JP2003305293A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP2003305293A JP2002111697A JP2002111697A JP2003305293A JP 2003305293 A JP2003305293 A JP 2003305293A JP 2002111697 A JP2002111697 A JP 2002111697A JP 2002111697 A JP2002111697 A JP 2002111697A JP 2003305293 A JP2003305293 A JP 2003305293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い、すすぎ、脱水の洗濯行程と乾燥行程を
備えた洗濯乾燥機において、簡単な構造で乾燥できるよ
うにし、機体本体を大きく、かつ重量を増加することな
く、リントを回収するフィルターの目詰まりをなくし、
フィルターを装着し忘れてもヒータを目詰まりさせない
信頼性の高い洗濯乾燥機を実現する。 【解決手段】 外枠1内に支持した外槽41内に、回転
中心軸を鉛直方向に有する内槽4を回転自在に配設し、
外槽41の上部に装着した外槽カバー38に内蓋40を
開閉自在に配設し、乾燥用送風機33とヒータ35とで
構成した温風送風手段により外気を吸気加熱して内槽4
内に温風を送風する。温風送風手段は、外槽41、外槽
カバー38、内蓋40のいずれかに形成した温風供給口
39を通して内槽4内に温風を送風し、外槽41、外槽
カバー38、内蓋40のいずれかに形成した排気口42
から排気フィルター43を介して排気するよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い、すすぎ、脱
水の洗濯行程と乾燥行程を備えた洗濯乾燥機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯乾燥機は図4に示す
ような構成が提案されている。以下、その構成について
説明する。
【0003】図4に示すように、外枠1は、内部に複数
のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3
を設け、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収
する構成としている。外槽3の内部には、回転中心軸を
鉛直方向に有し洗濯物および乾燥対象物を収容する内槽
4を脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底
部に衣類(洗濯物や乾燥対象物)を撹拌する回転翼6を
洗濯軸7を中心に回転自在に配設している。
【0004】また、内槽4の内部周壁には小孔(図示せ
ず)を多数設けるとともに、上方には流体バランサー8
を設けている。回転翼6は外周部に傾斜面9を有する略
皿状の基盤の上面に撹拌用突出部10を形成することに
より、乾燥行程においては、乾燥対象物を回転翼6の回
転による遠心力で傾斜面9に沿って上方へと舞い上がり
やすくしている。
【0005】モータ11は、外槽3の底部に取り付け、
洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯軸7、脱水軸5
に切り換えるクラッチ12と洗濯軸7、脱水軸5を介し
て、内槽4または回転翼6に連結している。
【0006】熱交換器13は、循環する湿った温風を除
湿するもので、一端を伸縮自在の下部蛇腹状ホース14
を介して外槽3の下部に接続し、他端を循環する温風に
含まれるリントを回収するリントフィルター15を介し
て循環用送風機16の一端に接続している。循環用送風
機16の他端は、加熱手段であるヒータ17を有する温
風供給路18に接続し、上部蛇腹状ホース19を通って
内槽4へ繋がり、循環する温風循環経路20を構成して
いる。
【0007】外槽3には、外槽3の上面を気密的に覆う
外槽カバー21を設けており、この外槽カバー21に伸
縮自在の上部蛇腹状ホース19から温風を供給する温風
供給口22を開口している。また、この外槽カバー21
に内蓋23を開閉自在に設け、衣類を出し入れするよう
にしている。
【0008】外枠カバー24は外枠1の上部を覆うもの
で、外蓋25を開閉自在に有し、操作表示手段26を設
けるとともに、内槽4に給水する給水弁27を設けてい
る。また、外槽3の底部に外槽3内に水を排水する排水
弁28を設けている。冷却用送風機29は、外枠1の側
面に取り付け、外枠1の内部の外槽3、熱交換器13な
どを冷却するように送風できるよう構成している。
【0009】制御装置30は、マイクロコンピュータを
具備し、モータ11、クラッチ12、循環用送風機1
6、ヒータ17、給水弁27、排水弁28、冷却用送風
機29などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥
の一連の行程を逐次制御するように構成している。
【0010】サーミスタ31は外槽3の外壁の温度を検
知するもので、サーミスタ32は熱交換器13の出口の
循環風温度を検知するものである。制御装置30は、こ
れらサーミスタ31、32による検知出力を入力し、乾
燥終了を判定するよう構成している。
【0011】上記構成において動作を説明する。洗い行
程では、外蓋25と内蓋23を開けて、内槽4に衣類
(洗濯物)を投入し運転を開始すると、給水弁27を開
いて所定の水位まで給水した後、モータ11を駆動す
る。このとき、伝達機構部のクラッチ12によりモータ
11の動力を洗濯軸7を介して回転翼6に伝達し、回転
翼6が回転することで、回転翼6の撹拌用突出部10に
より衣類を撹拌し、洗濯物どうし、または内槽4の内壁
や回転翼6との接触により作用する機械力と、水流力に
より行われる。
【0012】脱水行程では、洗濯終了後、排水弁28を
開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッ
チ12を脱水側に切り換えて、モータ11の動力を脱水
軸5を介して内槽4に伝達して回転させ、衣類に遠心力
を与えることにより、水分を衣類から分離することで行
う。脱水行程が終了すると引きつづいて乾燥行程に入
る。
【0013】乾燥行程に入ると、排水弁28を閉じると
ともにクラッチ12を洗濯側に切り換える。そして、モ
ータ11を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を正
転、反転させて撹拌用突出部10で衣類を引っかけて撹
拌しながら、循環用送風機16とヒータ17に通電して
温風を温風供給口22に送る。温風供給口22より内槽
4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた
後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、下部蛇腹状ホー
ス14を通過して、熱交換器13へ至る。
【0014】衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、
外槽3の内壁や熱交換器13内を通過しているとき、外
枠1の側面に設置した冷却送風機27による外部空気の
流入で、外槽3や熱交換器13の外壁は冷却されること
になり、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温
風は除湿されて循環用送風機16に戻る。この温風循環
経路20で温風を循環させることにより、内槽4内の衣
類を乾燥させることができる。さらに、温風に含まれる
リントを温風循環経路20に設けられたリントフィルタ
ー15で回収することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、熱交換器13は一端を伸縮自在の
下部蛇腹状ホース14を介して外槽3の下部に接続し、
他端を循環用送風機16の一端に接続しており、必然的
に温風循環経路20は大がかりなものになり、機体本体
も大きく、重量も増加してしまっていた。
【0016】また、外気によって熱交換器13内を循環
する温風を間接的に冷却する空冷方式は、広い熱交換面
積を必要とするとともに、冷却用送風機29は外枠の後
面に設ける必要があり、さらに機体本体が大きく、重量
も増加してしまっていた。
【0017】また、リントフィルター15は温風循環経
路20の一部に形成されているため、熱交換器13の効
率によっては、高温、高湿度の温風が循環することにな
り、必然的に温風に含まれるリントも高温、高湿度にな
り、リントフィルター15が目詰まりしやすいという問
題を有していた。
【0018】さらに、リントフィルター15は着脱自在
に装着しているため、装着を忘れて乾燥運転されたと
き、温風に含まれるリントの多くはリントフィルター1
5に回収されることなく、温風供給路18内のヒータ1
7を直接通過することになり、ヒータ17を目詰まりさ
せて乾燥性能が大きく低下するとともに、最悪の場合、
発煙等の不安全状態になる恐れがあった。
【0019】また、乾燥行程において熱交換器13の冷
却手段が故障などによって、停止または性能低下した場
合、不要に乾燥時間が延びて衣類を傷めたり、未乾燥の
まま終わるなどの品質、性能の面で問題となっていた。
【0020】本発明は上記課題を解決するもので、簡単
な構造で乾燥できるようにし、機体本体を大きく、かつ
重量を増加させることなく、リントを回収するフィルタ
ーを目詰まりさせることなく、しかも、フィルターを万
一装着し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信
頼性の高い洗濯乾燥機を実現することを目的としてい
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外枠内に支持した外槽内に、回転中心軸を
鉛直方向に有する内槽を回転自在に配設し、外槽の上部
に装着した外槽カバーに内蓋を開閉自在に配設し、温風
送風手段により外気を吸気、加熱して内槽内に温風を送
風するよう構成し、温風送風手段は、外槽、外槽カバ
ー、内蓋のいずれかに形成した温風供給口を通して内槽
内に温風を送風し、外槽、外槽カバー、内蓋のいずれか
に形成した排気口から排気フィルターを介して排気する
ように構成したものである。
【0022】これにより、簡単な構造で乾燥することが
でき、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることな
く、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環
させないため、リントを回収する排気フィルターを目詰
まりさせることなく、しかも排気フィルターを万一装着
し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信頼性の
高い洗濯乾燥機を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外枠内に支持した外槽と、回転中心軸を鉛直方向に
有し前記外槽内に回転自在に配設した内槽と、前記外槽
の上部に装着した外槽カバーと、前記外槽カバーに開閉
自在に配設した内蓋と、外気を吸気、加熱して前記内槽
内に温風を送風する温風送風手段とを備え、前記温風送
風手段は、前記外槽、外槽カバー、内蓋のいずれかに形
成した温風供給口を通して前記内槽内に温風を送風し、
前記外槽、外槽カバー、内蓋のいずれかに形成した排気
口から排気フィルターを介して排気するように構成した
ものであり、簡単な構造で乾燥することができ、機体本
体を大きく、かつ重量を増加させることなく、さらにリ
ントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環させないた
め、リントを回収する排気フィルターを目詰まりさせる
ことなく、しかも、排気フィルターを万一装着し忘れて
もヒータを目詰まりさせることのない信頼性の高い洗濯
乾燥機を実現することができる。
【0024】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、排気フィルターは、排気口に着脱
自在に装着するようにしたものであり、排気フィルター
にたまったリントを簡単に掃除をすることができるた
め、使用を繰り返すうちに風量が低下して乾燥性能を低
下させることなく、性能を維持することができる。
【0025】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、外枠の上部を覆う外枠カ
バーと、外枠カバーに開閉自在に配設された外蓋とを備
え、排気口から排気された温風は、前記外枠、外枠カバ
ー、外蓋に形成された隙間から機体外に排気するように
構成したものであり、外槽から外枠に通じる排気ホース
等が必要なく、さらに外枠に排気口を設ける必要もない
ため、簡単な構造で乾燥をすることができ、機体本体を
大きく、かつ重量を増加させなくて済む。
【0026】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、内槽内に送風された温風は、
除湿機構を介さず排気口から排気するように構成したも
のであり、簡単な構造で乾燥をすることができ、機体本
体を大きく、かつ重量を増加させなくて済む。
【0027】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、内槽内に送風された温風は、除湿
機構を介さず排気口から低温度、低湿度の排気をするよ
うに構成したものであり、除湿機構を介さずとも屋内結
露等の少ない洗濯乾燥機を実現することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0029】(実施例1)図1に示すように、乾燥用送
風機33は、その一端を吸気フィルター34を通して機
体外へと通じており、他端は、乾燥用送風機33ととも
に温風送風手段を構成するヒータ35を有する温風供給
路36に接続し、上部蛇腹状ホース37を通って外槽カ
バー38に形成した温風供給口39に繋がり、内槽4内
へ温風が供給するように構成している。また、外槽カバ
ー38に内蓋40を開閉自在に設け、衣類を出し入れす
るようにしている。外槽41、外槽カバー38および内
蓋40で内槽4を内包するように構成している。
【0030】外槽カバー38には、温風供給口39から
内槽4に供給された温風を排気する排気口42を形成し
ている。排気口42の外側にメッシュ状の排気フィルタ
ー43を設けている。
【0031】制御装置44は、マイクロコンピュータを
具備し、モータ11、クラッチ12、給水弁27、排水
弁28、乾燥用送風機33、ヒータ35などの動作を制
御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制
御するように構成している。
【0032】サーミスタ45は温風供給路36から供給
される温風の温度を検知するもので、温風供給路36の
ヒータ35から上部蛇腹状ホース37の間に設けてい
る。制御装置45は、サーミスタ45による検知出力を
入力し、温風温度が正常な状態かを監視している。
【0033】上記構成において動作を説明する。なお、
洗い行程から脱水行程までの動作は従来例の動作と同じ
であるので説明を省略する。
【0034】乾燥行程に入ると、排水弁28を閉じると
ともにクラッチ12を洗濯側に切り換える。そしてモー
タ11を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を正転、
反転させて撹拌用突出部10で衣類を引っかけて撹拌し
ながら、乾燥用送風機33とヒータ35を通電して温風
を温風供給口22に送る。温風供給口22から下方に向
かって内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸
発させた後、内槽4から上方に向かって上昇し、外槽カ
バー38に形成した排気口42を通して排気する。
【0035】このとき、排気口42の外側に設けた排気
フィルター43を介して排気するため、温風に含まれる
リントを回収することができ、機体内にリントが散乱す
るのを防ぐことができる。
【0036】これにより、簡単な構造で乾燥することが
でき、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることな
く、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環
させないため、排気フィルター43を目詰まりさせるこ
となく、しかも排気フィルター43を万一装着し忘れて
もヒータ35を目詰まりさせることのない信頼性の高い
洗濯乾燥機を実現することができる。
【0037】また、除湿機構を介さなくても低温度、低
湿度の空気が排気されるため、機体内や屋内結露等の少
ない洗濯乾燥機を実現することができる。
【0038】なお、本実施例では、温風供給口39は、
外槽カバー38に形成しているが、外槽41、内蓋40
のいずれかに形成してもよく、また、排気口42は、外
槽カバー38に形成しているが、外槽41、内蓋40の
いずれかに形成してもよい。
【0039】また、排気フィルター44はメッシュ状で
なくてもよく、不織布や、樹脂を格子状に形成しただけ
でもよく、リントを回収する構成であればよい。
【0040】(実施例2)図2に示すように、排気フィ
ルター46は、外槽カバー38の排気口42に着脱自在
に装着している。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0041】これにより、排気フィルター46のリント
を掃除する際に、内蓋40を開放して外槽41の内側に
手を入れて掃除する必要がなく手元で作業できるため、
リントをきれいに掃除できるとともに、掃除したリント
を内槽内4に落とすこともなく、さらに水洗いも可能と
なるため、作業性を飛躍的に向上することができる。
【0042】(実施例3)図3に示すように、外枠47
は、下部を開放しており、外枠47の上部を覆う外枠カ
バー48と、外枠カバー48に開閉自在に配設した外蓋
49とは完全な密閉構造ではなく、種々の隙間を形成し
てある。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0043】これにより、排気口42から外槽41の外
に排気された空気は、外枠47、外枠カバー48、外蓋
49に形成された隙間を通して機体の外に排気すること
ができ、機体の中にこもって温度、湿度を上げるのを防
ぐとともに、専用の排気口を設ける必要がなく、簡単な
構造で乾燥を可能にでき、機体本体を大きく、かつ重量
を増加させなくて済む。
【0044】なお、機体外への排気は外枠47、外枠カ
バー48、外蓋49の隙間に限らず、機体に形成された
隙間であればどこでもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、外枠内に支持した外槽と、回転中心軸を
鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に配設した内槽
と、前記外槽の上部に装着した外槽カバーと、前記外槽
カバーに開閉自在に配設した内蓋と、外気を吸気、加熱
して前記内槽内に温風を送風する温風送風手段とを備
え、前記温風送風手段は、前記外槽、外槽カバー、内蓋
のいずれかに形成した温風供給口を通して前記内槽内に
温風を送風し、前記外槽、外槽カバー、内蓋のいずれか
に形成した排気口から排気フィルターを介して排気する
ように構成したから、簡単な構造で乾燥することがで
き、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることな
く、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環
させないため、リントを回収する排気フィルターを目詰
まりさせることなく、しかも、排気フィルターを万一装
着し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信頼性
の高い洗濯乾燥機を実現することができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、排
気フィルターは、排気口に着脱自在に装着するようにし
たから、排気フィルターにたまったリントを簡単に掃除
をすることができるため、使用を繰り返すうちに風量が
低下して乾燥性能を低下させることなく、性能を維持す
ることができる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、外
枠の上部を覆う外枠カバーと、外枠カバーに開閉自在に
配設された外蓋とを備え、排気口から排気された温風
は、前記外枠、外枠カバー、外蓋に形成された隙間から
機体外に排気するように構成したから、外槽から外枠に
通じる排気ホース等が必要なく、さらに外枠に排気口を
設ける必要もないため、簡単な構造で乾燥をすることが
でき、機体本体を大きく、かつ重量を増加させなくて済
む。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、内
槽内に送風された温風は、除湿機構を介さず排気口から
排気するように構成したから、簡単な構造で乾燥をする
ことができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させな
くて済む。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、内
槽内に送風された温風は、除湿機構を介さず排気口から
低温度、低湿度の排気をするように構成したから、除湿
機構を介さずとも屋内結露等の少ない洗濯乾燥機を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図3】本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図4】従来の洗濯乾燥機の縦断面図
【符号の説明】
1 外枠 4 内槽 33 乾燥用送風機(温風送風手段) 35 ヒータ(温風送風手段) 38 外槽カバー 39 温風供給口 40 内蓋 41 外槽 42 排気口 43 排気フィルター
フロントページの続き (72)発明者 梶原 裕志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA16 BB18 CA05 CB07 CB49 CB52 CB55 CB56 DA06 DB01 MA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠内に支持した外槽と、回転中心軸を
    鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に配設した内槽
    と、前記外槽の上部に装着した外槽カバーと、前記外槽
    カバーに開閉自在に配設した内蓋と、外気を吸気、加熱
    して前記内槽内に温風を送風する温風送風手段とを備
    え、前記温風送風手段は、前記外槽、外槽カバー、内蓋
    のいずれかに形成した温風供給口を通して前記内槽内に
    温風を送風し、前記外槽、外槽カバー、内蓋のいずれか
    に形成した排気口から排気フィルターを介して排気する
    ように構成した洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 排気フィルターは、排気口に着脱自在に
    装着するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 外枠の上部を覆う外枠カバーと、外枠カ
    バーに開閉自在に配設された外蓋とを備え、排気口から
    排気された温風は、前記外枠、外枠カバー、外蓋に形成
    された隙間から機体外に排気するように構成した請求項
    1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 内槽内に送風された温風は、除湿機構を
    介さず排気口から排気するように構成した請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 内槽内に送風された温風は、除湿機構を
    介さず排気口から低温度、低湿度の排気をするように構
    成した請求項4記載の洗濯乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7886458B2 (en) * 2006-12-22 2011-02-15 G.A. Braun Inc. Lint collection apparatus and system for fabric dryers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7886458B2 (en) * 2006-12-22 2011-02-15 G.A. Braun Inc. Lint collection apparatus and system for fabric dryers

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