JP2003322002A - リフレッシュ用孔のメータリング板を備えるタービン翼形部 - Google Patents

リフレッシュ用孔のメータリング板を備えるタービン翼形部

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JP2003322002A JP2002130308A JP2002130308A JP2003322002A JP 2003322002 A JP2003322002 A JP 2003322002A JP 2002130308 A JP2002130308 A JP 2002130308A JP 2002130308 A JP2002130308 A JP 2002130308A JP 2003322002 A JP2003322002 A JP 2003322002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タービンのロータブレード及びステータ羽根
の冷却空気回路に関する。 【解決手段】 翼形部(12)内の冷却回路は、半径方
向に延びた第1、中間、最終流路(40、41、42)
を有し、第1流路(40)が、翼形部(12)外側から
の冷却空気源と流体連通している。最終流路(42)
は、前縁及び後縁の1つと流体連通している。リフレッ
シュ用通路(66)は、最終流路(42)の半径方向内
側部分の境界となる半径方向内側壁を貫通して延び、か
つ冷却空気源と流体連通している。リフレッシュ用通路
(66)は、第1流路(40)とは別で、該第1流路か
ら離間して配設され、かつ独立している。1つの実施形
態において、メータリング板(80)はリフレッシュ用
通路(66)の流入口(68)を覆い、メータリング板
(80)は流入口上にメータリング孔(82)を有し、
メータリング孔(82)は調整可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ガスター
ビンエンジンにおけるタービンロータブレード及びステ
ータ羽根の冷却空気回路に関し、より具体的には、ブレ
ード及び羽根の翼形部内の冷却回路への流量をメータリ
ングするために用いられる根元部底部のメータリング板
に関する。
【0002】
【発明の背景】ガスタービンエンジンは、燃焼器に流路
を介して流される空気を圧縮する圧縮機を含み、空気は
燃焼器において燃料と混合され、点火されて燃焼ガスを
発生する。燃焼ガスは、一つ又はそれ以上のタービン段
を通って下流に流れ、該タービン段は、燃焼ガスからエ
ネルギーを取出して圧縮機を駆動し、例えば飛行中の航
空機を推進するファンを駆動するために、追加の出力を
生成する。タービン段は、ロータディスクの外周に固定
されたタービンロータブレードの列を含み、その上流側
に複数のステータ羽根を有する固定タービンノズルが設
けられる。燃焼ガスは、ロータディスクを回転させるエ
ネルギーを取出すために、ステータ羽根の間及びタービ
ンブレードの間を流れる。ガスタービン内の温度は華氏
2500度を超える場合があり、ブレード寿命の観点か
らはタービンブレードの冷却が非常に重要である。冷却
なしでは、タービンブレードは急速に劣化する。タービ
ンブレードの冷却を改善することは非常に望ましく、冷
却を高めるために、ブレードの冷却技術において当業者
は、タービンブレード内の内部キャビティの改良された
幾何学構造を考案しようとする多くの努力を傾注してき
た。燃焼ガスは高温であるため、タービン羽根及びブレ
ードは、通常、この目的のために圧縮機から抽出された
圧縮空気の一部によって冷却される。圧縮機空気のどの
一部であっても、燃焼器内での使用から転用すること
は、エンジンの全体効率を必然的に低下させる。そのた
め、圧縮機の抽出空気を可能な限り少なくして羽根及び
ブレードを冷却することが望ましい。
【0003】通常のタービン羽根及びブレードは、翼形
部を含み、その上を燃焼ガスが流れる。典型的なもので
は、翼形部は、内部に1つ又はそれ以上の蛇行冷却通路
を備え、それらを通して、圧縮機抽気である冷却空気が
翼形部を冷却するために流される。翼形部は、冷却効果
を高めるための種々の乱流発生器を含むことができ、冷
却空気は翼形部の外面の周りに配設された種々のフィル
ム冷却孔を介して通路から排出される。より高度な冷却
効果を追求して、結局のところ、近代のブレードは多重
経路の冷却回路に到達している。
【0004】蛇行冷却空気回路及びその他のブレード内
部の通路を介して冷却空気を流すことは公知であり、こ
れらは、冷却空気が通路を通して移動する過程で、ブレ
ード前縁に衝突冷却する前に空気を予熱する。ブレード
前縁を横切る温度差は、衝突冷却するようにブレードの
根元を通して冷却空気を導く場合より小さくなり、その
結果ブレード前縁における熱応力を低くし、ブレード寿
命を高めることができる。これは、冷却流がブレード翼
形部の外部をフィルム冷却するために半径方向の前縁冷
却孔から流出する前に、ブレード中間スパン部の多くの
部分を内部的に冷却することができるため、冷却流の効
率的利用となる。
【0005】しかしながら、この技術はまた、「逆流マ
ージン」に悪影響を与える。空気流はブレードの内部通
路を通って移動するため、折り返し及び乱流促進部によ
る圧力損失は、ある作動条件のもとではブレード前縁へ
の高温ガス吸込みが生じてしまうような状態にまで冷却
流圧力を低下させることになる。この望ましくない状態
は、逆流と呼ばれる。逆流マージンをより大きくするた
めの1つの手法は、ブレードに供給される冷却空気の流
入圧力を増加させることである。供給圧力の増加は、冷
却流の漏洩を望ましくない状態にまで増加させることに
なるので、この手法は常に実行可能なわけではない。こ
の問題を克服するために、衝突のための冷却空気を供給
する前縁流の通路にリフレッシュ用通路が備えられた。
このリフレッシュ用通路は、ブレード根元部にある冷却
流回路の第1流路部分に連結される。この回路は、衝突
冷却空気を、ここでは前縁供給流路と呼ばれるその最終
流路から、前縁キャビティに供給する。リフレッシュ用
通路は、空気流が残りの回路を通ることによって予熱さ
れた後に、この最終流路にある空気流をリフレッシュす
る。米国特許第5,387,086号及び第5,81
3,826号を参照されたい。
【0006】前縁供給流路へのリフレッシュ用通路は、
ブレードの根元部を通過する蛇行冷却回路の流入口流路
に連結され、その結果、蛇行冷却回路の流量に合流す
る。前縁供給流路への流量及び圧力を調整するために、
蛇行冷却回路を通る流れと独立して、リフレッシュ用通
路を通る冷却流を調整できるようにすることが望まし
い。これは、蛇行通路又は衝突孔圧力低下が所望の値よ
り高い鋳造ブレードが製造される場合に、特に有用であ
る。これは又、ブレードの冷却回路調整にも望ましいも
のであり、詰り及び磨耗によって引き起こされたような
ブレード孔及び蛇行回路の劣化に有用であり、必要なも
のである。
【0007】公知のタービン翼形部の冷却技術には、蛇
行冷却回路を形成する内部キャビティの使用が含まれ
る。具体的には、蛇行通路、前縁衝突ブリッジ、乱流促
進部及び乱流発生器、フィルム孔、ピンフィン、後縁孔
又は正圧側の抽気スロットが、ブレード冷却のために利
用される。改善されたブレード冷却を提供することが望
ましい。更により良いブレード冷却を提供するに際して
は、ブレードの製造費用の大幅増加を避けることが望ま
しい。
【0008】
【発明の概要】ガスタービンエンジンの中空翼形部は、
幅方向に間隔を置いて配置され、翼弦方向に離れて配置
された翼形部の前縁及び後縁において互いに接合された
正圧側及び負圧側の壁を有し、半径方向内側の底部から
半径方向外側の翼形部先端まで半径方向に延びる翼形部
外壁を備える。翼形部内の冷却回路は、半径方向に延
び、それぞれが直列に配置された第1、中間、及び最終
流路を有し、第1流路が翼形部外側からの冷却空気源に
流体連通している。最終流路は、前縁又は後縁の一つに
流体連通する。リフレッシュ用通路は、最終流路の半径
方向内側部分の境界となる半径方向内側の壁を通って延
び、かつ冷却空気源と流体連通する。リフレッシュ用通
路は、第1流路とは別で、該第1流路から間隔を置いて
配置され、かつ独立している。
【0009】本発明の一つの例示的な実施形態には、最
終流路と前縁及び後縁の一つとの間に配置された縁冷却
室、及び最終流路と該縁冷却室との間で半径方向に延び
るリブを貫通して配設された冷却空気の排出孔が更に含
まれる。縁冷却室を前縁冷却室にすることができ、冷却
空気排出孔を衝突冷却孔にすることができ、かつ縁冷却
室から前縁の周りの外壁を貫通して導き出される前縁冷
却孔を含むこともできる。別の例示的な実施形態におい
ては、最終流路は後縁が境界となり、該後縁を貫通して
冷却空気排出孔が配設され、この孔は、後縁冷却スロッ
トとすることもできる。
【0010】本発明の例示的な実施形態は、リフレッシ
ュ用通路への流入口を覆うメータリング板を更に含み、
該メータリング板は流入口上のメータリング孔を有し、
該メータリング孔は調整可能である。本発明の別の例示
的な実施形態は、根元部から半径方向外向きに延びる中
空翼形部を有するガスタービンエンジンのブレードであ
る。第1流路は、根元部を貫通して延び、根元部底面に
入口を有する。リフレッシュ用通路は、最終流路の半径
方向内側部分の境界となる半径方向の内側壁と、根元部
とを貫通して延びる。リフレッシュ用通路への流入口は
根元部底面に配置され、第1流路の入口とは別で、該第
1流路から離間して配設される。メータリング板は根元
部底面に配設される。
【0011】本発明の別の実施形態においては、前方に
流れる蛇行冷却回路及び後方に流れる蛇行冷却回路が翼
形部内に配置される。冷却回路の各々は、半径方向に延
びる第1、中間及び最終流路を有し、それぞれが直列に
配置され、各第1流路の各々が根元部を貫通して延び、
根元部底面に入口を有する。前方に流れる蛇行冷却回路
の最終流路は前縁と流体連通し、後方に流れる蛇行冷却
回路の最終流路は後縁と流体連通する。前方及び後方の
リフレッシュ用通路は、前方及び後方流路のそれぞれの
半径方向内側部分の境界となる前方及び後方の半径方向
内側壁を貫通し、根元部を貫通して延びる。リフレッシ
ュ用通路は根元部底面に流入口を有し、流入口は第1流
路の入口とは別で、該入口から離間して配設される。
【0012】本発明の冷却回路構成は、より低い冷媒供
給圧力の使用を可能にする。3流路からなる蛇行経路は
また、流路及び経路をより多く有する回路に比べて、鋳
造特性がもたらす圧力低下の変化に対して、脆弱性がよ
り少ない。前縁及び後縁の冷却のための専用回路即ち流
路は、外部の熱負荷が最も高い前縁及び後縁において、
より良い内部冷却を提供する。リフレッシュ用通路は、
前縁及び後縁のために、より低温の空気を混合させ、か
くして、蛇行冷却回路を通さなければならない冷媒量を
減少させ、摩擦及び折り返しによる流れ損失を減少させ
る。リフレッシュ用通路は、従前のものに比べ、より高
いタービン温度でも、冷却のためのキャビティがより少
ない状態でより軽い設計を実用的にする。本発明は、翼
形部及びブレードの重量を減らすことを可能にし、前縁
及び後縁における冷却流量をより多くすることを可能に
する。本発明はまた、異物による損傷、激しい擦過、又
はその他の蛇行部の折り返し先端部に孔があく原因とな
るものによる破壊から翼形部及びブレードを保護するこ
とに役立てることができる。他の回路は、冷媒を孔にお
いて失い、残りの蛇行冷却回路において冷媒不足を生じ
させる。リフレッシュ用回路は、蛇行回路からの冷媒の
喪失による熱疲労を減らすために、各キャビティの根元
部に流れを供給する。本発明の翼形部及びブレードの設
計により、鋳造の結果として蛇行回路又は衝突孔におけ
る圧力低下が所望の値より高いものとなった場合には、
リフレッシュ用孔を調整して前縁及び後縁への流量及び
圧力がより多くなるようにできるため、生産性及び製造
歩留まりが増加する。従来技術の設計によれば、この状
況では、部品をスクラップとし、鋳造用の中子の金型再
加工を持つ必要があった。本発明は、調整可能なメータ
リング板を備えるので、前縁及び後縁への冷却流量を調
整するのに用いることが可能である。メータリング孔を
有するメータリング板は、リフレッシュ用通路の流入口
上に鑞付けでき、鋳造における堅牢な中子及び軽量シャ
ンクの使用を許容し、リフレッシュ用の流量の調整可能
なメータリングを可能にする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を特徴づける新規な特徴
は、特許請求の範囲に記載され、特定されている。本発
明を、その更に別の目的及び利点と併せて、より具体的
に添付図面を用いて説明する。
【0014】図1には、軸流下流方向Fに流れる高温ガ
ス流中で作動するように設計された、ガスタービンエン
ジン用の例示的タービンブレード10を示す。ブレード
10は、根元部14から半径方向外向きに延びる中空翼
形部12を含む。根元部14は、エンジンの中心線11
の周りに配設されるエンジンのロータディスク(図示せ
ず)にブレード10を固定するために用いられる。図2
における翼形部12の断面図に更に示すように、翼形部
12は、幅方向即ち横方向に間隔を置いて配置され、上
流側前縁20と弦方向に前縁から離れて配置された下流
側後縁22とに沿ってそれぞれ互いに接合された正圧側
壁16及び負圧側壁18を有する外壁15を含む。翼形
部12は、翼形部12のスパン方向である半径方向24
にエンジン中心線11から離れるように、該翼形部のス
パンSに沿って半径方向内側の底部26から半径方向外
側の翼形部先端28まで半径方向に延びる。翼形部先端
28は、外壁15からの外方延長部分即ちスキーラ壁2
9を有するスキーラ先端部として示されており、該スキ
ーラ壁は、外側先端壁31の周りを囲んで該先端壁から
半径方向外向きに延び、その内側にスキーラ先端キャビ
ティ33を形成する。中空翼形部12の内部から外側先
端壁31を貫通してスキーラ先端キャビティ33まで延
びる先端部冷却孔59が、先端キャビティを冷却するた
めに用いられる。半径方向内側の底部26が通常のプラ
ットフォーム30に形成され、ブレード10の内側流れ
の境界部を形成し、そこから下方には根元部14が延び
る。
【0015】ブレード10の作動中には、燃焼ガス32
が燃焼器(図示せず)によって生成され、翼形部外壁1
5の正圧側壁16及び負圧側壁18の両方の上をそれぞ
れ下流方向に流れる。ここに示す本発明の例示的な実施
形態では、燃焼ガス32から翼形部12への熱負荷の分
布により良く対応するように、翼形部12に効率的な冷
却をもたらす設計がなされる。図1から図3までに示す
ガスタービンブレード10は例示的なものであり、本発
明は、同様な冷却ができる同様の翼形部を有するタービ
ンステータ羽根にも同じように適用される。
【0016】図2を参照すると、より具体的には、外壁
15を有する中空翼形部12が断面図で示されており、
正圧側壁16及び負圧側壁18が、前縁20と後縁22
との間において、互いに周方向即ち横方向に間隔を置い
て配置されている。正圧側壁16及び負圧側壁18は、
正圧側壁16と負圧側壁18の間をそれぞれ延びる全体
を34で示す複数の内部横断リブによって互いに一体に
接合されている。横断リブ34の第1、第2、第3及び
第4のリブ1〜4は、それぞれが図3に示すように、単
一の前方に流れる3経路蛇行冷却回路36を定める。第
4リブ4、第5リブ5、第6リブ6及び後縁22は、単
一の後方に流れる3経路蛇行冷却回路38を定める。
【0017】図3には、前方及び後方に流れる蛇行冷却
回路36及び38を通る図2における冷却回路切断線4
6に沿って平らに配列された翼形部12を示す。前方に
流れる蛇行冷却回路36は、冷却回路36内の蛇行冷却
流35が、前方に流れる蛇行冷却回路36内を後縁22
から前縁20に前方に向かう前方翼弦流れ方向45に流
れるように構成される。前方に流れる冷却回路36は、
根元部14の底面49に入口37を備え、前方に流れる
蛇行冷却流回路の末端部39より後方に、蛇行冷却流3
5が、後縁22から前縁20に前方に向かう前方翼弦流
れ方向45に流れるように配置される。後方に流れる蛇
行冷却回路38は、後方に流れる蛇行冷却回路38内の
蛇行冷却流35が、後方に流れる蛇行冷却流回路38内
を前縁20から後縁22に後方に向かう後方翼弦流れ方
向43に流れるように構成される。後方に流れる蛇行冷
却流回路38は、根元部14の底面49に入口37を備
え、後方に流れる蛇行冷却流回路の末端部39の前方
に、蛇行冷却流35が、前縁20から後縁22に後方に
向かう後方翼弦流れ方向43に流れるように配置され
る。これは、燃焼ガス32から加えられる熱負荷により
良く対応させ、翼形部12の熱負荷に対して蛇行冷却流
35がより効率的に適合するようにし、翼形部をより効
果的に冷却するためである。
【0018】前方及び後方に流れる蛇行冷却回路36及
び38が3経路回路と呼ばれるのは、それぞれが第1流
路40、中間流路41、最終流路42として表わされる
半径方向に延びる3流路を備えるためである。本発明
は、ここに例示的な実施形態として示したような1つの
中間流路より多い中間流路を有してもよい。前方に流れ
る蛇行冷却回路36の第1流路40、中間流路41、最
終流路42は、図3において、それぞれ第1リブから第
4リブ1〜4として示した、翼弦方向に間隔を置いて配
置された内部リブ34によって定められ、該リブ34の
間に形成され、かつそれらの横方向側部47は、正圧側
壁16及び負圧側壁18が(図2に示す)境界となる。
【0019】前方及び後方に流れる蛇行冷却回路36及
び38の第1流路40は、翼形部12の底部26及びブ
レード10の根元部14を半径方向に貫通して、半径方
向外側の第1折り返し流路50まで半径方向上向きに延
びる。前方及び後方に流れる蛇行冷却回路36及び38
の第1流路40は、翼形部12の根元部14の底面49
の入口37に始まる。第1折り返し流路50は、冷却空
気を中間冷却流路41(又は1つ以上の中間冷却流路が
ある場合の中間冷却流路)に向かうように半径方向内向
きに折り返させ、該流路41は冷却流を半径方向内向き
に半径方向内側の第2折り返し流路52に向かわせ、次
に、冷却空気を半径方向上向きに最終冷却流路42に向
かわせる。最終冷却流路42及び前方及び後方に流れる
蛇行冷却回路36及び38は、外側先端壁31で終わ
り、この先端壁31では、1つ又はそれ以上の先端冷却
孔59を蛇行冷却流回路のベント孔として用いることが
できる。翼形部のスキーラ先端部は、外側先端壁31に
ある先端冷却孔59によって冷却される。
【0020】ここに示す例示的な実施形態において、前
縁冷却室72が外壁15の前縁20と第1リブ1との間
に配置される。例示的な実施形態の機能において、排出
孔は衝突冷却孔74であり、前方に流れる蛇行冷却回路
36の最終流路42から前縁冷却室72に第1リブ1を
貫通して配設される。衝突冷却孔74は、前方に流れる
蛇行冷却回路36の最終流路42から前縁冷却室72
に、冷却空気を供給し、そこからフィルム冷却孔を介し
て冷却空気が流される。フィルム冷却孔は、以下のも
の、即ちそれぞれシャワーヘッド、正圧側壁及び負圧側
壁のフィルム冷却孔60、62、64の1つ又はそれ以
上を含む。
【0021】ここに示す例示的な実施形態において、後
縁22は、後縁22の対流冷却を与えるように設計され
た後縁冷却スロット76の形状の排出孔を通る冷却空気
によって冷却される。これら2つの装置は、前縁20及
び後縁22をそれぞれ冷却するために用いられる。
【0022】リフレッシュ用通路66は、前方及び後方
に流れる蛇行冷却回路36及び38の前記最終流路42
の半径方向内側部分70の境界となる半径方向内側壁を
貫通して延びる。リフレッシュ用通路66は、根元部1
4を完全に貫通して延び、翼形部12の外部の冷却空気
源と流体連通し、更にリフレッシュ用通路66は、前方
及び後方に流れる蛇行冷却回路36及び38とは独立
し、別に作動する。リフレッシュ用通路66は、根元部
14の底面49に流入口68を有し、該流入口は前方及
び後方に流れる蛇行冷却回路36及び38の入口37か
ら離間して配設される。2つのメータリング板80が根
元部14の底面49に配置され、それぞれが、リフレッ
シュ用通路66の各流入口68を覆う。メータリング板
の各々は、流入口上の中心に位置決めされたメータリン
グ孔82を有する。メータリング板は調整可能であるの
で前縁及び後縁への冷却流の量を調整するのに用いるこ
とができる。調整可能にすることは、孔径又は孔面積を
拡大して孔を拡げることによってなされるか、異なる口
径を有する板を用いることによってなされる。メータリ
ング板80は、鋳造が終わり、ブレード又は翼形部の流
れ試験が完了した後に、リフレッシュ用通路66への流
入口68上に鑞付けすることができる。独立して設けら
れるリフレッシュ用通路及びメータリング板は、鋳造に
おける堅牢な中子及び軽量シャンクの使用を許容し、リ
フレッシュ用の流量の調整可能なメータリングを可能に
する。
【0023】図2に示すのは、本発明の例示的な翼形部
の断面図である。前方に流れる蛇行冷却回路36は、フ
ィルム冷却孔を持たないものとして示されているが、後
方に流れる蛇行冷却回路38は、第1、中間、最終回路
40、41、42に正圧側壁のフィルム冷却孔62を有
するように示されている。正圧側壁のフィルム冷却孔6
2は、後方に流れる蛇行冷却回路38の外壁15の正圧
側壁16に沿って、外壁15を貫通して配設される。フ
ィルム冷却孔は、エンジンの中心線11に対して下流側
で、かつ、半径方向外向きの合成角度に配置され、外壁
15を貫通して流路及び前縁冷却室72から導き出され
る。フィルム冷却孔は、外壁15の正圧側壁16及び負
圧側壁18の両方にそれぞれ沿って設置することができ
る。
【0024】翼形部12は、この技術分野において周知
の乱流発生器又はピン(図示せず)のような翼形部の冷
却を高めるためのあらゆる従来特性のものを備えてもよ
い。技術としては周知の熱障壁被覆(TBC)を、翼形
部12の熱的特徴を改善するために用いてもよい。
【0025】本発明を、図に示す例示的なタービンブレ
ード10に関して説明してきたが、本発明は、燃焼ガス
32により加えられる半径方向温度分布により良く対応
するように、スパン方向の優先冷却を行うことで利点が
見出される同様の翼形部を備えるタービンのノズル羽根
に用いることもできる。前方及び後方に流れる蛇行冷却
回路の翼形部及びブレードは、従来の多重経路の蛇行通
路に用いられる通常の鋳造技術を用いて容易に製造する
ことができる。
【0026】これまで本発明の好ましい例示的な実施形
態と考えられるものについて記載してきたが、本明細書
の教示から本発明の他の変形形態は当業者にとっては明
らかであり、従って、本発明の技術思想及び技術的範囲
に含まれる全てのこうした変形形態が、添付した特許請
求の範囲の記載において保護されることを望む。
【0027】特許請求の範囲に記載の参照番号は、本発
明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定
することを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の翼形部に組み入れるガスタービンエ
ンジンのロータブレードの斜視図。
【図2】 図1の翼形部の線2−2を通る翼形部のスパ
ン方向中間部の概略横断面図。
【図3】 下流方向に流れる蛇行冷却回路を通る図2の
切断線に沿って平らに配列された、図1及び図2に示す
例示的なガスタービンエンジン翼形部の断面図。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6 リブ 12 翼形部 14 根元部 20 前縁 22 後縁 26 底部 28 翼形部先端 30 プラットフォーム 34 内部リブ 36 前方に流れる蛇行冷却回路 37 入口 38 後方に流れる蛇行冷却回路 40 第1流路 41 中間流路 42 最終流路 49 根元部の底面 50 第1折り返し流路 52 第2折り返し流路 59 先端冷却孔 60 フィルム冷却孔 66 リフレッシュ用通路 68 流入口 70 最終流路の半径方向内側部分 72 前縁冷却室 74 衝突冷却孔 76 後縁冷却スロット 80 メータリング板 82 メータリング孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月19日(2002.6.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に間隔を置いて配置され、翼弦方
    向に離れて配置された翼形部(12)の前縁及び後縁
    (20、22)において互いに接合された正圧側壁及び
    負圧側壁(16、18)を有し、半径方向内側の底部
    (26)から半径方向外側の翼形部先端(28)まで半
    径方向に延びる翼形部外壁(15)と、 前記翼形部(12)内にある冷却回路と、を備え、 該冷却回路が、半径方向に延び、それぞれが直列に配置
    された第1、中間及び最終流路(40、41、42)を
    有し、 前記第1流路(40)が、前記翼形部(12)外側から
    の冷却空気源と流体連通しており、 前記最終流路(42)が、前記前縁及び後縁の1つと流
    体連通しており、 リフレッシュ用通路(66)が、前記最終流路(42)
    の半径方向内側部分の境界となる半径方向内側壁を貫通
    して延び、かつ前記冷却空気源と流体連通しており、 前記リフレッシュ用通路が、前記第1流路(40)とは
    別で、該第1流路から離間して配設され、かつ独立して
    いる、ことを特徴とするガスタービンエンジンの中空翼
    形部(12)。
  2. 【請求項2】 前記最終流路(42)と前記前縁及び後
    縁の前記一つとの間に配置された縁冷却室(72)、及
    び前記最終流路(42)と前記縁冷却室(72)との間
    で半径方向に延びるリブを貫通して配設された冷却空気
    の排出孔を更に備えることを特徴とする、請求項1に記
    載の翼形部(12)。
  3. 【請求項3】 前記縁冷却室(72)が前縁の冷却室で
    あり、前記冷却空気排出孔が衝突冷却孔(74)である
    ことを特徴とする、請求項2に記載の翼形部(12)。
  4. 【請求項4】 前記縁冷却室(72)から前記前縁(2
    0)の周りの前記外壁(15)を貫通して導き出される
    前縁冷却孔(74)を更に備えることを特徴とする、請
    求項3に記載の翼形部(12)。
  5. 【請求項5】 前記最終流路(42)は、前記後縁(2
    2)が境界となることを特徴とする、請求項1に記載の
    翼形部(12)。
  6. 【請求項6】 前記後縁(22)を貫通して配設された
    冷却空気排出孔を更に備えることを特徴とする、請求項
    5に記載の翼形部(12)。
  7. 【請求項7】 前記冷却空気排出孔が後縁冷却スロット
    (76)であることを特徴とする、請求項6に記載の翼
    形部(12)。
  8. 【請求項8】 前記リフレッシュ用通路(66)への流
    入口(68)を覆うメータリング板(80)を更に備
    え、該メータリング板は、前記流入口上にメータリング
    孔(82)を有することを特徴とする、請求項1に記載
    の翼形部(12)。
  9. 【請求項9】 前記メータリング孔(82)が調整可能
    であることを特徴とする、請求項8に記載の翼形部(1
    2)。
  10. 【請求項10】 根元部(14)から半径方向外向きに
    延びる中空翼形部(12)を備え、 該翼形部(12)は、幅方向に間隔を置いて配置され、
    翼弦方向に離れて配置された該翼形部(12)の前縁及
    び後縁(20、22)において互いに接合された正圧側
    壁及び負圧側壁(16、18)を有し、前記根元部(1
    4)の半径方向内側の底部(26)から半径方向外側の
    翼形部先端(28)まで半径方向に延びる翼形部外壁
    (15)を備え、 前記翼形部(12)内に冷却回路が設けられ、 前記冷却回路が、半径方向に延び、それぞれが直列に配
    置された第1、中間及び最終流路(40、41、42)
    を有し、 前記第1流路(40)が、前記根元部(14)を貫通し
    て延び、かつ、前記根元部(14)の底面に入口(3
    7)を有し、 前記最終流路(42)が前記前縁及び後縁の1つと流体
    連通しており、 前記最終流路(42)の半径方向内側部分の境界となる
    半径方向内側壁と前記根元部(14)とを貫通して延び
    るようにリフレッシュ用通路(66)が設けられ、 該リフレッシュ用通路(66)が、前記根元部(14)
    の底面に流入口(68)を有し、該流入口が前記入口
    (37)とは別で、該入口から離間して配設された、こ
    とを特徴とするガスタービンエンジンのブレード(1
    0)。
  11. 【請求項11】 前記最終流路(42)と前記前縁及び
    後縁の前記一つとの間に配置された縁冷却室(72)、
    及び前記最終流路(42)と前記縁冷却室(72)との
    間で半径方向に延びるリブを貫通して配設された冷却空
    気の排出孔を更に備えることを特徴とする、請求項10
    に記載のブレード(10)。
  12. 【請求項12】 前記縁冷却室(72)が前縁の冷却室
    であり、前記冷却空気排出孔が衝突冷却孔(74)であ
    ることを特徴とする、請求項11に記載のブレード(1
    0)。
  13. 【請求項13】 前記縁冷却室(72)から前記前縁
    (20)の周りの前記外壁(15)を貫通して導き出さ
    れる前縁冷却孔(74)を更に備えることを特徴とす
    る、請求項12に記載のブレード(10)。
  14. 【請求項14】 前記最終流路(42)は、前記後縁
    (22)が境界となることを特徴とする、請求項10に
    記載のブレード(10)。
  15. 【請求項15】 前記後縁(22)を貫通して配設され
    た冷却空気排出孔を更に備えることを特徴とする、請求
    項14に記載のブレード(10)。
  16. 【請求項16】 前記冷却空気排出孔が後縁冷却スロッ
    ト(76)であることを特徴とする、請求項15に記載
    のブレード(10)。
  17. 【請求項17】 前記根元部(14)の前記底面にメー
    タリング板(80)を備え、該メータリング板(80)
    が前記リフレッシュ用通路(66)への前記流入口(6
    8)を覆い、前記メータリング板は、前記流入口上にメ
    ータリング孔(82)を有することを特徴とする、請求
    項10に記載のブレード(10)。
  18. 【請求項18】 前記メータリング孔(82)が調整可
    能であることを特徴とする、請求項17に記載のブレー
    ド(10)。
  19. 【請求項19】 根元部(14)から半径方向外向きに
    延びる中空翼形部(12)を備え、 該翼形部(12)は、幅方向に間隔を置いて配置され、
    翼弦方向に離れて配置された該翼形部(12)の前縁及
    び後縁(20、22)において互いに接合された正圧側
    壁及び負圧側壁(16、18)を有し、前記根元部(1
    4)の半径方向内側の底部(26)から半径方向外側の
    翼形部先端(28)まで半径方向に延びる翼形部外壁
    (15)を備え、 前記翼形部(12)内に前方に流れる蛇行冷却回路(3
    6)と後方に流れる蛇行冷却回路(38)とが形成さ
    れ、 前記冷却回路の各々が、半径方向に延び、それぞれが直
    列に配置された第1、中間及び最終流路(40、41、
    42)を有し、 前記第1流路(40)の各々が、前記根元部(14)を
    貫通して延び、かつ、前記根元部(14)の底面に入口
    (37)有し、 前記前方に流れる蛇行冷却回路(36)の前記最終流路
    (42)が、前記前縁(20)と流体連通し、 前記後方に流れる蛇行冷却回路(38)の前記最終流路
    (42)が、前記後縁(22)と流体連通しており、 前記前方及び後方の最終流路の半径方向内側部分の境界
    となる前方及び後方の半径方向内側壁のそれぞれと前記
    根元部(14)とを貫通して延びるように前方及び後方
    のリフレッシュ用通路(66)が形成され、 前記リフレッシュ用通路(66)が、前記根元部(1
    4)の底面に流入口を有し、前記流入口が前記入口(3
    7)とは別で、該入口から離間して配設された、ことを
    特徴とするガスタービンエンジンのブレード(10)。
  20. 【請求項20】 前記前方に流れる蛇行冷却回路(3
    6)の前記最終流路(42)の間に配置された前縁冷却
    室(72)、及び前記前方に流れる蛇行冷却回路(3
    6)の前記最終流路(42)と前記前縁冷却室(72)
    との間で半径方向に延びるリブを貫通して配設された衝
    突冷却孔(74)を更に備えることを特徴とする、請求
    項19に記載のブレード(10)。
  21. 【請求項21】 前記前縁冷却室(72)から前記前縁
    (20)の周りの前記外壁(15)を貫通して導き出さ
    れる前縁冷却孔(74)を更に備えることを特徴とす
    る、請求項20に記載のブレード(10)。
  22. 【請求項22】 前記最終流路(42)は、前記後方に
    流れる蛇行冷却回路(38)の前記後縁(22)が境界
    となることを特徴とする、請求項21に記載のブレード
    (10)。
  23. 【請求項23】 前記後縁(22)を貫通して配設され
    た冷却空気排出孔を更に備えることを特徴とする、請求
    項22に記載のブレード(10)。
  24. 【請求項24】 前記冷却空気排出孔が後縁冷却スロッ
    ト(76)であることを特徴とする、請求項23に記載
    のブレード(10)。
  25. 【請求項25】 前記根元部(14)の前記底面上にメ
    ータリング板(80)を備え、該メータリング板(8
    0)が前記リフレッシュ用通路(66)への前記流入口
    (68)を覆い、前記メータリング板(80)が、前記
    流入口上にメータリング孔(82)を有することを特徴
    とする、請求項24に記載のブレード(10)。
  26. 【請求項26】 前記メータリング孔(82)が調整可
    能であることを特徴とする、請求項25に記載のブレー
    ド(10)。
  27. 【請求項27】 前記根元部(14)の前記底面上にメ
    ータリング板(80)を備え、該メータリング板(8
    0)が前記リフレッシュ用通路(66)への前記流入口
    (68)を覆い、前記メータリング板(80)が、前記
    流入口上にメータリング孔(82)を有することを特徴
    とする、請求項19に記載のブレード(10)。
  28. 【請求項28】 前記メータリング孔(82)が調整可
    能であることを特徴とする、請求項27に記載のブレー
    ド(10)。
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