JP2003292276A - 車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置および簡易エスカレータ設置方法 - Google Patents
車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置および簡易エスカレータ設置方法Info
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- JP2003292276A JP2003292276A JP2002097722A JP2002097722A JP2003292276A JP 2003292276 A JP2003292276 A JP 2003292276A JP 2002097722 A JP2002097722 A JP 2002097722A JP 2002097722 A JP2002097722 A JP 2002097722A JP 2003292276 A JP2003292276 A JP 2003292276A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 車椅子等水平支持台１を上下往復昇降する方
式の簡易エスカレータ装置が、間欠昇降動作のため、車
椅子等の昇降効率が悪い欠点を除去して、多数の車が、
間欠昇降動作のため、車椅子等の昇降効率が悪い欠点を
除去して、多数の車椅子等を連続的に昇降させること
で、効率的な運用のできる車椅子等階段昇降用の簡易エ
スカレータ装置を、低コストで提供すること。 【解決手段】 車椅子等水平支持台１の内端部より側方
に向け駆動ピン５を突出させるとともに、外端部より側
方に向け案内ローラ６を突出させ、昇降駆動装置３の駆
動チエン３３に前記駆動ピン５を連結し、ループ形状の
ガイド溝７に案内される案内ローラ６と協同して、車椅
子等水平支持台１を水平状態で昇降すべく案内し、往路
を駆動チエン３３の上側とし復路を駆動チエン３３の下
側に位置させて車椅子等水平支持台１を連続昇降させ
る。
式の簡易エスカレータ装置が、間欠昇降動作のため、車
椅子等の昇降効率が悪い欠点を除去して、多数の車が、
間欠昇降動作のため、車椅子等の昇降効率が悪い欠点を
除去して、多数の車椅子等を連続的に昇降させること
で、効率的な運用のできる車椅子等階段昇降用の簡易エ
スカレータ装置を、低コストで提供すること。 【解決手段】 車椅子等水平支持台１の内端部より側方
に向け駆動ピン５を突出させるとともに、外端部より側
方に向け案内ローラ６を突出させ、昇降駆動装置３の駆
動チエン３３に前記駆動ピン５を連結し、ループ形状の
ガイド溝７に案内される案内ローラ６と協同して、車椅
子等水平支持台１を水平状態で昇降すべく案内し、往路
を駆動チエン３３の上側とし復路を駆動チエン３３の下
側に位置させて車椅子等水平支持台１を連続昇降させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車椅子等階段昇
降用の簡易エスカレータ装置に関するものである。より
詳しくは、エスカレータを設置することは経済的に不適
当である利用頻度が比較的少ない階段について、車椅
子、老人、歩行障害者の階段昇降動作を補助することを
目的として、簡単かつ低コストで提供できる、車椅子等
階段昇降用の簡易エスカレータ装置に関するものであ
る。
降用の簡易エスカレータ装置に関するものである。より
詳しくは、エスカレータを設置することは経済的に不適
当である利用頻度が比較的少ない階段について、車椅
子、老人、歩行障害者の階段昇降動作を補助することを
目的として、簡単かつ低コストで提供できる、車椅子等
階段昇降用の簡易エスカレータ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車椅子等階段昇降用の簡易エス
カレータ装置に関し、特開平６−２８５１１６号公開特
許公報「車椅子用階段昇降装置」および特開平８−１１
３４４４号公開特許公報「階段昇降装置」が存在する。
上記の公知技術は、車椅子等水平支持台の両側に位置し
て、既存の階段に戴置した案内支持装置を設けて、既設
の階段を使用して簡単に装備できるものである。昇降駆
動手段は、車椅子等水平支持台（ステップ）を、上下往
復昇降駆動手段により上下昇降させるものである。従っ
て、車椅子等水平支持台（ステップ）を上下往復動する
方式であることで、間欠昇降動作となり、車椅子等の昇
降効率が悪い欠点がある。
カレータ装置に関し、特開平６−２８５１１６号公開特
許公報「車椅子用階段昇降装置」および特開平８−１１
３４４４号公開特許公報「階段昇降装置」が存在する。
上記の公知技術は、車椅子等水平支持台の両側に位置し
て、既存の階段に戴置した案内支持装置を設けて、既設
の階段を使用して簡単に装備できるものである。昇降駆
動手段は、車椅子等水平支持台（ステップ）を、上下往
復昇降駆動手段により上下昇降させるものである。従っ
て、車椅子等水平支持台（ステップ）を上下往復動する
方式であることで、間欠昇降動作となり、車椅子等の昇
降効率が悪い欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】よって、本願発明は、
多数の車椅子等を連続的に昇降させることで、効率的な
運用のできる車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装
置を、低コストで提供することを課題とする。
多数の車椅子等を連続的に昇降させることで、効率的な
運用のできる車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装
置を、低コストで提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、車椅子等水
平支持台の内端部より側方に向け駆動ピンを突出させる
とともに、外端部より側方に向け案内ローラを突出さ
せ、昇降駆動装置の駆動チエンに前記駆動ピンを連結
し、ループ形状のガイド溝に案内される案内ローラと協
同して、車椅子等水平支持台を水平状態で昇降すべく案
内し、往路を駆動チエンの上側とし復路を駆動チエンの
下側に位置させて車椅子等水平支持台を連続昇降させる
とともに、車椅子等水平支持台を回行方向に複数個に分
割可能に構成して、階段上部および階段下部の駆動チエ
ン回行軌跡の半円部において、車椅子等水平支持台を複
数個に折曲げ可能とすることを特徴とする。
平支持台の内端部より側方に向け駆動ピンを突出させる
とともに、外端部より側方に向け案内ローラを突出さ
せ、昇降駆動装置の駆動チエンに前記駆動ピンを連結
し、ループ形状のガイド溝に案内される案内ローラと協
同して、車椅子等水平支持台を水平状態で昇降すべく案
内し、往路を駆動チエンの上側とし復路を駆動チエンの
下側に位置させて車椅子等水平支持台を連続昇降させる
とともに、車椅子等水平支持台を回行方向に複数個に分
割可能に構成して、階段上部および階段下部の駆動チエ
ン回行軌跡の半円部において、車椅子等水平支持台を複
数個に折曲げ可能とすることを特徴とする。
【0005】請求項５の発明においては、左右一対の案内支
持装置を有する、車椅子等階段昇降用の簡易エスカレー
タ装置の設置方法において、左右一対の前記案内支持装
置と一体で、上部水平支持面と下部水平支持面と中間傾
斜支持面とを有する底面支持フレームを設け、設置箇所
の所定位置に下部コンクリート基礎と上部コンクリート
基礎とをそれぞれ設け、底面支持フレームの下部水平支
持面と下部コンクリート基礎とをアンカーボルト打設に
より固定し、上部水平支持面と上部コンクリート基礎と
をアンカーボルト打設により固定して、車椅子等階段昇
降用の簡易エスカレータ装置を所定箇所に設置すること
を特徴とする、簡易エスカレータの設置方法を提供す
る。
持装置を有する、車椅子等階段昇降用の簡易エスカレー
タ装置の設置方法において、左右一対の前記案内支持装
置と一体で、上部水平支持面と下部水平支持面と中間傾
斜支持面とを有する底面支持フレームを設け、設置箇所
の所定位置に下部コンクリート基礎と上部コンクリート
基礎とをそれぞれ設け、底面支持フレームの下部水平支
持面と下部コンクリート基礎とをアンカーボルト打設に
より固定し、上部水平支持面と上部コンクリート基礎と
をアンカーボルト打設により固定して、車椅子等階段昇
降用の簡易エスカレータ装置を所定箇所に設置すること
を特徴とする、簡易エスカレータの設置方法を提供す
る。
【0006】
【作用】本願発明は、昇降駆動装置の駆動チエンに連結
した駆動ピンと、ループ形状のガイド溝に案内される案
内ローラとが協同して、車椅子等水平支持台を水平状態
で昇降させ、往路を駆動チエンの上側とし復路を駆動チ
エンの下側に位置させて車椅子等水平支持台を連続昇降
させる。車椅子等水平支持台を回行方向に複数個に分割
可能に構成して、階段上部および階段下部の駆動チエン
回行軌跡の半円部において、車椅子等水平支持台を複数
個に折曲げ形状とする。請求項５の発明においては、底
面支持フレームを所定設置位置に配置して、底面支持フ
レームの下部水平支持面を下部コンクリート基礎の上方
に位置させ、上部水平支持面を上部コンクリート基礎の
上方に位置させたのち、底面支持フレームの下部水平支
持面を下部コンクリート基礎に、上部水平支持面を上部
コンクリート基礎にそれぞれアンカーボルト打設により
固定して、車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置
を所定箇所に設置する。
した駆動ピンと、ループ形状のガイド溝に案内される案
内ローラとが協同して、車椅子等水平支持台を水平状態
で昇降させ、往路を駆動チエンの上側とし復路を駆動チ
エンの下側に位置させて車椅子等水平支持台を連続昇降
させる。車椅子等水平支持台を回行方向に複数個に分割
可能に構成して、階段上部および階段下部の駆動チエン
回行軌跡の半円部において、車椅子等水平支持台を複数
個に折曲げ形状とする。請求項５の発明においては、底
面支持フレームを所定設置位置に配置して、底面支持フ
レームの下部水平支持面を下部コンクリート基礎の上方
に位置させ、上部水平支持面を上部コンクリート基礎の
上方に位置させたのち、底面支持フレームの下部水平支
持面を下部コンクリート基礎に、上部水平支持面を上部
コンクリート基礎にそれぞれアンカーボルト打設により
固定して、車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置
を所定箇所に設置する。
【0007】
【実施例】以下図面に示す実施例にもとづいて、本願発
明を詳細に説明する。図２を参照して、既設の階段に設
置された左右一対の案内支持装置２,２と、左右一対の
前記案内支持装置２、２の間に配置される車椅子等水平
支持台１と、前記車椅子等水平支持台１に対する駆動チ
エン式昇降駆動装置３とで、本願発明の車椅子等階段昇
降用の簡易エスカレータ装置を構成する。更に、案内支
持装置２,２の外側に、手摺垂直壁４、４を設置する。
明を詳細に説明する。図２を参照して、既設の階段に設
置された左右一対の案内支持装置２,２と、左右一対の
前記案内支持装置２、２の間に配置される車椅子等水平
支持台１と、前記車椅子等水平支持台１に対する駆動チ
エン式昇降駆動装置３とで、本願発明の車椅子等階段昇
降用の簡易エスカレータ装置を構成する。更に、案内支
持装置２,２の外側に、手摺垂直壁４、４を設置する。
【0008】図３を参照して、昇降駆動装置３は、案内支持
装置２の前記垂直壁2Aの内側に軸架した駆動スプロケッ
ト31、従動スプロスット32、両スプロケット間に巻回し
た駆動チエン33、および駆動スプロケット軸34の突出端
部に固定した受動スプロレット35にチエン36を介して伝
動する駆動源（電気モータ）37を有して、駆動チエン33
をエンドレスで回動させる構造とする。
装置２の前記垂直壁2Aの内側に軸架した駆動スプロケッ
ト31、従動スプロスット32、両スプロケット間に巻回し
た駆動チエン33、および駆動スプロケット軸34の突出端
部に固定した受動スプロレット35にチエン36を介して伝
動する駆動源（電気モータ）37を有して、駆動チエン33
をエンドレスで回動させる構造とする。
【0009】図４を参照して、車椅子等水平支持台1の内端
部より側方に向け駆動ピン５を突出させるとともに、外
端部より側方に向け案内ローラ６を突出させる。
部より側方に向け駆動ピン５を突出させるとともに、外
端部より側方に向け案内ローラ６を突出させる。
【0010】図1を参照して、左右一対の前記案内支持装置
２,２の垂直壁２Ａには、それぞれ前記案内ローラ６の
移動を案内するループ形状のガイド溝７を形成する。
２,２の垂直壁２Ａには、それぞれ前記案内ローラ６の
移動を案内するループ形状のガイド溝７を形成する。
【0011】前記駆動チエン33に前記駆動ピン５を連結し、
ループ形状のガイド溝7に案内され軌跡Ｓで回行する案
内ローラ６と協同して、車椅子等水平支持台１を水平状
態で昇降すべく案内し、往路を駆動チエン33の上側とし
復路を駆動チエン33の下側に位置させて車椅子等水平支
持台１を連続昇降させる構造とする。
ループ形状のガイド溝7に案内され軌跡Ｓで回行する案
内ローラ６と協同して、車椅子等水平支持台１を水平状
態で昇降すべく案内し、往路を駆動チエン33の上側とし
復路を駆動チエン33の下側に位置させて車椅子等水平支
持台１を連続昇降させる構造とする。
【0012】つぎに、車椅子等水平支持台１は、その回行方
向に複数個に分割して、階段上部および階段下部の駆動
チエン回行軌跡の半円部において、車椅子等水平支持台
１を複数個に折曲げ可能とする。
向に複数個に分割して、階段上部および階段下部の駆動
チエン回行軌跡の半円部において、車椅子等水平支持台
１を複数個に折曲げ可能とする。
【0013】図４の実施例においては、複数個に分割した分
割支持板10を、ヒンジ機構８を介して連結することで、
車椅子等水平支持台１を構成する。
割支持板10を、ヒンジ機構８を介して連結することで、
車椅子等水平支持台１を構成する。
【0014】図５は、ヒンジ機構として汎用の蝶番を使用
し、分割支持板10を肉厚として分割支持板の端面10Ａで
係止面を形成することにより、対向する分割支持板の端
面（係止面）10Ａが互いに接当することで、車椅子等水
平支持台の下向き折曲げを阻止する構造とする。
し、分割支持板10を肉厚として分割支持板の端面10Ａで
係止面を形成することにより、対向する分割支持板の端
面（係止面）10Ａが互いに接当することで、車椅子等水
平支持台の下向き折曲げを阻止する構造とする。
【0015】図６ないし図９に示す実施例に示すヒンジ機構
８Ａは、前記ヒンジ機構を蝶番で構成するとともに、蝶
番に係止面９を形成して対向する分割支持板10の蝶番の
係止面９が、互いに接当することで、車椅子等水平支持
台の下向き折曲げを阻止する構造とする。
８Ａは、前記ヒンジ機構を蝶番で構成するとともに、蝶
番に係止面９を形成して対向する分割支持板10の蝶番の
係止面９が、互いに接当することで、車椅子等水平支持
台の下向き折曲げを阻止する構造とする。
【0016】図１を参照して、昇降する車椅子等水平支持台
１は、昇降駆動装置の駆動チエンに連結した駆動ピン５
と、ループ形状のガイド溝の直線部に案内される案内ロ
ーラ６とが協同して、車椅子等水平支持台１を水平状態
に維持する。車椅子等水平支持台１は、往路を駆動チエ
ン33の上側とし復路を駆動チエン33の下側に位置して連
続昇降する。
１は、昇降駆動装置の駆動チエンに連結した駆動ピン５
と、ループ形状のガイド溝の直線部に案内される案内ロ
ーラ６とが協同して、車椅子等水平支持台１を水平状態
に維持する。車椅子等水平支持台１は、往路を駆動チエ
ン33の上側とし復路を駆動チエン33の下側に位置して連
続昇降する。
【0017】図１の上部を参照して、階段上部および階段下
部の駆動チエン回行軌跡の半円部においては、車椅子等
水平支持台1は、回行方向に複数個の分割支持板10に分
割されて、複数個に折曲げた形状となる。
部の駆動チエン回行軌跡の半円部においては、車椅子等
水平支持台1は、回行方向に複数個の分割支持板10に分
割されて、複数個に折曲げた形状となる。
【0018】請求項５の発明の実施例について、図10および
図11を参照して、簡易エスカレータの設置方法を説明す
る。図10は、階段の無い高低差のある箇所Ｂに、または
既設の階段とは独立して、簡易エスカレータ装置Ａを設
置する場合を示し、図11は、既設の階段Ｃに施工する場
合を示す。
図11を参照して、簡易エスカレータの設置方法を説明す
る。図10は、階段の無い高低差のある箇所Ｂに、または
既設の階段とは独立して、簡易エスカレータ装置Ａを設
置する場合を示し、図11は、既設の階段Ｃに施工する場
合を示す。
【0019】上部水平支持面21と下部水平支持面22と中間傾
斜支持面23とを有し、左右一対の前記案内支持装置2,2
および手摺垂直壁4,4と一体である底面支持フレーム20
を設ける。２６は動力源（モータ）３７およびチエン３
６を内装する動力ケースである。
斜支持面23とを有し、左右一対の前記案内支持装置2,2
および手摺垂直壁4,4と一体である底面支持フレーム20
を設ける。２６は動力源（モータ）３７およびチエン３
６を内装する動力ケースである。
【0020】設置箇所の階段下端（イ）に下部コンクリート
基礎24を、設置箇所の階段上端（ロ）に上部コンクリー
ト基礎25をそれぞれ設ける。
基礎24を、設置箇所の階段上端（ロ）に上部コンクリー
ト基礎25をそれぞれ設ける。
【0021】前記底面支持フレーム20を所定設置位置に配置
して、底面支持フレームの下部水平支持面22を下部コン
クリート基礎24の上方に位置させ、上部水平支持面21を
上部コンクリート基礎25の上方に位置させる。
して、底面支持フレームの下部水平支持面22を下部コン
クリート基礎24の上方に位置させ、上部水平支持面21を
上部コンクリート基礎25の上方に位置させる。
【0022】つぎに、底面支持フレームの下部水平支持面22
と下部コンクリート基礎24とを、アンカーボルト27によ
るアンカーボルト打設により固定し、上部水平支持面21
と上部コンクリート基礎25とを、アンカーボルト28によ
るアンカーボルト打設により固定する。
と下部コンクリート基礎24とを、アンカーボルト27によ
るアンカーボルト打設により固定し、上部水平支持面21
と上部コンクリート基礎25とを、アンカーボルト28によ
るアンカーボルト打設により固定する。
【0023】以上により、車椅子等階段昇降用の簡易エスカ
レータ装置Ａを所定箇所への施工は完了する。なお、図
10において、29は、エスカレータ全長が長い場合に付加
する支柱である。
レータ装置Ａを所定箇所への施工は完了する。なお、図
10において、29は、エスカレータ全長が長い場合に付加
する支柱である。
【0024】本願発明は、車椅子の昇降に限定されるもので
なく、乳母車、歩行補助車、二輪車、運搬車等に広く適
用できるものである。更に、荷物の昇降、人の昇降にも
併用できるものである。
なく、乳母車、歩行補助車、二輪車、運搬車等に広く適
用できるものである。更に、荷物の昇降、人の昇降にも
併用できるものである。
【0025】
【発明の効果】本願発明は、簡易エスカレータ装置で低
コストとするものであるが、車椅子等水平支持台を連続
昇降させる構造とすることにより、輸送効率を高めて経
済的により利用増進を図り得る効果を有するものであ
る。
コストとするものであるが、車椅子等水平支持台を連続
昇降させる構造とすることにより、輸送効率を高めて経
済的により利用増進を図り得る効果を有するものであ
る。
【0026】請求項５の発明は、簡易エスカレータ装置の施
工工事を簡素化して工期短縮、コスト削減をはかること
ができる効果を有する。
工工事を簡素化して工期短縮、コスト削減をはかること
ができる効果を有する。
【図１】本願発明の車椅子等階段昇降用の簡易エスカレ
ータ装置の実施例を示し、側面視で示す作用説明図。
ータ装置の実施例を示し、側面視で示す作用説明図。
【図２】図１のＳ1-Ｓ1による断面図。
【図３】部分平面図。
【図４】車椅子等水平支持台の平面図。
【図５】同じく正面図。
【図６】ヒンジ機構の斜視図
【図７】図６のＳ2−Ｓ2およびＳ4−Ｓ4による断面図。
【図８】図６のＳ3−Ｓ3による断面図。
【図９】図６を背面側より示す斜視図。
【図１０】請求項５の発明の、簡易エスカレータの設置
方法の実施例を示し、底面支持フレームとともに示す簡
易エスカレータ装置の側面図で、階段の無い高低差のあ
る箇所Ｂに設置する場合を示す。
方法の実施例を示し、底面支持フレームとともに示す簡
易エスカレータ装置の側面図で、階段の無い高低差のあ
る箇所Ｂに設置する場合を示す。
【図１１】同じく既設の階段Ｃに施工する場合を示す、
図10同様の側面図。
図10同様の側面図。
1 車椅子等水平支持台
２ 案内支持装置
２A 垂直壁
３ 駆動チエン式昇降駆動装置
４ 手摺垂直壁
５ 駆動ピン
６ 案内ローラ
７ ガイド溝
８ ヒンジ機構
８A ヒンジ機構
９ 係止面
10 分割支持板
10A 分割支持板の端面
20 底面支持フレーム
21 上部水平支持面
22 下部水平支持面
23 中間傾斜支持面
26 動力ケース
Claims (5)
- 【請求項１】 左右一対の案内支持装置と、左右一対の
前記案内支持装置の間に配置される車椅子等水平支持台
と、前記車椅子等水平支持台に対する駆動チエン式昇降
駆動装置とを含む、車椅子等階段昇降用の簡易エスカレ
ータ装置において、 前記車椅子等水平支持台の内端部より側方に向け駆動ピ
ンを突出させるとともに、外端部より側方に向け案内ロ
ーラを突出させ、 左右一対の前記案内支持装置には、それぞれ前記案内ロ
ーラの移動を案内するループ形状のガイド溝を有して、
車椅子等水平支持台を水平状態で昇降すべく案内し、 昇降駆動装置は、案内支持装置の前記垂直壁の外側に軸
架した駆動スプロケット、従動スプロスット、両スプロ
ケット間に巻回した駆動チエン、および駆動チエンに対
する駆動源を有して、駆動チエンをエンドレスで回動さ
せ、 前記駆動チエンに前記駆動ピンを連結し、該駆動ピンは
ループ形状のガイド溝に案内される案内ローラと協同し
て、車椅子等水平支持台を水平状態で昇降すべく案内
し、往路を駆動チエンの上側とし復路を駆動チエンの下
側に位置させて車椅子等水平支持台を連続昇降させると
ともに、 車椅子等水平支持台を回行方向に複数個に分割可能に構
成して、階段上部および階段下部の駆動チエン回行軌跡
の半円部において、車椅子等水平支持台を複数個に折曲
げ可能とすることを特徴とする車椅子等階段昇降用の簡
易エスカレータ装置。 - 【請求項２】 複数個に分割した分割支持板をヒンジ機
構を介して連結することで、車椅子等水平支持台の下向
き折曲げを阻止して、昇降時の車椅子等水平支持台の水
平状態の維持を確実にしたことを特徴とする請求項1に
記載する車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置。 - 【請求項３】 前記ヒンジ機構を蝶番で構成するととも
に、蝶番に係止面を形成して対向する分割支持板の蝶番
の係止面が互いに接当することで、車椅子等水平支持台
の下向き折曲げを阻止して、昇降時の車椅子等水平支持
台の水平状態の維持を確実にしたことを特徴とする請求
項２に記載する車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ
装置。 - 【請求項４】 前記ヒンジ機構を蝶番で構成するととも
に、分割支持板に係止面を形成して対向する分割支持板
の係止面が互いに接当することで、車椅子等水平支持台
の下向き折曲げを阻止して、昇降時の車椅子等水平支持
台の水平状態の維持を確実にしたことを特徴とする請求
項２に記載する車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ
装置。 - 【請求項５】 左右一対の案内支持装置と、左右一対の
前記案内支持装置の間に配置される車椅子等水平支持台
と、前記車椅子等水平支持台に対する駆動チエン式昇降
駆動装置とを含む、車椅子等階段昇降用の簡易エスカレ
ータ装置の設置方法において、 上部水平支持面と下部水平支持面と中間傾斜支持面とを
有し、左右一対の前記案内支持装置と一体である底面支
持フレームを設け、 設置箇所の階段下端に下部コンクリート基礎を、設置箇
所の階段上端に上部コンクリート基礎をそれぞれ設け、 前記底面支持フレームを所定設置位置に配置して、底面
支持フレームの下部水平支持面を下部コンクリート基礎
の上方に位置させ、上部水平支持面を上部コンクリート
基礎の上方に位置させたのち、 底面支持フレームの下部水平支持面と下部コンクリート
基礎とをアンカーボルト打設により固定し、上部水平支
持面と上部コンクリート基礎とをアンカーボルト打設に
より固定して、 車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置を所定箇所
に設置することを特徴とする、簡易エスカレータ設置方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002097722A JP2003292276A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置および簡易エスカレータ設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002097722A JP2003292276A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 車椅子等階段昇降用の簡易エスカレータ装置および簡易エスカレータ設置方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| WO2024034898A1 (ko) * | 2022-08-12 | 2024-02-15 | (주)스페이스엔지니어링 | 휠체어 탑승이 가능한 피난용 슬라이드 |
-
2002
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102017004507A1 (de) * | 2017-05-11 | 2018-11-15 | Michael Kollmey | Rolltreppe |
| WO2018206140A1 (de) | 2017-05-11 | 2018-11-15 | KOLLMEY, Michael | Rolltreppe |
| US11104551B2 (en) | 2017-05-11 | 2021-08-31 | Michael Kollmey | Escalator |
| WO2024034898A1 (ko) * | 2022-08-12 | 2024-02-15 | (주)스페이스엔지니어링 | 휠체어 탑승이 가능한 피난용 슬라이드 |
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