JP2003301487A - 水道総合表示システムと給水ヘッダー - Google Patents
水道総合表示システムと給水ヘッダーInfo
- Publication number
- JP2003301487A JP2003301487A JP2002108785A JP2002108785A JP2003301487A JP 2003301487 A JP2003301487 A JP 2003301487A JP 2002108785 A JP2002108785 A JP 2002108785A JP 2002108785 A JP2002108785 A JP 2002108785A JP 2003301487 A JP2003301487 A JP 2003301487A
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- water supply
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- supply header
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、利用者に表示される住宅の水回りについ
てのデーターは、水道メーターによる水の使用量のみで
あり、しかも、そこに表示される水の使用量は水も湯も
一緒に合算した総使用量であり、精々水道料金の計算に
用いられる程度の関心しか持たれることがなかった。水
道利用者に住宅の水回りについてのデーターを認識して
貰い、関心を持って貰ってこれを活用することが課題で
ある。 【解決手段】本発明は流量センサー等、所要のデーター
センサーを給水、給湯ヘッダーに内蔵させ、表示モニタ
ーを所用部に設置することにより、利用者が簡単に水回
りについてのデーターを把握でき、節水意識が高められ
ると同時に給湯ヘッダーへの温度センサーにより表示さ
れるカロリーを通じて、ガス代や電気代などの節約意識
を高め、給水ヘッダー1でのセンサーにより凍結温度対
策及び漏水対応表示、独居老人のための連絡報知システ
ムにも利用できるようにした。
てのデーターは、水道メーターによる水の使用量のみで
あり、しかも、そこに表示される水の使用量は水も湯も
一緒に合算した総使用量であり、精々水道料金の計算に
用いられる程度の関心しか持たれることがなかった。水
道利用者に住宅の水回りについてのデーターを認識して
貰い、関心を持って貰ってこれを活用することが課題で
ある。 【解決手段】本発明は流量センサー等、所要のデーター
センサーを給水、給湯ヘッダーに内蔵させ、表示モニタ
ーを所用部に設置することにより、利用者が簡単に水回
りについてのデーターを把握でき、節水意識が高められ
ると同時に給湯ヘッダーへの温度センサーにより表示さ
れるカロリーを通じて、ガス代や電気代などの節約意識
を高め、給水ヘッダー1でのセンサーにより凍結温度対
策及び漏水対応表示、独居老人のための連絡報知システ
ムにも利用できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の水回りに組み込
み設計される水道総合表示システムと、これに用いられ
る給水、給湯ヘッダーに関するものである。
み設計される水道総合表示システムと、これに用いられ
る給水、給湯ヘッダーに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、利用者に表示さ
れる住宅の水回りについてのデーターは、水道メーター
による水の使用量のみであり、しかも、そこに表示され
る水の使用量は水も湯も一緒に合算した総使用量であ
り、精々水道料金の計算に用いられる程度の関心しか持
たれることがなかった。
れる住宅の水回りについてのデーターは、水道メーター
による水の使用量のみであり、しかも、そこに表示され
る水の使用量は水も湯も一緒に合算した総使用量であ
り、精々水道料金の計算に用いられる程度の関心しか持
たれることがなかった。
【0003】しかしながら、水道利用者に住宅の水回り
についてのデーターを認識して貰い、関心を持って貰う
ことは節水を通じてエネルギーの節約に大きな意義を持
つほか、凍結、漏水、止水忘れ等の防止にも役立つもの
である。
についてのデーターを認識して貰い、関心を持って貰う
ことは節水を通じてエネルギーの節約に大きな意義を持
つほか、凍結、漏水、止水忘れ等の防止にも役立つもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、渇水時期にお
ける節水といった状况でなければ、水道利用者に関心を
持って貰うことのできなかった住宅の水回りについての
データーを、身近な壁面等に取り付けたモニターに表示
して利用者が関心を持ち易い状態を造り出すと共に、表
示されるデーターを分析して利用者に対して、その情報
をもとにした水回りについての節水、管理、安心を提供
できるようにした。
ける節水といった状况でなければ、水道利用者に関心を
持って貰うことのできなかった住宅の水回りについての
データーを、身近な壁面等に取り付けたモニターに表示
して利用者が関心を持ち易い状態を造り出すと共に、表
示されるデーターを分析して利用者に対して、その情報
をもとにした水回りについての節水、管理、安心を提供
できるようにした。
【0005】即ち、建物内に給水、給湯の供給配分を行
うヘッダー部に、流量センサー、温度センサー等、所要
のデーターセンサーを装備すると共に、これに連絡する
表示モニターを所要部に設置して、利用者が簡単に水回
りについてのデーターを把握できるようにして関心を持
ち易い状態を造り出したものである。
うヘッダー部に、流量センサー、温度センサー等、所要
のデーターセンサーを装備すると共に、これに連絡する
表示モニターを所要部に設置して、利用者が簡単に水回
りについてのデーターを把握できるようにして関心を持
ち易い状態を造り出したものである。
【0006】利用者による水回りについてのデーターの
把握により、一般的な節水意識が高められることは勿論
であるが、給湯ヘッダーへの温度センサーの内装により
表示されるカロリーを通じて、ガス代や電気代などの節
約意識をも高める。
把握により、一般的な節水意識が高められることは勿論
であるが、給湯ヘッダーへの温度センサーの内装により
表示されるカロリーを通じて、ガス代や電気代などの節
約意識をも高める。
【0007】更に、給水ヘッダーでの水温感知センサー
により凍結温度近くまで水温が低下した場合の対応表示
や、長時間にわたる微量の流量表示が継続した場合の漏
水対応表示などを行なえるようにすることも可能であ
る。
により凍結温度近くまで水温が低下した場合の対応表示
や、長時間にわたる微量の流量表示が継続した場合の漏
水対応表示などを行なえるようにすることも可能であ
る。
【0008】また、独居老人の住居などに設定して表示
モニターを介護者宅への連絡報知システムに連絡させる
ことにより、日常生活に使用される筈の水の使用がない
場合などの異常をセンサーで感知させ、介護者に報知す
るシステムとしても利用できるようにした。
モニターを介護者宅への連絡報知システムに連絡させる
ことにより、日常生活に使用される筈の水の使用がない
場合などの異常をセンサーで感知させ、介護者に報知す
るシステムとしても利用できるようにした。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。1は給水ヘッダーで、給水本管11によって給水を
受けてキッチンa、浴室b、トイレc等の使用端末に給
水する給水支管12に供給配分を行うと共に、流量センサ
ー或いは凍結水温感知センサー、或いはその他のセンサ
ーを内蔵し、各センサーが壁面等所定の場所に設定され
たモニター3に連絡している。
する。1は給水ヘッダーで、給水本管11によって給水を
受けてキッチンa、浴室b、トイレc等の使用端末に給
水する給水支管12に供給配分を行うと共に、流量センサ
ー或いは凍結水温感知センサー、或いはその他のセンサ
ーを内蔵し、各センサーが壁面等所定の場所に設定され
たモニター3に連絡している。
【0010】2は給湯ヘッダーで、熱源器Aを介した給
湯本管21によって給湯を受けてキッチンa、浴室b、ト
イレc等の使用端末に給湯する給湯支管22に供給配分を
行うと共に、流量センサーと温度センサーを内蔵し、各
センサーが壁面等所定の場所に設定されたモニター3に
連絡している。
湯本管21によって給湯を受けてキッチンa、浴室b、ト
イレc等の使用端末に給湯する給湯支管22に供給配分を
行うと共に、流量センサーと温度センサーを内蔵し、各
センサーが壁面等所定の場所に設定されたモニター3に
連絡している。
【0011】給水系統は、水道本管からメーターBを経
て給水本管11により給水ヘッダー1に至って使用端末の
各給水支管12に供給配分されるが、ヘッダー1の各配分
部に内蔵された流量センサーを通過する際に流量がカウ
ントされ、モニター線によって連絡するモニター3の表
示部31に数値表示される。なお、端末毎の流量カウント
が必要ない場合にはヘッダー1の給水基部13に流量セン
サーを内蔵させれば、配分前の総水量が捕捉表示され
る。
て給水本管11により給水ヘッダー1に至って使用端末の
各給水支管12に供給配分されるが、ヘッダー1の各配分
部に内蔵された流量センサーを通過する際に流量がカウ
ントされ、モニター線によって連絡するモニター3の表
示部31に数値表示される。なお、端末毎の流量カウント
が必要ない場合にはヘッダー1の給水基部13に流量セン
サーを内蔵させれば、配分前の総水量が捕捉表示され
る。
【0012】温度センサーは、給水ヘッダー1内或いは
各給水支管12の使用端末に近い部位に設定され、通水が
予め設定された凍結危険水温に低下するとモニター線に
よって連絡するモニター3の報知対応システムが作動す
るようになっている。
各給水支管12の使用端末に近い部位に設定され、通水が
予め設定された凍結危険水温に低下するとモニター線に
よって連絡するモニター3の報知対応システムが作動す
るようになっている。
【0013】モニター3は、用途によって様々な形態の
ものを用いることができるが、例えば図2に示すような
形態で、表示部31の上段には現在の流量をアナログ表示
し、下段には設定操作ボタン32による目安設定をするこ
とができるようにし、心当たりがないのに目安量を大き
く上回る場合には漏水の可能性があり、検査の必要のあ
ることがわかる。
ものを用いることができるが、例えば図2に示すような
形態で、表示部31の上段には現在の流量をアナログ表示
し、下段には設定操作ボタン32による目安設定をするこ
とができるようにし、心当たりがないのに目安量を大き
く上回る場合には漏水の可能性があり、検査の必要のあ
ることがわかる。
【0014】また、過去の使用量を確認したい場合に
は、過去使用量ボタン33を押せば、順次先月に遡って表
示され、更に、各月の集計表示やグラフ表示も行なうこ
とができる。
は、過去使用量ボタン33を押せば、順次先月に遡って表
示され、更に、各月の集計表示やグラフ表示も行なうこ
とができる。
【0015】更に、独居老人の住居などに総合センサー
システムを設定して総合表示モニターを介護者宅への連
絡報知システムに連絡させることにより、総合介護監視
システムに利用することもできる。
システムを設定して総合表示モニターを介護者宅への連
絡報知システムに連絡させることにより、総合介護監視
システムに利用することもできる。
【0016】本発明は以上のように構成したので、使用
流量表示から漏水対応表示、凍結防止対応、総合介護監
視システム等、幅広く活用することができ、節水意識や
ガス代や電気代などの節約意識の向上にも役立つもので
ある。
流量表示から漏水対応表示、凍結防止対応、総合介護監
視システム等、幅広く活用することができ、節水意識や
ガス代や電気代などの節約意識の向上にも役立つもので
ある。
【0017】
【図1】 本発明の実施例を示すもので、建物内の給水
経路と給湯経路の配管状况を俯瞰的に示した全体斜視図
経路と給湯経路の配管状况を俯瞰的に示した全体斜視図
【図2】 同じく、本発明の実施例による表示モニター
の正面図
の正面図
1 給水ヘッダー
11 給水本管
12 給水支管
13 給水基部
2 給湯ヘッダー
21 給湯本管
22 給湯支管
3 モニター
31 表示部
32 設定操作ボタン
33 過去使用量ボタン
A 熱源器
B メーター
a キッチン
b 浴室
c トイレ
Claims (2)
- 【請求項1】建物内に給水、給湯の供給配分を行うヘッ
ダー部に、流量センサー、温度センサー等、所要のデー
ターセンサーを装備すると共に、これに連絡する表示モ
ニターを所要部に設置するようにしたことを特徴とする
水道総合表示システム - 【請求項2】流量センサー、温度センサー等、所要のデ
ーターセンサーを、給水、給湯の供給配分を行うヘッダ
ーに内装したことを特徴とする給水、給湯の供給配分を
行う給水、給湯ヘッダー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002108785A JP2003301487A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | 水道総合表示システムと給水ヘッダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002108785A JP2003301487A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | 水道総合表示システムと給水ヘッダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003301487A true JP2003301487A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29392430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002108785A Pending JP2003301487A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | 水道総合表示システムと給水ヘッダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003301487A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068592A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンユニット |
JP2012184626A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ヘッダ流量制御システム |
-
2002
- 2002-04-11 JP JP2002108785A patent/JP2003301487A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068592A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンユニット |
JP2012184626A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ヘッダ流量制御システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050401 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070801 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |