JP2003291086A - 直動リンク装置及びそれを備えた2足歩行ロボット - Google Patents

直動リンク装置及びそれを備えた2足歩行ロボット

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JP2003291086A
JP2003291086A JP2002133344A JP2002133344A JP2003291086A JP 2003291086 A JP2003291086 A JP 2003291086A JP 2002133344 A JP2002133344 A JP 2002133344A JP 2002133344 A JP2002133344 A JP 2002133344A JP 2003291086 A JP2003291086 A JP 2003291086A
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actuator
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motion link
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Atsuo Takanishi
淳夫 高西
Yoichi Takamoto
陽一 高本
Katsuyuki Baba
勝之 馬場
Shigeaki Ino
重秋 井野
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Tmsuk Co Ltd
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Tmsuk Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アクチュエータの停止時に直動リンク装置が
伸縮しないように保持ブレーキにより保持固定すること
ができるので、アクチュエータにかかる負荷を低減する
と共に、電力消費を抑えることができる直動リンク装置
及びそれを備えた2足歩行ロボットを提供することを目
的とする。 【解決手段】 本発明の直動リンク装置は、アクチュエ
ータ28を備え、アクチュエータ28の駆動により長手
方向に伸縮自在な直動リンク装置1であって、アクチュ
エータ28の可動部を保持固定する保持ブレーキ30を
備えた構成する。また、本発明の2足歩行ロボットは、
アクチュエータ28の可動部を保持固定する保持ブレー
キ30を有する直動リンク装置1を備えた構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータの
停止時に直動リンク装置が伸縮しないように保持固定す
る保持ブレーキを有する直動リンク装置及びそれを備え
た2足歩行ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パラレルリンク機構を用いた
ロボットとして各種構成のものが提案されている。一般
にパラレルリンク機構は、伸縮駆動される6本の直動リ
ンクを備え、各直動リンクの一端部が自在継手を介して
ベースに結合され他端部が他の自在継手を介してエンド
エフェクタに結合された構成を有している。
【0003】このようなパラレルリンク機構を用いたロ
ボットとしては、特開平7−60678号公報(以下、
イ号公報という)に、「ベースプレートとエンドエフェ
クタとそれらを連結するアクチュエータを有する6本の
直動リンクを備え、直動リンクは一端にユニバーサルジ
ョイント、他端にユニバーサルジョイントとそれに直列
に接続される軸まわりの回転ジョイントを有し、直動リ
ンクを大出力を出したい方向に対して線対称に、且つそ
の軸に近づけて配置することを特徴とするパラレルリン
クマニピュレータ」が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では、以下のような課題を有していた。 (1)イ号公報に開示のパラレルリンクマニピュレータ
では、エンドエフェクタを直動リンクにより支持してい
るが、動作時のみならず静止時においても、エンドエフ
ェクタの自重及びそれにかかる重量を直動リンクにより
支持するためにアクチュエータを駆動する必要がありア
クチュエータに多大な負荷がかかるという課題を有して
いた。 (2)また、パラレルリンク機構を用いたロボットで電
源としてバッテリを搭載した場合、動作時のみならず静
止時においてもアクチュエータを駆動するため、1回の
バッテリの交換又は充電で動作できる動作時間が短縮さ
れロボットの稼動率が低下するという課題を有してい
た。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、アクチュエータの停止時に直動リンク装置が伸縮し
ないように保持ブレーキにより保持固定することができ
るので、アクチュエータにかかる負荷を低減すると共
に、電力消費を抑えることができる直動リンク装置及び
それを備えた2足歩行ロボットを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の直動リンク装置及びそれを備えた2足歩行ロ
ボットは、以下の構成を有している。
【0007】本発明の請求項1に記載の直動リンク装置
は、アクチュエータを備え、前記アクチュエータの駆動
により長手方向に伸縮自在な直動リンク装置であって、
前記アクチュエータの可動部を保持固定する保持ブレー
キを備えた構成を有している。
【0008】この構成により、以下のような作用を有す
る。 (1)直動リンク装置により重量物を支持した状態でア
クチュエータを停止させた場合であっても、保持ブレー
キにより可動部を保持固定することができるので可動部
が重量物の重みにより従動することなく、支持状態を維
持することができる。 (2)直動リンク装置により重量物を支持した状態でア
クチュエータを停止させることができるので、アクチュ
エータにかかる負荷を低減することができると共に、ア
クチュエータの稼動エネルギの消費を抑えることができ
る。
【0009】ここで、アクチュエータとしては、電力に
より駆動されるモータや油圧、水圧、空気圧シリンダ、
直動アクチュエータ等が用いられる。また、保持ブレー
キとしては、アクチュエータがモータ等の場合は、押圧
板の押圧による摩擦力により制動を行うもの、アクチュ
エータがシリンダの場合は、油や水の供給を停止させる
開閉弁やサーボ弁等が用いられる。また、押圧板の押圧
による摩擦力により制動を行う場合は、押圧板を押圧板
制動部に圧接させるために、両者に永久磁石を配設した
り着磁したりして磁着させてもよく、或いは、押圧板を
ばね等の弾性体の弾性力により押圧板制動部に圧接して
もよい。
【0010】請求項2に記載の直動リンク装置は、請求
項1に記載の発明において、前記保持ブレーキは、前記
アクチュエータの停止時に、前記アクチュエータの前記
可動部を保持固定する構成を有している。
【0011】この構成により、請求項1の作用に加え、
以下のような作用を有する。 (1)直動リンク装置により重量物を支持した状態で、
機器の故障等により不意にモータが停止した場合であっ
ても、保持ブレーキにより可動部を保持固定することに
より支持状態を維持することができるので、安定性及び
安全性に優れる。
【0012】請求項3に記載の直動リンク装置は、請求
項2に記載の発明において、前記アクチュエータとして
のモータと、前記モータの回動軸に固定され前記直動リ
ンク装置の長手方向に配設された長尺棒状の雄螺子軸部
と、前記雄螺子軸部に螺合する雌螺子ナット部と、前記
雌螺子ナット部に固定され前記モータの駆動により前記
直動リンク装置の長手方向に摺動するインナーロッド部
と、前記モータの前記回動軸を保持固定する保持ブレー
キと、を備えた構成を有している。
【0013】この構成により、請求項2の作用に加え、
以下のような作用を有する。 (1)保持ブレーキにより回動軸の回動を制動しインナ
ーロッド部を固定することができるので、直動リンク装
置により重量物を支持した状態でモータを停止させるこ
とができ、支持状態を維持することができる。 (2)直動リンク装置により重量物を支持した状態で静
止する場合、保持ブレーキにより静止状態を維持したま
まモータを停止させることができるので、モータにかか
る負荷トルクを軽減することができると共に、モータの
消費電力を抑えることができる。
【0014】請求項4に記載の2足歩行ロボットは、ベ
ース部と、右足部及び左足部と、前記ベース部と前記右
足部及び前記左足部の各々に配設された複数の受動ジョ
イントと、前記ベース部に配設された前記受動ジョイン
トと前記右足部に配設された前記受動ジョイントとの
間、及び、前記ベース部に配設された前記受動ジョイン
トと前記左足部に配設された前記受動ジョイントとの間
に各々配設されたパラレルリンク機構部と、前記パラレ
ルリンク機構部のリンクとして請求項1乃至3の内いず
れか1項に記載の直動リンク装置と、備えた構成を有し
ている。
【0015】この構成により、以下のような作用を有す
る。 (1)2足歩行ロボットの静止状態すなわち姿勢固定状
態において、保持ブレーキによりアクチュエータの可動
部を保持固定することができるので、アクチュエータの
可動部がロボットの自重等により従動することがなく静
止状態の姿勢を維持することができると共に、アクチュ
エータにかかる負荷を低減させることができる。 (2)2足歩行ロボットの静止状態すなわち姿勢固定状
態において、アクチュエータへの稼動エネルギの供給を
停止させることができるので、アクチュエータの消費エ
ネルギを低減させることができ、例えば、搭載されたバ
ッテリにより電気アクチュエータに電力が供給されてい
る場合、1回のバッテリの交換又は充電で動作できる動
作時間が長くなり2足歩行ロボットの稼動率を向上させ
ることができる。 (3)機器の故障等により動作中に不意にアクチュエー
タが停止した場合であっても、2足歩行ロボットは姿勢
を維持することができるので、転倒による2足歩行ロボ
ット自体の破損や転倒による事故が起こらず安定性及び
安全性に優れる。 (4)2足歩行ロボットの搬送時や待機時において、ア
クチュエータを駆動させることなく姿勢を維持すること
ができるので、アクチュエータにかかる負荷トルクを軽
減することができると共に、アクチュエータの稼動エネ
ルギの消費を抑えることができる。
【0016】請求項5に記載の2足歩行ロボットは、請
求項4に記載の発明において、前記ベース部と前記右足
部との間及び前記ベース部と前記左足部との間に配設さ
れた各々3組の前記パラレルリンク機構部を備えた構成
を有している。
【0017】この構成により、請求項4の作用に加え、
以下のような作用を有する。 (1)左右の脚部に用いられる各々のパラレルリンク機
構部は、2本のリンクを1組としてV字形状に配設さ
れ、それが3組配設されたスチュワートプラットフォー
ムにより構成されているので、安定性及び剛性に優れる
と共に、動作制御を簡便化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態1における直動リ
ンク装置の要部斜視図であり、図2(a)は本実施の形
態1における直動リンク装置の要部側面図であり、図2
(b)は図2(a)のA−A線の要部矢視断面図であ
り、図3(a)は保持ブレーキのモータ駆動時の状態を
示す構成図であり、図3(b)は保持ブレーキのモータ
停止時の状態を示す構成図である。
【0019】図1又は図2において、1は直動リンク装
置、21は後述のモータ、ギアユニット、保持ブレー
キ、ロータリエンコーダ等を保持する保持ケーシング、
22は保持ケーシング21から延設された中空状のアウ
ターチューブ部、23はアウターチューブ部22に挿入
され直動リンク装置1の長手方向に摺動するインナーロ
ッド部である。直動リンク装置1の伸縮はインナーロッ
ド部23が摺動することにより行われる。24はインナ
ーロッド部23にその長手方向に形成された雄螺子軸挿
通孔、25はインナーロッド部23の外周に上下に対向
してその長手方向に形設されたロッドレール部、26は
ロッドレール部25が嵌合して摺動するレールガイド
部、27はインナーロッド部23の初期位置を検出する
初期位置センサ、28は直動リンク装置1を伸縮させる
アクチュエータとしてのモータ、29はモータ28の回
動軸の回動を所定の回動速度に減速するギアユニット、
30はモータ28の後部側に配設された保持ブレーキ、
31はモータ28の回動軸の回動を検出するロータリエ
ンコーダ、32はギアユニット29を介して回動軸と後
述の雄螺子軸部を連結するカップリング、33は後述の
雄螺子軸部を支持するベアリング、34はアウターチュ
ーブ部22の内部にインナーロッド部23の雄螺子軸挿
通孔24に挿通されて配設され外周が螺子切りされた雄
螺子軸部、35はインナーロッド部23のアウターチュ
ーブ部22の内部側の端部の雄螺子軸挿通孔24内に固
定され雄螺子軸部34に螺合した雌螺子ナット部、36
a、36bはストッパである。
【0020】図3において、28はモータ、30は保持
ブレーキ、41はモータ28の後部側に延設されたモー
タ28の回動軸、42は回動軸41に周設されたコイル
部、43a、43bはコイル部42の端子である。コイ
ル部42の端子43a、43bは図示しない論理回路に
接続され、この論理回路は外部のコンピュータ等の制御
装置の指令によりリレーを介してコイル部42に電圧を
印加又は印加を停止する。これにより、コイル部42
は、モータ28の駆動、停止に伴って通電、開放され
る。なお、論理回路の代わりに、端子43a、43bを
モータ28に接続された駆動電源の配線に並列に接続
し、モータ28の駆動、停止に伴って同期して電圧が印
加されるよう制御してもよい。コイル部42に電圧を印
加するタイミングとしては、例えば、モータ28が停止
状態にありコイル部42に電圧が印加されていないとし
て、外部の制御装置からモータ28を制御するモータド
ライバへモータ28を回転させるよう速度指令が与えら
れた場合に、論理回路はコイル部42へ電圧を印加し、
モータ28の駆動に伴って保持ブレーキ30を開放させ
る。コイル部42に電圧の印加を停止するタイミングと
しては、例えば、モータ28が駆動されコイル部42に
電圧が印加されているとして、外部の制御装置からモー
タ28を制御するモータドライバへモータ28の速度を
0とする速度指令が与えられた場合に、論理回路はコイ
ル部42への電圧の印加を停止し、モータ28の停止に
伴って保持ブレーキ30を作動させる。
【0021】44は回動軸41に回動軸41の長手方向
に摺動自在に配設された円板状の押圧板、44aは押圧
板44の後述の押圧板制動部側に形成された押圧面、4
5は押圧板44の中心部に穿設され回動軸41が挿通さ
れる回動軸挿通孔、46は回動軸41の先端部に突設さ
れたキー、47は押圧板44の回動軸挿通孔45の内周
面に形成されキー46が嵌合して摺動するキー摺動溝、
48は押圧板44のモータ28側に押圧面44aに対向
して配設された押圧板制動部である。
【0022】ここで、押圧板44と押圧板制動部48
は、互いに磁着される構成となっている。押圧板44は
少なくとも押圧面44aにおいてS極又はN極に磁化さ
れ、押圧面44aに対向して配設されている押圧板制動
部48はN極又はS極に磁化されている。また、押圧板
44と押圧板制動部48は各々所定の磁極が着磁された
永久磁石を用いてもよく、或いはコイル等を巻線して通
電により所定の磁力が発生するようにしてもよい。例え
ば、押圧板44がS極に磁化され、押圧板制動部48が
N極に磁化されている場合、コイル部42により発生す
る磁力は、押圧板44のS極と反発するようにS極に設
定される。また、押圧板制動部48の磁力はコイル部4
2の通電により発生する磁力より小さくなるよう設定さ
れている。コイル部42に通電されている際には、コイ
ル部42の押圧板44側に発生するS極の磁力が、押圧
板制動部48のN極の磁力より大きいため、押圧板44
はモータ28の後部側へ反発され、押圧板制動部48か
ら離隔される。また、保持ブレーキ30による制動力
は、押圧板44が押圧板制動部48に押圧される押圧力
に比例する。押圧板44の押圧板制動部48への押圧力
は、押圧板44や押圧板制動部48のS極又はN極の磁
力、及びコイル部42により発生する磁力を適宜設定す
ることにより調整される。特に、コイル部42に印加さ
れる電圧を大きくすることで、コイル部42に発生する
磁力を大きくすることができる。なお、保持ブレーキ3
0による制動力は、ギアユニット29の減速比や雄螺子
軸部34とそれに螺合している雌螺子ナット部35のリ
ード角等を考慮して設定されることが好ましい。また、
保持ブレーキ30が設定された制動力を得ることができ
るように、コイル部42に印加される電圧が設定される
ことが好ましい。
【0023】また、押圧板44は、押圧板44の回動軸
挿通孔45に形成されたキー摺動溝47に回動軸41の
周面に突設されたキー46が摺動自在に嵌合しているた
め、回動軸41の回動に伴って連動して回動すると共
に、回動軸41の長手方向に自在に摺動する。なお、図
示していないが、キー摺動溝47の少なくともモータ2
8側の端部には、キー41の抜け防止のためにストッパ
を配設することが好ましい。
【0024】以上のように構成された本実施の形態1に
おける直動リンク装置について、以下その動作を図を用
いて説明する。
【0025】図1又は図2に示すように、モータ28が
駆動されると、モータ28の回動軸が回動し、ギアユニ
ット29により所定の減速比で減速され、雄螺子軸部3
4が回動する。雄螺子軸部34にはインナーロッド部2
3に固定された雌螺子ナット部35が螺合している。こ
こで、インナーロッド部23は外周面に設けられたロッ
ドレール部25がレールガイド26に嵌合しているた
め、長手方向には摺動するが軸周方向には回動しない。
これにより、雄螺子軸部34が回動すると、送り螺子機
構により雌螺子ナット部35を介してインナーロッド部
23がその長手方向に摺動する。このようにして、直動
リンク装置1が伸縮する。
【0026】モータ28の駆動時には、図3(a)に示
すように、保持ブレーキ30のコイル部42に電圧が印
加され通電される。本実施の形態1においては、モータ
28の駆動に伴って、コイル部42に24ボルトの電圧
が印加されるようにした。コイル部42に通電される
と、コイル部42により押圧板44側にS極の磁力が発
生するため、押圧板44に与えられたS極の磁力は、コ
イル部42の押圧板44側に発生したS極の磁力と反発
して、押圧板44はモータ28の後部側へ付勢される。
このように、モータ28の駆動時には、押圧板44が押
圧板制動部48から離隔するため、押圧板44は回動軸
41に連動して抵抗なく回動する。
【0027】モータ28が停止時すると、図3(b)に
示すように、保持ブレーキ30のコイル部42への電圧
の印加が停止される。コイル部42の印加電圧の停止に
より、押圧板制動部48のN極と押圧板44のS極が引
き合って押圧板44は押圧板制動部48側へ付勢され、
押圧面44aにおいて押圧板制動部48に圧設する。こ
のように、モータ28の停止時には、押圧板42の押圧
面44aが押圧板制動部48に当接し押圧されるため、
回動軸41は押圧面44aにおける摩擦力により制動さ
れる。
【0028】回動軸41が制動されると、図2に示すよ
うに、直動リンク装置1の雄螺子軸部34が固定される
ためインナーロッド部23が固定され、直動リンク装置
1の長手方向に力が加えられた場合であっても摺動する
ことはない。このように、モータ28の停止時には直動
リンク装置1が伸縮することはない。
【0029】なお、本実施の形態1においては、保持ブ
レーキ30をモータ28の後部側に配設しているが、こ
れに限られるものではなく、保持ブレーキ30をモータ
28の前部側に配設してもよい。また、本実施の形態1
においては、保持ブレーキ30は押圧板44を磁力によ
り押圧して制動力を発生させているが、これに限られる
ものではなく、コイルばねや板ばね等の弾性体の弾性力
により押圧板を押圧し制動させてもよい。また、本実施
の形態1においては、直動リンク装置1はアクチュエー
タとしてモータを用いた送り螺子機構により長手方向に
伸縮自在に形成されているが、これに限られるものでは
なく、モータを用いた送り螺子機構の代わりに油圧、水
圧、空気圧等を用いたシリンダやラック・ピニオン等を
介して回転運動を直線運動に変換する形式等の直動型ア
クチュエータを用いてもよい。油圧シリンダを用いた場
合は、シリンダ内への油の供給を停止させる又はシリン
ダからの油の流出を停止させる開閉弁やサーボ弁等を保
持ブレーキとして用いることができる。この場合、この
開閉弁やサーボ弁の開閉のタイミングは、本実施の形態
1で説明した保持ブレーキの作動のタイミングと同様で
あり、これにより、同様の効果を得ることができる。
【0030】以上のように、本実施の形態1における直
動リンク装置は構成されているので、以下のような作用
を有する。 (1)保持ブレーキ30によりモータ28回動軸41の
回動を制動することができるので、直動リンク装置1に
より重量物を支持した状態でモータ28を停止させるこ
とができ、支持状態を維持することができる。 (2)直動リンク装置1により重量物を支持した状態で
静止する場合、保持ブレーキ30により静止状態を維持
したままモータ28を停止させることができるので、モ
ータ28にかかる負荷トルクを軽減することができると
共に、モータ28の消費電力を抑えることができる。 (3)直動リンク装置1により重量物を支持した状態
で、機器の故障等により不意にモータ28が停止した場
合であっても、保持ブレーキ30により回動軸41を保
持固定することにより支持状態を維持することができる
ので、安定性及び安全性に優れる。
【0031】次に、実施の形態1で説明した直動リンク
装置を用いた2足歩行ロボットについて説明する。 (実施の形態2)図4は本実施の形態2における2足歩
行ロボットの斜視図である。
【0032】図4において、1は実施の形態1において
説明した直動リンク装置、101は本実施の形態2にお
ける2足歩行ロボット、101aは2足歩行ロボット1
01の右脚のパラレルリンク機構部、101bは2足歩
行ロボット101の左脚のパラレルリンク機構部、10
2はベース部、103はベース部102の下部に離隔し
て配設された右足部、103aは右足部103の上部に
固定された平板状の固定板、104はベース部102の
下部に離隔して右足部103に並設された左足部、10
4aは左足部104の上部に固定された平板状の固定
板、106はベース部102の下面側の所定位置に固定
されたベース部側自在受動ジョイント、107は右足部
103及び左足部104の固定板103a、104aの
上面側の所定位置に固定された足部側自在受動ジョイン
ト、108はベース部102の上面に配設された制御装
置部、109は制御装置部108の後部に配設された制
御用コンピュータ、110はジャイロ、111はバッテ
リ、112はモータ駆動用回路部である。
【0033】ここで、直動リンク装置1は、2つを1組
として上端部が各々ベース部側自在受動ジョイント10
6に連結され下端部が1つの足部側自在受動ジョイント
107に連結されたV字形状に配設されている。1組の
直動リンク装置1は、右脚及び左脚に各々3組ずつ、平
面視三角形状に配設され、片脚に6本、合計12本が配
設されている。すなわち、本実施の形態1における2足
歩行ロボット101の左右の脚部は、各々スチュワート
プラットフォームにより構成されている。これにより、
動作の安定性及び強度に優れる。また、1つのベース部
側自在受動ジョイント106には1つの直動リンク装置
1の上端部が連結され、1つの足部側自在受動ジョイン
ト107には2つの直動リンク装置1の下端部が連結さ
れている。ジャイロ110、バッテリ111、モータ駆
動用回路部112は制御装置部108に配設されてい
る。本実施の形態2においては、バッテリ111として
ニッケル水素バッテリを使用した。また、右足部103
及び左足部104の底面側に、床反力を検出する6軸力
覚センサを設けることもできる。6軸力覚センサは、各
軸方向の力3成分と各軸周りのモーメント3成分を同時
に且つ逐次連続的に高精度で検出することができる。ま
た、6軸力覚センサで検出された値を基にZMP(Ze
ro MomentPoint)制御を行うこともでき
る。
【0034】以上のように構成された本実施の形態2に
おける2足歩行ロボットについて、以下その動作を図を
用いて説明する。なお、本実施の形態2においては、2
足歩行ロボット101の右脚の動作について説明する。
左脚の動作については右脚と同様であるので説明を省略
する。
【0035】右脚を動作させる場合、予め設定された歩
行パターンに基づいて右足部103の逆運動学を計算
し、算出された値に基づいて直動リンク装置1の各々の
モータ28を駆動させ、インナーロッド部23を摺動さ
せて直動リンク装置1を伸縮させる。直動リンク装置1
とベース部102又は右足部103との連結部分に配設
されているベース部側自在受動ジョイント106、足部
側自在受動ジョイント107は、直動リンク装置1の伸
縮に追従してこれを妨げることなく円滑に従動する。直
動リンク装置1のモータ28の回動は各々に配設された
ロータリエンコーダ31により検出され、取得された検
出値は角度データとしてフィードバックされ、直動リン
ク装置1はフィードバック制御される。これにより、右
足部103は、一歩踏み出す動作やその場で足踏みする
動作等を行うことができる。更に、このような動作を右
足部103と左足部104で交互に連続して行うことに
より、歩行動作を行うことができる。
【0036】2足歩行ロボット101が動作状態にある
場合、モータ28へ電力の供給がなされ、コイル部42
へも通電されている。これにより、保持ブレーキ30は
開放されている。2足歩行ロボット101が静止状態す
なわち姿勢固定状態にある場合、モータ28への電力の
供給を停止させると、それに伴って、コイル部42への
通電が停止され、保持ブレーキ30によりモータ28の
回動軸41を保持固定し、インナーロッド部23を固定
する。これにより、直動リンク装置1が自重により従動
して伸縮することがなく静止状態の姿勢を維持すること
ができる。
【0037】なお、本実施の形態2において、保持ブレ
ーキ30の作動やモータ28の停止を行うことができる
外部スイッチを設けることもできる。これにより、2足
歩行ロボット101の操作者は、操作中に危険を察知し
た場合、速やかに2足歩行ロボット101の動作を停止
させることができると共に、2足歩行ロボット101は
姿勢を維持することができるので、急停止の際に転倒に
よる2足歩行ロボット101自体の破損や転倒による事
故が起こらず安定性及び安全性に優れる。
【0038】以上のように、本実施の形態2における2
足歩行ロボットは構成されているので、以下のような作
用を有する。 (1)2足歩行ロボット101の静止状態すなわち姿勢
固定状態において、保持ブレーキ30によりモータ28
の回動軸41を保持固定することができるので、インナ
ーロッド部23が自重により従動することがなく静止状
態の姿勢を維持することができると共に、モータ28に
かかる負荷を低減させることができる。 (2)2足歩行ロボット101の静止状態すなわち姿勢
固定状態において、モータ28への電力の供給を停止さ
せることができるので、モータ28の消費エネルギを低
減させることができ、搭載されたバッテリ111の1回
の交換又は充電で動作できる動作時間が長くなり2足歩
行ロボット101の稼動率を向上させることができる。 (3)機器の故障等により動作中に不意にモータ28が
停止した場合であっても、2足歩行ロボット101は姿
勢を維持することができるので、転倒による2足歩行ロ
ボット101自体の破損や転倒による事故が起こらず安
定性及び安全性に優れる。 (4)2足歩行ロボット101の搬送時や待機時におい
て、モータ28を駆動させることなく姿勢を維持するこ
とができるので、モータ28にかかる負荷トルクを軽減
することができると共に、モータ28の電力消費を抑え
ることができる。 (5)脚部が各々ベース部102と右足部103、左足
部104との間に複数の直動リンク装置1を並列に配設
したパラレルリンク機構により形成されているので、右
足部103及び左足部104における出力が大きく、大
きな負荷に耐えることができ重量物の搬送が可能で実用
性に優れる。 (6)2足歩行ロボット101の左右の脚部が各々ベー
ス部102と右足部103及び左足部104との間に複
数の直動リンク装置1を並列に配設したパラレルリンク
機構により形成されているので、大きな負荷に耐えるこ
とができ重量物の搬送が可能で実用性に優れると共に、
2足歩行ロボット101の脚部の動作に上半身の補償動
作を必要としないため、重量の大きい上半身を搭載又は
組み込むことができ設計の自由度に優れる。 (7)歩行動作中における直動リンク装置1の可動変位
の誤差による右足部103又は左足部104の位置誤差
が平均化されるため、高精度の動作を行うことができる
と共に、直動リンク装置1の変位を検出するロータリエ
ンコーダ31に高い分解能を必要としないため生産性に
優れる。 (8)各々の直動リンク装置1には引っ張り力及び圧縮
力のみが印加され曲げモーメントが加わらないため、強
度及び剛性に優れると共に、材質や形状の選択の幅が広
がり設計の自由度に優れる。また、雄螺子軸部34と雌
螺子ナット部35を用いた送り螺子機構によりインナー
ロッド部23を摺動させることで、制御が容易で且つ強
度及び剛性に優れる。 (9)複数の直動リンク装置1として同一の構造のもの
を用いることができるので、製造時の省コスト性及び省
力性に優れると共に、メンテナンス性を向上させること
ができる。 (10)直動リンク装置1が2つを1組としてV字形状
に配設され、右足部及び左足部に各々少なくとも3組配
設され平面視三角形状に配設されているので、2足歩行
ロボットの左右の脚部が各々スチュワートプラットフォ
ームにより構成され安定性及び強度に優れる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の直動リン
ク装置及びそれを備えた2足歩行ロボットによれば以下
のような有利な効果が得られる。
【0040】請求項1に記載の発明によれば、 (1)直動リンク装置により重量物を支持した状態でア
クチュエータを停止させた場合であっても、保持ブレー
キにより可動部を保持固定することができるので可動部
が重量物の重みにより従動することなく、支持状態を維
持することができる直動リンク装置を提供することがで
きる。 (2)直動リンク装置により重量物を支持した状態でア
クチュエータを停止させることができるので、アクチュ
エータにかかる負荷を低減することができると共に、ア
クチュエータの稼動エネルギの消費を抑えることができ
る直動リンク装置を提供することができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、 (1)直動リンク装置により重量物を支持した状態で、
機器の故障等により不意にモータが停止した場合であっ
ても、保持ブレーキにより可動部を保持固定することに
より支持状態を維持することができるので、安定性及び
安全性に優れる直動リンク装置を提供することができ
る。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の効果に加え、 (1)保持ブレーキにより回動軸の回動を制動しインナ
ーロッド部を固定することができるので、直動リンク装
置により重量物を支持した状態でモータを停止させるこ
とができ、支持状態を維持することができる直動リンク
装置を提供することができる。 (2)直動リンク装置により重量物を支持した状態で静
止する場合、保持ブレーキにより静止状態を維持したま
まモータを停止させることができるので、モータにかか
る負荷トルクを軽減することができると共に、モータの
消費電力を抑えることができる直動リンク装置を提供す
ることができる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、 (1)2足歩行ロボットの静止状態すなわち姿勢固定状
態において、保持ブレーキによりアクチュエータの可動
部を保持固定することができるので、アクチュエータの
可動部がロボットの自重等により従動することがなく静
止状態の姿勢を維持することができると共に、アクチュ
エータにかかる負荷を低減させることができる2足歩行
ロボットを提供することができる。 (2)2足歩行ロボットの静止状態すなわち姿勢固定状
態において、アクチュエータへの稼動エネルギの供給を
停止させることができるので、アクチュエータの消費エ
ネルギを低減させることができ、例えば、搭載されたバ
ッテリにより電気アクチュエータに電力が供給されてい
る場合、1回のバッテリの交換又は充電で動作できる動
作時間が長くなり2足歩行ロボットの稼動率を向上させ
ることができる2足歩行ロボットを提供することができ
る。 (3)機器の故障等により動作中に不意にアクチュエー
タが停止した場合であっても、2足歩行ロボットは姿勢
を維持することができるので、転倒による2足歩行ロボ
ット自体の破損や転倒による事故が起こらず安定性及び
安全性に優れる2足歩行ロボットを提供することができ
る。 (4)2足歩行ロボットの搬送時や待機時において、ア
クチュエータを駆動させることなく姿勢を維持すること
ができるので、アクチュエータにかかる負荷トルクを軽
減することができると共に、アクチュエータの稼動エネ
ルギの消費を抑えることができる2足歩行ロボットを提
供することができる。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
の効果に加え、 (1)左右の脚部に用いられる各々のパラレルリンク機
構部は、2本のリンクを1組としてV字形状に配設さ
れ、それが3組配設されたスチュワートプラットフォー
ムにより構成されているので、安定性及び剛性に優れる
と共に、動作制御を簡便化することができる2足歩行ロ
ボットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における直動リンク装置の要部斜
視図
【図2】(a)実施の形態1における直動リンク装置の
要部側面図 (b)図2(a)のA−A線の要部矢視断面図
【図3】(a)保持ブレーキのモータ駆動時の状態を示
す構成図 (b)保持ブレーキのモータ停止時の状態を示す構成図
【図4】実施の形態2における2足歩行ロボットの斜視
【符号の説明】
1 直動リンク装置 21 保持ケーシング 22 アウターチューブ部 23 インナーロッド部 24 雄螺子軸挿通孔 25 ロッドレール部 26 レールガイド部 27 初期位置センサ 28 モータ 29 ギアユニット 30 保持ブレーキ 31 ロータリエンコーダ 32 カップリング 33 ベアリング 34 雄螺子軸部 35 雌螺子ナット部 36a、36b ストッパ 41 回動軸 42 コイル部 43a、43b 端子 44 押圧板 44a 押圧面 45 回動軸挿通孔 46 キー 47 キー摺動溝 48 押圧板制動部 101 2足歩行ロボット 102 ベース部 103 右足部 103a 固定板 104 左足部 104a 固定板 106 ベース部側自在受動ジョイント 107 足部側自在受動ジョイント 108 制御装置部 109 制御用コンピュータ 110 ジャイロ 111 バッテリ 112 モータ駆動用回路部
フロントページの続き (72)発明者 高本 陽一 福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目8番1 号 株式会社テムザック内 (72)発明者 馬場 勝之 福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目8番1 号 株式会社テムザック内 (72)発明者 井野 重秋 福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目8番1 号 株式会社テムザック内 Fターム(参考) 3C007 AS36 CS08 HS27 HT11 HT20 HT40 WA03 WA13 WC22 3J058 CC13 CC77 FA34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータを備え、前記アクチュエ
    ータの駆動により長手方向に伸縮自在な直動リンク装置
    であって、前記アクチュエータの可動部を保持固定する
    保持ブレーキを備えていることを特徴とする直動リンク
    装置。
  2. 【請求項2】 前記保持ブレーキは、前記アクチュエー
    タの停止時に、前記アクチュエータの前記可動部を保持
    固定することを特徴とする請求項1に記載の直動リンク
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータとしてのモータと、
    前記モータの回動軸に固定され前記直動リンク装置の長
    手方向に配設された長尺棒状の雄螺子軸部と、前記雄螺
    子軸部に螺合する雌螺子ナット部と、前記雌螺子ナット
    部に固定され前記モータの駆動により前記直動リンク装
    置の長手方向に摺動するインナーロッド部と、前記モー
    タの前記回動軸を保持固定する保持ブレーキと、を備え
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の直動リ
    ンク装置。
  4. 【請求項4】 ベース部と、右足部及び左足部と、前記
    ベース部と前記右足部及び前記左足部の各々に配設され
    た複数の受動ジョイントと、前記ベース部に配設された
    前記受動ジョイントと前記右足部に配設された前記受動
    ジョイントとの間、及び、前記ベース部に配設された前
    記受動ジョイントと前記左足部に配設された前記受動ジ
    ョイントとの間に各々配設されたパラレルリンク機構部
    と、前記パラレルリンク機構部のリンクとして請求項1
    乃至3の内いずれか1項に記載の直動リンク装置と、備
    えていることを特徴とする2足歩行ロボット。
  5. 【請求項5】 前記ベース部と前記右足部との間及び前
    記ベース部と前記左足部との間に配設された各々3組の
    前記パラレルリンク機構部を備えていることを特徴とす
    る請求項4に記載の2足歩行ロボット。
JP2002133344A 2002-03-31 2002-03-31 直動リンク装置及びそれを備えた2足歩行ロボット Pending JP2003291086A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025815A1 (ja) * 2003-09-12 2005-03-24 Tmsuk Co., Ltd. 直動リンク装置及びそれを備えた2足歩行ロボット
KR100812818B1 (ko) 2006-11-14 2008-03-12 한양대학교 산학협력단 로봇의 다리
WO2023045199A1 (zh) * 2021-09-22 2023-03-30 琦星智能科技股份有限公司 一种机械臂驱动电机
WO2023132295A1 (ja) * 2022-01-06 2023-07-13 三菱重工機械システム株式会社 揺動装置および揺動装置の制御方法

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