JP2003302209A - 光測長装置 - Google Patents
光測長装置Info
- Publication number
- JP2003302209A JP2003302209A JP2002106691A JP2002106691A JP2003302209A JP 2003302209 A JP2003302209 A JP 2003302209A JP 2002106691 A JP2002106691 A JP 2002106691A JP 2002106691 A JP2002106691 A JP 2002106691A JP 2003302209 A JP2003302209 A JP 2003302209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- measurement
- scanning
- measuring
- optical length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S17/00—Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
- G01S17/02—Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
- G01S17/06—Systems determining position data of a target
- G01S17/46—Indirect determination of position data
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ビームを用いることにより測定対象物に近
づくことなく寸法計測ができる携帯可能な光測長装置を
提供することである。 【解決手段】 光ビームを任意の振れ角で往復走査する
光ビーム走査手段2と、測定対象物19に対する上記光
ビームの走査に基づいて測定範囲を決定する測定範囲決
定手段3と、上記決定された測定範囲に対応する光ビー
ムの走査角を光ビーム走査手段2の操作状態に基づいて
演算し、上記測定対象物19に対する光ビームの往復時
間から測定対象物19までの距離を演算し、上記走査角
及び上記測定対象物19までの距離に基づいて上記測定
範囲の寸法を計測する計測処理手段4と、その計測結果
を表示する表示手段5と、を備えて構成したものであ
る。
づくことなく寸法計測ができる携帯可能な光測長装置を
提供することである。 【解決手段】 光ビームを任意の振れ角で往復走査する
光ビーム走査手段2と、測定対象物19に対する上記光
ビームの走査に基づいて測定範囲を決定する測定範囲決
定手段3と、上記決定された測定範囲に対応する光ビー
ムの走査角を光ビーム走査手段2の操作状態に基づいて
演算し、上記測定対象物19に対する光ビームの往復時
間から測定対象物19までの距離を演算し、上記走査角
及び上記測定対象物19までの距離に基づいて上記測定
範囲の寸法を計測する計測処理手段4と、その計測結果
を表示する表示手段5と、を備えて構成したものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームによって
測定対象物の寸法を測定する光測長装置に関し、詳しく
は、光ビームの走査に基づいて決定した測定範囲の寸法
を演算して求める携帯可能な光測長装置に関するもので
ある。
測定対象物の寸法を測定する光測長装置に関し、詳しく
は、光ビームの走査に基づいて決定した測定範囲の寸法
を演算して求める携帯可能な光測長装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来は、物の大きさや長さを測定すると
きは、メジャー等を測定対象物に直接当てて測定してい
た。また、近寄ることができない遠くの物については、
三角測量の技法を使用して計測する方法が行われてい
た。
きは、メジャー等を測定対象物に直接当てて測定してい
た。また、近寄ることができない遠くの物については、
三角測量の技法を使用して計測する方法が行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の計測方法においては、例えば、前者の場合は、離れ
た場所にある物を測定するときは、その場所まで行って
測定する必要があった。特に、天井等の高い場所に設置
した例えば蛍光灯等の寸法を測定するときは、脚立等を
用いて近寄る必要があり、危険が伴っていた。また、後
者の場合は、近寄ることができない遠くのものを測定す
るときには有効な方法であるが、測定のための準備が大
袈裟なものとなり、測定精度を必要とせずおおよその大
きさが知りたい場合の測定方法としては適当な方法では
なかった。
来の計測方法においては、例えば、前者の場合は、離れ
た場所にある物を測定するときは、その場所まで行って
測定する必要があった。特に、天井等の高い場所に設置
した例えば蛍光灯等の寸法を測定するときは、脚立等を
用いて近寄る必要があり、危険が伴っていた。また、後
者の場合は、近寄ることができない遠くのものを測定す
るときには有効な方法であるが、測定のための準備が大
袈裟なものとなり、測定精度を必要とせずおおよその大
きさが知りたい場合の測定方法としては適当な方法では
なかった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に鑑
み、光ビームを用いることにより測定対象物に近づくこ
となく寸法計測ができる携帯可能な光測長装置を提供す
ることを目的とする。
み、光ビームを用いることにより測定対象物に近づくこ
となく寸法計測ができる携帯可能な光測長装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による光測長装置は、光ビームを任意の振れ
角で往復走査する光ビーム走査手段と、測定対象物に対
する上記光ビームの走査に基づいて測定範囲を決定する
測定範囲決定手段と、上記決定された測定範囲に対応す
る光ビームの走査角を光ビーム走査手段の操作状態に基
づいて演算し、上記測定対象物に対する光ビームの往復
時間から測定対象物までの距離を演算し、上記走査角及
び上記測定対象物までの距離に基づいて上記測定範囲の
寸法を計測する計測処理手段と、その計測結果を表示す
る表示手段と、を備えて構成したものである。
に、本発明による光測長装置は、光ビームを任意の振れ
角で往復走査する光ビーム走査手段と、測定対象物に対
する上記光ビームの走査に基づいて測定範囲を決定する
測定範囲決定手段と、上記決定された測定範囲に対応す
る光ビームの走査角を光ビーム走査手段の操作状態に基
づいて演算し、上記測定対象物に対する光ビームの往復
時間から測定対象物までの距離を演算し、上記走査角及
び上記測定対象物までの距離に基づいて上記測定範囲の
寸法を計測する計測処理手段と、その計測結果を表示す
る表示手段と、を備えて構成したものである。
【0006】このような構成により、光ビーム走査手段
で光ビームを任意の振れ角で往復走査し、光ビームの走
査に基づいて測定範囲決定手段で測定対象物の測定範囲
を決定する。計測処理手段は上記決定された測定範囲に
対応する光ビームの走査角を光ビーム走査手段の操作状
態に基づいて演算し、上記測定対象物に対する光ビーム
の往復時間から測定対象物までの距離を演算し、上記走
査角及び上記測定対象物までの距離に基づいて上記測定
範囲の寸法を計測する。表示手段はその計測結果を表示
する。これにより、離れた場所に設置されている物の大
きさ等の測定を居ながらにして可能とする。
で光ビームを任意の振れ角で往復走査し、光ビームの走
査に基づいて測定範囲決定手段で測定対象物の測定範囲
を決定する。計測処理手段は上記決定された測定範囲に
対応する光ビームの走査角を光ビーム走査手段の操作状
態に基づいて演算し、上記測定対象物に対する光ビーム
の往復時間から測定対象物までの距離を演算し、上記走
査角及び上記測定対象物までの距離に基づいて上記測定
範囲の寸法を計測する。表示手段はその計測結果を表示
する。これにより、離れた場所に設置されている物の大
きさ等の測定を居ながらにして可能とする。
【0007】また、上記測定範囲決定手段は、測定範囲
に対応する光ビームの前記走査角を、測定対象物表面上
を往復走査する光ビームの軌跡を目視して手動調節する
構成としたものである。これにより、手動により光ビー
ムの軌跡幅を測定しようとする範囲に一致させ測定範囲
を決定する。
に対応する光ビームの前記走査角を、測定対象物表面上
を往復走査する光ビームの軌跡を目視して手動調節する
構成としたものである。これにより、手動により光ビー
ムの軌跡幅を測定しようとする範囲に一致させ測定範囲
を決定する。
【0008】さらに、上記測定範囲決定手段は、測定対
象物の測定範囲を超えて走査する光ビームに基づいて、
随時演算して求められる測定対象物までの距離の急変し
た点を測定対象物の端部と決定する構成としたものであ
る。これにより、測定対象物までの距離が急変した点を
自動的に検出して測定対象物の端部とみなし測定範囲を
決定する。
象物の測定範囲を超えて走査する光ビームに基づいて、
随時演算して求められる測定対象物までの距離の急変し
た点を測定対象物の端部と決定する構成としたものであ
る。これにより、測定対象物までの距離が急変した点を
自動的に検出して測定対象物の端部とみなし測定範囲を
決定する。
【0009】さらにまた、上記測定範囲決定手段は、測
定対象物表面の測定範囲を超えて走査する光ビームの反
射光を随時受光して、該反射光の受光強度の急変した点
を測定範囲の端部と決定する構成としたものである。こ
れにより、測定対象物における反射光の受光強度が急変
した点を測定範囲の端部とみなし測定範囲を決定する。
定対象物表面の測定範囲を超えて走査する光ビームの反
射光を随時受光して、該反射光の受光強度の急変した点
を測定範囲の端部と決定する構成としたものである。こ
れにより、測定対象物における反射光の受光強度が急変
した点を測定範囲の端部とみなし測定範囲を決定する。
【0010】また、上記計測処理手段は、上記測定範囲
の両端部で反射する光ビームの往復時間から該測定範囲
の両端部までの距離をそれぞれ演算する構成としたもの
である。または、上記測定対象物までの距離として、上
記測定範囲のほぼ中心までの垂直距離を演算する構成と
してもよい。これにより、測定対象物までの距離と、該
測定範囲に対応する走査角の情報に基づいて測定範囲の
寸法を計測する。
の両端部で反射する光ビームの往復時間から該測定範囲
の両端部までの距離をそれぞれ演算する構成としたもの
である。または、上記測定対象物までの距離として、上
記測定範囲のほぼ中心までの垂直距離を演算する構成と
してもよい。これにより、測定対象物までの距離と、該
測定範囲に対応する走査角の情報に基づいて測定範囲の
寸法を計測する。
【0011】また、上記光ビーム走査手段は、一次元に
光ビームを走査する光ビーム走査部を備えて構成したも
のである。または、二次元に光ビームを走査する光ビー
ム走査部を備えて構成してもよい。これにより、光ビー
ムを一次元若しくは二次元に走査させ、該光ビームに基
づいて測定範囲の決定及び該測定範囲の寸法の計測をさ
せる。
光ビームを走査する光ビーム走査部を備えて構成したも
のである。または、二次元に光ビームを走査する光ビー
ム走査部を備えて構成してもよい。これにより、光ビー
ムを一次元若しくは二次元に走査させ、該光ビームに基
づいて測定範囲の決定及び該測定範囲の寸法の計測をさ
せる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による光
測長装置の第1の実施形態を示すブロック図である。こ
の光測長装置1は、光ビームを測定対象物表面上を走査
して測定対象物の寸法を測定するものであり、光ビーム
走査手段2と、測定範囲決定手段3と、計測処理手段4
と、表示手段5とを有し、これらの手段をケース内に組
み込んだ携帯可能な装置である。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による光
測長装置の第1の実施形態を示すブロック図である。こ
の光測長装置1は、光ビームを測定対象物表面上を走査
して測定対象物の寸法を測定するものであり、光ビーム
走査手段2と、測定範囲決定手段3と、計測処理手段4
と、表示手段5とを有し、これらの手段をケース内に組
み込んだ携帯可能な装置である。
【0013】ここで、光ビーム走査手段2は、光ビーム
を任意の振れ角で往復走査するものであり、コリメート
された単一の光ビームを発する発光部6と、該発光部6
を駆動して所定の間隔で間欠的に光ビームを発射させる
駆動部7と、発光部6から発射される光ビームを測定対
象物上を任意の振れ角で扇状に往復走査する一次元の光
ビーム走査部8と、該光ビーム走査部8を駆動させ走査
角を任意に制御する駆動制御部9とを備えて構成してい
る。
を任意の振れ角で往復走査するものであり、コリメート
された単一の光ビームを発する発光部6と、該発光部6
を駆動して所定の間隔で間欠的に光ビームを発射させる
駆動部7と、発光部6から発射される光ビームを測定対
象物上を任意の振れ角で扇状に往復走査する一次元の光
ビーム走査部8と、該光ビーム走査部8を駆動させ走査
角を任意に制御する駆動制御部9とを備えて構成してい
る。
【0014】発光部6は、例えば、半導体レーザからな
り、コリメートされた単一の光ビームを発するものであ
る。また、駆動部7は、発光部6をパルス駆動し間欠的
に光ビームを発射させるものであり、各光ビームの発射
時刻情報を後述する計測手段4の往復時間算出部12に
伝達できるようにされている。そして、光ビーム走査手
段8は、例えば、特許第2722314号公報に開示さ
れているガルバノミラー等が適用される。
り、コリメートされた単一の光ビームを発するものであ
る。また、駆動部7は、発光部6をパルス駆動し間欠的
に光ビームを発射させるものであり、各光ビームの発射
時刻情報を後述する計測手段4の往復時間算出部12に
伝達できるようにされている。そして、光ビーム走査手
段8は、例えば、特許第2722314号公報に開示さ
れているガルバノミラー等が適用される。
【0015】また、測定範囲決定手段3は、測定対象物
に対する上記光ビームの走査に基づいて測定範囲を決定
するものであり、測定範囲に対応する光ビームの走査角
を、測定対象物19表面上を往復走査する光ビームの軌
跡を目視して手動調節するようにしたもので、図示省略
のツマミの操作によって駆動制御部9を制御して、光ビ
ームの走査範囲が測定範囲と一致するように光ビーム走
査部8の走査角を調整できるようにしている。
に対する上記光ビームの走査に基づいて測定範囲を決定
するものであり、測定範囲に対応する光ビームの走査角
を、測定対象物19表面上を往復走査する光ビームの軌
跡を目視して手動調節するようにしたもので、図示省略
のツマミの操作によって駆動制御部9を制御して、光ビ
ームの走査範囲が測定範囲と一致するように光ビーム走
査部8の走査角を調整できるようにしている。
【0016】さらに、計測処理手段4は、上記決定され
た測定範囲に対応する光ビームの走査角を光ビーム走査
手段2の操作状態に基づいて演算し、上記測定対象物1
9に対する光ビームの往復時間から測定対象物19まで
の距離を演算し、上記走査角及び上記測定対象物19ま
での距離に基づいて上記測定範囲の寸法を計測するもの
であり、受光部11と、往復時間算出部12と、距離演
算部13と、振れ角検出部14と、走査角演算部15
と、寸法演算部16とを有して構成している。
た測定範囲に対応する光ビームの走査角を光ビーム走査
手段2の操作状態に基づいて演算し、上記測定対象物1
9に対する光ビームの往復時間から測定対象物19まで
の距離を演算し、上記走査角及び上記測定対象物19ま
での距離に基づいて上記測定範囲の寸法を計測するもの
であり、受光部11と、往復時間算出部12と、距離演
算部13と、振れ角検出部14と、走査角演算部15
と、寸法演算部16とを有して構成している。
【0017】ここで、受光部11は、測定対象物19か
らの反射光を受光するものであり、例えば、フォトダイ
オード等の受光素子が適用できる。そして、受光部11
は往復時間算出部12に接続して前述の間欠的に発射す
る各光ビームに対応した光の受光時刻情報を伝達できる
ようにしている。
らの反射光を受光するものであり、例えば、フォトダイ
オード等の受光素子が適用できる。そして、受光部11
は往復時間算出部12に接続して前述の間欠的に発射す
る各光ビームに対応した光の受光時刻情報を伝達できる
ようにしている。
【0018】また、往復時間算出部12は、上記駆動部
7から送られてくる前述の間欠的に発射する各光ビーム
の発射時刻情報と受光部11から送られてくる対応する
光ビームの受光時刻情報に基づいて所定の光ビームの往
復時間を算出ものであり、具体的には、ある時刻に発射
された光ビームが測定対象物で反射されて戻され受光さ
れたときの時刻を求め、受光時刻から発射時刻を減算処
理して当該光ビームの往復時間を算出するものである。
7から送られてくる前述の間欠的に発射する各光ビーム
の発射時刻情報と受光部11から送られてくる対応する
光ビームの受光時刻情報に基づいて所定の光ビームの往
復時間を算出ものであり、具体的には、ある時刻に発射
された光ビームが測定対象物で反射されて戻され受光さ
れたときの時刻を求め、受光時刻から発射時刻を減算処
理して当該光ビームの往復時間を算出するものである。
【0019】さらに、距離演算部13は、測定対象物1
9までの距離を演算して求めるものであり、上記往復時
間算出部12から送られる各光ビームの往復時間に基づ
いて後述する演算式の(5)式から測定対象物19まで
の距離を演算するものである。そして、その演算結果は
寸法演算部16に送られる。
9までの距離を演算して求めるものであり、上記往復時
間算出部12から送られる各光ビームの往復時間に基づ
いて後述する演算式の(5)式から測定対象物19まで
の距離を演算するものである。そして、その演算結果は
寸法演算部16に送られる。
【0020】そして、振れ角検出部14は、例えば、図
2に示すような光ビーム走査手段2の操作状態に関連す
る駆動電流iと光ビームの振れ角θx,θyの関係が予
め記憶されており、駆動電流iを検出してそれに対応す
る振れ角θx,θyを求め、振れ角情報を後述する走査
角演算部15に伝えるものである。なお、振れ角θx,
θyは、往復走査する光ビームの走査中心を基準に光ビ
ームが振れた角度であり、例えばθxは正の駆動電流に
対する振れ角を示し、θyは負の駆動電流に対する振れ
角を示す。また、振れ角検出部14は、上記光ビーム走
査部8の、例えばガルバノミラーの裏面にミラーを設
け、該ミラーで反射させた光をPSD(Position Sensi
ng Devise)等のラインセンサーで受光して検出する等
の公知の方法を適用することもできる。
2に示すような光ビーム走査手段2の操作状態に関連す
る駆動電流iと光ビームの振れ角θx,θyの関係が予
め記憶されており、駆動電流iを検出してそれに対応す
る振れ角θx,θyを求め、振れ角情報を後述する走査
角演算部15に伝えるものである。なお、振れ角θx,
θyは、往復走査する光ビームの走査中心を基準に光ビ
ームが振れた角度であり、例えばθxは正の駆動電流に
対する振れ角を示し、θyは負の駆動電流に対する振れ
角を示す。また、振れ角検出部14は、上記光ビーム走
査部8の、例えばガルバノミラーの裏面にミラーを設
け、該ミラーで反射させた光をPSD(Position Sensi
ng Devise)等のラインセンサーで受光して検出する等
の公知の方法を適用することもできる。
【0021】また、走査角演算部15は、決定された測
定範囲に対応する走査角θを演算して求めるものであ
り、上記振れ角検出部14から送られてくるθx,θy
に関する振れ角情報に基づいて上記走査角θを求めるも
のである。なお、走査角θは、二つの光ビームがなす角
度をいう。こうして求められた走査角θは寸法演算部1
6に送られる。
定範囲に対応する走査角θを演算して求めるものであ
り、上記振れ角検出部14から送られてくるθx,θy
に関する振れ角情報に基づいて上記走査角θを求めるも
のである。なお、走査角θは、二つの光ビームがなす角
度をいう。こうして求められた走査角θは寸法演算部1
6に送られる。
【0022】そして、寸法演算部16は、測定範囲に対
応する走査角θ及び測定対象物19までの距離に基づい
て、決定された測定範囲の寸法を演算して求めるもので
あり、後述する演算式の(5)式若しくは(6)式によ
り演算される。
応する走査角θ及び測定対象物19までの距離に基づい
て、決定された測定範囲の寸法を演算して求めるもので
あり、後述する演算式の(5)式若しくは(6)式によ
り演算される。
【0023】また、表示手段5は計測結果を表示するも
のであり、表示処理部17と、表示部18を有して構成
している。表示処理部17は、寸法演算部16からの演
算結果に関する情報を後述の表示部18に表示できるよ
うに表示信号に変換する作用をなすものであり、表示部
18は、上記表示信号に基づいて演算結果を文字表示さ
せるもので、例えば、LEDまたは液晶表示パネル等か
らなる。
のであり、表示処理部17と、表示部18を有して構成
している。表示処理部17は、寸法演算部16からの演
算結果に関する情報を後述の表示部18に表示できるよ
うに表示信号に変換する作用をなすものであり、表示部
18は、上記表示信号に基づいて演算結果を文字表示さ
せるもので、例えば、LEDまたは液晶表示パネル等か
らなる。
【0024】次に、本発明の第1の実施形態による光測
長装置1の動作を図1乃至図3を参照して説明する。先
ず、ケース部に備える図示省略の電源スイッチがONさ
れると、図1に示す光ビーム走査手段2の駆動部7が作
動する。そして、発光部6をパルス駆動し、該発光部6
より所定の間隔で間欠的に光ビームを発射させる。この
とき、間欠的に発射される各光ビームの発射時刻情報は
駆動部7から計測処理手段4の往復時間算出部12に送
られる。
長装置1の動作を図1乃至図3を参照して説明する。先
ず、ケース部に備える図示省略の電源スイッチがONさ
れると、図1に示す光ビーム走査手段2の駆動部7が作
動する。そして、発光部6をパルス駆動し、該発光部6
より所定の間隔で間欠的に光ビームを発射させる。この
とき、間欠的に発射される各光ビームの発射時刻情報は
駆動部7から計測処理手段4の往復時間算出部12に送
られる。
【0025】次に、光測長装置1は把持され、光ビーム
が測定対象物19に当てられる。この状態で、測定範囲
決定手段3(図1参照)に備えた図示省略のツマミを操
作すると、駆動制御部9が作動して光ビーム走査部8を
駆動し、光ビームを走査する。そして、測定対象物19
上を往復走査する光ビームの軌跡20を目視して、図3
に示すように光ビームの走査端部20a,20bが測定
対象物19の測定端部19a,19bに一致するよう調
節して測定範囲が決定される。なお、光ビームの走査域
は、上記ツマミ操作により駆動制御部9の駆動電流を調
節して行われる。
が測定対象物19に当てられる。この状態で、測定範囲
決定手段3(図1参照)に備えた図示省略のツマミを操
作すると、駆動制御部9が作動して光ビーム走査部8を
駆動し、光ビームを走査する。そして、測定対象物19
上を往復走査する光ビームの軌跡20を目視して、図3
に示すように光ビームの走査端部20a,20bが測定
対象物19の測定端部19a,19bに一致するよう調
節して測定範囲が決定される。なお、光ビームの走査域
は、上記ツマミ操作により駆動制御部9の駆動電流を調
節して行われる。
【0026】上記光ビーム走査部8によって走査され測
定対象物19の表面で反射する光ビームは、計測処理手
段4の受光部11で随時受光され、受光部11は上記間
欠的に発射する各光ビームの受光時刻情報を往復時間算
出部12に送る。
定対象物19の表面で反射する光ビームは、計測処理手
段4の受光部11で随時受光され、受光部11は上記間
欠的に発射する各光ビームの受光時刻情報を往復時間算
出部12に送る。
【0027】往復時間算出部12においては、駆動部7
から送られる間欠的に発射する各光ビームの発射時刻情
報と、受光部11から送られてくる対応する光ビームの
受光時刻情報とが減算処理される。そして、各光ビーム
について発射から受光までに要した時間が算出される。
こうして算出された各光ビームの往復時間は距離演算部
13に送られる。
から送られる間欠的に発射する各光ビームの発射時刻情
報と、受光部11から送られてくる対応する光ビームの
受光時刻情報とが減算処理される。そして、各光ビーム
について発射から受光までに要した時間が算出される。
こうして算出された各光ビームの往復時間は距離演算部
13に送られる。
【0028】距離演算部13においては、各光ビームの
往復時間と光速C(3.0×108m/s)を用いて測定対象物
19までの距離が演算される。具体的には、往復時間を
tとすると、測定点から光ビームの反射点までの距離D
は、 D=C×t/2 (1) により演算して求められる。そして、この演算結果(距
離データ)は、寸法演算部15に送られる。
往復時間と光速C(3.0×108m/s)を用いて測定対象物
19までの距離が演算される。具体的には、往復時間を
tとすると、測定点から光ビームの反射点までの距離D
は、 D=C×t/2 (1) により演算して求められる。そして、この演算結果(距
離データ)は、寸法演算部15に送られる。
【0029】一方、前述の測定対象物19の測定範囲に
一致するよう調節され測定範囲に対応する光ビームの走
査角θは、振れ角検出部14において駆動制御部9の駆
動電流を検出して、次のようにして求められる。即ち、
予め記憶された図2に示す駆動電流iと光ビームの振れ
角θx又はθyの関係に基づいて、測定対象物19の測
定範囲に一致するよう調節された状態における駆動制御
部9の駆動電流iから、そのときの走査角θが求められ
る。ここで、前述したように正の電流値に対応する走査
角はθx、負の電流値に対応する走査角はθyとして検
出されるため、走査範囲に対応する走査角θは、走査角
演算部15において、 θ=θx+θy (2) の演算を行って求められる。そして、この演算結果(走
査角データ)は、寸法演算部16に送られる。
一致するよう調節され測定範囲に対応する光ビームの走
査角θは、振れ角検出部14において駆動制御部9の駆
動電流を検出して、次のようにして求められる。即ち、
予め記憶された図2に示す駆動電流iと光ビームの振れ
角θx又はθyの関係に基づいて、測定対象物19の測
定範囲に一致するよう調節された状態における駆動制御
部9の駆動電流iから、そのときの走査角θが求められ
る。ここで、前述したように正の電流値に対応する走査
角はθx、負の電流値に対応する走査角はθyとして検
出されるため、走査範囲に対応する走査角θは、走査角
演算部15において、 θ=θx+θy (2) の演算を行って求められる。そして、この演算結果(走
査角データ)は、寸法演算部16に送られる。
【0030】ここで、図3に示すように、測定対象物1
9の測定端部19a,19bを照射し、ここで反射する
光ビームP1,P2の往復時間をt1,t2とすると、
測定点Oから上記測定端部19a,19bまでの距離D
1,D2は、距離演算部13でそれぞれ式(1)を演算
して、 D1=C×t1/2 (3) D2=C×t2/2 (4) のように求められる。したがって、測定範囲の寸法L
は、このD1,D2に係る距離データと当該測定範囲に
対応する走査角データθを用いて、寸法演算部16にお
いて L=(D12+D22−2・D1・D2cosθ)1/2 (5) を演算して求められる。
9の測定端部19a,19bを照射し、ここで反射する
光ビームP1,P2の往復時間をt1,t2とすると、
測定点Oから上記測定端部19a,19bまでの距離D
1,D2は、距離演算部13でそれぞれ式(1)を演算
して、 D1=C×t1/2 (3) D2=C×t2/2 (4) のように求められる。したがって、測定範囲の寸法L
は、このD1,D2に係る距離データと当該測定範囲に
対応する走査角データθを用いて、寸法演算部16にお
いて L=(D12+D22−2・D1・D2cosθ)1/2 (5) を演算して求められる。
【0031】上述のようにして、図1の寸法演算部16
において測定範囲の寸法Lが演算されると、その演算結
果は表示手段5に備える表示処理部17に送られ表示部
18上に文字表示できるように信号処理される。そし
て、表示部18にその値が表示される。
において測定範囲の寸法Lが演算されると、その演算結
果は表示手段5に備える表示処理部17に送られ表示部
18上に文字表示できるように信号処理される。そし
て、表示部18にその値が表示される。
【0032】このように、第1の実施形態よる光測長装
置1は、携帯可能な簡易な構成を有するものであり、測
定対象物19上を走査する光ビームの軌跡20を目視し
てその両端部20a,20bが測定対象物19の測定端
部19a,19bに一致するように調節するだけで、上
記光ビームの走査域に対応する測定範囲の寸法を測定す
ることができるため、離れた場所に設置した測定対象物
19の寸法も居ながらにして容易に測定することができ
る。
置1は、携帯可能な簡易な構成を有するものであり、測
定対象物19上を走査する光ビームの軌跡20を目視し
てその両端部20a,20bが測定対象物19の測定端
部19a,19bに一致するように調節するだけで、上
記光ビームの走査域に対応する測定範囲の寸法を測定す
ることができるため、離れた場所に設置した測定対象物
19の寸法も居ながらにして容易に測定することができ
る。
【0033】なお、例えば、図4に示すように測定対象
物19の正面に対峙して、光ビームの軌跡20の両端部
20a,20bがそれぞれ測定対象物19の測定端部1
9a,19bに一致するように調節された場合には、測
定点Oと測定対象物19における測定範囲のほぼ中心ま
での垂直距離をD0とすると、測定範囲の寸法Lは、 L=2・D0tanθ/2 (6) により求めることもできる。これによれば、演算に必要
な距離データが一つで済むため、演算が容易となる。
物19の正面に対峙して、光ビームの軌跡20の両端部
20a,20bがそれぞれ測定対象物19の測定端部1
9a,19bに一致するように調節された場合には、測
定点Oと測定対象物19における測定範囲のほぼ中心ま
での垂直距離をD0とすると、測定範囲の寸法Lは、 L=2・D0tanθ/2 (6) により求めることもできる。これによれば、演算に必要
な距離データが一つで済むため、演算が容易となる。
【0034】また、光ビーム走査部8として、例えば、
特許公報第2722314号に開示の二次元走査が可能
な2軸のガルバノミラーであり、2軸がそれぞれ同じ周
波数で回転揺動するものを適用してもよい。この場合、
上記2軸の駆動周波数に位相差を与えれば円形走査が可
能となる。従って、例えば、測定対象物が円形または楕
円状のものであり、その直径等を測定する場合は、光ビ
ームの円形または楕円状の走査軌跡が測定対象物の形状
に一致するように走査範囲決定手段3を調節することに
より実行することができる。
特許公報第2722314号に開示の二次元走査が可能
な2軸のガルバノミラーであり、2軸がそれぞれ同じ周
波数で回転揺動するものを適用してもよい。この場合、
上記2軸の駆動周波数に位相差を与えれば円形走査が可
能となる。従って、例えば、測定対象物が円形または楕
円状のものであり、その直径等を測定する場合は、光ビ
ームの円形または楕円状の走査軌跡が測定対象物の形状
に一致するように走査範囲決定手段3を調節することに
より実行することができる。
【0035】次に、本発明による光測長装置の第2の実
施形態を図5を参照して説明する。なお、第1の実施形
態と同一の構成要素については同一の符号を用いて示
し、説明を省略する。また、ここでは、第1の実施形態
と異なる部分についてのみ説明する。
施形態を図5を参照して説明する。なお、第1の実施形
態と同一の構成要素については同一の符号を用いて示
し、説明を省略する。また、ここでは、第1の実施形態
と異なる部分についてのみ説明する。
【0036】図5は、本発明による光測長装置の第2の
実施形態の概略構成を示すブロック図である。この光測
長装置21が備える測定範囲決定手段22は、測定対象
物19の測定範囲を超えて走査する光ビームによって、
随時演算して求められる測定対象物19までの距離の急
変した点を測定対象物19の測定端部19a,19bと
決定する構成としたものであり、間欠的に発射する各光
ビームが走査期間中に照射する測定対象物19上の各点
までの距離データを距離演算部13から受けてこれを分
析し、該距離データが急変した点を測定対象物19の測
定端部19a,19bと認識して測定範囲と決定するも
のである。そして、この測定端部19a,19bに係る
距離データを走査角演算部15及び寸法演算部16に送
る構成としている。
実施形態の概略構成を示すブロック図である。この光測
長装置21が備える測定範囲決定手段22は、測定対象
物19の測定範囲を超えて走査する光ビームによって、
随時演算して求められる測定対象物19までの距離の急
変した点を測定対象物19の測定端部19a,19bと
決定する構成としたものであり、間欠的に発射する各光
ビームが走査期間中に照射する測定対象物19上の各点
までの距離データを距離演算部13から受けてこれを分
析し、該距離データが急変した点を測定対象物19の測
定端部19a,19bと認識して測定範囲と決定するも
のである。そして、この測定端部19a,19bに係る
距離データを走査角演算部15及び寸法演算部16に送
る構成としている。
【0037】次に、本発明の光測長装置21の動作を図
5及び図6を参照して説明する。先ず、ケース部に備え
る図示省略の電源スイッチがONされると、図5に示す
光ビーム走査手段2が作動して、光ビーム走査部8を最
大振れ角で駆動させると共に、第1実施形態と同様にし
て発光部6から所定の間隔で間欠的に光ビームを発射さ
せる。
5及び図6を参照して説明する。先ず、ケース部に備え
る図示省略の電源スイッチがONされると、図5に示す
光ビーム走査手段2が作動して、光ビーム走査部8を最
大振れ角で駆動させると共に、第1実施形態と同様にし
て発光部6から所定の間隔で間欠的に光ビームを発射さ
せる。
【0038】次に、光測長装置21の光ビームが測定対
象物19に当てられる。このとき、光ビーム走査部8が
最大振れ角で駆動しているので光ビームは最大走査角で
走査され、測定対象物19の測定範囲を超えて走査され
る。
象物19に当てられる。このとき、光ビーム走査部8が
最大振れ角で駆動しているので光ビームは最大走査角で
走査され、測定対象物19の測定範囲を超えて走査され
る。
【0039】一方、計測処理手段4では、図6に示すよ
うに、測定対象物19上を測定範囲を越えて往復走査す
る光ビームの反射光を受光部11で受光し、その受光時
刻情報を得る。そして、図5に示す往復時間算出部12
で駆動部7から送られてくる光ビームの発射時刻情報と
上記受光部11から得た対応する光ビームの受光時刻情
報とに基づいて、測定点O(図6参照)と測定対象物1
9との間を往復する該光ビームの往復時間tを算出す
る。さらに、該往復時間tに基づいて前述の(1)式に
より該光ビームの測定対象物19上の反射点までの距離
Dを演算する。この距離Dは、光ビームの全走査範囲に
亘って計測され、その距離データが測定範囲決定手段2
2に送られる。
うに、測定対象物19上を測定範囲を越えて往復走査す
る光ビームの反射光を受光部11で受光し、その受光時
刻情報を得る。そして、図5に示す往復時間算出部12
で駆動部7から送られてくる光ビームの発射時刻情報と
上記受光部11から得た対応する光ビームの受光時刻情
報とに基づいて、測定点O(図6参照)と測定対象物1
9との間を往復する該光ビームの往復時間tを算出す
る。さらに、該往復時間tに基づいて前述の(1)式に
より該光ビームの測定対象物19上の反射点までの距離
Dを演算する。この距離Dは、光ビームの全走査範囲に
亘って計測され、その距離データが測定範囲決定手段2
2に送られる。
【0040】測定範囲決定手段22においては、上記距
離演算部13より得た距離データを分析し距離が急変し
た点を検出し、この点を測定対象物19の測定端部19
a,19bと認識し測定範囲の両端を決定する。このと
き、その測定端部19a,19bを決定する光ビームP
1,P2(図6参照)が特定できるので、この情報が計
測処理手段4に備える走査角演算部15に送られる。ま
た、上記測定端部19a,19bにおける距離データD
1,D2(図6参照)は寸法演算部16に送られる。
離演算部13より得た距離データを分析し距離が急変し
た点を検出し、この点を測定対象物19の測定端部19
a,19bと認識し測定範囲の両端を決定する。このと
き、その測定端部19a,19bを決定する光ビームP
1,P2(図6参照)が特定できるので、この情報が計
測処理手段4に備える走査角演算部15に送られる。ま
た、上記測定端部19a,19bにおける距離データD
1,D2(図6参照)は寸法演算部16に送られる。
【0041】走査角演算部15では、測定範囲決定手段
22から得た光ビームP1,P2の情報に基づいてこの
光ビームP1,P2に係る振れ角が特定される。そし
て、これらの振れ角より測定範囲に対応する走査角θが
演算される。具体的には、図6に示すように、光ビーム
P1の走査中心Qに対する振れ角θx=θ1が、また、
光ビームP2の走査中心Qに対する振れ角θy=θ2が
特定される。そして、(2)式を演算して測定範囲に対
応する走査角θが、 θ=θ1+θ2 と求まる。この走査角θの値は寸法演算部16に送られ
る。
22から得た光ビームP1,P2の情報に基づいてこの
光ビームP1,P2に係る振れ角が特定される。そし
て、これらの振れ角より測定範囲に対応する走査角θが
演算される。具体的には、図6に示すように、光ビーム
P1の走査中心Qに対する振れ角θx=θ1が、また、
光ビームP2の走査中心Qに対する振れ角θy=θ2が
特定される。そして、(2)式を演算して測定範囲に対
応する走査角θが、 θ=θ1+θ2 と求まる。この走査角θの値は寸法演算部16に送られ
る。
【0042】寸法演算部16では、測定範囲決定手段2
2から得た測定範囲の両端部までの距離データD1,D
2と走査角演算部15から得た測定範囲を確定する走査
角θに基づいて、(5)式を演算して測定範囲の寸法L
が算出される。そして、その演算結果は表示手段5の表
示処理部17で文字表示できるように信号処理され、表
示部18に表示される。
2から得た測定範囲の両端部までの距離データD1,D
2と走査角演算部15から得た測定範囲を確定する走査
角θに基づいて、(5)式を演算して測定範囲の寸法L
が算出される。そして、その演算結果は表示手段5の表
示処理部17で文字表示できるように信号処理され、表
示部18に表示される。
【0043】第2の実施形態の光測長装置21によれ
ば、測定範囲の両端部が、測定対象物19までの距離の
急変点を検出して自動的に決定されるため、光ビームの
反射光の輝度が弱くてその走査軌跡が目視し難い遠くの
物や昼間の屋外においても精度よく測定することが出来
る。
ば、測定範囲の両端部が、測定対象物19までの距離の
急変点を検出して自動的に決定されるため、光ビームの
反射光の輝度が弱くてその走査軌跡が目視し難い遠くの
物や昼間の屋外においても精度よく測定することが出来
る。
【0044】なお、この光測長装置21をカメラと一体
化し、カメラの画角と光ビームの走査角とが一致するよ
うに設定するならば、光ビームの走査軌跡が目視できな
いほどさらに遠くに離れた測定対象物19についても、
カメラの画角内に該測定対象物19を捕らえれば測定す
ることができる。この場合、光ビームを赤外線とすれ
ば、強い可視光の影響を排除して測定することができる
ため、昼間の屋外等で遠く離れた測定対象物19もより
精度よく測定することができる。
化し、カメラの画角と光ビームの走査角とが一致するよ
うに設定するならば、光ビームの走査軌跡が目視できな
いほどさらに遠くに離れた測定対象物19についても、
カメラの画角内に該測定対象物19を捕らえれば測定す
ることができる。この場合、光ビームを赤外線とすれ
ば、強い可視光の影響を排除して測定することができる
ため、昼間の屋外等で遠く離れた測定対象物19もより
精度よく測定することができる。
【0045】次に、本発明による光測長装置の第3の実
施形態を図7を参照して説明する。なお、第2の実施形
態と同一の構成要素については同一の符号を用いて示
し、説明を省略する。また、ここでは、第2の実施形態
と異なる部分についてのみ説明する。
施形態を図7を参照して説明する。なお、第2の実施形
態と同一の構成要素については同一の符号を用いて示
し、説明を省略する。また、ここでは、第2の実施形態
と異なる部分についてのみ説明する。
【0046】図7は、本発明による光測長装置の第3の
実施形態の概略構成を示すブロック図である。ここで、
光測長装置23は、測定対象物19の表面の反射率の相
違を検出して測長を行うものであり、測定対象物19の
測定範囲を超えて走査する光ビームの反射光を随時受光
して、該反射光の受光強度の急変した点を測定範囲の端
部19c,19dと決定する測定範囲決定手段24を備
えたものである。そして、測定範囲決定手段24は、こ
の測定端部19c,19dに係る後述の光ビームP3,
P4を特定し、該情報を距離演算部13及び走査角演算
部15に送る構成としている。
実施形態の概略構成を示すブロック図である。ここで、
光測長装置23は、測定対象物19の表面の反射率の相
違を検出して測長を行うものであり、測定対象物19の
測定範囲を超えて走査する光ビームの反射光を随時受光
して、該反射光の受光強度の急変した点を測定範囲の端
部19c,19dと決定する測定範囲決定手段24を備
えたものである。そして、測定範囲決定手段24は、こ
の測定端部19c,19dに係る後述の光ビームP3,
P4を特定し、該情報を距離演算部13及び走査角演算
部15に送る構成としている。
【0047】次に、第3の実施形態の動作を図7及び図
8を参照して説明する。先ず、ケース部に備える図示省
略の電源スイッチをONし、図7に示す光ビーム走査手
段2が作動して、光ビーム走査部8を最大振れ角で駆動
させると共に、第1実施形態と同様にして発光部6から
所定の間隔で間欠的に光ビームを発射させる。このと
き、光ビームは光ビーム走査部8によって最大走査角で
走査され、測定対象物19の測定範囲を超えて走査す
る。
8を参照して説明する。先ず、ケース部に備える図示省
略の電源スイッチをONし、図7に示す光ビーム走査手
段2が作動して、光ビーム走査部8を最大振れ角で駆動
させると共に、第1実施形態と同様にして発光部6から
所定の間隔で間欠的に光ビームを発射させる。このと
き、光ビームは光ビーム走査部8によって最大走査角で
走査され、測定対象物19の測定範囲を超えて走査す
る。
【0048】一方、計測処理手段4では、図8に示すよ
うに、測定対象物19上を測定範囲を越えて往復走査す
る光ビームの反射光を受光部11で受光し、その受光時
刻情報を得て図5に示す往復時間算出部12に送ると共
に、各光ビームの受光強度のデータを測定範囲決定手段
24にも送る。そして、測定範囲決定手段24におい
て、随時受光される測定対象物19からの反射光の受光
強度のデータを分析し、測定対象部19の表面の反射率
の相違に基づく反射光の受光強度の急変した点を検出し
て測定範囲の測定端部19c,19dと決定する。
うに、測定対象物19上を測定範囲を越えて往復走査す
る光ビームの反射光を受光部11で受光し、その受光時
刻情報を得て図5に示す往復時間算出部12に送ると共
に、各光ビームの受光強度のデータを測定範囲決定手段
24にも送る。そして、測定範囲決定手段24におい
て、随時受光される測定対象物19からの反射光の受光
強度のデータを分析し、測定対象部19の表面の反射率
の相違に基づく反射光の受光強度の急変した点を検出し
て測定範囲の測定端部19c,19dと決定する。
【0049】このとき、その測定端部19c,19dを
決定する光ビームP3,P4(図8参照)が特定できる
ので、この情報が計測処理手段4に備える距離演算部1
3及び走査角演算部15に送られる。
決定する光ビームP3,P4(図8参照)が特定できる
ので、この情報が計測処理手段4に備える距離演算部1
3及び走査角演算部15に送られる。
【0050】距離演算部13では、測定範囲決定手段2
4から得た光ビームP3,P4の情報に基づいてこの光
ビームP3,P4に係る測定点Oから測定端部19c,
19dまでの距離D3,D4が前述と同様にして演算さ
れる。
4から得た光ビームP3,P4の情報に基づいてこの光
ビームP3,P4に係る測定点Oから測定端部19c,
19dまでの距離D3,D4が前述と同様にして演算さ
れる。
【0051】一方、走査角演算部15では、測定範囲決
定手段24から得た光ビームP3,P4の情報に基づい
てこの光ビームP3,P4に係る振れ角θx=θ3,θ
y=θ4が特定される。そして、これらの振れ角θx=
θ3,θy=θ4より測定範囲に対応する走査角θが
(2)式を演算して、 θ=θ3+θ4 と求まる。この走査角θの値は寸法演算部16に送られ
る。
定手段24から得た光ビームP3,P4の情報に基づい
てこの光ビームP3,P4に係る振れ角θx=θ3,θ
y=θ4が特定される。そして、これらの振れ角θx=
θ3,θy=θ4より測定範囲に対応する走査角θが
(2)式を演算して、 θ=θ3+θ4 と求まる。この走査角θの値は寸法演算部16に送られ
る。
【0052】寸法演算部16では、測定範囲決定手段2
2から得た測定範囲の両端部までの距離データD3,D
4と走査角演算部15から得た測定範囲を確定する走査
角θ=θ3+θ4に基づいて、(5)式を演算して測定
範囲の寸法Lが算出される。そして、その演算結果は表
示手段5に文字表示される。
2から得た測定範囲の両端部までの距離データD3,D
4と走査角演算部15から得た測定範囲を確定する走査
角θ=θ3+θ4に基づいて、(5)式を演算して測定
範囲の寸法Lが算出される。そして、その演算結果は表
示手段5に文字表示される。
【0053】第3の実施形態の光測長装置23によれ
ば、測定対象物19表面の反射率の相違に基づく反射光
の受光強度の急変した点を検出して測定範囲を決定する
ので、同一平面内であっても反射率の異なる部分の寸法
を測定することができる。
ば、測定対象物19表面の反射率の相違に基づく反射光
の受光強度の急変した点を検出して測定範囲を決定する
ので、同一平面内であっても反射率の異なる部分の寸法
を測定することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る光
測長装置によれば、測定対象物上を走査する光ビームに
基づいて測定範囲を決定し、該決定された測定範囲に対
応する光ビームの走査角を光ビーム走査手段の操作状態
に基づいて演算し、光ビームの往復時間から測定対象物
までの距離を演算し、上記走査角及び距離データに基づ
いて測定範囲の寸法を計測するようにしているので、離
れた場所に設置されている物の大きさ等の測定を居なが
らにして可能とすることができる。従って、近寄ること
ができない場所に設置されている物の大きさ等の測定も
安全に且つ容易に行うことができる。
測長装置によれば、測定対象物上を走査する光ビームに
基づいて測定範囲を決定し、該決定された測定範囲に対
応する光ビームの走査角を光ビーム走査手段の操作状態
に基づいて演算し、光ビームの往復時間から測定対象物
までの距離を演算し、上記走査角及び距離データに基づ
いて測定範囲の寸法を計測するようにしているので、離
れた場所に設置されている物の大きさ等の測定を居なが
らにして可能とすることができる。従って、近寄ること
ができない場所に設置されている物の大きさ等の測定も
安全に且つ容易に行うことができる。
【0055】また、請求項2に係る発明によれば、手動
により光ビームの軌跡幅を測定しようとする範囲に一致
させ測定範囲を決定するようにしているので、測定範囲
の決定が目で確認して確実に行うことができ、簡易な構
成でありながら寸法測定が可能である。
により光ビームの軌跡幅を測定しようとする範囲に一致
させ測定範囲を決定するようにしているので、測定範囲
の決定が目で確認して確実に行うことができ、簡易な構
成でありながら寸法測定が可能である。
【0056】さらに、請求項3に係る発明によれば、測
定対象物までの距離が急変した点を自動的に検出して測
定対象物の端部とみなし測定範囲を決定するようにして
いるので、光ビームの反射光の輝度が弱くてその走査軌
跡が目視し難い遠くの物や昼間の屋外においても精度よ
く測定することができる。
定対象物までの距離が急変した点を自動的に検出して測
定対象物の端部とみなし測定範囲を決定するようにして
いるので、光ビームの反射光の輝度が弱くてその走査軌
跡が目視し難い遠くの物や昼間の屋外においても精度よ
く測定することができる。
【0057】また、請求項4に係る発明によれば、測定
対象物における反射光の受光強度が急変した点を測定範
囲の端部とみなし測定範囲を決定するようにしているの
で、同一平面内であっても反射率の異なる部分の寸法を
測定することができる。
対象物における反射光の受光強度が急変した点を測定範
囲の端部とみなし測定範囲を決定するようにしているの
で、同一平面内であっても反射率の異なる部分の寸法を
測定することができる。
【0058】そして、請求項5に係る発明によれば、測
定範囲の両端部までの各距離と測定範囲に対応する走査
角の三つの情報に基づいて測定範囲の寸法を計測するよ
うにしているので、測定点の位置に関係なく測定対象物
の所望の寸法を測定することができる。
定範囲の両端部までの各距離と測定範囲に対応する走査
角の三つの情報に基づいて測定範囲の寸法を計測するよ
うにしているので、測定点の位置に関係なく測定対象物
の所望の寸法を測定することができる。
【0059】また、請求項6に係る発明によれば、測定
対象物の測定範囲のほぼ中心までの垂直距離と、該測定
範囲に対応する走査角の二つの情報のみに基づいて測定
範囲の寸法を計測するようにしているので演算が容易と
なる。
対象物の測定範囲のほぼ中心までの垂直距離と、該測定
範囲に対応する走査角の二つの情報のみに基づいて測定
範囲の寸法を計測するようにしているので演算が容易と
なる。
【0060】さらに、請求項7に係る発明によれば、光
ビームを一次元走査させ、該光ビームに基づいて測定範
囲の寸法を計測するようにしているので、構成が簡易と
なり安価な光測長装置の提供ができる。
ビームを一次元走査させ、該光ビームに基づいて測定範
囲の寸法を計測するようにしているので、構成が簡易と
なり安価な光測長装置の提供ができる。
【0061】さらにまた、請求項8に係る発明によれ
ば、光ビームを二次元走査させ、該光ビームに基づいて
測定範囲の寸法を計測するようにしているので、円形状
または楕円状の測定対象物の直径等の測定を容易に行う
ことができる。
ば、光ビームを二次元走査させ、該光ビームに基づいて
測定範囲の寸法を計測するようにしているので、円形状
または楕円状の測定対象物の直径等の測定を容易に行う
ことができる。
【図1】 本発明による光測長装置の第1の実施形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】 光ビームの走査角を検出する方法を示す説明
図である。
図である。
【図3】 上記光測長装置による測定方法の一実施例を
説明するための概略斜視図である。
説明するための概略斜視図である。
【図4】 上記光測長装置による他の測定方法を説明す
るための概略斜視図である。
るための概略斜視図である。
【図5】 本発明による光測長装置の第2の実施形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】 上記光測長装置による測定方法を説明するた
めの概略斜視図である。
めの概略斜視図である。
【図7】 本発明による光測長装置の第3の実施形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図8】 上記光測長装置による測定方法を説明するた
めの概略斜視図である。
めの概略斜視図である。
1,21,23…光測長装置
2…光ビーム走査手段
3,22,24…測定範囲決定手段
4…計測処理手段
5…表示手段
8…光ビーム走査部
11…受光部
19…測定対象物
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F065 AA06 AA22 FF12 FF31 GG06
HH04 JJ18 LL13 LL62 MM16
QQ28 UU06
Claims (8)
- 【請求項1】光ビームを任意の振れ角で往復走査する光
ビーム走査手段と、 測定対象物に対する前記光ビームの走査手段に基づいて
測定範囲を決定する測定範囲決定手段と、 前記決定された測定範囲に対応する光ビームの走査角を
光ビーム走査手段の操作状態に基づいて演算し、前記測
定対象物に対する光ビームの往復時間から測定対象物ま
での距離を演算し、前記走査角及び前記測定対象物まで
の距離に基づいて前記測定範囲の寸法を計測する計測処
理手段と、 その計測結果を表示する表示手段と、を備えたことを特
徴とする光測長装置。 - 【請求項2】前記測定範囲決定手段は、測定範囲に対応
する光ビームの前記走査角を、測定対象物表面上を往復
走査する光ビームの軌跡を目視して手動調節する構成と
したことを特徴とする請求項1に記載の光測長装置。 - 【請求項3】前記測定範囲決定手段は、測定対象物の測
定範囲を超えて走査する光ビームに基づいて、随時演算
して求められる測定対象物までの距離の急変した点を測
定対象物の端部と決定する構成としたことを特徴とする
請求項1に記載の光測長装置。 - 【請求項4】前記測定範囲決定手段は、測定対象物表面
の測定範囲を超えて走査する光ビームの反射光を随時受
光して、該反射光の受光強度の急変した点を測定範囲の
端部と決定する構成としたことを特徴とする請求項1に
記載の光測長装置。 - 【請求項5】前記計測処理手段は、前記測定範囲の両端
部で反射する光ビームの往復時間から該測定範囲の両端
部までの距離をそれぞれ演算する構成としたことを特徴
とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光測長装
置。 - 【請求項6】前記計測処理手段は、前記測定対象物まで
の距離として、前記測定範囲のほぼ中心までの垂直距離
を演算する構成としたことを特徴とする請求項1〜4の
いずれか一つに記載の光測長装置。 - 【請求項7】前記光ビーム走査手段は、一次元に光ビー
ムを走査する光ビーム走査部を備えて構成したことを特
徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光測長装
置。 - 【請求項8】前記光ビーム走査手段は、二次元に光ビー
ムを走査する光ビーム走査部を備えて構成したことを特
徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光測長装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106691A JP2003302209A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 光測長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106691A JP2003302209A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 光測長装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003302209A true JP2003302209A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29390937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002106691A Pending JP2003302209A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 光測長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003302209A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008528981A (ja) * | 2005-01-31 | 2008-07-31 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 区間の長さを測定する方法並びにこの方法を実施する装置 |
CN102695940A (zh) * | 2009-09-15 | 2012-09-26 | 高通股份有限公司 | 小形状因子的距离传感器 |
JP2017007248A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム |
WO2017089006A1 (de) * | 2015-11-23 | 2017-06-01 | Robert Bosch Gmbh | Laserentfernungsmessgerät |
EP3623843A1 (de) * | 2018-09-11 | 2020-03-18 | Leica Geosystems AG | Handgehaltenes laserdistanzmessgerät |
JP2020125908A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | ニシム電子工業株式会社 | 樹木径測定装置及び測定方法 |
-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106691A patent/JP2003302209A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008528981A (ja) * | 2005-01-31 | 2008-07-31 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 区間の長さを測定する方法並びにこの方法を実施する装置 |
CN102695940A (zh) * | 2009-09-15 | 2012-09-26 | 高通股份有限公司 | 小形状因子的距离传感器 |
JP2013504771A (ja) * | 2009-09-15 | 2013-02-07 | クアルコム,インコーポレイテッド | 小さいフォームファクタの距離センサ |
US8798959B2 (en) | 2009-09-15 | 2014-08-05 | Qualcomm Incorporated | Small form-factor distance sensor |
US9146308B2 (en) | 2009-09-15 | 2015-09-29 | Qualcomm Incorporated | Small form-factor distance sensor |
JP2017007248A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム |
WO2017089006A1 (de) * | 2015-11-23 | 2017-06-01 | Robert Bosch Gmbh | Laserentfernungsmessgerät |
EP3623843A1 (de) * | 2018-09-11 | 2020-03-18 | Leica Geosystems AG | Handgehaltenes laserdistanzmessgerät |
US11789126B2 (en) | 2018-09-11 | 2023-10-17 | Leica Geosystems Ag | Handheld laser distance meter |
JP2020125908A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | ニシム電子工業株式会社 | 樹木径測定装置及び測定方法 |
JP7141344B2 (ja) | 2019-02-01 | 2022-09-22 | ニシム電子工業株式会社 | 樹木径測定装置及び測定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2053354B1 (en) | Laser surveying system | |
US9182226B2 (en) | Hand-held laser distance measuring device | |
US20120062867A1 (en) | Laser distance measurement apparatus | |
JP4177765B2 (ja) | 測量システム | |
JP2013190272A (ja) | 3次元レーザ測量装置及び3次元レーザ測量方法 | |
WO2005100911A2 (en) | An apparatus and method for optical determination of intermediate distances | |
US20180284015A1 (en) | Gas Concentration Measurement Device | |
US11415723B2 (en) | Projector with three-dimensional measurement device | |
US20190154444A1 (en) | Method for Comparing a Received Beam Incident on a Laser Receiver with a Rotating Laser Beam | |
CN109239722B (zh) | 距离测定装置以及其角度调整方法 | |
JP5073495B2 (ja) | レンジおよび速度を検出するシステム | |
JP2002214344A (ja) | 距離測定装置 | |
JP2019128196A (ja) | 測量装置および測量方法 | |
CN106353764B (zh) | 激光测量装置 | |
KR101737535B1 (ko) | 개선된 레이저 거리 측정 장치 | |
JP2005522684A (ja) | 距離測定装置 | |
JPH09113266A (ja) | 距離測定装置 | |
JP2003302209A (ja) | 光測長装置 | |
EP3709052A1 (en) | Object detector | |
JP7240834B2 (ja) | 測量装置 | |
JP7193308B2 (ja) | プロファイル測定装置 | |
JP2001059724A (ja) | 光軸検出装置 | |
JP7289252B2 (ja) | スキャナシステムおよびスキャン方法 | |
JP2006292731A (ja) | 計測領域の自動設定手段を備えた変位センサ | |
KR20130119601A (ko) | 레이저 거리 측정 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070508 |