JP2003289382A - 呼処理システムにおける履歴管理装置並びにその方法、及びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
呼処理システムにおける履歴管理装置並びにその方法、及びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録した記録媒体Info
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Abstract
得することができ、かつ、簡便に呼処理の状況を把握で
きる呼処理システムにおける履歴管理装置を提供する。 【解決手段】 呼処理システムにおける履歴管理装置
は、呼管理部31とログ管理部32で構成され、呼管理
部31は、ネットワークを介して通信を行う端末装置間
でやりとりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着
呼承認の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージ
を抽象化し、スタータスを排除した通信ログを生成し、
ログ管理部32は、生成される通信ログを、システムと
は独立して持つログDB33に保存し、保存された通信
ログから通信状況を分析して発着信履歴を取得する。
Description
クを用いて音声通信を行うVoIPに用いて好適な、呼
処理システムにおける履歴管理装置並びにその方法、及
びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録した記
録媒体に関する。
通信を行うVoIP(Voice over IP)のシステム状況
を監視する手段として、“ログ取得”がある。ログ取得
は、通信を行う端末装置間でやりとりされる、発呼要
求、発呼承認、着呼要求、着呼承認等、呼処理のための
信号を得、記録することにより行われる。
6に取得したログの例を示す。図5は、端末A、端末
B、VoIPを実現する呼処理システム、ログ取得を行
うログ管理装置におけるそれぞれの間の動作関係をシー
ケンスとして示したものであり、ここでは、端末Aと端
末Bが呼処理システムにログインした後、端末Aが端末
Bに発呼したときの通信を例示している。
生成出力する(S501)。発呼要求とは、端末Aが呼
処理システムに対して発呼開始の許可を要求する信号で
ある。これを受信した呼処理システムでは、通信可能な
状態にあれば発呼承認を行い(S502)、同時に、端
末Aが端末Bに呼したことをログ管理装置に通知する
(S503)。次に、端末Aと端末Bが通信を開始する
ことによって発生する通信開始処理(S504)が開始
されるが、ダイレクトモードで通信が開始される場合に
限って呼処理システムには通知されない。一方、ルーテ
ッドモードの場合は、端末Bが呼処理システムからの要
求に対して、着呼要求を発信する(S505)。呼処理
システムでは、届いた信号をもとに、通信が可能な状態
であれば着呼承認を発信し(S506)、通信の承認を
行う。呼処理システムは、更に、端末Bに着呼したこと
をログ管理装置に通知する(S507)。
08)。ここでは、通話に必用な音声チャネルの接続/
切断等、通話に必用な処理を行う。ここでの処理はダイ
レクトモードの場合、端末装置間でやりとりされるた
め、呼処理システムには通知されない。次に、端末Aが
通信を終了するために呼切断要求を発信したとする。こ
の場合、呼処理システムにその要求を拒否する内容が記
述されていない限り、呼切断処理を行う(S509)。
呼処理システムは、更に、端末A呼切断承認を発行し、
通信を切断することを端末Aに通知する(S510)。
そして、ログ管理装置に対して端末A呼切断通知を発行
し、端末Aが呼切断を呼処理システムに要求し、承認さ
れたことを通知する(S511)。そして、端末Bが通
信を終了するために呼処理システムに対して呼切断要求
を送信し(S512)、これを受けた呼処理システム
は、通信を切断することを端末Aに通知するために呼切
断承認を発行し(S513)、同時にログ管理装置に対
し、端末Bが呼切断を呼処理システムに要求し、承認さ
れたことを通知する(S514)。
ケンスに従い呼処理システムが通話を制御するが、呼処
理システムが、上記した(S501)〜(S503)、
(S504)〜(S507)、(S509)〜(S51
3)の手順で得られるテータだけでは、端末Aと端末B
の通信状態を認識するときに、関連付けを個々の履歴か
ら判別することはできない。すなわち、発呼した端末A
が通信を始められたか否かを判断することができない。
この場合、通信は、呼処理システムに負荷がかかるルー
テッドモードで行い、より詳細な呼状態を調べる必要が
ある。
在するため、ログ参照の手段が呼処理システムに依存
し、従って、呼処理システムから直接履歴情報を得よう
とした場合、履歴情報は呼処理システムに依存したステ
ータスを持つことになる。呼処理システムが持っている
履歴情報は、図6に示されるように、ユーザID、呼処
理システム内のメッセージなど、呼処理システムに依存
した形式で格納されるため、汎用性に欠けるといった諸
々の欠点があった。
あり、ネットワークを介して通信を行う端末装置間でや
りとりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼承
認の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージを抽
象化し、スタータスを排除した通信ログを生成すること
により、通信モードに依存せずに通信履歴を取得でき
る、呼処理システムにおける履歴管理装置並びにその方
法、及びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。また、生成
される通信ログを、システムとは独立して持つ記憶装置
に保存し、保存された通信ログから通信状況を分析して
発着信履歴を取得することにより、簡便に呼処理の状況
が把握可能な、呼処理システムにおける履歴管理装置並
びにその方法、及びその履歴管理プログラム、同プログ
ラムを記録した記録媒体を提供することも目的とする。
ために本発明は、ネットワークに接続された端末装置が
システムにログインし、前記ログインした端末装置の発
呼に基づいて通信を行う、呼処理システムにおける履歴
管理装置であって、前記ネットワークを介して通信を行
う端末装置間でやりとりされる、発呼要求、発呼承認、
着呼要求、着呼承認の少なくとも一つの呼処理信号か
ら、メッセージを抽象化し、スタータスを排除した通信
ログを生成する呼管理手段、を備えたことを特徴とす
る。
より生成される通信ログを、システムとは独立して持つ
記憶装置に保存し、前記保存された通信ログから通信状
況を分析して発着信履歴を取得するログ管理手段と、を
備えたことを特徴とする。
着信者と、通信開始・終了時刻と、発着信時に記録され
るタイムスタンプと、フラグデータとから成り、前記フ
ラグデータは、前記発着信者が同じでタイムスタンプが
一致する場合にのみ意味を持つこと、を特徴とする。
ークを介して通信を行う端末装置間でやりとりされる、
発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼承認の少なくとも
一つの呼処理信号から、メッセージを抽象化し、スター
タスを排除した通信ログを生成し、ログ管理手段が、生
成された通信ログを、システムとは独立して持つ記憶装
置に保存し、保存された通信ログから通信状況を分析し
て発着信履歴を取得することにより、通信のモードに依
存しない呼処理にかかわるメッセージだけでログの生成
を完結することができ、生成したログを呼管理手段が抽
象化して呼処理システムとは独立した記憶装置に保存す
ることで、呼処理システムに依存しないログの取得を確
立でき、ログ管理手段で管理するデータからステータス
を排除したことから呼処理システムに状態を確認する手
間が省け、呼処理システムに依存せずに履歴の参照を可
能とした呼処理システムにおける履歴管理装置を提供す
ることができる。
ネットワークに接続された端末装置がシステムにログイ
ンし、前記ログインした端末装置の発呼に基づいて通信
を行う、呼処理システムにおける履歴管理方法であっ
て、前記ネットワークを介して通信を行う端末装置間で
やりとりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼
承認の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージを
抽象化し、スタータスを排除した通信ログを生成し、当
該通信ログから発着信履歴を取得すること、を特徴とす
る。
ネットワークに接続された端末装置がシステムにログイ
ンし、前記ログインした端末装置の発呼に基づいて通信
を行う、呼処理システムにおける履歴管理装置に用いら
れる履歴管理プログラムであって、前記ネットワークを
介して通信を行う端末装置間でやりとりされる、発呼要
求、発呼承認、着呼要求、着呼承認の少なくとも一つの
呼処理信号から、メッセージを抽象化し、スタータスを
排除した通信ログを生成する呼管理ステップと、前記生
成された通信ログを、システムとは独立して持つ記憶装
置に保存し、前記保存された通信ログから通信状況を分
析して発着信履歴を取得するログ管理ステップと、をコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
ネットワークに接続された端末装置がシステムにログイ
ンし、前記ログインした端末装置の発呼に基づいて通信
を行う、呼処理システムにおける履歴管理装置に用いら
れる履歴管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、前記ネットワークを介して
通信を行う端末装置間でやりとりされる、発呼要求、発
呼承認、着呼要求、着呼承認の少なくとも一つの呼処理
信号から、メッセージを抽象化し、スタータスを排除し
た通信ログを生成する呼管理ステップと、前記生成され
た通信ログを、システムとは独立して持つ記憶装置に保
存し、前記保存された通信ログから通信状況を分析して
発着信履歴を取得するログ管理ステップと、をコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
における履歴管理装置の構成を機能展開して示したブロ
ック図であり、使用する通信インフラと共に示されてい
る。図1において、1は、VoIP等の呼処理システム
であり、IP(InternetProtocol)網2を介して端末装
置A、Bが接続されている。3は、本発明の履歴管理装
置であり、IP網2を介して通信を行う端末装置A、B
間でやりとりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、
着呼承認の少なくとも一つの呼処理信号から呼処理シス
テム1に依存しない形式で通信履歴を取得する。履歴管
理装置3は、機能的には、呼管理部31と、ログ管理部
32で構成され、呼管理部31は、メッセージを抽象化
し、スタータスを排除した通信ログを生成する機能を持
ち、また、ログ管理部32は、呼管理部31により生成
された通信ログを、システムとは独立して持つログDB
33に保存し、保存された通信ログから通信状況を分析
して発着信履歴を取得する機能を持つ。
通信履歴管理装置の動作を説明するために引用した呼処
理シーケンス図であり、図1に示す、端末装置A、端末
装置B、呼処理システム1、履歴管理装置3(呼管理部
31、ログ管理部32)の間の動作シーケンスが示され
ている。以下、図2に示す呼処理シーケンスを参照しな
がら本発明における通信履歴管理装置の動作について詳
細に説明する。
1に対して発呼要求を送信して端末Aが呼処理システム
1に対して発呼開始の許可を要求する(S201)。呼
処理システム1は、届いた信号をもとに通信が可能な状
態にあれば要求のあった端末装置Aに対して発呼承認を
行う(S201)。呼処理システム1は、更に、履歴管
理装置3の呼管理部31に対して、端末側から発呼信号
が到来したことを知らせる発呼通知1信号を送信する
(S203)。これを受信した呼管理部31は、ログ管
理部32に対してログを生成するための信号である発呼
通知2を通知する(S204)。ここで、呼管理部31
がメッセージの抽象化を行い、図4に示す、発信者、着
信者、時刻(T1)、メッセージ名、フラグデータ(発
呼)等を呼処理システム1に依存しないデータに変換し
てログDB33に保存する。
理が行われる(S205)。ここでの通信開始処理と
は、端末装置Aと端末装置Bが通信を開始することによ
り発生する処理である。但し、処理はダイレクトモード
で通信が開始される場合はは、呼処理システム1には通
知されない。次に、端末装置Bが呼処理システム1から
の要求に対して、着呼要求を発信する(S206)。こ
れを受けた呼処理システム1では、届いた信号をもと
に、通信が可能な状態であれば通信の承認を行う(S2
07)。そして、呼処理システム1は、履歴管理装置3
に対して着呼通知1信号を送信する(S208)。着呼
通知1信号とは、呼処理システム1が履歴管理装置3の
呼管理部31に対して発信する信号であり、端末側から
発呼信号が到来したことを知らせるものである。呼管理
部31では、発呼通知2信号をログ管理部32へ送信し
て呼管理部31がログを生成することを通知する(S2
09)。ここで、呼管理部31がメッセージの抽象化を
行い、図4に示す、発信者、着信者、時刻(T2)、メ
ッセージ名(着呼)、フラグデータなどを呼処理システ
ム1に依存しないデータに変換してログDB33に保存
する。
0)。ここでは、通話に必要な音声チャネルの接続/切
断等、通話に必要な処理をここで行う。この処理はダイ
レクトモードの場合、端末装置AB間でやりとりされる
ため、呼処理システム1には通知されない。次に、端末
装置Aから呼処理システム1に対して呼切断要求が送信
される(S211)。呼切断要求とは、端末装置Aが通
信を終了するために送信する信号である。呼処理システ
ム1に要求を拒否する内容が記述されていない限り、呼
処理システム1は、呼切断承認のための処理を行い、通
信を切断することを端末装置Aに通知する(S21
2)。呼処理システム1は、更に、呼切断通知1を発行
して、端末装置Aが呼処理システム1に呼切断を要求
し、承認されたことを履歴管理装置3の呼管理部31に
通知する(S213)。ここで、呼管理部31は、ログ
管理部32に対して呼切断通知2を発行し(S21
4)、呼管理部31がメッセージの抽象化を行い、発信
者、着信者、時刻(T3)、メッセージ名(呼切断)、
フラグデータなどを呼処理システム1に依存しないデー
タに変換してログSB33に保存する。
に、呼処理システム1に対して呼切断要求を発行する
(S215)。これを受けた呼処理システム1では、端
末装置Aに対して呼切断承認を発行して通信を切断する
ことを端末装置Aに通知する(S216)。同時に呼処
理システム1は、端末装置Aが呼切断を呼処理システム
1に要求し、承認されたことを履歴管理装置1の呼管理
部31に通知する(S217)。呼管理部31では、ロ
グを生成するための信号である呼切断通知4をログ管理
部32に発行する(S218)。ここで、呼管理部31
がメッセージの抽象化を行い、発信者、着信者、時刻
(T4)、メッセージ名(呼切断)、フラグデータなど
を呼処理システム1に依存しないデータに変換してログ
DB33に保存する。
タンプは、発信時、通話終了時にのみ記録されることと
する。発信時は、t=T1のとき、着信時はt=T3の
ときに記録される。フラグデータは、発着信名が同一の
通信であって、かつ、タイムスタンプが一致している場
合にのみ“ON”になり、それ以外は“OFF”であ
る。1つの発呼が生成されて、終了するまでのログを見
れば、図4に示すようになるため、発呼と切断のログの
対応を調べることができるようになり、呼処理システム
1に依存することなく、簡便かつ呼処理システムへの負
荷なくログ取得が可能となる。このことにより、端末A
B間での通信時間がわかり、通話状況を把握することが
できるため、課金等への適用が可能となる。なお、図2
に示される*マークは、それぞれの段階におけるログ管
理部32の通信状態の把握とフラグのON/OFF制御
を示す。
履歴管理装置の動作がフローチャートで示されている。
具体的にはこのフローチャート中に本発明の履歴管理プ
ログラムの処理手順が示されている。
やりとりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼
承認等の呼処理信号に基づき、呼システム1から発行さ
れる発呼通知1、着呼通知1、呼切断通知1、呼切断通
知3によって呼管理部31が起動され、呼管理部31
が、ログ管理部32に対して、発呼通知2、着呼通知
2、呼切断通知3、呼切断通知4のそれぞれを通知して
ログを生成することを通知する(S301、S30
2)。そして、いずれの場合においても、呼管理部31
がメッセージの抽象化を行い、発信者、着信者、時刻
(T3)、メッセージ名(呼切断)、フラグデータなど
を呼処理システム1に依存しないデータに変換してログ
SB33に保存し(S303、S304)、ログ管理部
32が、必要に応じてログの解析要求があったときに、
ログDB33を参照して発着信履歴を調べるものである
(S306)。他は、図2に示すシーケンス図と重複す
るため、これ以上の詳細な説明は省略する。
に依存しない呼処理に関わるメッセージのみでログの生
成を完結させるものであり、呼処理システムを用いたル
ーテッドモードを利用しないで済むため、呼処理システ
ムの負荷削減がはかれる。また、呼処理システム固有の
メッセージをログに格納することなく、履歴管理装置を
構成する呼管理部で抽象化してログDBに保存するよう
にしたことにより、呼処理システムに依存しないログの
取得手法を確立することができる。更に、ログ管理部で
管理するデータからステータスを排除したため、呼処理
システムに状態を確認する必要がなくなり、呼処理シス
テムに依存することなく履歴が参照できる。
理部32のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読
取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録され
たプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実
行することにより、本発明の呼処理システムにおける履
歴管理装置が実現されるものとする。ここでいうコンピ
ュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを
含むものである。
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、RO
Mの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵
されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さら
に「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムが送信された場合のシステムやクライア
ントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
(RAM)のように、一定時間プログラムを保持してい
るものも含むものとする。
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態
に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない
範囲の設計等も含まれる。
要求、発呼承認、呼切断要求、呼切断承認などの呼処理
信号からログを生成して呼処理システム外部の記憶装置
に保存することで、従来、ログ取得が呼処理を行うソフ
トウェア毎に、取得、あるいは閲覧方法が異なり煩雑で
あったが、呼処理システムに依存しない形式で保存され
るため、簡便に呼処理の状況が把握できる。また、呼処
理のためのソフトウェアから得られるデータはその記憶
装置に抽象化されて格納されるので、呼処理のためのソ
フトウェアが変更されてもそのアルゴリズムに影響を受
けずに汎用性がある。更に、その記憶装置内に保存され
るデータはステータスを持たないため、データを保存し
た後、ステータスを変更するための処理が不要であり、
従って、少ないコンピュータリソースで発着信履歴の参
照を行うことができる。
ムに負荷がかからないため有効であるが、その反面、通
話開始/終了を暗示的に示す信号が受信できなくなるた
め、履歴を構成することが難しいが、このモードの違い
に依存することなく履歴を管理することができる。
置の構成を機能展開して示したブロック図である。
理装置の動作を説明するために引用した呼処理シーケン
ス図である。
理装置の動作を説明するために引用したフローチャート
である。
示す図である。
に引用した呼処理シーケンス図である。
である。
A(B)…端末装置、31…呼管理部、32…ログ管理
部、33…ログDB
Claims (6)
- 【請求項1】 ネットワークに接続された端末装置がシ
ステムにログインし、前記ログインした端末装置の発呼
に基づいて通信を行う、呼処理システムにおける履歴管
理装置であって、 前記ネットワークを介して通信を行う端末装置間でやり
とりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼承認
の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージを抽象
化し、スタータスを排除した通信ログを生成する呼管理
手段、 を備えたことを特徴とする呼処理システムにおける履歴
管理装置。 - 【請求項2】 前記呼管理手段により生成される通信ロ
グを、システムとは独立して持つ記憶装置に保存し、前
記保存された通信ログから通信状況を分析して発着信履
歴を取得するログ管理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の呼処理シス
テムにおける履歴管理装置。 - 【請求項3】 前記ログは、発・着信者と、通信開始・
終了時刻と、発着信時に記録されるタイムスタンプと、
フラグデータとから成り、 前記フラグデータは、前記発着信者が同じでタイムスタ
ンプが一致する場合にのみ意味を持つこと、を特徴とす
る請求項1または2に記載の呼処理システムにおける履
歴管理装置。 - 【請求項4】 ネットワークに接続された端末装置がシ
ステムにログインし、前記ログインした端末装置の発呼
に基づいて通信を行う、呼処理システムにおける履歴管
理方法であって、 前記ネットワークを介して通信を行う端末装置間でやり
とりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼承認
の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージを抽象
化し、スタータスを排除した通信ログを生成し、当該通
信ログから発着信履歴を取得すること、 を特徴とする呼処理システムにおける履歴管理方法。 - 【請求項5】 ネットワークに接続された端末装置がシ
ステムにログインし、前記ログインした端末装置の発呼
に基づいて通信を行う、呼処理システムにおける履歴管
理装置に用いられる履歴管理プログラムであって、 前記ネットワークを介して通信を行う端末装置間でやり
とりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼承認
の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージを抽象
化し、スタータスを排除した通信ログを生成する呼管理
ステップと、 前記生成された通信ログを、システムとは独立して持つ
記憶装置に保存し、前記保存された通信ログから通信状
況を分析して発着信履歴を取得するログ管理ステップ
と、 をコンピュータに実行させる履歴管理プログラム。 - 【請求項6】 ネットワークに接続された端末装置がシ
ステムにログインし、前記ログインした端末装置の発呼
に基づいて通信を行う、呼処理システムにおける履歴管
理装置に用いられる履歴管理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記ネットワークを介して通信を行う端末装置間でやり
とりされる、発呼要求、発呼承認、着呼要求、着呼承認
の少なくとも一つの呼処理信号から、メッセージを抽象
化し、スタータスを排除した通信ログを生成する呼管理
ステップと、 前記生成された通信ログを、システムとは独立して持つ
記憶装置に保存し、前記保存された通信ログから通信状
況を分析して発着信履歴を取得するログ管理ステップ
と、 をコンピュータに実行させる履歴管理プログラムを記録
した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002092948A JP2003289382A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 呼処理システムにおける履歴管理装置並びにその方法、及びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002092948A JP2003289382A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 呼処理システムにおける履歴管理装置並びにその方法、及びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003289382A true JP2003289382A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29237625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002092948A Pending JP2003289382A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 呼処理システムにおける履歴管理装置並びにその方法、及びその履歴管理プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003289382A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279636A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hitachi Ltd | クライアント間通信ログの整合性保証管理システム |
JP2009246686A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nippon Telegraph & Telephone West Corp | 通信解析装置および通信解析方法 |
JP2012195925A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 管理システム、プログラム、プログラム提供システム、及びメンテナンスシステム |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002092948A patent/JP2003289382A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279636A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hitachi Ltd | クライアント間通信ログの整合性保証管理システム |
JP2009246686A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nippon Telegraph & Telephone West Corp | 通信解析装置および通信解析方法 |
JP2012195925A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 管理システム、プログラム、プログラム提供システム、及びメンテナンスシステム |
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