JP2003321114A - 水平循環可能なテーブルトップチェーン - Google Patents

水平循環可能なテーブルトップチェーン

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JP2003321114A JP2002128622A JP2002128622A JP2003321114A JP 2003321114 A JP2003321114 A JP 2003321114A JP 2002128622 A JP2002128622 A JP 2002128622A JP 2002128622 A JP2002128622 A JP 2002128622A JP 2003321114 A JP2003321114 A JP 2003321114A
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勝俊 芝山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トッププレートの上面にピン孔、連結ピンの
頭部等が露出しない平坦面のものとすることができ、上
側リンクプレートに取り付けられたトッププレートが如
何なる方向から荷重、衝撃力等の力を受けても、上側リ
ンクプレートから外れない水平循環可能なテーブルトッ
プチェーンを提供すること。 【解決手段】 ベースチェーンの上側リンクプレート2
に取り付けられるトッププレート7の下面には、フラン
ジ8bを有する係止枠体8が一体に形成されると共に凹
陥部7aが形成される。フランジ8bとトッププレート
7とで形成される溝部8cに上側リンクプレート2の端
部2cが挿入されることにより、トッププレート7は、
フランジ8bにより垂直方向への抜け止めがなされ、凹
陥部7aと上側リンクプレート2の端部2cに形成され
た突起2dとの係合により水平方向への抜け止めがなさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トッププレートの
上に搬送物を載置して搬送する水平循環可能なテーブル
トップチェーンに関し、詳しくは、寿司、野菜サラダ等
の食品、お好み焼き用食材、焼き肉用食材等を入れた
皿、容器を搬送する際に使用したり、食品工場でヨーグ
ルト、乳製品など液状食品の入った容器等を搬送する際
に使用したりする水平循環可能なテーブルトップチェー
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送物を水平循環経路に沿って搬
送するテーブルトップチェーンとして、合成樹脂製のオ
フセットリンクからなるベースチェーンに、合成樹脂製
のトッププレートを装着した水平循環可能なテーブルト
ップチェーンは公知(実公平2−31456号公報、実
開昭61−113715号公報)である。
【0003】従来例の一つであるテーブルトップチェー
ン(上記の前者実公平2−31456号公報に記載のも
のに相当する。)を形成する場合の分解図が図23に示
されている。ピン孔82a及びブシュ孔82bを有する
上下リンクプレート82,81と、ローラ84が遊嵌さ
れたブシュ83とでオフセットリンク81が形成され、
上側のリンクプレート82の上面に、ピン孔87aが穿
設されたトッププレート87が設けられ、トッププレー
ト87及びオフセットリンク81が連結ピン85により
複数連結されることによりテーブルトップチェーンが構
成されている。
【0004】図24、図25に他の従来例が示され、こ
の従来例のテーブルトップチェーン(上記の後者実開昭
61−113715号公報に記載のものに相当する。)
は、前記従来例のようにトッププレート87にピン孔8
7aが穿設されたものでないところが異なる。図24に
示されるように、ピン孔92a及びブシュ孔を有する上
下リンクプレート92,92と、ブシュ93とでオフセ
ットリンク91が形成され、上側のリンクプレート92
の上面にトッププレート97が取り付け固定されたオフ
セットリンク91が連結ピン95により複数連結される
ことによりテーブルトップチェーンは構成される。
【0005】図24に示されるように、上側リンクプレ
ート92の端部92cには、係止用突起92dが形成さ
れ、トッププレート97の裏面側には、図25に示され
るように、直方体状の取付片96,96が設けられ、こ
の取付片96には凹部96aが形成されている。トップ
プレート97の上側リンクプレート92への取り付け固
定は、取付片96の凹部96aと上側リンクプレート9
2の係止用突起92dとの嵌合により行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のテーブ
ルトップチェーン(前者)は、トッププレート87に連
結ピン85が挿入されるピン孔87aが穿設されている
ため、特に、食品を搬送する場合(例えば、回転寿
司)、ピン孔87aの部分が汚れやすく、衛生上、外観
上好ましくないという問題があり、また、連結ピン85
の露出した頭部により段差が生じることがあり、物品の
搬送上やはり好ましくないという問題がある。
【0007】また、他の従来のテーブルトップチェーン
(後者)は、トッププレート97の裏面側に設けられた
取付片96の凹部96aと上側リンクプレート92の係
止用突起92dとの嵌合固定により、上側リンクプレー
ト92にトッププレート97が取り付けられているた
め、図26に示すように、トッププレート97の端の方
で上方から荷重、衝撃力等の力Wを受けると、トッププ
レート97が湾曲して、凹部96aと係止用突起92d
との嵌合が外れたり(外れやすい部分をHで示す。)、
図27に示すように、側方から衝撃力W’を受けると、
やはり同じように凹部96aと係止用突起92dとの嵌
合が外れて(外れやすい部分をHで示す。)、上側リン
クプレート92からトッププレート97が外れるという
問題がある。
【0008】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題点を解消し、トッププレートの上面にピン孔、
連結ピンの頭部等が露出しない平坦面のものとすること
ができると共に、上側リンクプレートに取り付けられた
トッププレートが上方から、あるいは側方から荷重、衝
撃力等の力を受けても、トッププレートが上側リンクプ
レートから外れないようにすることができる水平循環可
能なテーブルトップチェーンを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、上下に離間対向した一対のリンクプレー
トを備えた複数のオフセットリンクが連結ピンで連結さ
れてなるベースチェーンと、該オフセットリンクの上側
リンクプレートの上面に取り付けられたトッププレート
とで水平循環可能なテーブルトップチェーンを構成した
ものである。
【0010】第1の課題解決手段(請求項1)は、上記
テーブルトップチェーンにおいて、トッププレートの下
面には、内方に張り出したフランジを有する略々コの字
状の係止枠体が一体に形成されると共に、上側リンクプ
レートの端部に形成された突起あるいは連結ピンの頭部
が挿入される凹陥部が形成され、係止枠体のフランジと
トッププレートの下面とで形成される溝部に上側リンク
プレートが水平方向から挿入されることにより、該上側
リンクプレートに該トッププレートが取り付けられ、こ
の上側リンクプレートに取り付けられたトッププレート
は、フランジにより垂直方向への抜け止めがなされてい
ると共に、凹陥部と突起あるいは連結ピンの頭部との係
合により水平方向への抜け止めがなされている、という
構成としたものである。
【0011】第2の課題解決手段(請求項2)は、上記
テーブルトップチェーンにおいて、トッププレートの下
面には、内方に張り出したフランジを有する略々コの字
状の係止枠体が一体に形成されると共に、該係止枠体の
フランジには、上側リンクプレートの端部に係合するフ
ックが形成され、係止枠体のフランジとトッププレート
の下面とで形成される溝部に上側リンクプレートが水平
方向から挿入されることにより、該上側リンクプレート
に該トッププレートが取り付けられ、この上側リンクプ
レートに取り付けられたトッププレートは、フランジに
より垂直方向への抜け止めがなされていると共に、該上
側リンクプレートの端部に係止枠体のフランジに形成さ
れたフックが係合することにより水平方向への抜け止め
がなされている、という構成としたものである。
【0012】第3の課題解決手段(請求項3)は、上記
テーブルトップチェーンにおいて、トッププレートの下
面には、係止部を有するリング状あるいは方形状の係止
用突起が一体に形成されると共に、上側リンクプレート
の端部には、該係止用突起が嵌合される係止孔が形成さ
れ、上側リンクプレートの係止孔にトッププレートの係
止用突起が係合されることにより、該上側リンクプレー
トに該トッププレートが取り付けられ、この上側リンク
プレートに取り付けられたトッププレートは、係止用突
起の係止部により垂直方向への抜け止めがなされている
と共に、係止用突起と係止孔との係合により水平方向へ
の抜け止めがなされている、という構成としたものであ
る。
【0013】第4の課題解決手段(請求項4)は、上記
テーブルトップチェーンにおいて、トッププレートの下
面には、係止部を有する直方体状の係止用突起が一体に
形成されると共に、上側リンクプレートの端部には、該
係止用突起の両端部に係合するフックが形成され、上側
リンクプレートの端部にトッププレートの係止用突起を
垂直方向から圧入することにより、該上側リンクプレー
トに該トッププレートが取り付けられ、この上側リンク
プレートに取り付けられたトッププレートは、係止用突
起の係止部により垂直方向への抜け止めがなされている
と共に、係止用突起の両端部に上側リンクプレートのフ
ックが係合することにより水平方向への抜け止めがなさ
れている、という構成としたものである。
【0014】
【作用】前記第1の課題解決手段によれば、上側リンク
プレートに、トッププレートの下面に形成された係止枠
体を介してトッププレートが取り付けられるので、トッ
ププレートの表面をピン孔がない平坦面になる。また、
トッププレートは、上側リンクプレートの端部の周縁が
係止枠体のフランジに覆われて垂直方向への抜け止めが
なされ、凹陥部と突起との係合、あるいは凹陥部と連結
ピンの頭部との係合により水平方向への抜け止めがなさ
れているので、トッププレートが如何なる方向から力を
受けても上側リンクプレートから外れることはない。
【0015】前記第2の課題解決手段によれば、上側リ
ンクプレートにトッププレートがその下面の係止枠体を
介して取り付けられるので、トッププレートの表面が平
坦面となる。トッププレートは、上側リンクプレートの
端部の周縁が係止枠体のフランジに覆われて垂直方向へ
の抜け止めがなされ、上側リンクプレートの端部と係止
枠体のフックとの係合により水平方向への抜け止めがな
されているので、トッププレートが如何なる方向から力
を受けても上側リンクプレートから外れることはない。
【0016】前記第3の課題解決手段によれば、上側リ
ンクプレートに、トッププレートの下面に形成された係
止用突起を介してトッププレートが取り付けられるの
で、トッププレートの表面が平坦面になる。また、トッ
ププレートは、係止孔と係止部を有する係止用突起との
係合固定により、上側リンクプレートに取り付けられて
いるので、係止用突起の係止部により垂直方向への抜け
止めがなされると共に、係止用突起と係止孔との嵌合に
より水平方向への抜け止めがなされているので、トップ
プレートが如何なる方向から力を受けても上側リンクプ
レートから外れることはない。
【0017】前記第4の課題解決手段によれば、上側リ
ンクプレートに、トッププレートの下面に形成された係
止用突起を介してトッププレートが取り付けられるの
で、トッププレートの表面が平坦面となる。また、トッ
ププレートは、上側リンクプレートの端部とトッププレ
ートの係止用突起とが係合固定され、係止用突起の係止
部により垂直方向への抜け止めがなされると共に、係止
用突起の両端部に上側リンクプレートのフックが係合す
ることにより水平方向への抜け止めがなされているの
で、トッププレートが如何なる方向から力を受けても上
側リンクプレートから外れることはない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態である
実施例1〜実施例6を図1〜図22に基づいて説明す
る。
【0019】
【実施例1】実施例1を図1〜図8に基づいて説明す
る。水平循環可能なテーブルトップチェーンは、図1〜
図3にその一部が示されるように、複数のオフセットリ
ンク1が連結ピン5により連結されてなるベースチェー
ン6と、オフセットリンク1の上側リンクプレート2の
上面に取り付けられたトッププレート7とで構成され、
搬送物をトッププレート7上に載置して循環経路に沿っ
て走行する。
【0020】オフセットリンク1は、ピン孔2a、2’
a及びブシュ孔2b、2’bを有する上下一対のリンク
プレート2,2’が該ブシュ孔2b、2’bにブシュ3
が圧入固定されることにより形成され、このブシュ3に
は、必要に応じてローラ4が遊嵌される。
【0021】このオフセットリンク1がその端部で順次
重ね合わされて連結ピン5で連結されることによりベー
スチェーン6が形成される。このベースチェーン6は金
属製のものであり、少なくともリンクプレート2,
2’、ブシュ3、連結ピン5は金属製である。なお、図
3中の5aは連結ピン5の頭部、5bは固定用割ピンで
ある。
【0022】以下詳述するように、オフセットリンク1
を構成する上側リンクプレート2の上面に合成樹脂製の
トッププレート7が取り付けられる。この上側リンクプ
レート2の端部2cには、図5に示すように、ピン孔2
a及び一対の突起2dが形成されている。
【0023】トッププレート7の下面(底面)には、図
4、図6、図7に示すように、平面略々コの字状の係止
枠体8が一体成形により、あるいは接着により一体に形
成される。この係止枠体8は、起立部8aの先端から内
方に張り出したフランジ8bを有するもので、フランジ
8bとトッププレート7の下面との間の隙間により溝部
8cが形成される。さらに、このトッププレート7の下
面には、上側リンクプレート2の突起2dが嵌合される
一対の凹陥部7aが形成されると共に、連結ピン5の頭
部5aがスライドして挿入される凹溝7bが形成され
る。
【0024】オフセットリンク1の上側リンクプレート
2にトッププレート7を取り付けるには、係止枠体8の
フランジ8bとトッププレート7の下面とで形成された
溝部8cに水平方向から上側リンクプレート2の端部2
cを押し込みながら挿入し、上側リンクプレート2の突
起2dをトッププレート7の下面に形成された凹陥部7
aに係合させる。図8には、上側リンクプレート2にト
ッププレート7が取り付けられた状態を示す。
【0025】上記のように上側リンクプレート2に、ト
ッププレート7の下面に形成された係止枠体8を介して
トッププレート7が取り付けられるので、トッププレー
ト7の表面をピン孔がない平坦面で形成することがで
き、その結果、衛生上、外観上良好なものとすることが
できる。
【0026】また、トッププレート7は、上側リンクプ
レート2の端部2cの周縁が係止枠体8のフランジ8b
に覆われて垂直方向への抜け止めがなされ、凹陥部7a
と突起2dとの係合により水平方向への抜け止めがなさ
れるので、トッププレート7が上方から、あるいは側方
から荷重、衝撃力等の力を受けても、トッププレート7
が上側リンクプレート2から外れないようにすることが
できる。
【0027】
【実施例2】実施例2を図9〜図11に基づいて説明す
る。この実施例2のテーブルトップチェーンは、前記実
施例1と同様に、複数のオフセットリンクが連結ピン1
5により連結されてなるベースチェーンと、オフセット
リンクの上側リンクプレート12の上面に取り付けられ
たトッププレート17とで構成される。
【0028】オフセットリンクは、ピン孔12a、1
2’a及びブシュ孔12b、12’bを有する上下一対
のリンクプレート12,12’が該ブシュ孔12b、1
2’bにブシュ13が圧入固定されることにより形成さ
れ、このブシュ13には、必要に応じてローラ14が遊
嵌される。
【0029】このオフセットリンクがその端部で順次重
ね合わされて連結ピン15で連結されることによりベー
スチェーンが形成され、このベースチェーンは、前記実
施例1と同じように金属製のものである。
【0030】以下詳述するように、オフセットリンクを
構成する上側リンクプレート12の上面に合成樹脂製の
トッププレート17が取り付けられる。この上側リンク
プレート12の端部12cには、ピン孔12aが穿設さ
れている。
【0031】トッププレート17の下面(底面)には、
図10に示すように、平面略々コの字状の係止枠体18
が一体成形により、あるいは接着により一体に形成され
る。この係止枠体18は、起立部18aの先端から内方
に張り出したフランジ18bを有するもので、フランジ
18bとトッププレート17の下面との間の隙間により
溝部18cが形成される。さらに、トッププレート17
の下面には、連結ピン15の頭部が嵌合される凹陥部1
7a及び連結ピン15の頭部15aがスライドして挿入
される凹溝17bが形成される。
【0032】オフセットリンクの上側リンクプレート1
2にトッププレート17を取り付けるには、溝部18c
に水平方向から上側リンクプレート12の端部12cを
押し込みながら挿入し、上側リンクプレート12に装着
された連結ピン15の頭部15aをトッププレート17
の下面に形成された凹陥部17aに嵌合させる。
【0033】上記のように上側リンクプレート12に、
係止枠体18を介してトッププレート17が取り付けら
れるので、トッププレート17の表面を平坦面で形成す
ることができる。また、上側リンクプレート12の取り
付けられたトッププレート17は、上側リンクプレート
12の端部12c周縁が係止枠体18のフランジ18b
に覆われて垂直方向への抜け止めがなされると共に、凹
陥部17aと連結ピン15の頭部15aとの嵌合により
水平方向への抜け止めがなされているので、トッププレ
ート17が上方からあるいは側方から力を受けても、ト
ッププレート17を上側リンクプレート12から外れな
いようにすることができる。
【0034】
【実施例3】実施例3を図12〜図14に基づいて説明
する。この実施例3のテーブルトップチェーンは、前記
実施例1と同様に、複数のオフセットリンクが連結ピン
25により連結されてなるベースチェーンと、オフセッ
トリンクの上側リンクプレート22の上面に取り付けら
れたトッププレート27とで構成される。
【0035】オフセットリンクは、ピン孔22a及びブ
シュ孔22bを有する上下一対のリンクプレート(下側
リンクプレート、ブシュ等については図示を省略)がブ
シュ孔22bにブシュが圧入固定されることにより形成
され、このブシュには、必要に応じてローラが遊嵌され
る。
【0036】このオフセットリンクがその端部で順次重
ね合わされて連結ピン25で連結されることによりベー
スチェーンが形成され、このベースチェーンは、前記実
施例1と同じように金属製のものである。
【0037】以下詳述するように、オフセットリンクを
構成する上側リンクプレート22の上面に合成樹脂製の
トッププレート27が取り付けられる。この上側リンク
プレート22の端部22cには、ピン孔22aが穿設さ
れている。
【0038】トッププレート27の下面(底面)には、
図12〜図14に示すように、平面略々コの字状の係止
枠体28が一体成形により、あるいは接着により一体に
形成される。この係止枠体28は、起立部28aの先端
から内方に張り出したフランジ28bを有するもので、
フランジ28bとトッププレート27の下面との間の隙
間により溝部が形成される。また、図12、図14に示
されるように、この係止枠体28の開口側のフランジ2
8bには、上側リンクプレート22の端部22cに係合
するフック28dが形成される。
【0039】オフセットリンクの上側リンクプレート2
2にトッププレート27を取り付けるには、係止枠体2
8のフランジ28bとトッププレート27の下面とで形
成された溝部28cに水平方向から上側リンクプレート
22の端部22cを押し込みながら挿入し、図13、図
14に示されるように、上側リンクプレート22の端部
22cをトッププレート27に形成された係止枠体28
のフック28dに係合させる。図13には、上側リンク
プレート22にトッププレート27が取り付けられた状
態を示す。
【0040】上記のように上側リンクプレート22にト
ッププレート27がその下面の係止枠体28を介して取
り付けられるので、トッププレート27の表面を平坦面
とすることができる。トッププレート27は、上側リン
クプレート22の端部22cの周縁が係止枠体28のフ
ランジ28bに覆われて垂直方向への抜け止めがなさ
れ、また、上側リンクプレート22の端部22cと係止
枠体28のフック28dとの係合により水平方向への抜
け止めがなされ、トッププレート27が上方から、ある
いは側方から力を受けても、上側リンクプレート22か
ら外れないようにすることができる。
【0041】
【実施例4】実施例4を図15〜図18に基づいて説明
する。この実施例4のテーブルトップチェーンは、前記
実施例1と同様に、複数のオフセットリンクが連結ピン
35により連結されてなるベースチェーンと、オフセッ
トリンクの上側リンクプレート32の上面に取り付けら
れたトッププレート37とで構成される。
【0042】オフセットリンク31は、ピン孔32a、
32’a及びブシュ孔32b、32’bを有する上下一
対のリンクプレート32,32’が該ブシュ孔32b、
32’bにブシュ33が圧入固定されることにより形成
され、このブシュ33には、必要に応じてローラ34が
遊嵌される。
【0043】このオフセットリンク31がその端部で順
次重ね合わされて連結ピン35で連結されることにより
ベースチェーンが形成され、このベースチェーンは、前
記実施例1と同じように金属製のものである。
【0044】以下詳述するように、オフセットリンク3
1を構成する上側リンクプレート32の上面に合成樹脂
製のトッププレート37が取り付けられる。この上側リ
ンクプレート32の端部32cには、ピン孔32a及び
一対の係止孔32dが穿設されている。また、トッププ
レート37の下面(底面)には、図15に示すように、
係止部38a及び割溝38bを有する一対のリング状の
係止用突起38が一体成形により、あるいは接着により
一体に形成される。
【0045】オフセットリンク31の上側リンクプレー
ト32にトッププレート37を取り付けるには、上側リ
ンクプレート32の係止孔32dにトッププレート37
の係止用突起38を係合するように上方からトッププレ
ート37を押圧するようにする。そうすると、係止孔3
2dに係合された係止用突起38は、その係止部38a
により抜け出さないように固定される。その結果、上側
リンクプレート32とトッププレート37とは、垂直方
向への抜け止めがなされると共に、水平方向への抜け止
めもなされる。図16には、上側リンクプレート32に
トッププレート37が取り付けられた状態を示す。
【0046】上記のように上側リンクプレート32に、
トッププレート37の下面に形成された係止用突起38
を介してトッププレート37が取り付けられるので、ト
ッププレート37の表面を平坦面で形成することがで
き、その結果、衛生上、外観上良好なものとすることが
できる。また、トッププレート37は、係止孔32dと
係止用突起38との係合固定により、上側リンクプレー
ト32に取り付けられているので、トッププレート37
が上方から、あるいは側方から荷重、衝撃力等の力を受
けても、トッププレート37を上側リンクプレート32
から外れないようにすることができる。
【0047】
【実施例5】実施例5を図19、図20に基づいて説明
する。この実施例5のテーブルトップチェーンは、前記
実施例1と同様に、複数のオフセットリンクが連結ピン
45により連結されてなるベースチェーンと、オフセッ
トリンクの上側リンクプレート42の上面に取り付けら
れたトッププレート47とで構成される。
【0048】オフセットリンクは、ピン孔42a及びブ
シュ孔42bを有する上下一対のリンクプレート42
(下側リンクプレートは図示を省略)が該ブシュ孔42
bにブシュが圧入固定されることにより形成され、この
ブシュには、必要に応じてローラが遊嵌される。
【0049】このオフセットリンクがその端部で順次重
ね合わされて連結ピン45で連結されることによりベー
スチェーンが形成され、このベースチェーンは、前記実
施例1と同じように金属製のものである。
【0050】以下詳述するように、オフセットリンクを
構成する上側リンクプレート42の上面に合成樹脂製の
トッププレート47が取り付けられる。この上側リンク
プレート42の端部42cには一対の係止孔42dが穿
設されている。また、トッププレート47の下面(底
面)には、図19に示すように、係止部48aを外側に
有する方形状の一対の係止用突起48が一体成形によ
り、あるいは接着により一体に形成される。
【0051】オフセットリンクの上側リンクプレート4
2にトッププレート47を取り付けるには、上側リンク
プレート42の係止孔42dにトッププレート47の係
止用突起48を係合するように上方からトッププレート
47を押圧するようにする。そうすると、係止孔42d
に係合された係止用突起48は、その係止部48aによ
り抜け出さないように固定される。その結果、上側リン
クプレート42とトッププレート47とは、垂直方向へ
の抜け止めがなされると共に、水平方向への抜け止めも
なされる。図20には、上側リンクプレート42にトッ
ププレート47が取り付けられた状態を示す。
【0052】上記のように上側リンクプレート42に、
トッププレート47の下面に形成された係止用突起48
を介してトッププレート47が取り付けられるので、ト
ッププレート47の表面を平坦面で形成することがで
き、その結果、衛生上、外観上良好なものとすることが
できる。また、トッププレート47は、係止孔42dと
係止用突起48との係合固定により、上側リンクプレー
ト42に取り付けられているので、トッププレート47
が上方から、あるいは側方から荷重、衝撃力等の力を受
けても、トッププレート47を上側リンクプレート42
から外れないようにすることができる。
【0053】
【実施例6】実施例6を図21、図22に基づいて説明
する。この実施例6のテーブルトップチェーンは、前記
実施例1と同様に、複数のオフセットリンクが連結ピン
55により連結されてなるベースチェーンと、オフセッ
トリンクの上側リンクプレート52の上面に取り付けら
れたトッププレート57とで構成される。
【0054】オフセットリンクは、ピン孔52a及びブ
シュ孔52bを有する上下一対のリンクプレート52
(下側リンクプレートは図示を省略)が該ブシュ孔52
bにブシュが圧入固定されることにより形成され、この
ブシュには、必要に応じてローラが遊嵌される。
【0055】このオフセットリンクがその端部で順次重
ね合わされて連結ピン55で連結されることによりベー
スチェーンが形成され、このベースチェーンは、前記実
施例1と同じように金属製のものである。
【0056】以下詳述するように、オフセットリンクを
構成する上側リンクプレート52の上面に合成樹脂製の
トッププレート57が取り付けられる。この上側リンク
プレート52の端部52cには、ピン孔52aが穿設さ
れていると共に、トッププレート57の係止用突起58
の両端部に係合する一対ずつのフック52dが形成され
ている。また、トッププレート57の下面(底面)に
は、図21に示すように、係止部58aを内側に有する
方形状の一対の係止用突起58が一体成形により、ある
いは接着により一体に形成される。
【0057】オフセットリンクの上側リンクプレート5
2にトッププレート57を取り付けるには、上側リンク
プレート52の端部52cをトッププレート57の係止
用突起58に垂直方向から圧入するようにする。そうす
ると、係止用突起58、58間に係合された上側リンク
プレート52の端部52cは、係止用突起58、58の
係止部58aに係合すると共に、フック52dが係止用
突起58、58の端部に係合して、上側リンクプレート
52にトッププレート57が固定される。その結果、上
側リンクプレート52とトッププレート57とは、垂直
方向への抜け止めがなされると共に、水平方向への抜け
止めもなされる。図22には、上側リンクプレート52
にトッププレート57が取り付けられた状態を示す。
【0058】上記のように上側リンクプレート52に、
トッププレート57の下面に形成された係止用突起58
を介してトッププレート57が取り付けられるので、ト
ッププレート57の表面を平坦面で形成することができ
る。また、トッププレート57は、上側リンクプレート
52の端部52cとトッププレートの係止用突起58と
の係合固定により、上側リンクプレート52に取り付け
られているので、係止用突起58の係止部58aにより
垂直方向への抜け止めがなされると共に、係止用突起5
8の両端部に上側リンクプレート52のフック52dが
係合することにより水平方向への抜け止めがなされ、ト
ッププレート57が上方から、あるいは側方から荷重、
衝撃力等の力を受けても、トッププレート57を上側リ
ンクプレート52から外れないようにすることができ
る。
【0059】以上各実施例について説明したが、本発明
は、ベースチェーンを金属製のものとする代わりに、上
下リンクプレートを合成樹脂製とし、ブシュ、連結ピン
などを適宜金属製、あるいは合成樹脂製などとした合成
樹脂製のベースチェーンとしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項に係る本
発明は、オフセットリンクの上側リンクプレートの上面
に、トッププレートの下面に一体に形成された略々コの
字状の係止枠体、係止用突起等を介してトッププレート
が取り付けられているので、トッププレートの表面を平
坦面で形成することができ、その結果、テーブルトップ
チェーンを衛生上、外観上良好なものとすることができ
る。さらに、各請求項に係る本発明は、以下のとおりの
作用効果を奏する。
【0061】請求項1に係る本発明は、トッププレート
の下面には、略々コの字状の係止枠体が一体に形成さ
れ、この係止枠体のフランジとトッププレートの下面と
で形成される溝部に上側リンクプレートが水平方向から
挿入されることにより、該上側リンクプレートに該トッ
ププレートが取り付けられ、この上側リンクプレートに
取り付けられたトッププレートは、フランジにより垂直
方向への抜け止めがなされていると共に、凹陥部と突起
あるいは連結ピンの頭部との係合により水平方向への抜
け止めがなされているので、トッププレートが上方か
ら、あるいは側方から荷重、衝撃力等の力を受けても、
トッププレートが上側リンクプレートから外れないよう
にすることができる。
【0062】請求項2に係る本発明は、前記トッププレ
ートの下面には、略々コの字状の係止枠体が一体に形成
されると共に、該係止枠体のフランジには、上側リンク
プレートの端部に係合するフックが形成され、この係止
枠体のフランジとトッププレートの下面とで形成される
溝部に上側リンクプレートが水平方向から挿入されるこ
とにより、該上側リンクプレートに該トッププレートが
取り付けられ、この上側リンクプレートに取り付けられ
たトッププレートは、前記フランジにより垂直方向への
抜け止めがなされていると共に、該上側リンクプレート
の端部に係止枠体のフランジに形成されたフックが係合
することにより水平方向への抜け止めがなされているの
で、トッププレートが上方から、あるいは側方から荷
重、衝撃力等の力を受けても、トッププレートが上側リ
ンクプレートから外れないようにすることができる。
【0063】請求項3に係る本発明は、トッププレート
の下面には、係止部を有するリング状あるいは方形状の
係止用突起が一体に形成されると共に、上側リンクプレ
ートの端部には、該係止用突起が係合される係止孔が形
成され、上側リンクプレートの係止孔にトッププレート
の係止用突起が嵌合されることにより、該上側リンクプ
レートに該トッププレートが取り付けられ、この上側リ
ンクプレートに取り付けられたトッププレートは、係止
用突起の係止部により垂直方向への抜け止めがなされて
いると共に、係止用突起と係止孔との係合により水平方
向への抜け止めがなされているので、トッププレートが
上方から、あるいは側方から荷重、衝撃力等の力を受け
ても、トッププレートが上側リンクプレートから外れな
いようにすることができる。
【0064】請求項4に係る本発明は、トッププレート
の下面には、係止部を有する直方体状の係止用突起が一
体に形成されると共に、上側リンクプレートの端部に
は、該係止用突起の両端部に係合するフックが形成さ
れ、上側リンクプレートの端部がトッププレートの係止
用突起に垂直方向から圧入されることにより、該上側リ
ンクプレートに該トッププレートが取り付けられ、この
上側リンクプレートに取り付けられたトッププレート
は、係止用突起の係止部により垂直方向への抜け止めが
なされていると共に、係止用突起の両端部に上側リンク
プレートのフックが係合することにより水平方向への抜
け止めがなされているので、トッププレートが上方か
ら、あるいは側方から荷重、衝撃力等の力を受けても、
トッププレートが上側リンクプレートから外れないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例1を示し、テーブルトップチェ
ーンの上面の一部平面図。
【図2】 同上、テーブルトップチェーンの下面の一部
平面図。
【図3】 同上、図1のF3−F3線断面図。
【図4】 同上、トッププレート裏面側と上側リンクプ
レートを示す斜視図。
【図5】 同上、上側リンクプレートの斜視図。
【図6】 同上、図4のF6−F6線断面図。
【図7】 同上、図4のF7−F7線断面図。
【図8】 同上、上側リンクプレートとトッププレート
との取付状態を示す斜視図。
【図9】 同上、テーブルトップチェーンの一部分解斜
視図。
【図10】 実施例2を示し、トッププレート裏面側と
上側リンクプレートを示す斜視図。
【図11】 同上、上側リンクプレートの斜視図。
【図12】 実施例3を示し、トッププレート裏面側と
上側リンクプレートを示す斜視図。
【図13】 同上、上側リンクプレートとトッププレー
トとの取付状態を示す斜視図。
【図14】 同上、図4のF14−F14線断面図。
【図15】 実施例4を示し、トッププレート裏面側と
上側リンクプレートを示す斜視図。
【図16】 同上、上側リンクプレートとトッププレー
トとの取付状態を示す斜視図。
【図17】 同上、オフセットリンクの分解斜視図。
【図18】 同上、トッププレートとオフセットリンク
の組立状態を示す斜視図。
【図19】 実施例5を示し、トッププレート裏面側と
上側リンクプレートを示す斜視図。
【図20】 同上、上側リンクプレートとトッププレー
トとの取付状態を示す斜視図。
【図21】 実施例6を示し、トッププレート裏面側と
上側リンクプレートを示す斜視図。
【図22】 同上、上側リンクプレートとトッププレー
トとの取付状態を示す斜視図。
【図23】 従来例を示し、トッププレートとオフセッ
トリンクの分解斜視図。
【図24】 他の従来例を示し、トッププレートとオフ
セットリンクの組立状態を示す斜視図。
【図25】 同上、トッププレート裏面側を示す斜視
図。
【図26】 同上、トッププレートが上方から力を受け
た場合の説明図。
【図27】 同上、トッププレートが側方から力を受け
た場合の説明図。
【符号の説明】
1,31 オフセットリンク 2,12,22 上側リンクプレート 2c,12c,22c 端部 2d 突起 5,15,25,35,45,55 連結ピン 5a,15a 連結ピンの頭部 6 ベースチェーン 7 トッププレート 7a 凹陥部 7b 凹溝 8 係止枠体 8a 起立部 8b フランジ 8c 溝部 17 トッププレート 17a 凹陥部 17b 凹溝 18 係止枠体 18a 起立部 18b フランジ 18c 溝部 27 トッププレート 28 係止枠体 28a 起立部 28b フランジ 28c 溝部 28d フック 32 上側リンクプレート 32c 端部 32d 係止孔 37 トッププレート 38 係止用突起 38a 係止部 38b 割溝 42 上側リンクプレート 42c 端部 42d 係止孔 47 トッププレート 48 係止用突起 48a 係止部 52 上側リンクプレート 52c 端部 52d フック 57 トッププレート 58 係止用突起 58a 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須子 友男 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 3B115 AA02 AA08 CB07 DA04 DA09 DB16 EA10 3F034 AA05 AA18 CA02 CB01 CB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に離間対向した一対のリンクプレー
    トを備えた複数のオフセットリンクが連結ピンで連結さ
    れてなるベースチェーンと、該オフセットリンクの上側
    リンクプレートの上面に取り付けられたトッププレート
    とからなる水平循環可能なテーブルトップチェーンにお
    いて、 前記トッププレートの下面には、内方に張り出したフラ
    ンジを有する略々コの字状の係止枠体が一体に形成され
    ると共に、前記上側リンクプレートの端部に形成された
    突起あるいは前記連結ピンの頭部が係合される凹陥部が
    形成され、 前記係止枠体のフランジと前記トッププレートの下面と
    で形成される溝部に前記上側リンクプレートが水平方向
    から挿入されることにより、該上側リンクプレートに該
    トッププレートが取り付けられ、 前記上側リンクプレートに取り付けられたトッププレー
    トは、前記フランジにより垂直方向への抜け止めがなさ
    れていると共に、前記凹陥部と前記突起あるいは前記連
    結ピンの頭部との係合により水平方向への抜け止めがな
    されていることを特徴とする水平循環可能なテーブルト
    ップチェーン。
  2. 【請求項2】 上下に離間対向した一対のリンクプレー
    トを備えた複数のオフセットリンクが連結ピンで連結さ
    れてなるベースチェーンと、該オフセットリンクの上側
    リンクプレートの上面に取り付けられたトッププレート
    とからなる水平循環可能なテーブルトップチェーンにお
    いて、 前記トッププレートの下面には、内方に張り出したフラ
    ンジを有する略々コの字状の係止枠体が一体に形成され
    ると共に、該係止枠体のフランジには、前記上側リンク
    プレートの端部に係合するフックが形成され、 前記係止枠体のフランジと前記トッププレートの下面と
    で形成される溝部に前記上側リンクプレートが水平方向
    から挿入されることにより、該上側リンクプレートに該
    トッププレートが取り付けられ、 前記上側リンクプレートに取り付けられたトッププレー
    トは、前記フランジにより垂直方向への抜け止めがなさ
    れていると共に、該上側リンクプレートの端部に前記係
    止枠体のフランジに形成されたフックが係合することに
    より水平方向への抜け止めがなされていることを特徴と
    する水平循環可能なテーブルトップチェーン。
  3. 【請求項3】 上下に離間対向した一対のリンクプレー
    トを備えた複数のオフセットリンクが連結ピンで連結さ
    れてなるベースチェーンと、該オフセットリンクの上側
    リンクプレートの上面に取り付けられたトッププレート
    とからなる水平循環可能なテーブルトップチェーンにお
    いて、 前記トッププレートの下面には、係止部を有するリング
    状あるいは方形状の係止用突起が一体に形成されると共
    に、前記上側リンクプレートの端部には、該係止用突起
    が嵌合される係止孔が形成され、 前記上側リンクプレートの係止孔に前記トッププレート
    の係止用突起が係合されることにより、該上側リンクプ
    レートに該トッププレートが取り付けられ、 前記上側リンクプレートに取り付けられたトッププレー
    トは、前記係止用突起の係止部により垂直方向への抜け
    止めがなされていると共に、係止用突起と係止孔との係
    合により水平方向への抜け止めがなされていることを特
    徴とする水平循環可能なテーブルトップチェーン。
  4. 【請求項4】 上下に離間対向した一対のリンクプレー
    トを備えた複数のオフセットリンクが連結ピンで連結さ
    れてなるベースチェーンと、該オフセットリンクの上側
    リンクプレートの上面に取り付けられたトッププレート
    とからなる水平循環可能なテーブルトップチェーンにお
    いて、 前記トッププレートの下面には、係止部を有する直方体
    状の係止用突起が一体に形成されると共に、前記上側リ
    ンクプレートの端部には、該係止用突起の両端部に係合
    するフックが形成され、 前記上側リンクプレートの端部に前記トッププレートの
    係止用突起を垂直方向から圧入することにより、該上側
    リンクプレートに該トッププレートが取り付けられ、 前記上側リンクプレートに取り付けられたトッププレー
    トは、前記係止用突起の係止部により垂直方向への抜け
    止めがなされていると共に、前記係止用突起の両端部に
    前記上側リンクプレートのフックが係合することにより
    水平方向への抜け止めがなされていることを特徴とする
    水平循環可能なテーブルトップチェーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530396A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 アウムント−フエルデレルバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 早組立て装置を持つ板コンベヤ
JP2010013273A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Arekkusu Engineering Kk トップチェーン
JP2012506832A (ja) * 2008-10-30 2012-03-22 レックスノルド マルベット エッセ.エッルレ.エッレ. 物品コンベヤ用チェーン
US9481522B2 (en) 2010-05-04 2016-11-01 George Terah Gough Conveyors and transmission belts

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