JP2003309291A - 発光素子の製造方法 - Google Patents

発光素子の製造方法

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JP2003309291A
JP2003309291A JP2003114877A JP2003114877A JP2003309291A JP 2003309291 A JP2003309291 A JP 2003309291A JP 2003114877 A JP2003114877 A JP 2003114877A JP 2003114877 A JP2003114877 A JP 2003114877A JP 2003309291 A JP2003309291 A JP 2003309291A
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emitting device
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JP2003114877A
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Tatsuya Kunisato
竜也 國里
Takashi Kano
隆司 狩野
Yasuhiro Ueda
康博 上田
Yasuhiko Matsushita
保彦 松下
Katsumi Yagi
克己 八木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い発光強度を有する発光素子の製造方法を
提供することである。 【解決手段】 発光素子は、第1導電型のIII −V族窒
化物系半導体からなるクラッド層兼コンタクト層4と、
コンタクト層4上に形成されInを含有するIII−V族
窒化物系半導体からなる活性層5と、活性層5上に形成
されIII −V族窒化物系半導体からなるアンドープのキ
ャップ層6と、キャップ層6上に形成され第2導電型の
III −V族窒化物系半導体からなるクラッド層7とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子、発光
素子およびその製造方法ならびに発光素子を用いた電子
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】GaN、AlGaN、InGaNまたは
InAlGaN等のIII −V族窒化物系半導体からなる
発光ダイオードや半導体レーザ素子等の発光素子は、直
接遷移によって発光強度の大きい黄色から紫外領域の発
光、特に青色発光が可能なことから注目されている。
【0003】図8は従来のIII −V族窒化物系半導体か
らなる発光ダイオードを示す模式的断面図である。
【0004】図8において、サファイヤ基板101上
に、GaNバッファ層102、n型クラッド層でもある
n型GaNコンタクト層103、InGaN活性層10
4、p型AlGaNクラッド層105およびp型GaN
コンタクト層106が順に形成されている。p型GaN
コンタクト層106上にp側電極107が形成され、n
型GaNコンタクト層103上にn側電極108が形成
されている。
【0005】この発光ダイオードの各層は、例えば、下
記表1に示す成長温度で有機金属化学気相成長法(MO
CVD法)により成長される。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
発光ダイオードの製造時には、p型AlGaNクラッド
層105は、InGaN活性層104上に結晶性良く成
長するように、InGaN活性層104の成長温度より
も高い成長温度で形成される。このような高温でのp型
AlGaNクラッド層105の成長時にInGaN活性
層104からIn等の構成元素が脱離する。これによ
り、p型AlGaNクラッド層105の結晶成長時にI
nGaN活性層104の結晶性が劣化する。この結果、
発光ダイオードの発光強度を大きくすることが困難であ
った。
【0008】本発明の目的は、高い発光強度を有する発
光素子の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る半導体素子は、結晶成長可能な第1の成長温
度で形成された第1の半導体層と、第1の半導体層上に
第1の成長温度とほぼ同じかまたは低い第2の成長温度
で形成された第2の半導体層と、第2の半導体層上に第
1の成長温度よりも高い第3の成長温度で形成された第
3の半導体層とを備えたものである。
【0010】本発明に係る半導体素子においては、第1
の半導体層上に第1の半導体層の成長温度とほぼ同じか
または低い成長温度で第2の半導体層が設けられている
ので、第2の半導体層上に第3の半導体層を第1の半導
体層の結晶成長可能な温度よりも高い成長温度で形成し
た場合でも、第1の半導体層から構成元素が脱離するこ
とが抑制される。したがって、第1の半導体層の結晶性
の劣化が防止され、半導体素子の性能が向上する。
【0011】第1の半導体層がインジウムを含んでもよ
い。この場合、第1の半導体層からインジウム等の構成
元素が脱離することが抑制される。
【0012】第2の発明に係る発光素子は、第1導電型
の化合物半導体からなる第1のクラッド層と、インジウ
ムを含む化合物半導体からなる活性層と、化合物半導体
からなるキャップ層と、第2導電型の化合物半導体から
なる第2のクラッド層とをこの順に備えたものである。
【0013】本発明に係る発光素子においては、活性層
上にキャップ層が設けられているので、活性層からイン
ジウム等の構成元素が脱離することが抑制される。その
結果、発光強度を大きくすることができる。
【0014】第1のクラッド層は第1導電型の窒化物系
半導体からなり、活性層は窒化物系半導体からなり、キ
ャップ層は窒化物系半導体からなり、第2のクラッド層
は第2導電型の窒化物系半導体からなる。
【0015】第1のクラッド層は第1導電型のIII −V
族窒化物系半導体からなり、活性層はIII −V系窒化物
系半導体からなり、キャップ層はIII −V族窒化物系半
導体からなり、第2のクラッド層は第2導電型のIII −
V族窒化物系半導体からなってもよい。キャップ層が活
性層上の全面に密接して形成されることが好ましい。
【0016】活性層がInGaN層からなってもよい。
この場合、インジウムは脱離しやすいので、顕著な効果
が得られる。キャップ層はAlGaN層からなってもよ
く、GaN層からなることが好ましい。
【0017】キャップ層はAlu Ga1-u Nからなり、
第2のクラッド層は第2導電型のAlz Ga1-z Nから
なってもよく、キャップ層のAl組成比uは第2のクラ
ッド層のAl組成比zよりも小さいことが好ましい。第
1のクラッド層は、製造歩留りの観点からGaNからな
ることが好ましい。
【0018】特に、キャップ層のAl組成比uがほぼ
0.1以下であることが好ましい。キャップ層がGaN
からなることがより好ましい。この場合、キャップ層が
GaN層からなるので、活性層からインジウム等の構成
元素が脱離することが抑制される。その結果、発光強度
を顕著に大きくすることができる。
【0019】キャップ層は、活性層よりも大きなバンド
ギャップを有することが好ましい。これにより、キャッ
プ層が発光領域となることが防止される。
【0020】また、キャップ層は、活性層と第2のクラ
ッド層の中間のバンドギャップを有することが好まし
い。これにより、動作電圧を低くすることが可能とな
る。
【0021】キャップ層の不純物濃度は、第2のクラッ
ド層の不純物濃度よりも低いことが好ましい。これによ
り、キャップ層側から活性層へ不所望な不純物が拡散す
るおそれが小さくなる。その結果、不所望な不純物拡散
による発光強度の劣化を抑制することができる。
【0022】特に、キャップ層がアンドープ層であるこ
とがより好ましい。この場合、キャップ層側から活性層
へ不所望な不純物が拡散するおそれがほとんどなくな
る。その結果、不所望な不純物拡散による発光強度の劣
化を十分に抑制することができる。
【0023】キャップ層の厚さはほぼ200Å以上ほぼ
400Å以下であることが好ましい。これにより、発光
強度を顕著に大きくすることが可能となる。
【0024】第1のクラッド層は、半導体または絶縁体
からなる基板上にAlx Ga1-x Asからなるバッファ
層を介して形成されてもよく、バッファ層のAl組成比
xは0より大きく1以下であることが好ましい。これに
より、製造歩留りが向上する。
【0025】特に、バッファ層のAl組成比xが0.4
以上で1より小さいことがより好ましい。これにより、
製造歩留りがより向上する。バッファ層のAl組成比x
が0.4以上0.6以下がさらに好ましい。これによ
り、製造歩留りがさらに向上する。
【0026】発光素子が、バッファ層と第1のクラッド
層との間にAly Ga1-y Nからなる下地層をさらに備
えてもよく、下地層のAl組成比yは0以上で1より小
さいことが好ましい。これにより、製造歩留りが向上す
る。
【0027】第3の発明に係る半導体素子の製造方法
は、第1の半導体層を結晶成長可能な第1の成長温度で
気相成長法により形成する工程と、第1の半導体層上に
第2の半導体層を第1の成長温度とほぼ同じかまたは低
い第2の成長温度で気相成長法により形成する第2の工
程と、第2の半導体層上に第3の半導体層を第1の成長
温度よりも高い第3の成長温度で気相成長法により形成
する第3の工程とを含む。
【0028】本発明の製造方法によれば、第1の半導体
層上に第2の半導体層が第1の半導体層の成長温度とほ
ぼ同じかまたは低い成長温度で形成されるので、第2の
半導体層上に第1の半導体層の結晶成長可能な温度より
も高い成長温度で第3の半導体層を形成した場合でも、
第1の半導体層から構成元素が脱離することが抑制され
る。したがって、第1の半導体層の結晶性の劣化が防止
され、高性能の半導体素子が得られる。
【0029】第4の発明に係る発光素子の製造方法は、
インジウムを含有する化合物半導体からなる活性層を気
相成長法により形成する工程と、活性層上に活性層の成
長温度とほぼ同じかまたは低い成長温度で化合物半導体
からなるキャップ層を気相成長法により形成する工程と
を含む。
【0030】本発明に係る製造方法によれば、活性層上
に活性層の成長温度とほぼ同じかまたは低い成長温度で
キャップ層が形成されるので、活性層からインジウム等
の構成元素が脱離することが抑制される。その結果、発
光強度を大きくすることができる。
【0031】本発明の製造方法は、キャップ層上に活性
層が結晶成長可能な成長温度よりも高い成長温度で化合
物半導体からなるクラッド層を気相成長法により形成す
る工程をさらに含んでもよい。
【0032】活性層は窒化物系半導体からなり、キャッ
プ層は窒化物系半導体からなってもよい。クラッド層は
一導電型の窒化物系半導体からなってもよい。
【0033】活性層はIII −V族窒化物系半導体からな
り、キャップ層はIII −V族窒化物系半導体からなって
もよい。クラッド層は一導電型のIII −V族窒化物半導
体からなってもよい。特に、活性層がInGaN層から
なってもよい。この場合、インジウムは脱離しやすいの
で、顕著な効果が得られる。
【0034】キャップ層はAlu Ga1-u Nからなり、
クラッド層は一導電型のAlz Ga 1-z Nからなり、キ
ャップ層のAl組成比uはクラッド層のAl組成比zよ
りも小さいことが好ましい。
【0035】特に、キャップ層のAl組成比uがほぼ
0.1以下であることが好ましい。キャップ層がGaN
からなることがさらに好ましい。この場合、キャップ層
がGaN層からなるので、活性層からインジウム等の構
成元素が脱離することが抑制される。この結果、発光強
度を顕著に大きくすることができる。
【0036】特に、キャップ層がアンドープ層であるこ
とが好ましい。この場合、キャップ層側から活性層側へ
不所望な不純物が拡散するおそれがほとんどなくなる。
その結果、不所望な不純物拡散による発光強度の劣化を
十分に抑制することができる。
【0037】キャップ層の厚さはほぼ200Å以上ほぼ
400Å以下であることが好ましい。これにより、発光
強度を顕著に大きくすることが可能となる。
【0038】キャップ層を活性層の成長温度とほぼ同じ
成長温度で形成することが好ましい。この場合、活性層
の形成後に時間間隔をあけずにキャップ層を連続的に形
成することができるので、活性層からの構成元素の脱離
を顕著に防止することができる。
【0039】キャップ層の成長温度は、活性層が単結晶
成長する温度であることが好ましい。活性層の成長温度
は700℃以上950℃以下であることが好ましい。キ
ャップ層の成長温度は700℃以上950℃以下である
ことが好ましい。この場合、活性層上に低い成長温度で
キャップ層が形成されるので、活性層からインジウム等
の構成元素が脱離することが抑制される。
【0040】活性層は、InGaN量子井戸層とGaN
量子障壁層とからなる量子井戸構造を有し、GaN量子
障壁層を700℃以上950℃以下の成長温度で気相成
長法により形成することが好ましい。この場合、InG
aN量子井戸層からインジウム等の構成元素の脱離を抑
制することができるので、発光強度を大きくすることが
できる。量子障壁層として量子井戸層よりもIn組成の
少ないInGaNを用いてもよい。
【0041】特に、発光素子の製造方法が、第1導電型
の化合物半導体からなる第1のクラッド層を気相成長法
により形成する工程と、第1のクラッド層上にインジウ
ムを含有する化合物半導体からなる活性層を気相成長法
により形成する工程と、活性層上に活性層が気相成長可
能な温度とほぼ同じかまたは低い成長温度で化合物半導
体からなるキャップ層を気相成長法により形成する工程
と、キャップ層上に活性層が気相成長可能な温度よりも
高い温度で第2導電型の化合物半導体からなる第2のク
ラッド層を気相成長法により形成する工程とを含んでも
よい。
【0042】第1のクラッド層は第1導電型の窒化物系
半導体からなり、活性層は窒化物系半導体からなり、キ
ャップ層は窒化物系半導体からなり、第2のクラッド層
は第2導電型の窒化物系半導体からなってもよい。
【0043】第1のクラッド層は第1導電型のIII −V
族窒化物系半導体からなり、活性層はIII −V族窒化物
系半導体からなり、キャップ層はIII −V族窒化物系半
導体からなり、第2のクラッド層は第2導電型のIII −
V族窒化物系半導体からなってもよい。
【0044】基板上に、非単結晶のIII −V族窒化物系
半導体からなるバッファ層およびアンドープのIII −V
族窒化物系半導体からなる単結晶下地層をこの順で形成
した後、第1のクラッド層、活性層、キャップ層および
第2のクラッド層を結晶成長させることが好ましい。バ
ッファ層はAlGaNからなることが好ましい。また、
バッファ層がAlNからなってもよい。下地層はGaN
からなることが好ましく、下地層がAlGaNからなっ
てもよい。
【0045】第5の発明に係る電子機器は、第2の発明
に係る発光素子を備えたものである。第2の発明に係る
発光素子は、高い発光強度を有するので、電子機器の光
学的性能が向上する。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例にお
けるIII −V族窒化物系半導体からなる発光ダイオード
を図1を用いて詳細に説明する。
【0047】図1において、サファイヤ絶縁基板1上
に、層厚110ÅのアンドープのAl x Ga1-x N(x
=0.5)バッファ層2、層厚0.2μmのアンドープ
のGaN下地層3、層厚4μmのn型クラッド層を兼用
するSiドープのn型GaNコンタクト層4、およびZ
nおよびSiがドープされた層厚0.2μmのInq
1-q N(q=0.05)活性層5が順に形成されてい
る。InGaN活性層5上には、その活性層5の結晶劣
化を防止する層厚200ÅのアンドープのGaNキャッ
プ層6、Mgがドープされた層厚0.15μmのp型A
z Ga1-z N(z=0.2)クラッド層7、およびM
gがドープされた層厚0.3μmのp型GaNコンタク
ト層8が順に形成されている。
【0048】p型GaNコンタクト層8からn型GaN
コンタクト層4中の所定位置までの一部領域が除去さ
れ、n型GaNコンタクト層4が露出している。p型G
aNコンタクト層8の上面にAuからなるp側電極9が
形成され、n型GaNコンタクト層4が露出したn側電
極形成領域上にAlからなるn側電極10が形成されて
いる。
【0049】上記の発光ダイオードの製造方法を説明す
る。本実施例では、有機金属化学気相成長法(MOCV
D法)により各層が形成される。
【0050】まず、有機金属化学気相成長装置内に基板
1を設置した後、その基板1を非単結晶成長温度、例え
ば600℃の成長温度(基板温度)に保持した状態にし
て、キャリアガスとしてH2 およびN2 、原料ガスとし
てアンモニア、トリメチルガリウム(TMG)およびト
リメチルアルミニウム(TMA)を用いて、基板1上に
非単結晶のアンドープのAlGaNバッファ層2を成長
させる。
【0051】その後、基板1を単結晶成長温度、好まし
くは1000〜1200℃、例えば1150℃の成長温
度に保持した状態にして、キャリアガスとしてH2 およ
びN 2 、原料ガスとしてアンモニアおよびトリメチルガ
リウム(TMG)を用いて、バッファ層2上に単結晶の
アンドープのGaN下地層3を成長させる。
【0052】続いて、基板1を単結晶成長温度、好まし
くは1000〜1200℃、例えば1150℃の成長温
度に保持した状態で、キャリアガスとしてH2 およびN
2 、原料ガスとしてアンモニアおよびトリメチルガリウ
ム(TMG)、ドーパントガスとしてSiH4 を用い
て、下地層3上に単結晶のSiドープのn型GaNコン
タクト層4を成長させる。
【0053】次に、基板1を単結晶成長温度、好ましく
は700〜950℃、例えば860℃の成長温度に保持
した状態にして、キャリアガスとしてH2 およびN2
原料ガスとしてアンモニア、トリエチルガリウム(TE
G)、トリメチルインジウム(TMI)、ドーパントガ
スとしてSiH4 およびジエチル亜鉛(DEZ)を用い
て、n型コンタクト層4上に単結晶のSiおよびZnド
ープのInGaN活性層5を成長させる。
【0054】引き続いて、基板1を活性層5の成長温度
と同じかもしくはこれよりも低い温度、本実施例では8
60℃に保持した状態で、キャリアガスとしてH2 およ
びN 2 、原料ガスとしてアンモニアおよびトリメチルガ
リウム(TMG)を用いて、InGaN活性層5上にそ
の活性層5の成長に連続して単結晶のアンドープのGa
Nキャップ層6を成長させる。トリメチルガリウム(T
MG)の代わりにトリエチルガリウム(TEG)を用い
てもよい。
【0055】その後、基板1を単結晶成長温度、好まし
くは1000〜1200℃、例えば1150℃の成長温
度に保持した状態にして、キャリアガスとしてH2 およ
びN 2 、原料ガスとしてアンモニア、トリメチルガリウ
ム(TMG)およびトリメチルアルミニウム(TM
A)、ドーパントガスとしてCp2 Mg(シクロペンタ
ジエニルマグネシウム)を用いて、GaNキャップ層6
上に単結晶のMgドープのp型AlGaNクラッド層7
を成長させる。
【0056】次に、基板1を単結晶成長温度、好ましく
は1000〜1200℃、例えば1150℃の成長温度
に保持した状態にして、キャリアガスとしてH2 および
2、原料ガスとしてアンモニアおよびトリメチルガリ
ウム(TMG)、ドーパントガスとしてCp2 Mg(シ
クロペンタジエニルマグネシウム)を用いて、p型クラ
ッド層7上に単結晶のMgドープのp型GaNコンタク
ト層8を成長させる。
【0057】上記結晶成長後、基板1を上記装置から取
り出し、p型コンタクト層8からn型コンタクト層4の
層途中までを反応性イオンビームエッチング法(RIE
法)によりエッチング除去して、n型コンタクト層4が
露出したn側電極形成領域を作製する。
【0058】そして、p型コンタクト層8およびp型ク
ラッド層7のドーパントを活性化して高キャリア濃度に
するとともに、n型コンタクト層4のエッチングによる
結晶劣化を回復するために、窒素雰囲気中、750℃〜
800℃で30〜60分熱処理を行う。
【0059】その後、p型コンタクト層8上にAuから
なるp側電極9を蒸着法等により形成するとともに、n
型コンタクト層4の上記n側電極形成領域上にAlから
なるn側電極10を蒸着法等により形成した後、500
℃で熱処理してp側電極9およびn側電極10をそれぞ
れp型コンタクト層8およびn型コンタクト層4にオー
ミック接触させ、図1に示す発光ダイオードを形成す
る。
【0060】この発光ダイオードは、InGaN活性層
5にアンドープのGaNキャップ層6が密接して形成さ
れた構成を有するので、InGaN活性層5の形成中ま
たは形成後にその活性層5からIn等の構成元素が脱離
することが抑制される。この結果、活性層5の結晶欠陥
の数が低減し、結晶性の劣化が抑制される。
【0061】また、上記活性層5は結晶欠陥が少ないの
で、この活性層5へ不所望な不純物が拡散することが抑
制されると考えられる。
【0062】さらに、本実施例のGaNキャップ層6
は、故意にドーパントを使用することなく形成される所
謂アンドープ層であるので、InGaN活性層5への不
所望な不純物の拡散が十分に抑制される。
【0063】このように、本実施例の場合、活性層5か
らの構成元素の脱離が抑制されて活性層5の結晶欠陥数
が低減したことによる活性層5への不純物の拡散抑制効
果と、キャップ層6がアンドープ層であることによる活
性層5への不純物の拡散抑制効果の両効果により、活性
層5への不所望な不純物拡散が顕著に抑制される。
【0064】したがって、キャップ層6がない以外は本
実施例と同じ発光ダイオードでは、発光波長のばらつき
が大きく、また不発光あるいは低発光になる発光ダイオ
ードの数が多いのに比べて、本実施例の発光ダイオード
では、発光波長のばらつきが小さく、発光強度が顕著に
大きくなる。
【0065】特に、本実施例の発光ダイオードの製造時
には、InGaN活性層5の全面直上にアンドープのG
aNキャップ層6をInGaN活性層5の成長温度以下
の温度、本実施例では860℃で成長させるので、この
キャップ層6を形成する際に、InGaN活性層5の構
成元素の脱離を抑制できるとともに、キャップ層6を形
成した後にInGaN活性層5からの構成元素の脱離を
防止できる。したがって、本実施例の製造方法は好まし
い製造方法である。
【0066】特に、本実施例では、InGaN活性層5
およびGaNキャップ層6の成長温度をほぼ同じとして
これらを連続的に成長させるので、InGaN活性層5
からの構成元素の脱離を十分に抑制できるとともに、量
産性も向上する。
【0067】なお、上述では、GaNキャップ層6の層
厚を200Åとしたときの発光強度が340(任意単
位)であるのに対して、GaNキャップ層6の層厚を1
00Åとしたときは、キャップ層6がない場合よりは大
きいが、発光強度が36(任意単位)とほぼ10分の1
となった。また、GaNキャップ層6の層厚を300Å
としたときは、200Åのときに比べて、発光強度が
1.4倍となり、GaNキャップ層6の層厚を400Å
としたときは、200Åとしたときの0.8倍となっ
た。
【0068】このことから、GaNキャップ層6の層厚
が200〜400Åのときに好ましい効果が得られる。
すなわち、GaNキャップ層6の層厚は量子効果がほぼ
生じない層厚以上が好ましいと推察される。
【0069】さらに、本実施例では、基板1上に非単結
晶のAlGaNバッファ層2を形成した後、単結晶成長
条件でアンドープのGaN単結晶下地層3を形成するの
で、容易に下地層3の表面性を顕著に良好にできる。こ
の結果、素子のリーク電流を抑制でき、素子の製造歩留
りを向上できる。
【0070】なお、非単結晶のバッファ層2としてGa
N層を用いた場合、そのGaN層の表面にピットが発生
して貫通欠陥となりやすいため、バッファ層2としてG
aN層を用いることは製造歩留りの観点から好ましくな
い。アンドープの単結晶下地層3と組み合わせて用いら
れる非単結晶のバッファ層2としては、製造歩留りの観
点からAlN層を用いることが好ましく、AlGaN層
を用いることが最も好ましい。
【0071】AlGaN層のAl組成比を変えて表面状
態およびX線回折スペクトルのFWHM(半値全幅)を
測定した。その測定結果を表2に示す。
【0072】
【表2】
【0073】表2の結果から、AlGaN層のAl組成
比は0.4以上で1より小さいことが好ましく、0.4
以上0.6以下がさらに好ましい。
【0074】また、アンドープの単結晶下地層3として
は、GaN層のほか、AlGaN層を用いてもよいが、
AlN層を用いると表面にクラックが生じやすいので好
ましくない。
【0075】次に、本発明の第2の実施例におけるIII
−V族窒化物系半導体からなる発光ダイオードを説明す
る。
【0076】本実施例が第1の実施例と異なるのは、キ
ャップ層6としてアンドープのGaN層に代えて層厚2
00ÅのアンドープのAlu Ga1-u N層を用いた点で
ある。ここで、uはほぼ0.1および0.2である。こ
のAlu Ga1-u N層もMOCVD法により形成され、
成長温度は、活性層5の成長温度と同じかもしくはこれ
よりも低い温度、本実施例では860℃である。キャリ
アガスとしてはH2 およびN2 、原料ガスとしてはアン
モニア、トリメチルガリウム(TMG)およびトリメチ
ルアルミニウム(TMA)を用いる。トリメチルガリウ
ム(TMG)の代わりにトリエチルガリウム(TEG)
を用いてもよい。
【0077】本実施例の発光ダイオードにおいても、キ
ャップ層6を有さない発光ダイオードに比べて発光強度
が顕著に大きくなることがわかった。
【0078】しかしながら、第1の実施例で層厚200
ÅのアンドープのGaNキャップ層6の発光強度が45
0(任意単位)であるとした場合に比べて、第2の実施
例でAl組成比uが約0.1であるアンドープのAlu
Ga1-u Nキャップ層6を用いた場合の発光強度は、半
分以下の190(任意単位)であった。
【0079】さらに、Al組成比uが約0.2であるア
ンドープのAlu Ga1-u Nキャップ層6を用いた場合
の発光強度は、Al組成比uが0.1の場合の3分の1
であった。
【0080】上述からキャップ層6としてGaN層を用
いることが最も好ましく、Alu Ga1-u N層を使用す
る場合にもAl組成比uがほぼ0.1と小さい方が好ま
しいことがわかる。AlGaNでは、Al組成比が大き
い程バンドギャップが大きくなる。p型クラッド層7の
Al組成比は、第1の実施例で述べたように0.2であ
る。キャップ層6のAl組成比が0.1であると、キャ
ップ層6のバンドギャップはp型クラッド層7のバンド
ギャップよりも小さいことになる。このことから、キャ
ップ層6のバンドギャップは、活性層5のバンドギャッ
プとp型クラッド層7のバンドギャップの間の大きさが
好ましいことが理解できる。
【0081】次に、本発明の第3の実施例におけるIII
−V族窒化物系半導体からなる発光ダイオードを図2を
用いて説明する。
【0082】本実施例が第1の実施例と異なるのは、G
aN下地層3を用いない点であり、製造方法もこのGa
N下地層3の形成工程がない点を除いて第1の実施例と
同様である。
【0083】本実施例の発光ダイオードでは、第1の実
施例の発光ダイオードと比べて製造歩留りが低下する
が、キャップ層6を有さない発光ダイオードに比べて発
光強度が大きくなる。
【0084】なお、上記各実施例の発光ダイオードはn
型コンタクト層4上に活性層5を備えた構造を有する
が、n型コンタクト層4と活性層5との間にn型AlG
aNクラッド層を設けてもよい。また、n型コンタクト
層4と活性層5との間にn型AlGaNクラッド層およ
びn型InGaN層を設けてもよい。
【0085】上記各実施例では、活性層5として量子井
戸構造でない非量子井戸構造の活性層を用いたが、もち
ろん、単一量子井戸構造または多重量子井戸構造の活性
層を用いてもよい。例えば、活性層5をIns Ga1-s
N(1>s>0)量子井戸層からなる単一量子井戸構造
としてもよく、あるいはIns Ga1-s N(1>s>
0)量子井戸層とInr Ga1-r N(1>s>r≧0)
量子障壁層とからなる多重量子井戸構造としてもよい。
【0086】Ins Ga1-s N(1>s>0)量子井戸
層とGaN量子障壁層とからなる多重量子井戸構造を用
いる場合、GaN量子障壁層は700℃以上950℃以
下の成長温度で形成することが好ましく、量子井戸層お
よび量子障壁層の成長温度をほぼ等しくすることが好ま
しい。
【0087】また、上記各実施例の発光ダイオードで
は、SiおよびZnがドープされた活性層5を用いてい
るが、アンドープの活性層を用いてもよい。
【0088】次に、本発明の第4の実施例における屈折
率導波型半導体レーザ素子を図3を用いて説明する。こ
の半導体レーザ素子はセルフアライン型半導体レーザ素
子である。
【0089】図3において、サファイア絶縁基板11上
に、層厚約100〜200ÅのアンドープのAlGaN
バッファ層12、層厚0.4μmのアンドープのGaN
下地層13、層厚4μmのn型GaNコンタクト層1
4、および層厚0.1〜0.5μmのn型AlGaNク
ラッド層15が順に形成されている。n型AlGaNク
ラッド層15上には、InGaN活性層16、層厚20
0〜400ÅのアンドープのGaNキャップ層17、お
よび層厚0.1〜0.5μmのp型AlGaNクラッド
層18が順に形成されている。
【0090】p型AlGaNクラッド層18上には、中
央部にストライプ状の開口部を有する層厚0.2〜0.
3μmのn型GaNまたはn型AlGaNからなる電流
ブロック層19が形成されている。n型電流ブロック層
19の上面およびストライプ状の開口部内には、層厚
0.1〜0.5μmのp型GaNコンタクト層20が形
成されている。
【0091】p型GaNコンタクト層20上にp側電極
21が形成され、n型GaNコンタクト層14上にn側
電極22が形成されている。
【0092】活性層16としては、非量子井戸構造層を
用いてもよく、あるいは単一量子井戸構造層または多重
量子井戸層を用いてもよい。非量子井戸構造層の場合に
は、層厚を0.1〜0.3μm程度とする。単一量子井
戸構造層の場合には、量子井戸層の層厚を10〜50Å
とし、多重量子井戸構造層に場合には、量子井戸層の層
厚を10〜50Åとし、量子障壁層の層厚を10〜10
0Å程度とする。
【0093】この半導体レーザ素子は、MOVCD法等
の化学気相成長法を用いて1回の結晶成長により作製さ
れる。製造の際には、アンドープのAlGaNバッファ
層12の成長温度を600℃とし、アンドープのGaN
下地層13、n型GaNコンタクト層14およびn型A
lGaNクラッド層15の成長温度を1150℃とし、
InGaN活性層16およびGaNキャップ層17の成
長温度を700〜950℃とし、p型AlGaNクラッ
ド層18、n型電流ブロック層19およびp型GaNコ
ンタクト層20の成長温度を1150℃とする。
【0094】本実施例の半導体レーザ素子においても、
キャップ層17を有さない半導体レーザ素子に比べて発
光強度が大きくなる。
【0095】次に、本発明の第5の実施例における屈折
率導波型半導体レーザ素子を図4を用いて説明する。こ
の半導体レーザ素子はリッジ埋め込み型導体レーザ素子
である。
【0096】図4において、サファイア絶縁基板31上
に、層厚100〜200ÅのアンドープのAlGaNバ
ッファ層32、層厚0.4μmのアンドープのGaN下
地層33、層厚4μmのn型GaNコンタクト層34、
および層厚0.1〜0.5μmのn型AlGaN層クラ
ッド層35が順に形成されている。n型AlGaNクラ
ッド層35上には、InGaN活性層36、層厚200
〜400ÅのアンドープのGaNキャップ層37、およ
び層厚0.1〜0.5μmのp型AlGaNクラッド層
38が順に形成されている。なお、InGaN活性層3
6の構造および層厚は第4の実施例のInGaN活性層
16と同様である。
【0097】p型AlGaNクラッド層38は、平坦部
とその平坦部の中央部上に形成されたリッジ部とを有す
る。p型AlGaNクラッド層38のリッジ部上には、
層厚0.1μmのp型GaNからなるp型キャップ層3
9が形成されている。p型AlGaNクラッド層38の
平坦部上面およびリッジ部側面ならびにp型キャップ層
39の側面には、層厚0.2〜0.3μmのn型GaN
またはn型AlGaNからなる電流ブロック層40が形
成されている。p型キャップ層39上およびn型電流ブ
ロック層40上には、層厚0.1〜0.5μmのp型G
aNコンタクト層41が形成されている。
【0098】p型GaNコンタクト層41上にはp側電
極42が形成され、n型GaNコンタクト層34上には
n側電極43が形成されている。
【0099】この半導体レーザ素子は、MOCVD法等
の化学気相成長法を用いて3回の結晶成長で作製され
る。製造の際には、アンドープのAlGaNバッファ層
32の成長温度を600℃とし、アンドープのGaN下
地層33、n型GaNコンタクト層34およびn型Al
GaNクラッド層35の成長温度を1150℃とし、I
nGaN活性層36およびアンドープのGaNキャップ
層37の成長温度を700〜950℃とし、n型AlG
aNクラッド層38、p型キャップ層39、n型電流ブ
ロック層40およびp型GaNコンタクト層41の成長
温度を1150℃とする。
【0100】本実施例の半導体レーザ素子においても、
キャップ層37を有さない半導体レーザ素子に比べて発
光強度が大きくなる。
【0101】次に、本実施例の第6の実施例における利
得導波型半導体レーザ素子を図5を用いて説明する。
【0102】図5において、サファイア絶縁基板51上
に、層厚100〜200ÅのアンドープのAlGaNバ
ッファ層52、層厚0.4μmのアンドープのGaN下
地層53、層厚4μmのn型GaNコンタクト層54、
および層厚0.1〜0.5μmのn型AlGaNクラッ
ド層55が順に形成されている。
【0103】n型AlGaNクラッド層55上には、I
nGaN活性層56、層厚200〜400Åのアンドー
プのGaNキャップ層57、層厚0.1〜0.5μmの
p型AlGaNクラッド層58、および層厚0.1〜
0.5μmのp型GaNコンタクト層59が順に形成さ
れている。なお、InGaN活性層56の構造および層
厚は、第4の実施例のInGaN活性層16と同様であ
る。
【0104】p型GaNコンタクト層59上には、中央
部にストライプ状の開口部を有するSiO2 、SiNま
たはn型GaNからなる電流ブロック層60が形成され
ている。p型GaNコンタクト層59上にはp側電極6
1が形成され、n型GaNコンタクト層54上にはn側
電極62が形成されている。
【0105】本実施例の半導体レーザ素子は、MOCV
D法等の化学気相成長法を用いて1回の結晶成長で作製
される。製造の際には、アンドープのAlGaNバッフ
ァ層52の成長温度を600℃とし、アンドープのGa
N下地層53、n型GaNコンタクト層54およびn型
AlGaNクラッド層55の成長温度を1150℃と
し、InGaN活性層56およびアンドープのGaNキ
ャップ層57の成長温度を700〜950℃とし、p型
AlGaNクラッド層58およびp型GaNコンタクト
層59の成長温度を1150℃とする。
【0106】本実施例の半導体レーザ素子においても、
キャップ層57を有さない半導体レーザ素子に比べて発
光強度が大きくなる。
【0107】上記第1〜第6の実施例では、絶縁基板上
に半導体層を備えた発光素子について説明したが、本発
明は、SiC基板等の導電性基板上に半導体層を備え、
この半導体層の最上層の上面と基板の下面に電極を有す
る発光素子にも同様に適用することができる。
【0108】また、上述では、n型クラッド層上に活性
層、キャップ層およびp型クラッド層をこの順序で形成
しているが、p型クラッド層上に活性層、キャップ層お
よびn型クラッド層をこの順序で形成してもよく、すな
わち、第1〜第6の実施例において各層の導電型を逆に
してもよい。
【0109】また、上記第1〜第6の実施例では、本発
明を発光ダイオード、半導体レーザ素子等の発光素子に
適用する場合について説明したが、本発明は、電界効果
トランジスタ等の、Inを含有する化合物半導体層を備
えた半導体素子にも適用可能である。
【0110】例えば、図6に示す構造では、n型GaN
層71上にn型AlGaN層72およびInGaN層7
3が順に形成され、InGaN層73上にアンドープの
GaNキャップ層74を介してp型SiC層75が形成
されている。この場合、InGaN層73およびGaN
キャップ層74を700〜950℃の成長温度で形成
し、p型SiC層75を1300〜1500℃の成長温
度で形成する。この例においても、InGaN層73上
にアンドープのGaNキャップ層74が形成されている
ので、InGaN層73からIn等の構成元素が脱離す
ることが抑制される。
【0111】また、図7の構造では、n型SiC層81
上にInGaN層82が形成され、InGaN層82上
にアンドープのGaNキャップ層83を介してp型Si
C層84が形成されている。この場合にも、InGaN
層82およびアンドープのGaNキャップ層83を70
0〜950℃の成長温度で形成し、p型SiC層84を
1300〜1500の成長温度で形成する。この例にお
いても、InGaN層82上にアンドープのGaNキャ
ップ層83が形成されているので、InGaN層82か
らIn等の構成元素が脱離することが抑制される。
【0112】上記第1〜第3の実施例の発光ダイオード
は、光ファイバ通信システム用光源、フォトカプラ用光
源、単色または多色パイロットランプ、数字表示器、レ
ベルメータ、ディスプレイ等の表示装置用の光源、ファ
クシミリ装置用光源、プリンタヘッド、信号機、ハイビ
ームランプ等の自動車用ランプ、液晶テレビジョン装
置、液晶表示装置用バック光源、アミューズメントシス
テム等に用いることができる。
【0113】また、上記第4〜第6の実施例の半導体レ
ーザ素子は、レーザメス、光通信システム用光源、DV
D(デジタルビデオディスク)等のディスクシステムの
光ピックアップ装置用光源、カラーレーザビームプリン
タ用光源、レーザ加工装置用光源、レーザホログラフィ
用光源、レーザディスプレイ用光源、アミューズメント
システム用光源等に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における発光ダイオード
の模式的断面図である。
【図2】本発明の第3の実施例における発光ダイオード
の模式的断面図である。
【図3】本発明の第4の実施例における半導体レーザ素
子の模式的断面図である。
【図4】本発明の第5の実施例における半導体レーザ素
子の模式的断面図である。
【図5】本発明の第6の実施例における半導体レーザ素
子の模式的断面図である。
【図6】本発明を適用可能な構造の一例を示す模式的断
面図である。
【図7】本発明を適用可能な構造の他の例を示す模式的
断面図である。
【図8】従来の発光ダイオードの模式的断面図である。
【符号の説明】
1,11,31,51 サファイヤ絶縁基板 2,12,32,52 AlGaNバッファ層 3 GaN下地層 4 GaNコンタクト層 5,16,36,56 InGaN活性層 6,17,37,57 GaNキャップ層 7,18,38,58 AlGaNクラッド層 15,35,54 AlGaNクラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 康博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松下 保彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 八木 克己 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA03 AA04 AA11 AA40 CA04 CA05 CA12 CA33 CA40 CA46 CA65 CB36 FF14 5F045 AA04 AB17 AC08 AC12 AC15 AD11 AD12 AD13 AF09 BB04 CA10 DA53 5F073 AA07 AA13 AA20 AA51 AA55 AA74 BA02 BA05 BA09 CA07 CB04 CB05 CB07 DA05 DA35 EA24 EA29 HA02 HA10

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非単結晶の窒化物系の化合物半導体から
    なるバッファ層を形成する工程と、 前記バッファ層上に単結晶の窒化物系の化合物半導体か
    らなる下地層を形成する工程と、 前記下地層上に第1導電型のコンタクト層を形成する工
    程と、 前記第1導電型のコンタクト層上に第1導電型の窒化物
    系の化合物半導体からなる第1のクラッド層を形成する
    工程と、 前記第1のクラッド層上にインジウムを含有する窒化物
    系の化合物半導体からなる活性層を形成する工程と、 前記活性層上に前記活性層の成長温度とほぼ同じかまた
    は低い成長温度でAlを含むAlGaNからなるキャッ
    プ層を形成する工程と、 前記キャップ層上に前記活性層の成長温度より高い成長
    温度で第2導電型の第2のクラッド層を形成する工程と
    を含み、 前記キャップ層は、前記活性層よりも大きなバンドギャ
    ップを有することを特徴とする発光素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 非単結晶の窒化物系の化合物半導体から
    なるバッファ層を形成する工程と、 単結晶の窒化物系の化合物半導体からなるアンドープの
    下地層を形成する工程と、 第1導電型の窒化物系の化合物半導体からなる第1のク
    ラッド層を形成する工程と、 インジウムを含む窒化物系の化合物半導体からなる活性
    層を形成する工程と、 Alを含むAlGaNからなるキャップ層を形成する工
    程と、 前記活性層の成長温度よりも高い成長温度で第2導電型
    の窒化物系の化合物半導体からなる第2のクラッド層を
    形成する工程と、 第2導電型のコンタクト層を形成する工程とをこの順に
    備え、 前記活性層は、量子井戸層および量子障壁層を含む量子
    井戸構造を有し、 前記キャップ層は、前記活性層よりも大きなバンドギャ
    ップを有することを特徴とする発光素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 非単結晶の窒化物系の化合物半導体から
    なるバッファ層を形成する工程と、 単結晶の窒化物系の化合物半導体からなる下地層を形成
    する工程と、 第1導電型のコンタクト層を形成する工程と、 第1導電型の窒化物系の化合物半導体からなる第1のク
    ラッド層を形成する工程と、 インジウムを含む窒化物系の化合物半導体からなる活性
    層を形成する工程と、 Alを含むAlGaNからなるキャップ層を形成する工
    程と、 前記活性層の成長温度よりも高い成長温度で第2導電型
    の窒化物系の化合物半導体からなる第2のクラッド層を
    形成する工程とをこの順に備え、 前記活性層は、量子井戸層および量子障壁層を含む量子
    井戸構造を有し、 前記キャップ層は、前記活性層よりも大きなバンドギャ
    ップを有することを特徴とする発光素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 非単結晶の窒化物系の化合物半導体から
    なるバッファ層を形成する工程と、 単結晶の窒化物系の化合物半導体からなる下地層を形成
    する工程と、 第1導電型のGaNからなるコンタクト層を形成する工
    程と、 第1導電型の窒化物系の化合物半導体からなる第1のク
    ラッド層を形成する工程と、 インジウムを含む窒化物系の化合物半導体からなる活性
    層を形成する工程と、 Alを含むAlGaNからなるキャップ層を形成する工
    程と、 前記活性層の成長温度よりも高い成長温度で前記第2導
    電型の窒化物系の化合物半導体からなる第2のクラッド
    層を形成する工程とをこの順に備え、 前記キャップ層は、前記活性層よりも大きなバンドギャ
    ップを有することを特徴とする発光素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記下地層がアンドープであることを特
    徴とする請求項1、3または4記載の発光素子の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1導電型のコンタクト層はGaN
    からなることを特徴とする請求項1または3記載の発光
    素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1導電型のコンタクト層を100
    0℃以上1200℃以下の成長温度で形成することを特
    徴とする請求項1、3、4、5または6記載の発光素子
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のクラッド層上に第2導電型の
    コンタクト層を形成する工程をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1、3、4、5、6または7記載の発光素
    子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2導電型のコンタクト層はGaN
    からなることを特徴とする請求項2または8記載の発光
    素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記活性層は、量子井戸層を含む量子
    井戸構造を有することを特徴とする請求項1または4記
    載の発光素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記量子井戸層はIns Ga1-s
    (1>s>0)からなることを特徴とする請求項2、3
    または10記載の発光素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記量子井戸構造は量子障壁層をさら
    に含むことを特徴とする請求項10記載の発光素子の製
    造方法。
  13. 【請求項13】 前記量子井戸層はIns Ga1-s
    (1>s>0)からなり、前記量子障壁層はInr Ga
    1-r N(1>s>r≧0)からなることを特徴とする請
    求項2、3または12記載の発光素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記量子障壁層はGaN量子障壁層で
    あり、 前記GaN量子障壁層を700℃以上950℃以下の成
    長温度で形成することを特徴とする請求項2、3、12
    または13記載の発光素子の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記キャップ層のAl組成比は0.1
    以下であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか
    に記載の発光素子の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記キャップ層は、前記活性層と前記
    第2のクラッド層との中間のバンドギャップを有するこ
    とを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の発光
    素子の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記キャップ層の不純物濃度は、前記
    第2のクラッド層の不純物濃度よりも低いことを特徴と
    する請求項1〜16のいずれかに記載の発光素子の製造
    方法。
  18. 【請求項18】 前記キャップ層はアンドープ層である
    ことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の発
    光素子の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記キャップ層の厚さは200Å以上
    400Å以下であることを特徴とする請求項1〜18の
    いずれかに記載の発光素子の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記キャップ層を前記活性層の成長温
    度とほぼ同じ成長温度で形成することを特徴とする請求
    項1〜19のいずれかに記載の発光素子の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記キャップ層を700℃以上950
    ℃以下の成長温度で形成することを特徴とする請求項1
    〜20のいずれかに記載の発光素子の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記第2のクラッド層はAlGaNか
    らなることを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記
    載の発光素子の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記キャップ層のAl組成比は前記第
    2のクラッド層のAl組成比よりも小さいことを特徴と
    する請求項22記載の発光素子の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記キャップ層は、前記活性層からの
    インジウムの脱離を抑制する層であることを特徴とする
    請求項1〜23のいずれかに記載の発光素子の製造方
    法。
  25. 【請求項25】 前記下地層はAly Ga1-y Nからな
    り、前記下地層のAl組成比yは0以上で1より小さい
    ことを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の発
    光素子の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記バッファ層はAlx Ga1-x Nか
    らなり、前記バッファ層のAl組成比xは0より大きく
    1以下であることを特徴とする請求項1〜25のいずれ
    かに記載の発光素子の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記バッファ層のAl組成比xは0.
    4以上0.6以下であることを特徴とする請求項26記
    載の発光素子の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記活性層はInGaNからなること
    を特徴とする請求項1〜27のいずれかに記載の発光素
    子の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記活性層を700℃以上950℃以
    下の成長温度で形成することを特徴とする請求項1〜2
    8のいずれかに記載の発光素子の製造方法。
  30. 【請求項30】 前記第2のクラッド層を1000℃以
    上1200℃以下の成長温度で形成することを特徴とす
    る請求項1〜29のいずれかに記載の発光素子の製造方
    法。
  31. 【請求項31】 前記第1のクラッド層はAlGaNか
    らなることを特徴とする請求項1〜30のいずれかに記
    載の発光素子の製造方法。
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