JP2003300587A - バルク包装体、バルクコンテナ、バルク包装方法およびバルク荷卸し方法 - Google Patents

バルク包装体、バルクコンテナ、バルク包装方法およびバルク荷卸し方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】可燃性固体を収納する際に、保存性・安全性に
優れたバルク包装体、バルクコンテナ、バルク包装方法
およびバルク荷卸し方法を提供することにある。 【解決手段】バルク包装体109は、袋体110を備
え、袋体110は、ポリエチレン製であり、折り畳みが
自在である。また、袋体110は、コンテナ本体の内面
に沿う略直方体形状に形成され、貨物投入口に接続され
る充填口120と、貨物排出口に接続される吐出口13
0と、袋体110の上面奥側に設けられる注入チューブ
170とを有して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可燃性固体を包装
するバルク包装体、バルクコンテナ、バルク包装方法お
よびバルク荷卸し方法に関し、詳しくは、一定の酸素濃
度下で着火源が有ると爆発を生じる性質を有するBPA
(ビスフェノールAの略)を貨物として搬送するために
包装するバルク包装体、バルクコンテナ、バルク包装方
法およびバルク荷卸し方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、貨物を効率よく輸送するために
輸送用コンテナが用いられている。輸送コンテナは、通
常、略直方体の箱状に形成され、その長手方向端面に貨
物の積み卸しをするための積み卸し口を備えている。こ
のようなコンテナを用いて樹脂ペレット等のバルク荷や
粉粒体等の貨物を輸送する場合には、コンテナ内に直方
体形状の袋体を収納し、この袋体に貨物を充填して輸送
している。
【0003】袋体への貨物の充填は、通常、積み卸し口
の扉を開放した状態で行われていた。具体的には、コン
テナ内に懸吊した袋体を膨らませて、その形状を緊縮手
段等によりコンテナに対応した形状に保持しながら、袋
体の頂面の積み卸し口側の端部に設けた投入口から粉粒
体等を注入していた。また、荷卸しの際には、積み卸し
口の扉を開放して、伸長度規制手段等により袋体の姿勢
を保持しながら袋体の端部を積み卸し口から引き出し、
袋体の底面に設けた排出口から粉粒体等を排出していた
(特開昭63−294387号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の技術は、貨
物を容易に積み卸しできるという効果があるため、いか
なる種類の貨物にも適用できれば好ましい。しかしなが
ら、一定の酸素濃度下で着火源が有ると爆発を生じる危
険で有害な物質をバルク収納・輸送として使用する場合
には、外気に開放した状態もしくは、酸素と接触しやす
い状態で、物質の収納・排出が行われるので、保存性・
安全性の面で不具合がある。
【0005】本発明の目的は、可燃性固体を収納する際
に、保存性・安全性に優れたバルク包装体、バルクコン
テナ、バルク包装方法およびバルク荷卸し方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、本発明のバルク包装体は、酸素を嫌う可燃性固体を
包装するバルク包装体であって、酸素を嫌う可燃性固体
が収納される袋体を備え、前記袋体にその内部に、不活
性な気体を注入するための注入チューブが設けられてい
ることを特徴とする。
【0007】ここで、袋体の材質は、成形性がよく、強
度のあるものならば、任意の材質のものを採用できる。
具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等
である。袋体の形状は、特に制限はないが、スペースの
有効利用という観点から、略直方体状が好ましい。
【0008】不活性な気体とは、化学反応が、起こりに
くい気体をいい、具体的には、例えば、窒素、二酸化炭
素等、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセ
ノン、ラドン等の希ガスがある。安価であり、安全性の
面から、窒素がより好ましい。
【0009】このような本発明によれば、袋体にその内
部に、不活性な気体を注入するための注入チューブが設
けられていることにより、袋体内部へ不活性な気体を注
入することができるから、袋体内部で、包装する物質
が、変質したり、爆発することがないので、保存性・安
全性を高めることができる。
【0010】本発明のバルクコンテナは、酸素を嫌う可
燃性固体を搬送するバルクコンテナであって、箱形のコ
ンテナ本体と、前記コンテナ本体に内蔵される前述のバ
ルク包装体と、を備えることを特徴とする。
【0011】このような本発明によれば、前述のバルク
包装体を前記コンテナ本体内に備えることにより、袋体
内部へ不活性な気体を注入することができるから、袋体
内部で、包装する物質が、変質したり、爆発することが
ないので、保存性・安全性の優れるバルクコンテナとす
ることができる。また、コンテナ本体にバルク包装体を
内蔵していることにより、外部からの衝撃等からバルク
包装体および包装される可燃性固体を確実に保護するこ
とができる。
【0012】本発明のバルクコンテナでは、前記コンテ
ナ本体の内部には、前記注入チューブを収納する収納部
が設けられていることが好ましい。
【0013】これによれば、コンテナ本体の内部には、
注入チューブを収納する収納部が設けられていることに
より、注入チューブの収納位置が確保されるから、チュ
ーブが押し潰されたりしないので、注入チューブが途中
で塞がれることがない。
【0014】本発明のバルクコンテナでは、前記コンテ
ナ本体の内部角隅部にプレートが設けられていることが
好ましい。ここで、プレートの材質は、木材、金属、プ
ラスチック等を採用でき、その形状は、ブロック状等を
採用できる。
【0015】これによれば、前記コンテナ本体の内部角
隅部にプレートが設けられていることにより、排出時に
収納物がその下角隅部に溜まることなく貨物排出口から
確実に排出されるから、コンテナ本体内に残留する収納
物の量を低減できる。
【0016】本発明のバルクコンテナでは、三角形板状
に形成され、かつその各辺縁がそれぞれ前記コンテナ本
体の内部の底面、長手方向端面および側面に接するよう
に傾斜配置されることが好ましい。これによれば、この
ようにプレートを三角形板状に形成すると、三角錐のブ
ロック状にした場合よりも少ない材料で簡単にプレート
を形成できる。
【0017】本発明のバルクコンテナでは、前記プレー
トは、いずれか一つの辺縁を軸に回動可能に取り付けら
れていることが好ましい。これによれば、その表面がコ
ンテナ本体の底面、長手方向端面および側面のいずれか
に当接するまで回動させることによって折り畳むことが
できるため、バラ荷等の定形性を有する貨物を積む場合
等にプレートを折り畳むようにすれば、コンテナ本体内
のスペースを下角隅部まで有効利用できる。
【0018】本発明のバルクコンテナでは、前記プレー
トの回動可能な軸が取り付けられていない二つの辺縁に
は、パッキンが設けられていることが好ましい。ここ
で、パッキンの材質は、温度、腐食性など使用環境によ
り材質は種々であるが、軟質金属、ゴム、コルク、フェ
ルトなど軟らかい材質のものを採用できる。
【0019】これによれば、前記プレートの辺縁に、パ
ッキンが設けられていることにより、パッキンは、軟質
の材料から構成されているので、袋体が、プレートに挟
まっても噛み込まれて破れることがない。
【0020】本発明のバルク包装方法は、酸素を嫌う可
燃性固体を包装するバルク包装方法であって、箱形のコ
ンテナ本体の内部に、前記可燃性固体が収納された袋体
を設置し、この袋体の内部に不活性な気体を注入するこ
とを特徴とする。
【0021】このような本発明によれば、可燃性固体が
収納された袋体を設置し、この袋体の内部に不活性な気
体を注入することにより、不活性な気体の雰囲気で、可
燃性固体を包装することができるから、袋体内部で、包
装する物質が、変質したり、爆発することがないので、
保存性・安全性の優れるバルク包装方法とすることがで
きる。
【0022】本発明のバルク荷卸し方法は、前述のバル
ク包装方法で包装された可燃性固体を荷卸しするバルク
荷卸し方法であって、前記袋体は、排出口を備え、この
排出口を抜出装置に気密性を持たせて接続し、前記袋体
内部から前記抜出装置を経て、受入設備ないしは貯蔵設
備まで、不活性な気体の雰囲気下で前記可燃性固体をコ
ンテナ本体外部に排出することを特徴とする。
【0023】このような本発明によれば、前記袋体は、
排出口を備え、この排出口を抜出装置で受入設備ないし
は貯蔵設備に気密性を持たせて接続し、前記袋体内部か
ら前記抜出装置を経て、受入設備ないしは貯蔵設備ま
で、不活性な気体の雰囲気下で前記可燃性固体をコンテ
ナ本体外部に排出することにより、酸素や人体に接触せ
ずに排出、荷卸しをすることができるので、安全性に優
れるバルク荷卸し方法とすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1、2には、本発明の第1実施形態
に係るバルクコンテナ10が示されている。バルクコン
テナ10は、図1、2に示すように、炭素鋼からなる略
直方体形状の箱形のコンテナ本体100と、コンテナ本
体100に着脱自在に内蔵されたバルク包装体109と
を備えている。コンテナ本体100は、このコンテナ本
体100の一方の長手方向端面の上部に設けられた貨物
投入口101と、コンテナ本体100の一方の長手方向
端面の下部に設けられた貨物排出口102と、コンテナ
本体100の長手方向に沿った側面に設けられた一対の
積み卸し口103、104とを備えている。
【0025】貨物投入口101および貨物排出口102
にはそれぞれ扉161、162が取り付けられ、これら
の貨物投入口101および貨物排出口102を開閉でき
るようになっている。この貨物投入口101の頂面10
1Aは、コンテナ本体100の天井面100Aと面一に
なるように形成され、貨物排出口102の底面102B
は、コンテナ本体100の底面100Bと面一に形成さ
れている。
【0026】積み卸し口103、104はコンテナ本体
100の側面の略全面に亘って形成され、これらの積み
卸し口103、104を開閉するために、各一組の観音
開き式の扉163、164、165、166が取り付け
られている。これらの扉163〜166にはそれぞれ扉
163〜166の回動を規制するためのかんぬき167
が着脱自在に装着され、閉塞状態を維持できるようにな
っている。また、扉163、166には、ドアロック1
69も取り付けられており、扉163、166を固定す
ることができる。
【0027】コンテナ本体100の概略を示す図3に示
すように、コンテナ本体100の貨物排出口102側の
下角隅部100C、100Dにはそれぞれプレート20
0が設置され、このプレート200によって各下角隅部
100C、100Dが内側から覆われている。
【0028】プレート200は、図4にも示すように、
三角形板状に形成され、その各辺縁201、202、2
03がそれぞれコンテナ本体100の底面100B、一
方の長手方向端面100Eおよび側面100Fに接する
ように傾斜配置されている。コンテナ本体100の底面
100Bに接する底面側辺縁201およびコンテナ本体
100の一方の長手方向端面100Eに接する端面側辺
縁202からなる角部204は、底面側辺縁201に垂
直な三角形状に切り取られている。
【0029】プレート200の端面側辺縁202は蝶番
205を介してコンテナ本体100の長手方向端面10
0Eに回動可能に取り付けられ、プレート200を、端
面側辺縁202を軸にしてその表面がコンテナ本体10
0の長手方向端面100Eに当接するまで回動させるこ
とで折り畳めるようになっている。また、プレート20
0の側面側辺縁203には、パッキン210が取り付け
られ、袋体110を破損しないようになっている。ゴム
製のパッキン210は、図5に示すように、中空の断面
ハート形のクッション部211と、断面四角形とコ字形
の連続した形状であり、側面側辺縁203に取り付ける
ための取り付け部212と、から構成されている。
【0030】図2および図3に戻って、このようなコン
テナ本体100の内部には、前述した袋体110を係止
するための複数のフック168が取り付けられている。
これらのフック168は、コンテナ本体100の各上角
隅部と、コンテナ本体100の貨物排出口102とは反
対側の二つの下角隅部と、これらの下角隅部の間の隅部
と、コンテナ本体100の底面100Bのプレート20
0の角部204近傍(図4参照)と、貨物投入口101
の頂面101Aと、貨物排出口102の各角隅部とに取
り付けられ、これらのフック168に袋体110の各部
を係止することにより、袋体110のずれを防止できる
ようになっている。
【0031】また、図2では、図示を略したが、図3に
示すように、収納部400が、コンテナ本体100の貨
物投入口101および貨物排出口102が設けられてい
る端面に対向する端面の角隅部に取り付けられている。
収納部400は、図6に示すように、四角形の筒状の部
材である収納本体401と、コンテナ本体100の内面
側を向いて、収納本体401の上部に形成されている収
納口402と、コンテナ本体100の外壁側で、収納本
体401に沿った位置で、下側に形成されている取り出
し口403と、から構成されている。
【0032】さらに、図7に示すように、コンテナ本体
100を外側の反対側からみた場合に、収納部400の
角隅部分には、取り出し口403が上下2箇所に形成さ
れており、この取り出し口403は、上下もしくは水平
方向に回動可能なハッチ404が取り付けられている。
【0033】この収納部400は、後述する袋体110
に設けられている注入チューブ170を収納するために
用いられる。具体的には、注入チューブ170を収納口
402に入れ、収納本体401の中を通して、取出口4
03から取り出し、図8に示すようにハッチ404から
注入チューブ170を外部に引き出すようにする。
【0034】バルク包装体109は、図9に示されるよ
うに、酸素を嫌う可燃性固体が収納される袋体110を
備えている。袋体110にはその内部に、不活性な気体
を注入するための注入チューブ170が設けられてい
る。袋体110は、ポリエチレン製であり、折り畳みが
自在であり、コンテナ本体100の内面に沿う略直方体
形状に形成されている。袋体110は、貨物投入口10
1に接続される充填口120と、貨物排出口102に接
続される吐出口130とを備えている。
【0035】充填口120は、袋体110の一方の長手
方向端面の上部に突設された円筒状部材である充填部1
40からなり、その先端部はコンテナ本体100の貨物
投入口101に挿通される。充填口120の中間部分に
は、充填口120を開閉するための開閉紐301が取り
付けられている。
【0036】排出口である吐出口130は、袋体110
の一方の長手方向端面の下部に突設されて貨物排出口1
02に挿通される略筒状部材である吐出部150からな
る。この吐出部150は断面半円形の筒状に形成され、
面状に形成された吐出部150の底部、つまり吐出口1
30の底面130Bが袋体110の底面110Bと面一
になるように取り付けられている。吐出部150の中間
部分には、吐出口130を開閉するための開閉紐302
が取り付けられている。
【0037】注入チューブ170は、袋体110と同じ
材質で構成され、折り曲げ自在である。
【0038】袋体110の一方の長手方向端面には、吐
出部150を囲むように補強材としての補強シート30
3が外側から取り付けられ、吐出部150の袋体110
側の一部分も囲んで覆っている。袋体110の他方の長
手方向端面には、袋体110の床面部分を含む隅部に跨
る帯状補強材305が外側から取り付けられている。ま
た、袋体110のプレート200の底面側辺縁201が
当接される部分にも補強材としての帯状補強材306が
外側から取り付けられている。
【0039】さらに、注入チューブ170は、実際は、
袋体110に形成された孔(図示略)に対応するよう
に、接続されている。注入チューブ170に対応する部
分には、逆流防止シート314が、前述した袋体110
に形成された孔の袋体110の内面側にヒートシールに
より取り付けられ、これによって、注入チューブ170
を用いて、袋体110外側より、不活性ガスを注入する
と、逆流防止シート314が折れ曲がり、袋体110に
注入することができ、逆に、粉体等が、この注入チュー
ブ170から袋体110外側に流出されそうになると、
逆流防止シート314が、孔を塞いであるので、袋体1
10外側に粉体等が、流出することはない。また、これ
らの補強シート303,帯状補強材305、306によ
り、貨物の荷重による袋体110の伸びや破損を防止で
きるようになっている。
【0040】このような袋体110の外表面には、コン
テナ本体100内部のフック168に対応した位置に係
止ロープ307が取り付けられている。この係止ロープ
307をフック168に係止して袋体110の各部をコ
ンテナ本体100内の各部に固定することにより、袋体
110を正しい姿勢で保持できるようになっている。
【0041】前述の構成のバルクコンテナ10は、排出
設備を用いて内容物が排出される。内容物の排出の際に
は、本実施形態において、排出設備を構成するロータリ
−バルブ装置500が用いられ、このロータリ−バルブ
装置500は、図10(側面図)および図11(正面
図)に示すように、円筒状のケース本体501と、軸5
02と、インペラ503と、モータ504と、チェーン
505と、供給管506と、換気ノズル507と、軸受
ケース508と、を備えて構成される。
【0042】ケース本体501上面には、投入ホッパ5
09が取り付けられている。この投入ホッパ509は、
正面から見て約30度ほど傾斜し、ケース本体501に
近づくにしたがって縮径する円形のテーパ状の部材であ
る。詳しくは、図13に示されるように、投入ホッパ5
09は、上側を向いた投入ホッパ口509Aが、開口部
側に外側に張り出すようにして形成されている。
【0043】また、図10、11では省略していたが、
図13に示されるように、投入ホッパ口509Aの内面
に断面コ字形の押さえ輪510がコ字形の開口側が外側
を向くように配置されている。押さえ輪510は、アル
ミニウム性またはステンレス製等の金属製の部材からな
る。押さえ輪510の下面側の部分には、ゴムパッキン
511が取り付けられ、袋体110の吐出部150が傷
つかないように接触するようにしている。投入ホッパ口
509Aの張り出した部分の内側面には、断面円形状で
かつ、平面円環状の係止部512が設けられている。袋
体110の吐出部150を投入ホッパ509に装着時に
は、ゴムパッキン511および係止部512で上下から
挟み込むようにして、吐出部150を気密性を持たせて
接続する。この係止部512は、丸棒を円環状に折り曲
げ、投入ホッパ口509Aの内径と略同じ径を有するよ
うに構成されている。
【0044】投入ホッパ口509Aの外面側には、数カ
所、例えば7箇所に蝶番構造のクランプ513が設けら
れている。このクランプ513は投入ホッパ口509A
の外面側に固定されており、クランプ513の上側のフ
ックを押さえ輪510の上側外周部に設けられた耳部5
10Aに掛けて緊縮する。
【0045】また、図10、11に戻って、ケース本体
501の円筒状の部分の中心部に、軸502が設けられ
ている。軸502は、図11に示すように、ケース本体
501を貫通して、両側に延びている。インペラ503
は、軸502の周囲に等間隔に10枚取り付けられてお
り、ケース本体501の円筒状の部分に収まる大きさで
ある。インペラ503は、一枚一枚が、矩形状であり、
ロータリーバルブ装置500の上下間の気体の流通を防
止ないしは軽減しつつ、ロータリーバルブ装置500内
に投入された内容物を供給管506に送り込む。
【0046】モータ504は、一般的な工場用の電動の
モータである。チェーン505は、一般的なチェーンで
あり、モータ504の回転を軸502に伝導する。供給
管506は、ケース本体501の円筒状の部分の下側に
設けられ、円筒状の部材の両端にフランジが設けられて
いる。図10に示すように、供給管506は、ケース本
体501の円筒状の部分に対応する部分は、インペラ5
03が回転可能なように、切り欠かれている。この供給
管506により、両端のフランジにそれぞれ、ホース等
が接続され、どちらかの圧力を高くすることによって、
ロータリーバルブ装置500内に投入された内容物を移
動させる。
【0047】換気ノズル507は、図10に示すよう
に、ケース本体501の周面部に取り付けられ、ケース
本体501の円筒状の部分の中心軸を通る水平線に対し
て、所定の角度に傾き、本実施形態では、約15度傾い
ている。換気ノズル507により、ロータリーバルブ装
置500内に流入する気体の内圧が、調整される。さら
に、軸502がケース本体501を貫通して、延びてい
る部分には、図11に示すように、それぞれ軸受ケース
508が設けられている。軸受ケース508は、軸受を
内蔵し軸502を保持する。
【0048】受入及び貯蔵設備5は、バルクコンテナ1
0およびフレキシブルコンテナバッグ540のいずれか
らでもサイロ590への受入ができるように構成された
ものである。
【0049】受入及び貯蔵設備5は、図12に示すよう
に、バルクコンテナ10後部に取り付けもしくは地上に
設けられたロータリーバルブ装置500と、調節弁52
1、521と、窒素源520と、受入流路を構成する輸
送管530と、フレキシブル管531と、バグフィルタ
561及びサイロ590と、フィルタ560と、ブロア
ー570と、冷却器580と、フレキシブルコンテナバ
ッグ540と、ホッパ550と、ロータリーバルブ52
2、522とを備えて構成される。
【0050】受入及び貯蔵設備5では、図12に示すよ
うに、調節弁521は、片方は、窒素源520とバルク
コンテナ10との間に接続され、もう一つは、ロータリ
−バルブ装置500と窒素源520との間に接続されて
いる。フレキシブル管531は、ロータリーバルブ装置
500と二箇所で接続され、その両端が、輸送管530
の二箇所で接続されている。また、ホッパ550、ロー
タリーバルブ522、522の順に接続され、ロータリ
ーバルブ522側が、輸送管530とフレキシブル管5
31とが接続されている二箇所の間の輸送管530に接
続されている。さらに、輸送管530は、バグフィルタ
561及びサイロ590、フィルタ560、ブロアー5
70、冷却器580の順に接続されている。
【0051】調節弁521は、バルクコンテナ10内の
圧力調整及びロータリ−バルブ装置500の軸受部加圧
に用いられる。窒素源520は、窒素発生装置や窒素ボ
ンベ等である。輸送管530は、ステンレス製やアルミ
ニウム合金製の円筒状の配管である。フレキシブル管5
31は、ステンレス製及び樹脂製の可撓性を有する筒状
の部材である。フレキシブルコンテナバッグ540は、
不織布でできた頑丈な袋であり、BPAの包装、開放が
容易にできるものである。ホッパ550は、フレキシブ
ルコンテナバッグ540内のBPAを投入するためのも
のである。
【0052】ロータリーバルブ522は、ホッパ550
に分けられた粒状のBPAを流量調節して、輸送管53
0に投入するためのものである。バグフィルタ561
は、輸送管530内のBPAをサイロ590に投入後,
排気中に同伴しないように分離し、フィルタ560は、
未分離の同伴物がブロアー570に流入しないように取
り除く働きをする。ブロアー570は、輸送管530内
の窒素を循環させるために圧力を発生させる。冷却器5
80は、ブロアー570による圧縮で上昇した輸送管5
30内の窒素温度を低下させる。
【0053】〈BPAの荷卸し〉輸送されたBPAをバ
ルクコンテナ10から卸す場合を図12を用いて説明す
る。バルクコンテナ10を輸送しているトラック等の後
部にロータリーバルブ装置500を取り付ける。もしく
は、トラック等を受入及び貯蔵設備5内のロータリーバ
ルブ装置500の近くに隣接させる。貨物排出口102
の扉162を開けて吐出部150を貨物排出口102か
ら引き出す。
【0054】吐出部150とロータリ−バルブ装置50
0の固定は、図13に示すように、袋体110の吐出部
150をゴムパッキン511および係止部512で上下
から挟み込んだ後、クランプ513のフックを耳部51
0Aに掛けて、押さえ輪510を押圧して、吐出部15
0を気密性を持たせて固定する。
【0055】その後、開閉紐302を弛めて吐出部15
0の結束を解除する。この際、コンテナ本体100の貨
物排出口102側とは反対側をジャッキ等の加力手段に
より持ち上げて、コンテナ本体100を貨物排出口10
2が下方になるように傾けた状態で吐出口130からB
PAを排出する。
【0056】具体的には、図2、13に示すように、吐
出口130をロータリ−バルブ装置500に装着後、開
閉紐302を弛めて結束を解除する。このロータリ−バ
ルブ装置500は、フレキシブル管531が予め、供給
管506の両端にそれぞれ接続されている。そして、フ
レキシブル管531を輸送管530に接続し、ハッチ4
04を開放し、注入チューブ170を取り出し、窒素源
520に接続する。輸送管530内に窒素ガス供給後、
バルクコンテナ10を約40度傾斜させる。窒素ガスの
循環を開始し、輸送管530内の窒素ガス安定後、ロー
タリ−バルブ装置500を起動させる。
【0057】この起動の際、図10、11に示すよう
に、このロータリ−バルブ装置500内では、投入ホッ
パ509から投入されたBPAが、ケース本体501内
で回転するインペラ503によって上下のガスの流通を
防止ないしは軽減しつつ供給管506側まで、落下さ
れ、供給管506内のBPAは、フレキシブル管53
1、輸送管530内で循環する窒素ガスによって搬送さ
れ、輸送管530、バグフィルタ561を通って、サイ
ロ590に貯蔵される。窒素ガスは、輸送管530をさ
らに循環し、フィルタ560でゴミやBPAが取り除か
れ、ブロアー570、冷却器580によって、循環、調
整される。
【0058】BPAの排出・荷卸し完了後、窒素源52
0からの窒素ガス供給・循環停止し、ロータリ−バルブ
装置500も停止させる。バルクコンテナ10を元の位
置に戻し、注入チューブ170を結束し、窒素源520
との接続を解除する。
【0059】吐出部150を開閉紐302を締めて結束
し、ロータリ−バルブ装置500のクランプ513を取
り外し、吐出部150を投入ホッパ509から取り外
す。吐出部150をバルクコンテナ10内に収納し、貨
物排出口102を閉止、出車する。
【0060】〈袋体110の後処理〉BPA荷卸し後の
バルクコンテナ10内の袋体110の後処理は、図14
に示すような後処理設備7で行う。後処理設備7は、吸
引ノズル601と、バグフィルタ561と、排気部60
2と、廃棄バッグ603と、除電棒604と、除電マッ
ト605と、作業台606と、ダンパ610と、逆止弁
611とを含んで構成される。
【0061】吸引ノズル601は、袋体110内の窒素
ガス及びBPAを吸引し、その吸引速度はダンパ610
により自在に変更が可能である。バグフィルタ561
は、吸引ノズル601によって吸引された窒素ガス及び
BPAを選別する。排気部602は、バグフィルタ56
1によって選別された窒素ガスを人体に影響がない安全
な場所で排気する。
【0062】廃棄バッグ603は、バグフィルタ561
によって選別されたBPAを収容する。バグフィルタ5
61及び廃棄バッグ603から構成される設備に設けら
れた除電棒604及び除電マット605は、作業者自体
の静電気を取り除き、BPAに静電気による着火がない
ようにする。作業台606は、無理な姿勢での作業をし
ないために、吸引ノズル601の取り付け・取り外し作
業時の高さを調節する。
【0063】実際の後処理作業は、以下のような手順で
行う。まず、バルクコンテナ10をフォークリフトやト
レーラ後進にて、後処理設備7に搬入する。バルクコン
テナ10の貨物排出口102を開放し、吐出部150を
引き出す。吐出部150を吸引ノズル601にゴムバン
ド等で固定し、取り付ける。バルクコンテナ10のハッ
チ403より操作して貨物排出口102と反対側の天井
部のフック168を二箇所だけ結束を解除する。
【0064】吐出部150の結束を解き、吐出部150
の弛みを修正した後、吸引ブロア561Aを起動し、ダ
ンパ610を開放し、袋体110内の窒素ガス及びBP
Aの吸引を開始する。吸引により収縮し始めた袋体11
0は、自重により、バルクコンテナ10の底面に落下す
る。袋体110が収縮しきったところで、吸引ブロア5
61Aを停止し、バルクコンテナ10の側面の扉を全開
にし、バルクコンテナ10の前方から貨物排出口102
に向けてたたみ込む。
【0065】ダンパ610を閉止し、吐出部150を結
束して吸引ノズル601より取り外し、袋体110を廃
棄する。なお、袋体110及びBPAを収容した廃棄バ
ッグ603は、産業廃棄物処理業者にて焼却処分する。
【0066】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)袋体110内部に、注入チューブ170が設けら
れていることにより、袋体110内部へ窒素ガスを注入
することができるから、袋体110内部で、包装するB
PAが、酸素等と接触して爆発することがないので、保
存性・安全性の優れるバルクコンテナ10とすることが
できる。 (2)コンテナ本体100の内部には、注入チューブ1
70を収納する収納部400が設けられていることによ
り、注入チューブ170の収納位置が確保されるから、
チューブ170が押し潰されたりしないので、注入チュ
ーブ170が途中で塞がれることがない。
【0067】(3)コンテナ本体100の内部角隅部1
00C、100Dにプレート200が設けられているこ
とにより、排出時に収納物がその下角隅部100C、1
00Dに溜まることなく貨物排出口102から確実に排
出されるから、コンテナ本体100内に残留する収納物
の量を低減できる。 (4)プレート200を三角形板状に形成すると、ブロ
ック状にした場合よりも少ない材料で簡単にプレート2
00を形成できる。 (5)プレート200の表面がコンテナ本体100の端
面100Eに当接するまで回動させることによって折り
畳むことができるため、バラ荷等の定形性を有する貨物
を積む場合等にプレート200を折り畳むようにすれ
ば、コンテナ本体100内のスペースを下角隅部100
C、100Dまで有効利用できる。
【0068】(6)プレート200の周囲に、パッキン
210が設けられていることにより、パッキン210
は、軟質の材料から構成されているので、袋体110
が、プレート200に挟まっても噛み込まれて破れるこ
とがない。 (7)袋体110は、排出口である吐出口130を備
え、この吐出口130をロータリーバルブ装置500に
気密性を持たせて接続し、ロータリーバルブ装置500
を受入及び貯蔵設備5に接続し、袋体110内部からロ
ータリーバルブ装置500を経て、受入及び貯蔵設備5
まで不活性な気体の雰囲気下で可燃性固体であるBPA
を排出、搬送することができるから、酸素や人体に接触
せずに排出、荷卸しをすることができるので、安全性に
優れるバルク荷卸し方法とすることができる。
【0069】[第2実施形態]次に本発明の第2実施形
態を説明する。なお、以下の説明では既に説明した部
分、部材と同一のものは同一符号を付してその説明を簡
略する。
【0070】本発明の第2実施形態に係る客先での受入
及び貯蔵設備6は、図15に示すように、第1実施形態
に係る図12の受入及び貯蔵設備5とは、フレキシブル
管531及びロータリ−バルブ装置500を用いずに、
チョークバルブ装置610を用いている点、窒素源52
0、調節弁521、521をバルクコンテナ10にのみ
接続している点、ホッパ550、ロータリーバルブ52
2、522が地下に設けられて輸送管530に接続され
ている点、が異なる。
【0071】チョークバルブ装置610は、ロープ、ス
リーブ弁等を用いて同心円状に全閉、全開をするバルブ
であり、通常の他のバルブよりも密閉性を確保できると
いう利点もある。本実施形態では、公知のチョークバル
ブを採用している。チョークバルブ装置630は、下側
にチョークバルブ管631を備えている。チョークバル
ブ管631は、地面に対して垂直な方向に向いている
が、チョークバルブ装置630は、バルクコンテナ10
の傾斜角度に合わせて垂直方向に対して所定角度、バル
クコンテナ10の方向に傾斜している。チョークバルブ
管631の外径は、約300mmである。なお、チョー
クバルブ装置630とチョークバルブ管631が接続し
ている面のチョークバルブ装置630の外径は約350
mmである。
【0072】ホッパ550は、本実施形態では、排出し
たBPAを輸送管530に投入するために用いている。
ホッパ550の上面に、ホッパ口551が設けられてい
る。ホッパ口551は上面側が開口している。ホッパ口
551は、ホッパ550の平面中心部からずれた部分を
中心としている。チョークバルブ管631の外径は、ホ
ッパ口551の内径よりも小さい。さらにホッパ口55
1には、ホッパ口551の閉塞およびチョークバルブ管
631との接続のためのホッパチューブ552が設けら
れている。ホッパチューブ552は、可撓性のある部材
である。荷卸しの際には、このホッパ口551およびホ
ッパチューブ552にチョークバルブ管631を差し込
む。荷卸し以外の貯蔵等している場合には、ホッパチュ
ーブ552は、袋等で閉塞されている。
【0073】受入及び貯蔵設備6の構成が異なるため
に、第1実施形態とは、〈袋体110の後処理〉は同様
であるが、〈BPAの荷卸し〉の手順が異なる。以下、
図15を主に用いて、〈BPAの荷卸し〉の手順を説明
する。
【0074】〈BPAの荷卸し〉バルクコンテナ10を
輸送しているトラック等を、受入及び貯蔵設備6内に停
車し、貨物排出口102の扉162を開けて吐出部15
0を貨物排出口102から引き出し、貨物排出口102
にチョークバルブ装置610を取り付ける。
【0075】吐出部150をチョークバルブ装置610
と接続する。その後、開閉紐302を弛めて吐出部15
0の結束を解除する。さらに、チョークバルブ装置63
0は閉じたままで、袋等で閉塞されているチョークバル
ブ管631の閉塞を解除する。その後、閉塞を解除した
チョークバルブ管631にホッパチューブ552をかぶ
せるようにして、接続し、チョークバルブ管631とホ
ッパチューブ552との気密性を保つようにする。そし
て、チョークバルブ管631とホッパチューブ552と
の気密性を確認した後、チョークバルブ装置630を解
放する。この際、コンテナ本体100の貨物排出口10
2側とは反対側をジャッキ等の加力手段により持ち上げ
て、コンテナ本体100を貨物排出口102が下方にな
るように傾けた状態(地面に対して約35度)でチョー
クバルブ装置610を開放し、吐出口130からBPA
を排出する。このコンテナ本体100の傾斜角度を上げ
ていき、ほとんどのBPAの排出が終わるまでに、コン
テナ本体100の傾斜は、地面に対して約45度にな
る。
【0076】ハッチ404を開放し、注入チューブ17
0を取り出し、窒素源520に接続する。輸送管530
内に窒素ガス供給後、バルクコンテナ10を約40度傾
斜させる。窒素ガスの循環を開始し、輸送管530内の
窒素ガス安定させる。
【0077】バルクコンテナ10から排出されたBPA
は、チョークバルブ装置610を解放後、ホッパ55
0、ロータリーバルブ522、522を通り、窒素ガス
が循環している輸送管530、さらにバグフィルタ56
1を通って、サイロ590に貯蔵される。窒素ガスは、
輸送管530をさらに循環し、フィルタ560でゴミや
BPAが取り除かれ、ブロアー570、冷却器580に
よって、循環、調整される。
【0078】BPAの排出・荷卸し完了後、窒素源52
0からの窒素ガス供給・循環停止し、チョークバルブ装
置610を閉止する。吐出部150を開閉紐302を締
めて結束し、吐出部150とチョークバルブ装置610
の接続を解除した後、バルクコンテナ10を元の位置に
戻し、注入チューブ170を結束し、窒素源520との
接続を解除する。吐出部150をバルクコンテナ10内
に収納し、チョークバルブ装置610を取り外し、貨物
排出口102を閉止、出車する。
【0079】上述のような本実施形態によれば、前述の
第1実施形態の効果に加えて次のような効果がある。 (8)吐出部150をチョークバルブ装置610と接続
していることにより、排出開始時、排出中に停止する場
合、排出終了時等に、チョークバルブ装置610の閉止
により袋体110内部の気密保持や、排出の中断が確実
に行える。 (9)地下に、吐出部150とチョークバルブ装置61
0を用いて接続するホッパ550があることにより、B
PAの自重による落下で、BPAを排出できるので、よ
り一層、バルクコンテナ10内のBPAの残留物を少な
くすることができる。
【0080】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
前記実施形態では、プレート200を三角形の板状に形
成したが、これに限定されず、例えば、コンテナ本体の
下角隅部に対応した三角錐ブロック状に形成してもよ
い。
【0081】また、プレートは、コンテナ本体の底面側
の辺縁を軸に回動可能に取り付けてもよく、側面側辺縁
を軸に回動可能に取り付けてもよく、さらには、コンテ
ナ本体に対して着脱自在に設置してもよい。さらに、プ
レート200の角部204は貨物排出口102の開口端
に接続されていたが、プレートの角部は貨物排出口の開
口端に達していなくてもよい。そして、可燃性固体とし
て、BPAを包装・荷卸し、をしたが、これに限られ
ず、他の危険・有害な物質も本実施形態に適用できる。
【0082】また、不活性な気体として、窒素を用いて
いたが、これに限られず、二酸化炭素等、ヘリウム、ネ
オン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン等を使
用することもできる。
【0083】さらに、吐出部150を前記各実施形態で
は、図13に示したような構成で、投入ホッパ509を
用いて、固定したが、これに限られず、図16に示され
るように、直接、円形状の投入口515よりも内側に吐
出部150が回り込むようにしてのロータリ−バルブ装
置500の投入口515とアタッチメント516によっ
て挟み込むことによって固定してもよい(第1の変形
例)。
【0084】また、図13に示されるように、クランプ
513は、蝶番構造のものであったが、これに限られ
ず、図17に示されるように、上下を締め付ける構造の
クランプ623にしてもよい。この場合、このクランプ
623は、投入ホッパ口509Aの外面側に固定されて
おり、投入ホッパ口509A外面側を上下から締め付け
ている(第2の変形例)。その他、本発明を実施する際
の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成で
きる範囲内で他の構造等としてもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明のバルク包装体では、袋体にその
内部に、不活性な気体を注入するための注入チューブが
設けられていることにより、袋体内部へ不活性な気体を
注入することができるから、袋体内部で、包装する物質
が、変質したり、爆発することがないので、保存性・安
全性を高めることができる。
【0086】本発明のバルクコンテナでは、前述のバル
ク包装体を前記コンテナ本体内に備えることにより、袋
体内部へ不活性な気体を注入することができるから、袋
体内部で、包装する物質が、変質したり、爆発すること
がないので、保存性・安全性の優れるバルクコンテナと
することができる。また、コンテナ本体にバルク包装体
を内蔵していることにより、外部からの衝撃等からバル
ク包装体および包装される可燃性固体を確実に保護する
ことができる。
【0087】本発明のバルク包装方法では、可燃性固体
が収納された袋体を設置し、この袋体の内部に不活性な
気体を注入することにより、不活性な気体の雰囲気で、
可燃性固体を包装することができるから、袋体内部で、
包装する物質が、変質したり、爆発することがないの
で、保存性・安全性の優れるバルク包装方法とすること
ができる。
【0088】本発明のバルク荷卸し方法では、袋体は、
排出口を備え、この排出口を排出流路で貯蔵設備に接続
し、排出流路に不活性な気体を流通させて可燃性固体を
コンテナ本体外部に排出することにより、排出流路に可
燃性固体を排出するだけで、貯蔵設備まで可燃性固体を
搬送することができるから人体に接触せずに排出、荷卸
しをすることができるので、安全性に優れるバルク荷卸
し方法とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のバルクコンテナを示す
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態のバルクコンテナを示す
断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のコンテナ本体を示す斜
視図である。
【図4】本発明の第1実施形態のプレートを示す斜視図
である。
【図5】本発明の第1実施形態のパッキンを示す斜視図
である。
【図6】本発明の第1実施形態の収納部を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の第1実施形態のコンテナ本体の背面側
を示す斜視図である。
【図8】本発明の第1実施形態のハッチを示す図であ
る。
【図9】本発明の第1実施形態の袋体を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の第1実施形態のロータリーバルブ装
置を示す側面図である。
【図11】本発明の第1実施形態のロータリーバルブ装
置を示す正面図である。
【図12】本発明の第1実施形態の受入及び貯蔵設備を
示す図である。
【図13】本発明の第1実施形態のロータリーバルブ装
置取付部分を示す断面図である。
【図14】本発明の第1実施形態の後処理設備を示す概
略図である。
【図15】本発明の第2実施形態の受入及び貯蔵設備を
示す概略図である。
【図16】本発明のロータリーバルブ装置取付部分の第
1の変形例を示す断面図である。
【図17】本発明のロータリーバルブ装置取付部分の第
2の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
5、6 受入及び貯蔵設備 7 後処理設備 10 バルクコンテナ 100 コンテナ本体 100C、100D 下角隅部 100E 長手方向端面 100F 側面 109 バルク包装体 110 袋体 130 吐出口 170 注入チューブ 200 プレート 201 底面側辺縁 202、203 端面側辺縁 210 パッキン 400 収納部 404 ハッチ 500 ロータリーバルブ装置 530 輸送管 590 サイロ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA05 AB96 BA13B BB14B BB15B BB16B BC06B EA27 EB15 EE27 GA19 GD10 3E070 AA25 AA30 AB11 DA01 DA12 GA08 GA11 HA08 HB01 HD02 RA01 WH05 WK10 WK20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸素を嫌う可燃性固体を包装するバルク包
    装体であって、 酸素を嫌う可燃性固体が収納される袋体を備え、 前記袋体にその内部に、不活性な気体を注入するための
    注入チューブが設けられていることを特徴とするバルク
    包装体。
  2. 【請求項2】酸素を嫌う可燃性固体を搬送するバルクコ
    ンテナであって、 箱形のコンテナ本体と、 前記コンテナ本体に内蔵される請求項1記載のバルク包
    装体と、を備えることを特徴とするバルクコンテナ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のバルクコンテナにおい
    て、 前記コンテナ本体の内部には、前記注入チューブを収納
    する収納部が設けられていることを特徴とするバルクコ
    ンテナ。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載のバルクコ
    ンテナにおいて、 前記コンテナ本体の内部角隅部にプレートが設けられて
    いることを特徴とするバルクコンテナ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のバルクコンテナにおい
    て、 前記プレートは、三角形板状に形成され、かつその各辺
    縁がそれぞれ前記コンテナ本体の内部の底面、長手方向
    端面および側面に接するように傾斜配置されることを特
    徴とするバルクコンテナ。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5に記載したバルク
    コンテナにおいて、 前記プレートは、いずれか一つの辺縁を軸に回動可能に
    取り付けられていることを特徴とするバルクコンテナ。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のバルクコンテナにおい
    て、 前記プレートの回動可能な軸が取り付けられていない一
    つの辺縁には、パッキンが設けられていることを特徴と
    するバルクコンテナ。
  8. 【請求項8】酸素を嫌う可燃性固体を包装するバルク包
    装方法であって、 箱形のコンテナ本体の内部に、前記可燃性固体が収納さ
    れた袋体を設置し、 この袋体の内部に不活性な気体を注入することを特徴と
    するバルク包装方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のバルク包装方法で包装さ
    れた可燃性固体を荷卸しするバルク荷卸し方法であっ
    て、 前記袋体は、排出口を備え、この排出口を抜出装置に気
    密性を持たせて接続し、 前記袋体内部から前記抜出装置を経て、受入設備ないし
    は貯蔵設備まで、不活性な気体の雰囲気下で前記可燃性
    固体をコンテナ本体外部に排出することを特徴とするバ
    ルク荷卸し方法。
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