JP2003303634A - 電気コネクタ組立体およびキャップコネクタ - Google Patents

電気コネクタ組立体およびキャップコネクタ

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JP2003303634A
JP2003303634A JP2002109318A JP2002109318A JP2003303634A JP 2003303634 A JP2003303634 A JP 2003303634A JP 2002109318 A JP2002109318 A JP 2002109318A JP 2002109318 A JP2002109318 A JP 2002109318A JP 2003303634 A JP2003303634 A JP 2003303634A
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Koichi Iino
浩一 飯野
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
    • H01R13/2407Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means
    • H01R13/2428Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means using meander springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/716Coupling device provided on the PCB

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気コネクタ組立体およびそれに使用される
キャップコネクタを小型化する。 【解決手段】 両コネクタ1、50が完全に嵌合する
と、キャップコネクタ50の嵌合凹部62内にプラグコ
ネクタ1の嵌合凸部12を収容する。このとき、コンタ
クト52の一方の接触部80aが、コンタクト2の接点
34と接触し、他方の接触部80bは嵌合凸部12の支
持溝24に挿入される。そして、接点34と接触部80
aとの接触により生じた接圧は、反対側の接触部80b
を嵌合凸部12の方に移動させるように作用するが、こ
の移動させる力は、嵌合凸部12の側壁14により支持
される。これにより、接触部80aを支持する、キャッ
プコネクタ50の外壁84は、コンタクト同士の接触に
よる接圧を直接受けず、変形する虞がないので、外壁8
4の壁厚を薄くしてキャップコネクタ50自体のサイズ
を小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特にパーソナルコンピュータ等に使用される電気コ
ネクタ組立体およびこの電気コネクタ組立体に使用され
るキャップコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の電子機器に
使用される電気コネクタ組立体として、例えば、対向す
る2枚の基板即ち2枚のプリント回路板の間に介装され
た電気コネクタ組立体が、本願出願人の出願になる特許
第2842814号に開示されている。この電気コネク
タ組立体は、一方の基板に取り付けられるプラグコネク
タと、この基板に対向する他方の基板に取り付けられ
る、プラグコネクタに嵌合するキャップコネクタとから
構成されている。一般的に、プラグコネクタには弾性を
有するコンタクトが使用され、キャップコネクタには弾
性を有さないコンタクトが使用される。この従来技術に
おいても、プラグコネクタは絶縁ハウジングを有すると
ともに、この絶縁ハウジングの中央壁の両側に対向して
配設された複数の弾性コンタクトを有する。他方、キャ
ップコネクタは、前述のプラグコネクタの絶縁ハウジン
グを受容してこの絶縁ハウジングと嵌合する他方の絶縁
ハウジングを有するとともに、弾性コンタクトと電気的
に接触する複数の板状コンタクトを有する。
【0003】板状コンタクトは、弾性コンタクトに対応
してキャップコネクタに互いに対向するよう2列に配設
され、弾性コンタクトの外側で、この弾性コンタクトと
1対1で接触する。弾性コンタクトが板状コンタクトと
接触すると、弾性コンタクトの弾性力即ち接圧が板状コ
ンタクトを内側から外側に付勢し、さらに板状コンタク
トを外側から支持しているキャップコネクタの絶縁ハウ
ジングの外壁に接圧を付勢する。換言すると、コンタク
ト同士の接触による弾性コンタクトの弾性力は、板状コ
ンタクトを外側から支持している、キャップコネクタの
絶縁ハウジングの外壁により支持されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子機器の高性
能化に伴って基板の高密度実装が要求され、その結果、
実装される電子/電気部品として前述の如き電気コネク
タ組立体の小型化が要求されている。
【0005】前述の従来技術においては、キャップコネ
クタの絶縁ハウジングの外壁は、コネクタ同士の嵌合時
に生じる、コンタクトの接圧に抗するだけの所定の厚さ
を有することが必要である。特に、コンタクトの極数が
増加するに従って、その接圧は大きなものとなり、絶縁
ハウジングの外壁が変形したり破損したりする虞があっ
た。従って、キャップコネクタの絶縁ハウジングの外壁
をそれに耐えるだけの厚さを有する頑丈なものにする必
要があり、必然的に電気コネクタ組立体のサイズは大型
化することとなる。このため、電気コネクタ組立体およ
びキャップコネクタを小型化するのに限度があった。
【0006】また、板状のコンタクトを弾性を有するコ
ンタクトに対応する位置で、交互に向きを変えてハウジ
ングに挿入する必要があり、組立作業性に問題があっ
た。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、キャップコネクタの絶縁ハウジングの壁厚を薄
くしても変形する虞がない、小型の電気コネクタ組立体
およびそれに使用されるキャップコネクタを提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】また、本発明の他の目的は、小型化すると
ともに組立作業性も向上することのできる電気コネクタ
組立体およびそれに使用されるキャップコネクタを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ組
立体は、断面略凸形の嵌合凸部を有する第1の絶縁ハウ
ジングおよび嵌合凸部の両側面から突出するよう配列さ
れた複数の弾性を有する第1のコンタクトを含むプラグ
コネクタと、嵌合凸部を受容する嵌合凹部を有する第2
の絶縁ハウジングおよび嵌合凹部内に配設された、第1
のコンタクトに接触する複数の第2のコンタクトを有す
るキャップコネクタとを備えた電気コネクタ組立体にお
いて、第1のコンタクトが嵌合凸部の両側面から交互に
突出するよう第1の絶縁ハウジング内に配置されると共
に、第2のコンタクトの各々が、両コネクタの嵌合時に
嵌合凸部の両側に位置する、互いの間隔が維持された1
対の接触部を有し、接触部の一方が第1のコンタクトと
接触し、接触部の他方が接触した第1のコンタクトの反
対側の、嵌合凸部の側壁に接触して、第1のコンタクト
と第2のコンタクトとの接触による付勢力を側壁により
支持するよう構成されてなることを特徴とするものであ
る。
【0010】この第2のコンタクトは、基板に取り付け
られるタイン部を有し、このタイン部が第2の絶縁ハウ
ジングの一側のみから突出するよう構成することができ
る。
【0011】また、本発明のキャップコネクタは、相手
方のプラグコネクタの嵌合凸部を受容する嵌合凹部を有
する絶縁ハウジングと、嵌合凹部内に配設された複数の
コンタクトとを備えるキャップコネクタにおいて、コン
タクトが、両コネクタの嵌合時に嵌合凸部の両側に位置
する互いの間隔が維持された1対の接触部を有し、接触
部の一方が嵌合凸部に交互に配設された、プラグコネク
タのコンタクトと接触し、接触部の他方が接触したプラ
グコネクタのコンタクトの反対側の、嵌合凸部の側壁に
接触して、両コンタクトの接触による付勢力をこの側壁
により支持するよう構成されてなることを特徴とするも
のである。
【0012】上記キャップコネクタの絶縁ハウジングに
配設されたコンタクトは、基板に取り付けられるタイン
部を有し、このタイン部がキャップコネクタの絶縁ハウ
ジングの一側のみから突出するよう構成することができ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明の電気コネクタ組立体は、プラグ
コネクタの第1のコンタクトが嵌合凸部の両側面から交
互に突出するよう第1の絶縁ハウジング内に配置される
と共に、キャップコネクタの第2のコンタクトの各々
が、両コネクタの嵌合時に嵌合凸部の両側に位置する、
互いの間隔が維持された1対の接触部を有している。そ
して、この接触部の一方が第1のコンタクトと接触し、
接触部の他方が前記接触した第1のコンタクトの反対側
の、嵌合凸部の側壁に接触して、第1のコンタクトと第
2のコンタクトとの接触による付勢力を側壁により支持
するよう構成されているので、次の効果を奏する。
【0014】即ち、両コネクタの嵌合時に、キャップコ
ネクタの第2のコンタクトの、間隔が維持された1対の
接触部で、第1のコンタクトおよび嵌合凸部の側壁を挟
持するので、第2のコンタクトのみで接圧が受け止めら
れる。従って、コンタクト同士の接触により発生した接
圧は、第2のコンタクトを支持しているキャップコネク
タの絶縁ハウジング側へ付勢されることはなく、あった
としても僅かである。従って、キャップコネクタの絶縁
ハウジングの外壁の厚さを薄くしても、変形したり破損
したりする虞がなく、それによって電気コネクタ組立体
およびキャップコネクタの小型化が可能となる。
【0015】また、キャップコネクタの絶縁ハウジング
に配設されたコンタクトが、基板に取り付けられるタイ
ン部を有し、このタイン部がキャップコネクタの絶縁ハ
ウジングの一側のみから突出するよう構成されている場
合は、コンタクトの向きを交互にしてキャップコネクタ
の絶縁ハウジングに挿入する必要がないので、コンタク
トの挿入を容易に行うことができ、組立作業性のよい小
型の電気コネクタ組立体およびキャップコネクタが得ら
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気コネクタ組立
体(以下、単に組立体という)およびキャップコネクタ
の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明の組立体に使用されるプ
ラグコネクタ1の正面図、図2は平面図、図3は底面
図、図4は側面図を夫々示す。以下、図1から図4を参
照してプラグコネクタ1について説明する。
【0017】プラグコネクタ1は、複数のコンタクト
(第1のコンタクト)2と、このコンタクト2を有する
絶縁性のハウジング(第1の絶縁ハウジング)4と、こ
のハウジング4を基板にはんだ付けして固定する固定金
具6とを有する。ハウジング4は、細長い直方形の本体
8と、この本体8の両端に本体8と一体に形成された、
本体8より幅広の取付部10と、本体8の長手方向に沿
って本体8の略中央に、基板3と直交方向に本体8に一
体に突設された嵌合凸部12とを有する。嵌合凸部12
は、前述の本体8の長手方向と直交する断面形状が略凸
形を呈している。
【0018】嵌合凸部12の両側壁14には、コンタク
ト2が長手方向に沿って千鳥足状に交互に配設されてい
る。嵌合凸部12の長手方向の両端部には、嵌合凸部1
2の長手方向に沿う中心線(図示せず)から偏倚した位
置に凸リブ16(図2)が形成され、後述するキャップ
コネクタ50(図6〜図9)との嵌合の際のキーイング
となっている。即ちこの凸リブ16によりコネクタ同士
の誤組付が防止される。
【0019】各取付部10には、ハウジング4の長手方
向の外側に開放する矩形凹部18が形成されており、こ
の矩形凹部18内に固定金具6が配置される。矩形凹部
18の内側には、基板3と直交する方向に互いに対向す
る溝20が形成されている。固定金具(ペグ)6は、断
面が略L字状を呈し、基板3の対応する導体パッド(図
示せず)にはんだ付けされる固定部6aと、前述の溝2
0に圧入される圧入部6bとから構成される。
【0020】次に、図5をさらに参照して、嵌合凸部1
2の形状とコンタクト2との関係について詳細に説明す
る。図5はプラグコネクタ1の、長手方向と直交する方
向に沿う断面図を示し、図5(a)は図1のA−A線に
沿う拡大断面図、図5(b)は図1のB−B線に沿う拡
大断面図を夫々示す。嵌合凸部12には、嵌合凸部12
の側面の一側に開口する複数のコンタクト収容溝(以
下、単に収容溝という)22と、この収容溝22に対応
する反対側の側壁14に、基板3と直交する方向に延び
る複数の支持溝24が形成されている。そして、隣接す
るコンタクト2と支持溝24は、図5(a)、図5
(b)に示すように左右が逆になるように配置されてい
る。つまり、コンタクト2と支持溝24は常に対の関係
となっている。また、嵌合凸部12の下部には、嵌合凸
部12の長手方向に沿って、凹溝36が形成されてい
る。
【0021】収容溝22に配置されるコンタクト2は、
従来技術として引用した特許第2842814号に開示
されたコンタクトと同様な形状をしたものであり、ここ
ではその概略を説明する。図5に最もよく示すように、
コンタクト2は、収容溝22内に圧入される基部26、
この基部26から基板3(図1)へ延出して基板3には
んだ付けされるタイン部27および基部26から収容溝
22内に延出する接触部30を有する。
【0022】接触部30は、第1の屈曲部28および第
2の屈曲部29を有し、先端部31が収容溝22の内壁
32に接触している。これにより、接触部30に弾性力
を付与している。第1の屈曲部28の近傍には、側面1
4から外方に突出する接点34が形成されている。この
接点34は、後述する他方のキャップコネクタ50のコ
ンタクト52と接触する。このように、コンタクト2と
支持溝24は、ハウジング4の長手方向の同じ位置に配
置されている。そして、隣接するコンタクト2は、同じ
コンタクト2を逆向きに収容溝22に圧入して、左右が
逆になるように配置される。この結果、コンタクト2と
支持溝24はハウジング4の長手方向に沿って交互に配
置されることとなる。
【0023】次に、このプラグコネクタ1と嵌合する、
本発明のキャップコネクタ50について図6から図9を
参照して説明する。図6は、キャップコネクタ50の正
面図、図7は平面図、図8は側面図、図9は図6のC−
C線に沿う拡大断面図を夫々示す。キャップコネクタ5
0は、略矩形の絶縁性のハウジング(第2の絶縁ハウジ
ング)54を有する。ハウジング54は、略矩形の本体
58と、この本体58の両端に本体58と一体に形成さ
れた、本体58より幅広の取付部60とを有する。ま
た、本体58の長手方向に沿って、本体58の上面51
に開口する嵌合凹部62を有する。嵌合凹部62は前述
のプラグコネクタ1の嵌合凸部12を受容することが可
能な相補的な寸法形状に形成されている。さらにハウジ
ング54には、ハウジング54の底面55から嵌合凹部
62に連通するコンタクト収容溝72(図9)が形成さ
れている。隣接するコンタクト収容溝72の間は隔壁と
なっている。
【0024】嵌合凹部62の両側の側壁64の内面に
は、後述するコンタクト(第2のコンタクト)52が長
手方向に沿って配設されている。嵌合凹部62の両端部
には、切欠き66(図7)が前述のプラグコネクタ1の
凸リブ16に対応して、凸リブ16を受容する寸法に形
成されている。
【0025】また、各取付部60には、プラグコネクタ
1と同様に、ハウジング54の長手方向の外側に向く矩
形凹部68(図7)が形成されており、この矩形凹部6
8内に固定金具56が配置される。矩形凹部68の内側
には、基板53(図6)と直交する方向に対向する溝7
0が形成されている。固定金具56は断面が略L字状を
呈し、基板53にはんだ付けされる固定部56aと、前
述の溝70に圧入される圧入部56bとから構成され
る。
【0026】次に、コンタクト52の形状について詳細
に説明する。図9に最もよく示すように、コンタクト5
2は、1枚の金属板から打抜きにより形成されたもので
あり、基部76、この基部76から基板53側(図6)
に延出するタイン部77および基部76の上端両側に基
板53から離れるように上方に延出するよう基部76と
一体に形成された1対の接触部80を有する。1対の接
触部80は、対称形状であり、接触部80と基部76の
外側縁85は同じ直線状に位置している。この外側縁8
5にはバーブ(刺)87が形成されており、ハウジング
54への圧入時にハウジング54の内壁と干渉係合す
る。
【0027】また、基部76の下部両側には上向きの肩
88、90が形成され、ハウジング54への圧入時に、
ハウジング54の対応する下向きの当接面88a、90
aと当接してコンタクト52の位置決めがなされる。嵌
合凹部62の側壁64の内面に形成されたコンタクト収
容溝72内に、コンタクト52の外側縁85が挿入され
てコンタクト52が位置決めされる。接触部80は、互
いに離隔しており、相互の間隔は一定に維持されてい
る。この1対の接触部80の間に、プラグコネクタ1の
嵌合凸部12を受容するようになっている。
【0028】タイン部77は、基部76の片側にのみ形
成されているので、ハウジング54への挿入は一方向の
みとなり、組み立て作業は容易となる。また、ハウジン
グ54を基板53に取り付けたときは、ハウジング54
の一側にのみタイン部77が突出することになるので、
基板53の回路設計が容易になるという効果がある。
【0029】1対の接触部80の間の基部76の上端7
8には、矩形切欠き81が形成されている。この矩形切
欠き81に対応する位置には、各隔壁を連結するととも
に、コンタクト収容溝72内に突出する、矩形切欠き8
1と相補形の矩形部83が、ハウジング54と一体に形
成されている。この矩形切欠き81と矩形部83が係合
することにより、接触部80の位置を左右および上下方
向に安定させている。
【0030】次に、プラグコネクタ1と、キャップコネ
クタ50とが嵌合した状態について図10を参照して説
明する。図10は、プラグコネクタ1とキャップコネク
タ50とが完全に嵌合した状態を示す組立体100の拡
大断面図である。両コネクタ1、50が完全に嵌合する
と、キャップコネクタ50の先端部82は、プラグコネ
クタ1の凹溝36内に着座すると共に、キャップコネク
タ50の嵌合凹部62内にプラグコネクタ1の嵌合凸部
12を収容する。このとき、コンタクト52の接触部8
0とコンタクト2の接触部30が接触する。
【0031】さらに詳細に説明すると、図10におい
て、コンタクト52の左側の接触部(一方の接触部)8
0aが、コンタクト2の接点34と接触し、右側の接触
部80bは嵌合凸部12の側壁14の支持溝24に挿入
される。そして、接点34と接触部80aとの接触によ
り生じた弾性の付勢力は、反対側の接触部80bを嵌合
凸部12の方に移動させるように作用する。この結果、
接触部80bを移動させる力は、接触部80bが接触し
ている嵌合凸部12の側壁14により支持される。これ
により、接触部80aに接する、キャップコネクタ50
の側壁(外壁)64は、コンタクト同士の接触による接
圧を直接受けず、変形する虞もないので、壁厚を薄くす
ることができる。そして、キャップコネクタ50自体の
サイズを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、電気コネクタ組立体に使用されるプ
ラグコネクタの正面図
【図2】図1のプラグコネクタの平面図
【図3】図1のプラグコネクタの底面図
【図4】図1のプラグコネクタの側面図
【図5】プラグコネクタの長手方向と直交する方向に沿
う断面を示し、図5(a)は図1のA−A線に沿う拡大
断面図、図5(b)は図1のB−B線に沿う拡大断面図
を夫々示す。
【図6】本発明のキャップコネクタの正面図
【図7】図6のキャップコネクタの平面図
【図8】図6のキャップコネクタの側面図
【図9】図6のキャップコネクタのC−C線に沿う拡大
断面図
【図10】プラグコネクタとキャップコネクタとが完全
に嵌合した状態を示す電気コネクタ組立体の断面図
【符号の説明】
1 プラグコネクタ 2 第1のコンタクト(プラグコネクタのコンタク
ト) 4 第1の絶縁ハウジング 12 嵌合凸部 14 側壁 30 接触部 50 キャップコネクタ 52 第2のコンタクト(キャップコネクタのコンタ
クト) 53 基板 54 第2の絶縁ハウジング 62 嵌合凹部 77 タイン部 80(80a、80b) 接触部 100 電気コネクタ組立体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略凸形の嵌合凸部を有する第1の絶
    縁ハウジングおよび前記嵌合凸部の両側面から突出する
    よう配列された複数の弾性を有する第1のコンタクトを
    含むプラグコネクタと、前記嵌合凸部を受容する嵌合凹
    部を有する第2の絶縁ハウジングおよび該嵌合凹部内に
    配設された、前記第1のコンタクトに接触する複数の第
    2のコンタクトを有するキャップコネクタとを備えた電
    気コネクタ組立体において、 前記第1のコンタクトが前記嵌合凸部の前記両側面から
    交互に突出するよう前記第1の絶縁ハウジング内に配置
    されると共に、前記第2のコンタクトの各々が、前記両
    コネクタの嵌合時に前記嵌合凸部の両側に位置する、互
    いの間隔が維持された1対の接触部を有し、該接触部の
    一方が前記第1のコンタクトと接触し、前記接触部の他
    方が前記接触した第1のコンタクトの反対側の、前記嵌
    合凸部の側壁に接触して、前記第1のコンタクトと前記
    第2のコンタクトとの接触による付勢力を前記側壁によ
    り支持するよう構成されてなることを特徴とする電気コ
    ネクタ組立体。
  2. 【請求項2】 前記第2のコンタクトが、基板に取り付
    けられるタイン部を有し、該タイン部が前記第2の絶縁
    ハウジングの一側のみから突出するよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
  3. 【請求項3】 相手方のプラグコネクタの嵌合凸部を受
    容する嵌合凹部を有する絶縁ハウジングと、該嵌合凹部
    内に配設された複数のコンタクトとを備えるキャップコ
    ネクタにおいて、 前記コンタクトが、前記両コネクタの嵌合時に前記嵌合
    凸部の両側に位置する互いの間隔が維持された1対の接
    触部を有し、前記接触部の一方が前記嵌合凸部に交互に
    配設された、前記プラグコネクタのコンタクトと接触
    し、前記接触部の他方が前記接触した前記プラグコネク
    タのコンタクトの反対側の、前記嵌合凸部の側壁に接触
    して、前記両コンタクトの接触による付勢力を前記側壁
    により支持するよう構成されてなることを特徴とするキ
    ャップコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁ハウジングに配設されたコンタ
    クトが、基板に取り付けられるタイン部を有し、該タイ
    ン部が前記絶縁ハウジングの一側のみから突出するよう
    構成されてなることを特徴とする請求項3記載のキャッ
    プコネクタ。
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