JP2003321765A - 有機物の蒸着方法及びこの方法に用いられる蒸着装置ならびに蒸発源 - Google Patents

有機物の蒸着方法及びこの方法に用いられる蒸着装置ならびに蒸発源

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顕弘 北畠
Akihide Kitahata
顕英 北畠
Soichi Ogawa
倉一 小川
Takaharu Yamada
敬治 山田
Fujio Kajikawa
不二雄 梶川
Kenichi Ohashi
健一 大橋
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Sanyo Shinku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蒸着材料が有機材料であっても、有機材料に熱
ダメージを与えることなく、しかも伝熱効果を高めて、
蒸発材料の溶融を均一に促進させることができ、均一で
不純物の少ない良質な蒸着膜を効率よく形成することが
でき、しかも、大型基板にも同様に対応できる蒸発源、
蒸着装置および蒸着方法を提供することを目的とする。 【解決手段】蒸発源4は、蒸着材料5を収容する開口部
40を備えた筐体41と、この蒸着材料5を筐体41内
に供給する材料供給部6と、筐体41内の蒸着材料5内
に混入される発熱体8と、この発熱体8の近傍かつ筐体
41の外周に設けられる発熱体8を誘導加熱するための
IHコイル7bと、この発熱体8を攪拌するための攪拌
部9とによって構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸発源、蒸着装置
および蒸着方法に関し、更に詳しくは、蒸着材料として
有機材料を用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機化合物(以下、有機材料とい
う)を発光材料とする有機EL素子は、表示素子として
ディスプレイへの利用が進められている。この有機EL
素子は、一般に基板表面上に、陽極、正孔伝達機能を有
する正孔輸送層、発光層、電子伝達機能を有する電子注
入層および陰極が順に積層された多層構造である。これ
らの膜を構成する有機材料は、熱伝導率が極めて小さ
く、また熱によるダメージを受けやすい特性をもつこと
から、有機材料を蒸着材料として用いる場合、蒸着材料
を収容するるつぼ内の温度管理が適切になされる必要が
あり、温度分布を均一にする等の工夫がなされている。
【0003】このような装置として、従来では図4に示
すような蒸着装置が用いられており、この蒸着装置を用
いて有機EL素子が製造されている。
【0004】この蒸着装置801は、真空チャンバ80
2内の下方側に、蒸着材料805とこの蒸着材料805
を収容したるつぼ806からなる蒸発源804が配置さ
れている。また、蒸発源804には、この蒸発源804
を加熱するための加熱体(図示省略)が設けられてい
る。るつぼ806内には、蒸着材料805とともに熱伝
導性の優れた伝熱物体811が混入されている。また、
蒸発源804の開口部84eは真空チャンバ802内の
上方側に向けて開口されており、真空チャンバ802内
の上方側には、この開口部84eに対向して配置された
基板803がその成膜面803aを下方に向けた状態で
設置されている。
【0005】以上の構成の蒸着装置801では、蒸着材
料805に混入された伝熱物体811により、熱伝導性
の低い有機材料である蒸着材料805の温度分布をある
程度均一にすることができ、開口部84eから蒸発分子
を噴射させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多層構
造の有機EL素子を製造する場合、蒸着材料として有機
材料が用いられるが、上記したように、有機材料は熱伝
導率が極めて小さく、また熱によるダメージを受けやす
い物性をもつことから、こうした有機材料に対し熱ダメ
ージを与えることなく、しかも伝熱効果を高めて、蒸発
材料の溶融を均一に促進させることが益々求められてい
る。また、蒸着装置801では、蒸発源804は開口面
積が小さいこと、しかも上方に配置された基板803に
蒸着材料805の蒸発分子を成膜することから、基板8
03に対する蒸発分子の付着力が弱く、基板803に対
して膜厚を均一にすることができない問題がある。さら
に、蒸着材料805を連続的に蒸発源804に供給する
ことができないために、効率よく基板803に膜を形成
するのが困難であった。
【0007】特に、多層構造の有機EL素子を製造する
場合、各層毎に基板803に膜を形成することから、膜
形成に時間がかかる。さらに、各層毎に蒸発源804を
切り替える必要がある。
【0008】また、従来の装置では、大型の基板に対し
て、優れた膜質を効率よく成膜することは困難であっ
た。
【0009】本発明は、こうした問題を解決するために
なされたものであり、蒸着材料が有機材料であっても、
有機材料に熱ダメージを与えることなく、しかも伝熱効
果を高めて、蒸発材料の溶融を均一に促進させることが
でき、均一で不純物の少ない良質な蒸着膜を効率よく形
成することができ、しかも、大型基板にも同様に対応で
きる蒸発源、蒸着装置および蒸着方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】<蒸発源>上記目的を達
成するため本発明にかかる蒸発源は、蒸着材料を蒸発さ
せ、その蒸発分子を基板に導くことにより、薄膜を形成
する蒸着装置に具備される蒸発源であって、蒸着材料を
収容する開口部を備えた筐体と、この蒸着材料を筐体内
に供給する材料供給部と、上記筐体内の蒸着材料内に混
入される発熱体と、この発熱体近傍かつ上記筐体の外周
に設けられ、この発熱体を誘導加熱するための誘導加熱
体と、この発熱体を攪拌する攪拌部とが具備されている
ことによってを特徴付けられる。
【0011】以上の構成の蒸発源では、蒸着材料内に混
入される発熱体は、攪拌部によって攪拌されながら、誘
導加熱体により誘導加熱されるので、熱は蒸着材料全体
に均一に拡散する。これにより、蒸着材料全体が均一に
溶融し、筐体の開口部全面から蒸着材料の蒸発分子が連
続的に噴射し、安定した蒸着を行うことができ、均一な
蒸着膜の形成を可能とする。なお、この筐体の大きさ
は、適宜大きくすることができ、この場合、蒸発時間を
長くすることができる。
【0012】この蒸発源の構成において、発熱体は球状
体とし、攪拌部はこの発熱体を攪拌する攪拌部材とこの
攪拌部材を回転させる回転駆動手段を備えた構成である
ことが好ましい。
【0013】この場合、熱発散面が球面全体とする発熱
体は、攪拌部材の回転より攪拌されて、蒸着材料に広い
面積で接触し、かつ、その攪拌によって発熱体の接触面
が常に移動することから、発熱体の熱エネルギは蒸着材
料全体に均一に拡散する。従って、蒸着材料は均一に溶
融し、蒸発分子は効率よく開口部から噴射する。
【0014】上記の構成において、筐体には、蒸発分子
を基板に導くための噴射力を蒸発分子に付加するための
補助ガスを供給するガス供給部が設けられていてもよ
い。
【0015】この場合、補助ガスにより、蒸発分子の噴
射速度を上昇させることができ、蒸発分子の基板辺への
到達時間を短くできる。このことにより、蒸発分子は他
の物質に汚染されず、優れた膜質の蒸着膜を形成するこ
とが可能になる。
【0016】さらに、上記構成において、材料供給部
は、蒸着材料を収容するホッパと、上記発熱体を含む蒸
着材料全体に対する蒸着材料の密度を所定値とするよう
ホッパ内の蒸着材料の供給量を制御する供給制御手段を
備える構成であってもとよい。
【0017】この構成とすれば、蒸発材料が蒸発するに
伴い、蒸発材料の残存量は減少するが、発熱体を含む蒸
着材料全体に対する蒸着材料の密度を所定値とするよう
に蒸着材料の供給量を制御されるので、常に溶融すべき
蒸着材料が一定に保たれ、蒸発分子を連続的、かつ、一
定量噴射させることができる。
【0018】また、誘導加熱体は、IHコイル(Induct
ion Heating Coil: 電磁誘導加熱コイル) からなる構成
としてもよい。 <蒸発装置>本発明にかかる蒸着装置は、上記の蒸発源
を用いることができる。この蒸発源を真空チャンバ側壁
に設け、その蒸発源から蒸発分子が噴射される蒸発源の
開口部を真空チャンバ内方に向けた状態に配置される。
一方、成膜面をこの開口部に向けた状態で支持される基
板がこの開口部に対向する位置に配置される構成であ
る。
【0019】以上の構成の蒸着装置は、上記した蒸発源
の作用を含むものであるので、その説明は省略する。本
蒸着装置では、蒸発源の開口部は基板成膜面と対向位置
に、かつ側方を向いた状態で配置されるので、蒸発分子
は側方から噴射され、上方に噴射する場合に比べ、噴射
力が低下することがなく、蒸発分子の基板成膜面への付
着力を大きくすることができる。従って、均一かつ不純
物の少ない蒸着膜を効率よく形成することができる。
【0020】さらに、本発明にかかる蒸着装置は、上記
の蒸発源を用いることができ、この蒸発源を複数個、真
空チャンバ側壁にそれぞれ所定間隔を空けて設けた構成
に適用される。この構成では、各蒸発源から蒸発分子が
噴射される蒸発源の開口部がそれぞれ真空チャンバ内方
に向けた状態に配置されており、基板の成膜面を順次移
動させて、各蒸発源の開口部に対向させて位置させる構
成とする。
【0021】この構成では、基板を次に蒸着すべき蒸発
源の開口部に移動させ、その位置で上記したと同様の工
程の蒸着が行われるので、異なる種類の蒸着膜を連続し
て形成でき、しかも優れた積層膜を得ることができる。 <蒸着方法>本発明にかかる蒸着方法は、請求項6に記
載の蒸発装置を用いた蒸着方法である。すなわち、筐体
内に蒸着材料を供給するとともに発熱体を上記筐体内の
蒸着材料内に混入し、この発熱体を攪拌しながら、上記
誘導加熱体により誘導加熱することにより、蒸着材料を
蒸発させ、その蒸発分子を基板の成膜面に導いて蒸着膜
を形成することによって特徴付けられる。また、本発明
にかかるもう一つの蒸着方法は、請求項7に記載の蒸発
装置を用いた蒸着方法である。すなわち、蒸発源を複数
個、真空チャンバ側壁にそれぞれ所定間隔を空けて設
け、かつ、上記蒸発源から蒸発分子が噴射される当該蒸
発源の開口部をそれぞれ真空チャンバ内方に向けた状態
に配置するとともに、成膜面を上記蒸発源の開口部に対
向させて基板を配置し、蒸着材料を上記筐体内に供給す
るとともに上記発熱体を上記筐体内の蒸着材料内に混入
し、上記発熱体を攪拌しながら上記誘導加熱体により誘
導加熱することにより、蒸着材料を蒸発させ、その蒸発
分子を基板の成膜面に導いて蒸着膜を形成した後、その
基板を順次蒸着膜を形成すべき蒸発源の開口部に対向す
る位置まで移動させ、蒸着膜を形成する工程を順次行う
ことにより、連続的に蒸着膜を形成して積層膜を得るも
のである。
【0022】本発明の各蒸着方法の作用は、各蒸着方法
に用いられる各蒸着装置における作用と同様であるの
で、ここでは省略する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の
形態にかかる蒸着装置の概略構成図である。
【0024】この蒸発装置1は、蒸発源4が真空チャン
バ側壁(図示せず)に、蒸発源4から蒸発分子が噴射さ
れる蒸発源4の開口部40を、真空チャンバ2の内方に
向けた状態に配置される。一方、基板3はその成膜面3
aをこの開口部40に向けた状態で基板ホルダ11に支
持される。
【0025】蒸発源4は、蒸着材料5を収容する開口部
40を備えた筐体41と、この蒸着材料5を筐体41内
に供給する材料供給部6と、筐体41内の蒸着材料5内
に混入される発熱体8と、この発熱体8の近傍かつ筐体
41の外周に設けられる発熱体8を誘導加熱するための
IHコイル7bと、この発熱体8を攪拌するための攪拌
部9とによって構成されている。筐体41の外周には、
このIHコイル7bのほか、ヒータ7aが設けられてお
り、誘導加熱体7を構成する。
【0026】材料供給部6は、蒸着材料を収容するホッ
パ6bと、発熱体8を含む蒸着材料全体に対する蒸着材
料の密度を所定値とするようホッパ6b内の蒸着材料5
の供給量を制御する供給制御手段6aからなる。この蒸
着材料の密度は、約70%であることが好ましく、供給
制御手段6aは常にその値が維持されるように制御を行
い、蒸着に伴って減少した蒸発材料量をホッパ6bから
筐体41内に供給する。
【0027】また、発熱体8は、C,SuS,Cu等の
熱伝導性の高い物質によって形成されており、直径が約
10mmの球状体である。
【0028】攪拌部9は、この発熱体8を攪拌する攪拌
棒9bと、この攪拌棒9bをその中心で支持するととも
に、回転軸を構成する支持回転軸9aと、この支持回転
軸9aを回転駆動するモータ9cを備える。
【0029】また、筐体41には、蒸発分子を基板に導
くための噴射力を蒸発分子に付加するための補助ガスを
供給するガス供給部10が設けられている。このガス供
給部は、Ar等の不活性ガス供給源10aおよび筐体4
1に連通するガス供給管10bによって構成される。こ
の構成によって、筐体41内に供給された補助ガスの運
動エネルギが蒸発分子に付加され、蒸発分子の噴射力が
さらに高められる。
【0030】なお、筐体41はセラミックスなどの耐熱
材料からなり、その大きさは、適宜変更することによ
り、例えば大きく形成した場合、蒸発時間を長くするこ
とができる。
【0031】また、本実施の形態では、発熱体8は直径
が約10mmの球状体としたベストモードとしたが、直
径は3〜15mmの範囲であればよい。
【0032】以上の実施の形態の蒸着装置1では、発熱
体8は、攪拌棒9bによって攪拌されながら、誘導加熱
体7により誘導加熱される。この場合、熱発散面が球面
全体とする発熱体8は攪拌しながら、広い面積にわたり
蒸着材料5に接触し、しかも発熱体8の接触面が常に移
動することから、発熱体の熱エネルギは蒸着材料5全体
に均一に拡散する。従って、蒸着材料は均一に溶融し、
蒸発分子は、連続的に、効率よく開口部全面から噴射す
ることになる。さらに、補助ガスにより、蒸発分子の噴
射速度を上昇させることができるので、蒸発分子の基板
3の成膜面3aへの到達時間を短くできる。従って、蒸
発分子は他の物質に汚染されず成膜面3aに到達し、そ
の結果、均一で優れた膜質の蒸着膜を、安定して形成す
ることができる。
【0033】さらに、材料供給部6には供給制御手段6
aを備えるので、蒸着工程で蒸発材料が減少しても、発
熱体8を含む蒸着材料全体に対する蒸着材料の密度を約
70%とするように蒸着材料の供給量を制御するので、
常に溶融すべき蒸着材料が一定に保たれ、蒸発分子を連
続的にかつ一定量噴射させることができ、安定した蒸着
工程を維持できる。
【0034】さらにまた、蒸発源4の開口部40は基板
成膜面3aと対向位置に、かつ側方を向いた状態で配置
されるので、蒸発分子は側方から噴射される形態をと
り、上方に噴射する場合に比べ、噴射力の低下が少な
く、蒸発分子の基板成膜面3aへの付着力が大きい点で
も、均一かつ不純物の少ない良質の蒸着膜を効率よく形
成することに寄与できるものである。
【0035】なお、蒸着装置1では、図3に示すよう
に、IHコイル7bの外方側に沿ってフェライト7cを
設けた構成としてもよい。この構成とした場合、さらに
高加熱の誘導加熱を実現でき、さらに安定した蒸着膜の
形成を行うことができる。
【0036】以上の蒸着装置1は、円筒型二ツ割構造で
あるベルジャ型真空チャンバなどに適用し、その真空チ
ャンバの側壁に、複数個の蒸発源を、所定間隔を空けて
設けた構成の蒸着装置とすることもできる。図2はこの
ような蒸着装置の一例を示す模式的平面図である。
【0037】この蒸着装置10は、蒸発源4a,4b,
4c,4dが所定間隔(真空チャンバ1/4周毎)を空
けて設けられており、各蒸発源4a,4b,4c,4d
は、蒸発分子が噴射される蒸発源の開口部がそれぞれ真
空チャンバ20の内方に向けた状態とされている。ま
た、基板3は、蒸着時には、その成膜面3aを蒸着すべ
き蒸発源(4a,4b,4c,4d)、例えば蒸発源4
aの開口部に向けた状態で配置される。そこで、上記し
た実施の形態と同様の蒸着を行った後、基板3を次の蒸
発源、例えば蒸発源4bの開口部まで周回移動させ、そ
こで同様の蒸着を行う。このように、基板3を順次周回
移動させ、各蒸発源毎に蒸着を行うことによって、積層
膜が得られる。基板3の配置、周回移動は図示しない移
動機構によって行われる。
【0038】なお、上記した各実施の形態において、蒸
発源(あるいは、それぞれの蒸発源)を設置すべき位置
に、複数個の蒸発源を縦に並べて設置する構成としても
よい。この場合は、蒸発分子の噴射面積が増大するの
で、大型の基板の蒸着が可能になり、優れた膜質の蒸着
膜あるいは積層膜を得ることができる点で有益である。
【0039】また、蒸着装置10では基板3を周回移動
させるが、これに限定されるものではなく、基板3の移
動形態は、真空チャンバの形態によって異なるものとし
てよい。
【0040】次に、この蒸着装置10を用いて、有機E
L膜を基板3に形成する薄膜形成工程を説明する。
【0041】まず、ベルジャ型真空チャンバ20にその
真空チャンバ1/4周毎に間隔を設けて、蒸発源4a、
4b、4c、4dを設ける。これらの蒸発源4a、4
b、4c、4dは、図1に示した蒸発源4と同様の構成
であり、蒸発材料が異なるのみである。
【0042】蒸発源4a、4b、4c、4dには、基板
への薄膜積層順に、陽極電極材料であるITO(インジ
ウム錫酸化物)、正孔輸送層材料であるTPD(トリフ
ェニルジアミン)、有機発光層材料であるAlq3 (ト
リスアルミニウム錯体)、陰極電極材料であるAlをそ
れぞれのホッパ6bにセットする。
【0043】次に、基板3を基板ホルダ11に支持した
状態で、複数の蒸発源4a、4b、4c、4dのそれぞ
れに対して成膜面3aを対向させながら、順次真空チャ
ンバ20内を周回移動(矢符A)させるように設置す
る。
【0044】ここでまず、ITO膜を形成するために、
基板3を蒸発源4aの対向位置に配した後、ホッパ6b
よりそれぞれの蒸着材料であるITOを筐体41内に供
給する。この蒸着材料の供給は蒸着が行なわれている
間、供給制御手段6aにより、蒸着材料の密度を約70
%とするよう、蒸着に伴って減少する蒸発材料量をホッ
パ6bから筐体41内に供給される。
【0045】この時、ヒータ7aにより蒸発源4a内を
誘導加熱するとともに、IHコイル7bにより重点的に
球状体をなす発熱体8を100〜300℃の温度範囲で
発熱させる。この発熱状態の発熱体8は、攪拌棒9bに
よって攪拌され、発熱体8の球表面から熱エネルギがI
TO全体に均一に拡散し、ITOを均一に溶融する。溶
融したITOは効率よく、蒸発分子となって噴射する。
さらに、補助ガスにより、ITOの蒸発分子は噴射速度
が上昇し、蒸発分子は短時間で基板3の成膜面3aに到
達する。この結果、蒸発分子は他の物質に汚染されず、
優れた膜質のITO膜が形成される。
【0046】次に、ITO膜が形成された基板3上に、
次に積層するTPD膜を蒸着するために、基板3を周回
移動させ、成膜面3aを蒸発源4bの対向位置となるよ
うに配する。次に、上記したITO膜の蒸着工程と同様
に、TPD膜を形成する。この工程はITO膜の蒸着工
程と同様であるのでその説明を省略する。
【0047】さらに、基板3を蒸発源4c,4dにそれ
ぞれ順に周回移動させ、それぞれの蒸発源4c,4dで
上記の蒸着工程と同様の工程により、TPD膜さらにA
lq 3 膜を連続的に積層することによって、有機EL素
子が得られる。
【0048】なお、本実施の形態の薄膜形成工程におけ
る蒸発源の数や設置箇所は、これに限定されるものでは
なく、多層膜デバイスの種類や積層数に応じて適宜変更
してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明にかかる
蒸発源、蒸着装置および蒸着方法によれば、蒸着材料内
に発熱体を混入し、誘導加熱によって発熱体を発熱させ
るとともに、発熱体を攪拌するようにしたので、蒸着材
料が有機材料であっても、有機材料に熱ダメージを与え
ることなく、しかも伝熱効果を高めて、蒸発材料の溶融
を均一に促進させることができる。その結果、均一で不
純物の少ない良質な蒸着膜を形成することができる。さ
らに、補助ガスの供給や蒸着材料の供給制御手段によ
り、常に一定量の蒸発分子を噴射速度を向上させた状態
で基板成膜面に到達させるので、良質な蒸着膜を効率よ
く得ることができ、生産性の向上も実現できる。
【0050】さらに、蒸発源を複数個設置することによ
り、積層膜を連続して、効率よく形成することができ
る。また更に、蒸発源を1つの蒸着工程で、例えば、縦
に並べるなどの配置をし、同時に蒸着工程を行なうこと
により、大型基板にも対応でき、上記と同様の良質な蒸
着膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる蒸着装置の概略構
成図である。
【図2】本発明の他の実施の形態にかかる蒸着装置を説
明するための模式的平面図である。
【図3】本発明の別の実施の形態にかかる蒸着装置の要
部概略構成図である。
【図4】従来の蒸着装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1、10 蒸着装置 3 基板 3a 成膜面 4、4a、4b、4c、4d 蒸発源 5 蒸着材料 6 材料供給部 7 誘導加熱体 7b IHコイル 7c フェライト 8 発熱体 9 攪拌部 9a 支持回転軸 9b 攪拌棒 9c モータ 10 ガス供給部 10a ガス供給源 10b ガス供給管 40 開口部 41 筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 倉一 大阪府東大阪市楠根1丁目8番27号 三容 真空工業株式会社内 (72)発明者 山田 敬治 大阪府東大阪市楠根1丁目8番27号 三容 真空工業株式会社内 (72)発明者 梶川 不二雄 大阪府東大阪市楠根1丁目8番27号 三容 真空工業株式会社内 (72)発明者 大橋 健一 大阪府東大阪市楠根1丁目8番27号 三容 真空工業株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB18 DB03 FA01 4K029 BA62 BC07 BD00 CA01 DB06 DB17 DB19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸着材料を蒸発させ、その蒸発分子を基板
    に導くことにより、薄膜を形成する蒸着装置に具備され
    る蒸発源であって、蒸着材料を収容する開口部を備えた
    筐体と、この蒸着材料を筐体内に供給する材料供給部
    と、上記筐体内の蒸着材料内に混入される発熱体と、こ
    の発熱体近傍かつ上記筐体の外周に設けられ、この発熱
    体を誘導加熱するための誘導加熱体と、この発熱体を攪
    拌する攪拌部とが具備されていることを特徴とする蒸発
    源。
  2. 【請求項2】上記発熱体は球状体からなるとともに、上
    記攪拌部はこの発熱体を攪拌する攪拌部材とこの攪拌部
    材を回転させる回転駆動手段を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の蒸発源。
  3. 【請求項3】上記筐体には、蒸発分子を基板に導くため
    の噴射力を蒸発分子に付加するための補助ガスを供給す
    るガス供給部が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の蒸発源。
  4. 【請求項4】上記材料供給部は、蒸着材料を収容するホ
    ッパと、上記発熱体を含む蒸着材料全体に対する当該蒸
    着材料の密度を所定値とするよう上記ホッパ内の蒸着材
    料の供給量を制御する供給制御手段を備えることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蒸発源。
  5. 【請求項5】上記誘導加熱体は、IHコイル(Inductio
    n Heating Coil) からなることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかにに記載の蒸発源。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の蒸発源
    が真空チャンバ側壁に、かつ、上記蒸発源から蒸発分子
    が噴射される当該蒸発源の開口部を上記真空チャンバ内
    方に向けた状態に配置されるとともに、成膜面をこの開
    口部に向けた状態で支持される基板が当該開口部に対向
    する位置に配置される蒸着装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれかに記載の蒸発源
    が複数個、真空チャンバ側壁にそれぞれ所定間隔を空け
    て設けられ、かつ、上記各蒸発源から蒸発分子が噴射さ
    れる当該蒸発源の開口部をそれぞれ真空チャンバ内方に
    向けた状態に配置されているとともに、基板の成膜面を
    順次移動させることによって各蒸発源の開口部の対向位
    置に配置する移動機構を備えてなる蒸着装置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の蒸発装置を用いた蒸着方
    法であって、筐体内に蒸着材料を供給するとともに発熱
    体を上記筐体内の蒸着材料内に混入し、この発熱体を攪
    拌しながら、上記誘導加熱体により誘導加熱することに
    より、蒸着材料を蒸発させ、その蒸発分子を基板の成膜
    面に導いて蒸着膜を形成する蒸着方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の蒸発装置を用いた蒸着
    方法であって、蒸発源を複数個、真空チャンバ側壁にそ
    れぞれ所定間隔を空けて設け、かつ、上記蒸発源から蒸
    発分子が噴射される当該蒸発源の開口部をそれぞれ真空
    チャンバ内方に向けた状態に配置するとともに、成膜面
    を上記蒸発源の開口部に対向させて基板を配置し、蒸着
    材料を上記筐体内に供給するとともに上記発熱体を上記
    筐体内の蒸着材料内に混入し、上記発熱体を攪拌しなが
    ら上記誘導加熱体により誘導加熱することにより、蒸着
    材料を蒸発させ、その蒸発分子を基板の成膜面に導いて
    蒸着膜を形成した後、その基板を順次蒸着膜を形成すべ
    き蒸発源の開口部に対向する位置まで移動させ、蒸着膜
    を形成する工程を順次行うことにより、連続的に蒸着膜
    を形成して積層膜を得る蒸着方法。
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