JP2003305454A - 取水水質管理装置 - Google Patents

取水水質管理装置

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JP2003305454A
JP2003305454A JP2003037707A JP2003037707A JP2003305454A JP 2003305454 A JP2003305454 A JP 2003305454A JP 2003037707 A JP2003037707 A JP 2003037707A JP 2003037707 A JP2003037707 A JP 2003037707A JP 2003305454 A JP2003305454 A JP 2003305454A
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water
water quality
intake
flow path
measurement
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JP2003037707A
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Tetsufumi Watanabe
哲文 渡辺
Keiichi Tsukitari
圭一 月足
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験結果を早く得ることができ水質基準の達
成が容易にして良好な管理が可能な取水水質管理装置を
提供する。 【構成】 水源の上流と下流にそれぞれ取水施設を設
け、各取水施設にて取水された検水をそれぞれ水質モニ
タに送出してで水質を測定し、この水質を演算処理装置
で演算処理し、その演算結果に応じて取水の流路を流路
切換器によって切り換えや取水点の選択を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水質監視装置に係り、
特に河川水,湖沼水等の取水水質管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道水源として河川水,湖沼
水,地下水が用いられる。これら、水道水源から取水施
設で取水された水道原水は貯留池を介して浄水施設へ送
られるか、または直接浄水場へ送られる。
【0003】河川を水源とする場合、湖沼やダム湖と比
較して水質変動が大きく、有害物質が混入する可能性が
高い。河川の水質は工場排水、都市下水、家庭排水、畜
産排水や農薬、肥料等の人為的汚濁に左右されるほか、
気象条件や地質に由来して変化する。
【0004】現在、水源水質の管理は河川等から取水
後、貯留池がある場合は貯留池の水質(pH、導電率、
水温、濁度等の水質項目)を自動監視するか、浄水場の
職員が採水して手分析を行っている。直接浄水場へ送ら
れる場合は着水井の水質自動監視か、定期的に職員が採
水し手分析を行っている。しかしながら現在の水源水質
監視では、近年問題となっている発ガン性物質であるト
リハロメタン(水道水水質基準規制対象物)の基になる
フミン質、フルボ酸等の色度成分である溶存性有機物の
監視を行っていない。そのため、多くの浄水場で行って
いる。水中のアンモニアや除マンガンのために前塩素注
入操作により塩素と溶存性の有機物が反応しトリハロメ
タンを生成する。さらに染色排水等の化学合成された色
水が混入した場合、通常の浄水処理操作では処理が困難
であるため、最悪貯水池等の水道原水を廃棄しなければ
ならない。
【0005】また河川では、前記したように水質変動が
大きいために、水道原水として不適な水質である場合で
も取水計画に従って行い浄水処理施設に多大な負担をか
ける。従って、水道水源における取水は河川等の水深方
向で良好な水質を選択して取水を行うだけでなく、良好
な水質の取水地点の選択を行う必要がある。
【0006】また、ダム湖では、季節的な温度成層現象
が生じ、深度によって水質に著しく変化することがあ
る。ダム上流部には崩壊地が多く、かつ粒子が微細であ
る場合、洪水時に流入した濁水が、水の密度に応じて層
を形成する。取水口のある層に濁水層が発生すると、濁
水を連続的に処理しなければならなくなり、大変不利を
まねく。そこで取水口の高さを何段が複数にし、濁水層
をはずして取水する工夫がなされている。選択取水は、
導水された水に対する水質監視結果や水質試験結果をも
とに行われる。
【0007】特許文献1には、取水塔に水深方向に複数
の水質検出センサを設け、各センサから検出されたデー
タのうち、予め設定された最適データに最も近いセンサ
のゲートより取水することが開示されている。
【0008】特許文献2には、COD.BOD.TOC
等の有機物指標を測定するために紫外光や近赤外光によ
る試料中の懸濁物質の減衰係数から、その懸濁物質の濃
度、有機物指標を測定することが記載されている。
【0009】特許文献3には、水質特性を光学的に測定
する水質計器の測定管内壁を所定のストロークで往復運
動させて汚れをかき落とすことが記載されている。
【0010】
【特許文献】1.実開昭58−90219号公報 2.特公昭60−38654号公報 3.実開昭57−135948号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】選択取水は、操作員の
目視、水質計器による水質監視結果や水質試験結果をも
とに行われる。水質計器の採水点(設置場所)は取水口
の上流が望ましいが、多くの場合は沈砂池、着水井とい
った施設の最上流が用いられる。すでに取水した水の監
視結果をもとに選択取水を行う場合、ダム湖の温度成層
の状況をうまく把握することができず、最良の取水口を
選択することは難しい。また、水質計器を用いた連続測
定が不可能な鉄、マンガンなどといった底泥からの溶出
に原因するものは、水質試験結果をもとに取水口の選択
を行わねばならず、試験結果がでるまでの遅れ時間があ
る。
【0012】さらに、従来の取水管理方式では次のよう
な問題点があった。 (1)水源水質の紫外線吸収(UV)、色度を測定して
いないために、水源の有機物濃度をリアルタイムに把握
できない。従って、浄水処理における前塩素注入操作に
より塩素と有機物が反応し発ガン性物質であるトリハロ
メタン生成が増加し、水質基準の達成が困難となる。 (2)河川等に染色排水などの化学合成着色水が混入し
た場合、着色水を取水し貯留池や着水井に流れ込み浄水
処理施設に負担を与えたり、最悪貯留池の水を廃棄しな
ければならない。 (3)河川等からの取水操作は取水量だけで管理し、取
水地点の水質を考慮した取水地点選択を行っていないの
で、良好な取水点を選択できず、信頼性に欠けていた。
【0013】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、試験結果を速く得ることができ水質
基準の達成が容易にして良好な管理が可能な取水水質管
理装置を提供することを特徴とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、水源の
上流側に設置され水源水を採取する第1の取水施設と、
該第1の取水施設に採取された水源水を検水として計測
する第1の水質モニタと、前記第1の取水施設の下流側
流路に配設された第1の流路切換器と、前記水源の下流
側に設置され水源水を採取する第2の取水施設と、該第
2の取水施設に採取された水源水を検水として計測する
第2の水質モニタと、前記第2の取水施設の下流側流路
に配設された第2の流路切換器と、前記第1の水質モニ
タの検水データと第2の水質モニタの検水データを基に
演算処理し演算結果を基に前記第1の流路切換器と第2
の流路切換器とを制御する流路切換制御手段によって構
成したことを特徴としたものである。
【0015】本発明の第2は、前記取水水質管理装置
は、前記流路切換制御手段によって行う手段を有するこ
とを特徴としたものである。
【0016】本発明の第3は、前記第1の水質モニタの
検水データ又は第2の水質モニタの検水データが設定値
を越える場合、前記流路切換手段により流路を切り換え
て排水する手段を有することを特徴としたものである。
【0017】本発明の第4は、前記各水質をモニタは、
測定系流路を介して導入された検水の濁度,色度,紫外
線吸収を含む測定項目を測定するための濁色度計と、こ
の濁色度計に流入した検水より少なくとも紫外線吸収値
を検出する計測処理部とを有し、この計測処理部は前記
濁色度計の前記測定セル部内の検水に光を照射してサン
プル光信号を得るとともに検水照射光以外の光によりリ
ファレンス光信号を得る光学系と、前記光学系によって
得られたサンプル光信号とリファレンス光信号をもとに
演算処理する演算器を有して前記検水中の含有物の推定
値を算出するよう構成し、且つ、前記濁色度計に薬液タ
ンクより薬液を供給して洗浄するための薬液洗浄系流路
と、前記濁色度計に洗浄水を供給して洗浄するための水
流洗浄系流路とで構成したことを特徴としたものであ
る。
【0018】本発明の第5は、前記各水質モニタにおい
て、前記濁色度計の測定セル部が水平方向に対して所定
角度だけ傾斜して配設された筒体からなり、前記光学系
が、前記筒体の軸線上に配置された発光部と、この発光
部と前記筒体との間に配置された光分離スプリッタから
なり、前記計測処理部が、前記光分離スプリッタにより
分離された光を受光して光電変換信号を出力する第1の
光電変換素子と、前記光分離スプリッタを通して前記筒
体内の検水を通して照射された光を受光して光電変換信
号を出力する第2の光電変換素子と、これらの第1と第
2の光電変換素子の光電変換信号をもとに演算処理する
演算器によって構成したことを特徴としたものである。
【0019】本発明の第6は、前記各水質モニタは、さ
らに、前記測定セル部内に薬液洗浄剤を注入して所定時
間滞留させ、前記測定セル内の汚れ成分を剥離させる薬
液洗浄剤系路と、前記測定セル内の剥離された汚れ成分
を洗浄流出させる高圧フラッシュ流経路と、該高圧フラ
ッシュ流経路からの乱流水によって洗浄された前記測定
セル内に検査すべき検水を注入させる測定系流路を有す
ることを特徴としたものである。
【0020】本発明の第7は、前記薬液洗浄経路は、塩
酸液を貯蔵する薬液タンクと、該薬液タンクの塩酸液を
前記測定セルに注入する薬液注入ポンプによって構成
し、前記測定系流路は検水を前記測定セル部に通流させ
る電磁弁と、該電磁弁と前記測定セル部間に配設された
流量調整弁によって構成したことを特徴としたものであ
る。
【0021】本発明の第8は、前記各水質モニタの測定
項目は、濁度,色度,溶存酸素,pH,導電率,紫外線
吸光度及び水質であることを特徴としたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す取
水水質管理装置のブロック図を示したもので、同図にお
いて50a,50bは第1及び第2の取水施設で、それ
ぞれは水流管40a,40bを通して河川や湖沼などの
水源110から取水する。60a,60bは第1及び第
2の取水施設に設けられて、pH,水温,導電率,色
度,濁度,紫外線吸収(UV),溶存酸素(DO)を連
続測定する。
【0023】80a,80bは第1及び第2の流路切換
器、90a,90bは第1及び第2の貯水池、100は
浄水処理施設であって管理施設70を備えており、管理
施設70は制御装置と演算処理装置を備えている。
【0024】第1の取水施設50aは、河川などの水源
110の上流側に配設され、第1の流路切換器80a、
第1の貯水池90aを通して浄水処理施設100に取水
を供給する。第2の取水施設50bは、水源110の下
流側に配設されて第2の流路切換器80b,第2の貯水
池90bを通して浄水処理施設100に取水を供給す
る。
【0025】図2は水質モニタの一例を示すもので、同
図において1は圧力調整弁、2aは圧力調整弁1にその
下流段において接続された第1の三方切換電磁弁、3a
は第1の三方切換電磁弁2aに連設された流量調整弁で
あって、これらの圧力調整弁1,第1の三方切換電磁弁
2aおよび第1の流量調整弁3aによって測定系流路A
が形成される。
【0026】また、図2において3bは第1の三方切換
弁2aに連結された第2の流量調整弁、4a,4bは配
管洗浄用ろ過器4a,4bであって、これらによって水
流洗浄系流路Bが形成される。さらに、圧力調整弁1の
下流段と第1の三方切換電磁弁2a間と後述する濁色度
計10との間に電磁弁7を介設して高圧フラッシュ洗浄
系路Cが形成されている。さらにまた、6は流量計、2
bは流量計6の下流段と濁色度計10間に連結された第
2の三方切換電磁弁、8は薬液タンク、9は薬液等の洗
浄剤を注入するための洗浄剤注入ポンプであって、これ
らの第2の三方切換電磁弁2b,薬液タンク8および薬
液注入ポンプ9によって薬液洗浄系流路Dが形成されて
いる。
【0027】30はUVとVISに関する基準信号Rと
UVとVISに関するサンプル信号を入力とする計測処
理部である。 図3は濁色度計10の測定セル部と計測
処理部30の概略構成を示すもので、筒体11は水平面
に対して所定の角度θをもって配設されており、筒体1
1の一方の端部側面には検水流入口12が設けられ、他
方の端部側面には検水流出口13が設けられている。筒
体11の一方の開口端部には測定窓14aが設けられ、
他方の開口端部には測定窓14bが設けられている。
【0028】また、図3に示すように、測定窓14aの
近傍には筒体11の軸線上に位置した発光部である低圧
水銀灯31が配設されており、測定窓14aと低圧水銀
灯31間には光分離スリッタ32が設けられている。光
分離スリッタ32による分離光線の光路上には第1の受
光部である光電変換素子33aが配設されており、測定
窓14bの近傍には筒体11の軸線上に位置した第2の
受光部である光電変換素子33bが配設されている。3
4は光電変換素子33aの出力信号と光電変換素子33
bの出力信号を入力として増幅する増幅器、35は増幅
器34の出力信号を入力として所定の演算処理する演算
処理器であって、低圧水銀灯31,光分離スリッタ3
2,光電変換素子33a,33b,増幅器34および演
算処理器35によって計測処理部30が構成される。
【0029】上記構成の水質モニタ装置において、濁色
度計の洗浄にあたって、薬液タンク8から薬液注入ポン
プ9により塩酸薬液(濃度2%程度)を、三方切換電磁
弁2bを介して濁色度計10の測定セル内に満たして、
一定時間測定セル内に塩酸を重点反応させる。これによ
り測定セル内壁に付着した生物スライム,全鉄マンガン
等が剥離される。
【0030】薬液処理した後に高圧フラッシュ洗浄経路
Cを通して高圧流を濁色度計10の測定セル部に通流
し、測定セル部を洗浄するとともに、水流洗浄系流路B
で洗浄した後に測定系流路Aを通して検水を濁色度計1
0の測定セル部に導く。
【0031】すなわち、薬液中に汚れ成分を乱流水流で
水流洗浄を一定時間実施する。これで薬液洗浄を終了
し、検水流入を開始する。この一連の薬液洗浄操作は、
図4に示す制御システムによって行われるもので、シー
ケンサ21とタッチパネル22を用いて、濁色度計,電
磁弁,ポンプ等の被制御機器部23における電磁弁の開
閉,薬液ポンプのオン/オフ等を全自動で実行する。
【0032】濁色度計の洗浄において、水流洗浄の流量
を1(リットル/分)で行え、測定セル内に1.88秒
滞留し、平均速度5.3cm/秒で流れ、そのレイノズ
ル数が0.106と乱流に近い流れを測定セル内で実現
できる。これにより十分な洗浄効果が得られる。
【0033】この洗浄操作の設定流量、薬液滞留時間、
薬液密度および洗浄時間はシーケンサとタッチパネルに
より、検水の汚れ程度に応じて自由に設定変更可能であ
り、次のような種々の効果が得られる。 (1)薬液洗浄(Hc12%程度)によりワイパー洗浄
では落ちにくい全マンガン、全鉄系の付着色度成分を効
果的に落とすことができる。 (2)乱流状態を実現する水流洗浄により滞留薬液中に
溶出した汚れ(濁質成分,色度成分,生物スライム)を
効果的に測定セル外に排除できる。 (3)一連の薬液洗浄操作は、制御装置(シーケン
サ)、タッチパネルを用いて、電磁弁,ポンプ等の制御
機器を自動運転ができるので、自動洗浄が可能である。 (4)薬液洗浄操作パラメータ(水流洗浄流量設定,薬
液滞留時間,洗浄時間等)をタッチパネル式のグラフィ
ックディスプレイで簡単に設定変更でき、洗浄操作をグ
ラフィックモニタできる。 (5)保守間隔が大幅(3ケ月以上)に延びて、維持管
理費用が節減できる。 (6)薬液洗浄と定期的な濁色度計の自動ゼロ点校正の
組み合わせにより保守間隔の大幅延長が可能となった。 (7)ワイパ洗浄やジェット水流洗浄単独より本洗浄の
方が洗浄効果が高い。 (8)ワイパ洗浄の回転部が洗浄方式にはないため、故
障の原因が少なくなる。
【0034】上述の水質モニタの最も特徴とするところ
は、図3に示すように測定処理部30を設けたことであ
る。図5に示すように、浄配水のUV信号(254nm
の吸光度)がトリハロメタン量と相関が高結果が得られ
たので、UV信号を応用したトリハロメタン量推定機能
を有する低濃度UV計を提供するものである。
【0035】すなわち、図5に示すように、検水が一定
傾斜を有する測定部をフローセル形式で測定セル長10
0mmを通過し、UV信号(254mmの吸光度(Ab
is))とVIS信号(546nmの吸光度(Ab
s))の各信号を計測し、UV信号又はUV−VIS信
号(濁度補正信号)から総トリハロメタン量(TTH
M:クロロホルムCHCl3+CHCl2Br+CHCl
Br2+グロモホルムCHBr3の合計量)を推定すると
ともに、UV信号,VIS信号をそれぞれ出力する。
【0036】光源としての低圧水銀灯31(254nm
と546nm波長出力)から出た光は測定セルに入る前
に光分離スリッタ32によりリファレンス光(UV,V
ISそれぞれ)に分けられ、測定セル通過後のサンプル
光(UV,VISそれぞれ)が測定される。リファレン
ス光は光電変換素子33aにより光電変換され増幅器3
4に入力されるとともに、サンプル光は光電変換素子3
3bによって光電変換され増幅器34に入力される。増
幅器34に入力されたリファレンス光とサンプル光に基
づく各信号は増幅され演算器35にに入力される。演算
器35はこれらの信号をもとに演算処理して各UV値,
VIS値,TTHM推定値を出力する。
【0037】本発明に使用される水質モニタによれば次
のような効果が得られる。 (1)UV信号と濁度信号を連続測定し、UV信号又は
濁度補正UV信号とトリハロメタン量の相関式からトリ
ハロメタン量が連続推定できる。 (2)同時に、UV信号から有機物量(例えば過マンガ
ン酸カリウム溶変量等)の推定が可能となり、おいしい
水の管理ができる。 (3)自動ゼロ点校正機能と薬液洗浄機能を有している
ため保守周期が長期化(3カ月以上)できる。 (4)一連の自動ゼロ点校正と薬液洗浄操作は、制御装
置(シーケンサ)とタッチパネルで行い、自動運転でき
る。 (5)測定セルがフローセル形式をとり、測定セルが1
00mmと長いため低濃度UV値の測定が可能である。 (6)リファレンス光信号(UV,VIS)を、測定セ
ル入光前に分離しているので、低圧水銀灯が出力変動を
しても、その影響をうけない。
【0038】なお、実例では発光部(光源)として低圧
水銀灯を用いたが、これに限定されるものではなく、上
述の条件を満たすものであれば発光ダイオード又は電球
などであってもよい。
【0039】次に図1で示す本発明の取水管理装置の動
作を説明する。第1の取水施設50aは、河川などの水
源110の上流側に配設され、第1の流路切換器80
a、第1の貯水池90aを通して浄水処理施設100に
取水を供給する。第2の取水施設50bは水源110の
下流側に配設され、第2の流路切換器80b,第2の貯
水池90bを通して浄水処理施設100に取水を供給す
る。
【0040】取水施設50a,50bの水質モニタ60
a,60bにより、取水された水道原水の水質を常時モ
ニタリングし、その水質信号を常時管理塔に送る。送ら
れてきた水質信号から水質を判断し、汚濁水が取水され
異常値が示されれば流路切り替え装置を作動させ、流路
を貯水池方向へ切り替え、汚濁水が貯水池等に流入され
る前に排水する。ここで、水質異常値にあらかじめ設定
しておき、水質の優先順序はUV、色度>濁度>導電率
>pHの順で行う。また、流路の切り替えは、開水路で
あれば堰で、管路であれば三方バルブ等で行う。
【0041】水源上流に位置する水質監視装置60aで
得られた水質で異常値が示された場合、水量と水深より
汚濁水が下流に位置する取水施設50bに到達するまで
の時間を計算し、その時間で取水施設50bの取水を一
旦停止させる。取水施設50bが取水停止している間
に、取水施設50aの水質が許容範囲に戻れば、再度取
水を開始させる。その後同様に、取水施設50bの水質
が良くなれば、取水を再開する。
【0042】汚濁状況が長く続き、取水施設50a,5
0bとも取水が再開出来ない場合、貯水池40a,40
bまたは処理施設内の貯水量および配水池の貯水量で対
応できる間は、それらの貯水量で対応する。貯水量で対
応できない場合、取水施設,50a,50bの水質を比
較しながら、良好な水質の方を取水していく。また、取
水地点においては採水口を水源水質モニタを用いて選択
する選択取水方法で行うとより効果的となる。
【0043】表1は水源水質モニタの主な仕様を示した
ものである。また、水源水質モニタの水質測定項目と範
囲を表2に示し、測定原理と校正方法を表3に示す。主
な改良点は、測定項目から残留塩素と水圧の項目を削除
し、既存の溶存酸素計を追加した点、濁度,色度,導電
率,紫外線吸光度,水温の各項目の測定範囲を変更した
点である。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】上述の処理装置によれば、水質モニタを用
いて取水地点の選択を行うとともに、水源水質の監視を
行い、設定値上限を越える場合は流路を切り換えて排水
するものであるから、次のような効果が得られる。 (1)工場排水や染色排水等の汚濁化を取水しても浄水
処理施設に負荷を与えない。 (2)突発的な汚濁水に対応し易い。 (3)有機物等の常時モニタリングを行っており、良好
な水質の取水点を選択できる。 (4)トリハロメタン等の消毒副生成物の抑制効果が高
い。 (5)濁度,色度,溶存酸素,pH,導電率,UV,水
温の7項目を自動測定し、出力する。 (6)センサ部の脱着が容易で、洗浄交換が簡単などメ
ンテナンスが容易である。(7)24時間オンラインで
水質データを自動測定、遠隔監視できる。 (8)フラットディスプレイの監視パネルを用いること
により、計測・盤内環境の監視および保守設定値の変更
が容易にできる。 (9)自動ゼロ点校正(濁度計,色度計)、自己診断機
能を備えており、保守頻度を低減できる。 (10)電気制御関係機器を全て電気制御室に集中配置
し、水質計測関係の配管・検出部の水質計測室と完全に
分離したことで、電気制御関係機器の腐食が防止でき
る。 (11)除湿器を設けることで、水質計測室の結露を防
止している。 (12)盤外壁を2重板構造とし、外板内面に断熱材を
取り付け、電気制御室,水質計測室ともにファンとヒー
タを設置することにより、盤内温度の調節を可能にし
た。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述の如くであって、取水水
質管理装置では、水質モニタを用いて取水地点の選択を
行うとともに、水源水質の監視を行い、設定上限値を越
える場合、流水流路を切り換え排水するものである。
【0049】従って、本発明によれば、試験結果を早く
得ることができ水質基準の達成が容易にして良好な管理
が可能な取水水質管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による取水水質管理装置の
ブロック図。
【図2】本発明の実施例による水質モニタの要部の構成
ブロック図。
【図3】本発明の実施例による水質モニタの要部の構成
図。
【図4】本発明の実施例による水質モニタの制御に用い
る制御システムのブロック図。
【図5】浄水、配水のUV値とTHM(トリハロメタ
ン)の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1…圧力調整弁 2a…第1の三方切換電磁弁 2b…第2の三方切換電磁弁 3a…第1の流量調整弁 3b…第2の流量調整弁 4a,4b…ろ過器 7…電磁弁 8…薬液タンク 9…薬液注入ポンプ 10…濁色度計 11…筒体 30…計測処理部 31…低圧水銀灯 32…光分離スプリッタ 33a,33b…光電変換素子 34…増幅器 35…演算器 A…測定系流路 B…水流洗浄系流路 C…高圧フラッシュ洗浄系流路 40,40a,40b…流路 50…取水施設 50a…第1の取水施設 50b…第2の取水施設 60…水質モニタ 60a…第1の水質モニタ 62a〜62…採水口 70…管理塔 80…流路切換器 80a…第1の流路切換器 80b…第2の流路切換器 110…水源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/33 G01N 21/33 33/18 33/18 A B C D Z 106 106A 106E 106Z Fターム(参考) 2G059 AA01 BB05 CC12 CC19 DD12 EE01 EE11 FF10 GG05 HH02 HH03 HH06 JJ22 KK03 MM01 NN07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水源の上流側に設置され水源水を採取す
    る第1の取水施設と、該第1の取水施設に採取された水
    源水を検水として計測する第1の水質モニタと、前記第
    1の取水施設の下流側流路に配設された第1の流路切換
    器と、前記水源の下流側に設置され水源水を採取する第
    2の取水施設と、該第2の取水施設に採取された水源水
    を検水として計測する第2の水質モニタと、前記第2の
    取水施設の下流側流路に配設された第2の流路切換器
    と、前記第1の水質モニタの検水データと第2の水質モ
    ニタの検水データを基に演算処理し演算結果を基に前記
    第1の流路切換器と第2の流路切換器とを制御する流路
    切換制御手段によって構成したことを特徴とする取水水
    質管理装置。
  2. 【請求項2】 前記取水水質管理装置は、前記流路切換
    制御手段によって行う手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の取水水質管理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の水質モニタの検水データ又は
    第2の水質モニタの検水データが設定値を越える場合、
    前記流路切換手段により流路を切り換えて排水する手段
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の取水水
    質管理装置。
  4. 【請求項4】 前記各水質をモニタは、測定系流路を介
    して導入された検水の濁度,色度,紫外線吸収を含む測
    定項目を測定するための濁色度計と、この濁色度計に流
    入した検水より少なくとも紫外線吸収値を検出する計測
    処理部とを有し、この計測処理部は前記濁色度計の前記
    測定セル部内の検水に光を照射してサンプル光信号を得
    るとともに検水照射光以外の光によりリファレンス光信
    号を得る光学系と、前記光学系によって得られたサンプ
    ル光信号とリファレンス光信号をもとに演算処理する演
    算器を有して前記検水中の含有物の推定値を算出するよ
    う構成し、且つ、前記濁色度計に薬液タンクより薬液を
    供給して洗浄するための薬液洗浄系流路と、前記濁色度
    計に洗浄水を供給して洗浄するための水流洗浄系流路と
    で構成したことを特徴とする請求項1乃至3取水水質管
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記各水質モニタにおいて、前記濁色度
    計の測定セル部が水平方向に対して所定角度だけ傾斜し
    て配設された筒体からなり、前記光学系が、前記筒体の
    軸線上に配置された発光部と、この発光部と前記筒体と
    の間に配置された光分離スプリッタからなり、前記計測
    処理部が、前記光分離スプリッタにより分離された光を
    受光して光電変換信号を出力する第1の光電変換素子
    と、前記光分離スプリッタを通して前記筒体内の検水を
    通して照射された光を受光して光電変換信号を出力する
    第2の光電変換素子と、これらの第1と第2の光電変換
    素子の光電変換信号をもとに演算処理する演算器によっ
    て構成したことを特徴とする請求項1乃至4取水水質管
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記各水質モニタは、さらに、前記測定
    セル部内に薬液洗浄剤を注入して所定時間滞留させ、前
    記測定セル内の汚れ成分を剥離させる薬液洗浄剤系路
    と、前記測定セル内の剥離された汚れ成分を洗浄流出さ
    せる高圧フラッシュ流経路と、該高圧フラッシュ流経路
    からの乱流水によって洗浄された前記測定セル内に検査
    すべき検水を注入させる測定系流路を有することを特徴
    とする請求項1乃至5記載の取水水質管理装置。
  7. 【請求項7】 前記薬液洗浄経路は、塩酸液を貯蔵する
    薬液タンクと、該薬液タンクの塩酸液を前記測定セルに
    注入する薬液注入ポンプによって構成し、前記測定系流
    路は検水を前記測定セル部に通流させる電磁弁と、該電
    磁弁と前記測定セル部間に配設された流量調整弁によっ
    て構成したことを特徴とする請求項1乃至6記載の取水
    水質管理装置。
  8. 【請求項8】 前記各水質モニタの測定項目は、濁度,
    色度,溶存酸素,pH,導電率,紫外線吸光度及び水質
    であることを特徴とする請求項1乃至7記載の取水水質
    管理装置。
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