JP2003304789A - 農業害虫や作物病害の駆除・防除方法 - Google Patents

農業害虫や作物病害の駆除・防除方法

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JP2003304789A
JP2003304789A JP2002153140A JP2002153140A JP2003304789A JP 2003304789 A JP2003304789 A JP 2003304789A JP 2002153140 A JP2002153140 A JP 2002153140A JP 2002153140 A JP2002153140 A JP 2002153140A JP 2003304789 A JP2003304789 A JP 2003304789A
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negative
cultivation facility
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Mikio Ishizawa
美樹男 石沢
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OIWA YOSHIAKI
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ハウス型栽培を主体とした植物栽培施設にお
ける、殺菌剤や殺虫剤を使用しないで、マイナスイオン
を用いて農業害虫や作物病害の駆除や防除をする方法で
あり、そのため無毒性に近く、薬害がなく、土壌、河川
等の環境を汚染することのなく、安全で品質の高い農作
物を収率よく収穫するとができ、植物栽培施設内での農
作業者に対する安全性が充分であり、農作物による人体
への慢性毒性や発癌等の薬害も予防することを目的とし
た、農業害虫や作物病害の駆除・防除方法を提供する。 【解決手段】植物栽培施設BH内の端部にマイナスイオ
ン発生装置10を設置し、マイナスイオン発生装置10
の上部に送風装置20を配置して、マイナスイオン発生
装置10を作動させることで吹出し口11からマイナス
イオンを放出して送風装置20によりマイナスイオンを
拡散させ、所定の時間を経過させることによって、植物
栽培施設BH内にマイナスイオンを充満させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビニルハウス栽
培を主体とした植物栽培施設における農業害虫や作物病
害の駆除・防除方法であり、前記植物栽培施設内の任意
の場所にマイナスイオン発生装置を配置してマイナスイ
オンを放出して前記植物栽培施設内にマイナスイオンを
充満させることを特徴とする、農業害虫や作物病害の駆
除・防除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の農業は大量消費に対応する必要性
から、農業害虫や作物病害の対策として、農業用殺菌剤
や農業用殺虫剤等の化学薬剤などを大量消費していて、
農業用殺菌剤や農業用殺虫剤としては、有機塩素剤や有
機リン剤や有機スズ剤や有機ヒ素剤などの有機化合物、
および銅剤や無機硫黄剤の無機化合物等が主に使用され
ている。前記農業用殺菌剤や農業用殺虫剤の中には、人
体への毒性の関係から、既に使用禁止になっているもの
や禁止が予定されているものなどがあり、また、近年に
おいては、人体への影響が深刻になっている環境ホルモ
ンの存在が注目されてきて、前記農業用殺菌剤や農業用
殺虫剤の中にも環境ホルモンの存在が確認されており、
このため複合汚染の原因として含有量が微量でも毒性が
現れることが明らかになって使用が制限され始めてい
る。
【0003】また近年、この国においては、ビニルハウ
ス栽培を主体とした植物栽培施設の発展は著しいが、植
物栽培施設における施設栽培においても露地栽培と同様
に、農業害虫や作物病害の対策としては、薬剤散布が主
体となっているが、耐薬性病原菌の増加、薬効の連続
性、環境汚染、散布作業の安全性、食品の安全性等の観
点から新しい対応、即ち、省農薬や無農薬栽培が求めら
れている。
【0004】上述した理由から近年の農業では、前記農
業用殺菌剤や農業用殺虫剤を使用しないで、殺菌や殺虫
を行う方法が提案され始めていて、例えば、水に食塩を
添加した薄い食塩水を電気分解して生成した強電解水の
うち強酸性水は強い殺菌力があることがわかり、医療分
野ばかりでなく農業分野でも殺菌のために使用され始め
ている。
【0005】また例えば、有機系農薬または抗生物質系
農薬を使用せずに、農作物の病害を引き起こす土壌細菌
の殺菌や殺虫を長期間実施して、農作物の疾病を予防
し、安全で品質の高い農作物を収率よく収穫するととも
に、人体への慢性毒性や発癌等の薬害も予防することを
目的とし、そのための手段として、極微量の銅イオン等
の重金属イオンを溶解した水にオゾンガスを吹き込んで
オゾンを溶解させ、銅イオンの殺菌力とオゾンの殺菌力
を持つ殺菌水を農業用水として使用する殺菌水の利用方
法の開発案件がある。(特開平08−228603号公
報を参照する)また例えば、上述した例以外にオゾンガ
スを農業害虫や農業病原菌に対応させる応用例として
は、施設園芸空間の環境空気を、予め、温度、湿度など
病原菌の発生条件に調節し、病原菌胞子に発芽管が発生
した状態でオゾンガスを注入して一定時間殺菌すること
を特徴とする、施設園芸の病害防除方法と装置の開発案
件がある。(特許登録第2637590号を参照する)
【0006】さらに例えば、毒性が少ないか無毒性に近
く、薬害がなく、熱、紫外線に対して安定であり、土
壌、河川等の環境を実質的に汚染することのない、無機
系の新規な農薬の提供を目的とし、その構成が、下記式
(1)(M12+)1−x(M22+)x(OH)2、
(2)(M12+)1−x(M22+)xO、(3)
[(M12+)1−y(M22+)y]1−zM3+z
O、からなる群から選ばれた少なくとも一種の固溶体を
有効成分として含有することを特徴とする農業用殺菌剤
の開発案件がある。(特開平08−48606号公報を
参照する)
【0007】また、近年マイナスイオンの効果が認知さ
れるに従って、多くの種類のマイナスイオン発生装置の
開発が進んでおり、特許調査を実施すると相当数の出願
例に接することができるが、ほとんどの既存の開発案件
は、空気清浄器やエアコンディショナーなどへの付属装
置としてのケースであり、つまりは人体に好影響を与え
るための装置としての開発例である。ところが、マイナ
スイオンには抗菌性もあることが公知になってきている
が、農業への応用がまだほとんど成されていないのが現
状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記植物栽培施設の農
業害虫や作物病害の駆除・防除方法は現在、主に前記農
業用殺菌剤や農業用殺虫剤による薬剤散布の方法によっ
ているが、未だ耐薬性病原菌の問題等解決されていない
ことが多く、薬害や人体への影響に対して決め手となる
防除方法が無いのが現状である。
【0009】また、上述した強電解水・強酸性水は強力
な殺菌力を有する殺菌水であり、殺菌効果は認知されて
いるが生成コストは電気代くらいなので非常に安価であ
るものの、装置一式は高額であり、供給する電解質は消
耗品であるので、メンテナンス代も考えると、なかなか
普及していないのが現状である。
【0010】さらに、上述したオゾンは強力な酸化剤で
あると共に、分解すれば全く無害の酸素となるが、作物
病原菌の殺菌にはオゾン水として土壌殺菌に試みられて
いる外は使用されていない。その理由としては植物への
危害を与える影響が大きく、特に葉面に小斑点、黄色斑
点、早期落葉等の害を与えることが指摘されている。さ
らにオゾンガスは強力な殺菌剤である反面、分解速度は
比較的遅く効果は相当長時間持続されることで、植物や
農作業者へのダメージも大きくなる。
【0011】また例えば、特開平08−228603号
公報の殺菌水の利用方法の開発案件では、極微量の銅イ
オン等の重金属イオンを溶解した水にオゾンガスを吹き
込んでオゾンを溶解させ、銅イオンの殺菌力とオゾンの
殺菌力を持つ殺菌水を農業用水として使用することを特
徴とするが、液体化合物であることによる、製造コスト
の問題や残留性の問題や消耗品であることによる継続的
経費の発生などの問題が指摘されている。
【0012】さらに例えば、特開平08−48606号
公報の農業用殺菌剤の開発案件では、(1)(M12
+)1−x(M22+)x(OH)2、(2)(M12
+)1−x(M22+)xO、(3)[(M12+)1
−y(M22+)y]1−zM3+zO、からなる群か
ら選ばれた少なくとも一種の固溶体を有効成分として含
有する無機系の新規な農薬であるが、化合物であり固体
であることに変化はなく、また製造コストの問題や残留
性の問題や消耗品であることによる継続的経費の発生な
どの問題が指摘されている。
【0013】また、本願発明の発明者は、マイナスイオ
ンの持つ抗菌性を農業に応用できるかもしれないという
仮説を提起した。つまり本発明者は、既存の農薬は有機
化合物がほとんどであり、それらは安全性、薬害、環境
汚染等の見地から問題を有することに対して、マイナス
イオンが人体への安全性は高いにもかかわらず高い抗菌
性を有することに着目した。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あり、ハウス型栽培を主体とした植物栽培施設における
農業害虫や作物病害の駆除・防除方法であり、前記農業
用殺菌剤や農業用殺虫剤を使用しないで、農業害虫や作
物病害の駆除や防除が可能であり、また、毒性がなく、
薬害がなく、土壌、河川等の環境を汚染することのな
く、さらに、安全で品質の高い農作物を収率よく収穫す
るとができ、また、前記植物栽培施設内での農作業者に
対する安全性が充分であり、さらに、農作物による人体
への慢性毒性や発癌等の薬害も予防することを目的とし
た、農業害虫や作物病害の駆除・防除方法の提供を課題
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための第
1の手段は、ハウス型栽培を主体とした植物栽培施設に
おける農業害虫や作物病害の駆除・防除方法であり、前
記植物栽培施設内の任意の場所にマイナスイオン発生装
置と送風装置または/及び換気装置を配置して、前記マ
イナスイオン発生装置に設けた吹出し口からマイナスイ
オンを放出して前記送風装置または/及び換気装置によ
り拡散させ前記植物栽培施設内にマイナスイオンを充満
させることを特徴とする、農業害虫や作物病害の駆除・
防除方法を提供することにあるが、本発明でいうところ
のハウス型栽培を主体とした植物栽培施設に関しては、
透明ビニールシートと金属パイプや金属長板材や金属長
棒材でハウス型に構成された通称「ビニルハウス」を想
定しているが、本発明ではガラス板や透明プラスチック
板と金属パイプや金属長板材や金属長棒材でハウス型に
構成された構造体全般をハウス型栽培植物栽培施設とし
ている。
【0016】前記マイナスイオン発生装置に関しては、
近年になって家庭用や業務用の空気清浄器に付加された
形で多くの種類が市販されているので、それらを活用す
ればよい。前記送風装置や前記換気装置に関しては、家
庭用や業務用など公知のタイプがよく知られているの
で、それらを活用すればよい。前記マイナスイオンに関
しては、前記植物栽培施設内に充満させた場合で空気1
立方メートル中に0.5×10の7乗個以上(使用した
イオンテスターは「イオン数測定器型式KST−90
0」神戸電波株式会社製)になるようにするのが好まし
いが、さらには、前記植物栽培施設内に充満させた場合
で空気1立方メートル中に0.3×10の8乗個以上
(使用したイオンテスターは「イオン数測定器型式KS
T−900」神戸電波株式会社製)になるようにするの
が好ましいが、本発明でのマイナスイオンの使用濃度
は、植物の種類、農業害虫や作物病害の種類等により変
化させるのが好ましい。
【0017】課題を解決するための第2の手段は、ハウ
ス型栽培を主体とした植物栽培施設における農業害虫や
作物病害の駆除・防除方法であり、前記植物栽培施設内
の任意の場所にマイナスイオン発生装置を配置して、前
記マイナスイオン発生装置に設けた吹出し口には所定の
口径で所定の長さのパイプを接続し、前記パイプには前
記マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン含有空
気の放出孔を複数以上設け、前記パイプを前記植物栽培
施設内の所定の位置に配管して、前記放出孔からマイナ
スイオン含有空気を放出して、前記植物栽培施設内にマ
イナスイオンを充満させることを特徴とする、農業害虫
や作物病害の駆除・防除方法を提供することにあるが、
前記ハウス型栽培植物栽培施設や前記マイナスイオン発
生装置や前記マイナスイオンに関しては課題を解決する
ための第1の手段の記述に準ずる。
【0018】前記パイプに前記マイナスイオン含有空気
の放出孔を設けることに関しては、前記放出孔は前記パ
イプ内を通過してきたマイナスイオンを含有した空気を
前記植物栽培施設内に放出して拡散できるようになって
いれば構造や形状や長さや口径には特に制限はなく任意
に設定でき、前記パイプに前記放出孔を設ける手段に関
してもノズルを用いる場合は固着でも螺着でも構わない
し、単なる孔状でも構わない。また、前記マイナスイオ
ン発生装置の前記吹出し口に前記パイプを接続する手段
に関しても、互いに着脱可能に接続されていればよい。
前記パイプの材質に関しては、金属製でもプラスチック
製でもよい。前記配管の方法や位置に関しては、前記植
物栽培施設内にマイナスイオンが充満するようになって
いれば、本発明の設置者の任意の判断に委ねられる。
【0019】課題を解決するための第3の手段は、前記
マイナスイオン発生装置と前記送風装置を一体形状に形
成させて、前記マイナスイオン発生・送風装置を前記植
物栽培施設内の任意の場所に設け、前記植物栽培施設内
を前記マイナスイオンで充満させることを特徴とする、
課題を解決するための第1の手段に記載の農業害虫や作
物病害の駆除・防除方法を提供することにあるが、前記
マイナスイオン発生・送風装置に関しては、前記マイナ
スイオン発生装置に前記送風装置を付加または内蔵させ
るか、前記送風装置に前記マイナスイオン発生装置を付
加または内蔵させるかどちらでもよいことにする。前記
マイナスイオン発生装置や前記送風装置は一般的に市販
されているタイプもあるので、それらを用いてもよい。
【0020】課題を解決するための第4の手段は、前記
マイナスイオン発生装置と前記換気装置を一体形状に形
成させて、前記マイナスイオン発生・換気装置を前記植
物栽培施設内の任意の場所に設け、前記植物栽培施設内
を前記マイナスイオンで充満させることを特徴とする、
課題を解決するための第1の手段に記載の農業害虫や作
物病害の駆除・防除方法を提供することにあるが、前記
マイナスイオン発生・換気装置に関しては、前記マイナ
スイオン発生装置に前記換気装置を付加または内蔵させ
るか、前記換気装置に前記マイナスイオン発生装置を付
加または内蔵させるかどちらでもよいことにする。前記
マイナスイオン発生装置や前記換気装置は一般的に市販
されているタイプもあるので、それらを用いてもよい。
【0021】課題を解決するための第5の手段は、前記
マイナスイオン発生装置のマイナスイオン発生手段がコ
ロナ放電式であることを特徴とする、課題を解決するた
めの第1の手段から課題を解決するための第4の手段の
いずれかに記載の農業害虫や作物病害の駆除・防除方法
を提供することにあるが、前記コロナ放電式に関して
は、例えば、特開2001−56395号のマイナスイ
オン放射方法及びその装置の実施の形態例に提示されて
おり、空気1立方メートル中に0.1×10の8乗個以
上(使用したイオンテスターは「イオン数測定器型式K
ST−900」神戸電波株式会社製である)発生させる
例が公知になっているので、活用する場合の検討材料に
なると思われる。
【0022】課題を解決するための第6の手段は、前記
マイナスイオン発生装置のマイナスイオン発生手段がレ
ナード効果活用方式であることを特徴とする、課題を解
決するための第1の手段から課題を解決するための第4
の手段のいずれかに記載の農業害虫や作物病害の駆除・
防除方法を提供することにあるが、前記レナード効果活
用方式に関しては、公知であり、数多くの応用例が知ら
れていて、例えば、特許第3047230号のマイナス
イオン製造方法及びそれを用いたマイナスイオン発生装
置、空気清浄装置及び空気加湿度装置の請求項に提示さ
れており、空気1立方メートル中に0.5×10の9乗
個以上(使用したイオンテスターは「イオン数測定器型
式KST−900」神戸電波株式会社製である)発生さ
せる例が公知になっているので、前記レナード効果活用
方式に関しては一般的に用いられているタイプであれば
何を用いても構わない。
【0023】課題を解決するための第7の手段は、前記
マイナスイオン発生装置のマイナスイオン発生手段が摩
擦帯電方式であることを特徴とする、課題を解決するた
めの第1の手段から課題を解決するための第4の手段の
いずれかに記載の農業害虫や作物病害の駆除・防除方法
を提供することにあるが、前記摩擦帯電方式に関して
は、振動や熱や摩擦などの外部からの刺激によって空気
をイオン化させ、マイナスに帯電したものが一般的には
マイナスイオンと呼ばれていて、前記マイナスイオンを
発生させる材料としては、天然自発性分極鉱物の微粉末
や天然酸化鉱物の微粉末や天然放射性鉱物の微粉末や木
炭の微粉末や酸化金属の微粉末などがあり、前記微粉末
をフィルター材や前記パイプ内にコーティングし前記送
風機や前記換気装置に前記フィルター材を装着するか前
記送風機に前記コーティングパイプを接続することによ
ってマイナスイオン含有空気を生成させる。前記微粉末
の大きさに関しては5μm以下であることが好ましい。
また、前記微粉末を単体で用いてもよいし、前記微粉末
の中から選択して少なくとも2種類を組合わせて用いて
もよい。尚、この組合わせに関しては、比率は任意であ
る。
【0024】また、前記天然自発性分極鉱物がトルマリ
ンの微粉末であり、前記天然酸化鉱物が磁鉄鉱やコラン
ダムや石英や水晶の微粉末であり、前記天然放射性鉱物
が希土鉱石やモナズ石やゼノタイムやヘエルグリン石や
ジルコンや花崗岩やペグマタイトやの微粉末であり、前
記酸化金属が酸化鉄や二酸化ケイ素や二酸化チタンや二
酸化亜鉛の微粉末であり、前記木炭が備長炭や活性炭の
微粉末であることが好ましい。なお、前記天然酸化鉱物
は、酸素のマイナスイオンが金属元素のプラスイオンと
結合して化合物になっているものであり、振動や熱や摩
擦などの外部からの刺激によって空気をイオン化させ、
前記天然自発性分極鉱物は、結晶の両端に電極を作り電
位が永久に保持される特性や圧電効果を生じる特性や遠
赤外線やマイナスイオンを発生する特性などを有するこ
とが知られており、前記天然放射性鉱物は、法律で許さ
れているレベルの各種微量放射線や遠赤外線や磁力線や
マイナスイオン等の発生する特性を有することが知られ
ている。
【0025】課題を解決するための第8の手段は、前記
コロナ放電式のマイナスイオン発生装置において、所定
量のオゾンも発生するタイプであることを特徴とする、
課題を解決するための第5の手段に記載の農業害虫や作
物病害の駆除・防除方法を提供することにあるが、前記
コロナ放電式のマイナスイオン発生装置に関しては公知
のタイプではオゾンも発生するタイプが一般的であり、
一般的に市販されているコロナ放電式のマイナスイオン
発生装置はオゾンの発生を抑えるか減少させる手段が設
けられている。なぜなら、前記コロナ放電式のマイナス
イオン発生装置は主に家庭用であり、空気清浄装置とし
て用いられる場合が多いので、所定量以上では人体に有
害とされているためである。よって、本発明では、前記
コロナ放電式のマイナスイオン発生装置からオゾンの発
生を抑えるか減少させる手段を外すか減少させればよい
ことになる。
【0026】課題を解決するための第9の手段は、前記
マイナスイオン発生装置のマイナスイオン発生手段が前
記コロナ放電式や前記レナード効果活用方式や前記摩擦
帯電方式の中から選択して少なくとも2種類を組合せた
ことを特徴とする、課題を解決するための第5の手段か
ら課題を解決するための第8の手段のいずれかに記載の
農業害虫や作物病害の駆除・防除方法を提供することに
ある。例えば、コロナ放電式A(オゾン放出量が無しか
少量のタイプ)及びコロナ放電式B(オゾン放出量が普
通か大のタイプ)、前記コロナ放電式Aまたは/及びB
と前記レナード効果活用方式、前記コロナ放電式A又は
/及びBと前記摩擦帯電方式、前記摩擦帯電方式A(前
記微粉末が単体の場合)及び前記摩擦帯電方式B(前記
微粉末が組合された場合)、前記摩擦帯電方式Aまたは
前記摩擦帯電方式B及び前記レナード効果活用方式、な
どが考えられる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の理解をさらに深め
るために、実施の形態例、および試験例を掲げて説明す
るが、本願発明がこれらによつて限定されるものではな
いことはいうまでもない。まず、本発明の農業害虫や作
物病害の駆除・防除方法の実施の一形態例について、図
1〜図3に基づいて説明する。図1は本発明の農業害虫
や作物病害の駆除・防除方法の実施の形態例を示す斜視
図であり、図2は本発明の農業害虫や作物病害の駆除・
防除方法の実施の形態例を示す斜視図であり、図3は本
発明の農業害虫や作物病害の駆除・防除方法の実施の形
態例を示す斜視図である。
【0028】図1の実施の形態例より、BHは一般的な
ハウス栽培農家が使用しているビニール製の植物栽培施
設であり、10はコロナ放電式のマイナスイオン発生装
置であり、11はマイナスイオンの吹出し口であり、2
0は市販の送風装置であり、植物栽培施設BH内の端部
にマイナスイオン発生装置10を設置し、マイナスイオ
ン発生装置10の上部に送風装置20を配置して、マイ
ナスイオン発生装置10を作動させることで吹出し口1
1からマイナスイオンを放出して既に作動させた送風装
置20によりマイナスイオンを拡散させ、少なくとも1
時間以上を経過させることによって、植物栽培施設BH
内にマイナスイオンを充満させる。植物栽培施設BH内
にマイナスイオンが充満した頃に、所望する未成熟の栽
培用植物を設置し、その後一定期間少なくとも7日間好
ましくは30日間、マイナスイオン発生装置10を連続
作動し続け、植物栽培施設BH内にマイナスイオンを充
満させたままにする。
【0029】図2の実施の形態例より、PHは一般的な
ハウス栽培農家が使用しているプラスチック板製の植物
栽培施設であり、30はコロナ放電式のマイナスイオン
発生装置であり、31はマイナスイオンの吹出し口であ
り、40は市販のプラスチック製のパイプであり、41
はマイナスイオンを放出する放出具であり、植物栽培施
設PH内の端部にマイナスイオン発生装置30を設置
し、吹出し口31にパイプ40を接続し植物栽培施設P
H内の上部に配管して、パイプ40の所定の位置に少な
くとも1個以上の放出具41を設けて、マイナスイオン
発生装置30を作動させることで放出具41からマイナ
スイオンを放出させ、所定の時間を経過させることによ
って、植物栽培施設PH内にマイナスイオンを充満させ
る。植物栽培施設PH内にマイナスイオンが充満した頃
に、所望する未成熟の栽培用植物を設置し、その後一定
期間少なくとも7日間好ましくは30日間、マイナスイ
オン発生装置30を連続作動し続け、植物栽培施設PH
内にマイナスイオンを充満させたままにする。
【0030】図3の実施の形態例より、GHは一般的な
ハウス栽培農家が使用しているガラス板製の植物栽培施
設であり、50a,50bはコロナ放電式のマイナスイ
オン発生装置と送風装置を一体型にした一体型タイプで
あり、植物栽培施設GH内の上部に一体型タイプ50
a,50bを設置し、一体型タイプ50a,50bを作
動させることで外気をマイナスイオン化させ植物栽培施
設GH内に送風し、所定の時間を経過させることによっ
て、植物栽培施設GH内にマイナスイオンを充満させ
る。植物栽培施設GH内にマイナスイオンが充満した頃
に、所望する未成熟の栽培用植物を設置し、その後一定
期間少なくとも7日間好ましくは30日間、マイナスイ
オン発生装置一体型タイプ50a,50bを連続作動し
続け、植物栽培施設PH内にマイナスイオンを充満させ
たままにする。
【0031】試験例として、例えば、図1より、植物栽
培施設BH内に、茄子苗及びトマト苗各20株を栽培す
ると共に、糸状菌に感染した夫々1株ずつも接近させて
栽培した。植物栽培施設BH内温度を20℃〜25℃、
に保ちながらマイナスイオン発生装置10で、空気1立
方メートル中に0.3×10の9乗個以上(使用したイ
オンテスターは「イオン数測定器型式KST−900」
神戸電波株式会社製である)になるようにして。なお、
マイナスイオン放出時間を30日間した後に、糸状菌の
拡散状況を観察した。この結果、茄子苗、トマト苗共に
糸状菌の拡散が完全に抑制されることが実証された。な
お、30日間では葉部の障害は全く認められず、本発明
の農業害虫や作物病害の駆除・防除方法の効果が確認で
きた。
【0032】
【発明の効果】マイナスイオンや少量のオゾンには抗菌
性のあることは公知であるが、前記植物栽培施設におけ
る農業害虫や作物病害の駆除・防除方法には適用されて
いなかったが、本発明者が実施した試験の結果、高濃度
のマイナスイオンまたは/及び少量のオゾンを前記植物
栽培施設内に充満させた場合で、例えば、空気1立方メ
ートル中に0.3×10の9乗個以上(使用したイオン
テスターは「イオン数測定器型式KST−900」神戸
電波株式会社製である)になるようにすると、農業害虫
や作物病害に対しての駆除性や防除性を生じた。この結
果、装置代は別にして、前記植物栽培施設における農業
害虫や作物病害の駆除・防除にかかる費用は電気代のみ
で済み、大幅なコストパフォマンスの改善が成されるこ
とが可能な農業害虫や作物病害の駆除・防除方法を提供
できる。
【0033】また、例えば、植物の病害は糸状菌による
ものが多く、例えば灰色黴病はその典型で、現在全国的
に施設栽培で発生し問題を提起している。糸状菌による
病害としては菌核病、疫病、葉黴病、ベト病などその除
外に腐心している現状であり、特に、世界一の施設栽培
面積を誇る我が国では、本発明による農業害虫や作物病
害の駆除・防除方法の確立の効果は大きい。さらに本発
明は人体に全く無害のマイナスイオンまたは少量のオゾ
ンを使用するもので、前記植物栽培施設内での農作業者
や栽培作物への安全性に貢献する効果は大きい。
【0034】さらに、本発明の農業害虫や作物病害の駆
除・防除方法によれば、マイナスイオンや少量のオゾン
は抗菌性が高いにもかかわらず自然環境に対しても無毒
性に近く、また薬害がなく、土壌、河川等の環境汚染を
実質的に生じることのない新規な農業害虫や作物病害の
駆除・防除方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態例を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態例を示す斜視図
【符号の説明】
BH ビニール製の植物栽培施設 PH プラスチック板製の植物栽培施設 GH ガラス板製の植物栽培施設 10 マイナスイオン発生装置 11 吹出し口 20 送風装置 30 マイナスイオン発生装置 31 吹出し口 40 パイプ 41 放出具 50a,50b 一体型タイプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウス型栽培を主体とした植物栽培施設に
    おける農業害虫や作物病害の駆除・防除方法であり、前
    記植物栽培施設内の任意の場所にマイナスイオン発生装
    置と送風装置または/及び換気装置を配置して、前記マ
    イナスイオン発生装置に設けた吹出し口からマイナスイ
    オンを放出して前記送風装置または/及び換気装置によ
    り拡散させ前記植物栽培施設内にマイナスイオンを充満
    させることを特徴とする、農業害虫や作物病害の駆除・
    防除方法。
  2. 【請求項2】ハウス型栽培を主体とした植物栽培施設に
    おける農業害虫や作物病害の駆除・防除方法であり、前
    記植物栽培施設内の任意の場所にマイナスイオン発生装
    置を配置して、前記マイナスイオン発生装置に設けた吹
    出し口には所定の口径で所定の長さのパイプを接続し、
    前記パイプには前記マイナスイオン発生装置からのマイ
    ナスイオン含有空気の放出孔を複数以上設け、前記パイ
    プを前記植物栽培施設内の所定の位置に配管して、前記
    放出孔からマイナスイオン含有空気を放出して、前記植
    物栽培施設内にマイナスイオンを充満させることを特徴
    とする、農業害虫や作物病害の駆除・防除方法。
  3. 【請求項3】前記マイナスイオン発生装置と前記送風装
    置を一体形状に形成させて、前記マイナスイオン発生・
    送風装置を前記植物栽培施設内の任意の場所に設け、前
    記植物栽培施設内を前記マイナスイオンで充満させるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の農業害虫や作物病害
    の駆除・防除方法。
  4. 【請求項4】前記マイナスイオン発生装置と前記換気装
    置を一体形状に形成させて、前記マイナスイオン発生・
    換気装置を前記植物栽培施設内の任意の場所に設け、前
    記植物栽培施設内を前記マイナスイオンで充満させるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の農業害虫や作物病害
    の駆除・防除方法。
  5. 【請求項5】前記マイナスイオン発生装置のマイナスイ
    オン発生手段がコロナ放電式であることを特徴とする、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の農業害虫や作
    物病害の駆除・防除方法。
  6. 【請求項6】前記マイナスイオン発生装置のマイナスイ
    オン発生手段がレナード効果活用方式であることを特徴
    とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の農業
    害虫や作物病害の駆除・防除方法。
  7. 【請求項7】前記マイナスイオン発生装置のマイナスイ
    オン発生手段が摩擦帯電方式であることを特徴とする、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の農業害虫や作
    物病害の駆除・防除方法。
  8. 【請求項8】前記コロナ放電式のマイナスイオン発生装
    置において、所定量のオゾンも発生するタイプであるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の農業害虫や作物病害
    の駆除・防除方法。
  9. 【請求項9】前記マイナスイオン発生装置のマイナスイ
    オン発生手段が前記コロナ放電式や前記レナード効果活
    用方式や前記摩擦帯電方式の中から選択して少なくとも
    2種類を組合せたことを特徴とする、請求項5から請求
    項8のいずれかに記載の農業害虫や作物病害の駆除・防
    除方法。
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