JP2003286444A - Method for toning liquid of water-dispersed powder - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for toning a liquid of water-dispersed powder. <P>SOLUTION: The method for toning the liquid of a water-dispersed powder resin composition is characterized in that, after obtaining a toned coating having an objective coating color and ΔE of at most 5.0, using at least one of the primary-colored liquid of the water-dispersed powder resin composition composed of a colored thermosetting powder coating containing a white pigment, black pigment, red pigment, yellow pigment, blue pigment, green pigment, scale-like aluminium powder, colored mica powder, copper powder, tin powder, stainless- steel powder or a set of coloring pigments comprising at least two of them, at least one aqueous coloring pigment paste is added thereto by an amount of at most 3 wt.% based on the amount of the liquid of the water-dispersed powder resin composition. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、粉体水分散液原色
と水性着色顔料ペーストを使用して多色化ができ、且つ
安価で簡単に調色ができる調色方法に関する。 【０００２】 【従来技術】 従来、粉体塗料の調色は、例えば次の
様な方法で行っている。 【０００３】着色粉体塗料は、ユーザーから指定された
塗膜の色調になるように着色顔料を粉末基体樹脂、硬化
剤などと混合分散し、次に得られた混合分散物を２軸分
散機を使用して着色顔料、硬化剤などを基体樹脂中に溶
融混合分散したのち、冷却、粗粉砕、微粉砕、濾過（篩
い）を行うことにより目的とする着色粉体塗料が製造さ
れる。 【０００４】着色粉体塗料の製造は、上記した様な行程
により製造されるため決まった色の粉体塗料を多量に製
造するには問題とならないが、一方少量の粉体塗料を多
色にわたって製造しようとすると、粉体塗料のロスが多
くなること、手間が掛かること、コンタミが多くなるこ
となどの問題点がある。 【０００５】着色粉体塗料の調色方法として、例えば特
公表４ー５０４４３１号公報、特開昭５９ー５８０６４
号公報などが知られている。特公表４ー５０４４３１号
公報のものは２種類以上の異なった色の粒子の混合物も
しくは凝集物を着色粉体塗装組成物として使用すること
が記載されている。しかしながら、このものでは色別れ
がなく、しかも塗膜性能に優れた着色粉体塗膜が得られ
ないといった欠点がある。また特開昭５９ー５８０６４
号公報のものは着色顔料含有の水相分散体を着色顔料不
含有の微粉体と混合する粉体塗料の着色方法が記載され
ている。しかしながら、この方法は水相分散体の添加量
を多くすると塗膜の仕上がり外観が低下し、一方水相分
散体の添加量を少なくすると塗膜の隠蔽性が悪くなり両
者のバランスを取ることが困難である。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、仕上がり外
観、塗膜性能に優れ、且つ小口多色化が容易に行うこと
ができる着色方法を提供することを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、クリアを含む少な
くとも１種類以上の原色粉体水分散液樹脂組成物を用い
て、目的とする塗色とのΔＥが５．０以内合せた粉体水
分散液樹脂組成物に、水性着色顔料ペーストを適時組み
合わせることにより、目的とする塗色を調色することに
より、仕上がり外観、塗膜性能及び調色性に優れた着色
熱硬化型粉体塗膜が得られることを見出し、本発明を完
成した。 【０００８】即ち、本発明は、１種類以上の原色粉体水
分散液樹脂組成物を用いて、目的とする塗色とΔＥが
５．０以下の調色塗料を得た後、１種類以上の水性着色
顔料ペーストを組み合わせることを特徴とする粉体水分
散液樹脂組成物の調色方法を提供する。 【０００９】本発明で使用する粉体水分散液樹脂組成物
は、白色顔料、黒色顔料、赤色顔料、黄色顔料、青色顔
料、緑色顔料、鱗片状アルミニウム粉、着色マイカ粉、
銅粉、スズ粉、ステンレス粉及びこれらの２種以上の組
合せた着色顔料を含有する着色熱硬化型粉体塗料、また
は、上記いずれの顔料成分を含まないクリアの熱硬化型
粉体塗料である。これらの顔料の配合量は使用される塗
膜の隠蔽性、平滑性や性能が満たされるように、適宜選
択して配合することができる。配合量としては、顔料の
種類によって異なるが、通常着色水分散液樹脂成分１０
０重量部に対して１〜１００重量部、特に２〜８０重量
部の範囲が好ましい。着色熱硬化型粉体塗料は、例えば
日本塗料工業会が発行する色見本、各社で決められた色
見本の原色に従って着色熱硬化型粉体塗料を製造するこ
とができる。 【００１０】粉体水分散液の樹脂成分としては、好まし
くはそれ自体加熱により溶融、流動する熱硬化型粉体樹
脂（軟化温度約３０〜１３０℃）に硬化剤を配合してな
るものを使用することができる。該着色水分散液樹脂と
しては、熱により硬化剤と反応する官能基を有する樹脂
が使用できる。具体的には、例えばアクリル系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、フッ素系樹脂、シ
リコン系樹脂及びこれらのハイブリッド系樹脂などが好
適である。官能基としては、例えば水酸基、カルボキシ
ル基、エポキシ基、ブロックされたイソシアネ−ト基等
が挙げられる。また、硬化剤としては、該硬化剤に含ま
れる官能基が該粉体樹脂中に含まれる官能基と反応し硬
化塗膜を形成するものであり、例えば水酸基を含有する
粉体樹脂ではアミノ基を含有するアミノ樹脂（ヘキサメ
トキシメラミン樹脂等）、ブロックポリイソシアネ−ト
基を含有するブロックイソシアネ−ト化合物（カプロラ
クタムブロックイソホロンジイソシアネ−ト等）等の硬
化剤、カルボキシル基含有粉体樹脂ではエポキシ基を含
有するポリエポキシド（トリグリシジルイソシアネ−ト
等）及びβ−ヒドロキシエチルアルキルアミド等の硬化
剤等の硬化剤、エポキシ基含有粉体樹脂ではカルボキシ
ル基を含有するポリカルボン酸（ドデカン二酸、トリメ
リット酸、ポリエステルポリカルボン酸樹脂等）等の硬
化剤、ブロックされたイソシアネ−ト基含有粉体樹脂で
は水酸基を含有するポリオ−ル（トリメチロ−ルプロパ
ン等）等の硬化剤及びベンジル−４−ヒドロキシフェニ
ルメチルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネ−トエ
ポキシ重合開始剤等の硬化剤が挙げられる。 【００１１】粉体水分散液の成分として上記した配合物
以外に必要に応じて硬化触媒、充填剤、紫外線安定剤、
紫外線吸収剤、流動性調整剤、ハジキ防止剤等が配合で
きる。 【００１２】着色水分散液は鹸濁安定剤を用いて熱硬化
性粉体塗料を水中に分散させてなる水分散組成物からな
る。熱硬化性粉体塗料は従来からの方法、粉体樹脂、硬
化剤、着色顔料及び必要に応じてその他の成分を配合し
ミキサ−でドライブレンドした後、加熱溶融混練し、冷
却、粗粉砕、微粉砕、濾過する溶融混練り方法や凍結乾
燥方法などにより製造することができる。 【００１３】着色水分散液の平均粒子径は約１〜４０ミ
クロン、特に２５〜２０ミクロンの範囲のものが好適で
ある。平均粒子径が約５ミクロンを下回ると最終的に得
られる原色水分散液の粘性が高くなり塗装作業性が悪く
なり、一方約４０ミクロンを越えると塗膜の平滑性、耐
色むら性等が劣る。 【００１４】本発明において、平均粒子径は粒度分布を
測定（例えばマイクロトラック、ＦＲＡ粒度分析計、商
標名、“日機装株式会社製”）してその累積頻度が５０
％になる粒子径を示す。 【００１５】本発明の粉体水分散液には、必要に応じ
て、例えば撥油剤、紫外線安定剤、紫外線吸収剤（ベン
ゾトリアゾール化合物等）、抗菌剤、ハジキ防止剤、硬
化触媒、充填剤、防錆剤、流動性調整剤等を配合するこ
ともできる。 【００１６】本発明で使用する、水性着色顔料ペースト
は、例えば商品名、LuconylYellow 1100、Luconyl Yell
ow 1252, Luconyl Yellow 1770、LuconylYellow 1195、
Luconyl Brown 2195、Luconyl Red 2915、LuconylOrang
e 3053、Luconyl Red 3855、Luconyl Violet 5894、Luc
onylBlue 6900、Luconyl Blue 7080、Luconyl Green 87
30、LuconylGreen 9360、Luconyl Black 0060、Luconyl
Black 0066、LuconylWhite、Luconyl Yellow 1916、Lu
conyl Orange 2416、LuconylRed 2817（以上、ＢＡＳＦ
社製）等が挙げられる。 【００１７】本発明の着色水分散液は、被塗物にスプレ
ー塗装し、焼付け（例えば約１６０〜２００℃以上の温
度で約２０〜４０分間）によって硬化塗膜を形成するこ
とができる。該被塗物としては、スプレー塗装が可能な
素材であれば特に制限なしに従来から公知のものを使用
することができる。該被塗物としては、例えば金属類、
表面処理が施された金属類、プラスチック類、これらの
素材に塗料が塗装されたもの等が挙げられる。 【００１８】塗装膜厚は、特に制限されないが、約２０
ミクロン〜２００ミクロン、好ましくは約２０ミクロン
〜１５０ミクロンの範囲が好適である。 【００１９】本発明の着色水分散液は、例えば自動車、
電気製品、鋼製家具、事務用品、建材、パイプなど従来
から粉体塗料が使用されている用途に制限なしに適用で
きる。 【００２０】予め決められた塗膜色（Ａ）は、例えば日
本塗料工業会が発行する色見本帳、各社で独自で決めら
れた色見本帳（板、物等）等を塗膜色（Ａ）として使用
することができる。 【００２１】着色水分散液の塗膜色（Ａ）が目的とする
塗膜色（Ｂ）と同じであり調色する必要がなければその
まま使用することができる。 【００２２】上記着色水分散液を選択する第１工程とし
て、まず目的とする塗膜色（Ｂ）とのΔＥが５．０以下
となるように複数の塗膜色（Ａ）を人の目によって比較
して選択することができ、また分光光度計等により複数
の塗膜色（Ａ）を測定して出てきた発色データーをコン
ピュータに入力しておき、次いで,目的とする塗膜色
（Ｂ）を同様にして色調を測定し、出てきた発色データ
ーを塗膜色（Ａ）の発色データーと比較することによ
り、ΔＥ（色差）が５．０以内の塗膜色（Ｂ）の近似色
を得る。 【００２３】次に第２工程として、上記で得たΔＥが
５．０以内の目的とする塗膜色（Ｂ）の近似色に対し、
水性着色ペーストを添加して目的とする塗膜色（Ｂ）に
合致させる。この水性着色ペーストの配合量は、このも
のの配合量と発色データーとの関係を予め検討してお
き、その得られたデーターをコンピュータに入力してお
くことにより、目的とする塗膜色（Ｂ）に調色するため
に必要な水性着色ペーストの配合量をコンピュータで決
定することができる。なおこの時、水性着色ペーストの
添加量は３重量％以内が望ましく、さらに望ましくは１
重量％以内が望ましい。３重量％以上になると、耐候性
や耐溶剤性等の性能が低下する場合がある。ΔＥ（色
差）は、目的とする色と実験で得られた色の差をＪＩＳ
Ｚ ８７３０の基づいてΔＥ*ａｂを求めた。ΔＥ*ａ
ｂが小さい程目的とする色相に近く良好である。 【００２４】 【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。尚、部及び％はそれぞれ重量部及び重量％を示す。
本発明は下記実施例に限定されるものではない。 【００２５】原色粉体水分散液樹脂組成物（白原色）の
作成例１ ステンレス製塗料タンクに水１００部を取り、ＨＬＢ＝
１２のノニオン系界面活性剤０．２部、消泡剤０．５
部、防腐剤０．２を添加し、溶解して水媒体を準備し
た。ここに熱硬化型粉体塗料、エバクラッド＃４８００
ホイワイト（関西ペイント株式会社製）１００部を攪拌
しながら添加した。これにガラスビーズメジアを加え、
これをバッチ式サンドミルで３０℃に保ちながら、体積
平均粒径が約８μｍとなるまで湿式分散を行ない、ろ過
を経て熱硬化型粉体水分散液塗料組成物を得た。この熱
硬化型粉体水分散液塗料組成物１００部に、増粘剤を１
部添加し、白色の熱硬化型粉体水分散液塗料組成物を得
た。 【００２６】原色粉体水分散液樹脂組成物（黒原色）の
作成例２ 上記作製方法のうち、熱硬化型粉体塗料を、エバクラッ
ド＃４８００ブラック（関西ペイント株式会社製）に置
き換えた以外は同様な方法にて、黒原色の熱硬化型粉体
水分散液塗料組成物を得た。 【００２７】原色粉体水分散液樹脂組成物（青原色）の
作成例３ 上記作製方法のうち、熱硬化型粉体塗料を、エバクラッ
ド＃４８００ブルー（関西ペイント株式会社製）に置き
換えた以外は同様な方法にて、青原色の熱硬化型粉体水
分散液塗料組成物を得た。 【００２８】目的とする塗膜色、ＲＡＬ ７０００を予
め各原色熱硬化型粉体水分散液塗料組成物の発色データ
を入力したコンピュータで測色したところ、上記白原
色，黒原色，青原色をそれぞれ５２．３部，４７．２
部，０．５部で混合する調色配合を得た。次にこの調色
された熱硬化型粉体水分散液塗料組成物をエアースプレ
ー塗装し、１８０℃で２０分間焼き付けて塗膜を得たと
ころ、目的とする塗膜色とのΔＥが０．９３であった。 【００２９】上記の調色で得た、熱硬化型粉体塗料水分
散塗料組成物にLuconylBlue 6900（ＢＡＳＦ社製）を
０．０１部，Luconyl Red 3855（ＢＡＳＦ社製）を０．
００５部添加し、これを上記と同様にして焼付塗膜を得
たところ、目的とする塗膜色とのΔＥが０．１２であ
り、目視でも両者の色を評価したところ同等であった。 【００３０】上記塗膜の性能試験を行なったところ表１
の結果を得た。 【００３１】表１ 【表１】 【００３２】表１において試験方法は次の基準で行っ
た。 【００３３】塗膜性能試験塗装板の調整：燐酸亜鉛処理
板に焼き付け塗膜が６０ミクロンになるようにスプレー
塗装または静電粉体塗装を行い１８０℃３０分間焼き付
けを行い得られた塗装板を試験に供した。 【００３４】塗膜平滑性：塗膜表面を目視で観察し評価
した。◎は平滑性、チヂミ等の異常がないもの、○は平
滑性、チヂミ等があるが実用上問題がないもの、△は平
滑性、チヂミ等の異常が認められるもの、×は平滑性、
チヂミ等の異常が著しく認められるもの。 【００３５】鏡面反射率：ＪＩＳ Ｋ−５４００の６０
度の鏡面光沢度を測定した。 【００３６】エリクセン値：ＪＩＳ Ｋ−５４００
８．２に従って試験を行った。塗膜が割れ及び剥がれが
生じるまでの鋼球を押し出す破断距離（ｃｍ）を求め
た。 【００３７】耐水性：３５℃の水道水に１０日間浸漬し
た後、セロハンテープによる碁盤目付着試験（２ｍｍの
碁盤目５０個）を行った。◎は全く剥がれないもの、○
は剥離面積が１〜５％のもの、△は剥離面積が６〜１０
％のもの、×は剥離面積が１１％以上のもの。 【００３８】耐溶剤性：焼き付け塗膜の表面をメチルエ
チルケトンを浸したガーゼで指で強く往復１０回擦り、
その色落ち程度を目視で観察し評価した。◎は色落ちが
ないもの、○は若干色色落ちが認められるが実用上問題
がないもの、△は色落ちが認められるもの、×は色落ち
が著しく認められるもの。 【００３９】 【発明の効果】本発明によれば、小口調色を簡単に行う
ことができ、且つ得られた塗膜は仕上がり外観及び塗膜
性能に優れるといった顕著な効果を発揮するものであ
る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method for producing a multicolored image by using a primary color of an aqueous dispersion of powder and an aqueous color pigment paste, and providing a simple and inexpensive toning. It relates to possible toning methods. Conventionally, toning of a powder coating is performed, for example, by the following method. [0003] A colored powder coating is prepared by mixing and dispersing a colored pigment with a powdery base resin, a curing agent, and the like so that the color tone of a coating film specified by a user is obtained, and then mixing the resulting mixed dispersion with a biaxial dispersing machine. After melt-mixing and dispersing a coloring pigment, a curing agent, and the like in the base resin using the above, cooling, coarse pulverization, fine pulverization, and filtration (sieving) are performed to produce a target colored powder coating. [0004] Since the production of colored powder coatings is carried out by the above-mentioned process, there is no problem in producing a large amount of powder coatings of a fixed color. When manufacturing is attempted, there are problems such as an increase in loss of the powder coating, an increase in labor, and an increase in contamination. As a method of toning a colored powder coating, for example, Japanese Patent Publication No. 4-504431, Japanese Patent Application Laid-Open No. 59-58064.
Publications are known. Japanese Patent Publication No. 4-504431 discloses that a mixture or aggregate of particles of two or more different colors is used as a colored powder coating composition. However, this method has the drawback that color separation does not occur and a colored powder coating film having excellent coating film performance cannot be obtained. Also, JP-A-59-58064
The publication discloses a method for coloring a powder coating in which an aqueous phase dispersion containing a color pigment is mixed with a fine powder containing no color pigment. However, in this method, when the added amount of the aqueous phase dispersion is increased, the finished appearance of the coating film is reduced, while when the added amount of the aqueous phase dispersion is reduced, the concealing property of the coated film is deteriorated, and it is necessary to balance the two. Have difficulty. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a coloring method which is excellent in a finished appearance and a coating film performance and which can easily carry out multi-coloring in a small area. Means for Solving the Problems The inventors of the present invention have conducted intensive studies to solve the above-mentioned problems, and as a result, have found that using at least one or more types of primary color powder aqueous dispersion resin compositions containing clear resin. By combining an aqueous color pigment paste with a water-based pigment dispersion resin composition in which ΔE with the target coating color is adjusted to 5.0 or less, toning the target coating color, the finished appearance is obtained. The present inventors have found that a colored thermosetting powder coating film excellent in coating film performance and toning property can be obtained, and completed the present invention. That is, the present invention provides one or more types of primary color powder aqueous dispersion resin composition to obtain a desired coating color and a toning coating material having a ΔE of 5.0 or less. The present invention also provides a method for toning a water-based powdery resin composition, which is characterized by combining the above aqueous color pigment paste. The aqueous resin dispersion of the powdery water used in the present invention comprises a white pigment, a black pigment, a red pigment, a yellow pigment, a blue pigment, a green pigment, flaky aluminum powder, colored mica powder,
It is a colored thermosetting powder coating containing copper powder, tin powder, stainless powder and a combination of two or more of these coloring pigments, or a clear thermosetting powder coating not containing any of the above pigment components. . The amount of these pigments can be appropriately selected and blended so as to satisfy the hiding power, smoothness and performance of the coating film used. The amount to be blended varies depending on the type of the pigment.
The range of 1 to 100 parts by weight, particularly 2 to 80 parts by weight, based on 0 parts by weight is preferable. As the colored thermosetting powder coating, for example, a colored thermosetting powder coating can be manufactured according to a color sample issued by the Japan Paint Manufacturers Association and the primary colors of the color samples determined by each company. As the resin component of the aqueous powder dispersion, a resin component obtained by blending a curing agent with a thermosetting powder resin (softening temperature of about 30 to 130 ° C.) which melts and flows by heating itself is preferably used. can do. As the colored aqueous dispersion resin, a resin having a functional group that reacts with a curing agent by heat can be used. Specifically, for example, an acrylic resin, a polyester resin, an epoxy resin, a fluorine resin, a silicon resin, and a hybrid resin thereof are suitable. Examples of the functional group include a hydroxyl group, a carboxyl group, an epoxy group, and a blocked isocyanate group. Further, as the curing agent, a functional group contained in the curing agent reacts with a functional group contained in the powder resin to form a cured coating film. For example, in a powder resin containing a hydroxyl group, an amino group is used. , A curing agent such as an amino resin (eg, hexamethoxymelamine resin) containing a polyisocyanate, a block isocyanate compound containing a block polyisocyanate group (eg, caprolactam block isophorone diisocyanate), and a carboxyl group-containing powder For resins, curing agents such as polyepoxides containing epoxy groups (triglycidyl isocyanate, etc.) and curing agents such as β-hydroxyethylalkylamide, and for epoxy group-containing powder resins, polycarboxylic acids containing carboxyl groups (dodecane) Curing agents such as diacid, trimellitic acid, polyester polycarboxylic acid resin), blocked isocyanate Polio The preparative group-containing resin powder containing a hydroxyl group - le - curing agents such as (trimethylolpropane trimethylolpropane, etc.) and benzyl-4-hydroxyphenyl methyl sulfonium hexafluoroantimonate Monet - Toepokishi curing agents such as polymerization initiators. [0011] In addition to the above-mentioned composition as a component of the aqueous powder dispersion, if necessary, a curing catalyst, a filler, an ultraviolet stabilizer,
An ultraviolet absorber, a fluidity adjusting agent, an anti-cissing agent and the like can be blended. The colored aqueous dispersion is composed of an aqueous dispersion composition obtained by dispersing a thermosetting powder coating in water using a suspension stabilizer. The thermosetting powder coating is prepared by mixing a conventional method, a powder resin, a curing agent, a color pigment and other components as necessary, dry-blending with a mixer, heat-melting and kneading, cooling, coarsely pulverizing, It can be manufactured by a melt-kneading method involving fine pulverization and filtration, a freeze-drying method, or the like. The average particle size of the colored aqueous dispersion is preferably in the range of about 1 to 40 microns, especially 25 to 20 microns. When the average particle diameter is less than about 5 microns, the viscosity of the finally obtained primary color water dispersion becomes high and the coating workability deteriorates. On the other hand, when the average particle diameter exceeds about 40 microns, the smoothness and color unevenness resistance of the coating film are deteriorated. Inferior. In the present invention, the average particle size is measured by measuring the particle size distribution (for example, Microtrac, FRA particle size analyzer, trade name, “Nikkiso Co., Ltd.”) and the cumulative frequency is 50.
%. The aqueous powder dispersion of the present invention may contain, as necessary, an oil repellent, an ultraviolet stabilizer, an ultraviolet absorber (benzotriazole compound, etc.), an antibacterial agent, an anti-cissing agent, a curing catalyst, a filler, A rust preventive, a fluidity adjuster, and the like can be added. The aqueous color pigment paste used in the present invention is, for example, a trade name of Luconyl Yellow 1100, Luconyl Yell.
ow 1252, Luconyl Yellow 1770, Luconyl Yellow 1195,
Luconyl Brown 2195, Luconyl Red 2915, LuconylOrang
e 3053, Luconyl Red 3855, Luconyl Violet 5894, Luc
onylBlue 6900, Luconyl Blue 7080, Luconyl Green 87
30, LuconylGreen 9360, Luconyl Black 0060, Luconyl
Black 0066, LuconylWhite, Luconyl Yellow 1916, Lu
conyl Orange 2416, LuconylRed 2817 (BASF
And the like). The colored aqueous dispersion of the present invention can be spray-coated on an object to be coated and baked (for example, at a temperature of about 160 to 200 ° C. or higher for about 20 to 40 minutes) to form a cured coating film. As the object to be coated, a conventionally known material can be used without any particular limitation as long as the material can be spray-coated. Examples of the object to be coated include metals,
Metals and plastics that have been subjected to surface treatment, and those obtained by coating these materials with paints, etc., may be used. The coating film thickness is not particularly limited, but may be about 20
Suitably, the range is from microns to 200 microns, preferably from about 20 microns to 150 microns. The colored aqueous dispersion of the present invention can be used, for example, in automobiles,
The present invention can be applied to applications in which powder coating is conventionally used, such as electric appliances, steel furniture, office supplies, building materials, and pipes, without limitation. The predetermined coating color (A) may be, for example, a color sample book issued by the Japan Paint Manufacturers Association or a color sample book (plate, object, etc.) uniquely determined by each company. ) Can be used. The coating color (A) of the colored aqueous dispersion is the same as the target coating color (B) and can be used as it is if there is no need for toning. As a first step of selecting the above-mentioned colored aqueous dispersion, a plurality of coating colors (A) are firstly checked by human eyes so that ΔE with the target coating color (B) is 5.0 or less. The color data obtained by measuring a plurality of coating colors (A) with a spectrophotometer or the like is input to a computer, and then the target coating color ( The color tone is measured in the same manner as in B), and the resulting color development data is compared with the color development data of the coating film color (A) to obtain an approximation of the coating color (B) whose ΔE (color difference) is within 5.0. Get the color. Next, as a second step, the approximate color of the target coating film color (B) whose ΔE obtained above is within 5.0 is calculated as follows:
An aqueous coloring paste is added to match the desired coating color (B). The blending amount of the aqueous colored paste is determined in advance by examining the relationship between the blending amount of the paste and the color development data, and inputting the obtained data into a computer to obtain the desired coating film color (B). The compounding amount of the aqueous coloring paste necessary for toning can be determined by computer. At this time, the amount of the aqueous coloring paste to be added is preferably within 3% by weight, more preferably 1% by weight.
It is desirably within the range of weight%. If the content is 3% by weight or more, performances such as weather resistance and solvent resistance may decrease. ΔE (color difference) is the difference between the target color and the color obtained in the experiment according to JIS.
ΔE * ab was determined based on Z 8730. ΔE * a
The smaller b is, the closer to the desired hue and the better. The present invention will be described below in detail with reference to examples. Parts and% indicate parts by weight and% by weight, respectively.
The present invention is not limited to the following examples. Preparation Example 1 of Primary Color Powder Aqueous Dispersion Resin Composition (White Primary Color) 100 parts of water is placed in a stainless steel paint tank and HLB =
12 nonionic surfactant 0.2 part, defoamer 0.5
, A preservative 0.2 was added and dissolved to prepare an aqueous medium. Here, thermosetting powder coating, Evaclad # 4800
100 parts of Whiite (Kansai Paint Co., Ltd.) was added with stirring. Add glass bead media to this,
While maintaining this at 30 ° C. in a batch type sand mill, wet dispersion was performed until the volume average particle size became about 8 μm, and the mixture was filtered to obtain a thermosetting powder aqueous dispersion coating composition. To 100 parts of the thermosetting powdery water dispersion coating composition, 1 thickener was added.
To obtain a white thermosetting powdered aqueous dispersion liquid coating composition. Preparation Example 2 of Primary Color Water Dispersion Resin Composition (Black Primary Color) In the above preparation method, except that the thermosetting powder coating was replaced by Evaclad # 4800 Black (manufactured by Kansai Paint Co., Ltd.) In the same manner, a black primary color thermosetting powder aqueous dispersion coating composition was obtained. Preparation Example 3 of Primary Color Powder Aqueous Dispersion Resin Composition (Blue Primary Color) In the above preparation method, except that the thermosetting powder coating was replaced by Evaclad # 4800 Blue (manufactured by Kansai Paint Co., Ltd.) In the same manner, a blue primary thermosetting powder water dispersion liquid coating composition was obtained. The target coating color, RAL 7000, was measured by a computer to which the color development data of each primary color thermosetting powdered aqueous dispersion coating composition was input beforehand, and the white primary color, black primary color, and blue primary color were measured. 52.3 parts, 47.2
Parts and 0.5 part were obtained. Next, the toned thermosetting powder aqueous dispersion coating composition was applied by air spray coating and baked at 180 ° C. for 20 minutes to obtain a coating film. 93. Luconyl Blue 6900 (manufactured by BASF) and 0.01 part of Luconyl Red 3855 (manufactured by BASF) were added to the aqueous dispersion composition of the thermosetting powder coating material obtained by the above-mentioned toning.
005 parts was added and this was baked in the same manner as above to obtain a baked coating film. The ΔE with respect to the desired coating film color was 0.12, and both colors were visually evaluated to be equivalent. Table 1 shows the performance test of the coating film.
Was obtained. Table 1 In Table 1, the test was performed according to the following criteria. Coating performance test Preparation of coated plate: Baking on zinc phosphate treated plate Spray coating or electrostatic powder coating so that the coated film becomes 60 microns, and baking at 180 ° C for 30 minutes. Tested. Coating smoothness: The coating film surface was visually observed and evaluated. ◎ indicates smoothness, no abnormality such as shrinkage, ○ indicates smoothness, shrinkage, etc., but has no practical problem, Δ indicates smoothness, shrinkage, etc., x indicates smoothness,
Those with noticeable abnormalities such as shrinkage. Specular reflectance: 60 according to JIS K-5400
The degree of specular gloss was measured. Erichsen value: JIS K-5400
The test was performed according to 8.2. The breaking distance (cm) in which the steel ball was extruded until the coating film cracked and peeled off was determined. Water resistance: After immersion in tap water at 35 ° C. for 10 days, a cross-cut adhesion test (50 cross-cuts of 2 mm) using cellophane tape was performed. ◎ is not peeled at all, ○
Indicates a peeling area of 1 to 5%, and Δ indicates a peeling area of 6 to 10.
%, And x indicates that the peeled area is 11% or more. Solvent resistance: The surface of the baked film was rubbed with a gauze soaked in methyl ethyl ketone with a finger for 10 reciprocations.
The degree of discoloration was visually observed and evaluated. ◎ indicates no discoloration, は indicates slight discoloration but no practical problem, Δ indicates discoloration, and X indicates remarkable discoloration. According to the present invention, small-toning can be easily performed, and the obtained coating film exhibits remarkable effects such as excellent finish appearance and coating film performance. .

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項１】 １種類以上の原色粉体水分散液樹脂組成
物を用いて、目的とする塗色とΔＥが５．０以下の調色
塗料を得た後、１種類以上の水性着色顔料ペーストを組
み合わせることを特徴とする粉体水分散液樹脂組成物の
調色方法。Claims: 1. Using a resin composition of one or more kinds of aqueous primary color powder dispersions to obtain a target coating color and a toning paint having a ΔE of 5.0 or less, A toning method for a resin composition of an aqueous powdery dispersion liquid, comprising combining at least two types of aqueous color pigment pastes.