JP2003295816A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2003295816A
JP2003295816A JP2002100983A JP2002100983A JP2003295816A JP 2003295816 A JP2003295816 A JP 2003295816A JP 2002100983 A JP2002100983 A JP 2002100983A JP 2002100983 A JP2002100983 A JP 2002100983A JP 2003295816 A JP2003295816 A JP 2003295816A
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sustain
voltage
electrodes
discharge
period
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Application number
JP2002100983A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Nagao
宣明 長尾
Junpei Hashiguchi
淳平 橋口
Shunichi Wakabayashi
俊一 若林
Katsutoshi Shindo
勝利 真銅
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータおよびテレビ等の画像表示に使
用されるプラズマディスプレイ装置において、初期化パ
ルス電圧Vr(V)が印加される直前の維持期間での最
後の維持パルス電圧を改善し、誤点灯などの誤放電を抑
制し安定した動作を行うことができるプラズマディスプ
レイを実現することを目的とする。 【解決手段】 プラズマディスプレイ装置の駆動部が出
力する駆動電圧の波形として、初期化パルス電圧Vr
(V)の印加が行われる初期化期間の直前の維持期間で
の最後の維持パルス電圧Vsn(V)をそれ以前の維持
パルス電圧Vst(V)より小さくした駆動波形を用い
る。このことにより、誤放電が抑制され安定した動作を
行うことができるプラズマディスプレイ装置を実現する
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータおよび
テレビ等の画像表示に用いるプラズマディスプレイ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なプラズマディスプレイ装
置のパネル部の断面斜視図を図3に示す。基板1は、例
えばガラスのような透明且つ絶縁性の基板であり、その
上には誘電体層2およびMgO蒸着膜などからなる保護
膜3で覆われた複数の表示電極4が付設されている。表
示電極4は、走査電極5aと維持電極5bとが対となっ
たものである。また、基板6は、例えばガラスのような
絶縁性の基板であり、その上には絶縁体層7で覆われた
複数のデータ電極8が付設され、絶縁体層7上のデータ
電極8間にはデータ電極8と平行してストライプ状の隔
壁9が設けられている。また、絶縁体層7の表面と隔壁
9の側面にかけて蛍光体層10が設けられている。そし
て基板1と基板6とが、走査電極5aおよび維持電極5
bとデータ電極8とが直交するように放電空間11を挟
んで対向して配置されている。放電空間11には、放電
ガスとして、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンの
内少なくとも1種類の希ガスが封入されており、隣接す
る二つの隔壁9に挟まれ、データ電極8と走査電極5a
および維持電極5bとの交差部の放電空間11が放電セ
ル12となる。
【0003】次に、図3に示したパネル部を駆動するた
めの駆動電圧を出力するプラズマディスプレイ装置の駆
動部の概略構成、およびパネル部が有する各電極との結
線状態を図4に示す。尚、以下の説明での電圧の単位は
V(ボルト)である。図4に示すように、パネル部の電
極配列はm×nのマトリックス構成であり、列方向には
m列のデータ電極D1〜Dmが配列されており、行方向
にはn行の走査電極SCN1〜SCNnおよび維持電極
SUS1〜SUSnが配列されている。
【0004】これらの電極を駆動する駆動部は、データ
書き込み駆動回路15と、走査駆動回路16と、初期化
回路17と、維持駆動回路18とを有している。データ
書き込み駆動回路15は、データ電極8へ駆動電圧を出
力するための回路であり、データ電極8個々に対してm
個の出力端子で接続されている。また、走査駆動回路1
6は、走査電極5aへ駆動電圧を出力するための回路で
あり、走査電極5a個々に対してn個の出力端子で接続
されている。そして、維持駆動回路18は、維持電極5
bへ駆動電圧を出力する回路であり、維持電極5bに対
して共通に接続されている。初期化回路17は、放電セ
ル12内に初期の壁電荷を蓄積するための駆動動作であ
る初期化動作を行うための回路である。
【0005】図5にこの駆動部が出力する駆動電圧の波
形を示す。図5に示す駆動電圧の波形は1画面を表示す
るための波形である1フィールド期間を示しており、1
フィールド期間は放電セル12内に初期の壁電荷を蓄積
するための初期化期間と、その後の複数のサブフィール
ドからなる。図5は、第1から第8の8個のサブフィー
ルドが存在する例である。そして、一つのサブフィール
ドは、書き込み期間、維持期間、および壁電圧調整期間
により構成されている。これら一連の動作について、以
下で詳細に述べる。
【0006】まず、初期化期間における動作について説
明する。図5において、初期化期間の前半の初期化動作
では、全てのデータ電極D1〜Dmおよび全ての維持電
極SUS1〜SUSnを0(V)に保持し、全ての走査
電極SCN1〜SCNnには、0(V)から全ての維持
電極SUS1〜SUSnに対して放電開始電圧以下であ
る電圧Vp(V)まで急速に上昇させた後、放電開始電
圧を越える初期化パルス電圧Vr(V)に向かって緩や
かに上昇する傾斜波形のランプ電圧を印加する。このラ
ンプ電圧が上昇する間に、全ての放電セル12におい
て、全ての走査電極SCN1〜SCNnを正、全てのデ
ータ電極D1〜Dmおよび全ての維持電極SUS1〜S
USnを負とした1回目の微弱な初期化放電がそれぞれ
の電極に対して起こり、走査電極SCN1〜SCNn上
の保護膜3の表面に負の壁電荷が蓄積されるとともに、
データ電極D1〜Dm上の蛍光体層10の表面および維
持電極SUS1〜SUSn上の保護膜3の表面には正の
壁電荷が蓄積される。さらに、初期化期間の後半の初期
化動作において、全ての維持電極SUS1〜SUSnを
正電圧Vh(V)に保ち、全ての走査電極SCN1〜S
CNnには、全ての維持電極SUS1〜SUSnに対し
て放電開始電圧以下となる電圧Vq(V)から放電開始
電圧を越えるVa(V)に向かって緩やかに下降する傾
斜波形のランプ電圧を印加する。このランプ電圧が下降
する間に、再び全ての放電セル12において、全ての維
持電極SUS1〜SUSnを正、全ての走査電極SCN
1〜SCNnを負とした2回目の微弱な初期化放電が起
こり、走査電極SCN1〜SCNn上の保護膜3表面の
負の壁電圧および維持電極SUS1〜SUSn上の保護
膜3表面の正の壁電圧が弱められながら、放電開始ぎり
ぎりの電位差に調整される。また、同時に走査電極SC
N1〜SCNnとデータ電極D1〜Dm間にも、先とは
逆の微弱な放電が起こり、走査電極SCN1〜SCNn
上の保護膜3表面の壁電荷とデータ電極D1〜Dm上の
蛍光体層10の表面の壁電荷は減らされながら、放電開
始電圧ぎりぎりの電位差に保たれる。以上により初期化
期間の初期化動作が終了する。
【0007】次に、引き続き行われる書き込み期間の動
作を説明する。書き込み期間においては、全ての走査電
極SCN1〜SCNnをVs(V)に保持し、データ電
極D1〜Dmのうち、第1行目に表示すべき放電セル1
2に対応する所定のデータ電極に正の書き込みパルス電
圧+VW(V)を、第1行目の走査電極SCN1には負
の極性の走査パルス電圧Va(V)をそれぞれ印加す
る。このとき、所定のデータ電極と走査電極SCN1と
の交差部における蛍光体層10の表面と走査電極SCN
1上の保護膜3の表面との間の電位差は、書き込みパル
ス電圧+VW(V)にデータ電極D1〜Dm上の蛍光体
層10の表面の正の壁電圧が加算されたものと、走査パ
ルス電圧Va(V)に保護膜3の表面上の壁電圧が加算
されたものとの差(すなわち絶対値で加算したもの)に
なって、この電位差が放電開始電圧を超えるため、この
交差部において、所定のデータ電極と走査電極SCN1
との間に放電が起こり、続いて維持電極SUS1と走査
電極SCN1との間に放電が起こり、この交差部の走査
電極SCN1上の保護膜3表面に正電圧が蓄積され、維
持電極SUS1上の保護膜3表面に負電圧が蓄積され
て、書き込み放電が完了する。同様に、データ電極D1
〜Dmのうち、第2行目に表示すべき放電セル12に対
応する所定のデータ電極に正の書き込みパルス電圧+V
W(V)を、第2行目の走査電極SCN2に走査パルス
電圧Va(V)をそれぞれ印加する。これによって、第
1行目と同様にして書き込み放電が行われる。引き続き
同様の動作が行われ、最後に、データ電極D1〜Dmの
うち、第n行目に表示すべき放電セル12に対応する所
定のデータ電極に正の書き込みパルス電圧+VW(V)
を、第n行目の走査電極SCNnに走査パルス電圧Va
(V)をそれぞれ印加して書き込み放電が行われ、パネ
ル全面での書き込み期間における書き込み動作が終了す
る。
【0008】次に、維持期間の動作について説明する。
維持期間においては、全ての走査電極SCN1〜SCN
nと全ての維持電極SUS1〜SUSnとに、低電位が
0(V)、高電位がVm(V)の維持パルスを交互に印
加することにより、書き込み放電を起こした放電セル1
2において放電が維持継続されるようにする。この維持
放電により発生する紫外線で励起された蛍光体層10か
らの可視発光を表示に用いる。そして維持動作を終らせ
る消去動作として、維持期間最後の維持パルスのパルス
幅を短くし(いわゆる細幅消去)、その後、走査電極電
圧、維持電極電圧とも一定の電圧Vu(V)とする。
【0009】以上の維持期間においては、書き込み放電
を起こした放電セル12では、データ電極Dj上の絶縁
体層7の表面と走査電極SCNj上の誘電体層3の表面
の最大電圧は、Vm(V)と走査電極SCNj上の誘電
体層3の表面に蓄積された正の壁電圧とを加算したもの
から、データ電極Dj上の蛍光体層10の表面に書き込
み動作により蓄積された負の壁電荷を引いたもの(即ち
絶対値で足したもの)となり、それが両電極間の放電開
始電圧を越えることにより、走査電極SCNjからデー
タ電極Djに向かって放電が起こる。この際、データ電
極Dj上の蛍光体層10の表面には正の壁電荷が蓄積さ
れる。そして、最後の維持パルスの直前の段階では、通
常の維持放電が繰り返されているが、走査電極SCN1
〜SCNnに印加する最後の維持パルスのパルス幅を、
放電により放電セル12内に壁電荷を形成して安定に終
了する時間(通常、約2μs)よりも短くしており、そ
の直後に走査電極SCN1〜SCNn、維持電極SUS
1〜SUSnとも一定の電圧Vu(V)を印加するの
で、走査電極SCN1〜SCNnおよび維持電極SUS
1〜SUSn上の壁電荷は等しくなるように移動し、そ
の結果、両電極間の壁電荷による電位差は維持放電が持
続できないレベルとなるため、放電は消去されることと
なる。
【0010】この際のデータ電極Djの壁電荷は、走査
電極SCNjに細幅パルスを印加した時点では、通常の
維持放電と同様の放電となるが、その直後の走査電極S
CNjおよび維持電極SUSjの電圧はVu(t)とな
るため、放電は一気に収束する方向に向かい、放電セル
12内の放電空間では、データ電極Djを加えた3電極
間で電位差がゼロになる方向に空間電荷の結合、壁電荷
の蓄積が起きると考えられる。ここで、データ電極Dj
には外部から0(V)が印加されているので、3電極間
の電位差がゼロに近づくためには、データ電極Dj上の
蛍光体層10の表面には電圧Vu(V)に近い電圧とな
るような壁電荷が蓄積されると考えられる。
【0011】次に、壁電圧調整期間の動作について説明
する。壁電圧調整期間においては、全ての維持電極SU
S1〜SUSnに正電圧Vu(V)を印加し、その後、
全ての走査電極SCN1〜SCNnには全ての維持電極
SUS1〜SUSnに対して放電開始電圧以下となる電
圧Vq(V)から放電開始電圧を越え、書き込み期間で
走査電極に印加する負の極性の走査パルス電圧と同じ電
圧Va(V)に向かって緩やかに下降するランプ電圧を
印加している。このランプ電圧が下降する間に、先ほど
の維持期間での最終での放電消去が起こった放電セル1
2においては、その放電セル12に対応する維持電極S
USi、走査電極SCNiおよびデータ電極D1〜Dm
には、維持電極SUSiを正、走査電極SCNiを負と
した微弱な初期化放電が起こり、走査電極SCNi上の
保護膜3の表面および維持電極SUSiの表面に壁電荷
を蓄積しながら、放電開始電圧ぎりぎりの電位差に保た
れる。また走査電極SCNiとデータ電極D1〜Dm間
にも微弱な放電が起こり、走査電極SCNi上の保護膜
3表面の壁電荷およびデータ電極D1〜Dm上の絶縁体
層7表面の壁電荷は減らされながら放電開始電圧ぎりぎ
りの状態に保たれる。また、消去放電が行われなかっ
た、つまり、放電発光が行われなかった放電セル12で
は、その放電セルに対応する走査電極SCN1〜SCN
nと維持電極群SUS1〜SUSn上の保護膜3表面の
壁電荷およびデータ電極D1〜Dm上の蛍光体層10表
面の壁電荷は、各サブフィールド以前のいずれかのサブ
フィールドの終了時のまま保たれる。
【0012】ここで、図5に示すように、1フィールド
期間の最終のサブフィールド(図5の場合では第8のサ
ブフィールド)には壁電圧維持期間が存在せず、次の1
フィールドで最初に存在する初期化期間での動作がその
代わりとなる。
【0013】以上により、1サブフィールドの動作が完
了し、引き続き、次のサブフィールドの一連の動作が同
様に行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、例えば放電開始電圧を低下させることで
書き込み動作を容易にするという目的のために走査電極
5aと維持電極5bとの間のギャップである主放電ギャ
ップを減少させるといった構成にした場合に、点灯して
はならない放電セル12が点灯してしまうという誤点灯
等の誤放電が発生する場合があり、画像の表示特性を劣
化させるという結果となっていた。
【0015】そこで我々は、高感度のゲートカメラを用
いて維持期間における最後の維持パルスの立ち下がり時
に発生する放電発光を詳細に観察したところ、立ち下が
り時には比較的強い自己消去放電が発生していることが
判明した。また同時に、1フィールド期間の最後のサブ
フィールドの維持期間において最後の維持パルスが印加
された後、次の1フィールド期間で初期化パルス電圧V
r(V)が印加される際に、突発的でランダムな異常放
電が発生することも判明した。
【0016】この初期化期間での突発的でランダムな異
常放電の原因は以下のとおりと考えられる。まず、維持
パルスの立ち下がりにおいて発生した比較的強い放電に
よって、表示電極4とデータ電極8との間の壁電圧の差
は大きくなっていると考えられる。そしてこの状態で、
次の1フィールド期間の最初に存在する初期化期間にお
いて初期化パルス電圧Vrが印加された際、壁電圧の差
と相まって、表示電極4とデータ電極8との間にはデー
タ電極8を陰極とした場合の放電開始電圧Vfpm
(V)を大きく超える電圧が作用する場合が発生し、そ
のような場合には、初期パルス電圧Vr(V)印加時に
はデータ電極8、つまり蛍光体層10側が陰極となる強
い放電が発生していた。
【0017】ここで我々は、陰極が保護膜層3であるM
gOの場合と蛍光体層10の場合に対してランプ波形を
印加し、その際の微弱放電開始条件を実験的に比較検討
した結果、保護膜層3(MgO)が陰極側の場合には、
ランプの立ち上がり速度が20(V/μs)以下におい
て安定した微弱放電が発生するのに対し、蛍光体層10
が陰極側の場合においては、ランプの立ちあがり速度を
1(V/μs)以下としても不安定な微弱放電の発生と
共に突発的な強い放電がランダムに発生し、安定した微
弱放電を実現することが出来ないことを確認した。これ
は、保護膜層3(MgO)が陰極の場合は、2次電子放
出係数γが大きいため、ランプ波形の印加時において、
少ないイオンでも放電空間に充分な電子を供給すること
ができるため放電は持続し、同時に放電セル12内の壁
電圧の上昇は抑制されるので安定した微弱放電状態を実
現できるのに対し、蛍光体層10が陰極の場合は、γが
非常に小さいため、ランプ波形印加時に放電空間に充分
な電子を供給することができず、このため放電が持続せ
ず、その間にも外部電圧が上昇し続けるため放電セル1
2内の電圧が上昇しすぎて強い放電を発生させ、この強
い放電によって放電セル12内の壁電圧が低下すると、
また外部電圧の上昇によって、微弱放電が発生するとい
う繰り返しによって、微弱放電と強い放電が併発すると
いう不安定な放電現象となるためと考えられる。
【0018】そして、この初期化パルス電圧Vr(V)
が印加される際に発生する突発的でランダムな異常放電
が、書き込み期間での誤書き込みを生じさせ、その結
果、点灯してはならない放電セル12が点灯してしまう
という誤点灯等の誤放電を発生させるものと考えられ
る。
【0019】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、誤点灯などの誤放電を抑制し安定した動作
を行うことができるプラズマディスプレイ装置を実現す
ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のプラズマディスプレイ装置は、走査電極と維
持電極とを対にして複数形成した基板とデータ電極を走
査電極および維持電極に対して直交するように複数形成
した基板とを対向配置させることで内部に放電セルを形
成したパネル部と、パネル部を駆動するための駆動電圧
を出力する駆動部とを備えるプラズマディスプレイ装置
であって、放電セル内に初期の壁電荷を蓄積するための
初期化パルス電圧を走査電極もしくは維持電極のいずれ
か一方に印加する初期化期間と、放電を維持するための
維持パルス電圧を走査電極と維持電極に対して交互に印
加する維持期間とを有し、初期化期間の直前の維持期間
における最後の維持パルス電圧の電圧値Vsn(V)
が、それ以前の維持パルス電圧の電圧値Vst(V)よ
り小さくなるように構成したものである。
【0021】また、上記目的を達成するための本発明の
プラズマディスプレイ装置は、走査電極と維持電極とを
対にして複数形成した基板とデータ電極を走査電極およ
び維持電極に対して直交するように複数形成した基板と
を対向配置させることで内部に放電セルを形成したパネ
ル部と、パネル部を駆動するための駆動電圧を出力する
駆動部とを備えるプラズマディスプレイ装置であって、
放電セル内に初期の壁電荷を蓄積するための初期化パル
ス電圧を走査電極もしくは維持電極のいずれか一方に印
加する初期化期間と、放電を維持するための維持パルス
電圧を走査電極と維持電極に対して交互に印加する維持
期間を有し、初期化期間の直前の維持期間は、維持パル
ス電圧を走査電極と維持電極に対して交互に印加すると
ともにデータ電極に正の電圧を印加し、最後の維持パル
ス電圧が立ち下がった後にデータ電極に印加した正の電
圧を立ち下げるように構成したものである。
【0022】また、上記目的を達成するための本発明の
プラズマディスプレイ装置は、走査電極と維持電極とを
対にして複数形成した基板とデータ電極を走査電極およ
び維持電極に対して直交するように複数形成した基板と
を対向配置させることで内部に放電セルを形成したパネ
ル部と、パネル部を駆動するための駆動電圧を出力する
駆動部とを備えるプラズマディスプレイ装置であって、
出力電圧の波形が、放電セル内に初期の壁電荷を蓄積す
るための初期化パルス電圧を走査電極もしくは維持電極
のいずれか一方に印加する初期化期間と、放電を維持す
るための維持パルス電圧を走査電極と維持電極に対して
交互に印加する維持期間とを有し、初期化期間の直前の
維持期間における最後の維持パルス電圧の立ち下がり時
における放電発光のピーク強度が、それ以前の維持パル
ス電圧の立ち下がり時における放電発光のピーク強度に
比べ1/10以下であるというものである。
【0023】以上によれば、誤点灯などの誤放電が抑制
され安定した動作を行うことができるプラズマディスプ
レイ装置を実現できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。なお、本実施の形態によるプラ
ズマディスプレイ装置のパネル部は、図3に示したパネ
ル部と同じであり、またこのパネル部を駆動するための
駆動電圧を出力する、プラズマディスプレイ装置の駆動
部の概略構成、およびパネル部が有する各電極との結線
状態は図4に示したものと同じであり、それらの説明は
省略する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は、本発明の一
実施の形態によるプラズマディスプレイ装置のパネル部
を駆動するために駆動部が出力する駆動電圧の波形を示
す図であり、1画面を表示するための波形である1フィ
ールド期間と次の1フィールド期間の最初の部分を示し
ている。1フィールド期間は、放電セル12内に初期の
壁電荷を蓄積するための初期化パルス電圧Vr(V)を
印加する初期化期間と、その後の複数のサブフィールド
からなる。図1では初期化期間が1フィールド期間の最
初にあり、またサブフィールドが第1から第8の8個で
ある例を示す。そして、一つのサブフィールドは、書き
込み期間、維持期間、および壁電圧調整期間により構成
されている。但し、1フィールド期間の最終のサブフィ
ールド(図1の場合では第8のサブフィールド)には壁
電圧維持期間が存在せず、次の1フィールドで最初に存
在する初期化期間での動作がその代わりとなる。
【0026】本実施の形態が特徴的なところは、図1の
A部に示すように、初期化パルス電圧Vr(V)の印加
が行われる初期化期間の直前の維持期間での最後の維持
パルス電圧Vsn(V)をそれ以前の維持パルス電圧V
st(V)より小さくしたことである。
【0027】この動作による作用は以下のとおりと考え
られる。我々は、高感度のゲートカメラを用いてこの最
後の維持パルスの立ち下がり時に発生する放電発光を詳
細に観察したところ、最後の維持パルス電圧Vsn
(V)を他の維持パルス電圧Vst(V)に対して低下
させた場合には、自己消去放電が弱まり、放電セル12
の陽極側となる表示電極4側でのみ僅かに発光する微弱
放電状態になることを確認した。この微弱放電状態によ
り、維持期間終了時の放電セル12内の実効電圧と外部
から印加される駆動電圧との差が減少し、表示電極4と
データ電極8との間の壁電圧が減少すると考えられる。
したがって、次の1フィールド期間の最初に存在する初
期化期間において、初期化パルス電圧Vr(V)を印加
した際に発生する蛍光体層10を陰極側とした放電は微
弱な安定した放電となるため、以降の動作において誤放
電のない安定な駆動状態のプラズマディスプレイ装置を
実現することができる。
【0028】ここで、Vsn(V)が小さすぎる場合に
は、最後の維持パルスの立ち上がりにおいて放電が発生
しなくなってしまうため正常な駆動が出来なくなる。こ
のため、Vsn(V)は、(Vst−50(V))≦V
sn<Vst程度が好ましい。
【0029】(実施の形態2)図2は、本実施の形態の
プラズマディスプレイ装置のパネル部を駆動するために
駆動部が出力する駆動電圧の波形を示す図であり、維持
期間と壁電圧調整期間を示している。
【0030】本実施の形態の特徴的なところは、維持期
間において、データ電極8に正の電圧Vud(V)を印
加し、維持期間の最後において、表示電極4の一方に印
加した最後の維持パルスを立ち下げた後にデータ電極8
に印加した電圧Vud(V)を立ち下げる駆動波形を用
いたことである。
【0031】この駆動波形によれば、最後の維持パルス
の立ち下がり時にはデータ電極8には維持パルス電圧と
同じ極性の正の電圧が印加されているため、表示電極4
とデータ電極8との間の電圧の変化が相対的に緩やかと
なり、最後の維持パルスの立下りにおける自己消去放電
が弱まって微弱放電状態となる。その結果、表示電極4
とデータ電極8との間の壁電圧は減少すると考えられ
る。したがって、次の1フィールド期間の最初に存在す
る初期化期間において、初期化パルス電圧Vr(V)を
印加した際に発生する蛍光体層10を陰極側とした放電
は微弱な安定した放電となるため、以降の動作において
誤放電のない安定な駆動状態のプラズマディスプレイ装
置を実現することができる。
【0032】以上のような作用を顕著なものとするため
には、Tintが1.0μs以上であることが好ましい
ことを実験的に確認している。これはTintが1.0
μs以下、特に0.5μs以下の範囲では、駆動波形の
鈍り等によって最後の維持パルスを立ち下げるときの電
圧変化とデータ電極8に印加した電圧を立ち下げるとき
の電圧変化が分離せず、連続的な電圧変化に近づくた
め、表示電極4とデータ電極8と間の電圧変化が急峻と
なり、自己消去放電が強くなるためである。
【0033】ここで、Tintが大きすぎる場合には、
他の駆動シーケンスに必要な時間を圧迫してしまう為、
Tintは、100μs以下より好ましくは50μs以
下が好ましい。
【0034】また、最後の維持パルスのパルス幅Tpw
が、1μs≦Tpw≦20μsであれば、本発明の効果
が高まることを確認しており、好ましい。
【0035】尚、以上の実施の形態1、2で示したよう
な、微弱放電状態となった最後の維持パルスの立ち下が
り時の放電発光を高感度のゲートカメラを用いて詳細に
観察したところ、放電発光時のピーク強度が、それ以前
の維持パルス電圧の立ち下がり時でのピーク強度に比べ
1/10以下であることを確認した。言い換えれば、初
期化期間の直前の維持期間における最後の維持パルス電
圧の立ち下がり時の放電発光のピーク強度が、それ以前
の維持パルス電圧の立ち下がり時の放電発光のピーク強
度に比べ1/10以下程度であるならば、最後の維持パ
ルスの立ち下がり時の放電は自己消去放電が弱まった微
弱放電状態となっていると考えられ、そのような放電発
光ピーク強度を持つプラズマディスプレイパネル装置
は、誤放電のない安定な駆動状態を実現することができ
る。
【0036】尚、以上の実施の形態1、2においては、
初期化期間は1フィールド期間毎に1フィールド期間の
最初に挿入されている場合で説明したが、特にこれに限
るものではなく、1フィールド期間内の任意のサブフィ
ールド期間の最初に初期化期間が挿入されているような
場合でも本発明の効果が同様に得られる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、誤放
電の無い安定な駆動が可能なプラズマディスプレイ装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のプラズマディスプレイ
装置の駆動部が出力する駆動電圧の波形のタイミングチ
ャート
【図2】本発明の他の実施の形態のプラズマディスプレ
イ装置の駆動部が出力する駆動電圧の波形のタイミング
チャートの一部分を示す図
【図3】一般的なプラズマディスプレイ装置のパネル部
の構造を示す断面斜視図
【図4】一般的なプラズマディスプレイ装置の駆動部の
概略構成とパネル部の各電極との結線状態を示す図
【図5】従来のプラズマディスプレイ装置の駆動部が出
力する駆動電圧の波形のタイミングチャート
【符号の説明】
1 基板 4 表示電極 5a 走査電極 5b 維持電極 6 基板 8 データ電極 12 放電セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 俊一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 真銅 勝利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C058 AA11 BA02 BA35 BB01 5C080 AA05 BB05 DD09 EE29 FF12 HH05 JJ02 JJ04 JJ06 KK02 KK43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査電極と維持電極とを対にして複数形
    成した基板とデータ電極を走査電極および維持電極に対
    して直交するように複数形成した基板とを対向配置させ
    ることで内部に放電セルを形成したパネル部と、パネル
    部を駆動するための駆動電圧を出力する駆動部とを備え
    るプラズマディスプレイ装置であって、放電セル内に初
    期の壁電荷を蓄積するための初期化パルス電圧を走査電
    極もしくは維持電極のいずれか一方に印加する初期化期
    間と、放電を維持するための維持パルス電圧を走査電極
    と維持電極に対して交互に印加する維持期間とを有し、
    初期化期間の直前の維持期間における最後の維持パルス
    電圧の電圧値Vsn(V)が、それ以前の維持パルス電
    圧の電圧値Vst(V)より小さくなるように構成した
    プラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 初期期間の最後の維持パルス電圧の電圧
    値Vsn(V)が、それ以前の維持パルス電圧の電圧値
    Vst(V)に対して、 (Vst−50(V))≦Vsn<Vst である請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 走査電極と維持電極とを対にして複数形
    成した基板とデータ電極を走査電極および維持電極に対
    して直交するように複数形成した基板とを対向配置させ
    ることで内部に放電セルを形成したパネル部と、パネル
    部を駆動するための駆動電圧を出力する駆動部とを備え
    るプラズマディスプレイ装置であって、放電セル内に初
    期の壁電荷を蓄積するための初期化パルス電圧を走査電
    極もしくは維持電極のいずれか一方に印加する初期化期
    間と、放電を維持するための維持パルス電圧を走査電極
    と維持電極に対して交互に印加する維持期間を有し、初
    期化期間の直前の維持期間は、維持パルス電圧を走査電
    極と維持電極に対して交互に印加するとともにデータ電
    極に正の電圧を印加し、最後の維持パルス電圧が立ち下
    がった後にデータ電極に印加した正の電圧を立ち下げる
    ように構成したプラズマディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 最後の維持パルス電圧が立ち下がった
    後、データ電極に印加した電圧を立ち下げるまでの期間
    Tintが、 0.1μs≦Tint≦50μs である請求項3に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 最後の維持パルスのパルス幅Tpwが、 1μs≦Tpw≦20μs である請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 走査電極と維持電極とを対にして複数形
    成した基板とデータ電極を走査電極および維持電極に対
    して直交するように複数形成した基板とを対向配置させ
    ることで内部に放電セルを形成したパネル部と、パネル
    部を駆動するための駆動電圧を出力する駆動部とを備え
    るプラズマディスプレイ装置であって、出力電圧の波形
    が、放電セル内に初期の壁電荷を蓄積するための初期化
    パルス電圧を走査電極もしくは維持電極のいずれか一方
    に印加する初期化期間と、放電を維持するための維持パ
    ルス電圧を走査電極と維持電極に対して交互に印加する
    維持期間とを有し、初期化期間の直前の維持期間におけ
    る最後の維持パルス電圧の立ち下がり時における放電発
    光のピーク強度が、それ以前の維持パルス電圧の立ち下
    がり時における放電発光のピーク強度に比べ1/10以
    下であるプラズマディスプレイ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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