JP2003292011A - 容器の口栓 - Google Patents

容器の口栓

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JP2003292011A
JP2003292011A JP2002093006A JP2002093006A JP2003292011A JP 2003292011 A JP2003292011 A JP 2003292011A JP 2002093006 A JP2002093006 A JP 2002093006A JP 2002093006 A JP2002093006 A JP 2002093006A JP 2003292011 A JP2003292011 A JP 2003292011A
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JP
Japan
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plug
hooked
cap
closing wall
hook
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JP2002093006A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kondo
博史 近藤
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽い力で簡単に且つ衛生的に開封でき、更に
は小型化を可能にした容器の口栓を提供する。 【解決手段】 内部が閉塞壁2により閉塞されている筒
状部3を備えた合成樹脂製の口栓本体1と該口栓本体1
の外周に嵌着するキャップ8とからなり、前記筒状部3
を閉塞する閉塞壁2に設けられた環状薄肉線部5を引き
裂いて該環状薄肉線部5で囲まれた閉塞壁2を取り除い
て開口する容器の口栓において、前記閉塞壁2の前記環
状薄肉線部5で囲まれた部分に被引っかけ体6を設け、
前記キャップ8の外面には前記被引っかけ体6に引っか
けて該被引っかけ体6を引っ張ることにより前記環状薄
肉線部5を引き裂く引っかけ体10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主として飲料等の
液体容器に取り付けられる口栓に関する。 【0002】 【従来の技術】紙を基材とした容器は、牛乳、ジュース
等各種液体の容器として広く普及している。これらの容
器の多くは液体注出用の口栓が取り付けられており、こ
の口栓として、衛生上やタンパーエビデントといった観
点から、内部が閉塞壁により閉塞されている筒状部を備
えた合成樹脂製の口栓本体と該口栓本体の外周に嵌着す
るキャップとからなり、前記筒状部を閉塞する閉塞壁に
設けられた薄肉線部を引き裂いて該薄肉線部で囲まれた
閉塞壁を取り除いて開封する口栓が知られている。 【0003】従来この種の口栓にあっては、筒状部を閉
塞する閉塞壁に設けられた薄肉線部を引き裂く手段とし
て、一般に、薄肉線部に囲まれている閉塞壁に先端にリ
ング部を有する引っ張り体が設けられており、開封の際
に、キャップを外し、口栓本体の筒状部内に指を差し込
んで引っ張り体のリング部に引っかけ、引っ張り体を引
っ張ることにより、前記薄肉線部を引き裂いて該薄肉線
部で囲まれた閉塞壁を取り除いて開封するようになって
いる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の口栓に
よれば、注出口となる筒状部内に指を差し込むので、指
が筒状部内面に触れるおそれがあり、衛生上必ずしも好
ましいとはいえず、また、指に力のない老人や子供、更
には手に不自由のある人には開封し難いといった問題が
ある。 【0005】また、前記のように注出口となる筒状部内
に指を差し込んで引っ張り体のリング部に引っかけて引
っ張り体を引っ張るので、口栓本体の筒状部は、その内
径及び筒長が指を入れて且つ引っ張り体をしっかりと引
っ張れる大きさが必要であり、このため口栓の小型化に
は限界があり、小さい容器の口栓としては適さないとい
った問題がある。 【0006】本発明の目的は、軽い力で簡単に且つ衛生
的に開封でき、更には小型化を可能にした容器の口栓を
提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る容器の口栓は、内部が閉塞壁により閉
塞されている筒状部を備えた合成樹脂製の口栓本体と該
口栓本体の外周に嵌着するキャップとからなり、前記筒
状部を閉塞する閉塞壁に設けられた薄肉線部を引き裂い
て該薄肉線部で囲まれた閉塞壁を取り除いて開口する容
器の口栓であって、前記閉塞壁の前記薄肉線部で囲まれ
た部分に被引っかけ体を設け、前記キャップの外面には
前記被引っかけ体に引っかけて該被引っかけ体を引っ張
ることにより前記薄肉線部を引き裂く引っかけ体を設け
たことを特徴とする。 【0008】かかる構成から、開封の際、口栓本体から
外したキャップを持ち、該キャップの外面に設けられて
いる引っかけ体を筒状部内に差し込んで筒状部を閉塞す
る閉塞壁に設けられている被引っかけ体に引っかけて該
被引っかけ体を引っ張ると、薄肉線部が引き裂かれ該薄
肉線部で囲まれた閉塞壁が取り除かれて筒状部が開口し
開封される。このように、キャップの外面に設けられて
いる引っかけ体を筒状部内に差し込んで筒状部を閉塞す
る閉塞壁に設けられている被引っかけ体に引っかけて開
封を行うので、軽い力で簡単に口栓を開封でき、更には
筒状部に指を差し込まないので指が筒状部内面に触れる
ことがなく、また、指を差し込むことにより要求される
必要な大きさの制約から開放され、これにより口栓全体
の小型化が可能となる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る容器の口栓の
実施の形態の一例について説明する。図1は本発明に係
る容器の口栓の実施の形態の一例を示す縦断面図、図2
は図1に示す容器の口栓を構成するキャップの斜視図、
図3は図1に示す容器の口栓を構成する口栓本体の斜視
図である。 【0010】図において、1は合成樹脂製の口栓本体で
あり、内部が閉塞壁2により閉塞されている筒状部3
と、筒状部3の下端外周に形成されたフランジ部4を備
えている。前記閉塞壁2には、該閉塞壁2の全周を一巡
して開口部輪郭を形成する略円形の環状薄肉線部5が設
けられており、閉塞壁2の前記環状薄肉線部5で囲まれ
た部分に被引っかけ体6が上方に突出するように設けら
れている。この被引っかけ体6は、後述するキャップに
設けた引っかけ体が引っかかり引っ張り可能であればそ
の形状に特に限定されるものではないが、本例では閉塞
壁2の上面から立ち上がる基部6aとリング部6bから
構成されている。また、この被引っかけ体6は、引っ張
られたとき、前記環状薄肉線部5の引き裂きの引き裂き
開始を容易にするため、その引っ張り力が環状薄肉線部
5の近傍にかかるような位置に設けられている。前記筒
状部3の外周には、ねじ山7が形成されている。 【0011】8は前記筒状部3の外周に着脱可能に嵌着
されるキャップであり、本例では筒状部3の外周に螺着
されるようになっている。キャップ8の内周には、前記
筒状部3の外周に形成されたねじ山7と螺合するねじ溝
9が形成されている。 【0012】前記キャップ8の上面には前記環状薄肉線
部5の近傍に設けられている被引っかけ体6に引っかけ
て引っ張ることにより前記環状薄肉線部5を引き裂く引
っかけ体10が設けられている。この引っかけ体10に
あっては、前記筒状部3を閉塞する閉塞壁2に設けられ
ている被引っかけ体6に引っかけて該被引っかけ体6を
引っ張れる形状を有していれば特に限定されるものでは
なく、本例では、前記被引っかけ体6のリング部6bに
引っかかる鉤状に形成されている。 【0013】このように構成された容器の口栓は、以下
のようにして開封される。先ず、口栓本体1から外した
キャップ8を持ち、該キャップ8の外面に設けられてい
る引っかけ体10を筒状部3内に差し込んで筒状部3を
閉塞する閉塞壁2に設けられている被引っかけ体6のリ
ング部6bに引っかけて該被引っかけ体6を引っ張る。
これにより、環状薄肉線部5が引き裂かれ該環状薄肉線
部5で囲まれた閉塞壁2が取り除かれて筒状部3が開口
し開封される。 【0014】このように、キャップ8の外面に設けられ
ている引っかけ体10を筒状部3内に差し込んで筒状部
3を閉塞する閉塞壁2に設けられている被引っかけ体6
に引っかけて開封を行うので、軽い力で簡単に開封で
き、更には筒状部3に指を差し込まないので指が筒状部
3内面に触れることがなく、また、指を差し込むことに
より要求される必要な大きさの制約から開放され、これ
により口栓全体の小型化が可能となる。 【0015】なお、前記閉塞壁2は筒状部3を閉塞する
ものであれば、筒状部3のどの位置に設けられていても
よく、例えば筒状部3の中間部や上端近傍に設けられて
いてもよい。また、閉塞壁2に設けられる薄肉線部の形
状は、上記本例では円形となっているが、このようなも
のに限られるものではなく、楕円形、矩形、馬蹄形等ど
のような形状であってもよい。 【0016】また、キャップ8の上面に立設されている
引っかけ体10は、本例のように鉤状の形状となってい
るものには限られず、前述したように被引っかけ体6に
引っかけることができる形状となっていればどのような
形状であってもよく、例えば、引っかけ体10の形状を
ペンギン、オットセイ等の動物や、漫画や映画のキャラ
クター等の形状とすれば、意匠的な効果を与えることも
できる。更に、この引っかけ体10はキャップ8の外面
に設けられていればよく、上記本例のようにキャップ8
の上面に設けられている必要はない。 【0017】 【発明の効果】以上のように本発明にかかる容器の口栓
によれば、内部が閉塞壁により閉塞されている筒状部を
備えた合成樹脂製の口栓本体と該口栓本体の外周に嵌着
するキャップとからなり、前記筒状部を閉塞する閉塞壁
に設けられた薄肉線部を引き裂いて該薄肉線部で囲まれ
た閉塞壁を取り除いて開口する容器の口栓において、前
記閉塞壁の前記薄肉線部で囲まれた部分に被引っかけ体
を設け、前記キャップの外面には前記被引っかけ体に引
っかけて該被引っかけ体を引っ張ることにより前記薄肉
線部を引き裂く引っかけ体を設けたので、キャップの外
面に設けられている引っかけ体を筒状部内に差し込んで
筒状部を閉塞する閉塞壁に設けられている被引っかけ体
に引っかけて開封を行うことにより、軽い力で簡単に口
栓を開封でき、更には筒状部に指を差し込まないので指
が筒状部内面に触れることがなく、また、指を差し込む
ことにより要求される必要な大きさの制約から開放さ
れ、これにより口栓全体の小型化が可能となり、従来困
難或いは不可能視されていた小型容器の口栓としても使
用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る容器の口栓の実施の形態の一例を
示す縦断面図。 【図2】図1に示す容器の口栓を構成するキャップの斜
視図。 【図3】図1に示す容器の口栓を構成する口栓本体の斜
視図。 【符号の説明】 1 口詮本体 2 閉塞壁 3 筒状部 4 フランジ部 5 環状薄肉線部 6 被引っかけ体 6a 基部 6b リング部 7 ねじ山 8 キャップ 9 ねじ溝 10 引っかけ体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部が閉塞壁により閉塞されている筒状
    部を備えた合成樹脂製の口栓本体と該口栓本体の外周に
    嵌着するキャップとからなり、前記筒状部を閉塞する閉
    塞壁に設けられた薄肉線部を引き裂いて該薄肉線部で囲
    まれた閉塞壁を取り除いて開口する容器の口栓におい
    て、 前記閉塞壁の前記薄肉線部で囲まれた部分に被引っかけ
    体を設け、前記キャップの外面には前記被引っかけ体に
    引っかけて該被引っかけ体を引っ張ることにより前記薄
    肉線部を引き裂く引っかけ体を設けたことを特徴とする
    容器の口栓。
JP2002093006A 2002-03-28 2002-03-28 容器の口栓 Pending JP2003292011A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254749A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Daiwa Can Co Ltd スパウト用口栓
JP2012051589A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 抜栓式キャップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254749A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Daiwa Can Co Ltd スパウト用口栓
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