JP2003309564A - マイクロコンピュータシステムおよびそれに使用されるトランシーバ - Google Patents

マイクロコンピュータシステムおよびそれに使用されるトランシーバ

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JP2003309564A
JP2003309564A JP2002115326A JP2002115326A JP2003309564A JP 2003309564 A JP2003309564 A JP 2003309564A JP 2002115326 A JP2002115326 A JP 2002115326A JP 2002115326 A JP2002115326 A JP 2002115326A JP 2003309564 A JP2003309564 A JP 2003309564A
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microcomputer
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transceiver
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Shohei Moriwaki
昇平 森脇
Yoshiiku Azekawa
善郁 畔川
Osamu Chiba
修 千葉
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/16Protection against loss of memory contents
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1415Saving, restoring, recovering or retrying at system level
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  • Communication Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランシーバに書込まれたデータが失われた
場合であっても、データを復元することが可能なマイク
ロコンピュータシステムを提供すること。 【解決手段】 マイクロコンピュータシステムは、イー
サネットで使用されるトランシーバ15と、トランシー
バ15内のデータをバックアップするマイクロコンピュ
ータ16とによって構成される。トランシーバ15は、
ホストデバイスから1次記憶媒体23に対するデータ書
込み要求を受けると、マイクロコンピュータ16に割込
み要求を出力する。マイクロコンピュータ16は、割込
み要求を受けたときに、1次記憶媒体23に書込まれた
データを読出して、2次記憶媒体29にデータを書込
む。したがって、瞬時停電などによって1次記憶媒体2
3に書込まれたデータが失われた場合であっても、1次
記憶媒体23のデータを復元することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストデバイスか
らの要求に応じて、記憶媒体を介してデータを送受信す
るイーサネット(R)のトランシーバに関し、特に、ト
ランシーバ内の記憶媒体に書込まれたデータを自動的に
バックアップするマイクロコンピュータシステムおよび
それに使用されるトランシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホストデバイスからの要求に応じ
て、記憶媒体を介してデータを送受信するシステムが種
々開発されており、その一例としてイーサネット(R)
において使用されるMDIO(Medium Dependent Input
/Output)インタフェースを用いたシステムを挙げるこ
とができる。
【0003】図4は、ホストデバイスとMDIOインタ
フェースとの間のデータ転送を説明するための図であ
る。ホストデバイスは、MDIOインタフェースを搭載
した複数のシステム(以下、単にシステムと呼ぶ。)と
接続されており、複数のシステムにはそれぞれ異なるポ
ート番地が与えられている。また、システムに含まれる
記憶媒体は、数十ワード程度の複数の領域に分割されて
おり、それぞれの領域には異なるデバイス番地が与えら
れている。ホストデバイスは、ポート番地およびデバイ
ス番地を送信することによって、システムおよびシステ
ムに含まれる記憶媒体の領域を選択し、所望の領域にア
クセスすることができる。
【0004】ホストデバイスがシステムからデータを読
出す場合、ホストデバイスはシステムに対して、データ
読出しを示す命令コード101、ポート番地102およ
びデバイス番地103を送信する。各システムは、ポー
ト番地102を参照して、自身のシステムに対するアク
セスであるか否かを判定する。そして、自身のシステム
に対するアクセスであれば、デバイス番地103を参照
してそのデバイス番地103に対応する記憶媒体の領域
からデータ105を読出し、ホストデバイスへ送信す
る。ホストデバイスはデバイス番地103を送信してか
ら、ターンアラウンド時間104を経過する前にデータ
105を取得する必要がある。このターンアラウンド時
間104は、通常2サイクルと規定されている。たとえ
ば、2MHzのクロックを使用していれば、システムは
1μs以内にデータ105をホストコンピュータに返さ
なければならない。
【0005】なお、ホストデバイスがシステム内の記憶
媒体にデータを書込む場合、ホストデバイスがデータ書
込みを示す命令コード101、ポート番地102、デバ
イス番地103およびデータ105を順次送信し、ポー
ト番地102に対応するシステムが記憶媒体のデバイス
番地103に対応する領域にデータ105を書込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ホス
トデバイスはデバイス番地103を送信してから、ター
ンアラウンド時間104を経過する前にデータ105を
取得する必要があるため、一般に記憶媒体として高速ア
クセスが可能なレジスタなどが使用される。
【0007】しかし、瞬時停電などのような事態が発生
した場合には、記憶媒体の内容が失われてしまうため、
記憶媒体の内容をバックアップしておく必要があるが、
従来のMDIOインタフェースを用いたシステムにおい
てはそのような機構が設けられていなかった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、トランシーバに書込
まれたデータが失われた場合であっても、データを復元
することが可能なマイクロコンピュータシステムを提供
することである。
【0009】第2の目的は、トランシーバが特別な処理
をすることなく、データをバックアップすることが可能
なマイクロコンピュータシステムを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のマイク
ロコンピュータシステムは、イーサネット(R)で使用
されるトランシーバと、トランシーバ内のデータをバッ
クアップするマイクロコンピュータとを含んだマイクロ
コンピュータシステムであって、トランシーバは、外部
との間でデータの送受信を行なうインタフェースと、イ
ンタフェースを介して外部から受信したデータが書込ま
れる1次記憶媒体と、インタフェースを介して外部から
受信した要求をデコードして、当該要求が1次記憶媒体
に対するデータ書込みであれば、マイクロコンピュータ
に割込み要求を出力するデコーダとを含み、マイクロコ
ンピュータは、2次記憶媒体と、割込み要求を受けたと
きに、1次記憶媒体に書込まれたデータを読出して、2
次記憶媒体にデータを書込むプロセッサとを含む。
【0011】プロセッサは、割込み要求を受けたとき
に、1次記憶媒体に書込まれたデータを読出して、2次
記憶媒体にデータを書込むので、瞬時停電などによって
1次記憶媒体に書込まれたデータが失われた場合であっ
ても、2次記憶媒体に保持されるデータを1次記憶媒体
に転送することによって、データを復元することが可能
となる。
【0012】また、トランシーバは、マイクロコンピュ
ータに対して割込み要求を出力するだけでデータがバッ
クアップされるので、トランシーバが特別な処理をする
ことなく、データをバックアップすることが可能とな
る。
【0013】請求項2に記載のマイクロコンピュータシ
ステムは、イーサネット(R)で使用されるトランシー
バと、トランシーバ内のデータをバックアップするマイ
クロコンピュータとを含んだマイクロコンピュータシス
テムであって、トランシーバは、外部との間でデータの
送受信を行なうインタフェースと、インタフェースを介
して外部から受信したデータが書込まれる1次記憶媒体
と、インタフェースを介して外部から受信した要求をデ
コードして、当該要求が1次記憶媒体に対するデータ書
込みであれば、マイクロコンピュータに割込み要求を出
力するデコーダとを含み、マイクロコンピュータは、割
込み要求を受けたときに、1次記憶媒体に書込まれたデ
ータを読出して、外部に設けられた2次記憶媒体にデー
タを書込むプロセッサとを含む。
【0014】2次記憶媒体はマイクロコンピュータの外
部に設けられるので、システムに合わせて2次記憶媒体
の容量やアクセス速度などを決めることができ、マイク
ロコンピュータシステムの汎用性を高めることが可能に
なる。
【0015】請求項3に記載のマイクロコンピュータシ
ステムは、請求項1または2記載のマイクロコンピュー
タシステムであって、デコーダは、インタフェースを介
して外部から受信した命令コードをデコードする命令デ
コーダと、インタフェースを介して外部から受信したポ
ート番地をデコードするポート番地デコーダと、インタ
フェースを介して外部から受信したデバイス番地をデコ
ードし、デコード結果が1次記憶媒体に該当すれば、マ
イクロコンピュータに対して割込み要求を出力するデバ
イス番地デコーダとを含む。
【0016】したがって、トランシーバは、外部から受
信した要求が1次記憶媒体に対するデータ書込みである
か否かを容易に判定することができるとともに、その要
求が1次記憶媒体に対するデータ書込みであることを容
易にプロセッサに通知することが可能となる。
【0017】請求項4に記載のマイクロコンピュータシ
ステムは、請求項3記載のマイクロコンピュータシステ
ムであって、プロセッサは、割込み要求を受けたとき
に、ポート番地デコーダおよびデバイス番地デコーダに
よるデコード結果を参照し、1次記憶媒体からデータを
読出して2次記憶媒体に書込む。
【0018】したがって、プロセッサはトランシーバに
よって1次記憶媒体のどの領域のデータが書換えられた
かを容易に認識することができ、データのバックアップ
を容易に行なうことが可能となる。
【0019】請求項5に記載のマイクロコンピュータシ
ステムは、請求項1〜4のいずれかに記載のマイクロコ
ンピュータシステムであって、インタフェースは、シリ
アルでデータを送受信する。
【0020】したがって、外部との間で送受信される信
号の本数を少なくすることができ、システムの構築が容
易となる。
【0021】請求項6に記載のトランシーバは、ホスト
デバイスとの間でデータを送受信するトランシーバであ
って、第1のバスに接続され、外部との間でデータの送
受信する行なうインタフェースと、インタフェースを介
して第1のバスから受信したデータが書込まれるととも
に、書込まれたデータがマイクロコンピュータによって
第1のバスとは異なる第2のバスを介して読出し可能で
ある記憶媒体と、インタフェースを介して命令コードお
よびアドレス信号を受け、命令コードがデータ書込みを
示し、かつアドレス信号が記憶媒体内の領域を指定する
ことを判断して、マイクロコンピュータに割込み要求を
出力するデコーダとを含む。
【0022】したがって、記憶媒体の所定領域にデータ
書込みがあったことをマイクロコンピュータに通知する
ことができ、マイクロコンピュータは当該データを読出
すことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態におけるマイクロコンピュータ
システムの概略構成を示すブロック図である。このマイ
クロコンピュータシステムは、図示しないホストデバイ
スからの要求に応じてデータを送受信するトランシーバ
15と、トランシーバ15内に書込まれたデータをバッ
クアップするマイクロコンピュータ16とを含む。な
お、トランシーバ15とマイクロコンピュータ16とが
1つの半導体チップで構成される場合について説明する
が、トランシーバ15が1つの半導体チップで構成さ
れ、マイクロコンピュータ16が別の半導体チップで構
成されてもよい。
【0024】トランシーバ15は、アクセス速度が高速
の1次記憶媒体23と、図示しないホストデバイス内の
シリアル外部インタフェースから受けたシリアルデータ
をパラレルデータに変換し、1次記憶媒体23から読出
されたデータをシリアルデータに変換してホストデバイ
ス内のシリアル外部インタフェースへ送信するシリアル
外部インタフェース18と、シリアル外部インタフェー
ス18から受けた命令コード101をデコードする命令
デコーダ20と、シリアル外部インタフェース18から
受けたポート番地102をデコードするポート番地デコ
ーダ21と、シリアル外部インタフェース18から受け
たデバイス番地103をデコードするデバイス番地デコ
ーダ22とを含む。
【0025】マクロコンピュータ16は、1次記憶媒体
23に書込まれたデータのバックアップ処理などを行な
うCPU(Central Processing Unit)28と、データ
バス26を介して1次記憶媒体23からデータを読出し
てCPU28へ出力し、CPU28から出力されたデー
タをデータバス26を介して1次記憶媒体23に書込む
I/O(Input/Output)インタフェース27と、1次記
憶媒体23の内容がバックアップされる2次記憶媒体2
9とを含む。
【0026】1次記憶媒体23は、高速にアクセス可能
な小容量のレジスタ、SRAM(Static Random Access
Memory)などによって構成される。
【0027】2次記憶媒体29は、フラッシュメモリな
どの不揮発性メモリによって構成される。フラッシュメ
モリなどの書換え可能な不揮発性メモリを使用するの
は、瞬時停電などのような事態が発生してもデータを保
持することができるとともに、電源をオフしてもデータ
が保持されるので、該当データを書換えて最新のデータ
に更新することによって、リジューム時に最新の状態で
再起動することが可能となるからである。
【0028】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
るマイクロコンピュータシステムの処理手順を説明する
ためのフローチャートである。シリアル外部インタフェ
ース18は、シリアルバス17を介してホストデバイス
から命令コード101を受信すると、内部バス19を介
して命令コード101を命令デコーダ20に転送する。
命令デコーダ20は、シリアル外部インタフェース18
から命令コード101を受けると、命令コード101を
デコードし(S1)、その命令コード101がデータ書
込みを示すものであるか否かを判定する(S2)。
【0029】命令コード101がデータ読出しであれば
(S2,No)、シリアル外部インタフェース18は、
ポート番地デコーダ21に対してポート番地102の指
定を行なう(S3)。ポート番地デコーダ21は、シリ
アル外部インタフェース18から受けたポート番地10
2をデコードし、ポート番地102が1次記憶媒体23
に該当するか否かを判定する(S4)。
【0030】ポート番地102が1次記憶媒体23に該
当しなければ(S4,No)、ステップS3に戻って再
度ポート番地102が指定されるのを待つ。また、ポー
ト番地102が1次記憶媒体23に該当すれば(S4,
Yes)、デバイス番地デコーダ22は、シリアル外部
インタフェース18からデバイス番地103を受け、そ
のデバイス番地103をデコードすることによってデバ
イス番地103が1次記憶媒体23の領域に該当するか
否かを判定する(S5)。
【0031】デバイス番地103が1次記憶媒体23の
領域に該当しなければ(S5,No)、ステップS3に
戻って再度ポート番地102が指定されるのを待つ。ま
た、デバイス番地103が1次記憶媒体23の領域に該
当すれば(S5,Yes)、該当データが1次記憶媒体
23から読出され、シリアル外部インタフェース18に
出力される(S6)。シリアル外部インタフェース18
は、1次記憶媒体23から受けたデータをシリアルバス
17を介してホストデバイスへ送信する。
【0032】また、命令コード101がデータ書込みで
あれば(S2,Yes)、シリアル外部インタフェース
18は、ポート番地デコーダ21に対してポート番地1
02の指定を行なう(S7)。ポート番地デコーダ21
は、シリアル外部インタフェース18から受けたポート
番地102をデコードし、ポート番地102が1次記憶
媒体23に該当するか否かを判定する(S8)。
【0033】ポート番地102が1次記憶媒体23に該
当しなければ(S8,No)、ステップS7に戻って再
度ポート番地102が指定されるのを待つ。また、ポー
ト番地102が1次記憶媒体23に該当すれば(S8,
Yes)、デバイス番地デコーダ22は、シリアル外部
インタフェース18からデバイス番地103を受け、そ
のデバイス番地103をデコードすることによってデバ
イス番地103が1次記憶媒体23の領域に該当する否
かを判定する(S9)。
【0034】デバイス番地103が1次記憶媒体23の
領域に該当しなければ(S9,No)、ステップS7に
戻って再度ポート番地102が指定されるのを待つ。ま
た、デバイス番地103が1次記憶媒体23の領域に該
当すれば(S9,Yes)、デバイス番地デコーダ22
はマイクロコンピュータ16内のCPU28に対して割
込み要求を出力する(S10)。
【0035】CPU28はデバイス番地デコーダ22か
ら割込み要求を受けると、ポート番地デコーダ21から
出力されるポート番地102のデコード結果24と、デ
バイス番地デコーダ22から出力されるデバイス番地1
03のデコード結果25とを参照し、データバス26お
よびI/Oインタフェース27を介して1次記憶媒体2
3から該当データを読出して、2次記憶媒体29に書込
む(S11)。
【0036】1次記憶媒体23に格納されていたデータ
が失われて、CPU28が2次記憶媒体29にバックア
ップしておいたデータを1次記憶媒体に書き戻す場合に
は、CPU28は2次記憶媒体29から該当データを読
出し、I/Oインタフェース27およびデータバス26
を介して1次記憶媒体23の該当領域に該当データを書
込む。
【0037】なお、以上の説明においては、ポート番地
102とデバイス番地103との2段階のアドレス構造
を有する場合について説明したが、3段階以上のアドレ
ス構造を有する場合であっても同様にしてマイクロコン
ピュータシステムを実現することが可能である。
【0038】以上説明したように、本実施の形態におけ
るマイクロコンピュータシステムによれば、CPU28
がデバイス番地デコーダ22から割込み要求を受ける
と、1次記憶媒体23から該当データを読出して2次記
憶媒体29に書込むようにしたので、瞬時停電などの発
生によって1次記憶媒体23に格納されていたデータが
失われた場合でも、データを復元することが可能となっ
た。
【0039】また、デバイス番地デコーダ22から割込
み要求を受けたときに、マイクロコンピュータ16が自
動的にデータをバックアップするようにしたので、トラ
ンシーバ15は特別な処理をする必要がなく、従来と同
様の処理でデータの送受信が行なえる。
【0040】また、CPU28を含んだマイクロコンピ
ュータシステムを1チップで構成することができるの
で、低価格でインタフェースを実現することが可能とな
った。また、マイクロコンピュータシステムはCPU2
8を内蔵しているので、このCPU28が制御する他の
周辺回路も同じチップに内蔵することができ、拡張性お
よび柔軟性に優れたシステムを構築することが可能とな
った。また、CPU28に実行させるプログラムを変更
することにより、各規格に対応したインタフェースを実
現することが可能となった。
【0041】さらには、シリアル外部インタフェース1
8をパラレルインタフェースとし、パラレルバスを介し
てホストデバイスとの間でデータの送受信を行なうよう
にすれば、ホストデバイスとの間のデータ転送に要する
時間を削減することが可能となる。
【0042】(実施の形態2)図3は、本発明の第2の
実施の形態におけるマイクロコンピュータシステムの概
略構成を示すブロック図である。このマイクロコンピュ
ータシステムは、図示しないホストデバイスからの要求
に応じてデータを送受信するトランシーバ15と、トラ
ンシーバ15内に書込まれたデータを外部に設けられた
2次記憶媒体30にバックアップするマイクロコンピュ
ータ16’とを含む。2次記憶媒体30は、トランシー
バ15およびマイクロコンピュータ16’のいずれとも
異なる別の半導体チップで構成される。なお、第1の実
施の形態と同じ構成および機能を有する部分について
は、同じ参照番号を付すものとする。
【0043】マイクロコンピュータ16’は、1次記憶
媒体23に書込まれたデータのバックアップ処理などを
行なうCPU28と、データバス26を介して1次記憶
媒体23からデータを読出してCPU28へ出力し、C
PU28から出力されたデータをデータバス26を介し
て1次記憶媒体23に書込むI/Oインタフェース27
とを含む。
【0044】マイクロコンピュータ16’の外部に設け
られた2次記憶媒体30は、フラッシュメモリなどの不
揮発性メモリによって構成される。
【0045】CPU28は、デバイス番地デコーダ22
から割込み要求を受けると、ポート番地デコーダ21に
よるポート番地102のデコード結果24と、デバイス
番地デコーダ22によるデバイス番地103のデコード
結果25とを参照して、I/Oインタフェース27およ
びデータバス26を介して1次記憶媒体23から該当デ
ータを読出し、マイクロコンピュータ16’の外部に設
けられた2次記憶媒体30に書込む。
【0046】また、1次記憶媒体23に格納されていた
データが失われて、CPU28が2次記憶媒体30にバ
ックアップしておいたデータを1次記憶媒体に書き戻す
場合には、CPU28は2次記憶媒体30から該当デー
タを読出し、I/Oインタフェース27およびデータバ
ス26を介して1次記憶媒体23の該当領域に該当デー
タを書込む。
【0047】以上説明したように、本実施の形態におけ
るマイクロコンピュータシステムによれば、第1の実施
の形態において説明した効果に加えて、2次記憶媒体3
0をマイクロコンピュータ16’の外部に設けるように
したので、任意の容量、アクセス速度の記憶媒体を接続
することができ、マイクロコンピュータシステムの汎用
性を高めることが可能となった。
【0048】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載のマイクロコンピュータ
システムによれば、プロセッサが割込み要求を受けたと
きに、1次記憶媒体に書込まれたデータを読出して、2
次記憶媒体にデータを書込むので、瞬時停電などによっ
て1次記憶媒体に書込まれたデータが失われた場合であ
っても、2次記憶媒体に保持されるデータを1次記憶媒
体に転送することによって、データを復元することが可
能となる。また、トランシーバは、マイクロコンピュー
タに対して割込み要求を出力するだけでデータがバック
アップされるので、トランシーバが特別な処理をするこ
となく、データをバックアップすることが可能となっ
た。
【0050】請求項2に記載のマイクロコンピュータシ
ステムによれば、2次記憶媒体がマイクロコンピュータ
の外部に設けられるので、システムに合わせて2次記憶
媒体の容量やアクセス速度などを決めることができ、マ
イクロコンピュータシステムの汎用性を高めることが可
能になった。
【0051】請求項3に記載のマイクロコンピュータシ
ステムによれば、トランシーバが外部から受信した要求
が1次記憶媒体に対するデータ書込みであるか否かを容
易に判定することができるとともに、その要求が1次記
憶媒体に対するデータ書込みであることを容易にプロセ
ッサに通知することが可能となった。
【0052】請求項4に記載のマイクロコンピュータシ
ステムによれば、プロセッサがトランシーバによって1
次記憶媒体のどの領域のデータが書換えられたかを容易
に認識することができ、データのバックアップを容易に
行なうことが可能となった。
【0053】請求項5に記載のマイクロコンピュータシ
ステムによれば、外部との間で送受信される信号の本数
を少なくすることができ、システムの構築が容易となっ
た。
【0054】請求項6に記載のトランシーバによれば、
記憶媒体の所定領域にデータ書込みがあったことをマイ
クロコンピュータに通知することができ、マイクロコン
ピュータは当該データを読出すことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるマイクロ
コンピュータシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施の形態におけるマイクロ
コンピュータシステムの処理手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】 本発明の第2の実施の形態におけるマイクロ
コンピュータシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 ホストデバイスとMDIOインタフェースと
の間のデータ転送を説明するための図である。
【符号の説明】
15 トランシーバ、16,16’ マイクロコンピュ
ータ、20 命令デコーダ、21 ポート番地デコー
ダ、22 デバイス番地デコーダ、23 1次記憶媒
体、27 I/Oインタフェース、28 CPU、2
9,30 2次記憶媒体、101 命令コード、102
ポート番地、103 デバイス番地、104ターンア
ラウンド時間、105 データ。
フロントページの続き (72)発明者 千葉 修 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA06 BA01 DB12 EC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イーサネット(R)で使用されるトラン
    シーバと、該トランシーバ内のデータをバックアップす
    るマイクロコンピュータとを含んだマイクロコンピュー
    タシステムであって、 前記トランシーバは、外部との間でデータの送受信を行
    なうインタフェースと、 前記インタフェースを介して外部から受信したデータが
    書込まれる1次記憶媒体と、 前記インタフェースを介して外部から受信した要求をデ
    コードして、当該要求が前記1次記憶媒体に対するデー
    タ書込みであれば、前記マイクロコンピュータに割込み
    要求を出力するデコーダとを含み、 前記マイクロコンピュータは、2次記憶媒体と、 前記割込み要求を受けたときに、前記1次記憶媒体に書
    込まれたデータを読出して、前記2次記憶媒体にデータ
    を書込むプロセッサとを含む、マイクロコンピュータシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 イーサネット(R)で使用されるトラン
    シーバと、該トランシーバ内のデータをバックアップす
    るマイクロコンピュータとを含んだマイクロコンピュー
    タシステムであって、 前記トランシーバは、外部との間でデータの送受信を行
    なうインタフェースと、 前記インタフェースを介して外部から受信したデータが
    書込まれる1次記憶媒体と、 前記インタフェースを介して外部から受信した要求をデ
    コードして、当該要求が前記1次記憶媒体に対するデー
    タ書込みであれば、前記マイクロコンピュータに割込み
    要求を出力するデコーダとを含み、 前記マイクロコンピュータは、前記割込み要求を受けた
    ときに、前記1次記憶媒体に書込まれたデータを読出し
    て、外部に設けられた2次記憶媒体にデータを書込むプ
    ロセッサとを含む、マイクロコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記デコーダは、前記インタフェースを
    介して外部から受信した命令コードをデコードする命令
    デコーダと、 前記インタフェースを介して外部から受信したポート番
    地をデコードするポート番地デコーダと、 前記インタフェースを介して外部から受信したデバイス
    番地をデコードし、デコード結果が前記1次記憶媒体に
    該当すれば、前記マイクロコンピュータに対して割込み
    要求を出力するデバイス番地デコーダとを含む、請求項
    1または2記載のマイクロコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサは、前記割込み要求を受
    けたときに、前記ポート番地デコーダおよび前記デバイ
    ス番地デコーダによるデコード結果を参照し、前記1次
    記憶媒体からデータを読出して前記2次記憶媒体に書込
    む、請求項3記載のマイクロコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記インタフェースは、シリアルでデー
    タを送受信する、請求項1〜4のいずれかに記載のマイ
    クロコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 ホストデバイスとの間でデータを送受信
    するトランシーバであって、 第1のバスに接続され、外部との間でデータの送受信す
    る行なうインタフェースと、 前記インタフェースを介して前記第1のバスから受信し
    たデータが書込まれるとともに、前記書込まれたデータ
    がマイクロコンピュータによって前記第1のバスとは異
    なる第2のバスを介して読出し可能である記憶媒体と、 前記インタフェースを介して命令コードおよびアドレス
    信号を受け、前記命令コードがデータ書込みを示し、か
    つ前記アドレス信号が前記記憶媒体内の領域を指定する
    ことを判断して、前記マイクロコンピュータに割込み要
    求を出力するデコーダとを含む、トランシーバ。
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