却用ファン9及び1
0の回転速度の変更を行う必要があるため、図5のフロ
ーチャートに示す回転速度制御処理の割り込みを許可
し、冷却用ファン制御処理の割り込みを禁止して冷却用
ファン制御処理の割り込みを終了する。最後に、Tlo
w≦T≦Thighの場合には適温であるので回転速度
を変更する必要がないため、そのまま冷却用ファン制御
処理割り込み処理を終了し、タイマーAの割り込み要求
を待つ。
【0027】次いで、冷却用ファン9及び10の回転速
度制御処理について図5に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0028】図5で示される回転速度制御処理は、タイ
マー部6のタイマーBによって設定された時間数秒間隔
で発生する割り込み要求によってスタートされる割り込
みプログラムである。まず、タイマーBによる割り込み
要求を解除した後、回転速度制御フラグVFCFを参照
し、1である場合には回転速度を高速化処理に、そうで
ない場合には回転速度を低速化処理に分岐する。
【0029】次に、それぞれの場合で共にオーディオ音
量検出部4によるオーディオ音量検出結果VOLと設定
音量VOLthとを比較する。VOLth<VOLであ
る場合には、オーディオ音量が大きいので、冷却用ファ
ン駆動回路7及び8に出力する回転速度VFを一気に目
標値VFlowあるいはVFhighに設定し、回転速
度制御フラグVFCFをクリアする。このとき、回転速
度はすでに目標値に達しているので上述の冷却用ファン
制御割り込みを許可し、回転速度制御割り込みを禁止し
て回転速度制御割り込みを終了する。
【0030】一方、VOLth≧VOLである場合に
は、冷却用ファン駆動回路7及び8に出力する回転速度
VFを一段階高速に、あるいは低速に設定する。ここ
で、回転速度VFがすでに目標値VFlowあるいはV
Fhighに達している場合は回転速度制御フラグVF
CFをクリアし、冷却用ファン制御割り込みを許可し、
回転速度制御割り込みを禁止して回転速度制御割り込み
を終了する。逆に、未だ目標値VFlowあるいはVF
highに達していない場合には、そのまま回転速度制
御割り込みを終了し、タイマーBの割り込み要求を待
つ。
【0031】以上のように、本実施例の液晶プロジェク
タ1では、その内部温度の上昇あるいは下降に応じて冷
却用ファン8の回転速度を適切に制御することができ、
また、冷却用ファン9及び10の回転速度が変更する際
にも、ファンの回転速度の変化から生じる騒音レベルの
変化を、緩やかなものにしたり、または、オーディオの
音に紛れさせたりし、ユーザに騒音レベルの変化を意識
させないようにすることができる。
【0032】(実施例2)まず、構成について図6で示
される液晶プロジェクタ18の構成図に基づいて説明す
る。本発明の構成は、上記実施例1の構成よりオーディ
オ回路13及びオーディオ音量検出部4の代わりに、集
音マイク17及び音検出部16を備えたものである。こ
れらは、図7bに示される従来例同様、音検出部16
は、集音マイクを介して液晶プロジェクタ18周辺の騒
音レベルを検出し、その検出音信号を制御部2に出力す
る。
【0033】次に、動作についてだが、これは実施例1
と同様となる。
【0034】以上のように、実施例1同様、本実施例の
液晶プロジェクタ18では、冷却用ファン9及び10の
回転速度が変更する際にも、ファンの回転速度の変化か
ら生じる騒音レベルの変化を、緩やかなものにしたり、
または、装置周辺の音に紛れさせたりし、ユーザに騒音
レベルの変化を意識させないようにすることができる。
【0035】また上述の二つの実施例においては、目標
回転速度を高速と低速の2つしか設定していないが、も
っと増やしてもよい。さらに、目標表回転速度の間の中
間速度も6つとしていたが、これももっと増やしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、液晶プロジェクタ内部
の温度の上昇あるいは下降時に必要となる冷却用ファン
の回転速度の変化を、急激なものから緩やかのものへと
変更できること、さらにそのタイミングをオーディオの
音量が大きい時に合わせることのいずれか一方を行うこ
とにより、ユーザが感知できるファンの回転速度の変化
による騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に示される本発明を適用した液晶プ
ロジェクタのブロック図
【図2】 設定温度と冷却用ファン回転速度
【図3】 冷却用ファン回転速度
【図4】 実施例1の制御部により実行される冷却用フ
ァン制御処理のフローチャート
【図5】 実施例1の制御部により実行される回転速度
制御処理のフローチャート
【図6】 実施例2に示される本発明を適用した液晶プ
ロジェクタのブロック図
【図7】 従来技術による液晶プロジェクタのブロック
【符号の説明】
1 実施例1の液晶プロジェクタ装置 2 制御部 3 メモリ 4 オーディオ音量検出部 5 内部温度検出部 6 タイマー 7,8 冷却用ファン駆動回路 9,10 冷却用ファン 11 プロジェクタ主体本部 12 温度センサ 13 オーディオ回路 14,15 従来例の液晶プロジェクタ装置 16 音検出部 17 集音マイク 18 実施例2の液晶プロジェクタ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部温度を検出して温度検出結果を出力
    する温度検出手段と、 オーディオ回路の音量を検出する音量検出手段と、 ファンの回転により筐体内部温度の上昇を低減する冷却
    手段と、 前記温度検出結果、および、前記音量検出結果に応じて
    前記ファンの回転速度を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 内部温度を検出して温度検出結果を出力
    する温度検出手段と、 外部の騒音レベル等を検出する音検出手段と、 ファンの回転により筐体内部温度の上昇を低減する冷却
    手段と、 前記温度検出結果、および、前記音量検出結果に応じて
    前記ファンの回転速度を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするプロジェクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記プロジェクタ装置は、ファンの回転
    速度を緩やかに変化させていき、 ユーザに騒音レベルの変化を意識させないことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載するプロジェクタ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プロジェクタ装置は、音量検出結果
    により音量が大きいと判断したときに、ファンの回転速
    度を変化させるタイミングを同期させることを特徴とす
    る請求項1、請求項2または請求項3に記載するプロジ
    ェクタ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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