JP2003320688A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2003320688A
JP2003320688A JP2002129612A JP2002129612A JP2003320688A JP 2003320688 A JP2003320688 A JP 2003320688A JP 2002129612 A JP2002129612 A JP 2002129612A JP 2002129612 A JP2002129612 A JP 2002129612A JP 2003320688 A JP2003320688 A JP 2003320688A
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recording
absorbing material
paper
medium
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JP2002129612A
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Satoshi Hosono
聡 細野
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0065Means for printing without leaving a margin on at least one edge of the copy material, e.g. edge-to-edge printing

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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要なインク滴を確実に捕集してインクミス
トの発生を防止できるインクジェット式記録装置を提供
する。 【解決手段】 ヘッド走査機構と紙送り機構とを作動さ
せながら記録ヘッド16のノズル開口からインク滴を吐
出させることで印刷記録媒体2に対する記録を行うイン
クジェット式記録装置1であって、記録ヘッド16の走
査領域の直下で、印刷記録媒体2を支えるプラテン20
の表面にインク滴吸収材21を敷設すると共に、印刷対
象となる幅寸法の異なる各印刷記録媒体2の媒体幅縁部
に対応する部分の吸収材高さを他の部分よりも増加させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録ヘッドのノズル開口からインク滴を吐出して記録用
紙や記録フィルム等のシート状の印刷記録媒体に文字や
画像などを記録するインクジェット式記録装置に関し、
特に縁なし印刷に適したものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタやプロッタ等のインクジェット
式記録装置は、キャリッジの主走査方向の往復移動に伴
ってキャリッジに取り付けられた記録ヘッドからインク
滴を吐出させる一方、記録用紙を主走査方向と直交する
副走査方向へ搬送する。そして、これらのインク滴の吐
出動作と記録用紙の搬送動作とを関係付けて行うこと
で、記録用紙に文字や画像の記録が行われる。
【0003】このような記録装置では、記録用紙よりも
外側で吐出されたインク滴が記録用紙や装置内を汚して
しまう。また、記録用紙よりも外側で吐出されたインク
滴はミスト化し易く、このインクミストが記録ヘッドの
ノズル開口付近に付着すると、付着したインクミストに
よってインク滴の吐出が不安定になってしまう。このよ
うな不要なインク滴による不具合を防止するため、特開
平4−341848号公報には、記録用紙よりも外側で
吐出された不要なインク滴を吸収するインク吸収材を記
録用紙の裏側に配設した記録装置が提案されている。
【0004】また、この種の記録装置には、記録用紙の
全域に亘って印刷する所謂縁無し印刷モードを設けたも
のがあり、この縁無し印刷モードでは、記録用紙の面積
よりも幾分広い範囲の印刷データを用意して4辺を越え
た領域にまでインク滴を吐出させる。このため、この記
録装置は、記録用紙の裏側にインク吸収材を配設してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高画質化を
実現するためのインク滴は、一般にそのインク量は極め
て少ないことが必要であり、例えば2pL(ピコリット
ル)と極く少量になっている。そして、この極く少量の
インク滴は、空気の粘性抵抗を強く受けてしまうので飛
翔可能な距離は極めて短い。このため、従来装置のイン
ク吸収材を単に配設しただけでは、一部のインク滴はイ
ンク吸収材まで届かずにミスト化してしまう虞がある。
【0006】また、記録ヘッドからインク吸収材までの
距離を短くすると、記録紙に巻き癖が付いていた場合に
引っ掛かるトラブルが新たに発生する。このため、単に
インク吸収材までの距離を短くしただけでは縁なし印刷
モードによる記録の高画質化を実現することはできな
い。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、不要なインク滴を確実に捕
集してインクミストの発生を防止できるインクジェット
式記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、複数のノズル開口からなるノズル列をノズル面
に穿設してなる記録ヘッドと、該記録ヘッドを記録幅方
向に移動させるヘッド走査機構と、印刷記録媒体を前記
記録幅方向と直交する媒体送り方向に搬送する媒体搬送
機構と、該媒体搬送機構により送り込まれた記録媒体を
載せて記録ヘッドのノズル面に対向させるプラテンとを
備え、ヘッド走査機構と紙送り機構とを作動させながら
ノズル開口からインク滴を吐出させることで印刷記録媒
体に対する記録を行うインクジェット式記録装置におい
て、上記プラテンの表面に、印刷記録媒体を支持する複
数の支持突起を間隔を空けて記録ヘッドの移動方向に沿
って設けるとともに、各支持突起よりも低い位置にイン
ク滴吸収材を敷設し、該インク滴吸収材は、媒体送り方
向に対する上記支持突起の列の上流側と下流側に配置し
た前後端部用インク滴吸収材と、左右幅が規格化された
印刷記録媒体の左右の側縁に対応する位置に配置した側
縁用インク滴吸収材とから構成し、該側縁用インク滴吸
収材の表面高さを前後端部用インク吸収材の表面高さよ
りも高く設定したことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載のものは、前記側縁用イン
ク滴吸収材は、前後端部用インク滴吸収材とは異なる素
材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
インクジェット式記録装置である。
【0010】請求項3に記載のものは、前記側縁用イン
ク滴吸収材は、前記規格化された印刷記録媒体の左右の
側縁の下方まで延在させた前後端部用インク吸収材の上
に、該インク吸収材とは異なる素材のインク滴吸収素材
を積層して構成したことを特徴とする請求項1に記載の
インクジェット式記録装置である。
【0011】請求項4に記載のものは、前記側縁用イン
ク滴吸収材は、前後端部用インク滴吸収材よりも硬質な
素材で構成して面精度を高めたことを特徴とする請求項
2又は請求項3に記載のインクジェット式記録装置であ
る。
【0012】請求項5に記載のものは、前記側縁用イン
ク滴吸収材が石綿製の吸収材であることを特徴とする請
求項1から請求項4のいずれかに記載の記載のインクジ
ェット式記録装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下の説明では、本発明に
係るインクジェット式記録装置としてインクジェット式
プリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)を例に挙
げることにする。
【0014】まず、プリンタの全体構成について説明す
る。ここで、図1はプリンタの概略構造を示す平面図で
あり、図2はプリンタ内部の概略側面図である。これら
の図に示すように、プリンタ1は、シート状の印刷記録
媒体の一種である記録用紙2を給送する給紙部3と、給
送された記録用紙2に画像等の記録を行う記録部4と、
記録済みの記録用紙2を紙排出方向に搬送する排紙部5
とを備えている。
【0015】給紙部3は、媒体供給部として機能し、プ
リンタ1における後側部分に設けられている。この給紙
部3は、複数の記録用紙2…を重ねた状態で支持可能な
支持板6と、支持板6上の記録用紙2を摩擦によって記
録部4側に給送する給紙ローラ7と、給紙ローラ7によ
り給送された記録用紙2を記録部4側へ案内するガイド
板8とを備えている。なお、円筒状芯材の表面に巻回さ
れた所謂ロール紙をこの給紙部3から供給することもで
きる。この場合、例えば、別体のロール紙ホルダ(図示
せず)を給紙部3に装着する。
【0016】上記の支持板6には、記録用紙2の左右の
側縁(つまり、左右のエッジ部分)に当接することで記
録用紙2の幅方向の位置を規制するエッジガイド9を左
右1対設けている。即ち、このエッジガイド9は、プリ
ンタ1の正面から見て右側に位置する右側エッジガイド
9Aと、左側に位置する左側エッジガイド9Bとから構
成されている。
【0017】本実施形態では、右側エッジガイド9Aを
支持板6の右端部に該支持板6と一体に設け、左側エッ
ジガイド9Bを記録幅方向である左右方向に移動可能に
配設している。このため、支持板6には、左側エッジガ
イド9Bの取付基部(図示せず)が嵌合するガイド溝部
10を左右方向に延設してあり、左側エッジガイド9B
は、このガイド溝部10に沿って記録幅方向に移動可能
に取り付けられている。そして、ユーザーは、使用する
記録用紙2の紙幅に応じて左側エッジガイド9Bを左右
方向に移動し、両エッジガイド9A,9Bのガイド面を
記録用紙2の側縁に当接させることで、支持板6上に支
持されている記録用紙2の左右位置を規制する。これに
より、一対のエッジガイド9A,9Bによって、例えば
ハガキサイズからA4サイズまでの規格化された複数サ
イズの記録用紙2に対する位置規制が行える。また、こ
れらのエッジガイド9A,9Bによって、給紙部3から
記録部4へ記録用紙2を真っ直ぐに案内することもでき
る。
【0018】ここで、ハガキサイズの記録用紙2はこの
実施形態における記録可能な最小幅の記録用紙に相当
し、A4サイズの記録用紙2は同じく記録可能な最大幅
の記録用紙に相当する。しかし、記録可能な用紙サイズ
はこの例に限らず、任意に定めることができる。例え
ば、記録可能な用紙サイズを、ハガキサイズよりも小さ
い名刺サイズからA4サイズよりも大きいA3サイズの
範囲内で定めてもよい。
【0019】給紙ローラ7には給紙モータ11(図3参
照)の回転軸が連結されており、この給紙ローラ7は給
紙モータ11の駆動力によって回転する。そして、この
給紙ローラ7が回転すると、支持板6上で支持された複
数の記録用紙2…の内、最上部に位置する記録用紙2が
該給紙ローラ7の表面に接触し、給紙ローラ7の回転に
伴って搬送されて記録部4に供給される。なお、給紙モ
ータ11は、図3に示すプリンタコントローラ12に電
気的に接続されており、このプリンタコントローラ12
からの駆動信号によって作動が制御される。
【0020】記録部4は、インクカートリッジ15を着
脱可能に保持するカートリッジ保持部が設けられると共
に記録ヘッド16が取り付けられたキャリッジ17と、
このキャリッジ17を記録幅方向である主走査方向(紙
幅方向)に沿って案内するガイド軸18と、記録用紙2
を搬送する紙送り機構と、キャリッジ17をガイド軸1
8に沿って移動させるキャリッジ走査機構と、紙送り機
構により送り込まれた記録用紙2を載せて記録ヘッド1
6のノズル面に対向させるプラテン20と、該プラテン
20の表面に設けられて印刷用紙の外側で吐出されたイ
ンク滴を吸収するためのインク滴吸収部21とを備えて
いる。
【0021】図4に示すように、記録ヘッド16は、記
録用紙2と対向する面(先端面)にノズルプレート19
を備えている。そして、このノズルプレート19には、
複数のノズル開口を列状に穿設したノズル列を、複数列
横並びに配置している。従って、ノズルプレート19の
外側表面が本発明におけるノズル面として機能し、例え
ば、7条のノズル列を横並びに配置し、これらのノズル
列の並び方向を記録幅方向に揃えている。そして、記録
ヘッド16では、インクカートリッジ15から供給され
たインクを各ノズル開口から印刷データに応じて吐出さ
せる。
【0022】なお、この記録ヘッド16に関し、ノズル
開口からインク滴を吐出可能であれば、任意の構成を取
り得る。例えば、圧力発生素子として電気機械変換素子
の一種である圧電振動子を用いた記録ヘッド16を用い
ることができる。また、圧力発生素子として電気機械変
換素子の一種である磁歪素子を用いた記録ヘッド16で
もよい。さらに、圧力発生素子として発熱素子を用いた
記録ヘッド16であってもよい。
【0023】紙送り機構は、記録用紙2を記録幅方向と
は直交する紙送り方向に搬送する。本実施形態の紙送り
機構は、図2に示す紙送りローラ22と、図3に示す紙
送りモータ23と、同じく図3に示すプリンタコントロ
ーラ12とから構成される。紙送りローラ22は、図2
及び図4に示すように、下側に位置する駆動ローラ22
Aと上側に位置する従動ローラ22Bとから構成されて
いる。駆動ローラ22Aには紙送りモータ23の回転軸
が連結されており、この駆動ローラ22Aは紙送りモー
タ23の駆動力によって回転する。また、従動ローラ2
2Bは、駆動ローラ22Aの回転に従動して回転する。
この紙送りモータ23は、プリンタコントローラ12に
電気的に接続されており、このプリンタコントローラ1
2からの駆動信号によって作動が制御される。
【0024】キャリッジ走査機構は、キャリッジ17を
主走査方向に移動させる。本実施形態のキャリッジ走査
機構は、図3に示すパルスモータ24と、このパルスモ
ータ24の回転によってキャリッジ17を移動させる動
力伝達部と、パルスモータ24の作動を制御するプリン
タコントローラ12とから構成される。なお、動力伝達
部は、任意の構成を取り得るが、例えば、プリンタ1の
左右一端側に設けられ、パルスモータ24の回転軸に接
続された駆動プーリーと、プリンタ1の左右他端側に設
けた遊転プーリーと、駆動プーリーと遊転プーリーとの
間に掛け渡されると共に、キャリッジ17に接続された
タイミングベルトとから構成される。そして、このキャ
リッジ走査機構では、記録可能な最大幅の記録用紙2の
幅よりも広い範囲で記録ヘッド16を移動させることが
できる。本実施形態では、記録可能な最大幅であるA4
サイズの記録用紙2の幅よりも広い範囲での移動が可能
である。
【0025】インク滴吸収部21は、記録ヘッド16の
走査領域の直下において、記録用紙2の裏面側に配置さ
れている。このインク滴吸収部21は、図4に示すよう
に、記録用紙2を下方から支えるプラテン20の表面に
配されており、該プラテン20の後方側(紙送り方向の
上流側)には、紙送り機構の紙送りローラ22を構成す
る駆動ローラ22Aと従動ローラ22Bとが配置され、
該プラテン20の前方側(紙送り方向の下流側)には、
後述する排紙部5の排紙ローラ29を構成する駆動ロー
ラ29Aと紙押えローラ22Bとが配置されている。即
ち、記録用紙2は、紙送りローラ22により給紙部3か
ら記録部4のプラテン20上へと案内され、プラテン2
0上における記録ヘッド16の印刷操作終了後に、排紙
ローラ29により記録部4のプラテン20上から排紙部
3へと順次案内されるように成っている。
【0026】プラテン20は板状の部材であり、その表
面には、記録ヘッド16の移動方向に沿って所定の間隔
を隔てて支持突起として機能する複数のダイヤモンドリ
ブ52…が並列に設けられている。各ダイヤモンドリブ
52…はプラテン面よりも上方へ突出しており、その上
面は記録用紙2を支える当接面となり、記録用紙2を各
ダイヤモンドリブ52…で部分的に支える。
【0027】インク滴吸収部21は、図5に示すよう
に、プラテン20の表面に、媒体送り方向に対する前記
ダイヤモンドリブ52の列の下流側に敷設した前端部用
インク滴吸収材21aと、上流側に敷設した後端部用イ
ンク滴吸収材21bと、左右幅が規格化された印刷記録
媒体の左右の側縁に対応する位置に配置した側縁用イン
ク滴吸収材21c,21d,21eとから構成し、該側
縁用インク滴吸収材21c,21d,21eの表面高さ
を前後端部用インク吸収材21a,21bの表面高さよ
りも高く設定してある。インク滴吸収材21としては、
例えばフェルトやスポンジ等で作製された吸液性の良い
多孔質部材を採用している。
【0028】本実施形態では、説明を簡便にするため
に、図1に示すように、幅がW1とW2に規格化された
2種類の記録紙2A,2Bを使用する仕様にしてあるの
で、図1及び図5に示すように、ダイヤモンドリブ52
の列の下流側に前端部用インク滴吸収材21aを敷設す
るとともに上流側に後端部用インク滴吸収材21bを均
一厚さで敷設し、この上に側縁用インク滴吸収材21
c,21d,21eを敷設する。
【0029】側縁用インク滴吸収材21c,21d,2
1eの配置を具体的に説明すると、各記録用紙2A,2
Bの用紙幅縁部(右側縁部及び左側縁部)に対応する部
分、即ち、各記録用紙2A,2Bの右側縁部を支えるダ
イヤモンドリブ52Aの外側(記録用紙2A,2Bとは
反対側であって図中右側)に側縁用インク滴吸収材21
cを用紙の側縁方向(媒体送り方向とも表現できる。)
に沿って細長く敷設し、幅狭な記録用紙2Aの左側側縁
部を支えるダイヤモンドリブ52Bの外側(記録用紙2
Aとは反対側であって図中左側)に側縁用インク滴吸収
材21dを用紙側縁方向に沿って細長く敷設し、幅広な
記録用紙2Bの左側側縁部を支えるダイヤモンドリブ5
2Cの外側(記録用紙2Aとは反対側であって図中左
側)に側縁用インク滴吸収材21eを用紙側縁方向に沿
って細長く敷設する。
【0030】なお、各側縁用インク滴吸収材21c,2
1d,21eは、そのサイズが規格化された印刷記録媒
体(記録用紙2A,2B)の左右の側縁の下方まで延在
させたスポンジ製前後端部用インク吸収材21a,21
bの上に、該インク滴吸収材とは異なる材質のインク滴
吸収素材を積層して構成しても良い。例えば、スポンジ
製前後端部用インク吸収材21a,21bの上に、硬質
な素材で面精度を高めた多孔質樹脂製、石綿製、或いは
圧縮繊維製の吸収材を側縁用インク滴吸収材として積層
しても良い。また、各側縁用インク滴吸収材21c,2
1d,21eは、前後端部用インク吸収材21a,21
bの上に積層する構成に限定されるものではなく、前後
端部用インク吸収材21a,21bよりも厚い多孔質樹
脂製吸収材を単独で敷設しても良い。
【0031】これら吸収材21a〜21eの高さ関係
は、図5(b)に示すように、例えば、記録用紙2の表
面からノズル面までの距離D1が1.2mmであるとす
ると、ノズル面から前後端部用インク滴吸収材21a,
21bの上面までの距離D2が4〜5mm、ノズル面か
ら側縁用インク滴吸収材21c,21d,21eの上面
までの距離D3が3〜4mmである。即ち、側縁用イン
ク滴吸収材21c,21d,21eの表面高さが前後端
部用インク滴吸収材21a,21bの表面高さよりも約
1mm程度高く設定されている。
【0032】これは、図6に示すインク滴の飛行速度と
プラテンギャップとの相関関係に基づいて設定したもの
である。図6では、縦軸をインク滴の飛行速度とし、横
軸をプラテンギャップとしており、インク滴の量が多け
れば(十数pL程度)であれば、傾きが小さい(インク
滴の飛行速度はそれほど低下しない)。しかし、インク
滴の量が少なくなると(例えば、5pL位になると)傾
きが大きくなり、さらに半分になると(例えば、2.5
pL位になると)傾きがさらに大きくなる。例えば、5
pLのインク滴が6mmまで届くとすると、2.5pL
のインク滴は3mm位までしか届かない。
【0033】ミスト化するインク滴を考察すると、記録
用紙2の先端部分と後端部分への印字時と記録用紙2の
左右側縁部分への印字時とを比較した場合、記録用紙2
の前後端の捨て打ちは1枚に1回〜数回程度で済むが、
左右側縁の捨て打ちは記録ヘッド16が往復するたびに
行われる。例えば、記録用紙2の先端部分と後端部分へ
の印字時は2〜8pass(走査回数)で足り、側縁部
分への印字時は20〜100passが必要となる。こ
のため、記録用紙2の前後端については比較的捨て打ち
インク量が少なくなり、左右側縁については比較的捨て
打ちインク量が多くなる。したがって、側縁部分の記録
時における捨て打ちのインク滴を回収することができれ
ば事実上の問題は解決する。
【0034】この様な理由により、ノズル面から前後端
部用インク滴吸収材21a,21bの上面までの距離D
2を4〜5mm、ノズル面から側縁用インク滴吸収材2
1c,21d,21eの上面までの距離D3を3〜4m
mと設定すれば、縁なし印刷の捨て打ち領域におけるイ
ンク滴をミスト化させることなく、インク滴吸収材21
へ効果的に吸収させることができる。
【0035】そして、ダイヤモンドリブ52の上面から
前後端部用インク滴吸収材21a,21bの上面までの
ギャップは1.8〜3.8mm確保されているので、ロ
ール紙を用いた場合など記録用紙2に巻き癖や彎曲があ
ったとしても、記録用紙2の先端がインク滴吸収材21
aに引っ掛かるトラブルの発生も生じない。
【0036】前記した排紙部5は、駆動ローラ29A
と、この駆動ローラ29Aの上側に隣接して従動し、上
記プラテン20の前端部に所定の間隔で軸支された複数
の異形状紙押えローラ29Bとから構成された排紙ロー
ラ29を備える。駆動ローラ29Aには、プリンタコン
トローラ12によって作動が制御される排紙モータ30
(図3参照)が連結されている。そして、駆動ローラ2
9Aはこの排紙モータ30の駆動力によって回転し、紙
押えローラ29Bは駆動ローラ29Aの回転に従動して
回転する。そして、記録済みの記録用紙2を駆動ローラ
29Aと紙押えローラ29Bとで挟持して排出方向に搬
送する。
【0037】次に、このプリンタ1の電気的構成につい
て説明する。このプリンタ1は、図3に示すように、プ
リンタコントローラ12と、プリントエンジン33とを
備えている。
【0038】プリンタコントローラ12は、記録部4や
給紙部3等の動作を制御するコントローラとして機能す
る。このプリンタコントローラ12は、図示しないホス
トコンピュータ等からの印刷データ等を受信するインタ
ーフェース34と、各種データの記憶等を行うRAM3
5と、各種データ処理のための制御ルーチン等を記憶し
たROM36と、CPU等からなる制御部37と、クロ
ック信号を発生する発振回路38と、記録ヘッド16へ
供給する駆動信号を発生する駆動信号発生回路39と、
印刷データをドット毎に展開した印字データ及び駆動信
号等をプリントエンジン33に送信するためのインター
フェース40とを備えている。
【0039】また、プリントエンジン33は、上記した
パルスモータ24、給紙モータ11、紙送りモータ2
3、排紙モータ30、及び記録ヘッド16を備えてい
る。
【0040】上記のインターフェース34は、例えばキ
ャラクタコード、グラフィック関数、イメージデータの
何れか1つのデータまたは複数のデータからなる印刷デ
ータをホストコンピュータ等から受信する。また、ホス
トコンピュータから送信される記録モードを指定する制
御コマンド(記録モード設定情報)や、縁無し印刷モー
ドを指定する制御コマンド(縁無し印刷モード設定情
報)も、このインターフェース34を通じて入力され
る。一方、インターフェース34からは、ホストコンピ
ュータに対してビジー信号(BUSY)やアクノレッジ
信号(ACK)等を出力する。
【0041】また、制御部37は、プリンタ1の動作を
制御する。即ち、ホストコンピュータから送信される印
刷データや制御コマンド、及びROM36に記憶された
制御ルーチンに基づいてプリントエンジン33を構成す
る各部を作動させる。
【0042】次に、このプリンタ1における動作につい
て説明する。まず、給紙部3に記録用紙2をセットす
る。この記録用紙2のセットは、最初に、右側エッジガ
イド9Aから左側エッジガイド9Bまでの間隔が記録用
紙2の紙幅よりも広くなるように左側エッジガイド9B
を左方向に移動させた後、右側エッジガイド9Aと左側
エッジガイド9Bとの間に記録用紙2を載置し、次に記
録用紙2の左側縁部が左側エッジガイド9Bのガイド面
に接触するように左側エッジガイド9Bを右方向に移動
させることでなされる。
【0043】記録用紙2をセットしたならば、プリンタ
1は、ホストコンピュータから送信される印刷データや
制御コマンドに基づいて記録動作を行う。即ち、プリン
タコントローラ12(制御部37)は、制御コマンドに
基づいてプリントエンジン33を構成する各部を適宜作
動させて記録用紙2に対する画像等の記録を行い、これ
に伴って、給紙部3では、給紙モータ11が作動されて
記録用紙2を記録部4に順次給送する。そして、記録部
4では、パルスモータ24、記録ヘッド16、及び紙送
りモータ23が作動され、給送された記録用紙2に対し
てインク滴を着弾させることで記録を行う。
【0044】記録用紙2を記録開始位置に位置付けたな
らば、パルスモータ24の作動によってキャリッジ17
を記録幅方向に移動させ、このキャリッジ17の移動中
に記録ヘッド16を作動してノズル開口からインク滴を
吐出させる。つまり、記録ヘッド16を主走査する。
【0045】このとき、縁なし印刷モードにおいては記
録用紙2におけるエッジ部分の外側でもインク滴が吐出
されるが、上記したように、記録用紙2を支えるプラテ
ン20の表面に、インク滴を吸収保持できる材料である
インク滴吸収材21を敷設してあるので、縁なし印刷の
捨て打ち領域におけるインクミストを確実に吸収させる
ことができる。
【0046】特に、プラテン20の各記録用紙2の用紙
幅縁部(右側縁部及び左側縁部)に対応する部分に、側
縁用インク滴吸収材21c,21d,21eを、高さを
増加させ、且つ面精度を向上させて配置してあるので、
ミスト化しがちな極く少量のインク滴を確実に吸収させ
ることができる。
【0047】記録ヘッド16が記録対象となる領域を横
切ったならば、パルスモータ24の作動を止めてキャリ
ッジ17を停止させ、紙送りモータ23を再度作動させ
て記録用紙2を1ピッチ分搬送する。
【0048】そして、以後は、記録ヘッド16の主走査
と記録用紙2の搬送とを繰り返し行い、記録用紙2にお
ける紙送り方向の上流側から順に画像等を記録する。
【0049】ところで、本発明は、上記の実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づい
て種々の変形が可能である。例えば、インク滴吸収部2
1に関し、2種類の記録用紙2A,2Bの用紙幅縁部
(右側縁部及び左側縁部)に対応する部分に、側縁用イ
ンク滴吸収材21c,21d,21eを配置している
が、これに限らず、規格化された記録用紙の種類に応じ
て配置すればよく、89mm幅、127mm幅などのロ
ール紙に対応して側縁用インク滴吸収材を配置しても良
い。
【0050】また、記録ヘッド16に関し、上記の実施
形態ではノズルプレート19を備えた記録ヘッド16を
例示したが、この構成に限定されない。例えば、共通イ
ンク室から圧力室を経てノズル開口に至るインク流路を
形成する流路形成部材にノズル開口を一体に形成した記
録ヘッド16であってもよい。そして、この構成では、
ノズル開口を設けた面がノズル面として機能する。
【0051】さらに、印刷記録媒体に関し、上記の実施
形態では、記録用紙2を例示して説明したが、記録用紙
2に限定されるものではない。この印刷記録媒体は、例
えば、シート状の樹脂フィルムであってもよい。また、
印刷記録媒体は、枚葉状の印刷記録媒体に限定されるも
のではなく、前記したように、ロール状に巻回された印
刷記録媒体であってもよい。
【0052】なお、前記実施形態ではプリンタを例に挙
げて説明したが、本発明はプリンタに限定されるもので
はなく、例えばプロッタでもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような優れた効果を奏する。本発明のインクジェッ
ト式記録装置におけるインク滴吸収材は、媒体送り方向
に対する上記支持突起の列の上流側と下流側に配置した
前後端部用インク滴吸収材と、左右幅が規格化された印
刷記録媒体の左右の側縁に対応する位置に配置した側縁
用インク滴吸収材とから構成し、該側縁用インク滴吸収
材の表面高さを前後端部用インク吸収材の表面高さより
も高く設定したので、ミスト化し易い記録媒体側縁に記
録した際に捨て打ちしたインク滴を高い確率でインク滴
吸収材に回収することができ、ミスト化による悪影響を
防止することができる。そして、前後端部用インク吸収
材の表面高さは側縁用インク吸収材ほど高くはないの
で、記録媒体の先端が引っ掛かりによる不都合の発生も
回避することができる。そして、側縁用インク滴吸収材
に硬質な吸収材を使用すると面精度を高めることができ
るので、ノズル面との間のギャップ管理が行い易くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリンタの概略構造を示す平面図
である。
【図2】本実施形態のプリンタ内部の概略側面図であ
る。
【図3】本実施形態のプリンタにおける電気的構成を説
明するブロック図である。
【図4】本実施形態において、記録部、インク滴吸収
部、及びその周辺構造を示す平面図である。
【図5】(a),(b)は、本実施形態におけるインク
滴吸収部を示す要部拡大図である。
【図6】インク滴の飛行速度とプラテンギャップとの相
関関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェット式プリンタ 2 記録用紙 3 給紙部 4 記録部 5 排紙部 6 支持板 7 給紙ローラ 8 ガイド板 9 エッジガイド 10 ガイド溝部 11 給紙モータ 12 プリンタコントローラ 15 インクカートリッジ 16 記録ヘッド 17 キャリッジ 18 ガイド軸 19 ノズルプレート 20 プラテン 21 インク滴吸収部 21a 前端部用インク滴吸収材 21b 後端部用インク滴吸収材 21c,21d,21e 側縁用インク滴吸収材 22 紙送りローラ 23 紙送りモータ 24 パルスモータ 29 排紙ローラ 30 排紙モータ 33 プリントエンジン 34 インターフェース 35 RAM 36 ROM 37 制御部 38 発振回路 39 駆動信号発生回路 40 インターフェース 52 ダイヤモンドリブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズル開口からなるノズル列をノ
    ズル面に穿設してなる記録ヘッドと、該記録ヘッドを記
    録幅方向に移動させるヘッド走査機構と、印刷記録媒体
    を前記記録幅方向と直交する媒体送り方向に搬送する媒
    体搬送機構と、該媒体搬送機構により送り込まれた記録
    媒体を載せて記録ヘッドのノズル面に対向させるプラテ
    ンとを備え、ヘッド走査機構と紙送り機構とを作動させ
    ながらノズル開口からインク滴を吐出させることで印刷
    記録媒体に対する記録を行うインクジェット式記録装置
    において、 上記プラテンの表面に、印刷記録媒体を支持する複数の
    支持突起を間隔を空けて記録ヘッドの移動方向に沿って
    設けるとともに、各支持突起よりも低い位置にインク滴
    吸収材を敷設し、 該インク滴吸収材は、媒体送り方向に対する上記支持突
    起の列の上流側と下流側に配置した前後端部用インク滴
    吸収材と、左右幅が規格化された印刷記録媒体の左右の
    側縁に対応する位置に配置した側縁用インク滴吸収材と
    から構成し、該側縁用インク滴吸収材の表面高さを前後
    端部用インク吸収材の表面高さよりも高く設定したこと
    を特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記側縁用インク滴吸収材は、前後端部
    用インク滴吸収材とは異なる素材で構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記側縁用インク滴吸収材は、前記規格
    化された印刷記録媒体の左右の側縁の下方まで延在させ
    た前後端部用インク吸収材の上に、該インク吸収材とは
    異なる素材のインク滴吸収素材を積層して構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記側縁用インク滴吸収材は、前後端部
    用インク滴吸収材よりも硬質な素材で構成して面精度を
    高めたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の
    インクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記側縁用インク滴吸収材が石綿製の吸
    収材であることを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載の記載のインクジェット式記録装置。
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